長七郎江戸日記　～華麗なる二刀流～

91：名無しさん：2003/06/21(土) 16:14: (尾張藩京都屋敷)
宗春「遅い！既に吉報が入っても良い頃合じゃ！
　　　　水野大和守は何をしておるのじゃ！」
黒田出雲「殿、様子を見てまいりましょう」

そこへ突然大岡越前が乗り込んできた。

宗春「越前！貴様なぜこのような場所に！？」
大岡「尾張様、既に事は潰えましたぞ。
　　　　御老中水野大和守始め今回の上様暗殺計画に関わった者は
　　　　皆尽く切腹いたしました」
宗春「な、なにっ！？」
大岡「この上は尾張様も潔く御覚悟を。不肖大岡越前守忠相、介錯仕る！」

宗春は突然側にいた黒田出雲を斬る。

黒田出雲「と、とのっ…なにゆえにそれがしを……ぐぶっ」
宗春「フハハハハ！越前！全てはこやつが勝手にやったことじゃ！
　　　　わしは何も知らぬぞ！！」
大岡「うううっ…またしても蜥蜴の尻尾切りでござるかっ！！
　　　　なれどこの越前、必ずや貴方様の悪事を暴いてご覧にいれまする！」

大岡越前は帰っていった。

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