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SEED世界における戦略考察

1カーネル:2003/04/08(火) 21:21 HOST:AirH-32K-2429.enjoy.ne.jp
SEEDにおける地球、ザフト、オーブの戦略に関して考察するスレッドです。
これまでの各勢力の戦略について語る事や、あの場所では、こうすべきだった事など。

戦略に関しては、どんなことでもかまいません書き込んでみてください。

2ガンダムさん:2003/05/06(火) 02:50 HOST:u036.d021228218.ctt.ne.jp
ザフトの戦術、それは力押しのみ

3匿名希望:2003/05/20(火) 00:41 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
地球連合軍の戦略はほとんど明らかになっていない(作中のどこでも語られていない)
が、これまでの様々な描写と三十二話の軍高官の話から推察するに(かなり好意的に)
1、ザフトは各地で優勢→単に負けが込んでいるだけとも考えられるが、ナポレオン戦争の
 ロシアの様にザフトを自国の内奥にまで誘い込み、補給線が伸び切って疲弊したザフトを
 痛撃する。これは軍事力こそ強大だが人的、物的資源に乏しいと考えられるザフトの様な
 勢力には適切な戦略かと(自国の被害も大きくなりますが・・・)
2、三十二話冒頭部分での軍高官達の台詞から→これは言うまでも無く地球側のMS開発です。
 これによって、これまでザフトしか持っていなかったMSの優越性を生かした戦闘が可能に
 なります。コーディネーターに比べナチュラルの能力は劣るとは言え、数で補う事は十分に
 可能と思います。MSの開発と量産は兵站が伸び切ったザフトに痛烈な打撃を与えるのに
 必要不可欠と思います。
3、かなり前の話ですが、アフリカで唯一ザフトに対して交戦していた南アフリカ統一機構を見捨て
 ている→1の戦略に基くものかと思います。更にザフトに対する本格的反攻作戦の為に戦力を少し
 でも温存しようとする姿勢が窺えます。
長々と書き込みましたが、地球軍の戦略は、自国(本来は複数なのですが、省略して)の広大な国土
と、宇宙には無い地形の複雑さを活かして(恐らく)国力の乏しいザフトに長期戦を強いつつ、その間に
切り札(MS)の開発を行い、圧倒的に優越する国力で以て量産し、温存していた戦力も利用して絶対数の
少ないザフトが対応できないほどの大攻勢を行うと言うものではないでしょうか?

4カーネル:2003/05/21(水) 18:55 HOST:AirH-32K-2128.enjoy.ne.jp
>>3の意見、細かく考えてくださってありがとうございます。
歴代の兵力が大きい軍隊の定石ですね。
開戦時のユニウス7への攻撃ですが、ザフト側は、抗戦意欲を拡大し軍への志願者を増やしましたが、地球側がこれをどう扱ったのか興味があります。
主とした意味合いとして、プラントの農業・食料生産拠点の破壊によるプラントの抗戦意欲を削ぐなどの目的があった。これでプラントが降伏すれば早期に戦争が終結すると考えた。

しかし地球側市民がこれを見てどう感じたか、よく見えていない。第7話でアークエンジェルの乗員が花輪を置いて、直立して敬礼していた処をみると平然と攻撃したとも思えないのですが。
案外、地球連合軍に所属する1つ国家の独走によるものか。
地球側市民には、ユニウス7が軍事拠点の1つであるとする報道がなされたのか。

核ミサイルをヘタに撃ち込むと自国の市民からも反論を得ると感じ、ちょっと考えてみました。

5匿名希望:2003/05/21(水) 22:54 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
>>4私の様な未熟者の意見を評価してもらえるとは・・・。ありがとうございます。

さて、書き込みを拝読しましたが、ユニウス7への攻撃がどの様な意図によって為されたのか、現時点では作中で語られていませんね。
これは確かなソースはなく、雑説の類で信憑性が明らかではありませんが、あの核攻撃は大西洋連邦の仕業と聞いた事があります。ただ、その理由は不明瞭でした。
では、ここでユニウス7核攻撃の意味合いを考えてみると、ザフト(むしろプラント市民?)に与えた効果は仰るとおりと思います。
一方の攻撃を行った地球側ですが、32話の地球軍上層部の方々はブルーコスモスのメンバーの様でしたので、彼らの意向によるものか?とも考えました。
核攻撃の目的についてですが、私は食糧生産拠点の破壊による地球側の意思表示及び恫喝と考えました。もしかしたら、地球側はプラントが地球に戦争を仕掛けて来ると考えていなかったのかもしれません。最初の頃の語り口に、「誰もが疑わなかった数で勝る地球軍の勝利」とあった事からの推測ですが、プラントがいかに騒いでも圧倒的な軍事力の格差を考えれば、地球に反抗する等有り得ない事と認識していたのではないかと思います。そして、地球側の戦争も辞さない意思表示としてユニウス7を破壊した。この恫喝によってプラントは一時的に激昂するだろうが、自らの立場と地球との力の差を思い出して屈服するだろう、と考えていたのではないかと思います。
まあ、それだけの目的なら地球軍の圧倒的戦力を誇示(プラント近傍で大艦隊による観艦式でも行うとか)すれば良く、核攻撃してプラント市民を大量に殺戮すれば敵意を煽りますし、自国の国民にも反感を持たせてしまうから普通はしないでしょうが、そこは上層部がブルーコスモスの過激派だったとして。とこんな風に考えました。
相変わらずの長文申し訳ありません。

6:2003/06/01(日) 12:59 HOST:1.172.221.202.xf.2iij.net
オペレーションスピットブレイクを巡る両軍の戦略。

①ザフト軍

「頭」を叩く。すなわち地球軍の指揮中枢部分を一気に破壊することによって、その「指揮系統を完全に破壊する」こと。
ただしどうも地球軍にそれは読まれていたらしく、その目的は達成されない模様。

②地球軍

ザフトのアラスカ侵攻を察知し、その大戦力を内部に引き込んでサイクロプスシステムで一気に殲滅してしまう模様。いわば「敵戦力その物の破壊」であり、人的資源に限りのあるザフトにとっては最もダメージを与えうるはず。
それが成功するかどうかは次回において判明するだろう。

7カーネル:2003/06/04(水) 20:24 HOST:AirH-32K-1545.enjoy.ne.jp
オペレーションスピットブレイクがついに発動されましたが、32話において示されたオルバーニによる地球側和平案について考えてみました。

プラントの強硬派エザリアを含むは、地球側が勝った気でいると批判していました。
その点を含めて簡単に想像すると。

①戦闘の即時停止。停戦と同時に休戦協定の発効。
②プラント・ザフト軍は、占領地から速やかに撤退し、占領地を本来の行政政府の管理下に移行する。
③地球軍・ザフト軍は、双方が拘束する捕虜を速やかに解放する。捕虜交換に関する取り決め。
④プラントとオーナ国との独立自治権・対等貿易に関する交渉を再開する。
⑤④項の交渉が再開されるのは、休戦協定発効後のこととする。
⑥ザフト軍は、その軍備を縮小する。
⑦戦争時の両軍の犯した戦時国際法違反についての調査に関しては、地球連合・プラント以外の第三者機関に委任する。

簡単に想像して、戦争以前の状態に戻す事が、地球連合側穏健派の考えではないかと考えます。
プラント側からすれば、開戦前の状況に戻すことは、すでに問題外な様な気がします。占領地など。
後、戦時国際法について双方取り決めているかどうかも、和平案の中に入るかも。
後、ザフト軍の軍備縮小に関しては、入らないかもしれません。地球側が強硬な考えなら地球側戦力の20%以下に抑えるかもしれません。
20%の根拠は、ジンとメビウスとの損害比率から算出しました。20%でも大西洋連邦1カ国程度なら簡単に抑えてしまいそうですが。

以上、雑ですが、地球側の和平案についてとりまとめて見ました。案外作中で言及されるかも。

8匿名希望:2003/06/04(水) 22:56 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
オペレーション・スピットブレイクが発動され、いよいよ佳境?に入って来たSEEDですが、ここで地球軍アラスカ本部放棄の是非について考察したいと思います。

このスレでも既に述べている方がおられますが、地球軍のスピットブレイクへの対応は、もぬけの空にしたアラスカ本部に仕掛けたサイクロプス・システムによって、のこのことアラスカ本部に侵入して来たザフト主力を殲滅する事でしょう。これが成功すればザフトはかなりの打撃を蒙るのは正しいと思います。

ですが、このアラスカ本部放棄は戦略的に正解(最大の効率を持つ)なのか?と言う事です。
これには幾つかの疑問が生じます。理由として
1 地球軍最大の拠点アラスカ本部内には恐らく多数の兵器生産設備が存在するであろうに、それをふいにしてしまって良いのか?ザフトへの反攻に際しては兵器は幾らあっても足りないでしょうから。
2 34話時点で、何も知らされず?にアラスカ防衛の任に当たる部隊(AA以外)も見た限り多数存在しました。結構な数でしたが、ザフトの主力に数でさえ負けている様で(空中から降下するMSの大軍!!)、間違いなく捨て駒となっていましたが、これは無駄な戦力の消耗ではないか?と言う疑問。
3 劇中で地球軍が幾つかの地球の大国による連合軍と描写し、ガルシア少将の様な人物の策動を描きながら、大西洋連邦領内のアラスカ本部をあっさりと放棄し、壊滅させると地球軍内部で大西洋連邦の立場は悪くならないのか?これは1と関連しますが、アラスカの放棄により大西洋連邦の兵器生産能力が低下し、MSの量産をユーラシアや東アジアに頼る事になれば、大西洋連邦が地球軍においてMSを最初に開発したとは言え、戦力においてユーラシアや東アジアに劣れば、戦後の発言力は相対的に低下してしまうのでは?その様なリスクを冒してまでする価値があるのか?と言う疑問です。

これらの疑問に対しての回答はザフト主力の殲滅でしょう。
確かにザフト主力を撃破できれば反攻作戦は相当有利に進められますが、それでも上記の反論(特に3)を論破するには弱いのでは?
何よりも地球軍が複数の地球勢力の連合体と言う設定に矛盾していると私個人としては感じられます。まだ、1stの様に地球全体の統一国家として地球連邦が存在し、地球連邦軍が採る戦略なら納得の行く戦略なのですが・・・。
以上の様な理由で、アラスカ基地放棄は軍事的には正解かもしれないが、政治的には大西洋連邦の弱体化を招いてしまうのではないでしょうか?

9ユキス・ナカイン:2003/06/05(木) 22:17 HOST:proxy23.rdc1.kt.home.ne.jp
>>8 戦後の発言力うんぬんは確かにそう言えますね。
現にアルテミス陥落の件で大西洋連邦はユーラシア連邦に借りを作ってしまったようなものですし。
(アルテミスにアークエンジェルが逃げ込まなければ、ザフトもアルテミスには手を出さなかったと思われますし。)

10匿名希望:2003/06/07(土) 18:45 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
まさか、アラスカ防衛に当たっていた部隊の殆どがユーラシア軍だったとは・・・。
私の予測を超えた何とも言えないお話でした。
こんな事して大丈夫なんでしょうか大西洋連邦は?
この様な背信行為をすればユーラシアとザフトが単独講和でもしかねませんよ・・・。
どうやって大西洋連邦はユーラシア連邦に弁明するつもりなのでしょう?

まあ、ユーラシア軍が囮を引き受けると言う裏取引が為されたのかもしれませんが。

11:2003/06/07(土) 19:25 HOST:ntgnma005079.gnma.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
果たしてアラスカ本部と守備隊を犠牲にしただけの政治的・軍事的な成果を連合軍、いや大西洋連邦、いやブルーコスモスは上げることが出来たのか。

そして敗戦責任を負うべきパトリックの立場はどうなるのか。

次回、その収支決算がどうなるのかが楽しみ。

12ヴェイダー:2003/06/07(土) 19:26 HOST:nttkyo053062.tkyo.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
どうも始めまして
戦略には詳しくないのですが、思ったことを書かせてもらうと
アラスカにいた部隊はスケープゴートという意味の他に
反主流派(大西洋連邦?)に対する粛正だったのではないでしょうか?
アラスカ守備隊についたのは、反ブルーコスモスや反主流派、
まあ上層部から見て役立たずもしくは扱いづらい人間が大多数だと思います。
サイクロプスシステムを使い粛正をしたのを、ザフトが核を使用した(もちろん
情報操作しているだろうし)と言えば、一石二鳥。ついでにその非道に対する怒
りをザフトに向けさせ、連合内部の思想をまとめる事も出来る・・・
と、まあこんな感じなのではないでしょうか?
だぶんでしたが終わります。

13ヴェイダー:2003/06/07(土) 19:29 HOST:nttkyo053062.tkyo.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
大西洋連邦ではなくユーラシア連邦でした。

14カーネル:2003/06/08(日) 00:18 HOST:AirH-32K-2450.enjoy.ne.jp
どうやらアークエンジェルがアラスカ防衛任務についていたのは、
大西洋連邦もアラスカ戦で無傷ではなく、ユーラシアと共に甚大な被害を受けたと主張できる様に置いた可能性が高い。
連合が分裂しないためのユーラシアに対する政治的配慮の一端の様に思えて来ました。

15:2003/06/08(日) 08:40 HOST:ntgnma006085.gnma.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
35話における最大の意義。

それはいかに高性能のフリーダムといえども「たかが一機のMSにすぎない」ということ。サイクロプスシステムの威力やそれを用いる謀略戦のスケールに比べればとても太刀打ちなど出来はしない。

口にどんなに理想を唱えても、具体的に助けることが出来たのはアークエンジェルとイザ―クくらい。

たった一人の「想い」だけでも「力」だけでもどうにもならない世界がここにあるのだ。

16匿名希望:2003/06/08(日) 13:13 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
大西洋連邦がユーラシア軍と厄介者たちを犠牲にしてザフトに大打撃を与えたアラスカ戦。
ですが、疑問が一点あります。

何故ユーラシア軍に秘密にしていたのか?
これに尽きます。ユーラシアの戦力を削いで、大西洋連邦が地球軍の完全な主導権を取る為なのか?
しかし、わざわざそこまでしなくとも、地球側でMSを最初に開発したのが大西洋連邦なのですから、そのアドバンテージを活かしてMS技術の供与等を通じて地球軍の各国の首根っこを抑えれば良いはずです。
それなのに、実際にやった事は連合内部に亀裂をはしらせる事でした。
これから反攻作戦を展開しようと言うのに愚策としか言いようがないのでは?
これではプラントを制圧して大西洋連邦が覇権を確立しても、ユーラシア他の国々が大人しくしていないでしょう。
大西洋連邦は第二のザフトでも作りたいのでしょうか?(存続してゆく為に常に敵を必要とする大西洋のモデル国家と同様に)
潜在的敵国(ユーラシア)の蹴落としと自軍の戦力温存と言うには浅はか過ぎるでしょう。

では、大西洋連邦はどうすれば良かったのか。
アラスカ放棄は、そもそもユーラシア他の同盟各国に前もって内示しておくべきだったでしょう。
そして、大西洋連邦も部隊を出して、出来れば東アジア等の軍も加えて囮としての守備軍を編成しておき、後は実際と同じ要領でサイクロプスを使用するのです。
こうすれば、どの国も無傷ではなく(不満が出ません)、アラスカは恐らく大西洋連邦の領土でしょうから、自国の国土を犠牲にしてまでザフトを討った、と言う事から大西洋連邦の発言力も強まるでしょう。
その上で、アラスカに対してザフトが大量破壊兵器を使用したと言う宣伝を行って、コーディネーターは地球を破壊する事を気にも留めないと喧伝すれば、各国の戦意高揚にもなります。
ザフトは反宣伝を行うでしょうが、どうせ地球の民衆はコーディネーターの言う事など信用しないでしょう。
後はMS技術やMSその物の供与を通じて地球各国をコントロールすれば大西洋連邦の主導権は磐石でしょう。
以上長文失礼申し上げました。

17てふてふ:2003/06/08(日) 17:51 HOST:ntsmne003212.smne.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
サイクロプスシステムの起動に関してですが、
海側にあるゲートの反対側に避難用のトンネルを掘っておき、
守備隊は、ZAFTと交戦しながら、少しずつ後退し、避難用のトンネルに
布陣する。
当然、ZAFTは追撃してきますが、その主力は洞窟内に布陣するはずです。
つまり、サイクロプスの真上。
このタイミングで起動すれば、アラスカ守備隊の大半はサイクロプスの
被害を受けず、ZAFTのみ受けるはずです。
こういった作戦も取れたにもかかわらず、守備隊もろとも起動する。
やはり、何らかの意図の下、大西洋連邦にとって邪魔な存在を、
”ZAFTを撃滅する作戦”と称して片付けたかったとは考えられないでしょうか?

18ヴェイダー:2003/06/08(日) 18:25 HOST:nttkyo074148.tkyo.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
皆さん色々と詳しいですね。
ちょっと戦略とは違うかもしれませんが、
大西洋連邦やブルーコスモス、その他の連合等は何かの組織に
操られているのではないでしょうか?
そうすればユーラシアを切り捨てたのも、ザフトが急に目的を
変更したのも、説明が付くのでは?(クルーゼやサザーランド
が関わっているため)要するに彼らは調整者で、G計画やその
作戦も彼らが裏で操り利害関係を調節し、不要な者は切り捨て
る。ハルバートンなども切り捨てられた(指揮したのはクルー
ゼですし)
つまり大西洋連邦ですら捨てゴマに成りうる。
アズラエルはその中心人物かと
あとアストレイで太陽に固定砲座を作ったのも、ゴールドフレ
ームを所有しているのもその組織かなと。
まあ単なる憶測に過ぎませんけどね。

19ユキス・ナカイン:2003/06/09(月) 20:50 HOST:proxy23.rdc1.kt.home.ne.jp
ユーラシアについて少しうがった見方をしてみました。
薄々、大西洋側の意図に気付いていたと思います。
では何故に援軍をアラスカに派遣したのか?
これは憶測ですが、あの部隊はユーラシアでは反主流派だったのでは。
ユーラシアもはみ出し者を処分したかったので、大西洋の陰謀にはまった振りをしたと推測します。

20蜃気楼:2003/06/15(日) 16:11 HOST:p4039-adsan11honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
生物化学兵器が出てこない。

21匿名希望:2003/06/19(木) 00:12 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
スピットブレイクの失敗でかなりの戦力を喪失したザフト。
次回予告ではどうやらパナマに攻撃を仕掛ける様ですが、大打撃を受けた直後にこの作戦とは軽率ではないか?
地球軍は(大西洋連邦は、か?)そう大した戦力を消耗していないのにパナマへ行くと言うのでは、「鴨が葱を背負って飛び込んで来た」と言う状況になるのでは?

やはりここは一旦カーペンタリアとジブラルタルに残存主力を後退させ、機動力の高い潜水艦と水中用MSを太平洋、大西洋、インド洋の要所に配して海上交通を遮断する作戦を採るべきではないでしょうか。
それとも敢えて地上には少数の捨て駒的決死隊を残して、主力を宇宙に戻し、月の地球軍を殲滅して宇宙における覇権を確固たるものとして、地球軍の打ち上げられた部隊を衛星軌道上で迎撃するのも一つの手でしょう。
地球側はザフトの戦力に大打撃を与えた事で意気上がっているでしょうから、暫くザフトにとって苦しい戦いが続くでしょう。
しかし、上記の様な作戦で戦いが一層長期化の様相を呈すれば地球側の結束や抗戦の意欲も弱まるでしょう。
それでも、アラスカの打撃をザフトが取り戻すのは不可能でしょうから(人口的側面などから)、機を見て地球側に有利な講和をプラントから提案するより他ないと思います。
戦いがこれ以上長期化すると崩壊しかねないのがプラントの方なのでしょうから。

パトリックが政権の首班と言う事で無理ですが、本当の所スピットブレイクの失敗した時点で、地球側との和平交渉を選択的に(ユーラシア、東アジア等と)行うべきでしょう。
これによって地球軍内部の主導権争いや戦後処理の方法論争いに乗じつつプラント市民の権利を保全するべきですが・・・。

22さすらいの旅人:2003/06/19(木) 16:16 HOST:ntsmne003061.smne.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
まともに戦略考えたなら、連合宇宙軍の拠点である月基地をZAFTにとられたら、この戦争終わってますよね。
この戦争における、ZAFTの目的は生存権の確立ですからね。
優秀なMSと優秀な宇宙戦艦、優秀な人員。あらゆる面で連合を上回るZAFTに、制宙権確保されたら、いかにガンダムを量産しようと、連合が勝てる算段なくなりますからね。
にもかかわらず、地上にまで進軍。挙句の果てに、スピットブレイクの失敗、大損失。
ZAFTに戦略性が無いのは明白。
アンディさんにして、殲滅戦と評したのも頷ける。
ここまで、滅茶苦茶な戦略とってしまったら、もう収拾つかないでしょう。
ラクス他の不穏な動きは、これを見越した上での和平案の模索なのかもしれませんね。

23匿名希望:2003/06/21(土) 18:46 HOST:zz2001020058003.userreverse.dion.ne.jp
今週の放送では地球軍=大西洋連邦の構図が確立している。
他の連合軍構成国は存在しないに近い扱いに拍車が掛かり、最早作品内で地球軍を複数の地球勢力の連合体とした意味が殆ど存在しなくなっている。

パナマ戦では主力部隊に大打撃を受けたはずのザフトが緒戦では何故か圧倒的優勢だった事に疑問が残る。
更に、スピットブレイクの情報さえ掴んでいた大西洋連邦が、どうしてパナマ侵攻程度の情報を掴めなかった(まともに防衛体制を敷く所か、軍港を奇襲されて殆どの艦は停泊していた事など)のか?
或いは掴めなかったにしても、残る地球側の最重要拠点はパナマであり、大西洋連邦を始め主力もパナマにいるとオーブで語られていたのに、余りに体たらくではないか?
まあ、地球側の黒幕?なサザーランドが居なかった事が気に懸かるといえばそうですが。

そして、パナマの壊滅と投降した地球軍兵の虐殺。
にもかかわらず大西洋連邦はオーブに圧力をかける。
余りにも支離滅裂な行動ではないでしょうか?
せっかく量産に成功したMSストライク・ダガーと、宇宙への架け橋たるパナマ、そしてパナマに移動した主力部隊を喪失したと言うのに。
主力を失ってなお無謀な攻勢をかけるザフトもザフトですが、地球側の行動も(アラスカでの謀略の冷酷さとパナマでの体たらく、そして予告編から推す支離滅裂な行動から見るに)素人以下の戦略と言われても反論出来ないと思います。
アラスカとパナマでお互い痛み分け、にして一体製作側はどう収拾を着けるつもりなのでしょう?
この展開では何時まで経っても決着の着かない(物語を終わらせられない)ものになると思いますが・・・。

24生物F:2003/06/21(土) 19:11 HOST:eatkyo089009.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
連合軍は文字どおりの複数国家というその辺の設定は、
『ナチュラルとコーディネイターの深い溝』を主体としている為か、
劇中設定でもヘタをすれば気付かれなさそうですね……それほど重要性の低い要素か。
サザーランドはブルーコスモスの代表格として、このままフェードアウトするのは嫌ですな。

お互い深手を負ったにもかかわらず、両軍とも殲滅行為を行ないつつありますね。
まだまだ彼らには奥の手が有ると言う事の、裏付けなのか?
今後更に酷い『殺し合い(もう戦争のレベルを超えて)』が用意されているのでしょうか…?
それこそ、ウズミが懸念する破滅に直結するような終末戦争的か?

締めとなる第4クールが見所ですね。

25ガンダムさん:2003/06/21(土) 21:16 HOST:YahooBB219008120001.bbtec.net
・・・・・さて、アラスカ、パナマで痛み分けに終わった連合、ザフト
余裕が無くなって来たザフトに対し、来週にはオーブに攻め込む余力を残している
太平洋連合。
さて、ウズミ氏はどう出るのか。
連合はオーブにある打ち上げ施設を奪取せんと攻撃を仕掛けてきます。
無条件降伏して連合に施設を明け渡すか?
否!!ロンド氏らコーディが技術者ごとザフトに亡命されては
連合にとってもたまったもんではありません・・・
では、連合、ザフト両軍と全面戦争か?
そんな事ウズミ氏が考えている訳ありません・・
故に、ある程度の交戦を前提にしつつ、その上で連合に対し落とし所を
探る事になるわけですが・・・・・さて
その落とし所とは?

26さすらいの旅人:2003/06/21(土) 22:03 HOST:ntsmne003175.smne.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
連合主力はパナマに移動、が35話時点での状況だったはずが、37話では主力らしい部隊がいなかった。
新型ガンダム3機を含む、連合軍主力部隊はすでにパナマから移動してしまった模様。
しかし、アラスカ、パナマという2大拠点を放棄してどうするつもりなんですかね。
特に、パナマには宇宙に部隊を送るために重要な、マスドライブが設置されていた連合軍に残された唯一の宇宙港。
攻め込んできたZAFT軍も、アラスカで大部分を失った状態での強襲。
この状態では、新型3機を含む、MS部隊で防戦すれば、労せずしてZAFTの地上部隊を壊滅することが出来たはず。
何かいまいち、戦略性のないストーリー展開になっている。

27ガンダムさん:2003/06/21(土) 22:28 HOST:z79.219-103-234.ppp.wakwak.ne.jp
もしてかして、アズラエルの情報によってグーングニル投下を
サザーランド大佐達は知っていたのでは?
それで、連合のMS隊の中核となる新型三機は退避させていたのかも知れません。
パナマにいた司令官達も都合の悪い人材だった可能性もあり、
パナマを放棄しても宇宙に上がれる算段があるのではないでしょうか?

28:2003/06/21(土) 22:37 HOST:1.172.221.202.xf.2iij.net
今回のパナマ陥落の意義。それはアラスカでミソを付けた形の「クルーゼに手柄を立てさせる」ことだったのでは。

そしてパナマの代わりにオーブを充てようというのも最初からの予定かも。

29匿名希望:2003/06/21(土) 23:38 HOST:zz2001020058003.userreverse.dion.ne.jp
度々御目汚しします。

今になって思い返してみると、パナマの部隊はアラスカとせいぜい同程度の数ぐらいで、あれが地球軍の主力とは言い難いですね。
オーブでの会話から主力はパナマにいると思っていたのですが・・・。
地球側唯一の大規模な宇宙港の守りとしては手薄な感は否めませんでした。

パナマの代わりにオーブの宇宙港を、と言う考えは確かに有り得るものと思いますが、オーブが確実に協力するか、それとも短期間にオーブを制圧出来ると考えているのか(オーブの力を大西洋連邦は欲している様なので、容易にオーブを陥とせるとは考えていないと思います)のどちらかがその前提であると思います。
しかし、わざわざ戦力と重要拠点を喪った地球軍にオーブが簡単に協力するとは思えません。
それにもかかわらず、次回はオーブに地球軍が進軍します。
この事から上で皆さん仰られる様に地球軍の戦力損失は案外に軽微(許容出来る範囲)の様です。
温存していた主力を以てオーブの攻略を、と言う考えは解らないでも無い考えなのですが、いかんせん未だ地上にザフトの大規模な(パナマを攻略するほどの)戦力が残っている段階でのオーブへの戦力投入は危険極まりないと思います。
わざわざ中立を保っているオーブと戦端を開いた所で、ザフトに余計な時間を与え、敵を不必要に増やすのは軍事的合理性が無いでしょう。
もし、始めからオーブの宇宙港目当てなら余りにも行き当たりばったりな戦争指導です。
この後地球軍とザフトの主戦場は宇宙に移って行くのでしょうから、地球軍が宇宙に上がる説明はあると思いますが、「新しく宇宙港を造った」等と言うのは余りに御都合主義で御免蒙りたいです。
パナマなり高雄なり、ビクトリアの奪還と言う形で宇宙に行ってもらいたいものです。
そうでもしないと、簡単に造れるのなら宇宙港の重要性が薄れてしまいます。
アラスカはともかくとして、パナマの陥落はSEEDと言う作品自体に戦略性が稀薄な事を示していると思います。

長文ついでに申し上げますが、地球軍がオーブに対して採るべき作戦は経済的軍事的圧力よりも、今回の大西洋連邦のプロパガンダ戦略の如きオーブにおいても国民の大多数を占めているであろうナチュラルへの宣伝工作でしょう。
大西洋連邦のプロパガンダは劇中で大きな効果を上げていましたが、何か理不尽な(説得力の薄い)展開がしばしばあるSEEDの中で、あれは現実の世界でも同様の効果が見込める有効な戦略です。
コーディネーターによって引き起こされる惨禍とナチュラルの悲劇を喧伝すれば、両者が共存するオーブの国民のナチュラルにも有効でしょう。
オーブの世論を喚起させてウズミ一派の影響力を削ぐ、いや別の親地球軍的な氏族と政権交代させる様にオーブの民意を持っていく事は可能だと思います。

30ユキス・ナカイン:2003/06/23(月) 10:27 HOST:proxy23.rdc1.kt.home.ne.jp
これまでのカキコを読んで私なりにサザーランドの狙いについて稚拙ながら考察しました。
結論から先に言うと「サザーランドは大西洋連邦の戦後など考えていない」という事です。
もっと言えば「ブルーコスモスの理想の実現のためには大西洋連邦という国家の利益を犠牲にしてもかまわない」と。
そのためには大西洋連邦がユーラシア連邦に借りを作ってもかまわないのでしょう。
(むろんユーラシア国内のブルーコスモスと何らかの取引があったと思われます)
中立国家に対する武力行使は「ナチュラル対コーディネイター」の図式を曖昧にしないために行うと思われます。
コーディネイターを抱えた中立国家との妥協はブルーコスモスの理念からすれば出来ない相談です。
(余談ですが戊辰戦争でも新政府軍は長岡藩の中立を認めてませんでした。おそらくそれと同じ事でしょう。)
匿名希望さんの意見に「経済的軍事的圧力よりもナチュラルへの宣伝工作をするべき」とありますが、軍事行動を行う事でその後のオーブ国民に「これだけの被害にあったのは、中立という曖昧な態度のせいだ」「コーディネイターなんかがいるから国がめちゃくちゃになった」という世論を起こさせ、コーディネイター排除を推進させるのが狙いかと。
(またも余談ですが戊辰戦争で被害を受けた長岡の人々の中には「新政府軍についてれば長岡はこんな事にはならなかった」という意見が広まってました。)
現在私が考えついたのはこんな所です。

31匿名希望:2003/06/23(月) 13:48 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
>>30 確かに、その考えは妥当ですね。
敢えて武力の行使に踏み切ってオーブの内部分裂を加速させると言うのは。
サザーランド一派の考えについては本当にそこまで自国の(大西洋連邦の)事を割り切って見ているかどうか本編から判別しがたいので何とも言えませんがですが、間違いなくブルーコスモスの思想に基づいた戦後を構想しているでしょうね。

ユーラシアのブルーコスモスとは話が着いている。
↑これは確かに見落としていました、その通りである確率は高いでしょうね。

私が疑問に感じたのはザフトの大戦力が未だ地球上に存在する時点での、オーブ始め中立国への踏絵強制の軍事的合理性でした。
これは幾ら何を言っても不合理な行動かと思います。
しかし、武力行使でオーブが分裂して無力化出来る成算があるならば話は変わりますね。
そうなれば、地球軍にとってオーブへの侵攻は損害どころか有益な結果を招くでしょう。
オーブに侵攻するのは大西洋連邦軍で、ユーラシア他はザフトの押さえに回る、と言うのが地球側の戦略でしょうか。
純軍事的にはオーブへの侵攻はいたずらな戦力の消耗かと思いますが、前回のアラスカ戦とパナマ戦、そしてオーブへの侵攻によって反コーディネーターの動きが全地球規模で高まるのなら十分に採算の合う作戦でしょう。
地球軍の戦意高揚、中立国世論の喚起、有力な潜在的敵国オーブの分裂。
これらの効果を勘案すればオーブ戦で喪失すると思われる戦力は微々たるものでしょう。

どうやらサザーランド一派は私やザラ議長より「大きな算盤」を弾いていた様です。

32:2003/06/23(月) 21:17 HOST:k162237.ppp.asahi-net.or.jp
どうもザフトは今回の軍事的にも政治的にも「どうしてもやらないわけにはいかない」パナマ攻撃でほとんど力を使い果たした模様。
たとえもう一度動き出すにおいても、その戦力整備にかなり時間を費やす必要があるらしく、その隙を突いて地球軍MS軍団が動き出す感じです。
なにせクルーゼがいるだけに、必要があれば「まだ動けない」と言えるわけであり、またそうしたクルーゼの内通を受けてこその、ゴー・サインと言えるかもしれませんね。

33匿名:2003/06/24(火) 07:37 HOST:EATcf-253p129.ppp15.odn.ne.jp
>29
地球軍が宇宙に上がる説明はあると思いますが、「新しく宇宙港を造った」等と言うのは余りに御都合主義で御免蒙りたいです。

 どうも、その展開で行くようです。
 アークエンジェルがアラスカに着いた時点で、連合(というよりBコスモス)はユーラシア領内(バイコヌール辺りか?)に既に新拠点を完成させていたそうです(アラスカを放棄したサザーランド大佐たちは同地に向かった)
 同基地ではカラミティ、フォビドゥン、レイダーの3機のガンダムの建造と並行して、ダガータイプの量産が行われており、既にアークエンジェルの同型艦も完成している

 ―みたいな噂が入ってきました。
 
注…
 この情報はネットを回っている過程で見つけたものなので実際の本編の展開とは異なる可能性があります。

34:2003/06/25(水) 19:28 HOST:lo194.akasaka.geragera.co.jp
おそらくは実現しないと思いますが、オーブに攻め込む地球軍の自己正当化スローガンで聞いてみたいのが一つ。

「オーブを民主化せよ!」

おそらくオーブは現在の常識から見ても「民主国家」ではないはず。

まただからこそ「平和共存」が成り立っているとしたら、これほど痛烈な皮肉は無いでしょう。

「大衆煽動」をこととするブルーコスモスやプラント強硬派のやり口と比べればなおさらに際立つ構図です。

「独裁」と「社会主義」のチトーの時代。そして「民主」と「民族主義」のミロシェヴィッチの時代。

旧ユーゴスラヴィア地域はどちらが平和だったのだろうか?

35ガンダムさん:2003/06/28(土) 18:42 HOST:YahooBB219008120034.bbtec.net
第38話を見て、実はオーブにとって連合との交戦は意外とデメリットでは
無かったのかも。
実際連合はビクトリア制圧に主力を割かねばならず、継続的な侵攻は
当面無いと読んでいた節が在るからだ。
一度でも侵攻を食い止めれば、連合との交渉の余地が出来る、
何より戦後の国際社会おいて連合に対してある程度の発言権を確保できる。
・・・最も、今のところ博打の域を出ていない訳だが・・・

36匿名希望:2003/06/28(土) 18:58 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
今回の冒頭でアズラエルが述べていた、「ビクトリアの作戦」と言う言葉から、宇宙への門として連合はアフリカのビクトリア宇宙港を選んだようです。
又、その席は明らかに政府高官の集う様な場であるにも拘らず、アズラエルは何の物怖じもせずに発言し、更には軍の作戦目標と言う重大情報を知っている事から、かねがね囁かれて来た大西洋連邦上層部にブルーコスモスは強い勢力を持っている、と言う事が現実として劇中に描かれていました。
そして、政府高官が「我々はブルーコスモスでは無い」と言った事も大西洋連邦上層部が全てブルーコスモスに占められているわけではなく、ブルーコスモスは上層部に大きな影響力を持っているが、上層部を支配している訳では無い事が感じ取れました。
今回冒頭の描写は大西洋連邦の内部事情を明らかにしたと言う点で、良い内容だったと思います。

さて、オーブに侵攻するのが宇宙港とモルゲンレーテ(のMS他の軍需生産能力)が狙いである事が言われていました。
私は前回の予告を見て、諸般の事情を勘案すればオーブ侵攻は時期尚早であると思いましたが、今回北欧や赤道連合等他の中立国も地球連合軍に加わったと言われていたので、残る中立国がオーブだけなら見せしめとしての選択肢としては、「あり」かと思います。
ただ、前回の大西洋連邦のプロパガンダ演説の後で、他の中立国は圧力に屈したと言ってしまった方が、オーブの孤立と地球軍の侵攻の理由がより解りやすかったのでは、と思いましたが・・・。

3762式:2003/07/08(火) 23:06 HOST:aq249.adn.ttcn.ne.jp
連合のオーブ侵攻兵力があまりに少なく、侵攻範囲も狭いのですが
あれは単なる首都狙い(日本では言えば東京に侵攻したようなもん)
なんでしょうか。

オーブの国家面積がいまいちイメージしにくいのです。

38匿名希望:2003/07/13(日) 14:09 HOST:zz2001020058002.userreverse.dion.ne.jp
先日の放送でオーブが地球軍の手により事実上陥落しました。
ここまで来てかなり時宜を逸した観がありますが、オーブの国家戦略の是非について考えたいと思います。

連合にもプラントにも加担せずに中立を堅持する事により、オーブは戦禍に巻き込まれず、第1話や第28話等に見られる繁栄と安定を誇っていました。
その基盤は高い技術力に裏打ちされた強力な軍事力と、古来から有用とされて来た中立国の価値(戦争当事者の非公式な交渉の場としての役割等スイスの果たして来た役割が考えられます)と思われます。
ヘリオポリスの崩壊と言う惨事がありましたが、連合にもプラントにも与しない国家(それもマスドライバーや高度な技術を持つ)として地球諸国やプラントが疲弊するのを尻目に相当な繁栄(恐らく地球・プラント両者からの戦争特需や、両者の国力低下の穴を埋めて製品を供給して栄えていたのでしょう)を謳歌していました。
このまま地球とプラントが困窮して戦争が終われば、オーブが世界経済で主導権を握る可能性もそう低くないものだったでしょう(そう簡単に事が運ぶか、オーブ政府がそんな事を考えていたかは別として)。
ウズミ元代表、ホムラ現代表の政策は非常に上手く行っていたと評して良いと考えます。

しかし、アークエンジェルの来訪とその後に起きた連合軍アラスカ本部の壊滅、続く全地球規模の反コーディネーター気運の昂揚とパナマ宇宙港の消滅によって世界情勢は激変しました。
アラスカの壊滅は地球全域で反コーディネーター運動を巻き起こしました。
赤道連合やスカンジナビア王国が大西洋連邦の圧力に屈して地球軍に加わったと言われていましたが、何も大西洋連邦からの政治経済軍事的圧力だけでなく、これらの国々内部の国民からの突き上げも大きかったと考えられます。
こうして残る中立国はオーブのみとなりました。
その後もオーブ政府は中立の立場を守る事に固執し、地球軍にも加わらず、ザフトにも味方せずに、その頑強な姿勢に業を煮やして侵攻した強大な地球軍の戦力に屈し、事実上オーブは敗戦国となりました。

ウズミ氏の理念は立派なものですが、その為に国を潰してしまっては本末転倒です。
理念と法を守る事は確かに重要な事ではありますが、それもオーブと言う国あってのものです。
地球軍の占領下に置かれたオーブでは占領軍主導による「コーディネーター狩り」等が行われるかもしれません。
敗戦ともなれば、オーブ国民の中にも占領軍に取り入ろうとする輩が大量に発生するでしょう。
彼等は大して躊躇いもせず、昨日までの友人、同僚、近隣のコーディネーターを売り渡すでしょう。
元がナチュラルの者で、多少なりともコーディネーターに含む所の無い者の方がオーブでも少数派だと思われるからです。
また、自分が生きて行くのに都合の良い事があれば、多少道徳的に感心出来ない事でも簡単に行ってしまうのが、悲しい事ですが人間の本性の一面です。
上の様な塗炭の苦しみを国民が味わう可能性を考慮した上で、本編の如き決断をウズミ氏がしたと言うのなら、彼は自らの理念の為に他人が死ぬのを当然と見做している事になります。
この様な考えは、正に「主義者」とでも言うべきもので、一国を預かる者が行ってよい事ではありません。
この点で、ウズミ氏は一国の指導者、特に非常の際の指導者としての資質に欠けると思います。
私にはどちらかと言うと、ウズミ氏の方が短期的には「世界を読み切れなかった人物」である様に思えます(長期的に正しい事が短期的には誤りである事がしばしばあります)。

そもそも、オーブ国民の安全を考えるならば地球軍の戦列に加わる事が最善でしょう。
確かにコーディネーターのオーブ国民には大きな不安がのしかかりますが、自発的に連合軍に参加したオーブに対して、大西洋連邦もブルーコスモスもそうそう強硬な態度で臨んで連合を割りたくないと思います。
大西洋連邦内部にもブルーコスモス以外の高官、有力者が多数存在する様ですので、理解を得る事は比較的困難で無いと推察します。
更に、オーブ国内のコーディネーターについてはそれこそ主権国家の特権を発動して、連合からの軍事的要請以外の要求は内政干渉として退ける事も可能でしょう。
オーブが連合軍として参戦すれば、その技術力、軍事力に見合った地位を与えられるのは地球軍が疲弊している現状から見ても確実と判断出来ます。
何せユーラシア等も疲弊しているそうですから、連合軍の主導権を完全に握った大西洋連邦への対抗勢力として、ユーラシア他の連合構成国はオーブの参加を歓迎し、オーブに好意的と考えられますので、オーブ国内のコーディネーター保護はそう難しくないと思います。
この様な事を踏まえれば、オーブが連合に参加する事が生き残りの道であり、将来の展望も開けるというものではなかったでしょうか?

39K2K:2003/07/17(木) 21:14 HOST:YahooBB219023038073.bbtec.net
 ZAFT軍の当初の作戦オペレーションウロボロス(だったかな)は
パナマ攻略によって当初の作戦目標を完遂したことになります
しかし、その後どのように外交(軍事作戦を含む)
を展開する積りだったのでしょうか
この点について愚考させていただきます

 まず元々数の少ない上に出生率が落ちているプラントが
長期戦を行うのは自滅行為ですし
農業プラントの実験を行っていたユニウス7の崩壊後
他に農業プラントが作られた描写もないので地球から
食糧物資を供給する必要があります
またプラント全域の食糧を供給できる農業プラントを
いきなり完成させるのも現実的とは思えません
 一方、ニュートロンジャマーは現代の地雷と同様に
完全な撤去は難しそうなので交渉材料足りえないと思いますし
宇宙への道を完全に封鎖されたままで
地球連合軍各国が講和に応じるとは思えませんから和平交渉をするなら
マスドライバーは最大の争点になると考えられます
 最終的には一部のマスドライバーを返還すると思いますがプラントとしては
生存権の確保のために何をするのでしょう

 連合宇宙軍の縮小、プラントの自治権の獲得、一部マスドライバーの管理
農業プラントの確立(自治権があれは別途交渉する必要もないけど)
ブルーコスモスと関連団体の非合法団体化

こんな所でしょうか
 大西洋連邦軍の本部を急襲したパトリック・ザラも
さすがに「ナチュラル皆殺し」とか
「(数に劣る)コーディネーターでナチュラルを支配する」とか
の乱暴な選択がいきなり実現可能だとは考えていないでしょうから
落しどころを考えていたと思うのですが・・・
 まあいったん和平を結んだ後で力を蓄えて・・・位は思っているでしょうが

 とにかく政治交渉がオルバーニの和平案位しか描かれていないので
プラントが和平を行う用意があるのかさえ不明で気になる所です

40ガンダムさん:2003/07/19(土) 02:20 HOST:ai157.adn.ttcn.ne.jp
早急なマスドライバー奪還の為、本命のビクトリア奪還作戦の準備が間に合わない為の代替作戦として
急遽立案されたオーブ侵攻に、どう見てもビクトリアを余裕で落とせると思われる動員兵力を投入した
連合軍の描写には理解に苦しみます。

しかもオーブ側はフリーダム、ジャスティス、ストライク、バスター、AAと超エース組が揃い踏みの
状態でです。
この状況で主人公達に「どのみちオーブに勝ち目はない」と言わしめたほどの圧倒的戦力を動員出来た
のなら、政治的リスクの大きい中立国のオーブに向けなくとも素直にビクトリアに向けてそこを落とせ
ば良いではないかと思えてなりません。

仮にビクトリアよりもオーブの方が先に手を出しやすい相手ならば、オーブの実力はザフト軍の一地上
拠点(しかも元連合軍基地)のビクトリアよりも下位って事になります。
仮にもいままで中立を維持し、自力でAAや高性能MSの開発を行い、量産まで持ち込んだ「眠れる獅子」
と呼ばれた独立国の中枢がザフトの一地上拠点以下の実力とはとても思えません。

連合の主力部隊がいた筈のパナマが簡単に落ちた時もしかり、もう少し話しの辻褄は合わせて欲しいと
思います。

4140に追記:2003/07/19(土) 02:39 HOST:ai157.adn.ttcn.ne.jp
40話でもう一つ気になる描写があるのですが、オーブからの会談要請に耳も貸さない連合軍を描いて
アズラエル率いる連合軍を悪側に見せる演出について、あの状況ではオーブ側からの会談要請など突っぱ
ねられて当然です。ウズミもカガリもいったい何を驚きますか?
そもそも連合軍(アズラエル)からの政治要求を無理難題とばかりに会談も開かず、交渉もせず、返事一つで
拒否した態度はオーブ側も一緒なのです。
それを既に戦端が開かれ、オーブが負け必至の状況下で、今さら会談要請など出しても拒否されて当然で
何を驚く事があるのかと呆れてなりません。

ウズミ達の態度は一見立派なのですがあまりに実直すぎて、仮にも両陣営の間で巧に中立を維持してきた
国家運営の手腕がその片鱗も見えません。
ここらへんの安直な描き方も改善して欲しいと思う点です。

42志推:2003/07/19(土) 11:34 HOST:N013100.ppp.dion.ne.jp
圧倒的優位な状況においての交渉拒否については様々な見方が出来ますが、通常であれば相手の無条件降伏を期待して一応相手の話は聞いてみるのが一般的です。
もちろん圧倒的優位な状況ですから相手に対する要求は高くなり、結果として交渉決裂の可能性は高いですが、それこそ攻略目的が特定施設の確保であるならば一刻も早く戦闘を終わらせるよう勤めるべきです。
それこそアズラエルはオーブが自爆するとは思っていなかった訳ですから、戦闘による施設の損壊には最も気をつけなければならないはず。
最も今回の場合は、連合にしてみればこの際に邪魔なオーブを徹底的に叩いておく、という意図もあったようですから、会談拒否もそれほど不自然ではなかったのでしょう。

それとなぜ地球軍がビクトリアに戦力を集中させなかったかについては地理的・時間的な問題があったのではないでしょうか?
すなわちパナマを失い、このままでは月基地が早々に干上がるという状況では、一刻も早くマスドライバーを手に入れる必要があり、全世界に展開する地球軍を一箇所に集中させるには絶対的に時間が足りません。
それに、もしそんなことをすれば当然守りの手薄になるところも出てきます。
おそらくビクトリア攻略には大西洋地域の軍を、オーブ攻略には太平洋地域の軍を差し向けたのではないかと推測されます。

4340:2003/07/19(土) 12:33 HOST:ai80.adn.ttcn.ne.jp
>>42
確かにオーブの施設接収が作戦目的の侵攻ですから、オーブからの会談要請が降伏を前提にした
条件交渉であれば応じる価値はあると思います。
ただ、単なる戦闘停止と再度の外交交渉要求であれば、連合としては受ける価値はありませんし
はねつけられても文句は言えません。(このあたりはオーブ側からの会談要請の内容など分かり
ようもないんでなんとも言えませんが、どっちみちアズラエルは交渉の気はありませんでしたが)

大事な事は戦況が有利な連合側にイニシアチブがある事で、拒否権は連合側にあるのですから
オーブとしては時間稼ぎはしたいでしょうが、会談要請が拒否された事も想定して手は打って
おくべきだと思います。
この点、ウズミは二の手を打っていましたのでさすがです。(ただ自爆以外の道をとって欲し
かったのですが)、対して防衛軍総指揮官のカガリの態度は感心しません。
彼女は会談要請の答えなど待ってはいけません、それに関係なく防衛体制をとっておくべきです。
軍の最高指揮官が政治レベルでの停戦交渉などあてにしては戦の負けを認めるようなもんです。
これでは士気に関わりますので、だから彼女はお目付役のキサカに怒られるのです(笑
あそこは余裕で「やはり来たか」程度の貫禄を示して欲しいもんですが、キャラ的に似合いませ
んな(笑

>おそらくビクトリア攻略には大西洋地域の軍を、オーブ攻略には太平洋地域の軍を差し向けたのではないかと推測されます。
2正面作戦についてはとやかく言いません。オーブ戦の前に連合軍首脳部の口から語られた様に
早急にマスドライバーを奪取したいビクトリア攻略の準備が間に合わないが為の支作戦として立案
されたのがオーブ侵攻ですから。
ただ、本命のビクトリア攻略より支作戦であり短期間の準備だった筈のオーブ侵攻でオーブが簡単に
落ちてしまった事を問題視しています。これではオーブの中枢部はザフトの一拠点のビクトリア以下
の防衛力しか無いって事になりますので。

しかし、太平洋の戦力を大西洋に回す余裕がなかった、そして太平洋の方が戦力的に余裕があった
上に連合の拠点とオーブが地理的に近かったのなら、ビクトリアよりも強力な艦隊をオーブに短時間
で差し向けられた理由にはなるかと思います。この点はご指摘ごもっともです。

44志推:2003/07/19(土) 22:26 HOST:U052110.ppp.dion.ne.jp
>これではオーブの中枢部はザフトの一拠点のビクトリア以下
の防衛力しか無いって事になりますので。

う〜ん、考えられる可能性としては、連邦がその気になれば最初からオーブを落とすことはさほど難しいことではなかったのではないでしょうか?
オーブはもともと小さな島国ですし、物量で攻めればいずれは落ちます。
しかしそれを今までやらなかったのは、味方に出来なくとも敵にはしたくないという思惑と、中立国として利用価値。
そして、連邦内の不協和が原因だったと考えられます。

すなわち、アラスカの自爆以前では、連合内でもオーブに対して強硬な勢力だけでなく、穏健な勢力があったと考えられますから、大西洋連邦の独断でオーブ攻略を行うのは不可能でしょう。
また「オーブも主権国家だ」、といった発言が連合首脳部からあったように、以前までは不当な理由で独立国家を侵略すれば、連合内の同盟国に示しがつきませんし、強行すれば組織内で孤立してしまう可能性もあります。
もしそれが可能になるとすれば、全ての国の意見がまとまるか、現在のように地球連合=大西洋連邦のような構図にするしかありません。
そして現在は後者の状況にあります。
よってオーブが落ちた背景には、このような政治的情勢の変化と、連合のMS開発によって両国の技術力の差が縮まった事による技術的・軍事的要因があったものと推測されます。

と、こんな感じでいかがでしょうか?(苦笑)

45ガンダムさん:2003/09/11(木) 18:21 HOST:FLA1Aaa024.ttr.mesh.ad.jp
気になる事が有りますが、
最終的の「殲滅戦争」は酷く非効率的だと思います。
戦争は(話し合では解決できない時の)一種の外交で
殆どの戦争の場合、占領した国の国民は虐殺するより、
国力回復の為に占領した国を使った方が効率的です

46K2K:2003/09/11(木) 23:14 HOST:YahooBB219023038073.bbtec.net
 上記45と同じような意見ですが、地球はプラントの資源に依存している面が在ったはずなんですが、核でプラントのコロニーを破壊して回ってもその資源の獲得は大丈夫なんでしょうかね。

47キラ上野の介:2003/09/12(金) 21:32 HOST:f153.aj054.FreeBit.NE.JP
>45-46
確かに理性で考えればそうですが、ここで厄介に絡んでくるのがブルーコスモスで
す。
彼らの教条は言わずもがな「コーディネーター抹殺」。彼らが絡んできたために地
球軍は殲滅戦などという下策をとろうと考えているのでしょう。彼らはおそらく、
「コーディネーターがいなくてもナチュラルだけでも資源を確保することはできる」
と考えているのではないでしょうか。むろん、そんなことをすれば新たな紛争が起こ
るでしょう(例、コーディネーターの恋人、家族などを殺された人によるブルーコス
モス幹部暗殺、それによる過剰な取り締まり、反発する人々の反ブルーコスモス集
団、新たな戦争の始まり・・・・)。
もし私がこの物語のストーリーテラーならば、双軍の派閥のトップ(アズラエル
とかブルーコスモスとのつながっている派閥、パトリック議長)の死亡により穏健
派(地球軍反ブルーコスモス派とクライン派あたり)の勢力が強まり、和平を結ぶ、
そんな感じでまとめますが、もしこのままなら予想される未来図はGXですな(双方
のカタストロフで終わること)

4845:2003/09/13(土) 15:22 HOST:FLA1Aaa020.ttr.mesh.ad.jp
それにしても、ある国民か人種(と言ったら差別表現か)を抹殺させる事は
不可能だと思います。
仮にプラントを爆破してもプラントから脱出する人もいるはずだし、
オーブにもコーディネーターは残っているはずです。
(あの爆破でオーブ国民が全滅したとは思えません)

49キラ上野の介:2003/09/13(土) 15:47 HOST:f153.aj054.FreeBit.NE.JP
はい、たしかに不可能です(断言)。ですが、それが彼らにとっての「正義」なのです。
コーディネーターはおそらく地上にもすでに降りているだろうし(オーブ以外の国にも)
見た目では違いがわからない。おそらく現実的に考えればまず無理でしょうし、それこそ
最終的には「最後の猿の惑星」(わかるかなぁ)となることになるでしょう(最後の猿の惑星は
おそらくレンタルビデオにあると思います)。
ですが、彼ら(双方の過激派)はお互いの潜在的な不安をつついて自分に利する行為をさせる
でしょう。そしておそらくはブルーコスモス自体がティターンズ化を望んでいるのではないの
でしょうか(相手の不安を口実に発言力をつけ、自らの勢力を権力の座につける)。
私の読みではこうですが、いかがでしょうか

50ガンダムの種さん:2011/03/04(金) 17:59:40 ID:???
3Dカメラで撮ったおっぱいエロすぎw
すれ違いおっぱい@ともも
ttp://oppai.upper.jp


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