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キラ・ヤマト

17す〜ん:2003/02/01(土) 20:55 HOST:isp061127178180.hottv.ne.jp
今回のカガリとキラを見ていて、PS2のゲーム「ワイルドアームズ アドヴ
ァンスド3rd」の主人公:ヴァージニアとライバルキャラ:マヤの関係を思
い出しました。
ヴァージニアは駆け出しの渡り鳥(=冒険者)で、マヤの方は名うてのベテラ
ン渡り鳥チームのリーダー格です。マヤは「自分大好き宝石大好き」という
モットーの下自分を飾るに相応しい素晴らしい宝石を手にする為に荒野の旅を
続けるという我が道アタシ道を行ってる女傑(笑)ですが、反面荒くれ者のは
こびる荒野の厳しさを承知した上で、そういう信念を掲げています。
ヴァージニアは失踪した父親を見つけたいという目的を持って、勇敢にも荒野
に踏み出しました。しかし裕福な地方村で育ったお嬢様であるがため、渡り鳥
や荒野の世界に対して夢見がちともいえるロマンと理想を抱いていました。(
実際ゲーム中に「私こういうの憧れてたの」という感じのセリフがあります)
それゆえ理想まじりの自分の渡り鳥観を曲げないが故に、性分の強い正義感と
まっすぐさが悪い意味であいまって現実を見ようとしない視野狭窄なところが
見られ、空回りしたり仲間に迷惑をかけてしまったりが序盤では続きました。
そんなヴァージニアをマヤは甘いと手厳しくたしなめ(偶然にも方法ビンタな
んですね)ます。

「一生懸命を笑う人を許せない」
というヴァージニアと、
「ろくな信念も力量もないのに荒野をうろついて渡り鳥を気取るな」
というマヤ。

 2人の違いは渡り鳥でいる「理由」が「信念」というほど覚悟も極まった
確固たるものであるか否か、という違いでした。

 話をSEEDに戻すと、経験が豊かであり修羅場を通ってきたという意味で
はカガリの方に軍配があがりますが、(切羽詰って執着している形とはいえ)
「戦い、勝っていかねばならない」という事に信念を持っているのはキラの
方だと思います。中立国リーダーの娘でありながら戦いに身を投じ多くの仲間
ともに戦ってきたカガリにとって、または1人の少女として不利であっても仲
間と共に戦いを挑んでいくのは当然のことだったんでしょうし、戦力不足のア
ークエンジェルを激戦下の中守り抜かなければというキラにとって「絶対に勝
つ」という信念は不可欠であり、無謀ともいえるレジスタンスの行動は容認で
きなかったのでしょう。「命をムダにする」行為に見えたのかも知れません。

「アームズ3」のようにどっちかに甘さといったような非があるわけではない
のですが、なんとなく連想の形で出てきたので思うところを書いてみました。


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