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@@@プリキュアオールスターズ小説を綴るスレ・5@@@

1ふたりは名無しさん:2012/12/25(火) 00:17:58 ID:OLZBNnBw0
プリキュアの小説を思い思いに綴るスレ。
短編から長編、それと詩などなど…。

前スレ:
1.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/
2.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1131718823/
3.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1167805808/
4.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1222147723/

351ふたりは名無しさん:2017/03/05(日) 10:00:35 ID:3CFIIO8g0
皆様は、この言葉を覚えているだろうか?

『アイドルに春休みなんて無い。その代わり、オフがある。』

これは、2013年の3月末に放送した『アイカツ!』で紫吹蘭が放った言葉だ。
そう。数多くの芸能人たちは、休みはなく、オフがある。
そこで、今回のアイドルプリキュアは、オフタイム編をお届けする。
12ユニット35名のアイドルプリキュアたちそれぞれのオフタイムとは…?

アイドルプリキュア Episode.59
『オフタイム編 始まりのオフ』

「オフと言っても、やることがないのはね…どうしようかなぁ…」
「ねえ、『うらら★きらら』は仕事がオフの時どうしてるの?」
「私は、ゲームセンター!」
「あたしは、小物作り。」
「2人とも、いいオフになりそうだね。」
「だけど…どうしても気になるのが、『MysticDiva』よ。」
「真琴さんは農作業、エレンさんはバイオリンの稽古に行っちゃいまして…」
「原作とは違いますね。原作とは。」
「ところで、『Triple♡』は?」
「マナさんはマンガを描いて、ラブさんはけん玉の特訓、めぐみさんはスポーツスタッキングをやってるのよ。」
「面白そうだわ。じゃあ、『MVP』は?」
「なぎささんはパン屋さん、咲さんは漬物屋さん、りんさんはレトロ喫茶店、
 あかねさんは文房具屋さん、なおさんはお好み焼き屋でそれぞれアルバイトしています。」
「そう…『ハルカノゾムミライ』は?」
「のぞみさんは大食いするためにバイキングに行っちゃって…はるかさんはコーヒー作りに挑戦して…
 みらいさんは1人で映画鑑賞をして…」
「じゃあ、『おしゃれぼりゅーしょん』は?」
「えりかさんはシャボン玉作り、ひめさんは読書をして…」
「ビックリだわ。それで、『あなたの心を見透かし隊』は?」
「ほのかさんは花屋さんのアルバイトをして、つぼみさんはチロルの森に行って、
 ゆりさんは弁護士をやって、アコさんはリプトンの正社員をやっていますので…」
「じゃあ、『創シ⇄想アイ』は?」
「舞さんは華道をやって、こまちさんは美術をやって、
 みゆきさんはトランプゲームをやって、やよいさんはのび太みたいに昼寝しまして…」
「なぁんだ…じゃあ、『SecretLives』は?」
「くるみさんはバリスタの店員さんになって、ことはさんは温泉旅行に行ってます。」
「あら、そう。それじゃあ、『文武繚乱』は?」
「いつきさんはライザップでトレーニング、れいかさんはやよいさんと同じように昼寝、
 ありすさんはピアノの稽古、いおなさんは巫女さんになって悪霊払いです。」
「ふーん…じゃあ、『UP TO ME!!』は?」
「美希さんは障害者のボランティア活動、リコさんはメイクをしに行きました。」
「そっか。じゃあ、『ハレソラコンチェルト』は?」
「かれんさんは花札をやって、響さんは犬の散歩に行ってます。」
「やっぱり、人それぞれにオフがあるのね…」
「もちろんです!」

アイドルに春休みなんて無い。その代わり、オフがある。アイドルプリキュアは、それぞれのオフを過ごす。

352ふたりは名無しさん:2017/03/05(日) 10:30:20 ID:3CFIIO8g0
アイドルプリキュア Episode.60
『オフタイム編 スイッチ・オフ』

やよいとれいかは仕事がオフの時、昼寝をしている。

「ねえ、れいかちゃん…」
「何?やよいさん…」
「私たち、アイドルユニットが別々でも、心は友達なのかな…」
「いいえ。アイドルたちはみんなライバルです。ですから、今の私たちにできることは、アイドル天下統一です。」
「アイドル天下統一…私たちはそれを狙ってここまできたということですね…」
「みゆきさんは今、カジノに行ってトランプゲームなどをやっていますけどね…」

みゆきは仕事がオフの時、カジノでトランプゲームなどをやっている。

「ろいやるすとれーとふらっしゅ。」
「上手いね。星空さんの出来はすごいよ。」
「えへへへ…」
「それよりも、他の人たちは仕事オフだろ?何やってるんだ?」
「あかねちゃんは、文房具の手伝いをしていて…なおちゃんはあかねちゃんの家でアルバイトしてるんだ。」
「えっ?」

なおは仕事がオフの時、あかねの家であるお好み焼き屋でアルバイトをしている。

「ありがとうございましたー!」
「なおさんは家の息子が文房具屋のアルバイトをしていて困っとるなぁ。」
「いやいや、それほどでも…」

あかねは仕事がオフの時、文房具屋のアルバイトをしている。

「おーきに!」
「あかねさん、こんなに文房具を売るなんて素晴らしいわ。」
「せやな。みゆきもカジノで頑張っとるやろうなぁ…」

めぐみはスポーツスタッキングをやっている。

「はいっ!」
「うまいね。めぐみさん。これなら次の仕事もピッタリだ!」
「えへへへ…」

エレンはバイオリンの、ありすはピアノの稽古をしている。

「ありす、もし新曲が決まった時は、渡辺麻友も喜ぶでしょうね…」
「もちろんですわ。エレン様。」
「はい。」

舞は華道の稽古を、かれんは和の遊戯をしている。

「この生け花、素晴らしいですわね。かれんさんも少し気が向いてきたんじゃないかしら?」
「あさぼらけ…」
「はいっ!!!」
「かれんさん…あまり調子に乗らないでほしいわ…」

えりかはシャボン玉を作り、ひめは読書をしている。

「えりか、なんでシャボン玉を作ってるの?」
「いいじゃないか。ひめ。今度の仕事のためだよ。それよりも、ひめは何を読んでるの?」
「渡辺麻友が大好きな本を読んでるんだ。」
「アハハハ…ペガサス書房に行ったときにその本を借りたんだよねー。」

マナは恋愛マンガを描いていて、こまちは美術に取り掛かっている。

「マナさん、この漫画って、新しい恋愛マンガ?」
「うん!もし実写化したら、こまちさんが出演ー!なんちゃって…」
「わ、私はどうでもいいですわ…」

咲は漬物屋のアルバイトをしている。

「ありがとうございました!いやぁ〜、こんなに漬物を売りまくって、私、一躍ブームになりそうだよー!」
「まあね。アイドルの仕事がオフの時は、実にこういうアルバイトもいいもんだよ。」
「真琴さんは農作業をしているんだよね…」

そう。真琴は農作業をやっている。

「おっ!いい収穫をしているね。真琴くん。」
「ええ。次の仕事が来るまでは、私…がんばらなきゃ…」
「真琴くんはオフだっけ?」
「そうよ。3月いっぱいはオフだから!」
「なるほどね。さすが渡辺麻友に憧れたアイドルだ。」

353ふたりは名無しさん:2017/03/05(日) 10:30:49 ID:3CFIIO8g0
アイドルプリキュア Episode.61
『オフタイム編 それぞれのオフ』

はるかはコーヒーを作り、くるみはバリスタの店員として働いている。

「はるか、このコーヒーをお願いします。」
「は、はい!くるみさん!」

りんはレトロ喫茶店でアルバイトを、アコはリプトンの正社員として働いてる。

「新しいリプトンの商品はこのようなものとなっています。」
「アコ、これを待っていたんだよ!お待ちどーっ!」

つぼみはチロルの森で遊んでいる。

「すごいです!この園内は絶景です!」

ラブはけん玉の特訓をしている。

「うーん…なかなかできないなぁ…どうして出来ないのかなぁ…」

美希は障害者のボランティア活動に貢献している。

「みなさんを完璧に仕上げるボランティアにしましょう!」

いつきはライザップでトレーニングをしている。

「次の仕事のためだ…!何としても体力を鍛えないと…!」

いおなは巫女として悪霊払いをしている。

「この世の悪は滅びたり…この世の悪は滅びたり…」

ゆりは弁護士として活躍している。

「異議ありっ!これは明らかに矛盾しています!!」

響は愛犬の散歩に行ってる。

「私の愛犬と一緒に散歩するのは久しぶりだわ。奏にも見せてあげようっと。」

のぞみはバイキングショップで大食い。

「んー!おいちー!私、もう幸せ―!」

みらいは1人だけで映画鑑賞をしている。

「この恋愛映画…なんだか涙が出そうだわ…」

リコは次の仕事に向けてメイクをしている。

「ざわちんメイクはちょっとむりだわ。もうすこし整えて。」

ことはは温泉ソムリエとしていろんな温泉を旅する。

「あぁ…いい湯だわ。ここの温泉は気持ちいいわ…」

だが、このオフは、次の仕事に向けての新しいステップなのかもしれない。

354ふたりは名無しさん:2017/03/05(日) 17:54:01 ID:3CFIIO8g0
アイドルプリキュア Episode.62
『オフタイム編 ダブルなオフ』

きららは母親のために小物を作っている。

「ママのために、新しいアクセサリーを作らなきゃ!」
「きらら、何してるの?仕事は?」
「あっ!ママ、実はね、あたしの仕事なんだけど、3月いっぱいはオフなんだ。」
「まあ、春休み気分ね。」
「ママはオフなの?」
「もちろんよ。今、海外から戻ってきたわ。」
「じゃあ、ママ、あたしはママへのプレゼントを作っているから、もう少し待っててね。」
「わかったわ。」

そして、1時間後…

「できたー!」
「あら。すごいわ。」
「どう?あたしの自信作!」
「素晴らしいわ。私にとっての特別な小物だわ。きらら、4月からもがんばってね。」
「はいっ!」

うららはゲームセンターに通っていると、甘井シローがうららの前に現れる。

「やったー!取れました!この調子で次に行きましょう!」
「おい…1人で何をやっているんだ?」
「だ、ダーリン!」
「えっ?!ダーリン?!どうしたんだ一体?!」
「会いたかったわ!ダーリン!」
「おい!やめろ!オレを恋人扱いするな!!」
「ウフフフ…ダーリン♡」
「や、やめろって…オレはお前とは関係ないっ!!!」
「あっ!待ってくださーい!!!」
「うらら、やめろ。」
「どうして…?」
「アイドルは恋愛禁止と言ったはずだ。」
「そ、そうでした…こうなったら…何が何でもトップアイドルの座を取って見せます!」

うららは今、きららと共にアイドル活動している。そのため、甘井シローとはしばらく離れる事となる。
『うらら★きらら』のアイドル活動はこれからが本番だ。

355ふたりは名無しさん:2017/03/12(日) 10:00:32 ID:6sLwZTmg0
アイドルプリキュア Episode.63
『オフタイム編 運命のオフ』

なぎさは咲の家のパンショップで、ほのかはつぼみの家の花屋でそれぞれアルバイトをしている。

「あぁ…咲のお店でアルバイトなんて…」
「私が…つぼみさんのお店でアルバイトなんて…」
「「ぶっちゃけありえなーい!!!」」

すると、なぎさの前に九条ひかりが現れて…

「あれ?ひかり、どうしたの?」
「アカネさんが旅行券を当てましたけど…」
「ふーん…珍しいわね。」

ほのかとなぎさはひかりと藤田アカネが経営するTAKO CAFEで一休み。

「珍しいわね。あなたたちアイドルなんでしょ?」
「そうだけど、ひかりさんはまだアイドルになってない?」
「はい。まだ私はアイドルのタマゴです。」
「もし、ひかりさんがアイドルになったら、私も応援しちゃおうかなーって…」
「あ、アカネさん…普通に言っても…」
「ひかりさんは今、アイドルになるために猛特訓中よ。」
「そっか。」
「相手は誰になるのかしら?」
「それはまだ秘密よ。」
「アハハハ…」
「ところで、どうだったの?さくらフェスティバル…」
「じ、実は…」

それは、さくらフェスティバルでの出来事…

「ことはちゃん、その人は宮脇咲良ではないわ!」
「お、お前は…!」
「み、宮脇咲良が…2人!?」
「何を言ってるのよ?ことはさん、私が宮脇咲良よ。」
「違うわ。私が宮脇咲良よ。」
「いや、待って…確か、ことはが女優デビューするとき、共演者が宮脇咲良だったような…」
「これが分からないの?」
「そ、それは…ことはさんへの手紙…」
「私、ぜーんぶ見破ったんだから。」
「どういうことよ!?」
「これ、全て偽物だから。いい加減正体を現したらどうなのかしら?怪盗キッド!!!」
「フッ…バレたか…じゃあ、またお宝奪いに行くからな。」
「待ちなさい。プルルンプルン ファミファミファー!怪盗キッドを縛って!」
「ぐあああっ!!お、お前は…宮脇咲良じゃないのか…!?じゃあ、本物の宮脇咲良は!?」
「平手友梨奈に殺されたのよ。」
「ま、マジかよ…!?」
「どうして、おんぷちゃんがそこに?」
「このスペードのカード、実は怪盗キッドが使ったカードなのよ。」

さくらフェスティバルを作った宮脇咲良は、怪盗キッドの変装だった。その事をアカネに伝えた結果…

「なるほどね…じゃあ、本物の宮脇咲良ちゃんは?今テレビに出てるの?」
「本物の宮脇咲良ちゃんは…平手友梨奈に殺された…」
「えええっ!?ひ、平手友梨奈って…まさか…」
「瀬川おんぷの分身よ!」
「どうして…おんぷさんがアイドル界に?」
「私たちプリキュアを…終わらせるためにアイドル界にやってきたのよ…」
「そうだったのね…」

そう。全ては20世紀に逆戻りするための伏線だった…

356ふたりは名無しさん:2017/03/19(日) 10:00:34 ID:JvnkGTIo0
アイドルプリキュア Episode.64
『オフタイム編 巻き戻るオフ』

「じゃあ、本物の宮脇咲良ちゃんは?今テレビに出てるの?」
「本物の宮脇咲良ちゃんは…平手友梨奈に殺された…」
「えええっ!?ひ、平手友梨奈って…まさか…」
「瀬川おんぷの分身よ!」
「どうして…おんぷさんがアイドル界に?」
「私たちプリキュアを…終わらせるためにアイドル界にやってきたのよ…」
「そうだったのね…」
「あっ!そうだ!なぎさ、ほのか、ひかり、実は私、旅行券をもらっちゃったけど、いい場所があるわ。」

藤田アカネは、なぎさとほのかとひかりを連れて旅行先の埼玉へ。

「ここが…さいたま…」
「なぎさはココに来たことないでしょ?」
「もちろんよ。」
「知らなかった?実は、さいたまは渡辺麻友の出身地だったのよ。」
「えええっ!?」
「ありえない…!」
「なぎさの『ありえない』も久しぶりだわ。」
「そもそも、どうして渡辺麻友はここで育ったの?」
「実は、麻友が小学校6年生の時期、引きこもりに近かったと告白しているのよ。
 食事中も家族と会話せず、学校では『クラスの幽霊』で、
 帰宅したらパソコンに直行しインターネットでアニメを観たり、
 イラストを描いたりと、本人曰く「二次元にのめり込んでいた」ってわけ。そんな生活が2年間も続いていたのよ。」
「それで、麻友は友達が出来なかったってことね…」
「私、麻友に遭ったの…そうしたら、麻友の本当の友達が私となぎさだって…」
「ほのか…」
「麻友がなぎさとほのかと手を繋いだら、すごく温かったって…あなたは偉い人ね。」
「麻友…」
「私、その思い出はわかるわ。」
「ほのか…」
「私は麻友と手を繋いだ時、何かを感じたの。『なぎさも手を繋いだら?』って…」
「でも…麻友はどうしてこのような結果を…いくらなんでも、渡辺麻友は乃木坂46のメンバーよ!」
「大丈夫だって。これは過去の話。」
「アカネさん?」
「これは、なぎさとほのかが、初めて渡辺麻友と出会ったあの日の話よ。」

そう。これは渡辺麻友が実際にプリキュアと出会う前の物語…

「麻友、あなたは麻の木のようにスクスク育ち、友達をたくさん作る子になってほしいわ。」

渡辺麻友 11歳 春

357ふたりは名無しさん:2017/03/26(日) 10:00:04 ID:DJcP0sbA0
「麻友、あなたは麻の木のようにスクスク育ち、友達をたくさん作る子になってほしいわ。」

渡辺麻友 11歳 春

アイドルプリキュア Episode.65
『まゆゆの過去編 孤独 -A.D.2005-』

「おーい!麻友ー!」
「学校に行きましょう!」
「………あなたは………誰?」
「私、美墨なぎさ!」
「雪城ほのかです。」
「なぎさ…ほのか…?」
「今日は麻友を学校まで送っていくからね。」
「私たちはベローネ学院に行くけど…」
「「麻友!行こう!」」
「………」

なぎさとほのかの誘導で麻友が通ってる学校までいつも送っている。
しかし、それは災いの始まりだった。

「何?あの人…完全に死んだ魚の目をしているみたい。」
「渡辺麻友だっけ?あんな小学生、一目で見た時から可愛かったのに…」
「いやらしい目だわ。」

そして、学校帰り…

「麻友!どうだった?」
「友達見つかった?」
「………」
「麻友?」
「ほっといて…!」
「麻友…」

麻友は家に引きこもってしまった。

「何よ…私が死んだ魚の目をしているのよ…何がいやらしい目よ…こんなの…私じゃない…!」

そんな時、麻友が使ったのは1つのパソコン。
インターネットでアニメを観たり、イラストを描いたりと、麻友は二次元にのめり込んでいた。

「光の使者!キュアブラック!」
「光の使者!キュアホワイト!」
「「ふたりはプリキュア!」」
「闇の力のしもべ達よ!」
「とっととお家に帰りなさい!」

そんな麻友が実際に見たのは、キュアブラックとキュアホワイトだった。

「これだわ…!私が憧れていた夢が…!」

そして、麻友は魔法界の扉を開いた。

358ふたりは名無しさん:2017/03/26(日) 10:00:39 ID:DJcP0sbA0
アイドルプリキュア Episode.66
『まゆゆの過去編 遭遇 -ブラック&ホワイト-』

「校長先生!私、魔法つかいの麻友です!私、学校の人と友達になりたいです!」
「其方がなぜこの魔法界に…?」
「私、引きこもってばっかりで、食事中も家族と会話しないし、学校では『クラスの幽霊』だし、
 帰ったらパソコンに直行してインターネットでアニメを観たり、イラストを描いたり…」
「ほう…それはかなりの孤独な魔法つかいだな。」
「何かいい方法はありませんか?」
「麻友よ。こういう言葉を覚えておるか?」
「えっ?」
「『キュアップ♡ラパパ』。これが友達を笑顔にする魔法だ。」
「『キュアップ♡ラパパ』?」
「そう。これを何回も何回も唱え続けるんだ。そうすれば、麻友は本当の友達ができる。」
「本当の友達…?」

麻友は桜の木の下で『キュアップ♡ラパパ』と何回も何回も唱え続けた。すると…

「麻友!」
「えっ?」
「ようこそ!プリキュアパレスへ!」
『キュアブラック…キュアホワイト…私、やっと会えた…」
「私たちプリキュアは、このプリキュアパレスで麻友を支えているんだ。」
「プリキュア…私の大好きなプリキュアがいっぱいだわ!」
「麻友、プリキュアからの約束だよ!必ず本当の友達を見つけてね!」
「うん。私、本当の友達、見つける!」

そして、夢から覚めた麻友は…

「キュアブラック…キュアホワイト…決めたわ!私、アイドルになる!」
「その調子よ!」
「がんばって!麻友!」

渡辺麻友 12歳 冬
AKB48の第3期メンバーのオーディションに合格し、
彼はアイドルデビューを果たす。

渡辺麻友 13歳 春
AKB48劇場でのチームB 1st Stage初日公演において、
麻友はAKB48のチームBのメンバーとなった。

しかし、一躍ブームを果たしたAKB48は、渡辺麻友がソロデビューしたその後から、一転していた。

359ふたりは名無しさん:2017/03/26(日) 10:01:28 ID:DJcP0sbA0
アイドルプリキュア Episode.67
『まゆゆの過去編 乃木坂 -ネクストアイドル-』

渡辺麻友 18歳 春

「人気アイドルグループAKB48のメンバーであり、現在ソロ活動が始まったばかりの渡辺麻友が、
 AKB48の公式ライバルグループ、乃木坂46に電撃移籍することが発表されました。
 これは、さいたまスーパーアリーナにて行われたAKB48のコンサートで、
 前田敦子がAKB48の卒業発表の直後に放った出来事です。
 『前田敦子がメンバーから外れるなら、私も席を外す。私は乃木坂46と一緒に革命を起こします。』
 これを受け、AKB48の総合プロデューサー秋元康は、
 『いいじゃないか?渡辺麻友は正統派アイドルだから、乃木坂46に移籍しちゃってもいいんじゃないか?』と答えています。」

このような衝撃の出来事が起きてしまい、5ヶ月後(2012年8月27日)、前田敦子の卒業と同時にAKB48グループは解散した。
実は、渡辺麻友の乃木坂46移籍発表を魔法界の校長とクシィに聞かせてみると…

「何?麻友が乃木坂46に移籍だと!?クシィ!ひょっとして…麻友は革命を起こすつもりでは…」
「大丈夫です。麻友は最初からこれが狙いだったんです。麻友は本当の友達を探していますから。」
「何という事を…」
「実は、乃木坂46を本格化するためには、更なるメンバーが必要です。
 だから、麻友を乃木坂46に入れて欲しいです。」
「麻友…お前は魔法つかいなのに…どうしてこのような運命になってしまうんだ…?」

そして、渡辺麻友が乃木坂46に移籍して3ヶ月、ついに乃木坂46が本格化した。

「いい?乃木坂46は、越えねばならない目標がある!」
「麻友、新しい時代を駆け抜けるためにも、この試練を乗り越えよう!」
「はい!」

それからして、本格化した乃木坂46の渡辺麻友にある人からメールが…

「あっ!キュアブラックとキュアホワイトからだ!」

そんなキュアブラックとキュアホワイトから渡辺麻友へ届いたメールが…
『麻友、私たちもたくさん友達が出来たよ。麻友もいっぱい友達が出来るといいね!』
と書いてあるそうだ。

「なぎささん…ほのかさん…私の友達、見つかったよ。私の本当の友達は…」

360ふたりは名無しさん:2017/03/26(日) 10:01:53 ID:DJcP0sbA0
アイドルプリキュア Episode.68
『まゆゆの過去編 友達 -フレンズ-』

ついに本格化した乃木坂46の渡辺麻友にある人からメールが…

「あっ!キュアブラックとキュアホワイトからだ!」

そんなキュアブラックとキュアホワイトから渡辺麻友へ届いたメールが…
『麻友、私たちもたくさん友達が出来たよ。麻友もいっぱい友達が出来るといいね!』
と書いてあるそうだ。

「なぎささん…ほのかさん…私の友達、見つかったよ。私の本当の友達は…生駒里奈。あなただよ。」
「麻友さん…」
「私は生駒里奈さんのためなら、何だってする!」
「麻友さん…私のために…」
「私は…プリキュアと共に頑張っているんだよ!」
「そうだね。私も同じように…まゆゆと共に歩みたい!」
「今、まゆゆって言いました?」
「うん。」
「じゃあ、私も…いこたん、一緒にがんばりましょう。」
「はい!行きましょう!まゆゆ!」
「よーし!乃木坂46をみんなで人気絶頂にしてみせるぞー!決定ー!」
「おう!!」
「私、渡辺麻友!これからは、乃木坂46のまゆゆとして、頑張りますっ!」

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まだ誰も 気づかないの 唇にルージュ引いたこと お姉ちゃんや ママの前で 何度もオスマシして…
見た目より 大人なのに いつまでも子ども扱い 恋だってしてるのよ キスの手前だけど…
思春期には 誰もみんな 背伸びするものね
もう ツインテールやめよう ずっと変わらないイメージ そう 新しい自分とも出会ってみたいじゃない?
髪型は 手っ取り早い ツインテール卒業

仲のいい 友達にも 私は幼いって言われる はっとするような 色気なんか そのうち何とかなる
去年より ほんの少し 肉体のあちらこちらが それなりに成長して 高いヒールを履くわ
自分のことは 自分が一番 わかっているから
もう ツインテールやめよう それでロリータに見えてた さあ 束ねてた長い髪 ほどけば別人でしょ?
女の子は 変幻自在 早く大人になりたい

もう ツインテールやめよう だって ボーイフレンドが欲しいの
もう ツインテールやめよう ずっと変わらないイメージ そう 新しい自分とも出会ってみたいじゃない?
髪型は 手っ取り早い ツインテール卒業

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渡辺麻友 23歳 春

「私、渡辺麻友は…AKB48を、卒業します。」
「どうして?」
「私は乃木坂46と欅坂46のメンバーとして活動することになりました。」
「麻友さん…やっぱりあなたは素晴らしいわ。」
「では、アイドルプリキュアの皆さん、今日から4月です。頑張っていきましょう!」
「おう!!」

人々が暮らすコロニーはエネルギー資源不足に陥っていた…
そのため渡辺学園はイベントの収益によって土地を開拓し新たなエネルギー資源を発掘していた。
そして渡辺麻友の元にプロデューサー候補生として加わった指原莉乃と宮脇咲良。
しかし指原はアイドルを脅かすイレギュラーの島崎遥香と陰で繋がっていた…

「準備が整いました。計画を実行に移します。」
「そうか抜かりの無いよう進めろ。次の報告を待つ。」
「あの…ぱるる…」
「なんだ?」
「麻友の収益でエネルギー資源の発掘を行っているみたいです。そういう方法もあるんですね?」
「指原、私たちのコロニーは何故滅んだ?」
「エネルギー資源を狙われて他のコロニーに攻められて…」
「それでお前は何を失った?」
「家族、友達、みんな全部です。」
「そうだ あの時私やお前にもっと力があれば…」
「もっと力があれば…家族を守れた。」
「これ以上大切なものを失いたくはない。だから…」
「一刻も早くどこよりも強い軍事政府を確立し、他のコロニーを制圧する。」
「そうだ指原。あの地獄の中全てを失ったお前を拾ったのは誰だ?」
「島崎遥香さんです。」
「誰が正しいかお前なら分かるな?」
「はい!」
「まゆゆのような甘い考えでは決して生き残れないということを教えてやるわ。」

一方渡辺学園では廊下を歩いていた渡辺麻友が突如襲われ連れ去られてしまう…
島崎と指原によって襲われた渡辺麻友…今後、アイドルプリキュアを揺るがす大事件が巻き起こる…


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