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@@@プリキュアオールスターズ小説を綴るスレ・5@@@

1ふたりは名無しさん:2012/12/25(火) 00:17:58 ID:OLZBNnBw0
プリキュアの小説を思い思いに綴るスレ。
短編から長編、それと詩などなど…。

前スレ:
1.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1096189364/
2.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1131718823/
3.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1167805808/
4.http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1222147723/

298ふたりは名無しさん:2016/11/13(日) 07:00:52 ID:LkU1Qb.A0
アイドルプリキュア Episode.28
『創生』
(サブタイトルの元ネタは『仮面ライダークウガ』)

今回もアイドルたちはレッスン中。そんな中、振付師の深川麻衣からある知らせが。

「みんな、今回は新しく入ったアイドルユニットのご紹介をします。」
「えっ!?新しいアイドル?」
「私、童話アイドル星空みゆきです!」
「漫画アイドル黄瀬やよいです!」
「小説アイドル秋元こまちです!」
「絵画アイドル美翔舞です!」
「「「「私たちは、創作カルテット『創シ⇄想アイ』!」」」」
「今度は創作系のアイドルね…」

美翔舞、秋元こまち、星空みゆき、黄瀬やよいの4人が結成した、創作系カルテット『創シ⇄想アイ』。
絵画・小説・童話・漫画という、4つの創作で天下を取る。

「ということで…私たちのプロデューサーを紹介するわ!プロデューサーさん!」
「こんにちは!『創シ⇄想アイ』のプロデューサー、鈴木絢音です!」
「同じく、『創シ⇄想アイ』のプロデューサーを務めます、石森虹花です!」
「ふーん…」
「早速だけど、デビューライブの仕事が来てるわ。以前にレコーディングした曲、お披露目の時よ。」
「えっ!?レコーディングした曲って、結成前に考えた曲なの?」
「うん。リーダーが作った曲なのよ!」
「リーダーって!?」
「みゆきちゃんがリーダーだよ!」
「じゃあ、『創シ⇄想アイ』初ライブ、がんばろう!」
「「「「おーっ!!!」」」」

『創シ⇄想アイ』は、『Zepp 東京』でデビューライブを行う事となった。果たして、反応は…

「「「「私たちは、創作カルテット『創シ⇄想アイ』!」」」」
「今回、私たちがアイドルユニットを組んだからには、どうしても目標を達成しなければなりません!」
「私たちの『創シ⇄想アイ』目標、それは、人々が笑顔になることです!」
「ですから、みんなが笑顔になれるように、私たちが作った曲をお披露目させていただきます!」
「それでは、聴いてください!『偶然を言い訳にして』!」

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偶然を言い訳にして ちょっと勇気を出して 扉を開けてみようかな
偶然を言い訳にして 新しい世界 ノックをしようか?昨日とは違う愛しさのかたち

久しぶりの渋谷をぶらぶらと PARCO辺り歩いてる時に
すれ違った微妙なジョニーデップ まさかこんなとこでバッタリなんてね
キャンパスで会っても きっと話しかけられない
密かに憧れてる あなたがこんなに近くにいるのなら…
必然はなかなか来ない きっと順番待ちだ 自分で掴むしかないよ
必然はなかなか来ない 驚いたように 声を上げようか?今から始まるこの恋のドミノ

自覚してたよ 私はチキンだね NHKまで歩いてしまった
声を掛けるタイミング合わないから 後をついて行くコバンザメみたいに…
人混みの中でも たぶん 運命は動くよ
誰かと巡り逢い 何かの拍子にその手が届くかも…
偶然を言い訳にして ちょっと勇気を出して 扉を開けてみようかな
偶然を言い訳にして 新しい世界 ノックをしようか?昨日とは違う愛しさのかたち

公園通り ここで会った 確率は ありえないよね 事実は 神様の贈り物なんだ 頑張れ 自分よ
必然はなかなか来ない きっと順番待ちだ 自分で掴むしかないよ
必然はなかなか来ない 驚いたように 声を上げようか?今から始まるこの恋のドミノ

299ふたりは名無しさん:2016/11/13(日) 10:00:44 ID:LkU1Qb.A0
アイドルプリキュア Episode.29
『妖精、歌う(前編)』
(サブタイトルの元ネタは『百獣戦隊ガオレンジャー』)

「『SecretLives(シークレットライブズ)』のシークレットライブにようこそー!」
「今日はめいっぱい楽しもうねー!」

妖精からプリキュアになったあの2人、美々野くるみと花海ことはがアイドルになった。
その2人こそ、『SecretLives(シークレットライブズ)』。
実は、この2人がシークレットライブのスタート前、プロデューサーである秋元真夏と土生瑞穂はこう言った。

「初めまして。花海ことはちゃん、美々野くるみちゃん、
 私は『SecretLives(シークレットライブズ)』のプロデューサーの秋元真夏です!」
「同じく、『SecretLives(シークレットライブズ)』のプロデューサーを務めます、土生瑞穂です!」
「秋元真夏ちゃん…」
「土生瑞穂ちゃん…」
「早速だけど、シークレットライブの仕事が来てるわよ。」
「すごーい!『SecretLives(シークレットライブズ)』のシークレットライブ!?」
「観客の皆さんには内緒のスペシャルライブよ。」
「ドッキリだと思って、やってみて!」
「「はい!」」
「2人共、今回のシークレットライブ、あなたたちの歌声が響けるように頑張ってね!」
「はー!」
「くるみちゃん、シークレットライブ、楽しんでくださいね!」
「もちろん!」

そこで、シークレットライブの目的地を探るため、くるみとことははキュアレーダーを使って目的地を見つける。

「えっと…ここかなぁ…」
「ことは、矢印の方向をよく見て。目的地はこのレーダーで一発解決なのよ。」
「うん…あっ!あった!ここなのね!」
「と言っても…ここって、昔はAKB48劇場だったわね…今はどうなってるの?」
「『坂道劇場』…って書いてあるわ。」

そう。彼らが向かったのは、AKB48劇場。だが、今は坂道劇場に変わっている。
理由は、前田敦子の卒業公演と同時にAKB48グループは解散。AKB48劇場は取壊しとなった。
今はAKB48劇場ではなく、坂道劇場となって、リニューアルオープンしたのだ。
説明しよう。坂道劇場とは、乃木坂46と欅坂46が毎回公演を行っている場所だ。

「『坂道劇場』…乃木坂46と欅坂46がここで劇場公演を行っているってことね…」
「ここで私たちのシークレットライブを開けばいいのね…」

そして、『SecretLives(シークレットライブズ)』のデビューを待つ…

「『SecretLives(シークレットライブズ)』のシークレットライブにようこそー!」
「今日はめいっぱい楽しもうねー!」

301ふたりは名無しさん:2016/11/19(土) 11:05:07 ID:xgGu4ee60
アイドルプリキュア Episode.31
『ラジオできかせて!ほんとうのじぶん(その1)』
(サブタイトルの元ネタは『獣電戦隊キョウリュウジャー』)

ほのか、つぼみ、ゆり、アコの4人で結成した、『あなたの心を見透かし隊』。
そんな彼らのラジオ番組のスタートが決定した。

「えっ!?私たちのラジオ番組が決まったんですか?」
「そうよ。あなたたちはメガネっ娘カルテットなんだから、ラジオの仕事だってできるでしょ?」
「と言っても、私はどうしたら…」
「ほのか、アコ、心配はいらないわ。」
「たった今、ABCの多田香奈子から話があって、お悩み相談のラジオにしてくれないって…」
「それって、WEBラジオの方じゃなくて…?」
「リスナーからの悩みに対して、あなたたちが答える番組よ。」
「そっか。お悩み相談の番組ね…」
「それで…リーダーはどうするの?」
「つぼみさんがリーダーなんだからちゃんと答えて。」
「えっ!?私ー!?」

そう。『あなたの心を見透かし隊』のリーダーは花咲つぼみ。責任はリーダーが取るのがお約束だ。

「わ、分かりました。やりましょう!」
「それで…どうやったら悩みを解決できるんでしょうか…」
「とっても簡単よ。だたメールを読んで、それを解決するだけ。」
「堀未央奈プロデューサー…ありがとうございます!」
「ただ、あなたにとっての悩みが解決できるかどうかはあなた次第よ。」
「そうですか…このラジオ、生放送じゃないんですね。」
「つぼみ、これはただの収録よ。生放送じゃないわ。」
「そ、そうですね!やりましょう!ラジオ番組!」

アイドルにとってラジオ番組は必要不可欠。
ただ収録するだけで、悩みを抱える人間たちをスッキリさせるのが『あなたの心を見透かし隊』の役目。

「あの…リスナーからの悩みに対して、私たちが解決しなきゃいけないのが、私たちのラジオ番組ですよね?」
「そうよ。どんな悩みでも一発で解決して、それにちなんだ曲をかけるのがラジオでしょ?」
「ラジオと言えば音楽も必要になるわね。」

そして数週間後、ついに『あなたの心を見透かし隊』ラジオ番組が始まる。

302ふたりは名無しさん:2016/11/19(土) 11:07:05 ID:xgGu4ee60
アイドルプリキュア Episode.31
『ラジオできかせて!ほんとうのじぶん(その2)』
(サブタイトルの元ネタは『獣電戦隊キョウリュウジャー』)

数週間後、ついに『あなたの心を見透かし隊』初めてのラジオ番組『あなたの悩みを解決し隊』がスタート。

「こんにちは!『あなたの心を見透かし隊』のリーダー、花咲つぼみです!」
「雪城ほのかです!」
「調辺アコです!」
「月影ゆりです。」
「この番組は、リスナーからの悩みに対して、私たちが答える超シンプルなラジオ番組です!」
「どんな悩みでも一発で解決して、それにちなんだ曲もお届けします!」
「ABC宣伝担当の多田香奈子さん、今日はよろしくお願いします!」
「はい!よろしくお願いします。」
「実は、放送スタート前に届いたたくさんのメールが届いておりますので、ご紹介させていただきますね。」
「大阪府のラジオネーム『MAIQ』さんからの悩みです。」

『私は小学5年生ですが、生まれて1度も友達ができません。友達がたくさん作れる方法を教えてください!』

「友達がたくさん作れる方法?アコちゃんは友達とかいる?」
「もちろんよ。ほのかちゃんとは別対象の男性よ。」
「だと思ったー!では、友達がたくさん作れる方法をつぼみさん、お願いします!」
「はい!こういう時は…タラリラッタラー!『ともだちの証』!」
「ともだちの証?」
「ノベルティです。以前に『吉田仁美のプリキュアラジオ』でメール・ハガキが採用されたリスナーの方に、
 ノベルティの『ともだちの証』がプレゼントされるというのがあったでしょ?」
「ああ。そうみたい。」
「ともだちの証さえあれば、友達がたくさんできるのかもしれません!」
「そうですね!」
「でも、天涯孤独な小学5年生は役に立ちそうですね。」
「友達がたくさんできるためにピッタリなこの曲を送ります。欅坂46で『手を繋いで帰ろうか』。」

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何か誤解させてしまったのかな みんなに冷やかされて 首を振っただけ Oh
だって 誰にも言ってないだろう 君のことをあれこれ聞き出そうとするから
そう面倒くさくて興味ないふりをして 僕はずっと ソッポ向くしかなかった
だけど 心は集中して君のことを気にしてた アイスカフェラテの ストローの回し方
なぜか 君が不機嫌に見えるよ ごめん やってしまった
手を繋いで帰ろうか 誰かに見られてもいい 堂々と街を歩いて 見せびらかそうよ
君と僕はラブラブで 付き合ってるってこと いつもの二人のように 仲直りしようよ
つまらぬ照れ隠しをして 君を傷つけたのなら 家に帰っちゃう前に 罪滅ぼしさせて
ぽっかりと空いたハート 何で穴埋めする?街角で キスをしよう

ふいに君はカフェから出て行ったよ 慌てて僕はすぐに後を追いかけた Oh
みんな その展開に驚いて まずいことを言ったのか?顔見合わせるけど
そうデリカシーがない男友達に 君はマジで怒ってしまったようで
僕が名前呼んだって振り向いてもくれない 道を渡る時 いつもより早足で
まさか 君は泣いてるのだろうか?やばい 話を聞いて!
手を繋いで帰ろうか みんなが向こう側から 僕たちを見守っている 視線意識して…
こんなくだらない喧嘩 何でもなかったように このままどこまでも 歩いて行こうよ
どんな噂 立てられても 他人(ひと)も羨むくらいに…僕をもう一度信じて もっと近くにおいでよ
言葉じゃわからないのなら こうするしかないね 今ここで キスをしよう

手を繋いで帰ろうか 誰かに見られてもいい 堂々と街を歩いて 見せびらかそうよ
君と僕はラブラブで 付き合ってるってこと いつもの二人のように 仲直りしようよ
つまらぬ照れ隠しをして 君を傷つけたのなら 家に帰っちゃう前に 罪滅ぼしさせて
ぽっかりと空いたハート 何で穴埋めする?街角で キスをしよう

303ふたりは名無しさん:2016/11/20(日) 10:00:35 ID:2AwxzZGU0
アイドルプリキュア Episode.32
『アイドルのセンターはどうやって決めたのか(その1)』
(サブタイトルの元ネタは『仮面ライダードライブ』)

『あなたの心を見透かし隊』は、今回もラジオの収録。そんな中、こんな悩みが届いた。

「熊本県のペンネーム『私、頑張るモン』さんからの悩みです。」

『熊本地震で被災した人たちにエールを送るため、私たちは学校の文化祭でアイドルユニットをやりたいのですが、
 アイドルのセンターってどうやって決めているのですか?ローテーション形式か固定形式で決めてください。』

「アイドルのセンター…?」
「ローテーション形式か固定形式ね…」

そう。これまでアイドルプリキュアは3人組、4人組、5人組は1回もセンターを変えていない。
これは、一体どういうことなのか?

「まず、ローテーション形式は曲ごとにセンターを変えていますよね。
 それで、固定形式は前田敦子みたいにセンターはある人固定ということですね。」
「問題は固定かローテーションかって事ね。」
「あの…ちょっとよろしいでしょうか?」
「つぼみ?どうしたの?」
「アイドル界って…センターはどうなってるんですか?私たちは4人組ですよ!Wセンターもあるかもしれません!」
「あれ?手紙が届いてるよ。」

実は収録中に届いた一通の手紙。その中身は、光の粒子となって消えた前田敦子からの手紙だった。
『アイドル界にはルールがある。それは、前田敦子ルールよ。
 全てのアイドルは例えグループであってもユニットであってもローテーションは禁止。全てのアイドルのセンターは固定形式。
 1人のアイドルにスポットライトを当てなければならない。だから、アイドルのセンターは1人だけ。2人もいらない。』
この手紙を見て、『あなたの心を見透かし隊』は…

「前田敦子ルール…」
「アイドルグループはローテーション禁止…」
「アイドルのセンターは1人だけ…」
「分かりました!お悩み解決です!アイドルは例えグループであってもユニットであってもローテーション禁止です!
 アイドルのセンターは1人だけであり、センターは固定形式です!センターは2人もいりません!」

これにより、アイドル界のルールに従った結果…
『アイドルグループのセンターは全て固定形式。ローテーション形式は完全禁止。』となった。

「ですから、アイドルのセンターになりたいためにピッタリなこの曲を送ります。欅坂46で『青空が違う』。」

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初めて来た都会は人と人を 洗濯機のようにかき混ぜている
テレビで観てたあの華やかさは 秩序のないエゴに見える
Siriで聞いたあなたの住所まで いくつも電車を乗り換えながら
標準語しか聞こえない車内は 降りる駅を間違えそう
私が勝手に押しかけた 遠距離恋愛 一目だけ会いたくて…
だって 久しぶりの電話中 ずっと 咳をしてたから 急に気になってしまった
遠くで暮らさなきゃいけないほど 夢はそんなに大事ですか?青空 どこか違う

写真で見たアパートのドアが開き 風邪で辛そうなあなたを見たら
何も言えなくなって抱きついて 涙 溢れて止まらない
散らかった部屋のあちこちに あなたの努力と 闘いの日々がある
来るとわかってたら いつだって 君を迎えに行ったよと 鼻声で叱られたけど
寂しさ我慢しなきゃいけないほど 夢はまだまだ未来ですか?青空 窓に見えない

ひまわりの種を持って来た 鉢植えの土に埋めよう いつの日か花を咲かせて 太陽がある位置を教える 忘れないで 青空を…
久しぶりの電話中 ずっと 咳をしてたから 急に気になってしまった
遠くで暮らさなきゃいけないほど 夢はそんなに大事ですか?だけど言えなくて
風邪が伝染るからと キスしない そんなあなたに背伸びして 強引にキスをしちゃった
本当は一緒に帰って欲しいけど 夢を絶対叶えて欲しい 青空 少し見えた 青空 どこか違う

304ふたりは名無しさん:2016/11/20(日) 10:01:25 ID:2AwxzZGU0
アイドルプリキュア Episode.32
『アイドルのセンターはどうやって決めたのか(その2)』
(サブタイトルの元ネタは『仮面ライダードライブ』)

『あなたの心を見透かし隊』がラジオの収録を終えると、
3人組、4人組、5人組のアイドルユニットのセンターとリーダーについてを話していた。
その結果、『Triple♡』のセンターとリーダーは愛乃めぐみ、
『ハルカノゾムミライ』のセンターとリーダーは夢原のぞみ、『MVP』センターとリーダーは日向咲、
『あなたの心を見透かし隊』のセンターとリーダーは花咲つぼみ、『創シ⇄想アイ』のセンターとリーダーは星空みゆきとなった。

「えええっ!?私がセンター!?やよいちゃんとWセンターじゃないの!?」
「残念ながら、それはできません。前田敦子からの手紙に従いなさい。」
「鈴木絢音プロデューサー…ごめんなさい…」
「でも、4人組って、Wセンターになる確率が高いのに…どうしてセンターは1人だけですか?」
「言ったでしょ?どんなアイドルでも、頂点に立つのは1人だけよ。」
「だって…あなたたちは何でアイドルになったかわかる?」
「えっ?それは…」
「前田敦子に憧れてアイドルになったじゃない!」
「前田敦子…?」
「だって、以前に前田敦子は光の粒子となって消えたハズよ!」
「私たちは前田敦子を受け継ぐアイドル。それを知っているのは、西野七瀬と平手友梨奈だけよ。」
「えええっ!?」

そう。アイドルプリキュアは前田敦子が計画しているアイドルプロジェクト。
前田敦子を受け継ぎ、固定形式のアイドルユニットを作り続けていた。
だが、どうして前田敦子を受け継いでいるのか?この先のアイドルプリキュアで随時明らかされていく。

その頃、坂道プロダクションでは、平手友梨奈がプロデューサー復帰を迎えようとしていた。

「ひ、平手友梨奈!いよいよプロデューサー復帰だね!」
「はい!」
「ところで、平手さん、『カウントダウンライブ』というのは、何なの?」
「あの事件で社内の反対勢力が一掃されて、人間界へのバックアップ体制も整いました。
 それにより計画していた究極のライブを開催できる事になりました。
 今日は全国の皆さんに向けて、その一部を発表させていただきます。」

そして全国の住民たちにライブビューイングし、カウントダウンライブの発表を開始した。

「全国の皆さんにお知らせします。実は現在、特別なライブを計画中です。ライブを構成する5つの要素。
 セットリスト、場所、お客さん、サイリウム、そしてネットワーク。その全てを史上最高のスケールに高めます。
 それが、カウントダウンライブです。」

これが、『カウントダウンライブ』の一部。

「凄いライブになってきたわ。いつ開催されるんですか?」
「まだ時間がかかりそうだわ。まずはこの特別なライブにふさわしい、イベントを用意しなければならないわ。」

平手の計画する『カウントダウンライブ』。果たして、どんなライブになるのか?

305ふたりは名無しさん:2016/11/27(日) 10:00:07 ID:E6TzdedA0
美翔舞・秋元こまち・星空みゆき・黄瀬やよいの4人がそれぞれの分野で創作活動を行ってアイドル活動している『創シ⇄想アイ』。
今回は黄瀬やよいがソロでの初仕事。テレビ朝日の本社1階にあるアトリウムで、イベントが行われる。

アイドルプリキュア Episode.33
『やよいと漫画とハリウッド』
(サブタイトルの元ネタは『仮面ライダーオーズ』)

「な、何あれ!?こんなにたくさんのお客さんがいるよ!それに…『やよいちゃんの初仕事、この色紙にサインを書いてください。』って…
 そっか!今日はサイン会があるんだったわ!」

その名の通り。今回はやよいが書いた漫画のサイン会が開かれる。
やよいはヒーロー漫画『パワーレンジャー』のコミックス発売のために、多くのお客さんにやよいが書いたサインを書く。

「こまちちゃん、やよいちゃんがついに漫画家デビューだね!」
「でも、最近調子がくるってない?やよいさんって、『パワーレンジャー』を書いてたの?」
「大丈夫よ。やよいはヒーロー漫画を書いていたんだから、『パワーレンジャー』の新作は行けれるって!」
「でも、『パワーレンジャー』って、ハリウッドの映画じゃないの?」
「そ、そうみたい…」

そして、4時間後…

「終わったぁ…」
「お疲れ!やよいちゃん!」
「やよいちゃんなら、ハリウッドスターになれそうだよ!私たち、アイドルなんだから!」
「そっか…私たち、アイドルをやってたんだ…」
「でも、受け入れてくれるのかなぁ…」

その後、プロデューサーの鈴木絢音から連絡が来て…

「えええっ!?ハリウッドスターになれない!?」
「残念だけど、やよいさんには少々早すぎると思うのよ。
 だから、もうちょっとしたらハリウッドに行けれるのかもしれないわ。」
「わかったわ。」
「ちょっと!絢音!やよいはハリウッドに行けれないの!」
「虹花!?どういうことなの?」
「やよい…残念だけど、あなたたち『創シ⇄想アイ』は、乃木坂46と欅坂46がプロデュースしたユニットなのよ。
 そう簡単にハリウッドに行かせるわけには行かないの!」
「「「「どうして!?」」」」
「今、平手友梨奈が、とんでもない計画を立ててるらしいわ。」
「えええっ!?平手友梨奈が!?」

その通り。今、平手友梨奈はカウントダウンライブの計画中。一体どうなるのか…?

306ふたりは名無しさん:2016/11/27(日) 10:00:56 ID:E6TzdedA0
妖精からプリキュアになった美々野くるみと花海ことはのコンビ『SecretLives(シークレットライブズ)』。
最近、調子に乗っているこのコンビ、今回はあの人がついに念願の女優デビューへ!

アイドルプリキュア Episode.34
『花海ことは 女優へのアバレ咲き』
(サブタイトルの元ネタは『爆竜戦隊アバレンジャー』)

「実はね、今日はビッグニュースがあるの。」
「何?まなったん…」
「なんと、ことはちゃんが女優デビュー!」
「ホントですか?うれしいー!」

そう。女優デビューするのは花海ことは。なんと、恋愛映画の主人公に抜擢。
そして、何といっても注目なのが…花海ことはが一人二役に挑戦。双子の姉妹を演じることとなる。
外見は瓜二つでも性格が違う双子の姉妹であり、元気のいい妹と、落ち着きのある姉の二役演じることとなる。

「一人二役かぁ…私に演技力はあるかもしれないけど…」
「いい?アイドルが増殖する事例は絶対にあるって。ことは、これが台本よ。」
「すごーい…撮影が楽しみだわ…それに、共演者は誰?」
「宮脇咲良よ。」
「み、宮脇咲良って、あのHKT48の!?」

説明しよう。宮脇咲良は元HKT48のメンバーだ。なぜなのかというと…
2012年8月27日に前田敦子がAKB48を卒業したことにより、AKB48が解散しただけじゃなく、
NMB48、SKE48、HKT48などの全てのAKB48グループは完全解散を喫した。
その後宮脇咲良は、欅坂46の誕生(2015年8月21日)まで一時期芸能界を引退した。
そして、欅坂46が誕生(2015年8月21日)したことにより、宮脇咲良は芸能界復帰。
宮脇咲良は欅坂46のメンバーとして生まれ変わったのだ。

「み、宮脇咲良って、あのHKT48の!?」
「いいえ。欅坂46の宮脇咲良よ。」
「どうして?HKT48は?」
「前田敦子がAKB48を卒業した時点で、HKT48は解散したのよ。」
「じゃあ、今は欅坂46の宮脇咲良なの?」
「そうよ。」
「欅坂46…乃木坂46と同じように流行語にノミネートできるのかなぁ…」
「撮影は今のところ未定だけど、宮脇にちゃんと聞くようにね!」
「そっか…まだ先の話なんだ…私、頑張る!」

花海ことはの女優活動は、まだまだ先の話。
それまではアイドル花海ことはとして、精一杯アイドル活動していく。

307ふたりは名無しさん:2016/11/27(日) 10:04:11 ID:E6TzdedA0
夢を追いかける素晴らしさを知るのぞみ、夢に向かって努力する大切さを知るはるか、
これから自分の夢を見つけようとするみらい、のピンク3人のチーム『ハルカノゾムミライ』。
今回は自分の夢をみつけようとするみらいに嬉しい報せが。

アイドルプリキュア Episode.35
『未来ノユクエ(前編)』
(サブタイトルの元ネタは『炎神戦隊ゴーオンジャー』)

「今、ソロデビューって言いました!?」
「そうよ。朝日奈みらいにソロ活動の報せが届いたわ。」
「ワクワクもんだぁー!」

それは、朝日奈みらいのソロデビューの話だ。

「それよりも…AKB48のメンバーは?どうしてここにはいないの?」
「AKB48は固定式アイドルグループだったの。
 だって、アイドルグループのセンターは全てが固定形式だったのよ。」
「えええっ!?固定形式!?」
「だから、前田敦子も不動のセンターだったじゃない。
 その前田敦子が卒業したらAKB48は解散。アイドル界のルールはそうやって決まっているの。」
「じゃあ、ローテーション形式は禁止って事!?」
「そうよ。乃木坂46だって、西野七瀬が卒業したら解散、
 欅坂46だって、平手友梨奈が卒業したら解散って決まっているのよ。」
「じゃあ、私の未来の行方を左右するのも…」
「全てはあの人のためにあるってことよ。」
「あの人って…誰の事…?」

そう言い残したまま、みらいは渋谷のPARCOへ。
すると、『SecretLives(シークレットライブズ)』の花海ことはと美々野くるみが朝日奈みらいにこう話しかける。

「みらい、どうしたの?」
「せっかくソロデビューを発表しちゃったのになんで落ち込んでるの?」
「みらいがソロデビューするなら、私もソロデビューしたい!」
「いいよ。今、プロデューサーの秋元真夏と土生瑞穂が、はーちゃんのソロデビューを計画しているんだよ!」
「うれしい!だけど、もう1つは…ポジションはどうしてローテーション形式じゃないの!?」
「実はね、アイドル界では、前田敦子に肖って、ポジションは固定形式になったのよ。」
「嫌だ!私だって、センターになりたい!」
「無理よ。前田敦子が決めたことだから。」
「そんなぁ…でも、その前田敦子はどうなっちゃったの?」
「前田敦子は亡霊になったけど、光の粒子となって消えちゃったのよ…」
「わ…私のローテーション形式がぁ…」
「さて、そろそろ仕事に戻らなきゃ!はーちゃん、くるみちゃん、またね!」

そして、みらいは『渋谷PARCO』へ足を運んだ。

308ふたりは名無しさん:2016/11/27(日) 10:04:38 ID:E6TzdedA0
アイドルプリキュア Episode.36
『未来ノユクエ(後編)』
(サブタイトルの元ネタは『炎神戦隊ゴーオンジャー』)

「私、『ハルカノゾムミライ』の朝日奈みらいです!今の世代は、乃木坂46と欅坂46の時代です。
 今すぐAKB48のCDはゴミ箱へ捨ててください!呪いにかかってしまいます!
 ですから、この曲で、AKB48の呪いは解けるはずです!聴いてください!『渋谷からPARCOが消えた日』。」

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何を聞かれても答える気にならない ただ拗ねた瞳で睨み返した レジスタンス
やさしい振りして近づいて来る誰もが 未来を盗もうと狙ってるんだ サスピション
待ち伏せされていた公園通り 連れ戻そうと大人が怒る 放せよ!
愛は PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO Only 視線の先に 遮るものがないよ
ずっと PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO だけ 悲しい時は涙 我慢しながら
あのファッションビルをいつだって見上げてた サヨナラじゃない 渋谷PARCO

誰とどこにいて何してたのかなんて 制服のそのシワが答えてる シークレット
スマホで探した遠回りの帰り方 まだまだ人ごみの中にいたい ロンリネス
寂しくなるたびにここに来るんだ 雑誌のようなオシャレがしたい ため息
夢は PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO ガール 近くにいると 叶いそうな気がする
だって PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO フリーク 一人で抱え込んでた悩みや迷いを
ここなら そう素直に忘れられる気がした 話し相手は 渋谷PARCO
いつか 思い出すでしょう 今日を…一度 消えてしまったものが ちゃんと 形になる日のこと…
2019(トゥエンティーナインティーン)その頃 私は大人

きっと PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO DAYS それまで待つよ 未来でまた会いたい
愛は PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO Only 視線の先に 遮るものがないよ
ずっと PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO PARCO だけ 悲しい時は涙 我慢しながら
あのファッションビルをいつだって見上げてた サヨナラじゃない 渋谷PARCO

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その頃、坂道プロダクションでは、平手友梨奈が全国の住民たちに向け、
『カウントダウンライブ』に関する情報の一部を公開しようとしていた。

「全国の皆さんにお知らせします。兼ねてより計画していた『カウントダウンライブ』に使われる、セットリストの条件を発表します。
 この特別なライブには、これまで発売された全ての楽曲の中から全国の皆さんの投票によって決まります。
 史上最高のスケールに高めたライブになることを…約束しましょう。」

これが、『カウントダウンライブ』の更なる情報だった。

「凄いライブになってきたわ。いつ開催されるんですか?」
「準備にもう少し時間がかかりそうだわ。」
「そうか…何か協力できることがあったら、声をかけてね。」
「はい!相応しい計画にするために、あなたにしかできないお願いがあるわ。」
「OK!」

果たして、平手が考えている計画とは…?史上最高のライブに向けて、カウントダウンが始まった。

309ふたりは名無しさん:2016/12/04(日) 10:00:06 ID:scZrHico0
アイドルプリキュア Episode.37
「スマートフォン不携帯」
(サブタイトルの元ネタは『激走戦隊カーレンジャー』)

朝日奈みらいのデビューミニライブを終えると、
突然、『SecretLives(シークレットライブズ)』の美々野くるみに異変が…

「ねえ、くるみちゃん、どうしちゃったの?」
「私の…私のスマートフォンがなくなってるの!!」
「えええっ!?」
「今度、スマートフォンを使った新しい番組をやろうと思っているんだけど、
 感心なスマートフォンがなくなっちゃって…」
「そうかぁ…寂しいわ…」

そう。くるみは今度、スマートフォンを使った新しい番組の撮影を行おうと思ったが、
突然、スマートフォンが行方不明になってしまったのだ。一体誰がスマートフォンを無くしたのか?

「すみません…スマートフォンがなくしてしまって…」
「あの…くるみさん、ここにはスマートフォンはありませんよ。」
「そうですか…」

くるみとみらいは必死にスマートフォンを探すが、未だにみつからず。すると…

「あっ!ごめんごめん!ウチが使ってたんや。」
「あかね!どうしてあなたがスマートフォンを!?」
「調度、壁紙を変えようと思うてな、最近はやりの…」
「あかね…今すぐ乃木坂46か欅坂46の壁紙に変えなさ―い!!!」
「ええやーん!PPAP流行るでー!」

あかねがくるみのスマートフォンを持ったまま逃げ出そうとするが…

「ちょっと…!これはどういうことなの!?」
「あれ?みらい…?どうして?あっちにいたんやないか…?」

なんと、もう1人のみらいがくるみのスマートフォンを返却するためにやって来た。

「じゃあ、そっちのみらいちゃんって…」
「どうだった?私が作ったバーチャルホログラムは?」
「ウソ?!じゃあ、誰がそれを作ったの!?」
「私、白石麻衣が作りました!」
「まいやん!?」
「あかねちゃん、くるみちゃんのスマートフォン、返してあげて。」
「どうしてや…」
「芸能界は、乃木坂46と欅坂46しかいないんだよ。」
「ウソや…くるみ、スマートフォン返すわ。」
「これでやっと、新しい番組ができるわ!」

そして数日後、美々野くるみがスマートフォンを使った新しい番組の撮影に挑んだ。

「やっぱ、このグルメは最高ー!!」

美々野くるみの人気度はまだまだ止まらない。

310ふたりは名無しさん:2016/12/04(日) 10:00:52 ID:scZrHico0
アイドルプリキュア Episode.38
『気になる!CM撮影の裏側』
(サブタイトルの元ネタは『電磁戦隊メガレンジャー』)

『創シ⇄想アイ』の4人は、初めてCM撮影に挑むが、実は気になる事が…

「今回のCM…今までと違うじゃない?」
「と言っても、これ、雪肌精じゃない?」

突然、4人の元に手渡されたのは、コーセーの雪肌精(http://www.sekkisei.com/)。
だが、今回は青いボトルではなく、白いボトル。一体これを使って、どんなCMを撮影するのか…?

「今回、撮影するCMは雪肌精シュープレムのCMです。」
「えっ?雪肌精って、青いボトルじゃないの?」
「青いボトルの雪肌精シリーズのやさしさはそのままに、うるおいと美白効果をアップしたんですから。」
「これなら、私たちも美白になれるわ。」

『創シ⇄想アイ』の4人が仲良く化粧する、雪肌精シュープレムのCMは…
最初に4人が化粧して、1人づつ一言を言う。というCM。
4人が緊張する中、撮影スタート。
4人は雪肌精シュープレムを使って、一言言った。

「何コレ?気持ちいい♡」
「顔がピッカピカ♡」
「この化粧水、気持ちいい♡」
「乳液がきれい♡」

そして、4人は息を合わせて…「「「「美白はとっても白い!」」」」と言い…

「はい!OKです!これで、今回のCM、撮影終了しました。」
「「「「ありがとうございました!」」」」

来年には撮影したCMが放映されるみたいだ。『創シ⇄想アイ』の今後に乞うご期待。
その頃、平手友梨奈はAKB48の呪いを消すためにある計画を進めていた。

「そうか…AKB48の呪いはまだ解けなかったみたいだね…今度こそ、AKB48の呪いを消してやるわ…」
「平手プロデューサー、『カウントダウンライブ』の準備は進んでいますか?」
「私にできることがあったら、何でも言ってください。」
「ありがとうございます。理佐さん。」
「どういたしまして。」
「それよりも白石麻衣さん、その…ライブの事なんですが…
 過去のライブとは一味違うライブにしたいと思っています。
 そこで相談があるんですが…」
「人間界の人たちをゼロに!?どういうことなの…?」

果たして、ネットワークサーバーを介した『人間0計画』とは…!?ついに『カウントダウンライブ』開催の時が迫る!!!

311ふたりは名無しさん:2016/12/11(日) 10:00:16 ID:77l7R59w0
アイドルプリキュア Episode.39
『人間0計画 〜ドーザ・ウー・ザザレ〜』
(サブタイトルの元ネタは『魔法戦隊マジレンジャー』)

「カウントダウンライブ!?」
「ひょっとして、年末のライブがもう来ているって事!?」
「開催は…12月31日…って大晦日やないか!」
「大晦日にライブ?アイドル界に革命が起きるぞー!」
「それに、革命が起きるって…何コレ!?」
「うらら、カウントダウンライブって、毎年大晦日にやってるの?」
「そうですよ。日本時間の大晦日から元旦にかけて行うコンサートなので、心配いりません!
 ファンの皆さんといっしょに新年を迎えるなんて、うらら、感激です!」
「よかった…」
「それよりも、気になるわ…平手プロデューサーが…」
「私がどうかしたの?」
「あの…『カウントダウンライブ』って、平手プロデューサーが決めたの?」
「そうよ。そして、1月1日を迎えた瞬間、人間界の人たちがゼロになるわ。」
「人間界の人たちがゼロに!?」
「それが、『人間0計画』別名『オメガプロジェクト』と言った方がいいかな?」
「オメガプロジェクト…!?」
「それに、『人間0計画』と『オメガプロジェクト』って…」
「ねえ、0(ゼロ)とΩ(オメガ)って…ひょっとして…形が似ているわよ!」
「ホントだ!」

そう。『0(ゼロ)』と『Ω(オメガ)』は形が似ていて、『人間0計画』と関連しているのかもしれない。
そもそも、『オメガプロジェクト』とは何か?

「『オメガプロジェクト』とは、世界を1つにさせるためのプロジェクトよ。」
「世界が1つになる…その計画って、水面下で着々と進行してるの?」
「全てが1つになって、みんなで新年を迎えられるのね!うれしい!」
「でも、『人間0計画』ってことは、私たちまで消えるってことでしょ!?」
「安心して。アイドル界の人たちと人間界の人たちは別人だから。」
「よかったぁ…!」
「だけど、人間0計画を発動したら、私たちの知っている友達はみんな消えちゃうんだよ!」
「えええっ!?」

そう。『オメガプロジェクト』とは、世界を1つにさせるだけではなく、
人間とアイドルを一体化させるためのプロジェクトと呼ばれてるらしい。
平手友梨奈は、一体何を企んでいるのか…?

312ふたりは名無しさん:2016/12/11(日) 10:01:02 ID:77l7R59w0
アイドルプリキュア Episode.40
『殺す悪魔』
(サブタイトルの元ネタは『仮面ライダー響鬼』)

「あの…1月1日の午前0時0分になった瞬間に人間界の人たちがゼロになるって、ホントですか!?」
「その通りよ。全ては私、平手友梨奈のものになるからね。」
「マナだって、人間界の人たちをゼロにしたくないよ!」
「それはわかるけど、これは、ネットワークサーバーを介して作られた計画だから、誰にも阻止することはできない。」
「誰にも阻止できないネットワーク…!?」

そう。『人間0計画』は『オメガプロジェクト』の一部であり、ネットワークサーバーを介して作られた計画。
決して、誰にも止めることのできない禁断の計画なのだ。

「それに…ん?お前は…」
「平手さん、失礼します。」

そして、平手友梨奈の前に現れたのは、『MysticDiva(ミスティックディーヴァ)』のプロデューサー、橋本奈々未だ。
だが、橋本奈々未の様子がちょっとおかしい。

「人間界の人々に聞いたの。『人間0計画』いえ、『オメガプロジェクト』はとても危険な計画よ!
 なんとかして止めないと、人間界が…人間界が…!」
「うるさい!」
「きゃあっ!!」
「橋本奈々未…お前は用済みだ…『人間0計画』を発動する前にまず貴様から始末してやる!」
「平手友梨奈…あなたは私の敵よ!!!」

橋本奈々未は平手友梨奈を倒すために、『人間0計画』を阻止することを決意。
その様子を見た黒川エレンと剣崎真琴は…

「ななみんプロデューサー…」
「私…知らなかったわ…みんなに知らせてくる!」

と言い、他のアイドルに通達をした。

「悪いけど、『人間0計画』を止める方法はあるの!?」
「残念ながら、『人間0計画』を止めることはできない!」
「えっ!?」
「橋本奈々未、消えろっ!!!」
「きゃあっ!」
「待ってろよ…人間ども…『人間0計画』は誰もに止めることはできない…!!!」

平手友梨奈は橋本奈々未を倒し、ついに『オメガプロジェクト』となる『人間0計画』が動き始める!


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