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アライちゃんのいる日常5
12
:
19vndrf8Aw★
:2019/01/22(火) 00:28:16 ID:???00
ペットアライちゃんは、小さいうちはケージに閉じ込められることに何ら抵抗を感じない。
これは、ペットアライちゃん工場職員の教育の賜物でもあるが…
自然元来のアライちゃんの習性が、そもそも狭いところに閉じ籠って過ごすことに向いているからだと言われている。
自然の中のアライちゃんは幼いうちは、木の穴や民家の屋根裏など、狭い巣に閉じ籠って親に育児される。
巣の外には外敵がひしめいており、出ていったらすぐに捕食されることだろう。
だが、家にこもっていれば、親が餌を持ってきてくれる。
自分で餌を探す必要などない。
どうせ探すだけの力はまだない。
つまり、狭い巣に閉じ籠ることは、幼いアライちゃんの心に安堵をもたらすのである。
母親や飼い主に甘えるのは、親を喜ばせて可愛がってもらい、世話をしてもらうためだという。
だが、独り立ちできる年齢になると、閉じ籠められることを物凄く嫌うようになる。
自分の力で生きていくように、思考が切り替わり始める。
親への反抗が始まり、甘えなくなる。
自分の力で餌を探し、獲るために、外界をくまなく自分の足で歩きたくなる。
どこまでも、どこまでも。旅をしたくなる。
それがアライさんという生き物だ。
アラ助は並の値段の品種のペットアライちゃん。
成長は野良より遅いが、こと本能や習性という点において、未だ自然での生活に適した…
『ペット向きでない』生態をしていると言わざるを得ない。
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