[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
アラ虐SS投稿スレ
649
:
名無しさん
(アウアウ 4714-4be3)
:2019/11/29(金) 03:07:39 ID:0okugDi2Sa
大雪のクリスマス・イブ。三つの小さな影、アライちゃんシスターズだ。
三匹ともクリスマスらしいコスチュームを身に纏っている。
アライサンタちゃんが二匹、アラスマスツリーちゃんが一匹。
アラスマスツリーは真っ白な毛皮。どうやら超レア突然変異アライのパルコアライちゃんらしい。
しかし折角のその姿も猛吹雪の前に雪だるまになりかけている。
「のあ〜」
「ぱっゆこあらいっ!ぱゆぱゆぱゆー!」
「ひょぉぉぉっ!ひどいゆきなのりゃ・・・これじゃみんなのおーちにぷれぜんとくばれないのりゃぁ・・・」
半分雪に埋もれながら、サンタ姿のちょっぴり大きなアライちゃんは思案に暮れる。
「のあ〜」
ひと回り小さな妹アライちゃんは迷惑そうにサンタ服を脱ごうとしているがボタンの外し方が判らないらしく袖を引っ張ったり、襟首をかじかじと咬んだりと落ち着かない。
「のあ〜!のああ〜!!むぎゅぅ!」
ごっ!アライちゃんはサンタ服をボロボロにしかけている妹に頭突きを喰らわせる。
「おちつくのりゃ、いもーと!およーふくがぼろぼろになったらさんたしゃんじゃないのりゃ!きょうだけがまんすゆのりゃ!!」
しかし頭突きも物ともせず妹はかじかじを止めず、既に袖口の白いふわふわの毛はよだれでべとべと、毛は抜けてぼろぼろだ。
「のあのあのあ〜!のあぁぁぁ〜!!」
アライちゃんはうんざりした顔で、氷柱と化したパルコアライちゃんに妹の面倒を見るよう指示をした。
「ぱゆこあらいしゃんは、いもーとがおよーふくをやぶかないようにみてゆのりゃ」
そういうとパルコアライちゃんは妹に馬乗りになり手加減なしでぼこぼこと妹を殴り始めた。
「ぱゆっ!ぱゆぱゆぱゆーっ!ぱゆっ!ぱゆっ!ぱゆっ!」
ぼこっ!ぼこっ!と妹を殴る度にパルコアライちゃんに積もった雪が返り血でどす黒く染まる。
「の・・・あ・・・のぁぁぁ・・・」
いやいやををしながら顔面をコスコスと擦る妹。しかしだらだらと流れる鼻血は止まらない。
アライちゃんは後ろで起こる惨事を無視して天に向かってコスコスと摺り手揉み手をしきりに繰り返す。
「はれろぉーっ!はれるのりゃぁぁぁっ!!」
火が出るかと思う程にコスコスと手をこすり合わせ雪よ止めよと天に祈りを捧げる。
そして驚くべきことに空を覆う雲が真っ二つに裂けみるみるうちに雪が止む。
「ふははははーっ!みゆのりゃ!あらいしゃんのみやくゆぱうあーではれたのりゃぁぁぁ!」
本当にアライちゃんの力かは判らないがとにかく晴れた。
雪吹き荒ぶ曇天が瞬く間に満天の星空になった。
「いくのりゃ!あらいしゃんたしゃんをまちゅ、おともだちしゃんにぷりじぇんちょをとどけゆのりゃ!!」
その時、どがっ!と響いた大きな音に驚き後ろを振り向くと、ちょうどパルコアライちゃんが妹にとどめの一撃を喰らわせた頃だった。
「ぱゆぅ?」
小首を傾げたパルコアライちゃんを見るアライちゃん。
その下に視線を落とすと下敷きになった妹の顔は原型を留めぬほどに殴られ、引っ掻かれ、馬乗りのパルコアライちゃんを振り落とさんばかりにゴキガイジムーブをキメていた。
「のりゃぁ・・・い、いもーとがぁぁぁ・・・・・・」
わなわなと震えるアライちゃんに対しパルコアライちゃんが「がんばりました!」と言わんばかりのピカピカガイジガオでふんぞり返っている。
「い、いもーと・・・し、しかたないのりゃ!あらいしゃんたしゃんはあらいしゃんがいゆのりゃ・・・な、なんとかなゆのりゃ!」
積もった雪の名からか大きな袋を掘り出し、うんしょと担ぐと、パルコアライちゃんを引き連れ一軒の大きな二階建てのお屋敷の前までやって来た。
「まずはこのおーちからなのりゃ!こりだけおっきーおーちならぷれぜんとのおかいしがごーかなはずのりゃ!うまくすゆとけーきたべえゆかもなのりゃ!」
アライちゃんは家を見上げ煙突の場所を確認する。
「ぱゆしゃん、あそこのえんとつからしんにゅーすゆのりゃ!」
「ぱゆぅ?ぱゆっ!ぱゆぱゆっ!」
どうやら理解を得られたらしい。アライちゃんは大きなプレゼント袋を担ぎながらも窓枠を伝い、飾りレンガを登り屋根を目指す。
「わっちぇ!わっちぇ!がんばゆのりゃ!おともだちしゃんのためなのりゃ!たっくしゃんおかえちもやうのりゃ!!」
パルコアライちゃんもアライちゃんの後を追い壁を登る。しかし身の丈の倍はあるかと言うクリスマスツリーを模したコスチュームは壁を登る度にゆらゆらと揺れている。
「ぱーゆっ!ぱーゆっ!」
ゆらゆらする度にフラフラと右へ左へふらつくパルコアライちゃん。大きな袋を背負うアライちゃんに比べてもただただ遅い。
「ぱ、ぱゆっ・・・ぱゆうぅー・・・」
先行するアライちゃんは片手にプレゼント袋を背負っていることもあり、屋根に登るのに苦労をしている。
「の・・・りゃぁぁぁ・・・もうしこしなのりゃぁ・・・ふにゅうぅぅっ!」
必死に袋を持つ手で屋根の縁に手を掛けるが取り落としてしまう。
「のーん!あらいしゃんたしゃんのぷれぜんとがぁぁぁっ!」
アライちゃんの手をすり抜けプレゼント袋が落っこちていく。
そのプレゼント袋はゆらゆら揺れるパルコアライちゃんに激突する。
「ぱゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
「あああっ!ぱゆこあらいしゃんがぁぁぁっ!ぷれぜんとのためふんがぁぁぁっ!」
アライちゃんに追いすがりようやく二階部分に差し掛かったパルコアライちゃんはプレゼント袋と共に積もった雪の中に落ちていく。
「ぱゆーん!」
ぼすっ!高く積もった雪に真っ逆さまに突き刺さったパルコアライちゃんは身動きが取れなくなった。
「ぱゆ!ぱゆゆゆゆーっ!」
じたばたと暴れるパルコアライちゃんだが、その度に突き刺さったクリスマスツリーのコスチュームがずぶずぶと雪にめり込んでゆく。
冷たい雪に半身が埋まるとパルコアライちゃんの震えが止まらなくなる。
いつもは何を考えているか判らないパルコアライちゃんだが、今は凍える寸前だということだけは判る。
がちがちと寒さで歯の根も合わぬパルコアライちゃんは徐々に震えることさえ出来なくなってゆく。
「ぶるるっ、ぱ、ぱ・・・ゆ・・・」
そしてすぐにパルコアライちゃんは凍り付き、引きつったカチコチガイジガオでぴくりとも動かなくなった。
「ううう、あらいしゃんたしゃんひとりぽっちになっちゃったのりゃ、だいじなぷれぜんとのためふんのおすそわけもおこちちゃったのりゃ・・・ぐしゅっ」
なんとか屋根の上に登ったものの仲間もプレゼントも失いうなだれるアライちゃん。
しかしここまで来たのだ、せめて家の中に入り、プレゼントのお返しだけでももらわなくては!二匹の犠牲を考えるとそう思わずにはいられないアライちゃんだった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板