のんたぬフリースタイルスレ

72：名無しで叶える物語：2016/01/19(火) 07:23:52 ID:osTUs4SY: 意を決して根元まで尻尾を入れるのんたぬ
刺すような寒さが大事なしっぽさんを襲いますが、持ち前の食い意地で必死に耐えます
のんたぬ(冷たい冷たい冷たい寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い…でもさかなさんの為に我慢やん！)
美味しそうに焼き魚を頬張るキツネーチカを睨みつけながら必死に我慢し続けるのんたぬ
するとキツネーチカの言う通り、しっぽさんの感覚が無くなってきました
のんたぬ「ややん？しっぽさん何も感じないやん。もう冷たくないやーん♪」
キツネーチカ「そうなったらもうすぐ釣れるチカ。あと少しの辛抱チカ」
のんたぬ「でも寒いのは変わらんやん…まだ釣れないやーん？」
キツネーチカ「そろそろいいチカ。ひとまず尻尾を上げてみるチカ」
のんたぬ「やーん♪おさかなさんがいっぱい…やややっ！？」
のんたぬ「しっぽさん抜けないやん！キツネこれはどういうことしゃぁ！？？」
キツネーチカ「釣りなんて真っ赤な嘘チカ。村人さんに頼まれて貴重な食べ物を盗むお前を懲らしめにきたチカ」
キツネーチカ「そもそもチカじゃそんな穴掘れないし、魚も焼けないチカ。そのくらい考えろチカ」
キツネーチカ「そこで死にたくなければせいぜい頑張って尻尾を抜けチカ」
のんたぬ「やん゛っ！やん゛っ！全然抜けないやん…」ｸﾞｲｸﾞｲ
のんたぬ「こんなとこで死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……」
のんたぬ「や…や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛」ブチブチブチィッ！
死にたくない一心で尻尾を引っ張った結果、のんたぬ自慢のもふもふしっぽさんは根元から千切れてしまいました
付け根から流れる血を呆然と眺めていたのんたぬの怒りは、やがて自分を騙したキツネーチカに向けられました

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