のんたぬフリースタイルスレ

35：名無しで叶える物語：2016/01/14(木) 00:23:54 ID:JTMU0uDY: のんたぬ「やぁ…ん」

のんたぬは消耗していた。
『もうこれで終わってもいい…だから…ありったけを…』と思っていた訳ではないのだが
絵里のトレーニングがエスカレートするにつれ、知らぬ間に体力の限界を超えていたのんたぬは
莫大な量のすぴりちゅあるぱわーを体力に変換させ続けたのである

のんたぬ「…からだが痛くて…うごけない…やん…ｺﾞﾎｯ…」

すぴりちゅあるぱわーを使い果たしたのんたぬは暗黒のすぴりちゅあるぱわーに取り込まれ、
今はその反動で身動きが取れないほどに消耗していた

絵里「のん…調子はどう？」
のんたぬ「ぱわ～が…足りない…やん…」
絵里「あなたが食べたがっていたポテイトさん持ってきたけど…食べれる？」
のんたぬ「いまは…食べれそうにない…やん」
絵里「そう…お水はどう？」
のんたぬ「…。」ｽﾔｧ

のんたぬは会話の途中で寝てしまった。
嗚呼―なんということをしてしまったのだろう―
絵里は後悔した。のんたぬの限界を見誤ってしまったのだ。これは自分の失敗

絵里「のん…ごめんね…」
のんたぬ「…。」ｽﾔｧ

のんたぬの回復を祈る事しかできないのか―その時

希「うちにまかしとき！」
絵里「えっ！希？」

ドアを蹴破るかのような勢いで、唐突に東條希が部屋に入ってきたのである。そして

希「スピリチュアルパワー注入!!は～いッッ!!ぷしゅ～ッッ!!」
絵里「待って！のんは今、弱っているのよッッ！」

希はおもむろに右手を振り上げ、絵里の制止を聞かずに、のんたぬに手刀を振り落とした

ドスッ―

希「いいか！えりち！のんちゃんは今ッ!!暗黒のすぴりちゅあるぱわーと戦っているッ!!」
絵里「えっ!?」
希「私のスピリチュアルパワーを注入すればッッ!!裏返るッッ!!」
絵里「えっ？…裏？…なに？」

つづく

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