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アンチのんたぬスレ 6
507
:
473
:2016/05/17(火) 21:22:27 ID:lCY4JHq.0
「もうおちびちゃんたちは、1匹しか残ってないけど...これからどうしようか」
「ヤン....モウ......イヤ......ヤン........」
ちび処分の間中は喚き散らしていた屑狸であったが、いい加減疲れたのか、はたまたあまりのショックに耐えきれなくなったのか、ひっくり返ったまま目はうつろになり、ぶつぶつとうわごとを唱えていた。
このまま放っておけば、死にはしないだろうが、廃人ならぬ廃狸になるのは多分間違いないだろう。
ただ、ちび屑はまだ一体残っている。予定通り、最期の追い打ちをかけてやることにした。
「はなちぇや!!たかいのきやいや!!」
「この場所でいいかなー?」
友人がベランダから身を乗り出し、トランシーバーは使わずにこちらに合図を送ってきた。
見ると、サッカーのスローインのような姿勢で、頭上にちび屑を抱えていた。
「いいよいいよ!最後はシンプルにかつ、スマートに締めましょうよ」
「5階から糞尿を当てたんだ。うまくやって見せるさ」
「はなちぇぇぇ!!」
「ではいっきまーす」
「どうぞー!!」
「やめちぇぇぇ!!」
「それ!!」
ヒュン。
「イヤァァアアァァ!!ママチャアァァァ...!!!!!」
「うわ。空中でゲロ吐きおった」
「イャャャアアァァ...ベブチョ」
グチョメチョ。
ちび屑がケージに直撃した。
しかし、ちび屑が柔らかくて軽いためかケージが壊れることはなく、むしろ股がケージの間に食い込み、胴体の半分くらいまでめり込んでいた。
ポチャポチャ...。
「ヤン.....ヤン......オメメシャア.......イチャイ................ヤン........」
ちび屑の嘔吐物と血液と糞尿が、屑狸の目に注ぎ込まれた。
もはやもう、嗅覚がマヒしているのか、「痛い」ということしか理解していないらしい。
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