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アンチのんたぬスレ 6

479害獣のんたぬバスターズ:2016/05/15(日) 22:52:54 ID:ia8pkAlI0
「落下物注意」

きょうは、待ちに待った屑狸公開処分の日である。
後から何か言われたらイヤだと思い、警察や行政にも「のんたぬを公開処分したいんですが」と伺いを立てたりもしたが、どちらも二つ返事で「ぜひやってくれ」という回答だった。
まったく、頭の固い役人たちをもその気にさせるこの屑狸とやらは...と呆れた思いを抱きながらも、内心ウキウキしている自分がいた。

さて、どうしてこのような話になったのか。それは遡ること1週間ほど前になる。
5階建てのマンションの1階に住んでいる僕は、このところ「異臭」に苛まれるようになっていた。
食べ物が腐ったような、あるいは排泄物が近くにあるような、とにかく不快な臭いを感じるようになっていたのだ。
調べてみると、マンションのゴミ集積場に荒らされた痕跡が見受けられ。僕はこれが原因だと確信した。
しかし、この集積場。マンションに併設された小さな小屋の中にあり、カラスなどの鳥類が荒らすことはできないつくりになっていた。
どうしてこんなことになるのだろうか。
風に乗り、僕の家へとダイレクトに香るこの異臭を断ち切るため、僕は一日休みを取りその小屋を遠くから観察していた。
すると...。

「きょうもたべものとって、おちびしゃあたちにもってかえるやん♪」

出てきた。屑と名高い害獣の中の害獣、のんたぬである。
薄汚い服包まれ....どころか全身薄汚いその屑狸は、器用に扉を開け、尻尾をふりふりさせ上機嫌で小屋の中に入っていた。

「なるほど。こいつが原因か」

おちびしゃあ、などというあたり、この屑狸には子供がいるに違いない。
まったく、屑が屑を生んでまさに人間の出した屑で育てるとは、屑以外に説明する言葉のない生き物である。
そして数分後、両手いっぱいに生ゴミを抱え、屑狸が外へと出てきた。もちろん扉は開けっ放し。なるほど、道理で異臭が漂うはずである。

「こいつを処分すれば、いいんだな...」

僕はこの日、一片の迷いなくこの屑狸一家の殲滅を決意したのである。


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