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「今までも、これからも男の子でしょ」√千砂都

1名無しさん@転載は禁止:2023/12/25(月) 23:05:29 ID:c.YyZtg6
かのん「う〜ん……」

朝が来ている。
それはカーテンから差し込む陽の光が教えている。

薄っすらと目を開けて、時計を見ればアラームの鳴る直前だった。

かのん「そうだ、今日から……」

結ヶ丘女子高等学校に……通うんだ。
着替えるために起き上がり、今日のために掛けていた制服に手を伸ばす。

かのん「あれ……スカート……」

じゃなく、ズボン。

そこでおかしいと思った次の瞬間、鏡に映った私の姿──

かのん「え?」

知らない男の子。
でも立ち位置から、そこにいるのは私だと理解はできた。

出来た、けれど。

かのん「えっ、えっ、えええぇっっ!?」

222名無しさん@転載は禁止:2024/02/25(日) 01:00:28 ID:oY9Jo9vk
とはいえ、結局感じるのは先っちょの亀頭らしい。
そこにヌメりを与える為に唾液を垂らす。
 
にちゅにちゅと混ざる音。
ちゃんと刺激があるのか、時折かのん君が声を漏らしている。

続けていると、だんだん唾液とは別の液体が混ざってきている。

カウパー、とかいうやつかな。

223名無しさん@転載は禁止:2024/02/25(日) 01:10:29 ID:oY9Jo9vk
それが出てきた、という事は……ちゃんと気持ちいいって事だよね?

そう思うと、なんだか嬉しくなる。
かのん君の悦ぶ事が出来ているんだと。

千砂都「……ね、かのん君。『これ』さ……咥えてみてもいい?」

かのん「えっ……む、むしろ、いいの? そんな……」

千砂都「気持ちいいって言うでしょ、口でするの……」

224名無しさん@転載は禁止:2024/02/25(日) 23:17:02 ID:oY9Jo9vk
かのん「そう、かもしれないけど……」

千砂都「私がしてあげたいから……良い?」

かのん「……じ、じゃあお願い、します……」

顔を近づけると、蒸れた臭い。
それと少しのアンモニア臭。

口に咥えると、それらのエグみが襲ってくる。
でもそれを私が綺麗にしてあげる。
ご奉仕みたいで、これがかのん君へ尽くしてるって感じで……。

千砂都「んっ、はふ……」

かのん君のコレが、平均的に大きいのか小さいのかは分からないけど。

口に咥えると、口いっぱいになってしまう。

225名無しさん@転載は禁止:2024/02/25(日) 23:47:52 ID:oY9Jo9vk
気持ちよくしてあげたいって気持ちが強いから、嫌な気もしない。

かのん「っ、くっ、ぁ……!」

かのん君の反応を見て、どこが一番良いか探っていく。

わかりやすくビクッ、と反応していたのは亀頭の裏、筋みたいなのを舌でなぞった時だった。

口の中で、筋に舌を押し当てたまま前後に。

かのん「はっ、ぁっ、ぁや、っ……っ!」

☆☆☆

ちぃちゃんの姿を直視できない。
こんな事をしてもらっている事実に、目を背けているわけではなく。

見てはいけないものを見ている気がして、だ。
それと、見ながらだとたぶんすぐに出ちゃいそう……。

226名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 00:01:48 ID:YSn8axo.
かのん「ちっ、ちぃちゃんっ……!」

こみ上げてくる。
限界がそこに近づいて来ていた。
もうすぐそこに。

かのん「もっ、もう……!」

出る、でる……!

千砂都「んっ……いいよ、好きなときに……」

口を開けて、舌の上で弄ばれる。
れろれろれろれろ……と。
いつでもここに出していいと言わんばかりに。

かのん「ちっぃ、ちゃっ、ぁっっぁぁっ……!」

堪えていたものが飛び出す。
あまりにも勢いがつきすぎて、口の中だけじゃなくて、顔にまで飛んでしまった。

千砂都「ぁっ、んんっ……はぁっ、はぁ……」

目に入らないように閉じて、でも射精を促すように、また咥え込んで。
最後の一滴まで搾り取られる。

かのん「はぁっ、ぁぁ、はぁ……」

腰が抜けるかと思った。
あまりにも気持ち良すぎた。

千砂都「ん、いっふぁい出たへ……」

口内に出した精液を含んだまま喋るから、そんな風になる。

千砂都「……」

☆☆☆

正直、精液。
独特のエグみがあって、ずっと口の中に含んでいるものではない。
それでも……。

千砂都「んむぐ……!」

ごくり、と飲み込む。

かのん「えっ!?」

千砂都「ぇあ……」

227名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 00:08:31 ID:YSn8axo.
かのん君の一部が、私の身体の中に。

かのん「ち、ちぃちゃんっ、そんなの飲んだら汚いよ……
!」

千砂都「ううん、かのん君のだから、平気……」

むしろ、分かってほしいな。
これくらい、出来るんだよって事を。

千砂都(あ、やば……)

私の下腹部もうずうずと。
下着が湿っている事がわかる。

千砂都「……かのん君、じゃあ、次は」

と、次に行きたかったけれど。
下の階から物音がした。

どうやらお母さんかお父さんが帰宅したみたいだ。
さすがに、そこから続行できる気はしなかった。

千砂都「……また、今度、ね」

かのん「う、うん……」

228名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 00:27:15 ID:YSn8axo.
☆☆☆

あの花火大会から数日。
あの日から、何も変わらないかと言うと、そうではなかった。
主に私が。

普通に遊んでいても、頭の何処か、心の片隅に。
ちぃちゃんにあんな事してもらったんだなって。

見る目が変わったわけじゃないけど。
今までは考えなくても良かった事を、考え出す。

……そして、そんな事ばかり考えていたからか。
今日、それが現実になろうとしている。

千砂都「じゃ……うん、始めよっか」

かのん「う、うん」

今日のお昼は、誰もいないからと。
某所で避妊具……コンドームを買ってちぃちゃんの家に。

千砂都「……かのん君、今日は初めての日になるね」

耳元で囁かれる。
止めて欲しい。
これ以上、興奮させないで欲しい。

229名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 00:28:23 ID:YSn8axo.
また明日に。
狙える時は誕生日に合わせた内容にしてみたいんですが、難しいですね。それが出来たのは凛のときだけでした。

230名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 15:51:48 ID:DetdtrD.
これも、ちぃの家…?

231名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 23:18:50 ID:YSn8axo.
こんな昼間から。
家族が家を出ている昼だからこそかもしれないけれど、まだまだ明るい時間に。

私達はセックスをする。

千砂都「冷房つけるね」

真夏の陽が差し込むこの部屋は、流石に暑くて敵わない。

かのん「……」 

ちぃちゃんの手を握る。
熱いのは、この熱気のせいか、それとも。

千砂都「この前は途中で終わっちゃったけど、今日は夜まで大丈夫だから……」

かのん「……うん」

もう多少は慣れてきたキス。

……ずっと、見てきたちぃちゃんの顔。
あどけない笑顔、時折見せる大人びた表情。

でも今は、私だけが見られるキスしてる時の顔。
私だけの……。

私だけが、こんな事をしてもいいんだ。

232名無しさん@転載は禁止:2024/02/26(月) 23:42:14 ID:YSn8axo.
ちぃちゃんの肩を、身体を抱き寄せる。
ちぃちゃんも抵抗しない。

夢中でキスをしていた。
夢中になりすぎて、そのままベッドの上で倒れ込んでしまう。

かのん「……ちぃちゃん、好きにして良い……?」

千砂都「……うん、いいよ」

少し汗が滲んだシャツを脱いで、下着姿。
スポーツブラ。

千砂都「……ごめん、なんか色気ないので……」

かのん「いや、そんなの……」

何も問題ないと言うか。
関係ないと言うか。

だって、何つけてたって興奮するし……。

☆☆☆

普段、自分の胸が小さくて劣等感みたいなものを思う事はなかった。
ダンスをする時に邪魔になるから、むしろこれで良いと思っていた。

でもかのん君を意識しだしてから、「やっぱり多少はある方が……」と感じる事が増えた。

かのん君は大きさなんて気にしないと言うけど……。

233名無しさん@転載は禁止:2024/02/27(火) 23:11:23 ID:ddI.50i2
千砂都(実際、どう思ってるんだろう……)

☆☆☆

前から触るのはなんだか恥ずかしいからと、後ろから。
汗ばんだちぃちゃんのうなじ。
見惚れながらも、恐る恐る胸に手を……。

……なかなか手のひらに触れない、なんて思ったら失礼だとは思いつつ。
けれど、いざふにりと触れてしまうと。

かのん(うわぁぁ……触っちゃった……)

もう大きいだとか小さいとか何も関係ない。
最高だ。

234名無しさん@転載は禁止:2024/02/27(火) 23:29:35 ID:ddI.50i2
かのん(はぁ〜、もう私達こんな関係にまでなっちゃったんだなぁ……)

ふにふに、ふにふにと。
触りながらしみじみと。
そんなところでしみじみとなるなって話だけどさ。

……でもこんなところでは終わらない。
今日は、この先も。

だから……。

かのん「ちぃちゃん、下も触って良い……?」

235名無しさん@転載は禁止:2024/02/28(水) 00:03:17 ID:Qu5HWS2g
☆☆☆

さっきまでの私達と反対に。
今度は私の顔がちぃちゃんの太ももの間に。

千砂都「……っ」

こんなにも、近くでまじまじと人の股間部を見るのは初めてだ。
ぴっちり閉じていて、まったく生えていないわけではないけど、産毛みたいな陰毛。

かのん「今度は、僕の番……」

口でしてもらったんだから、私もそうしないと。
歯で噛まないように舌で優しく。

スジを舌でなぞるように。
いや、これだと。
スジというよりも溝か。

236名無しさん@転載は禁止:2024/02/28(水) 00:15:55 ID:Qu5HWS2g
少ししょっぱい。
でもそんな事は問題じゃない。

今一番重要なのは、ちぃちゃんが気持ちよくなれるか。

かのん(……そうだ)

ぷくりと、豆みたいな部位。
クリトリスを舌先で突く。

千砂都「ん……」

ぴく、と太ももが動く。
やっぱりそこは、良いみたいだ。

かのん(私も……そこは気持ちいいって知ってるから)

舌でマッサージをするように。けれど強弱をつけて。

千砂都「っ、ん……」

続けていると次第に、ちぃちゃんが声を抑えきれなくなってくる。
吐息多めで、聞いているだけで私の気分も昂る。

もっと聞きたい、もっと言わせたい。

237名無しさん@転載は禁止:2024/02/28(水) 00:16:44 ID:Qu5HWS2g
また明日に。

238名無しさん@転載は禁止:2024/02/29(木) 00:39:55 ID:MedqCV2A
前にも書いたかもしれませんが、
1期生、2期生、3期生の順で行くので、2期生3期生に推しがいる場合はだいぶお待たせします。

今回はハーレムとか、アフターもないです。

239名無しさん@転載は禁止:2024/03/01(金) 17:43:19 ID:0M9ffNGs
おけまる
続き待ってるぜ〜

240名無しさん@転載は禁止:2024/03/05(火) 23:39:22 ID:J2MbnCZg
待ってるんだぜ

241名無しさん@転載は禁止:2024/03/06(水) 09:10:53 ID:s082IOKM
ユニット甲子園までに何処かで再開で。

242名無しさん@転載は禁止:2024/03/07(木) 09:50:03 ID:4VWBUY1s
虹の方の歩夢くんはまだ書く可能性があるなんでしょうか…?

243名無しさん@転載は禁止:2024/03/08(金) 09:03:09 ID:ETfWB1QQ
>>242 書きたい気持ちはありますが、何時になるかはわかりません。
年単位でお待たせする事になってもおかしくないです。

244名無しさん@転載は禁止:2024/03/11(月) 10:51:14 ID:iGXpLsYo
過ぎちゃった…

245名無しさん@転載は禁止:2024/03/11(月) 23:06:03 ID:h0Xv4tZE
次第に唾液とは別の液体が混ざってくる。
……たぶん、これなら。
もう……。

かのん「ちぃちゃん、あの……」

千砂都「うん……」

ベッドの上に2人。
コンドームの小さな袋を破り、中から取り出す。
ヌメヌメしてて、どっちから付けるのか一瞬分からなくなった。

でもちゃんと調べたんだから。
くるくると巻いていく。
ぴっちりと張り付き、形がはっきりするみたいで。

とにかく興奮している。

かのん「ちぃちゃん、す、するよ……?」

千砂都「うん……ぁ、かのん君……」

かのん「な、なに?」

千砂都「えっと……」

246名無しさん@転載は禁止:2024/03/11(月) 23:21:32 ID:h0Xv4tZE
不安と、また別の何かが混ざった表情。

千砂都「……初めてだから、その、優しくしてね」

かのん「うん、もちろん……」

ちぃちゃんのその部分に、自身の物をあてる。
入口に擦り付けるように。

そして、ぬるん、と亀頭が入れば……。

かのん「うっ、ぅ……!」

人の体温。
この場合は、体の中の温度か。
熱いくらいだ。

千砂都「ぅ、ふっ……」

奥まで、入るところまで。
みっちりと、ちぃちゃんの身体に入り切ってしまった。

247名無しさん@転載は禁止:2024/03/11(月) 23:47:38 ID:h0Xv4tZE
また明日に。

248名無しさん@転載は禁止:2024/03/12(火) 09:51:36 ID:n20z.vhg
助かる

249名無しさん@転載は禁止:2024/03/12(火) 14:11:41 ID:KYH1JE9k
ここで暴発するのが、かのんくん

250名無しさん@転載は禁止:2024/03/12(火) 23:13:03 ID:m1cdCAIU
……これ、コンドームがあるからまだ我慢できるけど。
もしも無かったら、動けなかったかもしれない。

かのん「う、動くよ」

コツなんかは分からないけど、とにかくゆっくりと腰をふる。

かのん(すごい事しちゃってる……)

ちぃちゃんとこんな事をするだなんて夢にも思っていなかった。
何より、元々の身体の、性別の事を考えると本当に夢を見ても無理な事だった。

現実離れ、ファンタジー、奇想天外、摩訶不思議。
とにかくそんな言葉が似合う状況になって、ようやくたどり着く。

かのん「ち、ちぃちゃん……」

千砂都「っん……」

ちぃちゃんに覆い被さる様に、抱きしめる。
そのまま無我夢中で腰を振り続ける。

251名無しさん@転載は禁止:2024/03/12(火) 23:35:53 ID:m1cdCAIU
そんな風に続けていれば、すぐに限界がやってくる。
呼吸が荒くなる。
もうちょっと続けていたい、と今すぐ出したいが反復横跳びしている。
だから出来る事は、とにかく目一杯我慢する。

千砂都「っん、……ぁ…ぁ……っ、ぁ……」

耳元で、本当にか細い声。
聞いたことのない、ちぃちゃんの声。
私だけが聞ける、ちぃちゃんの……。

背中にゾクゾクとミミズが走る。
今、私。
最高の気分だ。

かのん「っちぃちゃん、僕……」

いよいよ我慢が出来そうに無くなってきた。

252名無しさん@転載は禁止:2024/03/12(火) 23:50:41 ID:m1cdCAIU
千砂都「ん……もう、出ちゃう……?」

かのん「う、うん……!」

千砂都「ぅん……じゃあ、好きな時に、いいよ……」

パンパンパンっ、て肌がぶつかる音が激しくなる。
いや、そうさせているのは私なんだ。

かのん「うっっ、ぁっ……!」

バチッ、と眉間に稲光。
そしてそれは頭、それと……。

かのん(っぁ、駄目だっ、腰抜ける……!)

まるで射精と引き換えに、身体から力が抜けていくようだった。

かのん「っ、はぁっ、はぁっ……!」

最後の最後まで、出し切る。
……ゆっくりと引き抜くと、ずるりと精液が溜まったコンドームから、湯気が出ている気がした。

ホカホカ、って……。

253名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 00:12:23 ID:JZt6lXmU
千砂都「わは……いっぱい出たね」

かのん「うん……」

自分で言うのもなんだけど、確かにすごい量だ。
こんなのを中でそのまま出したら、どんな事になるのやら……。

外したコンドームを見て、そんな妄想。

千砂都「……ね、かのん君」

かのん「ん……うん? ちぃちゃん?」

千砂都「綺麗にしてあげよっか」

かのん「綺麗にって……ほっ!?」

出したばかりで敏感な所を、ぱくりと咥えられる。

千砂都(ぬわっ、臭……生臭い……けど)

かのん「はっ、はぁぁっ〜……!」

ちゅう〜……と吸い取られる。
亀頭の溝も、舌でほじられて、隅から隅を綺麗に掃除される。

千砂都「んっむ……」

ちゅるんと残った精液を飲み込む。

……満足だ。
満足、したけど。
一つ気になるとすれば。
ちぃちゃんは、気持ちよくなれたのかなとか。

私ばっかりの独り善がりなセックスだったんじゃないかなって。

254名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 00:22:19 ID:JZt6lXmU
千砂都「……ま〜た変なこと考えてるね?」

かのん「えっ、……わかる?」

千砂都「分かるよ、かのん君の事なら」

すっ、と寄り、頬にキスしてくれる。

千砂都「またシようね、かのん君」

☆☆☆

またシようね、なんて言ったけど。

千砂都「したいのは、私の方だったりするんだよね……」

正直、まだはっきりとは気持ちいいとは言えなかった。
でも今は、かのん君が気持ちよくなってくれる事の方が嬉しい。

千砂都「……でも気持ちいい瞬間もあったんだよね。あの引っかかる感じが……」

癖になる、あの感じを。
もっと知りたい、というのも本音だった。

255名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 00:28:17 ID:JZt6lXmU
……夏休みは始まったばかり。
きっと、まだたくさん会うし。
する事もある。

千砂都「……次、いつチャンスがあるかな」

☆☆☆

そしてそのチャンスは、あっと言う間にやってきた。

私の両親も、かのん君の両親も。どちらも3日間程家を留守にすると。

実家の方に泊まりに、とのことだった。
本当は、私もかのん君も一緒にだったけど、2人共「留守番してる」って。

だってそうすれば。
3日間は、誰にも。
2人だけの時間を、邪魔されないから。

256名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 00:30:01 ID:JZt6lXmU
今回はここまで。
夏休みの3日間とその後にほのぼのしたものを入れて終わりになるかと。

次に書こうと思う1期生ですが、この子が良いとかあればぜひ。

257名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 01:51:14 ID:8X2oHFWw
すみれ希望
豊満ボディだし、性格的にも動かしやすいでしょ

258名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 03:57:28 ID:EHnSC.4Y
恋ちゃんが見たいです

259名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 10:48:14 ID:Vxo0br7c
乙です
ククちゃん(小声)

260名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 23:38:58 ID:JZt6lXmU
どっちの家に泊り込もうかな。

千砂都「私の家にする?」

かのん「いいの?」

千砂都「コンビニとか近いしさ」

そんな感じでサクッと決めた。

☆☆☆

千砂都「おっ、来たね、いらっしゃい」

かのん「お邪魔しま〜す」

これから3日間、お泊り。
かのん君も、なんだか少しソワソワとしている。
1日だけじゃないし、他には誰もいないし。

なんでもやりたい放題だ。
というわけで……。

かのん「で、さっそく夏休みの宿題なんだ」

千砂都「面倒な事は先に、少しでもやっておいた方が、後々気にならないしね」

かのん「よし、ちぃちゃん。こうしよう」

千砂都「というと?」

かのん「各教科半分ずつやって、残りは写し合う」

千砂都「おぉ〜、すごいズルだ」

かのん「そうしたら、他の事に時間使えるかなって……だめかな?」

261名無しさん@転載は禁止:2024/03/13(水) 23:54:01 ID:JZt6lXmU
千砂都「……今回だけだよ?」

かのん「よ〜し、じゃあ僕が……」

☆☆☆

結局その日は、外が暗くなるまで宿題を片付けた。
そのおかげか、もう全部終わってしまった。

千砂都「実質半分だと、早く片付くね」

かのん「これで夏休みの残りは遊び放題〜」

千砂都「とりあえず今日は、この後ご飯食べて……あ、コンビニ行く? アイスとか欲しくない?」

かのん「お、いいね。いこいこ」

262名無しさん@転載は禁止:2024/03/14(木) 17:08:43 ID:syMSBn3Q
乙です
エロとは無縁ぽいちぃちゃんがエロエロになるのはいいですね...
他の1期生だと恋ちゃんも見てみたい

263名無しさん@転載は禁止:2024/03/14(木) 22:46:06 ID:gwvSpz2A
コンビニに着き、各々が食べたいものをカゴに入れていく。
アイスももちろん買って、夜でも早くしないと暑いから溶けちゃうね、なんて言いながら2人で袋を持った。

それだけで楽しかった。
本当に、とっても……。

それだけでも良いと思ってるの。
でも……。

264名無しさん@転載は禁止:2024/03/14(木) 23:40:07 ID:gwvSpz2A
千砂都「んっ、ん……」

かのん「ぁっ、ちぃちゃっ、んむっ……!」

買ってきたものを冷蔵庫に入れたかと思えば、ソファの上に押し倒されてしまった。

じゃれ合いじゃない、本気のキス。
私はされるがままに、舌を貪られる。

かのん「ちぃちゃ、んっ……急に……」

千砂都「んっ、ぁむ、……んっ、ぷはぁっ〜……」

馬乗り、マウントポジション。
ちぃちゃんの体重を感じる。

千砂都「え〜? ……嫌?」

かのん「嫌、ってわけじゃ……」

千砂都「じゃ、いいよね……」

ぷち、ぷち……とゆっくりとシャツのボタンを外される。

千砂都「今まではさ、気を遣ったり、バレないようにとか……でも今なら、そういうの何も気にしなくていいしさ」

ぺたぺたと私のお腹、胸を触り続ける。
すり……と乳首を指の腹で撫でられる。

ちぃちゃんって、こんなに……。

かのん(大人びて……というか……セクシーというか……)

265名無しさん@転載は禁止:2024/03/14(木) 23:48:11 ID:gwvSpz2A
ずっと一緒に居た。
だからちぃちゃんの事はなんでも知っているつもりだった。

どうやら、付き合って初めて知る事があるらしい。
その内の一つが、ちぃちゃんは結構、いやかなり大胆と言う事だ。

千砂都「かのん君も、私にしたい事、なんでもしていいからね……こんなチャンス、滅多にないんだから」

……小難しい事は考えない様にしよう。
もう考えられない。

ちぃちゃんの事しか。

千砂都「んふ……」

首筋にちゅっちゅと唇で音を立てる。
次第に胸へと行き、乳首に吸い付く。

思わず声がでてしまった。
乳首を吸われる、そんな事一度もなかったから。

266名無しさん@転載は禁止:2024/03/14(木) 23:56:06 ID:gwvSpz2A
千砂都「あはっ、女の子みたいな声出ちゃってるよ、かのん君」

かのん「だ、だって、んんっ……!」

勃起が激しい。
自分でも驚くほどに昂っている。

千砂都「……ね、アレしてみよーよ」

かのん「ぁ、あれ……?」

267名無しさん@転載は禁止:2024/03/15(金) 00:10:51 ID:zSCPMNvU
今回はここまで。
また明日に。

二人目は恋にします。
この子も話は作りやすい方だと思っています。

まだかなり先ですが、逆にマルガレーテは難しそうだなと。

268名無しさん@転載は禁止:2024/03/16(土) 02:44:52 ID:MPZ260Zo
>>267
アニメだとツンツンで男女の恋愛と
なるとイメージしにくいですもんね、
ストイックに歌唱力を鍛えてばかりで
恋愛事に現を抜かさない感じ、でも
デレるとギャップが凄いかも?

269名無しさん@転載は禁止:2024/03/18(月) 03:33:49 ID:mIwg53E6
ちぃちゃんの言う『アレ』とは。
いわゆるシックスナインだった。
私が下で、ちぃちゃんが上に。
眼前にちぃちゃんの割れ目。

千砂都「ん、むぅ、ん……」

ちぃちゃんは私のモノを夢中で咥えている。
私もシてあげないと、失礼ってものだろう。

お互いが夢中で、ご奉仕を続けていた。
執拗にクリトリスを責めていたら。

☆☆☆

千砂都「っ、ぅ、っぁ……はっ……!」

くっ、クリっ、ばかり……!
腰っ、う、ごく……!

千砂都(こ、これ駄目だっ……私、自分が思っているよりも……そこ弱いみたい……!)

270名無しさん@転載は禁止:2024/03/18(月) 03:44:19 ID:mIwg53E6
既にちょっとイッている。

千砂都(っ、ぁ、、きもちっ……、)

頭がぽ〜……とモヤが掛かっているみたいに。

かのん「……ちぃちゃん、そろそろ……」

千砂都「……あっ、うん……」

少し反応が遅れて返事をする。
こんどー

271名無しさん@転載は禁止:2024/03/18(月) 14:01:14 ID:mIwg53E6
少し反応が遅れて返事をする。
コンドームをつけてあげて、私達にとって2回目のセックス。

千砂都(ふぅ……一先ず、1回落ち着ける……)

初めてした時の感じから、そんな風に考えていたけれど。
かのん君が腰を深く深く、密着させられる程に挿入させられると。

千砂都「ぇっ……」

一番奥に何かがあたり、その一瞬が身体のどこかを痺れさせた。

千砂都(な、に今の……)

かのん「っ、ふ……!」

……や、やばい。
こんな状態で、続けてたら……私は……!

272名無しさん@転載は禁止:2024/03/25(月) 23:46:57 ID:1XHu2XvQ
かのん君が腰を振り続ける。
一心不乱に、叩きつけるみたいに。

今はそれが……!
体の奥底をえぐられるみたいに、どちゅどちゅと突かれると、感じたことの無い快楽。

なんで、どうして突然こんなに……。

千砂都(あ……)

そっか……違う、これが……。
本当の……セックスなんだ……。

千砂都(っ、ぁ、声でちゃう……!)

堪えきれず、喘いでしまう。
自分でも出したことの無い声色だと分かる。

かのん(うぅっ、今のやば……!)

かのん君が私を抱きしめる。
私もかのん君を抱き返す。
ぎゅっとお互いの肌が密着している。

273名無しさん@転載は禁止:2024/03/25(月) 23:58:03 ID:1XHu2XvQ
……今キスしたら、絶対気持ちいい。
たぶん、トんじゃうくらい。
もうそれをしないと満足できないかもしれない。

それが気持ちいいと、理解してしまったら。
まだ初日なのに、あと残りの二日はどうなっちゃうんだろうと。

それで、今ここで我慢できてきたら苦労はしない。
だって私達は、ただの高校生だから。

千砂都「んっ、んっー……!」

かのん「むぅ……!」

ちゅ〜……と舌に吸い付くように。
お互いを貪るように。

千砂都(き、きもちぃ〜……!)

駄目になってしまいそうだ。
こんなに気持ちいいなら、もっとはやくすれば良かった。

千砂都「ぅあっ……!」

ずんっ……と重い衝撃が身体を巡る。
腰が軽くなるような感覚。
脳から幸せホルモンが多数出ている気がする。

千砂都(いっ、イってる……)

私……初めてかのん君のちんちんで……。
かのん君にイかされた……。

274名無しさん@転載は禁止:2024/03/25(月) 23:58:41 ID:1XHu2XvQ
1週間も空きましたが、また明日から再開です。

275名無しさん@転載は禁止:2024/03/26(火) 02:16:50 ID:XXYu2hbI
うおおおおおおおおおおおおおおおおお

276名無しさん@転載は禁止:2024/03/26(火) 08:57:00 ID:1oCsLiQI
結婚、結婚、絶対結婚!

277名無しさん@転載は禁止:2024/03/26(火) 21:55:55 ID:adyp4odE
まってたぜえ

278名無しさん@転載は禁止:2024/03/26(火) 23:42:33 ID:198Ijrpc
なるほど……確かに。
こんなにも気持ちがいいものなら、夢中になるのも理解できる。

千砂都「ち、ちょっと休憩……」

と思っていた。
けれど、かのん君がそうさせてはくれなかった。
腰をがっしりと掴んで、思いっきり叩きつけられる。

千砂都「ほぉッ♡!?」

意味不明な雄叫びが出てしまった。
けど仕方ない、イったばかりで敏感な所でそんな事されたら……!

千砂都「ま、っ、まって、それっ……!」

かのん「ごめんちぃちゃん……」

ご、ごめんって……。

かのん「ちょっと、乱暴しちゃうかも……」

279名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 00:17:40 ID:ydg9/heY
千砂都「ら、乱暴って……」

背筋にゾワゾワと何かが走る。
今からされる事。
身体に力が入らなくて、抵抗が出来ない状態。
いつものかのん君とは違う、強い視線。

きっと、めちゃくちゃにされちゃうんだろうな。
やめてって言っても、構わずに……。

千砂都「……うん……♡」

280名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 00:30:01 ID:ydg9/heY
22:09

千砂都「あっ、だめっ♡ まっ、またっ、ぅっ、ひっ、いっ、イくっ……♡」

かのん「僕もっ、1回このまま……!」

23:42

かのん「っ、ぅあっ、ち、ちぃちゃんっ、腰の動きやば……!」

千砂都「はっ、はっ♡ ほらっ、出しちゃえ出しちゃえ♡ んっ、んっ……♡」

騎乗位で、艶めかしい腰のグラインド。

千砂都(ひっ、これっ♡ 奥グリグリ……♡)

02:18

千砂都「ぁぁぁっ、ぁっダメダメダメっ♡ お゛っ、おかしっ、おがしぐっ、なっるっぅぅぅ……♡」

かのん「っうっっぐぅ、っ……!」

寝バックで、まったく身動きが取れず、奥の奥、ポルチオをねちっこく責められる。

頭が馬鹿になる。
もう気持ちいい事しか考えられない。
それに加えて、クリトリスまで弄られる。
それがまずかった。

千砂都「まっ……ま、ま、っ、て……!」

本当にやばい。
元々私はそこが弱いのか、クリトリスを触られている時が一番足腰に力が入らなくなる。

281名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 00:44:24 ID:ydg9/heY
千砂都「っ、そ、そこだめっ、ほんと、ほんとに……」

かのん「……」

それなのにかのん君は止めてくれない。
それどころか、もっとしつこくクリトリスを弄りだす。

千砂都「はっ♡!? ぃ゛っ、ぁ、っやっ……!」

☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆

04:39

千砂都「やだっ、やだやだやだやだっ!! もう゛やだっ、もう無理っ、クリだめッい゛き゛っだくなっ、いぃぃっぁ……♡!?」

……身体の穴という穴から、体液が漏れている。
鼻水、涙、よだれ、それと潮とか……。

ベッドのシーツに染み付いて取れなくなってしまうんじゃないかと。

かのん「っ……ふっー……ふっー……!」

もう何度も射精しているはずなのに、かのん君は生気に満ち溢れている。

しかしついに打ち止めのようで……コンドームは空になっていた。

そして私も、そこでようやく……解放された。

千砂都「はっ、はっ、ぁっ、ひっ……♡」

もう足腰がガクガクと震えていて立つことが出来ない。
完膚なきまでに、徹底的にめちゃくちゃにされた。

☆☆☆

282名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 00:44:53 ID:ydg9/heY
また明日に。

283名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 01:34:01 ID:ORPVargo
これで中に出してないの?
おかしくない?

284名無しさん@転載は禁止:2024/03/27(水) 23:40:45 ID:ydg9/heY
☆☆☆

次に目を覚ましたら、もうお昼を超えていた。

千砂都「わ……13時……って、ぬわっ……」

すんごい匂い。
いや臭い。

ベッドも、自分たちの体もそのままで寝ちゃってたか……。
もはや気絶に近いか。

かのん「……おはよう、ちぃちゃん」

千砂都「あ、おはよう……」

どことなく気まずそうな、申し訳無さそうな。

かのん「……その、ごめん。絶対やりすぎちゃったよね」

千砂都「んー……」

まぁ確かに、もうどうなっちゃうか分からない怖さってのはあったけど……。

千砂都(それこそ怖いくらい気持ちよかったしなぁ……)

嫌だったとは一概には言えないかな……。

千砂都「……次は、もう少しだけ優しくしてほしいかな」

なのでそれくらいに留めておいた。

千砂都「とりあえずさ、シーツ洗濯して、お風呂はいろ」

285名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 00:01:47 ID:KsVpe2Do
☆☆☆

シーツを洗濯して、心地よい陽が差し込むベランダで干す。
換気の為に、窓を開け空気を入れ替える。

シャワーも浴び終えて、ようやく一息つく。

かのん「どこか行く?」

千砂都「ん〜……なんだ出歩くったな気分でもないから……」

まだ昨夜の疲れが残っている。
でも家の中でじっとしているのも勿体ないから、少し遅めのお昼ご飯を食べに外へ。

お昼ご飯と言っても、食べたのはパンケーキだけど。

かのん「家でゆっくりしようか、何か観ながらさ」

千砂都「そうだね、そうしようそうしよう」

286名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 00:09:20 ID:KsVpe2Do
家に戻り、テレビ画面にネットフリックスを繋いで映画を見始めたけど。

やっぱりまだ眠気が残っていたようで……。
二人して、ソファで寝落ちしてしまった。

そうなってしまったら、まあ。
変な時間に目を覚ましてしまって。

千砂都「……たっぷり寝ちゃったねぇ」

かのん「まさか21時になってるとは……」

めちゃくちゃしっかり6時間近くは寝てしまった。
これじゃあ夜眠れないよ……。

287名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 00:19:59 ID:KsVpe2Do
夜、か……。

千砂都「……」

……したい、って思う私は。
性欲強いのかな。

こんな時じゃないとできないし、夜は長いんだし……。

でも、自分から言い出すのは気恥ずかしい……。
言葉にするのは……。

千砂都「……」

だから、言葉にしないで。
かのん君の太ももに手を乗せる。

かのん「……ちぃちゃん?」

千砂都「……」

太ももを擦って、その気になってもらいたい。

かのん「……」

288名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 00:29:18 ID:KsVpe2Do
かのん「あ、ぁ、……あの、ちぃちゃん……」

千砂都「ん……?」

かのん「その……ゴム、無い……」

千砂都「……」

そっか……そういう事か……。
だから何だって話、だよね。

かのん「……ちぃちゃん?」

千砂都「……いいよ」

かのん「へ……」

千砂都「……今夜は、しなくていいよ、ゴム」

かのん「い、いやでも……そこは……」

かのん君の股の上に跨る。

千砂都「……かのん君は興味ない? ……生でしたらどんな感じなんだろう、って……絶対気持ちいいよ」

かのん「……」

千砂都「……今日なら多分大丈夫だから、ね? しよ? ……生えっち」

……股に硬いものが当たる。

千砂都「……する?」

かのん「……」

かのん君は黙って頷いた。
……今夜は、眠る必要は無さそうだった。

289名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 00:29:51 ID:KsVpe2Do
また明日に。

290名無しさん@転載は禁止:2024/03/28(木) 23:17:11 ID:KsVpe2Do
☆☆☆

……きっと、生でする事の興奮もあるだろうけど、前戯を終えて挿入の直前には。
私の入口はトロトロに、かのん君のモノはギンギンに。

……なんだか悪い事をしている気になる。
いや、広い視野で見れば悪い事なのかもしれないけれど。

かのん「……っ、う……!」

かのん君がいよいよ動き出す。
簡単に奥へと入ってくる。

かのん「っ、ぁ……やば……」

☆☆☆

これはやばい。
コンドームが無い、隔てる物が何も無くなるとここまで……。

腟内の熱が、直接伝わる。
良く、ミミズが這うような感覚と言われるけれど。
正直そうだとは感じない。

でも、他に言い表す言葉が浮かばないだけで。
とにかくめちゃくちゃに気持ちがいい、それしか言えない。

こんな事、そりゃあずっとしていたくなる。

291名無しさん@転載は禁止:2024/03/29(金) 00:01:04 ID:EpF5eJSg
私の体力が持つ限り……!
そこからは無我夢中で腰を振った。
頭の中は、もう気持ちいいしかなかった。

正直男の子の身体になって良かったと、心によぎってしまうくらいだった。

そうして夢中でやり続けるものだから、すぐに射精感がこみ上げる。

かのん「ふっ、ふぅ、くっ……!」

でもこの気持ちよさを、長く味わいたくて歯を食いしばって耐える。汗が流れ、顎から滴る。

そんな私の顔を見て、ちぃちゃんが私を抱き寄せて、汗を舐め取る。

千砂都「……気持ちい?」

かのん「っ、す、すごく……!」

千砂都「私も……んっ……」

ちぃちゃんを抱く腕に力が入る。
もう、限界が……。
どうしよう、やっぱり外に出さないと……!

千砂都「っ、だーめ……」

かのん「へっ!?」

ちぃちゃんが足を交差させて、腰をホールド。

千砂都「勿体ないよ、出すなら中じゃないと……」

かのん「もぅ、もっ、もったいないって、そんな、っう、ぅあっ……!」

血管が浮き出るんじゃないかってくらいに力んで射精を堪える。
少しでも緩めたらもう……!

千砂都「……ほら、我慢しないで、いっぱい出して。びゅるびゅる〜……って」

かのん「ゔっ……!!」

千砂都「んむ……」

かのん「ッ!」

堪えてる中、ちぃちゃんからのキス。
それが最後の砦を破壊した。

それまでせき止めていた、ダムのようなものが。

かのん「っあ……」

千砂都「あ……でた……♡」

膝が笑っている。
上手く膝でも立てそうにない。

それほどまでに……中で出す、その射精は気持ちよかった。

292名無しさん@転載は禁止:2024/03/29(金) 00:08:25 ID:EpF5eJSg
かのん「あっぁ、ちぃちゃん……!」

千砂都「うん、うん……落ち着くまで、ゆぅ〜っくり出し切っていいからね……」

抱きついたまま、深呼吸。

かのん「……中で出しちゃった……」

千砂都「いいよ、さっきも言ったけど、多分今日大丈夫だし……だからさ」

もう、何回中で出しちゃっても変わらないよねと。 
今、私の理性を吹き飛ばすには充分すぎるセリフだった。

293名無しさん@転載は禁止:2024/03/29(金) 00:10:09 ID:EpF5eJSg
また明日に。
千砂都は明日明後日で終わって、その後恋√を開始のつもりです。

294名無しさん@転載は禁止:2024/03/29(金) 01:22:33 ID:0nqIa4DA
高校で在学中に妊娠
アリだと思う

295名無しさん@転載は禁止:2024/03/29(金) 01:49:47 ID:ATwUaSSU
腹ボテちぃちゃん...興奮してきた

296名無しさん@転載は禁止:2024/03/30(土) 08:37:40 ID:8ec.k5hg
これまではアフターでしか妊娠出産はなかったからスーパスターは在学中とかアフター以外でも妊娠したりとかあると良いな、若しくは生理が遅れてるとかの想像妊娠シチュもエモいですな。

297名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:02:21 ID:EEwpLZ7k
それからはもうお互いに性欲と、理性のタガが外れた様にセックスを続けた。

もう何度射精したか、分からない。
出しすぎて玉……睾丸が痛くなるくらいだった。

ちぃちゃんの中からは精液がもう入り切らずに溢れ出している。
昨日以上に部屋中は蒸れた臭いが充満していた。

かのん「ハァッ、はあっ、ぁ……も、もうだめ……動けない……」

千砂都「私も……」

298名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:09:54 ID:EEwpLZ7k
もう朝日が登ってきている。
本当、こんな状況じゃないと出来ない夜ふかしの仕方をしている。

かのん「……ね、調子に乗って何回も中に出しちゃったけど……」

千砂都「んー……まぁ、大丈夫だと思うよ、安全日だし」

かのん「うぅん、そっか……」

──それが軽い、甘い考えだったと分かるのは。
夏休みが終わる頃だった。

299名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:18:31 ID:EEwpLZ7k
☆☆☆

それからは健全な学生らしく、楽しい夏休みを過ごした。
もちろんその最中でエッチもたくさんしたけど、それだけじゃない。

そして、そんな夏休みも終わりを迎え、いよいよまた学校が始まる……というときだった。

かのん「……へ?」

千砂都「いやぁ、……ははは……」

かのん「ご、ごめんちぃちゃん……もう一回言ってもらってもいいかな」

千砂都「えーと……」


千砂都「妊娠してました〜……なんて」

300名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:24:04 ID:EEwpLZ7k
どっ、と嫌な汗と。

かのん(や、やっべ〜……)

という感想。
これからの事を考えると、おそらく(いや絶対に)まずい。
まずお互いの両親にどう説明するか、そしてちぃちゃんの高校生活……。

あの時、ちゃんと我慢して避妊していれば……。

千砂都「……じ、実はさ。もう私は親には話したんだよね」

かのん「えっ、な、なんて言ってた……?」

千砂都「めちゃくちゃ叱られたけど……もう今さら言っても、どうしようもないから責任だけは持って好きにしなさいって」

千砂都「……まぁ、たぶん。かのん君が相手だったから、まだマシだったかのかな。これで誰かも知らない相手だったら、こうはなってなかったかも」

かのん「……そ、そっか」

千砂都「かのん君も、自分から説明するようにって言ってた。……それからにしよう、今後のことを考えるのは」

301名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:28:41 ID:EEwpLZ7k
☆☆☆
☆☆☆

その晩、私も両親に自分がした事を話した。

そりゃあもう叱られた。
相手の人生を狂わせてどう責任を取るつもりだ、まだ子供を育てられるワケがないのにと。

……相手がちぃちゃんだと伝えると、なおさらため息をつかれた。
とにかく、もうこれからは自分じゃなくて、ちぃちゃんの為だけに生きろと。
それだけを考えて日々を送れ、と。

それだけの事をしたのだから、甘える事は許さない、と。

302名無しさん@転載は禁止:2024/03/31(日) 23:38:23 ID:EEwpLZ7k
☆☆☆

……それから、ちぃちゃんは自主退学となった。
理由は当然伏せられる。

クラスの誰もが疑問を感じ、私に理由を聞いてくるけれど言える訳もなく。

何か事件に巻き込まれたんじゃないかとか、ちぃちゃんを心配する声が飛び交う程罪悪感で一杯になる。

かのん(……私も、頑張らないと)

頑張るのは当たり前だが、何をという話になる。
それはもちろん、きっちりと学校を卒業して、すぐに働いてちぃちゃんを迎えに行く事。

今は両親に頼り切りになる。
早く大人になりたいと思ったのは初めてかもしれない。

こんな事になってから初めて思うのは自分勝手かもしれないけど、そう思えたんだ。

303名無しさん@転載は禁止:2024/04/01(月) 01:49:01 ID:LIC0.vfs
うーん、自主退学か
出産までは期間があるから卒業までは大丈夫かと思ったが…

304名無しさん@転載は禁止:2024/04/01(月) 07:23:48 ID:CULjRMkY
おお、アフター以外で妊娠展開かー新たな試みですね、更新が楽しみです。

305名無しさん@転載は禁止:2024/04/01(月) 15:44:03 ID:Ah68y8CU
>>303
高校一年生だし、これが三年生ならともかく・・・、何れにせよ休学という選択もあったけど千砂都はけじめをつけたな、彼女らしい。

306名無しさん@転載は禁止:2024/04/01(月) 19:26:07 ID:WY7OmUsY
そっか、まだ一年生か
15〜16ということか…

成年漫画で18で妊娠してそのまま卒業みたいなのはよくあるが…やべぇな…

307名無しさん@転載は禁止:2024/04/01(月) 23:08:21 ID:A607uPeA
時間が経てば、ちぃちゃんのお腹が大きくなってくる。
周りからの目線も変わってくる。

あの歳で。
不純。
親はどういう躾をしてきたのか。

謂れのない言葉が、何の関係もない人たちが呟く。

少しだけ、ちぃちゃんは外に出なくなった。

308名無しさん@転載は禁止:2024/04/02(火) 00:04:28 ID:0iqUy2L6
だから私に出来る事は、ちぃちゃんに寄り添う事。
常に、側に。

むしろそれくらいしか、してあげられない。

千砂都「ま、当然の反応といえば、そうだよね」

気にしていない風を装っているけれど、私には分かってしまう。無理をしていると。

かのん「……」   

正直、後悔がある。
ちぃちゃんにこんな想いをさせてしまうのなら……、

でもそれが考えられなかったから、今の状況なんだけど……。

全て私の無責任さが招いた結果だった。

でも。
私はもう、開き直る。
ここまで来て、ぐちぐちと言っても仕方ない。

なら私に出来る事は、卒業したあと、ちぃちゃんはしっかり養えるように……。

かのん「……ねぇちぃちゃん」 

千砂都「ん?」

309名無しさん@転載は禁止:2024/04/02(火) 23:08:19 ID:0iqUy2L6
かのん「いや、あのさ……ほんと、多分色々順序は飛ばしちゃってると思うんだけど……」

千砂都「うん」

かのん「……結婚してくれる?」

千砂都「……この歳で、職業お嫁さんが叶っちゃうかぁ」

にへらと笑い、「よろしくお願いします」と返してくれた。

☆☆☆

それからまた月日が流れ、出産予定日が近づいてくる。
もう誰の目から見ても、ちぃちゃんが妊娠していると、妊婦だと分かる状態にまできていた。

310名無しさん@転載は禁止:2024/04/04(木) 00:04:01 ID:vRE4eGIE
千砂都「……なんかすごいなぁって感じるよ」

お腹を擦りながら呟く。

千砂都「……だんだん重くなるお腹にさ、驚くしさ」

千砂都「あぁ、本当に妊娠してるんだなぁって」

現実味がなかった頃から、いよいよというべきか。
ここまで来てしまったら、というべきか。

311名無しさん@転載は禁止:2024/04/04(木) 00:07:49 ID:vRE4eGIE
もう少しだけ続きます。
ちゃんと明るく終わります。

312名無しさん@転載は禁止:2024/04/04(木) 00:16:14 ID:pBCBliD.
期待して待ってるよ

ちぃちゃんは強い子だからね
それに祝福してくれる人だって、しっかりいるはず

313名無しさん@転載は禁止:2024/04/04(木) 23:35:52 ID:vRE4eGIE
かのん「……早く大人になりたいな」

せめて今できる事をと思い、アルバイトを始めている。
けれど、それだけじゃ足りない事もわかっている。
だからそう口に出した。

千砂都「……そうだね」

既に迷惑をかけてしまった人達がたくさんいるけれど、私一人でなんとか出来る様になりたい。

☆☆☆

314名無しさん@転載は禁止:2024/04/05(金) 09:47:58 ID:hVBPvzGI
実家のカフェで勤務とかじゃダメなんかね?
他所のバイトの方が稼ぎが良いとか?
割りの良い肉体労働とかで無理をして…なら分かるけど

315名無しさん@転載は禁止:2024/04/05(金) 10:07:55 ID:h8xJ7y5.
>>314
そういや、かのんの実家は喫茶店だね。
う〜ん、それだと親に迷惑かけてるのに
更に親の店でってなるから、親もカノン自身もそう思ってやらなそう。
やっぱり肉体労働じゃない?
学歴は関係ないし。

316名無しさん@転載は禁止:2024/04/06(土) 08:53:34 ID:V7bMRoA2
ラブライブ!シリーズで家が自営業じゃないのは
虹ヶ咲の侑だけかな?、蓮ノ空の花穂は実家が造園業か花の栽培をやってるんだっけ?

317名無しさん@転載は禁止:2024/04/06(土) 22:17:01 ID:2Ls4fs9w
続き待ってるよ
学生妊娠までいってるから終わりは近いだろうけど、かなり期待してる

318名無しさん@転載は禁止:2024/04/07(日) 00:24:50 ID:okrzWTak
当然といえば当然だけど、大学には行かない。
行かないじゃなく行っている場合じゃない。

卒業してすぐにでもお金を稼がないと。
高卒で、尚且つ養っていけるくらいなら。
夜勤とか、そう言った肉体労働になるだろう。

正直自分がそういう職種に就くことを想像していなかったけれど、そうも言っていられない。

それもまだ、先の事だ。
今は出来る事をがむしゃらに。

319名無しさん@転載は禁止:2024/04/09(火) 03:49:08 ID:LOCvf22g
そして時間は常に流れてゆく。
気付けば、というわけでもない。コレに関しては意識していた。
もう、その日がすぐそこまでやって来ていた。
その頃にはもう私は2年生だった。

ちぃちゃんの出産予定日。
それが、すぐ。

かのん「ちぃちゃん、ゆっくりしてなよ」

千砂都「うん、んしょ……」

320名無しさん@転載は禁止:2024/04/09(火) 07:08:38 ID:O2nRCoRU
いよいよ出産予定日間近なわけですな、最近天候が不安定なので作者さん体調管理にはお気を付け下さいね。
無理されないで下さい。

321名無しさん@転載は禁止:2024/04/09(火) 07:12:13 ID:O2nRCoRU
かのんは千砂都と同じクラスの設定でしたけどクゥクゥや平安名すみれとも一緒のクラスになるんですかね?
共学になってますから、これ迄のシリーズの男友達A,B,Cみたいな仲良くなる男友達も出てくるんですかね?


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