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「あなたは昔から男の子だよ?」√菜々

1名無しさん@転載は禁止:2021/10/11(月) 00:20:49 ID:nfnLK1A2
春。
出会いと別れの季節、春。

それはここ、虹ヶ咲学園にも当然訪れる。
三年生は卒業して、新入生が新たに加わる。

それは今までもあったことだし、今更戸惑うこともない。

たった一つだけ、あることを除けば。

歩夢「──どうしたの? 今日は朝からなんだか調子が悪そうだけど……」

侑「あ、あぁ……いや、なんでもないよ、歩夢」

歩夢「ならいいんだけど……何か困ってることとか、悩みごとがあったら、なんでも相談してね!」

幼馴染みの上原歩夢。
自分で言うのもなんだけど、可愛い女の子だと思う。そんな子が幼馴染みだと……羨ましがられるんだ。

そう──特に、今は。

歩夢「そういえば、今日は身体測定があるんだって。『女子』は更衣室使うみたいだけど、間違って入っちゃだめだよ〜」

自分が──女の子から、男の子に変わってしまっている今は。

☆☆☆

侑「はぁ〜〜〜なにがなんだか……」

まさか眠りから覚めたら男の子になっちゃってるなんて……いや、わけわかんないよ。
わけわかんないけど、仕方ないから順応する。

わかっていることは、歩夢とは変わらず幼馴染みであること、自分のことは僕と呼ぶ事、そして一番驚いたのは、ここではスクールアイドル同好会が存在しないこと。

スクールアイドルという文化自体はあるようだけど……。

先生「はい、身長169センチ、体重は57キロね」

侑「ご、57……」

先生「ん? どうしたの?」

侑「いえ……」

女の子の体のときを、かんがえるとちょっとショックだったけど、別にこれくらいが普通、というかちょっと軽いらしい。

むしろ身長はもう少し欲しいくらいだね、なんて言われた。

(むしろ、視線が高くなって変な感じ)

まさか歩夢を見下ろす日が来るとは思わなかった。

(でも、なにはともあれ、だよね)

どんな理屈、ファンタジーで私が男の子になってしまったのかはわからないけど、普通に日常を送らないと。

もしかしたら、そのうち元に戻れるかも……しれないし。

「え〜と、となると気を付けないといけないことは……」

うっかり女子トイレにはいらない、男子のちんちん見えても動揺しない、僕っていうこと、男の子っぽく過ごすこと。

89名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 00:51:29 ID:yvj1xfVY
とてもほのぼのとした空気の中で、健全に仲良くゲームで遊ぶ。
これが正しい、女友達との距離感だよね。

……そう、思っていた。

★★★

菜々「よーし、次は何で遊びましょうか……」

大きな本棚兼ゲームソフト棚になっている大きめのボックス。

菜々「よし、これにしましょう!」

なにか一つを選び抜いて、何ごとも無く足を一歩踏み出す、が。

ほぼ無意識、足をゲームとテレビを繋ぐコードに引っ掛けてしまう。

菜々「わわっ!?」

侑「わっ、あぶなっ……!」

おもいきり前から倒れそうになる菜々ちゃんを受け止めよう……としたけれど、私は菜々ちゃんの下敷きにしかなれなかった。

侑「いてて……」

菜々「た、高咲さん、だいじょ……っ!?」

手のひらに、むにゅりと柔らかな感触。
とぼけなくても、それが……菜々ちゃんの胸であることは、本人の反応からすぐに察した。

90名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 00:55:59 ID:yvj1xfVY
侑「ごっ、ごごごめん!?」

菜々「い、いえっ、私がわるいですから……!」

ドギマギとした空気、気まずい空気。
それでも手のひらに、まだわずかに残るあの柔らかさと……間違いなくある、大きさが残っていた。

菜々「……」

侑「……」

菜々「……っっ! ひあっ、た、高咲さん……!」

侑「え……?」 

突然顔を手で隠す菜々ちゃん。
なに、どうして……そう思ったのも束の間。
下半身に、血が集まっていた……私は無意識に勃起していた。

叫んだよ。

侑「うわぁぁぁぁ!?」

なんで!? なんだこの体!? ちょっとおっぱい触っちゃっただけで何を……!?

91名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 00:56:28 ID:yvj1xfVY
今回はここまで。また明日に。

92名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 01:56:10 ID:ym3Rusl2
たまらん

93名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 04:24:19 ID:aBCs9SII
助平め

94名無しさん@転載は禁止:2021/11/08(月) 23:54:56 ID:yvj1xfVY
侑「ごっ、ごめん!」

半ば反射的に背を向ける。
それでもこの状況に落ち着かないのか、下半身のそれも治まるような気配がまるでない。

ど、どうしよう。こんなの、最低だ。
事故で触っちゃっただけなのに、こんな風にして……最悪……もう……。

菜々「……」

侑「……」

菜々「……あの、高咲、さん」

95名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:17:00 ID:xDC/YTnY
侑「あっ、ごめんなさい死にます……」

菜々「し、死んじゃイヤですよ! ……あの、質問があって……」

侑「……な、なんでしょうか」

菜々「……高咲さんは……私の胸で……その、ぉ……っきく、なっちゃたん、ですか?」

★★★

自分でも、とんでもないことを訊いているとはわかっています。
だけど訊かずにはいられなかった。

それは、好奇心、そして……確かめたいこと。

侑「ぅ……は、はい……そうです……」

菜々「……私で、興奮、した……という、ことですか?」

──コスプレイヤーとして活動すると、ものすごい執念でローアングルから撮ろうとする人や、『優木せつ菜』に興奮する人がいることは、もうある程度は黙認している。

皆がいやらしい目で見て、興奮するのは『優木せつ菜』に対してだけで……『中川菜々』の私には、誰も……。

侑「ぅ……こ、興奮……した、かも、しれないです……」

菜々「──」

……そんな目で見られることに、私は何も思って来なかった。だってそれは、私であって、私じゃないから。

菜々(やだ、うそ……)

へそ下あたりがキュンとしてしまった。

96名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:20:13 ID:xDC/YTnY
そんなふうに思われたことを……喜んでしまった?
高咲さんに……?

菜々「……」

私は……私がしたいこと。
してあげたいこと……それは……。

菜々「高咲さん……提案が、あります」

97名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:26:12 ID:xDC/YTnY
侑「て、提案……?」

菜々「そうなってしまったのも、私の……せいですから、その……ふ、服の上からなら」

菜々「触っても……いい、ですよ」

侑「へ──」

★★★

どうしてこうなっているのか。
わからないけど、社会的死は免れたのかもしれない。

だけど……!

いまだ収まらぬ勃起したそれを隠せず、真正面から向かい合って正座。

侑「さ、さわるよ」

菜々「は、はい……」

服の上からでもわかる、隠れた巨乳。
今から触れる……?

侑(あっ、だめだ……ちんちんガチガチすぎて痛い……)

98名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:31:05 ID:xDC/YTnY
よく理性が飛ばずにいられるもんだ。
私じゃなかったら、どうなってしまっているか。

だからこそ、ここは理性を保つしかない。

意を決して、両手でそのたわわな膨らみに触れた。

菜々「あっ……」

侑「ぅ……」

ふにゅ……と、手のひらに沈み込む。
……ぶ、ブラつけてるんだよね。おかしいな、神経が敏感になってるからかな……布越しなのに、こんなに柔らかくて……。

というか……手のひらに収まらない……。

これで……地味は無理があるよ、菜々ちゃん。
もう一回言うよ。
このスタイルで地味は無理があるよ!

99名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:36:57 ID:xDC/YTnY
夢中で触ってしまう。
手のひらでぽゆんぽゆんと跳ねさせたり、揉み込んだり……。

菜々「んっ、ぁ……」

侑(ぅぅう……!)

正直、触るだけで。
ちんちんイジれないのなら、生殺しなんだ……。
泣きそうになってきた……でも、でも、でも……!

侑「な、中川さん……ごめん、触らせてくれて……トイレ、かりる、ね……」

菜々「え……?」

侑「し、処理してきます……」

菜々「処理……」

100名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:42:36 ID:xDC/YTnY
人の家でオナニーするなんてだいぶひどいけど、今すぐにでもオナニーを始めないと、ちんちんが壊死しそうだ。

侑「じゃ、じゃあ僕はちょっと……」

菜々「見せてください……」

侑「おトイレに……へぇっ!?」

菜々「しっ、してるところっ、見せてください!」

★★★

とんでもないことをお願いしていることは、十分よくわかっている。
でも……私の……性に対する好奇心が抑えられない。
保健体育や、えっちな漫画ではわからないリアルが。

侑「そっ、そそそ、それはっ、その……!」

菜々「む、胸を触らせてあげたんですからっ、今度は高咲さんの番です!!」

めちゃくちゃな理論。
まったく同じ条件ではなかったけれど……。

菜々(み、みたい。みてみたい。男の子の……)

もう、私は止まれなかった。
そんな私の圧に押されたのか、高咲さんは……。

侑「わ……わかっ、たよ……」

101名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:47:30 ID:xDC/YTnY
★★★

菜々「わっ、わわ……」

侑「う、そ、そんなに見ないで……」

血管が浮かび上がって、ピクピクと動いている。
それと……亀の頭のような──文字通り亀頭から、ぷくりと透明な液体が。

と、というか……すごい……大きい……。

菜々「こ、これが普通のサイズなんですか?」

侑「わ、わかんないよ。他の皆はどうかは……」

どう見ても、少なくとも絶対に15センチ以上はある……。
……男性器の平均は13センチらしいから……高咲さんは大きい部類にはいるのかな……。

反り返って、太く、たくましく……。

菜々(な、なにを冷静に分析してるんだろ、私……!)

侑「じ、じゃあ……する、よ」

102名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:52:12 ID:xDC/YTnY
高咲さんが私の前でオナニーを始めた。
ガシガシとしごいて刺激して……痛くないのでしょうか。
いや……あれが気持ちよくなるための方法だから……そんなことはないんだ。

侑「はぁっ、はぁっ、ぁっ、ぁぁ……!」

菜々「き、気持ちいいんですか……?」

侑「う、うん……」

……そうなんだ。
気持ちいいんだ……。

でも、男の子はただしごくだけじゃ難しいから、なにか「オカズ」がいるって聞きますが……。

──ふと、高咲さんと目があった。

侑「あ……」

ふい、と目線をそらされた。
どうして?
 
菜々「……あ」

まさか──

菜々(私を……オカズに……?)

103名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 00:54:53 ID:xDC/YTnY
首元が熱くなる。
性的に見られることが、こんなにも……。

心臓がバクバクとなっている。

菜々(私で、興奮……「してくれてる」……)

……そう気付いたとき、下着が湿るのを感じた。

104名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 01:00:49 ID:xDC/YTnY
侑「うがっ……!」

びくっ、と震えたかと思うと、高咲さんはティッシュに己の精を吐き出していた。
射精、したんだ。

菜々(……高咲さん、すごく気持ちよさそうな顔……)

★★★

やばい……これ本当にやばい……。

今までしたオナニーで、一番気持ちいい。
まだ出る……ドクドクと、ドロリとした濃いのが止まらない。

侑「あ、やば、たれる……」

ティッシュに収まりきらなかった精液が床に落ちてしまった。

菜々「……いいですよ、私、掃除しておきますから……高咲さんは、その、それを綺麗にしてきてもらって」

侑「え、そんなの申し訳なさすぎる……」

菜々「……大丈夫ですから」

侑「……」

……わかった、といって私は洗面所を借りることにした。

★★★

残されたのは、私と。
精液が包まれたティッシュ。

105名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 01:03:09 ID:xDC/YTnY
菜々「……」

高咲さんがまだ戻ってこないと確認してから……私はそれの臭いを嗅いだ。

形容し難い、生臭さ。
これがイカ臭いというのはピンとこなかったけれど……これが精液の臭いとはよくわかった。

菜々「私、……なにしてるんだろ……」

これじゃあ変態みたいだよ……。

106名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 01:03:24 ID:xDC/YTnY
今回はここまで。

107名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 01:43:39 ID:FMr3s4l2
えっろ

108名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 02:05:45 ID:zwbYLLZg
色んな意味でギンギンになってきた
たまらん

109名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 04:46:08 ID:WA6gWfiA
私もたまらん

110名無しさん@転載は禁止:2021/11/09(火) 22:32:40 ID:NBBsPuEo
続きたのむぞ

111名無しさん@転載は禁止:2021/11/10(水) 00:22:21 ID:4bm1mM1Y
明日再開。
歩夢√で締めのつもりではいるんですが、アニメ2期でランジュとミアの様子次第では書くかもです。

スーパースターをやる頃には、もうここで書き出して丸6年……ちょっとびっくりするくらい時間が経ってしまいました。

112名無しさん@転載は禁止:2021/11/11(木) 23:53:38 ID:Cb4mz.sc
金曜日夜再開。

113名無しさん@転載は禁止:2021/11/12(金) 00:13:55 ID:YhC9yUlc
待ってたのに…

114名無しさん@転載は禁止:2021/11/12(金) 04:14:06 ID:m91jH0js
待機じゃ

115名無しさん@転載は禁止:2021/11/12(金) 23:12:09 ID:rSglrXJU
でも、こんなの仕方ない。

菜々(こんなに濃い臭いがするんだから……)

★★★

侑(はぁ……ここからどんな顔して会えばいいんだろう)

目の前でオナニーして……いやここからどんな流れになるんだ。戻ってから普通の会話が始まるとも思えない。

116名無しさん@転載は禁止:2021/11/12(金) 23:33:07 ID:rSglrXJU
侑(とりあえず……戻ってからの菜々ちゃんの反応を伺うしかないなぁ……)

からっとしていれば、なんとか笑い話に持っていけるかもしれない。
でももしも、しっとりとしてたら……。

★★★

菜々「あっ……おかえりなさい……」

しっとりとしてた。

侑「う、うん……」

菜々「……」

侑「……」

117名無しさん@転載は禁止:2021/11/12(金) 23:55:21 ID:rSglrXJU
侑「えと……いまから……どうする?」

菜々「……」

菜々「高咲さん……あの、一つ……お話というか、提案、というか……」

侑「な、なに?」

菜々「……割に、あわない……と思いませんか?」

侑「……割?」

菜々「その、一人でするところ……見せてもらって」

侑「え、あぁ……」

胸を揉んだ代わり、というやつか……。

菜々「だから、その……」

菜々「今度は……わ、私がシてるところ……見ててもらおう、って……」

侑「!?」

118名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 00:11:18 ID:rksVe2Zg
侑「いっ、いやそれは! だ、大丈夫だよ! 僕は気にしてないから……」

菜々「だ、だめです! 高咲さんだけに恥ずかしい思いはさせませんから……!」

侑「だ、だめって……」

菜々「一回ずつで、それで……おあいこです」

侑「……わ、わかったよ」

★★★

菜々「……」

ぱさり、と履いていたスカートだけが床に落ちて、守られていた真白色の下着が、私の目前に晒される。

菜々「……こっ、これも……ぬぎ、ますね……」

侑「う、うん」

119名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 00:31:54 ID:3jBnbH/o
揉まれたのに等価交換が成立してないとは…?

120名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 02:26:19 ID:rksVe2Zg
するりと下着をおろしていき、ベッドに腰掛ける菜々ちゃん。
股を閉じて、手で隠しているから大事なところは見えていないけれど、行為を始めてしまえば関係のないことだった。

菜々「う、ぅあ……」

侑「ぉ……」

ぱか、と股が開き、ついにその部分が見えてしまった、見てしまった。

少し控えめに生えた陰毛と綺麗なソレ。
私はおもわず釘付けになってしまっていた。

侑(う、ぅぁあ……お、おっぱい触らせてもらったあげく、こんなところまで……)

もうこの時点で十分、菜々ちゃんが言う所の「割」には合っていると思うけれど……本番はここからなんだ。

菜々「ぁ、ぁ……」

クニクニとクリトリスを、唾を付け、湿った人差し指の腹で撫でている。

121名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 02:39:41 ID:rksVe2Zg
侑(あ……やば……)

また……。

♡♡♡

菜々(あぁ、どうしようどうしよう……! 私……男の子の目の前でっ、ぁっ……!)

それでも指を止められない。
普段よりも倍以上の感度に、声を抑えるのに必死になる。

興奮、しちゃってるんだ。
大切なところをみせて。
その上オナニーまでして。

そうしてまた、そんな行為をして興奮してしまっている、という事実が度し難いほどの背徳感を生み出していた。

だから……。

菜々(こんなに、きもち、いぃっ……!)

122名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 02:47:23 ID:rksVe2Zg
菜々(あ……)

ふと、高咲さんを見ると。
私の下半身に釘付けになりながら……またおちんちんを大きくしていた。

こころなしか、さっきよりも固そうに見えて……。

菜々(あれが……入ったら……どんな感じなんだろう……)

想像しながら、私は中指を腟内に侵入させる。
今日は、こっちでも……。

菜々(っ、こんな指なんかより……ずっと太い……)

指じゃ届かないようなところにも……あれなら……。

菜々「ぁっ! ぁっ、はぁっ、はぁぁぁ……!」

妄想にふけていたら、思わずヒートアップしてしまい、激しくしすぎた私はあっという間に最高潮に達してしまった。

菜々「はぁっ、ぁ、はぁ……」

指にまとわりつく愛液。
これが自分の体から出たものとは信じ難かった。

123名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 02:48:09 ID:rksVe2Zg
今回はここまで。
個人的にむっつりスケベ概念の菜々です。
また明日に。

124名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 07:24:04 ID:Y.N8umGI
最高

125名無しさん@転載は禁止:2021/11/13(土) 09:34:14 ID:G9SNUgXE
乙です
誠に解釈一致です

126名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 09:45:06 ID:6uSNQSbo
まだか

127名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 12:53:30 ID:gRlMqKi6
菜々(トんじゃうかと思った……)

まだ少し、足のつま先が痺れている気がした。

快感の余韻に浸っていると、高咲さんが──

侑「っ〜〜〜!」

ベッドの上に登ってきて、私を押し倒してきました。

菜々「あっ……!」

侑「ふっー、ふっ……!」

信じられないくらいに固く膨張したおちんちん。
それがすぐ、私のへその真上に。

菜々「ぁ……た、高咲さん……」

侑「っ……こんなの……我慢できるわけない」

親指で私の入り口を開く。
人に触られる……それも未知の体験で、それだけで声が出てしまった。

菜々(高咲さんは……私『と』したいんだ……)

128名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 12:56:14 ID:gRlMqKi6
菜々(でも……)

★★★

菜々「ま、まって……高咲さん……」

名前を呼ばれて、私はハッとする。
なにしてるんだ私は……こんなの……無理やり……。

侑「ご、ごめん……興奮しすぎた……」

菜々「いえ……すこし、待っていてください……」

ゆっくりと下着とスカートを履き、財布を持ってどこかへ出かけようとしていた。

侑「ど……どこ行くの?」

菜々「どこ、って……コンビニに……」


菜々「避妊具を、買いに……高咲さんは、それじゃ……出られないですから……」

129名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 17:48:58 ID:gRlMqKi6
侑「えっ、あっ……!」

止める間もなく、菜々ちゃんは出ていってしまった。

侑(だって、それってさ……)

してもいい……というか、そのために……。
それを意識すると、私の身体はさらに熱くなった。

菜々ちゃんが帰ってきたら……。

侑(うぅ、まさかの展開だよ……)

130名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 17:51:59 ID:gRlMqKi6
★★★

菜々「はっ、はっ、はっ……!」

走って買いに行き、走って家まで戻る。
途中で誰かと会うことも避けたかったし、急いで戻って、早く……したかったから。

菜々「はぁ、はあ……」

カチャリと、玄関のドアをあける。
このまま部屋まで行けば……もう戻れない。

菜々「……」

131名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 18:39:59 ID:gRlMqKi6
菜々(いや……構わない)

むしろ、それを望んでいる。
……初めてセックスをする。

菜々(よ、よし……! い、いざ……!)

132名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 18:56:56 ID:gRlMqKi6
また明日に。

133名無しさん@転載は禁止:2021/11/15(月) 20:37:26 ID:VopcbYx.
はよはよ!

134名無しさん@転載は禁止:2021/11/16(火) 14:23:13 ID:bNeMVOu2
部屋に入ると、高咲さんは以前下半身を固くしたままだった。

むしろさっきよりも反り返りが増しているような気もしたけれど……。

菜々「お、おまたせしました……」

侑「う、うん。……なんか、ごめん。買いに行かせちゃって……あっ、お金、だすよ」

菜々「い、いえ! 大丈夫、これくらい……」

そう返して、私はビニール袋にはいった避妊具を取り出す。

菜々(6個入り……)

じゃあ6回は……できるんだ……。

135名無しさん@転載は禁止:2021/11/18(木) 08:20:11 ID:yHzgJKxo
菜々「あの……その……つけ、ますか」

侑「うん……」 

ピリ、と破り不思議な輪上のゴムを取り出す。
くるくると捻りながら、ぴっちりとつけていく。

侑「横になって……」

菜々「は、はい……」

ベッドに横たわり、あられもなく股を開いて、受け入れる体制を取る。
その間に、高咲さんが入りその入口に、避妊具越しでも熱が伝わるほどのモノがあてがわれる。

136名無しさん@転載は禁止:2021/11/18(木) 08:32:39 ID:yHzgJKxo
侑「わ……すごい、濡れてる……」

菜々「い、言わないでください……」

先端で焦らすように、くちゅくちゅと音を立てられる。
それだけ私から愛液が溢れてしまっているのだと思うと、とまた胸が熱くなった。

侑「いれるよ……」

菜々「ぁっ……!」

つぷ、とついに中に侵入してくる。
たっぷりの愛液が潤滑油となったからか、痛みはさほど無く、みっちりと私の中に、高咲さんが収まった。

圧迫感がすごくて、壁──これが子宮口なのかもしれない──にまで……っ、き、て……!

侑「……中川さん……まだ入れただけだよ? 顔……蕩けてる」

菜々「こ、これ……だ、って……」

セックス……初めて、しちゃ、ったぁ……。

137名無しさん@転載は禁止:2021/11/18(木) 08:36:58 ID:yHzgJKxo
★★★

私も、もう我慢は出来なかった。
少しずつ、腰を動かせストロークを楽しむ。
もちろん菜々ちゃんのことも気持ちよくしてあげたいけれど、今はすこし余裕がない。

特に何も考えていない、腰を降っているだけだけど……。

菜々「ぁっ♡ あ……だめ……♡ はうっ、ぁ♡ 奥、コツコツしちゃ、だめ、です……♡ ん、ぁ、ぁ……♡」

ちんちんが気持ちよくて仕方ない、そんな顔をしているものだから。
私も抑制は出来なかった。

138名無しさん@転載は禁止:2021/11/19(金) 04:52:17 ID:CsviKX1w
ワクワク

139名無しさん@転載は禁止:2021/11/19(金) 08:25:28 ID:LWfe8xd2
侑「ん……」

菜々「んぅ……♡」

甘い吐息を漏らすその口を塞ぐ。
下も上も繋がって、全ての神経が敏感になる。
特に股間が。

菜々「ん、ぅん、ふ……♡」

背中に菜々ちゃんの腕がのびる。
抱きしめて、キスをして……。

侑(まじできもちいい……)

脳からそういう信号が出ているようだった。
幸せを感じる成分が、じゅわ〜……と。

140名無しさん@転載は禁止:2021/11/19(金) 08:36:21 ID:LWfe8xd2
本当は、もっとこの快感を楽しみたいのに。

侑(やば、もうでそ……)

★★★

侑「ぅ、っ、ぁっ、はっ……!」

苦しそうな高咲さんの顔。
でもそれは、痛いとか、気持ち悪いとかじゃなくて。
気持ちよくて……なにかに耐えようとしている表情。

菜々「高咲さん……でそう、ですか……?」

侑「ぅ、ぅん……」

ぷるぷると震えて、額から汗が滴る。
それが私の頬に落ちてくる。
少ししょっぱい。

菜々(私の身体で……気持ちよくなって、くれてるんだ……)

141名無しさん@転載は禁止:2021/11/19(金) 08:41:18 ID:LWfe8xd2
そして私も……高咲さん『で』気持ちよくなっている。

奥にあたるときの、ツーン……と響く感覚と、途中で引っかかるような感覚。
どちらも一人でするだけじゃ、到達できなかった快感。

菜々(すごい……)

とてもいやらしいけど。
そんな事を、口に出すのはとても憚られるけど。

菜々(セックスって……きもちいい……♡)

142名無しさん@転載は禁止:2021/11/19(金) 12:58:23 ID:QoB.pkNM
えっっっっっ!!!!!

143名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 00:53:08 ID:ltIX2Rlg
侑「うっ、ぁっ、あっ……っ、で、る……!」

腰を押し当てて、避妊具越しに私の一番奥で高咲さんは果てた。

ドクンドクンと脈をうち、全部出し終えると、私の上に倒れかかる。

侑「はっ、はぁ、はっ、ぁ……」

菜々「でちゃい、ましたか……?」

侑「うん……めちゃくちゃ気持ちよかった……」

引き抜くと、吐き出した精液がたっぷりと溜まっていた。
……その光景が、言葉で言い表せないほどセンシティブだった。いま、私達は完全に……快楽目的だけのセックスをしたんだ、と……改めて再認識した。

144名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 00:58:23 ID:ltIX2Rlg
菜々(あれがなかったら、奥に……)

でもそこまで行くと、快楽目的じゃなくて、文字通り交尾というか、生殖というか……。

菜々(……だめです。さすがに避妊をしないのは……そ、それに後5個も残ってますし、使わない理由も、ないし……)

侑「ね、ねぇ中川さん……これ、どうしたらいい? 普通にゴミ箱……捨てていいのかな」

高咲さんは、使い終わった後の避妊具を結び、中が溢れないようにしていた。

菜々「は、はい。大丈夫です、そのまま……」

そう伝えると、高咲さんはそれをティッシュで包んでゴミ箱へ捨てた。

145名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:05:34 ID:ltIX2Rlg
★★★

菜々「……じゃあ、高咲さん。また……明日」

侑「うん……またね」

少しだけ、気まずい空気の中、高咲さんは帰っていった。
セックスが終わって、わずか30分程度の間に。

むしろそれで良かったかもしれない。
あの状況から、何を話せばいいかなんて、わからなかったから。

菜々(……ちょっとまだ、違和感がある)

さっきまでここに入っていたんだと、服の上からその場所を抑える。
あの瞬間、私は完璧に『女の子』にされていた。

男の人の象徴に、成すすべもなく……。

146名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:09:30 ID:ltIX2Rlg
ゾクゾクとしてしまった。
私、こんなに……。

菜々「あ……」

ほら、また。
良くないこと、考えてしまって。

自分の部屋のゴミ箱の中を漁る。
まだ少し、温もりのある、使い終わった、コンドーム。

147名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:15:27 ID:ltIX2Rlg
プリプリとして、この一つ一つに命があると考えると壮大に思える。

……試しに、解いて中から見てみた。

ドロリとして、生臭い臭いがムワァ、と漂う。
たぶん、今私は、人に見られたらアウトだ。
お母さんに見られたりでもしたら、本当に寝込んてしまうレベルに。

菜々「……」

その臭いを嗅いで、また気分が……昂ってしまい。
一人でまた、自分を慰めた。

けど、どうしたってセックス以上の快感は……なかった。

菜々「……」

……とりあえず。
カモフラージュもしつつ……私は、残りのコンドームを鞄の中に入れた。

148名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:24:38 ID:ltIX2Rlg
★★★

侑「は〜、ヤッちゃった……明日から本当にどんな顔して会えばいいんだろ……」

セックス……なし崩し? いや……どうであれしてしまった。
もうごく普通の友達……とはいえない、のかなぁ。

侑(……次会ったときの、菜々ちゃんの反応次第かもしれない)

とりあえず……菜々ちゃんに合わせてみよう。変にこの話を持ち出したりせずに……。

★★★

翌日。
今日も生徒会役員たちが校門に立って、朝のあいさつ運動を行っていた。

どうしても顔を合わせることは避けられない。

菜々「おはようございます」

侑「……おはよう」

いつもと変わらない、しっかり者の菜々ちゃんは生徒ひとりひとりに、もちろん私にも挨拶をしていく。

変わった様子はなかった。

侑「……」

なにも……ないなら、それでいい。

149名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:29:36 ID:ltIX2Rlg
そう、思っていた束の間。
挨拶運動が終わったのか、ラインにメッセージ。

菜々『今日も、生徒会室で待っています』

★★★

そう言われてしまっては、私も行かざるを得なかった。
放課後、生徒会室に向かい、菜々ちゃんと対面する。

侑「……」

菜々「高咲さん、来てくれたんですね」

侑「そりゃあ、来るよ。……それで、今日はなにを……」

菜々「……あの、出来ればこっちじゃなくて、隣の用具入れに」

生徒会室の中から直接行ける、物置場になっている部屋。
入り口はひとつしかなく、生徒会室からではないと入れない部屋。

侑「う、うん」

中へ入ると、そこは窓もなく密室だ。
音も遮断されて、この場所だけが隔離されているように感じた。

150名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:38:35 ID:ltIX2Rlg
菜々「……高咲さん、一つ……お願いが、あるんです」

侑「……お願い?」

菜々「高咲さんにしか、頼めません……聞いてくれますか?」

侑「……うん。なに?」

菜々「……ときどきでいいので……私と……その。昨日みたいに……ぇっち……してほしい、な、って……」

侑「……え!?」

菜々「わ、私もとんでもないことを言っているのはわかってるんです! でも……私、私……自分が思っているよりも、性欲……強いみたいで……」

そう言い、菜々ちゃんはスカートをたくし上げた。
何を──と思ったけれど、下着から滲み、太ももを伝う透明な液体を見て、全身に血液が巡る。

菜々「今日もできるかもしれないって考えただけで……こんな風になってしまって……はっきり言います、私の、性欲処理に……付き合ってほしいんです……」

侑「な、な、な……!」

あわあわとした。
だって出てくる単語が、過激すぎて──性欲処理、って……。

菜々「高咲さん……!」

侑「っ、……わ、わかったよ……僕でいいなら、付き合うよ」

菜々「……! ぁ、ありがとうございます……!」

侑「……で、でも場所とか……無いもんね。いつもいつも家でできる訳じゃ、ない、し……」

そう言いながら気付いた。
……この場所なら?

菜々「……ここならバレません。二人だけの、えっちするための空間にしてしまえば……」

侑「ぅ、そ、そうだね……」

151名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 01:38:47 ID:ltIX2Rlg
また明日に。

152名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 04:22:44 ID:8ue55AxU
エロすぎる…

153名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 05:31:56 ID:qimnyBKs
うひぇあ

154名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 07:02:50 ID:ePhlCwj.
はやくごむな

155名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 07:03:22 ID:ePhlCwj.
途中で書き込んじゃった
はやくゴムなしにハマってほしい

156名無しさん@転載は禁止:2021/11/21(日) 08:19:20 ID:jMFjPinY
家のゴミでバレそうなのが心配だわ

157名無しさん@転載は禁止:2021/11/22(月) 00:19:33 ID:AaZmyscQ
少し狭いけれど、確かにマットとか引けば出来そうだ……。

侑「……え、もしかして……いまから?」

菜々「だ、だめ……ですか?」

自分で訊いて、ひどいなと思った。
こんな状態で、今しなくてもいい訳がないのに。

菜々「お、お願いします……」

♡♡♡

スカートと下着を脱ぎ、それでも上は全部着たまま。

侑「中川さん、僕のやりたいようにやっていい?」

菜々「は、はい……」

備品の机に腰掛けてもらい、その股の間に顔を下ろす。

少しおしっこ臭い、それもそうだ。シャワーも浴びていないんだから。

それを超えるほどの、説明不可能の匂い。
愛液に匂いがあるかは説明しにくいけれど、もしもそうなら、これがそうなのだろう。

机に少し垂れてしまう。
はやく舐め取ってあげないと──

菜々「ひぁっ……!?」

侑「んむ……」

当然クンニリングスなんて初めての菜々ちゃんは、少しざらついた舌の感触に声を上げる。

158名無しさん@転載は禁止:2021/11/22(月) 00:25:39 ID:AaZmyscQ
ぴっちりと閉じている壁を、舌で無理やり開いていく。
口の周りにたくさんぴちゃぴちゃと愛液がつく。
まるで涎を垂らしている犬みたいだ。

犬らしくペロペロと舐めて、わざと音を響かせる。
ピチャピチャピチャ……およそ学園で聞こえてきたらいけない音だ。

自分でやっておいて、めちゃめちゃ興奮する。

159名無しさん@転載は禁止:2021/11/22(月) 00:36:19 ID:AaZmyscQ
菜々「あっ、あぁ……!」

直接快感につながるところは刺激はしていないけれど、こういうものは雰囲気だ。言い換えれば……どれだけやらしい空気に出来るか。

でも、それだけじゃだめだから……。

菜々「ふぁぁっ!?」

クリトリスに吸い付く。舌先でチロチロとつつくように。

侑「中川さん、どう……?」

菜々「き、きもちいい、です……!」

侑「よかった……」

狭い空間に、菜々ちゃんの喘ぎ声が小さく響く。
その声を聞いていたら、こっちだって……。

侑「っ……中川さん、僕……」

制服のズボンが盛り上がっている。
菜々ちゃんはそれをみて、鞄からコンドームを取り出した。
……それだけのはずなのに、すごく興奮した。あの菜々ちゃんの鞄から、そんなものが出てきたことが。

160名無しさん@転載は禁止:2021/11/22(月) 00:39:54 ID:AaZmyscQ
今回はここまで。
また明日に。

161名無しさん@転載は禁止:2021/11/22(月) 00:51:41 ID:E.4R6TME
たまらん

162名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 00:09:04 ID:IOtosSgM
コンドームを装着して、入れようとするけど……少しばかり位置が悪い。机に寝転ぶのも小さいし、普通にするためには、やっぱりせめてマットくらいは欲しい。

だから今日は……。

侑「中川さん、お尻こっちに向けて……」

ぐい、とお尻を立ったまま向けてもらう……立ちバックが一番都合がいい。

菜々「こ、こうですか……?」

ぷりっとしたお尻が突き出される。
こんなあられもない姿、私しか見られないんだと思うと、優越感がどうしてもこぼれた。

私も私で、はやくシたくて腰を掴み、もう片手でモノを握り、菜々ちゃんの中に。

菜々「ぁあっ……♡」

★★★

菜々(あっ、ぁ、はいって、きた……♡)

入る瞬間が見えなかったから、不意打ちをつかれたみたいで、声が漏れてしまった。

腰を掴まれて、お尻が高咲さんの恥骨にパチュンパチュンと音をたてて弾む。

163名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 00:30:45 ID:IOtosSgM
奥にゴリゴリあたる……またこの感覚。
それに加え、どうしようもない屈服感。
体位のせいかもしれないけれど、この男性優位の体勢は、すこしいじめられているみたいで……。

菜々(それがイイなんて……いえないっ……)

高咲さんは私のことを考えて、優しく気持ちいいところを突いてくれる。
本当は、もっと動きたいかもしれないのに。

菜々「はぁっ、はぁ、ぁんっ!?」

ぐりゅ……と、おヘソの下辺り……そこにある何かをえぐられたような感覚。

背中から脳に電流が走る。
明らかに、今までと違う何か。

侑「やっとみつけた……」

菜々「た、高咲ひゃっ……!?」

中からおちんちんで。
外からは、高咲さんの手で、その部分を押される。
も、もしかして……。

菜々(これが……私の……弱点……)

だめ。
だめ……!

菜々「だめっ……♡」

侑「……何がだめなの?」

高咲さんは変わらずその一点を刺激し続ける。頭がチカチカ、一瞬白いノイズが走りそうになる。

164名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 00:45:54 ID:IOtosSgM
菜々「ぁっ、あっ、ぁ♡ ィッ、……!」

ぶわっ……と、鼻先までしびれが伝わる。
身体がふわりと浮いたような感覚。
オナニーなんかじゃ絶対に到達できなかった、深い深い絶頂。

菜々(気持ちいい……っ、ほんとうにっ、きもちいい……♡)

165名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 00:49:51 ID:IOtosSgM
セックス……好きになりそう……♡

菜々(いやっだめ……そんな、破廉恥なこと考えちゃ……)

侑「中川さん……ちょっと、動いていい……?」

菜々「はっ、はい……高咲さんの、好きなように……」

そう伝えると、さっきとはうってかわって、激しく腰を打ち付けだす。
今度は、高咲さんが気持ちよくなるために……。

侑「っ、ごめんっ、こんな自分本意なの……」

菜々「いいんですよっ、こんどは高咲さんがっ……私の身体でっ……気持ちよくなってください……♡」

166名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 00:55:31 ID:IOtosSgM
侑「ッ!! ……っ、こ、このっ……!」

菜々「ぁぅっ♡」

侑(いまのはっ、だめ……めちゃめちゃキタ……)

バコバコバコッ、と重い音が響く。
でもそんな物扱いみたいでも……私は……。

菜々(だめだめだめっ、こんなので感じちゃってたら……♡)

侑「うぁっイッ、ぐ……!」

菜々「んはぁっ♡」

ドクドクと中に流し込まれる。
もちろんコンドームをしているから、それは比喩だけれど。

菜々「はぁっ〜……はっ、は……♡」

侑「はぁっ、ぁ、ぅ……」

最後まで射精しきった高咲さんは私から離れる。
また蒸れた臭いがする、精液がたまったコンドームがぶら下がっていた。

菜々「……っ、そのままでパンツ履いたら、きもち、わるいですよね……」

167名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 01:08:08 ID:IOtosSgM
侑「え……?」

ぬるぬると、少し外しにくいコンドームを取り外し、何にも守られていない、精液の臭いがこびりついているおちんちん。

まだピクピクとしていて……先から少し、滲むように精液が垂れる。

菜々「んぇ……」

侑「うぁ……!」

──口の中にいれた感想は、生臭いだった。
苦いし、ヌメヌメとした独特な感触が口内に広がる。

菜々「んっ、ん……♡」

舌で舐め取るように、精液を吸い取っていく。
綺麗にするはずなのに、また固くなってきていた。

菜々「ぷぇぁ……だめですよ、綺麗にしてるのに……♡」

侑「だ、だってこんなの……ぅ゛おっ……」

気持ちよさそうにしてくれてる……私のお口でも……。

侑「だ、だめっ、ま、また出る……」

菜々「いいれふよっ、このまま、くひのなか……!」

じゅぽじゅぽと下品すぎる音が、頭に響き渡る。
こんな姿、誰にも見せられない。

侑「いっ……!」

菜々「んんっむ……♡」

喉に勢いよく飛び出した精液が当たる。むせたけれど、最後まで口の中で吐精してもらう。
 
射精が終わるまで、舌で刺激してあげながら、最後の一滴まで……。

侑「あわ、ぁ、たま、んない……」

恍惚とした表情の高咲さん。

菜々(嬉しい……♡ 私が、射精してあげられたんだ……)

亀頭から唇を離し、口の中に溜まった精液を飲み込む。
勢いは必要だったけれど、胃の中に行ってしまえば同じだ。

菜々「はぁ、はぁ……」

侑「そ、そんな飲み込まなくても……」

菜々「い、いえ……私が、そうしてあゲェッふ……ッ!!?」

侑「へ?」

思わずパシリ、いやバシンと口を手で覆ってしまった。
さ、最悪です……!! げ、ゲップ……なんて……。
今までの行為が吹き飛ぶくらい、涙目になるくらい恥ずかしかった。

168名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 01:12:27 ID:IOtosSgM
菜々「ご、ごめんなさい、こんなお下品な……!」

侑「……」

菜々「汚いもの聞かせて……んんっ!?」

不意打ちだった。
文字通り唇を塞がれたから。

菜々「ん、ん、ぁ……」

さっきまで、口の中には精液を含んでいたのに、構わずにキスをしてくれる。

侑「……なんか、したくなった」

菜々「も、もう……」

侑「……ゲップしたくらいで何も思わないよ。生理現象だし」

菜々「……」

侑「……さ、さて。それじゃ……僕らも着換えたら……帰ろうか」

菜々「……はい。……あの、高咲さん。また、明日も……」

侑「……す、する?」

菜々「は、はい……お願いします」

侑「うん……わかった」

169名無しさん@転載は禁止:2021/11/23(火) 01:12:56 ID:IOtosSgM
今回はここまで。
普通のイチャイチャもあります。

170名無しさん@転載は禁止:2021/11/24(水) 23:09:56 ID:aZ3Yi7mM
★★★

それからというもの、私達は乱れに乱れた。
放課後の生徒会室、トイレ、カラオケルーム……人の目を盗んで行為に至った。

これで月曜日から金曜日まで毎日してしまったわけで……。

侑「ふう……」

土曜授業もそうなると身が入らないものだった。

「だりーなー、土曜も学校とか」
「そういう事言うと親が『自分たちの頃はそれが当たり前だった』とか言い出して、きいてね〜ってなるよな」

侑「まぁ半日だし、まだマシだけどね」

「……そういや知ってる? 4組のS島がめちゃめちゃビッチだった話」
「あぁなんか聞いたわ。えぐいフェラするって」
「俺ふつーにびびったしな。クソ清楚系だったしよ」

侑「……まあ、見た目で判断しちゃいけないってことだよ」

171名無しさん@転載は禁止:2021/11/24(水) 23:18:07 ID:aZ3Yi7mM
「いいじゃん、俺もヤりてー、てか言ったらヤらせてくれねぇんかな」

……今となっては気にはしないけれど、男の子ってこんな会話ばかりなの?

「やっぱりどストレートにエロい奴がヤりまくってるより、地味めな奴がヤリまくりってのがエロいよな」
「このクラスで言うと……そうだなぁ、生徒会長とか?」

侑「!」

「あぁ、中川? ……いやー、あれはマジでふつーに処女だろ。お固い真面目ちゃんって感じだし」
「まぁわかるけど、そういうギャップが……いいってわけよ」

侑「……」

「いやぁ〜……むしろ経験0から開発していく的な?」
「そんなテクあるかよお前に」

侑「あはは……」

★★★

菜々「高咲さん! 少し気が早いですが……夏休み、特に8月11日〜13日、予定は空いていますか?」

172名無しさん@転載は禁止:2021/11/24(水) 23:18:32 ID:aZ3Yi7mM
金曜日に再開

173名無しさん@転載は禁止:2021/11/26(金) 14:07:16 ID:.Bz1ESEM
まってる

174名無しさん@転載は禁止:2021/11/26(金) 23:10:29 ID:x9bitRd2
侑「うん、その日は全然大丈夫だよ」

菜々「良かった! ……その日に、もうそれはそれは大きなイベントがあって……一緒に行きたいなぁ、と……」

菜々ちゃんからのお誘い。
断る理由なんかなかったし、私も一緒に行きたかった。

侑「そうだね、一緒に行こう」

菜々「! ありがとうございます!」

175名無しさん@転載は禁止:2021/11/26(金) 23:35:54 ID:x9bitRd2
感謝する必要はないのだけれど、にっこり笑顔で頭を下げた。

明日から夏休み。
菜々ちゃんと出会い、そこそこ時間が経った。
健全に遊びに行く事も増えたし、不健全に体を重ねる事も増えた。

少なくとも週3回の頻度だ。

菜々「じゃあ、楽しみにしてますね……!」

★★★

来る8月11日。
私と菜々ちゃんは朝早くから会場へ向かった。
信じられないほどの人の数に圧倒される。

聞いてはいたけど、なるほど確かにこれは……戦場だ。

176名無しさん@転載は禁止:2021/11/27(土) 01:18:03 ID:PDOD0/gQ
コスプレをする人のための更衣室があるらしく、そこへ行き着替える菜々ちゃんを待つ。

侑「あっちー……」

会場の熱気は凄まじい。
噂では雲ができるとか……本当とは思いたくはないけど。

侑「うわ……すご、あれリアル〜……」

周りを見渡せば、シュールなものからガチのコスプレまで。
この日のために全てを詰め込んできたと感じる。

そしてそれは、もちろんあの子も変わらないわけで。

菜々「バックシーン!」

今回のコスプレ衣装に身を包んだ菜々ちゃん……いや、今は優木せつ菜か。
 
ビシリとポーズを決めると、その姿をなんだか理解が到底及ばない気がするカメラで撮影される。

確かに菜々ちゃんが人気なのはわかっていたけれど、これほどとは。

177名無しさん@転載は禁止:2021/11/27(土) 01:41:51 ID:PDOD0/gQ
しかし……。

侑(ち、ちょっと。あれあんなローアングルから撮っていいの……!?)

スカートじゃなくてパンツだからまだいいけど……だからって、あんなのいいの?

侑(んん……? って、この人脇ばっかり撮ってない……?)

……なんだか性癖の一部を覗き見してしまった気分だ。

178名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 00:25:47 ID:uzxYSTng
月曜日夜再開

179名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 00:39:24 ID:hXrZ3f1s
まってる!

180名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 22:51:35 ID:uzxYSTng
いや、だからとはいえ……。

侑「……」

決して、いい気分なんかじゃなかった。
はっきり言って不快だった。

侑(いや、私がとやかく言えることじゃないんだけどさ……)

なんか、その……うまく言葉には出来ないんだけど。

侑(むかつく……)

181名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 23:26:45 ID:uzxYSTng
って、私は菜々ちゃんの彼氏か何かか……。
……してることは、そんなもんだけど。

侑(だからって、付き合ってるわけじゃない)

そう考えると……私達の関係って、結構なかなかに不純だな……。
友達だけど、えっちなこともする。

お互い合意の上でだから、悪いことかと言えば別にそうではないんだろうけど……。

侑(いつかけじめをつけないといけないのかな……)

例えば、菜々ちゃんに誰か、好きな男の子が出来たりとか……。

侑(……)

それを考えると、胸が少し締め付けられるのはなぜだろう。

182名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 23:43:32 ID:uzxYSTng
★★★

菜々「いや〜! 欲しいものも買えましたし、一日目は上々でしたね!」

侑「楽しかったなら良かったよ」

るんるんと紙袋を下げて、ホテルへ向かう足が軽そうな菜々ちゃん。

侑「明日はどうするの?」

菜々「明日は見て回る側になろうかと……それとも、高咲さんもコスプレしてみます?」

侑「い、いや遠慮しておくよ」

183名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 23:44:47 ID:uzxYSTng
距離的にホテルに泊まる必要は絶対にありませんが、泊まらせたいので泊まらせます。

184名無しさん@転載は禁止:2021/11/29(月) 23:54:59 ID:izJDMAEU
よく菜々の親が許可したな

185名無しさん@転載は禁止:2021/11/30(火) 00:13:43 ID:X9T4F.BU
菜々「ふふ、冗談ですよ。さ、今日はお互いホテルに戻って休みましょう──」

★★★

菜々「へ!? お部屋、一つしか予約できてない……!?」

「は、はい。一部屋に、二名様となっています」

ホテル側の不手際……という事ではなくて、こちらのミスらしい。
ホテルの予約は菜々ちゃんに任せていたのだけれど……。

菜々「え、あ……高咲さん、同じ部屋でも……大丈夫ですか?」

侑「……僕は大丈夫だけど、中川さんは」

菜々「私は高咲さんがいいのなら、何も……」

186名無しさん@転載は禁止:2021/11/30(火) 00:38:47 ID:NJ.l07I6
いいですねえ

187名無しさん@転載は禁止:2021/11/30(火) 01:37:50 ID:X9T4F.BU
……ひょんなことから、同室に泊まることに。
部屋に入ると、なかなかに綺麗な内装だった。

ただ一つ、問題があるとしたらベッドが一つだという事だろうか……。
いわゆるダブルベッドで、一つのベッドに枕が二つ。

侑「あー……僕は、ソファとかで寝るよ」

菜々「え……あっ、いえ、そんなの駄目です! 今日の疲れは、ちゃんと癒やさないと……!」

188名無しさん@転載は禁止:2021/11/30(火) 02:00:09 ID:X9T4F.BU
そんなふうに強く言われてしまうと、私もいやでもとは言いにくかった……決して、一緒に眠ることに下心を抱いたわけではない。

侑「と、とりあえず、暑かったし汗もかいたでしょ? 先にシャワー浴びてきなよ」

菜々「そうですね……それじゃあ、お言葉に甘えて……」

★★★

菜々「ふぅ……」

あせを


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