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「あなたは昔から男の子だよ?」√菜々
81
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/06(土) 05:29:02 ID:71Kzc6DQ
菜々「……そう、なんですね」
侑「うん」
……。
侑(あっ)
いや……いまの、なんか。
ちょっと気まずくなる事言ったか……?
菜々「……き、今日はそろそろ帰りましょうか。ね?」
侑「そ、そうだね」
★★★
結局、そのままモヤモヤとした空気で解散。
侑「菜々ちゃん、なんておもったかなぁ、あれ」
……それも気になるけれど。
侑「……今朝のアレで菜々ちゃんが何か言われちゃうんなら、なおさらみんなの前では話せないかもね」
まだしばらくは、生徒会室でのお喋りが続きそうだ。
82
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/06(土) 08:32:26 ID:3EvIz2co
侑ちゃん君無自覚天然たらし
83
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/07(日) 23:53:20 ID:htBOoyzI
★★★
それからも私達の秘密のお喋りは続いた。
新しいアニメや、漫画、夏に開催される一大イベントの事。
菜々「実はもう用意はできていて……!」
侑「用意? あ、もしかしてコスプレの衣装?」
菜々「はい! ……そうだ、高咲さんにも確認してもらいたい事があるので、よろしければ明日のお休みは家に来ませんか?」
侑「そうだね、お邪魔しようかな」
私と菜々ちゃんの関係は良好だった。
キスはしてしまったけれど、お互いに水に流して、今でも仲良くしてもらっている。
あれ以来、やましいことをしているわけでもない……本来の関係に戻れた気がした。
84
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/07(日) 23:58:41 ID:htBOoyzI
★★★
翌日、土曜、菜々ちゃんの家。
菜々「あっ、高咲さん、お待ちしてました!」
侑「おじゃまします……親御さんは」
菜々「お父さんもお母さんもお仕事です。お茶を持っていくので、私の部屋で待っていてくれますか?」
それに頷き、私は菜々ちゃんの自室へ。
程なくして、グラスになみなみと注がれた麦茶を持ってきてくれた。
侑「ありがとう……それで、確認してもらいたいものって?」
菜々「ふふ、それは……これです!」
ばっ、とその衣装を広げて見せてくれる。
これは……恐らくは夏に向けてのコスプレ衣装なんだろうけど。
侑「これは何のキャラクター?」
菜々「ウマ娘のサクラバクシンオーです!」
85
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:09:21 ID:yvj1xfVY
まだ見たことのないやつだ、どんなキャラクターなんだろう。
菜々ちゃんはそんな私の心を見透かしたかのように、それがどんなキャラクターなのかを動画で見せてくれた。
元気いっぱい、猪突猛進、学級委員長……なるほど。
侑「……」
菜々「?」
結構、合ってるかも。確かに。
86
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:17:12 ID:yvj1xfVY
菜々「客観的な意見を聞きたくて……ちょっと着替えてきますね」
★★★
菜々「──どうでしょうか!」
侑「おお……!」
実際に生のコスプレを目の当たりにすると、中々の破壊力だ。
それに……ウマ耳が可愛らしくハマっていて、いや、うん。
侑「す……すっごいかわいい!」
語彙力完全崩壊、ソレしか言えなかった。
菜々ちゃんも少し照れくさそうに、ほっぺたをかきながら「ありがとうございます」と笑った。
菜々「尻尾もなかなかクオリティ高くないですか? 私、これすごく気に入ってて」
フリフリと尻尾を揺らすために、背を向けて腰をふる。
侑「うん、すごい……いや、すごい」
菜々「ふふ、ありがとうございます」
87
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:20:33 ID:yvj1xfVY
それにしてもこの衣装……結構際どい気もするけど……脇とか全開だし。
菜々「……それと、もう一つお願いがあって」
侑「なに?」
菜々「実は〜、高咲さんにちょっと来てみてほしいものがあって……」
★★★
侑「こ、こ、これは……ちょっと……!」
菜々「えっー! すごいです、高咲さん、もう女の子にしか見えませんよ!」
菜々ちゃんに着せられたのは、同じくウマ娘のキャラクター……キタサンブラックというらしい、それの衣装だった。
菜々「なぜか似合う気がしたんですが……これほどとは」
88
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:37:06 ID:yvj1xfVY
侑「い、いやこれ……スカート……すごいスースーする……」
……い、いやいや。こんなの慣れてるはずなのに。
おかしい、スカートを履くのに……こんなに抵抗があるなんて。
その逆に、脇とか胸元が少しはだけているのは気にならない……やっぱり、心が男の子寄りになってるのかな?
……とにもかくにも。
菜々ちゃんが喜んでくれているから、まぁいいか……。
★★★
そして、菜々ちゃんのコスプレお披露目も程々に。
侑「あっー! その赤コウラは犯罪だって!」
菜々「勝負に卑怯ということはありませんよ、高咲さん!」
カートで勝負する国民的ゲームで対戦していた。
菜々「ふっふっふ、スターゲットです!」
侑「わっー!?」
菜々「あはははっ!」
勝負には負けちゃうけど、心から楽しそうに笑う菜々ちゃんを見ると、勝ち負けはどうでもよく思えた。
89
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:51:29 ID:yvj1xfVY
とてもほのぼのとした空気の中で、健全に仲良くゲームで遊ぶ。
これが正しい、女友達との距離感だよね。
……そう、思っていた。
★★★
菜々「よーし、次は何で遊びましょうか……」
大きな本棚兼ゲームソフト棚になっている大きめのボックス。
菜々「よし、これにしましょう!」
なにか一つを選び抜いて、何ごとも無く足を一歩踏み出す、が。
ほぼ無意識、足をゲームとテレビを繋ぐコードに引っ掛けてしまう。
菜々「わわっ!?」
侑「わっ、あぶなっ……!」
おもいきり前から倒れそうになる菜々ちゃんを受け止めよう……としたけれど、私は菜々ちゃんの下敷きにしかなれなかった。
侑「いてて……」
菜々「た、高咲さん、だいじょ……っ!?」
手のひらに、むにゅりと柔らかな感触。
とぼけなくても、それが……菜々ちゃんの胸であることは、本人の反応からすぐに察した。
90
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:55:59 ID:yvj1xfVY
侑「ごっ、ごごごめん!?」
菜々「い、いえっ、私がわるいですから……!」
ドギマギとした空気、気まずい空気。
それでも手のひらに、まだわずかに残るあの柔らかさと……間違いなくある、大きさが残っていた。
菜々「……」
侑「……」
菜々「……っっ! ひあっ、た、高咲さん……!」
侑「え……?」
突然顔を手で隠す菜々ちゃん。
なに、どうして……そう思ったのも束の間。
下半身に、血が集まっていた……私は無意識に勃起していた。
叫んだよ。
侑「うわぁぁぁぁ!?」
なんで!? なんだこの体!? ちょっとおっぱい触っちゃっただけで何を……!?
91
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 00:56:28 ID:yvj1xfVY
今回はここまで。また明日に。
92
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 01:56:10 ID:ym3Rusl2
たまらん
93
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 04:24:19 ID:aBCs9SII
助平め
94
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/08(月) 23:54:56 ID:yvj1xfVY
侑「ごっ、ごめん!」
半ば反射的に背を向ける。
それでもこの状況に落ち着かないのか、下半身のそれも治まるような気配がまるでない。
ど、どうしよう。こんなの、最低だ。
事故で触っちゃっただけなのに、こんな風にして……最悪……もう……。
菜々「……」
侑「……」
菜々「……あの、高咲、さん」
95
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:17:00 ID:xDC/YTnY
侑「あっ、ごめんなさい死にます……」
菜々「し、死んじゃイヤですよ! ……あの、質問があって……」
侑「……な、なんでしょうか」
菜々「……高咲さんは……私の胸で……その、ぉ……っきく、なっちゃたん、ですか?」
★★★
自分でも、とんでもないことを訊いているとはわかっています。
だけど訊かずにはいられなかった。
それは、好奇心、そして……確かめたいこと。
侑「ぅ……は、はい……そうです……」
菜々「……私で、興奮、した……という、ことですか?」
──コスプレイヤーとして活動すると、ものすごい執念でローアングルから撮ろうとする人や、『優木せつ菜』に興奮する人がいることは、もうある程度は黙認している。
皆がいやらしい目で見て、興奮するのは『優木せつ菜』に対してだけで……『中川菜々』の私には、誰も……。
侑「ぅ……こ、興奮……した、かも、しれないです……」
菜々「──」
……そんな目で見られることに、私は何も思って来なかった。だってそれは、私であって、私じゃないから。
菜々(やだ、うそ……)
へそ下あたりがキュンとしてしまった。
96
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:20:13 ID:xDC/YTnY
そんなふうに思われたことを……喜んでしまった?
高咲さんに……?
菜々「……」
私は……私がしたいこと。
してあげたいこと……それは……。
菜々「高咲さん……提案が、あります」
97
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:26:12 ID:xDC/YTnY
侑「て、提案……?」
菜々「そうなってしまったのも、私の……せいですから、その……ふ、服の上からなら」
菜々「触っても……いい、ですよ」
侑「へ──」
★★★
どうしてこうなっているのか。
わからないけど、社会的死は免れたのかもしれない。
だけど……!
いまだ収まらぬ勃起したそれを隠せず、真正面から向かい合って正座。
侑「さ、さわるよ」
菜々「は、はい……」
服の上からでもわかる、隠れた巨乳。
今から触れる……?
侑(あっ、だめだ……ちんちんガチガチすぎて痛い……)
98
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:31:05 ID:xDC/YTnY
よく理性が飛ばずにいられるもんだ。
私じゃなかったら、どうなってしまっているか。
だからこそ、ここは理性を保つしかない。
意を決して、両手でそのたわわな膨らみに触れた。
菜々「あっ……」
侑「ぅ……」
ふにゅ……と、手のひらに沈み込む。
……ぶ、ブラつけてるんだよね。おかしいな、神経が敏感になってるからかな……布越しなのに、こんなに柔らかくて……。
というか……手のひらに収まらない……。
これで……地味は無理があるよ、菜々ちゃん。
もう一回言うよ。
このスタイルで地味は無理があるよ!
99
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:36:57 ID:xDC/YTnY
夢中で触ってしまう。
手のひらでぽゆんぽゆんと跳ねさせたり、揉み込んだり……。
菜々「んっ、ぁ……」
侑(ぅぅう……!)
正直、触るだけで。
ちんちんイジれないのなら、生殺しなんだ……。
泣きそうになってきた……でも、でも、でも……!
侑「な、中川さん……ごめん、触らせてくれて……トイレ、かりる、ね……」
菜々「え……?」
侑「し、処理してきます……」
菜々「処理……」
100
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:42:36 ID:xDC/YTnY
人の家でオナニーするなんてだいぶひどいけど、今すぐにでもオナニーを始めないと、ちんちんが壊死しそうだ。
侑「じゃ、じゃあ僕はちょっと……」
菜々「見せてください……」
侑「おトイレに……へぇっ!?」
菜々「しっ、してるところっ、見せてください!」
★★★
とんでもないことをお願いしていることは、十分よくわかっている。
でも……私の……性に対する好奇心が抑えられない。
保健体育や、えっちな漫画ではわからないリアルが。
侑「そっ、そそそ、それはっ、その……!」
菜々「む、胸を触らせてあげたんですからっ、今度は高咲さんの番です!!」
めちゃくちゃな理論。
まったく同じ条件ではなかったけれど……。
菜々(み、みたい。みてみたい。男の子の……)
もう、私は止まれなかった。
そんな私の圧に押されたのか、高咲さんは……。
侑「わ……わかっ、たよ……」
101
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:47:30 ID:xDC/YTnY
★★★
菜々「わっ、わわ……」
侑「う、そ、そんなに見ないで……」
血管が浮かび上がって、ピクピクと動いている。
それと……亀の頭のような──文字通り亀頭から、ぷくりと透明な液体が。
と、というか……すごい……大きい……。
菜々「こ、これが普通のサイズなんですか?」
侑「わ、わかんないよ。他の皆はどうかは……」
どう見ても、少なくとも絶対に15センチ以上はある……。
……男性器の平均は13センチらしいから……高咲さんは大きい部類にはいるのかな……。
反り返って、太く、たくましく……。
菜々(な、なにを冷静に分析してるんだろ、私……!)
侑「じ、じゃあ……する、よ」
102
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:52:12 ID:xDC/YTnY
高咲さんが私の前でオナニーを始めた。
ガシガシとしごいて刺激して……痛くないのでしょうか。
いや……あれが気持ちよくなるための方法だから……そんなことはないんだ。
侑「はぁっ、はぁっ、ぁっ、ぁぁ……!」
菜々「き、気持ちいいんですか……?」
侑「う、うん……」
……そうなんだ。
気持ちいいんだ……。
でも、男の子はただしごくだけじゃ難しいから、なにか「オカズ」がいるって聞きますが……。
──ふと、高咲さんと目があった。
侑「あ……」
ふい、と目線をそらされた。
どうして?
菜々「……あ」
まさか──
菜々(私を……オカズに……?)
103
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 00:54:53 ID:xDC/YTnY
首元が熱くなる。
性的に見られることが、こんなにも……。
心臓がバクバクとなっている。
菜々(私で、興奮……「してくれてる」……)
……そう気付いたとき、下着が湿るのを感じた。
104
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 01:00:49 ID:xDC/YTnY
侑「うがっ……!」
びくっ、と震えたかと思うと、高咲さんはティッシュに己の精を吐き出していた。
射精、したんだ。
菜々(……高咲さん、すごく気持ちよさそうな顔……)
★★★
やばい……これ本当にやばい……。
今までしたオナニーで、一番気持ちいい。
まだ出る……ドクドクと、ドロリとした濃いのが止まらない。
侑「あ、やば、たれる……」
ティッシュに収まりきらなかった精液が床に落ちてしまった。
菜々「……いいですよ、私、掃除しておきますから……高咲さんは、その、それを綺麗にしてきてもらって」
侑「え、そんなの申し訳なさすぎる……」
菜々「……大丈夫ですから」
侑「……」
……わかった、といって私は洗面所を借りることにした。
★★★
残されたのは、私と。
精液が包まれたティッシュ。
105
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 01:03:09 ID:xDC/YTnY
菜々「……」
高咲さんがまだ戻ってこないと確認してから……私はそれの臭いを嗅いだ。
形容し難い、生臭さ。
これがイカ臭いというのはピンとこなかったけれど……これが精液の臭いとはよくわかった。
菜々「私、……なにしてるんだろ……」
これじゃあ変態みたいだよ……。
106
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 01:03:24 ID:xDC/YTnY
今回はここまで。
107
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 01:43:39 ID:FMr3s4l2
えっろ
108
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 02:05:45 ID:zwbYLLZg
色んな意味でギンギンになってきた
たまらん
109
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 04:46:08 ID:WA6gWfiA
私もたまらん
110
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/09(火) 22:32:40 ID:NBBsPuEo
続きたのむぞ
111
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/10(水) 00:22:21 ID:4bm1mM1Y
明日再開。
歩夢√で締めのつもりではいるんですが、アニメ2期でランジュとミアの様子次第では書くかもです。
スーパースターをやる頃には、もうここで書き出して丸6年……ちょっとびっくりするくらい時間が経ってしまいました。
112
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/11(木) 23:53:38 ID:Cb4mz.sc
金曜日夜再開。
113
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/12(金) 00:13:55 ID:YhC9yUlc
待ってたのに…
114
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/12(金) 04:14:06 ID:m91jH0js
待機じゃ
115
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/12(金) 23:12:09 ID:rSglrXJU
でも、こんなの仕方ない。
菜々(こんなに濃い臭いがするんだから……)
★★★
侑(はぁ……ここからどんな顔して会えばいいんだろう)
目の前でオナニーして……いやここからどんな流れになるんだ。戻ってから普通の会話が始まるとも思えない。
116
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/12(金) 23:33:07 ID:rSglrXJU
侑(とりあえず……戻ってからの菜々ちゃんの反応を伺うしかないなぁ……)
からっとしていれば、なんとか笑い話に持っていけるかもしれない。
でももしも、しっとりとしてたら……。
★★★
菜々「あっ……おかえりなさい……」
しっとりとしてた。
侑「う、うん……」
菜々「……」
侑「……」
117
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/12(金) 23:55:21 ID:rSglrXJU
侑「えと……いまから……どうする?」
菜々「……」
菜々「高咲さん……あの、一つ……お話というか、提案、というか……」
侑「な、なに?」
菜々「……割に、あわない……と思いませんか?」
侑「……割?」
菜々「その、一人でするところ……見せてもらって」
侑「え、あぁ……」
胸を揉んだ代わり、というやつか……。
菜々「だから、その……」
菜々「今度は……わ、私がシてるところ……見ててもらおう、って……」
侑「!?」
118
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 00:11:18 ID:rksVe2Zg
侑「いっ、いやそれは! だ、大丈夫だよ! 僕は気にしてないから……」
菜々「だ、だめです! 高咲さんだけに恥ずかしい思いはさせませんから……!」
侑「だ、だめって……」
菜々「一回ずつで、それで……おあいこです」
侑「……わ、わかったよ」
★★★
菜々「……」
ぱさり、と履いていたスカートだけが床に落ちて、守られていた真白色の下着が、私の目前に晒される。
菜々「……こっ、これも……ぬぎ、ますね……」
侑「う、うん」
119
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 00:31:54 ID:3jBnbH/o
揉まれたのに等価交換が成立してないとは…?
120
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 02:26:19 ID:rksVe2Zg
するりと下着をおろしていき、ベッドに腰掛ける菜々ちゃん。
股を閉じて、手で隠しているから大事なところは見えていないけれど、行為を始めてしまえば関係のないことだった。
菜々「う、ぅあ……」
侑「ぉ……」
ぱか、と股が開き、ついにその部分が見えてしまった、見てしまった。
少し控えめに生えた陰毛と綺麗なソレ。
私はおもわず釘付けになってしまっていた。
侑(う、ぅぁあ……お、おっぱい触らせてもらったあげく、こんなところまで……)
もうこの時点で十分、菜々ちゃんが言う所の「割」には合っていると思うけれど……本番はここからなんだ。
菜々「ぁ、ぁ……」
クニクニとクリトリスを、唾を付け、湿った人差し指の腹で撫でている。
121
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 02:39:41 ID:rksVe2Zg
侑(あ……やば……)
また……。
♡♡♡
菜々(あぁ、どうしようどうしよう……! 私……男の子の目の前でっ、ぁっ……!)
それでも指を止められない。
普段よりも倍以上の感度に、声を抑えるのに必死になる。
興奮、しちゃってるんだ。
大切なところをみせて。
その上オナニーまでして。
そうしてまた、そんな行為をして興奮してしまっている、という事実が度し難いほどの背徳感を生み出していた。
だから……。
菜々(こんなに、きもち、いぃっ……!)
122
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 02:47:23 ID:rksVe2Zg
菜々(あ……)
ふと、高咲さんを見ると。
私の下半身に釘付けになりながら……またおちんちんを大きくしていた。
こころなしか、さっきよりも固そうに見えて……。
菜々(あれが……入ったら……どんな感じなんだろう……)
想像しながら、私は中指を腟内に侵入させる。
今日は、こっちでも……。
菜々(っ、こんな指なんかより……ずっと太い……)
指じゃ届かないようなところにも……あれなら……。
菜々「ぁっ! ぁっ、はぁっ、はぁぁぁ……!」
妄想にふけていたら、思わずヒートアップしてしまい、激しくしすぎた私はあっという間に最高潮に達してしまった。
菜々「はぁっ、ぁ、はぁ……」
指にまとわりつく愛液。
これが自分の体から出たものとは信じ難かった。
123
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 02:48:09 ID:rksVe2Zg
今回はここまで。
個人的にむっつりスケベ概念の菜々です。
また明日に。
124
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 07:24:04 ID:Y.N8umGI
最高
125
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/13(土) 09:34:14 ID:G9SNUgXE
乙です
誠に解釈一致です
126
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 09:45:06 ID:6uSNQSbo
まだか
127
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 12:53:30 ID:gRlMqKi6
菜々(トんじゃうかと思った……)
まだ少し、足のつま先が痺れている気がした。
快感の余韻に浸っていると、高咲さんが──
侑「っ〜〜〜!」
ベッドの上に登ってきて、私を押し倒してきました。
菜々「あっ……!」
侑「ふっー、ふっ……!」
信じられないくらいに固く膨張したおちんちん。
それがすぐ、私のへその真上に。
菜々「ぁ……た、高咲さん……」
侑「っ……こんなの……我慢できるわけない」
親指で私の入り口を開く。
人に触られる……それも未知の体験で、それだけで声が出てしまった。
菜々(高咲さんは……私『と』したいんだ……)
128
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 12:56:14 ID:gRlMqKi6
菜々(でも……)
★★★
菜々「ま、まって……高咲さん……」
名前を呼ばれて、私はハッとする。
なにしてるんだ私は……こんなの……無理やり……。
侑「ご、ごめん……興奮しすぎた……」
菜々「いえ……すこし、待っていてください……」
ゆっくりと下着とスカートを履き、財布を持ってどこかへ出かけようとしていた。
侑「ど……どこ行くの?」
菜々「どこ、って……コンビニに……」
菜々「避妊具を、買いに……高咲さんは、それじゃ……出られないですから……」
129
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 17:48:58 ID:gRlMqKi6
侑「えっ、あっ……!」
止める間もなく、菜々ちゃんは出ていってしまった。
侑(だって、それってさ……)
してもいい……というか、そのために……。
それを意識すると、私の身体はさらに熱くなった。
菜々ちゃんが帰ってきたら……。
侑(うぅ、まさかの展開だよ……)
130
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 17:51:59 ID:gRlMqKi6
★★★
菜々「はっ、はっ、はっ……!」
走って買いに行き、走って家まで戻る。
途中で誰かと会うことも避けたかったし、急いで戻って、早く……したかったから。
菜々「はぁ、はあ……」
カチャリと、玄関のドアをあける。
このまま部屋まで行けば……もう戻れない。
菜々「……」
131
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 18:39:59 ID:gRlMqKi6
菜々(いや……構わない)
むしろ、それを望んでいる。
……初めてセックスをする。
菜々(よ、よし……! い、いざ……!)
132
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 18:56:56 ID:gRlMqKi6
また明日に。
133
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/15(月) 20:37:26 ID:VopcbYx.
はよはよ!
134
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/16(火) 14:23:13 ID:bNeMVOu2
部屋に入ると、高咲さんは以前下半身を固くしたままだった。
むしろさっきよりも反り返りが増しているような気もしたけれど……。
菜々「お、おまたせしました……」
侑「う、うん。……なんか、ごめん。買いに行かせちゃって……あっ、お金、だすよ」
菜々「い、いえ! 大丈夫、これくらい……」
そう返して、私はビニール袋にはいった避妊具を取り出す。
菜々(6個入り……)
じゃあ6回は……できるんだ……。
135
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/18(木) 08:20:11 ID:yHzgJKxo
菜々「あの……その……つけ、ますか」
侑「うん……」
ピリ、と破り不思議な輪上のゴムを取り出す。
くるくると捻りながら、ぴっちりとつけていく。
侑「横になって……」
菜々「は、はい……」
ベッドに横たわり、あられもなく股を開いて、受け入れる体制を取る。
その間に、高咲さんが入りその入口に、避妊具越しでも熱が伝わるほどのモノがあてがわれる。
136
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/18(木) 08:32:39 ID:yHzgJKxo
侑「わ……すごい、濡れてる……」
菜々「い、言わないでください……」
先端で焦らすように、くちゅくちゅと音を立てられる。
それだけ私から愛液が溢れてしまっているのだと思うと、とまた胸が熱くなった。
侑「いれるよ……」
菜々「ぁっ……!」
つぷ、とついに中に侵入してくる。
たっぷりの愛液が潤滑油となったからか、痛みはさほど無く、みっちりと私の中に、高咲さんが収まった。
圧迫感がすごくて、壁──これが子宮口なのかもしれない──にまで……っ、き、て……!
侑「……中川さん……まだ入れただけだよ? 顔……蕩けてる」
菜々「こ、これ……だ、って……」
セックス……初めて、しちゃ、ったぁ……。
137
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/18(木) 08:36:58 ID:yHzgJKxo
★★★
私も、もう我慢は出来なかった。
少しずつ、腰を動かせストロークを楽しむ。
もちろん菜々ちゃんのことも気持ちよくしてあげたいけれど、今はすこし余裕がない。
特に何も考えていない、腰を降っているだけだけど……。
菜々「ぁっ♡ あ……だめ……♡ はうっ、ぁ♡ 奥、コツコツしちゃ、だめ、です……♡ ん、ぁ、ぁ……♡」
ちんちんが気持ちよくて仕方ない、そんな顔をしているものだから。
私も抑制は出来なかった。
138
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/19(金) 04:52:17 ID:CsviKX1w
ワクワク
139
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/19(金) 08:25:28 ID:LWfe8xd2
侑「ん……」
菜々「んぅ……♡」
甘い吐息を漏らすその口を塞ぐ。
下も上も繋がって、全ての神経が敏感になる。
特に股間が。
菜々「ん、ぅん、ふ……♡」
背中に菜々ちゃんの腕がのびる。
抱きしめて、キスをして……。
侑(まじできもちいい……)
脳からそういう信号が出ているようだった。
幸せを感じる成分が、じゅわ〜……と。
140
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/19(金) 08:36:21 ID:LWfe8xd2
本当は、もっとこの快感を楽しみたいのに。
侑(やば、もうでそ……)
★★★
侑「ぅ、っ、ぁっ、はっ……!」
苦しそうな高咲さんの顔。
でもそれは、痛いとか、気持ち悪いとかじゃなくて。
気持ちよくて……なにかに耐えようとしている表情。
菜々「高咲さん……でそう、ですか……?」
侑「ぅ、ぅん……」
ぷるぷると震えて、額から汗が滴る。
それが私の頬に落ちてくる。
少ししょっぱい。
菜々(私の身体で……気持ちよくなって、くれてるんだ……)
141
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/19(金) 08:41:18 ID:LWfe8xd2
そして私も……高咲さん『で』気持ちよくなっている。
奥にあたるときの、ツーン……と響く感覚と、途中で引っかかるような感覚。
どちらも一人でするだけじゃ、到達できなかった快感。
菜々(すごい……)
とてもいやらしいけど。
そんな事を、口に出すのはとても憚られるけど。
菜々(セックスって……きもちいい……♡)
142
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/19(金) 12:58:23 ID:QoB.pkNM
えっっっっっ!!!!!
143
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 00:53:08 ID:ltIX2Rlg
侑「うっ、ぁっ、あっ……っ、で、る……!」
腰を押し当てて、避妊具越しに私の一番奥で高咲さんは果てた。
ドクンドクンと脈をうち、全部出し終えると、私の上に倒れかかる。
侑「はっ、はぁ、はっ、ぁ……」
菜々「でちゃい、ましたか……?」
侑「うん……めちゃくちゃ気持ちよかった……」
引き抜くと、吐き出した精液がたっぷりと溜まっていた。
……その光景が、言葉で言い表せないほどセンシティブだった。いま、私達は完全に……快楽目的だけのセックスをしたんだ、と……改めて再認識した。
144
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 00:58:23 ID:ltIX2Rlg
菜々(あれがなかったら、奥に……)
でもそこまで行くと、快楽目的じゃなくて、文字通り交尾というか、生殖というか……。
菜々(……だめです。さすがに避妊をしないのは……そ、それに後5個も残ってますし、使わない理由も、ないし……)
侑「ね、ねぇ中川さん……これ、どうしたらいい? 普通にゴミ箱……捨てていいのかな」
高咲さんは、使い終わった後の避妊具を結び、中が溢れないようにしていた。
菜々「は、はい。大丈夫です、そのまま……」
そう伝えると、高咲さんはそれをティッシュで包んでゴミ箱へ捨てた。
145
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:05:34 ID:ltIX2Rlg
★★★
菜々「……じゃあ、高咲さん。また……明日」
侑「うん……またね」
少しだけ、気まずい空気の中、高咲さんは帰っていった。
セックスが終わって、わずか30分程度の間に。
むしろそれで良かったかもしれない。
あの状況から、何を話せばいいかなんて、わからなかったから。
菜々(……ちょっとまだ、違和感がある)
さっきまでここに入っていたんだと、服の上からその場所を抑える。
あの瞬間、私は完璧に『女の子』にされていた。
男の人の象徴に、成すすべもなく……。
146
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:09:30 ID:ltIX2Rlg
ゾクゾクとしてしまった。
私、こんなに……。
菜々「あ……」
ほら、また。
良くないこと、考えてしまって。
自分の部屋のゴミ箱の中を漁る。
まだ少し、温もりのある、使い終わった、コンドーム。
147
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:15:27 ID:ltIX2Rlg
プリプリとして、この一つ一つに命があると考えると壮大に思える。
……試しに、解いて中から見てみた。
ドロリとして、生臭い臭いがムワァ、と漂う。
たぶん、今私は、人に見られたらアウトだ。
お母さんに見られたりでもしたら、本当に寝込んてしまうレベルに。
菜々「……」
その臭いを嗅いで、また気分が……昂ってしまい。
一人でまた、自分を慰めた。
けど、どうしたってセックス以上の快感は……なかった。
菜々「……」
……とりあえず。
カモフラージュもしつつ……私は、残りのコンドームを鞄の中に入れた。
148
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:24:38 ID:ltIX2Rlg
★★★
侑「は〜、ヤッちゃった……明日から本当にどんな顔して会えばいいんだろ……」
セックス……なし崩し? いや……どうであれしてしまった。
もうごく普通の友達……とはいえない、のかなぁ。
侑(……次会ったときの、菜々ちゃんの反応次第かもしれない)
とりあえず……菜々ちゃんに合わせてみよう。変にこの話を持ち出したりせずに……。
★★★
翌日。
今日も生徒会役員たちが校門に立って、朝のあいさつ運動を行っていた。
どうしても顔を合わせることは避けられない。
菜々「おはようございます」
侑「……おはよう」
いつもと変わらない、しっかり者の菜々ちゃんは生徒ひとりひとりに、もちろん私にも挨拶をしていく。
変わった様子はなかった。
侑「……」
なにも……ないなら、それでいい。
149
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:29:36 ID:ltIX2Rlg
そう、思っていた束の間。
挨拶運動が終わったのか、ラインにメッセージ。
菜々『今日も、生徒会室で待っています』
★★★
そう言われてしまっては、私も行かざるを得なかった。
放課後、生徒会室に向かい、菜々ちゃんと対面する。
侑「……」
菜々「高咲さん、来てくれたんですね」
侑「そりゃあ、来るよ。……それで、今日はなにを……」
菜々「……あの、出来ればこっちじゃなくて、隣の用具入れに」
生徒会室の中から直接行ける、物置場になっている部屋。
入り口はひとつしかなく、生徒会室からではないと入れない部屋。
侑「う、うん」
中へ入ると、そこは窓もなく密室だ。
音も遮断されて、この場所だけが隔離されているように感じた。
150
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:38:35 ID:ltIX2Rlg
菜々「……高咲さん、一つ……お願いが、あるんです」
侑「……お願い?」
菜々「高咲さんにしか、頼めません……聞いてくれますか?」
侑「……うん。なに?」
菜々「……ときどきでいいので……私と……その。昨日みたいに……ぇっち……してほしい、な、って……」
侑「……え!?」
菜々「わ、私もとんでもないことを言っているのはわかってるんです! でも……私、私……自分が思っているよりも、性欲……強いみたいで……」
そう言い、菜々ちゃんはスカートをたくし上げた。
何を──と思ったけれど、下着から滲み、太ももを伝う透明な液体を見て、全身に血液が巡る。
菜々「今日もできるかもしれないって考えただけで……こんな風になってしまって……はっきり言います、私の、性欲処理に……付き合ってほしいんです……」
侑「な、な、な……!」
あわあわとした。
だって出てくる単語が、過激すぎて──性欲処理、って……。
菜々「高咲さん……!」
侑「っ、……わ、わかったよ……僕でいいなら、付き合うよ」
菜々「……! ぁ、ありがとうございます……!」
侑「……で、でも場所とか……無いもんね。いつもいつも家でできる訳じゃ、ない、し……」
そう言いながら気付いた。
……この場所なら?
菜々「……ここならバレません。二人だけの、えっちするための空間にしてしまえば……」
侑「ぅ、そ、そうだね……」
151
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 01:38:47 ID:ltIX2Rlg
また明日に。
152
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 04:22:44 ID:8ue55AxU
エロすぎる…
153
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 05:31:56 ID:qimnyBKs
うひぇあ
154
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 07:02:50 ID:ePhlCwj.
はやくごむな
155
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 07:03:22 ID:ePhlCwj.
途中で書き込んじゃった
はやくゴムなしにハマってほしい
156
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/21(日) 08:19:20 ID:jMFjPinY
家のゴミでバレそうなのが心配だわ
157
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/22(月) 00:19:33 ID:AaZmyscQ
少し狭いけれど、確かにマットとか引けば出来そうだ……。
侑「……え、もしかして……いまから?」
菜々「だ、だめ……ですか?」
自分で訊いて、ひどいなと思った。
こんな状態で、今しなくてもいい訳がないのに。
菜々「お、お願いします……」
♡♡♡
スカートと下着を脱ぎ、それでも上は全部着たまま。
侑「中川さん、僕のやりたいようにやっていい?」
菜々「は、はい……」
備品の机に腰掛けてもらい、その股の間に顔を下ろす。
少しおしっこ臭い、それもそうだ。シャワーも浴びていないんだから。
それを超えるほどの、説明不可能の匂い。
愛液に匂いがあるかは説明しにくいけれど、もしもそうなら、これがそうなのだろう。
机に少し垂れてしまう。
はやく舐め取ってあげないと──
菜々「ひぁっ……!?」
侑「んむ……」
当然クンニリングスなんて初めての菜々ちゃんは、少しざらついた舌の感触に声を上げる。
158
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/22(月) 00:25:39 ID:AaZmyscQ
ぴっちりと閉じている壁を、舌で無理やり開いていく。
口の周りにたくさんぴちゃぴちゃと愛液がつく。
まるで涎を垂らしている犬みたいだ。
犬らしくペロペロと舐めて、わざと音を響かせる。
ピチャピチャピチャ……およそ学園で聞こえてきたらいけない音だ。
自分でやっておいて、めちゃめちゃ興奮する。
159
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/22(月) 00:36:19 ID:AaZmyscQ
菜々「あっ、あぁ……!」
直接快感につながるところは刺激はしていないけれど、こういうものは雰囲気だ。言い換えれば……どれだけやらしい空気に出来るか。
でも、それだけじゃだめだから……。
菜々「ふぁぁっ!?」
クリトリスに吸い付く。舌先でチロチロとつつくように。
侑「中川さん、どう……?」
菜々「き、きもちいい、です……!」
侑「よかった……」
狭い空間に、菜々ちゃんの喘ぎ声が小さく響く。
その声を聞いていたら、こっちだって……。
侑「っ……中川さん、僕……」
制服のズボンが盛り上がっている。
菜々ちゃんはそれをみて、鞄からコンドームを取り出した。
……それだけのはずなのに、すごく興奮した。あの菜々ちゃんの鞄から、そんなものが出てきたことが。
160
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/22(月) 00:39:54 ID:AaZmyscQ
今回はここまで。
また明日に。
161
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/22(月) 00:51:41 ID:E.4R6TME
たまらん
162
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 00:09:04 ID:IOtosSgM
コンドームを装着して、入れようとするけど……少しばかり位置が悪い。机に寝転ぶのも小さいし、普通にするためには、やっぱりせめてマットくらいは欲しい。
だから今日は……。
侑「中川さん、お尻こっちに向けて……」
ぐい、とお尻を立ったまま向けてもらう……立ちバックが一番都合がいい。
菜々「こ、こうですか……?」
ぷりっとしたお尻が突き出される。
こんなあられもない姿、私しか見られないんだと思うと、優越感がどうしてもこぼれた。
私も私で、はやくシたくて腰を掴み、もう片手でモノを握り、菜々ちゃんの中に。
菜々「ぁあっ……♡」
★★★
菜々(あっ、ぁ、はいって、きた……♡)
入る瞬間が見えなかったから、不意打ちをつかれたみたいで、声が漏れてしまった。
腰を掴まれて、お尻が高咲さんの恥骨にパチュンパチュンと音をたてて弾む。
163
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 00:30:45 ID:IOtosSgM
奥にゴリゴリあたる……またこの感覚。
それに加え、どうしようもない屈服感。
体位のせいかもしれないけれど、この男性優位の体勢は、すこしいじめられているみたいで……。
菜々(それがイイなんて……いえないっ……)
高咲さんは私のことを考えて、優しく気持ちいいところを突いてくれる。
本当は、もっと動きたいかもしれないのに。
菜々「はぁっ、はぁ、ぁんっ!?」
ぐりゅ……と、おヘソの下辺り……そこにある何かをえぐられたような感覚。
背中から脳に電流が走る。
明らかに、今までと違う何か。
侑「やっとみつけた……」
菜々「た、高咲ひゃっ……!?」
中からおちんちんで。
外からは、高咲さんの手で、その部分を押される。
も、もしかして……。
菜々(これが……私の……弱点……)
だめ。
だめ……!
菜々「だめっ……♡」
侑「……何がだめなの?」
高咲さんは変わらずその一点を刺激し続ける。頭がチカチカ、一瞬白いノイズが走りそうになる。
164
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 00:45:54 ID:IOtosSgM
菜々「ぁっ、あっ、ぁ♡ ィッ、……!」
ぶわっ……と、鼻先までしびれが伝わる。
身体がふわりと浮いたような感覚。
オナニーなんかじゃ絶対に到達できなかった、深い深い絶頂。
菜々(気持ちいい……っ、ほんとうにっ、きもちいい……♡)
165
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 00:49:51 ID:IOtosSgM
セックス……好きになりそう……♡
菜々(いやっだめ……そんな、破廉恥なこと考えちゃ……)
侑「中川さん……ちょっと、動いていい……?」
菜々「はっ、はい……高咲さんの、好きなように……」
そう伝えると、さっきとはうってかわって、激しく腰を打ち付けだす。
今度は、高咲さんが気持ちよくなるために……。
侑「っ、ごめんっ、こんな自分本意なの……」
菜々「いいんですよっ、こんどは高咲さんがっ……私の身体でっ……気持ちよくなってください……♡」
166
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 00:55:31 ID:IOtosSgM
侑「ッ!! ……っ、こ、このっ……!」
菜々「ぁぅっ♡」
侑(いまのはっ、だめ……めちゃめちゃキタ……)
バコバコバコッ、と重い音が響く。
でもそんな物扱いみたいでも……私は……。
菜々(だめだめだめっ、こんなので感じちゃってたら……♡)
侑「うぁっイッ、ぐ……!」
菜々「んはぁっ♡」
ドクドクと中に流し込まれる。
もちろんコンドームをしているから、それは比喩だけれど。
菜々「はぁっ〜……はっ、は……♡」
侑「はぁっ、ぁ、ぅ……」
最後まで射精しきった高咲さんは私から離れる。
また蒸れた臭いがする、精液がたまったコンドームがぶら下がっていた。
菜々「……っ、そのままでパンツ履いたら、きもち、わるいですよね……」
167
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 01:08:08 ID:IOtosSgM
侑「え……?」
ぬるぬると、少し外しにくいコンドームを取り外し、何にも守られていない、精液の臭いがこびりついているおちんちん。
まだピクピクとしていて……先から少し、滲むように精液が垂れる。
菜々「んぇ……」
侑「うぁ……!」
──口の中にいれた感想は、生臭いだった。
苦いし、ヌメヌメとした独特な感触が口内に広がる。
菜々「んっ、ん……♡」
舌で舐め取るように、精液を吸い取っていく。
綺麗にするはずなのに、また固くなってきていた。
菜々「ぷぇぁ……だめですよ、綺麗にしてるのに……♡」
侑「だ、だってこんなの……ぅ゛おっ……」
気持ちよさそうにしてくれてる……私のお口でも……。
侑「だ、だめっ、ま、また出る……」
菜々「いいれふよっ、このまま、くひのなか……!」
じゅぽじゅぽと下品すぎる音が、頭に響き渡る。
こんな姿、誰にも見せられない。
侑「いっ……!」
菜々「んんっむ……♡」
喉に勢いよく飛び出した精液が当たる。むせたけれど、最後まで口の中で吐精してもらう。
射精が終わるまで、舌で刺激してあげながら、最後の一滴まで……。
侑「あわ、ぁ、たま、んない……」
恍惚とした表情の高咲さん。
菜々(嬉しい……♡ 私が、射精してあげられたんだ……)
亀頭から唇を離し、口の中に溜まった精液を飲み込む。
勢いは必要だったけれど、胃の中に行ってしまえば同じだ。
菜々「はぁ、はぁ……」
侑「そ、そんな飲み込まなくても……」
菜々「い、いえ……私が、そうしてあゲェッふ……ッ!!?」
侑「へ?」
思わずパシリ、いやバシンと口を手で覆ってしまった。
さ、最悪です……!! げ、ゲップ……なんて……。
今までの行為が吹き飛ぶくらい、涙目になるくらい恥ずかしかった。
168
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 01:12:27 ID:IOtosSgM
菜々「ご、ごめんなさい、こんなお下品な……!」
侑「……」
菜々「汚いもの聞かせて……んんっ!?」
不意打ちだった。
文字通り唇を塞がれたから。
菜々「ん、ん、ぁ……」
さっきまで、口の中には精液を含んでいたのに、構わずにキスをしてくれる。
侑「……なんか、したくなった」
菜々「も、もう……」
侑「……ゲップしたくらいで何も思わないよ。生理現象だし」
菜々「……」
侑「……さ、さて。それじゃ……僕らも着換えたら……帰ろうか」
菜々「……はい。……あの、高咲さん。また、明日も……」
侑「……す、する?」
菜々「は、はい……お願いします」
侑「うん……わかった」
169
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/23(火) 01:12:56 ID:IOtosSgM
今回はここまで。
普通のイチャイチャもあります。
170
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/24(水) 23:09:56 ID:aZ3Yi7mM
★★★
それからというもの、私達は乱れに乱れた。
放課後の生徒会室、トイレ、カラオケルーム……人の目を盗んで行為に至った。
これで月曜日から金曜日まで毎日してしまったわけで……。
侑「ふう……」
土曜授業もそうなると身が入らないものだった。
「だりーなー、土曜も学校とか」
「そういう事言うと親が『自分たちの頃はそれが当たり前だった』とか言い出して、きいてね〜ってなるよな」
侑「まぁ半日だし、まだマシだけどね」
「……そういや知ってる? 4組のS島がめちゃめちゃビッチだった話」
「あぁなんか聞いたわ。えぐいフェラするって」
「俺ふつーにびびったしな。クソ清楚系だったしよ」
侑「……まあ、見た目で判断しちゃいけないってことだよ」
171
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/24(水) 23:18:07 ID:aZ3Yi7mM
「いいじゃん、俺もヤりてー、てか言ったらヤらせてくれねぇんかな」
……今となっては気にはしないけれど、男の子ってこんな会話ばかりなの?
「やっぱりどストレートにエロい奴がヤりまくってるより、地味めな奴がヤリまくりってのがエロいよな」
「このクラスで言うと……そうだなぁ、生徒会長とか?」
侑「!」
「あぁ、中川? ……いやー、あれはマジでふつーに処女だろ。お固い真面目ちゃんって感じだし」
「まぁわかるけど、そういうギャップが……いいってわけよ」
侑「……」
「いやぁ〜……むしろ経験0から開発していく的な?」
「そんなテクあるかよお前に」
侑「あはは……」
★★★
菜々「高咲さん! 少し気が早いですが……夏休み、特に8月11日〜13日、予定は空いていますか?」
172
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/24(水) 23:18:32 ID:aZ3Yi7mM
金曜日に再開
173
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/26(金) 14:07:16 ID:.Bz1ESEM
まってる
174
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/26(金) 23:10:29 ID:x9bitRd2
侑「うん、その日は全然大丈夫だよ」
菜々「良かった! ……その日に、もうそれはそれは大きなイベントがあって……一緒に行きたいなぁ、と……」
菜々ちゃんからのお誘い。
断る理由なんかなかったし、私も一緒に行きたかった。
侑「そうだね、一緒に行こう」
菜々「! ありがとうございます!」
175
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/26(金) 23:35:54 ID:x9bitRd2
感謝する必要はないのだけれど、にっこり笑顔で頭を下げた。
明日から夏休み。
菜々ちゃんと出会い、そこそこ時間が経った。
健全に遊びに行く事も増えたし、不健全に体を重ねる事も増えた。
少なくとも週3回の頻度だ。
菜々「じゃあ、楽しみにしてますね……!」
★★★
来る8月11日。
私と菜々ちゃんは朝早くから会場へ向かった。
信じられないほどの人の数に圧倒される。
聞いてはいたけど、なるほど確かにこれは……戦場だ。
176
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/27(土) 01:18:03 ID:PDOD0/gQ
コスプレをする人のための更衣室があるらしく、そこへ行き着替える菜々ちゃんを待つ。
侑「あっちー……」
会場の熱気は凄まじい。
噂では雲ができるとか……本当とは思いたくはないけど。
侑「うわ……すご、あれリアル〜……」
周りを見渡せば、シュールなものからガチのコスプレまで。
この日のために全てを詰め込んできたと感じる。
そしてそれは、もちろんあの子も変わらないわけで。
菜々「バックシーン!」
今回のコスプレ衣装に身を包んだ菜々ちゃん……いや、今は優木せつ菜か。
ビシリとポーズを決めると、その姿をなんだか理解が到底及ばない気がするカメラで撮影される。
確かに菜々ちゃんが人気なのはわかっていたけれど、これほどとは。
177
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/27(土) 01:41:51 ID:PDOD0/gQ
しかし……。
侑(ち、ちょっと。あれあんなローアングルから撮っていいの……!?)
スカートじゃなくてパンツだからまだいいけど……だからって、あんなのいいの?
侑(んん……? って、この人脇ばっかり撮ってない……?)
……なんだか性癖の一部を覗き見してしまった気分だ。
178
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 00:25:47 ID:uzxYSTng
月曜日夜再開
179
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 00:39:24 ID:hXrZ3f1s
まってる!
180
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 22:51:35 ID:uzxYSTng
いや、だからとはいえ……。
侑「……」
決して、いい気分なんかじゃなかった。
はっきり言って不快だった。
侑(いや、私がとやかく言えることじゃないんだけどさ……)
なんか、その……うまく言葉には出来ないんだけど。
侑(むかつく……)
181
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 23:26:45 ID:uzxYSTng
って、私は菜々ちゃんの彼氏か何かか……。
……してることは、そんなもんだけど。
侑(だからって、付き合ってるわけじゃない)
そう考えると……私達の関係って、結構なかなかに不純だな……。
友達だけど、えっちなこともする。
お互い合意の上でだから、悪いことかと言えば別にそうではないんだろうけど……。
侑(いつかけじめをつけないといけないのかな……)
例えば、菜々ちゃんに誰か、好きな男の子が出来たりとか……。
侑(……)
それを考えると、胸が少し締め付けられるのはなぜだろう。
182
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 23:43:32 ID:uzxYSTng
★★★
菜々「いや〜! 欲しいものも買えましたし、一日目は上々でしたね!」
侑「楽しかったなら良かったよ」
るんるんと紙袋を下げて、ホテルへ向かう足が軽そうな菜々ちゃん。
侑「明日はどうするの?」
菜々「明日は見て回る側になろうかと……それとも、高咲さんもコスプレしてみます?」
侑「い、いや遠慮しておくよ」
183
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 23:44:47 ID:uzxYSTng
距離的にホテルに泊まる必要は絶対にありませんが、泊まらせたいので泊まらせます。
184
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/29(月) 23:54:59 ID:izJDMAEU
よく菜々の親が許可したな
185
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/30(火) 00:13:43 ID:X9T4F.BU
菜々「ふふ、冗談ですよ。さ、今日はお互いホテルに戻って休みましょう──」
★★★
菜々「へ!? お部屋、一つしか予約できてない……!?」
「は、はい。一部屋に、二名様となっています」
ホテル側の不手際……という事ではなくて、こちらのミスらしい。
ホテルの予約は菜々ちゃんに任せていたのだけれど……。
菜々「え、あ……高咲さん、同じ部屋でも……大丈夫ですか?」
侑「……僕は大丈夫だけど、中川さんは」
菜々「私は高咲さんがいいのなら、何も……」
186
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/30(火) 00:38:47 ID:NJ.l07I6
いいですねえ
187
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/30(火) 01:37:50 ID:X9T4F.BU
……ひょんなことから、同室に泊まることに。
部屋に入ると、なかなかに綺麗な内装だった。
ただ一つ、問題があるとしたらベッドが一つだという事だろうか……。
いわゆるダブルベッドで、一つのベッドに枕が二つ。
侑「あー……僕は、ソファとかで寝るよ」
菜々「え……あっ、いえ、そんなの駄目です! 今日の疲れは、ちゃんと癒やさないと……!」
188
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/30(火) 02:00:09 ID:X9T4F.BU
そんなふうに強く言われてしまうと、私もいやでもとは言いにくかった……決して、一緒に眠ることに下心を抱いたわけではない。
侑「と、とりあえず、暑かったし汗もかいたでしょ? 先にシャワー浴びてきなよ」
菜々「そうですね……それじゃあ、お言葉に甘えて……」
★★★
菜々「ふぅ……」
あせを
189
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/11/30(火) 02:03:35 ID:X9T4F.BU
菜々「ふぅ……」
汗をシャワーで流していく。
汗は、暑さによるのものと、冷や汗。
菜々「……つい出来心で一つの部屋にしちゃったけど、バレないよね」
190
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/01(水) 17:48:54 ID:lx8BBLhI
本当は、間違ったわけじゃない。
元々、一つの部屋を取っていた。
二人で、一つの部屋に泊まるつもりだった、最初から。
菜々「……」
シャワーの滝にうたれながら、私は一人悶々としていた。
一体何のために、そんなことをしてしまったのだろう。ほとんど衝動的にだったから、本当に出来心でやってしまった。
菜々「同じベッド……」
別の意味で、一つのベッドで一緒に寝たことはある。
けれど今日は、健全は意味で一緒に眠るわけだけど……。
191
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/03(金) 08:33:02 ID:xe02gpjA
菜々「……高咲さん、私と一緒に寝たら、どう思うんだろう」
考えても仕方のない事。
その時になってみないとわからないし、どう思うんだろうとはいうけれど、私はどう思ってほしいんだろう。
何を、感じてほしいんだろう。
★★★
侑(うわ〜、ベッド……ドキドキして眠れないかも……)
192
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/03(金) 08:42:41 ID:xe02gpjA
それ以上のことをしているはずなのに、今から一緒に眠ることに恥じらいを感じていた。
なかなかおかしな感情だけど、本当にそう感じていた。
侑「……今日は変な気持ちを起さないようにしないと」
エッチするには最高の状況かもしれないけど、コンドームなんて持ってきていない。
だからデきないわけで……いや、残念がるのも菜々ちゃんに失礼か。
193
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/04(土) 20:52:53 ID:a.ytFZZI
更新なかった
194
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/05(日) 23:40:39 ID:KEnCsivc
悶々としていた。
けれどその感情を押し殺して、今夜は眠ることにした。
★★★
菜々「さ、さぁ明日もいろいろ見たいですから、体を休めましょう」
侑「そ、そうだね」
二人で同じベッドに入る。
となりに誰かがいるこの状況、その上相手は菜々ちゃんだし、落ち着けるわけはなかった。
ホテルのものだろうけど、シャンプーのいい香りがふわりと鼻をかすめる。
侑(あ、なんかやばい……うまくいえないけど、なんか……お泊りのふわふわした空気感……)
菜々「高咲さん……」
侑「あっ、な、なに?」
菜々「いえ……もう寝ちゃったかなぁ、って……」
侑「ううん、まだ起きてた……」
195
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/05(日) 23:51:30 ID:KEnCsivc
菜々「私も、なんだか眠れなくて……」
侑「そうなんだ……実は僕も」
菜々「……なら、眠れるまでお話しませんか?」
侑「そうしようか」
今日の感想や、初めてコミケに参加した私自身の感想を話した。
侑「それにしても、中川さんすごい人気だったね。あんなにたくさんの人に囲まれて」
菜々「……そうですね。でも、みんなが見てるのは、優木せつ菜ですから」
侑「……」
菜々「でも、高咲さんは……『私』のことを見てくれてますよね」
侑「そりゃあ、そうだよ。……だって、自分じゃわかってないかもしれないけど……中川さんって、すごく可愛いんだよ?」
菜々「へっ……!?」
196
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/05(日) 23:57:48 ID:KEnCsivc
もうたまらず、本心をぶつけると菜々ちゃんは顔を真っ赤にした。
菜々「あ、ありがとうございます……嬉しいです」
侑「だから、優木せつ菜だから、とか。関係ないよ、中川さんは、中川さんだから」
菜々「……っ」
菜々ちゃんがベッドで横になったまま、私の胸元に潜り込んできた。
侑「わっ、中川さん……!?」
菜々「……すみません、なんだか気分が高まって……こうしたくなってしまって……」
197
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:06:44 ID:Cd1yUXjE
★★★
きっと、この気持ちを甘えたくなった……というのでしょう。
私を全身全霊で受け入れてくれる高咲さんに……。
菜々「嫌でしたら、すぐ離れます……」
侑「い、いや大丈夫……いいよ」
それを聞いて、胸に顔を埋める。
こんなこと、前のわたしなら絶対にしなかった。
198
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:12:53 ID:Cd1yUXjE
菜々(可愛い……可愛い、かぁ)
コメントや、優木せつ菜に対しての可愛いなら、何度もある。だけど、等身大の私に対しての可愛いなんて初めて言われた。
菜々「高咲さん……その、あの……もし良かったら、もっと……」
侑「……言ってほしい、ってこと?」
私は顔を埋めたまま、うなずいた。
すると高咲さんは、私の耳元で……。
侑「……可愛い」
菜々「っ……!」
侑「可愛い、中川さん、本当に可愛いよ……」
菜々(あ、ぁ……)
頭がぽわんとする。
その4文字の言葉で、これだけ幸せになれるのなら、世界から争いはなくなるんじゃないかと思うくらいには、幸せな気持ちになれた。
199
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:15:42 ID:Cd1yUXjE
侑「可愛い、クラスで誰より可愛い……」
菜々「ひ、ひぇぇ……!」
それだけじゃ飽き足りず、クラスで誰よりもなんて付け加えてくれた。
お世辞だとしても、嬉しい……。
侑「お世辞じゃないよ……本当に可愛いって想ってる、誰より」
菜々「っ〜〜〜!!」
200
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:19:58 ID:Cd1yUXjE
……だ、だめです。これ以上は、イケない気持ちになってしまいそう……!
い、いま……すごくキスがしたい……。
こんな気持ちにされたら、たまらなくなってしまう。
でもだめ……キスまでしたら、絶対エッチまでしたくなる……けど、今日は何も備えがないから……。
菜々(生……)
どんな……感じなんだろう……。
201
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:26:50 ID:Cd1yUXjE
わずかな壁もない、粘膜同士の絡み合い。
一歩間違えれば子供も出来てしまう、快楽目的だけではしてはいけない行為。
でもそのぶんの快感は……すごいんだろうなぁ……。
菜々「あ、あのもう……んんむ!?」
侑「ん……!」
頭を引き寄せられて、強引に唇を奪われた。
菜々「ぁ、だ、ぇんんっ……!」
侑「んっ、ん、ふ……!」
いつもよりも激しい舌の絡み。
唾液が混ざり合う音が淫靡で、脳内に響き渡る。
菜々(あ……だめ……♡)
そんな言葉は、口には出なかった。
★★★
仕方なかった。
菜々ちゃんが愛しくて仕方なかった。だからキスをした。
我慢ができなかった。
202
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:27:31 ID:Cd1yUXjE
今回はここまで。
また明日に。
203
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 00:32:52 ID:GUVfqat2
たのむぞ
204
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 23:30:58 ID:Cd1yUXjE
許可も取らず、胸を揉む。
菜々ちゃんもそれを拒否したりはしない。
むしろ、もっと求めるように、体を密着させてきた。
でも真面目なのか私達は、一つの問題を話題に上げる。
菜々「あ……待ってください、ここでしたら……シーツとか汚しちゃうかもしれません……」
侑「あ……じゃあ……」
♡♡♡
お風呂場ですることにした。
菜々「……お互い、裸でするのは……初めてですね」
侑「そうだね……」
今までは下着はつけたままだったりと、完全に裸ではシたことはなかった。
だから今回は、なんだか不思議な気持ち……言っちゃえば興奮していた。
205
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/06(月) 23:40:56 ID:Cd1yUXjE
侑「しかし……中川さんってやっぱり……」
菜々「ぁっ……」
シャワーにうたれながら、背後から持ち上げるように胸を揉む。
やっぱり、に続く言葉は「おっぱい大きいよね」だ。
菜々「そ、そうでしょうか……ぁ……」
侑「脱いだらすごい、みたいなやつかもね……」
乳首を指の腹でこねくりまわす。
乳首の突起の周りをじらすようになぞったり、きゅっと引っ張ったり……。
菜々「あっ、ぁっ、はぁっ、ん……」
反響する声が、私の股間に響く。
むくむくと反り返りだして、菜々ちゃんのおしりの割れ目に押し当てる。
菜々「ぁ……高咲、さん……次は、私が……」
206
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:07:02 ID:lE63MvXE
菜々ちゃんが私の前でしゃがみ、その胸で私の分身を挟み込む……俗に言うパイズリだった。
挟まれる感覚と、人肌の温もりがまた気持ちがいい。
菜々「んべ……」
涎を潤滑油のように垂らして、ぬちゃぬちゃと音をたてながらおっぱいでシゴいてくれる。
侑「うぁ〜……」
何度かしてくれたことはあったけど……今回のが一番気持ちいいかも……。
207
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:15:25 ID:lE63MvXE
菜々「えへ……高咲さん、気持ちよさそう……」
……それにしても、パイズリってすごいエッチだと思う。
フェラチオとかも口で咥えるなんてすごい行為だけど……女性の象徴のようなもので挟んであまつさえ気持ちよくするなんて……なんというか、すごく贅沢というか、ほんとやらしい……。
侑(そして気持ちいいし……)
菜々「あっ♡ ……ビクってしましたよ、気持ちいいですね……♡」
菜々ちゃんもなんだかノリノリで、さらに強く、乳圧が増す。
侑「うっ、ぁっ、出そ……」
菜々「いいですよっ、今日はこのまま、おっぱいに挟んだまま……!」
ぎゅぅうっ、と絞り上げるかのように圧をかけられる。それにたまらず私はあっけなく射精へ導かれてしまった。
侑「ぁっ、ぁぁ……!」
菜々「あっ、出てます……おっぱいの中でビクビクって……♡」
徐々に谷間に精液が溜まっていく。
挟んでいたモノを開放すると、ねばァ……と精液が胸から垂れてきた。
208
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:15:58 ID:Bw0n1Sgg
たまらん……
209
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:22:11 ID:lE63MvXE
菜々「洗い流しましょう……しっかりキレイにしないと……今日は、避妊具が……ありませんから」
……そうだ。
今日は……生で……。
侑「そ、そうだね。しっかり精液が落としてから……」
外側をシャワーで洗い流したあと、「中に残っているのも」と、菜々ちゃんのお掃除フェラ。
ちゅうちゅうと尿道に残っている絞りカスのような精液を吸い上げてくれる。
それでまた射精できそうだったけど……流石にこらえた。
菜々「……高咲さん、どうぞ……」
壁に手をついて、お尻を突き出される。
初めてした時と同じ、立ちバック。でも今日は、コンドーム無しの生えっち。
侑(もうこんなに濡れてる……)
その愛液が触れた感触から、既に差がすごくて腰が引ける。まだ亀頭を入り口にあてただけなのに……!
210
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:28:34 ID:lE63MvXE
覚悟を決めて、粘液と粘液の絡み合いに臨む。
腰を前へ……全部中に入れた──
侑(うっぁぁ……)
にゅぷる、とか。
ぬちゅり、とか。
そんな擬音が確かに聞こえた。そしてそれは快感の音。
腟内の襞が、トロトロとした肉が、私のモノ全身にからみつく。
本当に腰が引けた。思わず引き抜きそうになった。
菜々「んっ♡ んんんっ……♡」
ゾクゾクと震えている菜々ちゃん。向こうも初めての挿入の感覚に打ちのめされている様子だ。
211
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:33:09 ID:lE63MvXE
侑「うごくよ……」
菜々「は、はい……♡」
シャワーの水の影響か、お尻にぶつかり弾けると、名残惜しそうに尻肉が吸い付き、パチュンパチュンと粘着質な音を立てている。
そして、ダイレクトに粘液が刺激されるから感度はいつもと比べ物にならなかった。
侑「ふっ、ぁっ、やばっ、生やっばい……」
コンドームをつけていたことが馬鹿らしくなる。
今までしてきたセックスが、お遊びだったんじゃないかと思うほどだった。
菜々「ぁっ、はっっ、ぁっ、ぁぁあっ〜♡」
菜々ちゃんの情けない声で
212
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:38:19 ID:lE63MvXE
菜々ちゃんの情けない声での喘ぎも最高にクる。
やっぱりベッドでしなくて正解だった。愛液が太ももを伝っているほど、溢れている。
菜々(気持ちいっ、気持ちいっ、気持ちいいっよぉっ……♡)
侑「ふぅんっ……!」
不意をついて奥のヤバいところを突き上げる。
菜々「ん゛っぉっ、ぁ゛っ……♡」
♡♡♡
菜々「ん゛っぉっ、ぁ゛っ……♡」
最高に下品な声が漏れてしまいました。
だけど仕方ないんです。
菜々(気持ちいい気持ちいい気持ちいい……♡)
つー……と口元から涎が垂れる。
立っていられない、膝が産まれたの子鹿のようになってしまう。
213
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:47:32 ID:lE63MvXE
でも……それ以上に……。
菜々「もっろ、もっとぉ……♡」
侑「っ……っ!!」
高咲さんが私を抱えて、浴室を出る。
どうしたんだろう、なんで途中でやめちゃうんだろう?
もっとエッチしたいのに……。
そう想っていると、ベッドの上に放り出される。
体なんて水浸しで、シーツが……
なんて、考えてはなかった。
菜々「はやく、はやく続き、しましょう高咲さん……♡」
自ら大事な女の子の部分を指で広げる。
こんなこと、あの頃の私じゃ絶対にしなかった。
侑「──」
ガバッ、とのしかかられ、正常位で挿れられる。
そのうえ思いっきり抱きしめられて、私は身動きが取れない──なんの抵抗も出来ない状態で、ひたすらピストン運動の餌食になる。
侑「っ、ぅ、っぐっ……!」
菜々「ぉ゛っ、ぁっ、ぁ゛っ……♡」
一定のリズムで、深くまで差し、出して、差す……それと同じタイミングで声が漏れてしまう。
214
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 00:53:26 ID:lE63MvXE
菜々(す、ごぉい……これ、が……本気セックス……♡)
避妊なしの子供ができるかもしれない交尾。
涙が出るほど気持ちが良かった。
侑「はぁっ、はぁぅ、はあっっ……!」
高咲さんの腰の動きが早くなる。
中でむくむくとおちんちんが膨らんでいる事がわかる。
射精しそうなんだ。
じゃあはやく……抜かないと……。
いけないん、だけど……。
菜々「イクッ、いっ、イクッ、わたしもっ、もうっ、あっ、ぁあぁぅおっきいのっ、くっっ、ぁ、ぁああぁあっ……っ!」
いま止めないで。
もういい、良いから!
中に出ちゃっても……いいから止めないで……♡
侑「ぅう゛っぁっ……!!」
菜々「っはぁっ──」
イッ──
215
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 01:00:41 ID:lE63MvXE
──ぁ
……荒々しい呼吸。
力なく倒れかかっている高咲さんのものだとわかった。
……あれ。
わたし……体がかるい……。
それに……ずっと何かが漏れている感覚……いや、感覚じゃなくて……実際に漏らしている。
チョロチョロと……淡黄色の液体を。
それに、ようやく……真っ白だった視界が元に戻ってきた。
★★★
菜々「はっ、はひ……♡」
マジで他の誰にも見せられないほどひどい面の菜々ちゃんに、それとホテルのスタッフさんたちに心から謝る。
侑(やっ、べー……中で出しちゃった……)
どろり……と精液が溢れる。
結局シーツは盛大に汚したし……どうしよう、気持ち悪くなって吐いたとかってことにして、お風呂場で片付けておくか……ってそれもそうだけど。
侑(中出しはまずい……)
これが後先を考えずに欲に走った結果か……。
216
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 01:01:04 ID:lE63MvXE
今回はここまで。
妊娠はしません。
217
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 04:58:35 ID:patjPlY.
ナイスだb
218
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 17:50:34 ID:3CD4/bDM
妊娠無しか、ちょっと残念ですね。
219
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/07(火) 19:24:29 ID:12k4nmBw
今は、ってことでしょ
220
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/08(水) 00:37:59 ID:IUccfHwI
水曜再開。
濁点を付けた喘ぎが好きなので今までもかなり多用してきましたけど、若干キャラ崩壊気味ですかね。今更ですが。
菜々編は案外長引きはしません。
その後の歩夢編は、相当じっくりとした内容になるかと……。
221
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/08(水) 02:10:37 ID:l6CrK/tQ
歩夢編はエッチもだけどメンタル面をどう取り戻すのかも興味あるな
222
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/08(水) 04:35:42 ID:STsZJDc6
普段大人しい菜々ちゃんがセックスにどっぷりだからこその濁点が活きてると思います
223
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:17:48 ID:N6ikn7yE
侑「……」
いや……すごい光景。
写真撮っちゃおうかな……なんて過ぎったけど、それはちょっとアレかなと思い留まった。
侑「……寝よ」
★★★
菜々「う、うぅん……」
菜々ちゃんが目を覚ます。
侑「おはよう、中川さん」
菜々「あ……おはよう、ございます……」
まだ寝ぼけ眼で、目元を指でこする。
その仕草がなんだかあどけなくて、少し笑ってしまった。
224
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:28:02 ID:N6ikn7yE
菜々「……あ」
自身の姿に気がついたのか、一応は胸元や股間を隠す。そこでまた少し、照れくさそうに笑う。
菜々「あ、あはは……中はだめって、言ったじゃないですか」
侑「……ごめん。中川さんが可愛かったから、我慢できなかった」
菜々「も、もう。またそういう事を……」
とりあえず、また二人でお風呂に入ってからチェックアウト。
イベント会場へ向かい、菜々ちゃんの好きなものや私の興味のあるものを見てまわり、夏休みのとある一日を満喫した。
225
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:33:21 ID:N6ikn7yE
菜々「二日間ありがとうございます、付き合ってもらって」
侑「僕も楽しかったよ、また来年も行こう」
菜々「……はいっ」
……そういえば、まだ明日もあったはずだけど。
まあ、いっか。
★★★
コミケ三日目。
菜々「……」
菜々「……あ、一部ください……」
★★★
菜々「ふ、ふふ……調子に乗って買いすぎてしまいました……」
さすがに。
さすがに、高咲さんと薄いエッチな本は買えなかった。
菜々「……もう私も、これに頼らなくても……体で覚えてしまったんだ……」
226
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:34:30 ID:N6ikn7yE
同人誌の中だけの行為が、現実で。
菜々「……でも、これとかは……まだ……」
お尻の穴とか……。
……事前の準備が必要なんだ。
菜々「……」
……。
★★★
227
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:37:21 ID:N6ikn7yE
★★★
8月も終わりが近づいてきて、今日は本格的に二学期が始まる前の登校日。
侑「……あれ、歩夢休みかな」
きょうは一緒に出なかったけど……そういうこと?
心配になり、ラインを送ると、やっぱり風邪だったらしく、家で休んでいるらしい。
侑「学校終わったら、お見舞いに行くよ……と」
秒で「ありがとう」と返ってきた。
もう、ちゃんと寝てないとだめだよ?
228
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:40:34 ID:N6ikn7yE
★★★
菜々「……え、今日は帰る?」
侑「うん、ごめんね。ちょっと歩夢……幼なじみの子なんだけど、風邪引いてるって言うから、ちょっと心配でね」
菜々「……そうですね。それなら、行ってあげてください」
遠ざかる高咲さんの背中に手をふる。
菜々「……」
菜々(……ううん、幼なじみって事は、私よりも深い関係。……そっちを優先するのが、自然です)
そう頭ではわかっているのに……少し切ないのは、何故なのでしょうか。
229
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/09(木) 00:41:08 ID:N6ikn7yE
今回はここまで。
230
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/11(土) 22:33:01 ID:gwHMAQ12
更新なかった…
231
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/15(水) 16:48:35 ID:EbS6IWD2
★★★
侑「歩夢、具合の方はどう?」
歩夢「うん、大丈夫だよ。……来てくれてありがとう、心配させるつもりじゃなかったんだけど」
侑「心配するよ、歩夢は大切な幼馴染みだから」
歩夢「……ありがとう」
侑「そうだ、プリンとか持ってきたんだ。良かったら……」
★★★
すごく、久しぶりな侑くんとの時間。
二人だけの……空間。
このまま……ずっとこのまま居たい。
一緒に……。
★★★
菜々「……」
自室での授業の復習に、力が入らない。
ため息が、少し漏れる。
理由はわかっていた。
菜々(どうしてこんなに……)
232
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/15(水) 17:01:04 ID:EbS6IWD2
いえ……きっと……。
菜々(でも今更……どうやってそれを伝えればいいんだろう)
その勇気だけは、掴み取ることが出来なかった。
★★★
そして、その寂しさと切なさを誤魔化すかのように、翌日私は高咲さんと、いつもの生徒会室の奥へ。
菜々「んっ、ん……」
侑「んぅ……」
入るやいなや、断りも入れずにキスをした。
それだけで気持ちが満たされた。
233
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/15(水) 17:15:43 ID:EbS6IWD2
……とにかく、今は昨日摂取できなかった分を取り戻すかのように高咲さんを求めた。
菜々「っ……いいですか……?」
侑「う、うん……」
その場にしゃがみこんで、高咲さんの股間の前。
制服のズボンのチャックをおろして、一部が盛り上がるボクサーパンツが現れる。
顔を密着させて臭いを嗅ぐ。
少し蒸れたような、濃いニオイ。
愛おしくて頬をすり合わせる。
そのままパンツを下ろすと、何度見ても凶悪なソレにたじろぐ。
ぺちんと顔に叩きつけられ、ニオイと感触がダイレクトにやってくる。
菜々(あ、だめ……濡れる……)
私の体が、そうなるように変えられてしまった。
いえ……私がそう望んだのかもしれません。
234
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/15(水) 17:28:07 ID:EbS6IWD2
従いたい。
高咲さんに……。
菜々(この人の事が、好きだから……)
だから高咲さんのモノを口いっぱいに頬張ることに抵抗なんてもう無かった。
菜々「んむっ、ぇあ……」
どうしたら気持ちよくなってくれるか、たくさん研究した。
口をすぼめて吸い付きを強くしたり、睾丸を下の上で転がしたり。
235
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/15(水) 17:33:36 ID:EbS6IWD2
菜々「んっ、んっ、っ……!」
ぐぼっぐぽと文字にすればそんな下品な音。
侑「ぁっ!? ちょっ、まっ、はげっ、し……それっ、エグ、い……!」
余裕のなさそうな高咲さんの声に滾ってしまう。
このまま、気持ちよく……口の中に……。
侑「ぅあっ……!?」
菜々「っん……!」
喉の奥に勢いよく精液が発射される。
どくどくと舌の上で震えている。全部吐き出せるように、舌の腹で尿道にあるものを搾り取る。
236
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/16(木) 07:47:50 ID:qHyjcnO.
菜々(最高……♡)
やっぱりこの、うがいしても取れそうにないほどのえぐ味と、鼻から抜ける癖のある臭いは、どうしようもないほどの昂りを与えてくれる。
もう慣れてしまった精液の味も気にせず飲み込み、続いてコンドームをつけてもらって……。
菜々「きょうは、私が上で……」
★★★
……そういえばさ、最近の生徒会長、なんか可愛いと思わねぇ?
なんだよ急に。……でも、確かにわかるかも。
だよな? つか、俺前から中川って結構可愛い部類に入ると思ってたんだよ。
地味な……っていうのもさ、あれは地味って言うんじゃなくて清楚っていうかよ。
わかるわかる、真面目で純粋な感じが見えてさ……‥。
菜々「あっ♡ っ、すご、ぃきもちぃところ、届いて……」
侑「はぁっ、はぁっ、ぁぁ……!」
菜々「動いちゃだめですよっ♡ 私が、高咲さんを気持ちよくしてあげますから……♡」
絶対処女だよな。
決めつけもわりー気もするけど、俺もそう思う。ていうか、彼氏もいた事無さそう。
少女漫画とか読んで憧れは抱いてそう。
キスとかもしたことないんじゃね?
唇あたるだけのキスでものすごく照れそうだよなw
菜々「んっ♡ んちゅ、んぁ……」
侑(うぅ、舌、吸われ……今日っ、キス激しい……!)
237
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/16(木) 08:00:01 ID:qHyjcnO.
それに……胸もでかいよな。
水泳の授業のとき……やばかったよな。
さすがにギャップがえぐい。あんな幼い感じ出しといて胸とかそこらあたりはしっかりデカいのは。
デカくて当然、な女子のよりエロいわ。は〜、触ってみて〜揉んでみて〜……。
菜々「あっ、ぁ♡ ちく、び……くりくりしちゃだめ……♡」
侑「目の前でばるんばるんされたら、ほっとくとか無理だから……!」
菜々「んふっ、いいですよ……♡ 好きなだけ触ってください……♡」
いやマジ中川とヤりてー、いろいろ教え込んでみたいわw
ウブで何も知らなさそうだしな。
ゴムの付け方も知らないだろうし、それに真面目だし生とかさせてくれなさそうだけど、もし出来たらめっちゃ興奮する。
いや中川に中出し出来たら、俺感動でショック死するかもしれねーわ。
★★★
侑「ぁっ〜っ、イッ、く、……っ!」
菜々「はっ、はぁっ、いいですよっ、そのまま中で……♡」
腰を思い切り叩きつけ、まるまる高咲さんのものを飲み込んで、射精の瞬間へと導いた。
私の体の奥底へ、二度目の膣内射精。
絶対に気軽にさせてはいけないとわかっている。そもそもさせていいわけはない。
だけど……。
菜々(心が、満たされる……♡)
238
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/16(木) 10:20:11 ID:3f4MzYuw
ゴム射って事かな?
膣内射精とあったけど
直前の文章だとゴム付けてたよ。
239
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/17(金) 09:26:18 ID:Af0ECMH6
途中でやっぱり生がいいと外した、という事にしてください。
240
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/17(金) 12:24:01 ID:KdO4hCuo
えっろ!
241
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/17(金) 17:58:28 ID:Af0ECMH6
侑「ぅ、あ……」
ぴっちりと飲み込んだ隙間から、ぶぴっ、と可愛くない音が鳴りながら精液が漏れ出す。
ゆっくりと腰を上げるとトロトロと、快感の代償に妊娠する危険性が滴る。
菜々「高咲、さん……もう一回……」
侑「う、うん……」
★★★
気付けばまた、外が暗くなるまで行為に至っていた。
平日、時間の制限がないといつまでもシていてそうで、少し自分が情けなくなる。こんなことばかり、学生の本業はなんだと思っているのだろう、と。
……そうだとしても、セックスから得られる幸福度と快感は、盲目になるほど強烈だった。
侑「……中川さん、最近なにかあった?」
菜々「え? いえ……特には……どうしてですか?」
侑「いや、何か……いつもの中川さんと比べると、無我夢中に感じたから」
242
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/20(月) 00:33:07 ID:ZnrSyQPw
明日再開。
そろそろ歩夢√をやりたい頃合いです
243
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/20(月) 21:58:29 ID:JLUZUML2
期待
244
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:10:50 ID:I8cnG.aQ
菜々「……そうでしたか?」
侑「うん……なんていうか、その。嫌なことでもあったのかな、って」
菜々「……嫌な、こと」
思い当たることはある。
……いえ、だけど。そんなもの、ただの嫉妬だ。
本当にただのわがまま、自分よりも他の女の子を優先したから不機嫌になるだなんて。
私は、ただの友達。
それなのに……。
侑「何かあったのなら、僕話聞くよ」
そんな優しい所が。
私を惑わせた。
菜々「……ありがとうございます」
245
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:19:44 ID:I8cnG.aQ
何も考えずに好きと言えたら、どれだけいいか。
素直に気持ちをぶつけるには、私達はあまりにも交わりすぎた。
もう、純粋な気持ちとは捉えてはくれないかもしれない。
何かのきっかけがあれば、と強く願う。
高咲さんに、私の気持ちが本気だと……そうはっきりと伝わるきっかけが。
246
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:27:15 ID:a36nSAZg
歩夢相手だと分が悪いだろうけど、モブ女子相手に
私の高咲さんに手を出さないでください!
みたいなの見たい
247
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:35:25 ID:I8cnG.aQ
★★★
侑「……菜々ちゃん、何か悩んでることでもあるのかな」
元気いっぱいの菜々ちゃんは少し影に消えている。
もっと、何も影を感じない菜々ちゃんのほうが、私も良い。
菜々ちゃん……。
侑(って、私。菜々ちゃんの事ばかり考えてる)
そりゃあ、可愛いし、話していて楽しいからいつもそんな子が側にいればさぁ……。
侑(意識しないほうが無理だよ)
248
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:39:19 ID:I8cnG.aQ
侑(……でも、なんだかな)
やることやってしまっている、というか。
純粋な気持ちで彼女のことを見ているのか、少し不安になる。
セックスまでしてるから、そう感じているだけなのか。
それが少し不安だった。
だから、この気持ちが嘘じゃないと信じたい。
そう思えるだけの、何かが欲しかった。
249
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:42:47 ID:I8cnG.aQ
★★★
話は変わるけれど。
「なぁなぁ、聞いたか? 学校にテレビが来るぞ」
侑「なに? 教室に置くの?」
「違う違う、番組! スクールへGO!」
侑「あぁ、あれ!」
スクールへGO。
大人気アイドルグループの持つ人気番組で、レギュラー放送が終了したあとも、時折スペシャル特番として放送される、あれだ。
250
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:48:04 ID:I8cnG.aQ
侑「えー、本当に?」
「まじまじ。しかもアレ、未成年の主張。俺らの学年がやっていいって!」
「うお〜、俺髪セットしとかねぇと」
「あれやってみてぇよな、何叫んでみたい?」
「迷うよな〜、いやまあ俺が行けるわけじゃないけどさ……」
菜々(……!)
菜々(これだ……!)
251
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:54:06 ID:I8cnG.aQ
★★★
侑「──へぇ、じゃあ中川さん。主張する側に行くんだ」
菜々「はい。……先生も、中川なら変なこと岩なさそうだし、とオーケーしてくれました」
菜々ちゃんの主張か……何を叫ぶんだろう。
想像つかないな、でもだからこそ少し楽しみかも。
侑「ふふ、少し楽しみ。中川さんが何を言うのか」
菜々「……そうですね」
菜々ちゃんは少しキリッとした顔で。
菜々「……楽しみにしていてください」
そう呟いた。
252
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 00:54:51 ID:I8cnG.aQ
今回はここまで。
学校へ行こうはほとんど見たことありませんから、なんとなくで書いてます。
また明日に。
253
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/21(火) 02:23:54 ID:Q3LU0qr.
おつおつ
254
:
<削除>
:<削除>
<削除>
255
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:03:37 ID:weSR7ozI
★★★
撮影日となると、クラス中どころか、学校中がざわついている気がした。
それもそうだ、少なくとも現時点で学校のどこかに、あの人気アイドルたちがいるんだ。
「わあ〜、会えるんかな」
「でも俺らあんまし世代じゃねーしなぁ」
「でも有名人じゃん、なんかそわそわする」
いろいろ感じるところがあるのはわかる。
私も少しいつもとは違う何かを感じていた。
256
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:29:29 ID:weSR7ozI
そして、待っていたメインイベントの時間がやってきた。
未成年の主張。
文字通り、私達の主張。
言いたいことを屋上から叫ぶ。とてもシンプルだけど、毎度何かしらの見どころがある。
そして、そんな人気コーナーの最後を飾るのは。
「おー、生徒会長じゃん」
「あんまりでかい声だすイメージないけどどんなもんなんだ?」
屋上からみんなに聞こえるとなると、それなりに大声を出す必要がある。
でも、その心配はないだろう。
菜々「っ普通科2年っ! 中川、菜々でーーーす!!」
想定していたよりもはっきりとした声量に、下の生徒たちも盛り上がる。と、なるとあの生徒会長が何を叫ぶのかと。
侑(なにを……)
菜々「私にはっ──好きな人がいますっ!!」
257
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:32:16 ID:weSR7ozI
「「うぉぉおおおおお!!」」
「えっ! まじ? この場で告白的な!?」
「うぉー、生徒会長やる〜」
「つーか羨ましい〜、誰だろ」
侑「……」
……勘違いじゃなければ。
菜々ちゃんと、目があった気がした。
★★★
菜々「はぁっ、はあっ……!」
胸の鼓動が高まる。
止まらない。
次の言葉に詰まる。
ここまできたら、もう引き返せないのに。
258
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:37:44 ID:weSR7ozI
菜々(いえ……そんな選択肢なんて、ない)
いま、伝える。
この場で!
だから叫んだ……大好きなあの人の名前を。
菜々「──高咲っ、侑さぁぁぁんっ!!」
私は、本気なんです。
菜々「私とっ!! 付き合ってくださぁぁぁぁぁい!!」
閉じた瞼。
暗闇の中、真下から歓声が聞こえる。
高咲さんは……どうしているのかな。
驚いているのかな。
……それと。
菜々(この、返事は……)
侑「──中川さん!!」
はっ、とする。
私を呼ぶ声。
その先には……。
侑「僕も──中川さんの事が好きだぁぁぁっ!」
★★★
259
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:43:23 ID:weSR7ozI
なにこれ。
侑「僕も──中川さんの事が好きだぁぁぁっ!」
その言葉に、周りの誰もが拍手をしていた。
祝福していた。
二人が結ばれたことを。
そんな中で、私だけが何もしないことは、きっと意地悪なんだろう。
でも。
なんでそんなことしないといけないの。
歩夢(なんで侑くんと他の女の子が一緒になることに……おめでとうって言わないといけないの)
やっぱりずるいや。
あぁ、もう。そういうことなんだ。
私じゃだめなんだ。
侑くんは私のこと、見てくれないんだ。
そうなんだ。
ずっと、側にいたのに。
側にいたのは私なのに。
……私じゃだめなんだ。
お見舞いに来てくれるのも、可愛いって言ってくれるのも。
女の子としてじゃなくて……幼馴染みとしてでしか見てないんだ。
じゃあ、それじゃあ……私は、私じゃ、ずっと……。
260
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:45:21 ID:weSR7ozI
りりあ 私じゃなかったんだね。
https://youtu.be/sMSBAQ0tnBY
261
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:47:59 ID:weSR7ozI
歩夢(……もう無理だ)
これが私の、運命なんだ……。
何回繰り返したんだろう、こんな結末。
次は次は、って。
もういいよ。
これ以上は、もう耐えられない。
むしろ今までよく頑張ってきたくらい。
もう……楽になろう。
全部忘れて……侑くんのいない、場所で。
歩夢(幸せになれるわけないのに……)
……。
さよなら……。
262
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 00:48:58 ID:weSR7ozI
今回はここまで。
本当は歩夢にも屋上から告白させて振られた後に菜々の告白にしようかと思ったんですが、さすがにやめました。
263
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 01:01:13 ID:YapQc94U
さすがにそれはむごすぎるしね…
というかその空気の中で告白できるわけない
264
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 01:57:37 ID:TNd7b.a.
普通ならかすみ編で折れる
265
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 18:39:32 ID:B0pHfO5c
日本人はカス民族。世界で尊敬される日本人は大嘘。
日本人は正体がバレないのを良い事にネット上で好き放題書く卑怯な民族。
日本人の職場はパワハラやセクハラ大好き。 学校はイジメが大好き。
日本人は同じ日本人には厳しく白人には甘い情け無い民族。
日本人は中国人や朝鮮人に対する差別を正当化する。差別を正義だと思ってる。
日本人は絶対的な正義で弱者や個人を叩く。日本人は集団イジメも正当化する。 (暴力団や半グレは強者で怖いのでスルー)
日本人は人を応援するニュースより徹底的に個人を叩くニュースのが伸びる いじめっ子民族。
日本のテレビは差別を煽る。視聴者もそれですぐ差別を始める単純馬鹿民族。
日本の芸能人は人の悪口で笑いを取る。視聴者もそれでゲラゲラ笑う民族性。
日本のユーチューバーは差別を煽る。個人を馬鹿にする。そしてそれが人気の出る民族性。
日本人は「私はこんなに苦労したんだからお前も苦労しろ!」と自分の苦労を押し付ける民族。
日本人ネット右翼は韓国中国と戦争したがるが戦場に行くのは自衛隊の方々なので気楽に言えるだけの卑怯者。
日本人馬鹿右翼の中年老人は徴兵制度を望むが戦場に行くのは若者で自分らは何もしないで済むので気楽に言えるだけの卑怯者。
日本人の多くは精神科医でも無いただの素人なのに知ったかぶり知識で精神障害の人を甘えだと批判する(根性論) 日本人の多くは自称専門家の知ったかぶり馬鹿。
日本人は犯罪者の死刑拷問大好き。でもネットに書くだけで実行は他人任せ前提。 拷問を実行する人の事を何も考えていない。 日本人は己の手は汚さない。
というかグロ画像ひとつ見ただけで震える癖に拷問だの妄想するのは滑稽でしか無い。
日本人は鯨やイルカを殺戮して何が悪いと開き直るが猫や犬には虐待する事すら許さない動物差別主義的民族。
日本人は「外国も同じだ」と言い訳するが文化依存症候群の日本人限定の対人恐怖症が有るので日本人だけカスな民族性なのは明らか。
世界中で日本語表記のHikikomori(引きこもり)Karoshi(過労死)Taijin kyofushoは日本人による陰湿な日本社会ならでは。
世界で日本人だけ異様に海外の反応が大好き。日本人より上と見る外国人(特に白人)の顔色を伺い媚びへつらう気持ち悪い民族。
世界幸福度ランキング先進国の中で日本だけダントツ最下位。他の欧米諸国は上位。
もう一度言う「外国も一緒」は通用しない。日本人だけがカス。カス民族なのは日本人だけ。
陰湿な同級生、陰湿な身内、陰湿な同僚、陰湿な政治家、陰湿なネットユーザー、扇動するテレビ出演者、他者を見下すのが生き甲斐の国民達。
冷静に考えてみてほしい。こんなカス揃いの国に愛国心を持つ価値などあるだろうか。 今まで会った日本人達は皆、心の優しい人達だっただろうか。 学校や職場の日本人は陰湿な人が多かったんじゃないだろうか。
日本の芸能人や政治家も皆、性格が良いと思えるだろうか。人間の本性であるネットの日本人達の書き込みを見て素晴らしい民族だと思えるだろうか。こんな陰湿な国が落ちぶれようと滅びようと何の問題があるのだろうか?
266
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 23:29:46 ID:NQJe1lAo
歩夢ちゃん、幸せになってくれ…
267
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/23(木) 23:42:08 ID:8EIaaJqI
もうこの先は期待もせず自分からアクションも起こさないだろうから歩夢編ではどう展開するのかね
268
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/24(金) 16:24:11 ID:DZfvPAa6
>>265
ラブライブに関係のない投稿はするな
日本人を卑下したいならカイカイ速報や
パンドラの憂鬱行けよ
269
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/26(日) 00:45:52 ID:hsom3Wvk
明日再開。
270
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/27(月) 00:00:17 ID:z2qNY/8Q
★★★
菜々「ふふ……♪」
侑「中川さん、みんな見てるよ……」
菜々「いいんですっ♪ もう皆も私達が……付き合っている事、知ってるんですから……」
侑「まあ、ね」
あの公開告白はそれはそれは盛り上がり、盛大に祝福され、私達は付き合い始めた。
色々と紆余曲折な関係で日が進んでいったけど、最終的に収まるところには収まった、というところだ。
けどまぁ、そんな風に冷静に考えてみたけど。
侑「じゃあ……隠す必要もなくイチャイチャしてても問題ないってことだね」
菜々「はい♪」
271
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/27(月) 00:12:18 ID:z2qNY/8Q
互いによくわかっていなかった距離感や、気持ち。
そういうものをはっきりとさせた私達はもう無敵だった。
菜々ちゃんも腕に抱きついてきて頬をスリスリ。
私はそれをみてニヤニヤしてる。
端から見てもホヤホヤ熱々だったろう。
272
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/27(月) 00:16:34 ID:z2qNY/8Q
菜々「高咲さん、私達お付き合いは始めましたけど……恋人らしいこと……結構しちゃってますね」
侑「そうだね……いろいろ経験済みだ」
菜々「……で、ですね。それで……その、一つお願いしたいことがあって」
侑「ん、なになに?」
273
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/28(火) 10:40:56 ID:d/7JFsIk
>>265
天安門天安門
慰安婦慰安婦
274
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/28(火) 23:38:25 ID:IxEhiJ8o
菜々「……私達、ずっと名字で呼び合ってきたじゃないですか」
侑「そうだね。……あ、もしかして」
菜々「……はい」
おそらくは……そういうことだろう。
侑「……これからもよろしくね、菜々ちゃん」
菜々「! はい……侑さん!」
275
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 00:53:30 ID:WEhoFGNs
こうして私達は愛でたくカップルとなり、これからは健全な恋人同士らしく、健全なお付き合いを……と思っていたのだけど。
むしろ、枷のようなものが無くなったから、エッチに対する壁も無くなってしまい。
前は多くても週4だったところが……。
侑「菜々ちゃん……っう、あの……」
菜々「んむ……ふぁい?」
恋人になる前よりも、積極的で丁寧なフェラに感じてる場合じゃない。
侑「いや……ちょっと、最近エッチしすぎじゃないかな、って……」
ついに週7を達成してしまい、平日も休みの日も関係なくどこかでシていた。
276
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 01:03:08 ID:WEhoFGNs
菜々「あ……嫌、でしたか……?」
侑「あっ、いや嫌とかじゃなくて! ただその、なんとなく……ヤりすぎじゃないかなぁ、って……」
それに……菜々ちゃんの体力がすごいから、毎回かなり搾り取られる。
正直ちょっと疲れてきていた。
……嫌じゃないんだけどね。嬉しい悲鳴みたいなもの。
277
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 02:32:20 ID:0bT/ilu2
菜々ちゃんえっろ
278
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 07:47:21 ID:ClwfRU1k
週菜々
279
:
<削除>
:<削除>
<削除>
280
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 21:18:55 ID:WEhoFGNs
でも間違いなく、付き合う以前まであった遠慮のようなものがなくなり、欲望に忠実になったというか。
侑「ぁっ、それやばっ……」
菜々「んふ、いいれふよ、んっ……」
ノーハンドのフェラで耐える間もなく抜かれる。
侑「ぁ、あ……ふ、ぅう……」
情けない声が出てしまう。
気持ちいいものは気持ちいい、それが全て。
菜々「んくっ、ん……」
侑「……いつも飲み込んでるけど、平気なの?」
菜々「ん……全然平気ですよ、侑さんのですから」
281
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 21:36:23 ID:WEhoFGNs
侑「そっか……ありがと」
頭を撫でると菜々ちゃんは嬉しそうに微笑んだ。
状況がそんな微笑ましいものとはかけ離れていたけどね。
そしてまたその日は、しっかりエッチしてから一緒に帰るのだった。
★★★
侑「……お泊り?」
菜々「はいっ、実は今度お母さんたち一日いなくて……一緒にいてくれたらなぁ、って……」
侑「なるほどね。じゃあ夜ふかしし放題だ」
菜々「ですね! いつもはだめですけど、たまにはいいですよね」
282
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 21:51:56 ID:WEhoFGNs
侑「じゃあ何かゲームとか用意しておきたいね」
菜々「それは任せてください! モリオカートにむむ鉄、時間を忘れて対戦しましょう!」
★★★
一週間を無難に終えて、週末に菜々ちゃんの家へ。
菜々「お待ちしてましたよ、侑さん!」
侑「やっほー」
家で遊ぶだけなのに、おめかしして待ってくれていたことに嬉しくなる。
283
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 22:13:58 ID:WEhoFGNs
用意していたモリオカートや、むむ鉄を遊び倒す。
きゃっきゃっとはしゃいで、楽しいだけの時間。
楽しい。
楽しい!
誰かと遊ぶことって、こんなに楽しいものだったっけと思うほど、私もはしゃいでしまった。
それは菜々ちゃんも一緒だった。
菜々「あははははっ!」
あんまりにも眩しい笑顔に、この子が本当に私の彼女? と一瞬疑った。本当なんだけど。
菜々「ははは……侑さん? どうしたんですか、何か、顔についてますか……?」
侑「あぁいや……菜々ちゃんは可愛いなぁ、って」
菜々「へっ!? あ、ありがとうございます……」
照れる仕草も可愛い。
菜々「そ、その。侑さんも、かっこいいです……」
侑「ありがとう、菜々ちゃん」
284
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 22:38:37 ID:WEhoFGNs
あぁ。
いま、すごい充実してるなぁ……。
★★★
菜々「あっ、もうこんな時間……」
ふと時計を見ると、もう日も暮れる夕方。
そこまで時間を気にする必要もないのだけれど、お風呂やご飯とかもあるから。
菜々「お金はもらってますから、宅配ピザとか頼んじゃいますか? ……お友達が泊まりに来る、とは伝えてあるので、少し多めにあるんです」
侑「そうなんだ。……彼氏、とは言わなかったんだ?」
菜々「その、まだ伝えてなくて。……いつかは言おうかなぁ、とはおもっているんですが」
285
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 22:44:55 ID:WEhoFGNs
な
286
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 22:51:11 ID:WEhoFGNs
侑「まあでも確かに、親に彼氏彼女が出来たよって言いにくいよね。僕もまだ言ってないもん」
菜々「ですよね、ちょっぴり恥ずかしいです」
とりあえずデリバリーピザを注文して、少しジャンクな夕食を二人で。
侑「うまうま」
菜々「えびのやつ好きです……ふふ」
287
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 22:55:34 ID:WEhoFGNs
夕食のあとは一緒にお風呂へ。
今日はエッチなことは無しということで、健全に。
侑「なんだろう、ちょっと前なら菜々ちゃんの裸なんて見ただけでもう……ってなってたのに、いまは冷静でいられるよ」
菜々「関係が変わったからですかね。私も、侑さんに見られても……いまは平気です」
288
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:05:07 ID:WEhoFGNs
肩が触れても、もう平気。
愛しさが上回ると、こうも気は落ち着いてるものなのか?
いや、まぁ。
する時はとことん欲情するんだけども。
★★★
侑「じゃあ菜々ちゃん、おやすみー」
菜々「おやすみなさい、侑さん」
菜々ちゃんの家にある、いわゆるお客様用のお布団をかりて眠る。
289
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:19:29 ID:WEhoFGNs
今日は一日、楽しい日だった。
そう思いながら、一日が終わる……
菜々「侑さん……」
と、思っていたのだけれど。
侑「ん……なに?」
その返事をする前に、菜々ちゃんが私の布団に潜り込んできた。
侑「ふふ……どうしたの?」
菜々「……せっかくなんですから、一緒に寝たいなぁ、って」
290
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:28:57 ID:WEhoFGNs
侑「そっか……」
パジャマ姿で甘えてくる菜々ちゃんが可愛いっ、いやちょっと……本当に可愛い。
やばいな?
侑「そういうところ含めて、菜々ちゃんは可愛いね……」
菜々「侑さん……もう」
侑「ほらっ、もっとこっちおいで」
菜々「うん……」
291
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:35:18 ID:WEhoFGNs
吐息が鼻に触れるほど。
可愛い女の子は吐息までちょっといい匂いなのか……生物としていろいろ超越してる……。
菜々「侑さん……あの……」
侑「なに?」
菜々「その……ちゅーしたいです……」
侑「いいよ、しよっか」
ちゅっ、ちゅ、と鳥のようなついばむキス。
292
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:43:57 ID:WEhoFGNs
あんまりねっとりとしたキスは、たぶん気分が変わってしまうから。
菜々「好きです侑さん……」
侑「僕も大好きだよ」
好きに大好きを重ね、私達は共に眠った。
幸せを、胸に抱きながら……。
293
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/29(水) 23:46:36 ID:WEhoFGNs
年内にたぶん菜々は終わります。
294
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/30(木) 00:19:07 ID:qMmm2KnI
いちゃいちゃパートたまらんな
勿論えっちもたまらん
295
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/30(木) 06:03:54 ID:mWwUvYFU
うむ。いちゃいちゃは大事だ
296
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/30(木) 09:37:29 ID:kYKYkxuw
★★★
カーテンから漏れる太陽の光が意識を覚醒させた。
もぞりと動くと、いや動けなかった。
菜々「ん……」
目を開くと、どきりとする距離の侑さんに肩を抱き寄せられ、胸の中にいた。
菜々「……ふふ」
いまは、もう少しこのまま……。
私は侑さんに抱きついて、顔を埋める。
菜々「好き好きだーいすき……」
★★★
どうしようこれ、起きていいのかな。
胸の中に顔をぐりぐりと、しかも好き好きとか言いながら。
297
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/30(木) 10:00:17 ID:kYKYkxuw
侑「……」
菜々「それにしても、侑さんなかなか起きませんね……」
そりゃあだって、なんか気まずいし……。
菜々「……そうだ」
何かを閃いた菜々ちゃんは、私の首元にキスをした。
そしてその唇を押し付けたままちゅうちゅうと吸い付き出す。
これ……。
菜々「キスマーク……つけちゃった」
298
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/30(木) 10:29:04 ID:kYKYkxuw
侑「…………」
菜々「ふふ、侑さん起きたらびっくりするかな……」
侑(ぎゃ〜……)
絶対びっくりしてあげよう……。
★★★
菜々「……そうだ。侑さん、……クリスマスの日は、予定、空いてますか……?」
299
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/31(金) 01:40:46 ID:0DZuAVyk
残りはクリスマスデートで菜々√は終わりです。
ようやく歩夢√です。ラブライブにはそういうのは無いですけど、メインヒロインみたいな子だなぁと思っていたので楽しみです。
300
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/31(金) 01:53:38 ID:ZODlubg.
まあ、メインすなわち主人公だったからね
301
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/31(金) 05:07:58 ID:ysjkAohU
たしかに今までのラブライブにはいなかった立ち位置かも
302
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/12/31(金) 21:46:42 ID:tSKYqRR.
虹ヶ咲始動から4年以上経っているのに今更何言ってんだ
303
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/01(土) 00:52:59 ID:o4Yuswgk
侑「うん、もちろん空いてるよ。……デート、する?」
菜々「し、します! もちろん、絶対!」
侑「ふふ、じゃあその日は楽しみにしててね。……あ、それに」
確か……。
侑(……それは当日伝えるか……)
304
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/01(土) 10:34:58 ID:o4Yuswgk
クリスマスデートは、やっぱり普通のデートと少し違う。
この日はすれ違うカップル達も、どこか浮ついていた。
それはもちろん私達も同じだった。待ち合わせから、デートコースを回るときまで。
私達がもっと大人だったら、いい雰囲気のお店とか、ドライブで夜景とかを観に行けたのかな。
まだ高校生の私達じゃ、イルミネーションやカラオケ。
でもそれが凄く楽しいと思えた。
本当に、それがこの世で一番楽しいことなんじゃないかと思えるくらいに。
305
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/01(土) 11:10:29 ID:o4Yuswgk
そして、一日の終わりは。
侑「今日、親もクリスマスで出掛けててさ。……家こない?」
★★★
夜9時。
そもそもクリスマスの日に、夜二人きり、したいことなんて一つだった。
侑「菜々ちゃん。お風呂、一緒に入ろうか」
今日は下心全開だ。
身体の洗いっこ。ボディーソープを塗り込み、肌が手に吸い付く。
泡で滑って胸がもみにくいけれど、そのもどかしさが良いのか菜々ちゃんからは少し声が漏れていた。
菜々「すごい固くなってますね……」
逆手でちんちんを洗ってくれているけど、もうほぼ手コキだった。
306
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/01(土) 11:33:08 ID:o4Yuswgk
菜々「あ……一回、出したいですか?」
侑「いや、今日は……我慢する」
洗い流して、体を乾かしてベッドへ。
真冬のこの時間、風呂上がりとはいえ一気に冷え込む。
そんな身体を暖め合うように、ベッドの上で抱きしめ合う。
菜々「暖かい……それに、ここ……特に熱が……」
菜々ちゃんのおヘソあたりに押し付けられたモノが、熱く滾って脈打っていた。
侑「ふぅ、ふぅ……」
やばい……なんか今日余裕ない。
クリスマスだから? 別に、それ以外に変わりはないのに……。
307
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/01(土) 11:44:55 ID:o4Yuswgk
菜々「ん……」
ちゅく……とゆっくりねっとりと唇を重ねる。
耳に入ってくるのは、その音だけ。
唇から漏れる、吐息と舌を伝って流れ込んでくる唾液の混ざり合い。
それだけで先走ってしまう。
菜々「します、か……」
侑「うん……」
コンドームを開けようとすると、菜々ちゃんにそれを止められる。
308
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/02(日) 00:25:45 ID:yK1Ey1tU
侑「え……?」
菜々「……今日はいいですよ、つけなくても」
侑「いやっ、でも……」
菜々「今日は大丈夫な日ですから……」
侑「……」
頭ではわかっていた。
女の子には大丈夫な日なんて無いし、そこで欲に負けないでしっかり避妊する事が大切だという事は。
わかっていた。本当に……でも……。
私の下半身は言うことを聞かなかった。
309
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/02(日) 00:52:45 ID:yK1Ey1tU
侑「ぅ、はぁ……」
生での挿入は、何度しても腰が抜けそうになる。
人の体温に包まれる。ぬるぬるで、引っかかって、温かくて……。
菜々「んっ、ん……あ……!」
菜々ちゃんの奥まで届く。
ちんちん大きくて助かった。
310
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/02(日) 01:06:13 ID:yK1Ey1tU
侑(ぁっ〜、きもちぃっ〜……)
個人的に引き抜くときが好き。ぞりぞりと引っかかる感覚が、気持ちよくって……。
体位はいろいろ好きだけど、やっぱり菜々ちゃんの顔がよく見られるから、正常位が一番好き。
菜々「侑さん……次は、私が上に……」
最近の菜々ちゃんのお気に入りは騎乗位らしい。
腰のグラインドがえっちで、視覚的にもかなりクる。
311
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/02(日) 13:47:02 ID:yK1Ey1tU
菜々「んっ、れろ……」
侑「うは……」
騎乗位のまま、乳首に吸い付いてくる。
舌先でチロチロと刺激されて、反応してしまえばちゅうちゅうと吸われる。
侑「それまじやばい……」
菜々「んふ、きもちいいれすかぁ……?」
あんまりそれされるとこっちも余裕ないから……。
侑「ん……」
菜々「ふぁむ……」
乳首から唇に。
今度はこっちが攻める番。
312
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:12:36 ID:30LmiLbE
下から上へ突き上げるのも好きだ。
気持ちよさそうに喘いでくれるから、こっちも頑張るってもんだ。
上下にたぷんたぷんと揺れるおっぱいが眼福だ。
侑「よっし……」
★★★
独りの夜。
クリスマスに、誰とも過ごさない家。
歩夢(……)
313
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:22:57 ID:30LmiLbE
別に構わない。
もうこれから誰とも過ごさないんだ。
何も寂しいことなんてない。
何度だって、そうやって過ごしてきたんだから。
今さら、何も感じない。
歩夢(……うるさい)
換気のために開けていた窓。
話し声……? さっきからうるさい。
歩夢(閉めよう……)
その時に気付いた。
よく……聞き覚えがある声だと言うことに。
314
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:23:48 ID:30LmiLbE
普通聞こえないでしょうが、そこはご愛嬌でお願いします。
315
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:31:22 ID:30LmiLbE
歩夢(え……)
侑『菜々ちゃん、これ好きだよね……』
菜々『ぁっ、あっ、それすごっ、いです……♡』
歩夢「──」
こういう時だけ、勘が冴え渡る。
してるんだ。
クリスマスに。
恋人らしく。
316
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:41:17 ID:30LmiLbE
全身の血の気が引く気がした。
もう気にしないなんて言っていたくせに、相当に効いている。
これ以上聞きたくなんかなかった。
侑くんからの愛情を貰っているところなんて。
私が手に入れられなかった物を。
歩夢(私……本当に馬鹿みたい)
★★★
侑「っ、だーめ、逃げちゃ……」
菜々「ぅうぅぅんんっ……♡」
バッグから逃げようとする菜々ちゃんを抱きしめると、本当に犬の交尾のような体勢になった。
お尻とみっちりと密着して、菜々ちゃんの奥までぐりぐりと攻めることが出来る。
そう考えると、この体勢は合理的なのかもしれない。
317
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:46:23 ID:30LmiLbE
そのまま押しつぶすかのように倒れ込む。
寝バッグでポルチオをえぐるように、グリグリぃっ、と差し込む。
★★★
菜々「はっっ、ぁっ、はっ、へっ……!?」
足がピンと張り、軽くイク。
けどそれは前兆のようなもので、背中から伝って頭にまでやってくる。
菜々「だめっ、だめぇっ……♡」
本当にっ、おかしくなる……♡
318
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:50:27 ID:30LmiLbE
侑「やめてあげなーい……」
首筋にキス。
いまっ、そんなことされたらっ……!
菜々「ぅぅぅふぅうっ、んんっ……♡」
さっきとは比べ物にならないほどの絶頂。
体から力が抜ける感覚は、昇天と呼ぶにはふさわしかった。
幸せだった。
目が回るほどの快感に酔えることが。
そしてそれを与えてくれるのが、侑さんだということが。
319
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 00:57:40 ID:30LmiLbE
侑「ぅぁ〜、でるでる……」
奥に熱い物が溜まっていく。
侑さんも同じタイミングで射精していた。
菜々(中出し……♡)
赤ちゃんが出来るとか、そんなことはよく考えていなかった。
その方がきもちいいから、べつにいいかな、って……。
菜々「侑さん、もっと……」
侑「うん……」
★★★
様々な体位を楽しんだ。
駅弁、立ちバッグ、対面座位……。
その度に私もイッてしまったし、侑さんも射精していた。
320
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:05:07 ID:OhbGddWE
たまらんどエロい
321
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:23:13 ID:30LmiLbE
そういえば、クリスマスの夜9時から、深夜3時までの事を性の6時間と言うんだとか。
世間のカップルが、一番セックスをする時間帯だとか。
私達も漏れなくその内の一組になっているわけだ。
そして、その6時間をたっぷりと堪能した私がどうなってしまっているのかと言えば。
菜々「しゅきっ♡ すきぃっ、セックスぅっ……♡」
侑「好きなのはっ、セックスだけ……?」
菜々「侑しゃんが一番好きぃ……♡」
溢れる精液は愛の証。
そうとしか考えられていなかった私の頭は、もう壊されていた。
もうとにかく、侑さんとセックスが出来ればそれでいい……。
侑さんと一緒にいられたら、それでいいから、と……。
322
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:31:14 ID:30LmiLbE
ディープキスも好き。
舌をじゅるじゅると音を立てて吸うと、もうたまらない。あまりのいやらしさにおかしくなりそうだけど、脳が溶けそうになる。
吸うのも、吸われるのも。
乳首を舐めてあげるのも好き。
女の子みたいな声で喜んでくれる侑さんも可愛いから。
フェラチオも好き。
私の口で、眉尻が下がるほど快感に耐える侑さんの顔が好きだから。口内で射精させた時の達成感のようなものも好き。
パイズリも好き。
もうこれは、している事がえっちで私も恥ずかしいけれど、侑さんのイキ顔がよく見えるから好き。
323
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:38:33 ID:30LmiLbE
とにかく。
もう言えることはたった一つだけ。
結局はどれも、相手が侑さんだから……好きなんだ。
だから、つまりは……。
菜々「侑さん、大好きです……」
侑「僕も大好きだよ……!」
言葉に出来るのはそれくらい。
伝えきれないくらいにあなたの事が大好きなんです!
菜々「侑さんっ、侑さんっ……♡」
侑「はぁっ、ぁぅ、はぁっぁ……!」
腰の動きが早くなる。
侑さん、イキそうなんだ……今日はいっぱい中に出してもらったから、もう感覚がわかってきた……♡
侑「も、もう……」
菜々「はいっ、はい♡ 好きなときにっ、おもいっきり、中にぃ……♡」
私ももう限界だった。
一緒に、一緒にイキたい……そう思っていた──
侑「菜々っ……」
菜々「──」
324
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:46:49 ID:30LmiLbE
トリップ。
意識がぶっ飛んだ。
菜々「っ〜〜〜!!」
侑「菜々っ、菜々、菜々ぁ……!」
菜々「ぁっ、あ、ぁあぅ……♡」
もうだめっ、わたしっ、もう壊れるっ!
おかしくなるくらいっ、脳から出ちゃいけない量のドーパミンが溢れていることが分かった。
もし今ここで殺されても、それに気付けないまま死んでしまえる自信があった。
それくらい……幸福だった。
菜々「だしてっ、ぜんぶっ、一緒にぃいっ……!」
侑「菜々っ……!」
325
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 01:55:18 ID:30LmiLbE
菜々「イグッ、イッ、く、イッ、んぅぅぅんぅ……♡」
侑「かっ、はっ……!」
もうきっと、侑さんの精液でたぷたぷの子宮に、最後の射精。
にゅるりと引き抜かれれば、どろりと漏れ出してきた。
侑「ぁぁ玉痛い……っ、はぁっ、はあ……ヤりすぎた……」
菜々「はぁっはぁっ、はぁ……」
ぐったりとしている私に、軽くキスをしてくれる。
侑「ごめんね、ちょっと激しくしすぎたね……」
菜々「いえ……私も……気持ちよかったです」
326
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 02:01:55 ID:30LmiLbE
その日は一緒に眠った。
同じ布団で、抱きしめてもらって……。
★★★
侑「……っていうか、昨日はいくらなんでも中に出し過ぎた……」
一晩経って、今更自分がやったことにビビってきた。
どう考えてもよろしくないことだし、これで菜々ちゃんに赤ちゃんが出来たら……。
今の私じゃ、責任は取れないし、卒業するまではお母さん達に手伝ってもらって……卒業したら働こう。それでしっかり菜々ちゃんの責任を……。
って、なんでもうそんな先のことまで。
いや、考えないといけないんだけどさ。
菜々「……できちゃったら、その時はその時ですよ」
侑「あ、案外慌てないんだ?」
菜々「……私としては、出来ちゃっても、いいかなと」
327
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 02:10:17 ID:30LmiLbE
きっとそれは、世間的にはあまりよろしくはないのだろう。
子供を作るということ……その認識を軽く捉えているといわれてしまうだろう。
だけど、それでもいいと思えた。
結局全てを決めるのは、私達なんだから。
侑「……そうだね。……菜々ちゃん、これから先も、僕は約束するよ」
どうなろうと、私は……。
侑「絶対に、責任取るから」
菜々「……絶対ですよ、絶対……嘘ついたら、許しませんからね!」
嘘なんてつかない。
そのとびきりの笑顔を守るために、絶対に──
菜々√END
328
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/03(月) 02:14:49 ID:30LmiLbE
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1641143665/
歩夢√です
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