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転生したわ

1名無しさん@転載は禁止:2019/03/29(金) 23:24:12 ID:B5QF0nC.
廃校は…?

2名無しさん@転載は禁止:2019/03/30(土) 00:19:23 ID:NfIbgG32
楽しい時間を過ごした確かな余韻と共に目覚めたはずなのに

3名無しさん@転載は禁止:2019/03/30(土) 00:27:37 ID:NfIbgG32
目覚めてからほどなくその余韻は振り払われてしまった

真姫まま「おはよう真姫ちゃん。入学式の新入生代表の挨拶、頑張るのよ」

4名無しさん@転載は禁止:2019/03/30(土) 02:22:56 ID:NfIbgG32
真姫「え…?」
真姫まま「真姫ちゃん、寝起きでまだぼんやりしてるのかしら?」
真姫「べ、別にぼんやりなんてしてないわよ!」

5名無しさん@転載は禁止:2019/04/03(水) 01:31:11 ID:gd0lbTO2
真姫まま「あらあら、真姫ちゃんったら。緊張しちゃってるのかしら」
真姫「べ、別に…(どういうこと?)」
意味がわからなかった
音の木坂なんて学校に何の期待もしてなかった
友達なんて、楽しい高校生活なんてなにも期待してなかった去年の今頃

6名無しさん@転載は禁止:2019/04/03(水) 01:38:08 ID:gd0lbTO2
絵里…希…そしてにこちゃん
三人を送り出して
たくさんのものをみんなにもらったから
だから柄にもなく素直に副部長だなんてものにもなってみた
それなのにどうして今更こんな夢を見なきゃいけないのかしら
無味乾燥な高校生活を予測していてうっすらと憂鬱ですらあったあの頃の

7名無しさん@転載は禁止:2019/04/04(木) 00:18:38 ID:Dn26IVJM
真姫「どういう事…なの」

惰性に流される様に歩き続け、気づいたらたどり着いていた校門の前で花陽と凛を見かけた
真新しい制服に水色のリボン
今の私と同じ
凛とちらりと視線が合ったけど、一瞬の後何もなかった様にそれは私を通り過ぎていった
『真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃ〜ん!!』
真姫「…っ」
凛…花陽

8名無しさん@転載は禁止:2019/04/06(土) 00:04:52 ID:HH3TRrnE
教室に入る
去年(本当に去年?なのかしら)と同じ
誰とも口をきくこともなく
また音楽室でピアノを弾く事になるのだろうか
結局そうなるのだろう
μ'sの一年の経験をもってしても去年と同じ今の状況を自分の力でなんとか出来るとは思えない
そして、私はまた穂乃果に見出だされて…

9名無しさん@転載は禁止:2019/04/06(土) 01:53:26 ID:x0fyZu/M


10名無しさん@転載は禁止:2019/04/07(日) 20:52:43 ID:AFSgw32k
ゆらゆらとあらぬ方向に漂っていく思考
そもそもこのイミワカンナイ状況はなんなのよ
夢?異世界?それともタイム…リープとかいう現象なのかしら
私は何か為すべきことがあってここに来ることになったの?
意味なんて何もなくて神だか運命だかの気紛れに翻弄されているだけなの?
…もう戻れないの?

11名無しさん@転載は禁止:2019/04/08(月) 23:06:14 ID:N3.jEh5Y
1年前?になるのか、とにかく一度経験したあの日と同じ様に、無味乾燥なところまでもが全く同じ様に1日が流れてゆく

真姫「ふう…。最初の時、になるのかしらね。あの日はまっすぐ帰ったわね。」
何かを期待していた訳ではなかったのだけど

知らず知らず私は音楽室に足を向けていた
愛してるばんざい…いや、μ'sの曲を弾いてみようかしら
悪戯な気持ちがふと浮かんだ
何よ私…
余裕があるんじゃない
さすが真姫ちゃんね
…みんな…

12名無しさん@転載は禁止:2019/04/10(水) 01:11:21 ID:OQ6C5sHI
鍵盤をひとつ鳴らしてみる
そうか、穂乃果がここに来て私を見つけてくれたのは
今日…入学式の日じゃなかったわね
最初…というか本当の入学式の日は音楽室になんか寄らずにさっさと帰ったもの
花陽と凛…名前すらうろ覚えだった二人と何の会話もなく教室を1人出てきても寂しくなるはずもなかったのだ
あのときは…
今は…


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