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鏡 果南「え、誰このイケメン」��2
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前スレ989の続きから
鏡 果南「え、誰このイケメン」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1515893471/
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side梨子
〜コンクール当日〜
「がんばって」
「がんばって」
「がんばって」
なんちゃん、お母さん、千歌ちゃん。色んな人に言われた「がんばって」という言葉が私の頭を永遠とループしていた。
「うん、がんばる。」
何の為?
誰の為?
分からない。
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そもそもコンクールに出はじめたのはどうしてだっけ。
音楽は確かに好きだ。でも、それなら別にコンクールに出る必要は無い。
「凄い梨子!あなたピアノ上手ね!」
「梨子ちゃんはピアノが上手だね。どう?コンクールに出てみない?」
そうだ、思い出した。私は期待されてるんだ。
「桜内さん、あなたには音楽の才能があるわ!音ノ木に特待生として来てみない?」
私は音楽の才能がある。
「桜内。お前には期待してるぞ!」
私には音楽の才能しかない。
だから。
果南『俺、梨子のピアノ凄く好きだからさ、コンクールでも聴かせてほしいな。』
「コンクール……がんばらなきゃ。」
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スッ
梨子(あれっ)
ザワザワザワザワ
梨子(どうして……?手が、動かない…?)プルプル
梨子(なんでなんで!?動いて!早く弾かないと失格に…!)プルプル
ポンポン
「桜内さん」
梨子「あっ…」
スタッフの人に肩を叩かれて、肩の力と共に全身の力が抜け落ちたような感じがした。
梨子「…はい…………」スッ
私は、今年もピアノを弾けなかった。
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〜〜〜〜〜
既読スキップ
〜〜〜〜〜
果南「私が、梨子に余計なことを言わなければ、きっと今も普通に暮らせていたはずなんだ…」
果南「………っ!?」
その時、急に意識が遠のいていくのを感じた。
千歌「どうしたの!?おにぃ!?」
果南「分かんないっ……」
なんだろうこれ。私、死ぬのかな。
だとしたらこれは、梨子を傷つけた私への罰なんだろうな。
丁度良い。梨子の改善に自分が力になれることは何も無い。なら私はこれ以上梨子を傷つけないように消えた方がマシだ。
もう梨子と一緒にはいられない。
ならもう生きている意味なんて
梨子と一緒にいられないなら……
ーーーーーーーー
END
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ピィ〜
|c||^.- ^|| …………
|c||^.- ^||会うのは 最初で最後になるといいですわねと言ったそばからここに来てしまいましたわね……
⌒°( ^ω^)°⌒ 選択肢が難しすぎるよ!
|c||^.- ^|| そ、そんなこと!ない…はずですわ……
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|c||^.- ^||でも、これで1つ新たな発見がありましたわね。
|c||^.- ^||BAD ENDの大まかな流れは同じですが、過程の描写が若干違いましたわね。これで梨子さんについてより詳しくなれたのではないでしょうか?
⌒°( ^ω^)°⌒ そうだね。ルビィが実は梨子ちゃんの妹だったなんて。
|c||^.- ^|| そんな描写さっきのシーンにはありませんでしたわよ!あなたはお姉ちゃんの妹よ!
|c||^.- ^||梨子さんはどうやら多くの方からの期待を背負ってコンクールに出て、更にそれがピアノを弾く理由になっているようですわね。
|c||^.- ^||果南さんの「がんばって」という言葉は、梨子さんの助けになるどころが、期待値を更に上げてプレッシャーになってしまったようですわ。
⌒°( ^ω^)°⌒梨子ちゃんメンタル不安定すぎない?
|c||^.- ^||こらっそんなこと言わないの!
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たぶんここ>>261でもう少し踏み込まないとダメだったんだと思う
何故弾かなきゃいけないなんて考えてるのかを
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|c||^.- ^||果南さんは梨子さんに足りないのは自信なんてニブチンなこと言ってましたが、私には梨子さんが必要なものは何か別にあるような気がしますわ。
でも、梨子さん自身もそれを自覚していないように思えます。
〜〜〜〜〜
山田『自分の情報網によると、精神が不安定になると上手くピアノが弾けなくなるらしい。』
〜〜〜〜〜
|c||^.- ^||また、山田さんの情報網からも分かるとおり、現時点では梨子さんはコンクールでピアノを弾ける状態では無いようです。
まずはこの問題を解決しないといけないようですわね!
⌒°( ^ω^)°⌒ 凄い!流石おねいちゃあ!そんな昔のテキスト誰も覚えてないよ!
|c||^.- ^|| 私もさっき思い出しましたわ……
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えっ、どうしたんだ
急にクソ難しくなってんじゃん
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|c||^.- ^||BAD ENDといっても、きっと果南さんなりに相手のことを気づかって行動した結果ですわ。それが例え空回りしたとしても…
|c||^.- ^||だから気に病む必要はありませんわ。他人の気持ちなんて完全に理解できるわけないのですから、何度もぶつかって、少しづつ相手のことを理解していけばいいのですわ。
|c||^.- ^|| それじゃあルビィ?そろそろコーナーを締める時間ですわ。これからどうすればいいか分かりますか?
⌒°( ^ω^)°⌒ はーい!安易な行動はせず、梨子ちゃんについてもっと理解しようと思いまーす!
|c||^.- ^|| はぁいよくできまちたねぇ。流石は我が妹!
ここを突破できれば、また素敵ないちゃいちゃタイムが待っているはずですからがんばってください!
⌒°( ^ω^)°⌒安易な励まし……
|c||^.- ^||………………
|c||^.- ^||それでは今回はここまで!次回もお待ちしておりますわ!
⌒°( ^ω^)°⌒結局来る前提なんだ…
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[既読]
果南「今年はどうするの?」
梨子「えっ?」
果南「今年も来てるんじゃないの?招待状。」
梨子「………ほんとになんちゃんは何でもお見通しですね。ちょっと怖いくらい。」
梨子「今年も一応招待は来てるんですけど、やっぱり怖くて……」
果南「………」
>>307
1.弾けなくなった理由を探ってみる
2.コンサートを諦めるようアドバイスする
3.梨子の意見を聞く
4.梨子の母親に相談してみる
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タイガー道場じゃないか…。
3
-
3
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奇跡的に今まで外れを引かなかったということかな?
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しかしこのペースだと全員分はいつなのかな…このSSのおてんば千歌が照れるようなところがみてみたい。
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果南「梨子は、どう思ってるの?」
梨子「え?」
果南「コンクール。出たい?」
梨子「出たいって……?」
果南「返事は出したの?」
梨子「いいえ、まだです。」
果南「じゃあ、まだ迷ってるわけだ。」
梨子「…………私、分からなくなっちゃったんです。コンクールに出る意味が。」
果南「意味…?」
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梨子「はい…高校に上がるまでは毎年の事だと思って普通に参加してたんです。」
梨子「でも、高校で弾けなくて、それからなんでコンクールに参加してるか分かんなくなっちゃって…」
梨子「それに、また弾けなかったらって思うと…やっぱり怖くて。」
梨子「自分が恥をかくだけじゃなくて、皆の期待を裏切っちゃうことにもなるから…」
果南「梨子…」
どうやら梨子がコンクールにかける思いは想像以上に深い物なようだ。
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ミスるとその分長くなるからなぁ…責任の重圧増した感ある
小心者としては俄然安価取りづらくなってつらい
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やり直させてください!って言って意気揚々と安価取ってしくじった俺がいるから気にすんな、梨子ちゃんのこと思うと胸が痛い
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やり直させてください!って言って意気揚々と安価取ってしくじった俺がいるから気にすんな、梨子ちゃんのこと思うと胸が痛い
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>>312
その分即死エンドっぽいしへーきへーき
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選択支ミス=即死亡なゲームになった
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果南「よし、今日はもう帰るよ。あんまり悩みすぎるのもよくないしね。」
梨子「えっ、あっ、はい…」
梨子「すみません、急にこんな暗い話しちゃって…」
果南「いや、いいよ。俺、梨子の事全然知らなかったんだなぁって。コンクール毎回優勝して凄いなーとしか思わなかったよ。」
果南「それだけ周りから期待されてるってことなんだよね。」
梨子「…………」
果南「コンクールの参加受付っていつまで?」
梨子「来週です。」
果南「じゃあ来週までゆっくり考えよう?」
梨子「はい…」
果南「じゃあ明日また学校でね。」チュッ♡
梨子「んっ…♡」
-
ガチャッ
果南「お邪魔しましたー。」
桜内母「あら、果南くんもう帰っちゃうの?」
果南「!」
見つかってしまった。
桜内母「ご飯食べていけばいいのに。」
果南「いやぁ、そんな、悪いですよ…」クルッ
私は梨子のお母さんがどうも苦手だった。
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なぜかというと…
果南「………///」
果南(やっぱり……余りにもそっくりすぎる…!)
梨子のお母さんは、高校生の娘がいるとは思えないほど見た目が若く(実際若いらしい)、まるで少し成長した梨子そのものだったからだ。
果南「あ、あの…俺もう帰りますね……!///」
桜内母「気をつけて帰ってね〜」
果南「は、はい…///」
少し下半身が反応し、ドキドキもするが、別に浮気ではないはず……
仮に浮気だとしたら相手は彼女の母親…不倫…?
果南(常識的に考えてヤバいでしょ…)
自分が梨子相手に制御が効かないのはわかっている。それが仮に梨子のお母さん相手にもそうだったら…?
そう思うととても怖くて近づけない。
間違いを起こさない確実な方法はただ1つ。深いお付き合いをしないこと。
果南(だからできればあんまり関わりたくないんだよなぁ…)
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〜音楽室〜
〜♪
果南(うーん……普通に、いや100%以上の力で弾けてる気がするんだけどなぁ…)
果南(ほんとにコンクール弾けないんだろうか。もう大丈夫だったり…?)
果南(いや、決めつけはよくないよね。)
果南「梨子、普段ピアノを弾く時はちゃんと弾けてるよね。」
梨子「え?そうですね……」
果南「自分では何でだと思う?」
梨子「何で…?うーん……やっぱり音楽が、ピアノを弾くのが好きだから、かなぁ。」
果南「それが梨子がピアノを弾く理由……じゃあコンクールは?」
梨子「コンクール…?」
果南「コンクールと普段弾くピアノ、何か違いは無い?」
梨子「………分からないです…ただ、好きで弾くピアノとは少し違うような…」
果南「うーん……」
ダメだ。わからない……
-
果南「単刀直入に聞くよ。梨子はなんでコンクールに出てるの?」
梨子「それは…音楽の才能を発表させて、皆の期待に答えるためで。」
果南「梨子の意思は?」
梨子「私の?」
果南「周りの期待とか、さっきから聞いてて、コンクールに対する梨子自身の気持ちがみえてこないんだ。」
果南「もう一度聞くよ?梨子はなんでコンクールに出るの?」
梨子「それ……は……」
果南(うわっ、ちょっとマズいかも)
梨子「分から……ない…私……分からない……」プルプル
梨子はピアノへ添えていた手を頭にやり、うずくまってしまった。
-
果南「ほ、ほら梨子、とりあえず一旦落ち着こう?」
果南「えーと…えーと…ハグッ」ギュゥ
梨子「………」
ギュウウ
梨子は無言でハグを受け入れ、抱きしめる力を強くしてきた。
私なんかが梨子の問題に介入していいのだろうか。もしかしたら梨子を傷つけてしまうのではないか。
その思いが頭から離れなかった。
-
〜翌日〜
果南「梨子はさ、音楽やってて何か嬉しかったこととかある?」
梨子「嬉しかったこと…嬉しかったこと…」
梨子「分からないです…」
果南「そう…」
〜♪
しかしほんとに梨子のピアノの音はすごいと思った。聴いていてとても心地よい。
-
side梨子
果南「こんなことしか言えなくて失礼かもしれないけどさ、」
果南「梨子、ピアノ上手だね。」
え?
〜〜〜〜〜
「凄い梨子!あなたピアノ上手ね!」
「ほんと!?お母さん!」
「もっとお母さんにピアノ聴かせて?」
「うん!」
〜〜〜〜〜
梨子「…………なんちゃん、さっきの、もう一回言って貰ってもいいですか?」
果南「え?」
果南「ピアノ、上手だね?」
梨子「………………」
そうだ。思い出した。
〜〜〜〜〜
「梨子、コンクール優勝なんて凄いじゃない!梨子の大好きなゆでたまごいーっぱい作ってあげるわね!」
「わーい!お母さん大好き!」
〜〜〜〜〜
ツーーー
-
果南「梨子!?泣いてるの!?」
梨子「なんちゃん、私思い出した。なんでコンクールに出てたのか。」
梨子「私、お母さんにピアノ上手だね、って褒めて貰ったのが凄く嬉しかったんだ。」
梨子「それからピアノの先生にも褒めてもらって、コンクールに出はじめたのも周りの推薦で。」
梨子「コンクールで優勝してお母さんにいっぱい褒めてもらって、私凄く嬉しかった。」
梨子「でも大人になるにつれてどんど周りの期待が大きくなっていって、お母さんも前ほど褒めてくれなくなって……」
梨子「そうだった…私、褒めてもらえるのが嬉しくてコンクールに出てたんだ。」
-
梨子「なんて、子どもっぽいですよね…?」
果南「いや………」
果南「いいと思う。それが梨子の本当の気持ちなら嘘つかなくて良いよ。」ギュゥゥ
梨子「…………」ギュゥゥ
梨子「そうよ、周りの期待なんてどうでもいい!私はお母さんに、お父さんに……」
梨子「なんちゃんに………私の大好きな人に褒めてもらいたい……!」
梨子「そのために私はコンクールに出るの!!」
-
スッ
パッパッパッ
ピローン
梨子「コンクールの参加申し込み、できました。」
果南「出るの?大丈夫?」
梨子「はい。私、今なら弾けそうな気がします!」
梨子「だから、優勝したら、いーっぱい褒めてくださいね!それなら私絶対頑張れると思います!」
果南「もちろん!」
-
side果南
〜桜内家〜
果南「〜って梨子が言ってました。」
桜内母「梨子がそんなこと…知らなかったわ… 言われてみれば確かに、大きくなってちっちゃい頃みたいに褒めるのは梨子も恥ずかしいだろうって勝手に決めつけてたかもしれないわね…」
桜内母「ありがとう。なんだかもう、私以上に梨子の事を知ってるって感じがするわね。流石彼氏くん♡」
果南「いやそんな……」
桜内母「ねぇねぇ、結婚はいつするの?お母さん気になっちゃうわ♡いや、お義母さんかしら?」バッ
果南「い、いや……まだそこまでは……高校生だし…」(近っ)
桜内母「ふーん。でも梨子も隅に置けないわねぇ。引っ込み思案な子だと思ってたらこんなイケメンゲットしちゃうなんて。」ペタペタ
果南「あ、ちょっと……」
そんなに触られると体は正直で。
果南(それに梨子と同じこの甘いにおい……ヤバいって……)
>>330
1.離れてもらうよう言う
2.このまま
3.押し倒す
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3
-
2
-
こんなんムクムクやんけ
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なぜだか離れられなかった。
果南(あー……もう知らない……)
ビーン
桜内母「! これって…」
興奮して勃起した肉棒がズボン越しに密着していた梨子のお母さんに当たってしまう。
梨子母は、それが何か確認するためズボン越しのそれを軽く触った。
果南「あっ…♡」ビクッ♡
ズボン越しでも梨子母の手の柔らかさが感じられ、少し感じてしまう。
桜内母「……!?ごっごめんなさい!つい……!」
果南「い、いえ……」
桜内母「私、なにかいけないことしちゃったかしら……」
>>334
1.俺、帰りますね!
2.梨子(母)のせいだからね……
3.(落ち着け……)
4.密着されすぎると興奮してしまうこまを伝える
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4
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3
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お母さんも梨子も似たようなもんでしょ(暴論)
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鞠莉のときに見せた精神力を発揮できるのか
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この果南ほんと流されないな
彼氏の鑑すぎる
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でもお母さんのも見たいわ
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>>338
見たいけれど、BADエンドになりそうな予感…
しっかり描写されて、BADになってもやり直し可能ならそっちの選択肢を選ぶのもありかも
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BBAエンド?(難聴)
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やばいと思ったから性欲を抑えた
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水樹奈々ボイスの美人な経産婦とかえっろ
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果南(落ち着け…相手は梨子のお母さんたぞ…!梨子じゃない梨子じゃない…)
果南「い、いや…!ただの生理現象ですから!」
桜内母「そ、そう…?」
ガチヤッ
梨子「ただいまー」
桜内母「梨子?おかえりなさい。」
梨子「あ、なんちゃん。来てたんだ。」
果南「うん…ちょっとね。」
果南(助かった…)
桜内母「あら?梨子、果南くんのことなんちゃんって呼んでるの?」
梨子「あっ…///」
桜内母「あら〜あなた達こっちが恥ずかしくなっちゃうくらいラブラブね!」
梨子「お母さん!もう!恥ずかしいから!!」
桜内母「ふふふっ。もうご飯できるから、手洗ってきなさい?」
梨子「もう!お父さんには言わないでね!」ダッ
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桜内母「果南くん?」
果南「えっ」
桜内母「梨子が変わったのはあなたのおかげなのかな。ありがとうね。」
桜内母「これからも梨子のこと、お願いしてもいい?」
果南「………はい、もちろんです。」
桜内母「ふふ、お願いね?なんちゃん♡」
果南「なっ………///」ドキッ
梨子「あー!ちょっとお母さんー!?今先輩のことなんちゃんって言った!?やめてよー恥ずかしい!」
桜内母「えー可愛いじゃない。なんちゃんって♡」
-
果南「ふふっ…」
梨子「先輩も笑わないでください!」
お母さんと戯れる梨子が可愛くて、そしてこの時間が愛おしいと思えて、
梨子のお母さんを避ける必要なんて無かったのかな、と思えてきた。
桜内「今日はなんちゃんはご飯一緒に食べていかないの?」
桜内母「遠慮しなくていいからね!果南くんならいつでも大歓迎だから!」
果南「あ、それじゃあ…」
もう少し、この空間にいたい。そう感じた。
-
〜コンクール当日〜
千歌「おーい、梨子ちゃーん!」
梨子「千歌ちゃん、わざわざ東京まで!?」
果南「千歌がどうしても見たいっていうからさ。」
千歌「お邪魔だった……?」
梨子「いや、全然!来てくれてありがとう!」
桜内母「梨子、大丈夫?その…」
梨子「うん、大丈夫。もう私、はっきりしたから!」
果南「梨子。」
梨子「………うん。見てて。」
果南「」コクッ
-
side梨子
「次、お願いします。」
梨子「はいっ!」
スタスタ
スーッ ハァ-
梨子(心が落ち着いてる。緊張もしていない。)
梨子(もう他人に期待されるだけのコンクールじゃない。)
スッ
梨子(私は、私のために曲を演奏するんだ…!)
-
side果南
〜♪
千歌「うわぁ…凄い……梨子ちゃんこんなにピアノ上手かったんだ……」キラキラ
桜内母「梨子っ……」グスッ
聴こえてくるのは、聴くもの全てを魅了させるような美しい旋律。
梨子の気持ちが、梨子の思いが伝わってくるような、そんな気がした。
果南(いつもの、いや、今まで聴いた中で1番の演奏だ!)
果南「弾けて、よかった…!」
-
梨子「」ペコッ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!
演奏中の静寂から一転、会場に溢れんばかりの激しい拍手が鳴り響いた。
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
桜内母「果南くん。」
果南「?」
桜内母「ありがとう……」グスッ
果南「俺はそんなに大層なことしてませんよ。梨子が頑張ったからです。」
桜内母「いーっぱい褒めてあげなきゃね。」
果南「そうですね。」
-
よかった…
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Pianoforte Monologueを弾いてるって勝手に脳内変換
-
〜宿泊ホテル〜
ガチャッ
梨子「ふー…外暑かったぁ…」
梨子「クーラーつけよ…」
果南「あ、待って。」
梨子「えっ?んっ…❤」チュッ♡
ドサッ
梨子「んちゅっ❤れろぉ❤」
果南「ズズズズズ❤ズチュッズチュッ❤」
梨子「んっ…ぷはぁ❤」
梨子「もぉ…急なんだから…❤」
果南「俺は梨子と汗だくエッチがしたい。」
梨子「ほんとなんちゃんそれ好きね。」
梨子「うん、いいよ。」
果南「服は…」
>>353
1.コンクール時の時の服を着たまま
2.生まれたままの姿
3.これ着て欲しい…
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2
-
えっろ
-
果南「梨子…❤」クチュクチュ♡
梨子「あっ…❤なんちゃん…❤」ンチュッ♡
果南「んっ…❤」チュッチュッ♡
果南「ぷはっ」ポンッ
果南「梨子のここ、もうとろっとろだね❤凄い滑るよ。」クチュクチュクチュ♡
梨子「んっ…あぁっ…❤そこっ…気持ちいぃ❤」
果南「梨子、コンクールお疲れ様。1番上手だったよ。」ナデナデ
梨子「んっ…❤ありがとう。好きな人に頭ナデナデされるの好きぃ❤」トロンッ♡
果南「梨子にはご褒美あげなきゃね。何が欲しい?」
梨子「なんちゃんずるい❤こんな状況で欲しいものなんて1つしかないですよぉ❤」
梨子「なんちゃんのご褒美おちんぽ、梨子のおまんこに早くちょうだい?」
果南「よく言えました♡」ナデナデ
果南「じゃあゴムつけて…」
梨子「あ、待って?折角だし、ご褒美に久々の生ちんぽ、欲しいな❤」
果南「え、でも…」
梨子「大丈夫。今日は出しても大丈夫な日だから。」
梨子「それに、もし妊娠しちゃっても、なんちゃんの子どもなら私嬉しいよ❤」
果南「………」
>>357
1.生挿入
2.ゴムをつける
3.射精前に抜くことにする
-
3
-
1
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どうなるか……
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どんな前世送ったら梨子ちゃんに生挿入なんてできるんですかねぇ…
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高校休んでじーちゃんの手伝いするような前世やろ
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選択肢だけで見ると危ない感じだけど大丈夫かな
シリアスならともかくエロシーンやり直しは流石にしんどいw
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あれ?永遠にBADEND繰り返せば何回でも梨子ちゃんに中出しできるのでは?
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果南「」ゴクッ
梨子に言われてからはずっとゴムを着けてきた。
ゴムを着けていても気持そちいいのだけれど、それでも生の時の感覚とは少し違っていて。
わずか0.01ミリでも、私と梨子の間には確かに壁があって。
でも、今度は梨子から誘ってきた。
何の遠慮もいらない。
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果南「入れるよ。生で。コンドーム着けないで。」
ピトッ♡
ギチチ
梨子「あっ…❤」
ズププッ!!
梨子「あぁぁぁ…!!」
-
パンッパンッ♡
梨子「あぁ…っっ!!これ凄い!生ちんぽ凄いぃ❤」
梨子「感覚はあまり変わらないのに!なんちゃんと直接繋がってるのが分かって凄く嬉しい!!」
果南「生気持ち良すぎる…!これ、コンドームしてるときと全然違う!」
梨子の体の汗が反射して妖艶に光っている。
コンクールの時にはととのっていた髪の毛もぐちゃぐちゃに乱れていて、体に引っ付いている。
汗がこんなにも梨子をエロくするとは思わなかった。
パンパンパンパンパンッ!!
クーラーもつけずに締め切った空間で獣のように貪り尽くすセックス。
果南「梨子っ梨子っ❤」フーフー♡
梨子「なんひゃん❤ひゅきっ❤ひゅきっ❤」グチュグチュ♡
正常位のまま前のめりになってキスをすると、自然にお互いの汗まみれの体が密着する。ぬめぬめしているのもまた心地よい。
-
こちらが頭を抱きしめるように手を回すと、梨子の方も手をこちらの首の後ろに回して、ギュウウと抱きついてきた。
果南「」フーフー♡
梨子「んっ…❤んんっ…うんんぅっっ❤」ビクッビクッビクッ♡
パンパンパンパンパンッ!!
お互い無言の静な空間に、梨子を突く音だけが響き渡る。
果南「どう?梨子、この曲。」ギシッギシッ♡
梨子「え?曲ぅ?」
果南「汗まみれの体が触れあうピチュッピチュって音と、ベッドが軋む音と、それから梨子と俺の腰が触れあう音。」
果南「まるで演奏みたいじゃない?」パンッパンッ!!
梨子「あっ…そうっ…かなぁ?」ビクッ♡
果南「そうだよ。それに1人じゃ奏でられらない。2人じゃないとこの演奏はできない。」
果南「これからもっ…梨子と2人で演奏したいな。」
梨子「私もっ…なんちゃんともっといっぱい演奏したぃぃ❤❤」ギュゥ♡
果南「あぁぁ…!梨子…!もう出そう……!」
梨子「出して!私の膣内で出して!!」
梨子「なんちゃんの赤ちゃんの素ご褒美に頂戴!
赤ちゃんの素、私の膣内にぶちまけてぇぇ❤❤」
ビュクッ♡ビュルルルルル!!!!!
果南「かはっ、んっ、んんん……!!」ビクッ♡
千歌「はぁ…はぁ…はぁ…」ピクッピクッ♡
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ってなんで千歌ちゃんが!?
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千歌ちゃん覗きオナニーはいかんぞ
-
>>365
すまぬ…なんだこれ
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梨子「はぁ…はぁ…疲れたぁ…」
果南「梨子、もうへばったの?最近体力ついてきたのに。」
梨子「そうだけど…なんでだろう。コンクール緊張してたのかなぁ…どっと疲れが…」ハァハァ
果南「梨子頑張ったもんね。いいよ。まだまだ時間はあるんだから、今はひとまず一緒に寝よう?」
梨子「うん…♡」
-
楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていく物で。
気がつけば私は浦の星を卒業していた。
進路は家のダイビングショップを継いだ。今は必死でじいちゃんに色々教えて貰っている。
果南(じいちゃんこんなに大変なことしてたんだなぁ…)
-
〜桜内家〜
ピンポーン
桜内母「はーい。あら、果南くん。」
果南「今朝良い魚いっぱい釣れたんで、お裾分けです。」
桜内母「ありがとうね。ここに来てからいーっぱいお裾分け貰えるから食費が浮いて助かるわ♡
さ、あがって?」
果南「ありがとうございます」ペコッ
-
果南「あ、お手洗いかりていいですか?」
桜内母「どうぞ。」
スタスタ
梨子「先輩もすっかり家に慣れたね。まるで家族みたい。」フフッ
桜内母「あら〜なんちゃんはどうしたの?」
梨子「もう!いつまで引っ張るの!なんちゃんは2人きりのときだけなの!」プンッ
-
ついに終わりかな…
-
ガチャッ
果南「ふー…」
梨子「」ガヤガヤ
果南(ん?)
桜内母「えぇ!?音大!?」
梨子「うん…コンクールの時お世話になってた先生に受けてみないかって。学校の先生も推薦してくれてるし…」
桜内母「それってどこの音大?」
梨子「東京…なんだけど。あっ、お金なら将来働いて絶対返すから!」
桜内母「別にお金の心配はしてないわよ…梨子が行きたいなら行かせてあげたいし、梨子なら行けると思う。」
桜内母「でも東京って…」
梨子「それにもし音楽で食べていくなら、東京住みになるかもしれない。この辺じゃ厳しいかもしれないし…」
梨子「果南くんは?彼、家業のダイビングショップ継いでるから、地元離れられないんじゃ…」
梨子「………………」
果南(えっ、なにそれ……)
-
桜内母「果南くんにはその事話したの?」
梨子「…………」
果南(聞いて……ない……)
果南(梨子が遠くに……?)
果南(何で相談してくれなかったんだろう……)
果南(梨子にとって私なんてその程度ってことだったのかな…)
果南(………これ以上聞くの辛いな。もうちょっとトイレに籠もってよう。)
-
〜ダイビングショップ〜
梨子「なんちゃんのお家久しぶりですね〜」
果南「うん…」バタンッ
果南「………」
あれ以来梨子や梨子のお母さんから梨子の進路の話は直接話されていない。
自分からも勇気が出ず聞き出せずにいる。
梨子にとって、私がその程度の存在だったと認めるのが怖いから…
果南「ねぇ、梨子……」
梨子「ん?何?」
果南「あの…その…」
果南(聞くなら今だ…)
>>379
1.梨子、音大行くんだって?
2.好きだよ…
3.エッチしたい
4.無理矢理押し倒す
5.……………
6.俺、そんなに信用ない……?
-
1
-
1
-
なかなか書き込まれなかったな
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明らかにBAD行きが混ざってますねぇ……
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どうなるんだ…
-
1年通して別れることがあったり再び鞠莉が絡んでくることがあったらと思ったけど流石にキリがないか
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梨子ずっとやってるとダレるしね
また別でやるでしょ
-
果南「梨子、音大行くんだって……?」
梨子「……!それ、どこで……」
果南「ごめん。お母さんと話してるとこ聞いちゃった。」
梨子「そう………」
果南「いつから…?」
梨子「コンクールの後、昔お世話になった先生に音大受けてみないかって言われてからじっくり考えてたんだけど、
3年生に上がって進路の話も出てきたし、受けてみようかなって…」
果南(そんな前から…)
果南(私、ずっと梨子と一緒にいたのに、なんにも知らなかった…)
梨子「………」
果南(黙っちゃった……)
果南(ねぇ、続きは?続きの言葉は?)
>>386
1.なんで、音大に……?
2.どうして言ってくれなかったの……?
-
2
-
果南「どうして言ってくれなかったの……?俺、そんなの知らなかった……」
梨子「私、なんちゃんが大好き。自惚れじゃなかったら、なんちゃんも私がなんちゃんを思うのと同じくらい私のことが好きかも知れない。」
梨子「だから、なんちゃんに言ったら、もしかして引き止められるかもしれないって……もし私が逆の立場ならそうしちゃうと思うから……」
果南(否定、できない…)
梨子「『いかないで』って言われたら、多分私、ここを離れられない……」
果南「………」
梨子「ずっと迷ってたんですけど私、音楽の道を目指してみたいって本気で思ったんです…!」
梨子「だから……」
梨子「黙っててごめんなさい……」
分かってた。梨子が何の理由も無しに隠し事するような子じゃないって。
それなのに梨子を信じ切れなかった自分が恥ずかしい。
-
〜〜〜〜〜
「鞠莉はさ、留学するべきだよ。」
〜〜〜〜〜
あの時は鞠莉の将来のためを思って離れたくない思いを抑えて、自分のエゴで送り出した。
だが今回は、逆に梨子が羽ばたいていくのを素直に喜べない自分がいる。
梨子と離れたくない。それどころが、鞠莉と同じく送り出さない方がいいのではないか、とすら思い始めている。
果南(私は、どうしたら……)
>>390
1.梨子を送り出す
2.いかないで
3.
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3はなんだ
-
1
-
果南(いや、答えはもう決まってる…)
果南「音楽は梨子が本当にやりたいことなんだよね。」
果南「なら、俺の考えは決まってる。」
梨子「………」
果南「音大、頑張って。応援してる!」
梨子「………うんっ!ありがとうっ!」パァァ
あぁ…この曇りのない笑顔。本当に梨子は心から音楽の道を望んでいるんだ。
私が我慢するだけで…………梨子も辛いかも知れないが、それで梨子が羽ばたけるならそれが1番いいに決まってる………
やりたいこともハッキリしなかった私とは違うんだ……
-
ー1年後ー
桜内父「梨子、1人ぐらしなんだから気をつけろよ!」
梨子「うん。」
桜内母「浮気しちゃだめよ?」
梨子「しないわよ!」
果南「梨子、いつでもここで待ってるから。」
梨子「うん……。」
-
ー5ヶ月後ー
梨子「久々だね、なんちゃん。」
果南「うん。」
梨子「ごめんね、忙しくてお盆にしか帰って来れなくて…」
果南「ううん。ラインで…会話できてるし、寂しくはないよ。」
梨子「今日はなんちゃんのとこに泊まってもいいですか?」
果南「うん!もちろん!」
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ー数年後ー
果南「梨子はさ、もう…進路決まったの?」
梨子「あ、うん。向こうの教授のツテでプロのピアニストの仕事に就けそうなの。
音楽で食べていくのは難しいってよく言われるけど、コンクールの優勝経験もあって、そこそこの収入は得られそう!」
果南「そう、よかった…」
果南「それも…東京…?」
梨子「うん……」
果南「そっか……」
大学が終わったら、一緒に暮らせるかもってちょっと思ってたんだけどなぁ……
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