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鏡 果南「え、誰このイケメン」��2
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前スレ989の続きから
鏡 果南「え、誰このイケメン」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1515893471/
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今度こそ鞠莉とダイヤは救われて欲しい
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まぁ基本おしっこ出すところなのでお察しください
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色んな日常の積み重ねがあってこそ、ラストまでにキャラに情が湧いたりカタルシスがあったりすると思っているのですが、自分は18シーン書くのに結構時間食われちゃううえに、流れに沿ってると18シーンがやたら多くなっちゃいそうです。思春期真っ盛りだから仕方ない。
なので、18シーンがほぼついてくるであろういちゃいちゃシーンを含む学校の日常やイベントとか本筋以外の部分を大幅カットすることにしました。実力不足によりグダグダ1キャラをずっと続けるよりは、いいかなと。
かといってそういうシーン皆無でもいけないし難しい…
本筋も別にそんなに引っ張るほど壮大な内容でも無いので、サクッと一旦終わらせて、本筋外の内容やシチュはオムニバス形式で別の場所で書くことにします。(本編攻略したらextraでそのキャラのシナリオ解放みたいな?)
このままだと梨子推しになっちゃうヤバいヤバい
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オムニバスとな
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くさっ!で笑ったわ
ビンタくらって当分させてくれなくなるのが普通よこんなんw
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果南ならつい言っちゃいそう(偏見)
多分鞠莉辺りならビンタする
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>>219
腐ったチーズとかザリガニとかそんな臭いらしい
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イケメンならセーフ
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そうか、汗びっしょりになった俺のスキニージーンズからザリガニの臭いすると思ったらまんこだったのか
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>>219
ピザポテト
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果南「」ハーハーハー…♡
梨子「なんちゃん…」ビクッ♡
果南「」ハーハーハー♡
梨子「いやぁ…そんなくさいところ嗅がないでぇ…」グスッ
果南「……梨子、泣いてるの?」
果南「ごめん、本気で嫌だった?」
梨子「」コクッ
果南「どうして?」
梨子「私のくさいところなんか…なんちゃんに嗅いで欲しくないから…」ヒグッ
梨子「なんちゃんには私の綺麗なところだけ見て欲しいから……なんちゃんに嫌われたくないぃ……」ヒグッ
果南「嫌いになんかならないよ。綺麗じゃないところももっと見せてほしい。梨子の全部が見たいし、それを愛したい。」
梨子「うぅ……そんなこと言われても……」
梨子「好きな人にくさいなんて言って欲しくないんですぅぅぅぅぅ……!!!!」
梨子「うわぁぁぁぁぁぁ……!!!」
果南(うわっ、これガチ泣きだ!)
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果南「それで、最初はちょっと……うって思ったんだけど、だんだんクセになってきてさ。」
果南「これからも嗅がせてもらっていいかな?」
梨子「………そんなに気に入ったの?」
果南「うん、梨子のにおいは全部好き♡」
梨子「前から思ってたけどなんちゃんって、においフェチ?」
果南「においフェチって?」
梨子「においに対してこだわりがあったり、興奮しちゃう人。」
果南「じゃあ当てはまるかも。
あ、でもちょっと違う。」
梨子「え?」
果南「私が好きなのは梨子のにおいだけだから。他の誰でもない、ね。」
梨子「なんちゃん……❤」
果南「顔もグシャグシャになっちゃってるし、とりあえず一緒にシャワー浴びる?」
梨子「うん……❤」
この後お風呂場でめちゃくちゃセックスしたことは言うまでも無い。
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梨子「さてと、昼間のうちにお布団干しとかなきゃ。何してたかバレちゃう!」
果南「玄関とかも換気もしてにおい消えてたし、大丈夫だと思うよ。」
梨子「服も洗濯したし、バレないはず……!」
梨子「ふぅ…時間に余裕があってよかったわ…」
しかし、この部屋にはまだそういう臭いがする。
原因は
梨子「………この使い終わったコンドームが詰まった袋どうしよう………」
梨子「これがある限りこの部屋から雄のにおいが消えることはないわ……」
果南「じゃあ俺が持って帰るよ。」
梨子「すみません、お願いできます?」
果南「うん、俺の家なら別に何も言われないだろうし。」
果南「においも取らないといけないし、今から持って帰るよ」ヒョイ
梨子「そうよね。コンドーム使い切っちゃったからえっちもできないですし。」
果南「……べ、へつに、だから早く帰るって訳じゃないからね……?」
梨子「わかってますよ❤」ニコッ
果南「う……」
今さっき言ったことは本当だ。別に梨子とは決して体目当てで付き合ってる訳じゃない。
それでも、梨子の純度100%の笑顔を見ると、なぜか罪悪感を感じた。
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果南「じゃあまた明日学校でね。」
梨子「うん❤」
果南「あ、そうだ。2日に1回くらい朝にランニングする?軽くでいいから。」
果南「一緒に学校行くついでにさ。」
梨子「え?一緒に学校……?」
果南「うん。駄目かな?」
梨子「いえ…私もなんちゃんと一緒に登校したいです!ランニングも頑張ってみます!」
果南「そっか、よかった。ダイヤと鞠莉はもう一緒に登校しないって言ってちょっと寂しかったんだ。」
梨子「え、どうしてですか?」
果南「彼女と一緒に行ってやれってさ。」
梨子「そう……なんですか。」
果南「うん。じゃあ行ってくる。」
梨子「あ、なんちゃん。待って。」
果南「ん?」クルッ
梨子「んんっ……❤」チュッ
果南「……!」
また、梨子からの積極的なキス。
果南「……///」ポワーン
梨子「行ってらっしゃいのキスです。」
梨子「行ってらっしゃい、あなた❤なんて。」
果南「う、うん…行ってくる
……///」
こんなの、夢中にならない訳が無い…
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おほーっ
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最高じゃないか…
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日付入れるの忘れた…
一応>>232は翌日ってことで
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こんな嫁が欲しかった
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前スレ落ちちゃったか
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それから数日、梨子とは毎日一緒に登校するようになった。
ランニングも続いていて、梨子は徐々に距離が長くなっても平気になっていった。
「あら〜今日も仲良しね〜」
果南「おばあちゃん、おはようございます!」
「梨子ちゃんもおはよう。」
梨子「おっ、おはようございます…」ペコッ
内浦の住民にも、単なる東京から越してきた人ではなく、住民としての桜内梨子として受け入れ始められていた。
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学校でも毎日一緒に登校しているおかげで、浦の星の生徒なら誰でも知っている美男美女カップルとしてやたらと有名になった。
果南「梨子、皆見てるし手繋ぐの恥ずかしい…」
梨子「大丈夫ですよ、皆私達が付き合ってることなんて知ってますから。」
果南「いや、そういう問題じゃなくて…///」
確かに当たり前の日常と化しているのか、物珍しげに見てくるような生徒はいない。
ダイヤ「ちょっとあなたたち!学校内で風紀を乱さないで!」
ダイヤ「神聖な学び舎で男女が、その……て、て、手を繋ぐなんて……///」
果南「ほら、梨子…こうなったらダイヤ五月蝿いから」
梨子「むー…じゃあ先輩、お昼休みにまた来ますね。」パッ
果南「あっ…」
ダッ
恥ずかしがっていたが、いざ手を離されると少し寂しいものがある。
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鞠莉「ほんとダイヤは硬いわねぇ」ポンッ
ダイヤ「鞠莉さん。」
鞠莉「なに?自分が付き合えなかったからって妬いてるの?」
ダイヤ「別にそういう、訳では…」
鞠莉「ちょっとはあるでしょ?」
ダイヤ「…………………」
鞠莉「そもそも、手を繋いでるだけでそんなに騒ぐこと?」
ダイヤ「破廉恥でしょ!///」
鞠莉「ダイヤはおこちゃまね〜」
ダイヤ「なんですって!?」
鞠莉「あんなにラブラブなのよ?きっともっと凄いことも……」
ダイヤ「も、も、もっと凄いこと………!?」
ダイヤ「…………///」シュゥゥゥゥゥ
ダイヤ「」ボンッ
ダイヤ「わ、私の目が黒いうちは校内でキスなんて絶対許しませんからね!!!」
鞠莉「あぁ……」
鞠莉(ダイヤの最大限想像できる限界がキスかぁ。可愛いわね。)
鞠莉(もしそれ以上のことを見ちゃったら泡拭いて倒れるカモ?)
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ダイヤさんかわいい
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〜3年教室〜
三浦「よう。朝から羨ましいぞ。」
「そうだぞ。浦の星で1番の美人落としやがって!」
「リア充死ね!」
「いや、1番美人なのは黒澤さんだろ」
「あれ怖すぎるって…」
「俺桜内狙ってたのに」
「お前じゃ無理だってww」
果南「はは、ごめんごめん。皆おはよう。」
すっかりクラスの男子と話すのも慣れてきた。寧ろ最近は女子と話す方が少なくなったせいか少し緊張する。
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三浦「あ、そうだお前ポニテの女の子の話知ってる?」
果南「なにそれ?」
三浦「浦の星でポニーテールの見たこと無い生徒を見たって人何人かいてさ。その子が浦の星の制服着てるのに、誰も見覚えが無いんだとよ。」
三浦「ここの生徒にポニーテールの子なんか殆どいないし、そもそも田舎だから校内の生徒なんか殆ど顔見知りだし。
それなのに誰も知らないって不気味じゃね?」
果南「そうかな…?誰かが気分転換に髪結んだだけじゃないの?それか運動するときに結んでそのままとか。」
三浦「一部では自殺した幽霊とかいう噂も…」
果南「ちょっと!俺がそういうの苦手なの知ってるでしょ!?やめてよ怖いのは!!」
三浦「ごめんごめん。あと気になるのがさ、」
三浦「その子、胸大っきいかな?」
果南「可愛いかな?とかよりも先に胸が出てくるのか…」
三浦「でも気になるだろ?」
果南「まぁ………」
大きい胸に惹かれる男子の感覚。
少し前まではいやらしいと思っていたが、悲しいことに自分もそれを理解しつつあった。
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〜梨子の部屋〜
梨子「〜♪」ポロ〜ン
果南(やっぱり梨子のピアノは落ち着く……)
梨子「どうですか?なんちゃん。」
果南「うん。もとからもの凄かったけど、最近もっと凄くなってる!音楽よく知らない俺でも凄いって思うんだから!」
梨子「ありがとうございます!先日なんちゃんが誘ってくれたダイビングのおかげで、表現力が増した気がします!」
果南「いや、ホントに凄いよ…」チラッ
エッチする時にはあまり気にしていなかったが、梨子の部屋の棚には、今まで取った大量のコンクールの優勝盾が飾られている。
梨子「リコーダーも得意ですよ?」ギュッ
梨子は片手で円筒を作るが、それは明らかにリコーダーを握る手の形では無い。
こんなエッチな娘に自分がしてしまい、なおかつ独占している。
そのことに罪悪感を感じると共に興奮する。
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果南「あれっ、コンクールの優勝盾、去年のは1つも無いの?」
梨子「あっ、それは…」
果南「うん?あっ」
ふと前の世界のことを思い出した。
そうだ。梨子はピアノを引けなかったんだ。こちらでもそうだったのだろう。
果南「もしかして、ピアノ引けなかったとか?」
梨子「えっ……!!?凄い……なんで分かったんですか!!?」
果南「あっそれは…ほら、梨子の彼氏だし……」
梨子「………実はそうなんです。高校生になってからのコンクールではなぜかピアノを引く手が動かなくて。
今までそんなこと一度もなかったのに……」
梨子「それからはコンクールでピアノを引くのが怖くなっちゃって、コンクールには出てないんです。」
果南「それで…」
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ピアノを「弾く」だな…
>>246
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世界線が混ざってる…?
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おらわくわくすっぞ
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wktk
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話動きそう
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果南「今年はどうするの?」
梨子「えっ?」
果南「今年も来てるんじゃないの?招待状。」
梨子「………ほんとになんちゃんは何でもお見通しですね。ちょっと怖いくらい。」
梨子「今年も一応招待は来てるんですけど、やっぱり怖くて……」
果南「………」
>>255
1.弾けなくなった理由を探ってみる
2.梨子が自信が持てるように励ます
3.コンサートを諦めるようアドバイスする
4.梨子の意見を聞く
5.梨子の母親に相談してみる
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>>252訂正
3.コンサートじゃなくてコンクール…
安価>>256
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1
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5
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1
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フライアブルハートみたいな感じだろうか…
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果南(弾けなくなった原因が分かれば何とかなるんじゃないかな……)
果南「思ったんだけど」
梨子「?」
果南「梨子がピアノを弾けなくなった原因が分かれば、コンクールに出られるんじゃない?」
梨子「えっ、あっ、はい。確かに…そうかもしれませんね。」
果南「詳しく聞いてもいいかな?」
梨子「……………………………はい。」
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梨子「コンクールのことは私にも分からないんです。」
梨子「でもなんだか、いつもとは違ってたような…プレッシャー感じてたのかな?」
果南「そのコンクールは特別なものだったの?」
梨子「いえ、別にそういうのでは…ただ」
果南「ただ?」
梨子「高校に上がってからもっと色んな人が参加するようになって、他のレベルも高くて…それでかもしれません。」
果南(うーん…)
>>260
1.それだ!
2.もう少し考えてみる
3.分からないのでやめる
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2
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果南(もうちょっと聞いてみよう)
果南「梨子は本番緊張しやすいタイプ?」
梨子「はい、私結構緊張しやすい方でして… でも、ピアノは今までは緊張せずに弾けてましたし、去年のも緊張って感じでは無かったような…」
果南「どんな感じか思い出せる?」
梨子「うーん………そうだ!
確か私、弾かなきゃって少し思い詰めてたかもしれません。もしかしたらそれかも。」
果南(うーん…)
>>262
1.それだ!
2.もう少し考えてみる
3.分からないのでやめる
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1
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果南「それだ!」
果南「きっとそれだよ!梨子って真面目だから考えすぎちゃってるんだよ!」
果南「俺みたいに何も考えずに自由に弾けばいいんじゃない?もっと軽く考えようよ。」
梨子「そう…ですかね?」
果南「コンクール、出てみない?きっと梨子なら優勝できるよ!」
梨子「…………なんちゃんがそう言うなら、出てみようかな。」
果南「うん!音楽のことは分からないけど、頭をからっぽにする方法なら教えられそうな気がする。」
梨子「ありがとうなんちゃん。私、頑張ってみる。」ニコッ
その時の私は、まだ梨子という個人を全然理解できていなかったんだと思う。
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〜コンクール当日〜
千歌「おーい、梨子ちゃーん!」
梨子「千歌ちゃん、わざわざ東京まで!?」
果南「千歌がどうしても見たいっていうからさ。」
千歌「お邪魔だった……?」
梨子「いや、全然!来てくれてありがとう。私頑張るからね。」グッ
果南(………)
果南「梨子、あんまり気負いすぎないでね。弾かなきゃって考えすぎないように。」
梨子「はい、私頑張ります!」
果南「あ、うん………」
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パチパチパチパチ
千歌「ほぇ〜皆凄いうまいねぇ」
果南「梨子の方が上手だけどね。」
千歌「おっ、言うねぇ。流石彼氏さん。」
千歌「あっ、次梨子ちゃんみたいだよ。」
果南「うん……」
大丈夫。今年は弾ける。
練習では全くと言っていいほどミスはしなかったし、本番も同じ事をするだけだ。
思い詰めすぎないようにするようにもしっかり言った。
大丈夫だ。後は梨子を信じるだけ……
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side梨子
「次、お願いします。」
梨子「はいっ!」
スタスタ
梨子(大丈夫。今年は弾ける。)ドクッドクッ
梨子(なんちゃんもあんなに強力してくれだんだもん。千歌ちゃんも来てるし、2人にかっこ悪いところ見せられない。)ドクッドクッ
梨子(それに今日は東京でお世話になった先生も来てる)ドクッドクッ
スッ
梨子(成功させる。優勝する。)ドクッドクッ
梨子(成功させなきゃ。優勝しなきゃ。)バクッバクッバクッバクッ
梨子(成功しないといけない!優勝しないといけない! 絶対!絶対!!絶対!!!)バクッバクッバクッバクッバクッバクッバクッバクッバクッバクッバクッ
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私には 音楽しか誇れる物がないんだから
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side果南
シーン…
千歌「あれ、梨子ちゃん…?これ始まってる?」
ザワザワザワザワ
梨子「あ…あ…」プルプル
果南「………っ!」
果南(まさか、また!?)
果南(思い詰めないようにって言ったのに!)
果南(原因が違ったのか、それとも……!?)
果南(どうしよう。私のせい?私がちゃんとした原因も分からず無理にコンクールに出させちゃったから!?)
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ポンポン
「桜内さん」
梨子「あっ…はい…………」プルプル
ザワザワザワザワ
果南(くっ………私の、せいだ……)
果南(私が…私が……!)
-
ーーーーー
〜桜内家前〜
千歌「」クシュン
千歌「ひゃぁ〜寒いね〜」
果南「冬だもん。そりゃあ寒いよ。」
千歌「そっかぁ、もう冬かぁ…来年は私も進路決めなきゃ行けないのかぁ。」
千歌「ね、おにぃはもう進路決まってる?決まってるよね、じゃないとヤバいもんね!」
果南「え、あ、うん…ダイビングショップ、継ぐんだ。」
千歌「へぇ、やっぱり。私はどうしよっかなぁ……継ぐのは志満ねぇだけど、私も働かせてくれるかなぁ。美渡ねぇは普通に会社に就職しちゃったし。」
進路に関しては、あの時適当に書いた家業のダイビングショップを継ぐ、ということになった。
ダイビングは好きだし、小さい頃から何となく家を継ぐのかな、と思っていたから特に文句は無い。
しかし、将来に関しては分からなくなっていた。当時はずっと梨子と一緒にこれから過ごしていく、と思ってたんだけど……
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梨子ちゃん……
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ピンポーン
ガチャッ
桜内母「あら、毎日ごめんなさいね。」
果南「いえ……」
梨子がこうなってしまったのは私のせいだから。
何度も言おうとしたが結局怖くて黙ったままだ。
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〜桜内家〜
コンコン
桜内母「梨子〜今日も果南くんと千歌ちゃん来てくれたわよー。」
「……………」
桜内母「はぁ…………
コンクールの結果なんて気にしなくていいのに……」
千歌「梨子ちゃーん、皆心配してるよー?千歌も寂しいよ…」
果南「すみません。ちょっと梨子と2人にしてもらっていいですか?」
桜内母「………えぇ。行きましょう千歌ちゃん。」
千歌「うん…」
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果南「梨子…」
「ナサイ……」
果南「………」
「ゴメン……ナサイ……ゴメン……ナサイ……」
果南「梨子、ごめん。俺のせいだよね。軽く考えようよなんて言ったけど、梨子にとってコンクールは、音楽はそんな簡単な物じゃなかったんだよね。」
果南「無責任なこと言ってごめん。何度でも謝るから…何でも言うこと聞くから……だから…………」
果南「顔、見せてよ………梨子と触れ合いたいよ……梨子………」
果南「……………」
果南(ダメだ………)
梨子が自分せいで引きこもってしまったことの罪悪感と梨子と長い間触れ合えないことにより、私は着実に気力を奪われていっていた。
もちろん、梨子の苦しみに比べれば些細なことだろうが…
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バタン
千歌「どうだった?」
果南「今日もダメだった…」
千歌「はぁ…梨子ちゃんどうしちゃったのかなぁ……千歌にも何か手伝えることあればいいんだけど。」
果南「………ねえ、俺、梨子に合う資格あるのかな。」
千歌「何言ってるの?おにぃは梨子ちゃんの彼氏さんでしょ?おにぃが行かなくて誰が行くの!」
果南「そりゃあ、精神に詳しい人とか、担任の先生とか…」
千歌「そうかもしれないけど!梨子ちゃんにとって1番心の支えになるのはおにぃじゃないの!?」
果南「違う…!」
千歌「えっ!?」
きっと梨子は俺のこと恨んでる。当然だ。自分の人生を私のせいで台無しにされたんだから。
普通に学校に通って普通に卒業して、ということができなくなってしまった。このまま行けば留年。そもそもこの状態から回復するかも分からない。
果南「私が、梨子と関わらなければ梨子は普通に暮らせたんだ…」
果南「………っ!?」
その時、急に意識が遠のいていくのを感じた。
千歌「どうしたの!?おにぃ!?」
果南「分かんないっ……」
なんだろうこれ。私、死ぬのかな。
だとしたらこれは、梨子を傷つけた私への罰なんだろうな。
丁度良い。梨子の改善に自分が力になれることは何も無い。なら私はこれ以上梨子を傷つけないように消えた方がマシだ。
もう梨子と一緒にはいられない。
ならもう生きている意味なんて
梨子と一緒にいられないなら……
ーーーーーーーー
END
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BADエンドじゃねぇか
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えっ
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>>261からやり直させてくださいなんでもしますから
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>>252か>>261あたりがダメだったのかな
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BADENDあるのか
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やり直しを求む
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お前..まさか既に何度も..!
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ピィ〜
|c||^.- ^|| さぁみんな、スタジアムに集まれ〜!
|c||^.- ^|| お初にお目にかかります。私ブッブと申します。
⌒°( ^ω^)°⌒ 妹のうゆゆです。
|c||^.- ^|| BAD ENDなんてブッブ〜〜〜ですわ!
|c||^.- ^|| みんな、ちゃんとしましょうね?
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|c||^.- ^|| ここは選択肢を間違え、BAD ENDを迎えてしまったみんなの悩みを即時解決するお助けコーナー~ブッブースタジアム~ですわ!
⌒°( ^ω^)°⌒選択肢を間違えた?本当にそうなのかな?
|c||^.- ^|| えっ
⌒°( ^ω^)°⌒ 人生は常に選択の連続。そんな中ルビィ達はいくつもの選択をしていくんだ。
⌒°( ^ω^)°⌒ 人生に正解なんて無い。故に、選択肢にも正解なんてないってルビィは思うな。
⌒°( ^ω^)°⌒ しかもお姉ちゃんBAD ENDって言ったよね?でもBADなんてどこにも書いてないよ?
|c||^.- ^|| 💦そっそれは…
⌒°( ^ω^)°⌒ これも1つの結末の形。これはこれでいいんじゃないかな?さ、次いこ。
|c||^.- ^|| ちよっ、ちょっと待ちなさいルビィ!
⌒°( ^ω^)°⌒ なぁにお姉ちゃん?
|c||^.- ^|| それではこのコーナーの存在意義が無くなってしまいますわ!
|c||^.- ^|| それにどう見てもBAD ENDでしょ!果南さんなんか凄い不自然に意識失ってますし!
⌒°( ^ω^)°⌒ 持病かなんかじゃない?
|c||^.- ^|| 違いますわよ!たぶん!
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俺がミスったせいでとんでもないことになってた・・・
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|c||^.- ^|| は、話を戻しますわよ…
|c||^.- ^|| 今回の果南さんは…
|c||´.-`|| どうやら梨子さんの思いを理解しきれなかったみたいですわね…
|c||´.-`|| 果南さんの健闘虚しく「弾かなきゃ」という思いに囚われすぎてしまったようですわ。
|c||^.- ^|| ルビィ、今回の対策は?
⌒°( ^ω^)°⌒ うゆ、コンクールに出ない!
|c|| ���. - ��� || それは少し極端ですわね…
確かに梨子さんが引きこもることはないでしょうが、それは傷つきたくないから家から出ない、というようなものですわよ。
|c||^.- ^|| その後の展開を見てみると、どうやら梨子さんのコンクールでピアノを弾く動機は「成功させなきゃいけない!」となっています。
|c||^.- ^|| 外発的動機づけが脅迫観念となり、プレッシャーに弱い梨子さんは潰されてしまったようですわ。
|c||^.- ^|| 今度はコンクールでピアノを弾けなかった原因では無く、ピアノを弾く動機に着目してみるといいかもしれませんね。
-
⌒°( ���. ω ��� )°⌒お姉ちゃん、文字化けしてるよ。
|c||^.- ^|| 真似しなくていいですわ!!
|c||^.- ^||今回のような突発ENDは至る所にちりばめられているので、セーブをかかさないようにするといいですわ!
⌒°( ^ω^)°⌒ お姉ちゃん、これオートセーブだよ。
|c||^.- ^||そうでした…
-
|c||^.- ^||それでは、今回はここまで。これで私達に会うのが最初で最後になることを祈りますわ。
⌒°( ^ω^)°⌒ みんな、またね〜
|c||^.- ^||……………
-
果南「今年はどうするの?」
梨子「えっ?」
果南「今年も来てるんじゃないの?招待状。」
梨子「………ほんとになんちゃんは何でもお見通しですね。ちょっと怖いくらい。」
梨子「今年も一応招待は来てるんですけど、やっぱり怖くて……」
果南「………」
>>291
1.弾けなくなった理由を探ってみる
2.梨子が自信が持てるように励ます
3.コンサートを諦めるようアドバイスする
4.梨子の意見を聞く
5.梨子の母親に相談してみる
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4
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2?
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千歌ちゃんの名言にならってやりたいからやる、が正解か?
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果南「大丈夫だよ。梨子ならきっとできる!」
梨子「えっ」
果南「俺、梨子のピアノ凄く好きだからさ、コンクールでも聴かせてほしいな。」
果南「梨子の実力は俺が保障するから。」
果南「きっと今の梨子に足りないのは自信だよ。」
果南「がんばって」
梨子「…………うん。」
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だめみたいですね…。
4なのかな。
過去の安価でもしも果南が我慢できずにゴム無しで無理やりやってたら梨子妊娠バッド立ったのかな…
-
side梨子
〜コンクール当日〜
「がんばって」
「がんばって」
「がんばって」
なんちゃん、お母さん、千歌ちゃん。色んな人に言われた「がんばって」という言葉が私の頭を永遠とループしていた。
「うん、がんばる。」
何の為?
誰の為?
分からない。
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そもそもコンクールに出はじめたのはどうしてだっけ。
音楽は確かに好きだ。でも、それなら別にコンクールに出る必要は無い。
「凄い梨子!あなたピアノ上手ね!」
「梨子ちゃんはピアノが上手だね。どう?コンクールに出てみない?」
そうだ、思い出した。私は期待されてるんだ。
「桜内さん、あなたには音楽の才能があるわ!音ノ木に特待生として来てみない?」
私は音楽の才能がある。
「桜内。お前には期待してるぞ!」
私には音楽の才能しかない。
だから。
果南『俺、梨子のピアノ凄く好きだからさ、コンクールでも聴かせてほしいな。』
「コンクール……がんばらなきゃ。」
-
スッ
梨子(あれっ)
ザワザワザワザワ
梨子(どうして……?手が、動かない…?)プルプル
梨子(なんでなんで!?動いて!早く弾かないと失格に…!)プルプル
ポンポン
「桜内さん」
梨子「あっ…」
スタッフの人に肩を叩かれて、肩の力と共に全身の力が抜け落ちたような感じがした。
梨子「…はい…………」スッ
私は、今年もピアノを弾けなかった。
-
〜〜〜〜〜
既読スキップ
〜〜〜〜〜
果南「私が、梨子に余計なことを言わなければ、きっと今も普通に暮らせていたはずなんだ…」
果南「………っ!?」
その時、急に意識が遠のいていくのを感じた。
千歌「どうしたの!?おにぃ!?」
果南「分かんないっ……」
なんだろうこれ。私、死ぬのかな。
だとしたらこれは、梨子を傷つけた私への罰なんだろうな。
丁度良い。梨子の改善に自分が力になれることは何も無い。なら私はこれ以上梨子を傷つけないように消えた方がマシだ。
もう梨子と一緒にはいられない。
ならもう生きている意味なんて
梨子と一緒にいられないなら……
ーーーーーーーー
END
-
ピィ〜
|c||^.- ^|| …………
|c||^.- ^||会うのは 最初で最後になるといいですわねと言ったそばからここに来てしまいましたわね……
⌒°( ^ω^)°⌒ 選択肢が難しすぎるよ!
|c||^.- ^|| そ、そんなこと!ない…はずですわ……
-
|c||^.- ^||でも、これで1つ新たな発見がありましたわね。
|c||^.- ^||BAD ENDの大まかな流れは同じですが、過程の描写が若干違いましたわね。これで梨子さんについてより詳しくなれたのではないでしょうか?
⌒°( ^ω^)°⌒ そうだね。ルビィが実は梨子ちゃんの妹だったなんて。
|c||^.- ^|| そんな描写さっきのシーンにはありませんでしたわよ!あなたはお姉ちゃんの妹よ!
|c||^.- ^||梨子さんはどうやら多くの方からの期待を背負ってコンクールに出て、更にそれがピアノを弾く理由になっているようですわね。
|c||^.- ^||果南さんの「がんばって」という言葉は、梨子さんの助けになるどころが、期待値を更に上げてプレッシャーになってしまったようですわ。
⌒°( ^ω^)°⌒梨子ちゃんメンタル不安定すぎない?
|c||^.- ^||こらっそんなこと言わないの!
-
たぶんここ>>261でもう少し踏み込まないとダメだったんだと思う
何故弾かなきゃいけないなんて考えてるのかを
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|c||^.- ^||果南さんは梨子さんに足りないのは自信なんてニブチンなこと言ってましたが、私には梨子さんが必要なものは何か別にあるような気がしますわ。
でも、梨子さん自身もそれを自覚していないように思えます。
〜〜〜〜〜
山田『自分の情報網によると、精神が不安定になると上手くピアノが弾けなくなるらしい。』
〜〜〜〜〜
|c||^.- ^||また、山田さんの情報網からも分かるとおり、現時点では梨子さんはコンクールでピアノを弾ける状態では無いようです。
まずはこの問題を解決しないといけないようですわね!
⌒°( ^ω^)°⌒ 凄い!流石おねいちゃあ!そんな昔のテキスト誰も覚えてないよ!
|c||^.- ^|| 私もさっき思い出しましたわ……
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えっ、どうしたんだ
急にクソ難しくなってんじゃん
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|c||^.- ^||BAD ENDといっても、きっと果南さんなりに相手のことを気づかって行動した結果ですわ。それが例え空回りしたとしても…
|c||^.- ^||だから気に病む必要はありませんわ。他人の気持ちなんて完全に理解できるわけないのですから、何度もぶつかって、少しづつ相手のことを理解していけばいいのですわ。
|c||^.- ^|| それじゃあルビィ?そろそろコーナーを締める時間ですわ。これからどうすればいいか分かりますか?
⌒°( ^ω^)°⌒ はーい!安易な行動はせず、梨子ちゃんについてもっと理解しようと思いまーす!
|c||^.- ^|| はぁいよくできまちたねぇ。流石は我が妹!
ここを突破できれば、また素敵ないちゃいちゃタイムが待っているはずですからがんばってください!
⌒°( ^ω^)°⌒安易な励まし……
|c||^.- ^||………………
|c||^.- ^||それでは今回はここまで!次回もお待ちしておりますわ!
⌒°( ^ω^)°⌒結局来る前提なんだ…
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[既読]
果南「今年はどうするの?」
梨子「えっ?」
果南「今年も来てるんじゃないの?招待状。」
梨子「………ほんとになんちゃんは何でもお見通しですね。ちょっと怖いくらい。」
梨子「今年も一応招待は来てるんですけど、やっぱり怖くて……」
果南「………」
>>307
1.弾けなくなった理由を探ってみる
2.コンサートを諦めるようアドバイスする
3.梨子の意見を聞く
4.梨子の母親に相談してみる
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タイガー道場じゃないか…。
3
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3
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奇跡的に今まで外れを引かなかったということかな?
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しかしこのペースだと全員分はいつなのかな…このSSのおてんば千歌が照れるようなところがみてみたい。
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果南「梨子は、どう思ってるの?」
梨子「え?」
果南「コンクール。出たい?」
梨子「出たいって……?」
果南「返事は出したの?」
梨子「いいえ、まだです。」
果南「じゃあ、まだ迷ってるわけだ。」
梨子「…………私、分からなくなっちゃったんです。コンクールに出る意味が。」
果南「意味…?」
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梨子「はい…高校に上がるまでは毎年の事だと思って普通に参加してたんです。」
梨子「でも、高校で弾けなくて、それからなんでコンクールに参加してるか分かんなくなっちゃって…」
梨子「それに、また弾けなかったらって思うと…やっぱり怖くて。」
梨子「自分が恥をかくだけじゃなくて、皆の期待を裏切っちゃうことにもなるから…」
果南「梨子…」
どうやら梨子がコンクールにかける思いは想像以上に深い物なようだ。
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ミスるとその分長くなるからなぁ…責任の重圧増した感ある
小心者としては俄然安価取りづらくなってつらい
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やり直させてください!って言って意気揚々と安価取ってしくじった俺がいるから気にすんな、梨子ちゃんのこと思うと胸が痛い
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やり直させてください!って言って意気揚々と安価取ってしくじった俺がいるから気にすんな、梨子ちゃんのこと思うと胸が痛い
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>>312
その分即死エンドっぽいしへーきへーき
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選択支ミス=即死亡なゲームになった
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果南「よし、今日はもう帰るよ。あんまり悩みすぎるのもよくないしね。」
梨子「えっ、あっ、はい…」
梨子「すみません、急にこんな暗い話しちゃって…」
果南「いや、いいよ。俺、梨子の事全然知らなかったんだなぁって。コンクール毎回優勝して凄いなーとしか思わなかったよ。」
果南「それだけ周りから期待されてるってことなんだよね。」
梨子「…………」
果南「コンクールの参加受付っていつまで?」
梨子「来週です。」
果南「じゃあ来週までゆっくり考えよう?」
梨子「はい…」
果南「じゃあ明日また学校でね。」チュッ♡
梨子「んっ…♡」
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ガチャッ
果南「お邪魔しましたー。」
桜内母「あら、果南くんもう帰っちゃうの?」
果南「!」
見つかってしまった。
桜内母「ご飯食べていけばいいのに。」
果南「いやぁ、そんな、悪いですよ…」クルッ
私は梨子のお母さんがどうも苦手だった。
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なぜかというと…
果南「………///」
果南(やっぱり……余りにもそっくりすぎる…!)
梨子のお母さんは、高校生の娘がいるとは思えないほど見た目が若く(実際若いらしい)、まるで少し成長した梨子そのものだったからだ。
果南「あ、あの…俺もう帰りますね……!///」
桜内母「気をつけて帰ってね〜」
果南「は、はい…///」
少し下半身が反応し、ドキドキもするが、別に浮気ではないはず……
仮に浮気だとしたら相手は彼女の母親…不倫…?
果南(常識的に考えてヤバいでしょ…)
自分が梨子相手に制御が効かないのはわかっている。それが仮に梨子のお母さん相手にもそうだったら…?
そう思うととても怖くて近づけない。
間違いを起こさない確実な方法はただ1つ。深いお付き合いをしないこと。
果南(だからできればあんまり関わりたくないんだよなぁ…)
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