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穂乃果「安価で町を作るよ!」★2

1名無しさん@転載は禁止:2017/06/19(月) 04:55:05 ID:M242jJ7c


※前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1491523416/あきああたた

393ID:yOalPPig:2018/06/21(木) 18:12:44 ID:tzUMgjwU
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『そんな高利貸しの元へお金を借りにやってきた商人たち!』
 
友人1「やっぱりやめない?高利貸しとは口論になったばかりなんでしょ?」
 
友人2「商人ちゃんってば高利貸しさんの部屋から顔真っ赤にして出てきてたし、さぞ激しい口論だったんだろうねぇ…」
 
商人「激しいって…あれは至近距離だったからつい魔がさしたというか…////」
 
友人1&2「ん?」
 
商人「とにかく!高利貸しさんにお金を借りられたら、大富豪の娘ちゃんと友人1ちゃんが結婚できるんだから!」
 
友人1「まだそうと決まったわけじゃ…」
 
友人2「結婚できれば大富豪の娘ちゃんをハグし放題!」
 
友人1「行こう!!お金を借りに!!」
 
商人「友人2ちゃんナイス!」グッ
 
友人2「ふひひ」グッ
 
商人&友人1「たのもぉ〜!」
 
門についてる音がするやーつ「」カンカンカン
 
ハイハ-イ
スタスタスタ
 
召し使い「あら?商人じゃない、また高利貸しに文句を言いに来たの?もとい…」
 
召し使い「再び我が主に聖なる杭を打ち付けに来たのか…懲りない奴め…くっくっく…」←堕天のポーズ
 
商人「あ、召し使いちゃんこんにちは〜!今日はそういうんじゃなくてね…」
 
召し使い「こんにちは〜…って、私は召し使いじゃなくて吸血鬼に取り入ろうとしている道化師よっ!」ダン!
 
友人2「あー…最近はそういう設定なんだね…」
 
友人1「道化師どの、ご機嫌麗しゅう」ペコリ
 
召し使い「ご、ご機嫌麗しゅう…/////」アセアセ
 
友人1「今日は高利貸し…いや、吸血鬼にお願いがあって来たんだ 繋いでくれるかい?」
 
召し使い「わ、わかりました…しばしお待ちを…」ペコリ スタスタスタ
 
商人「おぉ…召し使いちゃんとのめんどくさいやり取りをいとも簡単に…」
 
友人1「ん?私は召し使いのこういうの嫌いじゃないよ?なんか楽しいじゃん」アハハ
 
商人「意外と気が合うのかもねぇ…友人1ちゃんと召し使いちゃん」
 
友人2「結婚が決まったら雇ってあげたら?高利貸しさんの待遇に不満があるみたいだし」
 
友人1「う〜ん…私としても使用人に知ってる人がいるのは助かるし、考えとくよ」
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
雪穂「皆はたまに素が出ちゃってるけど…」
 
印刷屋「学者は言われなければ学者だとわからないほど溶け込んでいるな」チラシのキャストの欄ペラリ
 
哲学者「完璧な演技であります!」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「この劇場、満席ね…」ポップコーンポリポリ
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「そうね、完ッ全に…言わないわよ」ポップコーンポリポリ

394名無しさん@転載は禁止:2018/06/21(木) 18:54:35 ID:.K5Rg.dM
なんか強そうな人達達来てる!?

395名無しさん@転載は禁止:2018/06/22(金) 21:21:49 ID:atf8wBII
おでこさんはほのキチなんだろうか

396ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:32:00 ID:br9Q3Ugo
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『なんやかんやで高利貸しの部屋にやってきた3人!果たしてお金は借りられるのか〜!』
 
高利貸し「私のお金の貸し方に異を唱えた商人さんが…」
 
高利貸し「私にお金を借りに来た…と?」
 
三人「…」ゴクリ
 
◇◇◇
 
高利貸し「チャンスですわ!チャンスですわ!チャンス到来ですわぁ〜!!」
 
高利貸し「これは私を辱しめた商人さんをギャフンと言わせるチャンスに他なりませんわ!!」
 
高利貸し「狡猾に、冷酷に、徹底的に…潰す!!」
 
高利貸し「商人さんに情けなどかけません!!例え高利貸し家が滅ぶことになろうとも!!」
 
◇◇◇
 
高利貸し「…先日、商人さんは私を卑しい牝犬と罵りました」
 
友人2「そんなに激しい口論をしてたんだね…」
 
商人「そ、それは…高利貸しさんがメスの顔をしてたからノリで…////」
 
高利貸し「そんな牝犬に…お金を貸して欲しいと?そうおっしゃいましたか?」
 
商人「お、おっしゃいました…」
 
高利貸し「はっ!ジャリガキならまだしも…犬畜生にお金をどうこうできるわけがありませんわよねぇ?」
 
商人「それは…」
 
友人1「お金を借りるのは無理っぽいね…諦めy」
高利貸し「ふふふっ、冗談ですわよ」ニコッ
 
三人「えっ…?」
 
高利貸し「あなたが望むのなら、この牝犬めはあなたの友人になりましょう」
 
高利貸し「いくらでもお貸しいたします」
 
高利貸し「もちろん、友人ですから利子もいりませんわ」
 
エエエェェ〜!?

397ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:54:20 ID:br9Q3Ugo
 
高利貸し「召し使いさん!金庫を持ってきなさい!」パンパン
 
召し使い「…かしこまりました」ペコリ スタスタスタ
 
商人「本当に…いいの?」
 
高利貸し「ええ、私とあなたは友人ですもの」
 
高利貸し「もちろん、口約束ではなく借用書にサインはいただきますが…」ペラリ
 
友人1「だ、大丈夫かな…?」ヒソヒソ
 
友人2「何か騙されてない?」ヒソヒソ
 
商人「…」←借用書眺め
 
商人「これ、この『踏み倒した際の罰則』の所が空欄になってるけど…」ペラリ
 
高利貸し「…」ニヤリ
 
高利貸し「そうですわねぇ…あなたが踏み倒すわけがない…とは言い切れないのが正直な所」
 
友人2「そんな!商人ちゃんがそんな事するはずないよ!」
 
商人「待って友人2ちゃん…それは私と友人1ちゃんや友人2ちゃんの信頼関係があっての話でしょ?」
 
商人「高利貸しさんが私の事を信頼しきるってのは…」
 
高利貸し「はい、友人になったとはいえ…ほんの少し前までは犬猿の仲…」
 
商人「さすがにこの罰則は空欄ってわけにはいかないよね…」
 
高利貸し「しかし、あまり重い罰則ですと友人としては…どうしましょうか…」
 
召し使い「ご主人様、金庫をお持ちしました」ヨイショ
 
金庫「結構重いやで」ゴトン
 
高利貸し「…そうですわ!」ポン
 
高利貸し「私は吸血鬼…」
 
召し使い「へっ…!?」
 
商人「それは召し使いちゃん設定の話じゃ…」
 
高利貸し「はい、その設定を生かして…こんなジョークはどうでしょうか?」サラサラカキカキ〜
 
借用書の罰則「『期日までに返済しなかった場合、商人の心臓に近い部分の肉を高利貸しの所有物とする』」ばばん!
 
商人「こ、これは…」
 
高利貸し「It's吸血鬼ジョークですわよ♪」ニヤァ
 
友人1「商人の心臓に近い部分の肉…?」
 
友人2「それってもう…」
 
友人2「『商人っちのちちっち』じゃん!!」ばばばばん!
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
鞠莉「oh〜…『商人っちのちちっち』を所有物にするなんて…うらやまけしからんデ〜ス♪」
 
千歌「うぅ…/////」胸を隠し
 
騎士「高利貸し役の方…なかなか魅せますわね」
 
盗賊「ぅゆ…ガールズバンドのキーボードの子だよ?」
 
騎士「ガールズバンドですか…機会があれば森林地域でも演奏していただきたいですわ」

398ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:58:18 ID:br9Q3Ugo
あ、ルビィだった(笑)
まいっか

399名無しさん@転載は禁止:2018/06/23(土) 12:04:48 ID:YiEjv2hw
一応たまに出る素と観客の反応で誰が何を演じてるのか判るのね

400ID:yOalPPig:2018/06/24(日) 21:28:41 ID:nuXc61SU
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『浮かれ気分の契約を交わしてお金を借りた商人!そんな商人を心配する友人1と友人2だけど…』
 
友人1「本当にあんな契約を交わして大丈夫なの…?」
 
商人「だーいじょうぶだって!三日後には船も戻ってくるし、高利貸しさんもジョークだっていってたじゃん!」
 
友人2「でも…もし何かあったら『商人っちのちちっち』が高利貸しさんに…」
 
商人「そ、その時はその時だよ…//////」
 
友人2「むぅ…」
 
商人「そんなに心配なら…このお金でさくっと結婚決めて財産を手に入れちゃってよ!ね?」
 
友人1「財産の為に結婚するわけじゃないけど…わかった」
 
商人「うん!私は船を待たなきゃだからお婿さん探しにはついてけないけど…」
 
友人2「だったらお婿さん探しは私が付き添おうか?」
 
友人1「それは心強いな、よろしく頼むよ」
 
ア…アノ…
 
三人「…ん?」クルッ
 
召し使い「…これ、忘れ物よ!」スッ
 
友人1「あっ…私のダンベルだ…ありがとう召し使い、じゃなくて道化師か」ペコリ
 
召し使い「い、いえ…////」
 
商人「…そうだっ!召し使いちゃん!友人1ちゃんがもうすぐ大金持ちになる予定なんだけどさ、よかったら使用人として雇われない?」
 
召し使い「えっ…?」
 
友人1「あははは…まだ決まったわけじゃないってば…でも、召し使いがよかったら…どうかな?」
 
召し使い「かかかかか考えとくわ!それじゃ、ご、ご機嫌よう!/////」ペコリ スタスタスタスタ
 
商人「まんざらでもなさそうな感じだったね!」
 
友人1「どうだろう…高利貸しに随分こき使われてるみたいだったし、来てくれたらありがたいね」
 
友人2「はぁ〜…友人1ちゃんってば罪作りな女だよ、まったく」
 
〜♪

401名無しさん@転載は禁止:2018/06/26(火) 15:28:27 ID:1oqMXG3Y
あの人がよ・・・テイマーっぽい演技をしてる図が想像出来ねぇw

402ID:yOalPPig:2018/06/27(水) 00:03:57 ID:55UCPHbU
 
〜♪
 
ナレーション『翌日、高利貸しは…なんだかご機嫌みたいだね〜』
 
高利貸し「私は吸血鬼〜♪」
 
高利貸し「商人さんを〜♪」
 
高利貸し「ギャフンと言わせる為に〜♪」
 
高利貸し「ふふふんふふ〜ん♪」
 
召し使い「ご主人様、言われた物を買ってきました」
 
高利貸し「あら、ありがとうございます♪」カチャカチャ ゴトリ
 
買い物袋「」ガサコソ確認
 
高利貸し「確かに…下がっていいですわよ〜」
 
召し使い「失礼します」ペコリ チラッ
 
高利貸しが手入れしていた猟銃「」どん!
 
高利貸しに言われて召し使いが買ってきた肉切り包丁「」どどん!
 
召し使い「…」スタスタスタ
 
◇◇◇
 
スタスタスタスタ
 
召し使い「やばいやばいやばいやばいやばい!」
 
召し使い「商人とあんな契約交わした翌日にあんなものを用意して…完全にやばいやつじゃない!」
 
召し使い「このままここに仕えてたら…私まで犯罪者に…?」
 
首ブンブンブン
 
召し使い「いくら私でも社会的にダークサイドに堕ちる気なんかないわよ!」
 
召し使い「そうだっ!ここを出て…友人1さんの使用人になれば、私も逃げられて商人の命も救える」
 
召し使い「…かもしれない」
 
召し使い「でも…このままただ出てくだけってのも癪ね」
 
召し使い「…」
 
召し使い「溺愛しているあの子が居なくなれば、意気消沈して商人どころじゃなくなるかも…?」
 
◇◇◇
 
高利貸し妹「ぅゆ…?」ポケー
 
〜♪

403ID:yOalPPig:2018/06/27(水) 20:02:52 ID:55UCPHbU
 
〜♪
 
ナレーション『ところ変わって隣町のウチウラでは〜…大富豪の娘のお婿さん探しで大にぎわい!』
 
大富豪「はっはっはー!私が大富豪である!娘の婿殿は…心・技・体を兼ね備えた屈強な人物でなければならぬ!」
 
大富豪「よって…婿探しは『とらいあすろん』によって決めるものとする!」ばばん!
 
大富豪の娘「シャイニー☆友人1〜!ぶっちぎりで優勝するのよ〜!」←優勝賞品のタスキかけ
 
侍女「…」←準優勝賞品のタスキかけ
 
侍女「なんで…」
 
侍女「なんで私まで賞品にされてるんですかっ!」ナミダメ-
 
大富豪の娘「oh…あなたも年頃だし〜?いつまでも薄い本が夜のお供じゃ寂しいでしょう?」
 
侍女「ななななな何をいっているのーっ!!//////////」カァー
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
じい「『とらいあすろん』とは…考えただけで腰にきますな…」
 
大工「並大抵の体力じゃ優勝は無理ビバねぇ…」
 
酒造者「なかなかの歌声だど?」
 
農民「んだべ…さすがはオラの娘だべ」
 
酒造者「アーティスト一家は羨ましいど」
 
雪穂「…(農民さんと歌劇団員さんが親子だったとは…)」
 
千歌「あっ!吟遊詩人ちゃんだ!やっぱり声綺麗だなぁ…」
 
鞠莉「私のお婿探しがあったら漁師は参加してくれるのかなん…」ショボン…
 
騎士「…(なんとか二人を再会させてあげたいですわね…)」
 
ルビィ「ぅゆ…(今の集団生活で薄い本はどうしてるんだろう…?)」

404名無しさん@転載は禁止:2018/06/27(水) 22:45:39 ID:TqvBdUX.
あ、この二人はまんまなのね

405ID:yOalPPig:2018/07/04(水) 08:24:22 ID:dSANc/rM
帰国(´;ω;`)
まだちょっとばたばた走るよバタ子さん…

406名無しさん@転載は禁止:2018/07/04(水) 11:06:22 ID:b8vZPaMI
日本離れてたんすか

407ID:yOalPPig:2018/07/12(木) 11:20:13 ID:w1IjaQTk
タイとシンガポールと愛知行ったり来たり…
やっと落ち着くだべ…もう少ししたら日常に戻るべ…
 
ふむ
でも更新は少し待つか…ちょうど今日からあれ始まるし

408名無しさん@転載は禁止:2018/07/12(木) 12:15:16 ID:V56.wX1o
ぐ、グローバルな仕事してたんすね...

409名無しさん@転載は禁止:2018/07/12(木) 19:16:15 ID:CruMh84w
世界ずらぁ!

410ID:yOalPPig:2018/07/12(木) 23:21:42 ID:w1IjaQTk
 
〜♪
 
ナレーション『トライアスロンで優勝したら大富豪の娘とハグし放題!と鼻息を荒くして挑んだ友人1に待ち受けていた試練は〜…』
 
友人1「ん〜っ!いい景色だね…ん?あそこに何か書いてあるな…え?ここがゴール?」
 
友人2「友人1ちゃんはやすぎ…」ゼェ…ゼェ…
 
ナレーション『試練は〜…特になかったみたいだね!』
 
大富豪「はっはっはー!婿殿は剛の者であるな!」
 
大富豪の娘「友人1ってば、そんなに私と結ばれたかったの?」ニヨニヨ
 
友人1「そんな訳な…ある…けど…設定だからな!//////」
 
友人2「ぜぇ…ぜぇ…なし崩し的に私もトライアスロンに参加したあげく2位になっちゃったんだけど…って賞品が侍女ちゃんと結婚!?//////」
 
侍女「はわわわわわわ…//////」
 
〜♪
 
◇◇◇
 
〜♪
 
ナレーション『友人1達がウチウラでいちゃこらし始めた頃…ヌマズの船着き場では〜?』
 
召し使い「…」スタスタスタ
 
高利貸し妹「ぅゆ…召し使いちゃんどこいくの?黙って出てきたらおねえちゃぁに怒られちゃうよ?」キョロキョロ
 
召し使い「私は道化師よっ!」ダン!
 
召し使い「…高利貸しには書き置きしてきたから大丈夫よ」
 
召し使い「それに…高利貸し妹だってお友達の船乗りと外で遊びたいって言ってたじゃない」
 
高利貸し妹「それはそうだけど…」
 
召し使い「船乗りは高利貸しのやり方に反対だから、高利貸しはあなたと船乗りを遊べなくしたのよね?」
 
高利貸し妹「ぅゆ…」
 
召し使い「こうでもしないと船乗りと遊べないでしょ?何も悪い事をしようってんじゃないんだから」
 
高利貸し妹「うん…わたしは船乗りちゃんと遊びたい!おねえちゃぁに縛られたままじゃ嫌!」
 
召し使い「よく言ったわ!あなたにはあなたの人生があるんだから、いつまでも高利貸しの言いなりになる必要なんてないのよ!」
 
???「チュンチュン!」ヒョッコリ
 
高利貸し妹「あっ!船乗りちゃん!」
 
船乗り「チュンチュン♪」
 
高利貸し妹「会いたかったよぉ〜!」パァー
 
船乗り「チュンチュンチュン!」
 
召し使い「ふぅ〜…これでしばらく二人を遊ばせておけば…心配になった高利貸しは狼狽えるわね…ん?」
 
船乗り「チュンチュン!」←くちばしに新聞をくわえ
 
新聞「」どん!
 
召し使い「新聞…?なになに…?」
 
新聞の見出し「『商人のみかんを積んだ船が難破!?商人は一文無しに!?』」どどどどん!
 
召し使い「こ、これは…!!!」
 
ゴゴゴゴゴゴ…
 
〜♪

411ID:yOalPPig:2018/07/13(金) 17:51:11 ID:tKY3Pc8o
観客席
 
ゴゴゴゴゴゴ…
ガシャン ウィーン ガコン
 
雪穂「これは…何の音…?」
 
鞠莉「oh〜…ココロナシかステージが動いているような…」
 
バチン!
 
千歌「あっ!明かりが消えたよ!」ビクッ
 
ルビィ&騎士「ピギィ…」ガクブル…
 
大工「ふっ…」ニヤリ
 
大工「ここは何処か…皆忘れたビバか?」
 
雪穂「ここは…農機大工場…!!」
 
大工「そう…オラ達が造った工場の設備を劇に合わせてさらに改造したビバ!!」ばばーん!
 
じい「殿が『楽しみにしておれ』と言っていたのはこれじゃったか…」
 
雪穂「えぇぇ…」
 
グラサンをかけたとても華やかな女性「…」
 
◇◇◇
ステージ上
 

 
消灯されて真っ暗になった空間「」シーン
 
ナレーション『ここは、ヌマズにある裁判所』
 
ナレーション『船が難破をしたという知らせを受け、文字通り一文無しとなった商人』
 
スポットライト「」ペカー
 
商人「…」ズーン…
 
ナレーション『そして、返済期日が過ぎ…容赦なく契約書の内容を実行しようとする高利貸し』
 
スポットライト「」ペカー
 
高利貸し「…」ニタァ
 
ナレーション『二人の運命はこの先いったいどうなるのか…』
 


412ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 15:56:36 ID:Yz6O09hE
 

 
高利貸し「『期日までに返済しなかった場合、商人の心臓に近い部分の肉を高利貸しの所有物とする』」
 
高利貸し「…でしたわよね?」
 
商人「それはそうだけどさ…でも高利貸しさんはジョークって…」
 
高利貸し「うおだまらっしゃい!!」
 
商人「…!!」ビクゥッ
 
高利貸し「会話の記録なんぞはとっていません…あるのは、この」バッ
 
高利貸し「契約書だけですわ!!」
 
契約書「」どどん!
 
商人「そんなぁ〜…」ズーン…
 
高利貸し「返済の期日は今日の正午…」時計をチラリ
 
高利貸し「あと数分で…」
 
高利貸し「『商人さんの心臓に近い部分の肉』…『商人っちのちちっち』が私の所有物に…」ニタァ
 
商人「うぅ…/////」胸を隠し
 
高利貸し「あの日」
 
高利貸し「私は、商人さんに辱しめを受けました」
 
高利貸し「とても屈辱的でしたわ…」
 
商人「それは…悪いと思ってるけど…」
 
商人「でも、高利貸しさんが可愛かったからつい…/////」
 
高利貸し「…/////」
 
商人「それに…あの時は高利貸しさんだってまんざらでもなさそうな感じだったじゃない…?」
 
高利貸し「そうですわね…」
 
高利貸し「私が奪われたのは唇だけではなかったようです」
 
高利貸し「だからこそ…今度は私が奪う番」
 
高利貸し「あなたが奪われる番…ですわ」
 
商人「…」ゴクリ
 
高利貸し「時に商人さん、ジビエ料理はお好きかしr…」
 
裁判所の扉バコォォォォォン!!!!
 
友人1&友人2「「ちょっと待ったあああああああああ!!!」」

413ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 19:43:53 ID:Yz6O09hE
 
友人1「そこまでだよっ!」
 
友人2「はぁ…はぁ…『商人っちのちちっち』は…渡さないっ!」ゼェ…ゼェ…
 
商人「友人1ちゃん!!友人2ちゃん!!」
 
高利貸し「…」
 
友人1「召し使いがウチウラまで来て知らせてくれたんだ」
 
友人1「商人が一文無しになった事も、高利貸しが良からぬ事を考えてる事も」
 
高利貸し「そう…召し使いさんが…」
 
友人1「お金ならここに…」ドサッ
 
高利貸し「…」
 
商人「時間は…!?」
 
正午を知らせる鐘の音「お昼やで」ゴーン…ゴーン…
 
高利貸し「ふふふふふ…あははははははははっ!」
 
友人2「そんな…」
 
高利貸し「タァイムオーヴァー」
 
高利貸し「ですわね」
 
 
商人「ほら、時間はそこまで正確じゃなくでも…」
 
友人1「金額なら倍でもいいからさ…」
 
高利貸し「認められませんわぁ〜」
 
高利貸し「これで正式に」
 
高利貸し「『商人の心臓に近い部分の肉』は私の所有物になりました」
 
高利貸し「承認をお願いいたしますわ…裁判官はん」
 
裁判官?「…」
 
高利貸し「…裁判官さん?」
 
裁判官?「あっ!ソーリー、出番が遅くて待ちくたびれマシタ」
 
裁判官?「それで…この契約書によると…『商人の心臓に近い部分の肉』…『商人っちのちちっち』は高利貸しのもの…でオーケーかしら?」
 
書記?「契約書に不備はありませんね…ですが…」
 
裁判官?「う〜ん…そうだね〜…」
 
高利貸し「な…何か問題が有りますの…?」イライラ…
 
友人2「大有りだよっ!高利貸しさんは猟銃や肉切り包丁を用意して…『商人っちのちちっち』を物理的に切り取ろうと…」
 
商人「えぇぇ!?高利貸しさん…そんなスプラッタな事をしようと…」ガクブル…
 
高利貸し「違いますわよ!!」
 
友人2「何が違うっていうの!?そういうのは薄い本の中だけの話でしょ!?実際にやったら犯罪だよ!?」
 
書記?「そうよっ!ところでそういう薄い本はこの辺ではどこで売っているの!?」
 
友人2「それは後で教えます…って書記さん?何処かで見たような…」
 
書記?「あ…えーっと…あはははは〜…」顔を隠し…
 
商人「高利貸しさん、本当に違うの…?」
 
高利貸し「違いますわよ…商人さん、最近は金欠で貧相な食生活しかされてませんわよね?ですから…」
 
商人「ですから…?」
 
高利貸し「ですから、私自ら食材を狩って…ジビエ料理を振る舞おうと思っていたんです/////」
 
商人「えっ…あ、そういえばさっきジビエ料理は好きかって言ってたよね…」
 
高利貸し「私のものになるんですのよ?しっかりと食べて健康な身になるのは当然ですわ/////」
 
商人「えへへ…///じゃあ美味しいの期待してますね」
 
バン!バン!
 
裁判官?「シャラ〜ップ!!静粛に!!」
 
全員「…!!」ビクゥッ
 
裁判官?「そこは何でいちゃいちゃしはじめてるの?あと書記は薄い本没収デス」
 
書記?「ファッ!?」
 
裁判官?「問題はそこじゃないのよ」
 
友人1「どういう事…ですか?」

414名無しさん@転載は禁止:2018/07/14(土) 21:07:44 ID:Wh3nNlsc
それ薄い本じゃなくてウ=ス異本じゃね?

というか没収南無りk書記?ちゃん・・・

415ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 22:58:43 ID:Yz6O09hE
 
裁判官?「契約書に問題はないのだケレ〜ド…」
 
裁判官?「町の条例が先日変わってしまったのよ」
 
商人「町の…条例…?」キョトン
 
裁判官?「条例については、偉い法律学者さんに説明してもらいマショウか…」
 
スポットライト「」ペカー
 
ズン
 
大きなキリン?「…」
 
友人1「えっと…どう見てもキリンなんだけど…」
 
大きなキリン?「その昔、オトノキの町には…」
 
友人2「普通に語り出すんだ…」
 
大きなキリン?「こほん…オトノキの町には、和菓子屋が住んで居ました」
 
大きなキリン?「太陽のような和菓子屋の笑顔に皆が癒され、活力を得て、次第に和菓子屋なしでは生きられないものまで現れました」
 
大きなキリン?「そして、そんな和菓子屋の『和菓子屋パイ』をめぐって争奪戦が繰り広げられたのです」
 
大きなキリン?「その中でも道場主と仕立て屋の争いは凄まじく、お互い一歩も譲らず社会問題にまで発展してしまいました」
 
大きなキリン?「それを見て悲しんだ和菓子屋は、塞ぎ込んでしまいました」
 
大きなキリン?「『二人が喧嘩するならわたしはもう部屋から一歩も出ないんだからね!』と主張する拗ねた和菓子屋ちゃんかわいい」
 
大きなキリン?「こほん…失礼、和菓子屋が引きこもってしまい、町の雰囲気は太陽が隠れたように曇ってしまったのです」
 
大きなキリン?「道場主と仕立て屋は反省しました、そして」
 
大きなキリン?「『私達が間違っていました…ほのp…和菓子屋パイは皆のもの、皆で平等に愛でるべきである!』」
 
大きなキリン?「と、高らかに宣言したのです」
 
大きなキリン?「かくして、その時に出来た『和菓子屋パイ条例』によって町に平和が戻りました」
 
◇◇◇
観客席
 
雪穂「なんて…なんて素晴らしい条例なんだろう…」ウルウル
 
千歌「愛でる…私も和菓子屋パイ愛でるよ!」ウルウル
 
全員「…(うわぁ…)」
 
◇◇◇
ステージ上
 

 
裁判官?「そして先日、ここヌマズにも新しい条例で出来たのデ〜ス!」
 
新しい条例「『商人っちのちちっちは皆のものだよ!よって商人っちのちちっちを巡っての争いを禁ずるよ!』」どどどどん!
 
エエエェェェ…

416名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 12:46:57 ID:4tKcLxss
えっ 今日は全員商人っちのちちっち愛でていいのか!!

417名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 15:24:43 ID:.mL4iajQ
YES!ちちっちNO!タッチ

418ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 16:40:46 ID:DCtFlW7w
 
裁判官?「つまり」
 
裁判官?「条例によって『商人っちのちちっち』は誰かのものになる事はなくなり」
 
裁判官?「契約書は無効という事になりマ〜ス!」
 
高利貸し「な…な…な…」
 
高利貸し「納得できません!!」
 
高利貸し「契約書は絶対ですわ!!」ダン!
 
裁判官?「それならぁ〜…」スタスタスタ
 
近付いた裁判官?の指先「高利貸しの顎にそっと触れるわよ」ソッ
 
仰け反る高利貸しの腰「裁判官?の腕で抱えられてるの」スッ
 
スポットライト「」ペカー
 
裁判官?「条例が上か」バッ
 
高利貸し「契約書が上か」バッ
 
二人に投げられたレイピア「ちゃんと受け取ってね〜」バシッ バシッ
 
裁判官?「情熱のレヴューで!!」シャキン
 
高利貸し「勝負ですわよ!!」シャキン
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
キン キン キン クルッ タタタタッ
ワァ〜!
 
千歌「決闘だっ…!!」
 
騎士「唐突な演出ですわね…」
 
ルビィ「ちょっとワケがわからないけど…でも…」
 
鞠莉「とってもホットな展開デ〜スね!」
 
雪穂「歌劇団員さんもバンド女3さんもかなり練習したみたい…」
 
雪穂「建築士さんとお姉ちゃんが殺陣の指導したのかな」チラッ
 
雪穂「って…」
 
雪穂「舞台袖でお姉ちゃんがなんだかソワソワしてるような…」マサカ…
 
◇◇◇
ステージ上
 
〜♪
 
商人「うぅ…」ソワソワ
 
大きなキリン?「…」
 
商人「決闘…楽しそうだなぁ…」ウズウズ
 
大きなキリン?「分かります」
 
大きなキリン?「しかし、レヴューは既に始まっています」
 
タタタタタッ ヒュンッ
 
大きなキリン?「あなたが出ていったら物語が…って…ふぎゃっ」
 
商人「キリンッ!邪魔!!」大ジャーンプ
 
踏み台にされて潰された大きなキリンのハリボテ「痛たたた…痛いけどこれはこれでご褒美…!」
 
舞台の真ん中にスタッ
 
シーン…
 
スポットライト「」ペカー
 
商人「ポジションゼロ!!」どん!
 
商人「星屑溢れるステージにほのかに薫る愛の花!生まれ変わった私を纏い煌く舞台に飛び込み参上!」どどん!
 
商人「九人の勇者が一人!高坂穂乃果!みんなをスタァライトしちゃいます!!」どどどどどーん!

419名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 17:22:25 ID:7yauI3jc
衝突に別番組始まった...!

420ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 18:28:50 ID:DCtFlW7w
 
ザワザワヤザワ
 
友人1「あのバカ勇者ッ…!」
 
友人2「そういえば練習の時からウズウズしてたっけ…」タハー
 
大富豪「まったく…大殿らしいというかなんというか」ハッハッハ!
 
船乗り「チュンチュンチュン♪」パタパタパタ
 
高利貸し妹「全然関係ないけど、わたしのこの髪型ってバナナみたいだよね〜」
 
ナレーション『う〜ん…声だけの出演ってのもなんだか寂しいし〜…ここは舞台を水の都らしく…』ビビビビビビ
 
ザッブーン
 
舞台のいろんなところから湧き上がったり階段から流れ落ちる水「」バシャバシャバシャ〜…
 
書記?「嫌ぁっ!いろんなところから水が…衣装が濡れて…」黒マントヌギヌギ
 
書記?改め侍女「びちゃびちゃだよぉ…」ポタポタ…
 
召し使い「水の舞台装置か…それならば私も…」ムニャラムニャラ…
 
花火の魔法「」シュバババババババババババ
 
潰された大きなキリンのハリボテ「あっつ!燃えるって!燃え…てない?花火のまぼろし?」
 
召し使い「道化師の幻影魔法はお気に召しましたでしょうか」ペコリ
 
高利貸し「こ…こ…こんなの脚本にねぇしぃぃぃぃぃ!!!」
 
◇◇◇
 
裁判官?「脚本にない…?」
 
裁判官?「だったら…」
 
裁判官?「アドリブで切り抜けるしかないっ!!」
 
ブワッ
 
裁判官?「侍女っ!!なんでもいいから衣装を寄越して!!」黒マント脱ぎ捨て
 
侍女「フェッ!?なんでもって…じゃあこれで…!!」ヒョイッ
 
赤い上掛け「アタシ 再生産!!」フワッ
 
バサッ
 
裁判官?改め大富豪の娘「裁判官とは仮の姿…」ばん!
 
大富豪の娘「初めから『商人っちのちちっち』を狙って友人1に近付いたの…」ばばん!
 
大富豪の娘「私のものは私のもの、皆のものは私のもの…商人っち…あなたをシャイニー☆しちゃいマ〜ス!」ばばばばばーん!
 
〜♪
 
エエエェェェ〜!?

421ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 23:49:05 ID:DCtFlW7w
 
商人「私は…高利貸しさんのものになるかはひとまず置いといて…」
 
高利貸し「…」
 
商人「皆のものになるつもりはないよ!!」
 
大富豪の娘「そう…でも条例は絶対よ?」シャキン
 
商人「だったら…この場は高利貸しさんにつく!!」シャキン
 
高利貸し「…」コクリ
 
高利貸し「ええ、契約書の件はひとまず置いておきましょう…」
 
高利貸し「まずはその条例とやらをぶっ潰しますわ!!」シャキン
 
ザワザワヤザワ
 
友人1「チッ…はぁ〜っ…アドリブでやるしかねぇか」頭ガシガシ
 
友人1「…大富豪の娘、それは本当なの?」
 
友人2「そ、そうだよ!『商人っちのちちっち』のために友人1ちゃんに近付いたって…酷いよっ!」
 
大富豪の娘「あら〜ん?でも…友人1も『商人っちとハグ』したいでしょう?友人2も『商人っちで着せ替え』したいでしょう?」
 
友人1「『商人とハグ』…くっ…!」
友人2「『商人ちゃんで着せ替え』…ちくしょうっ!」
 
友人1&友人2「「したいっ!!」」剣を商人に向けてシャキン
 
商人「二人とも…!!」
 
大富豪の娘「ふふふ…これで三対二…」
 
高利貸し「高利貸し妹…冷蔵庫のプリンと冷凍庫のアイスはあなたに譲りますわ」
 
高利貸し妹「ぅゆ…?」
 
商人「おまんじゅうもつけるよ!!」
 
高利貸し妹「プリンとアイスとほむまん…!!姉妹の絆は絶対だよ!!」シャキン
 
船乗り「チュンチュンチュン!!」バサバサバサッ
 
高利貸し妹「船乗りちゃんも『問答無用ズラぁ〜』だって!!」
 
高利貸し「これで…四対三!」ニヤリ
 
友人2「侍女ちゃん…流れで結婚しちゃったけど…私と商人ちゃんの絡み、一番近くで見たいよね?」
侍女「見たいに決まってるじゃないっ!!二人とも大好き!!」シャキン
 
商人「えぇぇ…」
 
大富豪の娘「ふふふ…お父様はどうしますか〜?」
 
大富豪「一度大殿…いや、商人殿とは手合わせをしたかったのでな」刀ジャキン
 
大富豪の娘「ですよね〜♪」
 
高利貸し「まずいですわね…」
 
商人「最後の一人、召し使いちゃんは今は友人1ちゃんの使用人…」
 
友人1「そうだ!召し使いはもちろん…」
 
召し使い「高利貸しにつくわ」
 
友人1「なっ…!?」
 
高利貸し「召し使いさん…」
 
召し使い「か、勘違いしないでよねっ!/////」
 
召し使い「私は道化師…ジョーカーなの」
 
召し使い「理由はただそれだけよっ!」シャキン
 

 
潰された大きなキリンのハリボテ「五対五ですか…前代未聞ですね」
 
ナレーション『面白くなってきたからいいと思うよっ!』
 
潰された大きなキリンのハリボテ「分かります」
 
ナレーション『それじゃあ、情熱のレヴュー…』
 
シャキン×10
 
潰された大きなキリンのハリボテ「開演です」
ナレーション『開演だよっ!!』
 
ザッ
 
〜♪

422ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 00:01:16 ID:x8znf1i2
木曜日にレヴュスタ初見してこんな展開になってしまいますた…シェイクスピア様ごめんなさいm(__)m
 
劇のラストは明日か明後日に
さ、W杯見るかな

423ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 16:40:28 ID:x8znf1i2
 
〜♪
 
キン キン キン タタタタタッ
 
友人1「召し使いっ!なんで…!!」ズバッ
 
召し使い「…」ササッ クルッ
 
召し使い「大富豪の娘を想うあなたは美しかった」
 
召し使い「でも…あなたも『商人っちのちちっち』の魅力には抗えなかった」
 
召し使い「叶わないのならばせめて…一途でいてほしかった…」ホロリ
 
友人1「召し使い…」ドキッ
 
召し使い「なぁーんてね☆」ズバンッ
 
友人1「なぁっ…!?」
 
召し使い「言ったでしょ?私はジョーカー」
 
召し使い「理由はそれだけよ」キン キン キン キン
 
友人1「そうかよ…くっ…」キン キン キン キン
 
召し使い「そういえば…殺陣の練習もしていないし、戦闘職じゃないから体力的にきついの?」ニヤリ
 
友人1「なにを〜…土木女子なめんなああああああああ!!!」ダダダダッ ズバンッ
 
ヒュンッ
 
召し使いの足「友人1が振りおろした剣の先に立つやで」スタッ
 
友人1「なっ…!?」
 
召し使い「ふふっ…なかなかいい筋をしてるけど…相手が悪かったわね」ズバンッ
 
友人1「ぐはぁっ…」ガクッ
 
◇◇◇
 
ズバッ ズバッ ズバッ
 
高利貸し妹「ぴぎいいいぃっ!」ダダダダダッ
 
友人2「ほらほらほらぁ〜!逃げ回ってるだけじゃ決闘にならないよ〜!」ズバッ
 
高利貸し妹「くそおおおおおっ!これでも毎日殺し屋にどつかれてるんだから!ただの旅館の従業員なんて!」バッ
 
友人2「へぇ〜…ま、旅館の従業員には変わりないけど…」般若のオーラブワッ
 
高利貸し妹「へっ…?」ゾクッ
 
友人2「冒険者やってる妹に喧嘩で負けた事がない『旅館の従業員』ですが」ギロッ
 
高利貸し妹「」泡ブクブクブクブク チーン
 
友人2「あ…視線だけで泡ふいちゃった…」テヘペロ
 
〜♪

424ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 18:01:34 ID:x8znf1i2
 
〜♪
 
パタパタパタ
 
侍女「二人の絡みの為なら…」ジワリジワリ…
 
船乗り「チュンチュンチュン!」
 
侍女「『それは役の話』って?そんなの穂乃果さんと女将次女さんの絡みでも全然おっけーよ!」グッ
 
船乗り「チュンチュン…」ハァ…
 
侍女「だから悪く思わないでね…?」ギラギラ…
 
船乗り「…」ヤレヤレ
 
船乗り「スゥ〜…」吸い込み〜
 
侍女「あばばばばばば…こ、これは…欲望を吸われて…る…?」ヒュオオオオオオ…
 
チュポン
 
船乗り「チュンチュン〜…」ゲプゥ…
 
後光射す綺麗な侍女「あぁ…なんて清々しい気分なの…」祈りのポーズのまま倒れ バタリ
 
船乗り「チュンチュン♪」パタパタパタ〜
 
◇◇◇
 
ギンッ ギンッ ギンッ
ガキィィィィィィィン!!
 
大富豪「これが王国最強の剣技…!」グググググググッ
 
商人「へへへっ…一般の人には受けることもできないはずなんだけどな…!」グググググググッ
 
大富豪「刀には少々覚えがありまして…なっ!!」ガッ ズバァン!
 
商人「これが少々…?こんなの英雄クラスでも上のほうじゃん…かっ!!」ガキィィィン!ズバァン!
 
大富豪「くっ…」
 
商人「はぁ…はぁ…」
 
商人「ふひひっ、世界は広いねぇ…」
 
大富豪「そして、世間は狭い…ですな」
 
商人「そうだねっ!」ヒュンッ
 
大富豪「はぁっ…!」ヌラリ ダッ
 
ズバンッ!!
ザシュッ!!
 
商人「あ…」
 
商人の剣「」パキンッ
 
大富豪「ふっ…」ユラ
 
バッタ-ン
 
仰向けに倒れた大富豪「参りました」
 
粉々になった大富豪の刀「」ボロボロ…
 
商人「ありがとうございましたっ!」ペコリ
 
〜♪

425ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 00:43:38 ID:zipb.Mpo
 
〜♪
 
キン キン キン ガキィン
 
大富豪の娘「ちゃんと筋書き通りに…やられてくれないかなん?」ググググッ
 
高利貸し「本番前に穂乃果さ…商人さんを焚き付けて筋書きを書き換えたのは…あなたでしょう?」ググググッ
 
大富豪の娘「そうだったかしら〜…?」シレ〜 サササッ シュッ
 
高利貸し「私一人が悪者で、最後は大団円のハッピーエンド…」キン シュッ シュッ
 
大富豪の娘「…」キン キン 側転グルン
 
高利貸し「それでよかったのに…」ダッ
 
ガキィィィン!
 
大富豪の娘「でも…そのハッピーエンドの輪の中に高利貸しはいない」グググッ
 
高利貸し「…」グググッ
 
大富豪の娘「皆は本職があるから、この先こんな劇をする事がないかもしれない…」
 
大富豪の娘「団員募集の為に始めた劇だけど…」
 
大富豪の娘「その為の仮の団員だけど…」タタタタッ
 
大富豪の娘「この公演だけは…皆の最高の思い出にしてほしいっ!!」ズバンッ!
 
高利貸し「くっ…」フラ…
 
高利貸し「座長としては失格ですわね」
 
高利貸し「でも…」
 
高利貸し「最高の仲間…ですわ…」ガクンッ
 

 
◇◇◇
 
商人「高利貸しさんっ!!」ガバッ
 
大富豪の娘「はぁ…はぁ…」剣をポイッ
 
カランカラン
 
大富豪の娘「三対二…私達の負けデ〜スね…」
 
商人「それじゃあ条例は…」
 
大富豪の娘「『商人っちのちちっち』は皆のもの…ではなくなりました〜」
 
商人「よかったよぉ〜…」
 
高利貸し「ぐっ…契約書は…」
 
商人「あ…」
 
契約書だったもの「水浸しになって踏まれまくったやで〜」グチャグチャァ…
 
大富豪の娘「あら〜?これじゃティッシュにも使えないわね」ベローン
 
高利貸し「な…な…」
 
高利貸し「なんなんですのおおおおお!!」
 
商人「あははは…お金は遅れてでもちゃんと返すから…ね?」
 
高利貸し「はぁ…わかりましたわ…契約書がないのであれば仕方ありません」
 
商人「やったぁ〜!!あ、それでジビエ料理なんだけど…」
 
高利貸し「それは返済が終わってからですわ」フフッ
 
商人「そんなぁ〜…」
 
ヒョコヒョコ
 
商人「…ん?」
 
船乗り「チュンチュン!」←くちばしに新聞をくわえ
 
新聞「」どん!
 
商人「新聞…?なになに…?」
 
新聞の見出し「『商人の船は難破していなかった!!船員(♀)が魔境オトノキでレズにナンパされてただけだった!!』」どどどどん!
 
商人「こ、これは…!!!」
 
〜♪

426ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 01:59:10 ID:zipb.Mpo
 
〜♪
 
ナレーション『かくして前代未聞でハチャメチャな裁判は、皆が偉い人に怒られる…という結末となりました』
 
大富豪の娘「お茶が入りましたよ〜」←スク水メイド服装備
 
友人1「あ、ありがとう…/////」
 
侍女「なんで私まで…/////」←スク水メイド服装備
 
友人2「侍女ちゃんいいよ〜!」パシャパシャ
 
大富豪「ど、どなたか目隠しをといてくれぬか…」
 
四人「駄目です」
 
ナレーション『友人1達はなんやかんやでそれぞれの結婚相手と仲睦まじく暮らしました』
 
高利貸し妹「ぅゆ…召し使いちゃん!それわたしのプリンだよ!」プンスコー
 
召し使い「消えもののスイーツは賞味期限があるから仕方ない これもおすそわけだ」パクパクモグモグ
 
船乗り「チュンチュン♪」
 
ナレーション『高利貸し妹は高利貸しから屋敷と財産の一部を受け継いで、親友二人と楽しく暮らしました』
 
ナレーション『そして、商人と高利貸しは…』
 
高利貸し「出来ましたわよ」
 
商人「これが高利貸しちゃんのジビエ料理…」
 
高利貸し「たんと召し上がってくださいな」
 
商人「ところで、これってなんのお肉…?」
 
高利貸し「それは…食べてからのお楽しみですわよ」フフッ
 
商人「なにそれ〜…まいっか!いっただきまぁす!」
 
ジビエ料理「分かります」
 
おしまい
 
◇◇◇
観客席
 
パチパチパチパチパチ
オモシロカッタ!
イロイロビックリシタ!
ミズトンデキタ…
 
雪穂「お姉ちゃんが決闘に割って入ったのは驚いたけど…全体的に面白かったね!」
 
千歌「う〜ん…キリンは最後どこにいったんだろう…?」
 
スッ
 
グラサンをかけたとても華やかな女性「…」立ち上がりグラサンを外し
 
とても華やかな女性「ブラボーよ!」パチパチパチパチパチ
 
◇◇◇
 
歌劇団員「えっ…?あの人は…!!」ダッ
 
施工管理士「ん…?げぇっ!おふ(くろって言ったらややこしくなるから今は黙っとこ…危ねぇ…)」ムグ
 
ダダダダッ
 
歌劇団員「はぁ…はぁ…あなたは…王都女優さん、ですよね?」
 
とても華やかな女性改め王都女優「そうだけど…あなたが座長さんかしら?」
 
歌劇団員「はいっ!私、小さいときに王都女優さんの舞台を見て、歌劇に憧れて、それで…」
 
王都女優「そう、いい演技だったわよ」
 
歌劇団員「あ…あ…ありがとうございます!」ペコリ
 
王都女優「新しくできた町で新しく歌劇をやるっていうから観に来たの」
 
王都女優「いい子がいたらスカウトしようと思って」
 
歌劇団員「…!!スカウト…?」

427ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 08:01:35 ID:zipb.Mpo
 
王都女優「でも駄目ね」
 
歌劇団員「えっ…」
 
王都女優「こんな田舎でド素人にしてはいい演技だけれど」
 
歌劇団員「…」ウツムキ
 
王都女優「王都でやれるような原石はいなかった」
 
施工管理士「おいっ!いくらあんたでも…」ギリッ
 
王都女優「…☆」ウインクパチクリ
 
施工管理士「うっ…(なんだよ…演技って事か…?)」
 
歌劇団員「いいんです」
 
歌劇団員「王都で演るのは夢でしたけど」
 
歌劇団員「私はこの町で…ゼロから劇団を作ってみせるっ!!」
 
歌劇団員「王都劇団にはおよばないかもしれないけれど…それでも、私は歌劇が好きで、この町が好きだからっ!!」
 
施工管理士「…!!」ドキッ
 
王都女優「そう…」
 
王都女優「せいぜい頑張ってね」ポン
 
王都女優「それじゃ」スタスタスタ…
 
◇◇◇
ほの町から王都までの道のり
 
ブロロロロ〜…
 
操縦士「よかったの?ママ、気に入ったんでしょう?あの子のこと」
 
王都女優「…」
 
王都女優「いいのよ」
 
王都女優「王都に来ても、王都の歌劇団員で終わっちゃう」
 
王都女優「見てみたくなったのよ」
 
王都女優「型にはまらないあの町で…あの子達がどうやって咲くのか」
 
土木社長「けっ!無理しやがって!」
 
操縦士「パパも…施工ちゃんに会っていかなくてよかったの〜?」
 
土木社長「おおおお俺はいいんだよ!別に…」
 
王都女優「はっ!無理しちゃって!」
 
土木社長「あぁん?」
 
王都女優「なに〜?やるの?」
 
操縦士「はいはい、喧嘩するなら降ろすわよ〜」
 
元夫婦「「ふんっ!」」
 
測量士「…」
 
測量士「ほの町の伸びしろは、無限大」
 
ブロロロロロロ〜…
 
《住民》
◆歌劇団員lv3…ミュージカルを演じる人 劇団員は徐々に集まりつつある いつか大シアターが出来たら主演をしたい←lvUP!

428ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 08:27:05 ID:zipb.Mpo
歌劇編終了です
 
ヴェニスの商人…当時と現代では一般的な価値観が全然違うので難しかった…
そしてちょうど絡められそうなレヴュスタのアニメの展開が初回から斜め上過ぎて…
 
わかりづらくていろいろ申し訳ないですm(__)m

429名無しさん@転載は禁止:2018/07/17(火) 10:00:51 ID:3S3UYFuM
乙です

430名無しさん@転載は禁止:2018/07/17(火) 20:49:26 ID:CCbJGyVc
おつおつ!面白かったよ。

431ID:yOalPPig:2018/07/18(水) 00:48:20 ID:mcLeJKWo
町の外れ
 
メェ〜
ブヒヒヒ〜ン
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「のどかでいい町ね〜」ノビ〜ッ!
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「まさか本当にニートをやってるなんてねぇ…」
 
学者「…」
 
学者「お前達が何故いるんだ…」ハァ…
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「何故って…観光客が観光してるだけよ?」
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「たまの休暇に旅行くらいしたっていいじゃない」
 
学者「まぁいいが…」
 
学者「王都の治安は大丈夫なのか?」
 
学者「警察署長どの」
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客改め警察署長「仕事の事は思い出させないでよ…」
 
警察署長「教会の王都支部から戦力が減って、ギャングのパワーバランスが崩れたみたいだけど…部下に任せてるわ」
 
警察署長「人間の犯罪者は私の専門外だしね」
 
学者「そうだったな」フフッ
 
警察署長「『あっち』の方は…教会で少し暴れたみたいだけれど、現地でなんとかなったみたいね〜」
 
学者「はぁ…神の暴走が起きかけたというのに暢気なものだな…」
 
警察署長「追ってるのは金髪だけじゃないんだから仕方ないじゃない…」
 
警察署長「それに、そこまでわかってるならあなただって手を貸せたでしょう?」
 
学者「残念ながら私は気まぐれなんだ」
 
警察署長「はぁ…ニートが羨ましいわ…」
 
学者「ニートもニートでなかなか大変なのだぞ?」
 
学者「…で、あいつは何をしているんだ?」
 
警察署長「虫取り…?」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「見てっ!大きいカブトムシ!」パァ-
 
警察署長「はいはい、お姫様にお土産ができてよかったわね〜」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「ことりは喜んでくれるかしら?」
 
学者「さぁな、ところで…」
 
学者「姫の容体はどうなってるんだ?」
 
学者「側近どの」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客改め側近「…」
 
側近「可もなく不可もなく」
 
側近「…とでも言っておけば満足?」
 
学者「…」
 
側近「いくらあなた達でもことりの事は話せないわよ」
 
学者「そうか…」
 
警察署長「まぁ、最ッ重要な国家機密だものねぇ」
 
側近「国なんか関係ないわ」
 
側近「私は…ことりのツバサになるって決めたんだから」
 
to be continued…

432ID:yOalPPig:2018/07/18(水) 00:59:59 ID:mcLeJKWo
はい!この週はこれで終わり!
長かった…
 
ぼちぼちリザルトまとめて次週いきまーす
にこ島はあえて止めてまーす
こっちをもうちょい進めてから

433名無しさん@転載は禁止:2018/07/18(水) 09:07:07 ID:7gq/uVSE
おつかれー
今度こそヤンボーマーボーかなぁ

434ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 00:14:14 ID:92GO2.nQ
十四週目の結果・住民
 
《主人公》
◆穂乃果:剣士lv10(MAX)他…伝説の勇者の一人 剣の腕は天下無双 戦後の復興の為の町作りをしている 穂むらの店長でもある
 
《サポートキャラ》
◆雪穂:交渉人lv4他…勇者の妹 人当たりが良く交渉が得意 定期的に王都へ出向き頼まれ事をこなす
◆千歌:兵士lv7…兵士女が限界突破した 剣の腕は達人を少し越える たまにモードチェンジが使える クエスト依頼を元に冒険へ出掛ける 旅館の責任者でもある
 
《住民・戦闘職》
◆兵士lv5(MAX)…王国の上級兵士 剣の腕は達人級 力仕事や警備は軽くこなす
◆ルビィ:盗賊lv6…冒険者 盗賊が限界突破した とても素早く 人体構造や毒に詳しい バフデバフや気功による自己治癒も行える 勇者とアイドルが好き←lvUP!
◆鞠莉:星霊使いlv6…冒険者 金髪のハーフエルフで精霊使いにして星霊使い 洞察力に優れて感知能力と精霊魔法と星霊魔法が使える 実家はお金持ち←lvUP!
◆吟遊詩人lv2…冒険者 敵を状態異常にする『歌』が歌える ピアノは持ち歩けないので冒険中はアコーディオンを装備 壁に並々ならぬ拘りがあるようだ←NEW!
 
《住民・非戦闘職》
◆平原の民lv3…平原に住む民 主にテントを張り遊牧や採集で生活している 育てる動物が増えた 各業種のバイトもしている
◆ほのキチlv3…穂乃果の魅力にとりつかれた住民達 一線を越える事はないと思いたい 同志の勘が少しはたらく
◆印刷屋lv2…今は簡単なものしか刷れない 刷れる枚数はそこそこ いつかシールを作るのが夢
◆鍛冶屋lv4…様々な金属製品を作る職人 鉱石を使って冒険者の装備も作れる いつか魔法を撃ち出す武器を作るのが夢←lvUP!
◆パン職人lv3…美味しいパンを作る職人 パン屋の朝は早い
◆バンドlv4…歌を歌ったり楽器を演奏したりする音楽家 実力はかなりのもの 路上ライブの日々を経てライブハウスで活躍中 住民のほとんどがファン
◆(・8・)lv?…ほのキチの欲望を増減させる霧を放つ その能力で今後はトチ狂った安価をスルーする事ができるかもしれない筆者の強い味方
◆医者lv5(MAX)…まごうことなき名医だが口は悪い 人間の他に動物も診る 薬や医療器具などの開発もしている 毒にも詳しい←lvUP!
◆農民lv3…畑作や稲作をしている農家の人 様々な作物を育てている ビニールハウスも扱える 害虫や肥料などにも詳しい
◆学者lv10(MAX)…全てを知っている 故に何もしない と言い張るニート おすそわけマップ制作中
◆酒造者lv1…作物から様々な酒を造る人 まだ基本的なものしか造れない
◆哲学者lv1…人生とかその辺のなんやかんやについて考える人 ポエマー的要素を持つ
◆女将lv3…旅館を切り盛りする女将さん 管理や運営をそつなくこなす 姉妹でやっている 責任者は他にいる
◆獣医lv2…動物や獣人専門のお医者さん 今はまだ研修医 普段は動物園に常勤している
◆呪術師lv2…呪い(のろい)や呪い(まじない)を得意とするネズミ族の獣人 まだ半人前 獣医の手伝いをしている 幸せになるおまじないを住民に広めたい
◆大工lv3…手先が器用で家作りが得意なビーバー族の獣人 大工としての腕は確か 特に木材を扱わせたらなかなかのもの
◆建築士lv3…建造物の設計をする人 建築士としての腕は確か 姓は松平 災害に強い家を作るのが夢 火事に強い町並みを自ら考案した
◆教師lv3…情熱を持った一人前の学校の先生達 学校で暮らしながら小中学校と専門学校で授業をしている 校長はゾンビ
◆書店員lv3…本屋の店員さん 王都の治安の悪さに対抗する為それなりに戦えるらしい 店長はアホ
◆施工管理士lv4…土木作業を取り仕切る現場監督 責任感は人一倍でその腕前はかなり ファザコンではないと言い張る
◆歌劇団員lv3…ミュージカルを演じる人 劇団員は徐々に集まりつつある いつか大シアターが出来たら主演をしたい←lvUP!
◆楽器店員lv3…楽器店の店員さん 楽器の調律やメンテナンスができる 吟遊詩人の『歌』の調整も行っている←NEW!

435ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 01:22:53 ID:92GO2.nQ
十四週目の結果・建物等・評価
 
称号…自然と文化以外にも可能性を感じる☆ほのぼのタウン
 
《建物等》
◆テントlv1…人が住める大きめのテント群 これはこれでこの土地の文化なのかもしれない
◆牧場lv3…丈夫な柵で囲ってある牧草地 馬やヤギの他にも牛や羊を飼育している
◆穂むらlv3…王都にある和菓子屋穂むらの2号店 町の拠点でもある 名物はほむまん
◆ランジェリーショップlv1…下着の清潔性を保つのはとても重要な事です 女の子なら見えない所のおしゃれも大切です
◆ベーカリーlv1…パン職人が働くパン屋 毎朝美味しいパンが並ぶ 名物はチョココロネと平原バーガー のっぽパン販売中
◆動物園lv1…動物を観察したり、動物に触れ合ったりできるテーマパーク 今はまだ小規模のふれあい広場
◆畑lv2…主に小麦を栽培している農地 各種野菜やいも類なども育てている
◆穂乃果の銅像lv4…伝説の勇者の銅像 頭の上に豪華な鳥の屋敷がある 後に復興の象徴になる 可能性は高い
◆氷雪アンテナショップlv3…氷雪地域の特産品を扱うお店 蟹やうにいくら丼などがある 品揃えはなかなか 一番人気はジンギスカンのタレ
◆大きな井戸lv3…自動汲み取り器を搭載した大きな井戸 あっちとこっちとそっちに3つある 農業用としても申し分ない
◆旅館『十千万』lv2…趣がある木造の宿泊施設 精霊温泉が湧いている 露天風呂と檜の浴槽と宴会場がある 部屋数はまだ少ない
◆精霊の祠lv1…火の精霊と水の精霊を祀った祠 旅館の裏手にある 毎日ではないがお供え物をあげなければならない
◆道路lv1…町の中心のロータリーから四方にのびる主要な道路 馬車道と歩道がある 観光用の馬車が通っている
◆学校lv4…とても立派な校舎 小中学校と専門学校が併設されている 整備された広い校庭もある 教師達はここで暮らしている
◆書店lv5(MAX)…業界最大手による国内最大級の書店 とにかく広い 品揃えはかなり充実している
◆ライブハウスlv2…主にバンド達のライブをメインとした酒場 昼間は楽器の練習場としても使える
◆楽器店lv2…様々な楽器や付属の部品等を扱うお店 品揃えはまだ少し物足りないが関連商品ならお取り寄せが可能
◆農機大工場lv2(未稼働)…農業機械を作る大工場 今は技術者がいないので巨大な箱とそこそこの設備だけ あとは有能な技術者を呼ぶか育てるか
◆上下水道lv2…井戸から引いた水を町全体に行き渡らせる上水菅と排水を処理する下水路 下水路の先には水道局がある←NEW!
 
《評価》
規模…町
第一次産業…lv7
第二次産業…lv3
第三次産業…lv11
防衛…lv9
景観…lv5
 
《周囲の反応》
鍛冶屋「もう少しで銃が作れそうなんだが…まだ知識が足りない」
副署長「くそっ!狙いをつけていた闇商人の住処はもぬけの殻か…署長はこんな時に何処へ行ったのだ…」
踊り子「絵里様はまた骨董品を…?あんなに壺を買ってどうするのかしら」
怪我をしたトカゲ族男「はぁ…王都の縄張りは別のギャングに取られちまったし…どこかにジメジメしたいい場所はねぇかなぁ…」

436ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 09:27:09 ID:92GO2.nQ
町の北 森の手前
 
シッカリヤルンデスノヨー!
 
ルビィ「ぅゆ…お姉ちゃ…」
 
ルビィ「…」フルフル
 
ルビィ「お姉ちゃんがいなくてもしっかりしなきゃ!」
 
ルビィ「とはいっても…」
 
ルビィ「ルビィはギリギリまでお姉ちゃんと過ごしたほうがいいって、皆は冒険へ…」
 
ルビィ「ぅゆ…暇になっちゃった…どうしよっかな」
 
ルビィ「呪術師ちゃんのお手伝いにでも…」
 
ルビィ「ぅゆ…?」
 
ルビィ「あれは…」
 
マンホールの蓋「イラストは描いてないやーつ」パッカーン
 
ルビィ「下水道の入り口…だよね?開きっぱなしになってりゅ…」
 
◇◇◇
穂むら
居住スペース
 
ハァ〜…
 
雪穂「どうしたの?お姉ちゃん、ダリの時計みたいな顔して…」
 
穂乃果「う〜ん…なんだか憂鬱なんだよぉ〜…」ダルダル-
 
雪穂「なにそれ…劇はもう終わったでしょ?」
 
穂乃果「それなんだよぉ…劇が終わってさ…喪失感ってやつ?」
 
雪穂「まぁ、結構濃密な一週間だったもんねぇ」
 
穂乃果「すぐには『はいっ!いつもの日常がんばります!』とはなかなかならなくてねぇ…」
 
雪穂「気持ちはわかるけど…皆の前ではシャキッとしてね?」
 
穂乃果「それはわかってるよぉ〜…家ではもうちょっと〜」ダルダルー
 
雪穂「はいはい」ナデナデ
 
穂乃果「えへへ〜」フニャァ…
 
雪穂「もう…私はもう少ししたら王都へ行かなきゃなんだから、しっかりしてよね」ナデナデ
 
穂乃果「はぁ〜い…」
 
雪穂「それで、今回の頼まれ事は?」
 
穂乃果「今回はねぇ…」
 
サポートキャラへの頼み事(安価下2)

437名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 10:28:02 ID:JB5ldMlI
ksk

438名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 10:53:50 ID:XVxS4Clg
技術者連れてきて!
あと出来たらでいいから種子とか苗とかそういうの売ってくれるバイヤーさんとコネ作って来てくれると嬉しいなぁ

439ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 14:10:51 ID:92GO2.nQ
 
穂乃果「技術者連れてきて!」
 
穂乃果「あと出来たらでいいから種子とか苗とかそういうの売ってくれるバイヤーさんとコネ作って来てくれると嬉しいなぁ」ウンウン
 
雪穂「お姉ちゃん…?」ゴゴゴゴゴ
 
穂乃果「えっ、あ…(やばいこれ小言いう時の顔だ…)」
 
雪穂「私が王都にいる時間も限られてるのわかってる!?」ガミガミ
 
雪穂「そんなに一辺になんでもできるわけないでしょ!?」ガミガミガミ
 
雪穂「私はあれかっ!未来の世界のネコ型ロボットかっ!」ガミガミガミガミ
 
穂乃果「ユッキー落ち着いて…どうどう、そして今はどっちかというとのび太ママだね…」
 
雪穂「はぁ…技術者って農業機械のでいいんだよね?」
 
穂乃果「た…たぶん…」
 
雪穂「たぶん?」イラッ
 
穂乃果「いや、農機が目先の目的だけどさ…他の分野も開発しくれたらありがたいなぁと…」
 
雪穂「そんな多分野にわたって開発ができるのは真姫ちゃん博士くらいでしょうが…あんな天才がホイホイ落ちてたらこんなに苦労しないよ」
 
穂乃果「だ…だよねぇ…でもでも、鍛冶屋とか結構万能だしいけるんじゃないかなぁって…」
 
雪穂「鍛冶屋さんは趣味で既存の冷蔵庫とかを直したり自己流で拡張させたりしてるだけだよ…本来は武器や防具や生活用品専門の鍛冶屋さん」
 
雪穂「校長先生のアレも医者さんの頭脳があってたまたまコラボできただけだよ」
 
穂乃果「ふむふむ、じゃあ連れてこられるのは専門分野の技術者だけ…と」
 
雪穂「それでも希少な人材で確実じゃないんだからね?」
 
穂乃果「お、おっしゃるとおりで…」
 
雪穂「あと…種や苗は今でも王都からの定期便で買えるでしょ?実際農民さん達も発注して買ってるし」
 
雪穂「既存のもので作物の種類を増やしたいなら農民さんのlvを上げる」
 
雪穂「量を増やしたいなら農地を拡張・開拓する」
 
穂乃果「ふむふむふむ…でもさ、農機って例えば収穫用ならその作物専用って事じゃない?」
 
雪穂「そうなるの…かな?」
 
穂乃果「専用の農機ができて、専用の農地を拡張して、主産業ができたとしたら…その作物の種や苗が大量に必要にでしょ?」
 
雪穂「なるほど…長期の大量発注になるからバイヤーが必要になると…」
 
穂乃果「そういうことだよっ!」
 
雪穂「ん〜…わかったけどそれはたぶん無理かな」
 
穂乃果「なんでさぁ〜…」
 
雪穂「そんなに大量に種や苗を扱ってるなら…主産業として既に他が介入してるんだよ」
 
雪穂「というかむしろ主産業としてやってる所が種や苗を卸してる…んだと思う、たぶん」
 
穂乃果「あっ…そっか…同業他社ってやつか…」
 
雪穂「そう、同業他社がうちの利益を産む手助けをする可能性は低いと見ていい」
 
穂乃果「じゃあ種や苗は自分とこでまかなったほうがはやいかぁ…」
 
雪穂「そだね、より効率を良くしたり新品種を開発するには…農学者さんや農業試験場が必要になるのかなぁ…」
 
穂乃果「農学者…農業試験場…農業も奥が深いねぇ…」
 
雪穂「…で、今回は『農業機械の技術者』でいいんだよね?」
 
穂乃果「はいっ!お願いしまするっ!」ビシッ

440名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 17:25:39 ID:FBBfuIZ6
今 日 は 更 新し ま す
無 料 動 画-ア ニ メ視 聴
1.Dies irae To the ring reincarnation
goo.gl/1XWrMV

441名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 18:27:01 ID:2UXu/c0A
http://nazr.in/11Ac

442名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 20:40:25 ID:2UXu/c0A
http://ニコ.コム/イヨオムスコ

443ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 21:00:34 ID:92GO2.nQ
王都から旧魔法都市までの道のり
 
ブロ…ロロロ…ロロ〜
 
千歌「やっぱりバスがしんどそう…先輩の体重オーバーで…」
 
げんこつ「」ゴチン
 
兵士「車内に荷物積んで荷車のけん引もしてるからっすよ!」フンガー
 
兵士「そりゃ私は筋肉質で普通より重いっすけど…」
 
千歌「あいった〜…冗談なのに〜…」
 
吟遊詩人「私は素敵だと思うけどな、先輩の筋肉」ジィー
 
兵士「吟遊詩人目線の素敵はあんまり嬉しくないっすね…そんなに見るもんじゃないっすよ…///」
 
吟遊詩人「どういう意味ですかぁ…」ションボリ
 
鞠莉「自作の薄い本の題材にされたくないって意味じゃないかなん?」
 
吟遊詩人「もうそんなことはしませんっ!私はトッリちゃんに邪な欲望を吸われて綺麗になったんだから…たぶん」
 
千歌「し、信じてるよ…たぶん」アハハ…
 
兵士「しかし、旅が楽になったっすね〜 バスは快適っす〜」
 
千歌「真姫ちゃん博士の発明すごいよねっ!運転も鞠莉ちゃんがいてよかった!」
 
鞠莉「運転は楽しいからドライブは任せて〜、でもこれって吟遊詩人も運転できるよね?」
 
吟遊詩人「えっ、私が!?」
 
千歌「魔法が使えて、それなりに器用で、それなりに手足が長い…だっけ?」
 
鞠莉「吟遊詩人の『歌』って魔法みたいなものだし、楽器を扱えるから器用だし、手足もスラ〜ッと…」
 
千歌「ほんとだっ!吟遊詩人ちゃんも運転できるじゃん!」ピャー
 
吟遊詩人「私が…この子を運転…」
 
兵士「確かに運転手は二人いたほうがいいっすね、鞠莉だけに負担がかかるのはよろしくないっす」
 
鞠莉「吟遊詩人もチャレンジしてみるといいよ」
 
吟遊詩人「れ、練習からよろしくお願いします…」
 
◇◇◇
 
千歌「旧魔法都市かぁ…」
 
兵士「まぁ…あまりいい印象はないっすよね…」
 
鞠莉「energyの暴走で壊滅…」
 
千歌「その余波で未だに住めない地域もあるって…」
 
吟遊詩人「私が行った時は…」
 
千歌「えっ!?吟遊詩人ちゃん旧魔法都市行ったことあるの!?」
 
吟遊詩人「戦後は大陸中をまわってたから…(理想の壁を巡って…)」
 
兵士「ど、どうだったっすか…?」
 
吟遊詩人「瓦礫はたくさんあったけど…皆復興に向けて頑張ってたし、ボランティアも人も優しかったし、そこまで悲観する事はないと思うよ?」
 
鞠莉「oh…人間はたくましいんだね」
 
千歌「そっかぁ…千歌達にできることってないのかなぁ…」
 
兵士「こうやって支援物資を運んでるじゃないっすか」
 
吟遊詩人「そうよ、それに…私達が日々生活してる中で巡り巡ってこの支援物資にもなってるわけだから」
 
鞠莉「お給料から税金はちゃんと引かれてマ〜ス…って、あれ?」ギアガチャガチャガチャ…
 
ブォォォンブォンブォンブォン…
ガクンガクン
 
千歌「ほぇ!?バスが止まった…?」
 
鞠莉「ファッツ…!?」
 
吟遊詩人「あれは…?」
 
兵士「前に人が立ってるっすね…」
 
白い特攻服を来た金髪の少女「…」どん!
 
特攻服の背中の刺繍「『邪神龍』」どどん!

444ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 11:18:44 ID:f3hkHidY
ほの町
地下・下水道
 
ライト「」ペカー
 
ルビィ「ぅゆ…暗い…」テクテク
 
呪術師「マンホールの蓋が不自然に開いてたからって、なんでワタチまで…」テクテク
 
ルビィ「だって住民さんが落っこちてたら大変だし…呪術師ちゃん、王都の下水道に住んでた事もあるって…」
 
呪術師「住みたくて住んでたわけじゃないでちゅよ!いじめられてて隠れるように潜んでいたんでちゅから…」
 
ルビィ「ぁぅ…ごめんなしゃい…」シュン
 
呪術師「…ルビィしゃんのせいじゃないんでちゅから、落ち込まないでくだちゃいな」
 
ルビィ「でも…嫌なこと思い出させちゃったし…」
 
呪術師「あーもう!勝手知ったる下水道でちゅから!ワタチに任せるでちゅよ!」
 
ルビィ「呪術師ちゃん…うんっ!」
 
呪術師「とはいっても…王都の古い下水道とは違って、ここは新しいでちゅね…」
 
ルビィ「最近できたからね…そんなに臭くもないし」クンクン
 
呪術師「古い下水道に比べたら…でちゅけどね、産業が発達すればどんどく汚くなりまちゅよ」
 
ルビィ「ぅゆ…それは嫌だなぁ」
 
呪術師「仕方ないでちゅよ…表があれば裏もある、光があれば影もあるんでちゅ」
 
ルビィ「そっか…綺麗な水を使うのも、汚ない水を流すのも、表裏一体…」
 
呪術師「世の中そんなものでちゅよ…っと、これは…足跡でちゅね」ハッケン
 
ルビィ「足跡…?」
 
ライト「」ペカー
 
呪術師「サイズ的に人間やエルフではないでちゅね…ほ乳類の獣人でもなさそうでちゅ」
 
ルビィ「ぅゆ…そこまでわかるなんて呪術師ちゃんしゅごい…!」
 
呪術師「獣医しゃんの助手でちゅから!これくらいは当然でちゅ!」
 
ルビィ「あっ…!これは…葉っぱ?」ハッケン
 
呪術師「足跡と一緒にちらほら落ちてまちゅね…」葉っぱピラピラ〜
 
ルビィ「奥まで続いてりゅ…」ゴクリ
 
呪術師「…」ゴクリ
 
ルビィ「危なくなったら呪術師ちゃんは逃げてね…?」
 
呪術師「戦闘は任せまちたよ…」ビクビク
 
ルビィ「…」コクリ
 
ルビィ「それじゃぁ…いこう」オソルオソル
 
呪術師「はいでちゅ」オソルオソル
 
◇◇◇
下水道・深部
 
ライト「」ペカー
 
呪術師「あれは…」ビクビク
 
ルビィ「ぅゆ…モンスター…?」
 
植物系モンスター?「」葉っぱワッサワッサ

445名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 12:32:02 ID:AJs.0xbQ
>>439
ユッキー怒らせてすまんな、農業繋がりでワンチャン狙ってみただけなんや
バイヤーに関しては商社と種苗メーカーにマーケティングと品種開発を投げれないかなと思ったんやが、世界観的にちと邪道だったな

446ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 14:16:59 ID:f3hkHidY
ご都合主義なところはあるから結果的に医者や鍛冶屋みたいな万能キャラになる事はあっても、最初からオーバーテクノロジーや万能キャラ狙いでいくとおもちゃのビーム銃や学者さんみたいになったりするかもしないかも
今回は目的があるのでユッキーさんが絞ってくれました
バイヤーの件は頼み事は二つできないからそれっぽく断っただけです(笑)
バイヤー(商人)自体はいなくもないです
実際に関係者もほの町にいますし
外注するか自前で囲うかは安価次第
ただ商人は自身や所属団体の利益を追求する生き物とだけ言っておきます

447ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 17:27:25 ID:f3hkHidY
王都
大学
 
魔導機械教授「また来たぞな?」
 
雪穂「度々すみません…それで、あの、もう一度農機の双子さんの情報を頂きたくて…」
 
魔導機械教授「前にも言うたが、彼らはよく動き回るのでなかなか見つからn…」
 
学生A「農機の双子が湿地帯にいたらしいぜよ」
 
学生B「それってレアじゃね?」
 
魔導機械教授「…らしいぞな」
 
雪穂「湿地帯、ですか…」
 
魔導機械教授「王都の東に広がる湿地帯…わかるぞな?」
 
雪穂「小さい頃に遠足で行ったことはあるのでなんとか…」
 
魔導機械教授「そうか、ならば急ぐといいぞな」
 
雪穂「はいっ!いつもいつも本当にありがとうございます!失礼します!」ペコリ
 
魔導機械教授「ぞな」
 
◇◇◇
王都の東
湿地帯(国立公園)
 
雪穂「ホントに遠足で来たぶりだな…自然もあって悪くはないんだけど、特に何もない微妙なこの公園…」
 
雪穂「遊具もないし湿地帯だから走り回れるわけでもなく…こんな所に子供が自ら来るかなぁ…」
 
雪穂「ん…?」
 
ワイワイ キャッキャッ
 
Yが書いてある赤い服を来た少年「おじさん怪我治ったヤン」
 
Mが書いてある青い服を来た少年「よかったマー」
 
トカゲ族男「お前達のおかげだ、本当に…本当に…感謝する」
 
雪穂「い…い…」
 
雪穂「いたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!ついでには虫類っぽいのもいるぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」クワッ
 
Y少年&M少年&トカゲ族男「ん…?」

448ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 18:32:10 ID:f3hkHidY
王都から旧魔法都市までの道のり
 
特攻服少女「…」
 
千歌「あの子が何かしてるのかな…?魔法?」
 
鞠莉「強い魔力は感じないデスよ」
 
吟遊詩人「モンスターじゃなさそうだから『歌』も効かなそうね…」
 
兵士「とりあえず降りて話してみるっすか…?」
 
千歌「じゃあとりあえず私が…皆は待機で」
 
三人「了解っす」「ラジャー♪」「気を付けてね…」
 
助手席のドア「」バタン
 
千歌「ねぇ…バスを止めたのはあなた?」
 
特攻服少女「そうよ」
 
千歌「どんな力かはわからないけど、止めてくれないかな?私たちは大事な荷物を運んでて…」
 
特攻服少女「その荷物を置いて去りなさいっ!」
 
千歌「…それはできない相談だねぇ」ザッ
 
特攻服少女「だったら力ずくで…」バッ
 
ヒュンッ
 
千歌「やれるもんならやってみろ!」ガシッ
 
特攻服少女「あっち向いて…」
 
千歌「ふぇっ…?」
 
特攻服少女「ホイッ!!」
 
特攻服少女の人指し指「」グインッ
 
千歌の首「」グルゴキャッ
 
千歌「あいったああああああああああああああっ!!首がああああああっ!!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
特攻服少女「ふんっ!」ドヤァ
 
吟遊詩人「千歌ちゃんがやられた!?」
 
兵士「私達もいくっすよ!!吟遊詩人はスリングで援護できたらでいいっす!!」ダッ
 
鞠莉「おイタする子にはお仕置きが必要かな〜?」ダッ
 
mission!
『邪神龍』の少女を倒せ!
 
結果は?(秒判定・安価下3)
 
偶数…勝利
奇数…敗北
ゾロ目…???

449名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 18:41:00 ID:usYxFK.w
サイオニック逸材来た!この娘連れて帰りたい!

450名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 18:59:24 ID:JsCyzwkg
http://nazr.in/11AB

451名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 19:03:18 ID:PXFwzw0k
といや

452ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 21:56:29 ID:f3hkHidY
 
兵士「うおおおおおおおおっ!突撃っすよ〜!(私がおとりになるから頼んだっすよ〜…)」ダダダダダッ
 
鞠莉「よくもマリーバスを止めてくれちゃったね〜」ムニャラムニャラ…
 
吟遊詩人「えっと…スリング用の石はポッケに…ある…私は援護…私は援護…」
 
特攻服少女「無駄よっ!」
 
特攻服少女「あっち向いて…ホイッ!!」グインッ
 
兵士「うべらはっ!」一回転グルンッ
 
頭から落ちてゴヅン゙ッ…
 
兵士「あいったあああああああああっ!後頭部がああああっ!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
鞠莉「oh〜…あれは痛そう…私は食らいたくないよ!氷のつぶて!!」ババババババッ
 
特攻服少女「…!!」グッ
 
鞠莉「からの〜…Aqoursシャボン☆」
 
水が入ったシャボン玉×9「」プワプワ〜オ
 
鞠莉「GO!」
 
特攻服少女「…なんなのこの玉ッ!?!?」
 
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
 
特攻服少女「ただの水…?だったら別に…」ポタポタ…
 
鞠莉「ふふっ…」
 
水の入ったシャボン玉×1「」特攻服少女の顔にゆっくりプワプワ〜オ
 
特攻服少女「あぶっ…一個だけ割れずに…溺れ…」ブクブクブクブクブクッ 手足ジタバタ
 
鞠莉「窒息する前には解除してあげる♪」ニタァ
 
吟遊詩人「ヒェッ…(鞠莉さんは怒らせないようにしよう…)」
 
シャボン頭の特攻服少女「…」ブクブク…ブク…
 
鞠莉「そろそろデ〜スね…」指パッチン
 
水の入ったシャボン玉「」バシャァッ
 
特攻服少女「ぐえほっ…げほっ…」グッタリ
 
鞠莉「あんまりお姉さん達をナメたら…」
 
特攻服少女「けほっ…アッチムイテホイ」クイッ
 
鞠莉「へっ…?」一回転グルンッ
 
変顔でこめかみから落ちてグシャッ…
 
鞠莉「あいっだああああああああああっ!こめかみがあああああああああっ!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
特攻服少女「ナメてるのはどっちよ…けほっ…」
 
吟遊詩人「ひいぃぃぃっ!」ヒュッ
 
ビュンッ
 
特攻服少女「えっ?」
 
特攻服少女の鼻の下に拳サイズの石「」バコォォォォン!
 
特攻服少女「くぺえ」
 
吟遊詩人「あ…当たっちゃった…大丈…夫?」
 
特攻服少女「」チーン
 
勝利…?

453ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 00:28:01 ID:XZJJOtSo
 
特攻服少女「外しなさいよおおおおっ!」ジタバタジタバタ←手を集中的にグルグル巻きにしてある
 
兵士「いたたた…ダメっすよ〜」
 
鞠莉「アウチチ…脳ミソがまだ揺れてマ〜ス…」
 
千歌「いててて…ねぇ、なんでこんなことしたの?」
 
吟遊詩人「依頼に書いてあったギャングとは違うみたいだし…」
 
特攻服少女「…」ムスー
 
グゥ〜
 
特攻服少女「…////」カァー
 
千歌「あははは…お腹、空いてたんだね…」
 
◇◇◇
 
特攻服少女「はむっ…」チビチビ…
 
千歌「ねぇ、そんなに少なくていいの?お腹空いてたんでしょ?」
 
特攻服少女「…私はいい」
 
鞠莉「私『は』?」
 
特攻服少女「みんなに…」
 
特攻服少女「…」セイザッ
 
特攻服少女「もし分けられるぶんがあるなら…みんなに分けてあげてくださいっ!お願いしますっ!」ドゲザーッ
 
千歌「…」
 
吟遊詩人「大丈夫だから、顔をあげて…ね?」ナデナデ
 
兵士「皆って…?」
 
千歌「わけを…話してくれる?」
 
特攻服少女「…」
 
特攻服少女「私は…異世界から来たの」
 
四人「…」
 
特攻服少女「前の世界では…」
 
千歌「あー、ごめん、えーっと…初っぱなから遮ってごめんね?ちょっと待ってね、頑張って落ち着かせるから」
 
スゥ〜…
 
四人「「「「いきなり異世界から来たとか話がぶっとびすぎいいいいいいいいいいいいいっ!!」」」」
 
特攻服少女「…!!」ビクビクビクビクッ!
 
千歌「ふぅ…よし、どうぞ続けて?」
 
特攻服少女「…(ものすごく続けにくいんだけどぉーー!?)」

454ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 03:41:29 ID:XZJJOtSo
 
ペラペラ フムフム
 
千歌「数週間前に突然、異世界からこの世界に来た…と」
 
特攻服少女「たぶん…だけどね?文明とかが違うし…もしかしたら違う星や未来とかから来たのかもしれないけど…」
 
鞠莉「前の世界では〜、研究所で実験の日々…魔法とは違うそのpowerは『超能力』…私でも感知できないから、異世界というのはあながち間違ってないかもだね」
 
兵士「凄い能力っすよね〜…私ら四人それなりに強いと思ってたっすけど…」
 
特攻服少女「前の世界でも使える人は少ないと思う…少なくとも、人がいっぱいいる施設で使えたのは私の他に二人だけだったよ」
 
吟遊詩人「こっちに来た時は…突然頭上に黒い雲が現れて、カプセルみたいなものに拘束されて吸い込まれたって…想像したらすごく怖い…」
 
特攻服少女「うん…とっても怖かった…」ガクブル…
 
鞠莉「ふむふむ…(召喚魔法かそれに似た何かか…この世界の誰かが喚び出した…?)」
 
千歌「こっちに来てからは…いきなり荒野でギャングに襲われた…」
 
特攻服少女「返り討ちにしてやったわよ、この服もそいつらから奪った」
 
兵士「それでそんなにブカブカなんすねぇ」
 
吟遊詩人「…(すごい出で立ちだよね…『邪神龍』…駄目…笑っちゃいけない…)」プルプル…
 
鞠莉「そして、この辺りの荒野でさ迷っていた時に出会ったのが〜…」
 
特攻服少女「みんな…」
 
千歌「『ホームレス』のおじさん達なんだね…」
 
兵士「難民にもなれなかった、国に見捨てられた人達…」
 
特攻服少女「みんな…悪い人じゃないのに…こんな私にも優しくしてくれて…いろんなこと教えてくれて…なのに…なんで…」グスン…ヒッグ…
 
千歌「みんなのために、支援物資を奪おうとした…と」
 
特攻服少女「悪いことってわかってるわ…だから私はどんな罰でも受けるから、だから、おじさん達を…」
 
鞠莉「年老いたり身体が不自由で身寄りがなかったり、家族を亡くして無気力になったり、いろんな都合でドロップアウトしたホームレス達約20人…」
 
兵士「道のりは残り半分…どうするっすかねぇ〜…」
 
吟遊詩人「物資は国のものだし、私達じゃ権限が…」
 
千歌「…」
 
千歌「よしっ!困った時は相談だよっ!」
 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)「」どどん!
 
誰に相談する?(安価下4)

455名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 03:51:30 ID:ea6FIbrM
http://nazr.in/11AJ

456名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 05:24:31 ID:BuTNBWCE
順当に考えれば穂乃果ちゃんだけど、
交渉人高坂雪穂の手腕と王国中枢(親鳥)へのコネを期待して高坂姉妹とか?

457名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 07:52:54 ID:ROlLRjmo
上司なんだし穂乃果ちゃんがいいんじゃね?
ほのタウンで仕事斡旋しようよ

458名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 08:09:47 ID:YXHmhusM
かよちん

459ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 09:55:00 ID:XZJJOtSo
 
ソレデハワタシノハニーニ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
花陽と画面半分以上のおにぎり『もぐもぐ…あっ、鞠莉ちゃんだ〜!今ちょっと忙しくてお食事中でごめんね?もぐもぐ…何か相談ごとかな?もぐもぐ…』ニッコニコ
 

 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)「」そっ閉じ
 
千歌「お腹空かしてる子の前で満面の笑みでおにぎりを食べる映像は…」
 
兵士「ないっすね」
 
吟遊詩人「目隠ししてるうちにはやく…!」
 
特攻服少女「えっ…なになに?どうしたの?」目隠しされ
 
鞠莉「oh…ソーリー…」
 
ハナヨモソーリー…イソガシイナラダイジョブヨ〜マタネ〜
…プツン
 
誰に相談する?(安価下3)

460名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 10:10:59 ID:xpAroCTc
田んぼあるからいけるかと思ったけどあかんかったかぁ

461名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 10:34:06 ID:5hZiWATw
ここはやはり我らが勇者様...

462名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 14:11:44 ID:ROlLRjmo
ハノケチェン!

463ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 15:45:26 ID:XZJJOtSo
 
ハノ=ケ=チェン『ほあちゃぁっ!あたぁっ!たたたたたたっ!』シュビッ シュッ シュババババババッ
 
ハノ=ケ=チェン『アイヤ〜!ファイトアルよ〜…』
 
…プツン
 
千歌「ご、ごめん…操作間違えて前に見てたカンフー映画が…」
 
特攻服少女「えっ、あ、うん…(もうちょっと見たかった…)」
 
千歌「今度こそ…」ポチッ
 
タイチョーナノダ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
穂乃果『はいは〜い…誰ですかぁ〜…』ダルダルー
 
千歌「おうふ…やる気皆無モードだよ…」タハー
 
吟遊詩人「ダリの時計みたいな顔してるわね…」
 
兵士「子供に見せて大丈夫っすか…?」
 
鞠莉「ホラーに見えなくもないデ〜ス…」
 
特攻服少女「…(面白い顔…)」
 
穂乃果『えっ、千歌ちゃんたち!?ってライブ通信!?…これ流れてるの!?』
 
千歌「あはは…実は相談があって…今は時間大丈夫ですか?」
 
穂乃果『だーいじょぶ…かな?お客さんも…バンド女2姉ちゃんしかいないから全然おっけーだよねっ!なにかな?なにかな?』
 
四人「…(不安しかない…)」
 
千歌「実は…」
 
カクカクシカジカ
 
穂乃果『ふむ…ふむふむふむ…』
 
兵士「隊長の頭で理解できるっすかねぇ…」ボソッ
 
吟遊詩人「そんなに悪いんですか…?」ボソッ
 
鞠莉「ほの町の三大アホと呼ばれるくらいにはおバカね…」ボソッ
 
千歌「それって千歌入ってないよね?大丈夫だよね?」ボソッ
 
穂乃果『聞こえてるよっ!』
 
四人「ファッ!?」
 
穂乃果『これは帰ってからの鍛練が楽しみだなぁ…』
 
四人「えぇぇ…」
 
穂乃果『…で、特攻服少女ちゃんとホームレス問題だっけ?』
 
穂乃果『穂乃果自身は助けてあげたいんだけど…ここは町の代表として発言します』
 
穂乃果『総合的に見て、うちの町で受け入れるのは…ちょっと厳しいかな…』
 
特攻服少女「…」
 
千歌「そんな…」
 
穂乃果『『全員をここまで運べるか』とか『物資は被災地域へ送るのが任務』とかいろいろ問題はあるよ』
 
兵士「確かに…移動だけでも厳しいっすね…」
 
吟遊詩人「物資も国のものっていうのは抜きにしても、まずは困ってる被災者に届けなきゃいけない…」
 
穂乃果『でも一番の問題は…『本人たちに働く意志がない』ということ』
 
特攻服少女「…!!」
 
千歌「そんなことない…」
 
鞠莉「とは言い切れないのが現実ね」
 
穂乃果『王都で難民として受け入れられるのは、嘘でも働く意志とか向上心があるって言える人たち…』
 
穂乃果『ホームレスは国に見捨てられたんじゃない』
 
穂乃果『自ら社会を拒否した人たちなんだよ』

464ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 16:18:58 ID:XZJJOtSo
 
特攻服少女「みんな悪い人たちじゃないよ…?優しいんだよ…?なんで…なんで…」ポロポロ…
 
穂乃果『本人達がこの町で働きたいって言えば穂乃果だってなんとかする!それは約束するよ!』
 
千歌「でも…働く意志がなければ…」
 
鞠莉「どうする事もできない…」
 
兵士「ああああっ!どうしたらいいっすかぁ〜!!」
 
吟遊詩人「どうしたら…」
 
穂乃果『…』
 
穂乃果『弱音ばっかり吐いてもなんにもならないよ!!』
 
四人「…!!」ビクンッ
 
穂乃果『全部いっぺん解決しようって、無理に考えることはないんじゃないかな?』
 
穂乃果『千歌ちゃんたちにできることを一個一個やっていけばいいんだよ』
 
千歌「私たちにできる事…?」
 
穂乃果『ホームレスたちの行き先はひとまず置いといて…物資をどうするか』
 
穂乃果『分け与えるにしても伺いを立てる相手がいるでしょ?』
 
兵士「物資を届ける相手…」
 
鞠莉「今回の依頼主…?」
 
吟遊詩人「九人の勇者の一人…」
 
四人「『東條 希』!!」
 
穂乃果『うんっ!希ちゃんは穂乃果の億倍頭がいいからね〜もしかしたらなんとかしてくれるかもしれないよ!』

465ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 17:58:28 ID:XZJJOtSo
 
トウジョウノゾミサンニ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
防護服を着た女『シュゴー…シュゴー…』
 
千歌「えっ…東條希さんじゃない!?間違えた!?」
 
頭のパーツを脱ぎながら『間違えてへんよ〜』ガパッ
 
希『ふぃ〜…暑かった〜…知らん番号やね?どちらさん?』パタパタ
 
千歌「あっ!人形にそっくり!本人さんだ!」
 
希『人形にそっくりて!普通逆やんなぁ〜…でも、うちそっくりの人形いうたら…凛ちゃんとこの子?』※森林アスレチック編参照
 
兵士「その人形で合ってるっすけど違うっす、私らは高坂隊長の部隊の者っす」
 
希『お〜…穂乃果ちゃんとこの〜!支援物資の運搬を依頼した子らやね〜、なんかトラブルでもあった?』
 
千歌「実は…」
 
カクカクシカジカ
 
◇◇◇
 
千歌「というわけでして…」
 
希『そっかぁ〜…それやったら…』
 
希『特攻服少女ちゃんやっけ?』
 
希『未遂いうても犯罪やんな』
 
希『ホームレスも知ってて止めんのやったら犯罪幇助』
 
希『全員強制連行やね♪』
 
エエエェェェ〜!?
 
◇◇◇
旧魔法都市
廃棄エネルギー処理場
結界の間
 
…プツン
 
希「ふぅ〜…」
 
希「ホームレスかぁ…」
 
希「『底辺以下の暮らししかできない奴だっているのよ!』…やっけ?」
 
希「これでええんよね…?にこっち…」
 
のぞにこえりで写ってる写真「」ピラ〜

466ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 21:38:50 ID:XZJJOtSo
王都から旧魔法都市までの道のり
 
…プツン
 
吟遊詩人「旧魔法都市に強制連行からの強制労働って…」
 
千歌「あんまりなのだ…」
 
特攻服少女「うぅっ…」ポロポロ…
 
兵士「あー…たぶんそれはっすねぇ…」
 
鞠莉「先輩…」フルフル
 
兵士「えっ…黙っとくっすか?結果的に居場所と労働と物資の三つが与えらるっすけど…」ボソッ
 
鞠莉「やられたまんまなのも悔しいし、もうちょっと黙っておきマショウ」ボソッ←こめかみの痛み思い出し中
 
兵士「…ふむ、それもそうっすね」←後頭部の痛み思い出し中
 
千歌「あんまりなのだああああああっ!」ウガー
 
吟遊詩人「辛いけど…頑張ろ?」ナデナデ
 
特攻服少女「うん…何されるかまだわからないけど、きっと実験に比べたら平気!」グシグシ
 
兵士「う…(健気っす!健気っす!)」
 
鞠莉「くっ…(可哀想だけどもうちょっと見てたい!)」
 
千歌「くそう…勇者の一人だっていうから優しいのかと思ったらとんだタヌキだよ!」プンスコ
 
鞠莉「荷車をもう一台増やすために人を寄越すって言ってたけど…」
 
兵士「それまでにホームレス達を集めないとっすね」
 
特攻服少女「私、みんなの所に行って説明してくる!」ダッ
 
吟遊詩人「あっ、待って、私も行きます!」ダッ
 
鞠莉「千歌っちと先輩はバスの荷下ろし手伝って〜」
 
千歌「はぁ〜い…」
兵士「了解っす!」

467ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 04:41:53 ID:ihjnhiDo
ほの町
穂むら
店舗スペース
 
…プツン
 
穂乃果「…(今の穂乃果…すっごく上司っぽかったよね!)」グッ
 
バンド女2姉「あの〜…とっても爽やかでやりきった顔してるところ悪いんだけれど…」
 
穂乃果「へっ?」
 
バンド女2姉「お客さんよ…?」ユビサシ
 
獣医「ど…どうも///」ペコリ
 
穂乃果「お〜!獣医久しぶりだね〜!動物園のほうは順調?」
 
獣医「はい、午前の検診は終わったので従業員のおやつを買いに…」
 
穂乃果「うんうん!獣医にはうちの雪穂の馬もお世話になってるしサービスしちゃうよ〜!」
 
獣医「あ、ありがとうございます…」エヘヘヘ
 
ウチノバイトヤッテタコロガナツカシイネェ〜…
ソウデスネ〜
 
バンド女2姉「ふふふっ、私もお客さんなんだけどなぁ…ん?あっちから凄い勢いで走ってくるのは…?」ウィンドウから外を見て
 
ダダダダダダダッ
扉ガバッ!
 
ルビィ「はぁ…はぁ…はぁ…」
 
穂乃果「ぅおうっ!ルビィちゃん血相変えてどしたの!?」
 
ルビィ「獣医しゃん…すぐ来てくださいっ!」
 
獣医「ボク…ですか?」
 
ルビィ「う…う…う…産まれそうなんでしゅ!!」
 
ハァ〜!?
 
◇◇◇
少し前
地下・下水道・深部
 
植物系モンスター?「」葉っぱワッサワッサ
 
ルビィ「ぅゆ…」ツンツン
 
バサッ
 
倒れた植物系モンスター?「」バターン
 
呪術師「これは…ハリボテというか葉っぱの着ぐるみ…のガワでちゅかね?」ツンツン
 
ウゥ…
 
ルビィ「呪術師ちゃんっ!見てっ!!」
 
呪術師「…!!」
 
ライト「」ペカー
 
真っ白な鱗のトカゲ族女「うぅっ…」グッタリ
 
トカゲ族女の大きなお腹「」ポッコリ

468ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 17:41:42 ID:ihjnhiDo
王都の東
湿地帯(国立公園)
 
カクカクシカジカ
 
Yが書いてある赤い服を来た少年改め農機工兄「農機大工場…面白そうヤン…」
 
Mが書いてある青い服を来た少年改め農機工弟「便利な農機をたくさん作りたいマー…」
 
トカゲ族男「二人とも…良かったじゃないか」
 
農機工兄&弟「でも…」
 
雪穂「でも…?」
 
農機工兄&弟「「トカゲのおじさんと一緒じゃなきゃ嫌ヤン!」マー!」
 
トカゲ族男「なっ…」
 
雪穂「えっと…すみません、三人はどういう関係で…?」
 
農機工兄「何日か前にここで遊んでたら、おじさん怪我して倒れてたヤン」
 
雪穂「怪我を…!?大丈夫なんですか?」
 
農機工弟「頑張って手当てしたけど…治ったマー?」
 
トカゲ族男「あぁ、おかげでこうして動けるようになったぞ」筋肉ムンッ
 
農機工兄「よかったヤン!」
 
農機工弟「これからたくさん遊べるマー!」
 
トカゲ族男「二人には返せないほどの恩があるし、せっかく友人になれたのだから一緒に居たいという気持ちもある」
 
トカゲ族男「しかし…」
 
トカゲ族男「俺にはやらなければならない事があり、待っている家族もいるんだ」
 
雪穂「…よかったら説明してもらえませんか?」
 
農機工兄&弟「「聞きたいヤン!」マー!」
 
トカゲ族男「あぁ、少し長くなるかもしれないが…」
 
◇◇◇
 
トカゲ族男「俺達トカゲ族は群れで生活していてな、それなりに平和に暮らしていたんだ」
 
トカゲ族男「しかしあの日、魔王軍が現れ…俺達に服従をせまった」
 
トカゲ族男「誇り高き我らはそれを拒否し、戦いを挑み」
 
トカゲ族男「そして、あっけなく滅びたよ…」
 
雪穂「魔王に滅ぼされた一族…」
 
農機工兄「辛かったヤン…」
 
トカゲ族男「戦争とはそういうものだ…」
 
農機工弟「悲しいマー…」
 
トカゲ族男「俺の嫁は一族でも高位の術士でな、彼女がかけてくれた防御魔法のおかげで我らは少しだが生き延びた」
 
トカゲ族男「それからは森林地域の復興村に身を寄せていたんだが…」
 
トカゲ族男「二ヶ月ほど前に魔王軍に奪われた一族の至宝『アイスソード』を王都で見たという情報を聞いてな」
 
トカゲ族男「俺はそれを探しに王都まで来たんだ」
 
雪穂「トカゲ族の至宝『アイスソード』…ですか」
 
トカゲ族男「あぁ、それがあれば一族再興の足掛かりになる」
 
農機工兄「『アイスソード』は見つかったヤン?」
 
トカゲ族男「いや、闇商人という人物が扱っているという情報は掴んだんだが…」
 
トカゲ族男「その矢先に潜んでいた下水道の縄張り…住処をギャングに奪われてしまって…」
 
農機工弟「それで怪我してこんな所にいたマー?」
 
トカゲ族男「あぁ、集団と言えどギャングなんぞに負けるとはまったく情けない…」筋肉ショボン…
 
雪穂「ふむふむふむ…じゃあ、その『アイスソード』が手に入れば…」
 
トカゲ族男「そうだな、『アイスソード』を手に入れて、家族に話をつけたら…」
 
農機工兄&弟「「ボク達と一緒に居られるヤン!」マー!」

469ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 19:06:50 ID:ihjnhiDo
 
雪穂「手がかりは…その闇商人という人物だけなんですか?」
 
トカゲ族男「そうだな…闇商人は最近警察のガサ入れがあって居場所を変えたようで、今何処にいるかはわからない」
 
農機工弟「他に誰か欲しがってる人はいないマー?」
 
トカゲ族男「武器としても価値があるものだからな…いるだろうな」
 
農機工兄「だったら尚更はやく見つけないとヤン!」
 
雪穂「ふむ…まずはもう少し情報を集めましょうか」
 
どこに行く?(安価下5)
 
1…城
2…エルフ居住区
3…警察
4…書店
5…工事現場
6…その他

470名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 19:09:25 ID:/XyeBH4Y
筋肉...

471名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 20:11:45 ID:aOcHPgto
商人…武器として欲しがっている奴がいるかも…うっ頭が

472名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 21:52:48 ID:E14IjZMs
ホンジャマカ

473名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 22:34:37 ID:QVvhNWyc
行くのは城にしろっ!
あ、今のはね

474名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 00:34:30 ID:v5vt.2W2
言わなくていいから
4で

475ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 02:45:54 ID:j8b8sk2c
深夜
王都
キノコの国書店・本社・社長室
 
書店社長「日を跨いでしまったか…こんな時間まで待たせてしまってすまない」
 
雪穂「いえ、お忙しいのは知ってますし、こちらから無理に押しかけたわけですし…」
 
トカゲ族男「…」
 
農機工兄&弟「Zzz…」スピー…
 
雪穂「…(この都の表も裏も知り尽くしてそうな知り合いといったらこの人しかいない…と思う)」
 
書店社長「事情を説明して貰おうか」お菓子パクー
 
◇◇◇
 
カクカクシカジカ
 
書店社長「農機大工場が稼働すれば…働き口が増え、町にも人が増える」
 
書店社長「町に人が増えれば…書店の利用者も増える」
 
書店社長「うちにとっても悪くない話だな」
 
雪穂「情報料…というわけではありませんが、そちらにもそれなりの見返りはあると思いまして」
 
書店社長「いや、継続して売上増が見込めるんだ これ以上の情報料はないよ」
 
書店社長「しかし『アイスソード』か…ふふっ」
 
トカゲ族男「知っているのか!?」
 
書店社長「知っているというかなんというか…」
 
雪穂「…(まじで!?まかさこんなにはやく情報が…!!)」ゴクリ
 
書店社長「二日後の午後7時から行われる『FNS』の優勝賞品が…」
 
書店社長「その『アイスソード』なんだよ」
 
エエエェェェ〜!?

476ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 03:28:34 ID:j8b8sk2c
 
雪穂「『FNS』の優勝賞品…?」
 
トカゲ族男「何なんだその…『えふえぬえす』とやらは」
 
雪穂「歌の祭典だったと思いますけど…優勝とか順位付けもなかったと思います」
 
書店社長「表向きは…な」
 
雪穂「表向き…?」
 
書店社長「歌の祭典が催されるステージの地下、特設闘技場で行われる…」
 
書店社長「『フードファイト・肉・サバイバル』」
 
書店社長「それが本来の『FNS』なんだ」
 
雪穂「フードファイトって…」
 
トカゲ族男「肉を食べるのを競うのか?」
 
書店社長「そうだな」
 
トカゲ族男「それならは俺も出よう、肉が嫌いなトカゲ族はいない」
 
雪穂「出場資格とかはないんですか?」
 
書店社長「特には、今日中に登録を済ませれば問題はないはずだ」
 
書店社長「今日は帰って寝て、起きたら登録へ行くといい」
 
農機工兄&弟「Zzz…」ムニャ…
 
トカゲ族男「わかった、感謝する」ペコリ
 
雪穂「こんな遅くに本当にありがとうございましたっ!」ペコリ

477ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 15:08:20 ID:j8b8sk2c
ほの町
動物園・管理棟
 
オギャァァァァ!オギャァァァァ!
 
穂乃果「う…産まれたよぉ…」ポロポロ
 
ルビィ「ぁぃ…」ポロポロ
 
呪術師「なんであなた達が泣いてるんでちゅか…」ウルウル
 
ルビィ「呪じゅちゅちちゃんらって…あははは」ポロポロ
 
獣医「ふぅ…初めて診る爬虫類族の逆子(さかご)だったので、一時はどうなるかと思いましたが…」←噛まれた痕多数
 
医者「逆上した母親に噛まれながらやったしな…ようやったで!」
 
獣医「噛まれるのは慣れているので…」アハハ
 
呪術師「どういる意味でちゅか?」ギロッ
 
獣医「うっ…」ゾクッ
 
呪術師「はぁ…今日は大金星でちゅので許してあげまちゅよ…噛まれた傷をみせてくだちゃいな」マキローン
 
獣医「は、はい…///」
 
穂乃果「お母さんのほうは大丈夫なの?」グシグシ
 
医者「ぐっすり眠っとる、下水道から移動しての逆子の出産やったからなぁ…相当な体力使ったはずや」
 
白いトカゲ族女「Zzz…」スヤァ…
 
穂乃果「でもなんだってあんな場所に…」
 
ルビィ「ぅゆ…」
 
医者「その辺は起きてからやなぁ…」
 
オギャァァァァ!オギャァァァァ!

478名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 19:33:29 ID:jBr7/SYM
胎生の爬虫類族って珍しいなw

479名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 21:13:16 ID:v5vt.2W2
卵胎生なんでしょ
...どうでもいいけどシーラカンスって卵胎生だったんだな

480ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 21:48:16 ID:j8b8sk2c
爬虫類族は爬虫類の特徴を持った亜人(獣人)というカテゴリーなんで、人間に近いのかな?
二足歩行の爬虫類ではないです
 
個人的に卵から知能を持った人型が産まれるのは昔からちょっと違和感があって…知能がない人型モンスターとか雌雄がない設定ならいいんですけどねぇ

481ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 22:57:26 ID:j8b8sk2c
王都から旧魔法都市までの道のり
 
オーイ!
ダダダダダダダッ
ガラガラガラガラ〜…
 
兵士「向こうから何か来るっすね…?」
 
千歌「タヌキ隊長が寄越すって言ってた人かな?」
 
鞠莉「特大の荷車を引いてるのは…ファッツ!?ヒト!?」
 
兵士「荷車を人間が引くって…どんだけ怪力なんすか…」
 
キキィィィィー---ッ!
 
おでこが特徴的な女「とうちゃぁーく!!」ガタッ
 
長身でポニテの女「ちょ…揺らしすぎだって…」ウプ
 
小柄でおさげの女「大丈夫…?」サスサス
 
千歌「あなたたちは…?」
 
おでこが特徴的な女「ん?私は『飛脚』!希さんに言われてさ〜、出張宅配ってやつ?」
 
長身でポニテの女「人乗せる時はもうちょっとスピードゆるめなさいよ…あ、私は『古道具屋』ね よろしく〜」
 
小柄でおさげの女「私は『宮大工』っていいます よろしくね♪」
 
千歌「『ヒ』キャクに『フ』ルドーグヤに『ミ』ヤダイク…」
 
兵士「あ…あ…あなた方は…まさか…伝説の…」
 
兵士「『神モブ』の皆さんっすか!?!?」
 
千歌「かみもぶ?」
 
飛脚「そう呼ばれてた時期もあったかなぁ〜…」アハハハ…
 
古道具屋「まぁ、モブなのはその通りなんだけど…」
 
宮大工「神は言い過ぎだよね…///」
 
飛脚「うん、うちらは普通に仕事してるだけしね…///」
 
鞠莉「この大きさの荷車を旧魔法都市から運ぶのが…普通〜?」
 
飛脚「あー…それはこの『怪力グローブ』のおかげ!古道具屋は古代の魔法がかかった道具に詳しくてね、コレクションもしてるんだ」
 
古道具屋「脚力と肺活量は飛脚の自前じゃない…」
 
宮大工「私達は限界突破もできないぶん、能力を特化させたり連携を深めたりして補ってるんだよ♪」
 
兵士「その辺の話!詳しく聞かせてほしいっす!!」ハァハァハァハァ
 
千歌「あはは…先輩がこんなになるなんて珍しいねぇ…」
 
鞠莉「憧れてた存在に会うと誰もがこうなっちゃうんだね…」

482ID:yOalPPig:2018/07/24(火) 03:46:08 ID:lDBDMfHY
ホームレスの集落
 
ニモツヲマトメヨウ
テントハステテイケバイイカ…
ネブクロト…アトハ…
 
特攻服少女「みんな…いいの?自由が奪われちゃうんだよ?ここから逃げて、また新しいところで…」
 
ホームレス1「逃げようにも、そんなにはやく動けない人もいる」コレハモッテイコウカナ…
 
ホームレス2「本当は立ち上がるのも面倒なんだがなぁ…強制ならしょうがあるめぇ」ヨイショ
 
ホームレス3「仕事か…面倒だ…強制なら仕方ないが…」グラサンクイッ
 
吟遊詩人「とか言ってるわりには皆さんどことなく笑顔のような…?」
 
ホームレス1「僕らの自由の為にあの子が苦しむような事はあってはいけないんだ」ボソッ
 
ホームレス1「機会を与えてくれてありがとう」ニコッ
 
吟遊詩人「あぁ…そういう…」フフッ
 
ホームレス2「ほら、特攻服少女ちゃんもはやく荷物まとめねぇと」背中ポンッ
 
特攻服少女「あーもう!わかったわよ!強制労働でへたっても知らないんだから!」バッ
 
吟遊詩人「…(ここの人達は皆ヘタレで不器用でひねくれもので)」
 
吟遊詩人「…(でも助けの手をふり払ったんじゃない、別の誰かに順番を譲っただけなんだ)」
 
吟遊詩人「あ…(東條さんはそれをわかって…)」
 
吟遊詩人「ふふっ、でもタヌキな事には変わりないか」
 
◇◇◇
少し経って
 
千歌「う〜ん…やっぱりバスには10人ちょっとしか乗れないのだ…」
 
兵士「半分は待機してピストン輸送するしかないっすねぇ…」
 
特攻服少女「私は最後まで残るわ!一番若いんだから当然!」
 
バス+荷車1…マリー+ホームレス10人
荷物2…飛脚
待機…特攻服少女+ホームレス10人
 
鞠莉「これは確定として…残りの冒険者の振り分けはどうしマスか?」
 
飛脚「護衛は最低一人ずつはつけたほうがいいと思う」
 
飛脚「ちなみに私は脚力と肺活量に全振りしてるから戦闘はそこまで強くないよ」
 
古道具屋「私は基本的に道具でサポート専門」
 
宮大工「三人揃うと連携でそれなりに強いと思うんだけどね…あ、私は簡単な結界とかを作れます」
 
千歌「う〜ん、じゃあ…」
 
《残りの冒険者》
千歌 吟遊詩人 兵士 古道具屋 宮大工
 
待機組の護衛は?(安価下3)
バスの護衛は?(安価下5)
残りは飛脚の護衛

483名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 07:48:44 ID:/IGPgFOI
ksk

484名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 10:26:21 ID:L1M/4o6E
てい

485名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 13:24:28 ID:X/96BrXY
千歌っち

486名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 14:27:38 ID:tnU0He3w
バスは吟遊詩人と兵士かな、マリーも居るし
飛脚の方はヒフミトリオで真価を発揮出来そうだし

487名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 19:31:53 ID:Owlhjm7Q


488ID:yOalPPig:2018/07/24(火) 20:01:17 ID:lDBDMfHY
待機組
 
ヨーシ!
 
千歌「頑張って待つぞぉーー!!」←強アタッカー かしこさ低
 
特攻服少女「おおぉーー!!」←強アタッカー かしこさ低
 
ホームレス1「はははは…」←非戦闘員・ホームレスの中には身体が不自由な人もいる
 
◇◇◇
マリーバス組
 
ブロロロロロ〜…
 
鞠莉「ふんふんふ〜ん♪」←万能タイプ フィジカルはちょっと低
 
兵士「大丈夫っすかね…あの二人…」←平均的アタッカー すばしっこさ低
 
吟遊詩人「単純な強さだけでいったら二強だとは思うけど…」←飛び道具(初心者) 対モンスター異常付与
 
ホームレス3「満員で暑い…」汗ダラダラ…
 
◇◇◇
飛脚組
 
ダダダダダダダダッ
ガタゴトガタゴト…
 
飛脚「うひぃ〜!風が気持ちいいぃ〜!」ダダダダダダッ←アタッカー? 自称戦闘は微妙

 
古道具屋「ちょっ…まっ…揺らさないで…」ガタゴト←自称サポート専門
 
宮大工「千歌ちゃん達もらったほむまん久しぶりだ〜!おいしい〜!」モチャモチャ←自称結界が作れる=防御系?
 
◇◇◇
旧魔法都市
地下・???
 
ジャラジャラジャラジャラ〜
25番台スタートシヤッシタ〜
 
報告書「『エネルギー暴走の影響でこの辺のモンスターは活性化しとるで』『ギャングも王都からちらほら流れてきとるで』」ペラリ
 
希「ふ〜ん…」
 
希「あの子達、大丈夫やろか…?」
 
希「…」
 
希「お、リーチや」ジャラジャラ〜

489ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 00:00:08 ID:pzWfyHVo
飛脚・古道具屋・宮大工トリオ
 
ダダダダダダダダッ
 
飛脚「おっと…!」
 
キキィィィィィーッ!!
 
飛脚「ははは…こりゃまた育ちに育ったねぇ…」
 
古道具屋「もう…急に止まらないでって言ってるじゃない…」ウプ
 
宮大工「ねぇねぇ…後ろからもギャングが来てるみたいなんだけど…」アワワワワ…
 
前に現れた超巨大カマキリ「キリキリキリキリ…」どどどん!
 
後ろから迫る屈強そうなギャング達「ヒャッハーー!!あいつらがモンスターとやりあってる間に奪い取れえええぇぇぇ!!」
 
mission!
 
超巨大カマキリと屈強なギャング達を倒せ!
 
結果は?(秒判定・なし)
 
秒一桁1〜0…勝利

490名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 00:38:19 ID:S7TQICRM
イベントバトルじゃないですかやだー!

491ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 00:39:57 ID:pzWfyHVo
 
キリキリキリキリ…
ヒャッハー!
 
飛脚「戦闘はあまり得意じゃないんだけどなー…」手袋ヌギ-
 
古道具屋「道具は何か使う?」
 
飛脚「スポドリだけちょうだい!」
 
古道具屋「ただの飲み物じゃない…」ハイ
 
飛脚「さんきゅー」クイッ ゴクゴクゴク…
 
宮大工「荷車に結界は張ったよ〜」
 
飛脚「ぷは〜っ!おっけー、じゃあ宮大工に後ろはまかせた〜」ダッ ヒュン
 
宮大工「は〜い、古道具屋ちゃんはどうする?」
 
古道具屋「適当に二人を『サポート』するわ」道具袋ドサッ
 
飛脚「それじゃ」踏み込みで小さいクレーターボコォッ
 
古道具屋「いっちょ」いかずちの杖と破邪のつるぎ二刀流シャキン
 
宮大工「いきますか」大黒柱振り回しブォン
 
超巨大カマキリ「キリ…?」
 
屈強なギャング達「え…?」
 
ドッカァァァァァァァァァァン!!!
 
三人「…(連携とかいってるけど…私以外の二人が鬼強いだけなんだよなぁ…)」
 
カマァァァァァ…キリ…ガクッ
ヒャ…ハ…アベシ…ガクッ
 
三人「…(私なんて…ただのモブだし…)」
 
勝利!

492名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 01:05:15 ID:UeLtXUn6
本当にただのイベントバトルでワロタ
フミコと兵士は入れ換えて兵士に戦闘見せてあげてもよかったかな
ただトリオをバラすと何処までパワーダウンするか分からなかったからなー


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