したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

穂乃果「安価で町を作るよ!」★2

392名無しさん@転載は禁止:2018/06/21(木) 00:30:17 ID:BtO8xC7c
バ、バカな、生きていただと(お帰りなさい超待ってた)

393ID:yOalPPig:2018/06/21(木) 18:12:44 ID:tzUMgjwU
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『そんな高利貸しの元へお金を借りにやってきた商人たち!』
 
友人1「やっぱりやめない?高利貸しとは口論になったばかりなんでしょ?」
 
友人2「商人ちゃんってば高利貸しさんの部屋から顔真っ赤にして出てきてたし、さぞ激しい口論だったんだろうねぇ…」
 
商人「激しいって…あれは至近距離だったからつい魔がさしたというか…////」
 
友人1&2「ん?」
 
商人「とにかく!高利貸しさんにお金を借りられたら、大富豪の娘ちゃんと友人1ちゃんが結婚できるんだから!」
 
友人1「まだそうと決まったわけじゃ…」
 
友人2「結婚できれば大富豪の娘ちゃんをハグし放題!」
 
友人1「行こう!!お金を借りに!!」
 
商人「友人2ちゃんナイス!」グッ
 
友人2「ふひひ」グッ
 
商人&友人1「たのもぉ〜!」
 
門についてる音がするやーつ「」カンカンカン
 
ハイハ-イ
スタスタスタ
 
召し使い「あら?商人じゃない、また高利貸しに文句を言いに来たの?もとい…」
 
召し使い「再び我が主に聖なる杭を打ち付けに来たのか…懲りない奴め…くっくっく…」←堕天のポーズ
 
商人「あ、召し使いちゃんこんにちは〜!今日はそういうんじゃなくてね…」
 
召し使い「こんにちは〜…って、私は召し使いじゃなくて吸血鬼に取り入ろうとしている道化師よっ!」ダン!
 
友人2「あー…最近はそういう設定なんだね…」
 
友人1「道化師どの、ご機嫌麗しゅう」ペコリ
 
召し使い「ご、ご機嫌麗しゅう…/////」アセアセ
 
友人1「今日は高利貸し…いや、吸血鬼にお願いがあって来たんだ 繋いでくれるかい?」
 
召し使い「わ、わかりました…しばしお待ちを…」ペコリ スタスタスタ
 
商人「おぉ…召し使いちゃんとのめんどくさいやり取りをいとも簡単に…」
 
友人1「ん?私は召し使いのこういうの嫌いじゃないよ?なんか楽しいじゃん」アハハ
 
商人「意外と気が合うのかもねぇ…友人1ちゃんと召し使いちゃん」
 
友人2「結婚が決まったら雇ってあげたら?高利貸しさんの待遇に不満があるみたいだし」
 
友人1「う〜ん…私としても使用人に知ってる人がいるのは助かるし、考えとくよ」
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
雪穂「皆はたまに素が出ちゃってるけど…」
 
印刷屋「学者は言われなければ学者だとわからないほど溶け込んでいるな」チラシのキャストの欄ペラリ
 
哲学者「完璧な演技であります!」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「この劇場、満席ね…」ポップコーンポリポリ
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「そうね、完ッ全に…言わないわよ」ポップコーンポリポリ

394名無しさん@転載は禁止:2018/06/21(木) 18:54:35 ID:.K5Rg.dM
なんか強そうな人達達来てる!?

395名無しさん@転載は禁止:2018/06/22(金) 21:21:49 ID:atf8wBII
おでこさんはほのキチなんだろうか

396ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:32:00 ID:br9Q3Ugo
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『なんやかんやで高利貸しの部屋にやってきた3人!果たしてお金は借りられるのか〜!』
 
高利貸し「私のお金の貸し方に異を唱えた商人さんが…」
 
高利貸し「私にお金を借りに来た…と?」
 
三人「…」ゴクリ
 
◇◇◇
 
高利貸し「チャンスですわ!チャンスですわ!チャンス到来ですわぁ〜!!」
 
高利貸し「これは私を辱しめた商人さんをギャフンと言わせるチャンスに他なりませんわ!!」
 
高利貸し「狡猾に、冷酷に、徹底的に…潰す!!」
 
高利貸し「商人さんに情けなどかけません!!例え高利貸し家が滅ぶことになろうとも!!」
 
◇◇◇
 
高利貸し「…先日、商人さんは私を卑しい牝犬と罵りました」
 
友人2「そんなに激しい口論をしてたんだね…」
 
商人「そ、それは…高利貸しさんがメスの顔をしてたからノリで…////」
 
高利貸し「そんな牝犬に…お金を貸して欲しいと?そうおっしゃいましたか?」
 
商人「お、おっしゃいました…」
 
高利貸し「はっ!ジャリガキならまだしも…犬畜生にお金をどうこうできるわけがありませんわよねぇ?」
 
商人「それは…」
 
友人1「お金を借りるのは無理っぽいね…諦めy」
高利貸し「ふふふっ、冗談ですわよ」ニコッ
 
三人「えっ…?」
 
高利貸し「あなたが望むのなら、この牝犬めはあなたの友人になりましょう」
 
高利貸し「いくらでもお貸しいたします」
 
高利貸し「もちろん、友人ですから利子もいりませんわ」
 
エエエェェ〜!?

397ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:54:20 ID:br9Q3Ugo
 
高利貸し「召し使いさん!金庫を持ってきなさい!」パンパン
 
召し使い「…かしこまりました」ペコリ スタスタスタ
 
商人「本当に…いいの?」
 
高利貸し「ええ、私とあなたは友人ですもの」
 
高利貸し「もちろん、口約束ではなく借用書にサインはいただきますが…」ペラリ
 
友人1「だ、大丈夫かな…?」ヒソヒソ
 
友人2「何か騙されてない?」ヒソヒソ
 
商人「…」←借用書眺め
 
商人「これ、この『踏み倒した際の罰則』の所が空欄になってるけど…」ペラリ
 
高利貸し「…」ニヤリ
 
高利貸し「そうですわねぇ…あなたが踏み倒すわけがない…とは言い切れないのが正直な所」
 
友人2「そんな!商人ちゃんがそんな事するはずないよ!」
 
商人「待って友人2ちゃん…それは私と友人1ちゃんや友人2ちゃんの信頼関係があっての話でしょ?」
 
商人「高利貸しさんが私の事を信頼しきるってのは…」
 
高利貸し「はい、友人になったとはいえ…ほんの少し前までは犬猿の仲…」
 
商人「さすがにこの罰則は空欄ってわけにはいかないよね…」
 
高利貸し「しかし、あまり重い罰則ですと友人としては…どうしましょうか…」
 
召し使い「ご主人様、金庫をお持ちしました」ヨイショ
 
金庫「結構重いやで」ゴトン
 
高利貸し「…そうですわ!」ポン
 
高利貸し「私は吸血鬼…」
 
召し使い「へっ…!?」
 
商人「それは召し使いちゃん設定の話じゃ…」
 
高利貸し「はい、その設定を生かして…こんなジョークはどうでしょうか?」サラサラカキカキ〜
 
借用書の罰則「『期日までに返済しなかった場合、商人の心臓に近い部分の肉を高利貸しの所有物とする』」ばばん!
 
商人「こ、これは…」
 
高利貸し「It's吸血鬼ジョークですわよ♪」ニヤァ
 
友人1「商人の心臓に近い部分の肉…?」
 
友人2「それってもう…」
 
友人2「『商人っちのちちっち』じゃん!!」ばばばばん!
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
鞠莉「oh〜…『商人っちのちちっち』を所有物にするなんて…うらやまけしからんデ〜ス♪」
 
千歌「うぅ…/////」胸を隠し
 
騎士「高利貸し役の方…なかなか魅せますわね」
 
盗賊「ぅゆ…ガールズバンドのキーボードの子だよ?」
 
騎士「ガールズバンドですか…機会があれば森林地域でも演奏していただきたいですわ」

398ID:yOalPPig:2018/06/22(金) 21:58:18 ID:br9Q3Ugo
あ、ルビィだった(笑)
まいっか

399名無しさん@転載は禁止:2018/06/23(土) 12:04:48 ID:YiEjv2hw
一応たまに出る素と観客の反応で誰が何を演じてるのか判るのね

400ID:yOalPPig:2018/06/24(日) 21:28:41 ID:nuXc61SU
ステージ上
 
〜♪
 
ナレーション『浮かれ気分の契約を交わしてお金を借りた商人!そんな商人を心配する友人1と友人2だけど…』
 
友人1「本当にあんな契約を交わして大丈夫なの…?」
 
商人「だーいじょうぶだって!三日後には船も戻ってくるし、高利貸しさんもジョークだっていってたじゃん!」
 
友人2「でも…もし何かあったら『商人っちのちちっち』が高利貸しさんに…」
 
商人「そ、その時はその時だよ…//////」
 
友人2「むぅ…」
 
商人「そんなに心配なら…このお金でさくっと結婚決めて財産を手に入れちゃってよ!ね?」
 
友人1「財産の為に結婚するわけじゃないけど…わかった」
 
商人「うん!私は船を待たなきゃだからお婿さん探しにはついてけないけど…」
 
友人2「だったらお婿さん探しは私が付き添おうか?」
 
友人1「それは心強いな、よろしく頼むよ」
 
ア…アノ…
 
三人「…ん?」クルッ
 
召し使い「…これ、忘れ物よ!」スッ
 
友人1「あっ…私のダンベルだ…ありがとう召し使い、じゃなくて道化師か」ペコリ
 
召し使い「い、いえ…////」
 
商人「…そうだっ!召し使いちゃん!友人1ちゃんがもうすぐ大金持ちになる予定なんだけどさ、よかったら使用人として雇われない?」
 
召し使い「えっ…?」
 
友人1「あははは…まだ決まったわけじゃないってば…でも、召し使いがよかったら…どうかな?」
 
召し使い「かかかかか考えとくわ!それじゃ、ご、ご機嫌よう!/////」ペコリ スタスタスタスタ
 
商人「まんざらでもなさそうな感じだったね!」
 
友人1「どうだろう…高利貸しに随分こき使われてるみたいだったし、来てくれたらありがたいね」
 
友人2「はぁ〜…友人1ちゃんってば罪作りな女だよ、まったく」
 
〜♪

401名無しさん@転載は禁止:2018/06/26(火) 15:28:27 ID:1oqMXG3Y
あの人がよ・・・テイマーっぽい演技をしてる図が想像出来ねぇw

402ID:yOalPPig:2018/06/27(水) 00:03:57 ID:55UCPHbU
 
〜♪
 
ナレーション『翌日、高利貸しは…なんだかご機嫌みたいだね〜』
 
高利貸し「私は吸血鬼〜♪」
 
高利貸し「商人さんを〜♪」
 
高利貸し「ギャフンと言わせる為に〜♪」
 
高利貸し「ふふふんふふ〜ん♪」
 
召し使い「ご主人様、言われた物を買ってきました」
 
高利貸し「あら、ありがとうございます♪」カチャカチャ ゴトリ
 
買い物袋「」ガサコソ確認
 
高利貸し「確かに…下がっていいですわよ〜」
 
召し使い「失礼します」ペコリ チラッ
 
高利貸しが手入れしていた猟銃「」どん!
 
高利貸しに言われて召し使いが買ってきた肉切り包丁「」どどん!
 
召し使い「…」スタスタスタ
 
◇◇◇
 
スタスタスタスタ
 
召し使い「やばいやばいやばいやばいやばい!」
 
召し使い「商人とあんな契約交わした翌日にあんなものを用意して…完全にやばいやつじゃない!」
 
召し使い「このままここに仕えてたら…私まで犯罪者に…?」
 
首ブンブンブン
 
召し使い「いくら私でも社会的にダークサイドに堕ちる気なんかないわよ!」
 
召し使い「そうだっ!ここを出て…友人1さんの使用人になれば、私も逃げられて商人の命も救える」
 
召し使い「…かもしれない」
 
召し使い「でも…このままただ出てくだけってのも癪ね」
 
召し使い「…」
 
召し使い「溺愛しているあの子が居なくなれば、意気消沈して商人どころじゃなくなるかも…?」
 
◇◇◇
 
高利貸し妹「ぅゆ…?」ポケー
 
〜♪

403ID:yOalPPig:2018/06/27(水) 20:02:52 ID:55UCPHbU
 
〜♪
 
ナレーション『ところ変わって隣町のウチウラでは〜…大富豪の娘のお婿さん探しで大にぎわい!』
 
大富豪「はっはっはー!私が大富豪である!娘の婿殿は…心・技・体を兼ね備えた屈強な人物でなければならぬ!」
 
大富豪「よって…婿探しは『とらいあすろん』によって決めるものとする!」ばばん!
 
大富豪の娘「シャイニー☆友人1〜!ぶっちぎりで優勝するのよ〜!」←優勝賞品のタスキかけ
 
侍女「…」←準優勝賞品のタスキかけ
 
侍女「なんで…」
 
侍女「なんで私まで賞品にされてるんですかっ!」ナミダメ-
 
大富豪の娘「oh…あなたも年頃だし〜?いつまでも薄い本が夜のお供じゃ寂しいでしょう?」
 
侍女「ななななな何をいっているのーっ!!//////////」カァー
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
じい「『とらいあすろん』とは…考えただけで腰にきますな…」
 
大工「並大抵の体力じゃ優勝は無理ビバねぇ…」
 
酒造者「なかなかの歌声だど?」
 
農民「んだべ…さすがはオラの娘だべ」
 
酒造者「アーティスト一家は羨ましいど」
 
雪穂「…(農民さんと歌劇団員さんが親子だったとは…)」
 
千歌「あっ!吟遊詩人ちゃんだ!やっぱり声綺麗だなぁ…」
 
鞠莉「私のお婿探しがあったら漁師は参加してくれるのかなん…」ショボン…
 
騎士「…(なんとか二人を再会させてあげたいですわね…)」
 
ルビィ「ぅゆ…(今の集団生活で薄い本はどうしてるんだろう…?)」

404名無しさん@転載は禁止:2018/06/27(水) 22:45:39 ID:TqvBdUX.
あ、この二人はまんまなのね

405ID:yOalPPig:2018/07/04(水) 08:24:22 ID:dSANc/rM
帰国(´;ω;`)
まだちょっとばたばた走るよバタ子さん…

406名無しさん@転載は禁止:2018/07/04(水) 11:06:22 ID:b8vZPaMI
日本離れてたんすか

407ID:yOalPPig:2018/07/12(木) 11:20:13 ID:w1IjaQTk
タイとシンガポールと愛知行ったり来たり…
やっと落ち着くだべ…もう少ししたら日常に戻るべ…
 
ふむ
でも更新は少し待つか…ちょうど今日からあれ始まるし

408名無しさん@転載は禁止:2018/07/12(木) 12:15:16 ID:V56.wX1o
ぐ、グローバルな仕事してたんすね...

409名無しさん@転載は禁止:2018/07/12(木) 19:16:15 ID:CruMh84w
世界ずらぁ!

410ID:yOalPPig:2018/07/12(木) 23:21:42 ID:w1IjaQTk
 
〜♪
 
ナレーション『トライアスロンで優勝したら大富豪の娘とハグし放題!と鼻息を荒くして挑んだ友人1に待ち受けていた試練は〜…』
 
友人1「ん〜っ!いい景色だね…ん?あそこに何か書いてあるな…え?ここがゴール?」
 
友人2「友人1ちゃんはやすぎ…」ゼェ…ゼェ…
 
ナレーション『試練は〜…特になかったみたいだね!』
 
大富豪「はっはっはー!婿殿は剛の者であるな!」
 
大富豪の娘「友人1ってば、そんなに私と結ばれたかったの?」ニヨニヨ
 
友人1「そんな訳な…ある…けど…設定だからな!//////」
 
友人2「ぜぇ…ぜぇ…なし崩し的に私もトライアスロンに参加したあげく2位になっちゃったんだけど…って賞品が侍女ちゃんと結婚!?//////」
 
侍女「はわわわわわわ…//////」
 
〜♪
 
◇◇◇
 
〜♪
 
ナレーション『友人1達がウチウラでいちゃこらし始めた頃…ヌマズの船着き場では〜?』
 
召し使い「…」スタスタスタ
 
高利貸し妹「ぅゆ…召し使いちゃんどこいくの?黙って出てきたらおねえちゃぁに怒られちゃうよ?」キョロキョロ
 
召し使い「私は道化師よっ!」ダン!
 
召し使い「…高利貸しには書き置きしてきたから大丈夫よ」
 
召し使い「それに…高利貸し妹だってお友達の船乗りと外で遊びたいって言ってたじゃない」
 
高利貸し妹「それはそうだけど…」
 
召し使い「船乗りは高利貸しのやり方に反対だから、高利貸しはあなたと船乗りを遊べなくしたのよね?」
 
高利貸し妹「ぅゆ…」
 
召し使い「こうでもしないと船乗りと遊べないでしょ?何も悪い事をしようってんじゃないんだから」
 
高利貸し妹「うん…わたしは船乗りちゃんと遊びたい!おねえちゃぁに縛られたままじゃ嫌!」
 
召し使い「よく言ったわ!あなたにはあなたの人生があるんだから、いつまでも高利貸しの言いなりになる必要なんてないのよ!」
 
???「チュンチュン!」ヒョッコリ
 
高利貸し妹「あっ!船乗りちゃん!」
 
船乗り「チュンチュン♪」
 
高利貸し妹「会いたかったよぉ〜!」パァー
 
船乗り「チュンチュンチュン!」
 
召し使い「ふぅ〜…これでしばらく二人を遊ばせておけば…心配になった高利貸しは狼狽えるわね…ん?」
 
船乗り「チュンチュン!」←くちばしに新聞をくわえ
 
新聞「」どん!
 
召し使い「新聞…?なになに…?」
 
新聞の見出し「『商人のみかんを積んだ船が難破!?商人は一文無しに!?』」どどどどん!
 
召し使い「こ、これは…!!!」
 
ゴゴゴゴゴゴ…
 
〜♪

411ID:yOalPPig:2018/07/13(金) 17:51:11 ID:tKY3Pc8o
観客席
 
ゴゴゴゴゴゴ…
ガシャン ウィーン ガコン
 
雪穂「これは…何の音…?」
 
鞠莉「oh〜…ココロナシかステージが動いているような…」
 
バチン!
 
千歌「あっ!明かりが消えたよ!」ビクッ
 
ルビィ&騎士「ピギィ…」ガクブル…
 
大工「ふっ…」ニヤリ
 
大工「ここは何処か…皆忘れたビバか?」
 
雪穂「ここは…農機大工場…!!」
 
大工「そう…オラ達が造った工場の設備を劇に合わせてさらに改造したビバ!!」ばばーん!
 
じい「殿が『楽しみにしておれ』と言っていたのはこれじゃったか…」
 
雪穂「えぇぇ…」
 
グラサンをかけたとても華やかな女性「…」
 
◇◇◇
ステージ上
 

 
消灯されて真っ暗になった空間「」シーン
 
ナレーション『ここは、ヌマズにある裁判所』
 
ナレーション『船が難破をしたという知らせを受け、文字通り一文無しとなった商人』
 
スポットライト「」ペカー
 
商人「…」ズーン…
 
ナレーション『そして、返済期日が過ぎ…容赦なく契約書の内容を実行しようとする高利貸し』
 
スポットライト「」ペカー
 
高利貸し「…」ニタァ
 
ナレーション『二人の運命はこの先いったいどうなるのか…』
 


412ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 15:56:36 ID:Yz6O09hE
 

 
高利貸し「『期日までに返済しなかった場合、商人の心臓に近い部分の肉を高利貸しの所有物とする』」
 
高利貸し「…でしたわよね?」
 
商人「それはそうだけどさ…でも高利貸しさんはジョークって…」
 
高利貸し「うおだまらっしゃい!!」
 
商人「…!!」ビクゥッ
 
高利貸し「会話の記録なんぞはとっていません…あるのは、この」バッ
 
高利貸し「契約書だけですわ!!」
 
契約書「」どどん!
 
商人「そんなぁ〜…」ズーン…
 
高利貸し「返済の期日は今日の正午…」時計をチラリ
 
高利貸し「あと数分で…」
 
高利貸し「『商人さんの心臓に近い部分の肉』…『商人っちのちちっち』が私の所有物に…」ニタァ
 
商人「うぅ…/////」胸を隠し
 
高利貸し「あの日」
 
高利貸し「私は、商人さんに辱しめを受けました」
 
高利貸し「とても屈辱的でしたわ…」
 
商人「それは…悪いと思ってるけど…」
 
商人「でも、高利貸しさんが可愛かったからつい…/////」
 
高利貸し「…/////」
 
商人「それに…あの時は高利貸しさんだってまんざらでもなさそうな感じだったじゃない…?」
 
高利貸し「そうですわね…」
 
高利貸し「私が奪われたのは唇だけではなかったようです」
 
高利貸し「だからこそ…今度は私が奪う番」
 
高利貸し「あなたが奪われる番…ですわ」
 
商人「…」ゴクリ
 
高利貸し「時に商人さん、ジビエ料理はお好きかしr…」
 
裁判所の扉バコォォォォォン!!!!
 
友人1&友人2「「ちょっと待ったあああああああああ!!!」」

413ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 19:43:53 ID:Yz6O09hE
 
友人1「そこまでだよっ!」
 
友人2「はぁ…はぁ…『商人っちのちちっち』は…渡さないっ!」ゼェ…ゼェ…
 
商人「友人1ちゃん!!友人2ちゃん!!」
 
高利貸し「…」
 
友人1「召し使いがウチウラまで来て知らせてくれたんだ」
 
友人1「商人が一文無しになった事も、高利貸しが良からぬ事を考えてる事も」
 
高利貸し「そう…召し使いさんが…」
 
友人1「お金ならここに…」ドサッ
 
高利貸し「…」
 
商人「時間は…!?」
 
正午を知らせる鐘の音「お昼やで」ゴーン…ゴーン…
 
高利貸し「ふふふふふ…あははははははははっ!」
 
友人2「そんな…」
 
高利貸し「タァイムオーヴァー」
 
高利貸し「ですわね」
 
 
商人「ほら、時間はそこまで正確じゃなくでも…」
 
友人1「金額なら倍でもいいからさ…」
 
高利貸し「認められませんわぁ〜」
 
高利貸し「これで正式に」
 
高利貸し「『商人の心臓に近い部分の肉』は私の所有物になりました」
 
高利貸し「承認をお願いいたしますわ…裁判官はん」
 
裁判官?「…」
 
高利貸し「…裁判官さん?」
 
裁判官?「あっ!ソーリー、出番が遅くて待ちくたびれマシタ」
 
裁判官?「それで…この契約書によると…『商人の心臓に近い部分の肉』…『商人っちのちちっち』は高利貸しのもの…でオーケーかしら?」
 
書記?「契約書に不備はありませんね…ですが…」
 
裁判官?「う〜ん…そうだね〜…」
 
高利貸し「な…何か問題が有りますの…?」イライラ…
 
友人2「大有りだよっ!高利貸しさんは猟銃や肉切り包丁を用意して…『商人っちのちちっち』を物理的に切り取ろうと…」
 
商人「えぇぇ!?高利貸しさん…そんなスプラッタな事をしようと…」ガクブル…
 
高利貸し「違いますわよ!!」
 
友人2「何が違うっていうの!?そういうのは薄い本の中だけの話でしょ!?実際にやったら犯罪だよ!?」
 
書記?「そうよっ!ところでそういう薄い本はこの辺ではどこで売っているの!?」
 
友人2「それは後で教えます…って書記さん?何処かで見たような…」
 
書記?「あ…えーっと…あはははは〜…」顔を隠し…
 
商人「高利貸しさん、本当に違うの…?」
 
高利貸し「違いますわよ…商人さん、最近は金欠で貧相な食生活しかされてませんわよね?ですから…」
 
商人「ですから…?」
 
高利貸し「ですから、私自ら食材を狩って…ジビエ料理を振る舞おうと思っていたんです/////」
 
商人「えっ…あ、そういえばさっきジビエ料理は好きかって言ってたよね…」
 
高利貸し「私のものになるんですのよ?しっかりと食べて健康な身になるのは当然ですわ/////」
 
商人「えへへ…///じゃあ美味しいの期待してますね」
 
バン!バン!
 
裁判官?「シャラ〜ップ!!静粛に!!」
 
全員「…!!」ビクゥッ
 
裁判官?「そこは何でいちゃいちゃしはじめてるの?あと書記は薄い本没収デス」
 
書記?「ファッ!?」
 
裁判官?「問題はそこじゃないのよ」
 
友人1「どういう事…ですか?」

414名無しさん@転載は禁止:2018/07/14(土) 21:07:44 ID:Wh3nNlsc
それ薄い本じゃなくてウ=ス異本じゃね?

というか没収南無りk書記?ちゃん・・・

415ID:yOalPPig:2018/07/14(土) 22:58:43 ID:Yz6O09hE
 
裁判官?「契約書に問題はないのだケレ〜ド…」
 
裁判官?「町の条例が先日変わってしまったのよ」
 
商人「町の…条例…?」キョトン
 
裁判官?「条例については、偉い法律学者さんに説明してもらいマショウか…」
 
スポットライト「」ペカー
 
ズン
 
大きなキリン?「…」
 
友人1「えっと…どう見てもキリンなんだけど…」
 
大きなキリン?「その昔、オトノキの町には…」
 
友人2「普通に語り出すんだ…」
 
大きなキリン?「こほん…オトノキの町には、和菓子屋が住んで居ました」
 
大きなキリン?「太陽のような和菓子屋の笑顔に皆が癒され、活力を得て、次第に和菓子屋なしでは生きられないものまで現れました」
 
大きなキリン?「そして、そんな和菓子屋の『和菓子屋パイ』をめぐって争奪戦が繰り広げられたのです」
 
大きなキリン?「その中でも道場主と仕立て屋の争いは凄まじく、お互い一歩も譲らず社会問題にまで発展してしまいました」
 
大きなキリン?「それを見て悲しんだ和菓子屋は、塞ぎ込んでしまいました」
 
大きなキリン?「『二人が喧嘩するならわたしはもう部屋から一歩も出ないんだからね!』と主張する拗ねた和菓子屋ちゃんかわいい」
 
大きなキリン?「こほん…失礼、和菓子屋が引きこもってしまい、町の雰囲気は太陽が隠れたように曇ってしまったのです」
 
大きなキリン?「道場主と仕立て屋は反省しました、そして」
 
大きなキリン?「『私達が間違っていました…ほのp…和菓子屋パイは皆のもの、皆で平等に愛でるべきである!』」
 
大きなキリン?「と、高らかに宣言したのです」
 
大きなキリン?「かくして、その時に出来た『和菓子屋パイ条例』によって町に平和が戻りました」
 
◇◇◇
観客席
 
雪穂「なんて…なんて素晴らしい条例なんだろう…」ウルウル
 
千歌「愛でる…私も和菓子屋パイ愛でるよ!」ウルウル
 
全員「…(うわぁ…)」
 
◇◇◇
ステージ上
 

 
裁判官?「そして先日、ここヌマズにも新しい条例で出来たのデ〜ス!」
 
新しい条例「『商人っちのちちっちは皆のものだよ!よって商人っちのちちっちを巡っての争いを禁ずるよ!』」どどどどん!
 
エエエェェェ…

416名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 12:46:57 ID:4tKcLxss
えっ 今日は全員商人っちのちちっち愛でていいのか!!

417名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 15:24:43 ID:.mL4iajQ
YES!ちちっちNO!タッチ

418ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 16:40:46 ID:DCtFlW7w
 
裁判官?「つまり」
 
裁判官?「条例によって『商人っちのちちっち』は誰かのものになる事はなくなり」
 
裁判官?「契約書は無効という事になりマ〜ス!」
 
高利貸し「な…な…な…」
 
高利貸し「納得できません!!」
 
高利貸し「契約書は絶対ですわ!!」ダン!
 
裁判官?「それならぁ〜…」スタスタスタ
 
近付いた裁判官?の指先「高利貸しの顎にそっと触れるわよ」ソッ
 
仰け反る高利貸しの腰「裁判官?の腕で抱えられてるの」スッ
 
スポットライト「」ペカー
 
裁判官?「条例が上か」バッ
 
高利貸し「契約書が上か」バッ
 
二人に投げられたレイピア「ちゃんと受け取ってね〜」バシッ バシッ
 
裁判官?「情熱のレヴューで!!」シャキン
 
高利貸し「勝負ですわよ!!」シャキン
 
〜♪
 
◇◇◇
観客席
 
キン キン キン クルッ タタタタッ
ワァ〜!
 
千歌「決闘だっ…!!」
 
騎士「唐突な演出ですわね…」
 
ルビィ「ちょっとワケがわからないけど…でも…」
 
鞠莉「とってもホットな展開デ〜スね!」
 
雪穂「歌劇団員さんもバンド女3さんもかなり練習したみたい…」
 
雪穂「建築士さんとお姉ちゃんが殺陣の指導したのかな」チラッ
 
雪穂「って…」
 
雪穂「舞台袖でお姉ちゃんがなんだかソワソワしてるような…」マサカ…
 
◇◇◇
ステージ上
 
〜♪
 
商人「うぅ…」ソワソワ
 
大きなキリン?「…」
 
商人「決闘…楽しそうだなぁ…」ウズウズ
 
大きなキリン?「分かります」
 
大きなキリン?「しかし、レヴューは既に始まっています」
 
タタタタタッ ヒュンッ
 
大きなキリン?「あなたが出ていったら物語が…って…ふぎゃっ」
 
商人「キリンッ!邪魔!!」大ジャーンプ
 
踏み台にされて潰された大きなキリンのハリボテ「痛たたた…痛いけどこれはこれでご褒美…!」
 
舞台の真ん中にスタッ
 
シーン…
 
スポットライト「」ペカー
 
商人「ポジションゼロ!!」どん!
 
商人「星屑溢れるステージにほのかに薫る愛の花!生まれ変わった私を纏い煌く舞台に飛び込み参上!」どどん!
 
商人「九人の勇者が一人!高坂穂乃果!みんなをスタァライトしちゃいます!!」どどどどどーん!

419名無しさん@転載は禁止:2018/07/15(日) 17:22:25 ID:7yauI3jc
衝突に別番組始まった...!

420ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 18:28:50 ID:DCtFlW7w
 
ザワザワヤザワ
 
友人1「あのバカ勇者ッ…!」
 
友人2「そういえば練習の時からウズウズしてたっけ…」タハー
 
大富豪「まったく…大殿らしいというかなんというか」ハッハッハ!
 
船乗り「チュンチュンチュン♪」パタパタパタ
 
高利貸し妹「全然関係ないけど、わたしのこの髪型ってバナナみたいだよね〜」
 
ナレーション『う〜ん…声だけの出演ってのもなんだか寂しいし〜…ここは舞台を水の都らしく…』ビビビビビビ
 
ザッブーン
 
舞台のいろんなところから湧き上がったり階段から流れ落ちる水「」バシャバシャバシャ〜…
 
書記?「嫌ぁっ!いろんなところから水が…衣装が濡れて…」黒マントヌギヌギ
 
書記?改め侍女「びちゃびちゃだよぉ…」ポタポタ…
 
召し使い「水の舞台装置か…それならば私も…」ムニャラムニャラ…
 
花火の魔法「」シュバババババババババババ
 
潰された大きなキリンのハリボテ「あっつ!燃えるって!燃え…てない?花火のまぼろし?」
 
召し使い「道化師の幻影魔法はお気に召しましたでしょうか」ペコリ
 
高利貸し「こ…こ…こんなの脚本にねぇしぃぃぃぃぃ!!!」
 
◇◇◇
 
裁判官?「脚本にない…?」
 
裁判官?「だったら…」
 
裁判官?「アドリブで切り抜けるしかないっ!!」
 
ブワッ
 
裁判官?「侍女っ!!なんでもいいから衣装を寄越して!!」黒マント脱ぎ捨て
 
侍女「フェッ!?なんでもって…じゃあこれで…!!」ヒョイッ
 
赤い上掛け「アタシ 再生産!!」フワッ
 
バサッ
 
裁判官?改め大富豪の娘「裁判官とは仮の姿…」ばん!
 
大富豪の娘「初めから『商人っちのちちっち』を狙って友人1に近付いたの…」ばばん!
 
大富豪の娘「私のものは私のもの、皆のものは私のもの…商人っち…あなたをシャイニー☆しちゃいマ〜ス!」ばばばばばーん!
 
〜♪
 
エエエェェェ〜!?

421ID:yOalPPig:2018/07/15(日) 23:49:05 ID:DCtFlW7w
 
商人「私は…高利貸しさんのものになるかはひとまず置いといて…」
 
高利貸し「…」
 
商人「皆のものになるつもりはないよ!!」
 
大富豪の娘「そう…でも条例は絶対よ?」シャキン
 
商人「だったら…この場は高利貸しさんにつく!!」シャキン
 
高利貸し「…」コクリ
 
高利貸し「ええ、契約書の件はひとまず置いておきましょう…」
 
高利貸し「まずはその条例とやらをぶっ潰しますわ!!」シャキン
 
ザワザワヤザワ
 
友人1「チッ…はぁ〜っ…アドリブでやるしかねぇか」頭ガシガシ
 
友人1「…大富豪の娘、それは本当なの?」
 
友人2「そ、そうだよ!『商人っちのちちっち』のために友人1ちゃんに近付いたって…酷いよっ!」
 
大富豪の娘「あら〜ん?でも…友人1も『商人っちとハグ』したいでしょう?友人2も『商人っちで着せ替え』したいでしょう?」
 
友人1「『商人とハグ』…くっ…!」
友人2「『商人ちゃんで着せ替え』…ちくしょうっ!」
 
友人1&友人2「「したいっ!!」」剣を商人に向けてシャキン
 
商人「二人とも…!!」
 
大富豪の娘「ふふふ…これで三対二…」
 
高利貸し「高利貸し妹…冷蔵庫のプリンと冷凍庫のアイスはあなたに譲りますわ」
 
高利貸し妹「ぅゆ…?」
 
商人「おまんじゅうもつけるよ!!」
 
高利貸し妹「プリンとアイスとほむまん…!!姉妹の絆は絶対だよ!!」シャキン
 
船乗り「チュンチュンチュン!!」バサバサバサッ
 
高利貸し妹「船乗りちゃんも『問答無用ズラぁ〜』だって!!」
 
高利貸し「これで…四対三!」ニヤリ
 
友人2「侍女ちゃん…流れで結婚しちゃったけど…私と商人ちゃんの絡み、一番近くで見たいよね?」
侍女「見たいに決まってるじゃないっ!!二人とも大好き!!」シャキン
 
商人「えぇぇ…」
 
大富豪の娘「ふふふ…お父様はどうしますか〜?」
 
大富豪「一度大殿…いや、商人殿とは手合わせをしたかったのでな」刀ジャキン
 
大富豪の娘「ですよね〜♪」
 
高利貸し「まずいですわね…」
 
商人「最後の一人、召し使いちゃんは今は友人1ちゃんの使用人…」
 
友人1「そうだ!召し使いはもちろん…」
 
召し使い「高利貸しにつくわ」
 
友人1「なっ…!?」
 
高利貸し「召し使いさん…」
 
召し使い「か、勘違いしないでよねっ!/////」
 
召し使い「私は道化師…ジョーカーなの」
 
召し使い「理由はただそれだけよっ!」シャキン
 

 
潰された大きなキリンのハリボテ「五対五ですか…前代未聞ですね」
 
ナレーション『面白くなってきたからいいと思うよっ!』
 
潰された大きなキリンのハリボテ「分かります」
 
ナレーション『それじゃあ、情熱のレヴュー…』
 
シャキン×10
 
潰された大きなキリンのハリボテ「開演です」
ナレーション『開演だよっ!!』
 
ザッ
 
〜♪

422ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 00:01:16 ID:x8znf1i2
木曜日にレヴュスタ初見してこんな展開になってしまいますた…シェイクスピア様ごめんなさいm(__)m
 
劇のラストは明日か明後日に
さ、W杯見るかな

423ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 16:40:28 ID:x8znf1i2
 
〜♪
 
キン キン キン タタタタタッ
 
友人1「召し使いっ!なんで…!!」ズバッ
 
召し使い「…」ササッ クルッ
 
召し使い「大富豪の娘を想うあなたは美しかった」
 
召し使い「でも…あなたも『商人っちのちちっち』の魅力には抗えなかった」
 
召し使い「叶わないのならばせめて…一途でいてほしかった…」ホロリ
 
友人1「召し使い…」ドキッ
 
召し使い「なぁーんてね☆」ズバンッ
 
友人1「なぁっ…!?」
 
召し使い「言ったでしょ?私はジョーカー」
 
召し使い「理由はそれだけよ」キン キン キン キン
 
友人1「そうかよ…くっ…」キン キン キン キン
 
召し使い「そういえば…殺陣の練習もしていないし、戦闘職じゃないから体力的にきついの?」ニヤリ
 
友人1「なにを〜…土木女子なめんなああああああああ!!!」ダダダダッ ズバンッ
 
ヒュンッ
 
召し使いの足「友人1が振りおろした剣の先に立つやで」スタッ
 
友人1「なっ…!?」
 
召し使い「ふふっ…なかなかいい筋をしてるけど…相手が悪かったわね」ズバンッ
 
友人1「ぐはぁっ…」ガクッ
 
◇◇◇
 
ズバッ ズバッ ズバッ
 
高利貸し妹「ぴぎいいいぃっ!」ダダダダダッ
 
友人2「ほらほらほらぁ〜!逃げ回ってるだけじゃ決闘にならないよ〜!」ズバッ
 
高利貸し妹「くそおおおおおっ!これでも毎日殺し屋にどつかれてるんだから!ただの旅館の従業員なんて!」バッ
 
友人2「へぇ〜…ま、旅館の従業員には変わりないけど…」般若のオーラブワッ
 
高利貸し妹「へっ…?」ゾクッ
 
友人2「冒険者やってる妹に喧嘩で負けた事がない『旅館の従業員』ですが」ギロッ
 
高利貸し妹「」泡ブクブクブクブク チーン
 
友人2「あ…視線だけで泡ふいちゃった…」テヘペロ
 
〜♪

424ID:yOalPPig:2018/07/16(月) 18:01:34 ID:x8znf1i2
 
〜♪
 
パタパタパタ
 
侍女「二人の絡みの為なら…」ジワリジワリ…
 
船乗り「チュンチュンチュン!」
 
侍女「『それは役の話』って?そんなの穂乃果さんと女将次女さんの絡みでも全然おっけーよ!」グッ
 
船乗り「チュンチュン…」ハァ…
 
侍女「だから悪く思わないでね…?」ギラギラ…
 
船乗り「…」ヤレヤレ
 
船乗り「スゥ〜…」吸い込み〜
 
侍女「あばばばばばば…こ、これは…欲望を吸われて…る…?」ヒュオオオオオオ…
 
チュポン
 
船乗り「チュンチュン〜…」ゲプゥ…
 
後光射す綺麗な侍女「あぁ…なんて清々しい気分なの…」祈りのポーズのまま倒れ バタリ
 
船乗り「チュンチュン♪」パタパタパタ〜
 
◇◇◇
 
ギンッ ギンッ ギンッ
ガキィィィィィィィン!!
 
大富豪「これが王国最強の剣技…!」グググググググッ
 
商人「へへへっ…一般の人には受けることもできないはずなんだけどな…!」グググググググッ
 
大富豪「刀には少々覚えがありまして…なっ!!」ガッ ズバァン!
 
商人「これが少々…?こんなの英雄クラスでも上のほうじゃん…かっ!!」ガキィィィン!ズバァン!
 
大富豪「くっ…」
 
商人「はぁ…はぁ…」
 
商人「ふひひっ、世界は広いねぇ…」
 
大富豪「そして、世間は狭い…ですな」
 
商人「そうだねっ!」ヒュンッ
 
大富豪「はぁっ…!」ヌラリ ダッ
 
ズバンッ!!
ザシュッ!!
 
商人「あ…」
 
商人の剣「」パキンッ
 
大富豪「ふっ…」ユラ
 
バッタ-ン
 
仰向けに倒れた大富豪「参りました」
 
粉々になった大富豪の刀「」ボロボロ…
 
商人「ありがとうございましたっ!」ペコリ
 
〜♪

425ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 00:43:38 ID:zipb.Mpo
 
〜♪
 
キン キン キン ガキィン
 
大富豪の娘「ちゃんと筋書き通りに…やられてくれないかなん?」ググググッ
 
高利貸し「本番前に穂乃果さ…商人さんを焚き付けて筋書きを書き換えたのは…あなたでしょう?」ググググッ
 
大富豪の娘「そうだったかしら〜…?」シレ〜 サササッ シュッ
 
高利貸し「私一人が悪者で、最後は大団円のハッピーエンド…」キン シュッ シュッ
 
大富豪の娘「…」キン キン 側転グルン
 
高利貸し「それでよかったのに…」ダッ
 
ガキィィィン!
 
大富豪の娘「でも…そのハッピーエンドの輪の中に高利貸しはいない」グググッ
 
高利貸し「…」グググッ
 
大富豪の娘「皆は本職があるから、この先こんな劇をする事がないかもしれない…」
 
大富豪の娘「団員募集の為に始めた劇だけど…」
 
大富豪の娘「その為の仮の団員だけど…」タタタタッ
 
大富豪の娘「この公演だけは…皆の最高の思い出にしてほしいっ!!」ズバンッ!
 
高利貸し「くっ…」フラ…
 
高利貸し「座長としては失格ですわね」
 
高利貸し「でも…」
 
高利貸し「最高の仲間…ですわ…」ガクンッ
 

 
◇◇◇
 
商人「高利貸しさんっ!!」ガバッ
 
大富豪の娘「はぁ…はぁ…」剣をポイッ
 
カランカラン
 
大富豪の娘「三対二…私達の負けデ〜スね…」
 
商人「それじゃあ条例は…」
 
大富豪の娘「『商人っちのちちっち』は皆のもの…ではなくなりました〜」
 
商人「よかったよぉ〜…」
 
高利貸し「ぐっ…契約書は…」
 
商人「あ…」
 
契約書だったもの「水浸しになって踏まれまくったやで〜」グチャグチャァ…
 
大富豪の娘「あら〜?これじゃティッシュにも使えないわね」ベローン
 
高利貸し「な…な…」
 
高利貸し「なんなんですのおおおおお!!」
 
商人「あははは…お金は遅れてでもちゃんと返すから…ね?」
 
高利貸し「はぁ…わかりましたわ…契約書がないのであれば仕方ありません」
 
商人「やったぁ〜!!あ、それでジビエ料理なんだけど…」
 
高利貸し「それは返済が終わってからですわ」フフッ
 
商人「そんなぁ〜…」
 
ヒョコヒョコ
 
商人「…ん?」
 
船乗り「チュンチュン!」←くちばしに新聞をくわえ
 
新聞「」どん!
 
商人「新聞…?なになに…?」
 
新聞の見出し「『商人の船は難破していなかった!!船員(♀)が魔境オトノキでレズにナンパされてただけだった!!』」どどどどん!
 
商人「こ、これは…!!!」
 
〜♪

426ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 01:59:10 ID:zipb.Mpo
 
〜♪
 
ナレーション『かくして前代未聞でハチャメチャな裁判は、皆が偉い人に怒られる…という結末となりました』
 
大富豪の娘「お茶が入りましたよ〜」←スク水メイド服装備
 
友人1「あ、ありがとう…/////」
 
侍女「なんで私まで…/////」←スク水メイド服装備
 
友人2「侍女ちゃんいいよ〜!」パシャパシャ
 
大富豪「ど、どなたか目隠しをといてくれぬか…」
 
四人「駄目です」
 
ナレーション『友人1達はなんやかんやでそれぞれの結婚相手と仲睦まじく暮らしました』
 
高利貸し妹「ぅゆ…召し使いちゃん!それわたしのプリンだよ!」プンスコー
 
召し使い「消えもののスイーツは賞味期限があるから仕方ない これもおすそわけだ」パクパクモグモグ
 
船乗り「チュンチュン♪」
 
ナレーション『高利貸し妹は高利貸しから屋敷と財産の一部を受け継いで、親友二人と楽しく暮らしました』
 
ナレーション『そして、商人と高利貸しは…』
 
高利貸し「出来ましたわよ」
 
商人「これが高利貸しちゃんのジビエ料理…」
 
高利貸し「たんと召し上がってくださいな」
 
商人「ところで、これってなんのお肉…?」
 
高利貸し「それは…食べてからのお楽しみですわよ」フフッ
 
商人「なにそれ〜…まいっか!いっただきまぁす!」
 
ジビエ料理「分かります」
 
おしまい
 
◇◇◇
観客席
 
パチパチパチパチパチ
オモシロカッタ!
イロイロビックリシタ!
ミズトンデキタ…
 
雪穂「お姉ちゃんが決闘に割って入ったのは驚いたけど…全体的に面白かったね!」
 
千歌「う〜ん…キリンは最後どこにいったんだろう…?」
 
スッ
 
グラサンをかけたとても華やかな女性「…」立ち上がりグラサンを外し
 
とても華やかな女性「ブラボーよ!」パチパチパチパチパチ
 
◇◇◇
 
歌劇団員「えっ…?あの人は…!!」ダッ
 
施工管理士「ん…?げぇっ!おふ(くろって言ったらややこしくなるから今は黙っとこ…危ねぇ…)」ムグ
 
ダダダダッ
 
歌劇団員「はぁ…はぁ…あなたは…王都女優さん、ですよね?」
 
とても華やかな女性改め王都女優「そうだけど…あなたが座長さんかしら?」
 
歌劇団員「はいっ!私、小さいときに王都女優さんの舞台を見て、歌劇に憧れて、それで…」
 
王都女優「そう、いい演技だったわよ」
 
歌劇団員「あ…あ…ありがとうございます!」ペコリ
 
王都女優「新しくできた町で新しく歌劇をやるっていうから観に来たの」
 
王都女優「いい子がいたらスカウトしようと思って」
 
歌劇団員「…!!スカウト…?」

427ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 08:01:35 ID:zipb.Mpo
 
王都女優「でも駄目ね」
 
歌劇団員「えっ…」
 
王都女優「こんな田舎でド素人にしてはいい演技だけれど」
 
歌劇団員「…」ウツムキ
 
王都女優「王都でやれるような原石はいなかった」
 
施工管理士「おいっ!いくらあんたでも…」ギリッ
 
王都女優「…☆」ウインクパチクリ
 
施工管理士「うっ…(なんだよ…演技って事か…?)」
 
歌劇団員「いいんです」
 
歌劇団員「王都で演るのは夢でしたけど」
 
歌劇団員「私はこの町で…ゼロから劇団を作ってみせるっ!!」
 
歌劇団員「王都劇団にはおよばないかもしれないけれど…それでも、私は歌劇が好きで、この町が好きだからっ!!」
 
施工管理士「…!!」ドキッ
 
王都女優「そう…」
 
王都女優「せいぜい頑張ってね」ポン
 
王都女優「それじゃ」スタスタスタ…
 
◇◇◇
ほの町から王都までの道のり
 
ブロロロロ〜…
 
操縦士「よかったの?ママ、気に入ったんでしょう?あの子のこと」
 
王都女優「…」
 
王都女優「いいのよ」
 
王都女優「王都に来ても、王都の歌劇団員で終わっちゃう」
 
王都女優「見てみたくなったのよ」
 
王都女優「型にはまらないあの町で…あの子達がどうやって咲くのか」
 
土木社長「けっ!無理しやがって!」
 
操縦士「パパも…施工ちゃんに会っていかなくてよかったの〜?」
 
土木社長「おおおお俺はいいんだよ!別に…」
 
王都女優「はっ!無理しちゃって!」
 
土木社長「あぁん?」
 
王都女優「なに〜?やるの?」
 
操縦士「はいはい、喧嘩するなら降ろすわよ〜」
 
元夫婦「「ふんっ!」」
 
測量士「…」
 
測量士「ほの町の伸びしろは、無限大」
 
ブロロロロロロ〜…
 
《住民》
◆歌劇団員lv3…ミュージカルを演じる人 劇団員は徐々に集まりつつある いつか大シアターが出来たら主演をしたい←lvUP!

428ID:yOalPPig:2018/07/17(火) 08:27:05 ID:zipb.Mpo
歌劇編終了です
 
ヴェニスの商人…当時と現代では一般的な価値観が全然違うので難しかった…
そしてちょうど絡められそうなレヴュスタのアニメの展開が初回から斜め上過ぎて…
 
わかりづらくていろいろ申し訳ないですm(__)m

429名無しさん@転載は禁止:2018/07/17(火) 10:00:51 ID:3S3UYFuM
乙です

430名無しさん@転載は禁止:2018/07/17(火) 20:49:26 ID:CCbJGyVc
おつおつ!面白かったよ。

431ID:yOalPPig:2018/07/18(水) 00:48:20 ID:mcLeJKWo
町の外れ
 
メェ〜
ブヒヒヒ〜ン
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「のどかでいい町ね〜」ノビ〜ッ!
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「まさか本当にニートをやってるなんてねぇ…」
 
学者「…」
 
学者「お前達が何故いるんだ…」ハァ…
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「何故って…観光客が観光してるだけよ?」
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客「たまの休暇に旅行くらいしたっていいじゃない」
 
学者「まぁいいが…」
 
学者「王都の治安は大丈夫なのか?」
 
学者「警察署長どの」
 
小悪魔っぽい雰囲気の観光客改め警察署長「仕事の事は思い出させないでよ…」
 
警察署長「教会の王都支部から戦力が減って、ギャングのパワーバランスが崩れたみたいだけど…部下に任せてるわ」
 
警察署長「人間の犯罪者は私の専門外だしね」
 
学者「そうだったな」フフッ
 
警察署長「『あっち』の方は…教会で少し暴れたみたいだけれど、現地でなんとかなったみたいね〜」
 
学者「はぁ…神の暴走が起きかけたというのに暢気なものだな…」
 
警察署長「追ってるのは金髪だけじゃないんだから仕方ないじゃない…」
 
警察署長「それに、そこまでわかってるならあなただって手を貸せたでしょう?」
 
学者「残念ながら私は気まぐれなんだ」
 
警察署長「はぁ…ニートが羨ましいわ…」
 
学者「ニートもニートでなかなか大変なのだぞ?」
 
学者「…で、あいつは何をしているんだ?」
 
警察署長「虫取り…?」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「見てっ!大きいカブトムシ!」パァ-
 
警察署長「はいはい、お姫様にお土産ができてよかったわね〜」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客「ことりは喜んでくれるかしら?」
 
学者「さぁな、ところで…」
 
学者「姫の容体はどうなってるんだ?」
 
学者「側近どの」
 
おでこが特徴的な小柄な観光客改め側近「…」
 
側近「可もなく不可もなく」
 
側近「…とでも言っておけば満足?」
 
学者「…」
 
側近「いくらあなた達でもことりの事は話せないわよ」
 
学者「そうか…」
 
警察署長「まぁ、最ッ重要な国家機密だものねぇ」
 
側近「国なんか関係ないわ」
 
側近「私は…ことりのツバサになるって決めたんだから」
 
to be continued…

432ID:yOalPPig:2018/07/18(水) 00:59:59 ID:mcLeJKWo
はい!この週はこれで終わり!
長かった…
 
ぼちぼちリザルトまとめて次週いきまーす
にこ島はあえて止めてまーす
こっちをもうちょい進めてから

433名無しさん@転載は禁止:2018/07/18(水) 09:07:07 ID:7gq/uVSE
おつかれー
今度こそヤンボーマーボーかなぁ

434ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 00:14:14 ID:92GO2.nQ
十四週目の結果・住民
 
《主人公》
◆穂乃果:剣士lv10(MAX)他…伝説の勇者の一人 剣の腕は天下無双 戦後の復興の為の町作りをしている 穂むらの店長でもある
 
《サポートキャラ》
◆雪穂:交渉人lv4他…勇者の妹 人当たりが良く交渉が得意 定期的に王都へ出向き頼まれ事をこなす
◆千歌:兵士lv7…兵士女が限界突破した 剣の腕は達人を少し越える たまにモードチェンジが使える クエスト依頼を元に冒険へ出掛ける 旅館の責任者でもある
 
《住民・戦闘職》
◆兵士lv5(MAX)…王国の上級兵士 剣の腕は達人級 力仕事や警備は軽くこなす
◆ルビィ:盗賊lv6…冒険者 盗賊が限界突破した とても素早く 人体構造や毒に詳しい バフデバフや気功による自己治癒も行える 勇者とアイドルが好き←lvUP!
◆鞠莉:星霊使いlv6…冒険者 金髪のハーフエルフで精霊使いにして星霊使い 洞察力に優れて感知能力と精霊魔法と星霊魔法が使える 実家はお金持ち←lvUP!
◆吟遊詩人lv2…冒険者 敵を状態異常にする『歌』が歌える ピアノは持ち歩けないので冒険中はアコーディオンを装備 壁に並々ならぬ拘りがあるようだ←NEW!
 
《住民・非戦闘職》
◆平原の民lv3…平原に住む民 主にテントを張り遊牧や採集で生活している 育てる動物が増えた 各業種のバイトもしている
◆ほのキチlv3…穂乃果の魅力にとりつかれた住民達 一線を越える事はないと思いたい 同志の勘が少しはたらく
◆印刷屋lv2…今は簡単なものしか刷れない 刷れる枚数はそこそこ いつかシールを作るのが夢
◆鍛冶屋lv4…様々な金属製品を作る職人 鉱石を使って冒険者の装備も作れる いつか魔法を撃ち出す武器を作るのが夢←lvUP!
◆パン職人lv3…美味しいパンを作る職人 パン屋の朝は早い
◆バンドlv4…歌を歌ったり楽器を演奏したりする音楽家 実力はかなりのもの 路上ライブの日々を経てライブハウスで活躍中 住民のほとんどがファン
◆(・8・)lv?…ほのキチの欲望を増減させる霧を放つ その能力で今後はトチ狂った安価をスルーする事ができるかもしれない筆者の強い味方
◆医者lv5(MAX)…まごうことなき名医だが口は悪い 人間の他に動物も診る 薬や医療器具などの開発もしている 毒にも詳しい←lvUP!
◆農民lv3…畑作や稲作をしている農家の人 様々な作物を育てている ビニールハウスも扱える 害虫や肥料などにも詳しい
◆学者lv10(MAX)…全てを知っている 故に何もしない と言い張るニート おすそわけマップ制作中
◆酒造者lv1…作物から様々な酒を造る人 まだ基本的なものしか造れない
◆哲学者lv1…人生とかその辺のなんやかんやについて考える人 ポエマー的要素を持つ
◆女将lv3…旅館を切り盛りする女将さん 管理や運営をそつなくこなす 姉妹でやっている 責任者は他にいる
◆獣医lv2…動物や獣人専門のお医者さん 今はまだ研修医 普段は動物園に常勤している
◆呪術師lv2…呪い(のろい)や呪い(まじない)を得意とするネズミ族の獣人 まだ半人前 獣医の手伝いをしている 幸せになるおまじないを住民に広めたい
◆大工lv3…手先が器用で家作りが得意なビーバー族の獣人 大工としての腕は確か 特に木材を扱わせたらなかなかのもの
◆建築士lv3…建造物の設計をする人 建築士としての腕は確か 姓は松平 災害に強い家を作るのが夢 火事に強い町並みを自ら考案した
◆教師lv3…情熱を持った一人前の学校の先生達 学校で暮らしながら小中学校と専門学校で授業をしている 校長はゾンビ
◆書店員lv3…本屋の店員さん 王都の治安の悪さに対抗する為それなりに戦えるらしい 店長はアホ
◆施工管理士lv4…土木作業を取り仕切る現場監督 責任感は人一倍でその腕前はかなり ファザコンではないと言い張る
◆歌劇団員lv3…ミュージカルを演じる人 劇団員は徐々に集まりつつある いつか大シアターが出来たら主演をしたい←lvUP!
◆楽器店員lv3…楽器店の店員さん 楽器の調律やメンテナンスができる 吟遊詩人の『歌』の調整も行っている←NEW!

435ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 01:22:53 ID:92GO2.nQ
十四週目の結果・建物等・評価
 
称号…自然と文化以外にも可能性を感じる☆ほのぼのタウン
 
《建物等》
◆テントlv1…人が住める大きめのテント群 これはこれでこの土地の文化なのかもしれない
◆牧場lv3…丈夫な柵で囲ってある牧草地 馬やヤギの他にも牛や羊を飼育している
◆穂むらlv3…王都にある和菓子屋穂むらの2号店 町の拠点でもある 名物はほむまん
◆ランジェリーショップlv1…下着の清潔性を保つのはとても重要な事です 女の子なら見えない所のおしゃれも大切です
◆ベーカリーlv1…パン職人が働くパン屋 毎朝美味しいパンが並ぶ 名物はチョココロネと平原バーガー のっぽパン販売中
◆動物園lv1…動物を観察したり、動物に触れ合ったりできるテーマパーク 今はまだ小規模のふれあい広場
◆畑lv2…主に小麦を栽培している農地 各種野菜やいも類なども育てている
◆穂乃果の銅像lv4…伝説の勇者の銅像 頭の上に豪華な鳥の屋敷がある 後に復興の象徴になる 可能性は高い
◆氷雪アンテナショップlv3…氷雪地域の特産品を扱うお店 蟹やうにいくら丼などがある 品揃えはなかなか 一番人気はジンギスカンのタレ
◆大きな井戸lv3…自動汲み取り器を搭載した大きな井戸 あっちとこっちとそっちに3つある 農業用としても申し分ない
◆旅館『十千万』lv2…趣がある木造の宿泊施設 精霊温泉が湧いている 露天風呂と檜の浴槽と宴会場がある 部屋数はまだ少ない
◆精霊の祠lv1…火の精霊と水の精霊を祀った祠 旅館の裏手にある 毎日ではないがお供え物をあげなければならない
◆道路lv1…町の中心のロータリーから四方にのびる主要な道路 馬車道と歩道がある 観光用の馬車が通っている
◆学校lv4…とても立派な校舎 小中学校と専門学校が併設されている 整備された広い校庭もある 教師達はここで暮らしている
◆書店lv5(MAX)…業界最大手による国内最大級の書店 とにかく広い 品揃えはかなり充実している
◆ライブハウスlv2…主にバンド達のライブをメインとした酒場 昼間は楽器の練習場としても使える
◆楽器店lv2…様々な楽器や付属の部品等を扱うお店 品揃えはまだ少し物足りないが関連商品ならお取り寄せが可能
◆農機大工場lv2(未稼働)…農業機械を作る大工場 今は技術者がいないので巨大な箱とそこそこの設備だけ あとは有能な技術者を呼ぶか育てるか
◆上下水道lv2…井戸から引いた水を町全体に行き渡らせる上水菅と排水を処理する下水路 下水路の先には水道局がある←NEW!
 
《評価》
規模…町
第一次産業…lv7
第二次産業…lv3
第三次産業…lv11
防衛…lv9
景観…lv5
 
《周囲の反応》
鍛冶屋「もう少しで銃が作れそうなんだが…まだ知識が足りない」
副署長「くそっ!狙いをつけていた闇商人の住処はもぬけの殻か…署長はこんな時に何処へ行ったのだ…」
踊り子「絵里様はまた骨董品を…?あんなに壺を買ってどうするのかしら」
怪我をしたトカゲ族男「はぁ…王都の縄張りは別のギャングに取られちまったし…どこかにジメジメしたいい場所はねぇかなぁ…」

436ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 09:27:09 ID:92GO2.nQ
町の北 森の手前
 
シッカリヤルンデスノヨー!
 
ルビィ「ぅゆ…お姉ちゃ…」
 
ルビィ「…」フルフル
 
ルビィ「お姉ちゃんがいなくてもしっかりしなきゃ!」
 
ルビィ「とはいっても…」
 
ルビィ「ルビィはギリギリまでお姉ちゃんと過ごしたほうがいいって、皆は冒険へ…」
 
ルビィ「ぅゆ…暇になっちゃった…どうしよっかな」
 
ルビィ「呪術師ちゃんのお手伝いにでも…」
 
ルビィ「ぅゆ…?」
 
ルビィ「あれは…」
 
マンホールの蓋「イラストは描いてないやーつ」パッカーン
 
ルビィ「下水道の入り口…だよね?開きっぱなしになってりゅ…」
 
◇◇◇
穂むら
居住スペース
 
ハァ〜…
 
雪穂「どうしたの?お姉ちゃん、ダリの時計みたいな顔して…」
 
穂乃果「う〜ん…なんだか憂鬱なんだよぉ〜…」ダルダル-
 
雪穂「なにそれ…劇はもう終わったでしょ?」
 
穂乃果「それなんだよぉ…劇が終わってさ…喪失感ってやつ?」
 
雪穂「まぁ、結構濃密な一週間だったもんねぇ」
 
穂乃果「すぐには『はいっ!いつもの日常がんばります!』とはなかなかならなくてねぇ…」
 
雪穂「気持ちはわかるけど…皆の前ではシャキッとしてね?」
 
穂乃果「それはわかってるよぉ〜…家ではもうちょっと〜」ダルダルー
 
雪穂「はいはい」ナデナデ
 
穂乃果「えへへ〜」フニャァ…
 
雪穂「もう…私はもう少ししたら王都へ行かなきゃなんだから、しっかりしてよね」ナデナデ
 
穂乃果「はぁ〜い…」
 
雪穂「それで、今回の頼まれ事は?」
 
穂乃果「今回はねぇ…」
 
サポートキャラへの頼み事(安価下2)

437名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 10:28:02 ID:JB5ldMlI
ksk

438名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 10:53:50 ID:XVxS4Clg
技術者連れてきて!
あと出来たらでいいから種子とか苗とかそういうの売ってくれるバイヤーさんとコネ作って来てくれると嬉しいなぁ

439ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 14:10:51 ID:92GO2.nQ
 
穂乃果「技術者連れてきて!」
 
穂乃果「あと出来たらでいいから種子とか苗とかそういうの売ってくれるバイヤーさんとコネ作って来てくれると嬉しいなぁ」ウンウン
 
雪穂「お姉ちゃん…?」ゴゴゴゴゴ
 
穂乃果「えっ、あ…(やばいこれ小言いう時の顔だ…)」
 
雪穂「私が王都にいる時間も限られてるのわかってる!?」ガミガミ
 
雪穂「そんなに一辺になんでもできるわけないでしょ!?」ガミガミガミ
 
雪穂「私はあれかっ!未来の世界のネコ型ロボットかっ!」ガミガミガミガミ
 
穂乃果「ユッキー落ち着いて…どうどう、そして今はどっちかというとのび太ママだね…」
 
雪穂「はぁ…技術者って農業機械のでいいんだよね?」
 
穂乃果「た…たぶん…」
 
雪穂「たぶん?」イラッ
 
穂乃果「いや、農機が目先の目的だけどさ…他の分野も開発しくれたらありがたいなぁと…」
 
雪穂「そんな多分野にわたって開発ができるのは真姫ちゃん博士くらいでしょうが…あんな天才がホイホイ落ちてたらこんなに苦労しないよ」
 
穂乃果「だ…だよねぇ…でもでも、鍛冶屋とか結構万能だしいけるんじゃないかなぁって…」
 
雪穂「鍛冶屋さんは趣味で既存の冷蔵庫とかを直したり自己流で拡張させたりしてるだけだよ…本来は武器や防具や生活用品専門の鍛冶屋さん」
 
雪穂「校長先生のアレも医者さんの頭脳があってたまたまコラボできただけだよ」
 
穂乃果「ふむふむ、じゃあ連れてこられるのは専門分野の技術者だけ…と」
 
雪穂「それでも希少な人材で確実じゃないんだからね?」
 
穂乃果「お、おっしゃるとおりで…」
 
雪穂「あと…種や苗は今でも王都からの定期便で買えるでしょ?実際農民さん達も発注して買ってるし」
 
雪穂「既存のもので作物の種類を増やしたいなら農民さんのlvを上げる」
 
雪穂「量を増やしたいなら農地を拡張・開拓する」
 
穂乃果「ふむふむふむ…でもさ、農機って例えば収穫用ならその作物専用って事じゃない?」
 
雪穂「そうなるの…かな?」
 
穂乃果「専用の農機ができて、専用の農地を拡張して、主産業ができたとしたら…その作物の種や苗が大量に必要にでしょ?」
 
雪穂「なるほど…長期の大量発注になるからバイヤーが必要になると…」
 
穂乃果「そういうことだよっ!」
 
雪穂「ん〜…わかったけどそれはたぶん無理かな」
 
穂乃果「なんでさぁ〜…」
 
雪穂「そんなに大量に種や苗を扱ってるなら…主産業として既に他が介入してるんだよ」
 
雪穂「というかむしろ主産業としてやってる所が種や苗を卸してる…んだと思う、たぶん」
 
穂乃果「あっ…そっか…同業他社ってやつか…」
 
雪穂「そう、同業他社がうちの利益を産む手助けをする可能性は低いと見ていい」
 
穂乃果「じゃあ種や苗は自分とこでまかなったほうがはやいかぁ…」
 
雪穂「そだね、より効率を良くしたり新品種を開発するには…農学者さんや農業試験場が必要になるのかなぁ…」
 
穂乃果「農学者…農業試験場…農業も奥が深いねぇ…」
 
雪穂「…で、今回は『農業機械の技術者』でいいんだよね?」
 
穂乃果「はいっ!お願いしまするっ!」ビシッ

440名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 17:25:39 ID:FBBfuIZ6
今 日 は 更 新し ま す
無 料 動 画-ア ニ メ視 聴
1.Dies irae To the ring reincarnation
goo.gl/1XWrMV

441名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 18:27:01 ID:2UXu/c0A
http://nazr.in/11Ac

442名無しさん@転載は禁止:2018/07/19(木) 20:40:25 ID:2UXu/c0A
http://ニコ.コム/イヨオムスコ

443ID:yOalPPig:2018/07/19(木) 21:00:34 ID:92GO2.nQ
王都から旧魔法都市までの道のり
 
ブロ…ロロロ…ロロ〜
 
千歌「やっぱりバスがしんどそう…先輩の体重オーバーで…」
 
げんこつ「」ゴチン
 
兵士「車内に荷物積んで荷車のけん引もしてるからっすよ!」フンガー
 
兵士「そりゃ私は筋肉質で普通より重いっすけど…」
 
千歌「あいった〜…冗談なのに〜…」
 
吟遊詩人「私は素敵だと思うけどな、先輩の筋肉」ジィー
 
兵士「吟遊詩人目線の素敵はあんまり嬉しくないっすね…そんなに見るもんじゃないっすよ…///」
 
吟遊詩人「どういう意味ですかぁ…」ションボリ
 
鞠莉「自作の薄い本の題材にされたくないって意味じゃないかなん?」
 
吟遊詩人「もうそんなことはしませんっ!私はトッリちゃんに邪な欲望を吸われて綺麗になったんだから…たぶん」
 
千歌「し、信じてるよ…たぶん」アハハ…
 
兵士「しかし、旅が楽になったっすね〜 バスは快適っす〜」
 
千歌「真姫ちゃん博士の発明すごいよねっ!運転も鞠莉ちゃんがいてよかった!」
 
鞠莉「運転は楽しいからドライブは任せて〜、でもこれって吟遊詩人も運転できるよね?」
 
吟遊詩人「えっ、私が!?」
 
千歌「魔法が使えて、それなりに器用で、それなりに手足が長い…だっけ?」
 
鞠莉「吟遊詩人の『歌』って魔法みたいなものだし、楽器を扱えるから器用だし、手足もスラ〜ッと…」
 
千歌「ほんとだっ!吟遊詩人ちゃんも運転できるじゃん!」ピャー
 
吟遊詩人「私が…この子を運転…」
 
兵士「確かに運転手は二人いたほうがいいっすね、鞠莉だけに負担がかかるのはよろしくないっす」
 
鞠莉「吟遊詩人もチャレンジしてみるといいよ」
 
吟遊詩人「れ、練習からよろしくお願いします…」
 
◇◇◇
 
千歌「旧魔法都市かぁ…」
 
兵士「まぁ…あまりいい印象はないっすよね…」
 
鞠莉「energyの暴走で壊滅…」
 
千歌「その余波で未だに住めない地域もあるって…」
 
吟遊詩人「私が行った時は…」
 
千歌「えっ!?吟遊詩人ちゃん旧魔法都市行ったことあるの!?」
 
吟遊詩人「戦後は大陸中をまわってたから…(理想の壁を巡って…)」
 
兵士「ど、どうだったっすか…?」
 
吟遊詩人「瓦礫はたくさんあったけど…皆復興に向けて頑張ってたし、ボランティアも人も優しかったし、そこまで悲観する事はないと思うよ?」
 
鞠莉「oh…人間はたくましいんだね」
 
千歌「そっかぁ…千歌達にできることってないのかなぁ…」
 
兵士「こうやって支援物資を運んでるじゃないっすか」
 
吟遊詩人「そうよ、それに…私達が日々生活してる中で巡り巡ってこの支援物資にもなってるわけだから」
 
鞠莉「お給料から税金はちゃんと引かれてマ〜ス…って、あれ?」ギアガチャガチャガチャ…
 
ブォォォンブォンブォンブォン…
ガクンガクン
 
千歌「ほぇ!?バスが止まった…?」
 
鞠莉「ファッツ…!?」
 
吟遊詩人「あれは…?」
 
兵士「前に人が立ってるっすね…」
 
白い特攻服を来た金髪の少女「…」どん!
 
特攻服の背中の刺繍「『邪神龍』」どどん!

444ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 11:18:44 ID:f3hkHidY
ほの町
地下・下水道
 
ライト「」ペカー
 
ルビィ「ぅゆ…暗い…」テクテク
 
呪術師「マンホールの蓋が不自然に開いてたからって、なんでワタチまで…」テクテク
 
ルビィ「だって住民さんが落っこちてたら大変だし…呪術師ちゃん、王都の下水道に住んでた事もあるって…」
 
呪術師「住みたくて住んでたわけじゃないでちゅよ!いじめられてて隠れるように潜んでいたんでちゅから…」
 
ルビィ「ぁぅ…ごめんなしゃい…」シュン
 
呪術師「…ルビィしゃんのせいじゃないんでちゅから、落ち込まないでくだちゃいな」
 
ルビィ「でも…嫌なこと思い出させちゃったし…」
 
呪術師「あーもう!勝手知ったる下水道でちゅから!ワタチに任せるでちゅよ!」
 
ルビィ「呪術師ちゃん…うんっ!」
 
呪術師「とはいっても…王都の古い下水道とは違って、ここは新しいでちゅね…」
 
ルビィ「最近できたからね…そんなに臭くもないし」クンクン
 
呪術師「古い下水道に比べたら…でちゅけどね、産業が発達すればどんどく汚くなりまちゅよ」
 
ルビィ「ぅゆ…それは嫌だなぁ」
 
呪術師「仕方ないでちゅよ…表があれば裏もある、光があれば影もあるんでちゅ」
 
ルビィ「そっか…綺麗な水を使うのも、汚ない水を流すのも、表裏一体…」
 
呪術師「世の中そんなものでちゅよ…っと、これは…足跡でちゅね」ハッケン
 
ルビィ「足跡…?」
 
ライト「」ペカー
 
呪術師「サイズ的に人間やエルフではないでちゅね…ほ乳類の獣人でもなさそうでちゅ」
 
ルビィ「ぅゆ…そこまでわかるなんて呪術師ちゃんしゅごい…!」
 
呪術師「獣医しゃんの助手でちゅから!これくらいは当然でちゅ!」
 
ルビィ「あっ…!これは…葉っぱ?」ハッケン
 
呪術師「足跡と一緒にちらほら落ちてまちゅね…」葉っぱピラピラ〜
 
ルビィ「奥まで続いてりゅ…」ゴクリ
 
呪術師「…」ゴクリ
 
ルビィ「危なくなったら呪術師ちゃんは逃げてね…?」
 
呪術師「戦闘は任せまちたよ…」ビクビク
 
ルビィ「…」コクリ
 
ルビィ「それじゃぁ…いこう」オソルオソル
 
呪術師「はいでちゅ」オソルオソル
 
◇◇◇
下水道・深部
 
ライト「」ペカー
 
呪術師「あれは…」ビクビク
 
ルビィ「ぅゆ…モンスター…?」
 
植物系モンスター?「」葉っぱワッサワッサ

445名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 12:32:02 ID:AJs.0xbQ
>>439
ユッキー怒らせてすまんな、農業繋がりでワンチャン狙ってみただけなんや
バイヤーに関しては商社と種苗メーカーにマーケティングと品種開発を投げれないかなと思ったんやが、世界観的にちと邪道だったな

446ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 14:16:59 ID:f3hkHidY
ご都合主義なところはあるから結果的に医者や鍛冶屋みたいな万能キャラになる事はあっても、最初からオーバーテクノロジーや万能キャラ狙いでいくとおもちゃのビーム銃や学者さんみたいになったりするかもしないかも
今回は目的があるのでユッキーさんが絞ってくれました
バイヤーの件は頼み事は二つできないからそれっぽく断っただけです(笑)
バイヤー(商人)自体はいなくもないです
実際に関係者もほの町にいますし
外注するか自前で囲うかは安価次第
ただ商人は自身や所属団体の利益を追求する生き物とだけ言っておきます

447ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 17:27:25 ID:f3hkHidY
王都
大学
 
魔導機械教授「また来たぞな?」
 
雪穂「度々すみません…それで、あの、もう一度農機の双子さんの情報を頂きたくて…」
 
魔導機械教授「前にも言うたが、彼らはよく動き回るのでなかなか見つからn…」
 
学生A「農機の双子が湿地帯にいたらしいぜよ」
 
学生B「それってレアじゃね?」
 
魔導機械教授「…らしいぞな」
 
雪穂「湿地帯、ですか…」
 
魔導機械教授「王都の東に広がる湿地帯…わかるぞな?」
 
雪穂「小さい頃に遠足で行ったことはあるのでなんとか…」
 
魔導機械教授「そうか、ならば急ぐといいぞな」
 
雪穂「はいっ!いつもいつも本当にありがとうございます!失礼します!」ペコリ
 
魔導機械教授「ぞな」
 
◇◇◇
王都の東
湿地帯(国立公園)
 
雪穂「ホントに遠足で来たぶりだな…自然もあって悪くはないんだけど、特に何もない微妙なこの公園…」
 
雪穂「遊具もないし湿地帯だから走り回れるわけでもなく…こんな所に子供が自ら来るかなぁ…」
 
雪穂「ん…?」
 
ワイワイ キャッキャッ
 
Yが書いてある赤い服を来た少年「おじさん怪我治ったヤン」
 
Mが書いてある青い服を来た少年「よかったマー」
 
トカゲ族男「お前達のおかげだ、本当に…本当に…感謝する」
 
雪穂「い…い…」
 
雪穂「いたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!ついでには虫類っぽいのもいるぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」クワッ
 
Y少年&M少年&トカゲ族男「ん…?」

448ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 18:32:10 ID:f3hkHidY
王都から旧魔法都市までの道のり
 
特攻服少女「…」
 
千歌「あの子が何かしてるのかな…?魔法?」
 
鞠莉「強い魔力は感じないデスよ」
 
吟遊詩人「モンスターじゃなさそうだから『歌』も効かなそうね…」
 
兵士「とりあえず降りて話してみるっすか…?」
 
千歌「じゃあとりあえず私が…皆は待機で」
 
三人「了解っす」「ラジャー♪」「気を付けてね…」
 
助手席のドア「」バタン
 
千歌「ねぇ…バスを止めたのはあなた?」
 
特攻服少女「そうよ」
 
千歌「どんな力かはわからないけど、止めてくれないかな?私たちは大事な荷物を運んでて…」
 
特攻服少女「その荷物を置いて去りなさいっ!」
 
千歌「…それはできない相談だねぇ」ザッ
 
特攻服少女「だったら力ずくで…」バッ
 
ヒュンッ
 
千歌「やれるもんならやってみろ!」ガシッ
 
特攻服少女「あっち向いて…」
 
千歌「ふぇっ…?」
 
特攻服少女「ホイッ!!」
 
特攻服少女の人指し指「」グインッ
 
千歌の首「」グルゴキャッ
 
千歌「あいったああああああああああああああっ!!首がああああああっ!!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
特攻服少女「ふんっ!」ドヤァ
 
吟遊詩人「千歌ちゃんがやられた!?」
 
兵士「私達もいくっすよ!!吟遊詩人はスリングで援護できたらでいいっす!!」ダッ
 
鞠莉「おイタする子にはお仕置きが必要かな〜?」ダッ
 
mission!
『邪神龍』の少女を倒せ!
 
結果は?(秒判定・安価下3)
 
偶数…勝利
奇数…敗北
ゾロ目…???

449名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 18:41:00 ID:usYxFK.w
サイオニック逸材来た!この娘連れて帰りたい!

450名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 18:59:24 ID:JsCyzwkg
http://nazr.in/11AB

451名無しさん@転載は禁止:2018/07/20(金) 19:03:18 ID:PXFwzw0k
といや

452ID:yOalPPig:2018/07/20(金) 21:56:29 ID:f3hkHidY
 
兵士「うおおおおおおおおっ!突撃っすよ〜!(私がおとりになるから頼んだっすよ〜…)」ダダダダダッ
 
鞠莉「よくもマリーバスを止めてくれちゃったね〜」ムニャラムニャラ…
 
吟遊詩人「えっと…スリング用の石はポッケに…ある…私は援護…私は援護…」
 
特攻服少女「無駄よっ!」
 
特攻服少女「あっち向いて…ホイッ!!」グインッ
 
兵士「うべらはっ!」一回転グルンッ
 
頭から落ちてゴヅン゙ッ…
 
兵士「あいったあああああああああっ!後頭部がああああっ!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
鞠莉「oh〜…あれは痛そう…私は食らいたくないよ!氷のつぶて!!」ババババババッ
 
特攻服少女「…!!」グッ
 
鞠莉「からの〜…Aqoursシャボン☆」
 
水が入ったシャボン玉×9「」プワプワ〜オ
 
鞠莉「GO!」
 
特攻服少女「…なんなのこの玉ッ!?!?」
 
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
 
特攻服少女「ただの水…?だったら別に…」ポタポタ…
 
鞠莉「ふふっ…」
 
水の入ったシャボン玉×1「」特攻服少女の顔にゆっくりプワプワ〜オ
 
特攻服少女「あぶっ…一個だけ割れずに…溺れ…」ブクブクブクブクブクッ 手足ジタバタ
 
鞠莉「窒息する前には解除してあげる♪」ニタァ
 
吟遊詩人「ヒェッ…(鞠莉さんは怒らせないようにしよう…)」
 
シャボン頭の特攻服少女「…」ブクブク…ブク…
 
鞠莉「そろそろデ〜スね…」指パッチン
 
水の入ったシャボン玉「」バシャァッ
 
特攻服少女「ぐえほっ…げほっ…」グッタリ
 
鞠莉「あんまりお姉さん達をナメたら…」
 
特攻服少女「けほっ…アッチムイテホイ」クイッ
 
鞠莉「へっ…?」一回転グルンッ
 
変顔でこめかみから落ちてグシャッ…
 
鞠莉「あいっだああああああああああっ!こめかみがあああああああああっ!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
特攻服少女「ナメてるのはどっちよ…けほっ…」
 
吟遊詩人「ひいぃぃぃっ!」ヒュッ
 
ビュンッ
 
特攻服少女「えっ?」
 
特攻服少女の鼻の下に拳サイズの石「」バコォォォォン!
 
特攻服少女「くぺえ」
 
吟遊詩人「あ…当たっちゃった…大丈…夫?」
 
特攻服少女「」チーン
 
勝利…?

453ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 00:28:01 ID:XZJJOtSo
 
特攻服少女「外しなさいよおおおおっ!」ジタバタジタバタ←手を集中的にグルグル巻きにしてある
 
兵士「いたたた…ダメっすよ〜」
 
鞠莉「アウチチ…脳ミソがまだ揺れてマ〜ス…」
 
千歌「いててて…ねぇ、なんでこんなことしたの?」
 
吟遊詩人「依頼に書いてあったギャングとは違うみたいだし…」
 
特攻服少女「…」ムスー
 
グゥ〜
 
特攻服少女「…////」カァー
 
千歌「あははは…お腹、空いてたんだね…」
 
◇◇◇
 
特攻服少女「はむっ…」チビチビ…
 
千歌「ねぇ、そんなに少なくていいの?お腹空いてたんでしょ?」
 
特攻服少女「…私はいい」
 
鞠莉「私『は』?」
 
特攻服少女「みんなに…」
 
特攻服少女「…」セイザッ
 
特攻服少女「もし分けられるぶんがあるなら…みんなに分けてあげてくださいっ!お願いしますっ!」ドゲザーッ
 
千歌「…」
 
吟遊詩人「大丈夫だから、顔をあげて…ね?」ナデナデ
 
兵士「皆って…?」
 
千歌「わけを…話してくれる?」
 
特攻服少女「…」
 
特攻服少女「私は…異世界から来たの」
 
四人「…」
 
特攻服少女「前の世界では…」
 
千歌「あー、ごめん、えーっと…初っぱなから遮ってごめんね?ちょっと待ってね、頑張って落ち着かせるから」
 
スゥ〜…
 
四人「「「「いきなり異世界から来たとか話がぶっとびすぎいいいいいいいいいいいいいっ!!」」」」
 
特攻服少女「…!!」ビクビクビクビクッ!
 
千歌「ふぅ…よし、どうぞ続けて?」
 
特攻服少女「…(ものすごく続けにくいんだけどぉーー!?)」

454ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 03:41:29 ID:XZJJOtSo
 
ペラペラ フムフム
 
千歌「数週間前に突然、異世界からこの世界に来た…と」
 
特攻服少女「たぶん…だけどね?文明とかが違うし…もしかしたら違う星や未来とかから来たのかもしれないけど…」
 
鞠莉「前の世界では〜、研究所で実験の日々…魔法とは違うそのpowerは『超能力』…私でも感知できないから、異世界というのはあながち間違ってないかもだね」
 
兵士「凄い能力っすよね〜…私ら四人それなりに強いと思ってたっすけど…」
 
特攻服少女「前の世界でも使える人は少ないと思う…少なくとも、人がいっぱいいる施設で使えたのは私の他に二人だけだったよ」
 
吟遊詩人「こっちに来た時は…突然頭上に黒い雲が現れて、カプセルみたいなものに拘束されて吸い込まれたって…想像したらすごく怖い…」
 
特攻服少女「うん…とっても怖かった…」ガクブル…
 
鞠莉「ふむふむ…(召喚魔法かそれに似た何かか…この世界の誰かが喚び出した…?)」
 
千歌「こっちに来てからは…いきなり荒野でギャングに襲われた…」
 
特攻服少女「返り討ちにしてやったわよ、この服もそいつらから奪った」
 
兵士「それでそんなにブカブカなんすねぇ」
 
吟遊詩人「…(すごい出で立ちだよね…『邪神龍』…駄目…笑っちゃいけない…)」プルプル…
 
鞠莉「そして、この辺りの荒野でさ迷っていた時に出会ったのが〜…」
 
特攻服少女「みんな…」
 
千歌「『ホームレス』のおじさん達なんだね…」
 
兵士「難民にもなれなかった、国に見捨てられた人達…」
 
特攻服少女「みんな…悪い人じゃないのに…こんな私にも優しくしてくれて…いろんなこと教えてくれて…なのに…なんで…」グスン…ヒッグ…
 
千歌「みんなのために、支援物資を奪おうとした…と」
 
特攻服少女「悪いことってわかってるわ…だから私はどんな罰でも受けるから、だから、おじさん達を…」
 
鞠莉「年老いたり身体が不自由で身寄りがなかったり、家族を亡くして無気力になったり、いろんな都合でドロップアウトしたホームレス達約20人…」
 
兵士「道のりは残り半分…どうするっすかねぇ〜…」
 
吟遊詩人「物資は国のものだし、私達じゃ権限が…」
 
千歌「…」
 
千歌「よしっ!困った時は相談だよっ!」
 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)「」どどん!
 
誰に相談する?(安価下4)

455名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 03:51:30 ID:ea6FIbrM
http://nazr.in/11AJ

456名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 05:24:31 ID:BuTNBWCE
順当に考えれば穂乃果ちゃんだけど、
交渉人高坂雪穂の手腕と王国中枢(親鳥)へのコネを期待して高坂姉妹とか?

457名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 07:52:54 ID:ROlLRjmo
上司なんだし穂乃果ちゃんがいいんじゃね?
ほのタウンで仕事斡旋しようよ

458名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 08:09:47 ID:YXHmhusM
かよちん

459ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 09:55:00 ID:XZJJOtSo
 
ソレデハワタシノハニーニ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
花陽と画面半分以上のおにぎり『もぐもぐ…あっ、鞠莉ちゃんだ〜!今ちょっと忙しくてお食事中でごめんね?もぐもぐ…何か相談ごとかな?もぐもぐ…』ニッコニコ
 

 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)「」そっ閉じ
 
千歌「お腹空かしてる子の前で満面の笑みでおにぎりを食べる映像は…」
 
兵士「ないっすね」
 
吟遊詩人「目隠ししてるうちにはやく…!」
 
特攻服少女「えっ…なになに?どうしたの?」目隠しされ
 
鞠莉「oh…ソーリー…」
 
ハナヨモソーリー…イソガシイナラダイジョブヨ〜マタネ〜
…プツン
 
誰に相談する?(安価下3)

460名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 10:10:59 ID:xpAroCTc
田んぼあるからいけるかと思ったけどあかんかったかぁ

461名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 10:34:06 ID:5hZiWATw
ここはやはり我らが勇者様...

462名無しさん@転載は禁止:2018/07/21(土) 14:11:44 ID:ROlLRjmo
ハノケチェン!

463ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 15:45:26 ID:XZJJOtSo
 
ハノ=ケ=チェン『ほあちゃぁっ!あたぁっ!たたたたたたっ!』シュビッ シュッ シュババババババッ
 
ハノ=ケ=チェン『アイヤ〜!ファイトアルよ〜…』
 
…プツン
 
千歌「ご、ごめん…操作間違えて前に見てたカンフー映画が…」
 
特攻服少女「えっ、あ、うん…(もうちょっと見たかった…)」
 
千歌「今度こそ…」ポチッ
 
タイチョーナノダ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
穂乃果『はいは〜い…誰ですかぁ〜…』ダルダルー
 
千歌「おうふ…やる気皆無モードだよ…」タハー
 
吟遊詩人「ダリの時計みたいな顔してるわね…」
 
兵士「子供に見せて大丈夫っすか…?」
 
鞠莉「ホラーに見えなくもないデ〜ス…」
 
特攻服少女「…(面白い顔…)」
 
穂乃果『えっ、千歌ちゃんたち!?ってライブ通信!?…これ流れてるの!?』
 
千歌「あはは…実は相談があって…今は時間大丈夫ですか?」
 
穂乃果『だーいじょぶ…かな?お客さんも…バンド女2姉ちゃんしかいないから全然おっけーだよねっ!なにかな?なにかな?』
 
四人「…(不安しかない…)」
 
千歌「実は…」
 
カクカクシカジカ
 
穂乃果『ふむ…ふむふむふむ…』
 
兵士「隊長の頭で理解できるっすかねぇ…」ボソッ
 
吟遊詩人「そんなに悪いんですか…?」ボソッ
 
鞠莉「ほの町の三大アホと呼ばれるくらいにはおバカね…」ボソッ
 
千歌「それって千歌入ってないよね?大丈夫だよね?」ボソッ
 
穂乃果『聞こえてるよっ!』
 
四人「ファッ!?」
 
穂乃果『これは帰ってからの鍛練が楽しみだなぁ…』
 
四人「えぇぇ…」
 
穂乃果『…で、特攻服少女ちゃんとホームレス問題だっけ?』
 
穂乃果『穂乃果自身は助けてあげたいんだけど…ここは町の代表として発言します』
 
穂乃果『総合的に見て、うちの町で受け入れるのは…ちょっと厳しいかな…』
 
特攻服少女「…」
 
千歌「そんな…」
 
穂乃果『『全員をここまで運べるか』とか『物資は被災地域へ送るのが任務』とかいろいろ問題はあるよ』
 
兵士「確かに…移動だけでも厳しいっすね…」
 
吟遊詩人「物資も国のものっていうのは抜きにしても、まずは困ってる被災者に届けなきゃいけない…」
 
穂乃果『でも一番の問題は…『本人たちに働く意志がない』ということ』
 
特攻服少女「…!!」
 
千歌「そんなことない…」
 
鞠莉「とは言い切れないのが現実ね」
 
穂乃果『王都で難民として受け入れられるのは、嘘でも働く意志とか向上心があるって言える人たち…』
 
穂乃果『ホームレスは国に見捨てられたんじゃない』
 
穂乃果『自ら社会を拒否した人たちなんだよ』

464ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 16:18:58 ID:XZJJOtSo
 
特攻服少女「みんな悪い人たちじゃないよ…?優しいんだよ…?なんで…なんで…」ポロポロ…
 
穂乃果『本人達がこの町で働きたいって言えば穂乃果だってなんとかする!それは約束するよ!』
 
千歌「でも…働く意志がなければ…」
 
鞠莉「どうする事もできない…」
 
兵士「ああああっ!どうしたらいいっすかぁ〜!!」
 
吟遊詩人「どうしたら…」
 
穂乃果『…』
 
穂乃果『弱音ばっかり吐いてもなんにもならないよ!!』
 
四人「…!!」ビクンッ
 
穂乃果『全部いっぺん解決しようって、無理に考えることはないんじゃないかな?』
 
穂乃果『千歌ちゃんたちにできることを一個一個やっていけばいいんだよ』
 
千歌「私たちにできる事…?」
 
穂乃果『ホームレスたちの行き先はひとまず置いといて…物資をどうするか』
 
穂乃果『分け与えるにしても伺いを立てる相手がいるでしょ?』
 
兵士「物資を届ける相手…」
 
鞠莉「今回の依頼主…?」
 
吟遊詩人「九人の勇者の一人…」
 
四人「『東條 希』!!」
 
穂乃果『うんっ!希ちゃんは穂乃果の億倍頭がいいからね〜もしかしたらなんとかしてくれるかもしれないよ!』

465ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 17:58:28 ID:XZJJOtSo
 
トウジョウノゾミサンニ!
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ live
 
防護服を着た女『シュゴー…シュゴー…』
 
千歌「えっ…東條希さんじゃない!?間違えた!?」
 
頭のパーツを脱ぎながら『間違えてへんよ〜』ガパッ
 
希『ふぃ〜…暑かった〜…知らん番号やね?どちらさん?』パタパタ
 
千歌「あっ!人形にそっくり!本人さんだ!」
 
希『人形にそっくりて!普通逆やんなぁ〜…でも、うちそっくりの人形いうたら…凛ちゃんとこの子?』※森林アスレチック編参照
 
兵士「その人形で合ってるっすけど違うっす、私らは高坂隊長の部隊の者っす」
 
希『お〜…穂乃果ちゃんとこの〜!支援物資の運搬を依頼した子らやね〜、なんかトラブルでもあった?』
 
千歌「実は…」
 
カクカクシカジカ
 
◇◇◇
 
千歌「というわけでして…」
 
希『そっかぁ〜…それやったら…』
 
希『特攻服少女ちゃんやっけ?』
 
希『未遂いうても犯罪やんな』
 
希『ホームレスも知ってて止めんのやったら犯罪幇助』
 
希『全員強制連行やね♪』
 
エエエェェェ〜!?
 
◇◇◇
旧魔法都市
廃棄エネルギー処理場
結界の間
 
…プツン
 
希「ふぅ〜…」
 
希「ホームレスかぁ…」
 
希「『底辺以下の暮らししかできない奴だっているのよ!』…やっけ?」
 
希「これでええんよね…?にこっち…」
 
のぞにこえりで写ってる写真「」ピラ〜

466ID:yOalPPig:2018/07/21(土) 21:38:50 ID:XZJJOtSo
王都から旧魔法都市までの道のり
 
…プツン
 
吟遊詩人「旧魔法都市に強制連行からの強制労働って…」
 
千歌「あんまりなのだ…」
 
特攻服少女「うぅっ…」ポロポロ…
 
兵士「あー…たぶんそれはっすねぇ…」
 
鞠莉「先輩…」フルフル
 
兵士「えっ…黙っとくっすか?結果的に居場所と労働と物資の三つが与えらるっすけど…」ボソッ
 
鞠莉「やられたまんまなのも悔しいし、もうちょっと黙っておきマショウ」ボソッ←こめかみの痛み思い出し中
 
兵士「…ふむ、それもそうっすね」←後頭部の痛み思い出し中
 
千歌「あんまりなのだああああああっ!」ウガー
 
吟遊詩人「辛いけど…頑張ろ?」ナデナデ
 
特攻服少女「うん…何されるかまだわからないけど、きっと実験に比べたら平気!」グシグシ
 
兵士「う…(健気っす!健気っす!)」
 
鞠莉「くっ…(可哀想だけどもうちょっと見てたい!)」
 
千歌「くそう…勇者の一人だっていうから優しいのかと思ったらとんだタヌキだよ!」プンスコ
 
鞠莉「荷車をもう一台増やすために人を寄越すって言ってたけど…」
 
兵士「それまでにホームレス達を集めないとっすね」
 
特攻服少女「私、みんなの所に行って説明してくる!」ダッ
 
吟遊詩人「あっ、待って、私も行きます!」ダッ
 
鞠莉「千歌っちと先輩はバスの荷下ろし手伝って〜」
 
千歌「はぁ〜い…」
兵士「了解っす!」

467ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 04:41:53 ID:ihjnhiDo
ほの町
穂むら
店舗スペース
 
…プツン
 
穂乃果「…(今の穂乃果…すっごく上司っぽかったよね!)」グッ
 
バンド女2姉「あの〜…とっても爽やかでやりきった顔してるところ悪いんだけれど…」
 
穂乃果「へっ?」
 
バンド女2姉「お客さんよ…?」ユビサシ
 
獣医「ど…どうも///」ペコリ
 
穂乃果「お〜!獣医久しぶりだね〜!動物園のほうは順調?」
 
獣医「はい、午前の検診は終わったので従業員のおやつを買いに…」
 
穂乃果「うんうん!獣医にはうちの雪穂の馬もお世話になってるしサービスしちゃうよ〜!」
 
獣医「あ、ありがとうございます…」エヘヘヘ
 
ウチノバイトヤッテタコロガナツカシイネェ〜…
ソウデスネ〜
 
バンド女2姉「ふふふっ、私もお客さんなんだけどなぁ…ん?あっちから凄い勢いで走ってくるのは…?」ウィンドウから外を見て
 
ダダダダダダダッ
扉ガバッ!
 
ルビィ「はぁ…はぁ…はぁ…」
 
穂乃果「ぅおうっ!ルビィちゃん血相変えてどしたの!?」
 
ルビィ「獣医しゃん…すぐ来てくださいっ!」
 
獣医「ボク…ですか?」
 
ルビィ「う…う…う…産まれそうなんでしゅ!!」
 
ハァ〜!?
 
◇◇◇
少し前
地下・下水道・深部
 
植物系モンスター?「」葉っぱワッサワッサ
 
ルビィ「ぅゆ…」ツンツン
 
バサッ
 
倒れた植物系モンスター?「」バターン
 
呪術師「これは…ハリボテというか葉っぱの着ぐるみ…のガワでちゅかね?」ツンツン
 
ウゥ…
 
ルビィ「呪術師ちゃんっ!見てっ!!」
 
呪術師「…!!」
 
ライト「」ペカー
 
真っ白な鱗のトカゲ族女「うぅっ…」グッタリ
 
トカゲ族女の大きなお腹「」ポッコリ

468ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 17:41:42 ID:ihjnhiDo
王都の東
湿地帯(国立公園)
 
カクカクシカジカ
 
Yが書いてある赤い服を来た少年改め農機工兄「農機大工場…面白そうヤン…」
 
Mが書いてある青い服を来た少年改め農機工弟「便利な農機をたくさん作りたいマー…」
 
トカゲ族男「二人とも…良かったじゃないか」
 
農機工兄&弟「でも…」
 
雪穂「でも…?」
 
農機工兄&弟「「トカゲのおじさんと一緒じゃなきゃ嫌ヤン!」マー!」
 
トカゲ族男「なっ…」
 
雪穂「えっと…すみません、三人はどういう関係で…?」
 
農機工兄「何日か前にここで遊んでたら、おじさん怪我して倒れてたヤン」
 
雪穂「怪我を…!?大丈夫なんですか?」
 
農機工弟「頑張って手当てしたけど…治ったマー?」
 
トカゲ族男「あぁ、おかげでこうして動けるようになったぞ」筋肉ムンッ
 
農機工兄「よかったヤン!」
 
農機工弟「これからたくさん遊べるマー!」
 
トカゲ族男「二人には返せないほどの恩があるし、せっかく友人になれたのだから一緒に居たいという気持ちもある」
 
トカゲ族男「しかし…」
 
トカゲ族男「俺にはやらなければならない事があり、待っている家族もいるんだ」
 
雪穂「…よかったら説明してもらえませんか?」
 
農機工兄&弟「「聞きたいヤン!」マー!」
 
トカゲ族男「あぁ、少し長くなるかもしれないが…」
 
◇◇◇
 
トカゲ族男「俺達トカゲ族は群れで生活していてな、それなりに平和に暮らしていたんだ」
 
トカゲ族男「しかしあの日、魔王軍が現れ…俺達に服従をせまった」
 
トカゲ族男「誇り高き我らはそれを拒否し、戦いを挑み」
 
トカゲ族男「そして、あっけなく滅びたよ…」
 
雪穂「魔王に滅ぼされた一族…」
 
農機工兄「辛かったヤン…」
 
トカゲ族男「戦争とはそういうものだ…」
 
農機工弟「悲しいマー…」
 
トカゲ族男「俺の嫁は一族でも高位の術士でな、彼女がかけてくれた防御魔法のおかげで我らは少しだが生き延びた」
 
トカゲ族男「それからは森林地域の復興村に身を寄せていたんだが…」
 
トカゲ族男「二ヶ月ほど前に魔王軍に奪われた一族の至宝『アイスソード』を王都で見たという情報を聞いてな」
 
トカゲ族男「俺はそれを探しに王都まで来たんだ」
 
雪穂「トカゲ族の至宝『アイスソード』…ですか」
 
トカゲ族男「あぁ、それがあれば一族再興の足掛かりになる」
 
農機工兄「『アイスソード』は見つかったヤン?」
 
トカゲ族男「いや、闇商人という人物が扱っているという情報は掴んだんだが…」
 
トカゲ族男「その矢先に潜んでいた下水道の縄張り…住処をギャングに奪われてしまって…」
 
農機工弟「それで怪我してこんな所にいたマー?」
 
トカゲ族男「あぁ、集団と言えどギャングなんぞに負けるとはまったく情けない…」筋肉ショボン…
 
雪穂「ふむふむふむ…じゃあ、その『アイスソード』が手に入れば…」
 
トカゲ族男「そうだな、『アイスソード』を手に入れて、家族に話をつけたら…」
 
農機工兄&弟「「ボク達と一緒に居られるヤン!」マー!」

469ID:yOalPPig:2018/07/22(日) 19:06:50 ID:ihjnhiDo
 
雪穂「手がかりは…その闇商人という人物だけなんですか?」
 
トカゲ族男「そうだな…闇商人は最近警察のガサ入れがあって居場所を変えたようで、今何処にいるかはわからない」
 
農機工弟「他に誰か欲しがってる人はいないマー?」
 
トカゲ族男「武器としても価値があるものだからな…いるだろうな」
 
農機工兄「だったら尚更はやく見つけないとヤン!」
 
雪穂「ふむ…まずはもう少し情報を集めましょうか」
 
どこに行く?(安価下5)
 
1…城
2…エルフ居住区
3…警察
4…書店
5…工事現場
6…その他

470名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 19:09:25 ID:/XyeBH4Y
筋肉...

471名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 20:11:45 ID:aOcHPgto
商人…武器として欲しがっている奴がいるかも…うっ頭が

472名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 21:52:48 ID:E14IjZMs
ホンジャマカ

473名無しさん@転載は禁止:2018/07/22(日) 22:34:37 ID:QVvhNWyc
行くのは城にしろっ!
あ、今のはね

474名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 00:34:30 ID:v5vt.2W2
言わなくていいから
4で

475ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 02:45:54 ID:j8b8sk2c
深夜
王都
キノコの国書店・本社・社長室
 
書店社長「日を跨いでしまったか…こんな時間まで待たせてしまってすまない」
 
雪穂「いえ、お忙しいのは知ってますし、こちらから無理に押しかけたわけですし…」
 
トカゲ族男「…」
 
農機工兄&弟「Zzz…」スピー…
 
雪穂「…(この都の表も裏も知り尽くしてそうな知り合いといったらこの人しかいない…と思う)」
 
書店社長「事情を説明して貰おうか」お菓子パクー
 
◇◇◇
 
カクカクシカジカ
 
書店社長「農機大工場が稼働すれば…働き口が増え、町にも人が増える」
 
書店社長「町に人が増えれば…書店の利用者も増える」
 
書店社長「うちにとっても悪くない話だな」
 
雪穂「情報料…というわけではありませんが、そちらにもそれなりの見返りはあると思いまして」
 
書店社長「いや、継続して売上増が見込めるんだ これ以上の情報料はないよ」
 
書店社長「しかし『アイスソード』か…ふふっ」
 
トカゲ族男「知っているのか!?」
 
書店社長「知っているというかなんというか…」
 
雪穂「…(まじで!?まかさこんなにはやく情報が…!!)」ゴクリ
 
書店社長「二日後の午後7時から行われる『FNS』の優勝賞品が…」
 
書店社長「その『アイスソード』なんだよ」
 
エエエェェェ〜!?

476ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 03:28:34 ID:j8b8sk2c
 
雪穂「『FNS』の優勝賞品…?」
 
トカゲ族男「何なんだその…『えふえぬえす』とやらは」
 
雪穂「歌の祭典だったと思いますけど…優勝とか順位付けもなかったと思います」
 
書店社長「表向きは…な」
 
雪穂「表向き…?」
 
書店社長「歌の祭典が催されるステージの地下、特設闘技場で行われる…」
 
書店社長「『フードファイト・肉・サバイバル』」
 
書店社長「それが本来の『FNS』なんだ」
 
雪穂「フードファイトって…」
 
トカゲ族男「肉を食べるのを競うのか?」
 
書店社長「そうだな」
 
トカゲ族男「それならは俺も出よう、肉が嫌いなトカゲ族はいない」
 
雪穂「出場資格とかはないんですか?」
 
書店社長「特には、今日中に登録を済ませれば問題はないはずだ」
 
書店社長「今日は帰って寝て、起きたら登録へ行くといい」
 
農機工兄&弟「Zzz…」ムニャ…
 
トカゲ族男「わかった、感謝する」ペコリ
 
雪穂「こんな遅くに本当にありがとうございましたっ!」ペコリ

477ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 15:08:20 ID:j8b8sk2c
ほの町
動物園・管理棟
 
オギャァァァァ!オギャァァァァ!
 
穂乃果「う…産まれたよぉ…」ポロポロ
 
ルビィ「ぁぃ…」ポロポロ
 
呪術師「なんであなた達が泣いてるんでちゅか…」ウルウル
 
ルビィ「呪じゅちゅちちゃんらって…あははは」ポロポロ
 
獣医「ふぅ…初めて診る爬虫類族の逆子(さかご)だったので、一時はどうなるかと思いましたが…」←噛まれた痕多数
 
医者「逆上した母親に噛まれながらやったしな…ようやったで!」
 
獣医「噛まれるのは慣れているので…」アハハ
 
呪術師「どういる意味でちゅか?」ギロッ
 
獣医「うっ…」ゾクッ
 
呪術師「はぁ…今日は大金星でちゅので許してあげまちゅよ…噛まれた傷をみせてくだちゃいな」マキローン
 
獣医「は、はい…///」
 
穂乃果「お母さんのほうは大丈夫なの?」グシグシ
 
医者「ぐっすり眠っとる、下水道から移動しての逆子の出産やったからなぁ…相当な体力使ったはずや」
 
白いトカゲ族女「Zzz…」スヤァ…
 
穂乃果「でもなんだってあんな場所に…」
 
ルビィ「ぅゆ…」
 
医者「その辺は起きてからやなぁ…」
 
オギャァァァァ!オギャァァァァ!

478名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 19:33:29 ID:jBr7/SYM
胎生の爬虫類族って珍しいなw

479名無しさん@転載は禁止:2018/07/23(月) 21:13:16 ID:v5vt.2W2
卵胎生なんでしょ
...どうでもいいけどシーラカンスって卵胎生だったんだな

480ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 21:48:16 ID:j8b8sk2c
爬虫類族は爬虫類の特徴を持った亜人(獣人)というカテゴリーなんで、人間に近いのかな?
二足歩行の爬虫類ではないです
 
個人的に卵から知能を持った人型が産まれるのは昔からちょっと違和感があって…知能がない人型モンスターとか雌雄がない設定ならいいんですけどねぇ

481ID:yOalPPig:2018/07/23(月) 22:57:26 ID:j8b8sk2c
王都から旧魔法都市までの道のり
 
オーイ!
ダダダダダダダッ
ガラガラガラガラ〜…
 
兵士「向こうから何か来るっすね…?」
 
千歌「タヌキ隊長が寄越すって言ってた人かな?」
 
鞠莉「特大の荷車を引いてるのは…ファッツ!?ヒト!?」
 
兵士「荷車を人間が引くって…どんだけ怪力なんすか…」
 
キキィィィィー---ッ!
 
おでこが特徴的な女「とうちゃぁーく!!」ガタッ
 
長身でポニテの女「ちょ…揺らしすぎだって…」ウプ
 
小柄でおさげの女「大丈夫…?」サスサス
 
千歌「あなたたちは…?」
 
おでこが特徴的な女「ん?私は『飛脚』!希さんに言われてさ〜、出張宅配ってやつ?」
 
長身でポニテの女「人乗せる時はもうちょっとスピードゆるめなさいよ…あ、私は『古道具屋』ね よろしく〜」
 
小柄でおさげの女「私は『宮大工』っていいます よろしくね♪」
 
千歌「『ヒ』キャクに『フ』ルドーグヤに『ミ』ヤダイク…」
 
兵士「あ…あ…あなた方は…まさか…伝説の…」
 
兵士「『神モブ』の皆さんっすか!?!?」
 
千歌「かみもぶ?」
 
飛脚「そう呼ばれてた時期もあったかなぁ〜…」アハハハ…
 
古道具屋「まぁ、モブなのはその通りなんだけど…」
 
宮大工「神は言い過ぎだよね…///」
 
飛脚「うん、うちらは普通に仕事してるだけしね…///」
 
鞠莉「この大きさの荷車を旧魔法都市から運ぶのが…普通〜?」
 
飛脚「あー…それはこの『怪力グローブ』のおかげ!古道具屋は古代の魔法がかかった道具に詳しくてね、コレクションもしてるんだ」
 
古道具屋「脚力と肺活量は飛脚の自前じゃない…」
 
宮大工「私達は限界突破もできないぶん、能力を特化させたり連携を深めたりして補ってるんだよ♪」
 
兵士「その辺の話!詳しく聞かせてほしいっす!!」ハァハァハァハァ
 
千歌「あはは…先輩がこんなになるなんて珍しいねぇ…」
 
鞠莉「憧れてた存在に会うと誰もがこうなっちゃうんだね…」

482ID:yOalPPig:2018/07/24(火) 03:46:08 ID:lDBDMfHY
ホームレスの集落
 
ニモツヲマトメヨウ
テントハステテイケバイイカ…
ネブクロト…アトハ…
 
特攻服少女「みんな…いいの?自由が奪われちゃうんだよ?ここから逃げて、また新しいところで…」
 
ホームレス1「逃げようにも、そんなにはやく動けない人もいる」コレハモッテイコウカナ…
 
ホームレス2「本当は立ち上がるのも面倒なんだがなぁ…強制ならしょうがあるめぇ」ヨイショ
 
ホームレス3「仕事か…面倒だ…強制なら仕方ないが…」グラサンクイッ
 
吟遊詩人「とか言ってるわりには皆さんどことなく笑顔のような…?」
 
ホームレス1「僕らの自由の為にあの子が苦しむような事はあってはいけないんだ」ボソッ
 
ホームレス1「機会を与えてくれてありがとう」ニコッ
 
吟遊詩人「あぁ…そういう…」フフッ
 
ホームレス2「ほら、特攻服少女ちゃんもはやく荷物まとめねぇと」背中ポンッ
 
特攻服少女「あーもう!わかったわよ!強制労働でへたっても知らないんだから!」バッ
 
吟遊詩人「…(ここの人達は皆ヘタレで不器用でひねくれもので)」
 
吟遊詩人「…(でも助けの手をふり払ったんじゃない、別の誰かに順番を譲っただけなんだ)」
 
吟遊詩人「あ…(東條さんはそれをわかって…)」
 
吟遊詩人「ふふっ、でもタヌキな事には変わりないか」
 
◇◇◇
少し経って
 
千歌「う〜ん…やっぱりバスには10人ちょっとしか乗れないのだ…」
 
兵士「半分は待機してピストン輸送するしかないっすねぇ…」
 
特攻服少女「私は最後まで残るわ!一番若いんだから当然!」
 
バス+荷車1…マリー+ホームレス10人
荷物2…飛脚
待機…特攻服少女+ホームレス10人
 
鞠莉「これは確定として…残りの冒険者の振り分けはどうしマスか?」
 
飛脚「護衛は最低一人ずつはつけたほうがいいと思う」
 
飛脚「ちなみに私は脚力と肺活量に全振りしてるから戦闘はそこまで強くないよ」
 
古道具屋「私は基本的に道具でサポート専門」
 
宮大工「三人揃うと連携でそれなりに強いと思うんだけどね…あ、私は簡単な結界とかを作れます」
 
千歌「う〜ん、じゃあ…」
 
《残りの冒険者》
千歌 吟遊詩人 兵士 古道具屋 宮大工
 
待機組の護衛は?(安価下3)
バスの護衛は?(安価下5)
残りは飛脚の護衛

483名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 07:48:44 ID:/IGPgFOI
ksk

484名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 10:26:21 ID:L1M/4o6E
てい

485名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 13:24:28 ID:X/96BrXY
千歌っち

486名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 14:27:38 ID:tnU0He3w
バスは吟遊詩人と兵士かな、マリーも居るし
飛脚の方はヒフミトリオで真価を発揮出来そうだし

487名無しさん@転載は禁止:2018/07/24(火) 19:31:53 ID:Owlhjm7Q


488ID:yOalPPig:2018/07/24(火) 20:01:17 ID:lDBDMfHY
待機組
 
ヨーシ!
 
千歌「頑張って待つぞぉーー!!」←強アタッカー かしこさ低
 
特攻服少女「おおぉーー!!」←強アタッカー かしこさ低
 
ホームレス1「はははは…」←非戦闘員・ホームレスの中には身体が不自由な人もいる
 
◇◇◇
マリーバス組
 
ブロロロロロ〜…
 
鞠莉「ふんふんふ〜ん♪」←万能タイプ フィジカルはちょっと低
 
兵士「大丈夫っすかね…あの二人…」←平均的アタッカー すばしっこさ低
 
吟遊詩人「単純な強さだけでいったら二強だとは思うけど…」←飛び道具(初心者) 対モンスター異常付与
 
ホームレス3「満員で暑い…」汗ダラダラ…
 
◇◇◇
飛脚組
 
ダダダダダダダダッ
ガタゴトガタゴト…
 
飛脚「うひぃ〜!風が気持ちいいぃ〜!」ダダダダダダッ←アタッカー? 自称戦闘は微妙

 
古道具屋「ちょっ…まっ…揺らさないで…」ガタゴト←自称サポート専門
 
宮大工「千歌ちゃん達もらったほむまん久しぶりだ〜!おいしい〜!」モチャモチャ←自称結界が作れる=防御系?
 
◇◇◇
旧魔法都市
地下・???
 
ジャラジャラジャラジャラ〜
25番台スタートシヤッシタ〜
 
報告書「『エネルギー暴走の影響でこの辺のモンスターは活性化しとるで』『ギャングも王都からちらほら流れてきとるで』」ペラリ
 
希「ふ〜ん…」
 
希「あの子達、大丈夫やろか…?」
 
希「…」
 
希「お、リーチや」ジャラジャラ〜

489ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 00:00:08 ID:pzWfyHVo
飛脚・古道具屋・宮大工トリオ
 
ダダダダダダダダッ
 
飛脚「おっと…!」
 
キキィィィィィーッ!!
 
飛脚「ははは…こりゃまた育ちに育ったねぇ…」
 
古道具屋「もう…急に止まらないでって言ってるじゃない…」ウプ
 
宮大工「ねぇねぇ…後ろからもギャングが来てるみたいなんだけど…」アワワワワ…
 
前に現れた超巨大カマキリ「キリキリキリキリ…」どどどん!
 
後ろから迫る屈強そうなギャング達「ヒャッハーー!!あいつらがモンスターとやりあってる間に奪い取れえええぇぇぇ!!」
 
mission!
 
超巨大カマキリと屈強なギャング達を倒せ!
 
結果は?(秒判定・なし)
 
秒一桁1〜0…勝利

490名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 00:38:19 ID:S7TQICRM
イベントバトルじゃないですかやだー!

491ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 00:39:57 ID:pzWfyHVo
 
キリキリキリキリ…
ヒャッハー!
 
飛脚「戦闘はあまり得意じゃないんだけどなー…」手袋ヌギ-
 
古道具屋「道具は何か使う?」
 
飛脚「スポドリだけちょうだい!」
 
古道具屋「ただの飲み物じゃない…」ハイ
 
飛脚「さんきゅー」クイッ ゴクゴクゴク…
 
宮大工「荷車に結界は張ったよ〜」
 
飛脚「ぷは〜っ!おっけー、じゃあ宮大工に後ろはまかせた〜」ダッ ヒュン
 
宮大工「は〜い、古道具屋ちゃんはどうする?」
 
古道具屋「適当に二人を『サポート』するわ」道具袋ドサッ
 
飛脚「それじゃ」踏み込みで小さいクレーターボコォッ
 
古道具屋「いっちょ」いかずちの杖と破邪のつるぎ二刀流シャキン
 
宮大工「いきますか」大黒柱振り回しブォン
 
超巨大カマキリ「キリ…?」
 
屈強なギャング達「え…?」
 
ドッカァァァァァァァァァァン!!!
 
三人「…(連携とかいってるけど…私以外の二人が鬼強いだけなんだよなぁ…)」
 
カマァァァァァ…キリ…ガクッ
ヒャ…ハ…アベシ…ガクッ
 
三人「…(私なんて…ただのモブだし…)」
 
勝利!

492名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 01:05:15 ID:UeLtXUn6
本当にただのイベントバトルでワロタ
フミコと兵士は入れ換えて兵士に戦闘見せてあげてもよかったかな
ただトリオをバラすと何処までパワーダウンするか分からなかったからなー

493ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 05:11:29 ID:pzWfyHVo
マリーバス組
 
ブロロ…ロロ…ロ〜…
 
鞠莉「シッツ!ヒフミトリオのが速いのはゲセマセン!」
 
兵士「これだけ乗ってけん引もしてるっすからね〜…」
 
吟遊詩人「うぅ…(密集したオスの臭いが…はやく千歌ちゃんのシトラスで浄化を…)」ウプ
 
ホームレス3「おい、ありゃなんだ?」グラサンずらし
 
鞠莉「oh…」ブレーキ踏み〜
 
キキィィィ-ッ!
 
兵士「なんなんすか…あれは…?」
 
吟遊詩人「すごく…大きいです…」
 
巨大カメレオン「メレメレメレメェ…」どどどどん!
 
兵士「まるでドラゴンっすね…」
 
鞠莉「あなたとは初めて会った気がしないよ…カメレオンヘッド…」※森林アスレチック編参照
 
吟遊詩人「モンスターになら私の『歌』が…上手くいくかな…?」ドキドキ…
 
mission!
 
超巨大カメレオンを倒せ!
 
結果は?(秒判定・安価下3)
 
秒一桁1〜2…敗北
秒一桁3〜7…勝利
秒一桁8〜0…逃走成功
秒ゾロ目…???

494名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 06:20:06 ID:8zhAOZZo
ころりんちょ!

495名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 06:36:00 ID:ub19aP6o
ksk

496名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 07:37:25 ID:htg7hJ8A
ヤッテヤルデス!

497ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 15:05:51 ID:pzWfyHVo
 
メレメレメレメェ…
 
兵士「こっちに気付いてるのかいないのか…」
 
超巨大カメレオンの目「」アッチコッチキョロキョロキョロ
 
鞠莉「『歌』はどれくらいで発動するのかなん?」
 
吟遊詩人「歌い終わるまでには…だいたい3分くらいです」
 
鞠莉「オーケイ、それまではマリーと先輩に任せて〜」運転席ドアバタン
 
兵士「3分っすね、了解っす」助手席ドアバタン
 
ホームレス3「お、おい!逃げなくていいのか!?」ガクブル…
 
鞠莉「オジサン達はバスから出ないようにね〜」
 
ホームレス3「俺はおじさんって歳じゃねーよ!ってそんな事はいい!嬢ちゃん達だけであんなでかいの…」
 
兵士「積載オーバーでバスのスピードが落ちてる今、逃げを選択したら追い付かれて全員アウトな可能性もあるっす」
 
兵士「それに…」
 
兵士「私と鞠莉と吟遊詩人の連携をナメてもらっちゃ困るっす」
 
兵士「私らはこれまで一緒に幾多の冒険をクリアして…いつかは神モブさんのように…」トテモイイ顔…キラキラ〜
 
吟遊詩人「…(私、今回が冒険初めてなんだけどなぁ…)」
 
鞠莉「…(私、先輩と冒険で連携した記憶があまりないデ〜ス…)」※今までの冒険参照
 
兵士「神モブっていうのはっすね〜…」ペラペラ〜…
 
ホームレス3「は、はぁ…」
 
鞠莉&吟遊詩人「「…(か、かぶれてる…)」」
 
鞠莉「ふぅ…そんなに連携したいんなら…」ムニャラムニャラ…
 
兵士「伝説のモブがいた…んす…よ…って…」フヨフヨ
 
兵士「身体が浮いてるっすううぅぅぅ!!」フヨフヨ
 
鞠莉「シャイニー☆」ウインクパチクリ
 
兵士「なんすかそのウインクはぁぁぁ〜…アイコンタクトのつもりっすか!!うわあぁぁぁぁぁっ!!」フヨフヨ 浮遊して動かされビョーン
 
吟遊詩人「私は『歌』を…」
 
アコーディオン「〜♪」ピラリラ〜♪
 
鞠莉「BGMは任せたよ!イッツショーウターイム☆」
 
アクアワンド「」クルクル シャキン
 
兵士「ど、どうもっす…」ペコリ←カメレオンの目の前に着地
 
超巨大カメレオン「メレメレメレメエェェェェッ!!!」ダダダダダダッ
 
兵士「いやああぁぁっすうぅぅぅぅぅ!!!」ダダダダダダッ
 
鞠莉「ふむ、吟遊詩人の『歌』で付与する状態異常は『発情』…カメレオンは1体…ん〜…」
 
ちょうどいいサイズの岩山「」どん!
 
鞠莉「よしっ」
 
鞠莉「センパァイ!もうちょっと耐えてクダサ〜イね☆」ムニャラムニャラ…
 
兵士「えええぇぇぇぇ…!!!」ダダダダダダッ
 
超巨大カメレオン「メレメエェェェ!!!」ダダダダダダダッ
 
吟遊詩人「ラーラララ〜♪」
 
〜♪

498名無しさん@転載は禁止:2018/07/25(水) 16:54:48 ID:i2kuSSVc
今日は更新します
無料動画-アニメ視聴
1.バキ
goo.gl/QgiZm2

499ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 17:07:09 ID:pzWfyHVo
 
〜♪
 
吟遊詩人「ラーラララー♪」
 
鞠莉「…」ムニャラムニャラ…
 
兵士「ひいあああああああああっ!!」ダダダダッ
 
超巨大カメレオン「メレエェェッ!!」
 
カメレオンの舌「」シュルルルルッ
 
舌が地面を貫いてズガァァン!!
 
兵士「舌の攻撃力半端ないっすぅぅぅ!!」ダダダダダダッ
 
兵士「でも…」
 
兵士「このままじゃらちが明かないっすよね…」
 
(宮大工『能力を特化させたり…』)
 
兵士「私が特化してるのはぁ〜…」ダッ クルッ
 
兵士「体力と防御力…」スラァー…シャキン!
 
兵士「来るなら来いっすよ!!」ばばん!
 
カメレオンの舌「逃がさん」シュルルルルルッ
 
巻き付いてギッチギチ
 
兵士「…」ギッチギチ
 
カメレオンの舌「口に戻るで」シュルルルルッ
 
兵士「うおおおおおっ!!!(このままの勢いで…)」
 
超巨大カメレオン「メレェ…!?」
 
兵士「らあああああああっ!!!(…斬るっす!!)」
 
ザシュゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
 
超巨大カメレオン「メ゙レ゙エ゙ェェェ!!」アイッター!
 
兵士「くぅっ…!!」落ちてゴロゴロゴロッ…
 
兵士「はぁ…はぁ…痛いっすけどぉ…一撃くれてやったっすよ〜…」ゼェ…ゼェ…ヨロ…
 
鞠莉「先輩ナイスよ〜☆そろそろね…?」ムニャラムニャラ…
 
吟遊詩人「…」コクリ
 
吟遊詩人「ラララ…ラァァァァァァァァァ♪」
 
〜♪
 
超巨大カメレオン「…!?!?」クラクラァ…
 
突然現れたもう1体の超巨大カメレオン(♀)「メッレェ〜ン☆」ルッパァ〜ン☆
 
超巨大カメレオン「メレッッッッッ!!」←ハート目
 
超巨大カメレオン「メェ〜レメレ〜ン☆」フゥ〜ジコチャ〜ン☆
 
ダダダダッ ピョーン!
 
超巨大カメレオン(♀)→ちょうどいいサイズの岩山「すまんな」スゥゥゥ…
 
ゴツゥゥゥゥゥゥゥン!!!
 
超巨大カメレオン「メレ…メ…レ…」ガクッ
 
鞠莉「ふぅ〜…ビッグな幻影は疲れるよ…」
 
兵士「二人ともよくやったっすよ〜!」
 
吟遊詩人「先輩さん!大丈夫ですか!?」
 
ホームレス3「本当に…倒しやがった…」
 
勝利!

500ID:yOalPPig:2018/07/25(水) 22:39:22 ID:pzWfyHVo
待機組
 
焚き火パチパチ…
 
千歌「もうすぐ日が沈んじゃうね…あ、ほむまん最後の一個か…特攻服少女ちゃん食べちゃって!」ホイ
 
特攻服少女「私はいいよ…」
 
グゥ〜
 
特攻服少女「…////」
 
ホームレス1「ははは…僕らは歳のせいか甘いものはあまり得意じゃないんだ、食べてくれるかい?」
 
特攻服少女「そ、それなら…」ゴクリ
 
特攻服少女「はむっ」
 
特攻服少女「モグモグ…(はぁん…さっきも食べたけどやっぱりこのおまんじゅうおいしいっ!)」ニヘラ
 
千歌「にひひっ、いい食べっぷり!」
 
千歌「…にしても、待つのは退屈なのだぁ〜」グデー
 
特攻服少女「ゴクン…じゃあ、あやとりでもする?」
 
千歌「あやとり…?」
 
特攻服少女「ホームレス2さんに教えてもらったんだぁ〜」ニッコニコ
 
千歌「えっ、あっ、うん!やろうやろう!(これくらいの歳の子があやとりでこんなにはしゃげるなんて…うぅっ…)」※特攻服少女は見た目高学年〜中学生くらい
 
特攻服少女「じゃあ私からねっ!」シュッ シュッ
 
千歌「おぉ…見事な手捌き…」
 
ホームレス達「…」ニコニコ
 
◇◇◇
旧魔法都市
地下・???
 
ジャラジャラ〜
Prrrrrr…Prrrrrr…
ピッ
 
希「はぁい」
 
????『私よ』
 
希「知っとるよ」ムスー
 
????『なんでそんなに不機嫌なのよ…』
 
希「確変中やったのに…あと通話相手が師匠やし…あ、今は警察署長さんやったっけ?」
 
警察署長『何が不満なのよ…?』
 
希「修行の日々を思い出すだけで吐きそうになる…」
 
警察署長『私の修行はまだマシだったでしょ?』
 
希「それはそうかもしれんけど…で、用はなに?」
 
警察署長『あー、最近王都の犯罪者が各地に流れててね…』
 
希「それは報告受けとるよ?ギャングなんてうちのヒフミちゃん達なら…」
 
警察署長『今私が連絡してる意味、あなたならわかるでしょ?』
 
希「あー…警察署長さんの担当は…」
 
希「『悪魔』か…」

501ID:yOalPPig:2018/07/26(木) 14:48:17 ID:QkIV29tI
ほの町
動物園・従業員寮
 
白いトカゲ族女「仮の縄張りまで用意して頂いて…皆さんにはなんとお礼をいえばいいのか…」
 
トカゲ族赤子「バブー」
 
穂乃果「体力が戻るまでは居ても…というか帰る場所がないならずっと居てもいいよっ!」
 
白いトカゲ族女「そ、そういうわけには…(そんなうまい話…裏があるんじゃないかしら…?)」尻尾ピーン!
 
ルビィ「ぅゆ…(尻尾触りたい…)」
 
呪術師「ところで、なんで下水道なんかにいたんでちゅか?」
 
白いトカゲ族女「実は…」
 
◇◇◇
 
穂乃果「ふむふむ、旦那さんが王都の下水道にいるというのを聞いて会いに来た…と」
 
ルビィ「王都の下水道…?」
 
呪術師「えっと…そもそもこの町は、王都じゃないでちゅよ?」
 
白いトカゲ族女「…」
 
白いトカゲ族女「えっ?」
 
白いトカゲ族女「えええぇぇぇぇぇっ!?!?」尻尾ブンブン
 
トカゲ族赤子「キャッキャッキャッ!」尻尾フリフリ
 
◇◇◇
 
白いトカゲ族女「お…お恥ずかしい…」
 
白いトカゲ族女「町を間違えて勝手に下水道に入ったあげく…」
 
白いトカゲ族女「急に産気づいて皆さんに迷惑までかけて…あぁ…」ズーン…
 
穂乃果「そりゃビックリはしたけど…赤ちゃん産むのに迷惑なんてことはないよっ!」
 
呪術師「そうでちゅよ!野生動物ならいざ知らず…人間やワタチたち亜人は、出産や育児はむしろ周りに迷惑かけてなんぼなんでちゅから!」
 
ルビィ「ぅゆ…こうして赤ちゃんもお母さんも元気なのって、とっても幸せなことだと思いましゅ」赤子ほっぺツンツン
 
トカゲ族赤子「キャッキャッ!」尻尾フリフリ
 
白いトカゲ族女「皆さん…」ウルウル
 
◇◇◇
 
穂乃果「そっか…魔王に一族が滅ぼされかけたんだね…」
 
ルビィ「それで旦那さんは再興に必要なトカゲ族の至宝を探して王都に…」
 
白いトカゲ族女「はい、私も最初はそれに賛成でした…」
 
白いトカゲ族女「でも…お腹が大きくなるにつれて考え方が変わって…」
 
白いトカゲ族女「至宝なんかなくても、この子と夫さえいれば私は…」ナデナデ
 
トカゲ族赤子「バブー?」
 
呪術師「それで旦那しゃんを探しに出たんでちゅね…」
 
穂乃果「旦那さんのほうは来週雪穂に…私の妹が毎週王都に用事があるからさ、お願いするとして…お母さんはゆっくりしてなきゃだね」
 
白いトカゲ族女「は、はい…」
 
トントン ハイリマスヨ〜
ガラララ
 
獣医「調子はいかがですか?」
 
白いトカゲ族女「じゅ、獣医さん!お、おかげさまで…あの、噛み傷のほうは大丈夫でしょうか?」尻尾プルプル
 
呪術師「全然平気でちゅよ!」
 
獣医「なんであなたが答えるんですか…」
 
アハハハ

502ID:yOalPPig:2018/07/26(木) 15:13:22 ID:QkIV29tI
 
穂乃果「母子手帳…?」
 
獣医「lv5になった医者さんが発案して、印刷屋さんに依頼して作ってもらいました」
 
獣医「妊娠がわかった時から持たせるのがベストですが、胎内にいる時や出産時、それからの成長の記録をつけていきます」
 
獣医「母胎と子供の状態を把握する事で死亡率が下がる…と医者さんは考えてます」
 
獣医「これがこの町の母子手帳の一冊目です」
 
母子手帳「『白いトカゲ族女とトカゲ赤子のやーつ』」どどん!
 
白いトカゲ族女「これが…私とこの子の…」ギュウッ
 
穂乃果「ほぇぇ…すごい!すごいよっ!医者も獣医も印刷屋も…って医者はどこいったの?」
 
獣医「医者さんは今妊娠している人のぶんの手帳を作ってます」
 
穂乃果「あはは…相変わらず忙しいんだね」タハー
 
ルビィ「ぅゆ…lv5になっても多忙は変わらず…」
 
呪術師「お産専門のお医者しゃんでもいれば負担は減りまちゅかねぇ…?」
 
穂乃果「専門のお医者さんかぁ〜…」
 
バブバブ-
ワイワイ キャッキャッ

503ID:yOalPPig:2018/07/26(木) 23:10:00 ID:QkIV29tI
王都
FNSうたまつり会場
 
魂のルフラーン♪
 
ウオオオオオッ
ワーワーキャーキャー
 
◇◇◇
その地下
裏FNS(フードファイト・肉・サバイバル)闘技場
選手控え室
 
ザワ…ザワザワ…
コイツラガ…ゼンインツヨソウダ…
 
トカゲ族男「肉が嫌いなトカゲ族はいない」筋肉ムンッ
 
農機工兄&弟「「肉が嫌いな子供もいないヤン!」マー!」ワーイ!
 
雪穂「なんで私まで…お姉ちゃんの友達が焼肉好きです…」ズーン…
 
書店社長「賞品を手に入れる確率を上げる為だろう?私も『アイスソード』が他のギャングの手に渡るのを阻止する為に参加しよう…しかし何故お前までいるんだ…」
 
僧侶「オラもキングと同じ理由でわざわざ山岳地域から出向いたズラ いっぱい食べられるからとかそんなんじゃないよ」
 
バンド女7「肉などというジャンクフードは…私が駆逐してあげましょう」フッ
 
緑ジャージの女「天ぷらそばと肉串だったら負けないっ!」
 
王国聖戦士男「念願の『アイスソード』…負けるわけにはいかないぞ」
 
氷雪の民少年「えっ!?ジンギスカンじゃねぇのか!?でも『アイスソード』欲しいホロ…」
 
ふくよかなスキンヘッドの男「食べていいの?」ニタァ
 
優勝するのは?(秒判定・安価下4)
 
秒一桁1…トカゲ族男
秒一桁2…農機工兄&弟
秒一桁3…雪穂
秒一桁4…書店社長
秒一桁5…僧侶
秒一桁6…バンド女7
秒一桁7…緑ジャージの女
秒一桁8…王国聖戦士男
秒一桁9…氷雪の民少年
秒一桁0…ふくよかなスキンヘッドの男

504名無しさん@転載は禁止:2018/07/26(木) 23:17:48 ID:7BDAKRp2
なんか色々来てるー!?

505名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 00:10:49 ID:GddP4yGA
安価次第で雪穂が優勝出来るのが恐ろしい
てかヤンマーはコンビで出場していいのかよw

506名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 00:25:23 ID:zOwSKdtg
ksk

507名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 02:55:30 ID:S13/4bdg
やってやるやってやるぞ!

508ID:yOalPPig:2018/07/27(金) 06:49:16 ID:sB5TOSm2
裏FNS(フードファイト・肉・サバイバル)闘技場
 
ザワ…ザワザワ…
マンセキデスガ?
イワナイワヨ
モグモグパクパクオニギリオイシイデス
モウタベテルヤツガイルゾ
アレハカイセツシャダ
 
司会者「今年もやってまいりました!!歌の祭典の裏で行われる肉の祭典!!今回の肉料理は…『フライドチキン』です!!」
 
司会者「挑戦者たちよ!!本能のまま喰らうがいい!!齧りつけ!!呑み込め!!貪り尽くせ!!」
 
司会者「フードファイト・肉・サバイバル!!開幕です!!」ばばばばーん!
 
ウオオオオオオオオッ
バクバクガツガツモグモグモグモグ
ハジマッタゾ!
 
雪穂「モグモグ…(あ、味は美味しい…)」
 
雪穂「ゴクン…(これならいけるかも…?)」チラッ
 
僧侶「バクバクバクバクガツガツガツガツ…モグモグモグモグ…」
 
雪穂「…(あぁ…これは無理です…)」
 
司会者「おっと…?一人だけ未だフライドチキンに手をつけていませんが…?」
 
ふくよかなスキンヘッドの男「…」ニタァ
 
司会者「ど、どうしたのでしょうか?」
 
ふくよかなスキンヘッドの男「…食べていいの?」ニタァ
 
司会者「いいんですよ、食べていいんです そういう大会ですので…」
 
ふくよかなスキンヘッドの男「わかったぁ…」グニャァ…
 
司会者「えっ?」
 
ふくよかなスキンヘッドの男の頭からお腹が縦にパックリ開いて「いただきもああああああああああああああす」ビュオオオオオオオッ
 
司会者と他の出場者たち「なっ…身体が吸い込まれ…」ビュオオオオオオオオオッ
 
ばくんっ
 
ふくよかなスキンヘッドの男「…ごちそうさまぁ」ニタァ
 
ふくよかなスキンヘッドの男 優勝…?
司会者と他の出場者たち 生死不明

509名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 07:33:26 ID:OYZBHN1c
いやちょっと!

510ID:yOalPPig:2018/07/27(金) 09:00:30 ID:sB5TOSm2
 
ザワ…ザワザワ…
ハ?
ナンナンダヨ…アレハ…
イヤァァァァァァッ!
ニゲロ!バケモンダ!
 
???「そこまでだっ!」
?????「そこまでだっ!」
 
ふくよかなスキンヘッドの男「あはぁ?」
 
???「…ん?」
?????「…ん?」
 
???「副署長姉さんっ!?」
?????「聖騎士!?」
 
聖騎士「こんな所で何を…って警察機関に勤めているのだったな、担当は『悪魔』…という事はこいつも…」
 
警察副署長「聖騎士こそこんな所で何を…って前回優勝者で今大会解説者の教皇の護衛か、教皇はどうした?」
 
聖騎士「こいつより強い邪な気を感じたとかでそちらに行かれた」
 
警察副署長「護衛の意味がないではないか…」
 
聖騎士「仲間が吸い込まれたのだ…それに、教皇様は強い」
 
警察副署長「まぁ、うちの署長もおそらくそっちを追っているから大丈夫だろう」
 
聖騎士「警察署長といえば…三賢者の一人か そうなると敵が不憫だな」
 
警察副署長「あぁ…それよりも今はこいつ…『暴食の悪魔』を…」
 
ふくよかなスキンヘッドの男改め暴食の悪魔「あー?ダークエルフがふたり…うまいのか?」
 
聖騎士「倒す!!」
警察副署長「倒す!!」

511ID:yOalPPig:2018/07/27(金) 09:06:56 ID:sB5TOSm2
まさか1/10の敵を引くとはww
さて…敵としか決めてなかったけどほとんどノープラン…どうしようかな

512ID:yOalPPig:2018/07/27(金) 17:11:26 ID:sB5TOSm2
???
暗めのヌメっとしたピンク色の壁に囲まれた空間
 
雪穂「うっ…ここは…?」キョロキョロ
 
トカゲ族男「いったいどうなっているんだ…確かあの大男の身体が縦に裂けて…」
 
農機工兄&弟「怖かったヤン…」マー…」ガクブル
 
司会者「うぅ…お家に帰してよぉ…放送局になんか入るんじゃなかった…」ポロポロ
 
バンド女7「ここは何処なんですか…?」ウルウル
 
氷雪の民少年「ここは…」
 
氷雪の民少年「『悪魔』の腹んなかだよ」
 
緑ジャージの女「生存者の報告にあった通りだねぇ…」
 
王国聖戦士男「全員離れるな、非戦闘職を囲んで守れ そろそろ来るぞ」
 
雪穂「あなた方は…?」
 
書店社長「何故そのような情報を知っている…?」
 
王国聖戦士男「王都警察…『特別捜査班』、『特捜男』だ」大剣スラーッ
 
緑ジャージの女「『特捜女』でいいよっ!」眼鏡カケー
 
氷雪の民少年「俺は『特捜少年』な!ホロッホゥ!」手甲カチャリ
 
雪穂&書店社長「「警察の特別捜査班…!?」」
 
僧侶「そして、オラも同じようなものズラ…」フッ
 
氷雪の民少年改め特捜少年「誰だ?お前」
 
雪穂「僧侶さん…?」
 
書店社長「すまない、少しアレな子なんだ…」グイッ
 
僧侶「だって!ただのモブかと思ったらあんな正体の現し方はズルいズラぁ!」ハナスズラ〜
 
雪穂「あははは…」
 
緑ジャージの女改め特捜女「この状況で冗談言えるなんて肝が座ってるねぇ」ニヒッ
 
ニュローン
 
王国聖戦士男改め特捜男「来るぞ!!皆気を付けろ!!」
 
肉壁から次々と生えてくる暴食の悪魔たち「「「「あはー、食べていいの?」」」」ニュローン

513名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 18:04:08 ID:zOwSKdtg
暴食のアイツに魔人ブウも入ってるのかよ...

514名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 20:32:50 ID:SHIGqHGI
かよちん関連のイベントがどんどん進んでいくなw
ある意味持ってる?

515ID:yOalPPig:2018/07/27(金) 23:34:15 ID:sB5TOSm2
王都地下裏闘技場
FNS主催者の部屋
 
ガチャ
 
FNS主催者の死体「」プラーン…
 
警察署長「くっ…遅かったみたいね…」
 
眼帯をした初老の男「そうみたいですね」
 
警察署長「『憤怒』…!!いや、4つ集まった状態か…」
 
警察署長「『大罪の大悪魔』!!」漆黒の爪ビュンッ
 
キンッ
 
眼帯をした初老の男改め大罪の大悪魔「おっと、もう一人お客様ですか」ササッ
 
光のビーム「」ビーーーーーーチュドーーーン
 
土煙モクモクモク
 
花陽「この邪な気はやっぱり悪魔だったみたいですね…!!と、あんじゅ師匠…あ、今は警察署長だったね」
 
警察署長「あら、花陽じゃない…教皇様って呼んだほうがいいかしら?」
 
花陽「花陽でお願いします…///」
 
大罪の大悪魔「おやおや、三賢者と勇者が揃って相手とは…分が悪いですね」
 
大罪の大悪魔「ここは引きますか」
 
花陽「逃がしませんっ!!」
警察署長「逃がさないわよっ!!」
 
光のビーム「」チュドーーーン
漆黒の爪「」ビュンビュンビュンビュングサグサグサグサッ
 
憤怒の悪魔「」ゴフッ チーン
 
花陽「やりまし…た?」
 
警察署長「いや、こいつをおとりにして逃げたみたいね…」
 
花陽「ですね…『大罪の大悪魔』、七人の悪魔の集合体…一体だけ倒しても残りがいる限り何回でも復活する…」
 
警察署長「今は6つよ」
 
花陽「そうでしたね…一人は…」
 
警察署長「大罪から逃れた1つ…」
 
警察署長「『色欲の悪魔』は」
 
警察署長「私のことだもの」

516名無しさん@転載は禁止:2018/07/27(金) 23:58:52 ID:zOwSKdtg
だ、大総統ー!?

517名無しさん@転載は禁止:2018/07/28(土) 00:19:03 ID:Oj6EYZJY
母子手帳に続いて健康保険の概念も発明できたら夢があるな

緑ジャージ マヨナカの特捜隊の
特捜男 頭が太陽の新版かそうでない旧版かそれが問題だ
少年 氷雪だしオーバーソウルな
大罪ズ 2003と2009の2粒それぞれ違ってそれぞれおいしい
でいいのだろうか?

518ID:yOalPPig:2018/07/28(土) 16:35:52 ID:4sQgqnwc
裏FNS(フードファイト・肉・サバイバル)闘技場
 
ズドンッ ズバッ ズバッ
ニュローン
 
切り落とした部分から生えてくる暴食の腕「」ニュローン
 
暴食の悪魔「あはぁ?」キョトン
 
聖騎士「なんなのだ!!この気持ちの悪いやつは!!」ハァ…ハァ…
 
警察副署長「『暴食』の能力は吸引と細胞再生だったか…いくら攻撃してもこれでは…」ハァ…ハァ…
 
聖騎士「ならば…これならどうだ…!!」ギッ
 
聖騎士の槍「」ピカァー
 
聖騎士「『聖光突き』ッッ!!」
 
ピカズドドンッ!!
 
貫かれた暴食の左肩「」ポッカリ
 
暴食の悪魔「いだあああああああああああいっ!!!」ウオォォォォッ
 
警察副署長「おおっ!再生しないぞ!!聖なる戦士職が扱えるという『聖光気』かっ!!妹はどんどんダークエルフ離れしていくな…」
 
聖騎士「はぁ…はぁ…しかしこれはどうにも我が種族との相性が悪くてな…燃費が最悪なのだ…」ゲッソリ
 
警察副署長「ふむ…あと何回使える…?」
 
聖騎士「せいぜい一回といった所だな…すまない」ゼェ…ゼェ…
 
警察副署長「それならば…やつの中の連中にも私の同僚で聖光気を扱えるものがいる」
 
聖騎士「では中からの攻撃で消耗するのを待って…」
 
警察副署長「あぁ…それまで持ちこたえるぞ!!」サーベル二刀流シャキン
 
聖騎士「…承知!!」槍防御の構えバッ
 
暴食の悪魔「ゆ゙る゙ざな゙い゙ぞおおおおおおっ!!!」ウガァァァァァッ!
 
◇◇◇
暴食の体内
 
ニュローン
 
暴食の悪魔'ズ「」ゾロゾロ…
 
雪穂「非戦闘職の方はこっちに固まってくださいっ!」小剣ズバッ
 
トカゲ族男「農機工兄弟!大丈夫かっ!」バシッ バシッ ゴキャ
 
農機工兄「大丈夫ヤン!」
 
農機工弟「おじさん強いマー!」
 
トカゲ族男「『アイスソード』さえあれば…いや、無くても守る事くらいはできる」筋肉ムンッ
 
司会者「ひいぃ…もう無理よこんなの…」ガクブル
 
バンド女7「皆さん戦っています!信じて待つしかないでしょう!」膝ガクガク
 
雪穂「バンド女7さん…」
 
バンド女7「ふふふっ…震えが止まりません…でも、病気で脱退したバンド女8の為にも私はここで死ぬわけにはいかないんです」ガクガク
 
雪穂「はいっ!また王都バンドさん達の演奏が聴きたいです!生き残りましょう!」
 
司会者「わかりましたよぅ…皆さん頑張ってくださいいぃぃ!!」ガクブル ギュッ
 
司会者が持ってるお守り?「『なんか西木野コーポレーションって書いてある』」ギュッ

519ID:yOalPPig:2018/07/28(土) 22:52:19 ID:4sQgqnwc
 
僧侶「キングと戦うのも久しぶりな感じがするよ」
 
書店社長「お前が居なくなって街の治安がどれだけ悪くなったと…」
 
僧侶「その話はあとズラ」
 
書店社長「あぁ」
 
僧侶「能力『文豪憑依』」
書店社長「能力『文豪憑依』」
 
僧侶「『長靴をはいた猫』」ブゥン
書店社長「『金太郎』」ブゥン ビリビリィ〜
 
長靴をはいた猫:猫科の獣人のような身体能力になる
制限:語尾にニャがつく 長靴をはいていなければならない
 
金太郎:熊族の獣人に相撲で勝てるくらいの身体能力になる
制限:服が破れて上半身はノースリーブ、下半身はハイレグになる
 
僧侶「相変わらずひどい格好…ニャッ!」ドガァァァン!
 
書店社長「この状況で見た目など構ってられん!弱点は克服できたようだ…なっ!」ズガァァァン!
 
暴食の悪魔'ズ「「ぐえぇぇぇ…」」ボロボロォ…
 
特捜男「『マッシュルームキングダムのキング』と『書店荒らしの破戒僧』か…」
 
特捜少年「有名人なのか?」
 
特捜男「最近まで商店街を中心に王都の治安を守っていたのだ…我ら警察が不甲斐ないばかりに…」
 
特捜女「私たち特捜班は悪魔担当だから関係なくない?悪い奴は許せないけどさ〜」
 
特捜少年「ハッハッハー!なんでもいいけど俺たちも負けてらんねぇってことだな!」ムニャラムニャラ…
 
特捜女「そういうことっ!」ムニャラムニャラ…
 
特捜少年「氷の精霊よ!!この手に宿れ!!」
特捜女「女武者!!来て!!」
 
特捜少年の手甲「」氷のオーラヒュォォォォッ
 
特捜女の背後に現れた仮面を被った黄色い人影「…」薙刀シャキン
 
特捜男「…精霊自体を武器に宿す精霊使いの少年と、契約した守護霊を召喚するシャーマンの女」
 
特捜男「ははっ…うちの班もなかなかにくせ者揃いだな」
 
特捜少年「オラオラオラオラッ!!」バシッ ボコッ グシャッ
 
特捜女「私自身は足技で…ほっ、はっ、とうっ!」バキッ ドカッ グシャッ
 
特捜女の守護霊「…」ブォンッ ズバッ ズバッ
 
暴食の悪魔'ズ「「「ぐおぉぉぉぉ…」」」ボロボロォ…
 
特捜男「俺は試したい事がある!この場は任せたぞ!!」

520ID:yOalPPig:2018/07/28(土) 23:22:59 ID:4sQgqnwc
ぅゆ…元ネタはあくまでモデルという事で…
OSやペルソナまでやっちゃうと世界観ぶっ壊れるかもなので迷ったけどこういう形に
暴食も扉設定にしちゃうといろいろ問題なので体内ということでww
 
特捜男さんの頭髪に関してはどっちでも←

521ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 01:44:20 ID:8ODwECQU
 
特捜男「…(以前にも『暴食』が暴れた事があるらしい)」
 
特捜男「…(警察はその時の生存者…『元教皇』という人物から話を聞いた)」
 
元教皇『なんじゃったかのぅ〜…小悪魔ギャルの膝枕でもあれば思い出sイタタタタタタ痛いわ!老人には優しくせんかっ!『聖光気』じゃ『聖光気』!それできゃつの肉壁に特大の穴ぼこをあければええんじゃて』
 
特捜男「聖なる戦士職が扱える『聖光気』…はたして俺の聖光気でこの分厚い肉壁に穴をあけられるのか…」
 
暴食の肉壁「」デデーン
 
スッ
 
特捜男の大剣「」ピカァー
 
特捜男の頭「」ピカァー
 
特捜男「いくぞっ!!」
 
特捜男「…『聖光斬り』ッッ!!」
 
ピカズバァァァンッ!!
 
暴食の肉壁「」チョットデローン
 
特捜男「くっ…浅いか、しかし再生はしていないっ!このまま斬り続ければ…」
 
特捜男「…(体力が持つかが心配だが、やるしかあるまい)」
 
ドガァァン!
 
僧侶「壁に『聖光気』をぶちこめばいいニャ?」シュタッ
 
特捜男「扱えるのか!?」ニャ?
 
僧侶「最近はモンク道場でトレーニングもしてるから…たぶんいけるニャ」
 
特捜男「たぶんって…」
 
僧侶「きっと…おそらく…」グッ
 
僧侶の拳「」ピッカァー--
 
特捜男「えっ…俺のより大きい!?」
 
僧侶「…せぇーの!」
 
僧侶「『聖光ちょっぷ』ニャ!」
 
ピカピカピカズババァァァァァァンッ!!!!
 
暴食の肉壁「」デロデロデローン
 
僧侶「まだ浅いニャァ〜…元教皇様のようにはいかないニャ…」ションボリ
 
特捜男「えっ?職業僧侶だよね?戦士職じゃないよね?」エェェ…

522ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 03:59:39 ID:8ODwECQU
 
ピカピカピカズババァァァァァァンッ!!!!
 
雪穂「あれは…?」
 
トカゲ族男「どうやら光明が見えてきたみたいだな…」ナントカ…
 
下からニュローン
 
暴食の悪魔'「あはっ」ガシッ
 
トカゲ族男「ぬをっ!下から脚を…くっ…」グギギギ…
 
ダッ
 
農機工兄「離すヤン!!」スパナガキーン
 
農機工弟「マァー!!」ドライバーグサッ
 
暴食の悪魔'「んー?」クルッ
 
ガシッ ガシッ
 
トカゲ族男「お、お前たちっ!何故!?」
 
農機工兄「おじさんには家族がいるヤン!」グギギギギ…
 
農機工弟「死んだら駄目なんだマー!」グギギギギ…
 
トカゲ族男「二人を離せええええええええ!!!」グワッ
 
書店社長「能力『文豪憑依』」
 
書店社長「『蜘蛛の糸』」ブゥン シュルルルルルルッ
 
蜘蛛の糸:無数の糸が出せるようになる
制限:良い事にしか使えない 悪い事に使うと地獄に落ちる
 
糸に切断された暴食の悪魔'「あべ…ば…」ボトボトボトッ
 
書店社長「大丈夫かっ!?」シュルルルルルルッ
 
農機工兄「お姉さんありがとヤン!」右足がズタズタ…
 
農機工弟「これくらい大丈夫マー!」左足がズタズタ…
 
トカゲ族男「お前たち…すまない…すまない…」ポロポロ…
 
雪穂「手当てを…!!」
 
バンド女7「私がやります!皆さんは守りを!」
 
司会者「わっ、私も、手当てくらいなら!」何か落としポロッ
 
農機工兄「あ、なんか落ちたヤン?これって…」
 
農機工弟「これは…」
 
農機工兄&弟「「増幅装置ヤン!」マー!」ワーイ!
 
司会者が落としたお守り「『なんか西木野コーポレーションって書いてある』」どどどん!
 
全員「増幅、装置…?」

523ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 15:05:01 ID:8ODwECQU
 
農機工弟「魔法や気功とかのエネルギーを込めると数倍の威力を発揮するマー!これは投げて使う爆弾タイプマー!」手当てされながら
 
農機工兄「初期型で壊れてるけど、直せばまだ使えるヤン!こんな珍しいものどこで手に入れたヤン?」手当てされながら
 
司会者「これは…学生の時に、私の放送を楽しみにしてくれていた友人に貰ったお守りなの…」
 
バンド女7「大切なものなのですね…」
 
司会者「はい…でも…双子ちゃん!あなた達ならこれを直せる?」
 
農機工兄&弟「「お安いご用ヤン!」マー!」
 
司会者「だったら使って!私、元はジャーナリスト志望だったの…だから生きて今日のこの出来事を伝える義務がある!」
 
農機工兄&弟「「わかったヤン!」マー!」ワーイ!
 
雪穂「司会者さん…双子ちゃん…!!」
 
雪穂「なんとしてもここは守り抜きましょう!!」小剣ズバッ
 
トカゲ族男「あぁ、もう不覚はとらん!!」バキッ ドカッ
 
トカゲ族男「…(あの小さな二人の存在が皆に勇気を与えている…一族に本当に必要なのは『アイスソード』ではないのかもしれんな…)」
 
◇◇◇
FNS主催者の部屋
 
花陽「…(あんじゅ師匠が『色欲の悪魔』だというのは、勇者の中では私と希ちゃんと真姫ちゃんしか知らない事実)」
 
ギュゥッ…
 
花陽「あ…あの…////」
 
警察署長「んー?なぁに?」ダッコォ…
 
花陽「なんで唐突にハグを…////」カァー
 
警察署長「だってだって…私の正体を知ってる人間で癒やし系って花陽しかいないんだもの…というか他が人間的に問題ありすぎて…」スリスリィ…
 
花陽「もう…10秒だけですよ?」ナデナデ
 
警察署長「んひぃぃ〜…10秒が20年になる魔法使っていい?」ギュゥ〜ッ
 
花陽「ダメです」ナデナデ
 
警察署長「いけずぅ〜…あぁ〜…でもこれは悪魔をダメにする究極の柔らかさ…」グリグリィ…
 
花陽「…はい、10秒終わりです!」パッ
 
警察署長「うぅ〜…あと5秒…」ユビクワエ…
 
花陽「ダメです!はいっ!私は蘇生!警察署長さんは捜査!」
 
警察署長「あ…死体あるの忘れてた」テヘッ
 
FNS主催者の死体「」プラーン
 
花陽「あははは…」

524名無しさん@転載は禁止:2018/07/29(日) 15:35:24 ID:gDNK87wY
かよあん!そういうのもあるのか

525ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 18:31:59 ID:8ODwECQU
暴食の体内
 
デロデロデローン
 
僧侶「この『ぞうふくそうち』にオラの聖光気を込めて壁に投げればいいニャ?」未来ニャ〜
 
書店社長「お前は聖光気を込めるだけでいい、それ以上の事はするな」
 
僧侶「なんでニャ…」
 
書店社長「お前は器用さミジンコな上に『機械×』のバッドスキル持ちだろうがっ!」
 
書店社長「一度書店のレジをやりたいといってやらせたらレシートの長さがギネスを更新しただろう…」
 
僧侶「うぅ…わかったよ…」ションボリ
 
特捜男「あー…(書店荒らしってそういう…)」
 
僧侶「…ありったけ込めるニャス」
 
増幅装置「」ピッカァァァー--
 
僧侶「こここ込めたよ!どどどどどうすればいいニャ!?!?」アタフタアタフタ
 
書店社長「…貸せっ!!」ガシッ
 
安全装置を外して肉壁にほいっと
 
…ピカピカピカピカドッカァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!
 
暴食の肉壁にできたでっかい穴「」ポッカリ
 
書店社長「…よしっ!!」
 
特捜男「よくやった!!全員この穴に飛び込めえええっ!!」シンガリハオレガツトメル!
 
◇◇◇
裏FNS(フードファイト・肉・サバイバル)闘技場
 
暴食の悪魔「ぐ…が…」ギュルルルル…
 
聖騎士「これは…急に苦しみ出して…」ハァ…ハァ…
 
警察副署長「どうやら中の連中がやったみたいだな…聖騎士!!準備を!!」
 
聖騎士「…はいっ!」
 
暴食の悪魔の頭からお腹が縦にパックリ開いて「ぐえぼおえええええええええええええぇぇぇ…」ブシャァァァァ
 
ドサッ!×11
アイッター!×11
 
警察副署長「…今だっ!!」

 
聖騎士の槍「」ピカァー
 
聖騎士「『聖光無双三段突き』ッッッ!!!」
 
ピカズドドドン!!!
 
顎から腹にかけて三つの穴が空いた暴食の悪魔「た…べ…」ガクッ チーン

526ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 18:58:08 ID:8ODwECQU
あ…バトルの安価判定忘れた…
まいっか!

527ID:yOalPPig:2018/07/29(日) 20:50:27 ID:8ODwECQU
FNS主催者の部屋
 
FNS主催者「Zzz…」スヤァ…
 
花陽「ふぅ…なんとか蘇生完了ですっ!」フンス!
 
警察署長「ご苦労様…花陽、これを見て」長めの大きな箱パカッ
 
花陽「こ、これは…」
 
箱に入った青白い大剣「」どん!
 
花陽「優勝賞品の『アイスソード』…?」
 
警察署長「…のダミーね」
 
花陽「偽物…?あ…ホントだ、弱い魔力を込めただけの大剣だね…」大剣ニギー
 
警察署長「ここにいた『大罪』には4つ集まっていた」
 
花陽「残りの三人…『色欲』は今目の前にいて、『暴食』は裏闘技場に…残りの一人は…」
 
警察署長「おそらく、その1つを王都の外に逃がす為に『大罪』はこの騒動を起こした…」
 
警察署長「『強欲の悪魔』…『闇商人』といったほうがわかりやすいかしら」
 
花陽「『闇商人』…!!禁術指定の品や盗品を扱う犯罪者!!」
 
警察署長「『強欲』の身体だけなら普通の商人に紛れたり『大罪』に集合して逃げればいいけれど、いわく付きの大量の商品も一緒となると私達の目を掻い潜るのは一苦労…」
 
花陽「それでこんな騒動を起こして…」
 
警察署長「しかもこの主催者にダミーを売って一儲けしてから、ね」
 
警察署長「まんまとやられたわ…」爪噛みグギギ…

528ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 02:52:00 ID:.kvi8V4c
王都から旧魔法都市までの道のり
待機組を見下ろせる場所
 
月「」ボヤァ…
 
???「あれか?不思議な力を使うってガキは?」
 
視線の先にいる特攻服少女「」ウトウト
 
ギャング「へいっ!空に黒い雲ができたと思ったらいきなり全裸で現れて…」ズブリ
 
???「そうかい、道案内ありがとうよ」
 
後ろから胸を貫かれたギャング「なん…で…」ゴフッ
 
ヒュォォォォォォォ…カチコチピキピキピキピキ
 
貫かれた箇所から氷っていくギャング「」カチコチピキピキ
 
パリィィィィン
 
氷の大剣をギャングから引き抜いた男「『大罪』は召喚に失敗したと言ってたが…ちゃんといるじゃねぇか」
 
氷の大剣をギャングから引き抜いた男「異世界の能力者か…この『強欲』様が手に入れてやるよ」
 
◇◇◇
待機組
 
ウトウト ムニャムニャ
 
特攻服少女「…」コクリ…コクリ…ヨダレタラー
 
千歌「んあぁ〜…鞠莉ちゃん達遅いよおぉ〜…」ウガー
 
特攻服少女「はうあっ!おまんじゅう!」ビクッ
 
千歌「うおっ!起きたっ!…ってどんな夢見てたの!?」アハハハ
 
特攻服少女「えっ?えっ?」キョロキョロ
 
アハハハ
ワイワイ キャッキャ
 
ザッ
 
千歌「…ッ!!」バッ
 
ガキィィィィィンッ!!
 
???「お、なかなかいい反応だな」
 
特攻服少女「えっ…」
 
千歌「特攻服少女ちゃんはホームレスさん達を守って!」グググググッ
 
千歌「こいつ…強いっ!!」
 
強欲の悪魔「お前は…中の上ってとこか」
 
強欲の悪魔「弱くもなく強くもない…普通の冒険者」
 
mission!
 
『強欲の悪魔』を倒せ!
 
結果は?(秒判定・安価下3)
 
秒一桁1〜4…敗北
秒一桁5〜7…勝利
秒一桁8〜0…大勝利
秒ゾロ目…???

529名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 05:55:23 ID:x6gwbn7A
ksk

530名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 05:58:54 ID:7.geSDa6
がんばれ

531名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 06:35:52 ID:A03w7ABI
どうだ?

532名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 09:18:23 ID:dWkZF.Lg
4割ならこんな時もあるか

533名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 11:00:47 ID:LnKaKwZs
悪魔相手なのに勝利できる割合自体はそんなに悪くないよね
千歌ちゃんとサイキック少女強し

534ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 13:34:52 ID:.kvi8V4c
旧魔法都市
物資を搬入する場所
 
キキィィィィー…
 
鞠莉「ふぅ〜…着いたよ〜…」ヘトヘト
 
兵士「お疲れっす!荷下ろしは私らでやるっすから、鞠莉は休んでいいっすよ〜」
 
鞠莉「I'm sleepy〜…」フリフリ
 
吟遊詩人「鞠莉さん相当疲れてますね…(運転、私もできるようにならなきゃ…)」グッ
 
ダダダダダダダッ
ドンドンドン!
 
希「はぁ…はぁ…」ゼェ…ゼェ…
 
兵士「あなたは…東條隊長!?!?」
 
吟遊詩人「えっ…タヌキの…!?!?」
 
希「すまん、休ませてあげられへん」タヌキ?
 
希「荷下ろししたらすぐに出発や」
 
鞠莉「what's…?」
 
◇◇◇
旧魔法都市から待機場所までの道のり
 
ブロロロロロ〜…
 
兵士「『悪魔』が…」
 
吟遊詩人「こっち方面に…」
 
兵士&吟遊詩人「「逃げてきたかもしれない…」っすか?」
 
希「うん、事実はそれだけ」
 
吟遊詩人「それだけでそんなに慌てるなんて…あ、いや、変な意味ではなくて…」
 
希「…」
 
希「ウチの『悪い予感』は100%当たるんよ」
 
兵士&吟遊詩人「「えっ…」」ゾクッ
 
鞠莉「魔法都市唯一の生き残り…あながち嘘ではなさそうね」
 
鞠莉「それに…マリーも一度『悪魔』に殺されてるから」
 
鞠莉「ヤヴァイのはわかるよ」
 
吟遊詩人「ファッ!?鞠莉さんが『悪魔』に殺されてるって…」
 
兵士「初耳っすね…」
 
希「ふふっ、なんやマリリンとは美味しいお酒が飲めそうやなぁ…(腹の探りあいになりそうな気もするけど…)」
 
鞠莉「ふふっ、ヒトダンラクしたらその時はお願いしマ〜ス☆のぞみん隊長の奢りでねん♪」アクセルグイー
 
ブロロロロロロ〜…
 
◇◇◇
待機場所
 
ヒュルルルル〜…
 
ホームレス達の氷像「」カチコチカチーン どどん!
 
千歌の氷像「」カチコチカチーン どどどん!
 
兵士「そんな…千歌が…」ガクッ
 
吟遊詩人「千歌ちゃん…ホームレスさん達まで…」ガクッ
 
鞠莉「くっ…」唇噛みグギギ…
 
希「遅かったみたい…やね」
 
千歌とホームレス 死亡
特攻服少女 行方不明

535名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 14:10:41 ID:dWkZF.Lg
おお!ちかっちよ
しんでしまうとはなにごとだ

536ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 17:39:12 ID:.kvi8V4c
閑話休題
 
ウチは逃げてきたんよ
家族も友達も先生も先輩も後輩も
みーんな捨ててな
足が勝手に動いとった
誰かに説明する時間も惜しかった
ただただヤバイ予感から逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて
砂漠地域との境界で少しつまずいた時
後ろで何かが光ったんよ
音はあの規模にしては小さく感じたかな
鼓膜がイカれてたのかもしれんけど
その後に凄い風が吹いて
何m飛ばされたやろうか
 
気付いたら全部無くなってた
逃げてウチ以外みーんないなくなってた
 
そんなウチを勇者の仲間に加えたいって?
勇気なんてカケラもないのに?
帰れや
うっとうしい
 
チビッ子の盗賊がなんの用…?
いったああああああ
なんで急に殴るの!?
むかついたからって…えっ…それだけ?
殴ってそのまま帰るって…いったいなんなんよ…
 
金髪のエルフがどうしたん?
なんなの急に…抱きしめてくれるん?
あっ、百合はあかんよ…
いや、偏見とかじゃなくて、恥ずかしっていうか…

なんで泣いてるん?
泣かんといてよ
ウチは泣いてないよ
泣いて…ない…から…
 
あーもう!
しつっこいなあ!
この大量の魔法書はなんなのかって?
趣味や趣味
趣味を生かせる仕事をしよう?
あんたはハローワークかっ!
逃げるのも勇気だと思うって…
簡単に言わんとってよ…
諦め悪すぎやろ…もう…わかったよ…
そのかわり
危ないと思ったらウチはいの一番に逃げるからね?
それでもよかったら…
 
◇◇◇
 
寸胴鍋「」ズッシリ
 
吟遊詩人「…」水ゴポゴポ
 
希「な…何してるん?」
 
吟遊詩人「お湯を沸かしてます」
 
兵士「…」スコップで氷像の回りの地面をザクッザクッ
 
鞠莉「…」ムニャラムニャラ…
 
希「はぁ…」
 
希「諦めの悪さは隊長譲りっちゅーことか…」
 
鞠莉「…レピ様!!お願いっ!!来て!!」
 
星座早見盤「」パァー

537ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 18:20:07 ID:.kvi8V4c
 
星霊様はとても気まぐれで
 
星座の世界から地上の出来事を見ている
 
ちょうどあなた方のような存在です
 
つまり
 
蛇遣い座のイケメン星霊=you
 
どうやら小原鞠莉は蛇遣い座に高海千歌とホームレス達の蘇生をお願いするようです
 
彼女らが蘇生するに足る存在だったかどうか
判断してください(安価下4)

538名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 18:45:46 ID:Usa0apgU
てい

539名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:16:45 ID:7.geSDa6
千歌ちゃんは俺たちの太陽
でもホームレスさんたちのことはよく知らないから難しいな

540名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:21:04 ID:D6TUzRt2
http://ux.nu/N2u9a

541名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:21:34 ID:dWkZF.Lg
いるに決まってるでしょうが

542名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:22:30 ID:G3yQYBko
神は言っている、ここで死ぬ運命ではないと

543名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:24:38 ID:Lues2OQI
これ好きに指定していいんだったら全員でいいけどデメリット無いのかな?
まぁ死の間際に勇気ある行動が取れた者とかでいいかな?

544名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 19:33:28 ID:7.geSDa6
こういう時ってマルチな書き込みもカウントされるんかな?

545ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 20:32:33 ID:.kvi8V4c
少し前
 
キンッ キンッ キンッ ガギィィィィンッ
 
千歌「くっ…」
 
千歌「当たってるのに…!!手応えが…ない…!!」ググググッ
 
強欲の悪魔「それはな」
 
強欲の悪魔「俺が硬いからだ」大剣ブォン
 
千歌「…!!」ガキィィィンッ
 
特攻服少女「ガワは硬くても…」
 
特攻服少女「あっち向いてホイッ!!」クイッ
 
強欲の悪魔「ぬをっ…!?」バッ
 
強欲の左腕「」グルグルバキゴキャ プラーン
 
千歌「特攻服少女ちゃんナイス!!」
 
強欲の悪魔「なるほど…魔法でも気功でもないチカラか」
 
強欲の左腕「」逆再生ゴキャバキグルグル 元通りガシーン
 
強欲の悪魔「素晴らしいな、さらに欲しくなった」ダッ
 
ヒュン
 
特攻服少女「なっ…あっちむ…」
 
強欲の悪魔「この指か」ガシッ
 
ボキッ
 
特攻服少女「あ゙あああああああああっ!!」
 
千歌「特攻服少女ちゃん…!!」
 
千歌「こんのっ…かえんっ…」ダダダッ ボォォッ
 
強欲の悪魔「熱はまずいな、内臓が焼ける」
 
千歌「…ぎりぃっ!!らああああああっ!!」ボォォォォ…
 
強欲の悪魔「『アイシー・バースト』」大剣ブォン ヒュォォォ…
 
千歌「氷…が…」ピキピキピキピキ
 
千歌の氷像「」カチコチカチーン
 
特攻服少女「千歌あああああああああっ!!」
 
強欲の悪魔「火炎攻撃をまともにくらったら少しまずかった」
 
強欲の悪魔「隙を作れる仲間でもいたら死なずに済んだかもな、普通の冒険者」
 
特攻服少女「うぅ…」強欲に抱えられ
 
強欲の悪魔「コレも手に入れたし、ここに用は…」
 
ガシッ
 
強欲の悪魔「なんだぁ?」
 
ホームレス1「その子を離してはくれませんか…?」
 
強欲の悪魔「あぁ?底辺以下のゴミが何を…」
 
ホームレス1「あなたの側にいて、その子が幸せになるとは思えない」ギロッ
 
特攻服少女「おじさ…ダメ…」
 
ビュンッ
 
強欲の悪魔に当たった石「」コツン
 
ホームレス2「その子を離さんかっ!!」
 
ホームレス一同「そうだっ!!離せええ!!」
 
ビュン ビュン コツン コツン
 
強欲の悪魔「うぜえ」大剣ブォン
 
強欲の悪魔「『冬の嵐』」ビュォォォォォォォォォォォ…
 
ピキピキピキピキ…
 
ホームレス達の氷像「」カチコチカチーン
 
特攻服少女「いやあああああああああああああああっ!!!!」

546ID:yOalPPig:2018/07/30(月) 22:19:04 ID:.kvi8V4c
 

 
……
 
………
 
ガバッ
 
千歌「特攻服少女ちゃん!!!」パチクリッ
 
千歌「あれ…?ここは…?知らない天井だ…」キョロキョロ…
 
吟遊詩人「千歌ちゃん…!!!」ギュゥ〜…
 
千歌「吟遊詩人ちゃん…?」ナデナデ
 
吟遊詩人「うわぁぁぁぁん!!よかったぁ〜…!!」ギュゥ〜…
 
兵士「千歌、寝坊っすよ?」ナミダメ
 
鞠莉「みかんプリンセスは眠り姫には向いてマセンよ?」ナミダメ
 
千歌「あ、みんなも…」
 
千歌「…あっ!そうだ!特攻服少女ちゃんは!?」
 
兵士「それはっすね…」
 
◇◇◇
旧魔法都市
仮設宿泊施設
 
エエエエェェ〜ッ!?
 
千歌「わたし死んでたの!?」
 
鞠莉「ポックリいっちゃってたねぇ〜…」
 
千歌「てゆーか鞠莉ちゃんの星霊様わたしも見たかったし!イケメンなんでしょ!?もっかい出して〜!」ギャーギャー
 
兵士「かなりのイケメンだったっすねぇ」
 
吟遊詩人「イケメンだったとしても…違う世界からこっちを覗く趣味はダメだと思う…そもそもがオスの時点でギルティ…」プルプル…
 
鞠莉「吟遊詩人はこの先死んでも蘇生を認めてもらえないかもだね…」タハー
 
吟遊詩人「えっ、いや、違うのよ?イケメンでもBLなら許容範囲というかむしろ好物だしあくまで千歌ちゃんを救った王子様的なノリだとこっちも黙っちゃいられないというか…」アセアセ
 
千歌「イケメンかぁ…」ポワ〜ン…
 
トントン ガチャ
 
希「はぁ…」
 
希「蘇生明けでこれだけうるさくできるもんなんやね…」
 
四人「あ、希さん」「のぞみんデ〜ス」「東條隊長!」「えっ!?タヌキ隊長!?」
 
希「…第一声がタヌキか」
 
希「…千歌ちゃんやっけ?ちょっと蘇生明けの体調チェックしよか?」
 
千歌「あっ…」ゾクッ
 
希「凛ちゃんとこの人形は1/10の力しかないからな?」指ポキポキ
 
鞠莉「oh…ということはあの時の10倍の…」
 
希「ワシワシやで♪」
 
千歌「いっ…」
 
イヤァァァァァァァァァァッ

547名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 23:04:47 ID:7.geSDa6
ちかっちのでかみかんが

548名無しさん@転載は禁止:2018/07/30(月) 23:20:00 ID:x6gwbn7A
リリーが喜ぶような10倍でひとつ

549ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 04:05:12 ID:tZ0rkRSU
 
千歌「」グッタリ チーン
 
希「ふぅ…」ツヤツヤ
 
鞠莉「ふぅ…」ツヤツヤ
 
吟遊詩人「ふぅ…」ツヤツヤ
 
兵士「この状況でツッコミがアウェイになるとは思わなかったっす…」ジトー
 
希「さ、冗談はこれくらいにしよか」
 
千歌「ワシワシ怖いワシワシ怖いワシワシ怖い…」ズーン…
 
兵士「冗談になってないような気もするっすけど…」
 
希「うぉっほん!」
 
希「…特攻服少女救出計画について」
 
四人「…っ!!」シュタピシッ
 
希「話すで?」
 
四人「はいっ!!」
 
◇◇◇
多目的室に移動しました
 
ホワイトボード「」カキカキ
 
希「まずは現状の把握から」
 
希「敵は『大罪の大悪魔』から派生した一人『強欲の悪魔』」
 
千歌「『たいざいのだいあくま』?」キョトン
 
兵士「そもそも『悪魔』って分類がいまいち掴みづらいっすよね…」
 
希「『悪魔』いうんは…モンスターの一種でその中でも凶悪な存在やね」
 
希「個体差がすごくあるから詳しくはようわかっとらんけど、人間やエルフと同じように高い知能があって狡猾で残忍なのが一般的」
 
希「神に仇なすものとも魔界から来たとも言われとる」
 
希「『大悪魔』はその上司みたいなもん…と思ってもらえればええかな」
 
鞠莉「fmfm…『悪魔』は中ボス、『大悪魔』は大ボス、でオーケイ?」
 
希「せやね、その認識でオーケイよ☆」
 
希「せやけど…『大罪』だけはちょこっと違う」
 
吟遊詩人「さっきは派生した…と言ってましたよね?上司と部下みたいな関係ではないって事ですか?」
 
希「そう、正解」
 
希「『暴食』『色欲』『強欲』『憤怒』『怠惰』『傲慢』『嫉妬』」
 
希「『七つの悪魔の集合体』が『大罪の大悪魔』なんよ」
 
千歌「七人揃って悪魔戦隊タイザイレンジャー!みたいな?」
 
希「ん〜、不正解やね…集合する時はあくまで一つの身体になる」
 
兵士「どういうことっすか…?」
 
希「ん〜…説明しづらいなぁ〜…」
 
千歌「えーと…じゃあ七人の悪魔戦隊アクマレンジャーの合体ロボがタイザイキング!これでどうだ!」
 
希「うん、△やけど大体はそれでええかな」
 
千歌「△かぁ〜…難しいのだぁ〜…」
 
希「これ以上詰めるとごちゃごちゃして眠くなるし、その認識でオーケイよ」
 
鞠莉「…」←おめめシールペター
 
吟遊詩人「…(既に寝てる人が…でも鞠莉さん運転で疲れてるしこのままにしとこう)」

550ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 05:04:12 ID:tZ0rkRSU
 
希「本題はそこやないし『悪魔』自体の話はここまで」
 
希「今度は『強欲の悪魔』の特徴」
 
希「まずは背景から」
 
希「王都で『闇商人』と言われてたのが『強欲の悪魔』やった」
 
兵士「商人だったっすか…」
 
希「主にいわく付きの代もんを扱っとるし詐欺もする…悪徳商人やね」
 
吟遊詩人「過去形なのは…王都にいられなくなった…とかですか?」
 
希「そう、警察に目をつけられて居づらくなったからこっちに流れてきた…と見ていいと思う」
 
吟遊詩人「…(この瓦礫だらけの旧魔法都市に…商人が?なんでだろう…)」
 
希「次に身体及び使う技など、戦闘面での特徴」
 
希「これは実際に戦った千歌ちゃんのが知っとるよね?」
 
千歌「はいはいはいっ!」ハーイ!
 
千歌「あいつはとにかく硬かった!私の剣がまったく通じなかったんだ…」
 
兵士「私らの中で攻撃力トップの千歌の剣がまったく…?」
 
希「…(lv7の千歌ちゃんはほぼ英雄クラスやんね…それがまったく通じないとなると…)」
 
鞠莉「物理無効スキル…かなん?」
 
吟遊詩人「うふぉっ!?(起きてたぁーー!!)」
 
千歌「あと、特攻服少女ちゃんのあっちむいてホイは効いてたみたいだから…」
 
鞠莉「体内へのダメージは効く…と」
 
千歌「でもバキバキになった腕がすぐに再生してたような…」
 
兵士「なんすかそれ…無敵じゃないっすか…」
 
千歌「でも火炎攻撃には弱いって自分で言ってた!」
 
鞠莉「…って事は魔法が効く?」
 
千歌「でも私の『かえんぎり』は氷の攻撃で無効化されて…そのまま凍りづけに…」ズーン…
 
吟遊詩人「弱点が…見当たらない?」
 
希「ふむ…弱点を巧くカバーしとる、といったほうが正しいかもしれんね」
 
希「『物理無効の硬い身体』と『再生能力』は『強欲』本来のものやと思う」
 
希「『氷の攻撃』はおそらく氷の大剣『アイスソード』によるもの、それで『弱点の火炎』を防いどる」
 
千歌「どうやって勝てばいいのだぁ〜!」ウガー
 
希「ま、ウチが『アイスソード』でも防げんくらいの火炎をぶっぱすれば勝てそうやけども…」
 
千歌「えぇぇぇ…じゃあタn…のんたん隊長が一人で行ってこれば…」
 
兵士「…千歌はそれでいいっすか?」
 
千歌「嫌だっ!あいつは千歌がぶっ倒す!」ムフー!
 
兵士「そうっすよね!」
 
鞠莉「それでこそ千歌っちよ!」
 
吟遊詩人「私達もサポートするから、頑張ろうね!(先輩、千歌ちゃんの扱い上手いなぁ…)」
 
希「ふふふっ…ま、人質がいる中でウチの攻撃魔法は…ね?(本当はピンポイントでできるけども…最後の手段やね)」
 
千歌「みんなと一緒なら…いけるような気がしてきたぁーー!!」ウオー

551ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 07:36:31 ID:tZ0rkRSU
 
希「一つ忘れとった」
 
希「再生能力とは別に『大罪シリーズの悪魔』は…『大罪の大悪魔』を殺さない限り復活する」
 
四人「はい…?」
 
希「実は『大罪シリーズの悪魔』は長い歴史の中で何度も討伐されてるんよ」
 
希「でも時が経つといつの間にか復活しとる」
 
兵士「じゃあ私らが今回倒しても無意味になるっすか…?」
 
希「ただ、復活したとしても人格や記憶まで復活するかはわからん」
 
希「せやから『大罪』と接触する前に『強欲』を倒せば、『特攻服少女ちゃんの情報』は守られる…かもしれんのよ」
 
吟遊詩人「悪魔や悪人に『異世界の超能力者がいる』と知れ渡るのを防げる…という事ですか?」
 
鞠莉「まったく無意味ではないという事デ〜スね」
 
希「そういう事やね」
 
希「というわけで『特攻服少女救出計画』の目標はっ!」
 
吟遊詩人「最優先は『特攻服少女ちゃんの奪還・救出』!!これは絶対です!!」
 
千歌「あいつ…『強欲の悪魔(闇商人)』を倒すっ!!」
 
兵士「『強欲のアジトの壊滅』もしたい所っすねぇ〜…危ない商品とかもありそうっすし」
 
鞠莉「ん〜…but、でも…『強欲のアジト』は何処にあるの?」
 
三人「あ…」
 
希「ふふふ、それはやねぇ…ついて来ればわかる…かな?」
 
◇◇◇
旧魔法都市
地下・歓楽街
 
ジャラジャラジャラ〜
イイコイルヨ〜?
シャチョサンノミマショ
ワイワイ ガヤガヤ
 
四人「はい…?」
 
希「この歓楽街は王都のお役人やお堅い人達には内緒なんやけどな…特に海未ちゃんとか…」
 
千歌「ちょっと待って!!ここ被災地じゃないの!?支援物資は!?」
 
千歌「それに…あんなピンクなお店まで…////」チラッ
 
希「それはそれ、これはこれやん?」
 
希「作業が大変で危険もたくさんあるこの地域に人を繋ぎ止めるには…娯楽が必要だったんよ」
 
千歌「うぅ…でも…////」
 
兵士「酒…」ゴクリ
 
吟遊詩人「女…」ゴクリ
 
鞠莉「金…」ゴクリ
 
千歌「みんなおかしくなってるしぃーー!!////」
 
希「あははは〜…」
 
◇◇◇
地下歓楽街・カジノ
 
ジャラジャラジャラ〜
 
鞠莉「Gold…」フラフラ〜…
 
千歌「ちょっと鞠莉ちゃんストップ!」ガシッ
 
兵士「ここに何があるっすか…?」
 
吟遊詩人「耳が…」キンキン
 
希「こっちよ〜」
 
スタスタスタ…

552名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 07:48:00 ID:acUXWWw2
自前の能力とお宝の能力で戦う相手からは、まず金庫開けてお宝盗らないと

553ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 07:53:51 ID:tZ0rkRSU
景品交換所
倉庫
 
希「ここやね」
 
兵士「これは…魔法の武器や防具っすか?」
 
鞠莉「アクセサリーもありマ〜ス!」
 
吟遊詩人「この楽器…!!結構高いものですよ!!」
 
千歌「ほぇ〜…アクアリウムだ…」ジー
 
希「古道具屋ちゃんが情報を仕入れて、飛脚ちゃんが王国中から運んだ景品の豊富さ」
 
希「それがこのカジノの売りなんよ」
 
吟遊詩人「それが『強欲』とどういう…あっ…」
 
千歌&兵士「んー?」
 
鞠莉「『強欲』=『闇商人』がこっち方面に流れてきた理由…デ〜スね?」
 
希「そう」
 
希「『闇商人』は近いうちにこのカジノに接触してくるはず」
 
希「ウチは勇者やし、さすがに悪魔本人はここまでは来んやろうけど」
 
希「使い走りに拷問してでもアジトの場所を聞き出す」
 
千歌「拷問って…」ゾクッ
 
希「どうしたん?千歌ちゃん」指ポキポキ〜
 
兵士「トラウマになってるっすねぇ…」アハハハ

554名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 08:13:20 ID:0af2krNc
>>552
相手が強欲なら恐竜が書かれた紫のメダルでも...これはこれでヤバいか

555ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 14:36:10 ID:tZ0rkRSU
王都からほの町までの道のり
馬車の中
 
ガタゴト ガタゴト
ブヒヒヒーン!
 
農機工兄&弟「Zzz…」スヤァ…
 
雪穂「…本当に良かったんですか?」
 
トカゲ族男「あぁ」
 
トカゲ族男「『アイスソード』は完全に諦めたわけではないが、固執するのは止めた」
 
トカゲ族男「俺にとって、いや、俺達にとって本当に必要なものは何か」
 
トカゲ族男「この二人が教えてくれたんだ」
 
雪穂「そうですね…双子ちゃん達がいなかったら、悪魔の体内で私達はどうなっていたかわからない…」
 
トカゲ族男「農業機械を作る技術者…生きるのに最も必要な食を支える存在、町にとっても宝になるだろうな」
 
雪穂「はいっ!間違いなく!」
 
トカゲ族男「そんな二人に一緒に暮らしてくれと頼まれたのだ…これ以上誉れな事はない」
 
トカゲ族男「町に着いたらさっそく、森林の復興村にいる家族や仲間達に手紙を出そう」
 
トカゲ族男「トカゲ族の男は力持ちで、女は頭がいいんだ 二人や町に貢献できるように尽力すると約束する」
 
雪穂「とても心強いです!」
 
農機工兄「明日は晴れ遊ぶヤン…ムニャムニャ…Zzz…」スヤァ…
 
農機工弟「おじさんと遊ぶマー…ムニャムニャ…Zzz…」スヤァ…
 
《住民》
農機工lv3…農業機械を設計・開発する技術を持った双子の少年 トカゲ族のフォルムと色が好き 趣味は天気予報←NEW!
トカゲ族lv3…爬虫類の特徴をもった亜人(獣人) 主に男は肉体労働、女は頭脳労働を得意とする 農機大工場で働く←NEW!

556ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 15:18:00 ID:tZ0rkRSU
王都
ファミレス
 
ウィーン
イラッシャイマセ〜
ナンメイサマデスカ?
 
山盛りフライドポテト&フライドチキン「」どどん!
 
司会者「またこんなに…太りますよ?そんなにジャンクフードが好きなんですか?」
 
バンド女7「嫌いですよ!こんな油の塊なんて!世の中から駆逐する為にこうやって仕方なく…」パクパクモグー
 
司会者「もう…ふふっ…(『フードファイトにおける悪魔の暴走及び主催者殺害事件』…)」
 
司会者「…(取り調べの後、バンド女7さんとはこうして食事をする仲になった)」
 
司会者「…(雪穂さんは双子ちゃんとトカゲ族男さんと共にほのぼのタウンへ帰っていった)」
 
司会者「…(いつか農機大工場やトカゲ族の再興を取材してドキュメントにして放送しよう…私は社会派のジャーナリストになるんだ)」
 
司会者「…(声が似ている書店社長さんと僧侶さんは最後まで言い争っていたけれど、別れる時には何故か寂しそうな顔をしていたっけ…)」
 
司会者「…(警察の特捜班の三人は事件後も取り調べやさらなる捜査で大忙しらしい…日々悪魔と戦うなんてまさに命懸けの仕事だ)」
 
司会者「…(事件については報道規制が敷かれた…今は捜査の為だから仕方ないけれど、事件が闇に葬られないように取材は続けようと思う)」
 
司会者「…(とはいっても、私は今は放送局勤めのただの司会業…人事に物申せるくらいには出世したいなぁ…)」
 
司会者「…(そしていつか、ジャーナリストとしてあの人の軌跡を取材して放送する…人見知りのあの友人はもっと世界から愛されるべきなんだから!)」
 
バンド女7「…どうしたんですか?注文しないの?」パクモグー
 
司会者「あ、しますします…すみませ〜ん!フライドチキン追加で!」

557ID:yOalPPig:2018/07/31(火) 16:06:53 ID:tZ0rkRSU
王都
警察署
署長室
 
ダン!
 
警察副署長「『強欲』の新しいアジトが見つかった!!」鞭ピシャン!
 
副署長のピンヒールに踏まれた署長の机「」ボロッ
 
机に片足を上げて立ってる状態の副署長「場所は旧魔法都市の北側だっ!!現在は冒険者が強欲に捕らわれた仲間の救出に向けて動いてる!!」
 
特捜男「…////」
 
特捜少年「…////」
 
特捜女「…(がっつり見えてるの本人気付いてるのかな?)」ボソッ
 
警察署長「…(たぶん気付いてないわね…というか私の机あれのせいでいつもボロボロなんだけど…)」ボソッ
 
特捜女「…(足上げたいならスパッツでも履けばいいのに…)」ボソッ
 
警察副署長「そこで!!我々からも応援を送る事となった!!」
 
警察副署長「署長!!誰を送り込みますか!?」鞭ピシャン!
 
警察署長「え、あ、はい…(なんでそこで鞭なのよ…)」
 
警察署長「王都の守りに三人は必要だから…私達五人のうちの二人ね…」
 
警察署長「誰にしようかしらねぇ〜…」
 
誰を応援に送る?(下から二人選択・安価下4)
 
・警察署長
・警察副署長
・特捜男
・特捜女
・特捜少年

558名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 17:00:05 ID:0af2krNc
署長行ったら強欲と合体とかしないの?
それとも7人揃って初めて合体?

559名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 19:15:52 ID:OOWqIPJ2
http://ux.nu/51qhM

560名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 19:32:27 ID:Bj5aIeL.
ksk

561名無しさん@転載は禁止:2018/07/31(火) 20:45:18 ID:9CZOt07s
聖光気が使える特捜男と足止め役に特捜女かな?
署長使うのが一番早いけど王都空けても大丈夫?ほのタウンに遊びに来てたから少しは平気そうだけど

562名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 03:32:07 ID:kxpUb14c
選択肢に入ってるということは大丈夫じゃない?

563ID:yOalPPig:2018/08/01(水) 04:16:19 ID:z3TGvRbs
旧魔法都市の北
闇商人のアジトから少し離れた場所
マリーバス内
 
ジ…ジジジ…
 
希「周波数はこれでええな?聞こえてたら全員左手上げて」
 
希「…」
 
三つの水晶玉「」「」「」ジー
 
希「よし、皆真姫ちゃん印のイヤホンはつけとるな」
 
希「…千歌ちゃんはそんなに手ぇ振らんでええよ、ちゃんと見えとる」
 
希「…」
 
希「うぉっほん!」
 
希「ウチがこの作戦の総指揮をつとめる九人の勇者の一人、東條希や」
 
希「ウチが指揮をとる意味はわかるな?」
 
希「…」
 
希「この作戦における負けは許されない」
 
希「『逃げるか勝つか』」
 
希「まぁ、最悪失敗してもウチが出向いてなんとかしたる」
 
希「でもその時は」
 
希「女の子はワシワシ」
 
希「おっさんは…」
 
希「引っこ抜く」
 
希「各員心して任務に取り掛かるように」
 
希「それでは」
 
希「『特攻服少女救出及び強欲の悪魔討伐作戦』」
 
希「スタートや!」
 
三つの水晶玉「」「」「」ジー
 
◇◇◇
闇商人のアジト
研究所があるフロア
 
ジ…ジジジ…
 
希『マリリンと吟遊詩人ちゃんには特攻服少女ちゃんの救出をしてもらう』
 
希『使い走りの商人の情報では、そのフロアに対象が捕らわれとるはずや』
 
希『他の2チームとは違って隠密を心掛けてな』
 
ソローリ…ソローリ…
 
鞠莉「…(私はいざとなったら幻影で逃げれるからいいのだけど…)」
 
吟遊詩人「…」←全身タイツと暗視ゴーグルと吸盤付きグローブ装備 コクリ…サササッ…ソローリ…スス…クイックイッ
 
鞠莉「…(この子はなんでこんなに隠密行動に長けてるのぉーー!!)」
 
◇◇◇
倉庫があるフロア
 
ジ…ジジジ…
 
希『兵士とみどジャーちゃんには頃合いを見て倉庫で暴れまわってもらう』
 
希『合図出すからそれまでは待機や』
 
希『こっそり敵の数とか確認しといてな』
 
兵士「了解っすよ〜!」
 
特捜女「うぃっすうぃっす!」
 
兵士「しかし警察の特捜班とは心強いっすね〜」
 
特捜女「ふふーん♪私にどーんと、任せるぞよ!」

564ID:yOalPPig:2018/08/01(水) 14:38:44 ID:z3TGvRbs
強欲の悪魔がいるフロア
 
ジ…ジジジ…
 
希『千歌ちゃんと特捜男さんには一番危険な…』
 
希『…って二人ともどしたん?』
 
千歌「ワシワシ怖いワシワシ怖いワシワシ怖い…」ズーン…
 
特捜男「これ以上引っこ抜かれたら…」ツルピカ…
 
希『…』
 
希『罰ゲームが嫌なら…』
 
希『勝つしかないなぁ?』
 
千歌「うぅ…勝つもん!絶対勝ってやる!」ウガー
 
特捜男「そ、そうだな…やるしかない」
 
希『ん』
 
希『氷雪系半減のアミュレットも持たせたし、火炎攻撃や聖光気は効くやろうけど…』
 
希『アイスソード以外にもどんな武器やアイテム持ってるかわからん』
 
希『油断したらいかんよ?』
 
千歌「はいっ!」
 
特捜男「心得た」
 
◇◇◇
倉庫があるフロア
 
兵士「見張りは二人っすね…」
 
特捜女「倉庫の中にも何人かいそう…?」
 
ジ…ジジジ…
 
希『救出班が目標を発見した』
 
希『二人のかく乱が救出成功の鍵になるから頼んだで』
 
希『ほな、ひと暴れよろしくな〜』
 
特捜女「りょ!」眼鏡カケー
 
兵士「…っす!」
 
mission!
 
倉庫内で暴れてかく乱せよ!
 
結果は?(秒判定・安価下2)
 
秒一桁1…失敗
秒一桁2〜6…成功
秒一桁7〜0…大成功
秒ゾロ目…???

565名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 15:21:51 ID:kxpUb14c
みゃ

566名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 15:47:39 ID:H1J6rjBA
脳天落とし!

567ID:yOalPPig:2018/08/01(水) 17:52:51 ID:z3TGvRbs
 
ダダダダッ
 
兵士「らあああああああっ!」ザシュッ
 
特捜女の守護霊「…」薙刀ブンッ ズバッ
 
特捜女「えいっ!やあっ!ほーあ!」ダッ シュシュッ ドカッ
 
見張りモンスター「「ぐはっ…」」バタッ チーン
 
兵士「おおっ!守護霊も強いっすけど、特捜女の足技もイカスっすねぇ〜…」
 
兵士「でもなんで足技なんすか?」
 
特捜女「ふっふっふ!料理人は手を傷付けちゃいけないのさ…なーん…」
 
兵士「料理人っすか〜…ああっ!こんなところにたぶん見張りが作ろうとしていたであろう料理前の食材がっ!」
 
料理前の食材たち「」どどん!
 
特捜女「ちゃって…って、あれ?」
 
兵士「ちょうどいいっすね!料理人の腕前見たいっす!」ワクワク
 
特捜女「えっ?えっ?」
 
特捜女の守護霊「…」シランプリ-
 
特捜女「っ…おーっほっほっほ!わらわに任せるがよいぞよ!」ファー
 
◇◇◇
 
完成した物体X「」グツグツグチャグチャドロドロ〜
 
特捜女「あは…あははは…どうぞめしあが…れ?」
 
兵士「うぅっ…視覚だけで吐き気が…」
 
倉庫の中に入っていく物体Xから発生した紫色の湯気「」モワ〜ン プ〜ン
 
ウワッ ナンダコレハ…
 
倉庫内のモンスター達「「毒ガスだっ!逃げろおおおおおっ!げほっ!おえぇぇぇ…」」ダダダダダッ
 

 
特捜女「…」
 
特捜女の守護霊「…」
 
兵士「か…かく乱は成功っすね…」
 
闇商人のアジト内のかく乱 大成功!

568名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 18:32:02 ID:jBDbQD7w
よかった...親友の女将や後輩のアイドルが居たらより酷いことに...

569ID:yOalPPig:2018/08/01(水) 18:56:39 ID:z3TGvRbs
倉庫内
 
アチョー!ドカッ!バキッ!
シャー!ナンボノモンジャーイ!
 
兵士「倉庫内の壊せるものはできるだけ壊す…っすか」
 
兵士「特捜女は不条理な何かを物にぶつけてるみたいっすね…」
 
兵士「…ん?」
 
兵士「これは…」
 
◇◇◇
前日
旧魔法都市
ヒフミの家
 
飛脚「ふむふむ…」
 
宮大工「つまり…」
 
古道具屋「伸び悩んでる…と」
 
兵士「はいっす」セイザッ
 
兵士「ど、どうしたらお三方のような神モブに近付けるっすか!?」
 
飛脚「う〜ん…そんなに焦らなくても…って言いたいとこだけど、気持ちはわかるよ」
 
宮大工「私たちも悩んだもんね…穂乃果ちゃんどんどん先にいっちゃうし」エヘヘ
 
兵士「皆さんも悩んだっすね…」
 
古道具屋「そこで私らはどうしたか、それは…」
 
ヒフミ「「「『転職』」」」
 
兵士「『転職』…?」
 
飛脚「私は元はただの郵便配達」
 
古道具屋「私は道具屋」
 
宮大工「私は巫女さんだったの」
 
兵士「そうだったっすか…」
 
宮大工「転職しても強くなるとは限らないし、不安もあったよ?」
 
飛脚「限界突破できるようになったわけじゃないしね、でも結果的には満足してる」
 
古道具屋「簡単にできるものでもない、たまたまの部分も大きいから」
 
兵士「弱体化するリスクもあるし、そもそもが難しくて運の要素も強い…っすか…」
 
飛脚「限界突破して覚醒できればクラスチェンジできる事もあるんだけど、それは私達には無理…モブだもん」
 
飛脚「モブが自力で強制的に転職できる条件は2パターン」ピース
 
宮大工「一つは世界の何処かに突如現れる『転職神殿』で洗礼を受ける…私たちはこっちだったね」
 
古道具屋「もう一つは…」
 
古道具屋「『転職キーアイテム』を手に入れて、それに関連する場所に行ったり修行したりする」
 
兵士「『転職キーアイテム』…!!」
 
古道具屋「それ自体が稀少なものだし、その人に合ったものじゃなきゃ機能しないんだけどねぇ…」
 
◇◇◇
再び倉庫内
 
兵士「も、もしかしたら…もしかするっすかね…」プルプルプル
 
兵士が手にとったものは?(下から選択・安価下3)
 
1…腹部に獣をかたどった禍々しい鎧
2…『酒』と書いてあるひょうたん
3…東洋の踊りに使いそうなカスタネットのようなもの
4…何も手にとらない

570名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 19:13:41 ID:I3vzGMVc
酒に反応してたから2…かもしれない

571名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 20:04:06 ID:JqNTUV8w
ロト紋好きだからなんとなく1

572名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 20:05:47 ID:7RgK4pc2
あえてヤバそうな1

573名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 21:24:02 ID:VMknu8wU
1だったら転職しやすそう

574ID:yOalPPig:2018/08/01(水) 23:31:20 ID:z3TGvRbs
研究所があるフロア
 
ワー!キャー!
ナニガアッタ?
毒ガスダ!
ダークマターダ!
ニゲロ!シヌゾ!
 
鞠莉「what's…?」
 
吟遊詩人「何があったんでしょうか…?」
 
ジ…ジジジ…
 
希『うぷっ…アレは視覚だけでやばい…』
 
希『はぁ…はぁ…前衛的すぎる料理人がアジト内のかく乱に成功した』
 
希『今が救出のチャンスやっ!』
 
鞠莉「料理人ってメンバーにいたかしら…?」
 
吟遊詩人「と、とにかく行きましょう!特攻服少女ちゃんの元に!」
 
ソローリ…クイクイッ…タタタタッ
 
◇◇◇
 
吟遊詩人「特攻服少女ちゃんっ!!」←全身タイツと暗視ゴーグルと吸盤付きグローブ装備 タタタタッ
 
特攻服少女「…ッ!!」クルッ
 
特攻服少女「す、すごく怪しい格好の人!?誰…!?」ヒキッ
 
鞠莉「oh…」タハー
 
吟遊詩人「はわわわわ…/////」ゴーグル外し〜
 
吟遊詩人「私よっ!助けに来たの!」
 
特攻服少女「吟遊詩人…!?鞠莉も!!」
 
特攻服少女「でも…千歌とおじさん達が…」ウルウル
 
鞠莉「皆大丈夫よ〜♪氷を溶かして蘇生も成功した、あなたの帰りを待ってるわ」
 
特攻服少女「ホントに…?よかっ…」
 
パキューン
 
吟遊詩人「うぐぅっ…!!」
 
撃たれた吟遊詩人の肩「」血ジワリ…
 
特攻服少女「吟遊詩人!!!」
 
???「おいおい、研究対象を勝手に持ち出されたら困るんだが…」
 
鞠莉「くっ…悪魔…!!」ギッ
 
角が生えた白衣の悪魔「そいつ逃がしたら、強欲のやつに俺が殺されるんだ」銃カチャリ
 
角が生えた白衣の悪魔「お客さんには悪いが…死んでくれ」
 
mission!
 
角が生えた白衣の悪魔を倒して特攻服少女を救出せよ!
 
結果は?(秒判定・安価下3)
 
秒一桁1…失敗
秒一桁2〜6…成功
秒一桁7〜0…大成功
秒ゾロ目…???

575名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 23:35:38 ID:gjcvwiMc
ksk

576名無しさん@転載は禁止:2018/08/01(水) 23:57:39 ID:kxpUb14c
勝率凄いな

577名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 00:35:28 ID:JYoMB.7A
いけるか

578ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 01:49:08 ID:KiGD7ZwU
メイ*> _ <リ←これちゃんと顔文字になってるかしら?

579ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 02:33:51 ID:KiGD7ZwU
 
ムニャラムニャラ…
 
白衣の悪魔「死ね」
 
パァン
 
鞠莉「…Aqoursシャボンッ!!」ポワン×9
 
水が入ったシャボン玉×1「」スッ
 
弾に当たって割れてバシャァッ
 
白衣の悪魔「水の防御か…くだらん」何か取り出し
 
白衣の悪魔「遊んでろ」何かポイッ
 
スライム?「…」ピョンピョン
 
鞠莉「…スライム?」
 
スライム?「…」ピョーン ガバッ ズズズズズ…
 
水が入ったシャボン玉×1「」吸われてシワシワシワ…
 
鞠莉「なっ…!?スポンジみたいに吸われて!!」
 
スポンジスライム「…」ピョンピョン
 
ガバッ ズズズズズ…
シワシワシワ…
 
白衣の悪魔「先にこっちだ…ガキに当たっても、まぁいいか」銃カチャリ
 
特攻服少女「い…いや……」
 
バッ
 
吟遊詩人「先に…私を撃ちなさい…」両手広げて立ち
 
特攻服少女「吟遊詩人…?ダメだよ…?そんな…」
 
吟遊詩人「特攻服少女ちゃんが今までどれだけ苦しんできたか…」
 
吟遊詩人「元の世界では毎日実験をさせられて…こっちの世界に来てからも貧しい生活を強いられて…」
 
吟遊詩人「やっと手に入れられるかもしれない自由を…未来を…」
 
吟遊詩人「あなた達なんかに奪われるわけにはいかないのよ!!!!」グワッ
 
白衣の悪魔「あっそ」
 
パァン
 
特攻服少女「いや…」
 
鞠莉「吟遊詩人…!!」
 
希『あかん…!!』
 
桜色の煙ボワワワワワン
 

 
………
 
白衣の悪魔「…あ?」
 
……………
 
吟遊詩人が居た場所に突如現れた壁「…」どどどどん!
 
鞠莉「…what's?」
 
希『…へっ?』
 
メイ*> _ <リ「…ッッ!!」←壁の真ん中に浮かんだ顔
 
メイ*σ _ σリ「あれ…痛くない?」パチクリ
 
メイ*σ _ σリ「…ん?動かないし…」グググ
 
メイ*σ _ σリ「え…なんなのこれ…私の体が…」
 
特攻服少女「か…か…壁になってるぅーーー!!!!」
 
エエエェェェ〜!?

580ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 08:22:18 ID:KiGD7ZwU
 
白衣の悪魔「はぁぁぁぁーーー!?」ガビーン
 
希『…マリリン!今や!』
 
鞠莉「…!」ハッ
 
鞠莉「…(無詠唱で…アイシクル・バズーカ!出て!)」カチコチーン!
 
アクアワンドの先から放たれた大きな氷の塊「」ビュンッ
 
白衣の悪魔「ごぶぁっ」ドゴグシャァッ…
 
白衣の悪魔「」チーン
 
鞠莉「はぁ…はぁ…なんとか…」
 
鞠莉「……吟遊詩人は!?」
 
メイ*σ _ σリ「…」パチクリ
 
特攻服少女「…」ツンツン
 
メイ*///_///リ「いやん」
 
特攻服少女「ぎ、吟遊詩人が…壁で…しゃべって…あはははは…」壁にペターン
 
鞠莉「oh…本当に壁になってマ〜ス…」
 
希『ど、どうなっとるかはようわからんけど…』
 
希『とりあえず救出は成功やんな…?』
 
希『マリリンは一応周りを警戒しといてな〜』
 
鞠莉「ラジャ〜デ〜ス…」フゥ〜…
 
特攻服少女「…(ありがとね…)」ペターン
 
メイ* ^ _ ^;リ「…(これ…戻れるのかしら…)」
 
特攻服少女の救出 成功…?
◇◇◇
強欲の悪魔がいるフロア
 
ジ…ジジジ…
 
希『二人ともお待たせ』
 
希『特攻服少女ちゃんは救出したよ』
 
希『爆弾とか呪いのアイテムとかも付いてなかったから大丈夫』
 
希『心置きなくその扉の向こうの敵をぶちのめしてオーケイよ』
 
千歌「…」コクリ
 
特捜男「…」コクリ
 
希『さぁ、最後の仕上げや』
 
希『突入開始ッ!』
 
mission!
 
強欲の悪魔を倒せ!
 
結果は?(秒判定・安価下4)
 
秒一桁1〜2…敗北
秒一桁3〜7…勝利
秒一桁8〜0…大勝利
秒ゾロ目…???

581名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 09:04:06 ID:KgbGjf1Y
ksk

582名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 11:21:45 ID:bvEL1T3c
ksk

583名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 16:47:20 ID:GlZX1iIQ
ksk

584名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 16:54:18 ID:JYoMB.7A
リベンジ

585名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 16:58:27 ID:JYoMB.7A
って前の安価も自分が取ってたの忘れた...
もしそれはどうよ...と思ったら下で

586ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 17:02:32 ID:KiGD7ZwU
ええんやで
わざとやないし

587名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 18:14:57 ID:AoLU0bQU
連続ってのは、例えれば上のkskも自分で打って安価取る、じゃなかったっけ?

588ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 18:16:11 ID:KiGD7ZwU
 
ドア蹴破ってバァーン!
 
強欲の悪魔「なんだ、無作法な客人だな」
 
千歌「…」ギロリッ ダッ
 
強欲の悪魔「生きてたのか…普通の冒険者」
 
ダダッダッダダダダダッ
 
千歌「かえんっ……ぎりっ…」ボォォォォッ
 
強欲の悪魔「いきなりかよ」大剣ブォン
 
千歌「さらまんだあああああああああああっ!!!」ボォォォォォッガキィィィィィン!!
 
強欲の悪魔「アイシィィ・バアアアァストオオオッ!!!」ヒュォォォォォッガキィィィィィン!!
 
特捜男「くっ…(凄い衝撃だ…だが…)」
 
特捜男の大剣「」ピカァー
 
特捜男「聖光斬りッッッッ!!」ピカズバァァァン!
 
強欲の悪魔「ほう…やはりお前もいたか、聖戦士」ガシッグググググッ
 
特捜男「くっ…聖光気ごと斬撃を掴むとは…貴様、何を装備して…」グググググッ
 
強欲の悪魔「防具をつけるのは久しぶりだなぁ…」
 
巨神の籠手「聖光気無効やで」ガシーン
 
強欲の悪魔「あいつを殺した時以来か…なんつったっけなぁ…お前の相棒のあの女」
 
強欲の悪魔「炎の売女だったか?」
 
特捜男「貴様あああああああああああああああっ!!!」グワッ ダダダッ
 
千歌「特捜のおじさん!!今いったら…!!」
 
特捜男「うああああああああああああああああっ!!!」ズバァン!
 
ヒュォォォォ…ズバァァァァァァァン!!
 
強欲の悪魔「うひゃはははははははは!」
 
特捜男「ぐっ…ふぉ…」血ブシャァァァァ…バタリ
 
強欲の悪魔「敵討ち失敗かぁ…お?凍らねぇのな アミュレットか」
 
千歌「おじさん…」
 
特捜男「げほっ…炎の術士女は…俺の…」ポロポロ
 
千歌「…」
 
強欲の悪魔「仲間がやられてお前もおこなの?荒ぶっちゃうの?」
 
千歌「…」スラーッ
 
強欲の悪魔「いや、火炎も聖光気も纏わねぇ普通のロングソードじゃ…」
 
千歌「…」ダッ
 
ズバン!
 
強欲の悪魔「俺に効くわけ…は?」血タラー
 
ズバン!ズバン!ズバン!ズバン!ズバン!
 
強欲の悪魔「ちょ…待て…なんだこれ…痛み?なんでだよ…なんでだよ!!!」ズタズタズタズタズタ…
 
強欲に貼られた古道具屋特製スキル反転の呪符「」ペター
 
千歌「ずっとお前を追ってきたおじさんがタダでやられるわけないじゃん」ヒュンッ
 
ズバァァン!ズバァァァン!ズババァァァァァァン!!!!
 
強欲の悪魔「がっ…げっ…ぼっ…」血ブシャァァァァァァァァァァァッ
 
千歌「普通ナメんな」
 
キンッ
 
強欲の悪魔「」バタッ チーン
 
強欲の悪魔の討伐 大成功!

589ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 19:30:41 ID:KiGD7ZwU
ひとまず任務完了ですかね…長かった…
 
最初の判定は
アンズに負けるとヒフミがカットインでそのまま希ルートへ
 
相談は
一年組は今回はハズレ
ほののぞは希ルート
うみえりは絵里ルート
ことりは理事長ルート
になってました
 
アイスソード探しは
王都でアイスソードが見つかるルートもありました
 
フードファイトはまさかの暴食ルートで強欲より先に大罪が出ちゃいましたね
 
王都でアイスソードが見つかるルートになると、待機組の組み合わせにもよりますが強欲初戦が楽になってました
 
あとはのんびり事後まとめていきまーす
質問あればどっぞ

590名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 19:46:35 ID:uXbP9hYA
選択ミスの展開次第では、蘇生失敗などでメインキャラとかの永遠離脱とかもあるの?

591ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 20:14:22 ID:KiGD7ZwU
>>590
安価次第です

592名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 20:27:27 ID:POwp9MW6
http://ux.nu/Yp98L

593名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 20:36:06 ID:GIWZHMcY
おつおつ
千歌ちゃん強くなってるねー
ことりに電話出来たのか、
歌劇の最後が意味深だったからちょっと心配だったけど、ちょいちょい出てたし大丈夫そうやね
そういえばかよちんは王都に外交しに来てたの?
前回の教会編で山岳地域に戻ったっていう認識でいいの?

594ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 20:52:15 ID:KiGD7ZwU
>>593
花陽さんはフードファイトのゲスト解説です
大統領や国王や皇太子もW杯や五輪やインターハイを見に来たりするんで、外交といえば外交だけどほぼ個人の趣味じゃないかなぁ…
普段は山岳地域でぷわぷわ田植えでもしてるんじゃないですかね
教会上層部ごたごたするのが嫌で放浪→いろいろあって教皇となって自らまとめる事に決めました

595名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 20:54:37 ID:JYoMB.7A
>>558のレス書いたの自分なんだけど
実際署長と他悪魔会ったらどうなるの?

596ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 21:04:44 ID:KiGD7ZwU
>>595
「色欲は大罪からは逃れたと発言している」
「実際に大罪と会って戦闘してる」
 
今までの描写からわかるのはこれくらいですね
他はこれから明らかになるかもならないかも

597名無しさん@転載は禁止:2018/08/02(木) 22:09:08 ID:GIWZHMcY
そういえば、アイスソード持って帰れるのかな
あと ぅ絵里ちゃんが壺買ってたけどやっぱ割られてるんだろうかw

598ID:yOalPPig:2018/08/02(木) 22:18:34 ID:KiGD7ZwU
>>597
事後まとめで書きます

599ID:yOalPPig:2018/08/03(金) 00:44:25 ID:THl5LHoM
研究所があるフロア
 
壁ペターン
 
メイ*σ _ σリ「…」
 
特攻服少女「Zzz…」壁にもたれかかりスヤァ…
 
鞠莉「Zzz…」壁にもたれかかりスヤァ…
 
敵が近付いた時に知らせるおやすみAqoursシャボン「」フヨフヨ
 
メイ*σ _ σリ「二人とも疲れてたみたいね…」
 
メイ*σ _ σリ「…(さて…この状況はどうしようかしら…)」
 
メイ*σ _ σリ「…(身体が壁になって…壁に…)」
 
メイ* ゜o ゜リ「…(はうあっ!!)」
 
メイ* ̄ _  ̄リ「…(壁になったという事は…)」ゴゴゴ
 
メイ* ̄ _  ̄リ「…(例えばゼロ距離での壁ドンを堪能できるという事…!!)」ゴゴゴゴ
 
メイ*σ _ σリ「…(これはいっそこのまま…)」ゴゴゴゴゴ
 
桜色の煙ボワワワワワワン
 

 
………
 
……………
 
二人を膝枕する吟遊詩人「………」
 
吟遊詩人「えっ…戻ったの…?」
 
吟遊詩人「そんな…(まさか…純粋な気持ちでいる時しか壁に変身できない…とか?)」
 
吟遊詩人「でも…(だとしたら…一番壁になりたい時になれないなんて…なんてパラドックスなの!!)」
 
吟遊詩人「くっ…(…そ!くっそ!せっかく壁になれたのにいいいぃぃぃぃ…!!)」
 
特攻服少女「んんっ…ムニャムニャ…」
 
鞠莉「漁師ぃ…ムニャムニャ…」
 
吟遊詩人「ま、いっか…」ナデナデ
 
吟遊詩人「…ッ!!」ズキン!
 
吟遊詩人「痛っ…肩撃たれてたの忘れてたぁ〜…」結構イタイ…
 
◇◇◇
倉庫があるフロア
 
特捜女「失礼しちゃうよね〜!毒ガスだの!ダークマターだの!きっとタイヤ味のアレのほうがましだのさ!」
 
上半身をマントで隠した兵士「そこまでは言ってないっすよ〜…あはははは…」
 
特捜女「これでも女の子なんだよ!オトゥメの心は傷付きやすいんだからね!まったく…って、あれ?兵士ってそんなマントしてたっけ?」ハテ?
 
兵士「ここここれは…ファファファッションっすよ!そうファッション!」
 
特捜女「ふむ…マントをたなびかせ荒野をひたすら歩く一人の兵士…その名は兵士…イカスじゃん!」
 
兵士「そ、そうっすか〜…?特捜女のミドジャーもファッショナブルっすよね〜…」
 
特捜女「あ、わかる?わかっちゃう?」
 
アハハハ…
ワイワイキャッキャッ

600ID:yOalPPig:2018/08/03(金) 01:49:32 ID:THl5LHoM
強欲の悪魔がいたフロア
 
強欲の悪魔「」チーン
 
特捜男「…」
 
千歌「おじさん…」目を閉じ手を合わせ
 
千歌「安らかに…」
 
特捜男「死んでないぞ?」
 
千歌「…」チラッ
 
特捜男「…」
 
千歌「おじさん…」目を閉じ手を合わせ
 
千歌「安らかに…」
 
特捜男「いやさらっとテイク2しても死んでないからね?」
 
千歌「…」
 
千歌「きっと今ごろ炎の術士女さんと…うぅ…」目頭をおさえ
 
特捜男「続けちゃったぁーー!?」
 
千歌「うぅ〜…だって!今絶対シリアスでいくとこじゃん!千歌だってこういう湿っぽいのたまにはやりたいし!」
 
特捜男「いや、本当に死んでたらそういう訳にもいかないぞ?」
 
千歌「うぅ…それもそうだ…ごめんなさい…」シュン…
 
特捜男「…ぷっ」
 
千歌「…?」
 
特捜男「ふははははははっ!」
 
千歌「…!?!?」
 
特捜男「いや、いいんだ」
 
特捜男「あいつだったらもっとえげつないネタで攻めてくるだろうと思ってな…」
 
千歌「おじさん…」
 
特捜男「敵を取ってくれてありがとう…感謝する」
 
千歌「それは…呪符貼ってくれてたからで…って、そういえば傷はいいの!?」
 
特捜男「うむ、わりとやばいかもしれん…薬草とか持ってないか?」
 
千歌「いや薬草で治るやつじゃないでしょ…見ないほうがいいけど結構ざっくりいってるよ?」
 
特捜男「マジか…どうりで身体が動かんはずだ…」
 
千歌「とりあえずこの部屋に回復アイテムないか探してみよう、闇商人ってくらいだしきっとなんかあるよ」ガサゴソ
 
特捜男「あぁ、よろしく頼む」

601ID:yOalPPig:2018/08/03(金) 06:50:44 ID:THl5LHoM
翌日
旧魔法都市
診療所
 
吟遊詩人「…」ジトー
 
特捜男「…(何故睨むのか…)」
 
吟遊詩人「………チッ」
 
特捜男「…(舌打ちしたぁーーー!?)」
 
◇◇◇
廃棄エネルギー処理場
結界の間・控え室
 
ゴ-----
ガシャン ウィーン
 
兵士「工場みたいな場所っすねぇ…」
 
千歌「先輩そのマント暑くないの?」
 
兵士「だ…大丈夫っすよぉ〜…」メソラシ〜
 
鞠莉「吟遊詩人と特捜男は怪我でお留守番デ〜スね」
 
特捜女「そして私たちはなんでこんな場所に呼ばれたのか…」
 
ウィーン
 
防護服を着た希「ごめんごめん、待たせたやん」モコモコ
 
◇◇◇
 
希「ぶふぃ〜…暑いぃ〜…」扇風機の前陣取り〜
 
千歌「マントより暑そうなのだぁ〜…」
 
希「結界の中はコレがないと危険やからなぁ…エネルギーが完全に処理できるまではしゃーない」
 
千歌「エネルギー?処理?」
 
希「あー…うん」
 
希「帰る前に皆には知っておいてほしくて」
 
希「この旧魔法都市の現状をな」
 
◇◇◇
 
希「ここに来て瓦礫の山はたくさん見たやろうけど…」
 
兵士「エネルギーの暴走の規模がよくわかるっす…作業も大変そうだったっす…」
 
千歌「ホームレスのおじさん達も初日から嘆いてたよね…」
 
希「うん、瓦礫の処理だけでも大変なんはわかってもらえてると思う」
 
鞠莉「歓楽街があるのも頷けマ〜スね、息抜きがなきゃやってられないよ」
 
特捜女「歓楽街?マジで?私も行きたいっ!」
 
希「あとで連れてってあげるけど警察内部には内緒でお願いな、署長は知っとるけど」
 
特捜女「署長はそういうの厳しくないからねぇ〜、むしろ署長は歓楽街のほうが似合う!ナンバーワンになれる!」
 
希「うん、それはウチも思うよ(『色欲』やしなぁ…) スカウトしたいくらいやね」
 
三人「…(どんな署長なんだろう…)」
 
希「ま、ここまでは普通の人の想像の範囲内の話」
 
希「問題はここからやね」
 
希「単刀直入にいうと…」
 
希「魔法エネルギーの暴走は未だ終わっていないんよ」
 
四人「…」
 
エエエェェェ〜…!?

602ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 00:18:00 ID:LC95aTEs
 
千歌&特捜女「「うぅっ…(よくわかんないけどなんとなくやばそう…)」」
 
鞠莉「今現在もここに居たらデンジャー…危険、という事?」
 
希「う〜ん…100%安全とは言い切れんなぁ…」
 
希「でも…少なくともウチが生きてるうちは、魔法都市が壊滅した『あの日』のような事は起こさせん」
 
希「なんて、説得力ないよね…こんな無責任でいい加減な女やし…」
 
兵士「そんな事ないっす!」
 
千歌「そうだよ!そりゃ最初はタヌキだなって思ったけど…過酷で危険な現場に自ら立ってるんだもん!無責任でいい加減な人なんかじゃない!」
 
希「…!!」
 
鞠莉「のぞみん、今は『悪い予感』はしてマスか?」
 
希「今はこれっぽっちもしとらんね」フフッ
 
鞠莉「なら大丈夫デ〜スね」フフッ
 
希「…ホンマ、穂乃果ちゃんとこの子達は…」
 
特捜女「…(いいチームだなぁ…)」
 
◇◇◇
 
希「今ある大まかな危険は二つ」
 
希「一つは…ここに来るまでに『超巨大になったモンスター』を見た人、おる?」
 
兵士「私と鞠莉は見たっすね」
 
鞠莉「超ビッグなカメレオンはマリー達が倒したよ」
 
千歌「二人ともずるい!私も見たかったなぁ…」
 
希「うん、それなら話がはやい」
 
希「『魔法エネルギーの暴走による生態系の異常』、これが一つ目やね」

603ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 02:09:20 ID:LC95aTEs
 
兵士「『生態系の異常』…っすか?」
 
千歌&特捜女「「うぅっ…(よくわかんないけどなんとなくやばそう…)」」
 
希「詳しいメカニズムはまだわかっとらんのやけど…たまにモンスターが巨大化したり凶暴化したりするらしい」
 
鞠莉「人体には影響はないの?」
 
希「それがまだ解明されてないんよね…人体実験するわけにもいかんし…」
 
希「ただ、残存した魔法エネルギーを測る事はできる」ヨイショ
 
真姫ちゃん印の魔法エネルギー測定器「」どん!
 
希「これで瓦礫や土、収穫物や食材、飲料水、人の身体の中までチェックしてるんよ」
 
希「個人的には風評被害で疑心暗鬼になってメンタルに影響するほうが問題やと思っとる」
 
鞠莉「Fm…風評被害…それは経済的にも苦労しマスね…」
 
希「そうなんよねぇ…」
 
千歌「ふうひょうひがい…」
 
千歌「例えば、有名人がここで採れた果物やお野菜を食べて『おいしいっ!』ってアピールするのは?」
 
特捜女「肉なら私がやるよ!」
 
千歌「みかんなら私が!」
 
兵士「自分らが食べたいだけじゃないっすか!有名人でもないっすし!」
 
希「あははは…心配してくれてありがとうな」
 
希「まぁ今は輸出するほどの産業を発展させる余裕もないし、復興が安定して魔法エネルギーの影響も解明されて、それから考えるよ」
 
希「二人はそれまでに有名人になっといてな♪」
 
二人「「任せるぞよっ!」」肩組みガシッ
 
◇◇◇
 
希「もう一つの危険は…この施設やね」
 
千歌「『廃棄エネルギー処理場』が…?」
 
希「ここは魔法都市の中枢…『魔法エネルギー供給施設』があった場所なんよ」
 
希「そしてそこにあった魔法エネルギーの塊は…『あの日』暴走をしたにもかかわらず、まだこの中で活動を続けとる」
 
千歌「そんな…」
 
希「今は安定しとるし、見張りも常時つけとる」
 
希「廃棄処理する為の結界もウチと宮大工ちゃん、直属部隊の術士の皆で交替しながら張り直しとる」
 
兵士「それなら大丈夫そうっすね…」
 
鞠莉「でも…そこまでしなきゃならないくらい危険って事よ?」
 
希「うん、完全に負の遺産やね…でもやるしかない、やってくしかないんよ」
 
千歌「希隊長…」
 
希「…はいっ!ネガティブな部分はこれでおしまいや!ちょうどいい時間やし、ご飯にしよか〜」

604ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 03:53:51 ID:LC95aTEs
旧魔法都市
食堂
 
イ…イラッシャイマセ…
 
割烹着を着た特攻服少女「ごちゅ…ご注文は…何…」モジモジ…
 
千歌「特攻服少女ちゃん!?!?」
 
兵士「もはや割烹着少女っすねぇ…」
 
鞠莉「oh…!プリティなカッポウギ!」
 
特捜女「バンダナもイカスねっ!」
 
特攻服少女改め割烹着少女「そんなことはいいから!さっさと注文しなさいよっ!////」カァー
 
食堂のおばちゃん「割烹着少女ちゃん、敬語敬語」
 
割烹着少女「〜〜っ!!さっさと注文…してください…」
 
千歌「あはははは…」
 
◇◇◇
 
希「…というわけで、割烹着少女ちゃんはここで働く事になったんよ」
 
千歌「昨日の今日で働かなくてもいいのに…」
 
希「ホームレスさん達も働いてるんだから自分も働く!って聞かなくてなぁ…」
 
兵士「割烹着少女の『超能力』なら瓦礫運びでもやっていけそうっすけど」
 
希「あー、それな」
 
希「『超能力』の事も『異世界』の事も口外禁止という事で」
 
鞠莉「…うん、それは賛成ね」
 
特捜女「悪魔や悪人に狙われる可能性があるし、私もそれがいいと思う」
 
希「本人にも『超能力』を使うのは命の危険がある時だけって言うてある」
 
兵士「これからは普通の女の子として生きていけるっすね…」
 
千歌「うんっ!吟遊詩人ちゃんにもはやく教えてあげないと…」
 
鞠莉「きっと泣いて喜びマスね!」
 
希「ここのおじちゃんおばちゃん夫婦も元はボランティアで来てて、優しい人達だから安心して任せられるよ」
 
カタカタ…ヨロヨロ…
 
割烹着少女「おっと…よし、運べた…」
 
割烹着少女「はいっ!焼肉丼六人前!おま、お待たせしましたっ!////」
 
マッテマシタ!
肉キター!
ワイワイ キャッキャ

605ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 05:15:49 ID:LC95aTEs
数週間前
某所
 
ムニャラムニャラ…
 

 
………
 
……………
 
シーン
 
大罪の大悪魔「ふむ、何も起きませんね…これもガラクタでしたか…」
 
魔法書「『異世界から能力者を召喚する魔法陣について』」どどん!
 
大罪の大悪魔「『強欲』も手当たり次第に買い漁るので困ったものです」
 
大罪の大悪魔「まぁ、それでも我々の資金源になっているのですが…」
 
大罪の大悪魔「しかし王都の警察にも目をつけられたとか…あの女は厄介ですし、私も手を貸しますか」
 
ポイッ ボッ
 
燃えていく魔法書「」メラメラァ…
 
◇◇◇
王都から旧魔法都市にかけて広がる荒野
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
コロコロコロ…コツン
 
石に当たって開封されたカプセル的なもの「」バシュゥゥゥゥゥッ…
 
全裸少女「うぅぅ…」
 
全裸少女「ここは…どこ?」キョロキョロ
 
◇◇◇
氷雪地域
絢瀬家
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
ゴンッ
 
絵里「あいったああああああああっ!!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
絵里の頭に落ちたカプセル的なものから出てる少女の顔「…」
 
絵里「…(な…なにこれ…!?)」
 
◇◇◇
?地区
浜辺
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
砂浜に落ちたカプセル的なもの「…」
 
シーン…

606ID:yOalPPig ※訂正:2018/08/04(土) 05:20:21 ID:LC95aTEs
数週間前
某所
 
ムニャラムニャラ…
 

 
………
 
……………
 
シーン
 
大罪の大悪魔「ふむ、何も起きませんね…これもガラクタでしたか…」
 
魔法書「『異世界から能力者を召喚する魔法陣について』」どどん!
 
大罪の大悪魔「『強欲』も手当たり次第に買い漁るので困ったものです」
 
大罪の大悪魔「まぁ、それでも我々の資金源になっているのですが…」
 
大罪の大悪魔「しかし王都の警察にも目をつけられたとか…あの女は厄介ですし、私も手を貸しますか」
 
ポイッ ボッ
 
燃えていく魔法書「」メラメラァ…
 
◇◇◇
王都から旧魔法都市にかけて広がる荒野
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
コロコロコロ…コツン
 
石に当たって開封されたカプセル的なもの「」バシュゥゥゥゥゥッ…
 
全裸少女「うぅぅ…」
 
全裸少女「ここは…どこ?」キョロキョロ
 
◇◇◇
氷雪地域
絢瀬家
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
ゴンッ
 
絵里「あいったああああああああっ!!」ゴロゴロゴロゴロ〜…
 
絵里の頭に落ちたカプセル的なものから出てる顔「…」
 
絵里「…(な…なにこれ…!?)」
 
◇◇◇
孤島
?地区
浜辺
 
黒い雲モクモクモク…
 
ボトッ
 
砂浜に落ちたカプセル的なもの「…」
 
シーン…

607ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 14:28:31 ID:LC95aTEs
数ヶ月前
砂漠地域
商業都市

 
ブォ------
 
絵里「本当に行ってしまうのね…」
 
にこ「国の命令だから仕方ないわよ」
 
希「南の島へバカンスやと思えばええやん」
 
にこ「こんなの島流しよ!島流し!」
 
絵里「だったら変わる?極寒の試される大地だけど」
 
希「ウチも変わってええよ?瓦礫だらけで危険な立ち入り禁止区域やけど」
 
にこ「や…やめとくわ…なんかごめん…うん…あんたらの担当も大変なとこだったわね…」
 
希「しゃーないやろ、天下の大泥棒に…魔王軍騎士団長に…万人を見殺しにした世捨て人…」
 
絵里「あら、私達ってもしかして極悪人?」
 
にこ「…」
 
にこ「バッカじゃないの?私はともかく…あんた達は立派な勇者よっ!二人を悪くいう奴がいたら私がぶっ飛ばして…あ…////」
 
希「んもう〜!にこっちはウチらの事そんな風に思ってくれてたん?」ニヨニヨ
 
絵里「どうしましょう希!私!今!にこに誉められたわ!ハラショーよ!」ニヨニヨ
 
にこ「くっ…////」
 
のぞえり「「ぷくくく」」
 
にこ「はぁ〜…まぁいいわ」
 
にこ「実はあんたら二人に頼みたい事があんのよ」
 
のぞえり「「んー?」」
 
◇◇◇
 
絵里「ドロップアウトした人達の…」
 
希「受け入れ先になって欲しい?」
 
にこ「…うん」
 
にこ「そんな気もないのにボタンの掛け違いで堕ちてしまった小悪党や、いろんな理由で無気力になってしまった人達…他にもまだまだ」
 
にこ「魔王がいようがいまいが、底辺以下の暮らししかできない奴だっているのよ」
 
にこ「手が届く範囲でいいの…掌で掬えるぶんだけでいいの…だから…」
 
希「…それはウチら二人が一度地獄を見たから?」
 
絵里「…」
 
にこ「そんなんじゃないわ」
 
にこ「親友…だからよ」
 
のぞえり「「…!!」」
 
にこ「…////」
 
バッ
 
希「に゙ごっぢぃぃ〜…」ポロポロ
絵里「に゙ごぉぉ〜…」ポロポロ
 
ギュゥ〜…
 
にこ「ぬわに泣いてんのよ…」ポロポロ
 
希「ずるいよにこっち…最後の最後にこんな…」
 
絵里「寂しいのっ!私はにこともっと…」
 
にこ「もう…ホントにバカなんだから…」

608ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 14:51:51 ID:LC95aTEs
現在
旧魔法都市
希のプライベートルーム
 
魔法書「」どっさり
 
景品のぬいぐるみ「」どっさり
 
希「そういえば報酬がまだやったね」
 
兵士「東條隊長が知ってる事ならなんでも…っすか…」
 
千歌「…(ツナグちゃんからもらったコレもわかるのかな…?)」
 
鞠莉「…(星霊様について知ってたら教えてほしいかも…)」
 
吟遊詩人「…(でかみかんをデカメロンにする方法…いや、指の筋肉の鍛え方も捨てがたい…)」
 
希「質問は一人一つずつな〜」
 
千歌が質問する内容は?安価下3)
 
※希が知らない事は答えられません
※極秘事項は答えらません

609名無しさん@転載は禁止:2018/08/04(土) 15:27:09 ID:TG7sC7JI
死神倒す方法知ってるかな?

610名無しさん@転載は禁止:2018/08/04(土) 16:42:52 ID:My707P4E
ksk

611名無しさん@転載は禁止:2018/08/04(土) 20:17:34 ID:q/gCB3Ms
これって何か分かりますか?
と正方形のパピルスを渡して入手の経緯を説明

612ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 22:33:14 ID:LC95aTEs
 
鞄ガサゴソ-
アッタ!
 
千歌「希隊長!これって何か分かりますか?」
 
希「ん?なになに?」
 
正方形のパピルス「」どん!
 
希「おっ!これは…たぶんやけど古代の『魔法の折り紙』やね」
 
希「こんな珍しいもん何処で…」
 
希「もしかして闇商人のアジトからパク…」
 
兵士「…!!」ギクゥッ!
 
千歌「ちぃーがいますよぅ!それは前の冒険で…」
 
カクカクシカジカマキマーキ
 
◇◇◇
 
希「砂漠の遺跡にいた少女か…それなら真姫ちゃんからその子について相談受けた時に聞いとるよ」白手袋ハメハメ
 
希「一緒に冒険したのが千歌ちゃん達やったとはなぁ…」
 
希「あの遺跡は確か…古代砂漠王家のものやったような…」虫眼鏡ジィー
 
希「お、やっぱりあった!これが王家のマークやね」
 
希「この王家は確か…」古代の書物ペラペラ-
 
千歌「す、凄いはやさで調べてくのだ…」
 
鞠莉「穂乃果っちの億倍頭がいいというのも頷けマスね…」
 
吟遊詩人「…(古代から生きてるロリババア×千歌ちゃん…これは次回作のネタになるね…)」メモメモ
 
兵士「…(相談しようと思ったけど怒られるっすかね…いやでも知識が豊富な人に相談できる機会がこの先あるかどうか…)」マントの中身サスサス
 
◇◇◇
 
希「ん!古代砂漠王家の『魔法の折り紙』で間違いないよ」
 
四人「おぉ〜…」
 
希「売るとなると…」そろばんパチパチ-…
 
千歌「売ぅーらないです!売らない!友達からもらった大切なものなんで!」
 
希「うん、まぁ売るにしてもそこまで莫大な値はつかんかなぁ…千歌ちゃん専用の道具やし」
 
千歌「千歌専用…?」
 
希「古代のアイテムっていうのは、全部が全部やないけど、『宿主』にしか使えんアイテムが結構あるんよ」
 
希「『宿主』いうんもいろいろあって…封印されてたのを最初に手に取った人とか、しかるべき存在から任命された人とか…」
 
希「これの場合は後者やね、王家の人間から正式に贈られたものやから」
 
千歌「王家の人間って…ツナグちゃんが?」
 
希「うん、ちゃんと記録に残っとるよ ほらここ、この絵の子ちゃう?」古代の書物ペラ〜
 
千歌「ホントだ…」マジマジ

613ID:yOalPPig:2018/08/04(土) 23:52:01 ID:LC95aTEs
 
希「あとはこれ…このままじゃ『宿主』でも使えないんと違う?」
 
千歌「そうそれ!硬くて折れないの!」
 
希「ん〜…『折り紙スキルが高い人』にコツを教えてもらうしかないかなぁ…」
 
千歌「『折り紙スキルが高い人』…?」
 
希「う〜ん…大陸の何処かに『遊びを研究しているエルフ』がいるとは聞いた事があるけど…」
 
希「ごめんな、ウチがわかるのはここまでや」
 
千歌「『遊びを研究しているエルフ』…鞠莉ちゃん知らない?」
 
鞠莉「ソーリー、知りマセ〜ンね…」
 
千歌「そっかぁ…」
 
千歌「でも手がかりは掴めたし、希隊長!ありがとうございました!」ペコリ
 
希「どういたしまして〜」
 
希「さ、次の質問は?」
 
兵士が質問する内容は?安価下3)
 
※希が知らない事は答えられません
※極秘事項は答えらません

614名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 00:14:18 ID:9xKP7ge6
といや

615名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 00:22:37 ID:uEgpQSKs
ksk

616名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 00:32:07 ID:TR4ZQWPY
やはり鎧についてが良いのかと

617ID:yOalPPig:2018/08/05(日) 08:21:56 ID:.pRKuGUQ
 
兵士「…」
 
兵士「あの、できれば二人っきりで相談したいっすけど…」
 
吟遊詩人「…!!」
 
希「ええよ」
 
希「皆ちょっとだけ外してくれるか?」
 
鞠莉「イエ〜ス☆ごゆっくり〜…(ずっと隠してるマントの中身かなん?)」
 
千歌「先輩…(実は大きな傷があるとか…?)」
 
吟遊詩人「先輩さん、待ってますから…(のぞパイを堪能した暁には感想は聞かせてくださいね!必ず!)」
 
◇◇◇
 
カクカクシカジカヒフミヨイツム…
ヌイデミ?
ハイッス…
マントバサッ
 
兵士が装備している腹部に獣をかたどった禍々しい鎧「」ガルルル…
 
希「ふむ、ヒフミちゃん達から『転職キーアイテム』の事を聞いて…」
 
兵士「はいっす…出会った時にビビッと来るらしいと…それで…」
 
希「ビビッと来ちゃった…と」
 
兵士「はいっす…悪いと思ったっすけど、滅多に出会えないと言うのも聞いていて…本当に申し訳ないっす!」ドゲザー
 
希「闇商人のアジトから持ち出したんはギリギリアウトやけど…まぁええよ」
 
希「悪人に渡るよりはよっぽどマシやしな」
 
希「でもそれ…」
 
兵士「…」ゴクリ
 
希「めちゃめちゃ呪われてるやん…」タハー
 
兵士「やっぱりっすかぁ…」ズーン…
 
希「少し強い呪いかもしれん…ちょっと触るで?」白手袋ハメハメ
 
希「おぉぉ…生きとるんかな?ちょっと調べるだけやからなぁ…噛まんとってなぁ…」オソルオソル…
 
鎧についてる獣「ガルルル…」
 
希「ふむふむ…ほうほう…これは…確かどっかに…」中世の書物ペラペラ-
 
◇◇◇
 
希「ん!これは『獅子族に伝わる獣の鎧』やね」
 
兵士「『獣の鎧』…?」
 
希「この子は元は呪われてなかった」
 
希「これにも載ってる、ここ見てみ?色は違うけどこの絵の鎧と同じやんな?」中世の書物ペラ〜
 
兵士「ホントっすね…じゃあなんで呪われて…」
 
希「おそらく…獅子族は前の戦争で魔王に挑んで滅んどる」
 
希「その時に呪われたのかもしれんなぁ…」
 
兵士「そうっすか…」
 
希「呪いのタイプは…脱げへんはずやけど…試した?」
 
兵士「試したっす…脱ごうとすると獣が荒ぶっていろいろ食い込んで…」
 
希「せやろなぁ…お風呂はどうしたん?」
 
兵士「隙間に布を通して拭けるとこは拭いてるっす…お風呂入りたいっすよぉ〜…」ウルウル
 
希「ふむ…じゃあウチでも解呪はできるけど…どーする?」
 
兵士「それは…」
 
獣の鎧「…」ションボリ

618名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 08:31:47 ID:iGaUDCyg
獣の鎧呪われてたのか...
思ったより辛い奴やった

619ID:yOalPPig:2018/08/05(日) 08:42:13 ID:.pRKuGUQ
 
兵士「…」
 
兵士「やめとくっす」
 
希「どーして?」
 
兵士「うまくは言えないっすけど…こいつは悪い呪いじゃないような気がして…」
 
希「そっか…うん、うちもそう思うよ」
 
希「もしかしたらやけど、信頼関係を築いて鎧を従えるようになれば…脱げるようにはなるかもしれん」
 
希「そして、そうなった時が…『転職』完了やね」
 
兵士「…!!」
 
希「皆にはどーする?ウチから話そか?」
 
兵士「ありがとうございますっす!…でもいいっす、町に戻ってから自分で話すっす!」
 
希「わかった」
 
希「ほな皆呼んで来て〜」
 
兵士「はいっす!」シツレイシマシタッス!ペコリ!
 
希「ふぁぁ〜…コーヒーでも淹れよかな…次は誰やろ…」
 
鞠莉が質問する内容は?(安価下3)
 
※希が知らない事は答えられません
※極秘事項は答えらません

620名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 12:57:06 ID:UeKbLRPY
ksk

621名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 15:35:15 ID:R5b1Gsjo
新しい星霊パワーを!

622名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 17:00:45 ID:9xKP7ge6
星霊と仲良くなる方法について

623ID:yOalPPig:2018/08/05(日) 20:31:58 ID:.pRKuGUQ
 
希「星霊ともっと仲良くなりたいんやね?」
 
鞠莉「今はレピ様だけしか喚べないから…せっかく星霊使いになったのに、一人だけじゃ寂しいし…」
 
千歌「友達が一人だけ…」
 
鞠莉「フレンズはいっぱいいるよ!いる…よね?あれ?センパイ?吟遊詩人?なんで目をそらすの!?」
 
ジョウダンッスヨ〜
フフフッ
 
◇◇◇
 
希「…で、今は特別に何かしてる?」
 
鞠莉「晴れた夜は星空を見上げて祈ってマスね…」
 
希「ふむ…第一歩はクリアしとるね」
 
希「星霊もこっちの世界を見てるわけやから、星に祈る事でマリリンの存在を認識してる星霊は徐々に増えていってると思う」
 
鞠莉「星霊様がマリーの事を…?」
 
希「ん〜…いわば今は魔法の手鏡通信で不特定多数に情報を発信してる状態なんよ」
 
鞠莉「Fm…王国ネットサービスのミナミッターで呟いてる状態という事デスか?」
 
希「そういう事やね」
 
希「可能性は低いけど、もしかしたら気まぐれで返信してくれるかもしれん」
 
千歌「ミナミッター?」
 
兵士「魔法の手鏡自体持ってる人が少ないっすからねぇ…」
 
吟遊詩人「このポータブルプレイヤーからでも一応見れるよ」ホラ
 
◇◇◇
 
赤ちゃん産まれたなう 画像 /honokadayo
 
@honokadayo 相手は誰ですかっ!?成敗しにいきます!! /sonodaumi
 
@sonodaumi ンミチャ画像見よう?トカゲの亜人さんの赤ちゃんだよ? /princess_kotori
 
千歌「ほぇ〜…」
 
兵士「未来っすねぇ〜…」
 
◇◇◇
 
希「話を戻すよ?」
 
希「今は星空に祈って一方的に呟いてるだけの状態、これだけで友達になれるかと言ったら…」
 
鞠莉「可能性がない事はないけれど難しい…」
 
希「じゃあもっとアピールするにはどうすればいいか…」
 
千歌「おもしろ動画をアップする…とか?」
 
希「うん、なかなかうまい例えやね」
 
希「最初に星霊を喚び出した状況を思い出してみるとええよ」
 
鞠莉「最初は…山岳地域の教会の『天文室』で…」
 
◇◇◇
 
希「ふむ、『天文室での出来事』が蛇遣い座の目に止まった…と」
 
希「それがおもしろ動画をアップした状態になったわけやね」
 
希「例えば、『星がよく見える場所で冒険をする』とか」
 
鞠莉「『星がよく見える場所』…?」
 
希「それは土地土地によって違うから、『現地の人に聞いて行ってみたり』」
 
希「『場所や時間に関わる選択する場面があったら、マリリンを屋外や夜間の担当にする』のもいいかもしれん」

624名無しさん@転載は禁止:2018/08/05(日) 21:28:21 ID:V0CmBT.E
「動画を見て月50万受け取る」へえ〜
ゲームしてる間に働くツール使ってワイ動画見なくても50万貰ってるけど。
ワイが買った時の90%off1980円になっててワイ嫉妬。
goo.gl/8B5Uf7

625ID:yOalPPig:2018/08/05(日) 23:46:08 ID:.pRKuGUQ
 
鞠莉「まとめると…」
 
鞠莉「『星空に祈り続けていれば、可能性は低いけど反応してくれるかもしれない』」
 
鞠莉「『星がよく見える場所を現地の人に聞いてみる』」
 
鞠莉「『場所や時間を選択する場面があれば、マリーを屋外や夜間の担当にするといい』」
 
鞠莉「…で合ってマスか?」
 
希「うん、星霊についてウチが教えられるのはこれくらい」
 
千歌「現地の人に…あっ!じゃあ希隊長!旧魔法都市で星がよく見える場所は!?」
 
希「質問は一人一つまでやで〜」
 
千歌「そうだった…」
 
鞠莉「ふふふ、見た所荒野は瓦礫だらけで高い建物もないし大丈夫よ〜サンキュー千歌っち☆」
 
希「ふふっ、じゃ、最後の質問にいこか〜」
 
吟遊詩人が質問する内容は?(安価下3)
 
※希が知らない事は答えられません
※極秘事項は答えらません

626名無しさん@転載は禁止:2018/08/06(月) 00:16:40 ID:drhJMizc
女体という大地にたわわと宿った実をより大きくする方法

627名無しさん@転載は禁止:2018/08/06(月) 06:13:11 ID:XIkRV/p.
ksk

628名無しさん@転載は禁止:2018/08/06(月) 08:21:33 ID:n.Ys/vUM
歌をもっと上手に使いこなす方法を教えてください!
(威力調節や対象の制御、それに関連する装備やアイテムについて)

「歌」って魔法の一種でいいんだっけ?

629ID:yOalPPig:2018/08/06(月) 20:53:51 ID:3FsT5wyw
 
吟遊詩人「吸い付きたいじゃなくて『歌』について伺いたいのですが…」
 
希「ふむ…(吟遊詩人ちゃんのスペックは…『歌』、盗聴・盗撮に特化した隠密行動、壁化…トリッキーすぎるやろ…あかん、じっくり調べたいけど…我慢やな)」
 
希「『歌』か…『歌』ね…うんうん、めっちゃ特殊な技能やけど魔法関連やし教えられるよ」
 
吟遊詩人「よかった…まだ知らない事が多くて…よろしくお願いします!」ペコリ
 
◇◇◇
 
希「まずは『歌の種類』について」
 
希「大まかには『補助系』『異常付与系』『召喚系』の三つやね」
 
千歌「補助と異常付与はなんとなくわかるけど…召喚って?」
 
希「魔法の中にも『召喚魔法』っていうのがあるんやけど、それは魔方陣を使って召喚するのが一般的」
 
希「『歌』の場合は演奏を魔方陣の代わりにして召喚する感じになる」
 
希「モンスターや動物、自然現象まで召喚の対象で…『雨乞いの儀式』なんて聞いた事ない?あれも『歌』や『踊り』の一種なんよ」
 
鞠莉「日照りの時期に大雨なんて喚べたら農家は大喜びね〜レイニー☆」
 
兵士「精霊魔法も万能っすけど、『歌』も便利っすねぇ〜…」
 
吟遊詩人「そんな、多様性はあるけど、『効果範囲』の問題もあるし…精霊魔法に比べたら…」
 
千歌「効果範囲…?」
 
希「『歌』の効果範囲はこれまた特殊なんよね…」
 
希「まず全部の歌にいえるのは『生演奏』である事、ほとんどの場合は録音では意味がない」
 
鞠莉「録音でOKなら世界が大混乱になっちゃうよ」
 
希「ただし…例外としてそれなりのアイテムを使って強い怨念を込めた『呪いのレコード』なんかもあるからな」
 
吟遊詩人「『呪いのレコード』って…」ガクブル
 
希「もし手に入っても興味本意で聴かんようにな」ニヒヒ
 
◇◇◇
 
希「次に歌の種類による効果範囲について」
 
希「『召喚系』は他の二つと違うから先に説明しよか」
 
希「『召喚系』は召喚の内容にもよるけど…聴く人の人数や感動の度合い…『熱狂度』によって効果が変わる」
 
希「さっきの『雨乞いの儀式』を例とすると…」
 
希「数人が聴いただけならにわか雨、村全体が一体となって盛り上がれば数日雨が続く…みたいな感じやね」
 
千歌「お祭りやコンサートみたいなのだっ!」
 
希「そうやね、過去にも『星歌祭』というコンサートで大量の隕石を喚び出して国を滅ぼした『歌姫』がおったみたいやし…」
 
吟遊詩人「国を滅ぼした『歌姫』…」

630ID:yOalPPig:2018/08/06(月) 22:13:31 ID:3FsT5wyw
 
希「次は『補助系』と『異常付与系』の効果範囲についてやね」
 
希「この二つは基本『吟遊詩人以外の聴いた人全員に効果がある』」
 
千歌「聴いた人全員?吟遊詩人ちゃんの歌はモンスター限定じゃなかったっけ?」
 
吟遊詩人「それはね、えっと、なんて説明したらいいのかな…」
 
希「…千歌ちゃんは『モスキート音』って知ってる?」
 
千歌「『モンキーターン』?」
 
希「次わざとボケたらワシワシやで?」ニコッ
 
千歌「うぅ…『モスキートーン』…知らないです…」
 
希「よろしい、人間はな、歳を取ると高い周波数の音が聞こえなくなるんよ」
 
希「それを調べる為に蚊の鳴くような音を使ったりするんやけど…それが『モスキート音』」
 
希「これと同じように『歌によって聴かせる相手を限定させる事ができる』んよ」
 
希「今吟遊詩人ちゃんが使えるのは…『モンスター限定の発情させる歌』やったっけ?」
 
吟遊詩人「そ…そうです…////」
 
希「その場合、歌自体は皆に聴こえるけど…魔力を持った『歌』の部分はモンスターにしか聴こえない」
 
希「せやからモンスター限定で異常を付与させられるわけやね」
 
千歌「はぇ〜…じゃあじゃあ『悪いやつ限定で動けなくする歌』とか最強じゃん!」
 
希「それは無理やね…」
 
希「限定できるのは『種族・年齢・性別』くらいなんよ」
 
千歌「うっ…善い悪いは区別できないんだね…」
 
希「レベルが上がって新しい歌を覚える時はその辺を考えて選ぶとええよ」
 
吟遊詩人「はい、その時は冒険に役立つ歌を…覚え…ま…(『人間の女の子限定で発情させる歌』は我慢よ…我慢…)」グギギギギギ…
 
兵士「葛藤してるみたいっすねぇ〜…」
 
◇◇◇
 
希「あとはサポートとして『調律スキル』を持った人がいたら新しい歌を覚える時に…」
 
吟遊詩人「それなら、町に楽器店員さん達がいるので大丈夫です」
 
希「お、それなら安心やね」
 
希「そしたら『楽器職人』は…」
 
吟遊詩人「『楽器職人』さんはまだ町にいないみたいですね…」
 
希「うん、『楽器職人』がいれば楽器の性能が上がって『歌』の効果が上がるからな」
 
希「穂乃果ちゃん次第やけど、町にいるようになったら仲良くするべしやね」
 
希「『歌』に関してウチが教えられる事は以上」
 
吟遊詩人「はいっ!ありがとうございました!」ペコリ

631ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 03:59:22 ID:9JsWQKQk
翌日
食堂(営業前)
 
割烹着少女「行っちゃうんだ…」モジモジ
 
吟遊詩人「割烹着少女ちゃん…お仕事頑張ってね」ナデナデ
 
割烹着少女「うん…頑張る…吟遊詩人も冒険頑張ってね!」
 
千歌「割烹着少女ちゃん、これあげるっ!」ホイッ
 
割烹着少女「これは…?」
 
十千万旅館お食事付き宿泊券「『期間:永久 割烹着少女ちゃんとご家族の皆様専用 ※使用の際は事前にご連絡ください』」どどん!
 
割烹着少女「永久って…えっ?えっ?」
 
千歌「何を隠そう…千歌はほの町が誇る温泉旅館のオーナー様なのだっ!」ばばーん!
 
割烹着少女「ええぇーーーー!?」ガビーン
 
千歌「ふふん♪私がオーナーである限りは割烹着少女ちゃんは無料で泊まりに来ていいよっ!」
 
鞠莉「まとまったホリデイが取れたら千歌っちに連絡するといいよ〜」
 
食堂のおばちゃん「私らまで…いいのかい?」
 
兵士「食堂夫婦さんはボランティアの時からこの被災地を支えてると聞いてるっす!紛れもなく国の礎になってる人っすから、誰も文句は言わないっすよ〜!」
 
希「二人にはホンマにお世話になってるからなぁ…ウチが強制的にでも休みを取らせて行かせるよ♪」
 
食堂のおじちゃん「あ、ありがとう////」ペコリ
 
◇◇◇
 
希「あとはこれ」ヨイショ
 
氷の大剣「」どどん!
 
千歌「アイスソード…!!」
 
特捜男「…!!」
 
希「アイスソードは元々トカゲ族の至宝らしくてなぁ…なんで『強欲』が持ってたかはわからんけど、元の持ち主に返したほうがええかと思って」
 
希「かつてトカゲ族の集落があった森林地域と人が集まる王都に挟まれた穂乃果ちゃんところが預かるには最適やろ?」
 
兵士「そういう事なら…運搬うけたまわるっす!」ビシッ
 
希「ん!よろしく〜」
 
特捜女「…(よかったの?相棒のカタキの証、探してたんじゃ…)」ボソッ
 
特捜男「…いいんだ、敵を取ったのはこの目で見たし、気持ちのいい連中にも出会えた」
 
特捜女「ふーん…そっか…」
 
特捜男「今度はお前の番だな…」
 
特捜女「…」
 
特捜男「『嫉妬』は必ず見つけ出す」
 
特捜女「うん」

632ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 06:00:38 ID:9JsWQKQk
王都からほの町までの帰り道
 
王都で特捜班おろしてブロロロロ〜…
 
千歌「そういえば…吟遊詩人ちゃんも運転の練習しなきゃだよね!」
 
吟遊詩人「そうなんだけど…」
 
鞠莉「怪我が治ってからよ〜」
 
兵士「そうっすよ〜怪我を治してからぼちぼちやってけばいいっす」
 
千歌「そっかぁ〜…パーティとして他にもやることいっぱいなのだぁ〜…」
 
吟遊詩人「うん、私はレベルも上がったし楽譜を買って『歌』を覚えなきゃ…怪我が治ったら運転も練習するからね!」
 
鞠莉「マリーは帰ったら平原の民に星空デートスポットを聞いてみるつもりよ〜」
 
千歌「私は…折り紙スキルが高い人の手がかりを探して…」
 
鞠莉「次女さんに無料宿泊券の説明も」
 
千歌「うっ…それは鞠莉ちゃんからどうか…」
 
鞠莉「オーナー様でしょー?従業員に説明するのも仕事デ〜スよ?」
 
吟遊詩人「私も一緒に行くから、ね?」
 
千歌「うぅ〜…次女姉は悪魔より怖いんだよぅ…」
 
兵士「…(私は…戻ったら…皆に伝えなきゃっすね…)」
 
《住民・戦闘職》
◆吟遊詩人lv4…冒険者 様々な効果がある『歌』が歌える 冒険中はアコーディオンを装備 武器はスリング 何故か隠密行動が得意 壁好きが高じて壁に変身できるようになった←2lvUP!
 
《アイテム》
◆獣の鎧…獅子族に伝わる鎧 今は呪われている

633ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 06:59:19 ID:9JsWQKQk
冒険ターンはたぶん終了です
 
特捜班選択は
難易度やアイスソードの行方に関わる感じでした
署長…署長とペアのミッションは判定失敗なし、問答無用でアイスソード没収
副署長・特捜女…特になし
特捜少年…成功以下でアイスソード没収
特捜男…『強欲』イベント(炎の術士女の敵討ち)あり、成功以下でアイスソード没収
咄嗟に思い付いた特捜班の面々はこれからも悪魔関連で出るかもです
 
今回は三年組に少しスポットを当ててみました
他の超能力少女がそれぞれの地域でどうなるのかはわかりません
何はともあれのぞみ弁は難しい…全然違って申し訳ないです

634ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 09:09:18 ID:9JsWQKQk
数日前
ほの町
動物園・従業員寮
 
トカゲ族赤子「バーブー?」
 
トカゲ族男「ぁ…ぁ…」ポロポロ…
 
白いトカゲ族女「…」コクリ ポロポロ…
 
ガバッ
 
トカゲ族男「すまなかった…無事でいてくれてありがとう…」ギュゥッ…
 
トカゲ女「あなたも…無事でよかった…」ギュゥッ…
 
農機工兄「おじさんよかったヤン…」ウルウル
 
農機工弟「赤ちゃんかわいいマー…」ツンツン
 
トカゲ族赤子「キャッキャッ」尻尾フリフリ
 
白いトカゲ族女「この子達は…?(顔が一緒…?)」尻尾ハテナ
 
トカゲ族男「この双子は…俺の恩人であり…」
 
トカゲ族男「新しい…家族だ」
 
農機工兄&弟「「よろしくヤン!」マー!」
 
白いトカゲ族女「新しい…家族?」
 
◇◇◇
現在
大農機工場
会議室
 
アーデモナイ コーデモナイ
ギャーギャーヤンマー
 
トカゲ族男「…」ニマニマ
 
農機工兄「おじさんまた赤ちゃんのこと考えてるヤン?」
 
農機工弟「マー…」ヤレヤレ
 
トカゲ族男「…ッッ!!す、すまないっ!会議中だったな!」尻尾ピーン!
 
穂乃果「まぁ仕方ないよ〜、トカゲの赤ちゃんホント可愛いもんね!」
 
トカゲ族男「工場長もそう思うか!?昨日は赤子がな…」赤子の可愛さペラペラ〜
 
農民「親バカここに極まれりだべ…」
 
平原の民「産まれたばかりは仕方ない」ハハハ
 
鍛治屋「だな」ハハハ
 
トカゲ族男「はっ…!また俺は会議と関係ない話を…」
 
アハハハハ
ヤン!マー!
◇◇◇
 
平原の民「耕運機と芝刈機は決定だったな」
 
農民「んだべ 農地開拓時にさらに+1で効果はバツグンだべ」
 
トカゲ族男「では今の議題はなんだったか…」
 
農機工兄「最初の専用農機をどうするかヤン…」
 
農機工弟「迷うマー…」
 
穂乃果「特定の作物の専用農機かぁ〜…」
 
鍛治屋「それでこの土地の代表的な特産品がほぼ決まるわけだな」
 
穂乃果「今までも特産品はあったけど…専用農機ができれば爆発的に収穫できるようになるからね」
 
穂乃果「ほの町といえばこれ!って特産品になると思うんだよ」
 
トカゲ族男「それは重要だな…」
 
どの農産物の専用農機を作るか(安価下5)
 
※その農産物がほの町の代表的な特産品になります
※今週の建築ターンの選択肢の一つがその農産物に対応した農地の開拓に当てられます(住民効果と耕運機&芝刈機効果で+2(計+3)になります)
※牧場系(牛乳や豚肉など)も可

635名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 09:53:50 ID:9nL8PRoA
どうしようか

636名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 13:59:34 ID:.1Rf0jKU
ピーマンを特産にしよう(ゲス顔

637名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 14:07:57 ID:Dh.ZeQuo
麦とかいいんでない?
パンも作れるよ?チラッ

638名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 14:18:10 ID:3/vhvbBs
いやー、今日もパンがうまいっ
ってことで小麦!

639名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 14:58:37 ID:ZMfphFfI
黄金の小麦畑を作ろう

640名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 17:28:05 ID:wq/N9Pe2
小麦が原材料なのは多いし飼料にも使えるから便利か

641ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 19:20:32 ID:9JsWQKQk
 
アーダコーダ
ギャーギャーヤンマー
 

 
………
 
……………
 
穂乃果「…」
 
穂乃果「…決まったね」
 
農機工兄「王国の食糧事情を考えてもベストな選択ヤン!」
 
農機工弟「収穫までには必ず完成させるマー!」
 
トカゲ族男「俺は工場の作業員として学びながら力を尽くそう」
 
鍛治屋「双子には学ぶ事が多いな…」
 
農民「畑が大忙しだべ」
 
平原の民「パン好きの店長にはぴったりの農産物だな」
 
穂乃果「うんっ!!」
 
穂乃果「『黄金色の小麦』をこの町の代表的な特産品にするよっ!!」
 
全員「おおぉぉーーーーー!!」ヤン!マー!
 
※小麦が代表的な特産品になりました
※次の建設ターンの選択肢の一つが強制的に畑になります
◇◇◇
帰り道
 
ブロロロロ〜…
イイカイギダッタヤン!マー!
ゾロゾロテクテク…
 
穂乃果「あっ!鞠莉ちゃんバスだ!」オーイ!
 
千歌「あっ!隊長だ!」オーイ!
 
◇◇◇
 
穂乃果「冒険お疲れ様だよ〜!」ムギュゥ〜…
 
千歌「えへへ…///(私はノーマルだけどほのパイだけは別腹なのだっ!)」ムギュゥ〜…
 
吟遊詩人「ふむふむ…千歌ちゃんもう少しとろけて…うんうん、いいよ〜もっとだらしなく…」スケッチブックサラサラ〜
 
農機工兄「これは西木野製のバス!ツートンがかっこかわいいヤン!」ワーイ!
 
鞠莉「oh!マリーバスの良さがわかるとはなかなかツウな殿方デ〜スね☆」
 
農機工弟「お姉さんおっぱい大きいマー!」ワーイ!
 
吟遊詩人「ちょっと待って!帰り道で前門のほのちか後門のまりショタ状態なんだけどどうすればいいの!ちなみに無事失血死しそう」鼻血タラー
 
兵士「もうツッコミする気も起きないっす…」
 
平原の民「兵士は戦闘以外でもお疲れのようだな」ハハハ
 
兵士「平原の民もお疲れ様っすよ〜、新しい住民の方っすか?」
 
平原の民「そうだな 農機の技術者の双子とトカゲ族だ」
 
トカゲ族男「諸々の事情でこの町で暮らす事になった、トカゲ族男だ よろしく頼む」アクシュ
 
兵士「私は兵士っすよ〜 !よろしくっす〜」アクシュ
 
兵士「…ん?トカゲ族?」
 
兵士「…あっ!」

642名無しさん@転載は禁止:2018/08/07(火) 19:58:42 ID:VaCfz7VM
おねショタもいけたのかこいつ...

643ID:yOalPPig:2018/08/07(火) 20:01:12 ID:9JsWQKQk
 
トカゲ族男「これは…我が一族の至宝『アイスソード』…これを何処で…」尻尾プルプル
 
兵士「倒した悪魔が持っていたのを、元の持ち主のトカゲ族を探して返すように頼まれてたっす!」
 
千歌「まさかタイミング良く移住して来てたなんてねぇ…」
 
農機工兄&弟「「おじさん良かったヤン…」マー…」ウルウル
 
トカゲ族男「工場長…」
 
穂乃果「…ん?」
 
トカゲ族男「嫁の出産の際は住民の協力が無ければ命さえ危うかった…」
 
トカゲ族男「王都で悪魔に襲われた際も雪穂さんや双子の勇気に救われ、本当に大切なものは何かを教わった…」
 
トカゲ族男「そして、この町の冒険者達がこうして一族の至宝を取り戻してくれた…」
 
トカゲ族男「この町には感謝してもしきれないほどの恩恵をもらった」
 
トカゲ族男「トカゲ族の族長としてここに宣言しよう」
 
トカゲ族男「我らトカゲ族の総力をもって、未来永劫、この町に為に尽すと誓います!!」フカブカー
 
穂乃果「顔をあげて?」
 
穂乃果「穂乃果たちは当たり前の事をしただけだよ」
 
穂乃果「困ってる人がいたら助ける、ピンチになったら協力する…それが輪になって皆で助け合えればいいなとは思う」
 
穂乃果「だから…対等な仲間として、これからよろしく頼むよ!」アクシュ
 
トカゲ族男「はいっ!!」アクシュ
 
《住民》
◆トカゲ族lv5(MAX)…爬虫類の特徴をもった亜人(獣人) 主に男は肉体派、女は頭脳派 農機大工場で働く 有事の際は至宝のアイスソードを持って町を守る←lvUP!

644ID:yOalPPig:2018/08/08(水) 01:28:59 ID:v/4X261U
穂むら
店舗スペース
 
ドア開きカランカラーン♪
 
雪穂「いらっしゃ…なんだお姉ちゃんか」
 
穂乃果「なんだとはなにさぁ〜!ただいまぁ〜…」グデー
 
平原の民「私もいるぞ」ヒョッコリ
 
雪穂「おかえりなさーい、平原の民さんもお疲れ様」
 
平原の民「お疲れ様だな 店番はどうする?」
 
雪穂「もうちょっとゆっくりしてていいですよ〜、お姉ちゃんははやく準備する!」
 
平原の民「了解した」
 
穂乃果「えぇ〜…穂乃果ももうちょっとぉ…」麦茶ゴクゴク
 
雪穂「午後から専門学校でしょ?」
 
穂乃果「もう一杯お茶飲んだら、ね?」コポコポ
 
雪穂「そんなに飲んで…授業中におしっこ行きたくなってもしらないよ〜」
 
平原の民「相変わらず店長は忙しい人だな」麦茶ゴクゴク
 
穂乃果「ん〜…今日の専門学校の予定は…っと」麦茶チビチビ
 
住民一覧(先週の結果)>>434
今週中に加入した住民…農機工lv3、トカゲ族lv5(MAX)
 
※教育に影響する職業・施設
穂乃果:剣士lv10他…剣術・水泳・和菓子作りなど(効果+1)
医者lv5(MAX)…医療系全般(医者の現在のlvまでは効果+1)
教師lv3…非戦闘職全般(効果+1)
学校lv4…非戦闘職全般(選択肢+1)
??lv?(未達成)…戦闘職全般(効果+1)
 
住民に教育する内容(安価下3・安価下6)

645名無しさん@転載は禁止:2018/08/08(水) 01:37:17 ID:Bx2xvu26
ksk

646名無しさん@転載は禁止:2018/08/08(水) 06:53:42 ID:SybH2REs
特産品も決まったことだし、穀物生産技術の向上や!

かよちんがおこした農業革命でもいいんだけど、効果が稲作限定だったらあんまり意味が無くて困るんだよなぁ水田無いし

647名無しさん@転載は禁止:2018/08/08(水) 09:13:39 ID:yL9jE9yk
環境保全

648名無しさん@転載は禁止:2018/08/08(水) 09:18:48 ID:L3wrNGTk
>>502見るにこれから子供増えそうなので産婦人科医

649名無しさん@転載は禁止:2018/08/08(水) 19:47:17 ID:nU9W4OLE
ksk

650名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 00:19:55 ID:SpPxrd9I
小児科医を育てよう

651ID:yOalPPig:2018/08/09(木) 02:21:47 ID:jtS2NYag
翌日
学校
保健室
 
トントン ガラララ…
 
ヘアピンをつけた白衣の女性「はーい」
 
社会科教師「失礼しゃーす」
 
社会科教師「小児科医さん…でよかったっけか?まだ慣れねえな…////」ポリポリ
 
ヘアピンをつけた白衣の女性改め小児科医「昨日なったばかりだから…で、社会科くんはどうしたの?」
 
社会科教師「いや、俺じゃなくてこいつなんだが…」
 
頭からリボン生やした少女「…」ヒョッコリ
 
社会科教師「うちの生徒だとは思うんだがこんな奴いたかどうか記憶になくて…」
 
頭からリボン生やした少女「…エコ!!」タタタッ
 
ムギュゥ〜…
 
小児科医「おーよしよし、環境学者じゃない どうしたの?」ナデナデ
 
社会科教師「へっ?環境学者…?」
 
小児科医「この子は私と一緒に専門学校で学んだれっきとした学者さんよ」
 
頭からリボン生やした少女改め環境学者「小児科医は…エコだから」
 
社会科教師「えぇぇ…生徒じゃなかったのか…」
 
小児科医「エコかエコじゃないかを即座に判別できるのよね?」
 
環境学者「社会科教師はエコじゃない タバコは環境に悪い」
 
社会科教師「お…おぉ…すまん…少し控えるようにするわ…」
 
環境学者「ん」
 
小児科医「あ、農民さんからライチ戴いたんだった…食べる?」
 
環境学者「新鮮なライチ 食べる」
 
小児科医「社会科くんも…って授業があるかぁ…じゃあ一個だけ、はい」アーン
 
社会科教師「んごあああああっ////(なんだこの破壊力!なんだこれ!なんだこれえぇぇぇぇ!)」モグモグ
 
《住民》
◆環境学者lv2…環境保全を学んだ学者さん エコかエコじゃないかを即座に判別できる 極度の人見知りだが小児科医には懐いている←NEW!
◆小児科医lv3…小児医療を学んだ女医さん 異常なほどのコミュニケーション能力を持つ 普段は学校の保健室で働いている←NEW!

652名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 08:13:09 ID:pvBWA/4M
環境学者は水質管理と公害対策やってくれたりするのかなん?
小児科医は教師と医者でLv+2されてるのか
Lv3医者を一発で作れるなら総合病院作っても回せそう
学校のレベル一個上げて大学作って最初から大学付属病院にすれば研究も出来て一石二鳥?

653名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 10:24:55 ID:wo/6vpwg
和菓子屋...パン...エコ...あんパンの消費が増えそうだな

654ID:yOalPPig:2018/08/09(木) 10:57:32 ID:jtS2NYag
 
環境学者「あんこは植物性だからカロリーゼロ あんこを使ったあんパンもカロリーゼロ カロリーゼロはエコだからいくら食べても安心」アム
 
小児科医「それは違うと思うわよ?」
 
環境学者「むぅ…」アム
 
>>652ネタバレになるので答えられないです 申し訳ない

655名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 12:18:57 ID:pvBWA/4M
>>654
∬( c||^ヮ^|| 気にしなくてもいいかなん!
楽しみにしてるな〜ん

656ID:yOalPPig:2018/08/09(木) 17:02:33 ID:jtS2NYag
穂むら
居住スペース
 
オハヨー…ネムイ…
歯磨きシュコシュコ オアオー
ブクブクブク ペッ
 
雪穂「あ、お姉ちゃん」フキフキ
 
穂乃果「んー…?」歯磨き粉ツケー
 
雪穂「今日私、夜出掛けるから」
 
穂乃果「…はい?」歯磨き粉ポトッ
 
ハイィィィィィィ〜!?
 
◇◇◇
 
穂乃果「なんだぁ〜…鞠莉ちゃんの星霊探しに付き合うだけかぁ〜…」ホッ
 
雪穂「夜遊びとでも思った?」
 
穂乃果「年頃の妹に夜家空けるって言われて、心配しない姉はいましぇん…」
 
雪穂「そっかぁ〜…心配してくれたんだぁ〜…」グフフ
 
穂乃果「もう…あんまり遅くならないようにねっ!」ビシッ
 
穂乃果「…今の姉っぽかった?お姉ちゃんだった?」
 
雪穂「んー…40点」
 
穂乃果「なんでさぁ〜…」
 
雪穂「なんでもですぅ〜!」
 
雪穂「…(『絶対だめっ!』って引き止めてくれたら100点なのに…わかってないなぁ…)」ハァ…
 
◇◇◇
 
歯磨きシュコシュコシュコシュコ
ブクブクブクガラガラ- ヴェー
 
雪穂「今日は建設会議だっけ?」
 
穂乃果「そだよー」フキフキ
 
雪穂「畑の拡張もあるから大変だねぇ…」
 
穂乃果「うん、施工管理士にはそっちに回ってもらうとして…大工と建築士には何を建ててもらおうかなぁ…」
 
建物等一覧(先週の結果)>>435
 
何を建てるか(安価下4・建造物のみ、大きな建造物は不可)
 
※今週は選択肢の一つが畑の拡張にあてられます
 
※建設に影響する職業・施設
平原の民lv3…牧場(効果+1)
農民lv3…農地全般(効果+1)
農機大工場lv2+農機工lv3…農地全般(効果+1)
大工lv3…建造物全般(選択肢+1)
建築士lv3…建造物全般(効果+1)
施工管理士lv4…土木系施設(効果+1)
大工lv3+建築士lv3+施工管理士lv4…大きな建造物及び土木系施設が建設可能になる(この場合の選択肢は強制で1つになる)

657名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 19:51:29 ID:wo/6vpwg
てりゃ

658名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 20:25:49 ID:pvBWA/4M
ksk

659名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 22:17:18 ID:jhqEuaHE


660名無しさん@転載は禁止:2018/08/09(木) 22:20:13 ID:vio5DqE.
養鶏場

661ID:yOalPPig:2018/08/10(金) 20:39:08 ID:eTH.DhuM
体調不良で思考能力低下してて更新遅くなりもす

662名無しさん@転載は禁止:2018/08/10(金) 20:57:56 ID:NHsbnZLw
体調治ってから更新してくれたらええで〜

663名無しさん@転載は禁止:2018/08/10(金) 21:32:38 ID:xVf8RQ0o
熱中症とか夏風邪とかしんどいですからね
お大事に

664ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 07:12:01 ID:OU0uvUzc
ふふふ…
ダルくて歯磨き忘れる+熱中症対策でジュースちびちび→結果…
歯医者いてきもす

665ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 14:51:27 ID:OU0uvUzc
歯医者お盆休みだた( ノД`)…
でもなんとか化膿止めと痛み止めげっと
だいぶ楽になりもした
更新しもす

666ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 14:52:46 ID:OU0uvUzc
ほの町
銅像前広場
農機大工場稼働&畑拡張&養鶏場建設記念パーティー特設会場
 
コケッコー!
チュンチュン!
ジュゥ〜…
 
パン職人「できたぞ」
 
究極のタマゴサンド「」どどん!
 
穂乃果「これが…究極の…」ゴクリ
 
パン職人「できたてが旨いからな、どんどん作るからどんどん食べてくれ」ジュゥ〜…
 
穂乃果「ではさっそく…いただきますっ!」
 
パクッ
 
穂乃果「…〜〜〜〜〜っ!!」
 
穂乃果「うまいっ!!卵焼きと卵サラダのダブルサンド…まさに究極だよっ!!」モグモグ
 
雪穂「お姉ちゃんお口と両手にタマゴサンドは持ちすぎだって…でもこれはホントに美味しいですね」モグモグ
 
(^8^)「チュンチュンチュン!」
 
バンド女5「父さん、小麦が特産品になって泣いて喜んでたよね!」
 
パン職人嫁「最近はすっかり健康で…えっ?四人目ですか?////」ポッ
 
バンド女5弟「学校楽しいぞーっ!」妹「ぞーっ!」
 
生徒達「先生たちも保健の先生も大好きっ!」
 
社会科教師「よし…お前らカンペ通りに言えたな」グッ
 
美術教師「カンペで言わすな!」ビシッ
 
環境学者「鶏卵は丸いからカロリーゼロでエコ」アム
 
小児科医「ちょっと何言ってるかわからないわよ?(でも小麦とタマゴかぁ…アレルギーは医者さんと私がいればなんとか抑えられるかな)」
 
哲学者「サンドウィッチだけにであります!」
 
数学教師「これは…卵焼きと卵サラダの間にキュウリがはさんでありますね」モグモグ
 
国語教師「屋上の家庭菜園のものも使ってもらいました♪」ヒュォォ…
 
理科教師「実家が農家だったからウチも畑の拡張手伝ったよ〜」
 
農民「住民総出で頑張ったべ 娘も稽古の合間に手伝ってくれたべ」
 
歌劇団員「Yes,this is タマゴサンド…」キメッ スポットライトペカー
 
施工管理士「その為だけにスポットライト用意したのかよ…」
 
酒造者「オラは花柳香子ちゃん推しだど」
 
バンド女1「私も京都弁使いた〜いっ!」キラキラ〜
 
バンド女4「分かります」
 
バンド女3「分からねぇしぃ!京都弁も使わねぇし…たぶん…」
 
バンド女1妹「…(京都って何処だろう?)」
 
バンド女3婆「おや、今日は青いカツラはつけないのかい?」
 
バンド女2「女3ちゃんバンドと歌劇とツッコミで忙しそう…」
 
バンド女2姉「…(『バッカ劇団員』というフレーズが浮かんだのだけど…なんでだろう…)」
 
医者「卵焼きにはトマトソース、卵サラダには胡椒か…なかなか手が込んでるやん、うまいっ!」モグモグ
 
獣医「ベーカリーのメニューも増えるみたいですし、お昼が楽しみです」
 
呪術師「肥満と虫歯には注意しなきゃでちゅね!」
 
白いトカゲ族女「…〜〜〜〜〜〜〜っ!!」美味しさに感激して尻尾ブンブンブン
 
トカゲ族赤子「キャッキャッ」尻尾フリフリ
 
トカゲ族男「パン自体も相当うまいな…これが人間の叡知か…」モグモグ
 
農機工兄「耕運機も芝刈機もうまくいったヤン!」
 
農機工弟「収穫までに小麦の刈取と脱穀が同時にできる農機を作るマー!」
 
鍛治屋「風の魔鉱石はあのように使うのだな…勉強になった」
 
印刷屋「こんな繊細なサンドイッチは俺には作れん…さすがはパン職人だ」
 
学者「印刷屋のワイルドなサンドイッチも私は好きだぞ」パクパクモグモグ-
 
ほのキチ「…(やっぱり穂乃果さんはパンを食べてる時が一番かわいいな…太らせたいからもっと畑を手伝おうと思いました)」

667ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 14:56:58 ID:OU0uvUzc
 
平原の民「大工、建築士、鶏達の家を作ってくれてありがとう」
 
大工「養鶏場は建築士が無茶な設計するから苦労したビバ〜!」
 
建築士「設計も苦労したのだ…あまりに狭いと鶏が不憫であるし、かといってスペースがあるわけでもない…」卵カキマゼー
 
じい「殿!一人だけ卵かけご飯とはずるいですぞっ!」
 
書店店長「タマゴサンドにさらにバナナを挟んで…っと、はいっ!書店員1ちゃんのぶん!」ホイ
 
書店員1「人のものを勝手に謎アレンジするなっ!」ズビシッ!
 
書店員2「それでは私はこの葉っぱをぬいぐるみさんに〜」
 
ぶちゃいくなぬいぐるみ『むご…むごごご…』
 
楽器店員2「…い、嫌がってるからやめてあげて!」
 
楽器店員1「よくよく考えたら楽器2ちゃんのぬいぐるみ芸もけっこう痛いよね」
 
楽器店員3「楽器1が冷静にツッコミを…明日は雪でも降るのかしら」眼鏡クイー
 
女将次女「バカチカの奴、無料宿泊券なんて勝手に…事情を聞いたら仕方ないけどさ…」
 
女将長女「あらあらうふふ…旅館の朝食がパンっていうのも斬新でいいかもしれないわね〜」
 
火の精霊(人間サイズ)『パンの表面だけ焼くって…こんなんでいいのカァ?』
 
鞠莉「イエ〜ス!精霊様サンキュー☆ホットサンドとコーヒー…至福の時間デス♪」
 
ルビィ「ぅゆ…精霊様をそんな風に使えるのも鞠莉ちゃんだけだよ…」
 
千歌「タマゴサンドは吟遊詩人ちゃんの大好物なのだっ!」
 
吟遊詩人「美味しいよぅ…うぅ…千歌ちゃん、私、この町に来て良かったぁ〜!!」ポロポロ モグモグ
 
兵士「泣くほどっすか…」
 
穂乃果「うんうん♪」
 
穂乃果「いやぁ〜…」
 
全員「「「今日もパンがうまいっ!!!」」」
 
《建物等》
◆農機大工場lv2…農業機械を作る大工場 農機工兄弟を中心に現在は耕運機・芝刈機・小麦用のコンバインを作っている トカゲ族も働いている←稼働!
◆畑lv5(MAX)…主に小麦を栽培している広大な農地 収穫時には黄金色に輝く 各種野菜やいも類なども育てている←lvUP!
◆養鶏場lv2…家畜の鶏を飼育する屋根のついた建物 広くはないが鶏がストレスを感じないように工夫している←NEW!
 
《住民》
◆パン職人lv4…美味しいパンを作る職人 パン屋の朝は早い 小麦が町の特産品になって泣いて喜んだ←lvUP!

668名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 15:46:09 ID:5jQ.YIxM
ついに工場が稼働したか
劇団もあるんだから次は多目的ホールが必要か?

669ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 16:00:20 ID:OU0uvUzc
 
吟遊詩人「…(大工場の素敵な壁と美味しいサンドイッチ、そして千歌ちゃん…ここが楽園だったのね…)」涙ツツー
 
楽器店員3「…(サンドイッチ片手に涙…これは関わっちゃいけない人ね…)」ソー…
 
吟遊詩人「楽器店員3さん」
 
楽器店員3「ヒィッ…!?」ビクンッ!
 
吟遊詩人「このあとお時間ありますか?」
 
楽器店員3「ぁ…ぁ…(な、何故私が標的に…)」ガクガク…
 
◇◇◇
楽器店
 
楽器店員3「新しい『歌』の楽譜ね…わかってたわよ?そろそろ来るんじゃないかって(よかったぁ〜…そっち方面のお誘いじゃなかったぁ〜…)」ホッ
 
吟遊詩人「私、もっとこの町の為に頑張りたいんです!」フンス!
 
楽器店員3「…ええ、そういう事なら私も協力させてもらうわ…って、レベルが二つも上がってるのね?」
 
吟遊詩人「レベルが低いうちは上がりやすいらしくって…」エヘヘ
 
楽器店員3「それなら今回は…二つ、覚えられるわ」
 
吟遊詩人「えぇっ!?二つもいいんですか!?」
 
楽器店員「ええ、1lvUP毎に一つ覚えられるから」
 
楽器店員「この間王都に買い付けに行った時に大量買いしてきたから…結構種類はあるわよ」ヨイショ ドサッ
 
楽器店員「どんなのがいいかしらね…」ペラペラ〜
 
吟遊詩人「ん〜…どうしようかな…(二つかぁ…それなら…)」
 
吟遊詩人が覚えた新しい『歌』は?(安価下3・安価下5)
 
『補助系』…ステータスUPorDOWNやHP回復など
『異常付与系』…肉体系or精神系各種状態異常、浮遊やポジティブ思考など味方に有効なものも
『召喚系』…モンスターや動物や自然現象などを召喚
※「(○○限定で)△△する歌」「□□を召喚する歌」といった形で書き込んでください
※『補助系』『異常付与系』の効果範囲(○○限定)は種族・年齢・性別・身体的特徴など明確に判別できるもので(敵・味方・悪い奴などは無理です)、無くても可(その場合は全員が対象)
※あまりにチートな内容の場合は効果の規模をこちらで調整します

670名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 16:29:59 ID:b8xxu8yw
ksk

671名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 18:06:32 ID:gZUJ8MZs
口笛一発、のどじま〜ん

672名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 19:09:03 ID:gXBUlKIU
敵味方区別できないのが難しいな

聞いた人間の魅力がアップする歌

歌のキモは非戦闘中でも使えるって所にもあると思うので、その辺も歌選択の参考にしてもらえばいいかなと

673名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 19:11:39 ID:gXBUlKIU
あ、マリーも含めたいから亜人(エルフはこれでいいんだよね?)と人間でお願いします...

674ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 20:19:19 ID:OU0uvUzc
あー!書き忘れた!
○○と●●限定 とかは無理です!
○○の〜〜は大丈夫!
 

人間と亜人限定は×
人間の女性限定は○
人型の生物も○
 
再安価
このレスから
安価下2…魅力UPは確定
効果範囲は?
人間or亜人or人型の生物(の〜〜とか付け足しも可)

安価下4

675名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 21:01:30 ID:a8Mqxang
はい

676名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 21:15:54 ID:gZUJ8MZs
ksk

677名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 21:45:16 ID:gXBUlKIU
人型の生物で!

678名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 22:05:58 ID:gZUJ8MZs
あ、2曲目自分か
この手の定番睡眠効果で

679名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 22:07:10 ID:gZUJ8MZs
効果範囲は↓の人お願いします

680ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 22:42:20 ID:OU0uvUzc
 
楽器店員3「睡眠…か」
 
吟遊詩人「…効果範囲はどうしましょうか?」
 
楽器店員3「ヒントとしては…」
 
楽器店員3「全ての『歌』に関して奏者であるあなたは対象外」
 
楽器店員3「それと、睡眠という異常の特性」
 
吟遊詩人「私は対象外…睡眠の特性…」
 
睡眠の効果範囲(安価下2)

681名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 22:49:15 ID:.Fv1e/eM


682名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 22:52:28 ID:b8xxu8yw
人型の生物

683ID:yOalPPig:2018/08/11(土) 23:10:45 ID:OU0uvUzc
 
楽器店員3「人型の生物の魅力を上げる…か」
 
吟遊詩人「…?」
 
楽器店員3「魅力を上げる事によって『魅力を感じる相手からの攻撃を少し躊躇させる』『交渉を有利に進める』などが出来るけれど…」
 
楽器店員3「その判定は対象との魅力の差で決まるものなのよ」
 
吟遊詩人「魅力の差…?」
 
楽器店員3「単純に魅力を筋力などに置き換えてみるといいわ」
 
楽器店員3「例えば腕相撲勝負で…どちらの筋力も上がったとしたら?」
 
吟遊詩人「あっ…!上がったぶんの意味が無くなりますね…」
 
楽器店員3「そう、だからこの場合は効果範囲を広げるのは得策ではないといえるわね」
 
吟遊詩人「人型の生物なら悪魔やゴブリンなども含まれますもんね…」
 
楽器店員3「交渉事は対人がほとんどだと思うし、攻撃を躊躇させるにも魅力を感じる相手というのは同種がほとんどだから…」
 
吟遊詩人「獣が人間に魅力を感じる事はそうそうないですしね…それならどうしたら…」
 
楽器店員3「何もPT全員の魅力を上げようとしなくてもいいと思うわよ?」
 
楽器店員3「私個人の意見だけど、魅力というステータスに限ってはむしろエルフの女性限定に狭めても面白いかもしれないわね」
 
楽器店員3「交渉なんて一人対大勢でもいいわけだし、エルフの元々高い魅力を最大限に発揮できると思うわ」
 
吟遊詩人「なるほど…確かに、エルフの女性限定となると相手と被る事はほとんどないし、鞠莉さんの容姿とコミュ能力も加われば…」
 
楽器店員「ただし、あなたとエルフの子が一緒に居れないと意味がないけれど」
 
楽器店員3「それも踏まえた上で…どうする?」
 
魅力UPの歌の範囲はどうする?(多数決・先に3票入ったら)
 
1…でもやっぱり最初に決めた人型の生物限定で
2…人間限定で
3…エルフ限定で
4…人型の生物の女性限定で
5…人間の女性限定で
6…エルフの女性限定で

684名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 23:19:54 ID:gZUJ8MZs
5

685名無しさん@転載は禁止:2018/08/11(土) 23:41:02 ID:b8xxu8yw
3

686名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 00:16:14 ID:F788G8wk
6

687名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 00:19:58 ID:OktFl.Jg
うーん、4かなぁ
ちょっとアレだけど戦闘準備前に魅力バフ掛けとくとかで多少対処出来るかな...

本音は穂乃果ちゃんに魅力バフかけて究極の美少女になって欲しい!とかだったりテヘペロ

688名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 00:36:11 ID:BOXAFjV2
4

689名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 01:00:07 ID:u0fD/05U
4

690ID:yOalPPig:2018/08/12(日) 01:21:44 ID:bVh4vBd2
歌は魔法のように戦闘前に仲間だけにかけられる状況はほぼないです
聴かれない場所で演奏して移動して戦闘というのは現実的に…うん
魅力UPは魅力が高いだけで相手を魅了状態にしたわけではないので魅力に差があっても初撃を少し躊躇するくらいです
敵意が上回れば普通に攻撃されます
リアルでもどんなに相手が可愛かろうが女叩きする人はしますし
悪い奴なら尚更
力で負けた場合ピーされる危険もあります
敵が同種や似た種じゃなければ魅力そのものを感じる事自体がほぼないです
例えば「バッタ界では凄く可愛いとされてるバッタ」を見ても可愛いと思う人間は少ないですよね
戦闘向きの歌ではないかもしれません
 
ただ交渉や説得の場面では非常に有効です
その場合相手の魅力が一緒に上がっても意味がないので、範囲を広げるよりも交渉役をピンポイントで上げられればより効果的ですね
 
今回は4で決定します

691名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 01:50:00 ID:sTV/JeFs
つまり格下相手から先手取られにくくなるのがメインなのね

692ID:yOalPPig:2018/08/12(日) 04:21:45 ID:bVh4vBd2

平原星空デートスポット
黄金色がなびく丘
 
仰向け手繋ぎギュッ
 
鞠莉「シャイニー…」
 
雪穂「凄い…」
 
輝く天の川「」キラキラ〜
 
鞠莉「…」
 
雪穂「…」
 
鞠莉「とっても綺麗…」
 
雪穂「うん」ウル
 
鞠莉「ファッツ!?どうしたの…!?」
 
雪穂「ううん、違うの」
 
雪穂「こんな風に落ち着いて星を見上げるなんて、最近なかったから」
 
雪穂「感動しちゃって…」
 
鞠莉「そっか…」
 
雪穂「ありがとね、連れてきてくれて」
 
鞠莉「また連れてきマスよ」
 
雪穂「うんっ!」
 
鞠莉「ふふっ、今度は小麦の収穫の時期に来ましょう!そしたらきっと上も下もゴールドに輝いてマス…」
 
雪穂「黄金色がなびく丘かぁ…」
 
雪穂「あ、そういえば星霊様は…」
 
鞠莉「…」フルフル
 
鞠莉「なかなか反応してもらえないみたいデ〜ス…」
 
鞠莉「でも、今は雪穂とこうしてるだけで…」
 
雪穂「うん…」
 

 
星空を見上げる二人の横に置いてある星座早見盤「」小さくチカチカチカチカ…
 
点滅した星座は?(多数決・先に3票入ったら)
 
1…獅子座
2…双子座
3…魚座

693名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 05:47:59 ID:xRIbyN0c


694名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 06:07:48 ID:8i..yTII
サガ好きだから2

695名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 09:58:09 ID:7EfljS1c
1
レオォォォ!!

696名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 11:45:59 ID:WlFQBOBc
3

697名無しさん@転載は禁止:2018/08/12(日) 12:36:28 ID:l331pQpc
マリーと相性良さそう?な3で

698ID:yOalPPig:2018/08/12(日) 15:50:48 ID:bVh4vBd2
星界
蛇遣い座が住む1Kのボロアパート
 
蛇遣い座「…」
 
モニター「『黄金色のなびく丘にいる二人』」キャッキャウフフ
 
???「「ねーねーなに見てるのー?」」フヨフヨ
 
蛇遣い座「…」
 
空中に浮かぶ魚1「あっ!また人間界の女の子見てるのー!」フヨフヨ
 
空中に浮かぶ魚2「アスクレピオスってばいやらしいのー!」クルン
 
蛇遣い座「うるさいっ!勝手に入ってきて何の用だ…チグリス!ユーフラテス!」
 
魚座1(チグリス)「暇だったのー!」クルンクルン
 
魚座2(ユーフラテス)「ねーねー私たちもこれ見ていいのー?」フヨフヨ
 
蛇遣い座「勝手にしろ…」
 
魚座1&2「「はいなのー!」」
 
蛇遣い座「…」
 
魚座1「あっ!このエルフの子すっごいかわいいのー!」
 
魚座2「こっちの人間の子もショートカットが健康的でかわいいのー!」
 
魚座1&2「「ねーねーアスクレピオスはどっちが好みなのー?」」
 
蛇遣い座「…知らん」
 
魚座1「どっちもいけるって顔してるのー!」
 
魚座2「『どっちもいける』ってどういうことなのー?」
 
魚座1「アスクレピオスはヘンタイさんってことなのー!」
 
魚座2「ヘンタイさん!いやらしいのー!いやらしいのー!」
 
蛇遣い座「…付き合ってられん、コーヒーでも淹れてくる」スタスタ
 
魚座1「私たちはカフェオレがいいのー!」
 
魚座2「とっても甘いやつ希望なのー!」
 
蛇遣い座「…あぁ」
 
◇◇◇
 
魚座1「ねーねー『上も下もゴールド』ってどういう意味なのー?」フヨフヨ
 
蛇遣い座「…////」
 
魚座2「わからないのー!でもアスクレピオスのこの反応はきっといやらしい意味に違いないのー!」フヨフヨ
 
魚座1&2「「いやーん!いやらしいのー!」」クルンクルン
 
蛇遣い座「はぁ…どうでもいいがお前らはこのエルフに興味を持ったのか?」
 
魚座1「興味ありありなのー!」
 
魚座2「一緒に遊びたいのー!」
 
蛇遣い座「そうか…じゃあ、もしもこいつがピンチになった時は助けてやってくれ」
 
魚座1&2「「わかったのー!」」

699ID:yOalPPig:2018/08/12(日) 15:59:59 ID:bVh4vBd2
優劣があるかはわかりませんが
 
獅子座…ほのちかの星座
双子座…鞠莉の星座
魚座…雪穂の中の人の星座
 
みたいな感じでした

700ID:yOalPPig:2018/08/13(月) 02:50:08 ID:LwFx5osw
ほの町
穂むら
喫茶スペース
 
ドア開きカランカラーン♪
 
兵士「来たっすね」
 
穂乃果「いらっしゃ〜い、テーブル繋げてあるから座って座って」
 
平原の民「飲み物はお茶でいいか?お茶と水しかないが」
 
千歌「はーい!私たちは全員お茶で〜」
 
ルビィ「ぅゆ…(先輩のお話ってなんだろう…)」
 
吟遊詩人「失礼しまーす…(近々この町で起こると予想されている妊娠・出産ブーム…そして一見縁遠そうな人がちゃっかり結婚が早かったりする世界共通の法則…これはもう決まりね…先輩さん、おめでとうございますっ!)」
 
鞠莉「穂乃果っち、メニューにコーヒーは入れないの?(先輩の話はマントの中身の事かなん?)」
 
穂乃果「うちは和菓子屋だからねぇ…鞠莉ちゃんがバリ…バリ…あれをやってくれるなら出してもいいんだけど」
 
鞠莉「Baristaね、それは引退したら考えるよ♪」
 
千歌「…」
 
千歌「先輩…話ってなんですか?」
 
先輩「…」
 
先輩「実はっすね…」
 
先輩「あ、見せたほうがはやいっすね…」
 
マント脱ぎバサッ
 
◇◇◇
 
カクカクシカジカブラックシーザー
 
獣の鎧「」ガルルルル…
 
千歌「…」
 
ルビィ「ピギッ…!鎧しゃん…生きてるの…?」ゴクリ
 
吟遊詩人「呪われた『獣の鎧』…(違ったぁーー!!産休じゃなかったぁーー!!)」
 
吟遊詩人「FmFm…『転職キーアイテム』…」
 
穂乃果「…」
 
兵士「…これが今私が抱えている問題っす、皆には黙ってて申し訳なかったっす」
 
兵士「隊長、そしてパーティーのリーダーである千歌」
 
兵士「この鎧を従えて呪いを解く為に、旅に出る事を許してほしいっす!!」
 
◇◇◇
少し経って
穂むら
店舗スペース
 
平原の民「…行ってしまったな」
 
穂乃果「うん」エヘヘ
 
平原の民「…?」
 
穂乃果「昔ね、ヒフミ…私の友達の三人も『転職神殿』を探しに行くんだ〜!って旅に出たことがあってさ…」
 
平原の民「そうか…(前に騎士と兵士が話していた『神モブ』というやつだな)」
 
穂乃果「めちゃめちゃパワーアップして帰ってきたんだよ〜!魔王軍の幹部を限界突破してない三人で倒しちゃうんだから!」
 
平原の民「それは凄いな…」
 
穂乃果「だから兵士もきっと大丈夫…強くなって帰ってくる」
 
平原の民「そうだな、私もそう思う」
 
兵士(先輩) 離脱

701ID:yOalPPig:2018/08/13(月) 02:52:04 ID:LwFx5osw
あ、大事なとこで名前ミスった…まいっか

702ID:yOalPPig:2018/08/13(月) 06:02:34 ID:LwFx5osw
旅館『十千万』
千歌達の部屋
 
手を重ねて円陣「」どどん!
 
千歌「…よーし!宇宙一の冒険者になるぞぉーー!!」
 
ルビィ「ふふっ、約束しちゃったからね」
 
吟遊詩人「私は千歌ちゃんについていくわよ」
 
鞠莉「ファイヤーが燃えてきたって感じね!」
 
千歌「ゼロからイチへ!」
 
四人「「「「イチからもっとその先へ!」」」」
 
《クエスト一覧》
 
1【死神が現れました】
場所:海岸地域・復興の町
期間:一週間以内
依頼主:ポエマー
報酬:海岸アンテナショップlv3
備考:実体がないので斬れません
難易度:★★★★★
 
2【雪山のジュエルモンスターを倒すのよ!】
場所:氷雪地域・雪山
期間:一週間以内
依頼主:賢そうな金髪の女騎士
報酬:マリモ族の水文学者lv2
備考:森のエルフ族は古の掟があってあの雪山には近寄れないの…決して遭難にまつわる怪談話を聞いたからとかではなくて…本当よ?えっ?魔除けの壺?買うわ!
難易度:★★★★
 
3【修学旅行の引率をしてほしいっ!】
場所:行き先は相談して決めよう!千歌ちゃんたちが行ったことある場所なら大丈夫だよねっ!
期間:一週間〜二週間以内
依頼主:穂乃果
報酬:子供達の笑顔、戦闘職以外の教本
備考:馬車も使うから2マス離れた場所だと二週間になっちゃうねぇ…
難易度:守る人数が多いからたぶん★★★★くらい?
 
《戦闘職一覧》
ルビィ:盗賊lv6 鞠莉:星霊使いlv6 吟遊詩人lv4
 
《装備・アイテム一覧》
妖精の粉(回復アイテム)、凛ちゃんラーメン(非常食・残り6個)、魔導小型バス、ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)、魔法の折り紙(折れない)、星座早見盤、普通のミスリルソード、アクアワンド、ダイヤル式ウインドシューズ
 
《スキル等》
千歌…かえんぎり他各種剣技
ルビィ…毒ナイフ他各種ナイフ技、バフ&デバフ呪い、集気法(自身のみ回復)
鞠莉…精霊魔法(地形などが影響・アクアワンド所持時はどの地形でも水or氷系使用可)、星霊魔法(夜のみ、蛇遣い座…回復や蘇生、魚座?)
吟遊詩人…歌(モンスターを発情させる、人型生物の女性の魅力を上げる、人型生物を眠らせる)、壁化
 
※世界地図的なもの>>2
※連れていく住民は戦闘職のみ・3人まで(計4人パーティ)
※クエストによって住民(非戦闘職でも)が強制加入する場合があります
※結果は次週の冒険ターンまでに投下します(それまでは千歌と一緒に行った住民は町に不在になります・複数いる住民は大丈夫)
※鍛冶屋のlvが上がれば持っている鉱石から装備品が作れます>>323>>333
※移動手段を手に入れたので2マス離れた地域でも一週間以内で行けるようになりました
 
どの冒険に出る?(安価下4)
クエスト選択・戦闘職選択

703名無しさん@転載は禁止:2018/08/13(月) 09:51:11 ID:Zqrdxj4U
ksk

704名無しさん@転載は禁止:2018/08/13(月) 10:10:38 ID:GrDBaY4g
2かなぁ

705名無しさん@転載は禁止:2018/08/13(月) 15:17:56 ID:HH15.xoQ
2

706名無しさん@転載は禁止:2018/08/13(月) 18:01:01 ID:.gFDxdSI
2で面子は全員

707ID:yOalPPig:2018/08/13(月) 18:52:03 ID:LwFx5osw
少し遡って
穂むら
喫茶スペース
 
穂乃果「…私は構わないよ」
 
穂乃果「休職扱いにしとくから、しっかり強くなって帰ってきてね!」
 
穂乃果「ファイトだよ!!」
 
兵士「はいっす!『ファイトだよ』いただきましたっす!」
 
◇◇◇
 
ルビィ「先輩…」ウル
 
ルビィ「ルビィは…最初から全然ダメダメで…」ポロポロ
 
兵士「そんな事ないっす、ルビィはダメダメなんかじゃないっすよ」ギュッ
 
兵士「確かな知識と強い信念を持った自慢の後輩っす」
 
兵士「今のルビィなら私の代わりに前衛もいけるっすから!がんばルビィっすよ!!」
 
ルビィ「ぁ゙ぃ゙…先輩も、がんばりゅびぃぃぃ!!」ポロポロ
 
◇◇◇
 
鞠莉「先輩、これ受け取って!」ホイ
 
新品のベージュのマント「」バサッ
 
兵士「なっ…!?これは…」
 
鞠莉「そのよれよれのマントもワイルドで素敵だけれど、長旅に出るなら新調しなきゃデ〜スよ!」
 
兵士「ははは…わかってたっすか?」
 
鞠莉「なんとな〜くだけどね♪」
 
兵士「鞠莉には敵わないっすね…ありがたく使わせていただくっす」
 
兵士「その高い洞察力と強力な魔法で、これからも隊を導いていってほしいっす」
 
鞠莉「シャイニーデス!!」敬礼ビシッ
 
兵士「言葉の意味はよくわかんないっすけど、シャイニーっす!!」敬礼ビシッ
 
◇◇◇
 
吟遊詩人「私は…あの…その…」
 
兵士「吟遊詩人、どうすっか?この町は」
 
吟遊詩人「…大好き!!です!!」
 
兵士「私も大好きっす!」
 
吟遊詩人「あっ…////」
 
兵士「この町は…最初は村でもない小さな集落で」
 
兵士「隊長と副隊長、兵士である私達、平原の民…それだけしかいなかったっす」
 
吟遊詩人「それが今はこんなに…」
 
兵士「そうっす」
 
兵士「だから、吟遊詩人もこれからもっと成長できるっす」
 
吟遊詩人「は、はい…」
 
兵士「身を挺して割烹着少女を守った吟遊詩人なら、絶対成長できるっすから!!自信持つっすよ!!」背中バシーン!
 
吟遊詩人「あいったぁーー!!」ヒリヒリ…
 
兵士「…千歌の事、頼んだっすよ」ボソッ
 
吟遊詩人「…!!」
 
吟遊詩人「はいっ!!」
 
◇◇◇
 

 
千歌「嫌だ」
 
兵士「…」

708ID:yOalPPig:2018/08/13(月) 19:32:14 ID:LwFx5osw
 
千歌「嫌だよ…」
 
千歌「ずっと一緒にやって来たのに…なんで…」
 
ルビィ「ぅゆ…」
 
吟遊詩人「千歌ちゃん…」
 
千歌「呪いだって一緒に冒険しながら解けばいいじゃん!!なんで先輩だけ一人にならなきゃいけないの!?なんで離れなきゃいけないの!?なんで…」
 
鞠莉「千歌っち、先輩の気持ちも…」
 
千歌「うるさい!!」
 
兵士「千歌あああああああああっ!!」グワッ
 
千歌「…!!」ビクンッ
 
練習用の木の剣「」カランカランカラン…
 
兵士「そいつ拾って表出るっすよ」スタスタスタ…
 
千歌「…」
 
◇◇◇
 
ブンッ カンッ カンッ ガッ
 
兵士「…」ググググッ
 
千歌「…」グググググッ
 
兵士「そんなもんっすか…」バッ
 
千歌「このっ…!!」ヒュンッ
 
ブゥンッ ゴギンッ ググググググッ
 
穂乃果「…」
 
吟遊詩人「そんな…千歌ちゃんの素早い攻撃を全部受け止めて…」
 
ルビィ「先輩はずっと千歌ちゃんの隣で戦ってきたから…」
 
鞠莉「手の内は知り尽くしてるってわけね…」
 
ガンッ ガンッ ガンッ
 
兵士「うおおおおおおおっ!!」ブンッ
 
千歌「当たらな…」サッ
 
兵士「甘いっす!!」ノールック蹴りゲシッ
 
千歌「な…!?」ガクッ
 
ブゥンッ ゴキャッ
 
千歌「か…は…」フラッ
 
兵士「…」スッ
 
兵士「千歌はいつまで普通の冒険者でいるつもりっすか…?」
 
千歌「…!!」
 
兵士「私はいつか」
 
兵士「宇宙一のモブになるっす」
 
千歌「…!!!」
 
兵士「だから千歌は」
 
兵士「宇宙一の冒険者になるっすよ!!!」ダッ
 
千歌「うおあああああああああああっ!!!」ダッ
 
ボォォォォォォッ ズバァァァァァァァァン!!!!
 
◇◇◇
 
兵士「ぐ…ぎ…はぁ…はぁ…本気出しすぎ…っすよぉ〜…」バターン
 
千歌「はぁ…はぁ…はぁ…」ドテーン
 
兵士「…」
 
千歌「先輩…私…」ウル
 
千歌「宇宙一の冒険者になるから…だがら゙…」ポロポロ…
 
兵士「必ず帰ってくるっすよ…約束っす」拳グッ
 
千歌「…あ゙い゙っ!!!」拳グッ
 
拳と拳「」ゴツン

709ID:yOalPPig:2018/08/14(火) 02:00:25 ID:Ti/KedoY
学者さんのおすそわけ探訪8
旅館『十千万』
厨房
 
マゼマゼ ヨイショ
 
味噌と書かれた壺「」どどん!
 
学者「あとは寝かせるだけだな」フゥ…
 
女将長女「学者さんは本当に物知りさんなのね〜」
 
女将次女「施工管理士が言ってた通りだわ…ただのニートじゃなかったんだ…」
 
学者「私は全てを知っている」キリッ
 
女将次女「う、うん…だったら仕事すればいいのに…」
 
学者「労働は趣味じゃない…これもご近所付き合いの一環で、断じて労働ではないからな」
 
女将長女「ん〜…でも困ったわね〜…」
 
女将次女「…どうしたの?長女姉」
 
女将長女「千歌ちゃん達、体力仕事で町にいる間はよく食べるでしょう?」
 
女将長女「学者さんにおすそわけするぶんのお食事がもうないのよ…」お釜カラッポ
 
学者「なん…だと…」ガクガク…
 
女将次女「そっかぁ〜…でもお客様のぶんの食材使うわけにはいかないし…」
 
学者「いや、おかまいなく、ただの、ご近所付き合い、なのだから…」プルプルプル…
 
女将長女「あっ…!そうだわ!」ピコーン!
 
◇◇◇
 
女将長女「こんなのでよければ〜…」ヨイショ
 
牛乳瓶「『青汁牛乳』」どどん!
 
学者「こ、これは…」
 
女将次女「あー…月に一、二回来るお客様しか飲まない『青汁牛乳』…」
 
女将長女「王都大学の教授さんって言ってたかしらね〜、とても贔屓にしてくださるから発注しないわけにはいかないし」
 
女将次女「ダース注文しか出来ないし、かと言って賞味期限があるものだからねぇ…」
 
女将長女「こんなものしかないけど、もしよかったら…」
 
学者「い、いただこう…」
 
キュポン グイッ ゴクゴクゴクゴク…
 
学者「ぷはぁっ…!」
 
学者「ま、まずい…!!」プルプルプル…
 
女将長女「あらあら…」
 
女将次女「あちゃー…やっぱり…」
 
学者「…いや、しかし栄養的には素晴らしい飲料だ」
 
学者「これからも機会があったらよろしく頼む」ゲプ
 
《学者さんのおすそわけマップ》
◆自宅…独り言を言っているとたまにチラシで巻いたサンドイッチが届く
◆道端…お金がないなら野草を食べればいいじゃない
◆精霊の祠…辛子入りロシアンルーレット饅頭で旧交を温める
◆路上ライブ(没)…荒削りだが聴きごたえのある音楽とパンの耳を味わえたのだが
◆大きな井戸…収穫後スムージータイムをプロデュース 新鮮な野菜が手に入る
◆書店…立ち読みをしていると販促ポスターが兵糧丸をくれる
◆土木用資材置き場…たまに土木用魔導重機のメンテナンスをすると、わりと器用な女が愛情込めて作った料理がいただける
◆旅館『十千万』…ご近所付き合いとして自家製の味噌やこうじ作りを教えるかわりに、青汁牛乳が堪能できる←NEW!

710ID:yOalPPig:2018/08/14(火) 02:46:52 ID:Ti/KedoY
一人旅っす!
兵士先輩の旅立ち編
 
テクテクテクテク…
 
兵士「宇宙一のモブ…ちょっと盛りすぎたっすかねぇ…」アハハ…
 
兵士「…」
 
兵士「…」
 
兵士「一人は寂しいっす…」
 
獣の鎧「」ガルル…
 
兵士「お、お前がいたっすね」ナデナデ
 
兵士「大丈夫っすよ、必ずお前の求める場所へ連れて行くっすから」
 
獣の鎧「」ガル
 
兵士「しかしこの新品のマント…エルフ製の結構お高い奴っすよね…」ピラピラ…
 
兵士「あっ…タグがついてるっす…なになに…?」
 
獣の鎧「」ガル?
 
兵士「『手洗いOK』の下に『ブレス50%OFF』のマークが描いてあるっす…あれ?これ結構どころかとんでもなくお高い奴なんじゃ…」プルプル
 
兵士「はぁ〜…さすがブルジョワっすね…」
 
兵士「お金はわりと貯まってたっすけど…いつまで続くかわからない旅っすからねぇ…」
 
兵士「…」フルフル
 
兵士「これを売るのはなしっす!大切にするっす!」
 
獣の鎧「」ガル
 
兵士「そうっすよね、お金が無くならないように適当にクエストこなしながら行くっす」
 
◇◇◇
 
テクテクテクテク…ピタ
 
兵士「この辺は…妖精の里の近くっすかね…」
 
兵士「妖精の里…結界があるから今の私じゃ入れないっすけど、懐かしいっすね〜…」
 
兵士「…」
 
兵士「とりあえずは魔王に滅ぼされた獅子族が住んでいた場所を目指すっす…」
 
獣の鎧「」ガルルルル!
 
兵士「お前も思うところがあるみたいっすね…」
 
兵士「まずは森林の復興タウンで情報を集めるっすよ!」
 
◇◇◇
 
ソー…
 
物陰から兵士を見つめる小さな人影「あの人は…あの時の冒険者でござるね…」パタパタ〜

711ID:yOalPPig:2018/08/14(火) 02:50:13 ID:Ti/KedoY
ほの町
下水道
 
石投げてポチャーン
 

 
体育座りして俯いた水の精霊『…』ションボリ
 


712ID:yOalPPig:2018/08/14(火) 02:58:28 ID:Ti/KedoY
この週は以上っす!
リザルトはぼちぼちまとめるっすよ〜

713ID:yOalPPig:2018/08/16(木) 05:49:22 ID:S8h6JVJk
十五週目の結果・住民
 
《主人公》
◆穂乃果:剣士lv10(MAX)他…伝説の勇者の一人 剣の腕は天下無双 戦後の復興の為の町作りをしている 穂むらの店長でもある
 
《サポートキャラ》
◆雪穂:交渉人lv4他…勇者の妹 人当たりが良く交渉が得意 定期的に王都へ出向き頼まれ事をこなす
◆千歌:兵士lv7…兵士女が限界突破した 剣の腕は達人を少し越える たまにモードチェンジが使える クエスト依頼を元に冒険へ出掛ける 旅館の責任者でもある
 
《住民・戦闘職》
◆ルビィ:盗賊lv6…冒険者 盗賊が限界突破した とても素早く 人体構造や毒に詳しい バフデバフや気功による自己治癒も行える 勇者とアイドルが好き
◆鞠莉:星霊使いlv6…冒険者 金髪のハーフエルフで精霊使いにして星霊使い 洞察力に優れて感知能力と精霊魔法と星霊魔法が使える 実家はお金持ち
◆吟遊詩人lv4…冒険者 様々な効果がある『歌』が歌える 冒険中はアコーディオンを装備 武器はスリング 何故か隠密行動が得意 壁好きが高じて壁に変身できるようになった←2lvUP!
 
《住民・非戦闘職》
◆兵士lv5(MAX)…王国の上級兵士 剣の腕は達人級 力仕事や警備は軽くこなす 旅に出ている兵士以外は町に常駐している
◆平原の民lv3…平原に住む民 主にテントを張り遊牧や採集で生活している 育てる動物が増えた 各業種のバイトもしている
◆ほのキチlv3…穂乃果の魅力にとりつかれた住民達 一線を越える事はないと思いたい 同志の勘が少しはたらく
◆印刷屋lv2…今は簡単なものしか刷れない 刷れる枚数はそこそこ いつかシールを作るのが夢
◆鍛冶屋lv4…様々な金属製品を作る職人 鉱石を使って冒険者の装備も作れる いつか魔法を撃ち出す武器を作るのが夢
◆パン職人lv4…美味しいパンを作る職人 パン屋の朝は早い 小麦が町の特産品になって泣いて喜んだ←lvUP!
◆バンドlv4…歌を歌ったり楽器を演奏したりする音楽家 実力はかなりのもの 路上ライブの日々を経てライブハウスで活躍中 住民のほとんどがファン
◆(・8・)lv?…ほのキチの欲望を増減させる霧を放つ その能力で今後はトチ狂った安価をスルーする事ができるかもしれない筆者の強い味方
◆医者lv5(MAX)…まごうことなき名医だが口は悪い 人間の他に動物も診る 薬や医療器具などの開発もしている 毒にも詳しい
◆農民lv3…畑作や稲作をしている農家の人 様々な作物を育てている ビニールハウスも扱える 害虫や肥料などにも詳しい
◆学者lv10(MAX)…全てを知っている 故に何もしない と言い張るニート おすそわけマップ制作中
◆酒造者lv1…作物から様々な酒を造る人 まだ基本的なものしか造れない
◆哲学者lv1…人生とかその辺のなんやかんやについて考える人 ポエマー的要素を持つ
◆女将lv3…旅館を切り盛りする女将さん 管理や運営をそつなくこなす 姉妹でやっている 責任者は他にいる
◆獣医lv2…動物や獣人専門のお医者さん 今はまだ研修医 普段は動物園に常勤している
◆呪術師lv2…呪い(のろい)や呪い(まじない)を得意とするネズミ族の獣人 まだ半人前 獣医の手伝いをしている 幸せになるおまじないを住民に広めたい
◆大工lv3…手先が器用で家作りが得意なビーバー族の獣人 大工としての腕は確か 特に木材を扱わせたらなかなかのもの
◆建築士lv3…建造物の設計をする人 建築士としての腕は確か 姓は松平 災害に強い家を作るのが夢 火事に強い町並みを自ら考案した
◆教師lv3…情熱を持った一人前の学校の先生達 学校で暮らしながら小中学校と専門学校で授業をしている 校長はゾンビ
◆書店員lv3…本屋の店員さん 王都の治安の悪さに対抗する為それなりに戦えるらしい 店長はアホ
◆施工管理士lv4…土木作業を取り仕切る現場監督 責任感は人一倍でその腕前はかなり ファザコンではないと言い張る
◆歌劇団員lv3…ミュージカルを演じる人 劇団員は徐々に集まりつつある いつか大シアターが出来たら主演をしたい
◆楽器店員lv3…楽器店の店員さん 楽器の調律やメンテナンスができる 吟遊詩人の『歌』の調整も行っている
◆農機工lv3…農業機械を設計・開発する技術を持った双子の少年 トカゲ族のフォルムと色が好き 趣味は天気予報←NEW!
◆トカゲ族lv5(MAX)…爬虫類の特徴をもった亜人(獣人) 主に男は肉体派、女は頭脳派 農機大工場で働く 有事の際は至宝のアイスソードを持って町を守る←NEW&lvUP!
◆環境学者lv2…環境保全を学んだ学者さん エコかエコじゃないかを即座に判別できる 極度の人見知りだが小児科医には懐いている←NEW!
◆小児科医lv3…小児医療を学んだ女医さん 免疫機能などにも詳しい 異常なほどのコミュニケーション能力を持つ 普段は学校の保健室で働いている←NEW!

714ID:yOalPPig:2018/08/16(木) 05:50:17 ID:S8h6JVJk
十五週目の結果・建物等・評価
 
称号…黄金色の小麦畑が広がる農業都市☆ほのぼのシティ
 
《建物等》
◆テントlv1…人が住める大きめのテント群 これはこれでこの土地の文化なのかもしれない
◆牧場lv3…丈夫な柵で囲ってある牧草地 馬やヤギの他にも牛や羊を飼育している
◆穂むらlv3…王都にある和菓子屋穂むらの2号店 町の拠点でもある 名物はほむまん
◆ランジェリーショップlv1…下着の清潔性を保つのはとても重要な事です 女の子なら見えない所のおしゃれも大切です
◆ベーカリーlv1…パン職人が働くパン屋 毎朝美味しいパンが並ぶ 名物はチョココロネと平原バーガー のっぽパン販売中
◆動物園lv1…動物を観察したり、動物に触れ合ったりできるテーマパーク 今はまだ小規模のふれあい広場
◆畑lv5(MAX)…主に小麦を栽培している広大な農地 収穫時には黄金色に輝く 各種野菜やいも類なども育てている←lvUP!
◆穂乃果の銅像lv4…伝説の勇者の銅像 頭の上に豪華な鳥の屋敷がある 後に復興の象徴になる 可能性は高い
◆氷雪アンテナショップlv3…氷雪地域の特産品を扱うお店 蟹やうにいくら丼などがある 品揃えはなかなか 一番人気はジンギスカンのタレ
◆大きな井戸lv3…自動汲み取り器を搭載した大きな井戸 あっちとこっちとそっちに3つある 農業用としても申し分ない
◆旅館『十千万』lv2…趣がある木造の宿泊施設 精霊温泉が湧いている 露天風呂と檜の浴槽と宴会場がある 部屋数はまだ少ない
◆精霊の祠lv1…火の精霊と水の精霊を祀った祠 旅館の裏手にある 毎日ではないがお供え物をあげなければならない
◆道路lv1…町の中心のロータリーから四方にのびる主要な道路 馬車道と歩道がある 観光用の馬車が通っている
◆学校lv4…とても立派な校舎 小中学校と専門学校が併設されている 整備された広い校庭もある 教師達はここで暮らしている
◆書店lv5(MAX)…業界最大手による国内最大級の書店 とにかく広い 品揃えはかなり充実している
◆ライブハウスlv2…主にバンド達のライブをメインとした酒場 昼間は楽器の練習場としても使える
◆楽器店lv2…様々な楽器や付属の部品等を扱うお店 品揃えはまだ少し物足りないが関連商品ならお取り寄せが可能
◆農機大工場lv2…農業機械を作る大工場 農機工兄弟を中心に現在は耕運機・芝刈機・小麦用のコンバインを作っている トカゲ族も働いている←稼働!
◆上下水道lv2…井戸から引いた水を町全体に行き渡らせる上水菅と排水を処理する下水路 下水路の先には水道局がある
◆養鶏場lv2…家畜の鶏を飼育する屋根のついた建物 広くはないが鶏がストレスを感じないように工夫している←NEW!
 
《評価》
規模…都市
第一次産業…lv10
第二次産業…lv5
第三次産業…lv11
防衛…lv9
景観…lv6
 
《周囲の反応》
パン職人「ベーカリーが手狭だが…わがままは言えんな」
魔導機械教授「今日もいい湯だったぞな、しかしわしらの他にも青汁牛乳を嗜む人がいるとは…」
ポエマー「境界線のこちら側はなんとか町の規模になりましたが…はぁ…このままでは穂乃果に笑われてしまいますね…」
??「今日も具現化してじわじわ困らせるぞー」

715名無しさん@転載は禁止:2018/08/16(木) 06:19:47 ID:i0i6mj2w
パン工場を建てる日が来たのか

716ID:yOalPPig:2018/08/16(木) 07:47:52 ID:S8h6JVJk
穂むら
 
階段降りてダダダダダッ
 
雪穂「お姉ちゃんっ!報告書書いてたら町から都市になっ…て…」
 
喫茶スペース
 
穂乃果「ん〜…」
 
ランタンに入ったミニ火の精霊『…』
 
医者「そやなぁ…」
 
小児科医「う〜ん…」
 
環境学者「エコ…」ギュッ
 
農機工兄&弟「ヤン…」「マー…」
 
雪穂「る…って、皆揃って難しい顔して…どうしたんですか?」
 
穂乃果「ん〜、それがねぇ…今日精霊の祠にお供えに行ったら…」
 
◇◇◇
 
雪穂「水の精霊様が顔にそばかすが出来て塞ぎ込んでる!?!?」
 
穂乃果「そうなんだよぉ…」
 
ミニ火の精霊『カワイクナイカラ人間ニ会イタクナイッテナァ…』
 
医者「さすがにうちらも精霊の肌トラブルに関してはなぁ…」
 
小児科医「水が原因じゃないかって、この子に水質について調べてもらったんだけど…」
 
環境学者「この町の水質はぎりぎりエコ 人体には影響がないレベル これ以上良くしようと思ったら大工場を止めるしかない」
 
農機工兄「それは困るヤン…」
 
農機工弟「大工場もやっと軌道に乗ってきたとこマー…」
 
穂乃果「というわけで困ってるんだよぉ〜…」

717ID:yOalPPig:2018/08/16(木) 08:14:52 ID:S8h6JVJk
 
雪穂「なんだ…そんな事かぁ〜…」
 
穂乃果「そんなことって!!女の子にとってお肌のトラブルは大問題なんだよ!?雪穂も女の子ならわかるでしょ!?」プンスカ!
 
雪穂「それはわかってるから…えーと…どこやったっけな…」ファイルケースガサゴソ
 
穂乃果「…ん?」
 
雪穂「あったあった、はいこれ見て」ペラリ
 
クエスト依頼書「『雪山のジュエルモンスターを倒すのよ!』」どん!
 
穂乃果「冒険の…依頼書…?これがなんなのさ…」
 
雪穂「報酬のとこ」
 
クエスト依頼書「『報酬:マリモ族の水文学者lv2
』」どどん!
 
穂乃果「マリモ族の水文学者って…?」
 
環境学者「水文学者は…水質に特化した学者さん」
 
小児科医「じゃあ…千歌達がクエストをクリアして戻って来れば…」
 
雪穂「はい、おそらくですが…水質が改善されて、水の精霊様のお肌のトラブルも解決できます」
 
雪穂「もちろん確実ではないですが、それが今できる最良だと私は思いますよ?」
 
医者「ふむ…そうやな、環境学者が人体に影響ない言うてるし、これ以上良くしよう思ったら水文学者を待つ他はない」
 
農機工兄&弟「「解決できそうでよかったヤン…」マー…」ホッ
 
雪穂「…こほん、大体…町に居た鞠莉さんが精霊様の異変に気付かないわけないでしょ?デリケートな問題だから本人の希望で大勢に知られず穏便に済ませたかったんじゃないですかね?…火の精霊様?」
 
ミニ火の精霊『オォ…ソウカモシレネェナァ…』
 
雪穂「だったらなんでこんな大勢に知らせるような事したんですか!?」クワッ
 
ミニ火の精霊『ヒィッ…!?』
 
雪穂「お姉ちゃんも…」
 
穂乃果「は、はい…」
 
雪穂「隊長なら任務遂行中の依頼の報酬くらい把握しとくべきでしょ!?」
 
穂乃果「ご、ごめんなさい…」
 
雪穂「二人とも水の精霊様を心配しての事だから仕方ないけど、足を運んでもらった皆さんにしっかり謝罪とお礼をする事!わかった!?」
 
ミニ火の精霊『ワ、ワカッタ…』
 
穂乃果「はぁ〜い…」
 
雪穂「皆さんも、この件に関しては口外しないようにお願いします」
 
全員「は、はいぃ…」
 
雪穂「ふぅ〜…喉渇いちゃったな…」
 
穂乃果「いっ、今すぐお茶をお持ちします!」ダッ
 
全員「…(この人は怒らせないようにしよう…うん)」

718名無しさん@転載は禁止:2018/08/16(木) 08:21:45 ID:i0i6mj2w
伊達に非勇者なのにネームドじゃないなw

719ID:yOalPPig:2018/08/16(木) 21:23:05 ID:S8h6JVJk
 
雪穂「…で、お姉ちゃんっ!」
 
穂乃果「はいっ!なんでございましょうか!」ピシッ
 
雪穂「それはもういいから!あのね…」
 
雪穂「町の規模が『都市』になったんだよ!」
 
穂乃果「へっ…?」
 
医者「観光も農業も国内トップクラスやし、工業も徐々に成長しとるからなぁ…」
 
ミニ火の精霊『タシカニ、人間ノカズハフエタナァ…』
 
小児科医「それだけ人口が多くなると、同年代全員呼び捨てにするのも苦労しそうね」
 
環境学者「ん」ほむまんモグモグ
 
農機工兄&弟「「よかったヤン!」マー!」ワーイ!
 
穂乃果「町の規模が…都市に…」
 
穂乃果「…」ポー
 
雪穂「お姉ちゃん…!?どうしたの!?思考が追い付かなくなっちゃった!?」
 
穂乃果「…!!」ブルブルブルブルンッ
 
穂乃果「…よぉーし!!」
 
穂乃果「『精霊祭』をしよう!!」ばばーん!
 
雪穂「『精霊…祭』…?」
 
医者「祭りか!ええやん!」
 
小児科医「賛成!皆で楽しめるお祭りにしたいわね」
 
環境学者「屋台…たこ焼き…リンゴあめ…」プルプルプル…
 
農機工兄&弟「「楽しそうヤン!」マー!」ワーイ!
 
穂乃果「もちろん私たちも思いっきり楽しむけど…」
 
穂乃果「主役は精霊たち…!!」
 
雪穂「うん!日頃の感謝を込めて皆で精霊様を奉る…いいと思う!」
 
ミニ火の精霊『ハァ…?イイヨ…オレハ別ニ…ソンナ…』
 
穂乃果「そこは素直にならないとノンノンだよ〜!」
 
穂乃果「それに!水の精霊のお肌が元に戻った時に、めいっぱい楽しんでほしいからさ!」
 
ミニ火の精霊『ソウイウコトナラ…マァ…イイケドヨ…』ポリポリ
 
雪穂「ふふっ、決まりだね!」
 
穂乃果「ということで、今から王都に行く雪穂には…」
 
サポートキャラへの頼み事(安価下2)
 
どんなお祭りにしたいか(安価下3以降締め切りまで無制限・筆者の気分で採用)

720名無しさん@転載は禁止:2018/08/16(木) 21:52:32 ID:/gYvf8u.
ksk

721名無しさん@転載は禁止:2018/08/16(木) 23:41:13 ID:RYgtyo.2
ksk

722名無しさん@転載は禁止:2018/08/16(木) 23:41:37 ID:nSUw1d9o
花火職人を見つけてきてもらう

723名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 00:32:03 ID:GaGcCZ4.
盆踊りもだ!

724名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 05:32:46 ID:aWhDqCGk
カーニバルダヨッ!

725名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 11:33:53 ID:CF6UOBiQ
ライブをしよう

726名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 12:02:07 ID:6R6.Hiyk
ミスほの都市コンテストもお願いします
決勝戦では吟遊詩人による魅力バフした究極美少女・美人状態で決戦を!
コンテストの模様は伝伝伝として発売もお願いします

727ID:yOalPPig:2018/08/17(金) 17:31:16 ID:1e.XQSws
氷雪地域までの道のり
 
ブロロロロ〜…
 
吟遊詩人「ふぅ…」しっかりハンドル握り
 
千歌「吟遊詩人ちゃん運転疲れてない?大丈夫?」
 
吟遊詩人「だ、大丈夫よ!氷雪地域に入ったら鞠莉さんに代わるから、それまでは…」
 
千歌「わかった!頑張ってね!…はいチョコ」アーン
 
吟遊詩人「ありがと…///」アム
 
鞠莉「吟遊詩人もだいぶドライブに慣れてきたね〜」ジー
 
ルビィ「何見てるの?あ、地図だ…」
 
 雪山雪
 雪雪港
 道道道

 
鞠莉「ふむ、現在地はこの辺りで…港の復興タウンまではなんとかバスでいける道があって…それからは徒歩になりマ〜スね…」
 
ルビィ「防寒着は準備したけど大丈夫かなぁ…雪山しゃむそう…」ブルブル…
 
千歌「極寒の試される大地…」ブルブル…
 
鞠莉「寒くなったら皆でオシクラマンジュウよ!」
 
吟遊詩人「おしくらまんじゅうって…////」
 
ルビィ「ぅゆ…(また変な妄想してる…)」
 
千歌「おしくらまんじゅうって…かごめかごめ?」
 
ルビィ「違うと思う」
 
鞠莉「ハナイチモンメ!デ〜スよ!」
 
ルビィ「それも違うかなぁ…」
 
吟遊詩人「私が皆のおまんじゅうを優しく…連打ッ!!」クワッ
 
三人「それは絶対違うッ!!」
 
ルビィ「子供の頃やった遊びって、なんだかんだで忘れちゃうよね…」
 
千歌「うん、あの頃はなんでできたんだろう…遊び…あっ!遊びといえば!」
 
鞠莉「『魔法の折り紙』の折り方…『遊びを研究しているエルフ』だったかなん?」
 
吟遊詩人「絵里隊長はエルフのクォーターでしたっけ?」
 
ルビィ「通称『金色の騎士エリーチカ』略して『KKE』!エルフとのクォーターでありながら魔力はゼロ!にも関わらず北の国の騎士団長…そして勇者にまで登り詰めた努力の人です!」ムフー!
 
千歌「絵里さん隊長…何か情報知ってるといいなぁ…」
 
吟遊詩人「賢そうだしきっと何か知ってるわよ…っと、そろそろ氷雪地域みたい」
 
鞠莉「OK☆交代するよ〜!雪道用のチェーン着けるから千歌っち手伝って!」
 
千歌「了解なのだっ!」

728ID:yOalPPig:2018/08/17(金) 17:32:04 ID:1e.XQSws
物語は続きますがお祭りの案はまだまだ募集中です

729名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 18:03:00 ID:Dw9fZZOI
特産品(黄金麦)を使った名産品、銘菓フェスとか?

730名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 19:51:37 ID:aWhDqCGk
それなら小麦使った料理コンテストとかは?
優勝者は新たな名産品に!

731名無しさん@転載は禁止:2018/08/17(金) 20:08:34 ID:GaGcCZ4.
キャンプファイヤー

732ID:yOalPPig:2018/08/17(金) 23:30:53 ID:1e.XQSws
氷雪地域
エリポートタウン
市場通り
 
ラッシャイラッシャイ
キイテクレ…エンジェル…!
ワイワイガヤガヤ
ゴハン…
 
千歌「ほぇ〜…結構賑やかな町だねぇ〜…」
 
ルビィ「ぅゆ…寒いからそこまで発展してないと思ったけど…」
 
吟遊詩人「こんなにお店が並んで…路上ライブまでやってる…」
 
鞠莉「バスは路肩に停めたけど…大丈夫よね?」
 
ルビィ「あまりバスから離れなければ大丈夫…だと思いましゅ」
 
千歌「絵里さん隊長の家はどこにあるのか…」
 
吟遊詩人「うん、情報を集めましょう…って、あそこにいる女の子は何をやって…」
 
千歌「…ん?女の子?」
 
段ボールに入って体育座りをしている青緑色の髪をした少女「…」ボー
 
千歌「ホ…ホームレス…?」
 
青緑髪少女「手品しまーす、お金くださーい」
 
四人「えぇぇ…」
 
◇◇◇
 
吟遊詩人「えっと…お家の人にお客さんが来るからと言われておつかいを頼まれたのに…」
 
鞠莉「お金を無くしてしまった…と」
 
青緑髪少女「お金は…消えた」お腹サスサス
 
ルビィ「ぅゆ…(すごく満腹そうなのは気のせいかなぁ…)」
 
千歌「ホームレスじゃなかったんだね…」ホッ
 
千歌「…そうだっ!あなたは絢瀬絵里さんって人の家知ってる?」
 
青緑髪少女「絢瀬の家は知ってるよ」
 
千歌「ホントに!?じゃあじゃあ、お買い物のお金は私たちが出すからさ!道案内してくれないかな?」
 
青緑髪少女「…」ボー
 
青緑髪少女「…」スクッ
 
青緑髪少女「任せなよ、大船だよ」サムズアップ

733ID:yOalPPig:2018/08/18(土) 01:17:43 ID:rB7emE7s
絢瀬家
 
ピンポーン
ハーイ!
ガチャ
 
青緑髪少女「ただいま」スタスタスタ
 
絵里「なんだ青緑髪少女か…遅かったわね チャイムなんか押さずに普通に入って来れば…って、あら、あなた達は…」
 
千歌「絵里さん隊長お久しぶりでーす!お世話になってまーす!」ペコリ
 
吟遊詩人「えっ…?今『ただいま』って…」
 
ルビィ「ぅゆ…?」
 
鞠莉「ここがエリー隊長の家で…青緑髪少女の自宅…?」
 
絵里「えーと…穂乃果の町の冒険者さん達よね?千歌とルビィだったかしら?お久しぶりね」
 
絵里「うん…わかる、わかるわよ、あれと関わって混乱するのはよくある事なの」
 
絵里「…と、とにかく入って!ちょっと青緑髪少女!どういう事か説明しなさいっ!」
 
◇◇◇
 
青緑髪少女「…」ボー
 
絵里「本っ当にごめんなさいっ!」ドゲザー
 
絵里「お客様に出すはずのお茶とお茶菓子のお金をお客様に出させるなんて…」ズーン…
 
青緑髪少女「…?道案内したお礼だよ?」
 
絵里「うん、そうね、あなたにおつかいを頼んだ私が全部悪いの」
 
吟遊詩人「お、お気になさらずに…」
 
青緑髪少女「…」シュン
 
青緑髪少女「…」タタタタッ
 
千歌「あっ!青緑髪少女ちゃん!」
 
鞠莉「oh…」
 
ルビィ「ぅゆ…飛び出していっちゃったね…」
 
吟遊詩人「探しに行かなくて大丈夫なんですか…?」
 
絵里「…この町ならそこまで危険はないから大丈夫よ」
 
絵里「後で探すわ…今は仕事の話をしましょう」
 
千歌「…」スクッ
 
千歌「私、探しにいってくる!」
 
絵里「えっ、いいわよ、そんな…」
 
千歌「千歌もダメな子だったから…ダメな子の気持ちはわかるのだっ!」
 
千歌「皆は仕事の話聞いといて〜!」ダダダダダッ

734ID:yOalPPig:2018/08/18(土) 18:03:09 ID:rB7emE7s
エリポートタウン
とある公園
 
キーコ…キーコ…
 
ブランコに乗ってる青緑髪少女「…」
 
千歌「はぁ…はぁ…見つけた…」
 
青緑髪少女「あ、さっきの人だ」
 
千歌「となり…いい?」
 
青緑髪少女「うん」
 
◇◇◇
 
青緑髪少女「絢瀬は私(が絢瀬の家の床に落ちていたところ)を拾ってくれて、(超能力で壺を割って脅したら)服をくれて、ご飯も作ってくれて」
 
千歌「うん…(戦争孤児なのかな…?絵里さん優しいなぁ…)」
 
青緑髪少女「でも最近の絢瀬は仕事ばかりで…(お茶漬けや缶詰ばかり…)」
 
千歌「そっか…」
 
青緑髪少女「…(絢瀬が作ったご飯食べたいな…)」
 
千歌「青緑髪少女ちゃんは絵里さんと遊びたいんだねっ!」
 
青緑髪少女「えっ…(この人は何をいってるんだろ?でも…一緒に楽しい事をする→好感度が上がる→ご飯のグレードが上がる…?)」
 
青緑髪少女「そう…なのかもしれない…」
 
千歌「じゃあそれをちゃんと伝えないとダメだよ」
 
青緑髪少女「言えば伝わるの?」
 
千歌「言わなきゃ伝わらないよ」
 
青緑髪少女「うん…」
 
目をつむり昔を思い出す千歌「私だってお姉たちを何度も説得して王国兵士になったんだよ?今ではこうやって冒険のリーダーができるまでになったんだから」
 
ブランコからふわっと浮いて空中で回転を始める青緑髪少女「…」クルクル
 
千歌「熱意が伝わればきっとうまくいくよ!」
 
青緑髪少女「…」着地シュタ
 
青緑髪少女「そっか、あなたも頑張ったんだね」
 
千歌「じゃあそろそろ帰ろっか」
 
青緑髪少女「うん」
 
◇◇◇
絢瀬家
 
青緑髪少女「私、絢瀬に伝えたいことがあるの」
 
絵里「なぁに?」
 
青緑髪少女「私も…私も絢瀬と冒険に行ってみたい」
 
絵里「…はぁっ?」
 
千歌「…えっ!?(遊びたいんじゃないの…!?)」
 
エエエェェェ〜…!?

735ID:yOalPPig:2018/08/19(日) 14:06:41 ID:ecu6XlgE
王都
穂むら
 
お茶ズズズズ
 
雪穂「はぁ〜…実家は落ち着くわぁ〜…」グデー
 
ほのママ「…」
 
ほのママ「そんなにだらけてると…穂乃果みたいになるわよ」
 
雪穂「それは嫌だっ!」シュタッ
 
雪穂「…で、お母さん!お祖父ちゃんの件なんだけど…」
 
ほのママ「行ってこればいいじゃない…孫にせがまれて喜ばない爺はいないわよ」
 
雪穂「そーぉかもしれないけど…最後に会ったの子供の時だし、お願いする内容も内容もだし…」
 
ほのママ「とはいってもねぇ…」
 
ほのママ「私はお義父さんからこの人を奪った和菓子屋の娘」
 
ほのパパ「…」
 
ほのママ「この人は実家を飛び出して和菓子屋に婿入りした裏切り者」
 
雪穂「うぅ…」
 
ほのママ「『花火職人』の家どころか職人街にだって入り辛いんだから…」
 
ほのパパ「…」
 
ほのママ「ほら、お父さんもこう言ってるし」
 
雪穂「何いってるかわかんないんだよぉ〜!お祖父ちゃんもお父さんと同じくらい無口だから通訳がいるの!」
 
ほのママ「あら、二人とも意外とお喋りよ?」
 
雪穂「お母さんの耳どうなってるの…」
 
ほのママ「心の耳で聞くのよ」キリッ
 
雪穂「いや、それがわかんないんだって…」
 
ほのママ「ま、頑張ってらっしゃい」手フリフリ〜
 
雪穂「うぅ〜…」
 
◇◇◇
職人街
 
カンカンカン
テヤンデエバーロー!
チャキチャキ ガヤガヤ
 
雪穂「はぁ〜…」
 
雪穂「…(確かにうちのお父さんは花火職人の家系で、お姉ちゃんが火炎系を扱えるのもその影響らしいんだけど…)」
 
雪穂「…(職人気質の人って交渉術が効かないんだよぉ〜…しかもうちのお祖父ちゃんに限ってはお父さんと同じくらいの無口…)」
 
雪穂「ま、行くだけ行ってみますか…」

736ID:yOalPPig:2018/08/19(日) 16:20:01 ID:ecu6XlgE
職人街
花火職人の家
 
花火職人爺「…」どどん!
 
花火職人爺嫁「よく来たねぇ雪ちゃん」ニコニコ
 
忍者マニアっぽいツンツン頭の少年「…」
 
片腕がない姉がいそうな緑の頭巾を被ったごつい男「…」
 
生徒に惚れられてそうな教師っぽい眼鏡の優男「…」
 
雪穂「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、お久しぶりです」ペコリ
 
雪穂「実は今日はお願いがあって…」
 
◇◇◇
 
花火職人爺「…」
 
花火職人爺嫁「そうかいそうかい、それじゃあ…」ニコニコ
 
雪穂「…(よかったぁ〜…お祖母ちゃんが通訳してくれたおかげでなんとかなりそう…)」
 
花火職人爺嫁「穂乃ちゃんか雪ちゃんが弟子のこの子らのどれかと結婚してうちに嫁いでくれないとねぇ…」ニコニコ ゴゴゴゴゴゴ…
 
雪穂「えっ…(って全然そんな事なかったああああああああああああああああああっ!!)」
 
花火職人爺「…」
 
花火職人爺が持ってる立て札『ババアが言ってる事は気にすんな!こいつらの内一人持ってけ!』
 
花火職人爺嫁「…おいこらジジイ!ババアとはなんだい!こっちは家の血筋を気にしてうまいことやってやろうとしてんじゃないか!」
 
花火職人爺が持ってる立て札『血筋なんてもんに拘っても良い花火ができるわけじゃねえだろうが!受け継ぐ腕がありゃおりゃあ誰だっていいんだよ!』
 
花火職人爺嫁「なにおう!アタイが通訳しなきゃまともに喋れないくせに偉そうに!」
 
ギャーギャーギャーギャー!
テヤンデエコノヤロー!
 
雪穂「あははははは…」タジ…
 
忍者マニアっぽいツンツン頭の少年「はっはっは!まーた始まりやがったな」タハー
 
片腕がない姉がいそうな緑の頭巾を被ったごつい男「ふんっ!嫁くらい自分で探すっつーの…」
 
生徒に惚れられてそうな教師っぽい眼鏡の優男「いつもの事なので気にしないでください…ところで、僕らの内誰を選ぶか決まりましたか?」
 
雪穂「えーと…それじゃあ…」
 
三人の内誰を連れていく?(多数決・先に3票入ったら)
 
1…忍者マニアっぽいツンツン頭の少年
2…片腕がない姉がいそうな緑の頭巾を被ったごつい男
3…生徒に惚れられてそうな教師っぽい眼鏡の優男

737名無しさん@転載は禁止:2018/08/19(日) 16:40:00 ID:4lnsQeA6
なんか幸せちょっと幸せ感じるので1

738名無しさん@転載は禁止:2018/08/19(日) 18:16:49 ID:Qv7umWaA
なんとなく2

739名無しさん@転載は禁止:2018/08/19(日) 19:14:07 ID:yge/h0V.
1

740名無しさん@転載は禁止:2018/08/19(日) 19:38:17 ID:W55VRKM.
じゃあ1

741ID:yOalPPig:2018/08/19(日) 22:50:28 ID:ecu6XlgE
たぶん今後出てこないし影響ないんで
 
2…は普通の花火職人
だけどその姉が霊的なものにダメージを与える爆弾を作れる
あのクエストが楽になっていたかも
元ネタ:ブリーチ:志波姉弟
 
3…も普通の花火職人
だけど妹弟子に惚れられていてこっそりついてくる
同じ頃ほの都市学校に音楽教師が赴任
農民男が音楽教師に惚れる
花火職人も音楽教師に惚れる
学生女が妹弟子に惚れる
以降ドロッドロ
穂乃果が昼ドラも真っ青なクズ達の恋愛にどう立ち向かうのか
そもそも気付くのか
気付いても興味が無くて途中で寝ちゃわないか
動かしてみないとわかりません
元ネタ:クズの本懐:花火(妹弟子)と麦(農民男)
 
みたいな感じになっていたと思います
1はこれから考えます←

742名無しさん@転載は禁止:2018/08/20(月) 23:16:38 ID:AhDjz0NQ
作者さん乙
少年と言うより苦無と花火爆弾ぶん投げて巨大ロボに乗り込むからくり忍者のほうが
真っ先に頭に浮かんでしまった俺はボ〇ボン世代

743ID:yOalPPig:2018/08/21(火) 00:53:13 ID:cAlZUI52
職人街
 
テヤンデエバーロー!
イツデモカエッテキヤガレチキショウ!
ガンバッテコイヨ!
 
忍者マニアっぽいツンツン頭の少年改め花火職人「…ちょっくらいってくるわ!」
 
片腕がない姉がいそうな緑の頭巾を被ったごつい男改め花火職人兄弟子2「おう!特大の打ち上げてきやがれってんだ!」背中バシッ
 
生徒に惚れられてそうな教師っぽい眼鏡の優男改め花火職人兄弟子1「安全確認はしっかりとお願いしますね」肩ポン
 
花火職人爺嫁「穂乃ちゃんと雪ちゃんは無理でも…せめて嫁の一人でも見つけてくるんだよ〜!」
 
花火職人爺「…」
 
花火職人爺が持った立て札『普通の恋愛なら自由!』
 
雪穂「馬車の準備できましたよ〜!」
 
ワイワイ ガヤガヤ
ブヒヒヒーン!
 
花火職人の出発を物陰から見るモヒカン男「勇者の作った都市か…面白そうじゃねえか」
 
花火職人の出発を物陰から見るハチマキ女「花火職人が行くってんなら…幼馴染の私達も行くしかないってもんよね!」
 
モヒカン男「でもお前…仕事はどうすんだ?」
 
ハチマキ女「…実家の支店出すんでしょ?あんたんとこの花屋で雇いなさいよ」
 
モヒカン男改め花屋男「まぁ、別にいいけどよ…(一緒に店を…これってもうそういう事だよな!だよな!)」ポリポリ
 
ハチマキ女改め花屋女「よーし!私達も準備するぞー!(花火職人に悪い虫がつかないように見張らなきゃだからね!)」
 
◇◇◇
ほの都市
書店
キッズスペース
 
???「…めでたし♪めでたし♪」
 
子供達「わぁー」パチパチパチ
 
穂乃果「うぅ…よかったよぉ〜…感動だよぉ〜!」ポロポロ
 
書店店長「まさかの展開に全わたしが震撼したよ…半端ないってぇぇぇ…」ポロポロ
 
書店員1「いや…そこまでか…?絵本だから絵はあれでいいのか?正直やばくないか?」
 
書店員2「ストーリーはなかなかのクオリティでしたね〜」
 
書店店長「その絵本うちで買うよ!そして売るよ!」握手ガシッ
 
穂乃果「絵本作家ちゃん!もうこの都市を拠点にして創作活動しちゃいなよ!住むところならなんとかするからさ!」握手ガシッ
 
???改め絵本作家「えっ?えっ?いいんですか?(初めて絵本が売れた…)」
 
《住民》
◆花火職人lv3…花火を作るツンツン頭の職人さん 職人としての腕はそれなり 忍者マニアで自分が仕える姫を探している←NEW!
◆花屋lv2…自宅で生花店を営む男女ペア 夫婦ではないらしい 見た目は威圧的だが人当たりはいい 花火職人とは幼馴染←NEW!
◆絵本作家lv1…旅をしながら絵本を書いていた ストーリーはそこそこだが絵は壊滅的 穂乃果と書店店長に気に入られて都市に住むことに←NEW!

744ID:yOalPPig:2018/08/21(火) 05:33:09 ID:cAlZUI52
雪山までの途中にあるマリモ湖までの道のり
 
ワン!ワンワンワン!
ズザザザザザー
 
犬ぞりの御者をしているバーテンダー少女「ハイク!ハイク!(どうしてこんな事に…)」
 
絵里「ひゃっはー!!このまま千歌ちゃん達に追い付けー!!」壺抱き抱え
 
青緑髪少女「眠い…」
 
◇◇◇
前日
エリポートタウン
バー
 
シャカシャカシャカシャカ
ササッ スッ
 
バーテンダー女「…で、なんて答えたのよ?」
 
バーテンダー少女「ダイキリです」スッ
 
絵里「そりゃあもう断固拒否よ!冒険なんて(主に周りが)危なっかしくて行かせられるわけないじゃない!」ダン!
 
バーテンダー女「ふむ」
 
バーテンダー女「でも、憧れを持ってたらいつかは行くんじゃない?もしかしたら絢瀬さんに黙って…」
 
絵里「そ、それは…ありえるかもしれないわね…」
 
バーテンダー女「同じくらいの年齢のあんたとしてはどうなの?」
 
バーテンダー少女「へっ?私ですか!?」ビクッ
 
バーテンダー少女「私は…既に親に黙ってバーテンダーしてますし…なんとも…」
 
バーテンダー女「いた!親に黙ってやりたい事やってる実例がここに!」
 
バーテンダー少女「えぇぇ…(私はやりたくてやってるわけじゃ…)」
 
絵里「ぁ…ぁ…もし一人で冒険なんかに行ったとしたら…(あの子の『力』が暴走して天変地異が起きたりでもしたら私の責任に…)」
 
バーテンダー少女「一人で行くよりは絢瀬さんや冒険者さんと一緒のほうがいいんじゃないですかね?」
 
バーテンダー女「うむ、正論だ」
 
絵里「本当に?」
 
バーテンダー少女「いや、どちらかといえば的な…」
 
絵里「犬ぞり」
 
バーテンダー少女「…はい?」
 
絵里「今すぐ犬ぞりとの犬ぞりの御者ができる人を用意して!!」
 
絵里「今しかないのよ…心霊現象が怖くないくらい私のテンションが上がりきっていて、尚且冒険者の中に限界突破してる人が三人もいる比較的安全なクエストに参加するなら!!今しか!!ないの!!」ばばーん!!
 
バーテンダー少女「いや、こんな夜更けに犬ぞりの御者やってくれる人なんて…」
 
バーテンダー女「いるじゃない、その辺の大人より犬ぞりの扱いが上手い人材が…ここに…」ニチャァ…
 
バーテンダー少女「ぁ…ぁ…(見られてたぁー!!大人に混ざって犬ぞりレースで優勝したの見られてたぁーー!!)」
 
バーテンダー女「絢瀬さんを焚き付けたんだから…しっかり稼いできなさいね♪」
 
バーテンダー少女「はぁぁーーーーっ!?!?」

745ID:yOalPPig:2018/08/22(水) 00:29:03 ID:5CMnfoIk
雪山のふもと
マリモ湖
小屋
 
千歌&鞠莉「Zzz…」グースカピー
 
ルビィ「ぅゆ…まずくはないけど…」ズルズル
 
吟遊詩人「美味しくもないわね…」ズルズル
 
凛ちゃんラーメン「」ショボン
 
ルビィ「うぷ…ごちそうさまでした」
 
吟遊詩人「ごちそうさま…うん、雪山で暖も取れてカロリー補給もできたと思えば味なんて…」
 
ルビィ「でしゅね」
 
吟遊詩人「交代で寝るのも慣れちゃったなぁ…」
 
ルビィ「吟遊詩人ちゃんは意外と適応力あると思う」
 
吟遊詩人「そう?でも一人旅してたからそれなりには…危ないから野宿はあまりしなかったけど」
 
ルビィ「一人旅かぁ…」
 
ルビィ「…(先輩、大丈夫かなぁ…)」
 
吟遊詩人「そういえば…一人旅をしていた時に聞いた話で…」
 
吟遊詩人「雪山で遭難しかけた人が…」蝋燭の火ユラァ〜…
 
ルビィ「ピギ…それってもしかして怪談話…?」ガクブル…
 
吟遊詩人「さぁ〜…それは聞いてからのお・た・の・し…」ニチャァ…
 
アオーン…
 
吟遊詩人「ひっ…」ビクンッ!
 
ルビィ「ぅ…ぅゆ…吟遊詩人ちゃんが変な話するから…」プルプル
 
吟遊詩人「き…きっと狼か何かよ…」プルプル
 
ワン!ワンワンワンワン!
 
ルビィ「ピ…」
吟遊詩人「ヒェッ…」
 
ダンダンダンダンダン!
ドア開きバァァァァァァン!
 
二人「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!!」ガクガクガクガク…
 
バーテンダー少女「うわああああああああああああああああああああああっ!!!」
 
三人「…へっ?」
 
アオーン…

746ID:yOalPPig:2018/08/22(水) 22:25:59 ID:5CMnfoIk
 
千歌&鞠莉&絵里&青緑髪少女「Zzz…」グースカピー
 
バーテンダー少女「という訳でして…」
 
吟遊詩人「お、お疲れ様です…」
 
ルビィ「ぅゆ…エリーチカお酒くしゃい…」
 
バーテンダー少女「い、犬達に餌をあげなきゃ…」フラフラ…
 
吟遊詩人「ああっ!無理しないで!」
 
ルビィ「私たちでやるから休んでてくださいっ!」
 
◇◇◇
 
ワン!ワンワンワン!
キャー!コナイデー!ダダダダッ
ピギャー!ダダダダッ
 
バーテンダー少女「…(うるさくて寝れない…)」
 
◇◇◇

 
絵里「な、なんと申し上げたらいいか…」起きて素面に戻り正座反省中
 
四人「…(賢そうだと思ってたけど…これはとんだポンコツだ…)」
 
千歌「で、でもこのまま冒険をすれば青緑髪少女ちゃんも満足するだろうし…」
 
青緑髪少女「…」ボー
 
吟遊詩人「これは…感情が読めない…」
 
バーテンダー少女「青緑髪少女ちゃんがこの時間で寝てないという事は…空腹、ですかね…」
 
青緑髪少女「ご飯…」
 
ルビィ「ぅゆ…意思の疎通ができてる…」
 
鞠莉「バーテンダー少女は青緑髪少女のお世話係決定デ〜スね!」
 
バーテンダー少女「………はい?」
 
扉トントン!
ガチャ
 
緑肌でアフロでグラサンをかけた亜人「おはYO!」
 
千歌「あっ!マリモ族の水文学者さんだ!おはよーございまーす!」
 
吟遊詩人「昨日は夜に押し掛けてしまってすみません…」
 
緑肌の亜人改め水文学者「いいってことYO!つーか魔物を倒しに行ってくれる冒険者は大歓迎ジャーン!」
 
水文学者が持ってる釣り道具「」どん!
 
バーテンダー少女「これは…ワカサギ釣りですか?」
 
水文学者「そうだYO!朝食は皆でワカサギ釣って食べるジャーン!」
 
千歌「ワカサギ釣り…?」
 
ルビィ「氷雪の湖の名物だね!小さいお魚さんを唐揚げとかにして食べるらしいよ!」
 
絵里「ワカサギは私も初めてね…というかマリモ湖に来るのも初めてだわ…」
 
吟遊詩人「そうなんですか?なんでまた…」
 
絵里「か、怪談が怖いわけじゃないわよ!?ただ…希や亜里沙に雪山にあまり近付かないように言われてるのよね…なんでかしら…?」
 
鞠莉「ふむ…(魔力ゼロの勇者…生物である以上魔力ゼロというのは有り得ないのだけど…本当に魔力をまったく感じないわね…)」
 
青緑髪少女「ワカサギ…」
 
バーテンダー少女「あ、はいはい、釣ってあげるから待ってね」

747ID:yOalPPig:2018/08/23(木) 05:43:38 ID:4DxmrIQY
マリモ湖のほとり
 
ジュゥ〜…パチパチパチ…
ジャッジャッ…
塩パラパラ〜…
 
水文学者「出来たYO〜!」
 
大量のワカサギの唐揚げ「」どん!
 
絵里「ハラショー…!!」パァー
 
絵里「この内の二匹は私が釣ったのよ!!」ドヤァ
 
バーテンダー少女「は、はい…初めてで釣れるなんて凄いと思います…(私はその50倍以上は釣ってるなんて言えない…)」
 
千歌「バーテンダー少女ちゃんはずっと入れ食い状態だったよね!」
 
鞠莉「アメイズィン!100匹は釣ってたわね!」
 
絵里「そうなの…?」シュン…
 
バーテンダー少女「たたたたまたまですよ…?それに氷雪は地元で何回も釣りに来てますし…(うわぁ…めんどくさぁ…)」
 
青緑髪少女「おいしい」モグモグ
 
吟遊詩人「釣りたてを揚げていただくなんて…」パクッ
 
ルビィ「贅沢でしゅね」モグモグ
 
◇◇◇
 
ゴチソーサマデシター!
オイシカッタネ!
マタワカサギツリシタイデ〜ス!
ワイワイ キャッキャッ
 
絵里「さ、腹ごしらえも済んだし…今回のクエストをおさらいしましょうか」
 
絵里「イレギュラーとはいえ、ここまで来たからには私とこの子とお世話係のバーテンダー少女も参加するわ」
 
青緑髪少女「…冒険はやってみたい」
 
バーテンダー少女「よ、よろしくお願いします…(断れない雰囲気…正直眠いよぉ…)」
 
鞠莉「エリー隊長はいいとして…二人を連れていって大丈夫?」
 
絵里「…」
 
絵里「…信頼関係にも響くし、このメンバーには話しても良さそうね」
 
絵里「青緑髪少女、『能力』でこの岩を小石サイズまで砕いてみて」スクッ
 
青緑髪少女「…?『能力』は隠さなくていいの?」
 
絵里「ええ、今は隠さなくていいわ」
 
青緑髪少女「わかった」
 
指クイッ
 
絵里が座っていた岩「」ピキピキピキ…
 
パッキーン!
ボロボロボロォ…
 
二人以外「………はい?」
 
絵里「このようにこの子には不思議な『能力』があって、自分の身くらいなら自分で守れ…」
 
千歌「ちょちょちょちょっと待って!その『能力』って…」
 
鞠莉「何の魔力も感じなかった…『超能力』で間違いないよ」
 
吟遊詩人「それじゃ…割烹着少女ちゃんと同じ…」
 
三人「「「異世界から来た超能力者って事…!?」」」
 
絵里&青緑髪少女「…ん?」キョトン

748ID:yOalPPig:2018/08/23(木) 07:31:40 ID:4DxmrIQY
 
カクカクシカジカシャケシャケイクラ
 
絵里「この子の他にも『能力』を使える子が…しかも希の所に…」
 
青緑髪少女「割烹着少女なら知ってるよ、一緒の施設だった」
 
ルビィ「ぅゆ…(前回冒険出てないから全然知らなかった…)」
 
バーテンダー少女「超能力って…(うん、なんとなくそんな気はしてたよ…青緑髪少女ちゃんたまに浮いてたもんね…)」
 
水文学者「たまげたYO!」
 
千歌「異世界からこっちの世界に二人も来てたなんて…こうなったらもう一人くらい来ててもおかしくないよね〜」アハハ
 
鞠莉「魔法や気功などとは違って…この世界にはない特殊なpowerなので、悪人に狙われる可能性は高いデ〜ス…」
 
吟遊詩人「実際に割烹着少女ちゃんは悪魔に拐われましたから…」
 
絵里「そうね、皆はこの子の『能力』に関しては口外しないように…青緑髪少女も外では危ない時以外は使わない事」
 
全員「…」コクリ
 
青緑髪少女「わかった…(拐われるのは嫌だな…)」
 
◇◇◇
 
絵里「バーテンダー少女に関しては…そこの岩、いけるかしら?」
 
バーテンダー少女「えっ?あ、はい、これくらいの岩なら…」スクッ
 
バーテンダー少女「…」スゥ…
 
バーテンダー少女「…破ッッッ!!!」手刀ブンッ
 
ちょうどいいサイズの岩
「」ピキピキピキ…
 
パッカーン!
ボロボロボロォ…
 

 
絵里「このように、この子は戦闘職でもないクセに素でこれだけ強いの」
 
千歌「うん、バーテンダー少女ちゃんなら普通にできそう」
 
鞠莉「納得しかないデ〜ス」
 
吟遊詩人「むしろバーテンダー少女様と呼ぶべきね」
 
ルビィ「ぅゆ…バーテンダー少女しゃま…」
 
バーテンダー少女「えぇぇ…(もっと驚いてくれても…)」

749名無しさん@転載は禁止:2018/08/23(木) 08:27:30 ID:PJ9rftgE
ヒナまつりのキャラクターは有能が多いなぁ

750ID:yOalPPig:2018/08/26(日) 18:23:35 ID:xY0JYVMg
申し訳ないです
結構忙しくてしばらく更新お休みします

751名無しさん@転載は禁止:2018/08/26(日) 18:30:38 ID:oGbhJHww
のんびり待つさ

752名無しさん@転載は禁止:2018/08/27(月) 20:51:26 ID:RDhL4JdY
落ち着いたらまた更新してや〜

753ID:yOalPPig:2018/09/10(月) 03:10:07 ID:DWDEOBDw
 
絵里「次に、今回の敵についてだけれど…」
 
水文学者「それはオレから説明するジャーン!実際に被害を受けてるのはオレ達ふもとに住んでる奴らだからYO!」
 
千歌「『ジュエルモンスター』だっけ?」
 
水文学者「そうだYO!『ジュエルモンスター』は元々自然界にいる鉱物モンスターの一つジャン?」
 
ルビィ「ちいちゃい石ころがピョンピョン跳ねるだけなのも鉱物モンスターの一種なんだよね」
 
吟遊詩人「鉱物モンスター…(壁モンスターも鉱物モンスターだっけ…私の壁化も何か関係あるのかな…)」
 
水文学者「ちびっ子なのによく知ってるジャーン!『ジュエルモンスター』は身体が硬めの鉱石で出来た鉱物モンスターなんだYO!」
 
絵里「それだけなら多少硬いだけで、一般人にも対処できない事もないのだけれど…」
 
水文学者「今回の『アイツ』は…魔鉱石で出来てやがって普通よりちぃーっとばかし強いんだYO!」
 
千歌「そんなに危険なの?」
 
ルビィ「う〜ん…鉱物モンスターってね、普通は野生動物なんかに壊されて土に還ってしばらくしてまた甦ってを繰り返すんだけど…」
 
ルビィ「稀に自然淘汰されずに残ったもの同士が出会ってくっついてパワーアップしちゃうんだよ」
 
鞠莉「oh…それだと野生動物が倒せないレヴェルのジュエルモンスターは自然淘汰されずに…」
 
吟遊詩人「ほっとくと、どんどん他の鉱物モンスターを取り込んでパワーアップしちゃうって事?」
 
水文学者「正解だYO!今はどの段階かはわからないけど、これ以上大きくなる前に倒して欲しいジャーン!」
 
◇◇◇
 
絵里「山頂までのルートは二つ、人数が多いから二手に分かれても問題なさそうね」
 
千歌「どっちも山頂を目指して、敵に当たった方が叩くんだね!そしたら…」
 
バーテンダー少女「…(険しい方になりませんように…敵に当たりませんように…)」
 
・千歌
・ルビィ
・鞠莉
・吟遊詩人
・絵里
・青緑髪少女&バーテンダー少女(二人で一組とする)
・水文学者
・道具袋(パーティー共有のアイテム)
 
険しい方の登山道のメンバー(及び道具袋をどちらが持つか)は?(安価下6・上記から4つ選択)
 
※残りのメンバーは緩やかな登山道に向かいます
※どちらが敵に当たるかわかりません

754名無しさん@転載は禁止:2018/09/10(月) 12:43:53 ID:jC7lP5q2
青緑髪&バーテン

755名無しさん@転載は禁止:2018/09/10(月) 21:11:44 ID:lMtoB07k
基本的にそのまま千歌達と絵里ち達の分けでも良さそうだけど、案内的に一人は入れ替えるべきか
千歌ルビィ詩人学者で険しい方
絵里青バー鞠莉
道具袋が迷うな。てかなんだろこれ?

756名無しさん@転載は禁止:2018/09/10(月) 22:30:40 ID:jE5fMLlQ
絵里が居る方は安全だから水文学者はそっちに居て欲しいかなぁ
道具袋は妖精の粉とか入ってるアイテム袋じゃない?
てことで険しい方は千歌青バー詩人鞠莉で道具袋かな
勇者キチのルビィは絵里ちゃんと道中楽しんでもらおう

757名無しさん@転載は禁止:2018/09/11(火) 00:50:31 ID:P0gWqtTs
といや

758名無しさん@転載は禁止:2018/09/11(火) 11:56:54 ID:11RTRcco
ksk

759名無しさん@転載は禁止:2018/09/12(水) 06:35:31 ID:cpzQyIg6
>>756から道具袋抜いたので

760ID:yOalPPig:2018/09/12(水) 10:03:14 ID:OsVjI/z.
東の登山道
ちょっとひらけた中継地点
 
ヒュォォォォ〜…
 
千歌「よい…しょ…」
 
登ってきた断崖絶壁「」どどん!
 
千歌「…っと、私だけなんとか登れたけど…生きた心地がしないよぅ…」下見てブルブルブル…
 
千歌「ロープは…」グイッグイッ
 
千歌「固定できたのだっ!あとは皆を引き上げるだけだね…」
 
千歌「おぉーーーーーーーい!!準備できたよーーーー!!」
 
◇◇◇
断崖絶壁の下
 
オォーイ!ジュンビデキタヨー!
 
断崖の上から垂れたロープ「」タラーン
 
Aqoursシャボン×9「」フヨフヨ
 
鞠莉「…よしっ!最悪の場合は風を起こして受け止めるし、シャボンをクッションにするからノープロブレムよ〜!」
 
吟遊詩人「うぅ…それでもこんな断崖絶壁を…でも、登らなきゃだね…順番は子供達を先に行かせて、次に私、最後に浮遊ができる鞠莉さん…」ブルブルブル…
 
バーテンダー少女「よいしょ…青緑髪少女ちゃん結べましたっ!」キュッ
 
青緑髪少女「二番手、いきます(冒険っぽくなってきたな…)」グイッ
 
◇◇◇
ちょっとひらけた中継地点
を見渡せる丘の上
 
大きな岩?「…」ピクピク…
 
◇◇◇
ちょっとひらけた中継地点
 
千歌「はぁ…はぁ…」
 
ごつごつした岩のような手「」肩をトントン
 
千歌「…ん?」クルリ
 
千歌が肩を叩かれたのはいつ?(安価下2・秒判定)
 
秒一桁1…青緑髪少女が登ってる途中
秒一桁2…バーテンダー少女が登ってる途中
秒一桁3〜4…吟遊詩人が登ってる途中
秒一桁5〜6…鞠莉が登ってる途中
秒一桁7〜0…全員登りきったあと

761名無しさん@転載は禁止:2018/09/12(水) 13:50:35 ID:ZhY0MY76
ksk

762名無しさん@転載は禁止:2018/09/12(水) 14:37:47 ID:vVYfdfBY
こい

763名無しさん@転載は禁止:2018/09/19(水) 20:15:57 ID:z7/1lFwQ
また忙しくなったか

764名無しさん@転載は禁止:2018/10/02(火) 13:00:28 ID:Qua398RQ
ルビィちゃ

765ID:yOalPPig:2018/10/03(水) 03:00:56 ID:7j0q0k3E
くっ…帰宅…ごめんなさいまだ忙しいでごわす…
 
10月後半になれば時間作れると思います

766名無しさん@転載は禁止:2018/10/03(水) 09:40:56 ID:mFU5dOwQ
のんびり待つから
無理はしないでね

767ID:yOalPPig:2018/10/22(月) 17:12:10 ID:XSuAhFzA
 
…ガッキィィィィィィン!!!
 
普通のミスリルソード「」グググググッ
 
岩巨人?の拳「」グググググッ
 
千歌「くふぃ〜っ!いきなり来たよ…みんなを引っ張りあげたあとだから結構きついかも…」グググググッ
 
吟遊詩人「千歌ちゃん!!」
 
鞠莉「こいつがジュエルモンスター…?」
 
バーテンダー少女「すごく大きい…」ヒェ…
 
青緑髪少女「…あっちにいるのは?」
 
なんかもう一体いる岩巨人?「グゴゴゴゴ…」
 
千歌「もう一体!?」
 
吟遊詩人「そんな…でも、二体以上いるなら…」
 
アコーディオン「」どん!
 
〜♪
 
吟遊詩人「…(発情させれば…)ララ…」
 
鞠莉「…ウェイツッ!!吟遊詩人待って!!」
 
アコーディオン「」ピタ
 
吟遊詩人「ど…どうして…?」
 
鞠莉「ルビィが言っていたでしょう?」
 
ルビィ『稀に自然淘汰されずに残ったもの同士が出会ってくっついてパワーアップしちゃうんだよ』
 
吟遊詩人「あっ…!」
 
鞠莉「どういうわけか今は同化していないみたいだけど…」
 
岩巨人1?「グガァァァァァ…!?」
 
岩巨人2?「グッガッガッガッ!!」
 
千歌「なんだか…仲が悪いみたい?」
 
バーテンダー少女「見た感じ色が対照的というか…」
 
鞠莉「ふむふむ…属性が真逆だから喧嘩してて、同化せずに済んでるのかなん…?」
 
吟遊詩人「発情させてたらまずかったかもですね…(鞠莉さんが登った後でよかった…)」
 
千歌「よぉーし!とにかく…みんなで協力してこいつらを倒そう!!」
 
青緑髪少女「みんなで協力…わかった」グッ
 
mission!
 
岩巨人(二体)を倒せ!
 
岩巨人の属性は?(安価下2・秒判定)
 
偶数…氷と炎
奇数…光と闇
 
結果は?(安価下4・秒判定)
 
秒一桁1…失敗
秒一桁2〜7…成功
秒一桁8〜0…大成功
秒ゾロ目…超成功

768名無しさん@転載は禁止:2018/10/22(月) 17:33:33 ID:pGkDix46
おひさ
待ってたよ

769名無しさん@転載は禁止:2018/10/22(月) 18:15:31 ID:0PDvjfXg
シンメトリカルドッキングしそう

770名無しさん@転載は禁止:2018/10/22(月) 18:38:22 ID:KQEE1Cpw
おかえり〜
無理せず続けてね

771名無しさん@転載は禁止:2018/10/22(月) 21:26:17 ID:pGkDix46
せいや

772ID:yOalPPig:2018/10/23(火) 01:30:13 ID:nEXB.css
 
光岩巨人「グガァァァァァ!!」ダンダン!
 
闇岩巨人「グガガガガ〜?」ニヤニヤ
 
千歌「白いこいつは私と吟遊詩人ちゃんで!鞠莉ちゃん達はそっちの黒いのをお願いっ!」ダッ
 
吟遊詩人「援護するわっ!」
 
鞠莉「オーケイよ〜!バーテンダー少女はフロント(前衛)いける?」
 
バーテンダー少女「はいっ!いけます!」
 
鞠莉「青緑髪少女は超能力でバーテンダー少女のバックアップを!」
 
青緑髪少女「…わかった」
 
◇◇◇
 
ダダダダッ
 
千歌「炎属性効くかな…かえんっ…」ボォォォ…
 
千歌「…ぎりっ!!」ズバァァァン!
 
光岩巨人「グギャァァッ!!」ガギンッ!
 
光岩巨人の腕「」ポロッ…
 
千歌「ん〜っ!効かないわけじゃないけど、弱点っぽくはないのだぁ…」
 
吟遊詩人「少しでも効くなら…」グィー…
 
吟遊詩人「…これでもくらいなさいっ!ビーチスケッチ…狙い撃ちっ!」
スリングから放たれた何か「」ビュンッ
 
ボガァァァン!
 
光岩巨人「グゴォォォォ…!!」ボロッ
 
吟遊詩人「…よしっ!双子ちゃんと鍛冶屋さんの合作…『火炎星』よ!!」
 
千歌「おぉーっ!吟遊詩人ちゃん撃つときのセリフもナイスだよ〜っ!いっえ〜い!」ハイタッチ!
 
吟遊詩人「い…いっえ〜い…////」ハイタッチ!
 
ワイワイキャッキャッ
 
光岩巨人「…」キュィィィィィン…
 
千歌&吟遊詩人「…ん?」
 
ピーーーーーー
チュドォォォォォォン!!!
 
千歌「あわわわわわ…ギリ避けれたけど、こんなの当たったらやば…って、吟遊詩人ちゃんは!?!?」
 
光岩巨人「グッゲッゲッゲッゲ!!」ドヤァ
 
メイ*σ _ σリ「ふぅ…」
 
光岩巨人「グゲ…?」
 
千歌「おぉ…ナイス壁化…」汗タラー…
 
メイ*σ _ σリ「えっと…千歌ちゃん、触って?」
 
千歌「えっ…あ、はい」タッチ
 
メイ* ̄ _  ̄リ「もっと情熱的にぃ〜!」
 
千歌「…」スリスリ…ペタペタ…
 
桜色の煙ボワン
 
吟遊詩人「ふぅ…」ツヤツヤ
 
千歌「う〜ん、この謎の仕様…(壁化の練習中に私が触れたら元に戻るのはわかったんだけど…)」
 
吟遊詩人「岩巨人が光ったら…私は壁化で防ぐ、千歌ちゃんは避ける」グィー…
 
千歌「…だね、あれさえ気を付ければあとは削るだけ」シャキン…ダダダダダッ
 
光岩巨人「ギゴ…?」
 
千歌&吟遊詩人「「かえんっ…」」
「ぎりっ!!」「ぼしっ!!」
 
ボガァァァァァァン!
ボォォォ…ズバァァァァァァン!
グゲゴガ…ガガ…ガ…

773ID:yOalPPig:2018/10/23(火) 07:19:33 ID:nEXB.css
 
闇岩巨人「グゴー…」ポケー…
 
鞠莉「なんか余裕かましててむかつく…」
 
バーテンダー少女「そうですね…」
 
青緑髪少女「バックアップ…」クイッ
 
ヒュンッ
 
なんか勝手に動き出したバーテンダー少女「えっ…!?身体がっ!勝手にっ!動いてるぅぅぅーっ!?」
 
ガッ ゲシッ ブォンッ
 
闇岩巨人「ガモガモ…」ムニャラムニャラ…
 
闇岩巨人のお腹にできたブラックホール「」ボヤァ…
 
青緑髪少女「くっ…バーテンダー少女の身体が魔法っぽいので引っ張られてる…」ググググ…
 
バーテンダー少女「なんなのこれぇー!?いろいろ感覚がわかんないぃーーー!!」グルグルグルグルー!
 
鞠莉「oh〜…ブラックホールは厄介だね…二人とも中に吸い込まれないように注意デ〜ス!」ムニャラムニャラ…
 
青緑髪少女「…バーテンダー少女があのお腹のやつに吸い込まれなければいいの?」ググググ…
 
鞠莉「イエ〜ス!でも吸い込まれないように近付けられる…?」
 
青緑髪少女「…やってみる」クイッ
 
バーテンダー少女「はぁぁぁぁーーー!?!?」ビュンッ
 
青緑髪少女「近付いたら…打撃合わせて!」クイクイッ
 
バーテンダー少女「うぅ…(でも…青緑髪少女ちゃんを信じるしかない…)」グッ
 
闇岩巨人「グガ…?」
 
青緑髪少女「…背中っ!」クイッ
 
バーテンダー少女「…正ッ!!」正拳突きボゴォォン!
 
闇岩巨人「グゲボッ…!」ボロッ…
 
青緑髪少女「…頭っ!」クイッ
 
バーテンダー少女「…破ぁッ!!」回し蹴りバキィィィッ!!
 
闇岩巨人「グギャァッ…!!」ボロォ…
 
鞠莉「エクセレン…!!二人ともグッドセンス!!」
 
青緑髪少女「…格ゲーは得意」
 
バーテンダー少女「へ…へへへへ…」グルグルグルー
 
鞠莉「一旦離れて…!!Aqoursシャボン!!」
 
Aqoursシャボン×9「「「「」」」ポワワワワン
 
鞠莉「ブラックホール…吸い込みたいだけ吸い込めばいいよ」
 
闇岩巨人のお腹にできたブラックホール「」シュルルルルル…
 
鞠莉「でも、極寒の雪山で…大量の水を吸い込んだら…?」
 
闇岩巨人「グガ…ゲ…」フルフルフル…
 
バシャァァァァァァァン!!
ピキピキピキピキ…カチコチカッチーン!!
 
氷漬けになった闇岩巨人「」ピキーン!
 
鞠莉「…GO!!」
 
青緑髪少女「…いって!」クイクイクイッ
 
バーテンダー少女「…うおりゃあああああああああああああっ!!!」切りもみ回転カンフーキックグルグルグルグルグルグルッ
 
ゴギャギャギャギャギャギャギャ…
バッゴォォォォォォォォォン!!!!
◇◇◇
雪の上
 
光鉱石「」ドサッ
 
闇鉱石「」ドサッ
 
mission clear!
 
《アイテムGET》
光鉱石 闇鉱石

774ID:yOalPPig:2018/10/23(火) 07:25:20 ID:nEXB.css
お久しぶりですm(__)m
安価ありがとうございますm(__)m
 
リアルなんとか落ち着きましたので1日1〜数レスで更新していきたいと思います
 
険しい登山組は全員登りきりっていたので難易度はeasyになりました
鞠莉だけ登ってなかった場合が一番危険で、発情→進化合体でやばかったです
氷と炎ならフィンガーフレアボムズ的な?

775名無しさん@転載は禁止:2018/10/23(火) 10:13:32 ID:vD6bqsxQ


776名無しさん@転載は禁止:2018/10/23(火) 14:14:02 ID:BAziQMcQ
梨子ちゃん地味に地雷っていうか使い所難しくて使いこなせてない感じかな

777ID:yOalPPig:2018/10/23(火) 16:25:57 ID:nEXB.css
雪山
ハイキングコース
 
ボフッ
 
絵里「ルビィ見て!人類の進化の過程よ!」ドヤァ
 
絵里が雪に埋まってできた跡「」サル ゴリラ イッパンジ〜ン♪
 
ルビィ「ぅゆ…」ジトー
 
水文学者「HAHAHA!エルフの勇者はオモロいジャーン!噂に聞いてたのとは全然違うYO!」
 
ルビィ「噂って…」
 
水文学者「あ、いや、生真面目で堅苦しいって聞いてたからYO…」アセアセ
 
絵里「元魔王軍騎士団長『人間殺しのエリーチカ』」
 
ルビィ「…!!」
 
水文学者「…」
 
水文学者「魔王を倒して…ギスギスしてたあの港町をまとめて復興させてるジャン!そっちの噂は出鱈目だってのはわかるZE?」
 
絵里「ふふっ、ありがと」
 
絵里「でも、魔王軍に居たのは本当の話よ?皆を苦しめていたのも事実」
 
水文学者「俺は学者だからYO…自分が直接見てきた事を信じる、今のあんたは…」
 
ルビィ「…」タタタタッ ピョーン
 
ポフッ
 
ルビィが雪に埋まってできた跡「大の字やで」どどん!
 
絵里&水文学者「…!?」
 
ルビィ「わたしは…勇者が好き!!」
 
ルビィ「ずっとずっと憧れだった」
 
ルビィ「花陽ちゃんも、穂乃果隊長も、花陽ちゃんも、凛ちゃん隊長も、真姫ちゃん博士も、花陽ちゃんも…出会った勇者様はみんなみんな、強くて、あったかくて…」
 
ルビィ「でも、普通の人と一緒で、足りない所や弱い所があって…」
 
ルビィ「それがなんだか嬉しかった」
 
ルビィ「だから、絵里隊長に…エリーチカに拭い去れない過去があったとして、そのことで今も悩み続けて苦しんでるとしても」
 
ルビィ「そんな人間臭い勇者が…私は好きでしゅ!!」
 
ルビィ「…です////」
 
絵里「ぷっ」
 
水文学者「大事なとこで噛んだジャーン…」
 
絵里「ぷくく…あははははははは!」
 
ルビィ「…//////」うつ伏せバタ足バタバタバタバタ
 
水文学者「HAHAHA!でも、違いねえ…完璧な人間よりもそっちの方が魅力的だYO!」
 
絵里「ふふふっ、もう…悩んでるのが馬鹿らしくなるわね」
 
絵里「ルビィ、水文学者、ありがとう」ペコリ
 
絵里「きっとこの心の傷跡はこの先も消えないと思う」
 
絵里「それでも私は今が幸せだって思えるわ…あなた達に出会えたんだもの」
 
絵里「少しの間のパーティだけれど、これからもよろしくね!」ニコッ
 
ルビィ「ぅゆ…こちらこそ、よろしくお願いしましゅ////」
 
水文学者「へへっ…////」ポリポリ
 
◇◇◇
 
テクテクテク
ザクッ ザクッ ザクッ
 
絵里「しかし、ジュエルモンスターどころか魔物一匹出ないわね…」
 
ルビィ「ぅゆ…通りすがりのイエティ族さんとすれ違っただけ…」
 
水文学者「あー…それには理由があるジャンYO!もう少し行った所に祠があって、それが『魔除けになってるみたいやな』って言ってたな」
 
ルビィ「ほこら…?(精霊様でも祀ってるのかな?)」
 
絵里「ふむ、それは誰が言ってたの…?」
 
水文学者「あぁ、数ヶ月前に旅で来てた『ミステリアスな雰囲気の女』が言ってたんだYO!」
 
◇◇◇
旧魔法都市
 
ヘッ…クシュン

778ID:yOalPPig:2018/10/24(水) 03:41:50 ID:6RJiN8U.
少し前
王都
問屋街
 
ラッシャイラッシャイ
ヤスイヨヤスイヨー
ワイワイ ガヤガヤ
 
亜里沙「ふんふふふふーん♪定期報告のあっとは〜恒例のお買い物〜♪」
 
槍兵「副隊長〜トナカイ車に乗るぶんだけにしてくださいっすよ〜…」
 
亜里沙「ハラッショー…そっか、今回は一台だけだからそんなに積めないね…」
 
槍兵「来週は北海から船が帰ってくるっすから五、六台の予定っすけどね〜」
 
亜里沙「踊り子さんと武闘家ちゃんたちの漁に期待ですね!王都の商人さんたちにも宣伝しとかなきゃ!商人エルフさんたちにも根回しするとして…」メモメモ…
 
槍兵「…(商人になった当初は飲料の買い付けに行っておでん缶を大量買いするくらいのポンコツだったっすけど…)」
 
槍兵「…(いつの間にか王都中の商人に顔がきくほどに成長したっすね…前みたいに常にほっとけないなんて事は…)」
 
亜里沙「あっ!あっちでクイズ大会やってますよ!みらくるないんってなんだろう…?」タッタッタッタ…
 
槍兵「…前言撤回っすね」タハー
 
槍兵「副隊長〜!待ってくださいっすよ〜!」タッタッタッタ…
 
◇◇◇
 
亜里沙「参加賞で貰ったバームクーヘン美味しいっ!」モキュモキュ
 
槍兵「あぁ…バームクーヘンをそんないっぺんに口に入れたら…」
 
亜里沙「んぐぐ…」バンバン!
 
槍兵「はいはい、お水っすよ〜…」
 
亜里沙「んんっ…」ゴキュゴキュ…ゴクン
 
亜里沙「ぷはぁっ!…口の中の水分全部もってかれたぁ〜…」お水アリガト〜
 
槍兵「はぁ…(あの姉にしてこの妹ありっすねぇ…)」
 
亜里沙「でも美味しかったから、お姉ちゃんにも買っていきましょう!あと他に欲しいものないかなぁ…」
 
槍兵「さぁ…隊長なら何でも喜びそうっすけど…」
 
亜里沙「う〜ん…本人に直接聞いたほうがはやいね!」魔法の手鏡取り出しー
 
prrrrr…
 
槍兵「…(こういう時の行動は副隊長のほうがはやいっすね〜)」
 
亜里沙「あっ!お姉ちゃん?あれ?もしもーし…」
 
亜里沙「えっ…?バーテンダー女さん?お姉ちゃんが手鏡お店に忘れたって…はい…はい…」
 
亜里沙「…」汗ダラダラダラ…
 
槍兵「…?」
 
…プツン
 
亜里沙「どうしよう…」
 
亜里沙「お姉ちゃんが雪山に行っちゃった…」

779ID:yOalPPig:2018/10/25(木) 01:11:13 ID:aJWFZNuA
雪山
ハイキングコース
中腹にある魔除けの祠?の手前
 
prrrrr…
 
絵里「あら、誰かから通信…って、えっ?どういう事?手鏡が…ない…のに…音だけ聞こえる…」ゾクゾクガクブル…
 
道具袋「」prrrrr…
 
ルビィ「あ、私たちのポータブルプレイヤーの方ですね…皆さんは先に行っていてください」ガサゴソ
 
絵里「よかった…『着信アリ』的なオカルトではなかったのね…私の手鏡はたぶんバーに忘れちゃったみたい…」タハー
 
水文学者「HAHAHA!祠まで先に行って待ってるYO!」
 
ルビィ「はぁ〜い」
 
ルビィ「えーと、着信は誰かな…っと」
 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)「」ピッ
 
◇◇◇
魔除けの祠?
 
絵里「お邪魔するわ…ね?」オソルオソル
 
絵里「あら、意外と綺麗にしてあるのね」
 
水文学者「雪山に住むイエティ族がありがたがって掃除してくれてるみたいジャーン!」
 
絵里「へぇ〜、祀ってあるのは…石碑?かしら?」
 
ドクン
 
絵里「うっ…」フラッ…
 
水文学者「ん…?どうしたYO?」
 
ドクン
 
ぼやけて見える絵里「頭が…」ボヤァ…
 
水文学者「おいっ!大丈夫かYO!?」
 
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン…

780ID:yOalPPig:2018/10/25(木) 01:13:17 ID:aJWFZNuA
魔除けの祠?の手前
 
ピッ
 
ルビィ「えっと…どちら様でしy…」
 
希『千歌ちゃんかっ!?』
 
ルビィ「あ、いえ、千歌ちゃんとは今は離れてて…って、あなたは東條希しゃん!?」
 
希『うん、うちは東條希 こないだは居なかった千歌ちゃんのお仲間かな?緊急事態やから今はとにかく聞いてほしい!あなたは…』
 
ルビィ「…ルビィです」
 
希『ルビィちゃんやな…今は雪山の何処におる?』
 
ルビィ「えっと…今はハイキングコースの中腹にある祠に…」
 
希『おうふ…もしかしてえりちはもう…?』
 
ルビィ「ぁぃ…さっき祠の中に…」
 
希『くっ…遅かったか…』
 
ルビィ「ど、どういう事でしゅか…?」
 
希『時間がないから詳しい説明は後でええかな?周辺にテクノロジーを使ったモノはその通信機以外に何かある?』
 
ルビィ「テクノロジー…私が風鉱石を埋め込んだシューズを履いてます…それ以外はないと思います」
 
希『そうか…(見た感じこの子はスピードタイプみたいやね…そして風属性のシューズで長所を伸ばしてる…何よりこの状況でこの落ち着きは大したもんや…いけるか?)』
 
希『ルビィちゃん、よく聞いてな?』
 
ルビィ「…ぁぃ」
 
希『えりちはその祠の中の石碑に近付くと、そこに封印されてる霊にとり憑かれる』
 
ルビィ「ピギィッ…とり憑かれるって…」
 
希『そういう体質なんや』
 
希『その霊は人間の文明…テクノロジーを深く憎んでて、えりちの身体を使って破壊しようとする』
 
ルビィ「テクノロジーを破壊…?」
 
希『つまり、この通信機とルビィちゃんのシューズが狙われる…せやから…』
 
ルビィ「…」
 
希『追ってくる絢瀬絵里からとにかく逃げて!!』
 
ルビィ「ぅゆ…」汗タラー
 
mission!
 
絢瀬絵里から逃げろ!
 
どっちに逃げるか(安価下2・選択)
 
山頂orふもと
 
逃げ切れるか(安価下4・秒判定)
 
秒一桁1〜3…失敗
秒一桁4〜7…成功
秒一桁8〜0…大成功
秒ゾロ目…超成功

781名無しさん@転載は禁止:2018/10/25(木) 01:56:23 ID:bav0ObFY
ksk

782名無しさん@転載は禁止:2018/10/25(木) 07:00:21 ID:UJMmPEPI
山頂

783名無しさん@転載は禁止:2018/10/25(木) 08:16:04 ID:w48wQaOE


784名無しさん@転載は禁止:2018/10/25(木) 09:15:26 ID:id4XFF4k
どや

785ID:yOalPPig:2018/10/25(木) 12:11:51 ID:aJWFZNuA
封印の祠
 
ちょっと浮いてる絵里?『хорошо…』
 
水文学者「おいおい…いったいどうしちまったんだYO…」
 
絵里?『…заткнись!!』カッ
 
ドッカァァァァァァァン…!!
 
吹き飛ばされた祠「」チーン
 
水文学者「ヒィィィッ…!?!?」アワワワワワ…
 
ルビィ「エリーチカ…」
 
絵里?『пирожки…борщ…пельмень…』ジ…ジジジ…ジ…
 
絵里?『перестройка…ヨリシロノキオクカラゲンダイゴヲサイニンシキシタ…』
 
ポータブル魔導液晶プレイヤー(通信機能付き)が入った道具袋「」どん!
 
ダイヤル式ウインドシューズ「」どん!
 
絵里?『ニンゲンノブンメイ…』ギロッ
 
絵里?『ママヲコロシタ…ウザイ…キモイ…ニクイ…』
 
ルビィ「ぅゆ…やっぱり何かにとり憑かれてるみたいでしゅ…」←付属品のイヤホンマイク装備
 
希『そうか…それじゃあさっき説明した通り、『助っ人』が到着するまでとにかく逃げて!!』
 
ルビィ「…ぁぃ」カチッ
 
風ダイヤル「」グルグルグルグル…
 
ヒュンッ
タタタタタタタタタタタタタタッ
 
分かれ道「ハイキングコースor樹氷の森」どん!
 
ルビィ「…(私の敏捷性なら…こっち!!)」ダッ
 
絵里?『…ニガサナイ!!』フヨフヨ〜
 
フヨフヨ〜ビュビュンッ!!
 
水文学者「な…何がどうなってるんだYO…」ポケー

786ID:yOalPPig:2018/10/25(木) 17:12:02 ID:aJWFZNuA
樹氷の森
 
タタタタタタタッ
ヒュンッ ヒュンッ
 
ルビィ「ぅゆ…でも希隊長はなんでそんなに詳しく…」
 
希『…えりちは前に一度あの状態になってるんよ』
 
希『あれは三賢者との修行合宿の最中やった』
 
ルビィ「…(魔王討伐前の話!!ちゃんとした状態で聞きたかった…)」タタタタタタッ
 
◇◇◇
数年前
修行合宿
 
ゼェ…ゼェ…
 
穂乃果「もう…無理…」フラフラ…
 
にこ「足がぁ…足がぁ…」フラフラ…
 
凛「なんで絵里ちゃんはこんなきついのクリアできるのぉーー!?」バターン
 
絵里「なんでって言われても…」クリアしたご褒美のジュースチュゥ〜
 
ツバサ「やっぱり絢瀬さんはフィジカル組のトータル成績では断トツね」
 
絵里「トータルでは、ね」
 
絵里「一発の威力は穂乃果に劣るし、スピードだけなら凛には勝てない、器用さに関してはにこの足元にも及ばないわ、皆に勝てるのは持久力くらいよ」
 
英玲奈「そう謙遜するな」
 
英玲奈「魔力もなく、目立ったスキルもない状態でこいつらと肩を並べているんだ…十分化け物だよ」
 
絵里「…、本物の化け物にそう言われるのは光栄ね」フフッ
 
絵里「三人はまだ時間がかかりそうだし、少し散歩してくるわ」スタスタスタ
 
三バカ「「「ずるいっ!!」」」ギャーギャーギャー!
 
英玲奈「お前達はまだ駄目だ」
 
ツバサ「私もお散歩…」
 
英玲奈「ツバサも駄目だ、お前が居なければ重力負荷をかけられないだろう?」
 
ツバサ「うぅ…」
 
絵里「ふふっ、夕食前には戻るわ」手フリフリ
 
ギャーギャーギャー!
ギャーギャーウルサイ!シュウカイヲフヤスゾ!
ソンナァ〜…
キョウノゴハンハナニカシラ…
 
◇◇◇
 
テクテクテク
 
絵里「あら」
 
赤いゴーレム『…!!』クルッ ガシャン
 
絵里「真姫じゃない、座学組は休憩?」
 
赤いゴーレム『今は魔法行使の時間なの…私は魔法が使えないから、その間に食材の調達を頼まれて…』
 
絵里「そう、それなら手伝うわよ」
 
赤いゴーレム『べ、別に…私一人でもできるけど…』モジモジ
 
絵里「森育ちだから狩りをするのが好きなのよ、手伝わさせて?」
 
赤いゴーレム『そ、そういう事なら…手伝わさせてあげてもいいわ!』
 
絵里「ふふっ…お供します、お嬢様」
 
赤いゴーレム『お嬢様はやめて!』ムッ
 
絵里「はいはい、あっ!あっちの方で何か動いたわよ!」
 
赤いゴーレム『…!!』ピピッ
 
赤いゴーレム『熱源確認…静かにいきましょう』ソローリ
 
絵里「…」コクリ

787ID:yOalPPig:2018/10/25(木) 17:34:56 ID:aJWFZNuA
>>4の年表では加入が希→絵里になってるけれど…>>536で絵里が登場してますね…
 
出会ったのが希のほうが先で
説得に応じずに保留
希は少し手伝ったりしつつも仲間になるのは拒否
で、絵里の加入後に正式に加入
的な感じでなにとぞご理解くださいm(__)m

788ID:yOalPPig:2018/10/26(金) 14:07:09 ID:3OL1fJGo
 
ウシブタ「」チーン
 
絵里「大猟よっ!」ばばーん!
 
赤いゴーレム『一頭だけじゃない…』
 
絵里「でも…10人で食べるなら多いくらいよ?」
 
赤いゴーレム『花陽がいる事を忘れないで』
 
絵里「ハラショー…花陽の為にもう一頭狩ろうかしら…」
 
赤いゴーレム『…時間もまだあるし、そうしましょう』
 
絵里「…」
 
絵里「…ありがとう」
 
赤いゴーレム『なんなのよ急に』
 
絵里「魔王軍に居た時の私は死んでいたの」
 
赤いゴーレム『…』
 
絵里「正直まだ戸惑っているけれど…あなた達とこうやって過ごしていると、少しずつ人間らしさを取り戻せてるのかなって…」
 
赤いゴーレム『そんな事…別に、私は…何もしてない…』
 
絵里「真姫の優しさは世界一だと思うのよ」
 
赤いゴーレム『何言ってるの!?/////私は優しくなんて…』
 
絵里「あなたは世界一の医者なんだから世界一優しいに決まってるじゃない、あの時も…敵対していた私の騎士団を治療してくれた」
 
赤いゴーレム『それは…戦いが終わって怪我人がいたら治療するのは当たり前で…』グルン グルン ガシャン ガシャン
 
絵里「ふふっ、とにかく感謝してるのよ」
 
赤いゴーレム『…//////』
 
絵里「さ、言いたい事も言えたし狩りを再開するわよ〜」
 
赤いゴーレム『もうっ!一方的に言うだけ言って!ずるいわよエリー!』プシュー!
 
絵里「ふふふっ…あら?あそこにあるのは…祠?」
 
ぽつんとある祠?「」どん!
 
赤いゴーレム『祠…?こんな森の中に…何か怪しいわね…調査してみる?』
 
絵里「えっ…あ…危なくないかしら?怒られるかもしれないし…」プルプル
 
赤いゴーレム『…もしかして、怖いの?』
 
絵里「ここここ怖くなんてないわよ!?でもここは慎重に…」
 
赤いゴーレムの中の真姫の口元「…」ニヤリ
 
赤いゴーレム『そうよね、魔王を倒そうって冒険者が怖いわけないわよね』
 
赤いゴーレム『というわけで慎重に調査をしましょう』ガシャン ガシャン
 
絵里「えっ…あっ…待って!一人にしないで!」
 
ガシャン ガシャン ガシャン
ウゥ…オウチニカエリタイ…

789ID:yOalPPig:2018/10/26(金) 14:57:43 ID:3OL1fJGo
修行合宿
座学組
 
魔力障壁空間「」ボヤァ…
 
パッ
 
希「うっ…MPがもう…」ゼェ…ゼェ…
 
花陽「ふぅ…お腹が空きました…」
 
あんじゅ「花陽のMPはホントに底なしなのね…」
 
希「うちもMP低いわけやないんやけどな…」ゼェ…ゼェ…
 
花陽「希ちゃん大丈夫…?気休めだけど…」パァァー
 
希「ん、おおきにぃ〜…癒されるわぁ〜…」
 
あんじゅ「あれだけの大規模魔法を連続で放って昏倒せずに済んでる希も十分凄いわよ」
 
希「それを全部相殺した上に魔力障壁空間を維持してる化けもんに言われたないわぁ〜…」
 
花陽「私が言うのもなんだけど、あんじゅさんのMPも底なしなんじゃないかな…」
 
あんじゅ「私はこれでも三賢者と言われてるくらいだし…?(ズルして魔界のMPスポットに直結してるなんて言えない…まぁ、陣を敷いたこの辺りだけでしか使えないんだけど…)」
 
あんじゅ「それよりそろそろ夕食の準備を…」
 
…ッドオオオオォォォォォォォォォォォォン!!!!
グラグラグラ…
 
三人「…っ!!!!」
 
希「なんなんよこの音と揺れは…」
 
花陽「真姫ちゃんが行った森の方向…!!」
 
あんじゅ「自然災害か魔王軍か…とにかく行くわよ!!一人で残るのは危険かもしれないわね…希もきついかもしれないけどついてこれる?」
 
希「うん、そっちの方が安全やしついていくよ」
 
◇◇◇
森の中
爆音があった場所
 
タッタッタッタッ
 
大破した赤いゴーレム『…』ジジ…ジ…
 
花陽「真姫ちゃん!!」
 
機械義肢部分が大破した真姫「花…陽…?」ゴフッ
 
回復魔法パァァーーー
 
あんじゅ「無駄よ…身体の半分以上が機械の真姫に従来の回復魔法では…」
 
花陽「うぅ…どうしたら…」グジュグジュ…
 
希「なんなんよ…これは…えりち…?」
 
ドシーン… ドシーン…
 
絵里?・イン・ザ・周りの木々を取り込んだ巨大ウッドゴーレム『ニンゲンノブンメイ…ウザイ…キモイ…ニクイ…』どどどどどん!
 
◇◇◇
現在
雪山
樹氷の森
 
タタタタタタタッ
ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
 
ルビィ「ちょっと待ってくだしゃい…今、なんて言いましたか…?」
 
希『…ん?うちらがその時に見たんは…『周りの木々を取り込んで巨大ウッドゴーレムと化したえりち』、やけど…』
 
ルビィ「ぅゆ…」汗ダラダラダラダラダラ…
 
ドシーン… ドシーン…
 
ルビィ「…」クルッ
 
絵里?・イン・ザ・周りの樹氷を取り込んだ巨大アイスウッドゴーレム『ニンゲンノブンメイ…ウザイ…キモイ…ニクイ…』どどどどどどどん!
 
ルビィ「ピギャァァァァァァッ…!!!!」ダダダダダダッ
 
希『あ…樹氷の森に入ってたんか…ごめんなぁ、言うの忘れとったわ』テヘ
 
ドシーン… ドシーン…

790ID:yOalPPig:2018/10/27(土) 13:34:06 ID:18h28O/s
雪山山頂
山小屋
 
薪ストーブ「」メラメラ〜
 
千歌「あったかいのだぁ〜…」ポカポカ
 
吟遊詩人「この薪は誰が用意してるのかしら…」
 
バーテンダー少女「雪山に住むイエティ族さんがいろいろしてくれてるみたいですね」
 
鞠莉「…」←おめめシールペター
 
青緑髪少女「…」←おめめシールペター
 
千歌「山頂で合流して一泊して下山する予定なのに…ルビィちゃんたち遅いね」
 
吟遊詩人「ハイキングコースは緩やかなぶん回り道になってるから仕方ないわよ」ハイ、ホットミルク
 
千歌「ありがと、あちち…」フーフー
 
鞠莉「…!!」エルフ耳ピクピクピクン!!
 
鞠莉「エマージェンシーよ!!物凄く巨大なエネルギーがこっちに向かって…」
 
ドシーン…
 
バーテンダー少女「こ、この音は…」
 
青緑髪少女「…ん?」おめめシールペラー
 
ドシーン… ドシーン…
 
◇◇◇
雪山山頂
山小屋の外
 
ピギャァァァァァァァァァッ!!
ダダダダダダダダッ
 
千歌「…ルビィちゃん!?」
 
バーテンダー少女「ぁ…ぁ…」ガクガク…
 
吟遊詩人「あの大きいのは…何?」ブルブル…
 
鞠莉「oh my god…白い女型のジャイアント?」
 
青緑髪少女「…絢瀬に似てるな」
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『…』ドシーン… ドシーン…
 
ヒュンッ ヒュンッ
ズザザザザーッ
 
ルビィ「はぁ…はぁ…」
 
千歌「ルビィちゃん!!何がいったいどうなって…」
 
ルビィ「けほっ…うん、あれは…」
 
カクカクシカジカウザウザワォーッス…
 
ルビィ「とゆーわけで、人間の文明…テクノロジーを狙って破壊しようとしてくるみたいでし」
 
吟遊詩人「人間の文明を…じゃあアコーディオンは…?」
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『…ガッキハ…エレキジャナケレバダイジョウブ』ドシーン…
 
千歌「おぉ…ちゃんと応えてくれるんだ…」
 
鞠莉「このアクアワンドはどうデスか…?」
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『…ドッチダロウ…ギリギリセーフ?』ドシーン…
 
千歌「基準が曖昧っ!?」
 
鞠莉「ふむ…仮にルビィが持ってるポータブルプレイヤーとウイングシューズが壊されたとしたら…」
 
希『近くの街が襲われるかもしれんなぁ…』←今はイヤホンしてるルビィにしか聞こえない
 
ルビィ「近くの街が襲われるかもしれないって…」
 
吟遊詩人「そんな…港町が…」
 
バーテンダー少女「あっ…雪山からだと港町より手前に『サケマス養殖試験場』があったような気が…」
 
青緑髪少女「ねぇ…サケマスって…もしかしてイクラの親?」
 
バーテンダー少女「そうなるね…」
 
青緑髪少女「それは…到底許される事じゃない」ギリッ
 
千歌「うん、いつまでも話してられないね…それじゃあルビィちゃんはとにかく逃げ回って!!」
 
ルビィ「…ぁぃ」
 
千歌「私たちは危なくない程度に足止めをっ!!」
 
四人「…はいっ!」

791ID:yOalPPig:2018/10/28(日) 13:27:35 ID:0YeNosAY
 
ドシーン… ドシーン…
タタタタタタタッ
ヒュンッ ヒュンッ
 
風ダイヤル「」グルグルグル…グル…グル…
 
ルビィ「ぅゆ…(風ダイヤルがそろそろやばいかも…)」タタタタッ
 
千歌「こんの…止まれええぇぇっ!」ズバァァァン!
 
アイスウッドゴーレムの足「」ザクッ…傷に木々が絡み付いてシュルルルル…完治
 
千歌「ういぃっ…!?」
 
吟遊詩人「凄い再生能力…(この状況じゃ歌える歌がないし…飛び道具で目眩ましをしようにもあの高さじゃ無理よね…危なくなったら咄嗟に壁化するくらいしか…)」ジリ…
 
鞠莉「雪国はサンセットが早いとはいうけど…さすがにまだ明るいわね…」空見上げ
 
一番星「」キラン
 
鞠莉「ううん、一か八か…」サッ
 
星座早見盤「」どん!
 
鞠莉「…(お願い…届いて…!!)」ムニャラムニャラ…
 
青緑髪少女「…バーテンダー少女、頼みがある」
 
バーテンダー少女「何かな…?」
 
青緑髪少女「…私は今からチカラで絢瀬を止めるけど、お腹が減っててたぶん少ししかもたない」
 
バーテンダー少女「う、うん…」
 
青緑髪少女「…だから、食べ物を集めてきてほしい」
 
バーテンダー少女「えぇっと…ここ雪山なんですけど…食べ物なんて…」
 
青緑髪少女「…大丈夫、バーテンダー少女ならきっとできる」凄くいい顔でサムズアップ
 
バーテンダー少女「は…はは…まかせて!(無理だってぇ!絶対無理だってえぇ!)」涙ツツー
 
◇◇◇
山頂付近
 
ドシーン… ドシーン…
 
バーテンダー少女「この雪山で食べ物を探すって言ったって…」
 
バーテンダー少女「…ん?」
 
倒木「」ドテーン
 
倒木に押し潰されて身動きがとれなくなっているイエティ族「ウホォ…」グギギギギギ…
 
バーテンダー少女「大変…!!」タタタタッ
 
バキッ ドキャッ
 
倒木「」ボロッ
 
バーテンダー少女「これだけ軽くすれば…よい…しょ!抜け出せるかな…?」倒木持ち上げー
 
イエティ族「ウホッ…!!」急いでハイハイ-
 
ドサッ
 
バーテンダー少女「ふぅ…大丈夫でしたか!?」
 
イエティ族「ウホッ!ウッホホ!」感謝のドゲザー
 
バーテンダー少女「あはは…この辺は危ないから離れたほうがいいですよ?」
 
イエティ族「ウッホ!ウホホホ!」グイグイー
 
バーテンダー少女「えっ…何?ついてこいって?」
 
◇◇◇
 
イクラ丼(特盛)「」どどん!
 
バーテンダー少女「イエティ族さんからお礼に貰ってしまった…サケマス養殖試験場で働いてたのかな…?」
 
バーテンダー少女「…」
 
バーテンダー少女「はっ…!流れるように食べ物ゲットしている…!?」ビックリ!
 
バーテンダー少女「と、とにかく届けなきゃ!!」ダッ

792ID:yOalPPig:2018/11/01(木) 04:05:35 ID:sLYV9GIE
 
ドシーン… ドシーン…
タタタタ…タッ
ヒュ…ンッ
 
風ダイヤル「」グルグル…グル…グ…
 
ルビィ「うぅっ…」ヨロ…
 
樹氷のつらら×2「」ビュンッ ビュンッ
 
吟遊詩人「危ないっ…!!(くっ…壁化が間に合わない…)」
 
ダダダッ
ガシッ ガシッ
 
ルビィ「…っ!!」
 
千歌「へっへっへ、いいーもん拾ったよ〜!ルビィちゃん逃げて!!」バッ
 
ルビィ「…!」コクリ ダッ
 
千歌に握られた樹氷のつらら×2「えっ?なんやこれ…」シュゥゥゥ…
 
千歌「(かえんぎりの要領で…)霧に…なれ!!」グッ
 
つららが溶けて霧もやもやもや〜
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『…!?』見失ってキョロキョロ
 
千歌「ふぅ〜…ダメージは与えられないかもだけど、つららはいっぱいあるからこのまま霧で…」
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『キズスケタクナイノニ…ジャマヲ…シナイデ!』スゥ〜…
 
雪の息「」フウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜ッ…
 
千歌「あわわわわわわ…!?なんだこれ!?」アタフタアタフタ
 
ぼわわわん!
 
ゆきだるまになった千歌?「…」ぽん!
 
吟遊詩人「ち…千歌ちゃん!?」
 
ちかだるま「どういうわけか冷たくはないんだけど…身動きがとれないのだぁ〜!!」ピョンピョン!
 
吟遊詩人「これは…か、かわいい…」キュン
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『チョットオトナシクシテテネ…』ドシーン…
 
ウガー!ピョンピョン!
 
◇◇◇
星界
夕方(星界でいうところの早朝)
蛇遣い座が住む1Kのボロアパート
 
蛇遣い座「Zzz…」スヤァ…
 
魚座1「そっーと、そっーとなのー…」フヨフヨ
 
魚座2「アスクレピオスが起きないうちにそっーとなのー…」ソローリ
 
ポチットナ
 
モニター「」ブゥン
 
魚座1「映ったのー!」
 
魚座2「エルフの女の子は今日は何をしてるのー?」
 
モニター「鞠莉の心の声『お願い…届いて!!』」
 
魚座1「わーお!いきなりピンチみたいなのー!」アワワワワ
 
魚座2「ど、どうするのー…?」
 
魚座1「寒いのは苦手だし…」
 
魚座2「このおっきいのは怖いけど…」
 
魚座1&2「「面白そうだから人間界に行ってみるのー!!」」クルンクルンクルン

793ID:yOalPPig:2018/11/02(金) 09:15:18 ID:5UiAfR2o
 
ドシーン… ドシーン…
タタタタッ…フラッ
 
ルビィ「はぁ…はぁ…足が…もう、ダメ、かも…」ヨロ…
 
希『くっ…間にあわんかったか…』
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『…アキラメナサイ』
 
ゴーレムの腕から伸びる樹氷の触手「」シュルルルルルル…
 
シュルル…ル…グググググ…
 
絵里?・イン・ザ・巨大アイスウッドゴーレム『ナニ…コレ…?カラダガウゴカナイ…』ググ…グ…
 
青緑髪少女「…ごめん、遅くなった」ゲプ←ほっぺたにご飯つぶ付き どどん!
 
イクラ丼(特盛)の残骸「」スッカラカーン
 
バーテンダー少女「良かったぁ〜…間に合ったぁ〜…」フゥ〜…
 
吟遊詩人「超能力であの巨体を止めてるの…?(割烹着少女ちゃんより凄い…)」
 
ちかだるま「ほぇ〜!青緑髪少女ちゃんやるねぇ〜!」ピョンピョン!
 
青緑髪少女「…長くはもたないよ」グググググッ
 
希『ははは…逸材居すぎやろ…あとで説明してもらうで〜』
 
吟遊詩人「そうだっ!ルビィちゃんは…」
 
風ダイヤル「」ピタ
 
ルビィの足「すまん…休憩させてクレメンス…」ガクガクガク…
 
ルビィ「くっ…動かない…」ウルウル…
 
希『あかんな…長い間ウィンドシューズで走り続けたから…』
 
吟遊詩人「そんな…」
 
鞠莉「…(ルビィが…お願いっ!届いて!!)」ムニャラムニャラ…
 
星座早見盤「」パァァァー
 
鞠莉「嘘…来てくれ…た…?」
 
キラキラキラキラ〜…
 
魚座1「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃーんなのー!」フヨフヨ
魚座2「エルフの女の子にやっと会えたのー!うれしいのー!」フヨフヨ
 
全員「なんか魚きたぁーーー!?!?」エェーッ!?
 
鞠莉「oh…可愛いフィッシュな星霊様デ〜ス!」イッツキュート♪
 
魚座1「魚座のチグリスなのー!」
魚座2「魚座のユーフラテスなのー!」
 
鞠莉「チー様にユー様だね!私はマリーよ!いきなりでソーリーなんだけど…あのデカブツからあの赤髪の子を逃がすのに力を貸して!!」
 
魚座1&2「「わかったのー!」」クルンクルン
 
むくむくむくむくー
 
人乗せサイズまで大きくなった魚座1「私の背中に乗るといいのー!」フヨフヨ
 
ルビィ「ぅゆ…お魚しゃんしゅごい…し、失礼します」ヨジヨジ
 
人乗せサイズまで大きくなった魚座2「マリーはこっちに乗るのー!」フヨフヨ
 
鞠莉「oh…まるでホバーバイクだね」マタガリー
 
ちかだるま「私も乗りたいっ!鞠莉ちゃんあとで私も!ねっ?」ピョンピョン!
 
鞠莉「それは時間があったらね♪吟遊詩人!皆を頼みマスね!」
 
吟遊詩人「はいっ!ルビィちゃんをお願いします!」
 
魚座1「しっかり掴まってるのー!」
魚座2「振り落とされないように気をつけるのー!」
 
ルビィ「ぅゆ…お願いしましゅ」ハシッ
 
鞠莉「それじゃ、雪山の麓まで…ready…」ハシッ
 
魚座1&2「「GOなのー!」」ビュビュビュビュン!スィスィスィー!

794ID:yOalPPig:2018/11/03(土) 16:55:56 ID:nYhby8/Y
雪山のふもと
マリモ湖のほとり
 
ビュビュンビュンビュビューン!
ブレーキキキキキキィーッ!
 
魚座1&2「「到着なのー!」」
 
ルビィ「ぅゆ…しゅごく速かった…」ガクガク
 
鞠莉「チー様ユー様セァンキュ〜☆最ッ高にexciting!」
 
しゅるるるるる…ぽんっ!×2
 
魚座1「お役に立ててなによりなのー!」←手のひらサイズまで戻った
魚座2「ちょっと疲れたから休憩するのー!」←手のひらサイズまで戻った
 
絵里?「星霊とはまた珍しいわね」
 
ルビィ&鞠莉「えっ…」ゾクッ
 
絵里?「どうしたの?お化けでも見たような顔して」クスクス
 
希『嘘やろ…?』
 
ルビィ「そんな…だってウッドゴーレムは今も山頂に見えて…」プルプル…
 
絵里?「あ〜、あれは『この身体』を模して作った木像に『古代エルフ幼女の霊』をとり憑かせたの…よく出来てるでしょう?」
 
鞠莉「気を付けて…こいつ、山頂のあれより相当やばい…!!」耳ビクン ジリ…
 
魚座1「『始祖エルフ』なの…」ピクピク
魚座2「恐ろしいの…恐ろしいの…」ピクピク
 
絵里?「さすが、星霊様は物知りね」
 
ルビィ&鞠莉「しそエルフ…?」
 
希『…古代よりも昔、太古の時代に誕生した最初のエルフ』
 
希『永遠を求めて暴走し、そして、エルフと人間によって封印された』
 
ルビィ「ぅゆ…どれくらいまずいんですか…?」
 
希『完全に復活したとしたら…』
 
希『魔王クラスや』
 
ルビィ「ピギィッ…魔王クラスって…」ガクガクブルブル…
 
鞠莉「魔王クラスとかよくわからないけれど、始祖って事はご先祖様なのかなん?」
 
絵里?「あら、同族としてこっちに来る?あなたなら…幹部候補として申し分ないわね」クス
 
鞠莉「笑えないジョーク…ユーモアセンスが遺伝しなくてよかったデ〜ス!Aqoursシャボン…!」水杖からプクー
 
Aqoursシャボン×9「」フヨフヨ
 
絵里?「それは残念ね」
 
絵里?「じゃ、人間と共に…」
 
絵里?「滅んでちょうだい」ブゥン
 
絵里?の周囲に現れた無数の水晶の槍「」フヨフヨ
 
ルビィ「ピギィッ…!!」
 
鞠莉「くっ…(この数は守りきれない…!)」
 
絵里?「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン!!」雷バリバリバリバリィッ!!
 
ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ ビュンッ…
 
突然空から降りてきた何か「」ズドガァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!
 
煙モクモクモク…
 
絵里?「なっ…!?お前達は…」
 
最新型赤いゴーレム『…久しぶりね、亡霊さん』ガシャン
 
隻眼のメイドロボ「お嬢様をそそのかしてあのような姿に…少々お痛が過ぎるようですね」ギロッ

795ID:yOalPPig:2018/11/03(土) 19:25:39 ID:nYhby8/Y
数年前
修行合宿
森の中
爆音があった場所
 
希「…で、どういう事なんよ?」
 
絵里「Zzz…」スヤァ…
 
花陽「Zzz…」スヤァ…
 
希「えりちの事はひとまず置いとくとして」
 
希「まずはあんじゅさん」
 
黒い翼と角と尖った尻尾を生やしたあんじゅ「あー、うん、えっと…これは…コスプレ?」メソラシ…
 
希「そういうのはいいから…えりちをどうにかする為に本来の姿になったって事でええんよね?」
 
あんじゅ「は、はい…」
 
希「でもそれ典型的な悪魔の姿やんね?なんなん?敵なん?味方なん?」
 
あんじゅ「それはね、えっと…」
 
顔半分だけロボットの部分がむき出しになった英玲奈「あんじゅは味方だ、私が保証する」
 
希「うん…なんやかんやお世話になっとるし、今回だってなんとかしてもらったからわかるけども…英玲奈さんもそれ、ロボットやんな?」
 
英玲奈「そうだが…西木野真姫と同じようなもので納得できないか…?」
 
下半身と左腕が故障した真姫「無理ね、脳含む頭部が完全にオーバーテクノロジーじゃない…私が言うのもなんだけど」
 
希「せやな…真姫ちゃんの身体は機械義肢で説明がつくけど、頭が機械ってそれはもう…うん」
 
英玲奈「はぁ…お前達相手では誤魔化せないか…そうだ、私は古代人が作った機械人形…ロボットという事になる」
 
真姫「古代人が作ったオーバーテクノロジー…英玲奈さん…ちょっと解体させてくれないかしら?」ハァハァ…
 
英玲奈「いや、私がいいとしても情報漏洩が起こらない仕様になっているからやめておけ…場合によっては死ぬぞ」
 
真姫「うぅ…残念ね」
 
あんじゅ「そんな事より真姫は自分の身体をなんとかしなさいよ…生身の部分は助かったとはいえ、痛々しいわよ?」
 
希「花陽ちゃんは土壇場で接合部分の治療ができる回復魔法を自力開発してしまうし…どんだけ天才なんよ…」
 
花陽「Zzz…」スヤァ…
 
真姫「花陽には一生頭が上がらないわね」ナデナデ
 
希「一応、あんじゅさんと英玲奈さんの事に関しては座学組だけに留めとこうと思う」
 
英玲奈「そうして貰えるとありがたい」
 
あんじゅ「味方ってわかってくれただけでも私は十分よ♪」
 
真姫「他の連中は…信用はしてるけどうっかり話しちゃう可能性もあるし、何より頭が追い付きそうもないわね」
 
希「うちももう頭が追い付かんけどな…でも一番の問題はこの人」
 
絵里「Zzz…」スヤァ…
 
希「はぁ〜…こっちの気もしらんと…」

796名無しさん@転載は禁止:2018/11/04(日) 02:58:21 ID:kubSnmdo
ふと思ったんだけどマリーはいざとなったら精霊召喚するの?
火と水は応じてくれると思うけど能動的に呼び出した時の代償考えると微妙?
マリーの場合は気心は知れてるから温情はあると思うけど
一般的には自爆攻撃と変わらないのかなん?

797ID:yOalPPig:2018/11/04(日) 05:19:54 ID:MOTUgRR.
火の精霊は
穂乃果という餌がいたから呼び出せた→迷惑かけたからお湯くらいは出すぞ祠もあるし
水の精霊は
呼び出したわけではなく面白そうだから自分から来た→火が居つくなら私も(属性として相反する精霊としての対抗意識←たぶん無自覚)
 
鞠莉個人が以前水の精霊に会ったことがあるのは、水の精霊力が強い場所(有名な滝など)で精霊魔法の練習してた時に面白そうだから現れたとかじゃないですかね
 
精霊魔法自体は精霊の力をちょっとだけ借りて行う魔法なので、実際に精霊を呼び出しているわけではありません

798ID:yOalPPig:2018/11/04(日) 11:27:47 ID:MOTUgRR.
あ、疑問に答えてなかったww
 
鞠莉が精霊を呼べるか呼べないかは…状況によるけど基本呼ばない、ですかね
 
この世界の精霊使いの共通認識として
大精霊の召喚は英雄クラス以上の精霊使いが命懸けで成功するかしないかと言われています
 
でも鞠莉は実際はそんなに難しくないと考えています
もちろん簡単に呼べるとも思ってませんが
それはまだ修行中のレベルが低い時期に会えた事や鞠莉の元々の性格によるものです
鞠莉は精霊を並行する別世界にいる友人と思っているので、戦闘の為の使い走りにはしたくないのです
 
面白そうだから一緒に温泉作ろうぜ!→あり
あいつ強いから倒してくれよ!→なし
この違いですかね
共通認識だと後者みたいな感じで呼ぶから怒らせて命を落とすみたいな
 
火の精霊がオーブントースターみたいに使われるのも
可愛い子にパン焼いて〜とかお願いされたら、グチグチ言いながらもそれくらいやるっしょ?
でもいきなり戦えとか言われたら、いくら可愛くてもナメんなってなるっしょ?
そんな感じです

799名無しさん@転載は禁止:2018/11/04(日) 14:28:37 ID:kubSnmdo
マリーは気軽に呼べるだけでも逸材だなー
極限状態だと自己犠牲で呼んじゃいそうだからそうならないようにしてあげたいな

関係ないけど十千万の横に大型レジャープールとか作ると水の精霊喜びそう
水道局もあって衛生もバッチリ、温水プールで冬もバッチリならめちゃ流行りそう

800ID:yOalPPig:2018/11/08(木) 15:50:35 ID:JnMVwTRs
気軽に呼べるわけじゃないですよ〜
呼ぶのに命を懸けるとかでもないです(鞠莉と雪穂の出会い参照、人間の命ごときでどうにかなるものじゃない)
 
精霊使いの共通認識(命懸け)が正しいとは限りません
過去に失敗したのを見て勝手に広まったものですから
慣例や常識に縛られずに目的の為なら生徒でありながら理事長にもなっちゃう鞠莉にとって、その手の挑戦は「難しくない」んです
あくまで挑戦は、ですが
 
人間に何かを頼むのと一緒で
目的を納得させる
利害を一致させる
あとは新密度
 
ただ精霊は人間とは違う価値観で生きています
大半の精霊にとって大勢の知らない人の命や国の事情なんて知ったこっちゃない
精霊にとっての利益も様々で、命やお金なんていくら積まれてもどうでもいい
そういう意味で「簡単ではない」んです
 
それはそれとして
戦闘の為だけに呼ぶというのは、友人を会社に呼んで自分の仕事をさせるみたいな事で
それは鞠莉のプライド的にしたくないんです
今までも精霊を直接敵と戦わせた事はないと思います
原作でもお偉いさんとの交渉にメンバーを関わらせなかったし苦労も終盤まで見せなかった
そんな鞠莉だからこそ精霊も彼女を認めてるんです
 
 
 
体調すぐれず止まってましたm(__)m
ものもらいきついっす…ぼちぼち再開します

801ID:yOalPPig:2018/11/08(木) 15:52:40 ID:JnMVwTRs
 
希「話をまとめよか」
 
三人「…」コクリ
 
希「えりちは散歩に行くと言ってフィジカル組の特訓から離れた」
 
あんじゅ「それから狩りをしていた真姫と合流して…」
 
真姫「…祠を見つけたの」
 
英玲奈「この壊れた石碑が祀られていたんだったな?」
 
真姫「えぇ、その石碑を見た途端にエリーは何かにとり憑かれたように私を襲ってきた」
 
希「旧エルフ文字で書かれた石碑…か、文字が文字やし壊れとるけど…解読は?」
 
英玲奈「すまない…ここまで壊れているとさすがに…」
 
希「わかった、うちのほうで修復して調べてみるよ 亜里沙ちゃん…えりちの妹にも相談してみようかな」
 
あんじゅ「襲われた時の状況はどうだったの?」
 
真姫「突然の事だったから断片的にしか…」
 
真姫「エリーは俯いて急にエルフ語を呟いたかと思えば…祠が壊されて、ウッドゴーレムになって、気付いたら機械部分がやられていたわ」
 
あんじゅ「そして私達が様子を見にきて…そのすぐ後に英玲奈も駆け付けた」
 
英玲奈「私が囮になり、悪魔化したあんじゅの力で絢瀬絵里の沈静化に成功、小泉花陽が機械接合部の回復魔法を開発して西木野真姫も一命を取り留めた…と」
 
希「ん〜…」
 
真姫「どうしたの?」
 
希「仮説やけどな…結果的に危険な状態になったけど、真姫ちゃんの生身の部分は狙われなかった」
 
希「そして、師匠二人を相手にした時も…英玲奈さんにだけ執拗に攻撃を仕掛けてきた」
 
英玲奈「お陰でこの様だ」ロボット部分剥き出しー
 
真姫「被害があったのは機械…人間のテクノロジーを襲うって事?」
 
希「うん、たまたまの可能性もあるけど…そう考えた方が自然やね」
 
英玲奈「ふむ、かつて人間の文明を嫌って暴走した『古代エルフ幼女』…関係があるかもしれないな」

802ID:yOalPPig:2018/11/09(金) 16:52:03 ID:BsNH/SWc
魔王討伐後
数ヶ月前
雪山
 
ザクッ ザクッ
 
希「うぅ〜…こんな雪山にほんまにあるんかいな…」
 
希「…(あの事件はうちと真姫ちゃんの要望で他言無用、特にえりち本人には知られないように…という事になった)」
 
希「…(既に深い悲しみを背負ってるえりちにさらに『仲間を殺しかけた』なんて言うんは…さすがにね)」
 
希「…(あんじゅさんには『世捨て人と極度の人見知りさんがそこまで他人を思いやるなんて』って笑われたっけ)」
 
希「…(うるさいわ…えりちは笑ってたほうが可愛いねん…それだけの話や、間違ってない…えりちに知られないようにうちらでこっそり解決すればいいんよ)」
 
希「…(英玲奈さんの古代の知識、亜里沙ちゃんに聞いた森エルフの言い伝え、修復した石碑、うちが集めた文献等々を照合すると…)」
 
希「…(文明嫌いの『古代エルフ幼女』…暴走した末にその魂は封印された)」
 
希「…(その力は幼女でありながら強大なもので、封印の石碑は大陸各地に設置された)」
 
希「…(力の元となっていたのが『太古の始祖エルフの依代』であるその身体)」
 
希「…(特徴は…魔力が封印された状態で生まれてきてる事)」
 
希「…(えりちと一緒やね…何らかの原因で解放され、場合によっては暴走する…らしい)」
 
希「…(あの事件以降のえりちは魔力ゼロのままやし…えりち自身が暴走したわけやないと思う)」
 
希「…(おそらく、『始祖エルフの依代』である事で『古代エルフ幼女の魂』と波長が合ってとり憑かれた)」
 
希「…(というのがうちらの見解、『始祖エルフ』については英玲奈さんも詳しくは知らんらしい…さすがに太古の事まではわからんか)」
 
希「…(そっちはうちの方でも追加で調べてみるかな)」
 
希「…っと」
 
ハイキングコースの中腹にある封印の祠「」どん!
 
希「あったな」フゥ〜
 
希「はぁ…えりちをここに近付けないためにどうするか…亜里沙ちゃんにも協力してもらって…」ブツブツ…
 
◇◇◇
数週間前
砂漠地域
とある遺跡
 
テイマーの日傘「」ライトペカー
 
テイマー「ここが最後のフロア…なんの変哲もない過去に調査済みの古代の遺跡だったわね…」
 
ミニゴーレム『そんなはずないわ!ここは『古代エルフ幼女』に関係してるはずなのよ!』ガシャン ガシャン
 
テイマー「はいはい、お嬢様の頼みとあらば隅々まで調査いたしますわよ…」
 
黒小犬「キャンキャン!キャンキャンキャン!」ハッハッハッハッ
 
テイマー「ん?どうしたの?ライラプス…って…」
 
微妙に怪しい壁の隙間「」どん!
 
テイマー「これは…隠し部屋?」

803ID:yOalPPig:2018/11/10(土) 11:44:44 ID:AbyqLSg.
数日前
まきまきタウン
まきちゃんラボ
 
カタカタカタカタ…ターン!
 
最新型赤いゴーレム『』シーン
 
ツナグ「まきちゃ、ロボトなおたー?」包帯シュルルルー
 
真姫「そうね…結構時間がかかったけど、これが起動すれば…」カタカタカタカタ…
 
ピピッ
 
コードがたくさん繋がってる隻眼のメイドロボ「…」パチクリ
 
真姫「お目覚めのようね」
 
隻眼のメイドロボ「ここは…」キョロキョロ…
 
ツナグ「おぉーっ!」ナオター!
 
隻眼のメイドロボ「…!!!!」キュピーン!!
 
隻眼のメイドロボ「寝起きに幼女…!?!?なんという素敵イベントですかッッ!あ、いや、これは浮気というわけではなく私は『お嬢様』一筋ですが…ですが…でへっ…据え膳は食わねば女の恥、もとい愛でるだけですがおっと鼻からオイルが失敬…では…でへへへへっ…」ハァハァハァハァハァ…
 
ツナグ「ぁー…?」
 
真姫「ツナグ、見ちゃダメよ 隣の部屋にいってなさい」ガシッ クルッ
 
ツナグ「んー?わかたー…」トテトテ 扉ウィーン
 
隻眼のメイドロボ「ああっ!幼女が離れていくっ!くっ…コードが邪魔です!」グググッ コードピーン!
 
真姫「なんなのこれ…」ハァ…
 
隻眼のメイドロボ「おやー?あなたは…」
 
真姫「…」ジトー
 
隻眼のメイドロボ「あー、そういう事ですか…すみません、初潮を迎えた女性には興味はないので他を当たって…」
 
真姫「…スクラップ決定ね」ギロッ ドリルキュィィィィィィィィン… 電極バチバチィィィィィィィ…
 
隻眼のメイドロボ「あははは…やだなぁもう、冗談ですよぉ!あっ、いや、本気ですかあばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば!」
 
ギュィィィィィィィン!ガガガガガガガ…
バチバチバチィィィィィィィ!
アババババババババババババババババババ!
 
◇◇◇
 
隻眼のメイドロボ「そう、です、か…遺跡の奥の隠し部屋で機能停止していた私をここまで運んで修理してくれたのですね…」グッタリ…
 
真姫「えぇ、情報だけ読み取る装置を新しく作るより、修理して直接聞き出した方がはやいと思ったんだけど…こんなに不快な存在ならやめておけばよかったわ…」
 
隻眼のメイドロボ「えぇ…そんな…深い仲になりたいだなんて…ぽっ////」クネクネ〜
 
真姫「…」ドリルスッ 電極スッ
 
隻眼のメイドロボ「ああっ!違います違います!ごめんなさいごめんなさいぃ…」ガクブル…
 
真姫「スクラップにされたくなければ変態行動は控える事ね」
 
隻眼のメイドロボ「イエスマムッッ!!」ビシッ

804名無しさん@転載は禁止:2018/11/10(土) 18:37:57 ID:siSrW4.Q
なにこの駄メイドロボw

805ID:yOalPPig:2018/11/12(月) 21:19:57 ID:6lofAYls
 
ガシャン!ガシャン!
フン!フン!
 
隻眼のメイドロボ「ところでマスター、私に聞きたい情報というのは…?」フン!フン!←煩悩を抑える為にスクワット中
 
真姫「その前にどうして機械が筋肉を鍛えてるのよ…まぁいいわ、あなたに聞きたいのは…」
 
真姫「『古代エルフ幼女』について、知っている事を全部」
 
隻眼のメイドロボ「…」ピタ
 
真姫「…?」
 
隻眼のメイドロボ「それは…彼女のお風呂の残り湯のph濃度から彼女が使ったトイレットペーパーの長さの平均値まで…全部、という事ですか?」
 
真姫「気持ち悪い…」ヒキッ
 
隻眼のメイドロボ「冗談です」
 
隻眼のメイドロボ「エルフ・人間・動物すべてを愛し、機械である私にときめきを教えてくださった『お嬢様』について…お話致しましょう」
 
◇◇◇
現在
雪山のふもと
マリモ湖のほとり
 
煙モクモクモク…
 
絵里?「お前達は…」
 
最新型赤いゴーレム『…久しぶりね、亡霊さん』ガシャン
 
隻眼のメイドロボ「お嬢様をそそのかしてあのような姿に…少々お痛が過ぎるようですね」ギロッ
 
絵里?「…あら、あなた達とは初めましてじゃないかしら?」クスクス
 
最新型赤いゴーレム『いいえ、あなたもあの場所に居たはずよ』
 
最新型赤いゴーレム『数年前、私が大破されたあの日も』
 
隻眼のメイドロボ「数百年前、お嬢様のお母様が息を引き取られたあの日も」
 
最新型赤いゴーレム『全てはあなたが裏から手を引いていた』
 
隻眼のメイドロボ「目的は…『世界に影響を及ぼす才能を持った研究者の覚醒・成長』ですね?」
 
絵里?「…」
 
希『どういう事なん…?真姫ちゃんを成長させて何の意味が…』
 
最新型赤いゴーレム『偶然の部分もあるけれど…あの事件があって、結果的に私は現代の科学技術を発展させた』
 
最新型赤いゴーレム『たまたま魔王という巨悪の存在があったから、すぐに大きな災厄にはならなかったけれど…』
 
最新型赤いゴーレム『もし、技術が開発者の手を離れ広まって、それをぶつける場所がなかったら…魔法都市の生き残りであるあなたならわかるでしょ?』
 
希『…』
 
希『ちょっと待ってよ…まさかやとは思うけど…魔法都市が、うちの家族や友達が、全部がなくなったあの日も…』
 
最新型赤いゴーレム『その可能性は高いわね…エリーの身体は使ってないとしても』
 
絵里?「ふふふっ…どうだったかしらねぇ…?」ニヤァ
 
希『こいつが…始祖エルフが引き起こそうとしてるのは…『人類の…自滅』…?』ゾクッ
 
絵里?「…くっ、くくくく」
 
絵里?「あはははっ…あーっはっはっはっはっはっはっはっは!」
 
絵里?「さすが真姫ちゃん博士ね!よく気付いたわぁ〜…」

806ID:yOalPPig:2018/11/13(火) 22:44:32 ID:E88qAr8o
 
絵里?「そうなのよね…今山頂にいるあの子にちょっと手を加えただけで、あの子の父親を兵器開発に復帰させる事ができた」
 
隻眼のメイドロボ「それが巡りめぐって…私達の時代の文明を崩壊させた『大戦争』を引き起こした」ギッ
 
絵里?「何十年前だったかしら…当時の寄代を使って魔法都市の有力貴族の一人に魔法エネルギーの活用法を教えたのは」クスクス
 
希『なんやそれ…なんなんそれ…』ズーン
 
絵里?「私はちょっと背中を押しただけ、そしたら人類がじわじわと自らの手で首を絞めるの…」クククッ
 
絵里?「真姫ちゃん博士の技術もいい感じに世界に種を撒いたわね…これからどうなるか、すっごく楽しみ♪」ニチャァ
 
最新型赤いゴーレム『させないわよ…あなたの思い通りの結果には絶対にならないっ!』
 
絵里?「ふふふっ、精々足掻いてみせて?それはそれで面白いショーになるわ」
 
最新型赤いゴーレム『くっ…!』
 
◇◇◇
 
ルビィ「ぅゆ…話が壮大すぎてついていけないよぉ…」
 
鞠莉「ルビィも?私もご先祖様の話はロング過ぎてどうにも…ふぁぁ〜…」アクビー
 
魚座1「なんだか眠くなってきたのー…」ウトウト
魚座2「Zzz…」スヤァ…
 
絵里?「…」キッ
 
ルビィ「ピギィッ…に、睨まれてる!?鞠莉ちゃんがちゃんとお話聞かないから!」ビクビクゥッ
 
鞠莉「what's!?ルビィだってぼやいてたわよ!?ま、真面目に聞いてマ〜スよ?」
 
絵里?「あなた達…私が恐ろしくないの…?私は人類の自滅を裏で操って…」
 
鞠莉「あー…それなんデスけど…結果として今も楽しく生きてる人は大勢いマスよね?」
 
絵里?「…は?」
 
鞠莉「絶望を乗り越えて、困難に立ち向かって、今を精一杯、スマァイルで生きてる人達はわりとたくさん…ね?ルビィ?」
 
ルビィ「ピギィッ…ふらないでぇ〜…でも、そ、そうですよ!少なくとも『勇者の町』の住民はみんな前を向いて生きてます!」ビクゥッ
 
絵里?「…」
 
最新型赤いゴーレム『ぷっ…』
 
希『は…はは…この子らはホンマに…』
 
隻眼のメイドロボ「ふふっ…たくましいですね」
 
絵里?「何がおかしいっ…!!」ギロッ
 
最新型赤いゴーレム『ルビィ…と、鞠莉ね、花陽から話は聞いてるわ…あなた達…最ッ高ね!!』ガシャン
 
最新型赤いゴーレム『始祖エルフ、亡霊であるあなたがいくら暗躍しようが…人類はこれからも乗り越えていくわっ!!』カッ
 
空に向かって打ち上げた何か「」ボゥン ボゥン ボゥン
 
絵里?「はっ!やってみなさいッ!!」バッ

807名無しさん@転載は禁止:2018/11/27(火) 15:40:02 ID:l0s7g7a.
空に向かって打ち上げられた何か(...いつまで落ちればいいんだろう)

808名無しさん@転載は禁止:2018/12/29(土) 03:33:24 ID:b4zq6nOE
年内はもうないのかな?

809名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 22:25:11 ID:SwRDa6HQ
まあないならないでしょうがないさ
けど生存報告はしてね

810名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 10:44:44 ID:xpVzEmFU
よもや本当にヴェニス行くとはおもわなんだ

811名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 12:10:02 ID:qRSKFof2
生存報告かな?
相変わらず忙しそうだけど体調気を付けてね
落ち着いたらまた更新をば

812>>810だよ:2019/01/10(木) 13:25:38 ID:XtNvqpIU
ちゃうちゃう
前に劇の内容でヴェニスの商人リクエストしたの

813名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 13:32:21 ID:XtNvqpIU
あ、あと実際に〜ってのは劇場版サンシャインの話ね

814名無しさん@転載は禁止:2019/03/12(火) 22:19:42 ID:VoLERD2k
もう更新はないんだろうか

815名無しさん@転載は禁止:2019/03/20(水) 10:41:35 ID:PWuqPIKA
生存報告がないと辛いな

816名無しさん@転載は禁止:2019/04/01(月) 00:41:48 ID:vQvp0Iqc
年号変わっちゃうぞ

817名無しさん@転載は禁止:2019/05/04(土) 06:54:48 ID:/J8HJ0Ts
年号変わったな

818名無しさん@転載は禁止:2019/08/21(水) 05:16:30 ID:SDIePFUs
最近見つけて面白かったんだけど
これ以上更新はないのか

819名無しさん@転載は禁止:2019/08/21(水) 13:52:10 ID:GNPxtdeo
仕事で海外行ったりしてるようだったから
忙しさや体調を考えるとよく続けてくれてるなって思いながら参加してたわ

あと作者すまん、この板は管理スレで過去ログ化依頼出さないと過去ログにならないみたい
前スレの最後で間違ったこと教えちゃってごめんね

820名無しさん@転載は禁止:2019/08/22(木) 02:53:25 ID:XPQi8MeA
久々に書き込みあったと思ったら...まあにこ島と一緒に待ってるけどね

821名無しさん@転載は禁止:2020/05/06(水) 08:09:04 ID:kh.NNWGQ

https://i.imgur.com/9rCZxu0.jpg

822名無しさん@転載は禁止:2021/05/30(日) 23:57:25 ID:ZBOXfLBg
まだ諦めずに続き期待してます


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板