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セブン−イレブンの正体
1さとし:2008/12/12(金) 02:05:34 ID:QFYdBYwA0
セブン&ワイ
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32171736

お客様オススメ度 ★★★★★
著者/訳者名 古川琢也/著 週刊金曜日取材班/著
出版社名 金曜日
発行年月 2008年12月
サイズ 123P 19cm
価格 1,260円(税込)
発送時期 1〜3週間で発送 発送時期について
出版社に在庫確認後、取寄せます。

もうとっくに本屋さんの店頭に山積みされていると思っていたが、トーハンが受け入れを拒否しているという。
本当なのか?大手コンビニによる言論弾圧?

また、NETでも手に入らないとの情報がある。以下メール内容

セブンアンドワイです。大変お待たせしており申し訳ございません。
ご注文の商品ですが、ただいま出版社・メーカーからの入荷を待っている状況です。
出版社・メーカーから入荷してお届け日が決まりましたら、次回のメールでご案内させていただきます。
恐れ入りますが、もうしばらくお待ちください。

2ぐりーん:2008/12/12(金) 10:09:20 ID:LzfQySawO
楽xで注文したんですが、未入荷でした。
アマゾソは在庫ありみたいですが買われた方いますかね。

金曜日が取次にそれなりの数を出荷しているのか確認した方いますか?

3さとし:2008/12/12(金) 11:11:46 ID:ZtJq0u3s0
ぐりーんさん

地元の書店の確認はしてませんが、
トーハン以外の取次ぎを経由してすでに書店に並んでいる模様です。

4さとし:2008/12/12(金) 11:17:07 ID:ZtJq0u3s0
古川氏のブログから
http://pagezero.exblog.jp/

トーハンが『セブン―イレブンの正体』の委託配本を拒否
2008年 12月 11日

『セブン−イレブンの正体』の委託配本を、出版物取次最大手のトーハンが拒否してきた。折衝に当たった(株)金曜日の担当者によれば、同社の拒否理由は「取締役の不利益になることはできないから」(本の中でも触れているが、セブンーイレブン・ジャパンの鈴木敏文会長はトーハンの出身であり、現在は同社副会長も兼務している)。

こういう事態を全く予想しなかったわけでもないが、それでも実際やってきたとなると驚く。出版界における鈴木氏の存在感(発言力?)が、図らずも証明されたわけだ。

出版物の書店への取次は、トーハンと日販の2社で市場の7割を寡占しており、中でもトーハンのシェアは4割。「言論」という何よりも公共性の高い商品を扱う同社が、このような身勝手な理由で配本を拒否してきたことは、許しがたい。

著者である私、版元の(株)金曜日への妨害としてだけでなく、全国のコンビニオーナーがこの本に寄せてくれていた希望、そして潜在的にこの本を必要としていた読者の、知る権利までも奪う行為として強く抗議する。

(この件に関して、現在メディアの方からの取材を受け付けています。ご連絡は、週刊金曜日編集部〈担当・山口 電話03-3221-8527〉ほか、古川〈電話090-6654-7497〉まで。よろしくお願いします)

5さとし:2008/12/12(金) 11:23:34 ID:ZtJq0u3s0
Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/dp/4906605524/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1228219993&sr=1-1

在庫ありですね。

6ぐりーん:2008/12/12(金) 14:34:40 ID:FpffFLjk0
在庫ステータスが
在庫ありから4-6日以内に発送に変化ですね。売れたのか?他の要因か??

7おーん:2008/12/13(土) 10:57:13 ID:rtDtoXKY0
この本をトーハンが取次ぎを拒否しているとかで、みなさんトーハンに抗議メールをされているようですが、あまり意味がないような気もします
それよりも、大株主に抗議するというのはどうなんでしょうか。大株主には大手出版社が名を連ねているようです

毎日新聞英語版サイト事件の際、2ちゃんねらーの人たちは、毎日新聞社に直接抗議をするのではなく、毎日新聞社のスポンサーに抗議メールを
送ったそうです。そのため、毎日新聞社は広告収入が激減し、大打撃を受けた、とのこと。


毎日新聞英語版サイト事件については
ttp://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/

8おーん:2008/12/13(土) 11:37:43 ID:rtDtoXKY0
2ちゃんねるでも取り上げられています


トーハンが『セブン―イレブンの正体』の委託配本を拒否
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/news/1229135083/l50

9さとし:2008/12/13(土) 19:21:23 ID:8ZfdLYRM0

168:に一言だけレスしときました。

なぜか名前がトリュフになってしまいましたが・・・

賛成と反対が入り乱れています。

10さとし:2008/12/14(日) 12:10:37 ID:8ZfdLYRM0
2ちゃんねるから新鮮な記事が入荷しました
http://www.labornetjp.org/news/2008/1228799424911staff01
http://www.asyura2.com/08/social6/msg/319.html

11おーん:2008/12/15(月) 13:32:46 ID:ypYJRB.20
とあるブッコオフに行ったときのこと
経営書コーナーのところに、コンビニ不都合な真実、コンビニ欺瞞商法の本が何冊かありました
そのうち、ある本については同じ物が2冊並べてありました

その近くには会長マンセーな本も数冊

ちょっと異様な光景でした。インパクトが大きい

この方法でセブン−イレブンの正体の普及もある程度は進められるかも知れないと思いました(もっとも、すずめの涙程度の効果でしょうが)

お金があったらセブン−イレブンの正体を数冊買ってブックオフに売りに行きたいんですがね

12さとし:2008/12/16(火) 02:30:34 ID:9CiPP4Lc0
おーんさん、大きな本屋さんに行きましたが売ってません。
普通なら山積みになっているはず・・・
トーハンの受け入れ拒否で一部では逆に宣伝効果があるものの、
年末商戦に乗り遅れるのは大きいかも知れませんね。

忙しい年末だから読みたくなる本かも・・・?

13おーん:2008/12/18(木) 21:06:55 ID:05LE0.WI0
公立図書館に置いてもらうことってできないんでしょうかね…

14さとし:2008/12/18(木) 23:36:05 ID:8lSOAFME0
今日古川氏に聞いてきました。
トーハンと和解したのでまもなく全国の大手書店に並ぶでしょう。
初版は1万部弱だそうで多分売り切れます。
トーハンの受け入れ拒否は逆に宣伝効果になったみたいです。
売れ行きに期待できそうですね。

古川氏のブログ
http://pagezero.exblog.jp/
角田氏のブログ
http://blog.livedoor.jp/abudala777/

15おーん:2008/12/19(金) 10:45:24 ID:aSClxjJE0
>>14
情報ありがとうございます

2ちゃんねるでも議論が繰り広げられています

『セブン-イレブンの正体』配本拒否していたトーハンが配本を決定
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1229612556/l50

【社会/企業】『セブン-イレブンの正体』配本拒否していたトーハンが配本を決定
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1229612568/l50

16おーん:2008/12/19(金) 11:02:09 ID:aSClxjJE0
【社会/企業】『セブン-イレブンの正体』配本拒否していたトーハンが配本を決定
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1229612568/16

16 :名前をあたえないでください :2008/12/19(金) 07:27:52 ID:4S11itIE
鈴木敏文は別に優秀でも神でもないよ。
コンビニではたまたま時流に乗り当たっただけで
しかもそれは加盟店オーナーを犠牲にした分、セブン本部の利益が確保できた
歪んだビジネスモデル。

その証拠に鈴木がヨーカ堂に移ってもヨーカ堂は一向に建て直すことは出来てない。
総合SCもイオンに完全出遅れ今頃マネして始めるとか
こんなのに任せてたらその間の機会損失はとんでもない額になる。
天才や神なら同じ小売商売で、そう大した変わらず改革することができるはず。
つまり同じ小売でもセブンは消費者とセブン本部の間に
いけにえのクッションとして加盟店オーナーがいるけど、ヨーカ堂ではそれが自らでいないからの違い。

セブンが鈴木の功績で成長と莫大な利益があげられたというなら
逆にヨーカ堂はコンビニ以外では頭活かせない鈴木に任せたせいで
莫大な機会損失(鈴木の好きな言葉)をまねいてるのでそれを相殺すると、鈴木はとっくに必要のないA級戦犯。

鈴木以外にヨーカ堂を任せていたら全然違う結果になっていたかもしれないのに。
(ただこの人他人に実権渡さないのでその機会を誰も与えられない)
セブンも未だ全都道府県進出できず、
その予定も立たずで、これだけグループの財力、人材があるはずなのに活かされてない。
これでは真実は逆に並以下の指導者ではなかろうか。

もともと鈴木の数々のアイデアだって余りに当たり前のことばかしで
この人がすごいんじゃなく、それくらいのこと気付かない他がおかしかっただけで。
そんな普通の人に社員すべてが
まるで神の啓示を聞くかのように神妙に聞いてるなんて完全に裸の王様だ。

自分の息子をグループの社長にしたり、つまり自分でもイトーヨーカ堂は俺の
功績だと自認してるんだろうけど
まだのさばりたかったら好きなだけ居座っていいから
消えるまでに、キミのその才能でヨーカ堂も百貨店も建てなおしてから消えて。
逆に建てなおさないうちは消えないで、いくつになっても必ず達成して。
でないと、君が自分で自分を見たら
何年も何年も一向に結果出せないキミを解任したくなるんじゃなかろうか。

17おーん:2008/12/19(金) 15:23:35 ID:NuoIf5G60
「セブンイレブン、闇の錬金術のまとめ」と題し、各サイトのリンクを集めたサイトがありました
http://plaza.rakuten.co.jp/sakazaki/26000

18おーん:2008/12/19(金) 16:15:16 ID:NuoIf5G60
やる夫がコンビニを経営するようです
ttp://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-111.html

こんなのがありました

19さとし:2008/12/22(月) 22:34:17 ID:8lSOAFME0
http://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-111.html

やる夫の物語ってくわしい人が作ってますね。

20はじめまして:2009/01/13(火) 08:25:35 ID:fWhE1y2A0
今日の朝日新聞朝刊1面にそれも天声人語の真下に週刊金曜日「セブンイレブンの正体」の広告が
他社の新刊と一緒に載っております。
 いままで、知らない一般読者の目に触れることにもなりありがたい事です。
週刊金曜日さま、感謝につきます。

21さとし:2009/01/14(水) 01:19:39 ID:3BMNlyk20
はじめましてさんの情報網はすごいですね。
確かに朝日新聞の堂々1面に広告が出てました。

週刊金曜日さんが潤うくらい売れるの期待したいですね^^

22さとし:2009/01/16(金) 22:38:35 ID:prjGkjD20
朝日新聞の1面に広告を出したら、当然全国の大手書店で取り扱うはず・・・
本部から朝日新聞にクレームがいきそうですね(怖)

23さとし:2009/01/17(土) 13:01:59 ID:prjGkjD20
今日は午後から新人さんを呼ぼうと思っていたのに暇になりました^^;
それで近くの大手書店に行ったのですが、「セブンイレブンの正体」は売ってません。
2フロアのかなり大きな書店なんですけどね。。。

24海いちばん:2009/01/17(土) 20:26:30 ID:ZbVma.Ww0
偽名で予約するしか。笑。

25さとし:2009/01/19(月) 16:31:07 ID:iO.wVsNo0
昨年の連合会の書き込みで一番受けたのは、7&Yで買うと
「IP吸い取られんど!」っていうコメントでした (笑)

26おーん:2009/01/20(火) 15:27:59 ID:xbliJPw20
ブックレビュー「セブン−イレブンの正体」

 私は基本的にコンビニというものを利用しないので、あまりその実態というものを考えたことがなかったが、「セブン−イレブンの正体」
(古川琢也と週間金曜日取材班著)を読んでみて、明るいイメージと裏腹に、コンビニというのは実に困った存在だと感じた。

続きは
http://luxemburg.blog112.fc2.com/blog-entry-105.html

27おーん:2009/01/20(火) 15:30:54 ID:xbliJPw20
セブンイレブンの正体(週刊金曜日取材班)

前略

一銃「コンビニ同時多発テロ」

そろそろ内容に入ろうと思います。
その前にまず、何で僕が本書を読もうと思ったかを書こうと思います。
本書は、発売と同時に一部で大きな話題になりました。主に出版や書店業界で取り上げられたんですが、前代未聞と言ってもいいような珍事が
起きたんです。本書は、セブンイレブンの闇の部分について触れた本です。セブンイレブンは、大手マスコミの主要広告主になっているために、
マスコミに悪評が載るということがほとんどありません。そういう事態になりそうでも、事前に手を打ち、水際で食い止めてきたようです。
しかし、そういう圧力とは程遠い雑誌である「週刊金曜日」に連載されていたものをまとめた本書が出版されるこtになったんですが、しかし
この本を流通させないという話が出たわけです。
セブンイレブンを興した鈴木会長は現在、出版の取次の二大大手である「トーハン」の副会長を務めているんですが、そのトーハンが、副会長の
利益に反する本を扱うわけにはいかないとして、本書の取り扱いをしない、と発表したわけです。

続きは
http://blogs.dion.ne.jp/white_night/archives/7946347.html

28さとし:2009/01/21(水) 00:44:23 ID:iO.wVsNo0
黒夜行さんてすごい読書家なんですね。
出版の流通に圧力が掛かったことで「セブンーイレブンの正体」はいわくつきとなりました。
おもわず読んでみたくなる人が増えて増えて、だけどなかなか手に入らないということで
どんどん読みたい人が増殖しそうな勢いです。
暴露本の魅力かな?

29おーん:2009/01/26(月) 11:30:09 ID:GKU6W5Ng0
「セブン・イレブンの正体」を読んで
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-608.html

30おーん:2009/01/26(月) 11:30:46 ID:GKU6W5Ng0
「セブン・イレブンの正体」を読んで
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-608.html

31おーん:2009/01/26(月) 11:33:51 ID:GKU6W5Ng0
すみません、二重投稿してしまいました


「セブン-イレブンの正体 [ ビジネス書ベストセラー ]

ビーケーワン ビジネス書ベストセラー (2009/1/14)

1 起きていることはすべて正しい(ダイヤモンド社)

2 中国貧困絶望工場(日経BP社)

3 社長さん!銀行員の言うことをハイハイ聞いてたらあなたの会社、潰されますよ!(すばる舎)

4 日本でいちばん大切にしたい会社(あさ出版)

5 セブン-イレブンの正体(金曜日)

最終更新日 2009.01.14 23:45:58」
http://plaza.rakuten.co.jp/asa21com/diary/200901030000

32さとし:2009/01/26(月) 15:34:14 ID:4oajyYQI0
おー! コングラチュレーション !!

ヾ(∇^〃)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!

知名度が高い企業だけに1位まで昇りつめるかもしれません。

33おーん:2009/02/09(月) 13:33:31 ID:3bdP/dTE0
セブン-イレブンの真実

お疲れさまです。

昨年、私のブログでもご紹介して過去最大のアクセスを記録した
08年12月16日 告発本「セブンイレブンの正体」に思う

この本を巡る余波は、まだ続いているようです。
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/dd9e5e020fd1cf0ff976dc2a3aa3cab3


『真実』についての記事ですが、『正体』のことについていも書いてありましたのでこのスレに…
すごいですね、『正体』に関する記事が過去最大のアクセスを記録したんですね

34さとし:2009/02/09(月) 21:07:30 ID:.Qf1ZhWU0
お〜んさん、久々です。

セブンイレブンの真実の作者は、とってもハチャメチャでユニークな方です。
第3回勉強会の時、「先生、なんで本部は未だにロスチャージを認めないんですか?」
と関西弁で質問されていました。

35さとし:2009/02/23(月) 19:17:41 ID:.Qf1ZhWU0
広告に「大増刷 四刷出来!」とあります。
勘ですが、3万部位売ったでしょうか・・・?

36さとし:2009/03/02(月) 02:01:04 ID:hulmLvPA0
mixi のレビューは今現在18件です

37さとし ◆jgH6Sx3tZA:2009/03/30(月) 00:42:48 ID:yvK8Q8hI0
必読 セブンイレブンの正体 2009/ 1/13 9:56 [ No.25529 / 27349 ]
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1003382&tid=3382&sid=1003382&mid=25529#under-deli

セブンイレブンの正体

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E2%80%90%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93-%E5%8F%A4%E5%B7%9D-%E7%90%A2%E4%B9%9F/dp/4906605524/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1231807918&sr=1-1

本書は出版物取次最大手のトーハンによって書店取次ぎを拒否された
いわくつきの書籍である。
本書が、トーハンの現副会長にして、セブン・イレブン・ジャパンの会長である
鈴木敏文氏が不利益をこうむる内容だからだ、というのが主な取次ぎ拒否の理由だそうだ。

後ろめたい事実を隠したい、という態度が余計にこの本の記述に
信憑性を持たせてしまっているのがなんとも皮肉な結果である。

小売業界最大手の巨大企業にして、一般的イメージでは優良企業とされている
セブン・イレブン。
本書ではそんなイメージとはかけ離れたセブン・イレブン内部の黒い実態を告発する。

●売れ残りの弁当などの廃棄分の損失を加盟店オーナーに押し付ける
通常の会計では考えられない「ロス・チャージ」会計、
●加盟店オーナーは独立事業主であるにもかかわらず取引先業者からの
請求書を本部がオーナーに見せないという異常な実態、
またそれによって明るみになりつつある「不当なピンハネ」問題。

本書では上の二点のように加盟店オーナーサイドの問題を主に扱っている。

しかし加盟店オーナーのみならず
本部に反発したオーナーの見張りを24時間体制でさせられるセブンイレブンの末端社員、
コロコロ変わる本部の指示に右往左往させられる取引業者、
無理な配送コースを指定され、四六時中GPSで監視される配送ドライバーなど
セブン・イレブンにひとたび関わってしまえば、本部の一定の役職以上の人以外は
全て不幸になってしまうという現状を、関係者の証言と事実に照らし合わせて本書は告発している。

24時間営業の問題にいたっては、環境問題(CO2過剰排出による地球温暖化)や
未成年の深夜徘徊の温床になりかねないという観点から、
我々一般人にも不利益をもたらしているといえる。
「お客様第一主義」の大義名分の下に上記の数々の非常識ともいえる経営を行ってきた
同社だが、ここへきて当の「お客様」である一般人にも不利益を与えていることになる。

本書で書かれているセブン・イレブンの実態があまりに黒すぎて、
著者サイドがいわゆる被害者たちの立場から一方的に
セブン・イレブンを悪役に仕立て上げているという風にも見えなくもない。
だからこそ、冒頭に述べたような取次ぎ拒否という手段に出たのだろうが、
意見を封殺しようとするのは逆効果だとは思うが。

読み物としては、「ロスチャージ会計」についてはその会計のからくりの巧妙さゆえ
伝わりにくいところもあるが、それ以外のところは平易な文章で読みやすい。
「ピンハネ疑惑」の章で、ひとつ、またひとつと証拠があがっていき、
疑惑の実態が浮かび上がっていく構成は図らずもわくわくさせられた。

最後の弁当工場潜入ルポは、筆者による体当たりルポで
セブン・イレブンの末端の末端である弁当工場で筆者が数日間アルバイトして
あまりの過酷さからボロボロになる様が綴られている。なかなか読みごたえがある。

=====
追記)08.12.17
トーハンは現在、取次ぎ拒否を撤回・謝罪しているとのこと。

38さとし ◆jgH6Sx3tZA:2009/03/30(月) 19:07:30 ID:yvK8Q8hI0
セブンイレブンがピンハネ問題の言論封殺 2009/ 2/ 4 13:55 [ No.25889 / 27358 ]
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1003382&tid=3382&sid=1003382&mid=25889

★セブン‐イレブン批判本を「封殺」するトーハン

・書籍取次大手のトーハンが、週刊金曜日取材班と古川琢也氏の共著『セブン-イレブンの正体』の
 配本にストップをかけたことが、師走の出版業界に波紋を呼んだ。批判されたセブン-イレブンが
 自らの店先から同書を締め出すならわかるが、なぜ、出版流通の元締めのトーハンが配本を
 拒絶するのか。関係筋によれば「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文氏がトーハンの取締役
 副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」という。

 セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木氏は中央大学卒業後、東京出版販売(現トーハン)に入社。
 30歳前後でイトーヨーカ堂に転じ、セブン-イレブンを日本一のコンビニチェーンに育て上げたことは
 よく知られている。全国約1万2千店のセブン-イレブンを支配し、トーハンの副会長を兼務する鈴木氏に
 対する批判は出版業界のタブーとされてきた。ある大手出版社の役員は「鈴木会長の逆鱗に触れる
 雑誌を出したらセブンの店先から撤去されるのは目に見えている。おまけにトーハンに圧力を
 かけられたら書店に出版物が行き渡らなくなる」と打ち明ける。夕刊紙の幹部も「(駅売りの)キオスクの
 売り場が年々狭くなっており、夕刊紙やスポーツ紙のコンビニ依存度は4割を超えている。セブン批判は
 一行も書けないよ」と諦め顔だ。

 書籍流通は日販とトーハンがほぼ独占しており、その片方から配本を拒否されたら飯の食い上げだ。
 週刊金曜日がジャーナリストらに窮状を訴えたため、ネット上にトーハンの「暴挙」を批判する書き込みが溢れた。

 告発本の中身が事実無根なら訴訟を起こして争うのが筋だろう。ところが、セブン-イレブン側には事を
 荒立てたくない事情があったようだ。というのは、批判された内容が、現在争われている裁判に絡んでいる
 からである。事情通の司法記者が解説する


 「コンビニ店オーナーたちが、セブン-イレブン本部が商品仕入れ代金を隠し、その一部を不当にピンハネ
 してきたと訴えています。昨年7月には最高裁がオーナー側の言い分を認め、セブン本部はオーナー側に
 仕入れ額がわかるように請求書や領収書を開示すべきだとして、東京高裁に差し戻したのです。
 『セブン-イレブンの正体』は、それを暴いた告発本なんです」

 セブン本部が仕入れ先から送付される請求書などを秘匿し、原価情報を独占してきたのは業界周知の
 事実のようだ。この常識では考えられない手法が許されたのは、フランチャイズ契約で本部が商品代の
 支払いを代行する仕組みになっていたから。本部に原価情報を独占されたオーナーたちは「仕入れ代金や
 リベートのピンハネ隠しだ」として訴えていたのである。この東京高裁への差し戻しは3月頃に結審の
 見込み。もし、オーナー側の主張が通れば「セブン-イレブン全店で年間1千億円(推定)を超える
 『ピンハネ』が表面化する可能性がある」(前出の司法記者)。さらに、オーナーによる過去に遡った
 代金返還請求訴訟が続出するだろう。

 週刊金曜日のアピールやネット上での「言論封殺」批判が効いたか、トーハンは年の瀬に配本
 ストップを撤回し、事態は沈静化に向かった。しかし、1月末にはもっと強烈なセブン-イレブン告発本が
 日新報道から出版される予定。トーハンの対応が注目される。(以上)

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090203-00000000-facta-bus_all

39さとし ◆jgH6Sx3tZA:2009/03/30(月) 19:09:57 ID:yvK8Q8hI0
セブン‐イレブン批判本を「封殺」するトーハン
月刊FACTA2月 3日(火) 13時29分配信 / 経済 - 経済総合
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090203-00000000-facta-bus_all

書籍取次大手のトーハンが、週刊金曜日取材班と古川琢也氏の共著『セブン-イレブンの正体』の配本にストップをかけたことが、師走の出版業界に波紋を呼んだ。批判されたセブン-イレブンが自らの店先から同書を締め出すならわかるが、なぜ、出版流通の元締めのトーハンが配本を拒絶するのか。関係筋によれば「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文氏がトーハンの取締役副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」という。

セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木氏は中央大学卒業後、東京出版販売(現トーハン)に入社。30歳前後でイトーヨーカ堂に転じ、セブン-イレブンを日本一のコンビニチェーンに育て上げたことはよく知られている。全国約1万2千店のセブン-イレブンを支配し、トーハンの副会長を兼務する鈴木氏に対する批判は出版業界のタブーとされてきた。ある大手出版社の役員は「鈴木会長の逆鱗に触れる雑誌を出したらセブンの店先から撤去されるのは目に見えている。おまけにトーハンに圧力をかけられたら書店に出版物が行き渡らなくなる」と打ち明ける。夕刊紙の幹部も「(駅売りの)キオスクの売り場が年々狭くなっており、夕刊紙やスポーツ紙のコンビニ依存度は4割を超えている。セブン批判は一行も書けないよ」と諦め顔だ。

書籍流通は日販とトーハンがほぼ独占しており、その片方から配本を拒否されたら飯の食い上げだ。週刊金曜日がジャーナリストらに窮状を訴えたため、ネット上にトーハンの「暴挙」を批判する書き込みが溢れた。

告発本の中身が事実無根なら訴訟を起こして争うのが筋だろう。ところが、セブン-イレブン側には事を荒立てたくない事情があったようだ。というのは、批判された内容が、現在争われている裁判に絡んでいるからである。事情通の司法記者が解説する。

「コンビニ店オーナーたちが、セブン-イレブン本部が商品仕入れ代金を隠し、その一部を不当にピンハネしてきたと訴えています。昨年7月には最高裁がオーナー側の言い分を認め、セブン本部はオーナー側に仕入れ額がわかるように請求書や領収書を開示すべきだとして、東京高裁に差し戻したのです。『セブン-イレブンの正体』は、それを暴いた告発本なんです」

セブン本部が仕入れ先から送付される請求書などを秘匿し、原価情報を独占してきたのは業界周知の事実のようだ。この常識では考えられない手法が許されたのは、フランチャイズ契約で本部が商品代の支払いを代行する仕組みになっていたから。本部に原価情報を独占されたオーナーたちは「仕入れ代金やリベートのピンハネ隠しだ」として訴えていたのである。この東京高裁への差し戻しは3月頃に結審の見込み。もし、オーナー側の主張が通れば「セブン-イレブン全店で年間1千億円(推定)を超える『ピンハネ』が表面化する可能性がある」(前出の司法記者)。さらに、オーナーによる過去に遡った代金返還請求訴訟が続出するだろう。

週刊金曜日のアピールやネット上での「言論封殺」批判が効いたか、トーハンは年の瀬に配本ストップを撤回し、事態は沈静化に向かった。しかし、1月末にはもっと強烈なセブン-イレブン告発本が日新報道から出版される予定。トーハンの対応が注目される。

(月刊『FACTA』2009年2月号)

40さとし ◆jgH6Sx3tZA:2009/03/31(火) 14:12:25 ID:ZRqJ2Y..0
Re: 試算すると減収要因→儲けすぎだよ 2009/ 2/21 9:43 [ No.26331 / 27366 ]
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1003382&tid=3382&sid=1003382&mid=26331#under-deli

>お弁当の原価が本に書かれてましたね。
セブンイレブンの正体の中に


それさっき読んだら、売価500円、仕入原価300円は新聞の通り。


次にその300円の中身が興味深深。

物流費が二種類あり、下請け製造会社から共同配送システムでドミナントの各エリアごとの集配センターに納品されるのと、そこから全商品を各店ごとのセットしてお店まで一日三便から四便運ぶ物流費の二つだそうです。

各々7%づづで14%→300円ー(300円×14%)=258円

下請け製造会社は容器からラベル張りラップ巻きまですべて入れて258円で仕上げないとならない。
しかし、彼らも利益を取らないと生きてゆけないので?%かの利益を抜くらしい。
 純製造原価=258−((258×α%)+(258−258×α%)×β%))

 米、肉、野菜、タレ、容器、労務費のうち、各食材からもものによっては本部指定商品があり、これを使わないといけないらしい。
そしてその本部指定商品とは一端本部が買い付けてマージンを乗せてから
製造業者へ売るとある。

良く書いてある。

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