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【モバマスR18SS】葉桜の季節に
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雪が解け、桜の季節を堪能する暇も無く花弁は散っていく。
最近は国内外のキナ臭いニュースがよく流れているが、俺のような一般市民は淡々と日々を過ごすしかない。
気がつけば大型連休が間近に控えている。
しかし、アイドルのプロデューサーという仕事はカレンダー通りには過ごせない。
桜どころか葉桜さえ堪能する暇もない。
今日も久しぶりの休日のはずが担当アイドルに呼び出され急遽仕事場に来ることになった。
なんでも休日返上で自主レッスンがしたい―とのことらしい。殊勝なことだ。
ただ、あくまで自主レッスン、俺は未央が満足するまで手持無沙汰になる。
なので今はこなせる仕事を進めている。
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しかし暑い。
夏も近づく八十八夜―とは言うが、ここまで暑くならなくてもいいのではないだろうか。
季節の変わり目は体調を崩しやすい。
この季節だと寒暖差が激しくなる。
夜は寒いが寝具を冬用のままにしていて汗だくになったりもする。
水分補給も怠りやすい季節であり、熱中症の危険もあったりする。
…
休憩がてら未央の様子を見に行くとしよう。
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キュッ キュッ キュッ
他に誰もいないからか、レッスンルームからシューズと床がこすれる音が響いてくる。
「はぁ…はぁ…」
荒い息遣いも鮮明に聞こえる。
邪魔をしないようにそっとドアを開け覗き込むと一心不乱にステップを踏む未央がいた。
飛び散る汗がその運動量を物語っている。
ハーフパンツにTシャツという姿は動きやすさを重視してのことだろう。
そして未央の激しい動きは自身の胸をたゆんたゆんと揺らしていた。
彼女のプロフィール上はバスト84となっていたが明らかにそれを凌駕する大きさだ。
プロフィール通りの衣装を用意してもサイズが合わず手直しをすることになった事例は片手では済まない。
未央のダンスはアイドルとして目を見張るレベルではあるが、それ以上に視線を集めてしまう。
衣裳、プロフィールも含め対応が必要かもしれない。
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そんな事を考えていると一段落したのだろうか、未央は膝に手をつき肩で息をしている。
前かがみの体勢、そして首元が広いTシャツのため、たわわに実った双丘が深い谷間を作っていた。
額から頬を伝い滴り落ちる汗もこちらの情欲をかき立ててくる。
「あ、プロデューサー!」
俺が来たことに気付いた未央が駆け寄ってくる。
この数歩だけでも揺れがはっきり視認できてしまうのはそれだけ視線が向っているという事なのだろうか。
「いやーごめんね。もうちょっとで何か掴めそうなんだけど…」
大量の汗によりTシャツからオレンジ色のシルエットを浮かび上がらせている。
「えっとね、ちょーっとお願いがあるんだけど…」
未央の扇情的な姿に思考が停止してしまう。
未央の声が届いてこない。
「明日もオフじゃん?だから明日も自主レッスンさせてほしいんだけど…」
「あ、ああ」
思わず反射で答えてしまった。何を聞かれたんだろう?
「ほんと!?やったー!」
未央が笑顔で飛び跳ねている。
よかった…と思うと同時にこれまで以上に乱高下する球体に目を奪われる。
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と、その時
「ありがと、プロデューサー!」
鳩尾の辺りに何物にも例え難い柔らかさを感じた。
「えへへ〜」
一瞬止まった思考の後、未央が抱き着いてきたのを確認した。
抱きつかれることは珍しくないのだが、他に誰もいないからだろうか、今日はなかなか離してくれない。
それだけその柔らかい感触も堪能できてしまった。
…いけない、これ以上は一線を超えてしまう。
そう思い視線を落とすと同時に未央も顔をあげていた。
「あれ?どうしたの?調子悪い?」
キョトンとした表情でこちらを見つめる大きな瞳。
激しい運動のためか上気した表情。
ほのかに香る汗の匂い。
そしてそれらとは不釣り合いなほど大きく柔らかな乳房が俺の胸元に圧しつけられ形を歪めている。
…俺の中の何かが切れた気がした。
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「きゃっ!?へっ?え!?」
気が付くと俺は未央を押し倒し馬乗りの状態になっていた。
目の前にいるこの魅力的な女性を自分だけのものにしたい。
自分が味わい尽くしたい。
そういった衝動、欲望が抑えられない。
「ど、どうしたのプロデューサー?」
呼吸に合わせて上下する双丘も少しこわばらせた表情も今は欲情の対象になっている。
「わっ!?きゃっ!なにすっ…いゃぁ…」
抵抗する未央のシャツを手首まで脱がせ近くにあったタオルでシャツごと括る。
すると未央によく似合うオレンジ色のブラジャーが姿を現した。
「ぷ、プロデューサー、こんなことやめよう?ね?」
未央は震える声でこちらを制しようとする。
活発だが人一倍怖がりな未央らしい儚い抵抗だ。
それが逆効果だと、気付いてはいないのだろう。
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「やぁっ!やめてよ!いやあっ!」
押さえつけている拘束具を剥がすとぷるんと音を立てるようにゆれながら双丘が姿を現した。
頂点には薄い桜色の蕾が慎ましく居座っている。
たまらず左の蕾にしゃぶりつ区と同時に右手でもう片方の蕾を摘み上げる。
「ひぁうっ!?」
その瞬間未央はビクンと反応しこれまで聞いたことのない甲高い声を上げた。
誰も知らないであろう未央の弱点を知ったことで欲情に拍車がかかる。
「やめっ…ひぅん!てよぉ…」
快感を覚えながら怯える未央の乳房を揉みしだき、乳首を摘み、舐めまわす。
母乳は出ていないにも関わらず甘いミルクのような味が口内を満たす。
そうしているうちに未央の跳ねる回数が増えてきたことに気付く。
もしかすると…
そう思い一層激しく弄る。
「ひゃっ!もっ…だっ…めぇっ!」
やはりそうだ。
確信を持った俺は左の乳首を噛み、右の乳首をひねりあげた。
「ゃっ…あっ…あっ…」
未央は激しく身体を震わせ口をパクパクさせている。
目は虚ろで脱力している様子だ。
イかせた…あの本田未央をこの手で。
そう思うとさらに欲情が高まる。
俺の欲情は青天井なのかもしれない。
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力の抜け切った未央の下半身に目をやると秘所の辺りが湿っていることに気付く。
大量の汗はかいてはいたが局部的に濡れるということはありえない。
もしかしたら…そう思いハーフパンツを脱がせると一点を除いてブラジャーと同じ色のショーツが露わになる。
「未央、お前感じてるのか?」
「っ…!」
未央は顔を真っ赤に染めながら視線を逸らす。
そっと割れ目の辺りを触れると再び未央の身体は跳ねる。
落ち着いていればもっと丁寧に愛撫できていたのかもしれないが今は抑えが利かない。
我慢できずにショーツを脱がせ上の蕾にした様に新たな蕾にしゃぶりつく。
「ひゃっ!?そんっ…なぁっ!ところぉっ…きたなっ…やぁっ!」
初めての感覚なのだろう、未央は激しく身体を跳ねさせている。
乳首でイったからか、湧き出る泉のように止め処なく愛液が流れ出てくる。
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「んっ…んっ…」
観念したのか未央は口をつぐみ声を漏らさないよう耐えているように見える。
しかし下の口や体は正直なようで刺激に対して反応している。
こちらも我慢の限界となりズボンを脱ぎ捨て分身に未央の愛液を塗りたくる。
刺激が止まったことに気付いた未央がこちらに目を向け上気していた顔がサーッと青くなる。
「うそ…だよね?そこまでやらないよね?」
相変わらず震えた声で問いかけてくる。
無言で男を知らない裂け目に先をつけるとこれまでされるがままだった未央が激しく抵抗を始めた。
「やだっ!やだよこんなの!こんなのが初めてなんてやだぁ!」
「動くなっ!」
「ひっ…」
予想外の抵抗に思わず怒鳴りつけると未央は抵抗をしなくなった。
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ほんとに仕上げるとかやりますねぇ!
なにが日本一や、世界一やお前!
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「ひっぐ…やだよぉ…無理やりなんて…ぐすっ…」
すすり泣く未央の姿に罪悪感を感じるもここまで来て止まることなどできない。
再び欲棒を秘所に当てるとピクッと反応したものの観念したのか、今度は抵抗しない。
「挿れるぞ…」
そう言って未央の腰を掴み挿入を開始する。
「いたっ…いっ…んぅうっ…」
苦悶の表情を浮かべる未央だがこちらもすんなりとは挿入できない。
力を入れ腰を進めると肉棒で何かをちぎっているような感覚を得る。
その度に未央が眉間にしわを寄せ、それが彼女を少女から女性にしていることを感じさせてくれた。
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奥まで挿入し接続部に目を向けると純潔の証が流れていた。
眼下には一糸まとわない魅力的な女性が横たわっている。
言い知れない征服感がさらに欲情を加速させピストン運動を欲望のままに始める。
「んっ…やっ…もっとやさし…んっ…」
まだ痛むのだろうか、未央は苦悶の表情を浮かべ呻いている。
しかし彼女をいたわる余裕はない。
自分の欲望を満たすためだけに腰を振る。
パンッ パンッ パンッ
二人しかいないレッスンルームに乾いた音が響く。
自己満足のためだけの行為、達するまではそう時間がかからない。
「はぁ…はぁ…ぐっ…!」
「んっ…んっ……え?」
未央の腰をがっちりとつかんだまま最奥に欲望を解き放つ。
急に動きが止まり震えだした俺に一瞬戸惑う様子の未央だったがすぐに状況を理解したようだ。
「え?出し…ちゃったの?…うそ…中…え?」
状況を理解し混乱する未央をよそに欲棒を引き抜く。
同時に赤い証と欲望にまみれた白濁液も流れ出てきた。
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茫然とする未央の腕の拘束を解く。
落ち着いてくるととんでもないことをしてしまったことを理解する。
しかし虚ろな目で座り込む未央の豊乳、くびれ、しなやかな脚、安産型の臀部、そして秘所から流れ出る欲望の証を目にするとそのような罪悪感は再び吹き飛ぶ。
「あっ…」
力の抜けた未央を立ち上がらせ後ろから挿入する。
「んぅっ…」
壁に手をつかせ後ろから双丘を鷲掴みにする。
「んぁっ…ぁんっ…んっ…んっ…」
茫然としながら突くたびに反応する未央に興奮しつつ腰を叩きつけるように激しく繋がる。
しばらくすると響いていた音が変化してきた事に気が付く。
パチュン パチュン パチュン
足元を見ると若干ではあるが水たまりができていた。
心なしか未央の放つ声が艶っぽくなってきたようにも感じる。
そうしているうちに再び射精感が高まる。
もしかすると未央とは身体の相性が最高なのかもしれない。
「ぐっ…」
「あ…また中…」
今度は未央も受け入れてくれたようだ。
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どれくらいの時間が経ったのだろうか。
何度未央の中に欲望を放ったか覚えていない。
傍らにはピクピクと震え秘所から愛液と白濁液を流す未央が横たわっている。
流石にこのままという訳にはいかない。
未央を抱き上げてシャワールームで汗と汚れを流す。
未央は何も言わず脱力しきっていた。
シャワーを終えると着替えをさせ、レッスンルームの掃除をする。
未央は何も言わずただただ座っていた。
掃除も終わりあとは帰るだけの状態になるも未央はうつむいたままだ。
「帰るぞ」
何と声をかけていいかわからず、出たのはこの一言だけだった。
「…くない」
「え?」
「今日は帰りたくない」
未央が何を言っているか一瞬理解できなかった。
あれだけ犯された相手に対して何を言っているのだろう?
「じゃあ明日は休みだから外泊するって連絡したらどうだ?」
「そうする…」
そう言って未央は携帯を取り出しメールを打っていた。
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「どこに泊まるんだ?」
「わかんない…」
「じゃあついてくるか?」
「うん…」
俺には未央の言動がよくわからなかった。
自分でしたことではあるが傷つけた相手について行くということがなぜできるのだろう?
「もっとしてほしいのか?」
自分でもなぜこんな言葉が出たのかわからない。しかし…
「それでもいいよ…」
俺は本田未央という少女を壊してしまったのかもしれない。
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その後未央を連れ、未央曰く『お城みたいなホテル』で一晩中未央を抱いた。
未央も快楽に身を任せたようで激しく喘ぎ自らも腰を振り絡み付いてきた。
夜が明けるまで欲望の限りを尽くし疲れ果てて抱き合いながら眠りについた。
身支度を整えて帰る頃には未央も平静を取り戻しつつあったのか、
「…また、事務所で…それじゃ…」
と帰っていった。
驚くことに未央は以前と同じように出勤し、以前と同じように俺に接してきた。
女性の方が精神的に強い―そういう言葉もあるが未央は強い子なのかもしれない。
一方の俺は罪悪感を感じながら一度味わった快楽を手放せなくなってしまった。
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その日以降、俺は明るくふるまう未央に対し隙を見ては身体を要求した。
ローターを挿れて仕事をさせたり、中出しした状態でステージに立たせたりもした。
夜中に全裸で徘徊させたこともある。
しかし何故か未央はどんなことでも受け入れこなしていった。
そんな日々が一年以上続いた。
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あの時と同じような葉桜の季節のある日、俺は未央を呼び止めた。
「未央、今晩ちょっといいか?」
「また?プロデューサーはいつでも発情期だね」
今日は未央に対し重要な決意を伝えるつもりだ。
「もーいい加減避妊にも気を遣ってよねー?ピルも高いんだよー?」
いつ頃からだろうか、未央はこういう会話もいつもの調子でできるようになってしまった。
「今日はしない」
「へ?ありゃ、仕事の話だった?私も発情ぎみだったかな?あはは…」
「…ホテルには来てくれ」
「ってやっぱホテル行くんかい!」
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未央を連れてホテルの一室に入る
「わー!すっごい景色!」
「このホテルの最上階だからな」
「もしかして街を見下ろしてしちゃう感じ?」
「今日はしないって言ったろ?」
「えー?わけわかんないよ?」
俺は懐から小箱を取り出す。
「何?…それ?」
「未央…受け取ってほしい」
そう言って小箱を開け、リングを見せる。
「え?これ…うそ…え?」
未央は困惑しているようだった。
それもそのはずだ。
俺は欲望の限りを尽くし未央を犯してきた。
そんな男からこんなことをするなんて有り得ないことだ。
第一受け入れられるはずがない。
俺の素直な気持ちを伝えたい…ただそれ一心のことだった。
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どれくらいの時間が経ったのだろう?
一瞬かもしれないしとてつもなく長い時間かもしれない。
そのくらい時間の感覚が無くなっていた。
「うれしい…」
「え?」
困惑して未央の顔を見ると口を押えながら大粒の涙を流していた。
「だって…私ただの道具だって…おもちゃ扱いされてるって思ってた…」
「な…」
「それでも…プロデューサーと繋がれるならそれでもいいって…」
「ま、待ってくれ。未央…お前…」
俺は未央の言葉が理解しきれていない。
「私…ずっとプロデューサーのこと好きだったんだよ?」
それはまさに青天の霹靂だった。
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未央によると―
元々未央は俺に対し好意を抱いており、俺に対し半分冗談・半分本気でアプローチをかけていたようだ。
あの自主レッスンも二人っきりになれる時間が欲しかったという思いもあって提案していたらしい。
扇情的に見えた姿も俺に対するアプローチの一環で、下着もお気に入りの下着をわざわざつけてきていたそうだ。
ただ襲われたのは想定外で、初体験ももっとロマンチックなものを想像していたらしい。
挿入だけをあれほど拒んだのはそんな乙女心によるものだったそうだ。
それからはおもちゃ扱いでもいいから少しでも一緒の時間を過ごしたいと思い何を言われても従っていたらしい。
何とも健気なことだ。
そんな未央に対して俺はとんでもないことをしてしまった。
しかし俺の懺悔を聞いた未央は、
「じゃあ一生かけて償ってね!」
なんて言葉をかけてくれた。
コイツにはかなわない…そう思った。
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―数年後
未央はアイドルを卒業し、今はマルチタレントの道を歩んでいる。
先日俺との婚約が発表された時はひと騒動もあったが今は落ち着いている。
まさか殺害予告を受けるとは思わなかったが…。
それだけ本田未央という女性が魅力的だという事だろう。
紆余曲折を経ながらも未央との関係は良好だ。
そしてスケジュールがなかなか合わず先送りしてきた披露宴、ついにその日が来た。
控室の窓から見える青々とした葉桜が風に揺れている。
何の因果か、奇しくもあの自主レッスンと全く同じ日付となったのだ。
あの日は未央を深く傷つけてしまった日でもある。
その記憶は消し去ることはできないかもしれない。
しかし新たな思い出を作ることはできるはずだ。
この葉桜の季節に未央と共に新たな道を歩んで行く。
おわり
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以上、終わり!閉廷!
思いつきで↓のスレを建ててから即席で書いたので出来は微妙かもしれません。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1493112215/l50
同人漫画家の方がいらっしゃれば未央の純愛本出して、どうぞ。
拙文にお付き合いいただき有難う御座いました。
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本当に書き上げるなんてたまげたなぁ…
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有言実行する未央Pの鑑
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ちんちんおっきしました
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本当にここ(SS執筆)初めてかお前!?(驚愕)
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>>27
あ、何度か書いてます
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嫌がるちゃんみおに興奮しました(中並感)
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宇宙一や
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あーシコ(語彙不足)
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>>9 >>11あたりが使える(意味深)
本当にえろい
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