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あれから数日が経ちました。
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あの日以来足柄さんとの仲は気まずいものになっていました。会話することもほとんど無く、たまに視線を感じて振り向くと、決まって彼女が申し訳なさそうな顔をして視線を逸らしていました。こちらも、彼女にあんな事をさせてしまった責任を取る準備はあったのですが、踏み出す気力と話す言葉がありませんでした。
2、3日位経った頃でしょうか、廊下で不意に足柄さんに似た声が僕を呼び止めました。思わず振り返ると、そこに居たのは彼女ではなく妹の羽黒さんでした。最近の僕と足柄さんの姿が見ていられなくて、私で良いなら相談に乗りますとの事でした。
羽黒さんの部屋で全てを包み隠さず話しました。自分が足柄さんを好きだということ、それなのに長い間彼女の想いに気付けなかったこと、その間の彼女の心情を思うと自分が彼女を愛してもいいのか解らなくなってしまったことも含めてです。
羽黒さんは話を聞き終わった後で「確かに司令官さんが思い悩むのも分からなくはないです。」と話し始めました。「でも、姉さんが司令官さんよりもいい男性に会う事は二度と無いと私は思います。司令官さんの方も同じだと思いますよ?」正鵠を射ていて返す言葉が見つかりません。
羽黒さんの言葉は続きます。「それに、司令官さんが姉さんの事を諦めようとしたって無理なのは火を見るより明らかです。それなら開き直った方がよっぽどいいと思いますよ。」この言葉を聞いて、ようやく自分が進む道が1つしかない事に気付きました。
おかげで決心がついたと羽黒さんに心からお礼を言うと、「姉さんが悩んでいるのと同じ位司令官さんが悩んでいるのは見ていられないんです。」と言われました。姉に似て優しい人だなと思いました。
執務室に戻って準備していた物を取り出した後、何か良い言葉でもあれば、と思った時に「想いを伝えるのは言葉だけじゃない」という考えが突然閃きました。相談に乗ってもらって気持ちが楽になったおかげでしょうか。
こうなればもうなるようになれです。そのまま足柄さんの部屋に向かい、扉をノックしました。
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続き
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主人がオオアリクイにでもやられたのかと思ったらいいゾ〜これ
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これほんとすき
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ハッピーエンド用意してくれよな〜頼むよ〜
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あくヤれよ(やさしい気持ち)
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したらば連載SSイイゾ〜コレ
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羽黒ちゃんいい子すぎィ!
じゃあおれ羽黒にデート申し込んで帰るから
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あれ、前の話読んでないゾ・・・(絶望)
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>>9
はいこれ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1432042176/-100
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