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ミカサ「サンタの服は...何故赤いと思う?」
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ミカサ「答えて」
ジャン「.....くっ!行かせねぇ!エレンの部屋には行かせねぇぞ!!」
ミカサ「そう....残念」
ザシュ!!
ジャン「ぐわぁああああ」
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約12時間程前 昼食時間
アルミン「今日はクリスマスって日なんだ」
エレン「クリスマス?」
アルミン「うん、夜にサンタって怪人が出るんだよ どんな怪人かはわかんないんけどさ...」
エレン「ふーん」
アルミン「後で資料室で調べてみようよ」
エレン「そうだな、どうせ暇だしな」
ミカサ「エレンも行くなら私も行こう...」
-
ジャン「馬鹿らしいなお前らw大昔の行事なんかどーでもいーだろ?」
アルミン「別にいいじゃないか、僕達の勝手だ!」
エレン「まぁ...アルミンは昔から探究心の塊みたいな奴だしな」
ミカサ「ジャン」
ジャン「....あ?///」
ミカサ「いちいち口出ししないで」
ジャン「.....」
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資料室
エレン「.....本が大量にあるな」
アルミン「とりあえずこの本から調べてみようよ」
『冬の妖怪』
エレン「あー....これなら載ってそうだな」パラ
ミカサ(妖怪興味ない.....適当な恋愛関連の本でも探そう....)
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アルミン「ん〜載ってないなぁ...おじいちゃん嘘ついたのかなぁ」
エレン「おいアルミン!雪女って恐えぇな!!」パラ
アルミン「雪女?」
エレン「気に入った男を冷凍するらしいぞ!!やべぇな!」
アルミン「たしかに、でも僕はサンタについて調べたいんだよ」
ミカサ「エレン、アルミン、あった」タタタ
エレアル「!?」
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ミカサ「これに載ってた」
『冬はサンタコスプレで男を落とせ!!』
アルミン「....」
エレン「....」
ミカサ「これによるとクリスマスの夜はサンタコスプレで恋人と過ごすらしい...」
ミカサ「....どうしたの?」
アルミン「あぁ....何か思ってたのと違うなって思って...」
エレン「急にチープな存在になったな」
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ミカサ「そう....まぁいい、この本を私は借りる」
アルミン「はぁー、もっと凄い妖怪だと思ってたんだけどな」
エレン「仕方ねぇよ、それより立体機動の自主練しようぜ」
アルミン「そうだね...」タタタ
ミカサ「....」
ミカサ(サンタを極めればエレンを落とせる....今夜までに熟読して勉強しよう)タタタ
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サンタの服が赤いのは冒頭のジャンの血で…
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数分後 資料室
ジャン「さーて、レポートでもやるか」
ジャン「この静かな空間で調べ物をやるのは俺の密かな楽しみだ......ん?」
『冬の妖怪』
ジャン「あー....あいつ等なんか妖怪を調べてな」
ジャン「ったく!机に出しっ放ししてんじゃねぇよ」パラ...
ジャン「....雪女?」
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ジャン「東洋の妖怪....美しい外見...」
ジャン「ミカサみたいな感じか....」
ジャン「そういやミカサって人間離れした身体能力なんだよなぁ...」
ジャン「可愛いけど目つきがなんか冷たいんだよなぁ....本当に雪女みたいだ...」
ジャン「....」
ジャン「....まさかな」
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女子寮
ミカサ「なるほど....東洋ではクリスマスは恋人と過ごすのか....これは良い」
ミカサ「しかし....本の絵のようなサンタ服は持ってない」
ミカサ「服屋でも見た事はない....」
ミカサ「.....作るか」
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ミカサ「たしか母さんに貰った着物がまだ残ってた筈.....」ガサゴソ
ミカサ「あった....でも真っ白...」
ミカサ「まぁいい....誰かに染め方を教えてもらおう」
ミカサ「絶対エレンと楽しいクリスマスを過ごす....」
クリスタ「ミカサ、何その服?可愛いね」
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ミカサ「....これは着物、東洋の服らしい」
クリスタ「へぇ〜どうりでミカサに似合うわけだ」
ミカサ「でも赤色にしたいの....染め方わかる?」
クリスタ「うーん...ごめん、わかんないや」
クリスタ「他の人に聞いてみたらわかるかも」
ミカサ「.....そうしよう」
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ジャン「ふぅ...やっとレポートが終わったぜ」
ミカサ「エレンには内緒、エレンには内緒」テクテク
ジャン「あれはミカサ!?あの服は!?」
ミカサ「....ジャン?」
ジャン「!?」
ミカサ「まぁ.......わかんないか」テクテク
ジャン(ゆ....雪女)
ジャン「エレンが氷付けにされちまう....」
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就寝時間前
ミカサ(結局わかる人はいなかった)
ミカサ(かと言って着物以外の服は染めれる素材じゃない.....)
ミカサ(仕方がない、サンタとは全く違うが着物で行こう....)
ミカサ(これが私の勝負服....)
ミカサ「ちょっと出掛けてくる」テクテク
アニ「また何かやらかそうとしてるよアイツ」
ユミル「クリスタについて都合の良い勘違いしてんだよきっと」
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男子寮
エレン「ジャン、寝る時間だぞ?」
アルミン「なんで立体機動装備してるの?」
ジャン「うるせぇ....これは貸しだからな死に急ぎ野郎」
アルミン「?」
ジャン「俺だけが気付いちまった....今...何をすべきか俺にはわかる」
ライベル「!?」ビクッ
ジャン「行ってくる....」テクテク
アルミン「何に気付いたんだろう?」
エレン「わかんね、もう寝ようぜ」
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訂正 15
誤 ユミル「クリスタについて〜
正 ユミル「クリスマスについて〜
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深夜の男子寮入口 二人の勇者が相対する
ミカサ「エレン...わかってくれるかな...」テクテク
ジャン「気付かないぜ?お前はもうエレンには会えないからな」ザッ
ミカサ「....ジャン」
ジャン「お前に惚れてたんだがな、雪女だったとはガッカリだぜ!」
ミカサ「....不愉快」ドゴォ
ジャン「ぎゃああ!」
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ミカサ「.....」シャキン
ジャン「お、俺のブレード!?」
ミカサ「....どいて」
ジャン「ど....どかねぇよ」
ミカサ「.....丁度良い」
ミカサ「サンタの服は...何故赤いと思う?」
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ミカサ「答えて」
ジャン「.....くっ!行かせねぇ!エレンの部屋には行かせねぇぞ!!」
ミカサ「そう....残念」
ザシュ!!
ジャン「ぐわぁああああ」
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ジャンも結構アホの子だな
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早く続き見たい
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ジャン「.....」フサァ〜 パラパラ
ミカサ「....髪」
ジャン「....」気絶
ミカサ「....」テクテク
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翌朝 食堂
エレン「....はぁ眠い...」
ミカサ「クリスマス楽しかった、毎週クリスマスの日を設けよう」
エレン「ざけんな....俺は寝たいのに」
アルミン「.....あのさ、あの後調べたんだけどさ クリスマス」
アルミン「サンタはプレゼントをくれるらしいんだ」
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エレン「プレゼント?良い妖怪なのか?」
ミカサ「エレン、私がサンタ...楽しい時間をプレゼントした」
エレン「お前だけ楽しんでただろ!!」
ジャン「....」
アルミン(何でジャン禿げてるんだろ?)
アルミン(後ライナーとベルトルトがいない)
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ジャン「くそ....なんで俺だけこんな...」 グス
エレン「ミカサ、ジャンを禿がしたのお前だろ?謝れよ」
ミカサ「悪かった....でも私はただ
エレン「俺じゃなくてジャンに謝れよ!あいつは俺を命賭けで守ろうとしたんだからな」
ミカサ「.....わかった、そうしよう」ガタ
ミカサ「ジャン」
ジャン「な、何だよ!?」
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ミカサ「私が悪かった、髪が生えるまで私が何でも言う事を聞こう」
ジャン「い、いや....別にそんな///」
ミカサ(責任を負わなければエレンに嫌われる)
ジャン「あ....じゃあとりあえず一緒に飯食おう....ぜ?」
ミカサ「そうしよう」隣座り
ジャン「....」パァ〜!
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エレン「ははっwジャンの奴嬉しそうだな あれがクリスマスプレゼントってやつじゃないか?」
アルミン「僕達もどんなのでもいいからプレゼント欲しかったね」
アニ(あれ?....あれ!?)キョロキョロ
しかし既に世界はメリークリスマス状態であった
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巨大樹の森
ライナー「何とか誰にも見られず脱出できたな...」
ベルトルト「あぁ、まさかジャンに正体を気付かれるなんて!」
ライナー「今頃ジャンの報告を受けた精鋭部隊が俺達を探しまわってる筈だ」
ベルトルト「アニは?....アニは!?」
ライナー「.....もう諦めろ!とにかく休憩を挟んだらまた遠くに逃げるぞ!」
ベルトルト「うぅ...許してくれアニ」
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104期卒業後、超大型巨人による襲撃は起こらなかった。
人類に束の間の平和が訪れたのである。
おわり 落ち無し山無し
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乙乙
可愛かったw
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なんかわからんけど素敵
乙
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ジャンがエレンを守った
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乙! 結構面白かった。
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