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幼馴染「キス?」 男の妹「キス!」- 1 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:23:19 ID:meky4jw2
- 幼「え?なんでそんな事聞くの?」
妹「いやぁ、お兄ちゃんとのキスは」
妹「一体どんな味だったのかなーと思って」
- 2 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:23:41 ID:meky4jw2
- 幼「い、いやいやいや。した事ないし!」
幼「て言うか私たち、べ、別にそんな関係じゃないし」
妹「ふぅん…へぇー?」
幼「な、何?」
妹「それはまだお付き合いとかしてないって事?」
幼「まだっていうか…え?妹ちゃん、何が言いたいの?」
妹「幼お姉ちゃんは、ウチのお兄ちゃんの事、どう思ってるの?」
- 3 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:24:03 ID:meky4jw2
- 幼「んー?幼馴染…かな?」
妹「それは私もでしょ?他に思う事ないの?」
幼「他の人より、ちょっと仲の良い友達…かな?」
妹「友達…友達以上の感情は無いって事?」
幼「え?うん。い、今の所は…特には…ただの友達だよ」
妹「じゃあ、お兄ちゃんは私と付き合うって事になるよね?」
幼「は?」
- 4 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:24:24 ID:meky4jw2
- 妹「あ、聞こえなかった?だからね…」
幼「いやいや、ちゃんと聞こえてたよ。聞こえた上での『は?』だよ」
妹「お兄ちゃんが私の彼氏になるって事だよ?」
幼「だから!付き合うって事にはならないでしょ!何その結論」
幼「…て言うか、妹ちゃん、男の事が好きなんだ?」
妹「実は深い理由がありまして、はい」
- 5 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:24:53 ID:meky4jw2
- 妹「ぶっちゃけ、超好きですね。異性として」
幼「え?マジで?マジで?」
妹「マジ!超マジ!」
幼「妹ちゃん、ちょっとおかしいよ?」
妹「おかしくない!」
妹「深い理由があるって言ってるじゃん!」
幼「い、一応、どんな理由か、聞いてもいい?」
- 6 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:25:24 ID:meky4jw2
- 妹「私、昨日誕生日だったじゃないですか?」
幼「うん。私、プレゼントあげたじゃん」
妹「可愛いお財布を、どうもありがとう」
幼「どういたしまして…って、それはどうでもいいから」
幼「18歳になった妹ちゃんに、何があったの?」
- 7 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:25:45 ID:meky4jw2
- 妹「なんとね…」
幼「うん…」
妹「…」
幼「…」
妹「お兄ちゃんの事が、異性として超絶的に好きだって気付いたんですよ…」
幼「…うん」
妹「…」
幼「…」
- 8 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:26:16 ID:meky4jw2
- 幼「ん?」
妹「ん?」
幼「話し、終わり?」
妹「え?今の以上に説明が必要?」
幼「必要っていうか、何の説明にもなってないんですけど?」
妹「えー?幼馴染なんだから、察してよー」
幼「そ、そう言われても…だって、兄妹だよ?」
幼「おかしいじゃん!」
- 9 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:27:18 ID:meky4jw2
- 妹「うん。実の兄妹ならね」
幼「は?」
妹「実は、私たち、義理の兄妹だったんでしたー」
幼「え?マジで?」
妹「昨日の夜、両親に言われました!」
妹「ビックリした?ビックリしたよね?」
- 10 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:27:57 ID:meky4jw2
- 幼「え?マジなの!?」
妹「お?顔色が変わりましたな、幼お姉ちゃん?」
幼「え?だって…え?」
妹「私、お父さんの連れ子、お兄ちゃんはお母さんの連れ子だって」
幼「マジで!?」
妹「えへへー。マジなのさー!」
幼「ラノベの読みすぎ?」
妹「いや、本当だから」
- 11 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:28:24 ID:meky4jw2
- 幼「…非現実的すぎてついていけない」
妹「そこはもう、受け入れてもらうしかないんだけどね」
妹「正直、私もびっくりだったよー」
妹「私、昔っからお兄ちゃん大好きで」
妹「ちゅーしたくなるくらい大好きで」
妹「あ、お休みのちゅーは、小5までやってたんだけどね」
妹「それで…」
- 12 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:29:05 ID:meky4jw2
- 幼「ちょ!ちょっと待った!」
妹「え?何?」
幼「お休みのちゅーって何?」
妹「まぁ、家族としてのスキンシップだよ」
幼「具体的には何をするの?」
妹「寝る前にね」
妹「ほっぺにちゅってするの」
- 13 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:29:30 ID:meky4jw2
- 妹「私はお父さん、お母さん、お兄ちゃんに」
妹「お兄ちゃんは、お母さんと私にね」
幼「へ、へー。何それ?アメリカ人みたいなノリだね?」
妹「お母さんの実家の伝統だったみたい」
妹「今はやってませんけどね。くふふ」
幼「ほっぺに、ねー。へー」
妹「あ、それでね?」
幼「う、うん」
- 14 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:29:59 ID:meky4jw2
- 妹「お父さんにするちゅーと、お兄ちゃんにするちゅーとではね」
妹「何かその、気分?気持ち?が違ってたんだよね」
妹「それでもまぁ、家族としての好きだと思ってたんだけど…」
妹「血の繋がりが無いって解ると…」
妹「とたんに花開いた恋心っ!」
妹「と、まあ、そう言う訳ですので」
妹「これからはお兄ちゃんにガン!ガン!アタックしていこうと思ってますっ!」
- 15 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:30:34 ID:meky4jw2
- 幼「思ってますっ!…って元気よく宣言されても…」
妹「ふふふ。一緒に住んでるのは、かなり有利だと思うんだー」
幼「…ぅ」
妹「今夜、お風呂に飛び込んじゃおうかなー?」
幼「…」
妹「それとも、夜中、お兄ちゃんのベッドに潜り込んじゃおうかなぁ」
幼「駄目…」
- 16 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:31:00 ID:meky4jw2
- 妹「んー?何が?何が駄目なの?」
妹「幼お姉ちゃんはお兄ちゃんとは『ただの』友達なんでしょ?」
妹「じゃあ、お兄ちゃんが誰かと付き合う事になっても良いよね?」
幼「…」
妹「私がお兄ちゃんの彼女になっても良いよね?」
妹「血が繋がってなければ、結婚も出来るみたいだし」
妹「私、お兄ちゃんの事、超好きだしねー」
妹「それに実は、お兄ちゃんも私の事、好きっぽいしねー」
- 17 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:31:33 ID:meky4jw2
- 幼「そ、それは嘘でしょ?」
妹「ふふふー。どうでしょう?」
幼「駄目だよ!」
妹「駄目かなぁ?」
幼「絶対駄目っ!」
妹「あれあれー?何で大声出すの?」
妹「両想いの二人がお付き合いする」
妹「別におかしくないよね?駄目じゃないよね?」
- 18 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:32:18 ID:meky4jw2
- 幼「…あ!そ、そうだ!世間一般の常識の事を」
幼「幼馴染である妹ちゃんに、教えたいんだよ!」
幼「別にヤキモチとかじゃないよ!」
妹「へぇー」
幼「ニヤニヤしないで!」
妹「でもまぁ、世間一般の常識なんかに、私は囚われないよ!」
幼「き、きっとご両親も反対するよ!」
- 19 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:32:39 ID:meky4jw2
- 妹「ところが、そうでもないんですなぁ」
幼「え?」
妹「少なくともお母さんは、私の気持ちに気付いてたみたい」
妹「昨日、誕生会の後ねー」
妹「あ、幼お姉ちゃん達が帰った後ね?」
妹「家族会議があってね」
妹「そこで、義理の兄妹って言われたんだけどね」
- 20 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:33:10 ID:meky4jw2
- 妹「その後、さらに私だけお母さんに呼ばれてね」
幼「…」
妹「お兄ちゃんの事、どう思ってるのか、聞かれたの」
妹「そこで気付いちゃった訳ですよ」
妹「あ、私ってお兄ちゃんの事、異性として好きだなって」
幼「…」
妹「そう言う訳だから、ね?」
幼「ね?って言われても、ね?」
- 21 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:33:46 ID:meky4jw2
- 妹「だって、お兄ちゃんと幼お姉ちゃんはただの幼馴染なんだよね?」
妹「ちょっと仲の良い、ただの友達なんだよね?」
幼「…むぅ」
妹「ん?幼馴染である私の恋を応援してくれないの?」
幼「意地悪っ!妹ちゃん、とっくに気づいてるんでしょ?」
妹「何が?」
幼「私、男の事が…」
妹「…」
- 22 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:34:26 ID:meky4jw2
- 幼「ず、ずっと憧れてたんだよっ!」
幼「だから誰にも…妹ちゃんにも譲れない!」
幼「私は、男が…」
幼「大っ好きなんだーーーーーー!」
妹「ふふふ。大好き…ね?」
妹「やーっと正直になったね、幼お姉ちゃん」
幼「え?」
- 23 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:34:54 ID:meky4jw2
- 妹「幼お姉ちゃんが、お兄ちゃんの事好きーなんて」
妹「それこそ、高校中のみんなが知ってるよ」
妹「年頃の男女が年中べったりだったんだから」
妹「そりゃ、誰だって解るよね」
幼「妹ちゃん、まさかそれを言わせる為に…」
妹「まぁねー」
幼「…」
- 24 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:35:26 ID:meky4jw2
- 妹「お兄ちゃんって、実はそれなりに告白とかされてるんだよ」
妹「でも全部丁寧にお断りしてるんだよ」
幼「そ、そうなの?」
妹「幼お姉ちゃんも、だよね?」
妹「結構、告白とかされてるよね?」
幼「え?何で知ってるの?」
妹「ウチのクラスの男子も2人、告白したんだよ、幼お姉ちゃんに」
幼「そ、そうなんだ?」
- 25 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:35:45 ID:meky4jw2
- 妹「それはそれは丁寧にお断りされたって言ってたよ」
妹「四六時中、一緒に居る男女」
妹「無謀に突っ込む人がいても、二人とも、丁寧にお断り」
妹「事程左様にですね」
妹「もうお付き合いしてるとしか思えないじゃない?」
妹「だから確認したかったの。一応ね」
幼「私は男の事、大好きだよ!これで満足?」
妹「それじゃキスは?どうだったの?」
- 26 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:36:06 ID:meky4jw2
- 幼「キス?」
妹「キス!」
幼「いや、だから、そんな事してないって」
妹「ん?二人、まだお付き合いしてないって、本当なの?」
妹「本当にキスもしてないの?」
幼「わ、私は男の事好きだけど、直接言った事無いし」
幼「…その、男からそんな事を言われた事も…無いよ」
- 27 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:36:49 ID:meky4jw2
- 幼「ずっと傍に居たから…その…自然にね」
幼「何となく、言わなくても、傍に居ていいのかなーって」
妹「フフフ。そうなんだね!まだキスしてないんだね?」
幼「そ、そう言うのは無いよ、全然」
妹「じゃあ、お兄ちゃんとは私がキスするって事になるよね?」
幼「なんでよ!ならないでしょ!妹ちゃん、何言ってるの?」
- 28 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:37:24 ID:meky4jw2
- 妹「あ、私が義理の妹って言うの、本当だからね?」
妹「それにお兄ちゃんの事が大好きって言うのもね!」
妹「幼お姉ちゃんとはライバルって事になるかな?」
幼「ぐぬぬ…」
妹「もし二人がお付き合いしてるって言うなら、私は…」
妹「…や、二人が付き合ってるって言っても、私は諦めないけどね!」
幼「い、妹ちゃんくらい美人なら、他に良い人みつかるよ!」
- 29 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:37:59 ID:meky4jw2
- 妹「…これは決して自慢じゃないですけど」
妹「私、高校に入学してから、三十人くらいに告白されてます」
幼「さ、三十人?マジで?」
妹「マジです。でも全部お断りしてます!」
幼「え?断っちゃってるの?」
妹「とっても素敵な男性がすぐ傍に居るとねー」
妹「ハードルが上がっちゃうんだよ」
- 30 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:38:19 ID:meky4jw2
- 妹「どうしても、お兄ちゃんと比べちゃうし」
妹「ほぼ初対面の人に『好きです、付き合って下さい』って言われても」
妹「正直、全然ピンとこないんだよねー」
幼「あ、それ何となく解るー」
幼「私もそうだなー。同じクラスの男子でもさ」
幼「ほとんど喋った事ない人から、ラブレターとか貰ってもね?」
妹「うんうん!そうそう!」
- 31 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:38:43 ID:meky4jw2
- 幼「妹ちゃんは試しに付き合ってみようとか、思った事無いの?」
妹「一回も無いねー。幼お姉ちゃんは?」
幼「私、友達に言われた事あるんだけどね」
幼「ちょっとでも良いかな?って感じたら」
幼「試しに付き合ってみるのも、良いんじゃない?って」
幼「で、意識してみたことあるんだけど」
幼「やっぱり、ちょこっとでも良いと思える人、居なかったんだよね」
- 32 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:39:03 ID:meky4jw2
- 幼「私、男の事が好きだし」
妹「やっぱりお兄ちゃん、良いよねぇ」
妹「性格も良いし、成績も良いし」
妹「我が兄ながら、完璧超人か!と思うよ」
幼「欠点らしい欠点が見当たらないよね、男って」
幼「顔だけで言ったら、バスケ部のイケメン君とか、みんながキャーキャー言ってたけど」
妹「あぁ、あのチャラチャラした先輩ですか」
- 33 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:39:47 ID:meky4jw2
- 妹「私、告白されたよ、あの人に」
幼「え?マジ?実は私も…」
妹「でも、お兄ちゃんと比べると、ねぇ?」
幼「顔だけ良くても、ねぇ?」
妹「ふふ。やっぱり私たち、似てるね?」
幼「だね。お互い、男の事、大好きだね?」
妹「ライバル同士だね!」
幼「負けないからね!」
- 34 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:40:18 ID:meky4jw2
- 妹「…ところでキスってどんな感じなのかなー?」
幼「そう言われても…未経験なもので」
妹「興味無いの?」
幼「そりゃあ年相応に、興味はあるけども…」
幼「お付き合いとかしてないし」
幼「急にキスして!とか言えないでしょ」
- 35 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:41:04 ID:meky4jw2
- 妹「ちょっと提案なんだけど…」
幼「ん?何?」
妹「試しに私と、ちゅーしてみない?」
幼「は?」
妹「女同士なら、ノーカンじゃない?」
幼「え、普通に嫌ですけど。それにノーカンじゃないよ」
妹「そっかー。あ、じゃあさ」
妹「お兄ちゃんとキスするとしたら、どんな感じでする?」
- 36 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:41:54 ID:meky4jw2
- 幼「うーん。考えた事無かったなぁ…」
妹「私、昨日の夜からその事ばっかり考えてる」
妹「場所はこのお兄ちゃんの部屋でするとして…」
妹「床に座って?それともベッドに腰掛けて?」
妹「もう一歩進んで、ベッドの上で、伸し掛られて…?」
幼「もう!何変な事言ってるの!妹ちゃんてば!」
妹「でも、幼お姉ちゃんも、お兄ちゃんの事好きならさー」
妹「ちゅーしたいとか思うでしょ?」
- 37 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:42:30 ID:meky4jw2
- 幼「そ、そりゃまぁ…でもまだ早いよ、そう言うのは!」
妹「全然早くないよ。むしろ遅いくらいだよ!」
幼「う、そうかな…?やっぱそうかな?」
妹「青春真っ盛りの今、ちゅーくらいしなくてどうするよ!って感じ!」
妹「私の周りには結構、経験済みの娘、居るよー」
幼「そりゃ、私の友達にもたくさん居るけど…」
幼「私は…」
- 38 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:43:42 ID:meky4jw2
- 妹「ちょっと、幼お姉ちゃん、椅子に座ってみて」
幼「え?何で?」
妹「ちょっとシミュレーションしてみようよ」
幼「えー?」
妹「お互い、いざって時の為のイメージトレーニングは大事だと思うんだよね」
幼「…それもそうか」
幼「それじゃ」
ガタッ
- 39 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:44:27 ID:meky4jw2
- 幼「まず、私が男だとして、妹ちゃんなら、どうくる?」
妹「んー。私なら…勉強を教わりに来るじゃん?」
幼「ふんふん」
妹「で、お兄ちゃんには机に向かって貰って…」
妹「私は傍に立って、説明を聞いてて…」
妹「説明が終わったら、お兄ちゃん絶対に『解ったか?』ってこっち向くから」
妹「その瞬間にちゅってやるかな?」
幼「え?無理やり?」
- 40 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:44:50 ID:meky4jw2
- 妹「あ、これ無理やりになるのか」
幼「同意なくするなら無理やりになるんじゃない?」
妹「んー。ちょっとシミュレーション!」
幼「それじゃ…ここがこうなるだろ?だからこうして、こう答えを導き出す訳だ」
幼「解ったか?」
クルッ
妹「わっ…解ったっ…たっ」
- 41 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:45:12 ID:meky4jw2
- 幼「ちょっと、妹ちゃん、慌て過ぎだよ」
妹「…いや、幼お姉ちゃんだって解ってても」
妹「脳内で、お兄ちゃんに変換して考えると…」
妹「このシチュエーションで、いきなりちゅーするのは、無理だ!」
妹「意識したら、恥ずかしくて、まともに顔見れないかも…」
幼「そ、そんなに?」
妹「じゃあ、交代!私がお兄ちゃん役するから」
幼「よ、よし。やってみよう」
ガタッ
- 42 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:45:43 ID:meky4jw2
- 妹「それじゃ、行くよ?」
幼「オッケー」
妹「ここがこうなるから、こう…解った?」
クルッ
幼「あっ…わっ…わかたっ…解ったっ」
妹「ね?」
幼「妹ちゃんが急にこっち向くから…」
妹「相手が私でも、ドキッとしたでしょ?」
幼「脳内変換って恐ろしいね」
- 43 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:46:14 ID:meky4jw2
- 妹「勉強以外では机に向かうってシチュエーションが無いから」
妹「ちゅーするのは、ここじゃないね」
幼「だね。これは無理だね」
妹「じゃあ、ベッドに腰掛けてみる?」
幼「ラノベとかじゃよくあるけど…」
妹「さぁ、レッツシミュレーション!」
- 44 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:46:43 ID:meky4jw2
- ボフッ
幼「…男の匂いがする」
クンカクンカ
妹「もう!今はそう言うの、いいから!」
幼「ごめんごめん」
妹「それじゃ、幼お姉ちゃんがお兄ちゃん役ね」
幼「オッケー」
妹「それじゃ、スタート!」
- 45 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:47:16 ID:meky4jw2
- 幼「妹、ちょっとこっちに座りなよ」
妹「う、うん。お兄ちゃん」
ポフッ
幼「…」
妹「…」
スッ
ギュッ
幼「ん?ど、どうした、妹。手なんか握ってきて」
妹「お、お兄ちゃん、あのね!」
- 46 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:47:37 ID:meky4jw2
- 幼「妹…何も言わなくていいから…な?」
妹「うん…」
スッ
幼「…」
妹「…」
幼「!」
妹「はっ!?」
幼「あっぶない!」
- 47 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:48:11 ID:meky4jw2
- 妹「危なかったね、今のは?」
幼「ちゅーする寸前だったよ、今!」
妹「あぁ、今みたいなシチュはイイね!」
幼「でも、今のだと、既に両想いって事になるよね?」
幼「自分でやっといて、アレだけど」
妹「そうだね。もう両想い前提だったね、今のは」
幼「告白するところからシミュレーションする?」
- 48 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:48:49 ID:meky4jw2
- 妹「告白してからの、ファーストキスって感じで!」
幼「オッケー!」
妹「じゃあ、次は私がお兄ちゃん役ね」
幼「よ、よし来た!告白からのキス…ね」
幼「じゃあ、妹ちゃん、ベッドに寝っ転がって、マンガ読んでて」
妹「了解。お兄ちゃんのいつものポジションだね」
ボフッ
妹「それじゃ、スタート!」
- 49 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:49:14 ID:meky4jw2
- 幼「男、ちょっとそっちに座ってもいい?」
妹「あぁ、別に構わないぞ」
幼「ありがと」
ポフッ
幼「ちょっと男も漫画読むの止めて、座ってくれる?」
妹「おう」
スッ
- 50 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:49:38 ID:meky4jw2
- 幼「あ、あのね、男」
妹「ん?何?幼」
幼「ちょっと聞いて欲しい事があるんだよ」
妹「何?真剣な表情だな、幼?」
幼「真剣な話しだからだよ、男」
妹「お、おう。何だ?」
- 51 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:50:02 ID:meky4jw2
- 幼「私ね…ずっと前から男に言いたかった事があってね」
幼「ずっとずっと、昔から隣りに居たからね」
幼「ひょっとしたら、気付いてたかもしれないけどね」
幼「私、貴方の事がずっと好きだったの!」
幼「優しくて、カッコよくて、一緒にいてホッとする」
幼「そんな貴方に、私は恋をしてるんです!」
妹「…」
- 52 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:50:44 ID:meky4jw2
- 幼「だ、だから!」
幼「私とお付き合いして欲しい!」
幼「これからも、貴方の隣りに居させて欲しい!」
妹「…」
幼「…駄目、かな?」
妹「幼…そんな顔するなよ」
- 53 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:51:15 ID:meky4jw2
- 妹「俺も、お前の事が好きだぜ、幼」
グイッ
トサッ
幼「…嬉しい。嬉しいよ」
妹「俺もだよ、幼」
幼「…」
妹「…」
チュッ
ドサッ
- 54 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:51:40 ID:meky4jw2
- 幼・妹「!?」
幼「チューしちゃった!」
妹「雰囲気に流されちゃった!」
幼・妹「私のファーストキス返して!」
幼・妹「こっちの台詞だよ!」
幼・妹「…」
ギイッ
幼・妹「!?」
- 55 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:52:11 ID:meky4jw2
- 男「…あの、さ。うん。その、さ」
幼「お、男!いつからそこに!?」
妹「お、お兄ちゃん!これは…違うの!」
男「いや、その、俺は二人がそう言う関係でもさ」
男「応援するって言うか、理解はある方だから、さ」
男「ただ、その、出来れば、俺の部屋じゃなくてさ」
男「自分達の部屋でやって欲しいなって」
幼「だ、だから!違うってば!」
- 56 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:52:43 ID:meky4jw2
- 男「大丈夫。俺、同性愛には理解ある方だから」
男「実は友の奴もな、バイセクシュアルなんだ」
男「だから、な?大丈夫、大丈夫」
男「妹も、心配するな。両親に反対されてもさ」
男「俺は応援するから!二人が、その…真剣なら」
妹「ま、待ってお兄ちゃん!勘違いだから!」
- 57 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:53:09 ID:meky4jw2
- 男「長い付き合いだけど、知らなかったよ」
男「二人きりの時は、俺とか言ってたんだな、妹は」
男「声のトーンも少し低かったし」
幼・妹「こっちの話しを聞いてよ!」
男「ん」
妹「お兄ちゃん!どこから聞いてたの?」
幼「そうだよ、男。どこから見てた?最初から?」
- 58 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:53:40 ID:meky4jw2
- 男「最初ってのが解らんけど…」
男「俺が階段上がって来た時」
男「幼が『恋をしてるんです!』って大きな声で言ってるのが聞こえて」
男「部屋に入ろうとしたら、二人がその…キスしてた」
男「…で、最初ってどこ?」
- 59 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:54:09 ID:meky4jw2
- 妹「あの、お兄ちゃん。一旦落ち着こうよ」
男「俺は大丈夫。落ち着いてるよ」
男「何だか、幼馴染と妹が遠い所に居っちゃった感じがするだけで」
男「俺は冷静だ」
幼「だから、勘違いって言ってるでしょ!」
妹「そ、そうだよ!私たちはただ…」
- 60 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:55:00 ID:meky4jw2
- 男「その、こう言う事は変に隠さない方がいいぞ?」
男「もっと前向きに考えた方が良いよ、絶対」
幼「もう!頭良いくせに、なんでこんな事は解んないの!?」
妹「幼お姉ちゃん、こうなったら実力行使しかないよ!」
幼「は?」
妹「お兄ちゃん!大好きっ!」
ガシッ
チュッ
男・幼「!?」
- 61 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:55:27 ID:meky4jw2
- 男「い、妹…お前もバイなのか?」
妹「違うよ!私はお兄ちゃんの事だけが好きなの!」
妹「昨日、義理の兄妹って解ってから」
妹「はっきり気付いたの!」
幼「妹ちゃん、ズルい!」
ガシッ
チュッ
男「ん…なっ!?」
幼「私も、男の事が大好きなんだよ!」
- 62 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:55:50 ID:meky4jw2
- 男「ど、どう言う事?」
幼「私たち、二人で、シミュレーションしてたんだよ」
妹「お兄ちゃんと、キスするなら、こんな感じかなーって」
妹「そしたら、つい勢いで、ちゅーしちゃっただけで…」
幼「私たち、同性愛者じゃないから!」
幼「二人とも、男の事が好きなんだよ!」
男「お、おぉ…そ、そうなんか?」
妹「そうだよ!」
- 63 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 21:56:59 ID:meky4jw2
- 男「勢いでちゅーしちゃったか…」
男「てか、俺のファーストキスは、義理とは言え、妹…」
男「直後に幼とも…」
三人「…」
幼「お、男はさ!好きな人は居るの?」
妹「そ、そうだよ!お兄ちゃんはどっちが好きなの?」
妹「まさか、全然別に好きな人が居るとか?」
- 64 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:00:03 ID:meky4jw2
- 男「いや、その…正直、そう言いうの、全然解らないんだ」
男「すまん」
幼「あ、謝らないでよ!」
妹「そうだよ、お兄ちゃん」
男「でも俺、人を好きになるってのが本当にまだよく解らないんだ」
男「二人と居ると楽しいし、好きかな?って思うけど」
男「それが異性に対する感情なのかとか、解らない」
- 65 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:00:44 ID:meky4jw2
- 男「今まで全然考えた事無いんだ」
幼・妹「…」
男「でも、ちゃんと考えるよ」
幼・妹「!!」
男「その…キスもしちゃったし、な?」
幼「無理やりでごめんね?」
妹「勢いでごめんなさい、お兄ちゃん」
- 66 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:01:32 ID:meky4jw2
- 男「風情も何もなかったな、ははは」
幼「何か、シミュレーション一個も役に立たなかったね」
妹「ホントにね。結局強引にしちゃったし。えへへ」
男「…今度は俺からするから」
男「誰と付き合う事になったとしても」
男「次のキスは、俺からするから」
幼・妹「…うん」
- 67 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:03:55 ID:meky4jw2
- ・
・
・
幼「ねぇ、妹ちゃん?」
妹「なぁに?幼お姉ちゃん」
幼「抜けがけとかしてないよね?」
妹「してないよー。全然」
- 68 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:04:39 ID:meky4jw2
- 妹「そっちこそ、大学でちゅっちゅしてたりしないでしょうね?」
幼「さっぱりです」
妹「もう!お兄ちゃん、焦らし上手なんだから!」
幼「ひょっとして忘れてるのかな?」
妹「んー。普段の生活に、悩んでる様子とか無いし…」
幼「大学でも、普通だよ。女の影とか無いし」
妹「ホントに忘れちゃってるのかなー」
- 69 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:05:09 ID:meky4jw2
- 幼「何で何も言ってこないかなぁ」
妹「お兄ちゃん、決断はスパッと早いはずなんだけどなぁ」
妹「もう3ヶ月だもんね」
幼「私たち、焦らされてるのかな?」
妹「ちゃんと考えるって言ってたから、こっちからは聞きにくいもんねー」
- 70 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:05:41 ID:meky4jw2
- 幼「はぁ…いつ告白されても良いように…」
幼「下着とか、超気合入ってるのになー」
妹「え?マジ?」
幼「あの日以降、ずっと気合入った下着だよー」
幼「お肌のお手入れ時間も、倍になったし」
妹「むむむ…」
幼「妹ちゃんは?そう言う事してないの?」
- 71 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:06:31 ID:meky4jw2
- 妹「毛の処理とかはちゃんと毎日してるけど…」
妹「まさか毎日化粧する訳にもいかないし…」
幼「化粧必要ないでしょ?妹ちゃん、美人だし」
妹「美人かどうかは関係ないでしょ、幼お姉ちゃん」
幼「まぁ、高校じゃ、化粧とか禁止だもんね」
妹「せいぜい、唇がぷるっぷるに見えるリップを塗る位だよ」
妹「ちゅーしてくれないかなーとか思いながら」
- 72 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:07:16 ID:meky4jw2
- 幼「お互い、一応の努力はしてるよね?」
妹「出来る範囲でね」
幼「言われて見ると、妹ちゃんの唇、めっちゃプルップルだね」
妹「良いでしょ?このリップ、新しいやつ。ちょっと高かったんだよ」
幼「なんでその唇見て、ちゅーしないかな?」
妹「…見てないとか?」
幼「むー」
- 73 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:08:04 ID:meky4jw2
- 妹「ちなみに、幼お姉ちゃんの気合入った下着ってどんなの?」
幼「私、最近まで割と可愛い系の下着が多かったんだけど」
幼「3ヶ月前から、セクシー系を多めにしてるんだー」
妹「どんな感じにセクシー?スケスケ?」
幼「ちょっとだけ見てみる?」
妹「興味ある!見せて見せて!」
幼「ちょっと部屋から取ってくるね」
- 74 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:08:51 ID:meky4jw2
- ・
・
幼「これとか、ほら」
妹「わぁ…大人っぽい」
幼「でしょ?あと、これとかも、ね?」
妹「こんなの高校では絶対お目にかかれないねー」
妹「高いんじゃない?こう言うのって」
幼「それなりに良い値段ー」
- 75 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:09:34 ID:meky4jw2
- 妹「良いなぁ…私のお小遣いじゃ、買えないなぁ…」
幼「ちょっと着けてみる?これとか、新品だよ?」
妹「え?良いの?」
幼「うん。妹ちゃん、サイズ私と同じ位だよね?」
妹「そうだね。身長も体型も同じ位だね」
妹「じゃあ、ちょっと着けてみて良い?」
幼「うん。着てみてー」
- 76 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:10:16 ID:meky4jw2
- ・
・
妹「どう?どう?似合う?」
幼「うんうん!似合ってるよ!大人っぽいよ!」
妹「えへへ。やっぱりお小遣い貯めて、買おうかな、こんな感じの」
幼「私より似合う…何か悔しいかも」
幼「ちなみに私のはこんな感じだよ」
プチプチ
バサッ
- 77 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:11:08 ID:meky4jw2
- 幼「じゃーんっ!」
妹「わ。何だよー、幼お姉ちゃん。それスケスケじゃん!」
幼「これだけだよ、スケスケなの。ちょっとエロチックでしょ?」
妹「それ、ちょっとじゃないよ。メチャエロいよ」
幼「そう?そうかな?ちょっと自重した方がいいかな?」
妹「この姿でお兄ちゃんに迫ったら…どうなっちゃうかな?」
幼「だ、駄目だよ!そう言うのはまだ駄目!」
- 78 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:11:39 ID:meky4jw2
- 妹「えへへ。冗談だよ、冗談」
幼「もう!変な冗談よしてよ」
妹「でも、本当に、どんな反応するかな?」
幼「そりゃあ…男だって、何らか反応するでしょ」
妹「反応、するよね、きっと」
幼「こう、がーーっと」
ガバッ
ドサッ
妹「ちょ、ちょっと。幼お姉ちゃん?」
- 79 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:12:26 ID:meky4jw2
- 幼「男にこんな感じで迫られたら…どうする?」
妹「どうする…って、私は大好きなんだから」
妹「もちろん全部、ありのまま受け入れるよ?」
幼「そっか。ま、私も大好きだから、全部受け入れちゃうなぁ」
幼「むしろ嬉しくなっちゃうだろうなぁ」
妹「だよね。不安より、期待の方が大きいよね」
ドサッ
幼・妹「!?」
- 80 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:13:01 ID:meky4jw2
- キイッ
男「あの、その…ごめん。見ちゃった」
幼「お、男!」
妹「お兄ちゃん!」
男「ち、ちょっとしか見てないから、大丈夫」
男「や、やっぱり、その…そう言う事なんだな?」
男「大丈夫。前も言ったけど、俺、そう言うのに理解ある方だからさ」
男「でもその…やっぱそう言う事は自分たちの部屋で、さ」
男「た、頼むよ…」
- 81 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:13:27 ID:meky4jw2
- 男「せっかく3ヶ月も悩んで、答え出たってのに」
男「俺の悩みは一瞬で無駄になっちゃったな、ハハハ」
男「あ、お、俺、ちょっと2時間くらいかけてコンビニ行くけど」
男「何か買ってこようか?」
男「ハハハ。取り敢えず、外出るから、何か欲しかったらメールで…」
幼「ま、待って!男!誤解だから!変な気の遣い方しないで!」
妹「そ、そうだよ、お兄ちゃん!絶対勘違いだから!」
- 82 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:14:10 ID:meky4jw2
- 男「家に帰って来たら、俺の部屋で」
男「俺の幼馴染と義理の妹が」
男「下着姿で抱き合ってた」
男「大丈夫、俺は冷静だ」
男「冷静…冷静だ…」
幼「違うってば!男っ!」
ギュッ
妹「そうだよ、お兄ちゃんっ!」
ギュッ
- 83 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:15:24 ID:meky4jw2
- 男「お、おい…二人とも…」
幼「これはその…男に見てもらおうと思って!」
妹「そうだよ、お兄ちゃん!私たちはお兄ちゃんに見てもらおうと…」
男「俺に、その…二人の愛の営みを見せつけるって事だろ?」
男「ごめん、俺、二人がそう言う事するのを直視出来ない…」
幼「違うってば!何で頭良いのに、こう言う事は解んないの!?」
妹「もうっ!幼お姉ちゃん、こうなったらっ…」
幼「うんっ!」
幼・妹「実力行使っ!」
ガバッ!
ギャー
おわり
- 84 : ◆L0dG93FE2w:2012/11/26(月) 22:16:46 ID:meky4jw2
- これで終わりです
誰か読んでくれたら嬉しいです
次スレは
幼馴染「生徒会長として命じる!」 男「何?」
ってタイトルでスレ立てると思います
では。
- 85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 22:40:57 ID:jw/FsIRo
- 乙です
- 86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 22:41:27 ID:hgsRdtq2
- 幼馴染マイスター乙
安定のクオリティや
- 87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 23:37:24 ID:8xBZNiaA
- いつも面白すぎです
こういうの書きたい
- 88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/26(月) 23:51:53 ID:4uuTTUoU
- さっすが乙っ
次回予告……某魚の箱?
- 89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/27(火) 01:08:48 ID:uzIaU8nM
- こんだけ書いてよくクオリティ落ちないよな
- 90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/27(火) 08:14:32 ID:YnisQm/6
- 読んでくれた人、本当にありがとうございます
クオリティ…大丈夫ですかね
>>87さんの書いたSS、大好物ですよ!
>>88某魚の箱ではないです。1レス目の1行目でわかってもらえると思います
良ければ次も読んでみてください
では!
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