■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

虐待・虐殺小説練習スレッド
1 名前:管理団 投稿日:2004/04/02(金) 01:02 [ eYkfhz92 ]
小説のアドバイス・練習などに使ってください。

2 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/02(金) 10:08 [ rM3FGE3c ]
「今だ!2ゲットぉぉぉぉぉ」
 ギコは頭から全身全霊を込めてズサーをした。
 果たして間に合うのか!

3 名前:momo (Wtzjm/vk) 投稿日:2004/04/02(金) 13:31 [ 3NDC.bzs ]
このスレは下へと移動させたほうが良いかと。

4 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/04(日) 10:49 [ 5w/Mm/qo ]
誰かここに小説書き込む人いるんかなぁ・・・・。

5 名前:がるく 投稿日:2004/04/04(日) 13:02 [ Dy7s3mGY ]
暇があったら書き込みしたい。

6 名前:モナ実 投稿日:2004/04/04(日) 18:19 [ EWQFIrLA ]
さてと…
これからはここで…

7 名前:3の人に他意はない 投稿日:2004/04/04(日) 21:42 [ GLBOdhIM ]
>2

 ギコは間に合った。

 彼の目前には、「2」と書かれた大きな看板がある。
 それは白く塗装された、鉄製の標識だった。

 ギコの顔に満足げな笑みが浮かんだ。
 彼の体はざりざりと、datの平原を滑っていく。存在の全てを2ゲットに
捧げた彼には、もはや保身という言葉は存在しなかった。
 摩擦に耐えかねた彼の腹部から毛が抜ける。
 肌が破れる。
 肉が削り取られる。
 内蔵がぐちゃぐちゃと潰されていく。

 ギコの体は頭から標識のポールにぶつかった。
 圧倒的な速度は大きな力を生み、ポールを大きく歪ませた。
もちろん、ギコの頭部も無事にはすまない。彼の頭は、スイカを叩き
付けたように見事に弾けた。それでもなお、運動エネルギーの残りは
ギコの体を標識に押しつける。
 ギコの体は腹の中程までをポールを食い込ませて、やっと停止した。


 次の訪問者が訪れたのは、それから3時間以上経った時の事だった。
 モララーの亜種とおぼしきAAが、真新しいそのスレに踏み込んできたのだ。
 彼はきょろきょろとスレッドを見渡した。未だほとんどレスのついて
いないスレッドは、風景に表現するなら、どこまでも続く荒れ野のように
殺風景な所だ。
 そのAAは、標識の根本で潰れたギコの事など視界にも入っていない
様子だった。肉片と血液の混合でできた水たまりを踏み越え、
「1」と書かれた標識の方に歩いていく。
 標識に張り付けられたメモを読み、彼はこのスレッドの性質を理解した。

 訪問者は標識を立てると、「3」と大きく書き記した。

┌───────────────────────┐
│   このスレは 下へと移動させたほうが 良いかと。    │
└───────────────────────┘

 そして彼は満足げに頷き、どこか別のスレッドを目指して歩き始めた。

8 名前:コテハン募集 投稿日:2004/04/04(日) 23:46 [ 8u85WQrA ]
               道しるべ

ここは、糞尿の匂いが漂っている妙な所だ。
俺はモララー。それだけが分かる。
なぜここにいるのかわからない。どうすればいいのかわからない。
いわゆる記憶喪失のようなものだ。
手に何か感覚がある。手を見ると
「!!」
自分の右手には、血のついた棍棒のようなものが握られていた。
とりあえず歩いてみた。歯形のついた異物を避けて歩きながら。
少し歩いてみると、看板があった。これを見ないやつはいない。
当然ながら、俺は看板の方へと歩いていった。
看板に手を掛けたその時。
「ハニャーン!」
看板の後ろの方から、何か猫のようなものが飛び出してきた。
腹には茶色いものが付いており、頬にはピンクの何かがついていた。
俺は驚いた。
「うわぁ!」
普通なら逃げるだろう。俺も頭の中では飛びのくことを決めていた。
少しずつ猫のようなものが近づいてくる。
俺は頭の中で秒読みをした。
3,2,1―――今だ!
「シィギャアアアァァァアアァア!!!!!」
飛び退いたらこんな声が聞こえるわけがない。
そう、俺は右手の棍棒で猫の顔面に殴りかかっていたのだ。
数m飛んでいってうめいたあと、猫はこう言った。
「チョット!カワイイシィチャンニナンテコトスルノヨ!バツトシテ、イチオクマンカイダッコスルノヨ!
ソウジャナイトシィチャンホウノダイ3ジョウニイハンシテ、イッショウシィチャンニダッコサセテ
アゲナイヨ!!バッキントシテシィチャンニアマクテヤワラカクテコウキュウデオイシィモノヲワタシナ
サイ!コノクソモララー!ワタサナイトギャクサツチュウニナルンダヨ!」
しばらくの沈黙の後、言ってみた。
「いや」
猫は凍りついた。今殺さなければ間違いなく自分がやられてしまう!そう俺は悟って、
右手の棍棒で殴った。
ぐしゃっぐしゃっぐしゃっ
猫は動かなくなった。
俺は、なんともいえない空気の中、看板を見た。
「これより先、毒虫注意!この看板の右の道に沿って進むべし。」
道などなかった。ひきずったような跡があった。
俺はすべて理解した。さっき殺した毒虫とやらを引きずって、
血の跡をつけて歩いていった。
多分、この道をとおる人は理解するだろう。
なぜならここは「虐殺道」だから


わけわかりませんね。採点願いします

9 名前:massacre 投稿日:2004/04/05(月) 11:08 [ 5Gdxllt2 ]
>>7
続きアリが㌧
ギコの死に方が惨たらしい…。
  ⊂⊃
 ∧∧
 (゚Д゚;)
 (|  |)
  |  |〜
  ∪∪

10 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/05(月) 11:56 [ O1L.89XA ]
>>8

虐殺に目覚めたモララーの話としては、悪くないと思われる。
要は、このモララーは今までの自分を全て放棄して、
虐殺に目覚めた瞬間のようなものを書きたかったのではないかと思った。
もし、そういうモノを織り込んだつもりが無いのであれば、
コチラの読み解く技術不足なので気にしないで欲しい。

アドバイスとしては、ある1点を除いて、非常にし辛い。
ある1点とは、しぃのセリフだ。
半角カナ文字はスペースもなく続くと読み辛過ぎる。
自分の行ってる方法で済まないが、文節はご存知だろうか?

「赤い花が咲いた」→「赤い 花が 咲いた」
このように区切るモノだが、やり方としては『ネ』や『ヨ』を入れて判断すると楽だろう。
「赤いネ 花がネ 咲いたヨ」
この法則に従ってしぃのセリフにスペースを入れると非常に読みやすいものになる。

「チョット! カワイイ シィチャンニ ナンテ コト スルノヨ! バツトシテ、 イチオクマンカイ ダッコ スルノヨ!
ソウジャナイト シィチャンホウノ ダイ3ジョウニ イハンシテ、 イッショウ シィチャンニ ダッコ サセテ
アゲナイヨ!! バッキントシテ シィチャンニ アマクテ ヤワラカクテ コウキュウデ オイシィ モノヲ ワタシナサイ!
コノ クソモララー! ワタサナイト ギャクサツチュウニ ナルンダヨ!」

ちなみに分かりやすいよう全角スペースを使用したが、
半角スペースでも充分、間の取り方としては読みやすくなるだろう。

さて他の部分のアドバイスをし辛い理由だが、酷く拙いからなどという訳でなく、その逆だ。
そこそこに読み物としての体裁を整えられているので、何を注意すべきか少し困る。
だからと言って、素晴らしいとベタ褒め出来るモノではないのだが…分かりにくい言い方ですまない。

話の発想としては良いが、何か今ひとつ、虐殺表現などが欠けていて、
アブ板で読むには物足りない感じがする。

例えば、このモララーが、自分が虐殺をしなければならないと気付くシーン…。

「いや」
猫は凍りついた。今殺さなければ間違いなく自分がやられてしまう!そう俺は悟って、
右手の棍棒で殴った。
ぐしゃっぐしゃっぐしゃっ
猫は動かなくなった。

ココだが、見せ場であるのだから、もう少し詳しく、虐殺方法や、モララーの心情を書いてもイイ気がする。
どんな風に書くか…これは作者の個性の出る所なので、自分の表現を探して欲しい。

例えば、

「いや」
猫は俺の簡潔にして、絶対の言葉に凍りついた。
俺が即座に言葉を発した理由は至極簡単。
今、俺がコイツを殺さなければ、俺がやられる…そう悟ったからだ。
右手の棍棒を力いっぱい振り落とす。
猫の頭を狙ったはずなのに、力みすぎたのか棍棒は右肩をかすめた。
猫が右肩の痛みに叫ぶ。
俺は気にせず、更に棍棒を振り落とした。
今度は左を狙いすぎたようで、猫の足がメキメキと音を立ててきしむ。
振り落とすのは向かないと気付いた俺は、棍棒を横になぎ払った。
棍棒が的確に猫の横っ面をはたき、顔がひしゃげ、何本かの歯が転げだす。
俺はソレを気にも止めず、猫の声も聞かず、何度も棍棒を力任せに振りつづけた。
何度も…何度も…何度も…。
猫はみるみる俺の目の前で潰れていき、動かない、ただの塊に変化した。

他にも、

「いや」
誰がそんな身勝手な話など聞くものか…。
違う、身勝手な話だからでなく、こんな猫の戯言に付き合ってる暇自体、俺にはないんだ。
ココで猫を殺さなければ、俺はコイツの言いなりになって、
ただでさえ記憶の薄れてしまって、見失いかけていた自分を完全に殺してしまう。
冗談じゃない、やらなきゃ、やられるんだ。
俺はこんな猫に殺されたくなんかない。
死ねよ!
俺はリズミカルに棍棒を振り落として、まるで音楽でも奏でるみたいに目の前の猫を潰した。
ぐしゃっぐしゃっぐしゃっ
太鼓にばちを当てるように、猫を棍棒で叩いた。
ぐしゃっぐしゃっぐしゃっ
最初こそ、驚いた顔で俺を見ていた猫だったけど、段々表情が助けてと懇願するように変わり、
最期には俺を恨み続けるというような恐ろしい顔から動かなくなった。
ぐしゃっぐしゃっぐしゃっ
動かなくなった猫の顔を見たくなくて、俺は更にソイツを潰した。

長くなるので、とりあえず二つだけ例を挙げてみた。
勿論、他にも沢山の虐殺書き方があるだろうが、俺からアドバイス出来るのは、
上みたいな猫の状態主体の書き方と、下みたいな心情中心の書き方である。
他の方の虐殺方法なども沢山読んで、その上で、それに引きづられ過ぎないよう、
自分独自の味を出して欲しい。
それでは、今後の更なる発展を影ながら、応援しております。

11 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/05(月) 18:29 [ eHZA0z7U ]
>>10
また詳しい解説ですねえ。
特に改善作が上手い。
もしかして小説本スレで小説書いてたりしてたんですか?

12 名前:コテハン募集 投稿日:2004/04/05(月) 22:14 [ xbG24nZE ]
>10殿
詳しいご指摘ありがとうございました。
またネタが浮かんだらここに書き込むつもりです。
いつか本スレにいきたいなあ何てことも考えたりコテハンも考えてたりします。

13 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/05(月) 23:05 [ fSOH7rwk ]
>>9
殺っといてなんですが、ご冥福をお祈りいたします。

>>8
半角セリフの中の物は気にならないんですが、
全角に混じっている「!(半角?)」は「!(全角)」の方が
見やすいような気がします。


(自己添削>7)
意図していない表現の重複が多すぎ。

>存在の全てを2ゲットに捧げた彼には、
>もはや保身という言葉は存在しなかった。

他の箇所は許容してやれなくもないが、この「存在」は無理。
後半を「もはや→もう、」「存在し(削除)」に改変。
……ただ、今度は「言葉は」の座りが悪くなるけど。

教訓。
推敲前には最低一晩おきましょう。

15 名前:神威 投稿日:2004/04/11(日) 21:29 [ VrNZQ/Kk ]
「ハァ・・・・・・・」
ため息の主は1人のモララーである
ここ1ヶ月、全くと言って良いほどいいことがなく、
今日に至っては会社を首になってしまった。
彼の頭の中には、次の仕事の事はなかった
ただ、このやり場のない怒りをどこにぶつけたらいいか考えていた。
モララーは、意味もなくコンビニに入り、意味もなくビールを買い
コンビニから出ていった。
ただでさえ少ないお金に、とどめをさしてしまった。
「最後の晩酌・・・・かもな」
ビールのプルリングに手を掛けたとき、あのキンキン声が聞こえてきた
「ソコノモララー!イマカラカワイイシイチャンノネガイヲキキナサイ!ソウシタラダッコサセテアゲルワ!」
普段なら瞬殺していたかもしれないが、いまでは怒る気力もなかった。
すると、もっとかんだかい声で、
「チョットマチナチャイヨ!カワイイベビシィチャンノタノミゴトナンテ、コンナニメイヨナチゴトハナイワヨ!」
あのしぃの子供らしい。2〜3匹いる。
「そうですかい、それはよかったね・・・・」
棒読みの声とともに早歩きになった。
こんな所にいたら、ますます気持が滅入ってくると思ったからだ。
ゴツン!
「いてててて・・・血!?」
どうやら石を投げてきたようだ。原始的な攻撃だ。
「シイチャンヲムシシタサバキヲクラウガイイワ!」
くらいましたよ、後頭部に。
モララーは足を止めて振り向いた。
「やってくれたな・・・・・・・馬鹿猫!!」
遂に切れた、しかししぃは即座に
「シイチャンヲバカッテイッタワネ!ナンテバチアタリナヤツナノ!モウナサケハムヨウネ!」
ああ、掛けないよ、情けなんか。
「うるせーよ馬鹿猫!俺が持ってる凶器がカッターだけとは
 運が良いな、せいぜい苦しんで死ねよ。楽には死なせねーよ!」
モララーの変貌振りにしぃはひるんだ。
その直後、目の前が真っ赤になった
モララーのカッターは、しぃの目の上を突き刺していた。
「シィィィィィィィィィ!」
「俺は急所を刺さないぞ、じわじわと殺す!
 何で急所がわかるかって?俺の前の職は医者(研修医)だぞ」
研修医は、給料が死ぬほど安い。
モララーが貧乏な理由だ。
足元がくすぐったい、足元を見ると、チビが引っかいていた。
ベキィ!
チビを3匹とも蹴り飛ばした。
1匹目の子供は、塀に当たって既にトマトだ。
2匹目は親しいの体に思いきりぶつけた。これもトマトだ。
3匹目はわざと生かしておいた。いや、卑屈な死に方をする準備かな。
「おい、親しぃ、お前はこの子供は可愛いと思うか?」
しぃは驚いただろう、質問ではなく、モララーの殺気が急に消えたからだ。
「ソ・・ソリャア、メニイレテモイタクナイクライカワイイワヨ!」
おっ、予想どうりの反応
「じゃあ確かめてみようか・・・・・・・・・」

16 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/12(月) 23:42 [ AdGOJD5g ]
>>神威氏

この練習スレに投下された前の作品に於いて指摘された文章は読んだだろうか?
>>10 の話であるが、まぁ、長いので読んでいないというなら、今からでも読んで欲しい。
何を言いたいのかというと、半角カナ文字の問題だ。
やはり半角カナ文字のような通常の文書で使用されない文字の羅列は、文字間がつまりすぎて
非常に読み辛い。
文節区切りを徹底までとは言わないが、もう少し読んでくれる人間がいる事を考えて、
文字間を開けて欲しい。

読む人間は自分と違って、その物語への知識が皆無だ。
その事を意識すると、小説を書く際に、読みやすさや伝える事への努力が必要不可欠である事が
身にしみるだろう。

この小説も話としては悪くないと思う。
ありがちなネタではあるが、今後の展開次第ではどうなるか分からない、可能性を孕んだ話だ。

ただ、どうしても気になる点がある。
今回は、そこに注目して改善点を挙げよう。

神威氏への指摘点は視点の固定だ。

語りが三人称の形をとっているにも関わらず

こんな所にいたら、ますます気持が滅入ってくると思ったからだ。
くらいましたよ、後頭部に。
ああ、掛けないよ、情けなんか。
その直後、目の前が真っ赤になった
足元がくすぐったい、足元を見ると、チビが引っかいていた。
チビを3匹とも蹴り飛ばした。
1匹目の子供は、塀に当たって既にトマトだ。
2匹目は親しいの体に思いきりぶつけた。これもトマトだ。
3匹目はわざと生かしておいた。いや、卑屈な死に方をする準備かな。
おっ、予想どうりの反応

という文章が出てきている。

ちなみに、コレは確実に三人称を逸脱しているものだけを挙げたので、怪しい物や
少し表現をかえれば三人称になるものは省いた。

抜粋中に気付いたが、一人称になっているのは後半の場面ばかりで、ほぼモララー視点に
置き換わってしまっている。
もしかしたら神威氏は虐殺場面を興奮状態で書き殴って満足していないだろうか?
そうであるなら、三人称よりも一人称…モララーなどの虐殺者になりきって書く事をお勧めする。

三人称の視点は一種、冷めた状態で書くのが向くものだ。
もちろん、書き殴っても構わないが、自分は、その場面に立ち会った記者のようなものだと
考えて書いた方が良いだろう。

視点の固定、すなわち三人称の徹底、もしくは一人称の徹底についての例をあげようと思うが、
書かれた文章を全面改訂するのは気が引けるので、三人称視点と一人称視点で
同じ虐小説題材がどうなるか例を挙げる。

三人称視点

「悩む事はない。君がアイツを殺せば、君を助けると言ってるんだ…悪い話じゃないだろう?」
モララーはナイフを握ったまま微動だにしないチビしぃを見つめ、愉しそうに笑った。
チビしぃの手に不釣合いな血濡れのナイフは、モララーが持たせたものである。
「アニャ… ママヲ コロスナンテ…デキナ…」
チビしぃが『出来ない』とナイフを床に落とそうとした時だった。
縛られ、ジッとしていたしぃが突如牙を向いて迫る。
「ナンデ… ママ…」
しぃが牙を向いた相手は、モララーでなく、チビしぃだった。
チビしぃは青褪めた顔で、しぃの顔を見つめる。
母親の突然の行動に、チビしぃが反射的にはらった手は、まだナイフを握っていた。
「アタシガ… タスカリタカッタニ… キマッテル…デショ…」
しぃは酷く歪んだ笑みでチビしぃを見つめた後、モララーを睨んで事切れる。
チビしぃは母親の歪んだ願望に絶望して、自らそのナイフで命を消した。
母親の上に折り重なりながらチビしぃもまた、モララーを睨んで事切れる。
モララーは全てが終わるとニンマリと笑ってその場を後にした。

17 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/12(月) 23:44 [ AdGOJD5g ]
>>16 から続いています


一人称加虐者視点

「悩む事はない。君がアイツを殺せば、君を助けると言ってるんだ…悪い話じゃないだろう?」
俺は湧き上がるニヤニヤ笑いを堪えずに、ナイフを握ったまま動けなくなったチビしぃを
じっと見つめていた。
俺の持たせた血濡れのナイフはチビしぃには少し重そうだが、あの状態なら、
例え俺に切りかかっても余裕で避けられる。
「アニャ… ママヲ コロスナンテ…デキナ…」
チビしぃが俺の提案を蹴ろうとしたのに気付いて、甘い考えの香具師の首をへし折ってやろうと
手を伸ばした時だった。
縛っておいたしぃが突如牙をむいて迫ってくる。
「ナンデ… ママ…」
俺に向かって牙をむいた所で無駄と、伸ばした手の位置をかえようとしたが、驚いた事に
しぃは娘のはずのチビしぃに牙をむいていた。
「アタシガ… タスカリタカッタニ… キマッテル…デショ…」
しぃらしい身勝手な理由。
しかし、天誅とでもいうのだろうか?しぃは自らナイフに飛び込むようにチビしぃによって殺された。
チビしぃの青褪めた顔に、しぃが気味の悪い笑みを向けている。
余程、自分が助かりたかったと見えるしぃは俺を睨みながら事切れた。
チビしぃの香具師は狂ったように笑いながら自分を切り刻んで、しぃと同じように事切れる。
自滅したしぃの死に様がおかしくて、俺の顔からは思わず笑みがこぼれた。

一人称被虐者視点

「悩む事はない。君がアイツを殺せば、君を助けると言ってるんだ…悪い話じゃないだろう?」
モララーが嫌な笑みで、私のチビちゃんを見つめていた。
モララーに持たされた重そうなナイフを必死に握りしめて、チビちゃんが私を見ている。
「アニャ… ママヲ コロスナンテ…デキナ…」
その言葉にモララーが、チビちゃんの首に手をかけようとしたのに気付いて、私は牙をむいた。
モララーに牙をむけば、私達親子は共に殺されるに違いない。
だから私は、私を殺させるため、チビちゃんに向かって牙をむいた。
「ナンデ… ママ…」
ああ、そんな顔しないでチビちゃん…。
アナタのせいじゃないの。
「アタシガ… タスカリタカッタニ… キマッテル…デショ…」
ほら、こんなに悪いお母さんなの…何も気にやむ事なんかないの。
私は殺されて当然で、生き残るのはチビちゃんだってモララーもきっと思うから…。
私は最後の力を振り絞って、チビちゃんにむかって微笑んだ。

もし、小説を書く時に視点に困ったなら、このように色々な視点を書いてみて、その上で一番
適当な視点を選ぶのも手である。
この視点を別にした小説を書く行為は、混乱する人もいるかもしれないが、慣れれば逆に
自分の視点の揺れミスをチェックできるので時間があるならやってみるとイイだろう。

三人称視点や被虐者視点、加虐者視点、例は示したが、作者によって個性の出るものなので
他の作品を読んだりしながら、自分にあった表現を探して欲しい。

せっかくのネタも、視点がずれると読者は混乱して話にのめりこめないので、
自分の良さを潰してしまうと思う。

神威氏はそんな点を肝に銘じて、今後も頑張って下さい。


>>10よりも短い解説にしようと頑張りましたが挫折しました。
人に簡潔にアドバイスするのは非常に難しいものですねスイマセン。

18 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/18(日) 23:46 [ 9R4NGkyU ]
一週間近く書き込み無しか・・・・・・。

まあ、このスレがモラ虐スレみたいに、数ヶ月書き込み無し
なんてことにならんように祈ろう。

19 名前:コテハンボシュ 投稿日:2004/04/19(月) 18:45 [ UX7e52.Q ]
現在ネタを考えているのですが、
本スレの方々みたいにバンバン想像がつくのですか?

20 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/19(月) 23:13 [ 0BOqr2f2 ]
>>19
まずは日本語を練習しよう。

21 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 07:57 [ DgJ28b0g ]
このスレに関する議論は、とりあえずこっちでやりませんか?
スレ立て要請した人は、AA練習スレみたいな初心者ふるい分けの
役割を期待していたのだろうか・・・?

>>19
「本スレ投稿者は、どんどん話を思いつくのか」という問いなら、
解答は「人それぞれ」。

22 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 10:11 [ Yfz8ESaQ ]
>>19
ストーリー以下のシチュエーション設定とかは、
とりあえず思いついたときにメモる。
あまり適当にメモりすぎると後で訳分からなくなるので
最低でも5W1Hは入れた方が良いです。

あと、こちら文章の書き方に関するメルマガ&講座サイト。
メルマガのバックナンバーを公開してるので一読すると参考になるかも。
ttp://www.hiden.jp/

23 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 12:16 [ SMEgIFcc ]
>>19
どうやってネタ出しすればイイのかって話なら、ネタの見つけ方も、ネタの思いつき加減と
一緒で、人それぞれ。
ちなみに俺の場合は、連想ゲームみたいな事をして、ネタを練っていく事が多い。

かくれんぼをしている子供を見る
    ↓
かくれんぼの鬼が殺人鬼だったらどうなるだろう
    ↓
隠れてる香具師らは必死になって逃げるだろう
    ↓
しかし鬼役が殺人鬼であると気付いたら、子供はかくれんぼから離脱しないだろうか?
    ↓
なら、離脱できなくなるルールを加えたらどうだろう
    ↓
殺人鬼に捕まった団体(学校や会社など)が、脅されてかくれんぼを強制されていたら?
    ↓
見つかったら殺されて、最初に捕まった香具師は次の鬼になるはどうだろう
    ↓
見つかったら殺されるのに、次の鬼になる事は出来るのか   

ココでこの解決策を考え出すと物語が分岐する

派生1(呪いっぽい話にしてしまう)
殺人鬼でなく、鬼役を強制されている子がいたらどうだろう
    ↓
つまり最初に見つかった子は他の誰かとかくれんぼをして鬼をかわってもらうまで鬼役
    ↓
鬼は最初に見つけた子以外の一緒にかくれんぼをした子達を殺さなければならない理由や
何かを持たされていたら、鬼役の葛藤が書けそうだ
    ↓
この方法で話を進めると一番最初に負けた子だけが生き残るが、かわりに殺人の
罪を背負い、一番最初に負けた者以外で命が助かる方法がない
    ↓
一定の時間が経つとかくれんぼに勝つ者がいてもイイかもしれない
    ↓
いや、いっそラストを逃げ切れたと安心した子が、何処までも追ってくる鬼に結局殺される
というのはどうだろう

…と、いった感じにネタはどんな始まりとラストを持ち込むかで堂々巡りを繰り返し始める。
こうなってくると抜けられないので他のモノを考え始めたりしてしまう。

派生2(背景を更に厳密に定義してみる)
殺人鬼に捕まった者達は複数いて、一度に全員、かくれんぼは出来ないというのは
どうだろう
    ↓
かくれんぼに出されたグループの中で一番最後まで殺人鬼に見つからなかった者だけが
生き残れると提案し、一番最初に負けた者は次のかくれんぼゲームの鬼として任命される
    ↓
任命された鬼はゲーム終了後、次の回のかくれんぼにいれられたらどうだろう
    ↓ 
一度目は参加者、二度目は鬼、三度目に再び参加者…と3回連続でゲームに
参加などしたら精神はどうなるだろうか
    ↓ 
ゲーム参加者が自分が助かるために他の参加者を殺して無理矢理勝ち残る一人に
なろうとするのもありかもしれない
    ↓
任命された鬼役は、もし見つけた相手が知り合いだったら殺す時にどうなるだろうか
    ↓
迷いながら殺す、自殺する、殺される、逃げ出して殺人鬼に殺される……

…と、いった感じにネタは何処までも自分の好きにこねくりまわしてしまう。
結果、元々考えていたはずの場所から、遠くはなれて別物になる事もしばしばだ。

俺の基本的なネタの出し方は、こんな感じで連想ゲームの積み重ねで成り立っている事が
多い。
次にあるのは、あるセリフを書いてみたくてとかだが、結局コレも連想ゲームのように
なってしまっているので説明は省く。

他の方々がどのように練っているのかは分からないのでコレしか教えられないが、
とりあえず>>19は、人に尋ねる時、文章をもっと推敲してくれ。
質問への答えの意図が違っていれば、答え直すので、懲りずに再び質問して欲しい。

24 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 14:25 [ 25pPyBLA ]
練習に書いてみます。
技術的に未熟な部分、誤字脱字に推敲不足があると思いますが、よろしくお願いします。
 
-------------------------------------ここから----------------------------------------
 
 裏路地に逃げ込んだアフォしぃをモララーは悠然とした足取りで追い詰めていく。
ここの地形は理解している。 この先は行き止まり… しぃの絶望に満ちた表情がみられる
のは時間の問題だ。
 
 曲がり角を曲がると、壁を必死にたたいているアフォしぃがいた。 アフォしぃはモララーの
気配に気がつき、振り返った。「シィィィィ オナガイ ! ダッコスルカラ ミノガシテ !!」頭をおさえてうずくまるアフォしぃ。
そこには、先ほどまでの威勢のよさはみられなかった。
 
 モララーは上着のポケットからたばこを取り出し、それに火をつけてゆっくりと煙を
吸い込んだ。 アフォしぃはうずくまったまま動かない。それを見ながらモララーは
あることを思いつき、煙を吐き出しながらこういった。
 
 「君の薄汚いダッコなんていらないよ、君が僕にやってくれたことを考えると
君のダッコだけでは到底足りないね…。」ゆっくりとアフォしぃに歩み寄りその白くふわふわと
した頭に手をのせた。 アフォしぃは「ヒッ!」と短い声を上げ、その小さな体をびくつかせた。
 
-------------------------------------ここまで----------------------------------------
 
すでに終わってしまった話(過去の話)を書く場合、
〜〜をした。 〜〜らせた。 など、どうしても「〜た」で終わることが多くなってしまうのですが
これは問題ないのでしょうか。
 
〜した、〜だった、というのは低学年の日記のような感じを受けてしまうのですが
うまい方法があればどなたか教えてください。

25 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 18:29 [ DgJ28b0g ]
>24
「〜した」は切れてる感じ、「〜する」は続いてる感じで、
自分は、過去とか現在とか気にせずに適当に使ってる。
って、文章にすると変な習性だな・・・良くない書き方かも。

とりあえず、例文では「〜た」の連続は気にならなかった。
それより、「こういった」と宣言した後から
発言内容が書かれているのが気になった。
(聖書の文体っぽいと言うか・・・)

26 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 19:11 [ thDtwIqA ]
>>24

セリフの「 」の前後は改行した方が読みやすい。
セリフの「 」の前後に空白行を入れる入れないは自由だと思うが
(長文なら空白行を入れたほうが良いと俺は思っている)
改行すらされていない状態なのは非常に読みづらい。
もちろん、何らかの効果を狙って「 」と文章を繋げているのなら問題ない。
しかし、一見した所、セリフの前後に入れる言葉が見つからないため、
文章と「 」を繋げているように見える。


それから、三人称と一人称の揺れがある。
モララーの立場に立ってしまった記述として下記のようなものがあった。

ここの地形は理解している。 この先は行き止まり… しぃの絶望に満ちた表情がみられるのは
時間の問題だ。

この文章を三人称に直すなら

「ここの地理にはどうやら僕の方が詳しいみたいだな…。」
この先が行き止まりだと知っているモララーは、しぃの絶望に満ちた表情が見られる事が嬉しいのか
ニヤニヤと笑い出した。

だとか、

モララーはこの付近の地理に詳しいらしく、アフォしぃを行き止まりへと誘うように追い詰めていた。
アフォしぃの表情はいよいよ暗く、モララーの表情は勝ち誇ったように変わっていく。

というのもありだろう。まぁ、その辺りはモララーのその時の感情が俺には推し量れていないし
書き方には自分らしさがあると思うので、良い方法を追求して欲しい。


質問の文章の語尾についてだが、過去に起こった事例の書き方についてのアドバイスは
今回のような現在進行形の事件でなく、実際に過去を書いた文章を出してもらわないと解説しづらい。

なので、俺が文章を書く時に気をつけている点について書く。
気をつけている事は、現在形と過去形の混在だ。
別に文章の世界に過去と現在が混在している訳ではないのだが、日本語の文章は過去形と現在形が
交互に来ると調子がイイ。

27 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 19:13 [ thDtwIqA ]
どういう事を言いたいのかは例を下手に挙げるよりも、実際に訂正してしまう方が
理解しやすいと思うので、>>24の文章を語尾も含めて改定してみる。

一人称

 裏路地に逃げ込んだアフォしぃを僕はゆっくりとした足取りで追い詰めていく。
 この先が行き止まりだと理解している僕には、アフォしぃの絶望に満ちた表情が見られるのも
時間の問題だというのが分かっていた。 
 曲がり角を曲がると、壁を必死にたたいているアフォしぃの姿が見える。
 アフォしぃは僕の気配に気付いたのか、こちらを振り返った。

「シィィィィ オナガイ ! ダッコスルカラ ミノガシテ !!」

 頭をかかえて、うずくまったアフォしぃ。
 そこには、先ほどまでの威勢のよさは微塵も感じられなかった。 
 僕は上着のポケットからたばこを取り出し、火をつけると、ゆっくりと煙を吸い込む。
 アフォしぃの奴は僕の返事を待っているのか、それとも腰でも抜かしたのか、小さく丸くなったまま
一向に動き出さなかった。
 こちらから何らかのアクションを起こさないといけないようだと理解した僕は、煙を吐き出しながら
アフォしぃに語りかける。 

「君が僕にやってくれたことを考えると君のダッコだけでは到底足りないね…。いや違うな…
君の薄汚いダッコなんて、いらないんだ…。」

ゆっくりとアフォしぃに歩み寄り、その白くふわふわとした頭に手をのせた。

「ヒッ!」

 アフォしぃが短く声を上げる。
 その小さな体はビクビクと震えていた。


三人称

 裏路地に逃げ込んだアフォしぃをモララーはゆったりとした足取りで追い詰めていく。
 ここの地理を完璧に把握し、この先が行き止まりだと知っているモララーの脳裏には
すでにアフォしぃの絶望に満ちた表情が浮かんでいるようだった。 
 曲がり角を曲がった先には、崩れるはずのない壁を必死にたたいているアフォしぃの姿。
 アフォしぃはモララーの気配に気付いて、強張った顔で振り返った。

「シィィィィ オナガイ ! ダッコスルカラ ミノガシテ !!」

 頭をかかえて、うずくまるアフォしぃ。
 そこには、先ほどまでの威勢のよさはみられなかった。
 そんな必死のアフォしぃとは対照的に、モララーは優雅な動作で上着のポケットから
たばこを取り出し火をつける。
 そして、ゆっくりと煙を吸い込んだ。
 アフォしぃの方は、頭をおさえてうずくまったままピクリとも動かない。
 悠然と構えていたモララーが、煙を吐き出しながら、遂に口を開いた。
 
「君が僕にやってくれたことを考えると君のダッコだけでは到底足りないね…。いや違うな…
君の薄汚いダッコなんて、いらないんだ…。」

 モララーはゆっくりとアフォしぃに歩み寄り、その白くふわふわとした頭に手をのせる。

「ヒッ!」

 アフォしぃは短い声を上げ、その小さな体をびくつかせた。


文章を改定する際に、「地形」では恐らく>>24の意図した意味とずれると思ったので
「地理」にかえた。
また、モララーの最後のセリフは意味の通るよう、順番をかえさせてもらっている。

色々と添削し、かえてしまったが、別に元のままでは読めないというわけではない。
充分、意味は通じるし、モララーの余裕とアフォしぃの焦りもあらわせていると思う。
しかし、よどみなく、景色を読者の脳内に描かせるには、矛盾や誤りは少ない方が親切だ。

そんな訳で、>>24は今後も頑張って下さい。
文章の過去の部分については、宜しければ、また投稿していただければ考えさせて
いただきます。

28 名前:24 投稿日:2004/04/20(火) 21:44 [ GkxJcQ3k ]
>>25
 
レスありがとうございます。
「こういった」の使い方は自分の癖みたいです…。
確かに聖書の文体のような印象をうけますね。
今回の場合は
 
それを見ながらモララーは
あることを思いつき、煙を吐き出しながら言った。
 
とか
 
それを見ながらモララーは
あることを思いつき、煙を吐き出しながらつぶやいた。
 
の方が良いかもしれませんね。
 
>>26
 
> 曲がり角を曲がると、壁を必死にたたいているアフォしぃがいた。 アフォしぃはモララーの
>気配に気がつき、振り返った。「シィィィィ オナガイ ! ダッコスルカラ ミノガシテ !!」頭をおさえてうずくまるアフォしぃ。
>そこには、先ほどまでの威勢のよさはみられなかった。
 
この部分についてふれているのだと解釈して説明します。
セリフ前後の改行についてですが、これは一般的(?)な
小説のように、と意識して書きました。
(手元にある小説をみたら「」のセリフを改行して
先頭に持ってこない場面もあったのでそれをまねしてみました。)
私としましては、今回のアフォしぃのセリフは特に重要な
部分でもないので文章の中に埋もれさせてみました。
 
確かにこのセリフは重要だから読ませたい!という場合や
会話メインになる場面などは>>26さんの言った読みやすい方法を
とるのが一般的だと思います。
 
これからもちょくちょくこの場所を使おうと思いますので
よろしくお願いします。

29 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/20(火) 23:26 [ 5tu/1mC. ]
誰も突っ込まないので、最近出版されている小説に使われる「文章のルール」を少々付け足します。

一つ目。
沈黙等で使われる「……」は、三点リーダー二つを使うのが標準。
場合によって使い分けるのは自由。
この掲示板では見かけないけれど、「……(三点リーダー)」を「・・・(中黒)」で代用することは、
決して薦められた方法ではない。

二つ目。
「!」「?」等の記号の後は、一升空ける方が好ましい。
ただし、鉤括弧の最後、直後に三点リーダーを使う場合は空けない。
例:「これが案外忘れられがち!」
  これは案外忘れられがち! 気にしなくてもいいけれど。
  これは案外忘れられがち!……気にしなくてもいいけれど。

三つ目。
鉤括弧の最後に「。」を使用しないのが、最近の主流。
しかし、古い小説では付けていたので、人によっては付ける人もいる。
ちなみに、高慢な小説家志望の人間に会うと、真っ先に注意されるのはこれ。
例:「ネットでとやかく言うことではないですが」


他、細かい注意点は多々あるでしょうが、物を書くのが初めての方は、
この辺りのルールを意識するのが妥当かと思われます。
これだけで、一目見た時の印象が、本物の小説のように見えないこともないような気がしてきます。
もちろん、ネットではこんな縛りを強要されることはありませんので、御自分の判断でお使い下さい。


やたら偉そうな事を書いているので、間違っていたり気にくわない所は、遠慮なく突っ込んでください。

30 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/21(水) 21:04 [ xTN5ppVI ]
>>28
しぃのセリフに関しては、地の文に埋めて効果音的に使って
るんだろうと一度は解釈したけど、モララーのセリフも
地の文と連続していたので、書き方の癖かと思った。


自分は、セリフ前後に空白行は入れない派。
確かに掲示板(しかもほぼ確実に全員AA閲覧環境)では、
長文を読むには行間が狭いけど、
1行空けると強調の意図が感じられるから。
なので、しぃのセリフに関しては、>>24氏の書き方の方が好み。

>>29
疑問符・感嘆符の後に三点リーダーが来る場合、
スペースが要らないって知らなかった・・・。
以後注意します。

31 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/26(月) 18:32 [ HbwP608s ]
>本スレ「気分転換」(798-801)
読んでいて気になった事をいくつか。

・主人公の名前。
特に変名する必然を感じられない。
「泉」と漢字名が出てくる度に、人間の高校生が想像されて、
モララーに脳内修正するためにつっかえた。

・ドアの鍵
開いていた理由が欲しかった。
心霊現象でも、誰かの陰謀でもいいから。
読後の印象がすっきりしない。

(・テーマ)
(気分転換という軽い物にしては、殺害後の
 反応が大げさすぎる気がする)

こっちの読みとり不足だったら、どなたか突っ込んでください。

32 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 16:11 [ 0GCEt.Xs ]
始めて虐殺小説書きます。
今日はいい天気だ。こんなすがすがしい日には虐殺がしたくなる。
あるモララーがそう思って道を歩いていた。
モララーが鼻歌交じりに小洒落た喫茶店に入ってみた、
 するとモナーと糞虫ぃが何かでもめていた。
(#゚ぺ)「チョット、カワイイ シイチャンノ 言ウ事 聞ケナイワケ?」
(#´∀`)「当たり前だモナ、そんな事もわかんないなんてさすがしぃだモナ」
この二人がどうしてもめてるのか、訳はこうらしい。
10分前糞虫が来て、「ナカナカイイ店ジャナイ。カワイイシィチャンガ モラッテモイイワヨネ。」
とかほざいた。
「駄目に決まってんじゃン」とオーナーのモナーが言ったところ、
「何デヨ、コノ スーパープリティ シィチャンガ、貰ッテヤルンジャナイ。アリガタク ユズリナサイヨ。ギャクサツチュウ」
と糞虫ぃが返し、今に至るらしい。
( ゚Д゚)「どうしたんだオーナー?」
(#゚ぺ)「ソウダワ。ギコクンニ答エテモライマショ。」
(#´∀`)「そうモナ。ギコ、実はかくかくじかじか・・・」
( ゚Д゚)「なるほど。状況はつかめたぞゴルァ。
      大体糞虫ぃがこんなところにいるんだ?小一時間(ry」
(*>o<)「ハニャーン。ギコクンヒドイヨー。」
(#゚Д゚)「叫ぶ暇があったらさっさと出てけ。飯がまずくなる。」
( ・∀・)「割り込んで済まないが、、糞虫ぃの駆除は
     俺がやらせてもらいたいんだが・・・」
(#゚Д゚)「いいぞゴルァ。」( ´∀`)「了解モナ。」
( ・∀・)「じゃ、お言葉に甘えて。」
(*>o<)「シィィィィィィィィィィッ!!!!!!!」
( ・∀・)「スキーリ☆」
                 糸冬

33 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 16:13 [ 0GCEt.Xs ]
>>32の者です。
まだリア厨なんですが、どうでしょうか?
遺憾な点はご指摘いただけたら嬉しいです。

34 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 18:30 [ X/Y3JBAQ ]
>>32
書こうとしている事は分からないでもない。
おそらく、しぃが理不尽な我が侭を言って、店の者であるモナーやギコが困っていた所に、
モララーが通りがかって、主人公である彼によって、しぃが虐殺され、無事解決という事だろう。

注意して欲しい点は幾つかあるが、沢山言っても大変だろうと思うので、小説を名乗る以上、
どうしても気をつけて欲しい点から挙げていこう。

ギコであるが、彼は何処から出てきたのだろう?
文脈から、彼がどんな人物なのかが全く分からない。
モナーの店の者、しぃの連れ、モララーと同じく通りがかり…恐らく作者である>>32には彼が何者なのか
分かっているのだろう。
しかし、物語を読む人間は、>>32の頭を覗いている訳ではない。
文章となった物語だけを見ているのだ。
その事を念頭において、物語の中で人物がどのように振る舞い、誰がいるのかを明らかにしておいて欲しい。

それから、誰がどんな言葉を言ったのかを明らかにするため、またどんな感情を持っていたのかを描くため
AAの顔を使っているが、これは文章で表すべきだろう。
AAで感情や誰の言葉なのかを表現するなら、元からAAを描けばイイのである。
小説という手段を選んだ以上、視覚に訴えなければならないような話は書くべきではない。

それから、今まで練習スレに挙げられた改善点である。中黒の・・・と三点リーダーの…の違い。
「 」の後に「 。」をつけてしまうと作文のように見えてしまう事にも気をつけて欲しい。
(つけても構わないが、つけるならつけるで統一して欲しい)

では、今の点に気をつけて書き改めるとどうなるかを以下に載せる。
ちなみに改善の結果、矛盾が生まれたので、>>32の筋とは多少変わったがご了承願いたい。

今日はいい天気だ。こんなすがすがしい日には虐殺がしたくなる。
あるモララーがそう思って道を歩いていた。
「なかなかイイ虐殺対象はいないもんだな…まぁ、喉も渇いたし、ブレイクタイムだ。
余裕が無ければイイ虐殺は出来ないってね〜♪」
モララーは鼻歌まじりにある小洒落た喫茶店の扉を開ける。
しかし、その店内では店の雰囲気には似合わない大声で、モナーと糞虫ぃがもめていた。
「チョット、カワイイ シイチャンノ 言ウ事 聞ケナイワケ?」
糞虫ぃが店の者らしいモナーに向かって怒鳴り散らしている。
「当たり前だモナ、そんな事もわかんないなんてさすがしぃだモナ」
モナーの方は一向に埒のあかない糞虫ぃの反応が腹立たしいのか顔に青筋が浮かんでいた。
「一体、何なんだ?」
「悪い所に来ちまったな、ゴルァ」
店の中の殺伐とした雰囲気に首を傾げているモララーにギコから声が掛かる。
「店の方かい?」
「いや、常連客だよ…ったく、糞虫ぃにも困ったもんだよな」
モララーが自分よりも前から店にいて、一部始終を見つめていたギコに状況を尋ねた所
返ってきた答えの内容は、こんなものだった。

10分前糞虫が来て、「ナカナカイイ店ジャナイ。カワイイシィチャンガ モラッテモイイワヨネ」
とほざいたらしい。
「駄目に決まってんじゃン」とオーナーのモナーが言ったところ、
「何デヨ、コノ スーパープリティ シィチャンガ、貰ッテヤルンジャナイ。アリガタク ユズリナサイヨ。ギャクサツチュウ」
と糞虫ぃが返し、今に至るらしい。

35 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 18:31 [ X/Y3JBAQ ]
「イイ加減、止めに入った方が良さそうだぞゴルァ…」
ギコはモララーに向かって面倒臭そうに溜息をついた後、糞虫ぃとモナーへ近付いていった。
「オーナー、大丈夫か?」
「ソウダワ。ギコクンニ答エテモライマショ」
オーナーであるモナーを心配して、糞虫ぃとモナーの間に入ったギコだが、
糞虫ぃに仲間と思われたのか得意げな顔の糞虫ぃに寄り添われてしまっている。
「そうモナ。最初から見ていたギコなら公平だモナ」
ギコの手など借りなくても、オーナーの方が正しい状況なのだが、モナーも疲れたらしく
ギコによって糞虫ぃに引導を渡して貰いたいようだった。
「まぁな、状況ならキッチリつかんでるぞゴルァ。糞虫ぃが絶対に悪いぞゴルァ!
というか、大体、何で糞虫ぃがこんなところにいるんだ?ココにいる理由を小一時間(ry」
「ハニャーン。ギコクンヒドイヨー」
ギコの小一時間掛かる問い掛けを半角カナ文字で糞虫ぃが遮る。
「叫ぶ暇があったらさっさと出てけ。飯がまずくなる!」
言葉を遮られたギコは、糞虫ぃを追いはらおうと手を振り回した。
「割り込んで済まないが、、糞虫ぃの駆除は俺がやらせてもらいたいんだが…」
虐殺対象を探し歩いていたモララーは、虐殺を求める店の雰囲気を感じ取って
話の中へと割り込んでいく。
「いいぞゴルァ」
ギコは出来るだけ手酷くしてやってくれというような恨みのこもった顔で
モララーに虐殺を託した。
「了解モナ」
オーナーであるモナーは糞虫ぃをはびこらせる位なら、
店の掃除の方がすっきりしてイイというような顔でほがらかに言い切る。
「じゃ、お言葉に甘えて」
人々の支持を得た虐殺という事で、嬉しそうにモララーは糞虫ぃへとにじり寄った。
「シィィィィィィィィィィッ!!!!!!!」
糞虫ぃの断末魔が店にこだまする。
「スキーリ☆」
モララーは当初の目的であった虐殺を成し遂げ満足そうに笑った。

まぁ、こんな感じだろうか。
俺の好みで改変しているので、>>32は自分にあった改善方法を探して欲しい。

さて、>>32はリア厨という事だが、別にそれはどうって事も無い。
リア厨にしては上手いとか下手だとか評価されたいのだろうか?
リア厨がどれだけ書ける者なのか俺には分からないが、明かさずに表現している者も多いだろう。
逆に明かす事で、リア厨というステータスに甘えて向上する気が無いようにすら思える。
勿論、コレは俺の個人的な意見なので、>>32が名乗りたいのなら名乗っていればイイだろう。

それでは、>>32は今後も練習スレにて更なる精進を積んで下さい。
書きたいという気持ちは伝わってきました。
表現方法を身につければ、きっとイイ物語が書けると思います。

36 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 21:34 [ GSKJZsZ. ]
>>32
とりあえず「遺憾」の使い方を間違えている予感。

どういう感じの小説を書こうと思ったのでしょうか?
本スレの書き手さんでも、プロの作家さんでもいいんですが、
誰のような作風を目指しましたか?
スターオーシャンモナーを目指す人に「背景がなってない!」
とか言っても的外れになるので、参考までに。

正直、中学生が書いた「小説」としては下手な部類だと思いました。
本スレでなく練習スレを選んだ判断力を評価します。

37 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 23:08 [ 11rsKRO. ]
>>32
>まだリア厨なんですが、どうでしょうか?
なんだか作品が下手と言われた時にリア厨であることを良いわけにしようとしているように見えます。
まぁそれは置いといて、顔文字で誰の台詞かを表すのは止めたほうがいいかと。
これを使った結果として、小説の大半が台詞で今ってしまい、「小説」とは言えない物になってしまっています。
例えば、
>(#゚ぺ)「チョット、カワイイ シイチャンノ 言ウ事 聞ケナイワケ?」を、
「チョット、カワイイ シイチャンノ 言ウ事 聞ケナイワケ?」
糞蟲が口をへの字に曲げてほざいている。
などに直せば、随分整うように思います。

38 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/29(木) 23:09 [ 11rsKRO. ]
>>37
×今ってしまい
○埋まってしまい

39 名前:MASSACRE 投稿日:2004/04/30(金) 07:50 [ Mm3NcU8g ]
同じリア厨としては情けない…。

今日はいい天気だ。こんなすがすがしい日には虐殺がしたくなる。
あるモララーは鼻歌交じりに道を歩いていた。
と、道端に喫茶店が一軒あった。古風な外装が洒落ている。
「へぇ、こんな辺鄙なところにこんな店が……」
コーヒーでも飲んでいくか、とモララーは店の扉を開けた。
途端に飛びこんでくる甲高い半角の声。
「チョット、カワイイ シイチャンノ 言ウ事 聞ケナイワケ?」
アフォしぃだ、モナーに向かってわめいている。
モナーの方は怒りを必死でこらえてるのか、体が小刻みに震えている。
そして押し殺した声で、
「当たり前だモナ、そんな事もわかんないなんてさすがしぃだモナ」
その言葉にますますわめくしぃ。
「何時間口論する気だゴルァ…」
窓際にギコが座っていた、疲れきった表情で座っている。
「あなたは…?」
「店の従業員だ、店長もよく根気が続くよ…」
ギコの話によると、10分ほど前にしぃが来て
「ナカナカイイ店ジャナイ。カワイイシィチャンガ モラッテモイイワヨネ」
と言ったので最初はギコ従業員が話をつけようとしたが、コウビをねだってきて話にならなかった。
だからかわりに「駄目に決まってるモナ」とオーナーのモナーが言ったところ、
「何デヨ、コノ スーパープリティ シィチャンガ、貰ッテヤルンジャナイ。アリガタク ユズリナサイヨ。ギャクサツチュウ」
としぃが返し、今に至るらしい。
ギコはそろそろ限界のオーナーに近づき、
「大丈夫かオーナー?」
声をかけた。
しぃはギコを見ると素早く後ろに隠れる。
「ギコクンサッキハドウシテイナクナッチャッタノヨー ハヤクシイチャンヲタスケテー♪」
ギコはうんざりとした表情を浮かべ、しぃを引き剥がそうとした」
と、しぃは何かひらめいたような顔をした。
「ソウダワ。ギコクンニ答エテモライマショ。」
モララーにはしぃが何を言ったか理解が出来なかった。
(おいおい、ギコは店の従業員だぞ…。オーナーに味方するに決まってるじゃないか)
「そうモナ。ギコ、頼むモナ」
オーナーは疲れきってそう言った。
「了解だゴルァ。まず、糞虫ぃがどうしてこんなところにいるんだ?小一時間(ry」
ギコが小一時間に渡る説教を始めた。
しかし、しぃは聞く耳を持たない。
ただ、「ハニャーン。ギコクンヒドイヨー」というだけであった。
「叫ぶ暇があったらさっさと出てけ。飯がまずくなる。」
モララーは見てるだけで疲れてきたので二人の間に割り込んだ。
「割り込んで済まないが、見てて疲れてきたので糞虫ぃの駆除をやらせてもらいたいんだが・・・」
「いいぞゴルァ!」
ギコは切れ気味に、
「了解モナ…」
オーナーは疲れきった声で。
「じゃ、お言葉に甘えて」
良い返事をもらったモララーは指の関節を鳴らしながらしぃにゆっくりと近づいていく。
「コンナノマターリジャナイヨ ダッコシテアゲルカラー」
モララーは親指を上げ、下に向ける。
「KILL YOU」
「シィィィィィィィィィィッ!」

今日はいい日だ。こんなすがすがしい気持ちの時にはコーヒーが飲みたくなる。
あるモララーは鼻歌交じりに喫茶店でコーヒーを飲んでいた。

ギコが従業員の場合を作っときました。
まあ口ほどにも無いと言われそうだけど、元の文章よりはマシになっているかと…。

40 名前:MASSACRE 投稿日:2004/04/30(金) 07:55 [ Mm3NcU8g ]
×ギコはうんざりとした表情を浮かべ、しぃを引き剥がそうとした」
◎ギコはうんざりとした表情を浮かべ、しぃを引き剥がそうとした。

×
良い返事をもらったモララーは指の関節を鳴らしながらしぃにゆっくりと近づいていく。
「コンナノマターリジャナイヨ ダッコシテアゲルカラー」
モララーは親指を上げ、下に向ける。

◎良い返事をもらったモララーは指の関節を鳴らしながらガタガタ震えるしぃにゆっくりと近づいていく。
「コンナノマターリジャナイヨ ダッコシテアゲルカラー」
モララーは親指を上げ、下に向ける。

当校前に投稿するんじゃなかった。
表現が足りないところがかなりある、帰ってきてから添削しなおします。

41 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 15:14 [ S4FUzQM6 ]
>>MASSACRE
帰ってきて読み直したら気付くかもしれないが、表現が1人称と3人称で揺れてるぞ。
添削をしなおすというなら、表現が揺れないように気をつけてくれ。

42 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 18:18 [ aFr0ZVZ2 ]
>>33>>41
スマソ。自分には小説は向かないみたいです。
リア厨だからって甘えてました。
これからはその辺りを心得ていきまつ。
またリベンジするかもしれないでつ。
以上。>>32ですた。

43 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 18:19 [ aFr0ZVZ2 ]
↑一行目
>>33->>41の間違いですた。
逝って来ます。それでは。

44 名前:1/3 投稿日:2004/04/30(金) 19:50 [ vesECXzI ]
「お疲れ様。」
モララーは他の店員に声をかけると、喫茶店から出ていった。
夜の肌寒い空気が全身を突き刺す。
1月半ばの今日このごろ、道を行く誰もが寒そうな様子でモララーとすれ違っていった。
しかしモララーは、寒さなど気にも止めていなかった。
これから自分の常人とは違う欲望を満たしたいがため、辺りを見まわして何かを探していた。
しばらくそうしていると、モララーは十数メートル前方を、若いしぃが歩いているのを見つけた。
しぃはハンドバッグを肩にかけ、足早に歩いていた。その仕草は、周りに対して少しも注意を払っていなかった。
モララーはそこまでしぃを観察すると、にやりと不気味な笑みを浮かべた―――見つけた―――。
モララーはそのまましぃとの距離を維持しながら、人気の無くなる場所が無いか探した。
途中、掲示板にポスターが貼られていた。ポスターには大きくは「連続殺人犯にご注意を」と書かれていた。
モララーはポスターを見ると、再び不気味な笑みを浮かべ、頭の中で呟いた。
――だめじゃないか、こんな危ない所でそんなに無用心に振舞ってちゃ――
しぃは閑静な住宅街に入った。辺りにはモララーとしぃ以外誰もいない。
モララーはそれを確認すると、ゆっくりとしぃに近づいて行った。

45 名前:2/3 投稿日:2004/04/30(金) 19:51 [ vesECXzI ]
何なの…?
しぃは心の奥底から思っていた。
さっきからモララーが一人、にやにや笑いながら後をつけてくるのだ。
しかも、その笑みには言いようの無い不気味さが覗いていた。
何か邪悪な事を考えている不気味な笑顔―それが自分を後ろから見据えている。
歩いている途中、「連続殺人犯にご注意を」とかかれたポスターを見た。
…そう言えばこの近くで人が何人か殺されてるんだっけ。
しぃははっとして後ろのモララーを見た。相変わらず不気味な笑みをこちらに向けている。
…まさか、このモララーが…?
いや、そんな事は無い。私に限ってそんな物騒なものに襲われるはずが無い。
しぃはそう考えた。いや、考えたかったといったほうが正確だろう。
そう思っていたら、背後のモララーに変化が見られた。
先程のポスターをみると、ますます不気味な笑みを浮かべ、こちらとの距離をゆっくりと縮めてきたのだ。
この瞬間、しぃの脳裏をよぎった可能性は、確信へと変わった。
やっぱりこいつが…!
しぃは足を早めた。しかし、モララーは距離を縮めてくる一方だ。しぃは耐えきれず、走り出した。
どれくらい走ったかわからない。荒い息で後方を振り返ると、モララーの姿は消えていた。
しぃは安心に満ちた表情を浮かべると、歩き始めた。家まではあと数10メートルとない。
次の瞬間、目の前にあの不気味な笑みが現れた。手には包丁とガムテープを持っている。
悲鳴を上げるまもなく、しぃは物陰に引きずり込まれた。

46 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 19:56 [ vesECXzI ]
モララーはしぃの口にすばやくガムテープを貼りつけると、包丁を何度か足に刺した。
これで大抵は傷の痛みで何も出来ない筈だ。
モララーは必死になにか叫ぼうとしているしぃの顔面を殴りつけ、言った。
「おいおい、殺人犯がうろついてるかもしれない所を一人で無用心に歩くからこうなるんだよ。」
しぃの顔は恐怖に凍りついている。いいぞ、俺が一番期待してた顔だ。
モララーはしぃの表情を十分に堪能した後、喉を潰し、ガムテープをはがした。
喉を潰されたしぃは、口を大きく開き、悲鳴を上げようとしたが、声が出ない。やっとのことで呼吸ができる程度だ。
モララーは包丁でしぃの服を切り裂き、腹をかっさばいた。
そして、臓物を一つ一つ丁寧に切り取り、抉り出すと、しぃの口につめ込んでいった。
しぃは目を見開き、もごもごと口を動かして抵抗している。
しぃの生命は風前の灯だった。意識が遠のいていく。死が近づいてくる。だが、このまま楽になれれば…
「そうはいかない」
モララーはしぃの意識を呼び戻すようにそう呟くと、かばんからペットボトルを取り出した。
まえもってガソリンを入れた物だ。モララーはしぃの身体――特に無残に開かれた腹――にガソリンをかけ始めた。
しぃの意識はガソリンをかけられたことでまたはっきりとしてきた。しかし、不思議と痛みは感じない。
そのかわりにしぃを襲った物は、救いようの無い恐怖と絶望だった。モララーがマッチ棒を擦っている。
マッチに火がついた。モララーは、少し名残おしそうにしぃをみると、火のついたマッチをしぃに投げつけた。
しぃの身体が一瞬にしてオレンジと青の炎に包まれた。
炎の塊は、その苦痛から逃れるように跳ね回り、転がり回った。
モララーはその様子を見て、顔を醜く歪め、大声で笑い始めた。その顔からは、はっきりと邪悪な狂気が滲み出ていた。
その時、遠くから複数のざわめきと足音が聞こえた。
モララーの笑い声と目の前の炎の塊で、やっと付近の住民たちが事態に気付いたのだ。
さあて、早くしないと逃げ場が無くなっちまう。モララーはそう頭の中で呟くと、満ち足りた表情で夜の闇へと消えた。

47 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 19:59 [ vesECXzI ]
>>44>>45>>46を作成した者です。欠点はどのような所でしょうか。ちなみに訂正があって最後の行の
>さあて、早くしないと逃げ場が無くなっちまう。は、
さあて、はやく離れないと逃げられなくなっちまう の間違いです。

48 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/04/30(金) 20:02 [ bylARalE ]
>>MASSACREさん
オーナーに対し「疲れきった」という表現が続いてるのもちょっと気になったです。
「ぐったりした」「うんざりしたような」など、他の同義表現に変えた方が
文章がスマートになります。

ところで「登校前に投稿」って洒落ですか?
違ったらスンマセン、ちょっと笑ったというかツボったもので。

>>32さん
初虐殺小説とこのことですが、普通の小説を書いた経験はおありですか?
最初は、虐待虐殺表現のない、普通の日常生活的なことをもとにして文章を書いて、
文を書くことに慣れてから虐殺小説にシフトするほうが良いです。
あと、>>42、「まつ」「でつ」などと無駄に2ch語は使わない方が。
「せっかくコメントしたのに何だその態度は!」と思われますよ。

49 名前:神威 投稿日:2004/04/30(金) 20:46 [ QpmuAuLo ]
続き(遅れました)
「・・・ここで目に突っ込むのはマンネリだな・・・
 そうだ!ちょっとベビに加工を・・・・・・・・・」
ボゥッ!
「アチュイヨーーーー!」
「おらー!火+ベビの生体攻撃を食らえ!」
グジョジョジョ!
嫌な音とともに、叫び声が聞こえた
「アツイヨー!イタイヨー!ベビチャン アバレナイデー!」
脳が先に溶けるから、あんまり苦しまないよ
そう言い残して、モララーは去っていった。

50 名前:神威 投稿日:2004/04/30(金) 21:41 [ QpmuAuLo ]
         =====四大AA漂流記=====
荒くれる海、一向に止まない激しい雨、風。
そんな所にある、一船の小船。
臥龍丸と名づけられた船。
その甲板に、三人の男が立っていた。
船長モララー、操縦士ギコ、料理師モナー。
彼等は必至で船を落ち着かせようとしていたが、
自然の力には人間三人の力など、焼け石に水の効果も無い。
彼等に出来るのは、早く夜が明け、島に辿りつけるのを祈れるだけだった。
命がけの作業時に、ただ一人冷静な人がいた。
副船長シィルである
彼女は俗に言う本物のしぃ、彼女は三人の手伝いをするといったが、
三人は危険なので倉庫の管理を頼んでおいた。
もう一人、限りないバカが乗っていた
ただの市民しぃである
彼女はこんな状況でも、ベットで居眠りしていて、
たまに顔を出しては、食料と水をねだるのであった。
これに対し、シィルはこういった。
「食料や水はわたします。ただし、あなたの分として、
 倉庫の食料や水、酒はきちんと五等分しました。
 今食べたとしたら、後の分が減ると言う事です
 それでも良いと言うなら、なにも言わずに渡します」
当然しぃはお構い無しに食べている。
シィルはしぃに、一回食べるごとに残量を言っている。
もはや半分、いや、三分の一も無い事を。
そのとき、甲板から叫び声が。
「島が見つかったぞ−!」
これにはしぃも反応した。
そして3時間後、何とか上陸し、溺死は免れた。
           ===第二章===
モララーとギコは、住処となる洞窟を探しに言った。
幸いすぐに見つかり、ニ週間後、荷物を運び終えた。
主な荷物はこうだ。倉庫番シィルが読み上げた。
「食料:一人当り約1ヶ月分。砂糖50Kg
 調味料各種、このへんは、モナーが全て持ってきてくれていた。
 飲料:清水一人当り約75升、ブランデー100升
 ワイン75升、ジン50升、シェリー120升
 生活用品:麻布、シルク、毛布、ウール、綿。
 その他:望遠鏡、工具一式、釘一樽、いろいろな電子部品
 薬品一式、ライター五つ、マッチ一箱、簡易天気予想機。
一人あたりとなっているものは、しぃのぶんはその3分の1である。
なぜしぃがついてきたかと言うと、しぃが毎度おなじみのセリフで
モララーに船に乗せるよう頼んできた。断ろうとしたが、
シィルの頼みで、しぶしぶ載せてやったのだ。
実はシィルは、子供を人質にされていたのだ。
さてモララー達だが、しぃがぶつぶつ文句を言っている
自分だけ食料も水も少ないと言い出したのだ。
「ナンデ シイチャンノハ コンナニ スクナイノヨ! スコシズツ シイチャンニ ワケナサイヨ!」
とっさにシィルが言った。
「私は船の中で言ったはずですよ。『後の分が減る』と、
 それでもあなたは食べて、のんでいたんじゃないですか?
 食料と水の七割近くの量を、あなたが船の中で食べなければ
 皆さんと同じ量なんです。自業自得ですよ。
 それでも文句があるなら、何か仕事をして下さい。
 それに見合った量の食糧と水をお渡しします。      」
「ナンデスッテ! シイチャンニ シゴトヲシロデスッテ! アンタ コドモガドウナッテモ! ア・・・・・・」
ギコが言った
「子供?お前まさか、シィルの子供を人質にしていたのか?」
するとしぃは洞窟から出ていった、さすがのしぃも、ギコには反論できなかった。
しばらくして、木の実を沢山持ってきて、シィルにいった。
「コレデ タベモノト ミズヲ ワケナサイ!」
「水はわけます、しかし食料は、あなたがその実を食べれば良い事です」

51 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/01(土) 00:20 [ TumUZHHA ]
>>47 
投稿前に推敲はどの程度重ねただろうか?
前半と後半で完成度に差がある気がする。

1/3で気になる点は言葉の結びだ。
過去形ばかりが多く、話の流れとして読んでいて何となくリズムが悪くつまづきそうになる。
完成度をあげるなら、現在形と過去形を上手く使って書いて欲しいが、まぁこのままでも読めなくはない。

2/3、しぃ視点のコチラは、流れ的にも視点的にも問題は特に見受けられない。
しいて挙げるならしぃの感情を追いたいあまり、三人称視点である表記での締めくくりが
おざなりになっている箇所があった。
しぃはそう考えたかったのだ。とか、しぃがそう考えてもおかしくはない。といった言葉をより上手く
文章の中に織り込んで欲しい。

3/3一人称と三人称がバラバラだ。
この練習スレ全体で思うのだが、三人称を書こうとするとき、無理矢理に被虐者や加虐者の感情を
入れようとし過ぎていないだろうか?
別に感情がなくても虐殺表現は出来る。淡々と進む話に少しでも華を添えたいのだろうが
慣れない内は三人称の中に登場人物の感情を織り込んでいくのは難しい。
登場人物の行動でその感情が推し量れる表現を身につけてから三人称は臨んでくれ。

1/3をモララー視点で2/3をしぃ視点で3/3を三人称でなどと変化をつけても面白かったかもしれない。
しかし、それをするには、推敲技術の向上か、もしくは文章を書きなれる必要があるだろう。

しかし虐殺表現については色々と盛り込めているし、この程度の揺れや文章の流れの悪さなら
書く内に雰囲気がつかめると思う。

俺が>>47にするアドバイスとしてはそんな感じです。
それでもは、もう少し、練習スレで投稿を重ねて頑張っていって下さい。

52 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/01(土) 00:39 [ UWeRxPPE ]
>>44-46作者氏
はじめての作品でしょうか。
欠点といいますか、自分が気になった点をいくつか。
 
一人称と三人称のゆれが出ているかも。
>>46とか。
 
腹を捌くシーンの描写が淡白。
一〜二行で終わらせるのは勿体無い気がします。
 
あと、
>しぃの命は風前の灯だった。〜
の部分がなんだか浮いてしまっているような……。
もっと別の表現を用いてみたほうがいいと思います。
 
最後に。
一度、これより少し長い話を作って
このスレに貼ってみてはいかがでしょうか。
 
次は>>29に書かれている点などを少し意識して、
読みやすい文章作りを目指してください。
(今回の文章は、改行などを用いていなかったために
非情に窮屈で読みにくかったです。)

53 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/01(土) 00:44 [ TumUZHHA ]
>>神威氏
まず>>49だが、ベビに何をしたのか、全く、分からない。
物語を書くのに飽きたのだろうか?やっつけ仕事の匂いが漂っている。
作者が適当に書いた物を読者が面白いと思う訳が無い。ちなみに、面白いと思っていても
独りよがりという事もあるから気をつけてくれ。

次に>>50の物語だが、前に注意した視点のズレは無くなった。この点は評価したい。
しかし、物語を読んでいる人間に全く、優しくない物語だ。
どういう事かというと、話の流れが前後し、物語の筋の何を辿れば良いのか分からない。
それから、物語の中で字数を割くべき箇所の選択を間違っている気がする。

神威氏は物語を書くとき、いきなり文章を書いているのだろうか?
慣れた人間であれば、脳内でプロットを練る事も出来るかもしれないが、
慣れない内は設定書を書く事を勧める。
時間軸に沿って物語の内容を書き出していくと、どの話をどこでしておくと、次の事件が書きやすくなるか
そういったものが見えてくるだろう。

それから、ココは虐待・虐殺小説の練習の場であるので、出来れば、そう言った表現が出てくるまでは
小説の投稿をしておいて欲しい。
言ってしまうのは悪いが、虐待・虐殺表現も無い神威氏の文章は、非常に無駄文を読んだという
気分にさせられるお粗末な物だ。

文章の結びの話などもしたい所だが、まずは、流れが分からないので、それが読者に伝わるよう
時間軸をまとめて話を書いて欲しい。

直すべき箇所はまだまだこれからも数多く存在しますが、挫けず、更に投稿を重ねて下さい。
道のりは長そうですが、書いていく内に、いろいろな問題は解決していくものだと思います。

54 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/01(土) 23:02 [ 7UKHIBmk ]
>>神威さん
設定が詰め込まれていて、プロットを読まされているような気がします。
時系列が混乱しているので、今ここで書くべき設定が出てこないで、
ここでは特に必要ない設定ばかりです。
物資を事細かに書く必要がちょっと良くわかりません。
もしかして今後重要になってくるのかも知れませんが、
ストーリー上無駄な設定は、書きたいと思っても潔く切りましょう。

ストーリーを全部、最後まで書いてしまってから、
もう一度投稿し直した方がいいかと思います。

55 名前:コテハンボシュ 投稿日:2004/05/02(日) 12:11 [ AsfJgNHM ]
前回の厳しいご指摘、ありがとうございます。
ネタがまた浮かんだので投稿させてもらいます。今回は三人称です。
タイトルはありません。またのご指摘お願いいたします

ここは、シィ
非常に難しい国である。
何が難しいと?それは、この国にいる事が難しいのである。
なぜなら、『シィ』が国民の生活の邪魔をしているからである。
毎日のように車のアンテナは折れ,食べ物は盗まれ,罵声を浴びせられ,
観光旅行に来た者も30分で帰りたくなるような国である。
なぜ,この国のものはこのような行為を許すのか?それは、
しぃは神の使いと先祖から伝わってきたからである。
神に背いてはいけないと,
この国のものはひたすらしぃの迷惑な行為を我慢しているのである。
当然,この国にも身分の差がある。
今回は,その中の一番身分の低い,『ホームレス』の物語を話そう。
このモララー種のホームレスは,幸福なのか,悲しいのか分からないが,
しぃに対する宗教の存在を知らなかった。
おかげで,アルバイト先の果物屋でしぃに一番高級なメロンを盗まれたときには、
勢い余ってしぃを殴り殺してしまった。そのせいでモララーはそのバイトをくびになった。
そして今はダンボールにすみ,大通りの隅に居座るしかなかった。
ダンボールで寝ていると,茶色いものが足に触れ,彼は驚いた様子で飛び起きた。
「!?」
驚きのあまりにダンボールの天井に頭をぶつけ,2,3秒ほど悶絶した。
そして,彼は一度深呼吸して茶色いものに顔を近づけた。
すると,いきなり茶色い物は
「ハギャア!」
と声をあげておきた。
驚き,少したじろくと茶色いものは姿をあらわした
それは、しぃだった。
すると,いきなりしぃはあたりを見回しながらこう言い放ってきた。
「フン、ナカナカヒロメノダンボールジャナイノ。コレ、シィチャンニチョウダイ。」
いきなりの発言に,モララーは唖然としていた。すると,追い討ちを
かけるかのようにこうしぃは言い放った。
「コノダンボールヲシィチャンニワタシナサイッテ、サッキカライッテルジャナイノ!ハヤクデテイッテヨ!」
モララーは額に血管を見せながらこういった。
「何だと?いきなり来てそれはないだろ?このクソ猫が,」
そういうと,モララーは何かを思い出したかのように部屋の隅からバットを取り出した。
「そうだ…おまえらのせいでこんなところにすむ羽目になったんだよなぁ〜?」
そういってしぃにどんどんにじりよって言った。
今までとは違う展開にしぃは驚いたように,震えながら下がって行った。
「今までの仕返しぃ〜しっかりさせてもらうからなぁ!」
そういってバットでしぃ腕めがけて思いっきりバットを振った。
グジャァ!という不快な音を立てて殴りつづけていた。
しぃが悲鳴を上げるまもなく、手,足,耳,尻尾、続けて殴った、
手をつぶせば見る見るうちに手が青くなり,
足をつぶせば地面に倒れ,
耳をつぶせば金切り声を上げ,
尻尾をつぶせば尻尾が取れた。
そしてかれはと止めを差すかのようにゴルフの体制に入って彼の住居の扉めがけて打った。
「シィィィィィィィィィィィィ!!!」
どんどんしぃの悲鳴は遠ざかっていく,そして最後にはバン!といって何も聞こえなくなった。
彼の表情は最初の鬼のような顔とはうって変わって,一仕事終えた大工のような顔になっていた。
そして彼は座ってこうつぶやいた。
「誰でも迷惑してんだよなぁ,助けてやらないとなぁ〜。」


誰も知るまい,その発言の数年後にはこの国からしぃがいなくなっていたということを

56 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/02(日) 23:04 [ XIhwwfho ]
>>コテハンボシュ氏
名前欄にコテハン募集と書かれた>>8と同一人物だろうか?
もしそうなら、しぃの半角のセリフに挟むべきスペースが全くないのはイイ加減、何とかしろ。
違うとしても、半角カナ文字にスペースを織り交ぜなければ読み辛いという問題を今までに
何度も述べているので、過去のレスを参考にして、せめてそれ位の事には気をつけて欲しい。
半角カナ文字というのは作者の頭では読みやすくても、他人から見ては記号の羅列に近く
非常に分かり辛い物だというのを考えるべきだろう。

ネタとして、サルを崇める某国を参考にしたのだろうか?
もし、このテーマでより観せる事を考えるなら、しぃがどれだけ丁寧に扱われているのかを物語の中で
実例として語り、更に、このホームレスであるモララーがシィという国のくくりの中でだけ考えるなら
いかに無知で愚かなのかを強調させた上でしぃを殺していくと良いかもしれない。
せっかくのテーマが活かせて無い気がするので言ったまでだが、そういった物語の組み立てより
文章としての読みやすさの技術だけを追ってほしいというのであれば、今後はそうする。

三人称としての文章としての揺れは

「!?」
驚きのあまりにダンボールの天井に頭をぶつけ,2,3秒ほど悶絶した。
そして,彼は一度深呼吸して茶色いものに顔を近づけた。
すると,いきなり茶色い物は
「ハギャア!」
と声をあげておきた。
驚き,少したじろくと茶色いものは姿をあらわした

この辺りに多少怪しい部分が現れている位だろうか。
直すのならば、

「!?」
驚きのあまりに、モララーはダンボールの天井に頭をぶつけ、2、3秒ほど悶絶した。
そして彼は一度深呼吸をしてから、茶色いものへと恐る恐る顔を近づける。
「ハギャァ!」
モララーが茶色いものを覗き込んだ時、ソレは、いきなり声をあげた。
驚き、少したじろいだ彼を尻目に茶色いものが起き上がる。

三人称の揺れ以外に、気になった所が文の締めくくりだが、「った」や「た」ばかりの文は読んでいて
非常にリズムが悪い。
体言止めや現在形の締めくくりも研究して、より流れの良い文を目指して欲しい。

思いついたネタが書けたのが嬉しいのは分かるが、推敲はどの程度しただろうか?
練習スレだし、間違いなんか、人が指摘してくれるとおざなりになっていないだろうか?
慣れない内は最低でも1日おいて、自分の文章をじっくり読み直してみるべきだ。
もちろん、1日じゃ自分でない他人が書いたものだと思いながらの推敲が出来ないというなら、
5日でも1週間でも書いたものをおいて、そのうえで誤字脱字の訂正や文章のまとまりを調べてみると
かなりの間違いに気付くだろう。
ちなみにこの作業は身近に読んでくれる他人がいると、その日に推敲が出来るが、趣味の合う
解説者は少ないと思うので、なかなか難しいかもしれない。

ネタの着眼点は悪くないと思います。ただ、それを活かす技術がまだ欠けているようなので
頑張って磨いていってください。
俺も推敲は苦手ですが、書いて慣れてくると自分の起こしやすい間違いのパターンに気付くので
段々と楽になると思います。それでは練習スレでの更なる健闘に期待しております。

57 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/03(月) 01:04 [ 2md3cO.Y ]
>コテハンボシュさん
この話を要約すれば、
「しぃが崇められている国で、しぃを殺したホームレスモララーの話」
になるでしょうが、残念ながらストーリー展開上
「しぃが崇められている国」である理由が無いです。
前半を削って、ただの「ホームレスモララーがしぃを殺した話」にしても
話としては十分でしょう。


これは私の個人的な見解に近いですが、
文章を書いているときに陥りやすい罠として「設定先行」があると思います。
設定ばかり出してきて、肝心のストーリーがまとめきれずにお粗末になってしまう。
設定をきちんと作り上げることと、ひたすら設定ばかり作ることは違います。
物語のなかで、こういう設定もあるんだよ、
ということを言いたいのはわかりますが、
主なストーリーに直接関係無い設定は、別に書かなくてもいい。
直接関係無いけど、間接的には関係あるので、どうしてもいいたい、
というような設定があるなら、その設定でまたもう一本新たに話を作る、
くらいのつもりでいるほうが、ストーリーにも、世界観にも深みが出るでしょう。


自分もそんなに上等な文章書いている自信が無いので、
あまりえらそうなことをいえた口ではないのですが、
風呂敷を広げたまま広げっぱなし…にはならないようにしたいです、はい。

58 名前:コテハンボシュ 投稿日:2004/05/04(火) 22:27 [ l.VCJ6YI ]
>>57
さようですか,しっかり腹にさしておきます。早く本スレデビューしたいです。
ちなみに,今回は,ここを参考にしました。ほかの皆さんもがんばってください。
http://www.cre.ne.jp/user/tenmyo/writing/person_and_viewpoint.html

59 名前:逝犬 投稿日:2004/05/05(水) 01:01 [ BjZjy2v6 ]
>>58で紹介されているサイトを見に行ったのですが、
実際、こういうサイトや本を参考に書かれている方って多いのでしょうか?
俺は、あんまりこういうの参考にした事は無いんですが
本スレなどで書いている方は、小説を書くために何か色々練習した(習った)り
読み物を読んで納得してから書いたりされてるんでしょうか?
ちょっと、気になったので、コチラで尋ねさせていただきました。
宜しければ、教えて下さい。

60 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/05(水) 09:14 [ HdIC8tUc ]
練習させていただきます。

寂れた神社にアヒャがいた。アヒャはお気に入りの包丁をしげしげと眺めていた。
アヒャは包丁を愛していた。親よりも、友達よりも。
「シィィィィィ!タスケテー!」1匹のしぃが駆け込んできた。後から追ってくるモララーの姿が見える。
何か食べ物を盗み食いされたらしい。しぃの手には魚が握られていた。食事を邪魔されたのであろう。モララーは激怒している様子だ。
「まてよ!ぶっ殺すぞ!」モララーはわめきながらしぃに走りよってくる。手には鉄パイプがあった。
「おい!そこのアヒャ!そいつをおさえてろ」モララーは突然アヒャに命じた。
アヒャはもぞもぞとしぃを抑える。
「チョット! カワイイシィチャンニ ナニスンノヨ!」しぃはばたばた暴れる。しかし男の力には勝てない。
「よーし。でかした…」モララーは鉄パイプを構えながらしぃによってきた。
「イヤァ!」

バキ!
しぃが偶然からかモララーの足を蹴った。モララーは予想していなかったため避けれず。転ぶ。その拍子に鉄パイプが手から落ちた。
「く…てめぇ!」モララーは頭に血が上り鉄パイプを拾おうとしたが。すでに鉄パイプはカラカラと遠くへ転がっていった。
「ヘ…ヘン!カワイイ シィチャンヲ イジメルカラヨ!」押さえつけられてるというのにまだそんな口が聞けるのかとアヒャは思った。 
その言葉がモララーをさらに怒らせた。モララーは素手で虐待するのには物足りないと思ったのか武器になりそうなものを探す。
「おい!アヒャ!その包丁を貸せ!」モララーはアヒャの手に握られていた包丁を見て叫んだ。聞いたアヒャの目が見開く。
「イヤダ!」アヒャは拒否した。彼にとって包丁を貸すことは恋人が寝取られることに値するのだろう。
アヒャはしぃの首を切った。プシューと音がして血が吹き出る。獲物を横取りされたモララーは完全に切れたようだ。
アヒャはくるりと向きを変えて走り出した。
モララーは鉄パイプを拾って(最初からこうすればよかったとモララーはこのとき思った)アヒャを追った。
彼はしぃに魚を捕られたことを忘れてアヒャを追いかけることに夢中だ。
アヒャはお堂に入った。モララーが後に続く。
「へへへ…馬鹿め。自分から逃げ道をなくしやがった」モララーは舌なめずりをし、鉄パイプを構えた。
アヒャは逃げない。むしろ上等じゃねえかといわんばかりに包丁を構える。
しかし、鉄パイプと包丁じゃあ包丁が圧倒的に不利だ。
「ヘヘヘヘヘヘヘヘキシシシシシ…死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」モララーは鉄パイプを振り落とした。

61 名前:NG博愛主義 投稿日:2004/05/05(水) 09:18 [ h..l5zxM ]
>>59
解説サイト見ても、実際に書くときにはあまり気にしてない。

パソコンの隣に文庫本を置いて、作文につまるたびに読んでる。
(好きな作家の文章は、書く物に良い影響を与えると信じて)

62 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/05(水) 10:02 [ h..l5zxM ]
>>60
 ・改行無し
 ・「!」の後のスペース無し
 ・「……」を「…」だけで使っている事
   以上は、意図的な選択と解釈した上で。

文体としては、特に指摘する所は無し。
・・・けど、私は視点のゆらぎとか、よっぽどでなければ
気にならないので、他の人の意見を待ったほうがいいかも。

アヒャがしぃを押さえるあたりに、もう少し描写が欲しかった。
しぃはアヒャの近くにいた、のだよね?
>>60氏の設定に反さなければ)しぃが助けを求めて、アヒャに
すがりついたりしたら、三人の位置関係が分かりやすかったと思う。

63 名前:氷雨 投稿日:2004/05/05(水) 15:06 [ JJmb6/GY ]
>>59
自分は文章を書くときに、そういうHowTo本やサイトを見ることはないです。
NG博愛主義さんのように、書いている途中で文庫本を読む、というのもないですね。
私の場合、書いている途中で読む本は、参考資料のみです。
気付くと大量に積み上がってます(苦笑)

>>60
改行はやはり入れた方が読みやすいかな、と思います。
視線というのは、上下移動よりも横に移動する方が、
倍以上疲れやすいので、なるべく横の幅を40〜50文字分程度あたりの、
ちょうど区切りがいいところで、強制改行した方がいいと思います。
あと、句点が少なすぎるのもちょっと読みにくい一因かと。

位置関係に関する単語が一切ないのが、3人の関係が分かりにくい原因ですね。
「1匹のしぃが駆け込んできた。
 後から追ってくるモララーの姿が見える。」
この部分を、
「自分の目の前に1匹のしぃが駆け込んできた。
 その後から追ってくるモララーの姿も見える。」
に変えるだけでも、大分わかりやすくなりますよ。

一箇所だけ気になったのは、
「すでに鉄パイプはカラカラと遠くへ転がっていった。」
の部分。ここは、
「すでに鉄パイプはカラカラと遠くへ転がっていってしまっていた。」
の方が正解ですね。
「すでに」と完了形なので、文末も完了形に。

十分に推敲していても、こういう時制の不一致は案外気付き難いので、
特に気をつけてください。

64 名前:氷雨 投稿日:2004/05/05(水) 15:11 [ JJmb6/GY ]
ノン!一箇所修正。

「自分の目の前に1匹のしぃが駆け込んできた。
 その後から追ってくるモララーの姿も見える。」
は、文章の視点的には
「アヒャの目の前に1匹のしぃが駆け込んできた。
 その後から追ってくるモララーの姿も見える。」
の方が良いかもですね。すいません。

65 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/06(木) 18:09 [ /fxL0XsU ]
>>60
しぃのセリフへのスペース。三人称の徹底。その辺りに注目すれば、よく書けていると思う。
しかし、読んでいてイマイチつまらない。俺の読解能力が低いと言われれば、
その通りなのかもしれないが、短編なのに読んでいる最中に飽きてしまった。
コイツは恐らくネタが悪いとかの問題でなく、話のテンポを含む観せ方の問題だろう。

主人公はアヒャ。
それで間違いないだろうか?
ならば、この三人称は主人公を何処までも追っていくべきだろう。

三人称に問題は無いので視点が混じって混乱する事は起きなかったが、
モララーやしぃが出てきた瞬間、彼らの行動に目がいってしまって、
誰が主人公なのか分からない状態になってしまった。
コレはおそらく、>>60がアヒャよりもモララーやしぃを書きたいと思ってしまったせいだろう。
もちろん、長編ならば、色々な人物に焦点を当てる事は大切だ。
それがストーリに欠かせない伏線などをはらむ事もあるだろう。
だが、短編は、主人公が沢山いてはいけない。
準主人公のつもりでも、短編では安易に彼らについて書き込むと、読者はソイツらを
主人公と混同してしまうのだ。

では、主人公を何処までも追う三人称にするとどうなるか…下記の部分を書き換えてみる。

「まてよ!ぶっ殺すぞ!」モララーはわめきながらしぃに走りよってくる。手には鉄パイプがあった。
「おい!そこのアヒャ!そいつをおさえてろ」モララーは突然アヒャに命じた。
アヒャはもぞもぞとしぃを抑える。
「チョット! カワイイシィチャンニ ナニスンノヨ!」しぃはばたばた暴れる。しかし男の力には勝てない。
「よーし。でかした…」モララーは鉄パイプを構えながらしぃによってきた。
「イヤァ!」

「まてよ!ぶっ殺すぞ!」
わめきながらしぃに走りよっていくモララーをしり目に、アヒャは包丁を眺めている。
モララーは鉄パイプを振り回していたが、アヒャは自分には当たらないと高をくくっているのか
まるで気にしていないようだ。
「おい!そこのアヒャ!そいつをおさえてろ」
アヒャはモララーに突然命じられ迷惑そうであったが、言われた通りにしぃを抑える。
「チョット! カワイイシィチャンニ ナニスンノヨ!」
アヒャに抑えられ、しぃはばたばたと暴れた。
しぃの足掻きは必死のものだったが、男であるアヒャに勝てるはずもない。
「よーし。でかした…」
モララーは鉄パイプを構え、アヒャへ…いや、しぃへと寄っていった。
「イヤァ!」

セリフにしっかりしたものが多いので、改行も挟ませてもらった。
余りにアヒャの行動を追いすぎて、少し、うるさいくらいかもしれないがモララーやしぃが
主人公かもしれないと錯覚してしまう事は防げるだろう。
まぁ、文章の技術的な事は俺も未熟なので、この辺が口を出せる限界だ…悪しからず。

>>60は何が書きたくて虐待・虐殺小説を始めたのでしょう?
>>60自身が面白いと思った、もしくはコレをどうしても伝えたかったのだという感じが
俺には何も感じられませんでした。
自分の好きなものをちゃんと盛り込んだでしょうか?短編だから削ったという事だったとしても
必ず、好きな部分が作品の中にないと読者に何も響かないと思います。
文章自体は問題ないレベルだと思いますので、今度はもっと自分が書きたいと思った事を入れて
文章として完結してない一場面でも構わないので見せて欲しいです。
それでは、頑張って下さい。

66 名前:逝犬 投稿日:2004/05/06(木) 18:11 [ /fxL0XsU ]
NG博愛主義02氏、氷雨氏、お答えドモです。
俺は、書く時は気になった表現や類似語や漢字を調べるための辞書と自分の作った
キャラ設定とかの大量のメモ書きがそばにある状態です。
元ネタがある時は、そのスレや絵や文章とズレていないかをチェックしやすいように、そのページを
開いておいたりしてます。

小説の書き方を練習…って言うのは小学校の時の作文が元だったのかなぁ…って思ってます。
ちなみに俺は「…」の三点リーダーを「……」にしなかったり、「!」を使用する時に間を1マス空けずに
詰めてしまう事を意図的にやっています。
昔、それをしっかり徹底した文章を書いていたんですが、どうにも俺の文体と合わず断念しました。
なので、俺個人の見解としては三点リーダーや感嘆符系統の書き方は作者が好みに合わせて、
また自分の作品に合わせて行っていくものかなと思っています。
まぁ、臨機応変といえど、自分の作品内でのルール位は統一させる必要はあると思いますけどね。

67 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/07(金) 00:23 [ 4yv3tsf2 ]
練習させていただきます。

「パパー、ハムスター欲しいよー」
「だめだ、どうせおまえ面倒見ないだろ。」
「見るよ、ゼッタイ見る!だから、お願いだよ! 」
ぼくはしつこく食い下がった。すると、とうとうパパも折れて
「仕方ない、じゃあ”しぃ”を一週間飼ってみろ。それができたらいいぞ。」
と、言ってくれた。
やった、一週間くらいならすぐ終わるぞ !

そのときはこれから始まる不幸に気づく由も無かった…。


次の日、お父さんが”しぃ”の入った箱を持ってきた。
ぼろぼろで汚いダンボールだ。おそらくどこかで拾ってきたんだろう。
なんか少し臭いような気がする。こんなのを育てるのか。
「さぁ、こいつを育てるんだ。自分の部屋で中を見てみなさい。」
ぼくは箱に近づいた、近づくたびに、くさい臭いが鼻を突く。
箱を担いで2階のぼくの部屋に持っていく時に何回か吐きそうになってしまった。
なんなんだこのにおい…

部屋についたぼくはダンボールをゆっくりと床に置き、ふたをあけてみた。
とたんに、においの槍が僕の鼻先をつついた。
ぼくは鼻をふさぐと部屋の窓を全開にした。でも、まだ臭い。
少しの間外の空気を吸って、落ちついてきたぼくは、箱の方を見てみた。
すると、箱には黒い小さなハエが何匹かぶんぶんと飛んでいた。
「もしかして…死んでるんじゃ…」
心配になったぼくは箱にちかより、中を覗いて見た。
茶色っぽくて汚い塊が、そこでもぞもぞと動いていた。
それは、ぼくに気づくと顔を上げてこう鳴いた
「ダッコ♪」
しぃは両手を広げてだっこのポーズを取っている。
よく見ると、ダンボールの中はうんこまみれだった。だから茶色いのか。

あまりにも臭いのでしぃを洗ってやる事にした。糞まみれなんてかわいそうだ。
ぼくはしぃをだっこすると、風呂場に向かった。
しぃは「ダッコデ マターリダネ コレカラモ シィノタメニ ツクシナサイ」と言っていた。
風呂場につくと、とりあえずしぃをシャワーで濡らすことにした。
「ナニスンノヨ!! シィ ヌレルノキライナノヨ!!」
しぃが爪を立ててぼくの体を引っかいた。ぼくは我慢してお湯をかけ続けた。
お湯をかけているだけなのに、茶色くなったお湯がどんどん流れていく。
こんなに汚かったらいつか病気になる。嫌がってても綺麗にしないと…。
シャンプーで体を洗うと、泡がどんどん茶色くなる。
香りの強い石鹸なのに、うんこ臭が風呂に広まる。とても臭い。
「メニ シミルヨゥ!!」と言っていたが、仕方ない、少し我慢してね。
三回くらい洗うと、ようやくうんこの臭いも消え、水もにごらなくなった。
色は白になっていた。茶色いのはうんこの色だったんだな。

68 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/07(金) 16:38 [ mo1h5HLk ]
>>67
 これで全部ですか?
 全部をメモ帳に書くなりしてから
 貼り付けてくださいね。
 もし、終りの場合は、最後に「終」などと書いて、
 他の人が貼り付けやすいよう、わかるようにしてください。

69 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/07(金) 18:06 [ 4yv3tsf2 ]
>>68
まだもう少し続きます。これからはそうしますね。

70 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2004/05/09(日) 23:23 [ qzymastk ]
しかし>>67の小説のパパ
よくそんな臭いしぃを家まで運んでこれたな・・・・・・

それと少し疑問点が。
小説中で主人公は
「あまりにも臭いのでしぃを洗ってやることにした。糞まみれなんてかわいそうだ。」
と言っていますが、ラストでは
「色は白になっていた。茶色いのはうんこの色だったんだな。」
と、しぃの体が茶色だった=糞まみれ
という理由を今ここで初めて知ったような口振りに思えるのですが
どうなんでしょうか?

71 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/10(月) 08:17 [ EKvtpoZw ]
>>70
主人公がしぃの体色を白と知らなかった場合、糞にまみれているでなく
臭いのはしぃの体臭で、体色が茶色だと考えていた可能性もあるかと思います。

>>69
アドバイスなどを書こうと思いましたが続きがあるとの事なので、
続きが投下されるのを待って、全体的に評価しようと思っています。

練習スレに続き物を投下される場合は、投下された段階で評価を加えて良いのでしょうか?
今回は先に始めると虐待表現がまだ出てこないため、アブ板として評価できないので
次回の投下を待っています。
普通に小説としてアドバイスを求めるなら、ココでなくとも良いと思うせいですが…。
投下される側は、どう考えているのでしょう?

72 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/10(月) 21:51 [ faYKCM1w ]
>>67>>70
「色は白になっていた。茶色いのはうんこの色だったんだな。」
これに、一言付け加えて、
「色は白になっていた。茶色いのは『やっぱり』うんこの色だったんだな。」
にすれば、よりわかりやすくなるんじゃないかと思います。

うーん、文章は丁寧で、特に読みにくいところもないわけですが、
ここに投稿するなら、せめて虐表現の「ぎ」の字くらいは必要かな、と。

練習スレに投稿する場合は、あまり長くなりそうな話は避けて、
なるべく短編で、完結したストーリー(起承転結がある、という意味。
長い文章の中の一部分でもかまわないが、最低限
一つの話として読める纏りであるということ)を投稿してほしいです。
ストーリーが完結している方が、文体やストーリーの作り方の癖も
ある程度つかめるし、評価がしやすい。

と、ここまで書いて思った。
>>67の最初に「練習させていただきます」と入ってるってことは、
もしや本当に、ただの小説の『練習』…てこと? アドバイス無用?
違ったらゴメン。

73 名前:神威 投稿日:2004/05/23(日) 20:44 [ DrYAatLw ]
>>50続き
更新遅れてスミマセソ
>>53さん、アドバイスありがとうございます)

しぃは当然のように反論したが、モララーの空手チョップで騒ぎはおさまった。
ぶつくさ文句を言いながら、木の実を食べるしぃ。
「オイシイワネ! コンナニオイシイモノヲタベラレナイナンテ、 カワイソウネ」
青ざめた顔で言う、やせ我慢がバレバレだ、おそらく不味いのだろう
汗が出ている事を見ると、すっぱいのだろう。
モララーに、ちょっとした悪戯心が湧いた。
「あ、このチョコレート甘くてめちゃ美味しいな〜〜」
食料庫のなかのチョコを引っ張り出し、言った。
「チョット! シィチャンニモタベサセナサイヨ!」
木のみのすっぱさを打ち消したい一身で、しぃは言った。
あまりに本気な目だったので、ひとかけらやった。
そして残りを口に突っ込むと、モララーは洞窟を出た。
「俺は食えるもん探してくる。それに清潔な水が手に入る所もな。
 ここが島か大陸かはわからんが、取り合えず水と食いもんさがさねーと」
あっという間に、モララーは森に姿を消した。
森は意外なほど明るかった、日光が強いのか、木が少ないのか。
モララーは、赤い実を付けた木を発見し、実をかじった。
「なんじゃこりゃ!すっぱすぎだぞ!」
レモンと同等、いや、それ以上だ。
それ以降も色々な実を発見したが、固すぎる物やすっぱい物ばかり、
唯一甘い実を発見したので、それで満足するしかなかった
袋1杯に実を入れると、洞窟に走っていった。
ギコは賢く、この実の汁を煮詰めてさとうみたいな物を作った
洞穴での始めての夜は、終わった。

74 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/23(日) 23:14 [ d5lIDLJU ]
>>73
えーと、少し辛口な感じで。
 
>>53氏の書いた文をもう一度読んでみてください。
 
>それから、ココは虐待・虐殺小説の練習の場である
 
>言ってしまうのは悪いが、虐待・虐殺表現も無い神威氏の文章は、非常に無駄文を読んだという
>気分にさせられるお粗末な物だ。
 
普通の虐待・虐殺小説としてなら、評価のしようがあると思いますが、
今回投稿された内容には虐殺の虐の字も入っていませんよね?
 
このスレで、普通の(今の段階では)小説を連載しても、正直スレ違いといった
感じなので、次に投稿するときは虐殺表現を盛り込んだ部分が出てくるまで
書き溜めていったほうが良いと思います。
今回のように、ぽつぽつと長い間隔で虐殺も無い普通の小説のようなものを投稿されても
読み手としてはなんだか損をした気分になってしまいました。
 
無人島からの脱出という設定を神威氏が暖め続けていて、それを大事にしたい、
もしくは最後までやり遂げたいという気持ちはわからなくもないですが…。
このスレはあくまでも虐待・虐殺小説練習スレッドだということを考慮のうえで
次の投稿を期待しています。
 
…と、ここまではこのスレッドに対する考え方が神威氏と私とでは違っているようなので
自分なりの意見を述べさせてもらいました。
※もちろん突っ込みや別の意見も大歓迎です。
 
 
それで、本文を見ていきますと、少し気になったところがありましたので
書き出してみたいと思います。
 
>モララーに、ちょっとした悪戯心が湧いた。
>「あ、このチョコレート甘くてめちゃ美味しいな〜〜」
>食料庫のなかのチョコを引っ張り出し、言った。
 
この文の流れですと、モララーがチョコを食べる前に
あたかもチョコを食べたかのような感想を述べているように見えて不自然な感じがします。
なので、ここはモララーのセリフを
「あ、このチョコレート甘くてめちゃ美味しそうだな〜〜」
という感じに変更するか、食料庫〜〜の部分をセリフの前にもってきたり、または
>食料庫のなかのチョコを引っ張り出しそれをひとかけら頬張りながら、言った。
などをすればもっと自然な感じがでると思います。
もしかしたら、モララーはわざとそういいながらチョコを見せびらかそうとしたのでは…と、
考えましたが、それでも不自然な印象はぬぐえない気がしました。
 
あとは、なんだか途中の経過をはしょり過ぎていると思います。
自分の脳内にある風景や人物の描写などが足りていない、あらすじを読んでいる感じです。
無駄なものを省きすぎたといいますか、読んでいて物足りませんでした。
 
とりあえず、神威氏に言いたいことは
 
・虐待・虐殺を盛り込んだ小説を出して欲しい
・風景や人物の描写にもっと力を入れてほしい
・物語にもっとボリュームを
 
あと、長く続くのであれば移動を考えた方が良いかも。

75 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/28(金) 18:54 [ 8bXVHtFE ]
練習させてもらいますよ…


それはいきなりの事だった。
突然の訪問者、突然訪れた悪夢。
惨劇は、ある屋敷で起きた…
その屋敷に、九人のしぃが来た。
何でも、友人に招待されたらしい。
『アソビニコナイ?』とただそれだけだった。
そして、屋敷にしぃ達が来た時、
そこに友人の姿は無かった――

そして、玄関から入った所にあるテーブルに書き置きが一つあった。
『バンゴハンノザイリョウヲカッテクルカラ、キャクシツデマッテテネ』
その書き置きに従い、しぃ達は客室で待つことにした…
そして友人を待ってる間に一人が言った。
「ネエ、イクラナンデモオソスギナイ?」
確かにそうだ。かれこれ待ち始めてから一時間以上が経つ。
その時であった。

 がちゃ

玄関の扉が開く音がした。

 ばたん

そして閉まる音。

 すた すた すた…

そして足音。
「カエッテキタミタイダネ」
一人が言う。
が、その時だった――

76 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/28(金) 18:55 [ 8bXVHtFE ]

 がちゃ

再び玄関の扉が開く音――
そして――

        「シィィィィィィィ!!!!」

叫び声が聞こえた――
その声は間違いなく友人のものだった――
「イマノコエハ…」と一人。
「イッテミマショウヨ!!」ともう一人が言う。
しぃ達は、声の聞こえた玄関へと急いだ。
玄関に辿り着いたしぃ達が見たもの、それは――

血の海の中で
もはや原型を留めていない
友人の姿だった。

その余りにも残酷な光景に、誰もが現実から目をそらした。
現実を、信じたくなかった。認めたくなかった。
だが、惨劇は目の前で現実となっている。
「ドウシテ…ドウシテコンナコトニ…」
一人が言った。
「ト、トニカクモドリマショウ」
しぃ達は客室へ戻る。
しかし、惨劇は終わらなかった。

77 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/28(金) 18:56 [ 8bXVHtFE ]

一人が死んでいた。

あの時、一人だけ客室に篭っていたのだ。
その時だった
一人が言った。
「ネエ、ココヲニゲタホウガイインジャナイ?」
そうだ。
何故そんな事に気づかなかったのだろうか。
そしてしぃ達は再び玄関へ向かった。
玄関の扉は開いていた。
そこから外へ出る。
まだ明るい。そして一同は車に乗り込もうとする。
しかし、お約束のようにタイヤはパンクしている。
逃げられない――
誰もがそう思った。
ふと、その時一同はある事に気が付く。
一人居ない…
しぃ達の頭の中は恐怖で一杯になっていた。
まさか…
一同は急いで屋敷に戻る。
そこには…

78 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/28(金) 18:58 [ 8bXVHtFE ]
        
血溜まりの中にモララーが立っていた。
右手には包丁を。
そして左手には…

しぃの生首を持っていた――

「あ、見つかっちゃったか」
「しかし馬鹿だね。死にに来るなんて…」
言葉とともにモララーが歩み寄る。
一歩、また一歩と進んでくる。
逃げようとするしぃ達。
しかし、体が動かない。
恐怖感からの金縛りのような状態に陥っているのだろう。
モララーがすぐ近くまで来た。
その瞬間、一人の首が飛んでいた。
モララーが再び近付く。
しぃは動けない。
一人の胸を突き刺す。
何も言わず、薄ら笑いを浮かべながら、手に包丁を握り締めて――

「ハギャアァァァァァァァァ!!!!!」

悲痛な声。
その声で、残りの五人は我に帰った。
一人が走り出す。
「どこへ逃げるつもりだ」
モララーは拳銃を取り出し、逃げたしぃの頭を撃ち抜く。
その瞬間に残った四人は散らばって逃げ出す。
だが…
「逃げても無駄だよ」
モララーがにやりと笑い、一人に持っていたしぃの首を投げつける。しぃは転ぶ。
そして素早く包丁を首に突き刺す。
次に二人を拳銃で撃つ。
二人のうち、一人は胸を、もう一人は足を。

79 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/28(金) 18:59 [ 8bXVHtFE ]

残りの一人は持っていた鋏を持ってそこに立っていた。
「ク、クルナラキナサイヨ!ギャクサツチュウ!」
モララーは足を撃たれて動けないしぃの頭を撃ち抜き
一匹の首に突き刺さった包丁を抜く
「大人しくしてればよかったのに…」
その目には殺気が溢れていた。
銃口をしぃに向ける。
音が鳴るのと同時に、しぃの胸からは血が噴き出す。
地面に赤い血溜りが出来ている。
その中にしぃの体が沈む。
モララーは一人呟く。
「たった十人じゃ物足りないなあ…」
体に血を付けたまま、モララーは立ち去る。

         更なる血を求めて…

80 名前:ヨシキ (UZH7gF.E) 投稿日:2004/05/30(日) 02:05 [ Ks2nO9nQ ]
いっぱしながら、評価させていただきますよ。

急すぎる展開は練習だからですか?
あと「9匹のしぃ」とあるんですけど、8匹しか登場してませんよね?
さりげなくモララーはさりげなく10匹殺したって言ってるし。(友達も殺した?)

>あの時、一人だけ客室に篭っていたのだ
の、「あの時」が分からないんですよね。
つーか酷すぎです、この作品。
状況描写なし、モララーがいる理由も不明、9匹いた意味もない。
ふざけて投稿したのですか?といいたくなります。
物語の経過ばっかりで、これじゃあとても「面白い」とは言えませんね。
キャラの考えていることや、どんな奴なのかという説明みたいなものも必要だと思います。
小説をたくさん読んで、物語の作り方を学んだらいいとおもいます。

81 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/30(日) 10:06 [ CYSIFAE6 ]
ヨシキ氏。
ちゃんと10人(友達含む)登場していますけど。
友達→玄関で血の海に
1人目→客室
2人目→玄関(脱出に遅れる)
3人目→首をはねられる
4人目→胸を刺される
5人目→頭を撃たれる
6人目→転んで包丁を刺される
7人目→胸を撃たれる
8人目→足を打たれた後頭を撃たれる
9人目→はさみを持って立ち向かうも返り討ち

>>(moraraDQ)
気になった点をいくつか。

・『そして』の多用
  1コマ目に特に多く使われていますが、
  『そして』には『間』や『時間経過』を間に挟んでいるため、
  話のリズムを大きく乱してしまう場合があります。
  多用するのは避けましょう。
  『その時』もこれに同じ。

・強調の多用
  『……』や『──』には後ろに続く文章を強調する役割も持っています。
  (強調以外に『……』は沈黙、『──』は人物の思考や『()』括弧の代わりとして使われる場合もあります)
  そのため多用しすぎるとマンネリを起こし、
  本当に強調すべきところでその役割を果たさない場合があります。
  これが多いとあまり良いとはいえません。
  空改行もこれに同じ。

・小学生の絵日記のような描写
  ヨシキ氏も言っているように、
  ここで描写してあるものの殆どが『発生した事件』です。
  登場するキャラクターが、どのような者なのか?という心理描写と
  『発生した事件』はどのような場所で起きたのか?という状況描写の二つが殆ど描写されていません。
  良く言えば無駄を省いた文章だ。と言えますが、
  簡単に言えば小学生の絵日記です。
  確かに発生したことを正しく伝えるのは重要です。
  ですが、それは単語の塊であり、
  人でたとえるなら『骨』です。
  単語の固まりから、状況を映像として想像できるようにするため、
  つまり、文章の厚み(肉)をつけるには、
  心理描写、状況描写は不可欠です。

・使い切れていない設定
  まず、この話の一番最初に出てくる『舞台が屋敷』という設定。
  大抵の人が屋敷と聞いて思い浮かべる物は、
  広大な建築物、豪華な内装、無数の個室でしょう。
  ですが、この話で描写される場所は、玄関と客室の2つだけ。
  内装の描写についてもまったく無い。
  設定が屋敷である必要を感じません。
  この程度なら民家でも可能です。
  また、登場人数が11人(モララー含む)必要性も感じません。
  大人数なら、1度に虐殺し爽快感を前面に出すほうほうや、
  1人ずつ殺していき、恐怖を出していく方法などがありますが、
  この作品にはどうも生かしきれていないように思えます。

82 名前:しぃ虐殺作者(練習中) 投稿日:2004/05/30(日) 19:48 [ SzofxFKE ]
しぃ虐殺スレのしぃ虐殺伝説の番外編です。

ここに一人のモナーがいる。
彼の名は濁流
昔から無二の友人であったモララーを殺したしぃに対する復讐心で虐殺をしている。
現在アブ板のしぃ虐待スレにいる彼は何かを探している。
それは虐待対象のしぃでは無く、虐待をする同士でもない。
さっき彼は友人の墓参りにモナー板に逝ってアブ板から帰ってきたがどうもおかしい
虐殺された弱者の肉塊どころか腐臭すらしない。
妙だなと思っていると一人の精神障害の持ったしぃが現れて濁流にこう言った。
「アヘアヘ…ワタシハゼンチゼンノウノカミデスヨ」
濁流は覚醒して相手の状態を探った。濁流は覚醒すると相手の能力が大体分かるのであった。
しぃの能力は死体を自分の身体の一部として吸収してその能力をコピーする能力を持っている。
「アヘアヘ…httpレーザー」
濁流は間一髪かわした
「ちびしぃの能力か?あの精神異常は多分どっかのアヒャの能力をコピーしたモナ。必ずしもプラスに働くとは限らないモナ」
しぃは猛功を続ける。
「アヘアヘ…ダッコポーズ!」
濁流の怒りは頂点に達した
「何がダッコだ!この精神異常者!斬・鉄・剣!」
その刹那しぃは二つの肉塊と化した。
「アヘアヘ…フッカツシテクダサイ」
しぃの肉片は接着して、しぃは復活した。
濁流は作戦を練った。そして高速でしぃの懐に入った。
「声帯を潰す!」
「グフッ…」
しぃはそう言って蹲ってもがきながら絶命した。
「声帯を潰せば復活の呪文は唱えられないからな」
そう言って濁流は”エモノ”を求めてアブ板を彷徨って逝く

83 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/30(日) 21:28 [ YCXhfpcc ]
>>82
文章がたどたどしいけど、元AAの作風と共通する
雰囲気作りかと思ってみたり。
どのへんまで指摘していいのか分からないけど、

・神を自称するしぃが襲ってくる理由が不明。
・「ダッコポーズ」の戦闘的効果が不明。
・ノドを潰した方法が不明。

・・・このあたりが気になった。

84 名前:(moraraDQ) 投稿日:2004/05/30(日) 21:45 [ sHjTog1E ]
厳しいお言葉有難うございます。
皆様のアドバイスを元に精進していこうと思います。
その時はまた厳しくアドバイスして下さい。
では。

85 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/30(日) 21:58 [ YCXhfpcc ]
>>75
屋敷の主人(友人)の帰宅が遅かった、
という伏線が放置されています。

「客室に篭って」いるのは、少々早すぎます。
悲鳴が聞こえた時点では、死亡している事が分かっていないので、
「客室に残る」ほうが自然です。

最初の死体を見つけた後は、警察へ連絡するのでは?
電話線を切っておくのもいいし、電波が届かない山中に
屋敷を建築するのもいいでしょう。

「タイヤはパンク」なら徒歩で帰っては?
陸の孤島という設定なら、どこかで説明を。

あと、やっぱり数が一人合ってないように読めます。
>>81さんの表でいくと、2人目と3人目が同一では?
・客室に戻って死体を見つける(生存8人)
・逃げ、車中で一人足りない事に気付く(生存7人)
・屋敷に戻り、足りなかったしぃの生首と対面(生存7人)
・胸を刺されるしぃ(生存6人)
・そして我に返る五人・・・?

86 名前:しぃ虐殺作者(練習中) 投稿日:2004/05/31(月) 14:13 [ vDyQHEBA ]
>>83
>・神を自称するしぃが襲ってくる理由が不明。
精神異常者だからです。
つまりただの通り魔です。
・「ダッコポーズ」の戦闘的効果が不明。
ただのボケです。
ドラクエで言う遊び人の無駄な行動です。
・ノドを潰した方法が不明。
斬鉄剣で斬っても復活の呪文を唱えられて復活したので呪文を唱えられなくする為に声帯を潰したのです。
フッカツシテクダサイと言えなければ呪文は発動しません。

87 名前:しぃ虐殺作者(練習中) 投稿日:2004/05/31(月) 15:43 [ vDyQHEBA ]
盲目のしぃ

私は生まれた時から目が見えないただの野良しぃ
私の母親はモララーに虐待されて死んだ
私は視覚以外の感覚が優れているため危険をすぐ察知できる。
「どっかに糞しぃがいないかな?」
「いたらいたでムカツクモナ」
来た!虐殺厨が二人
口調から一人はモナー、もう一人は…この匂いは!昔母親を虐待したモララー!
心臓の音が最高潮になる。
私はしばらく二人の会話を聞くことにした。
「あのちびぎこの命乞いは笑ったな」
「モナはちびしぃが必死に復活してくださいって言っているのに復活の呪文が失敗したのが笑ったモナ」
私はお願いだからこっちに来ないでと祈ったがその祈りは虚しく虐殺厨に見つかってしまった。
「こいつ目が見えないモナよ!どうする虐殺のプロのモララー」
「おいおいそんなに褒めるなよ。とりあえず聴覚は良いみたいだから思いっきり叫ぶぞ!」
するとモナーが思いっきり
「オマエモナー!」
私はその刹那一瞬意識を失った。その後耳鳴り以外何も聞こえなくなった。
しばらくすると耳鳴りどころでは無くなった。
「おいおい声がデカすぎるぞモナー!耳をふさいでいても結構響くぞ」
「ゴメンモナ!このしぃ見てみろよ!あお向けになって口をコイみたいにパクパクしているモナ」
「本当だ面白い虐待最高!」
私は二人の虐殺厨が何を言っているのか分からなかった。しかし私はここで”ワタシハコロサレル”と瞬時思ったこうなったらヤケを起こし虐殺厨に襲い掛かった
このとき私は背後から忍び寄る者に気づかなかった
そして
何が起こったのか分からないまま私は絶命した。
「あんたは最近虐殺厨として頭角を現している濁流か?」
濁流と呼ばれたモナーはこう言った
「あんたら下手すると氏んでいたぞ!このしぃは狂しぃ病に掛かっていて噛まれたら感染していたぞ」
「確かにちょっと隙があったモナ。狂しぃ病にかかったら100%氏ぬモナ」
「どっちにしろこのしぃは近い内に氏ぬ運命だったのさ」
三人の虐殺厨が去った後に残ったのは”一匹”の盲目のしぃだった

88 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/05/31(月) 20:02 [ MOpCCWHs ]
>>86
ノドを潰した意図は分かるんだけど、潰した「方法」が分からない。
刃物で裂いた? 素手で握り潰した?
一番盛り上がるシーンなのだから、もう少し描写があっても良いかと。

しぃの行動が全般的に理解に苦しむのですが、
そのへんはキャラクタ設定の趣味の違いのようなので、
これ以上説明してもらっても、多分、分からないのでいいです。

>>87
一人称から三人称に切り替えるなら、
空行を挟むか何かしてあったほうが分かりやすい。

途中、句点(「。」)がないのは何かの効果を狙っていてのこと?
推敲不足だとしたら、時間をかけて下さい。

89 名前:しぃ虐殺作者(練習中) 投稿日:2004/06/01(火) 20:37 [ ngYQF9q2 ]
>>82のリメイクですが、全くの別物になっていると思います。

ここに一人のモナーがいる。
彼の名は濁流
昔から無二の友人であったモララーを殺したしぃに対する復讐心で虐殺をしている。
すると一匹のしぃが現れて濁流にこう言った。
「アナタ ギャクサツチュウネ コノアイダ ワタシノ ベビチャンヲ コロシタノハ フクシュウヲ シテヤル」
と訳の分からないことを言い始めた
「あのー…移動の度に虐殺してますからどのベビしぃか分からないのですが…」
と意味不明の言い訳をしてみた。
「シィィィ アンタハ スジガネイリノ ギャクサツチュウネ! セイサイヲ クワエルワ! シニタクナイナラ ダッコデ マターリスルノヨ」
そう言って襲い掛かってきた。
「やれやれ身の程知らずは困る。安心しろどっちみち殺す運命だ!」
そう言って濁流は剣を抜いた。妖しく光るこの剣は”斬鉄剣”と名づけられて斬殺するには適している。
「ダカラナニ? シィニハ フッカツノ ジュモンノ ココロエガ アルンダカラ」
口をへの字に曲げて言った(#゚ぺ)←こんな感じ
すると何かが落ちる音がした。しぃは一瞬何が起きたか分からなかったその”落ちた物”を見るまでは
「まずは右手!次は左耳!」
そう言って今度は左耳を剣で切り落とした。
「シィィィ イタイヨ シィノ オミミ オテテ フッカツシテ!」
そう唱えたらしぃの左耳と右手はトカゲの尻尾を切り落とした後の如く再生した。
「回復一方だとモナには勝てないよ!」
そう言って風の如く速く移動して両目を剣で突いた。
「シィノ オメメ! ミエナイヨ! シィィィィィィィ」
大騒ぎするしぃに腹が立ったのか濁流は剣で喉を裂いた。
「アゲェェ スゲアリャエェェ…」
意味の分からない奇声を発してしぃは気絶した。
「うわっまだ生きてるの?あんた生命力だけはゴキブリ以上モナ」
濁流は留めにしぃの手足を切り落としダルマ状態にした後耳をもいで耳を口に詰めて、首を切り落とした。
「全く妙な呪文を唱えなければ楽に死ねたのに…それよりモナの殺したベビしぃって一体誰だったんだろう?」
記憶の糸を辿るが全部顔が同じに見える。
「ま、いっか」
そう言って濁流は進む。誰よりも開放的に接したアイツを殺したしぃ種を殺す為に

90 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/01(火) 23:49 [ Mcc8sjl6 ]
>>89
まず、4行目『すると一匹のしぃが〜後略』の『すると』はいらない。
1行目『ここに〜後略』からは主役の説明、つまりプロローグであるため、
本編が始まる4行目に接続詞はいらない。
ここは、『今日も親友を殺したしぃをを探していると〜以下同文』というようしたほうがいいのでは?

次に、14行目『口をへの字に曲げて言った(#゚ぺ)←こんな感じ』
顔文字等を用い『説明』するよりは、
文章で『描写』したほうが厚みがでる。
こういうのはなくしたほうがいい。
『額に青筋を立て口をへの字に曲げ、怒りをあらわにした様子で強がる。』のように。

次は……というか、
この作品に酷かと思うが、

 ク ラ イ マ ッ ク ス は ど こ ?

傷が再生する部分はあっさりしているし、
目と首を斬る部分はあっけないし、
留めの部分(”止め”を刺すの誤変換か?)は完全にエピローグの部分だし、
完全な平面で山場がまったく見当たらないのだが。
少なくとも話に波を作れば面白くなる。

最後に、個人的に一番許せないのだが、
>>82のリメイクですが、全くの別物になっていると思います。』
リメイクって、
半年以上くらい書き続けて、十分実力もついてきて、
昔の作品が見るに耐えなくなってきたからなら分かるが、
これは『2日』前だろ!
最初から天才的な素質がありそれが昨日開花した。とか、
48時間、クラナドをコンプするには十分な時間を有効に使い、ずっと、何らかの練習をしてきた。とかならまあ許すけど、
この作品を見る限りではそんなの見当たらない。
ただ、プロットが変わっただけ。
プロットを変えてリメイクですというよりは、
最初から、別物として貼るなり
この2日間は推敲に当てて完成度を上げるなりしたほうがマシだ。

他にも、『〜と言った』乃至『〜と言う』の多様。とか、
呪文が使える設定が生かしきれてない。とか、
斬鉄剣と言う、正直どうでもいい設定。とか、
『前略〜分からなかったその”落ちた〜後略』の部分で句読点がなく読みにくい。とか、
問題点を探すときりが無いのでこの辺で終了する。
このあたりは他の作品をよく読むなり、自分の作品を”音読”するなりして反省して欲しい。

91 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/02(水) 11:20 [ HG.o6kDc ]
>>90
あのさ、言いたいことはわかるんだけど
もうちょっとやわらかく言ったら?
 
指摘することはもちろん大事だけど、
それと同時にほめるべき点を
見つけてあげることも大事だと思う。
今回、自分が90を読んで受けた印象は
ただ書き手をこき下ろしたいだけって感じ。
 
リメイクうんぬんについては同意できる所もあるけど、
全体的にみてやっぱり選んでいる言葉がかなりきついと思う。
このスレに書き込んでくれる人は、やっぱり初心者なのだから
言葉をもっと選んで、次はもっと良いものを
書きたくなるようなアドバイスをしたほうがいいと思うよ。
 
これを読んだ人がどう思うか(感じるか)って考えてみた?
悪い点ばかり挙げられても、書き手はそれをどう修正すれば
良いかわからないと思うから、問題点に対して具体的な
解決例などをきちんと示したほうが良いと思うよ。
 
結局は書き手がいなくなるとこのスレッドも寂れてしまうしね。

92 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/02(水) 18:58 [ /MzNkm3A ]
>>91
……そうだな。
職人あってのギャラリーだもんな。
いつの間にか私もプロギャラリー、略してプギャ化していたようだな。


名誉挽回なるかどうかは分からないが
クライマックス部分について。

クライマックス。
ストーリの中で最も盛り上がるところ。
>>89では恐らくクライマックスは耳と腕が再生し、
他の部分も恐らく再生するであろう所をどう看破するかがクライマックスだと私は思う。
だが、この作品ではその部分がやけにあっさりしていた。
そのため盛り上がりにかけた。
ではどうするか。
まず

 伸ばせ。

例えば、一行にまとまっている物を一つ一つ詳細に描写していくとか。

 例 20〜21行目
    『「回復一方だとモナには勝てないよ!」
     そう言って風の如く速く移動して両目を剣で突いた。』
                ↓
    『「回復一方だとモナには勝てないよ!」
     濁流は腰を深く落とし全身のばねを使い一気にしぃの元へ跳躍する。
     着地すると剣を水平にし一旦後ろへ引く。
     しぃは今起こっていることについていけず、
     視点すら濁流がつい先ほどまでいたところをあわせていた。
     濁流は一歩前に踏み出し、腰の捻りと共に剣を突き出す。
     しぃはやっと目の前にいる濁流に焦点をあわせたが、とき既に遅し。
     そのときには、すでに怪しく光る刃がしぃの両目を貫いていた。』


 さて、伸ばす方法が出来たら、
次は

 アクセントを加えろ

例えば、20行目『「回復一方だと〜後略』以降に、
虐待のアクセントを加えてみる。

例『「なるほど、傷をつけてもすぐに回復、か。
   ならば、どちらが先に折れるか勝負だ!
   まず左腕!」
   大きく振りかぶり、しぃの左腕を肩口からばっさりと切り捨てる。
   「シィィィィ! オテテ フッカツシテ!」
   すぐさましぃは復活の呪文を唱え左腕を再生させる。
   濁流はそれを確認すると、今度はしぃの足元をなぎ払う。
   研ぎ澄まされた剣の刃は、しぃの華奢な2本の脚を小枝のように刈り取った。
   足を失ったしぃの体は支えを失った建築物のようにガクンと崩れ、
   頭から地面に衝突させた。
   それでも、手をついて上体を起こすと復活の呪文を唱え脚を再生し立ち上がる。
   その刹那、濁流の剣がしぃの腹部に突き刺さった。
   剣を捻る。
   途端、ガハッ、と、しぃは口から血が吐き出し正面にいた濁流の顔にかけた。
   「お腹は復活できないのかな?」
   濁流は血をぬぐおうともせずにやりと嘲う。
   「ああ、ごめんごめん。剣が刺さったままだね。」
   そう言うと、濁流は剣を払い、しぃの腹部を横に裂いた。
   腸が剣と共に腹部から黄色いねちょねちょした物と共にはみ出てくる。
   「アゲェェ スゲアリャエェェ…… シィノ…ゴヘッ…ポンポン……フッガヅジテ 」
   傷口を押さえ奇妙なうめき声を上げながら復活の呪文をひねり出す。
   すると、今までと同じように傷は治っていった。
   「さて、次はどこを……」
   「モウヤメテ シイノ マケデ イイカラ 」
   復活できると言っても流石に堪えたのか、もうやめてほしいと哀願する。
   「分かった。」
   そう言うと、濁流は剣を振るいしぃの首を斬った。
   ごろんと落ちた首は、もう呪文は唱えなかった。
   「全く妙な〜以下同文』

と、いうような感じ。
プギャの私ではこれが精一杯だが、
テーマに沿ったアクセントをクライマックスに加えれば、
上のように厚みと面白みがでます。

私で伝えられるのは以上です。
更なるあなたの技術と、このスレの発展を祈って、
頑張れ。

93 名前:しぃ虐殺作者(練習中) 投稿日:2004/06/04(金) 19:40 [ 2AQ2S9lk ]
>>90>>92
アドバイス有難う御座います。
今後の参考にして頂きます。

94 名前:神威 投稿日:2004/06/07(月) 21:34 [ i.WVQR36 ]
このスレに来ている人たちにお詫び
大変申し訳ありません。つい自分の小説練習に使ってしまい、
虐体系の内容を入れませんでした。
これからはこの様な事をしないよう気をつけます。

95 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/12(土) 22:28 [ LMyIpfFw ]
ここに精神虐待メインの虐殺小説は
書き込めるんでしょうか?

96 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/13(日) 03:07 [ qvCnqOUk ]
>>95
精神だとしても虐表現があればイイと俺は思いますよ。
練習ですから、失敗しても本スレと違って迷惑にならないでしょうし…。
ただ、ちゃんと精神虐待が出来ていないとスレ違いと言われる可能性があるので
色々と覚悟してから書かれることをお勧めいたします。

97 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/15(火) 17:30 [ jE9bgIrU ]
小説書き込もうと思ったら
ちょっと長くなってしまったんですけど
書き込めますか? ここ

98 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/17(木) 16:28 [ Yn4UhTlI ]
>97
恐らく大丈夫だと思いますが長い話の場合
かなり辛辣なアドバイスが来る事も覚悟した方がイイかと…
辛辣なアドバイスも受け入れる覚悟があるなら、無問題だと思いますよ

99 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/19(土) 08:12 [ 3dDOzsmg ]
>>98
返答ありがとうございます。
では近いうちに書き込ませてもらいます。

100 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/19(土) 20:50 [ TWfbDuso ]
短編でもかいてみます。1/4

僕は、モラ輔。自分で言うのもなんだが、僕は筋金入りの虐殺厨。
今日は友達と一緒にしぃを虐殺したことについて話をしよう。

 あの日、僕は友達のモナ朗と一緒にマックでハンバーガーを食べていた
「それにしてもあの○○公園の糞虫ぃときたら、ダッコ!、やらアマクテヤワラカクテコウキュウナ
モノヲコノシィチャンニヨコシナサイコノクソモララー。やらうるさかったんだよ。」とモラ輔
「それで、その糞虫ぃどうしたんだモナ?」とモナ朗
「ああ、それならちょうど「モナギコクエスト8」を買いにいくとちゅうだったか
 からね。無視したよ。それにしてもむかついたんなーあんときの糞虫ぃ。」
「それなら、こんどの日曜日その○○公園行って糞虫ぃを殺しに行かないかモナ?」
「今度の日曜日か・・・よし行こう。じゃあなモナ朗。」

101 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/19(土) 20:55 [ TWfbDuso ]
100〉〉の作者です。感想や意見をおねがいします。なにぶん初心初心者なんで。

102 名前:氷雨 投稿日:2004/06/20(日) 00:55 [ KUcyrNIc ]
>>100-101
とりあえず、気になったことを幾つか。

1/4と入ってるってことは、全部で四つのパートに分かれてるってことですか?
もし全部かかれているのでしたら、全て一度にアップしたほうがよいかと思います。

語尾に、読点がついていなかったりついていたり。
会話文のなかで、読点をつけるのはまあ、個人の趣味でしょうが、
通常の地の文でつけるのは、文章を書くときのお約束ですので、ちゃんとつけましょう。

強制改行の部分がちょっとおかしい。
句点、読点、どうしてもそれ以外のところで改行せざるをえないときは、
文章の意味の切れ目、いわゆる文節のところで行なった方が読みやすいです。

会話の部分ばかりで、まるで台本のト書き。
マックでバーガーを食べていた、と入ってますが、そのときの状況は?
モラの様子は?楽しそう?苛立たしそう?モラの話を聞くモナは?
これを入れるだけでも、ずっと文章内の世界が豊かになります。
それと、視点が移動してます。
最初にモラの視点で書いてあるのに、途中で三人称になってます。

”短編”というのは、起承転結が揃っていて、なおかつ短い話のことですので、
「起」の部分しかないこれは短編以前の、只の「ネタメモ」です。
誤字脱字も多いし、全体的に推敲不足の感が否めません。



とりあえず、「小説」として推敲し直した場合、どうなるかの一例を。
一部、文章を改編したことをお詫びします。

僕は、モラ輔。
自分で言うのもなんだが、僕は筋金入りの虐殺厨だ。
今日は友達と一緒にしぃを虐殺したことについて話をしよう。


あの日、僕は友達のモナ朗と一緒にマックでハンバーガーを食べていた。
つい先日、通りがかった公園であった出来事を、僕はモナ朗にひたすら愚痴っていた。
「それにしてもあの○○公園の糞虫ぃときたら、
 ダッコ!やら
 アマクテヤワラカクテコウキュウナモノヲコノシィチャンニヨコシナサイコノクソモララー
 やら、うるさかったんだよ。」
言い難いしぃの半角言葉を、舌を噛みそうになりながら発音する。
「それで、その糞虫ぃどうしたんだモナ?」
とモナ朗が、首をかしげて僕に聞く。
僕は、それに肩をすくめながら応えた。
「ああ、それならちょうど「モナギコクエスト8」を買いにいくとちゅうだったからね。
 無視したよ。それにしてもむかついたなーあんときの糞虫ぃ。」
言いつつ、僕は食べ終わったハンバーガーの包み紙を、
親の敵とばかりに勢いよくぐしゃぐしゃと丸めた。
「それなら、こんどの日曜日、その○○公園行って糞虫ぃを殺しに行かないかモナ?」
のほほん、と笑いながら、モナ郎が僕に虐殺を提案してきた。
こいつも、普段は虐殺なんかしたことありません、みたいな人の良い笑顔をしているくせに、
実は結構やり手の虐殺厨だったりする。
僕は、ジュースのストローを齧りながら、頭の中で、自分のスケジュールを思い返す。
「今度の日曜日か・・・よし行こう。じゃあなモナ朗。」
にやり、と笑いつつ、僕はモナ朗に了承の返事を返した。

日曜日が、楽しみだ。


こんな感じ。
しぃの台詞については、効果を狙ったもの、として今回はスペース無しのままでいきましたが、
通常はスペースを文節ごとに入れて読みやすくなるようにしましょう。

厳しいことばかり言いましたけど、頑張ってくださいね。
小説スレが賑わうのは1虐小説ファンとして嬉しいことです。

…ところで「初心初心者」…ってなんですか…?

103 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/20(日) 06:45 [ UfAIyLSY ]
101さんありがとうございます。後上の「初心初心者」は単なる僕の間違いです。すいません

104 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/20(日) 09:13 [ UfAIyLSY ]
せっかくなので100の続きを下手ながらも書く2/4

そして日曜日・・・
モラ輔はとりあえずモナ朗の家に行くことにした。
ピーンポーン
「はーい」モナ朗の声がかえってきた。
「おはようモナ。」
「おう、おはよう。」
「とりあえずあがるモナ。」
モナ朗の部屋はなかなかきれいに片付いている。俺の部屋とは大違いだな。
「両親はどうしたんだ?」
「長崎に出張でいないモナ。そんなことよりモラ輔、今日何を持ってきたモナか?
「ああ、俺か、」モラ輔は( ・∀・」ニヤニヤしながらリュックサックから武器をとりだした。
切れ味の良さそうな日本刀、ライター、拳銃、塩酸の入ったビン、小型のサバイバルナイフ、
「これが俺の持ち物だ。」「かなり(・∀・)イイ!もの持ってるじゃないかモナじゃあモナも出すモナ。」
片手で持てる位の小さな斧、爆竹3っつ、練りからし、先がとがった槍、包丁をかばんから出した。その顔は笑っている。
しぃ虐殺を楽しみにしているようだ。「ふーん、なかなかのものじゃないか。」「ありがとうモナ。(*´∀`)」
「さて、話をやめてそろそろ行こうか。」「そうモナね。」俺たちはモナ朗の家を出た。
30分後・・・
「さーて公園についたぞ。」俺は糞虫を探しながら言った。「そうモナね。」モナ朗はすでに右手に斧を握っている
よほど楽しみだったのだろう。「あ、糞虫がいたぞ。」俺は茂みを指差しながら言った。「ほんとだモナ」
糞虫が五匹、糞べビが七匹ほどいた。その中にギコもいた。いったい何をしているのだろう?俺達は様子を見ることにした。
「もういいかげんにしてくれゴルァ」ギコが叫んでいる。なんと縛られているようだ。
「ダメヨ!アト4ヒキイルンダカラ」「ギコクン!ツギハアタシノバンナンダカラネチャントシテヨネ」「ハヤクコウビシタイナア」「コウビ!コウヒ!゙ギコクントコウビ!」
コウビ・・・俺達はこの言葉を聞いてぞくっとした。なんとギコは五匹の便所虫と無理やりコウビさせられているらしい。
一方べビのほうは野良ちびギコとレイープしている。
「ベビしぃたんを犯しまくりデチ」「中出しサイコーデチ」「レイープデチ」相変わらずうるさいやつらだ。
「おい、モラ輔あいつらどうするモナ?」モナ朗が突然聞いてきた。
「もちろん皆殺しだ。1、2、3、でとびだすぞ。1・・・2・・・3いくぞ!」言葉とともにもモラ輔が飛び出す。
「ま・・まつモナモラ輔!」モナ朗が遅れて飛び出す。

糸売く

105 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/20(日) 09:25 [ UfAIyLSY ]
続きを書いてみました。感想やアドバイスおねがいします。あと↑の沍旧・伯・・・柱詞・寥伯・′阜嚮血轟・・沍詞酔煙・・・′轟・・沺・轟・法・沍・沍轟血・柱轟・・沺・まbr>
はほんとはダカラネ」」「ギコクン!チャントシテヨネ」「コウビ!コウビ!ギコクントコウビ!」書くつもりです。

106 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/20(日) 19:09 [ XqW0118c ]
104の続き3/4

モラ輔はべビのところへ走り、べビを思いっきり蹴り飛ばした。
「チイイイイイイイイ!」べビは10mくらい吹っ飛んだ。「おおこりゃかなり吹っ飛んだ。素晴らしい!」
「チイ・・アンヨイタイヨーアンヨー」どうやらさっきの衝撃で足が折れたらしい。もろい骨だ。
「チイノアンヨドウシテクレルンデスカ!コノギャクサ・・・?チイイイイイイイ」
べビの言葉が途中で途切れた。モラ輔が踏み潰したからだ。「ナ・・・コ・・カハッ」べビはこの言葉を残し絶命した。
べビをころしたあとふとそう言えばモナ朗はどうしたんだろう、そんなことを考えていたそのとき「おーいそこのモララー」
だれかが俺をよぶこえが聞こえた。ふりかえってみるとそこにはさっきのギコがいた。
「助けてくれゴルァ」俺に助けを求めているようだ。「よーし今助けるぞ。待ってろよ。」
俺がギコの所へ走っていくと一匹のしぃが「ハニャーン、アタシノギコクンヲサラウギャクサツチュウガイルヨーコノクソモララーコロスノテツダッテー」
さらったのはお前だろ!と心に思いつつ襲ってくるしぃを斬っていった。
「シィノオテテガーーーー」「ハニャーン、ダルマサンニナッチャッタヨー」「ハニャ?マックラニナッチャッタヨーコワイヨーデンキツケテヨー」俺が斬りつけた奴らが騒いでいる。・・うざい。
「お前らうぜえんだよ。みんなまとめてぶっ殺す。覚悟しな。」そういうと俺は塩酸の入ったビンをあけしぃどものくちにぶち込んだ。
「bjgyghftbッデ5レbvyh?」「アベシィーーーーーー」「ダッコスルカラーーーーギャーーンghftyヴdf」
ものすごい悲鳴だな。これだから虐殺はやめられない。
「さてと、」俺は縛っていた縄を切りギコを助けた。「あ・・・ありがとうだゴルァ。」ギコの顔は青ざめていた。きっと24時間コウビづけだったのだろう。
「おーい、モラ輔ー、」モナ朗だ。「何だー?」「これ見てモナ。」そこには両手がないしぃがいた。きっとモナ朗にもがれたのだろう。
その辺を見渡すと、べビの死体がごろごろ転がっていた。モナ朗の腕前はあなどれない。
「こいつを虐待しようモナ」「よし、では定番の耳もぎ」「ギャアアアアアアシィノオミミーイタイヨーーー」しぃの顔は涙でぐしょぐしょになる。「次は腸を引きずり出す。」
「ギャアアアアアアアアアアアア」「こてっちゃんキタ−−−(°∀°)−−−!!!」「ナンカ・・・オナカ・・・ガヘンダ・・・・・・ヨ・・ゲフウ」「死んだか・・・」「そうみたいだモナ」
「デチデチデチデチデチ」「あのちびギコどうする?」「そうモナね・・・そうだ!ウフフフ」
モナ朗がその案を教えてくれたとき、俺は思わず( ・∀・)ニヤニヤしてしまった。」「よし、行こうか」俺達はちびギコ達に向かって歩いていった。

糸売く

107 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/20(日) 21:16 [ mPnEaGhk ]
>>ジサクジエン氏
とりあえず、私も推敲する事をおすすめします。

108 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/21(月) 16:50 [ pLxBQQCg ]
>>ジサクジエン氏
改行してくれ・・・・・・

109 名前:ジサクジエン 投稿日:2004/06/21(月) 18:59 [ cgYownog ]
107〜108さんすいません。今度からちゃんと改行します。

110 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/22(火) 22:49 [ 1patqs5w ]
>ジサクジエン氏
視点が移動してる、半角の科白にスペースが入っていない、改行がおかしい
以上は上で言ったことの繰り返しになるので略。

モナとモラの武器について、細かく書いた意味が今の所ないです。
特にモナのほうは、斧以外の武器を使っているように見えない。
そもそも、わざわざ家に行って武器を見せ合うという描写に意味がない。
公園に行く途中の道すがら、武器について話しあう、という方が
ストーリー的にスッキリする。
物語の舞台となる場所はなるべく絞った方が良いです。
それと、武器に関しては、むしろ一つか二つくらいに絞って、
その武器を使う様をもっと具体的に書いた方が面白いかも、と思います。

とにかく、推敲不足です。
モラの一人称からはじまってるのに、途中で三人称に変わったり、
一人称に戻ったら戻ったで、今度は自称が「僕」から「俺」になってたり。
小説では、自称というのも一つの個性ですから、なるべく統一させるように。
もちろん、効果として「僕」「俺」を混ぜて使うキャラ、というのも考えられますが。

文章内で、顔文字を使うことに関してはどうなんだろう…

111 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/23(水) 03:31 [ H7jgDtTs ]
文章内で顔文字を使う文章を良い小説として扱うことは、滅多にありません。
顔文字は、文を書き慣れない方が文章中に使用することが多く、先進的というよりは稚拙な文章と見られがちだからです。
先進性は基礎ができてこそ光るものでありまして、初めてで先進的快文ができるのは、千分の一、億分の一の確率で現れる「偶然か天才的才能」だけなのです。
それ以外の、単にルールを守らないだけの人の文章は、人に読んで貰えない文章ということになり、苦労した分だけ大変にアレです。

この場合、基礎ができていない場合ではないかと思われますので、是非ともルールを守って頂きたいと。
切に願う次第なのであります。

112 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/23(水) 22:34 [ DGbaFhao ]
小説初挑戦です。失礼ですが評価お願いします。


 

「あ〜ムシャクシャするっ!!」

道路をやや急ぎ足で歩いている男は、
路上に捨ててあるカンを勢いよく蹴りながらこう言った。

「上司からは注意されるし、麻雀では負けるし・・・・」

どうやら仕事面、賭け事でうまくいってないらしい。
彼の顔は真っ赤で、その今にも噴火しそうな顔を見て
少し避けるような動きを見せる者も少なくなかった。

「あのクソ上司め!見てろ・・・。今に俺が出世したらあーしてこーして・・・・」

ブツブツ独り言を言いながら、彼は信号が青になったのを確認し、
顔を下へ俯けながら、公園へと入っていった・・・・

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

「ハニャーン!キョウモ イイテンキダネ、ベビチャンタチ♪」

母親のしぃと思わしき者が、ベビーカーを押しながらこう言う。

「チィ♪」

母親の声を聞いて、ベビーカーの上に乗っている、
3匹のベビしぃが、声を揃えて反応した。

「キョウハ 公園ニ イクンダヨ ベビチャン♪」
「チィチィ アニャーン♪」

どうやら、しぃの親子は公園に行くようだ。
ベビしぃ達は、母親の言葉を聞いて嬉しくなり、
つい重心を前に傾け、公園に早く行きたいような素振りを見せた。
そして、深緑の街道を潜り抜けると、
これから起こる悲劇など思いもせずに、愉快に公園に入っていった・・・・

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

男はベンチに座って、先程自販機で買った
コーヒーを飲み干し、ゴミ箱に空き缶を投げ入れた。

「こんなことしてていいのかなぁ・・・・・」

外回りに行くつもりだったのか、胸ポケットには大量に名刺が入れてある。
男の頭に一瞬迷いが過ぎりながらも、
「そんなの知るか」と言わんばかりにベンチに寝転がる。

そして、男が一瞬眠りかけた時・・・・・一つの声が聞こえた・・・・

113 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/23(水) 22:35 [ DGbaFhao ]
「チョット ソコノモララー!!ココハ シィチャンタチガ 座ルンダカラ ドイテヨ!!」
「あぁ?」

せっかく眠りかけた所を邪魔されたのがイラつくらしく、
まるでケンカを売るように反応する。

「2chノ アイドルノ シィチャンガ スワルンダヨ!!サッサト 消エナサイヨ!!アンタダレナノヨ!?」
「チィチィ!」

ベビーカーに乗っているベビしぃも
「そーだそーだ」
と言わんばかりに声を上げる。

「俺は・・・・・」

男は胸の大量の名刺を取り出し・・・・

「こういう者ですがっ!!?」

男はしぃの口を無理やり開け、名刺をどっと詰め込んだ。

「イ゙イ゙イ゙イ゙ィヴィ!!?」

しぃは紙を詰め込んだ口で、必死に叫ぶ。
そして男が殴りかかろうとした時・・・・・
1匹のベビしぃがベビーカーから飛び出してきた。
ベビしぃは恐る恐る男の腕に掴み乗り、そして噛み付いた。

「イテッ!何しやがる糞ベビ!!」

男は少し痛そうな顔でそう言い、ベビを地面に叩きつけた。
そして、追い討ちを掛けるように、ベビの体に足を乗せる。

「ヂイィィィィ!!?」

鈍い音と、ベビの悲鳴と同時にベビしぃが潰れた。
男の力が強いのか、それともベビの体が脆いのか、
何れにせよベビは予想よりあっさり潰れた。

114 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/23(水) 22:43 [ DGbaFhao ]
「ヴェフィヒャーン!!(ベビチャーン!!)」

まだ口の中の名刺を吐ききれていない母親しぃが叫ぶ。
その顔は子供よりも表情が読みやすかった。

「アニャーン!!」

ベビーカーからもう2匹のベビしぃが飛び出してきた。
男はそれを紙一重で避け、後方へ退いた。

ふと見るとベビは落ちた衝撃で負傷したようだ。
1匹は片足が無くなり、もう1匹は打ち所が悪かったのか、
頭から血を出して死んでいた。
男の顔はベビしぃのあまりの脆さが
予想外だったのか、少し驚いた表情だ。

「ハニャ!!ヨクモ ベビチャンオー―!!」

母親しぃはようやく名刺を吐ききったようだ。
「勝手に死んだんだろが」
と、男は言おうと思ったが、狂って殴りかかってくる
しぃにその言葉は無駄だと判断し言葉を飲み込んだ。

「あらよっと!」

男はしぃの拳を平手で受け止めひざ蹴りをかました。
そしてしぃは、口から血は吐いて倒れた。
男の顔は僅かに笑っていた。

115 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/23(水) 22:44 [ DGbaFhao ]
「ヴ・・・ウゥ・・ウブ・・」

男は微かにしぃが動いているのを見て、近ずいていった。
そしてタバコを吸う為に持っていたライターで、
しぃに火を付けた。

「ア゙ヅィイイィィイイイ!!」

その光景を見て、男は鼻で笑った。まるで見下すかのように・・・・

「ダ・・・コ・・スルカ・・・ラ・・・」

しぃはその言葉を最後に、息を閉じた。

そして再びベンチに座ろうとした時、男の携帯が鳴った・・・・

「モナ助か。なんだ。」
「上司がカンカンモナよ。外回りの予定の会社から
  電話がかかってきたらしいモナ」
「ヤベッ。すっかり忘れてた。い、今からすぐ行く!!」
「予定の時間から10分も過ぎてるモナ。急ぐモナよ。」
「OKOK。」

そう言って男は携帯を切り、走っていった。
恐らく、走った際に片足の無いベビを踏んだのは、
男もわからなかっただろう。
男は妙に爽やかな笑顔で走り、公園を出る時にふと思った。


       「この爽快感はいったい・・・?」

116 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/06/24(木) 21:30 [ 3iRiuLNw ]
   =====逆襲=====
町並みを、大人のしぃとベビが2匹、そしてモララーの子供がいた。
モララーの子供は、死にそうな顔をして、大きな荷物を持っていた。
「なんで・・・僕だけ・・・。」
「ウルサイワネ!ギャクサツチュウノガキガ セカイイチイダイナシィチャンガ ソダテテヤッテルノヨ!
 ニモツモツクライ ココロヨクヒキウケルノガ トウゼンデショ!ナンカモンクデモアルノ!?」
文句が無いはずは無い。しかし、このモララーの子供は、親を事故で亡くし、
引き取られたのだ。・・・・・・アフォしぃに。
「うわあああああ!」
モララーの叫びと共に、荷物の落ちる鈍い音がした。
「ハニャアアアア!ナンテコトヲシタノ シィチャンノタイセツナニモツヲオトシタワネ!イエニツイタラ
 タダジャオカナイカラネ!」
家に着いた。
「コノクソモララーガ!シィチャンパンチヲクラウトイイワ!ベビチャンモイッショニヤリマショ。」
「チイチャンスーパーパーンチィ!」
ボコッ! バキッ!
普通のモララーなら、子供でも楽楽かわせるパンチだが、
まともな食べ物も食べられないこのモララーには、しぃの貧弱な
パンチですらよけられないのだ。
「ハヤクバイトニイキナサイ!カエッタラリョウリヲツクッテ オフロヲワカシテ シィチャンヲマッサージシナサイ」
仕事、仕事、仕事。唯一の休息は、二時間あるか無いかの睡眠だけだ。
そして、今日遂に、家を追い出されることになる。
「お風呂が沸きました・・・・・・。」
「ジャ、シィチャンハハイッテクルカラ クソモララーハ ベビチャンヲ ダッコシナサイ」
「ハヤクダッコチナチャイヨ ソウシナイト チイチャンスーパーパンチダカラネ!」
と、その時、風呂場から悲鳴が聞こえた。
「アツイー!! ナニヨコレ!クソモララーチョットキナサイ!」
(しまった。せっていおんどを間違えた!)
「アンタナンカデテイキナサイ!コノヤクタタズノ ウスボンヤリ!」
ブスッ!
ナイフを足に刺して、家の外に放り投げた。
「く・・・そう・・・」
幸いしぃ族の力なので、深い傷ではなかった。ナイフを足からひきぬくと
モララーは交番に向かった。この惨事を、伝え様として。
しかしモララーは足を止めた。
(おれの手で・・・あいつ等は・・・殺す。だが、今挑んでも
 おそらく勝てない。この飢えを何とかしてからだ。)
そう思い、今度は公園に向かった。チビギコが佃煮できるくらい居る。
こちらを向いたフサギコが言った
「ア、ミルデチ!キケイガ アソコニイルデチ!」
「コレハ、アボーンシナクチャ イケナイデチネ!」
2、3匹突進してきた。モララーは手に持っているナイフを構えた。
バシュ!
「ヒ・・・ヒガッ・・・」
一匹目のフサは、その声と共に死んだ。怖くなったのかほかの奴等は
一目散に逃げていった。
「肉なんて・・・何年振りだろう?」
そう言うが早い、フサギコの死肉にかじりついた。
「殺してやる・・・殺してやる・・・」
それからモララーは、殺した物の死肉と、畑から盗んだニラのみで育った。
全ては・・・逆襲の為に・・・。

117 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/06/24(木) 22:09 [ 3iRiuLNw ]
>>116より
 
子供モララーの腕は、大人のモナーやモララーでさえ殺せるほどになっていた。
「君・・・良い腕してるねえ。」
男らしい低い声だ。子供モララーはいきなり斬りかかった。
「殺す!お前も殺してやる!!」
しかし、その攻撃はあっさりとかわされた。
「まあまあ、そう興奮しなくても、ぼくは君を雇いに来たんだ。」
「雇う・・・?何をだよ!俺はもう殺す事しか出来ねえぞ!」
「その殺しの才能を求めてるんだよ。暗殺組織『MORA』に
 就職してみる気は無いかね?そのナイフはもうボロボロだ。
 うちに入れば銀製の高級ナイフを何本でもやる。拳銃もあるぞ」
「・・・わかったよ。その代わり寝る所とまともな飯をくれよ。
 おれはここんとこ、チビギコの肉しか食ってねえ。
 あと・・・もう一つ。前にこの住所にすんで居たしぃどもの
 行方を探してくれ。俺はそのために腕を磨いてきた」
「お安いご用さ!君が入ってくれるなら。ほら、コレが今の居場所だ」
そういうとモララーは、赤ペンを取り出し、地図に何か書いて差し出した。
「近いな・・・。今から殺しに行ってくる。手続きは勝手にしといてくれ」
「ほう。それならこのナイフをもっていけ。さっき言った銀ナイフだ」
子供モララーは走り去っていった。モララーから受け取った地図と
銀のナイフを持って。

目的地に・・・着いた。
「探したぜ!糞虫一家!!」
「ハニャ!!アンタハ イツカノクソモララージャナイ!ナンデシンデナイノ!?」
「てめーらの非力な腕力で死ぬかよ!さあ、あの時の恨み
 たっぷり返させてもらうからな!!」
「ナニヨ、ソダテテモラッタオンヲ、アダデカエスツモリ!?」
「育てた!?ふざけんじゃねえよ!!奴隷と同じじゃねえか!」
「モウユルサナイワ!ベビチャン!スキナダケヤリナサイ!!」
2匹のベビが向かってきたので、ナイフを鞘から抜いた。
「ベビチャングレートパーンチ!」
「ベビチャンスターキーーーック!」
「おめえらも俺のこと殴ったよな・・・、殺す。」
ブシャ!!ブシュ!!
「バニャアアアアア!イタイヨゥ!」
「ラクに死ねると思ったら大間違いだ。肺に穴をあけたから苦しみながら死ねるよ」
「カフッ、ヒガッ・・・」
「ハニャアアアアア!ヨクモベビチャンヲ!!」
「ふん・・・。自業自得だ、ベビの死に様をよく見るんだな。」
親しぃを縄で縛り、背中にナイフを刺した。


逆襲は・・・終わった。
「あの組織にはいりゃ、もっと殺せるかな・・・」
既に殺人狂になった子供モララーは、暗殺者として一生を終えた。

118 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/26(土) 17:27 [ fCaNCoJU ]



参加させて頂く



-日常的な非日常-

・・・俺の日課。それは飯でもなく、勉学でもなく、ましてや・・・自慰などではない。
俺の日課とは、虐殺、虐待のことだ
どんな日だってそれは変わらなかった。
俺は暇になるとひたすら虐殺を繰り返していた。日課ではなく、むしろ趣味とかそういう類のものかも
しれないのだが。なぜ俺は虐殺をするのか。それは自分の欲望を満たすためだ。
そこら辺のしぃだとか、チビギコだとか、そいつ等が血を噴出しながら哀れに命乞いする様など
絶景ではないか。俺に泣き縋る哀れな奴もいれば最後まで抗う愚か者もいる。
そういう情けない奴等を殺して俺は欲望を満たしていた。

・・・ある日。
いつものようにひたすら、ひたすら虐殺を繰り返していた。
耳が千切れる音、目が、腕が、足が潰れる音。
血が吹き出る音。そして、泣き叫ぶ音。
すべてが心地よかった。自分の力を示すということが。
いつもの様に虐殺を終えて家に帰り、体中にこびり付いた雨水、欲望の血をすべて風呂で洗い流した。
そう。いつもの様に・・・

風呂に入りながらふと、ある事を考えていた。
昔、俺を否定した奴の事を。そいつはしぃだった。
何か特別なものがあるわけでもない、いい体をしているとか、そういう物がない普通のしぃに
俺は心を惹かれていた。
そいつに俺は自分の気持ちを告げた。
返事は悪くなかった。確かな手応えはあった。
しかし、最後のあいつの言葉。
「デモ・・・アワレ」
何のことを哀れっていったのか?それは・・・・
虐殺のことさ。あいつは俺の欲望を満たしていた唯一の存在を否定したんだ。
何がなんだか分からなくなった俺に、追い討ちをかけるようなあいつの言葉。

「アナタノシュミハギャクサツ?ソコマデシテジブンノチカラヲシメシタイノ?」
・・・黙れ・・・耳障りだ・・・・

「コタエナサイヨ・・・」

ゴスッ
鈍い音がした。
俺は殴った。俺を否定したあいつを。
「やめろ 俺は間違っていない なぜそんなことを言うんだ」
ひたすら顔面を腹部を背中を、あいつのあらゆる場所を殴った。蹴った。千切った。折った。
単調な事を繰り返す内に、あいつはただの肉の塊になった。
返り血を浴びた俺の体は真っ赤に汚れていた。

俺は生涯でたった一人愛せたかもしれない奴を殺した。
俺はあいつの問いに答えていなかった。今、言い訳を考えている。

・・・なぜかこの事を思い出した今日、ついに吹っ切れた。
「ふふふ・・・はっはっはっはっははは!
何を悩んでるんだ俺は・・・そんな事考えなくていいんだ・・・
だって俺は正しい俺は間違っていない俺は正しい俺は正しい俺は正しい俺は正しい・・・・
あっはっはっはっは・・・・」

119 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/26(土) 17:28 [ fCaNCoJU ]
次の日。
俺はいつものように虐殺を繰り返していた。
クックック・・・哀れに喚け!自分の非力さを呪え!
最後の一匹のしぃに取り掛かろうとしたその時
「・・・哀れ」
・・・!
鉄の棒を振り下ろそうとする手が止まった。
「何だと貴様」

「哀れっていったの」

「何考えてるんだ、お前もうじき死ぬんだぞ」

「ええ」

「なんだよ、薄気味悪い奴だな」

「早く殺しなさいよ」

・・・・
あいつに似ている。顔こそ違っていても、性格が、だ。
「昔、お前みたいな奴がいたよ」

「その方はどうなったの」

「俺が殺した」

「そう」

「・・・俺が怖くないのか?」

「もうじき死ぬんでしょ?なら怖くない」

「面白い」
・・・なぜだろうか。俺はこいつを殺さなかった。あんなにあいつに似ているのに。
いや、もしかしたら殺せなかったのかもしれない。
「ここは?」

「俺の家だ、立派なもんだろ」

「ええ」

「・・・そうだな、風呂入って来い。泥だらけで汚いぞ」

「そうする」
そう言うと奴は風呂の方にむかっていった

こいつは生かして、地獄の苦しみを堪能させてやろう・・・
あの時は衝動的に殺したが、今度は冷静に、だ。
しかし、まったく他のしぃとこれだけ違うとはな。
全角で喋るとか、俺が怖くないとか、実際はどうだか知らんが。
全角で喋る、ってのは案外珍しいものらしいがそんな事は関係なかった
俺が怖くないなんて、俺を否定するに等しい。
苦しませて、苦しませて、俺を恐怖の存在にしてやるのさ・・・

俺は、自分から今までにない笑みがこぼれるのに気がついていた。


-続?-

120 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/06/26(土) 22:57 [ QekQHv/w ]
      ===虐待保育園===
「ジャア オナガイシマース!」
かんだかいしぃの声が響く。
「はいはい。お迎えはいつ頃になりますか?」
今度は低いモララーとモナーの声
「ウーン・・・ワカリマセン デキルダケハヤクキマス」
「それじゃあ、くる時になったら、電話してくださいね。」

ここは保育園。仕事などで家を空ける人の為に、子供を預かる所だ。
特にこの保育園は、冷暖房完備・一人一つのベッドなど、町内でも指折りの
優良な保育園だ。それゆえ、収容限界はたった20人である。
しかし、これほどの所が何故満員にならないのだろうか?

「はーい皆さん!いまからかけっこをします。かけっこで3位までになった人は
 ダッコのご褒美があります。でも、びりから3番目までの人は、罰ゲームです。
 あ、あと、途中に障害物があるので気をつけてね。」
ダッコと聞いた瞬間、ざわざわしてきた。
「ダッコダッテ!ゼッタイイチバンニナル!」
「ハシルノニガテダケド、ダッコノタメナラ!」
「じゃあいくよー。よーい・・・・・・ドン!」
一斉に走り出した、ダッコを求めて、全速力で走る子供たち。
ドンッ!
「イタタタタ・・・、ココニナニカアルヨ!」
「センセーノイッテタ、『ショウガイブツ』 ジャナイ?」
第一の障害物、アクリル板。
普通なら微妙に背景が変わるのでわかるが、ダッコに目が行ってる子供には見えなかったのだ。
アクリル板を乗り越え、子供たちは走る。そこ2つ目の障害物があった。
第二の障害物 ネット。
子供たちは、サッカーボールのようにネットに突っ込んだ。
流石のネットも、二十人の子供に乗っかられたので、破けた。
穴を抜け、何やらキラキラした通りに出た。
「アシガ、イタイヨウ!ナニコレー!?」
これは、画鋲だ。画鋲と言っても、表(トゲ)向きではない
裏を向いて地面に不規則に刺してあるのだ。
そこに、まだ軟らかい子供の足がこすれ、皮がむけたのだ。
これにより、後続組はトップグループを抜き、ゴール。
「はーい、よくできたねー。ご褒美のダッコだよ。」
「ワーイ、ダッコダ!シィチャン オソラヲトンデルヨ!」
そしてワースト3の罰ゲームだ。
「ほかの17にんは部屋に戻りなさい。」と、モララーがいった。
その途端、モララーの目つきが凶悪になった。
「はーい、罰ゲームのお馬さんゲーム。」
「オウマチャンゲームッテ、ドウヤルノ?」
「今説明するモナ。まず、ここに籠が三個あるモナ。これを背おるモナ。」
そう言うと、子供は籠を取ってきた。
「それじゃあ始めようか・・・・・・」

121 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 01:43 [ 7g7s6Les ]
1/2

モララーはやけになっていた。
上司がウザかった。
「禿上司の奴……俺の出した企画書を……
 デストローイ!ならともかく、鼻かみやがって……マジ腹が立つ……」
モララーはこんな日はバーに逝くことを決めていた。
そして、行きつけの「BAR・オマエモカー」にたどり着いた。
「らっしゃい!って、モララーか。また会社で何かあったのか?」
「ああ。上司の奴がよぉ、(以下モララーの愚痴。省略」
「まぁ、そんな日は飲めや。何にする?」
「んじゃぁ、カッパキザクラ。」
「流石にそれはない。」
マスターと雑談を楽しみながら、いやなことを忘れようとしていたときだった。
一匹の糞虫が入ってきて、突然、
「コノミセハ ダッコカクメイトウガ センキョシタ! オトナシクシナサイ!!」
と言い放った。
「シニタクナケレバ シィヲ ダッコシテ ソノアト アルダケノ ショクリョウト コノミセヲ ワタシナサイ!」
「ハニャーン! オトナシク シィヲ ダッコシテ ショクリョウト コノミセヲ ワタシタホウガ イイヨ」
「アト ギコクンハ シィタチト イッショニ キテネ! コナイト ココニイル ヒトタチ ミンナ シンジャウカラ」
続いて2,3匹が入ってきて最初のしぃに続く。
(糞虫め……お前さえ来なければ俺は明日からも会社に出社した筈だ。
 こっちは金払ってでも立ち直りたいんだからな……ぶっ殺す!)
「お前ら!死にたくなければ今すぐ出てけ!ここはお前らみたいな糞虫が来る場所じゃない!」
モララーの言葉に、マスターも立ち上がった。
「少なくとも!俺はお前らにこの店を明け渡す気はないぞ!!さっさと(・∀・)カエレ!」
「シィタチノ コトバガ キコエナカッタノ!? ソレトモ シニタイノ!?」
「いや、お前らを殺す!」
「ププッ クソモララーガ ガンバッチャッテルヨ」
「モウ ミテランナイ! オカシクテ タッテランネーヨ」
「ジャァ エンリョナク クソモララーヲ コロスネ」
そういって、8mmマグナム口径の銃をモララーに向ける。
別のしぃはあぼーん砲を発射する気で居るらしい。
「マスター!そっちの一匹を任せた!!」
「わかった!でも無理するなよ!お前はうちの常連客だ!万一死なれたら儲けに響く!」
「安心しろ!俺は死なない!」 
そんな会話をしながら、しぃの後ろへ回り込み8mm口径の銃を奪った。
そして、それをしぃに向けて言い放った。
「今すぐ出てくか?それとも死ぬか?どちらか選ぶ時間をくれてやる!」
「フーン シィヲ オドスンダ マターリノ カミサマノ テンバツガ オチルヨ?」
「まぁ、糞虫を人質に取っていたら、お前らの『マターリノカミサマ』とやらも天罰を下せないな。
 なんてったって、愛するしぃちゃんが死んじゃうもんな!」
あざけ笑うモララー。しかし、モララーは後ろで構えていた革命党の狙撃班に気がつかなかった。
無情な乾いた音が空と店内に響く。
その時間だけ、時が止まったように見えた。

122 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 02:09 [ 7g7s6Les ]
2/2
しかし、モララーに玉が当たることはなかった。
代わりに、肩から血を流すマスターが居ただけだった。
「マ、マスター!?」
「俺は時期に殺される。唯一の常連のお前にこの店を託す!立派に……してく……れよ……」
それだけ言い残すと、マスターから暖かみが消えた。
モララーは完全に切れた。一言で言い表すならアヒャ状態である。
「死ねやお前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
そういうと、奪った銃を乱射した。幸い他に客が居ないため、客に被害が出ることはなかった。
もちろん。革命党軍の被害は莫大だ。
「シィィィィィィィ!?」や「ハギャァァァァァァァ!」といった、しぃ特有の叫びが聞こえる。
「これ位で死なせるつもりは全くねぇぞ!お前ら一匹づつ殺してやるからこっち来い!逃げても銃殺だ!」
「シィィィィィィ……シィガ リーダー ダカラ シィハ イチバン エライ カラ シィダケハ ミノガシテョゥ……」
「お前が主犯格か……お前は一番後ろに並べ!逃げたらどうなるかわかるな?」
「シィィィィィ……コンナノ マターリ ジャ(略」
「まず一番来い!!」
「シィィィィ……ダッコ スルカラ シィダケハ(略」
「見逃してやってもいいから質問に答えろ!お前らの本拠地は?そして、そこには何匹の糞虫がいる?」
「ホンキョチハ トウキョウト コウトウク ユメノシマノ ゴミステバ ダヨウ……ナカマハイパーイイテカゾエキレナイヨウ……サァ ヤクソクヨ カイホウシテヨ?」
「本当に解放すると思ったのかと小一時間(略」
「シィヲ ダマシタノ? コノギャクサツチュ……ハギャァァァァァァァァァァhgドskjンソdン!!」
訳の分からない言葉を残して、一匹の糞虫は氏んだ。
その後は何も聞くことがないので、いたぶって頃してやった。
そして、主犯格の番である。
「お前は特別じっくりと頃してやるからな……」
「コンナノマ(略」
モララーは糞爆弾の下準備を始め、新木場夢の島へ向かうことにした。


「BARオマエガナーの惨劇」第一編は終わりです。添削とかおながいします。
初物の駄作失礼シマスタ。

123 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 02:10 [ 7g7s6Les ]
誤:「オマエガナーの惨劇」
正:「オマエモカーの惨劇」

124 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/27(日) 09:49 [ PSRIuos2 ]
>>112
「近ずいて」→「近づいて(近付いて)」


>>116
「設定温度」が平仮名なのはモララーの幼さの表現?
「挑む」とか「飢え」とかは漢字に変換されているので、
推敲していないだけのように見える。

セリフ以外の描写が少ないので、下書きみたい。
特に虐待描写は作品虫のメインなのだから、
擬音(ブスッ、とか)だけで済ませるのではなく、
感情描写も入れてもっとねちっこくいった方が良いと思う。

Ex.
 ブスッ!
 腿に衝撃を感じて、モララーは視線を下ろした。
 ナイフが刺さっている。モララーが毎日、義母や義妹のために果物を
切ってやっている、あのナイフだ。
 これは何かの冗談、あるいは悪い夢。
 モララーは途方に暮れて、義母を見上げた。
 彼女は笑っていた。モララーを傷つけるのが楽しくて仕方ないと
言いたげに、悪魔に憑かれたように笑っている。
  (・・・ここまでしつこくなくてもいいけど)


>>118
シチュが好みなので甘くなってるかもしれないけど、
本スレに行ってもいいんじゃないだろうか。
強いて言うなら、主人公としぃとの会話の間に、
しぃが落ち着いている様子とか、主人公が戸惑っている様子とか
描写してあった方が良いと思う。


>>121
マスターが死ぬところの描写で、死んだ瞬間一気に
体温が無くなったように読めて違和感がある。


---------------------------------------------------
自分の趣味が片寄っている自覚はあるので、
他の人の意見も待ってから参考にして。

125 名前:118 投稿日:2004/06/27(日) 12:16 [ zyxHk8/. ]
>>124
レス有難う御座います。
二人の様子を描写する・・・なるほど、参考になりました。

他の人の意見を聞いてからまた投稿させて頂きます。

126 名前:118 投稿日:2004/06/27(日) 21:04 [ Jwd/Y8N2 ]
一応、続きを投稿しておく
日常的な非日常、終幕です


-日常的な非日常-2

俺は今、悩んでいる。
-地獄の苦しみ云々と言っても、一体どんな虐待をしてやろうか-
とにかく今は風呂に追っ払っているが・・・どうしたものか

「すぐ思いつくような簡単な方法じゃぁだめだ。殺しても殺し足りないような奴だからな」

15分経過。

風呂の中では、しぃが寛いでいた。
「(気持ちいい・・・でもすぐに殺されてしまうのだろうか?)」
しぃ族とはそういう運命と分かっていても、死が間近に迫ってくるというのは誰しも
恐怖感を覚えるに違いない。
「(どうせ死ぬんだから・・・そう思いながら生きてきたけど・・・)」
死とは。
しぃはいつも他者の死を目の当たりにしてきた。
四肢を切断され死ぬ者。集団暴行を受け、顔が滅茶苦茶になって死ぬ者。
薬物の実験台にされる者もいた。
自分もいつかそうなるのだろうか。
そう考えながらも、今は風呂の中の心地よさに浸っていた。

30分経過。

虐待の計画は着々と進んではいなかった。
「(縛り付けて、殴って・・・いやだめだ!これは在り来たりだ・・・)」
「(水責めはどうだ?いや、これも・・・)」
くそっ、と嘆くと床に寝転んだ。
「(今までなんとなくやってきた虐待・・・だけどよく考えると、物凄く大変なものなんだな)」
キィ・・・バタン
しぃが風呂から上がってきた。
「(ちっ、もう出てきたか。)」
「有難う、いい湯でした」
「そうか、まあ寛いでてくれ」
そう言われると、しぃはソファーに腰掛けた。
「(正直な所、毒でも盛ってやろうかと思うのだが、そんな物俺は持ってないし・・・)」
カチャッ
「お前さんも飲めよ、コーヒー。俺のは美味いぞ」
ドカッ、っとソファーに腰掛ける。
「有難う」
ズズッ
「美味しいね」

「俺はコーヒーと虐殺は凝ってるんだ」

しぃにフフッと笑われ、少し心外だった。
虐殺に凝ってると言われて笑う馬鹿がどこにいる・・・

コーヒーを飲みつつも視線を下に落とし、考えた。
「(何を悩んでいる?俺は。こんな奴、和んでないで早く殺したほうが・・・・)」
早い話、こんなしぃは飛び掛って馬乗りになってナイフかなんかで滅多刺しにした方が早い。
顔面を、体を、臓器を、ぐちゃぐちゃにしてやったり、ついでにこれは定番だが
耳もぎとか。
今すぐ奴の血で部屋中を鮮血の赤で染めることもできる。
しかし俺は納得がいかなかった。
ここまで憎い奴と似てる奴なんて、そうそういないというか、絶対いないはずだ。
だから俺の考え得る最高の方法で殺してやらなきゃ済まなかった。
「何ぶつぶつ言ってるの?」
ビクッ
いきなり話かけられた俺は、戸惑いながらも皮肉をこめてこう言った。
「お前をどういった方法で虐殺しようか、迷ってるんだ。
さっき虐殺に凝ってるって、言ったろう?」
すると、返事は。
「そうなの。でも殺すなら早くしてね。
どうせしぃ族は虐殺される運命だから・・・」

訳がわからない。
こいつは自分の死を割り切って考えてるとしか思えなかった。
だからこそ俺はこいつが憎いのかしれない。
目の前にいる奴の姿を見ながらやれやれ、と首を振りつつコーヒーを飲み干した。

「まったく、お前を見てると腸が煮えくり返るよ。
なんでそこまで死を割り切れる?」
しぃは一つ溜息をつくと、こう言った。
「貴方みたいな人が沢山いるからしぃ族は虐殺されるんでしょ?
貴方達がいる限り、それは終わらないよ。仕方ない事でしょ。」
・・・確かにな。俺は虐殺を止める気は無い・・・

127 名前:118 投稿日:2004/06/27(日) 21:04 [ Jwd/Y8N2 ]

そういい終えるとしぃはコーヒーを飲み干した。
「ご馳走様、美味しかった。今日はもう寝る」
呆然としてた俺は突然の言葉に我に返った
「あ、ああ。上にもう一つベッドがあるから使えよ」
しぃは階段を上がっていった。
「ふう・・・さて、計画でも練ることにするか。」

・・・

「これで、いいか。実行は明日にして今日は準備と休養を取るとしよう」
必要な物は・・・
・ロープ
・石油
・鉄の棒
・肉
・包丁
・ガムテープ
以上。

・・・なんか先が読めそうな、些か簡単過ぎると思うが計画を練った結果。
シンプルな方法で奴を虐殺しようと決心した。

「さて、準備も何も虐殺とか使えそうな物は家に大抵あるとして。
・・・肉がないな」
「肉買ってきて、風呂入って、寝るか」

次の日。
「ふぁ・・・おはよう」
しぃが寝ぼけてながらやってくる。
「おはよう。」
俺、返事はすっきりしているが実は昨日眠れなかった。
期待と不安が入り交ざった複雑な気持ちになっていたから。
「(夜、計画を実行する。)」


-夜-
「おい。外に行くぞ」
しぃは一瞬動揺した。
「なんで?」
俺はニヤリと口を引きつらせて、言った
「虐殺の時間だよ」
さて、俺が見るからに、しぃの血の気が引いてるのが分かる。
「なんだ、今ごろになって嫌だとかぬかすなよ」
「・・・」
俺はしぃの手を引いて公園までやってきた。
「舞台が質素とか在り来たりとか言うなよ。」
そういうと俺はしぃの頭を鉄の棒で殴った。
「!」
ゴスッ
鈍い音。久しぶりに聞く音に俺は、酔いしれていた。
「おっと、こんなことしてる場合じゃないな。」
俺は準備を始めた。手ごろな木に体を、手足を縛り付ける。

「よっと、今必要の無い物は置いといて・・・っと」
俺が置いたものは大小二つの箱だった。
「ふぅ・・・」
カチッ
暫し、起きるまで煙草を吸う俺。
煙が辺りを漂う。

そして煙草の煙の臭いの中、しぃは目覚めた。
「う・・・」
頭がズキズキして、目が少し霞む。
「お目覚めかな?」
「This is entertainment!・・・なんてな。」

ザクッ
「ハニャッ!」
刃物が腹に食い込む音。
血が少しピュッ、と出て傷口から血があふれ出てきている。
「あうぅ・・ぁぁぁ」
しぃの顔は苦痛に歪んでいる。
「ふふふ・・・はっはっは!面白いよ・・・
屑が悶え苦しむ様はなぁ・・・」
包丁を突き刺したまま、鉄の棒でその包丁を打ちつける。

ガンッ ズブッ ガンッ グチョッ
「アギィッ!?ハギャァァ!」
「はっはっは!俺を・・・俺を否定したお前がいけないんだよ!」
狂気じみた顔で笑い続ける。傍から見ればただの自己中のキチガイである。

正直、似てるというだけで虐殺するのは如何なものかと思うが、虐殺自体の大まかな
理由が定かではないのでまぁ良しとする。
先ほどよりも多くの血が溢れ、半ば貧血状態である。
「失血死なんて馬鹿みてえなもんで死なれちゃ困るんだよ・・・
手早くあの世に送ってやるからな」

そして石油を取り出した。
「な、何を・・・」
「ほらよ、のみな。」
流石に石油を自分から飲むような馬鹿はいまい。
必死に抵抗するしぃである。
「嫌!そんな物・・・」
固く口を閉ざすしぃに少々困った。
予想はつくが、これほどとはな。

バキィッ!
「がはっ・・・」
派手に殴ってやった。口から血反吐を吐いている。
「そーれ、沢山のみな」
トポトポトポ・・・
大量の石油を口の中に流し込んだ。
「お次はこれだ」
ガムテープで口を塞ぐ。
「・・・ンムゥ!?ァェェョ!」
「ほら、その石油飲まないとくっせーぞ。ガムテープ取ってやらないぞ。」
しぃの目から涙が溢れてきている。
「・・・・」
「ったく。さっさと飲めっつってんだよ!」
腹を殴る。さらに包丁が食い込む。

「ゥンェォァ・・・!」
何を言っているのかは知らないが痛いことは確かだ。
「ほれほれ、飲めよ」
しぃは石油を飲み干したみたいだった。
「おぉ、いい子だ」
ガムテープを思い切り剥がす。

128 名前:118 投稿日:2004/06/27(日) 21:05 [ Jwd/Y8N2 ]
ブチッ ベリベリッ
肉の剥がれる音。しぃの唇は肉が剥がれている。そして
「ゲボッ!ゴホッゴホッ・・・ウェェェェ」
ベチャベチャッ
しぃは激しく嘔吐する。
「はっはっは・・・そろそろ終わりにするかねぇ。」
しかし、しぃの意識はすでになかった。
「おやおや、虐殺されるのを割り切ってたくせに。だらしないねえ」
がさごそと箱の中を探る。
「あったあった。」
俺は冷凍肉を取り出した。
「おー冷てえ。」
ガスッ バキッ グチャッ
冷凍肉でひたすら殴りつける。
しぃの頭は血を噴出し、ぐちゃぐちゃの腐った果物のようになった。
脳は原形を留めていなかった。
「さて仕上げといこうか」
残った石油を木の周りやしぃの死骸にぶちまけ、枯れ枝に火をつける。
「あばよ。あの世にいったらお前に似た奴、この虐殺のきっかけを作った奴を恨みな・・・」

ボッ  ゴォォォォォォ
火が死体から、木に燃え移る。
ゴォォォォォォ・・・・
俺はやるべき事を成し遂げた後、轟炎をバックに俺は帰り支度をした。
・・・!
そこで俺はみた。俺の姿をみて恐怖を感じ、立ちすくむ何者かを。
「次はお前だ」
俺はそいつに近づき、新たに虐殺を始めた。
目撃者を消すために。

いつもどおりの日常に戻すために。

虐殺を日課とした、俺の日常に。
しかし変わったことがある。
それは・・・

俺があいつに対する言い訳を考えることがなくなった、つまり、吹っ切れたということ。



129 名前:118 投稿日:2004/06/27(日) 21:15 [ Jwd/Y8N2 ]
以上です。
感想、指摘などよろしく

130 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 22:17 [ 7g7s6Les ]
「BARオマエモカーの惨劇」第二編 強者どもが夢の島 1/3 尚、第一編は>>121-123

マスターが死んでから3時間ぐらいになるであろうか。
モララーは革命党の部隊長だと思われる糞虫と
移動中に呼んでおいたモナー・ギコ・ジエンと新木場にいた。
糞虫はギコに向かって「コウビ! コウビ!」と五月蠅いので少し黙らせてある。
「みんな。済まない。忙しいところこんな用事のために呼んでしまって。」
モララーが陳謝する。
「謝ることはないモナ。
 ちょうどモナーも昨日ヘマやって給料カットされたところモナ。」
「俺も吉野屋のバイトクビになってムシャクシャしてたところだゴルァ。」
「コノマエ クソムシニ ショクリョウ ヌスマレタ! (・A・)イクナイ! ハンゲキスル! (・∀・)イイ!」
「そうか。皆理由は違っても、糞虫を頃したかったのか……。」
「それよりBARのマスターが頃されたって本当モナ!?
 あのBAR程いいBARはなかったモナ……」
「本当に惜しい人を亡くしたぞゴルァ!」
「BARノマスターノ カタキモトル! トッテモ(・∀・)イイ!」
「ところで皆準備はしてきたか?足りないものがあったら渡すが?」
「モナはとあるRPGから○空の剣を持ってきたモナ。」
(どこから持ってきたんだよ……)
「俺は何もなかったからガッ!に使うハンマー持ってきたぞゴルァ!」
「ニクコプーンデ ノウミソスポンジニシテ コロス! (・∀・)イイ!」
「そしたら、ギコには槍を、ジエンは短刀を渡しておくよ。
 俺は別の装備があるから大丈夫だ。」
「会話のネタ切れもあるしそろそろ逝くモナ!」

「ココガアジトヨ……。」
糞虫に案内させて25分夢の島の廃品処理場にアジトはあった。
普通アジトは隠れているのが一般的だが、
糞虫どものアジトは掘っ建て小屋のようで、廃品処理場の中では目立っている。
これでアジトといえるのか?砦にしては外見・大きさ・強度面、どれをとっても砦とは言えない。
まさに、糞虫の知恵の浅はかさを物語るアジトと言えよう。
「サァ! モウ シィチャンヲ カイホウシテヨ? シィハ ヤクソク マモッタヨ?」
「本当に解放すると思っていたのかを小(略」
モララーは用意していた糞爆弾セットを準備した。ギコとモナーは糞虫を押さえた。
「さてしぃちゃん。君にはご褒美をあげないとね?」
「ハニャ? ゴホウビ? ダッコシテクレルノ? ソレトモ ギコクント コウビ?」
(ご褒美=ダッコor交尾……か。どういう頭してるんだろうか?アジトで一匹捕まえて解剖するか……)
「違うよ。しぃちゃんがマターリできる場所へ送ってあげるんだよ。」
モララーは嫌な笑みを浮かべて話す。そして、タバスコ一瓶分をケツから流し込んだ。
「シィィィィィ!? オナカガ! オナカガ イタイヨウ!! コレガ マターリ!? ソンナワケナイ!」
「マターリのための儀式だから気にしない。さてと、全部流れたし、儀式の次の行程に移るか。」
そういうと、モララーはケツの穴に積み木の丸棒を一本詰めて穴を縫い、準備していたジエンも口を縫った。
「さぁ!儀式もフィナーレ!!マターリの神様!しぃちゃんをマターリの神様のもとに連れてって!」
そう言うと、モララーは糞虫を持ち上げ、アジトに投げつけた。

131 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/27(日) 22:42 [ TDdz/jKE ]
練習

1話、闇に生きるギコ


「レスの街」と言う町に一匹のギコがいた
そのギコは左腕には龍の刺青、左眼には大きな傷、黒のマントをまとっていて、背中には大剣を背負っていた
その姿からしぃたちが止まることなく「ダッコ」をねだってくる、いまどきのギコなら、たいていは
逃げ出すのだが、このギコは違った、外見とはうらはらに、嫌がることなく無言でしぃたちをダッコするのだ
しかし、そんなギコも、誰にも「本当の名前」と「職業」を教えることはなかった
そう、このギコは凄腕の暗殺者。別に誰かの組織に入っているわけではなく、自分が
「危険」と思った要人は容赦なく殺す男(AA)だった

ある日そのギコはある会社の要人を殺すため、この町を出た、
その要人とは最近スレの街ののっとりをたくらむ「オニギリ」

ギコは会社の裏に回りこみ、パイプを登り、50階の社長部屋に着いた
「誰もいないな・・・」
窓から侵入した、ギコは、部屋に戻って戸を開けた瞬間に斬ることにした
そしてが戸が開こうとした、そして

スバッ!!

という音と共に、血が飛び散った。が社長はそこにはいない。ということは・・・・

斬られたのは、ギコの方だった
「が・・」
背中から多量の血を吹き出しながら、ギコは倒れた
「ははは!!お前が裏に回りこむとこからすべてわかってんだわしょーい!」
「ぐ・・・・・」
それから数ヶ所を斬られた、血はさらに吹き出す、それでもまだ意識があった。
ギコは倒れつつも傷だらけの腕で剣に渾身の力をこめて社長を斬ろうとした。だが

バキッ!!
「ぐあっ・・・・」
と部下のこん棒による頭部への一撃で、ギコの意識は消えた。
「死にましたね・・・」
「ここから落とす」
動かないギコ、だがなぜか剣は握ったまま放さない、
「剣士の根性か・・・」
オニギリはギコの頭をつかみ、窓に出し、そして手を放した
「ハ―――っハハハハハ!!」
初めての「失敗」だった
「さらばだギコ!いや、「ギコ・グライザ」!!」
そして、暗殺者、ギコ・グライザの命は・・・・・

消えていなかった

彼は驚異的な生命力で瀕死ではあるが死は免れたのだ。
「く・・・くそ・・・」
だがもう立つ力も残されてはいない
そこに一人の青年が現れた
「誰だ・・・オニギリの配下か?」
最後の力で話しかけた
その青年はこう言った
「君と同じ」
そういうと、ギコの頭を殴り、気絶させた




ギコは、小さな小屋の布団で目が覚めた
体が動かしづらいと思ったら、体のいたる個所に包帯が巻いてあった
「俺・・・助かったのか・・・」
「当たり」
そこに、さっきの青年が表れた
「あ、自己紹介が遅れたね、僕はモナー「モナ―・アルライト」暗殺者だモナ」
「(俺と同じ・・・)俺はギコ、「ギコ・グライザ」俺も暗殺者だゴルァ」
初めて自分から他人に「本当の名前」と「職業」を話した。
この二人の出会いを機に、世界は大きく壊れていく・・・・
世界の

132 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 23:07 [ 7g7s6Les ]
2/3
糞虫がアジトにぶつかるのと同時に糞爆弾が爆発した。
アジトはすでに半壊。掘っ建て小屋の脆さを露呈した形となった。
見ると、アジトには人影はなく、降りる階段が見えるだけだった。
「なるほど。地下アジトか……」
「突入するモナ?」
「みんなにこれを渡しておく。トランシーバーだ。地下でも問題なく使えるタイプだ。」
そういって、トランシーバーを渡した。
「一応モナはRPGでベ○マの呪文が使えるようになったモナ!」
(ワケワカラン………これはどうでもいい)
「俺たちの実力をなめ㌧のかゴルァ!」
「アマクミラレタ!カコワルイ!!」
「連絡用だ。アジト内では作戦時間短縮のため、役割分担をしてもらおうと思っている。
 それに、ないとは思うが、もしものためだ。一応持っていてくれ。」
皆は納得したようだ。
「じゃぁ!糞虫撃滅および基地破壊作戦開始!」


皆は階段を慎重に下り地下1階にたどり着いた。
ギコが地図を見つけた。地図によると、どうやらこの基地は、
夢の島・新木場・台場の3地区の地下に及ぶ巨大基地らしい。
「まずは夢の島地区を制圧しよう。モナーはこの階を頼む!」
「わかったモナ!確実に頃しとくモナ。」
「ギコは地下2階の『ハニャン室』『訓練室』『マタリック室』他15の部屋を頼む!」
「よっしゃ!頃し方はどうでもいいんだよな?」
「構わない!氏ねば問わない。そして、ジエンだがギコと同じ地下2階の『食料庫』『ダッコ♪の間』『コウビルーム』他14個の部屋を任せる!」
「ツイデニ ショクリョウ トリカエシテモ (・∀・)イイ?」
「糞虫を頃せば後は好きにやってくれて構わない。」
「モララーはどうするモナ?」
「俺は地下三階を叩く!では皆の武運を祈ろう。グッドラック!解散!」

133 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 23:25 [ 7g7s6Les ]
3/3

モララーは「シィチャンノ キチノ エネルギー シツ」とかかれた部屋を発見した。
「エネルギー室か……。まずはここを叩くか……。」
そういうと、ドアを開け、中に入った。
「動くな!!動くと氏ぬぞ!」
しかし、そこに糞虫の姿はなく、あるのは自転車発電台50台と、それをこぐでぃ達だった。
モララーは呆気にとられた。エネルギー装置までこんなにちゃちいものなのか……
「私は、この基地を壊滅させに来たものだ。君たちを救出する!
 それと、志願するものがいれば壊滅部隊に入っていただきたい!!」
でぃ達は一斉にこぐのをやめた。そして、一人のでぃが、
「ワタシ…シガンスル……」
「わかった。君をなんと呼べばいい?」
「……ヂィ」
「わかった。ぢぃ隊員!君はこの武器を使い、仲間達の脱出を先導してくれ!
 先導が終わったらモナー隊員に合流してくれ!」
「ワカッタ。」
「頼むぞ!!」

ぢぃ隊員が階段を上がったのを確認すると、モララーはトランシーバーを取り出し、
「モナー!!こちらモララー!応答願う!」
「どうしたモナ?」
「今、50人ほどのでぃ達を救出、
 一人が作戦に参加を志願したため武器を持たせ先導してもらっている!
 志願者の名はぢぃ!先導終了後モナーに合流してもらう事にしてある!よろしく頼む!」
「了解したモナ!!」


こうして、後に称えられた5人の勇者はそろったのである。

「BARオマエモカーの惨劇」第二編 強者どもが夢の島 完

134 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/27(日) 23:30 [ 3Eb8uxP2 ]
>>121
ちょっと亀レスだけど、8mmマグナムという銃はないですよ…
マグナムは、357MAGが口径約9ミリ、44MAGでおよそ11ミリ。
一般に使われている拳銃の口径は、9ミリくらいが中心です。
8ミリは、護身用の威力の弱い銃です。
それが伏線かな、とか思ったら、違ったみたいで。
銃を書きかったのはわかりますが…

135 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/27(日) 23:56 [ 7g7s6Les ]
>>134
ありがとうございまつ。
ちょいとそこらの木まで逝ってきます。

136 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 15:50 [ 74KqeBMI ]
118です。新ネタ投下。

-海を彷徨う-

俺は傭兵、と言ってはおかしい気もするが名前はJ。
主な仕事は破壊工作、暗殺、要人救助。

ピピッ
-メールを受信しました-
「なんだ・・・?依頼か?」
カチカチッ
プーン________________________
「イライナイヨウ ハカイコウサク                 T 
  
 ギャクサツカイイキニ, フシンセンヲハッケン
 ワレワレSシャヲネラッテイル、ソノフシンセンヲ ハカイシテマターリ!
 
 キョウ、ホキュウヲ オエテウミニデルトコロダカラ ソコヲネラッテネ
 
 ホウシュウ-350000-
 L_________________________」
依頼内容が非常に読みにくいな・・・

最近、しぃ族からの依頼が多くなってきた気がする。
勿論、金が貰えれば依頼主が誰であろうと依頼を受けるのだが多くの依頼主達からは、
「マターリ厨」だとか「しぃの手先」とか言われている。
まぁ俺は金を大して払わないで依頼をする奴等に、言われたくは無いが。

本題に戻る。

「ほぅ・・・不審船か。なるほど、補給か。潜入するとしたらこれは絶好の機会だな。」

-トレネ港-

「(・・・補給の途中のようだな。物資の中に紛れ込めば分かるまい。)」
素早く人目を盗んで物資の間に入り込む。
そして暫くすると、話し声が聞こえる。
「・・・ついにS社を潰す事になったな・・・」
次に笑い声と共に、
「はっはっは・・・商売敵は消えてもらわなくちゃねぇ。毎日毎日ダッコダッコ言いやがって・・・」
Mは暑苦しい「荷物」の中で話を聞き取っていた。
「(・・・商売敵?S社を敵とする会社は・・・M社、G社か?まぁどちらでもいいが・・・)」
グォーン・・・
荷物が船内に積み込まれていく。
話をしていた二人はどうやら積み込み作業の方に戻ったようだ。

出港。
ブォォォーン
こうして俺のご家業、破壊工作の始まりだ。
-船内-
「荷物、どうするんだ?」
何者かの声。
「ん?まだいいだろう。後でも作業はできる。」
「そうだな。俺はここの見張りをしている。交代時間は2時間後だ、遅れるなよ」
「了解」
片方のモララーらしき物が部屋を出る。
「あー、ついにS社も終わりか・・・我が社の敵になったことを後悔するんだな。」
独り言をぼやく「誰か」を、後ろから襲い掛かった。
「なっ何者だ!」
グイッ
後ろから首を絞める。
「ぐぁっ!?うああ・・・」
グイグイグイッ グキャッ
首が折れたみたいだ。だらしなく首が曲がっている。
「ふぅ・・・こいつは代わりに荷物の中へ。」
服を拝借し、怪しまれぬように見張り交代時間を待つ。
「(しかし・・・いくら依頼といっても、同じモララー達を殺すのは流石にな・・・)」
この依頼に不快感を覚えながらも、交代を待つ。

-二時間後-
カツッ・・・カツッ・・・
床を歩いてくる音。
「おい、交代だ。お前は部屋で休憩していろ。」
「(了解)」
軽く敬礼を済ませ、足早に物資保管庫を後にする。
「(さて、不審船の動力炉を破壊すればいいとの話だが・・・)」
「一体どこにあるんだ?」
そんなことを考えていると、向こう側から誰かが来る。
「なぁ、S社の連中のとこに海から潜入するんだよな。・・・ついに復讐か。」
爽やかな声がする。
「ああ。S社の野朗がビビる姿が目に浮かぶぜ」
はっはっは、と高い笑い声がする。二人のモララーが歩いてくる。
「(ビビる姿、か。俺はお前らが恐怖に慄く姿が目に浮かぶよ)」
軽く嘲笑すると、二人の後ろに回りこむ。

137 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 15:51 [ 74KqeBMI ]
パシュッ パシュッ 
消音装置を付けた拳銃で片方の頭を撃つ。銃弾が頭を貫く。
ドチャッ
頭が弾け飛んでいる。絶え間なく血が流れていく姿をみて
「うわぁぁぁぁっ!お、お前は何者だ!」
肩にかけた突撃銃に手をかけたその瞬間
パシュッ
ブッシャァァァァァ
「あがぁぁぁぁっ!俺の手があっ!」
手から鮮血が噴出す。痛みに悶え苦しむそいつに俺は、
「静かにしろ、死にたくなければ、な。」
俺は物陰に引きずり込み尋問を開始した。
「俺の問いに答えろ、この船に乗ってる集団はなんなんだ。」
そいつは銃を突きつけられ、怯えながらこう言った。
「こっ、この船に乗ってるのはっ、S社に家族を、友人を殺された奴の集まりだよ・・・」
 !
「(さっきの復讐ってのはそういうことだったのか・・・)」
一瞬動揺したが、構わず続けた。
「じゃあお前らは復讐を果たすためにS社に侵入、S社の者を虐殺するために」
「この海域で待機していた、と?」
そいつは無言で首を大きく縦に振った。
「なるほど・・・動力炉はどこだ?」
そいつは冷や汗を流しながらにやにやした顔で
「は・・・はっ、動力炉に行って何をすんだよ。」
俺はさらに強く銃を押しつけた。
ゴリッ
「・・・答えろ。」
はははっ、と笑いながらこう言った
「お前もモララーなら自分で探してみろよ。しぃみてえな奴と違ってな、「てめえ」の命が惜しけりゃぁ情報をホイホイ吐くような
裏切り者の連中じゃねえんだよ。なぁ、じぇのさん」
俺は薄ら笑いを浮かべた。
「・・・見上げた度胸だ。だが、状況がこれではな。」
パシュッ   ドサッ
銃身から煙が出る。
と、思うと大人数と思われる団体が廊下を駆けている。
「これは何事だっ!・・・血!?」
「何なんだよ・・・S社の野朗でも紛れ込んだのか!?」
「しぃの糞がぁぁ・・・許せねぇ!」
少々のざわめき。
「静かにっ」
・・・
「あれこれ言っても始まらない。この付近を交代で見張りを配備しろ。割り当ては任せる。
それと周辺の捜索もしておけ」
隊長らしき奴が命令をしている。
「不審な者を発見しだい、生け捕りにしろ。最悪の場合、射殺も許可する。」
そういい終えると隊長はどこかへ行き、隊員達は見張り、捜索をはじめた。
俺は自分のミスに舌打ちをした。
「(・・・ちっ、尋問に時間がかかり過ぎて死体の処理ができなかったか。仕方ない、早く動力炉を破壊しなければ・・・)」
足音をたてずに慎重に歩いていく。
「・・・ここは?」
ガチャッ バタン
「!」
ジャキッ
両者、拳銃を構える音。
「・・・何者だ?S社の奴ではないことは確かだが。」
ここ、隊長の部屋なら手がかりは掴めると思ったんだが・・・
運悪く隊長がいたようだ。
「俺は単なる傭兵だ。この船を破壊しろと、そのS社とかいうのに依頼されてな」
隊長の顔が驚きと怒りによって変化していくのが分かった。
「・・・なんだと?モララーのお前が、しぃの味方をするのか?」
俺は少し今の言葉が気に障った。
「俺は誰の味方でもない。俺は、俺のためにこの依頼を受けた。」
隊長はなぜだろうか、口元を引きつらせた。
「はっはっは・・・それは面白い。で、私に何のようだ?」
俺は迷わず答えた。
「この船の動力炉はどこだ。」
ついに隊長は笑い始めた。
「はっはっはっははは!・・・そんな事、答えなくても分かるまい。お前は知る必要がない」
・・・?何のことかと思った瞬間。
「お前はここで死ぬからだよ!」
 !
すかさず身を隠す俺。
放たれる銃弾はあらゆる物に当たり、貫き破壊する。
「(・・・ちぃ、どうする?ここは奴を殺して逃げるべきか?)」
そんな事が脳裏に過ぎったその瞬間。
凄まじい轟音で一瞬記憶が飛んだ。

ガガガガガガガガガッ!!

138 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 15:51 [ 74KqeBMI ]
「なんだっ・・・!?あれは!」
俺も何事かと外を見ると、そこにはもう一隻船があった。
「ハニャーン!シィタチヲコロソウナンテ、ヒャクネンハヤイヨ!ギャクサツチュウニ ホウゲキ!」
隊長はこういった。
「・・・S社かっ!」
S社?なんだと?この船には俺だって乗っている。奴等だって知っているだろう。
隊長はあざ笑う。
「はっはっはっはっは!!これは愉快だ!しぃを信用するからこんな事になるんだよ・・・
お前も俺達と一緒に海に沈んでもらおうか!」
隊長の言葉を聞いたのはこれが最後だった。
「復讐が果たせぬまま・・・か」
ダァァンッ
銃声が鳴り響く。
隊長は無残な姿になっていた。

「・・・ええいっ!」
走る。救命ボートか何かしらはあるだろう。
走る度に、砲撃による振動が伝わってくる。
「あれかっ」
そう思うと、後ろからこの船の乗組員が走ってくる。
「あいつは誰だ!殺せぇぇ!!」
砲撃に負けんばかりの大声を発して、突撃してくる。

ガガガガッ 
「ちっ」
ピンッ

ピンをとり、手榴弾を投げつける。
ドカァァァン
「今のうちに・・・」
「ハニャーン!ソロソロトドメヨ!」
S社の船から砲撃がきた。
ドカァァァンッ
     ズドォォォォン
船体が激しくゆれる。そして沈み始める。
「ぐぁっ!」
救命ボートに乗り込めはしたが、爆風でボートごと吹き飛ばされてしまった。

そこで俺の意識は轟音の中・・・途切れた。
-海-

・・・・ザザーン    ザザーン
あれからどれくらいたったのだろう。俺はボートと共に海を彷徨い続けていた。
「・・・・」
「(S社・・・奴等は元々報酬を渡す気はなかったのだな。信じていた俺が馬鹿だったよ)」
俺は悔しさで顔が歪んだ。
「畜生・・・早く陸につきてえな」

陸が見えてくる。
「この地形はどうやら・・・S社の付近?」
まだ確証はできないがどことなく似ていたのが気になった。
「おいおい・・・本当かよ。」
Jの目の前の建物はまさしく、裏切り者の住処であった。
「あーあ。愛用の拳銃も落として来ちまったしな・・・一旦態勢をたてなおす。」
久しぶりの我が家。
まったく、報酬貰えないわ、死にかけるわで散々だと言わんばかりに
PCの椅子にドカッと座った。
「あーあ。・・・こんな事してる場合じゃないって。」
早速、休養も取らずに武装を整えS社に向かう。

「傭兵を裏切った依頼人がどうなるか、思い知らせてやるか・・・」
傭兵とは、裏切りが常だったのだが、殺されかけるのは流石に腹立たしかった。

139 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 15:52 [ 74KqeBMI ]
-S社内-
「手っ取り早く用件を言おう。責任者を出せ。」
しぃはうざったい口調で喚く。
「イキナリナニヨ!キャクノクセニ、 ナマイキナ・・・」
埒があかない事は分かっていた。
「答えないなら、用はない」
すかさず銃を構える。
  チャッ
「マ、マッテ!ソンナモノ、マターリジャナ・・・プベラッ!」
ガガガガガッッ ビシュビシュッ   シュウゥゥ....
塵が言葉を言い終える前に顔を蜂の巣にしてやった。
「ナ、ナニゴトヨ!・・・アレハ、ギャクサツチュウ! ミンナ トツゲキィ!」
塵は塵に合った脳みそしか持ち合わせていないのか。

溜息を吐きつつ、ライフルを乱射する。
「うおらぁぁぁぁ!!俺の道を塞ぐなぁぁっ!」
見る見るうちにしぃ達の体は血みどろになっていく。

「シィギャァァァァ!!」
「マタァァァァリィィッィイッ!!」
ガガガガガガッ!
辺りは血の海になっていく。

-社長室-
バタンッ
扉を開け、血まみれのしぃが一匹入ってきた。
「ナニガオコッテルノ!?」
必死になって現状を報告する。
「ギャ・・ギャクサツチュウ・・・ガ・・・」
そういい終えるとしぃは絶命した。
「ギャクサツチュウ・・・?マサカ、アノモララーノ ヨウヘイ?」
しぃは怯えながら口にした。

「  まったく、ご名答だよ  」
そこに入ってきたのはJだった。棍棒を振り回すしか、能のない連中の返り血で
体中べっとりである。社長はその姿に恐怖した。
「ナ、ナニヨ!モララーノ クセニ!シィチャンニ サカラオウナンテ!」
Jはライフルを構えた。
「うっせえよ・・・もう言い訳は聞かねえええ!!」
ダララララララッ!
「シィィィィィッ!!」
・・・S社の社長は絶命した。
大量の鉛球で蜂の巣にされた、社長の内臓と血は後ろのガラスの窓にこびり付いていた。
今、椅子に座っているのは臓物を吹き飛ばされ、夥しい自分の血で真っ赤に染まった、

  一匹のしぃにすぎなかった。  

Jは足早に会社を出る。

吹きすさぶ風の中でJは思った。

「任務、完了。」






140 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 15:54 [ 74KqeBMI ]
以上。
ご指摘、ご感想、聞かせてくださいませ

141 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/28(月) 17:20 [ eXvmRLf2 ]
本物のじぇのさいど様ですか?

142 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/06/28(月) 18:18 [ aRjRphc. ]
>>141
ご想像にお任せします

143 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/29(火) 00:45 [ XWVjXAYA ]
「BARオマエモカーの惨劇 第3−1編 1/2

モナーは地下1階を部屋を求めて探していた。
糞虫たちを拷問しても珍しく口を割らず、無駄な虐殺のみを繰り返していた。
しかし、30分がたった今もいっこうに部屋が見つからない。
一休みしようと壁に寄りかかった。少しして、モララーが言っていたでぃの志願兵が来た。
「きみがぢぃちゃんモナ?」
「ウン……」
「早速で申し訳ないが……糞虫どもの部屋探しを分担して探すモナ。」
「ワカッタ……」
分担してからの捜索活動が始まった。
それでも部屋は見つからない。しかし、手がかりは見つけた。
糞虫である。糞虫が無防備で歩いている。早速ぢぃに連絡を取りぢぃには方法がわかり次第連絡すると伝えた。
モナーは糞虫を尾行した。気づかれないように尾行していた。

3分くらいたったであろうか。急にある場所で立ち止まり周りを警戒している。
どうやら、部屋にはいるようだ。のぞいてみると、中の糞虫と何か会話をしているようだ。
「……ハ?」
「キョウモゲンキニシィシィシィ」
(なるほど。合い言葉モナ…………)
「ハニャーン! ナカマサンダネ! ハイッテ イイヨ!」

その場所に行ってみて初めて判明した。
ドアの場所は壁の色が違い、なおかつ取っ手がない糞虫にしては珍しく半自動ドアのようだ。
こんな科学力が糞虫にあるわけがない。何かが後ろについている…………
それは今はどうでもよい……今はこの基地の壊滅を考えればいいのだ。
モナーはドアの前にたつと、ドアをノックした。
「アイコトバヲ イッテネ。イエナイ ヤシハ ギャクサツチュウ ナンダカラ!」
(一言余計だし、合い言葉を忘れた奴は虐殺厨か。おめでてーモナ。)
「ドウシタノ? イエナイノ?」
「今日も元気に死死死」
しまった!いつもの癖でやってしまった!
ここでモナーは作戦の失敗を覚悟した。もうだめぽ。


「チョット チガウケド アイコトバハ マチガイ ジャナイカラ ナカマサンダネ! ハイッテ イイヨ!」

糞虫が単純で助かった…………
そう思った。
ドアが開いた。そして同時に糞虫のキモイニヤニヤ顔がどアップで写る。
そして、その顔はすぐ絶望の顔へと変わる。
「ここは我々が占拠したモナ!おとなしくするモナ!」
天空の剣がドアの番を確実な一撃を加えながらモナーは叫んだ。
「ハニャーン!? ギャクサツチュウ!? ナンデ ココガ ワカッタノ!?」
「今から氏ぬ君たちはわかってもしょうがないモナ。」
「ハニャーン!!シィハ キチノタメニ タタカウヨ!! ミンナ イッショニ タタカオウ!!」
「「「「「「ハニャーン!!」」」」」」
15匹ぐらいで立ち向かってくる。
モナーは就職の面接の時のことを思い出した。
イオナズンが使えたはずなのにMP不足で使えず、結局追い返されたあの面接。
あの恨みを込めて、MPを使いイオナズンを放ったのである。
周りで爆発が巻き起こり、10秒前、モナーに立ち向かっていった糞虫全てがその10秒後、原形をとどめていない。
仲間の氏にショック死する糞虫もでた。どこまでも脆いな。糞虫ってのは。

144 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/06/29(火) 00:46 [ XWVjXAYA ]
2/2
爆発音を聞いて、ぢぃが駆けつけてきた。
ぢぃを見るなり生き残りの糞虫どもが口々に
「ハニャーン!!バッチイ ディ ダヨ!! アンナノガ イキテイ(略」
「バッチイ ディハ シィタチノ マターリノ テ(略」
「ダイジョウブ イマス……ファsドウガhヲgハオkfノsdッジョjホナ!!」
3匹目の糞虫が台詞を言い終わるよりも早く、ぢぃはキレていた。
四股をもぎ取ると耳をもぎ、虐待に虐待を加えていった。
そして、決定的瞬間は訪れた。
「ハ……ハニャ……シャオfハオhフォアkンfjショp!!…………キィ…キィィィィ…」
最後の腹部への一撃がでぃへの門を開け、糞虫はその門へと入っていったのである。
つまり、でぃになったのである。
(キレると怖いな。ぢぃって…………)
ちょっとガクガクブルブルしながら部屋を占拠したモナーである。

このペースでモナーとぢぃは地下1階の全ての部屋に断末魔の叫び声を響かせた。
最後の奴の叫びを聞き終え、死を確認するとモナーは
「各員!こちらモナー&ぢぃ!応答せよ!!」
「こちらモララー!」「こちらギコ!受信状態良好」「タダイマ ジエンハ ギャクサツヲ タノシンデ オリマス」ジエンの留守番電波に笑いながら、
「夢の島地区地下1階の糞虫の全滅を確認!次の地区へ移る!」
連絡を終えると、モナー達は新木場地区へと走っていった。

145 名前:ギャクモナ 投稿日:2004/06/29(火) 01:03 [ jOt/Donc ]
すいません。ちょっと書かせてもらいますね…。

モララーは、いつも散歩に来ている公園に、モナーと待ち合わせていた。
そこに、1匹のアフォしぃが現れた。
「チョット!ソコノ クソモララー! コノ カワイイシィチャンニ タベモノヲ ワタシナサイ!シィチャンハネ、 アマクテ、 フワフワシテイテ、
コウキュウナ タベモノシカ タベナイカラネ!」
モララーは、
「ハァ?お前にやるもんなんざねえYO!とっとと失せろ!」
案の定、アフォしぃは
「ナ・ナンデスッテ! モウ ユルサナイ ワヨ!シンジャエ! ギャクサツチュウ!ヒッサツ『マターリパーンチ!』!!」
と言って、モララーに殴りかかってきた。
モララーは、このアフォしぃのパンチをさっとよけて(避けるまでもないが)
「なんだ?このパンチは。いいか?本当のパンチはなぁ、こうやるんだYO!!」
といって、アフォしぃにパンチを食らわせた。
アフォしぃは、1㍍ほど吹っ飛んだ。
アフォしぃは、
「ヤ・ヤッタワネ! コウナッタラ、 オクノテヨ!ミンナ!デテキテ!」
と叫んだ。
その2・3秒後に、アフォしぃの大群がしげみから出てきた。
武器(虐殺棍棒など)を持っているやつもいる。
「サア!ミンナデ ギャクサツチュウヲ コロシテ マターリノ セカイヲ ツクルノヨ!」
と、アフォしぃ(最初からいたやつ)が叫んだ。
とたんに、アフォしぃの大群が一斉に襲ってきた。
流石のモララーでも、この大群はさばけないらしく、後ろから棍棒でガツン!と殴られて、その場に倒れた。
そのとき、1匹のアフォしぃが口を開いた。
「シィラサン。 コノギャクサツチュウヲ ドウ コロシマスカ? 」
シィラと呼ばれるアフォしぃが口を開いた。
「…ジャア、トッテオキノアノホウホウデ♪」
アフォしぃ達がモララーの周りに立った。
モララーは、
(もうだめか…)
とおもった。
そのとき、向こうからモナーが走ってきた。
「おーい!待ったモナ〜?って、フオォォォ!?大丈夫モナ?」
「ワカッタ! コイツハ コノ ギャクサツチュウノ ナカマヨ!」
「藻前ら…もう許さないモナ!!覚悟するモナ!」
モナーは、持っていた青龍刀で1匹のアフォしぃを頭からズバッと切り裂いた。
そのとき、モララーがやっとのことで起き上がった。
「この糞虫ども…もう切れたからな!藻前らはうんと苦しませてから殺してやる‼」
そういって、モララーはポケットから30㌢ほどの長いハサミを取り出した。
モララーは、まず向かってくるアフォしぃの耳を残り1㍉のところまで切った。
「シィィィィ!イタイヨォー!クッツイテヨォー!!」
「痛いか?よし、可哀想だからくっつけてやるよ。」
そういって、モララーはポケットから塩と包帯を取り出した。
モララーは、まず今にも千切れそうな耳の傷口に塩をたっぷりとぬりつけ、包帯で取れないように固くまいてやった。
「ハニャ…?イタイ…イタイ!イタイヨォ!」
「なんなんだよ。せっかく包帯巻いてやったのに…じゃあ、この耳はもういらないんだよな?」
アフォしぃの顔が青ざめた。
「Bay-bay♪」
アフォしぃの耳は、ぷちっという音をたてて、地面に落ちた。

すいません。今日はここまで…
初めてなので下手かもしれませんがよろしくおねがいします…

146 名前:虫。 投稿日:2004/06/29(火) 19:51 [ y6Qm73Hg ]
虐待・虐殺なのかと思うものを書いてみます。
元ねたはttp://web.archive.org/web/20000304033751/http://albert.x2z.com/kisei01.htm

私は擬古川。生物学の研究をしている。
そして私には立派な助手がいる。こいつは茂名島という。
さて、ここで本題に入ろう。私は今個人、いや、助手と一緒に研究している物がある。
それは寄生虫だ。サナダ虫やハリガネムシに暁虫と、中にはアフォしぃの様に百害あって一利無しと言う物もいる。
だが、その中にも面白い寄生虫がいるのでご紹介しよう。
それはCronosという寄生虫だ。
Cronoseはとある国の熱帯地域のとある川にのみ棲み、人間の男性器に寄生してそれを宿主とし、
睾丸を餌として食い荒らすというまあある意味では変わった寄生虫だと言えるだろう。
ではCronoseの被験体となった者たちがいるのでそちらを覗きにいこう。茂名島、ついて来てくれ。

擬古川と私(助手)は彼の研究室から出て数分ほど歩いた先には、大きくて、分厚い鉄製の扉があった。
その上には被験室と書かれている。
私は教授になぜこんなに分厚い扉にしているのかと聞いた。
教授はこう言った。
「この部屋ではウイルスや細菌等を被検体に投与することを行っていたりしているからかウイルスが外部に漏れ出さないようにしている。
だが中は研究員別に分けられていて感染したりする心配は無い。が、念のためガスマスクを持たせただろう。それを付けてくれ。」
私はおもむろに教授に渡されたガスマスクを付けた。
そして教授と一緒に被験室へと入っていく。
確かに教授の言うとおり個室に分かれていた。
「お、ここだここだ。茂名島、入ってきてくれ。」
教授にそう言われ中に入る。
そこには3つに仕切られた特殊ガラスケースと大量の医療用具などがあった。
ガラスケースの中には、モララーが2体とフーンがいた。
そして良くガラスケースを見てみると1体目のモララーには一ヶ月前
2体目には二週間前、フーンには1週間前と書いてあった。たぶん寄生させた月日のことだろう。

私が教授に話しかけようとしたその時、モララー(一か月前)がものすごい悲鳴を上げ、のた打ち回りだした。

147 名前:虫。 投稿日:2004/06/29(火) 20:26 [ y6Qm73Hg ]
>>146の続きです。
私は何事と思い教授に話しかける。
「何が起きたんです?」と。
教授はこう答えた。
「成虫があのモララーの陰茎から出てきたんだ。」
私は不思議に思いこう聞いてみた。
「じゃ何故寄生されている間何も痛みが無かったんですか?」
教「奴には体表面から人間の神経を麻痺させる体液を出しているんだ。」
私「というよりどんな性質を持ってるんですか?」
教「分かった。教えてやろう。」
教授はそう言って日記を取り出した。
日記にはこう記されている。
1日目
モララーにCronoseを寄生させた。
男性器にのみ寄生するのなら女性器にも寄生する物だっているんだろうな。
ある意味では興味がわいてきたw
私「え?これだけですか?」
教「まあまあ、そう急かすな。お前が言ったことはここだ。」
と言って、11日目のページを開く。
11日目
モララーが異変を訴えかけて来た。
射精しても精液の出る量がいつもよりものすごく少ない、
キ○○マの辺りにいくつかの異物感を感じる、と。
普通は最初に書いて置くべきだったが奴の性質を取りあえず書いておく。(でもこんな日記読もうとしないだろうなw)
睾丸に一回辺り50個ほどの卵を産み、卵は精液を、成虫は睾丸を餌とする。
体表面から分泌される体液には人の神経を麻痺させる作用が有る為、人間は全く痛みを感じない。
それ故に寄生されていることに気が付きにくいのだろう。
成虫となり人間の体外に虫が出てしまうとその麻酔作用も無くなり、途端に人間は七転八倒の激痛に襲われる。
下手すれば氏んで、良くてもオカマ、悪くてキチ○イか。(核爆
私「へえ、百害あって一利無しな奴ですね。」
教「いや、それは違う。」
私「え?」
教「奴は陰茎から出てくるとき射精時の100倍ほどの気持ち良さが味わえるらしいんだ。」
私「一利はあるようですねw。でも、寄生されるのは嫌ですね」
教「確かにな。でもオカマ志願の香具師は良いだろうなw」

話が終わったころ、モララーは絶命していた。

148 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/29(火) 20:32 [ iPq2DxG6 ]
  参加させてもらいます・・・ヘタレな所はビシビシ指摘を。

             「PORORO」


  ある研究所の一室。そこでAAが何人かで話している。
 「博士・・・本当に「PORORO」を捕まえないで良いんでしょうか?」
 「何回言わせたら判るんだね?彼らは失敗作でもあり、成功作でもあると。」
 「判っています。しかしあの「PORORO」を放って置いて・・・」
 「良いのだよ。彼らなら「狂った奴ら」を駆除してくれるはずだ。」
 「しかし、今回のを合わせ、今まで5体の「PORORO」が逃げ出しました。しかも4体は一度に・・・」
 「彼らは大丈夫だよ。無差別に食う事もあるまい。」
 「ですが、今回の「PORORO」達は・・・」

 「 黙 れ !!」

 「何回言わせたら判る!!彼らは私の家族の仇を討ってくれる!!それを放って置いて何が悪い!!」
 「ハァ・・・判りました。これからはこの件には触れません。」
  研究員らしきAAがぶつぶつなにやら言いながら去っていく。

  場面は変わり、4人の丸耳AAが座り込んで話している。モナー、モララー、ギコ、しぃの4人。
  モナーが口を開く。
 「あそこから逃げ出してだいぶ経つけど、寝床とかどうするモナか?」
 「君は本当に忘れん坊だなぁ。食料ならそこら辺にうろついているだろう?」
 「寄ってくるのも居るし、心配するほうがおかしいぞ?」
 「モナが言っているのは寝床モナッ!」
 「あーはいはい寝床ね?」
  モララーとギコが口をそろえて言う。
 「 野 宿 だ よ 。」
 「大体草むらはそこら中にあるでしょ?そこに寝るだけで十分じゃないの?」
 「風邪とか引いたらどうするモn・・・」
 「お前あそこがまだ忘れられないのか?それに俺らは病気にならない。モナー、今まで野宿だったのに気づかないのか?」
 「それにあそこは苦しかったじゃないか。狭いところに入れられ、楽しかったのは食べる事と読書だけ・・・」
 「俺達は最近字の読み方を覚えたばっかりだ。モララー、お前だけだぞ?ガキの時から字が読めたのは。」
 「そのガキって言う呼び方はやめたほうが言いと思うよギコ君。」
 「なんだとてめえ!やるのか?」
 ギコが立ち上がり、モララーと取っ組み合い。
 「ハァ・・・いつもこの調子なんだから。」
  しぃがため息をつく。
 「おやつ取ってきたモナよー!」嬉しそうなモナーの声が聞こえる。
  ・・・血まみれの何かを両肩に担いで、腕にもその何かをぶら下げている。
  ギコとモララーが振り向き、おぉ!と言う声を上げる。

             糸売く

149 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/06/29(火) 20:43 [ iPq2DxG6 ]
続きは遅くなります・・・
ビシビシ注文を。

150 名前:ギャクモナ 投稿日:2004/06/29(火) 23:28 [ KiWGLNN2 ]
>>145の続き

アフォしぃは、落ちた耳をあわてて拾おうとした。
しかし、モララーがその耳をぐしゃぐしゃに踏み潰すほうが早かった。
「シイィィィィィィィ!?」
「お前らには、これをやるよ。」
といって、モララーはマフラーの先に鉄の重りをつけたような武器で、アフォしぃの頭を粉々にくだいた。
「さぁ〜てと、やるか!」
モララーは、アフォしぃの大軍に向かって行った…
モナーは、青龍刀と、日本刀で、アフォしぃを切り裂いていく。
モララーは、マフラーの先に重りをつけたような武器で、アフォしぃの頭を砕いていく。
と、そこへ1匹のギコが歩いてきた。
「ハニャーン! ギコクン、 コウビシヨ!」
「ハァ?(゚Д゚ )何で俺が…って、よってくんな!…しょうがない、あれを使うか…」
といって、ギコはポケットから1丁のピストルをとりだした。
「これでも食らえやゴルァ!」
ズドォン!
ギコのはなった弾はアフォしぃの頭を貫いた。
ついでに、後ろにいたアフォしぃも絶命した。
「このピストルはなぁ、1回引き金をひくだけで、2発出るんだぞゴルァ!これなら糞虫ぃも楽々殺せるんだゴルァ!」
そこに、モララーが、
「おーい!そこのギコ!こいつらを殺すの手伝ってくれ!」
と頼んだ。
「OKだぞゴルァ!」
ギコは、そう答えながらアフォしぃの頭を打ち抜いた。
10分後…
アフォしぃは残り1匹となった。
アフォしぃは、
「ヤ、ヤメテ!コロサナイデ!」
と言っている。
モララーは、
「いやだね。」
といって、アフォしぃの首を30㌢バサミで真っ二つに切り裂いた。
その後、モララーは、ギコに
「なあ、ギコ。お前のアフォしぃの殺し方、すごくよかったぞ。今から3人でファミレスいかねえ?話もあるし…」
ギコは、
「おう。もちろんお前らのおごりだよな。」
「今日はモナが奢るモナ。」
そうして3人はファミレスに向かった…

糸売く

151 名前:魔法使い(コテハン付けようかな) 投稿日:2004/07/01(木) 21:07 [ 5oWjvQWE ]
二ヶ月ぶりです。(AA練習スレより)3部構成。
ただし、まだ前編までしか出来てないので完成次第書き込みます。

ここはモナ蔵(クラ)王国。
近くに海しか無い絶海の孤島に存在する唯一の国である。
国王のモナ蔵は、住民を虐めるのが大の楽しみであり、毎月一人一回兵士達に虐待をさせ、その虐待の一部始終を記録し、自室でのんびり鑑賞するのが日課である。
虐待は二人一組で行われ、虐待係と記録、護衛係に別れている。
虐待係はその名の通り住民の虐待を行う係だが、ある程度の腕力が必要な為に高い階級の者しかなれない。
記録、護衛係は虐待係の虐待を記録し住民の反抗を押さえ付け、安全に記録、虐待が行えるようにする係である。
今日もこの国で国王の為に名誉ある死が、誰かの身に舞い降りる。


「チィチィ」
「ハニューン」
「ハイハイ、モウスコシマッテテネ。モウスグオイシイゴハンガデキルカラ。」
無邪気なちびしぃ姉妹が親しぃに夕飯をねだっている。
コンコン
「ハァーイ!」
今から30秒後の運命を知らないしぃは何の疑いも無しに玄関の扉を開く。
カチャ。
タァーン。
「ハニャ?」
相手の顔も見る前にいきなり腕を銃撃され、混乱するしぃ。
次第に射たれた部分が痛みを発し、同時に国王の虐待に自分達が選ばれたことに気付く。
「ハ…ハニ…イタァ…ウ…」
痛みとショックで頭が混乱している所に扉をこじ開けた兵士から強めの蹴りを食らう。
ドッダン!
「アッ!…チッ…チビチャン…タ…チ…」
中身の詰まった羽毛布団を蹴っ飛ばした様な音と共にしぃは吹っ飛び壁に頭を強打して、そのまましぃは気絶した。

糸売 <

何か修正や今後の展開の希望があればどうぞ。
多分携帯から確認すると思いますが、よろしいでしょうか?
(書き込み可能なら携帯から書き込みします。)

152 名前:魔法使い 投稿日:2004/07/01(木) 21:07 [ 5oWjvQWE ]
>>151
あげてしまった!すいません。

153 名前:魔法使い 投稿日:2004/07/01(木) 21:12 [ 5oWjvQWE ]
>>151-152
あれ?あがってない…。
お騒がせしました。
>>151の眼欄に書き込みが無いのは
ダブルクリックで前に同じ欄に書き込んだ物の一覧が出る機能があって、
それで「sage」を選んだら書き込みをクリックしたら消えてしまった為。

見苦しい良い訳本当にすいません。

154 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/01(木) 23:54 [ XwCkylsM ]
「BARオマエモカーの惨劇」第3−2 ギコ編 
第一編は>>121-122 第二編は>>131-133 第3−1(モナー)編は>>143-144

1/3
地下2階に降り立ったギコは、その衝撃の臭いに鼻をつまんだ。
「イ!イカ臭せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
とりあえず、地下2階はイカ臭い匂いで充満していた。
ギコは自分で用意してきたガスマスクをつけると、
この階の別のブロックを担当しているジエンが気になったが、今は関係ない。とにかく部屋を探すことにした。
しかし、部屋を探す前にやっかいなことになった。糞虫に見つかったのだ。
「ハニャーン!! ギコクンダ!! ダッコ! コウビ!!」
「また五月蠅い糞虫だゴルァ!氏ねや!!」
そういうと、ギコはガッハンマーで糞虫の頭を叩いた。
「シィィィィィ! ナニスルノ? ギコクンハ ギャクサツチュウ ジャ ナインダヨ!! シィヲ ダッコシテ マターリ シヨウヨ!!」
糞虫の頭の一部に頭蓋骨陥没の跡が見られる。なんて脆いんだ。
「悪ぃな。お前らの仲間に大切な奴を頃されてるんだ。今は(今だけとは限らないがw)虐殺厨なんだよ!」
そう言い捨てると、ギコは糞虫の耳をもいだ。
「シィィィィィ!!シィノオミミィィィィィ!!シィノオミミカエシテェェェェェェェェ!!」
糞虫の手は耳の方に向かって伸ばされたが、手が耳に到達するよりも、ガッハンマーが手を襲う方が早かった。その手はもう手として機能することはなかった。手は原形をとどめず、頭蓋骨陥没と併せて、糞虫の体の脆さを露呈した。
「シィノオテテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!ギコクンガヒドイヨォォォォォ!!ビェェェェェェェェェェェ!!」
とうとう泣き出した。ガキのごとく泣いている。
「もう少し虐待しておけば時限爆弾が機能して勝手に氏ぬ糞虫が大量に出るな……」
そういうと、皮もぎなどの虐待を加え、糞虫をびぃにしたのである。
びぃは獲物を探してはいずり回り始めた。見えなくなると同時に遠くで断末魔の叫びが聞こえた。

びぃは放っておいて任務を再開した。
しばらくすると、「マタリック」とかかれた部屋を発見したのだった。
少し様子を見てから突入することにしたギコは部屋の様子をうかがった。
どうやら、最近ダッコ革命党と同時に勢力を広げているマタリック教の教会らしい。
両者は相互で協力しあっていたようだ。

呼吸を整え、ギコは突入した。
「おとなしくしろやゴルァ!!動いたら氏ぬぞゴルァ!!」
しかし、その場にいた数匹の糞虫は忠告よりもギコに目がいっていた。
(ハニャーン!! ギコクンガ シィヲ ダッコシニ キテクレタ! ソレトモ コウビ!? キャー!! シィハ ナンテ シアワセナ シィ ナンデショウ マターリノカミサマニ カンシャ シマス ニャーメン)
そのうち一匹が我慢しきれず、
「ギコクゥゥゥゥゥン!! ダッコォォォォォォォ!!」
叫びながら突進してきた。
ギコは手を広げた。糞虫はギコに飛びついた。しかし、永遠にギコにふれることはなかった。モララーからもらった槍は、ちょうど心臓を貫いたのである。
「ジ………シィィィィィィィ………ギコ……ク……ン…………ダッ……コ…………」
体は脆いがとてつもない生命力である。心臓ひとつきなら普通は即死である。このまま生かしておくとダッコダッコ五月蠅いだろうと予想したギコは、ガッハンマーでとどめを刺した。断末魔の叫びとともに糞虫は絶命した。

155 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/01(木) 23:55 [ XwCkylsM ]
2/3
何を狂ったのかこの教会の司祭と思われる糞虫が
「ゼンチ ゼンノウノ マターリノカミヨ! コノ ギコクンカラ ギャクサツチュウノ ノロイヲ トキタマエ!!」
と叫んだ。ギコはすぐさま司祭のもとへ行き、こう言ってから乱れ突きを食らわせた。
「悪ぃな。俺は虐殺厨の呪いなんかに囚われてはいないんだよ。そもそも呪われてすらいねぇんだゴルァ!!」
「シィィィィィィィィ!!ソノヨウナ オコナイヲ カミガ ミノガストデモ オモイナノデスカ!? テンバツガ オチマスヨ!!」
「そうか。落とせるもんなら落としてみやがれゴルァ!!!」
ギコは逆ギレして乱れ突きからガッハンマーでのいたぶりに変更した。
糞虫祭(糞む司祭)の体がトマトになっていくのがリアルでわかる。
虐殺の光景を見ながら糞虫どもは
「ギコクンガ シサイサマヲ コロシテル………ドウシテ?………イッショニ マタリックキョウカイデ マターリシヨウヨ………」
「ドウシテ ギャクサツチュウナンカニ ナッチャッタノ? ギコクン………」
「コンナノ ギコクン ジャナイ!!キット クソモララーガ キグルミヲ カブッテイルンダヨ!!」

司祭が氏んだあと、光景を見ていて半泣きしていた糞虫がチャックを探して襲いかかってくる。
「コノクソモララー!!ギコクンニ ヘンソウシテ シィタチヲ ダマシタ ツミハ オモインダカラ!!」
「クソモララーヲ コロシテ マターリス(ry」
「サァ! ハヤク チャックヲ ミセテ ミニクイ モララーノ カラダヲ ダシナサイヨ!」
ギコは限界だった。
「俺は正真正銘本物のギコだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

156 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/01(木) 23:55 [ XwCkylsM ]
3/3
3分後、教会は血で洗われていた。マタリック室を制圧したのだ。
ふとギコは、教会の奥に部屋があるのを見つけた。
そこは隠し武器庫で、日本刀を始め、十字軍の鎧を模したものや、なんとアルテ○ソード
や正義のそ○ばんまで見つかる始末である。
ギコは手頃な銃を見つけると、槍の先の刃をはずし、銃に取り付けて銃剣に進化させた。
「これでいっそう使いやすくなるぞゴルァ!」
ガッハンマーも片側を針を刺し、串刺しガッハンマーに改良することができた。

しばらくしてギコは次の部屋を見つけた。「訓練室」である。
なかからは「ハ・ニャ!ハ・ニャ!ハ・ニャ!」と繰り返し聞こえる。
そして別の声で中から、「ダッ=コハ マターリノカミサマノ カクトウギ コレヲ フキュウ サセレバ マターリハ 190% ジョウショウ ギャクサツチュウハ80% ゲンショウスル サイコウノ カクトウギデス コレハ シィダケデハナク チビギコ・オニーニニモ フキュウ サセナケレバ ナリマセン ソレハ アナタガタノ シゴト ナノデス!」
「話が本当だとすれば、糞虫が増殖しちまう。さっさとここを潰すか!」
威勢良くドアを開け、問答無用で銃を乱射した。さっさと頃すべきだという気持ちが先行していたからだ。
断末魔の叫びが各所から聞こえる。時期に聞こえなくなった。どうやら全て氏んだようだ。ギコは次の「ハニャンシツ」に向かっていった。

しかし、一匹の糞虫は生き延びていた。糞虫は緊急無線で全てのフロアに「ギャクサツチュウ シンニュウ! ギャクサツチュウ シンニュウ! ケイカイセヨ!!クリカエス………」

警戒が厳しくなっていたが、ギコは部屋を全て周り、全ての部屋を血で洗った。
もっとも、放し飼いのびぃが数個の部屋を潰していたのだが、
ギコも無線でモララーに報告、新木場地区へ向かっていった………………

157 名前:質問 投稿日:2004/07/03(土) 22:07 [ wm654Zwc ]
半角のセリフって、全部読んでる?

適度にスペースで区切ってあっても、自分は正直、目が滑る。
自分で書くときは
 ・半角キャラにはなるべく喋らせない
 ・読まなくても平気なよう地の文でフォロー
を心がけてるんだけど、他の人は結構読んでるのかな?

158 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/07/03(土) 23:04 [ 19zVYhrE ]
>>157
実際、自分は半角セリフはほぼ使ってない感じなんですけど。
書く時があったとしたら、大体は貴方と同じような工夫かな。

「ダッ=コハ マターリノカミサマノ カクトウギ コレヲ フキュウ サセレバ マターリハ 190% ジョウショウ ギャクサツチュウハ80% ゲンショウスル
サイコウノ カクトウギデス コレハ シィ......」
上記はアヒャコプーン氏の作品中でのセリフですが、例をとってみればこんな工夫を。
あくまでも例として、個人的な意見として受け取ってください ↓

「ダッ=コハ マターリノカミサマノ カクトウギ コレヲ フキュウ サセレバ マターリハ 190% ジョウショウ ・・・」
聞き取りづらい無駄話だ、まだまだ続くようだ。
「ギャクサツチュウハ80% ゲンショウスル サイコウノ カクトウギデス コレハ シィダケデハナク ....」
ギコはうんざりするような話を聞きながら、殺したいと焦る気持ちを抑えて話を聞いていた。

「チビギコ・オニーニニモ フキュウ サセナケレバ ナリマセン・・・ソレハ、アナタタチノ・・・」
こいつはやばいと、ついにギコは決心した。
「話が本当だとすれば(以下同文)」

以上です。改変した文、後自分の好みに脚色してしまった部分があります。
くどいですが、参考程度に。

最後に、これは主観的な意見で誠に恐縮ですが、半角は結構見慣れてます。
でも、飛ばしても他の演出で話が分かるようなものがあったりするので
自分は、半角はほとんど読まない主義です。

アヒャコプーン氏、お節介な指摘、失礼しました。

以上、読みにくい長々とした文、全て読んでくれた人がいたら、有難う。
では。

159 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/04(日) 00:18 [ iOFJRCuY ]
>>158(じぇのさいど氏)
いえいえ、どうもありがとうございます。
これからも精進していく次第でございます。
次回のジサクジエン編もつっこみなどよろしくお願いします。

160 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/04(日) 16:32 [ iOFJRCuY ]
「BARオマエモカーの惨劇」第3−4編 「ニクコプーンクエ!」 
第一編は>>121-123 第二編は>>130 >>132-133 
第3編 モナー編>>143-144 ギコ編>>154-156
今回は半角だらけなので全角訳もあります。

1/2
ジエンはジエンで部屋を探していた。
「ショクリョウ トリカエス (・∀・)イイ!」
(食料取り返す (・∀・)イイ!)
とりあえず、食料の奪還を目指しているジエンには邪念はない。
歩行速度が遅いからとっさに隠れられず、糞虫に見つかった。
「コンナトコロニ ジサクジエンガ マヨイコンデル ホントウナラ コノキチヲ シッテシマッタ キミハ イキテハ デテイケナイケド
 ココロノ ヒロイ シィチャンハ コロサナイデ アゲルカラネ」
(こんなところにジサクジエンが迷い込んでる。本当ならこの基地を知ってしまった君は、
生きては出ていけないけど、心の広いしぃちゃんは殺さないであげるからね。)
「ソンナコトヨリ ニクコプーン ダッコアジ クエ!!」
(そんなことより肉骨粉ダッコ味食え!)
といって、ジエンはニクコプーンを出して糞虫に渡した。
(コノ ニクコプーンハ アマイアジヲ ダス ニクコプーン! デモ タベタラ サイゴ アトハ シヌダケ! (・∀・)イイ! シカモ クッタヤシノ ウンコーヲ クッテモ シヌ! スグレモノ (・∀・)イイ!)
(この肉骨粉は甘い味を出す肉骨粉!でも食べたら最期。後は死ぬだけ!(・∀・)イイ!しかも食った香具師のウンコーを食っても死ぬ!優れもの(・∀・)イイ!)
「ホントウハ シィチャンハ アマクテ コウキュ(ry) デモ ダッコアジナラ タベテアゲル」
(本当はしぃちゃんは甘くて高級な(略)でも、ダッコ味なら食べてあげる。)
といって、糞虫はニクコプーンを口に含み、飲み込んだ。
「ハニャーン! マターリシテテ イイアジ ダヨゥ ミンナニモ タベサセテ アゲヨウ! チョット コッチニ キナサイ!!」
(ハニャーン!マターリしてていい味だよぅ。みんなにも食べさせてあげよう!ちょっとこっちに来なさい!)
といって、ジエンは作戦通り、糞虫に連れられて「ベビチャンノヘヤ」と書かれた部屋に来た。「ハニャーン! ベビチャン! コノ ジサクジエンサンガ アマクテ コウキュウジャナイケド オイシイ ニクコプーン クレルヨ!」
(ハニャーン!ベビチャン!このジサクジエンさんが甘くて、高級じゃないけどおいしい肉骨粉くれるよ!)
「ホシイヤシハ ナラブ! (・∀・)イイ! ワリコミシタヤシニハ アゲナイ!」
(ほしい香具師は並ぶ!(・∀・)イイ!割り込みした香具師にはあげない!)
「チィ!」「チチィ!」「チィ!!」「デチィィィ!」「テチ!」
チビしぃとチビギコの鳴き声が交錯する。そして、大量のチビと親糞虫が一列に並んだ。
ジエンはそれぞれにニクコプーンをあげた。氏のニクコプーンを。
それぞれから「アマイ!」「マターリ!」「(゚д゚)ウマー」などと感想が述べられる。
そして、ジエンは部屋を去る際にこういった。
「ホカノ ヘヤノ ヤシニモ オシエテヤル! (・∀・)イイ!」
(他の部屋の香具師にも教えてやる!(・∀・)イイ!)
「ハニャーン! ソウスルョゥ! ホカノ ヘヤノ ミンナニモ アゲテネ! コレ ライキャク ショウメイショ!」
(ハニャーン!そうするょう!他の部屋のみんなにもあげてね!これ、来客証明書!)
ジエンは紙を受け取り部屋を去った。

161 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/04(日) 16:33 [ iOFJRCuY ]
すいません。修正版投下します。
1/2
ジエンはジエンで部屋を探していた。
「ショクリョウ トリカエス (・∀・)イイ!」
(食料取り返す (・∀・)イイ!)
とりあえず、食料の奪還を目指しているジエンには邪念はない。
歩行速度が遅いからとっさに隠れられず、糞虫に見つかった。
「コンナトコロニ ジサクジエンガ マヨイコンデル ホントウナラ コノキチヲ シッテシマッタ キミハ イキテハ デテイケナイケド
 ココロノ ヒロイ シィチャンハ コロサナイデ アゲルカラネ」
(こんなところにジサクジエンが迷い込んでる。本当ならこの基地を知ってしまった君は、
生きては出ていけないけど、心の広いしぃちゃんは殺さないであげるからね。)
「ソンナコトヨリ ニクコプーン ダッコアジ クエ!!」
(そんなことより肉骨粉ダッコ味食え!)
といって、ジエンはニクコプーンを出して糞虫に渡した。
(コノ ニクコプーンハ アマイアジヲ ダス ニクコプーン! デモ タベタラ サイゴ アトハ シヌダケ! (・∀・)イイ! シカモ クッタヤシノ ウンコーヲ クッテモ シヌ! スグレモノ (・∀・)イイ!)
(この肉骨粉は甘い味を出す肉骨粉!でも食べたら最期。
後は死ぬだけ!(・∀・)イイ!しかも食った香具師のウンコーを食っても死ぬ!優れもの(・∀・)イイ!)
「ホントウハ シィチャンハ アマクテ コウキュ(ry) デモ ダッコアジナラ タベテアゲル」
(本当はしぃちゃんは甘くて高級な(略)でも、ダッコ味なら食べてあげる。)
といって、糞虫はニクコプーンを口に含み、飲み込んだ。
「ハニャーン! マターリシテテ イイアジ ダヨゥ ミンナニモ タベサセテ アゲヨウ! チョット コッチニ キナサイ!!」
(ハニャーン!マターリしてていい味だよぅ。みんなにも食べさせてあげよう!ちょっとこっちに来なさい!)
といって、ジエンは作戦通り、糞虫に連れられて「ベビチャンノヘヤ」と書かれた部屋に来た。
「ハニャーン! ベビチャン! コノ ジサクジエンサンガ アマクテ コウキュウジャナイケド オイシイ ニクコプーン クレルヨ!」
(ハニャーン!ベビチャン!このジサクジエンさんが甘くて、高級じゃないけどおいしい肉骨粉くれるよ!)
「ホシイヤシハ ナラブ! (・∀・)イイ! ワリコミシタヤシニハ アゲナイ!」
(ほしい香具師は並ぶ!(・∀・)イイ!割り込みした香具師にはあげない!)
「チィ!」「チチィ!」「チィ!!」「デチィィィ!」「テチ!」
チビしぃとチビギコの鳴き声が交錯する。そして、大量のチビと親糞虫が一列に並んだ。
ジエンはそれぞれにニクコプーンをあげた。氏のニクコプーンを。
それぞれから「アマイ!」「マターリ!」「(゚д゚)ウマー」などと感想が述べられる。
そして、ジエンは部屋を去る際にこういった。
「ホカノ ヘヤノ ヤシニモ オシエテヤル! (・∀・)イイ!」
(他の部屋の香具師にも教えてやる!(・∀・)イイ!)
「ハニャーン! ソウスルョゥ! ホカノ ヘヤノ ミンナニモ アゲテネ! コレ ライキャク ショウメイショ!」
(ハニャーン!そうするょう!他の部屋のみんなにもあげてね!これ、来客証明書!)
ジエンは紙を受け取り部屋を去った。

162 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/04(日) 16:34 [ iOFJRCuY ]
2/2
ジエンが去った後、一匹は部屋の中で無線を取り、「ジエンガ アマイ モノヲ クバッテマスヨ!」と、通信した。各部屋から「ハニャーン!」(了解!)の返答を受けて通信を切った。
そして、通信がきれた後、一匹の糞虫が、
「ハニャーン! ソレニシテモ オイシカッタネ」
(ハニャーン!それにしてもおいしかったね。)
「キット マターリノカミサマノ ツカイナノネ」
(きっと、マターリの神様の使いなのね。)
と、言いながら15分ほど雑談をしていた。
そのときだった。一匹のベビが苦しみだしたのである。
「チィィィィィ! イキガデキナイヨウ! オカアチャン! ナッコ!」
(チィィィィィ!息ができないよう!お母ちゃん!ナッコ!)
「ハニャ!? イッタイナニガオコッタノ!?」
(ハニャ!?一体何が起こったの!?)
とにかく、母糞虫は何もできない。ベビは苦しみに苦しみを重ねていく。
「シィィィィィ… コノママジャ シィノ ベビチャンハ シンジャウョゥ……」
(シィィィィィ…このままじゃしぃのベビちゃんは氏んじゃうょぅ……)
母は嘆くことしかできなかった。所詮糞虫の脳味噌。しぃ味噌にするしか使い道がない。苦しみを重ねていったベビは、苦しみの限界を超え、動かなくなった。
「……ベビチャン!?…………シィノ ベビチャァァァァァァァァァン!!………… シィノ ベビチャン シンジャッタョゥ………」
じきに、他のベビをはじめとした、ダッコ味のニクコプーンを食べた奴らにも健康障害が現れた。
腹を下し、脱糞がとまらない。逆に便秘になった。他にも呼吸器障害、アヒャ化現象、高熱により熔ける、低体温で冷えて凍りそのまま氏。
ニクコプーンの健康障害とは別だが、仲間の氏にショック氏した香具師も出た。
体が脆いのはギコ編でもわかっているのだが、精神もやわなようだ。
氏にようは様々。しかし、断末魔の叫びは聞こえない。苦しみながら氏んでいき、断末魔の叫びは聞こえない、ご近所に優しい頃し方ではあるが、快感は得られにくい。
しかし、今のジエンに快感は必要ない。食料を取り返すのみ。


1時間後。ジエンは食料を持ち歩きながら全ての部屋を見回った。
各部屋には死体が山積みとなっていた。生きているのは、脱糞の拍子に生まれたと思われるベビ。後は糞を食って死ぬのを待つのみ。ジエンはそのまま無線を使う。
「モララー!キコエルカ!」(モララー!聞こえるか!)
「十分だぞ!なんだジエン?」
「ニクコプーン ダケデ ゼンブ ヌッコロシタ! (・∀・)イイ!」
(肉骨粉だけで全部ぬっ頃した!(・∀・)イイ!)
「了解!次のエリアでもニクコプーンの驚異を見せてくれ!それから、新木場エリアではギコに合流してくれ!」
「ゴウリュウ (・∀・)イイ!」
(合流(・∀・)イイ!)

ジエンはそういうと、ギコの方へ向かっていったのであった。


「さて、後は俺だけか。ま、一頃しするか!」

モララーは不適な笑みを浮かべ行動を再開した。

163 名前:じぇのさいど 投稿日:2004/07/04(日) 18:39 [ IrYJsRdQ ]
突然ですが、傭兵の話は打ち切りにさせて頂きます。
なぜかというと、虐殺表現が少なかったり、長く続くような物なので
練習スレに書き込むのは、適当ではないと判断しました。

ここでは短編を投稿しようと思います。
では。

164 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/07/04(日) 19:53 [ DUSekSZ. ]
※この小説では、都合により、しぃたちも全角で話します
「ファイナルファンタジーAA1話「殺戮の詩」」

ある通りで、戦いの音がしている
向こう側には、しぃたちの大軍、こちら側は、モナーとモララーがいる
「ちくしょう・・・こんな糞どもに殺られるわけにはいかないモナ」
「ああ・・・・たたが全角で話せるようになったぐらいの糞虫どもにはな」
モナーたちはかなりの手傷を負っている、それにくらべしぃたちは無傷だ
「まったく・・・マタ―リのしぃちゃんに手を出すなんてゆるせない!!」
「みんな!このギャクサツチュウどもに制裁を!」
「オ――!!」
一斉にモナーたちに襲いかかる、モナーはある事を思い出していた


今から11年前

モナー、8才

モナーは人々から「悪魔」と忌み嫌われてきた家に生まれた
ある日、父と母は祖母の葬式に行きモナーは留守番だった
「あーかったるいモナ・・・早くかえってこないかなー」
モナーは、祖母が氏んだというのにあまり悲しくなかった
このころから、父母以外だれも人を信じられなかったからだ
しかし、ある電話が入ってきた
電話の相手は、あの全角しぃだった
「だ・・・誰モナ!?」
怖くて足が震えている
「あなたの両親を頃しちゃった。」
平然とこういった
「そんな・・・・お前エエ!!いま何処にいるモナ!!」
そんなの普通教えてくれるはず無い、しかし
「厨房板、そこであなたの両親を頃したの」
と簡単に教えた、それを聞くとモナーはすぐに電源を切り、家にあった剣、エクスカリバーを取り出し、厨房板へと急いだ

そのあとの記憶はあまりない、がしぃたちにやられたのは確かだった



「しねええええええ!!」
3匹ほどのしぃがモナーに剣を振り下ろした、が切れたのはしぃたちの方だった
「お前らだけには・・・絶対負けねえ!!!アアアアア!!」
モナーは、狂ったようにしぃたちに斬りかかった、そう、親の唯一の形見、エクスカリバーで・・・
モララーは、傷をポーション(傷薬)で回復しながら槍で応戦している
「ハギャヤアアアア!!!ユルシテエエエ!!」
 そこに遠くから声が聞こえた
「いまさら遅えわ!このアフォ!!!」
という声とともに、銃弾が飛んできて、一匹のしぃの頭を貫いた
「だれよ!!こんなヒドイことするのは!!!」
「俺らだよ」
一閃の影がしぃ達の横を通り過ぎたと思ったら、しぃ達の首が飛んだ

最後に残ったしぃは、唖然としている
「どうして・・・・ギコ君・・・なんで私達を殺すの・・・どうして・・」
そこには、大きな剣を持ったギコがいた
「うるせえな・・おい、フサ」
フサギコが出てきた
「フサ君は・・助けて・・くれるよね・・・?」
フサの足にしがみついた
「・・・・・・バーカ、キモいんだよ」
蹴り飛ばし、銃を構えた
「俺らはモナー達を助けにきたんだっつーの」
ニヤリと笑ったあと、引き金を引き、最後のしぃの息の根を止めた

続く

165 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/04(日) 20:04 [ iOFJRCuY ]
済みません。じぇのさいど氏に続き、
長続きしそうなので、「BARオマエモカーの惨劇」シリーズは
ここで修行を積んだ後、本番のスレに投下します。
次は短いものを用意します。申し訳ないです。吊ってきます。

166 名前:164 投稿日:2004/07/04(日) 20:52 [ DUSekSZ. ]
続き

167 名前:164続き 投稿日:2004/07/04(日) 22:03 [ DUSekSZ. ]
↑すいません
「ファイナルファンタジーAA2話「虐殺と虐待のの協奏曲(コンチェルト)」」

モナーたちは、廃墟となったビルで傷を癒していた
「助かったぜ・・・サンキュー」
「なに、礼にはおよばんさゴルァ」
「さて・・・次はちゃんと半角のしぃを捕まえにいくモナ。そしてゲームモナ!!」
「イエーい!!!」

「サア、ミンナゴハンヨ」
「ワーイ!!キョウハスキヤキダ!!」



「ハ!糞のくせに食いモンだけには恵まれてるモナ」
「よし、実行だからな」



プツン


「アレ、テイデン・・・・?ベビチャンハ?ベビチャーン!!ドコー?」
返事はない、代わりにモナーの鉄拳制裁が飛んできた
「ウッ!・・・・・」



しぃはある倉庫で縛られていた。そこにモナーがやってきた
「クク・・・いいねえ・・・親の仇が手出しできない状態で目の前にいるのは」
言い返したいが、口には猿ぐつわ+ガムテープ+布でふさがれている
モナーは、しぃのあごをさすりながら、あるものを見せた
そう、べビしぃの死骸だ
「どうだ?辛いだろ、悲しいだろ、憎いだろ、殺したいだろ、ハハハ!」
しぃはモナーを睨んだ、しかしモナーは笑っている
そこにモララーにギコ、フサが来た、しかもフサはなにやら箱を持っている
モララーが箱に手を突っ込んだ
「さ〜最初の道具は〜〜〜・・・・・ジャーん!!」
そういって取り出したのは・・・・ドライバー(ネジ付き)だった
「このゲームは箱からとりだした物でお前を痛めつけるゲームだ」
「そして殺しちまった奴が酒をおごる・・そうゆうルールだゴルァ!!」
早速ゲームは始まった
モララーはまずネジをしぃの胸にあて、ドライバーで埋め込んだ
しぃの顔がゆがむ
足、手、指と次々埋め込んでいく
次はギコ
道具は・・・・ペンチ
ペンチをしぃの腹に思い切り差し込んだ、血が吹き出す
ペンチをしぃの体内で一度開いて閉じ、引き抜いた、抜けたのは盲腸
「おごりたくねーからまだ殺さんよ」
次はフサ
道具は・・・・はんだごて(改造)
スイッチをつける、電気が肉眼で見える、かなりの改造だ。しかも、燃え出した
そして、目におしつけた
しぃは暴れた、しかしあらゆる個所を鉄の鎖で縛られているしぃに何ができる
そして、さらに他の個所に押し付ける、もう骨の部分もあった
「右目はのこしてやる。せめてもの慈悲だ」
そして・・・モナー
しかし、モナーにとってゲームなどどうでもよかった、酒なんて盗めばすむ事
とにかく殺してやりたかった
道具は・・・・包丁
道具の中でこれが一番殺傷力がある、まず両手足を切断し、耳をもぐ、次に目をつぶし、皮をはいだ
さらに声たんを抜き、歯をもぎ取り、腹を刺し、内臓を抜く、それでもまだしぃは生きている
頭蓋骨以外の骨を抜き取り、丸める、そして・・・・


踏み潰した



「死んだな」
「おごるぜ、ちょっとまってろ」


4人の夜は、しぃたちの肉のしゃぶしゃぶと盗ってきた酒たちで盛大に盛り上がった


続く

168 名前:ギャクモナ 投稿日:2004/07/07(水) 23:06 [ Ca4LVbp2 ]
3人は、ファミレスのイスに座った。
モララーが、話し始めた。
「俺らは、アフォしぃを駆除する仕事を政府に頼まれているんだ。」
「モナもやっているモナ。」
「お前は、アフォしぃが影で年々増加しているのを知っているか?」
「いや、知らなかったぞゴルァ…」
「そいつを俺達は駆除するんだが、駆除しても駆除してもアフォしぃの数は減らない…」
「今にきっと社会問題になるモナよ。」
「そこで、ギコに一役買ってもらいたいんだが…」
「別にいいけどよ、報酬は出るのか?」
「もちろんモナ!だいたい月に5〜60万くらいモナ。」
「よし、やってやるぞゴルァ!」
「じゃあ、決まりだな。モナー。この書類市役所に出してきてくれ。」
「またモナがパシリモナかー?!(行ってくるけど…)」
「ってことで、よろしくな。ギコ。」
「よろしく頼むぞゴルァ!」
3年後…
モララー達は、市長からアフォしぃを町から駆除したということで、名誉勲章をもらった。
「モララー。」
「なんだ?モナー。」
「いままで駆除してきたなかには、まだ産まれたてのベビしぃもいたモナ。」
「そうだな。」
「あんまりしぃを殺しすぎると、今度は保護されてしまうモナ。そうなったら、漏れたちの仕事が無くなってしまうモナ。」
「それで?」
「そこで、ベビしぃだけを(チビだと、もう治しようがない)保護して、普通のしぃにすればいいんだモナ!」
「アフォしぃたちは?」
「殺すモナ。またはでぃにかえるモナ。割合的には、10匹のうち3匹h…」
「虐殺していいんだな?」
「そうモナ。残りの5匹中の3匹は、でぃに変えて、残りは施設でも建てて育てるモナ。」
「ん〜…まあ、いいんじゃないか?これ市役所に出してこい!」
「いわれなくても行くモナ!」
モナーは、市役所へ走っていった。
その話を聞いていた(入れなかった)ギコが、口を開いた。
「おい…」
「ん?」
「モナーがいってたアレ…」
「アレがどうした?」
「施設を建てるのは、任せてくれ!知り合いに、大工がいるんだ。そいつらに頼んでみる。市からも金、でるだろ?」
「出ると思うぞ!よし、頼んだからな!」
「おう!」
数年後、『ベビ養護院』が地域ごとに立てられ、アフォしぃの数が年々減っていった。
しかし、まだアフォしぃは絶滅していない。もしかしたら、あなたの背後にも…
END

とりあえず、初作品投下おわりますた。あ、タイトルは「害獣」です。
変なところがあったら、遠慮なく言ってください。
また書いてみようかなぁ…

169 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/07/09(金) 20:35 [ xUtARAaw ]
「復讐」

1匹のギコがいた
この世で一番不幸なギコ
なぜなら、彼の家族はアフォしぃ達に皆殺しにされ、自分も奴隷にされているのだ
「サア、ハヤクゴハンヲツクリナサイ!マズカッタラショウチシナイワヨ」
「どうぞ・・・」


「マズイ!!ナニヨコノゲテモノハ!オシオキヨ!!!」
ある部屋に連れてかれた
彼の作った料理は、世界の中でも一二を争う味だった。しかししぃはそれを認めない
おまえらの舌のほうがよほどヤバイ

ギコは、両腕を鎖でつながれ、鞭で叩かれ続けた
「うあ!!が!!ぐあ!!」
「サア、シバラクコノジョウタイデハンセイシナサイ」


そのとき、一人のしぃが近づいてきた
「(ああ・・また虐待される・・)」
しかしそのしぃは虐待どころかギコの自由を奪っていた鎖を外してくれた
「ど・・どういうことだ・・・」
そのしぃは全角で話した
「そんな事はどうでもいいの。早くここから逃げて」

いわれる通り、俺は逃げた



でも、しぃの所に何年もいた俺にみんなは・・・・

そこにモナーが現れた
「ギコ!!よかったぁ〜・・・・しぃたちにこんなに傷つけられて・・・」
思い出せない、この人はどこかであった気がする
「記憶がないモナか・・・これ見せたら思い出してくれるかな・・」
と写真を見せた
そしたら、俺の頭にいろいろな失われてた記憶が蘇った
「・・・モナー・・思い出した!全部!!」
「ギコ!!」
モナーはギコを抱きしめた、しぃにずっと虐待されしぃのキモさがうつってしまった俺を
それからギコは傷やしぃの汚れを癒す為病院で入院した
モララー達がきた
「ギコ、大丈夫か?」
「あんまり無茶しないモナよ」
「大丈夫、明日退院だから」
「なあ、俺らでしぃに復讐しないか?」




そしてギコは、復讐のため、仲間と武器と共にしぃの城に攻め込んだ



「ジエン!!点火の用意はいいモナ!?」
「イイ(・∀・)!!」
ボッ
爆弾の導火線に火がついた
「みんなはなれろゴルァ!!」
3・2・1・・・
ドガアアアアアアン!!
城内
「ナ、ナニゴトー!!」
「ハッ!!クソモナータチガシンリャクニキタモヨウデス!!シカモソノナカニハアノギコモ!!」
「ヌヌウ・・・ギコヲトラエロ!!ホカハミナゴロシダー!!」


しぃの大軍が来た

「モナーたち・・・ここは俺一人でやる」
「モララー!!いくらなんでも無茶モナ!!」
「早く逝け!!!!!」
「・・・死ぬなモナよ!!」



「てめえら・・・よくもギコを・・・・」
モララーは想生破(剣)を強く握る
「よくもギコをてめえらと一緒にしたな―――ッ!!!」
目にもとまらぬ速さでしぃたちの首をはねる、まるで狂気に満ちた悪魔のように
ギコたちは城内で戦っている、やはりその中で犠牲者も出てきた
そして最上階についたとたん、先に最上階に来ていたモナーが吹っ飛んできた
傷だらけだ、まだ息はあった
「モナー!!しっかりしろ!!フサ!モナーを頼んだぞ!お前らは先に出てモララーの援護を」
「わかった!」
フサを先頭に、皆は城を出た
ギコは思い切りドアを刀で斬り中にはいった、すると足元にはあの助けてくれたしぃの死体があった

「貴様・・・」
「!!ナゼココガワカッタ!」
「言う必要はねえ・・・此処で貴様は死ぬからな!!今なら兵もいねえ・・アイツの仇!!」
ギコの目が赤く染まる、涙が流れる、そして、突っ込んだ
「ダッコスルカラヤメテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!」
「てめえのダッコなんぞいらんわあああああああああああ!!!!」
ズシャバリクチョズパザクビリビリブチブシャッ!!!
しぃは、ただの四肢の無くなった肉塊と化していた

ギコは、全角で話せたしぃの遺体をかついで部屋をでた


外に出ると、犠牲者を担いだ皆が待っていた、そしてジエンが城に火をつけた



犠牲者
マララー
つー
八頭身
>>1
オニギリ
シーン
ぞぬ
さいたま

そして・・・ギコを救ったしぃ
全員一緒の墓に埋められた、モナーとモララーはまだ意識が戻らないため墓参りにはこれなかった


そしてギコは毎日その墓の前で犠牲者と話していた

170 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/07/10(土) 17:14 [ MWWWsYGU ]
>>120の続き(送れてスミマセソ)

「この籠に物を入れてトラック1周するだけモナ」
「まず、18位の君。」
「ナンデチカ・・・?」
目つきが鋭いのでおびえた声で言った。
「この袋を籠に入れます」
「オモイデチィ!コレハナンデチカ?」
「お米10キロモナ。完走できたらプレゼントするモナ。」
「オコメデチカ!?ガンバルデチ!」
お米が珍しかった訳ではない。母と買い物に行く時に
母が「オコメガタカイワ」と言うので、母が喜ぶと思ったのだろう。
「はい、じゃあ19位の君は、この箱だ。」
「ウゥ・・・オモイデチィィィ・・・、コレハナンデチカ?」
そういうと、モララーが耳元に口を寄せて、小声で言った。
「これはね、本物のピストルだよ。君達が持ってるコルクの奴じゃない
 人も殺せる本物。全部は無理だけど、一つ挙げるよ、完走したら。 」
「エーーーー!ホントデチカ!?ホシイデチィィィィィィ!!」
「次、20位の君。」
「デチ?」
「君はこの樽ね。」
持ち上げているモララーさえ、重そうに持っている。
「オモ・・イデ・・チ・・」
「この中身は君達のダイスキな蜂蜜だよ、もちろん完走したら挙げるよ」
「では・・よーい ドン!!モナ」
重い物を持っているので、よたよた歩いている。
だが、景品が最も魅力的な19位のベビは、やや速く歩いている。

何分経っただろうか、やっと一匹が一周を終えた。
19位のベビだ
「はい、やくそくのピストルと弾あげるよ。」
「ワー!カッコイイデチ!ミンナニ ジマン スルデチ!」
「あとこれ、打ち方の説明書。」
「イマ ウッテモ イイデチカ!?」
疲れたことなどモウ忘れている。今は撃ちたいのだろう。
「いいよ。ほら、ちょうど言い的が2つ。」
よたよた走っているベビを指差した。
「ナルホドデチ!イクデチ!!」
ためらいも無く引き金をひいた。
ドゥーン・・・・・・
撃ったベビは反動で少し後に下がった。
もちろん弾は当るはずも無く、青空に吸いこまれた。
後続の2匹も返って来た。
「ヤット・・・ツイタ・・・デチィ・・・」
「おめでとーう。君達に籠の中身を挙げます。」
「ワーイ!ハチミツガイッパイタベラレルデチィ!」
「コノオコメガアレバ、、ママヨロコブデチ!」
「19位の君、的が近くにあるよ・・・。」
19位のベビは思い出したようにピストルを出し、引き金を引いた。
ダゥーンダゥーン!!
「ギイヤアjhscんがhcvln!!!」
保育園最初の被害者が出た。

171 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/07/11(日) 18:47 [ .9Qyx6MY ]
>>170真雫氏
ちょっと質問
>>120のほうでは、ワースト3を含めた全員の口調がベビしぃ口調なのに
>>170のほうではそのワースト3の口調が
なぜかベビしぃ口調からチビギコ口調になっていると思うのですが
どうなんでしょうか?

172 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/18(日) 02:58 [ FGZlEJL6 ]
「BARオマエモカーの惨劇」外伝 「デストローイの無い日」

これは、オマエモカーの惨劇シリーズの起きる、1ヶ月前の話です。


今日はいい日だ。いつもはむかつく課長だが、今日ばかりはいい奴だ。
この前俺が出した出した新型「ガッハンマー」の提案を実現したらこれがバカ受けで、
社長に表彰された上に今日は課長のおごりだそうだ。
課長が行きつけのBARに連れて行ってくれた。「BARオマエモカー」というらしい。


中へはいると「いらっしゃい!」という声がした。店だから当然なのだが。
「マスター!今日も来たぞ!」課長が言う。
「うぉ。ハゲラーじゃねぇか。」マスターと呼ばれた人物が返答する。
「そのあだ名はよせってw」笑いながら実際禿の課長がツッコむ。
「お前のあのころはフサフサでなぁ………」
「そういうお前はチビだった………」
「それを言うなってw」「オマエモナー」「いや、台詞が違うってw」
聞いているのが飽きてきた。とりあえずわかったことは、二人は幼なじみであるらしい。
「で、そっちの若造は?」
「あぁ、俺の可愛い部下だ。今日は俺のおごりでな。」
会社では「お前は駄目人間か!?」とか罵声浴びせてる癖に、こんな時だけ可愛い部下……
思わず吹いた
「ほ〜。おごるたぁ珍しい。明日は夏のくせに雪か?」
「どういうこった!?しまいにゃキレるぞ!」

とにかく、会話は続いたが、俺もうまい飯を食うことができた。
BARなのに、ちゃんとした飲食店としてもやって行けそうだ。
そして、やっと自分も課長達の話に入った。それから10分後のことである。
マスターがいい人で、悩み事があれば来いと。上司の愚痴も聞いてやると。そういってくれたのである。

173 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/18(日) 02:59 [ FGZlEJL6 ]
そして、事件は起こったのである。
「ナニヨ! コノ ギャクサツチュウ!!!」
一匹の糞虫が金切り声をあげた。
「だから、当店ではそのような支払方法はできないんです。」
「ナニヨ! ダッコバライガ デキナイ オミセナンテ キイタコトナイ!」
なんなんだ、ダッコ払いって?少なくともここのマスターはDQN厨房には見えないが……
「DQNチュウボウノ ミセッテ ホントウニ ヒドイミセネ! セッカク シィチャンガ ゴハンタベテアゲテ ソノウエダッコマデ………………………」
「いい加減にして下さい!お支払いできないのであれば警察を呼びますよ!」
「イイモン! シィチャンハ ムザイダモン! ダッコバライモ デキナイ ミセノホウガ ワルイモン!
 ソレニ マターリノ ショウチョウデアル シィチャンガ ツミニ トワレルワケ ナイモン! ソレニモウ ケイサツナラ シィチャンガ ヨンダモン!」
どうやらダッコ払いとは糞虫をダッコすることにより、
みんながマターリを手に入れるから逆に感謝しなさいと。
感謝しなくてもいいから、飯タダにしろ……… そういう事らしい。
そんな都合のいい支払方法が糞虫の間では流通しているのか?
あいつらに金という概念はないのか?
その上、糞虫が呼んだ警察………全日本しぃ連合警察部門か
なんか、一悶着ありそうだな。巻き込まれないうちに退散するか………
しかし、退散するまもなく香具師らはやってきた。
「ハニャーン! ハニャンケイサツヨ! オトナシクシナサイ! コノミセノ マスターヲ マターリボウガイザイデ ゲンコウハン タイーホシニキタヨ!」
ハニャン警察………やはり、糞虫警察だったか………
ちなみに、ハニャン警察(マターリ警察)は糞虫どもの間での名称で、
正規の警察は虐殺警察(マターリの敵)などと呼ばれているらしい。
「マターリ妨害罪!?ふざけんな!そのような罪で連行される理由はない!
 むしろ客のマターリを妨害したのはそこのしぃだ!連れてくならそいつを連れてけ!」
マスターも糞虫と言いたかったろうが、
店の主人である以上、どんな客でも適切な言葉を使わないと営業許可が取り消される。よく、我慢できたものだな……
「ハニャーン!シィチャンノ マターリハ カミノ マターリダヨ! ダイイチソコニイルクソモララ…… コレダカラ DQNチュウボウハ (プ」
「漏れはお前らの方がDQN厨房だと思うが。
 それに俺は虐殺厨で虐殺厨にマターリは必要ないと。そう言いたいわけだな!」
漏れは我慢ができなかった。
こんな素晴らしいマスターをDQN厨房と言わせておいて黙ってはおけなかった。
無論、上司も立ち上がった。
「自分に都合の悪い香具師は虐殺厨か!?お前らはアフォか!?
 おっと、お前らはアフォしぃだったなwアフォで当然か。」
「ハゲラー!それにそこのモララーさん……モラ谷さんと言ったか?これは俺の問題だ!
 客に迷惑はかけられねぇ。その拳をといてくれ。」
「俺は断固拒否する。これから世話になるついでだ!それに俺も指名されている!」
「お前だけで抱え込むな。俺はお前に何度も助けられた。助け返してない部分、今返す!
 モラ谷!こいつら頃すぞ!!つき合え!」
「課長!言われなくても頃す気ですよ!!俺は外の糞虫をやります!」
 そういって、俺は外へ飛び出した。
 案の定、糞虫どもが大量にいる。
「ハニャーン! ギャクサツチュウガ ニゲテキタヨ!! ミンナ! タイーホシナキャ!!」
「逮捕できるものならしてみやがれ!できなきゃ俺の新技の練習台だ!!!」

174 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/18(日) 03:00 [ FGZlEJL6 ]
まずは一匹妊娠中なのを捕まえた。妊娠してるのに勤務とはご苦労なこった。
「動いたらこいつの命と、動いた香具師の命はあぼーんだからな!」
そういっておけば、自分の命を大事にする糞虫どもは動かない。
「お前ら2匹ペアになって並べ!そしてケツ出して待ってろ!」
みなさんは漏れが何をしようとしているかおわかりであろうか?スカトロレースである。
「これから競争を行う!勝った方は生き残り!負けたら頃す!
 優勝者には褒美としてダッコしてやる!
 もしくは、係員になれ!先着2名!!そいつは全ての競争が終わった後、優勝者と一緒にダッコ!」
警察とは言え、糞虫はダッコに弱い。
「ハニャーン! ダッコシテクレルノネ? ジャァヤルヨ!」「シィハ カカリインニ ナルモン!」
係員も決まり、第一試合の出走準備が始まった。今日用意したエンジンは
・タバスコ ・わさび ・からし ・本日のあたり目 ・石油 ・下剤
エンジンは毎回さいころで決まる。
「お前ら!名前を言え!!」
「シィミダヨゥ…………」「シィルスダヨ……」
「そしたらお前ら!このさいころを振れ!」
糞虫どもはさいころを振った。ちなみにこのさいころは重心をおかしくしてあり、必ず本日のあたり目が出るのだ。

そして、第一試合、出走準備が整った。糞虫どもは「ポンポンガイタイ」とのたうち回る。
「チョット! コレノ ドコガ キョウソウナノヨ! コンナノ マターリ ジャナイ ンダカラ! ホントウナラ イマスグ ダッコスルベキ ナノニ……」
また名台詞をうだうだ始めやがった……ウザい……とりあえず、頃しておくか…………
「はい、そこの五月蠅い糞虫君はダッコの権利を失ったので、とっとと氏んで下さい。」
五月蠅い糞虫にナイフを投げつけてやった。
信じられないことに、赤い血が噴き出した。緑色の血だと思っていたのにw
五月蠅い糞虫は十数分耐えた後、氏んだ。
しかも、数匹ショック氏した。十万石饅頭で表現しろと言われたら、
脆い!脆すぎる!2ch名物 「糞虫虐殺」と言ったところかw
とにかく、第一試合を始めよう…………
「第一試合!しぃ美VSシィルス!3……2……1……GO!」
両者一斉にアレをだしながらスタートした。係員の糞虫に全てが降りかかる。
「ハニャ!?ウンチサン!?クサイョォォォォォ!!」

両者、好スタートを切った。両者一歩も譲らないデットヒート。Max120kmと言ったところか。
しかし、そんな速度に糞虫の体は耐えられる訳がない。じきに爆発する…………
ここで、シィルスがスパートをかけてきた。見る見るうちにしぃ美を離していく。
しかし、終わりは来る。ゴールまで15mと言ったところで、シィルスの方の体が爆発。無惨な糞虫と化した。
その後、後ろの方から
「シィィィィィ!?アツイヨォォォォォ!!ダッコォォォォォォォォォ!」
しぃ美の体に火がついている。燃えさかっている。あの燃えようでは、ゴールする前に焼失するな。
「ジィィィィ……アデュイ…………ヴォウヴァヴェヴォ…………」
正確に発音できてない。ワラタ。で、そのまま焼失。
拍子で、ばたばた氏んでいく糞虫ども。禿藁。

175 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/07/18(日) 03:01 [ FGZlEJL6 ]
まぁ、そんなこんなで、最初に捕まえた香具師以外全滅させた。
残ったこいつは、全滅したことを知ったとたん、子を産んだ。力が抜けて失禁するのと同じ要領か?
とにかく、5匹ほどいらん生命が誕生した模様。漏れはそいつらの様子を見た。そして、一つの案を思いついた。
「よし。お前、餓鬼どもをダッコしてやれ。流石に、俺も凶悪な悪魔じゃないさ。最後にダッコくらいさせてやる。」
「ホント……?」
「ああ。ネ申に誓ってやる。」
「ソウ………… ベビチャン…… ママノトコロヘ オイデ…………」
5匹は全て、母糞虫に向かって這っていく。これが、最後の悲劇の幕開け。


「サァ…… ママニ ソノ カワイイ オカオヲ ミセテ…………」
5匹は全て、母糞虫に顔を見せた。そして、その瞬間。母糞虫は精神的ショックか何かで逝った。

ご想像の方もいらっしゃるかと思いますが、奇形児が誕生したのです。
1匹、2匹程度が奇形ならば、母糞虫は本人曰く「マターリのために」あぼーんしますが、
流石に5匹は駄目だったようです。精神的ショックで逝ってしまいました。

さて、問題は奇形児ですが、放っておけば、どこかの糞虫が葬ってくれますので。放置プレイ。

そして、俺は店内の様子が気になった。
店内では、最後の一匹がちょうど頃された所だった。ダッコ(脱骨)されてさぞ幸せな氏だったのであろうw


今日も、月が丸い。


======完=======

176 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/07/22(木) 21:37 [ DIIZKn/M ]
>>171さんへ
痛い所突かれましたねぇ…。
ストーリーの都合で19位の子は♂にしなくてはダメだったんで。
急遽変更しました。スミマセソ。

>>170より続き

「あーあ、ホントに殺しちゃったね。ところで19位って呼ぶのは悪いから
 名前教えてくれないかな?」
「ボクノ…ナマエハ…テッチ デチ。」
「ふーん。テッチ君か、良い名前だね。2匹殺しちゃったテッチ君。」
「ボク… ワルイコ デチカ……?」
「もちろん! 人殺しは犯罪です。今のこと、みんな見てるよ。」
テッチは吃驚して振りかえると、17匹のチビがいた。
「ミンナ ミテタ デチカ?」
めのまえで2匹も撃たれたので、歯がガタガタしている17匹のチビは
ゆっくりと首を縦に振った。
「みんなに見られちゃったね、どうする?。みんなの口封じれば
 助かるかもね。」
そういうとモララーは、テッチが汗だらけの手で握っている銃を指差した。
「……ミンナ ゴメンナサイデチ……」
ドゥーン!ドゥーン!カチンッ!
「タマギレデチ!タマガホシイデチ!」
「ヤクきれた中毒者みてぇ……。ほらよっ」
チビの悲鳴と銃声を聞きながら、大粒の涙を流して銃を撃つテッチ。
成すすべなく、逃げまわる17匹のチビ。
その光景を、にやにやと見ているモララーとモナー。
10分後、テッチは悲しい勝利を得た。モララーは、銃を取り上げると
テッチに向けて連射した。
「殺し合いはいつ見ても新鮮モナ。」
「いんや、こっからがもっとおもしれえぞ」

177 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/07/25(日) 15:48 [ NeMSczEs ]
これは、あるフサギコが経営している酒屋で起こった事件である


扉が開き、ベルのカランカランという音が聞こえた

モナーとモララーだ

「おう!またお前らか」
「だってあんたの作った酒ウマァいんだもん!」
「モララー、さっき虐殺しすぎて疲れてるんじゃないモナ?」
「いーんだよ。糞ども頃したあとのあんたの酒がきくんだよこれが」
「ったくまたやって来たのか・・・んで、何にすんだ?」
「漏れはホノ字を」
「じゃあ俺はカクテル「プロポーズ」頼むモナ」
そのとき、フサの体が一瞬硬直した
モナーの目はなぜか今にも泣き出しそうである
モララーは口をムスっと閉じている
「「アイツ」のことか・・・俺もまだ忘れてねえよ。ギコのことだろ?」
「うん、アイツ、1年前にここで・・・


ここからは、1年前にここで起こった事件の事


ドアが開き、三人が入ってくる
モナー、ギコ、モララーだ
「いらっしゃい」
「んじゃあ「プロポーズ」3つ」
このときは何の意味も無く飲んでいたカクテルも今では思い出のカクテル
「んで、今日は何匹やってきたんだ?」
「俺は12匹モナ」
「俺は10匹だゴルァ」
「俺は20匹」
「けっこうやったんだな・・・ホラ、できたぞ」
そして三人が飲もうとしたその時

ガッシャアアアン!!という音とともに銃弾が飛んできて、モナーの腹を打ち抜いた
「があ!!!」
「モナー!!大丈夫かYO!!」
「つーか誰だよ!!銃撃った奴は!!」

窓からしぃの大軍が入ってきた
「コノミセハカワイイシィチャンタチガセンリョウシタ!!イウコトヲキカナイトソノクソモナーノアタマニコノジュウノタマヲウチコモワヨ!!」
「何を!!ここはてめえらのような奴が来る店じゃねえ!!」
「アンタハダマッテナサイ!!」
後ろから3匹のアフォどもがナイフ10本をフサの背中に差し込んだ
「ぐはっ!!」
血を飛び散らせながらうつぶせに倒れた
モララーはそのとき怒り狂って6匹ぐらいのアフォどもを殺していた
そのとき
「ヤメナサイクソモララー!!ツギニシィチャンタチニテヲダシタラコノシニカケノフタリヲアボーンスルワヨ!!」
「ぐうう・・・・・」
「ソレジャアサイゴニ・・・・ギコクンヲコッチニワタシナサイ」
全員の視線がギコに向いた
「や・・やめろモナ・・俺の事は・・・いいから早く逃げろ・・」
「ウルサイ!!」
傷を思い切り蹴る、いくら弱くてもこれはかなりのダメージだ
「ぐああああ!!!」
「・・・・・ぐ・・」
ギコが少し前に出て行く
「ギコ!!」
モララーが止めようとするがギコははらいのけた
「これ以上は耐えられない・・モナーにマスター・・それにお前をもう傷つけたくない」
「ソウヨ!!ギコクン、ハヤクコッチニキナサイ」
しぃたちの目の前まで来る
「ひとつだけ約束しろ・・・もうこの三人には手を出すな」
「イイワヨ、サアイキマショウ」
後ろ向きに手錠をかけられ、ギコとしぃたちは暗い霞の中に消えた
そのあと、モララーが119番をし、二人はなんとか一命をとりとめた




「あの時・・・俺はギコになんにもしてやれなかったモナ」
するとモララーがとんでもないことを言い出した
「なあ・・・俺等でギコを取り返してしぃたちを捕まえていたぶらないか?」

178 名前:>>177続き 投稿日:2004/07/25(日) 18:03 [ NeMSczEs ]

「でもギコが何処にいるのかわかるモナ?」
モララーは狂気に満ちた顔で
「だから拷問で吐かせるんだよ!」

早速しぃ探しが始まった
だがどんなしぃでもいいわけではない、ギコを連れてったしぃどもを捕まえないと意味がない
そこで役に立つのがモナーが9日かけて作った「糞虫ぃ捕獲道具第1「毛スコープ(猫用)」」
このスコープは相手にどんなAAの毛かを察知することができる道具だ
それをフサが持ち1匹1匹慎重に見つからないように探している
幸いモナーの頑張りにより遠距離から見えるようになっている

そのとき

ピーピーと小さな音がスコープから聞こえた
「見つかったかモナ?」
「今毛から検索中だ・・・・・間違いない、ギコの毛だ」
「よし、実行だ」

モナーが木の陰で様子をうかがっている、そこには2人のしぃがいた
「コレガサイキンワタシタチノトコニキタギコクンヨ」
「ワア!!カッコイイ!ワタシノカレシニシチャオウカシラ」
「チョット!ワタシダッテマケナイワヨ」
そう言いながら、ギコがしぃたちとコウビしている写真を見ている
しかし、顔色や縛られているところからかなり無理やりやらされているようだ
そして、変装したモナーが出てきた
「ハニャ!アソコニギコクンノツギニカッコヨサソウデヤサシソウナヒトガイルヨ」
「ダッコサセテアゲヨウ!!」
どうやら、ダッコしてもらうのではなく、自分たちが優しいからしてあげようと
俺とフサをあんだけ痛めつけておいてさらにギコまであんな目にあわせといて・・・
俺はちょっと腹がたった
「おっ、そこの綺麗なお姉さんたち、これから何処いくんだい?」
これはあくまで「しぃ好みでダッコしてくれそうな人」を演じているモナーだ
「ゴハンヲトリニヨ、アナタキニイッタカラダッコサセテアゲルワ」
「僕も君たちが気に入ったから今日ご飯食べさせてあげるよ」
「キャー!!ギコクントオナジクライステキー!!タクサンダッコサセテアゲル!!」
変装モナーは口元でニヤリと笑った

そして自分の家に連れ込んだ
家には食事が用意して・・・・
なかった
変わりに縄やはりつけの十字架、鞭などの拷問用具がそろっていた。さらにその中には
あの「シャーマンキング」で出たアイアンメイデンや審問椅子、ジヘッドなどもあった

「ハニャ?ゴハンハ?」
「いま用意するよ」
そして片方のしぃにはジヘッドの中にいれ、片方は十字架に縛り付けた
「チョット!!コレドウイウコト?コンナノマターリジャナイヨウ!!シバリツケルナンテ・・」
「ゼンゼンウゲケナイヨウ!!コノハコ(ジヘッド)カラハヤクダシテヨウ!!」
「まだ気付かねえとは・・・必死「モナ」」
「!!マサカアナタハ!!」
スポットライトが付き、変装道具を脱ぎ捨てた
「お前らに1年前酒屋で腹ぶち抜かれて死にそうになったモナーですが何か?」
また二つスポットライトがつく
「俺は1年前貴様らにナイフ10本刺されて背中に傷跡残したフサギコですが何か?」
「漏れは1年前てめえらごときの脅しでギコを助けられなかったモララーですが何か?」
そして、拷問は始まろうとしていた・・・・

179 名前:178訂正 投稿日:2004/07/25(日) 20:54 [ NeMSczEs ]
「でもギコが何処にいるのかわかるモナ?」
モララーは狂気に満ちた顔で
「だから拷問で吐かせるんだよ!」

早速しぃ探しが始まった
だがどんなしぃでもいいわけではない、ギコを連れてったしぃどもを捕まえないと意味がない
そこで役に立つのがモナーが9日かけて作った「糞虫ぃ捕獲道具第1「毛スコープ(猫用)」」
このスコープは相手にどんなAAの毛がついているかを察知することができる道具だ
それをフサが持ち1匹1匹慎重に見つからないように探している
幸いモナーの頑張りにより遠距離から見えるようになっている

そのとき

ピーピーと小さな音がスコープから聞こえた
「見つかったかモナ?」
「今毛から検索中だ・・・・・間違いない、ギコの毛だ」
「よし、実行だ」

モナーが木の陰で様子をうかがっている、そこには2人のしぃがいた
「コレガサイキンワタシタチノトコニキタギコクンヨ」
「ワア!!カッコイイ!ワタシノカレシニシチャオウカシラ」
「チョット!ワタシダッテマケナイワヨ」
そう言いながら、ギコがしぃたちとコウビしている写真を見ている
しかし、顔色や縛られているところからかなり無理やりやらされているようだ
そして、変装したモナーが出てきた
「ハニャ!アソコニギコクンノツギニカッコヨサソウデヤサシソウナヒトガイルヨ」
「ダッコサセテアゲヨウ!!」
どうやら、ダッコしてもらうのではなく、自分たちが優しいからしてあげようと
俺とフサをあんだけ痛めつけておいてさらにギコまであんな目にあわせといて・・・
俺はちょっと腹がたった
「おっ、そこの綺麗なお姉さんたち、これから何処いくんだい?」
これはあくまで「しぃ好みでダッコしてくれそうな人」を演じているモナーだ
「ゴハンヲトリニヨ、アナタキニイッタカラダッコサセテアゲルワ」
「僕も君たちが気に入ったから今日ご飯食べさせてあげるよ」
「キャー!!ギコクントオナジクライステキー!!タクサンダッコサセテアゲル!!」
変装モナーは口元でニヤリと笑った

そして自分の家に連れ込んだ
家には食事が用意して・・・・
なかった
変わりに縄やはりつけの十字架、鞭などの拷問用具がそろっていた。さらにその中には
あの「シャーマンキング」で出たアイアンメイデンや審問椅子、ジヘッドなどもあった

「ハニャ?ゴハンハ?」
「いま用意するよ」
そして片方のしぃにはジヘッドの中にいれ、片方は十字架に縛り付けた
「チョット!!コレドウイウコト?コンナノマターリジャナイヨウ!!シバリツケルナンテ・・」
「ゼンゼンウゲケナイヨウ!!コノハコ(ジヘッド)カラハヤクダシテヨウ!!」
「まだ気付かねえとは・・・必死「モナ」」
「!!マサカアナタハ!!」
スポットライトが付き、変装道具を脱ぎ捨てた
「お前らに1年前酒屋で腹ぶち抜かれて死にそうになったモナーですが何か?」
また二つスポットライトがつく
「俺は1年前貴様らにナイフ10本刺されて背中に傷跡残したフサギコですが何か?」
「漏れは1年前てめえらごときの脅しでギコを助けられなかったモララーですが何か?」
そして、拷問は始まろうとしていた・・・・

180 名前:178訂正 投稿日:2004/07/25(日) 20:54 [ NeMSczEs ]
「でもギコが何処にいるのかわかるモナ?」
モララーは狂気に満ちた顔で
「だから拷問で吐かせるんだよ!」

早速しぃ探しが始まった
だがどんなしぃでもいいわけではない、ギコを連れてったしぃどもを捕まえないと意味がない
そこで役に立つのがモナーが9日かけて作った「糞虫ぃ捕獲道具第1「毛スコープ(猫用)」」
このスコープは相手にどんなAAの毛がついているかを察知することができる道具だ
それをフサが持ち1匹1匹慎重に見つからないように探している
幸いモナーの頑張りにより遠距離から見えるようになっている

そのとき

ピーピーと小さな音がスコープから聞こえた
「見つかったかモナ?」
「今毛から検索中だ・・・・・間違いない、ギコの毛だ」
「よし、実行だ」

モナーが木の陰で様子をうかがっている、そこには2人のしぃがいた
「コレガサイキンワタシタチノトコニキタギコクンヨ」
「ワア!!カッコイイ!ワタシノカレシニシチャオウカシラ」
「チョット!ワタシダッテマケナイワヨ」
そう言いながら、ギコがしぃたちとコウビしている写真を見ている
しかし、顔色や縛られているところからかなり無理やりやらされているようだ
そして、変装したモナーが出てきた
「ハニャ!アソコニギコクンノツギニカッコヨサソウデヤサシソウナヒトガイルヨ」
「ダッコサセテアゲヨウ!!」
どうやら、ダッコしてもらうのではなく、自分たちが優しいからしてあげようと
俺とフサをあんだけ痛めつけておいてさらにギコまであんな目にあわせといて・・・
俺はちょっと腹がたった
「おっ、そこの綺麗なお姉さんたち、これから何処いくんだい?」
これはあくまで「しぃ好みでダッコしてくれそうな人」を演じているモナーだ
「ゴハンヲトリニヨ、アナタキニイッタカラダッコサセテアゲルワ」
「僕も君たちが気に入ったから今日ご飯食べさせてあげるよ」
「キャー!!ギコクントオナジクライステキー!!タクサンダッコサセテアゲル!!」
変装モナーは口元でニヤリと笑った

そして自分の家に連れ込んだ
家には食事が用意して・・・・
なかった
変わりに縄やはりつけの十字架、鞭などの拷問用具がそろっていた。さらにその中には
あの「シャーマンキング」で出たアイアンメイデンや審問椅子、ジヘッドなどもあった

「ハニャ?ゴハンハ?」
「いま用意するよ」
そして片方のしぃにはジヘッドの中にいれ、片方は十字架に縛り付けた
「チョット!!コレドウイウコト?コンナノマターリジャナイヨウ!!シバリツケルナンテ・・」
「ゼンゼンウゲケナイヨウ!!コノハコ(ジヘッド)カラハヤクダシテヨウ!!」
「まだ気付かねえとは・・・必死「モナ」」
「!!マサカアナタハ!!」
スポットライトが付き、変装道具を脱ぎ捨てた
「お前らに1年前酒屋で腹ぶち抜かれて死にそうになったモナーですが何か?」
また二つスポットライトがつく
「俺は1年前貴様らにナイフ10本刺されて背中に傷跡残したフサギコですが何か?」
「漏れは1年前てめえらごときの脅しでギコを助けられなかったモララーですが何か?」
そして、拷問は始まろうとしていた・・・・

181 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/07/27(火) 15:59 [ ha2WlQXQ ]
>>148
続き、楽しみにしてる。

182 名前:1/3 投稿日:2004/07/30(金) 19:12 [ NHO7Uf4A ]
「ヤメテ!タスケテ!」
自由の利かない身体を震わしながらしぃが叫ぶ。
彼女は数十分ほど前から薄暗い部屋に閉じ込められ、両手足を縛りつけられていた。
そんなしぃをニヤニヤしながらモララーが見ている。
殺される…しぃは直感的にそう感じ、何度も命乞いしたが、モララーはニヤニヤするだけで耳を貸さない。
「大丈夫だよ。すぐに殺すつもりは無いから。ところでお腹すいてきたでしょ。おいしい食べ物あげるから待ってて。」
モララーはそういうと一旦部屋の外に出たが、すぐに大量の料理を持って戻って来た。どうやら予め用意してあったらしい。
しぃは大量の料理をみて目を輝かせた。そういえばここ数日飲まず食わずだ。
思い出した瞬間、しぃの腹がキュルルと音を立てる。
「あはは。よっぽどお腹がすいてたんだね。慌てないで。すぐに食べさせてあげるから。」
モララーはそう言うと、焼肉を山積みにした皿をもってちかづいてきた。
「ハヤク! ハヤク!」
しぃがよだれを垂らして叫んだ。香ばしい焼肉の香りは、目の前まで迫ってきている。
「だから慌てないでって。今食べさせてあげる…その前に」
モララーはそういって皿を置くと、彼女の尻の辺りに座り込む。
ドスッ。
瞬間、しぃは尻に激痛を覚えた。モララーがしぃの尻になにか杭のような物を突き刺したのだ。
「…食べ過ぎてうんち漏らしちゃったら汚いでしょ。だからこうやって出ないようにしておくね。」
モララーがしぃに朗らかな笑顔を向けて言う。その笑顔の奥には、紛れも無い殺意と残酷さが秘められているのが判る。
「イヤアアア! ヌイテヨコレェェ!」
あまりの痛みにしぃが声を限りに叫んだが、モララーは
「がたがた言わない。さ、お肉をお食べ。」
と言い、皿の上の焼肉をしぃの口にあてがった。
「モゴ…グボ、オウ…」
モララーに無理やり押し付けられ、うめきながらもしぃは肉を飲み込んでいく。
「残さず食べてね。これも、あれも。」
そう言いながらモララーは焼肉の山を指差し、部屋の入り口に置いてある無数の皿をあごでしゃくった。

183 名前:2/3 投稿日:2004/07/30(金) 19:13 [ NHO7Uf4A ]
あれから数日経った。
モララーは毎日来てはしぃにむりやり料理を食べさせ、彼女の腹は妊婦のように膨れ上がっている。
料理は底をつくたびにモララーが何処からか運んでくるし、しぃの尻には相変わらず太い杭が深深と刺さっており、食べた物を出すことが出来ず、腹はどんどん大きくなって行くばかりだ。
「どうだい、おいしいかい?」
モララーは料理を口に押しこむたびにそう言うが、しぃにとって食べる事はもはや苦痛でしかない。
「イヤヨ…モウイラナイヨ…」と弱弱しく答えるが、モララーが耳を貸すはずも無かった。
そうしているうちに、限界が来た。
「ウゴエ…ゴアアア!」
しぃは暫く身体を捻り、のたうちながらもがいていたが、やがて口を大きく開き…腹の中の物を一気に吐いた。
「ハー、ハー…」
喘ぐしぃを、モララーは冷たい目で見下ろし、
「きったないなあ…」と呟き、しぃの頭をつかんで続ける。
「部屋汚くしちゃ駄目って言ったでしょ。ちゃんと掃除してよね。」
「エ…ソレッテ…?」
「だから、自分で綺麗にしてって言ったの。とりあえずこれ、全部舐めとって無くしておいてね。そうしないと…」
モララーはそこまで言うと、しぃの頭をつかんでいた手を少し動かし、
「こうだから」
耳をもぎ取る。
「シィィィィ! イタイヨォォ!」
モララーはしぃが泣き叫ぶ姿をしばらく見下ろしていたが、
「言う事聞けばもう痛い事はしないよ。じゃあ僕、今日はもう帰るから。」と言い、部屋から出て行ってしまった。
あとに残されたしぃは、耳を抑えながら辺りを見渡した。部屋中に吐瀉物が撒き散らされている。
従うしかない。さもなければ殺される。
直感的にしぃはそう感じ、自分が吐いた汚物を舐め始めた。
ピチャ…ピチャ…それから数時間の間、しぃが部屋に散った汚物を舐め取る音が響きつづけた。

184 名前:3/3 投稿日:2004/07/30(金) 19:14 [ NHO7Uf4A ]
さらに数日が経った。
しぃの身体は風船のように膨れ、話す事も動く事もままならない。
あれからも何度か嘔吐したが、モララーはその都度しぃを殴りつけ、吐いた物を舐め取らせた。
「やあ、調子はどうだい?」
いつものように陽気な表情でモララーが入ってくる。が、今日は料理を持って来ていない。
小さ目のパンを片手に持っているだけだ。
「ねえしぃちゃん、今日、このパンを丸呑みしたら君を逃がしてあげようと思うんだけど、どうだろう?」
しぃは「ヒュー、ハー」と息を洩らすことしか出来なかったが、輝くような笑顔が代わりに答えた。
パン一つ丸呑みするなどいまさら訳は無い。
「そうかい。じゃあパンを上げよう。実はこのパン、僕が作ってあげた料理の中でも最高の出来なんだ。」
モララーがしぃの口にパンをあてがいながら言った。
「それに、とっておきの隠し味も使ったからね。」
しぃは「隠し味」が何の事か少々気になったが、そうこうしているうちにしぃはパンを飲み込んでしまった。
パンが完全に飲み込まれた事を確かめたモララーが足を抑えていた拘束具を外していく。
「おめでと。あとは君の自由にしていいよ…生きてたらね。」
どくん。しぃの腹の中で、何かが蠢いた。”それ”の動きはゆっくりと、しかし着実に活発になって行く。
「…動き出したみたいだね。ところで、僕がパンに仕込んだ隠し味って、何の事だと思う?」
どくんどくんどくん。
「寄生蟲だよ」
次の瞬間、しぃの腹の中で、蟲が暴れまわり出した。。
感覚からして、恐らく何匹もいる。
「コ…オアアア! グヴァアアアアァァアア!!!」
しぃは痛みのあまり辺りを転げ回るが、蟲は凄まじい勢いで体内を巡り、内臓を食い荒らして行く。
暴れている拍子に肛門に刺さった杭が抜け、ジェット噴射のような勢いで排泄物が尻から飛び出る。
同時に、胃袋の中に残っていた物も、ほぼ全て吐き出した。否、吹き出した。
自由の利かない身体をよじり震わせ、何とか苦痛から逃れようとするも、蟲の動きは速く、力強くなって行く一方だ。
内臓を食い荒らした蟲は、外へ出ようと腹の皮を食い千切りはじめた。
「そろそろ行こうかな。僕、血を見るのは苦手なんだ。」
そういうとモララーはドアの方へと歩き去って行った。
「マッテ!タスケテ!!」
しぃは必死に哀願するが今更助かる筈も無い。
モララーが「じゃあね」と言い残して部屋を出ていった直後、限界が訪れた。
「ヒブアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ドパン、という派手な音とともに、しぃの腹は食い破られ、弾けとんだ。腹に空いた大穴から蟲やボロボロになった臓物が、部屋中に隙間無くブチ撒けられて行く。
あとに部屋に残されたのはやや大きめの肉塊、糞尿と吐瀉物の海と、その海を這い回る数匹の寄生蟲だけだった。

185 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/07/30(金) 19:16 [ NHO7Uf4A ]
以上です。
矛盾した点、わかりづらい点など、バンバン指摘してください。

186 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/01(日) 15:22 [ J1ny2d02 ]
>>182-185の名無しさん
良く書けているものと思われる。
書きたいことを書いているし、文体もマトモである。
しかし、惜しいかな、細かいところに穴がある。
あまりに細かいので、間違いなのか許容範囲なのか悩んでしまい、読んでいてイライラするぐらいである。

例えば、
>モララーはそういって皿を置くと、彼女の尻の辺りに座り込む。
>ドスッ。
>瞬間、しぃは尻に激痛を覚えた。モララーがしぃの尻になにか杭のような物を突き刺したのだ。
のところ。
「激痛」を覚えたと言われても、こう書かれただけでは実感がわかないことがある。
ただ口で「激痛を覚えました」と言われても、痛いように見えないのと同じことである。
涙を流すなり、暴れるなり、叫ぶなりして、初めて現実味がでるのである。
もったいない。

>料理は底をつくたびにモララーが何処からか運んでくるし、しぃの尻には相変わらず太い杭が深深と刺さっており、食べた物を出すことが出来ず、腹はどんどん大きくなって行くばかりだ。
ここも、間違いはないように見えて、主語の料理と句読点以降の整合がおかしい。
細かすぎると言う人もいるが、こういう細かいところは、文を読んでいると案外引っかかるものである。
惜しい。

内容が「無理矢理食べさせられて、寄生虫(蟲?)に腹を食い破られた」だけというのも惜しい。
文章が下手くそで、それが日本語だなんて言うのもおこがましいような小説でも、
仇討ち物語なり、理不尽な虐殺・虐待なり、近親虐待なり、
なにがしか心に訴えるエンターテイメント的要素があれば「面白い」と言ってもらえるのだ。
これだけの文が書けていながら、「面白い」要素を盛り込めないのは、余りにも惜しい。

これだけの腕があるならば、もっと本なり何なりを読んで文章に敏感になれば、腕も上がるものと思われれるけども、如何?

187 名前:185 投稿日:2004/08/02(月) 17:20 [ J0VuRzkA ]
>>186
どうも。厳しい指摘ありがとうございます。
文章の細かい解かり辛さと物語の有無ですか…
以後、やってみます。
ちなみに、「虫」を「蟲」にしたのはわざとですwその方がエグいように思えたので。

188 名前:真雫 (L0Ko6lIo) 投稿日:2004/08/05(木) 10:13 [ IiHJskPI ]
>>170続き

「そら、糞虫の親が来た」
「え、どうやってチビが死んだのを知ったモナ?」
「漏れのケターイで電話した。」
(い…いつのまに……)
コイツだけはいろんな意味で敵に回したくないとモナーは思った。
「……で、やっぱり虐殺モナか?」
モナーの顔は雲一つない明るい顔になった。
「いんや、彼奴らはガス室でまとめて殺す。20匹もめんどくせえ。」
「じゃあ、モナに分けて欲しいモナ!」
「だめだ、新開発のやつを試すんだからな。」
「ヒドイモナ……」
自分で聞き取るのがやっとなくらいの小声で言ったが、モララーには聞こえていた
「何かおっしゃいましたかモナー君?」
「なななななな何もないモナナナナナ」
「へぇ、それはさておき糞虫さんご到着でーす」

「チョット!!ワタシノ チビチャンガ シンダッテ、ドウイウコトヨ!!」
「ハニャーン……ワタシノ チビチャァァァン」
「やだなあ若奥様、軽いジョークですよ。事情により今すぐ迎えに来て
 欲しかったんで、多少あらっぽい手段を使わせてもらいました。
 ちびちゃんは、あのプレハブにまとめてあります。」
一瞬ほっとしたそぶりを見せた20匹のしぃ。
その後また文句を言いながらプレハブに向かって言った。
「マッタク、カワイイチビチャンヲ プレハブナンカニ イレルナンテ……」

「アレ?チビチャンガイナイヨ?」
「今だモナー!鍵を閉めろ!!」
「アイアイサーモナ!」
ガチャ
「ハニャ!?デラレナクナッタヨ!!」
「ハヤク ダシナサイヨ!!」
「ところで毒ガスってどんな物だモナ?」
「ガスの成分?あれはしぃにしかきかない特殊ガスなんだよ。
 話せば長くなるがな」
「教えて欲しいモナ!!」

「じゃあ説明しよう。この作品のしぃにとって酸素は猛毒なんだ。
 でも、体内の器官を動かすには酸素がいる。正確には酸素によって
 生み出されたエネルギーを使うんだけどな。ここで問題
 しぃが酸素を吸わないで生きているのはどうしてでしょうか?」
「解らないモナ……」
「こたえはこうだ
 しぃは空気中の80%を占める窒素を呼吸に使っているんだ。
 窒素を器官の中で酸素とくっ付けてNOXという窒素酸化物を作る。
 コレはしぃに無害なんだ。漏れらには毒だがな。
 んで、こいつを体内で分解して窒素と酸素にする。
 しぃはこの酸素が気管に付いてしまう前にエネルギーにするんだ。
 窒素は呼吸で排出されているから問題ない。
 漏れの作ったガスは酸素と窒素をくっ付ける器官を壊す。
 だから普通のガスと違ってすぐに効かずに柴楽してから死ぬんだ。」
「所でモララー、一つ聞いて良いモナか?」
「何だ?」
「どうして親しぃ虐殺の方がリキ入ってるモナ?」
「作者がしぃ虐殺の方が好きだから。」
「へぇ〜〜、あ、苦しみ出したモナ。」
「描写が面倒だ、行こうぜモナー。」
「あ…待ってモナ!」  
              中途半端にEND

189 名前:M 投稿日:2004/08/08(日) 18:02 [ qwvWnMjE ]










初めてです。

〜モララーの詳細な日記〜
○月×日
今日は早く目が覚めてしまい、なぜだか非常に不愉快だ。
窓を開けて外を眺めると、澄みきった青空─―――の下にゴミ蟲。
何でこんなに早くから糞蟲が出てくるんだ。折角の青空が汚れる。
台所から洗剤を持って外に出、バットも持って公園へ向かう。相変わらずデチデチと不潔な声を出している。
一匹のちびギコの尻尾をつかんで、放り投げた。5メートルほど飛んで、落ちた。
「ミギャ!」
あっけなく気絶し、そして
「ナニスルデチ!」
などと言ってゴミ共が集まってくる。
一匹の力は雑魚同然でも、大量にいると馬鹿にならない。時もあるが、やはり糞は糞。
まずはバットでそれらを散らした。
運よくバットに当たった糞は、またしても不潔な声を上げて吹っ飛んだ。
逃げていく奴は無視して、作業に取り掛かる。(公園にはまだ5匹ほど残っていた)
まず残りを、バットで殴って動けなくする。
一匹づつ。
さっき不快な声を出して俺の目覚めを悪くさせたちびギコを捕らえ、
そしてその不快な声の元であるノドに、洗剤を流した。
「デチぎえうwgふ×ぇy8おrcふぉもx×××!!!!!!」
そのような声を出して、転げまわる。
「フルウ、デチ・・・」
そんなことを言って、まだ転げまわる。
「助けてやろうか?」
と、俺は言い、糞はうなずく。
「よし」
といって俺は、糞の口をあけて、もう一種類の洗剤を流し込んだ。
「汚い口を洗え」
「dんxどぇwでぐいぇhy54うhtc!!!!!!!」
二つの洗剤が激烈に反応し、そのうち
俺は糞に、順に洗剤を飲ませ喉を潰した。
このときのあえぎ声がた ま ら な い。
喘ぐちびギコを一匹捕まえ、家に持ち帰った。

お楽しみはこれからだ。

190 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/08/08(日) 23:15 [ 0FAM3jpw ]
>>M氏
冒頭部分の空間は何ですか?

191 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/08/08(日) 23:33 [ 0FAM3jpw ]
いっけね感想忘れてた。
>>M氏
手始めに洗剤の化学反応の虐待(殺?)ですか。いいですねー
この時点でも、文体がしっかりしているから続きも期待できそうです。
がんばってください。

192 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/10(火) 16:53 [ PiPGK6Hk ]
文章力ないよモレ・・

>>148の続き

  取っ組み合いになった二人が離れ、草むらに座り込む。
 「よく見つけたな・・・あの鈍臭いモナーが。」
 「モナッ!?ギコ、それはどういう意味モナ?」
 「ま、お前がマヌケってこった。」
 「喧嘩はやめ。とりあえず、分けようじゃないか。」
 「モナがとったから、一番先に・・・」
 「ちょっと待て!俺が先だ!」「いいやこの僕だね!」「モナが取るのー!」
  モナー、ギコ、モララーが取っ組み合いになり、ごろごろ転がっていく。
  そのまま・・・

  ジャボーーン

 「うわっ!!」
  川に落ちてしまう。
 「ズブヌレ・・・乾かすもの無いモナ?」「無いよ。」
 「ところで、しぃの姿が見えないんだが・・・どこいったんだ?」
 「あそこじゃない?僕みたいなのがいるけど・・・」
  そう言ってモララーが指差したのは土手の上。確かにしぃとモララーがいる。
  見る限りはしぃは丸耳だ。急いで三人が向かう。
 「助けないわけにはいかなさそうだね。」
 「じゃ、早く行くモナ!」
 「こんなところに丸耳か・・・しかもしぃとはな。これは殺りがいがありそうだな。」
 「そうでもないみたいよ。ほら、私たちの仲間が居るもの。」
 「フン・・・奇形どもが何人増えたって変わりない。だが・・・こんなに居ては仲間を呼ばねばなるまい・・・」
 「怖気づいたか?」「違う・・・独り占めしては子供っぽいといってるんだよ・・・」
  その瞬間、辺りからモナーとギコが出てくる。
  ギコが喋る。「仕事も無くなったし、やめ時かと思っていたら丸耳か。運がいいな。」
  モナーも喋り始める。「確かに、モナモナ言ってる恥晒しも居るようでは、殺すしかないな、」
  モララーが歩み寄り、言う。「とりあえず、われわれから自己紹介をしよう。お前らには最後かもしれないが、知っておいて損は無い。」
  モナーも言い始める。「我々はしぃ駆除部隊において「悪魔」とも呼ばれた。名は無いがね。幼い時に捨てられた。」
  ギコもだ。「この俺が突撃専門、モナーが遠距離、そして・・・」
 「私が三人の中で最も強いモララーだ。」
  丸耳はどうかというと、モナーはギコとモララーの後ろで怯えている。ギコとモララーはそれがどうしたという顔をしている。
  しぃは皆に言われて隠れている。
  
  
  その頃、あの博士は研究員のひとりと言い争いになっていた。
 「あの三人を放って置いていいんですか!?あの・・・」
 「その件には触れるなと言ったはずだ!」
 「その名を言うな!私が最も憎む・・・・最低の奴らだ。親がいないから助けてくれと言い・・・私の研究を盗み・・・」
  博士の手には笑顔のフサギコとしぃ、そして娘らしきチビしぃが写っている写真があった。
 「私の家族を皆殺しにした「奴ら」を!!」

                     糸売く 次で終わりかもしれません・・・・

193 名前:M 投稿日:2004/08/11(水) 19:22 [ BoywhB/6 ]
>>CMEPTB殿
私の文の感想ありがとうございます!
冒頭部分の空間は・・・すいません打ち込みミスです;
続きは現在執筆中です・・・
またよろしくおねがいします

194 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/13(金) 16:35 [ qet7D0.. ]
>>189
まず、日記形式にする必要は無いのでは?
それとも途中から日記が必要になるのだろうか。
ま、途中からチビギコの虐待経過のようになることは予想はつくが。

次に、括弧()はあまり使わないほうがいい。

>逃げていく奴は無視して、作業に取り掛かる。(公園にはまだ5匹ほど残っていた)

の部分も括弧を使って説明するよりも、

>仲間が簡単に倒されたことに怯え大半が逃げ出した。
>賢い選択だ。
>公園をざっと見渡せば残っている者が5匹。
>気丈なのか何も知らないだけか、それとも腰を抜かしたのか。
>ま、そんなことはどうでもいい。
>十分な数だ。
>さっさと作業に取り掛かるとしよう。

というように心情と描写を使って説明したほうが、
臨場感も出て効果的だろう。
日記形式にするのなら前者のほうが正解かもしれないが。

また、次の行の、

>まず残りを、バットで殴って動けなくする。
>一匹づつ。

という部分も、抽象的過ぎて良いとは言えない。
あくまでも日記形式に拘るのならこの方が良いのだろうが。
矢張りここも、

>バットをバトントワリングの要領でくるくる回転させ、
>首をコキコキと伸ばす。
>……では、いくか。
>一匹をにらみつけると同時に俺はそいつに向かい走り出した。
>ヒィィィ と汚い悲鳴を上げて逃げようとするがもう遅い。
>後頭部めがけてバットを振り下ろす。
>頭を砕く心地よい衝撃が加わるが、
>糞のあげた ゲヒャッ! という品の無いうめき声が聞こえ気分が悪くなる。
>まあ、後で何とでもできる。今は我慢しよう。
>このまま殺したくなる感情を抑えると、次の目標へと突進する。
>次の糞は走り出しているが所詮は糞。
>速度はたかが知れている。
>あっという間に追いついた。
>減速したくなかったので、バットに速度を乗せてチビギコの側頭部へなぎ払う。
>走り続けながらごろごろと転がっていったそれを横目に見ると、
>数回痙攣した後動かなくなった。
>死ぬほどの衝撃じゃないから気絶したのだろう。
>それを確認すると大きく曲がり三匹目へ。
>すぐに健気に逃げようとする背中に追いつくと、
>足を踏み込み跳躍した。
>上昇。そしてすぐに落下。
>重力と共に体重をかけながらこれにバットを振るう。
>先ほどよりも強い衝撃。
>だが、手ごたえがあまりにも良すぎた。
>力なくそれは倒れたそれに駆け寄るとすぐに生きているか確かめる。
>死なれては楽しみがなくなって困るのだ。
>掴み上げ口に手をかざせば生ぬるい風。
>生きているようだ。
>いらない手間を掛けさせやがって。
>糞をぺっと投げ捨てると残っている二匹を見やる。
>すでに結構遠くにいる。追いつけるかも危うい。
>だが、一匹がこちらを確認するために後ろを振り向いた途端、
>足元の石につまづき派手に転んだ。
>ここぞとばかりに駆け出す。
>立ち上がるまでに何とかたどりつくとバットで打ちつけ沈黙させる。
>後は一匹。
>姿は小さくなっているが、最後ならばなんとでもできる。
>俺は大きく振りかぶるとバットを思いっきり投擲した。
>くるくると回転するバットは綺麗な放物線を描きチビギコの元へ。
>ガツン!という擬音を出して命中した。
>頭に受けた衝撃にチビギコは一度は倒れるが、
>すぐに立ち上がり逃げ出そうとする。
>しかし、俺はすぐに追いつきその哀れな後頭部にとび蹴りを食らわせた。
>それは土煙を上げながら地面を滑っていく。
>とまったときにはもう動かなかった。
>俺は荒い息を整えると、
>気絶し、動けなくなったそれを一箇所に集め始めた。

と言うように描写で表現すれば面白くなるだろう。


最後に、この作品をここまでかなりこき下ろしてきたが、
ちびギコへの嫌悪感や、
喉を潰したときのあえぎ声が好きという主人公の性癖がうまく表現されており、
結構楽しめた。

195 名前:D・Z 投稿日:2004/08/15(日) 02:05 [ 9FfWJznc ]
はじめまして
うまくいくかわ分かりませんが小説投降・・・・の前にキャラ紹介(うざければ馬鹿にしてくださいね・・・・)
シィン アホォシィがいうには裏切りの虐殺厨だそうです、モランのお仲間、明らかに自分より倍の鞭を振り回す。
モラン アホォシィ(略)、無駄な虐殺はしないほうでも、一度切れると怖い。かなりでかい大剣を使う。
ギーナ 珍しい女の子のギコ。アホォシィに殺されそうになるとこをモランに助けてもらう。武器は重火器などよく使う重火器はロケットランチャー。
モナッド 謎の人以上。武器は2刀流
シィガ アホォシイ殲滅隊の隊長アホォシイを素手で殺すのが趣味。(よくモランにキチガイと言われる。)武器は素手。
アホォシィ こんな奴説明する価値無い。
などです。
ちなみに
シィガとシィンはアホォシイじゃないので(覚えといてくださいね)シィが虐殺してるのはいやだって人は脳内アボーンで
全角でしゃべります
こんな感じ
シィン「たく・・・・なんで私がこんなこと。」
ですね
アホォシィは
アホォシィ「ハニャーンダッコマタリー」
ですね(こんな奴に。や、などいらない!!は別だが・・・)
それでは
さようなです

196 名前:D・Z 投稿日:2004/08/15(日) 02:43 [ 9FfWJznc ]
早速書きます。(了承得てませんけど・・・・・)
私はシィン、最近増殖のアフォシィ撲滅隊所属。(と言っても虐殺だけど・・・)
PIPIPI
電話だ、モランからだ・・・・とりあえず出た。
シィン「何モラン?」
モラン「ああシィンでたか。」
シィン「出ちゃ悪い?」
モラン「それより。」
シィン「なに?お金は貸さないわよ。」
モラン「ちがう!!だからアフォシィの集合所見かけたから狩らないか?」
シィン「ギーナも連れて行ったら?あの子に実戦を見せてあげたいし。」
モラン「OKじゃな」

私は携帯を切った・・・・。
現場(モランと集合するとこ)向かう途中
アホォシィがをこほうざいてたから
アホォシィ「アナタガ ギャクサツチュウノ アホォシイネ!!」
といったからこう言い返した。
シィン「オマエガナー」
アホシィ「シィチャンヲバカニシテ アナタハシヌベキネ!!!!」
シィン「ウザイ・・・・・乱舞裂き」
アホォシィ「シィ!!?」
シィン「よく聞きなさいこのアホォシィ。あんたはあと10秒で死ぬわ、神のお祈りとかしたら?w」
アホォシィ「シィィィィィ!!!???オネガイダッコスルカラ ユルシテ」
シィン「い や☆」
アホォシィ「ユル・・・・」
なんかアホシィがほざいてた気がするが気のせいだろう。
よく切れてた内臓とかが飛び出てすこしキモイ感じがしたが
綺麗だったアホォシィが「アギャァァァァァ シィノオミミガー」とかほざいてた気もするが気のせいだろう。
私は急いでモランと合いにいく場所に向った

こんな感じですがどうですか次は大虐殺の始まりですよ。
ギーナが切れてるしモランも切れるわですから。まぁボクの文才じゃぜんぜん伝わらないかも
それでは。
さようなら・・・・(鞭が物を切るのかとかいう話は無しで・・・・)
技リスト(初めてでは技はここで説明します)
乱舞裂き
鞭の先端を相手にさして相手を駒の様に鞭でまき駒のように話す技シィンが発動するとスパスパとものが切れる。

197 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/16(月) 01:03 [ U25fKm.U ]
>>195-196
期待の新人にはほど遠い新人、アヒャコプーンです。
単刀直入に感想を言います。
( ゚Д゚)ポカーン

指摘する点が多すぎますが、さくさく行ってみましょう。

まずは、アフォしぃ関連。
アフォシィはアフォしぃに直すと、ここら辺の住人には読みやすいかと。
アホォシィなんていうミスはアイタタタタタタだから、投稿前に確認すると(・∀・)イイ!

それから、文についてですが、
説明が長くなりそうなので、勝手にリメイクしたのを投下させてもらいます。
説明はその後すぐやりますので。

198 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/16(月) 01:18 [ U25fKm.U ]
勝手にリメイクその1 
「名称未設定」

私はシィン。良しぃ(優しぃ)種。
私はアフォしぃ撲滅体という組織に所属している。
まぁ、主な仕事はアフォしぃ虐殺。最近増殖してきたから、仕事も多い。
ぶっちゃけた話、アフォしぃはしぃの風上にも置けない・・・っと、これ以上離すと長くなる。話に戻ろう。
とにかく、さっき同じ組織に所属する、モランから電話が来た。


シィン「もしもし?何なのモラン?」
モラン「ああシィン。今日はちゃんと出たな。」
シィン「出ちゃ悪い?」
モラン「それより話があるんだが。」
シィン「なに?お金なら貸さないわよ。今月ちょっと苦しいし。まぁ苦しくなくても……」
モラン「ちがう!!アフォしぃの溜まり場見かけたからちょっと 狩 ら な い か ? 」
シィン「ギーナも連れて行ったら?あの子に実戦を見せてあげたいし。」
モラン「OK。ギーナも連れて行く。場所はアブ板公園、時間は14:00だ。」

モランとの電話を切り、現場へ向かった。
現場へ向かう途中、アフォしぃが五月蠅くつきまとってくる。
「ハニャーン!! ギャクサツチュウノ テシタノ アフォシィヨ!! シィノ カザカミニモ オケナイ コノアクマ!! タクママモル(※)!!」
五月蠅い。五月蠅すぎる。無視しようと思ったが、折角だから言い返してやった。
「  オ  マ  エ  ガ  ナ  ー  」
「シィィィィィィィ!! カワイイ カワイイ コノ シィチャンヲ ブジョクスルナンテ!! オワビニ ヒャクマンカイ シィチャンヲ ダッコ シナサイ!!」
「まぁ、ダッコする理由もないし、そもそも私急いでますからね。じゃ。」
「ハ!?ハニャーン!? シィチャンヲ ブジョクシテオイテ ダッコモナシ!? サスガハ ギャクサツチュウノ テシタネ!! ヤッパリ アボーン シナキャ!!」
このまま終わっていればそのアフォしぃはとある川を渡らずに済んだのに。自分から渡し船の切符を買ってしまった。
アフォしぃは手頃な石をシィンに投げつけたのである。これでシィンはキレた。
「ウザい。お前頃す。」
「ハニャーン!アボーンサレルノハソッチダモン!」
「奥義! 乱 舞 裂 き ! !」
「シィィィィィィ……? ハニャ? イタクナイモン! ダッテ シィチャンハ ムテキダモン!!
 ソレニ ヤッパリ ギャクサツチュウハ アボーン サレルンダネ! ジャァネ ギャクサツチュウ。 シィチャンパンチ!!」
しぃちゃんぱんちという名の付いたヘボヘボのストレートがこっちに向かってくるが、シィンはよけなかった。
いや、正確にはよける必要がなかったのだ。
パンチが当たる寸前に、腕がもげ、その次に足がもげ、耳がもげ、そして最期に首がもげた。
音もなく、アフォしぃの体だけが崩れ落ちた。多少切れている腹の辺りから内蔵が見えて、キモいしグロい。
さっさと行こうと、時計を見た。
30分遅刻。
衝撃のあまり、崩れ落ちたアフォしぃの代わりにシィンが「シィィィィィィィィ!?」という叫びをあげた。

=続く=

199 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/16(月) 01:30 [ U25fKm.U ]
さて、文についてですが、
まずタイトル!
極力付けましょう。自分の代表作だという事がわかりやすくなります。
自分は「BARオマエモカーの惨劇」でデビューしました。

そして文ですが、
文章は起承転結で成り立っていると思っています。
ようは4コマ漫画と基本的には同じだと思っています。
たとえば、この小説なら
起:私はシィン〜時間は14:00だ」
承:モランとの〜買ってしまった。
転:アフォしぃは〜シィチャンパンチ!!」
結:しぃちゃん〜叫びをあげた。  みたいな感じでしょうか。 要所要所に笑いを取り入れてみても。

あとは意外な展開もたまに必要です。たとえば、自分の作品からで恐縮ですが、
自分の作品中ではBARのマスターは糞虫(アフォしぃの事ですね。)に狙撃されて逝ってます。
この展開がびっくらこかれて、語尾をかんでしまった方がいらっしゃいました。

まぁ、自分が言えるのはこんな感じでしょうか。他の皆様の話を聞いてもらっても(・∀・)イイ!かもしれません。
あとは、本番スレの作品見て研究ですね。誰もはみんな名無しです。
しかし、最終的には殿堂に入れるような名前になりたいとだれもが願っています。
我々も頑張りましょう。本スレで待ってます。

200 名前:U・Z 投稿日:2004/08/16(月) 20:04 [ E.LfmBWY ]
やはりまだまだでしたか・・・・
少し書き直したリメイク版をまたしてもかいてみようと思います。
衝撃の展開・・・・・何にしようか考え中・・・・・
題名も考え中いろいろ案があるのですが・・・
少し経ったら書いてみようと思います。
それでは。
さようなら。

202 名前:U・Z 投稿日:2004/08/16(月) 23:20 [ E.LfmBWY ]
リメイクしたの思いいつきましたので書いてみます悪いとこあればご指示を・・・
ダークザナイト・アホォしぃ撲滅隊

私の名前はシィン=アラルド。皆からはシィンと呼ばれてる
今が変哲も無い優しぃだけど。
仕事があればいつでもアホォしぃ撲滅隊の一人シィンになる。
名前は変わってないけど性格が一変する。
なんでも医者がいうには鞭を持つと性格が変わるとか。
まっどうでもいいけど。
おそらくアホォしぃ撲滅隊ってなんだろう?って思ってるだろうけど。
アホォしぃは知ってるわよね?
最近そのアホォしぃが活発になってるの。
といってもものを盗んだりダッコをせがんだりす程度なの。
だけどたまにギコやモララーを殺すこともある。
最近はそれが多いの優しぃも殺されいったりする。
虐殺してる人だって殺されてるわ・・・・といってもド素人だけど。
だから私達アホォしぃ撲滅隊みたいなのが入るの。
仕事の内容は虐殺かなり簡単。
だけど・・・・・ん?モランから電話だわ皆また今度説明するわ
シィン「何モラン?」
モラン「珍しく出たねぇシィン。」
シィン「出ちゃ悪いかしら?」
モラン「いや悪くないけどね。」
シィン「で何のよう?お金は貸さないわよ?」
モラン「ねぇ・・・・僕が金に困ってる顔?」
シィン「・・・・・さあ。」
モラン「たく・・・まあ金に困ってる話じゃないんだ。」
シィン「何?」
モラン「あるギコがアホォしぃに攫われたとの通報だ。だから・・・・」
シィン「分かったわ。で集合場所と時刻は?」
モラン「午後2時にアブ町警察署で会おう。」
シィン「OKギーナもつれてったら?実戦見ても大丈夫のころでしょ?」
モラン「分かった。それじゃな。」
シィン「じゃね。」
私はモランからの電話を切って時計を見た。
シィン「うそ!?後1時間じゃない」
アブ町と私の町まで車なら10分、自転車なら35分、でも私は両方持ってない。
だから・・・・・徒歩なのよ・・・・・
シィン「あ〜もう!!飯食える時間無いじゃない!」
つまり全速力で行かなければならいのだ。
私は鞭を持ってきて急いで家を出た。
シィン「間に合ってよ〜〜!!」
少し経って時間が間に合うと思ったとき。悪いことは起きるのよね〜
「ハニャーン!!! ギャクサツチュウノテサキノアホォシィネ アンタナンカシィノカゼカミニモオケ(以下略)」
こいつの話なんか聞いてられない。でも凄くイライラするし・・・・反論した
シィン「オ マ エ ガ ナ ー」
「シィィィィ!!!! ギャクサツチュウノテサキガ カワイイカワイイミンナノアイドルノシィチャンニナンテクチヲキクノ!!?
バツトシテダッコヲシナサイ!!!!」
シィン「あのね〜私は急いでるの。私が貴方を頃さないうちにとっとと帰れば?」
「アナタガコロスンジャナイワタシガコロスノ!!! クラエシィチャンノスーパーイシナゲー!!」
このアホォしぃは馬鹿ね・・・とアホォしぃは皆馬鹿か。
ま・・・ある川渡った後に地獄で後悔しとけば?
シィン「たく・・・・もうあんた許せないわ頃す。」
「ハニャーン コロサレルノハアンタヨッテイッタジャナイ」
シィン「あ〜もこれ食らっとけば?乱 舞 裂 き! ! 」
「シィィィィ・・・?ハニャニャニャン ヤッパリマターリノカミサマガマモッテクラタノネ クライナサイ!!!!シィチャンパーンチ!!!」
私はよけなかった。と言うかよける必要なし。なんせあいつはそろそろ・・・
「シィィィ!!!?シィノオテテガー!!!!!」
シィン「いい事と教えてあげるわアホォしぃ。乱舞裂きわね音も無く切り裂くの。受けた奴は間違いなく死ぬのよ。」
「シィィィィ!!?ユル・・・・・・」
あいつは音も無くまず首が切れて両足が細切れになって最後にあいつらが言うお耳が切れたわ。
相変わらずキモイわねグロさはなれたけど・・・・・
よく見ると心臓がぴくぴく動いてる。まあすぐ止まるだろう
私は何と無く時計を見た・・・・・
午後2時50分
確かモランは50分遅刻すると遅刻した奴をストレートで殴る・・・・
OKもう全速力で行こう。
まだ死にたくない。
私は恐らく時速100キロで走った。
シィン「殴られるのはいやーーーー!!!!!」
そして虐殺されたとこで・・・・・
「ハニャーン!!!マタシテモ ドウボウガー ギャクサツチュウメー」
???「貴様もそうなるぞ・・・・」
「ハニャ!!?ギコクンドウシタノ!!!?」
ギコ?「・・・・乱舞裂き・・・・」
「シィィィィィ!!!!?ギコクンヤメ・・・・・・・」
ギコ?「さて・・・・そろそろ行くか・・・・・」
ヒュ〜・・・・・・・
次回に続く・・・・・

203 名前:U・Z 投稿日:2004/08/16(月) 23:23 [ E.LfmBWY ]
しまった間違えて。
連続投降してしまった!!
どうやって消すのだろうか・・・・・・
すみません誰か教えてください。
または管理人さま。
アボーンしといてくれませんか?
おねがいします。

204 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/17(火) 00:56 [ A8B9v6VU ]
>>P・Z氏
慌てるな 明日があるから 頑張ろう。

手直しバージョンにもちょっと一言。
最後の「ヒュー」で台無しっぽい予感がする。
台無しって言ったら酷評かもしれないけど・・・
しかし、表現力は大事だと、とあるベテランから自分も教わりました。

自分なりに表現すると、あの部分は
「ギコらしき奴が去った後、自由に動けるのは風だけだった。」
「風が無情に吹き荒れるその場所には、墓標代わりの氏体が2つ・・・」

ナンテ感じではいかがでしょうか・・・・

って、また先輩ぶってしまった。お詫びにそこらの木で吊ってきます。

205 名前:U・Z 投稿日:2004/08/17(火) 01:47 [ /c/a3MbU ]
おお!!
なんとありがたき教え。
第2話で生かしてみます。
第1話のリメイクはもう疲れたのですよ・・・・
それでは。

206 名前:U・Z 投稿日:2004/08/17(火) 02:53 [ /c/a3MbU ]
よく見たら誤字が・・・・
○今は変哲も無い
×今が変哲も無い
今度から気をつけます

207 名前:U・Z 投稿日:2004/08/17(火) 13:31 [ /c/a3MbU ]
続編です・・・・・・
ダーク・ザナイト・アホォしぃ撲滅隊
第1話
依頼主はアホォしぃ!!?

前回のあらすじ。前回202番見れば分かります。
シィン「間に合ってーーーーーーー!!!!!」
シィンは死ぬ気で走った。死にたくないからだろう・・・・・
何とかアブ町警察署に着いた。
シィン「おくれて・・・・」
モラン「遅いからストレート〜」
ベキャ
明らかに10メートル飛んでいた・・・シィン
アホォしぃだったら体が吹っ飛んでいただろう。
優しぃでも死ぬ位痛いはずだが・・・・・・
シィン「痛いじゃないの!!!この馬鹿モラン!!!」
モラン「遅れた奴が悪いじゃないか。」
シィン「アホォしぃのせいで時間食ったのよ。」
ギーナ「俺もいる事忘れていないか?」
シィン&モラン「ごめん忘れてた。」
ギーナ「影薄いのかな・・・・・」
シィン「さてそれは置いといて。」
ギーナ「おいいていいのか?」
シィン「依頼主は?」
モラン「それが・・・・・・」
ギーナ「アホォしぃ何だゴラァ。」
シィン「はぁ?」
モラン「見れば分かるよ」
シィン達は警察署の奥に進んだ。
「オネガイシマス ギコクンヲ タスケテクダサイ オカネハゼンザイサンアゲマスカラ」
シィン「まじ・・・・・・?」
モラン「珍しいだろ?特定のギコを好きなアホォしぃは滅多にいないんだ」
ギーナ「俺が出てもギコ君じゃないと言ってたぞ」
シィン「それで犯人の目星ついてるの?」
モラン「このしぃが言うには元友達のアホォしぃだそうだ」
シィン「しぃだけじゃかわいそうよ。ねえ貴方の名前は?」
「シィナデス ギコクンヲタスケテクレルノ?」
シィン「当たり前じゃない!依頼は必ず成功させるわ!!」
モラン「それじゃあ。シィナちゃんアホォしぃと一緒だった頃どこで溜ってた?
シィナ「アブチョウノ イマハツカワレテナイ フルイアパートデス」
モラン「分かったよ。必ずギコ君を助けてあげるね。」
シィナ「ハイ!! オネガイシマス」
シィン「それじゃあ。早く行きましょう善は急げよ。」
ギーナ「待ってくれ俺も行くぞ。」
モラン「それじゃあね。警察君しっかり守ってね。」
警察A「は・・・はい・・・・」
アブ町の使われて無いアパート・・・といえばここだけと誰でもわかるはずだ
しぃちゃんアパート・・・・明かに嫌なアパートだ。
シィン「たく。何時来ても嫌な感じね。」
モラン「まぁ毎回虐殺してるからねー」
ギーナ「寒気がするぞゴラァ。」
モランが気づいた。
モラン「いつもいる見張りが入ないね。」
シィン「私達に怯えて逃げたんじゃない?」
モラン「だといいけど。」
ギーナ「突撃あるのみだゴラァ!!!」
ギーナは突撃をした。
ドアを破り暗闇に消えた・・・・
シィン「ちょっと危ないわよー」
シィンも暗闇に消えた
モラン「さていきますか。」
モランも暗闇に消えた
そして少し経ったとき・・・・・
A「ハニャーン コレダケカエバ ギコクンモヨロコンデダッコサセテクレルネ」
B「ウンウン コレダケアレバ コウビモダッコモデキルー サッサトツカッテミヨウソレデ(以下略)」
???「それはないぞ?」
A「ハニャ!?ギコクンドウシ」
ギコ?はアホォしぃを首で捕まえた
ギコ?「すまないがここでお前らの人生は終わりだ。」
A「ハニャ・・・ギコクン・・ヤメ・・・・」
ギコ?はアホォしぃの首をへし折ったよく見れば骨が見える
B「ハ・・ハニャーーーーー!!!!」
ギコ?「逃がさん・・・風 乱 斬!!!」
B「バニャーン!!!!!!イファダイヨ~!!」
ギコ?「さようならだ・・・・」
B「ハニャ・・・・・gmvwサpjヴェv、w!!!!????」
ギコ?「時間を食ってしまったな・・・・さっさといこう。」

ギコ族の戦士が去った後には
首がへし折られてるしぃ族と
細切れにされて何族か分からないしぃ族の氏体が。
墓標のようにあった・・・・・
次回に続く・・・・・

208 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/17(火) 16:38 [ IG4QNfOQ ]
3058年
この時代は虐待・虐殺は無く
ちびぎこが可愛がられてた時代だった
だが、その時代は幕が下がる事になるとは・・・
誰も思わなかった
モラ「チビギコ可愛い〜」
チビ「ありがとうでち!」
モラ「そうだ!このソフトクリームあげるよ」
チビ「やったでち!」

この用に平和のように見えるが裏では・・・・

チビ「しぃたん、しまりが強いでちねハァハァ」
しぃ「いやぁぁ・・・・」
フサ「汚いでぃは死ぬでち!」
でぃ「キィ!?キッキィィ!?」

そう、ちびぎこ達は表と裏があるのだ

そしてある日の午後

モナ「チビギコ可愛いモナね〜」
モラ「うん!そうだな!」
モナ「でも、何かこの頃チビしぃをチビギコに会わすと嫌がるよな」
モラ「そうだな〜どうしてだろう?」

そして二人暮しの家
モナ「ちなみにホモじゃないからモナね!」
モラ「二人で共同生活!」
モナ「ちなみにチビしぃを買ってるモナ!」
モラ&モナ「ただいま〜」
しぃ「おかえりなさい。」
モラ「今日はお前にお土産があるぞ!ほら!今流行のぞぬ寿司だ!」
しぃ「ありがとう。」
最近こいつは無愛想だ
モナ「しぃ、何か嫌なことでも会ったモナか?」
しぃ「な、無いけど、何で?」
モラ「お前が一週間前から無愛想だから」
しぃ「・・・・・・・・・・・・」
モナ「悩みがあるならモナ達が聞くモナよ!」
モラ「おう!怒らないから話してみ!」
モナ&モラ「俺達はお前を拾う時決めたんだ!お前の全てを受け入れようと」
その時しぃの目から涙が一粒
しぃ「実は・・・・・・・・妊娠してんです・・・・」
モナ&モラ「な、なんだってー!?」
しぃ「この子は、チビギコ達にレイプされて生まれる子なんです・・・」
その時、二人の何かが切れた
モナ「あのやろー・・・・警察に言うモナ!」
モラ「だが決定的証拠がないと・・・」
モナ「そうだ!あいつらがよく良く路地裏に行って見れば」
モラ「そうか、あそこ怪しいもんな」
そして次の日・・・・
チビ「ここでまたレイープでち!」
フサ「ここでまた虐待でち!」
モナ&モラ(やっぱそうか・・・・・デジカメ準備OK撮るぞ!)
そしてチビギコ達がやってることを全て写真に収めた
その時!
チビ「だれでちか!?そこで見てるの」
モナ「やばい・・・・」
チビ「モナーおじたん達!さらにデジカメ・・・ハッ!?」
フサ「そのカメラを遣すでち!」
モナ「「逃げるぞ!」
モラ「おう!」
その日の夜
モナ達が部屋に居ない
チビ「あれ〜?どこでちか?」
フサ「ビデオどこでちか〜?」
そして、電気が切れたのでテレビの光で探そうと
テレビを付けたその瞬間
ネーノ「続いてはチビギコレイプ問題」
ガナー「さらにでぃ虐待問題ついてです」
チビ「まさか!あの写真が公開されるでちか!?」
フサ「やめるでちー!」
ネーノ「さぁてこの写真を提供してくれたモナーさん&モララーさん」
モナモラ「はい」
ネーノ「この事についてどう思いますか?」
モナ「ええ、最悪ですね、同じ生物として認めたくありません」
モラ「まったく同感です、人の結婚を踏みにじてるし」
ネーノ「まったくその通りジャネーノ?」
ガナー「では虐待問題については?」
モナ「はっきり言ってこの二人は社会のゴミですね」
モラ「人の幸せになる権利を踏みにじってますね」
そしてテレビを消した
チビ「あぁ・・・・・・・・・」
フサ「・・・・・・・・」
そしてモナとモラが帰ってきた
モナモラ「不法侵入者だ!」
そして、チビ虐待時代に発展したとさ

209 名前:U・Z 投稿日:2004/08/18(水) 07:50 [ 6ybh72mE ]
前回のあらすじ・・・・
チビ「前回見ればいいデチ。」
フサ「そうデチね。」
シィガ「虐殺OK?」
ナレーター「少々お待ちを・・・」ドグシュ、ベキ、ドカ、グシャ
シィガ「前回見なさいよ。」

ダーク・ザナイト・アフォ撲滅隊
第2話
モランは北斗券の使い手?

一階第二エリア(第一エリアはアパート入り口前)
シィン「・・・・・・ここは相変わらず臭いわね」
モラン「こればかりは慣れないね」
ギーナ「イカ臭いぞ・・・・ゴラァ」
イカ臭いのは・・・・・まあ分かるでしょう。
「ハニャ?ギコクンダー」
ギーナ「アフォしぃだぞ!!」
シィン「銃で撃てば?」
ギーナ「それもそうだなゴラァ!」
ギーナ「これでも食らえゴラァ!!」
ギーナは銃を構えアアフォしぃをの耳を打ち飛ばした
A「ハニャーーーーーン!!!!?ギコクンギャクサツチュウニヤラレタノ???」
B「タイヘンダヨー」
C「コウビスルカラ シィハユルシテー」
ギーナ「俺は・・・・・・」
ジャキンとギーナはマグナムの球を虐殺球に変えた。
実際は無いよ。
ギーナ「女だーーーーー!!!!」
ダァンと言わんばかりの銃声とともに。
3体ものアフォしぃが。
手や足や耳がもぎ取れた。
A「!!!!?ヤメテギコク・・・・・・・」
B「コンナノマターリジャナイヨー」
C「・・・・・・・・・」(ショック死)
ギーナ「脈無さ杉だぞゴラァ。」
シィン「2体氏んじゃったわね」
モラン「最後は僕に任して」
「ハニャ!!?タスケテギコクン・・・・」
モラン「お前はもう死んでいるなんてね・・・・」
シィン「え・・・・・・」
ギーナ「北斗の券か?」
モラン「いくぞ!!」
モランはアホォシィの首を掴み上に放り投げた」
モラン「アータタタタタタタタタタタタ・・・・」
「バニャ!!?イダイヨ!!?」
モラン「ほぁたぁ」
モラン「北斗 百 列 券」
「ヒデブ~」
シィン「マジですか?」
ギーナ「・・・・・・できるひと入るんだ」
モラン「さあ次のエリアに行くよ!!!」
シィン「え・・・・ええ」
ギーナ「(サイン貰おうかなー)」
一階第3エリア
モラン「邪魔するよー」
A「ギコクンダー ダッコシニキテクレタノネ シィハモウカンゲキ ギャクサツチュウナンテホットイテ(以下略)」
B「ギコクンコウビシヨー(略)」
以下5人ほぼ同じこと言ってるので以下略
ギーナ「逝 っ て よ し!!」
ガァン・・・・・ガァン・・・
A「ハニャ?ギコンクンドウシタノ・・・・?」
B「ハニャーン シィノオテテトアンヨガー」
シィン「消えなさい・・・・乱 空 舞! !」
C「アレ?ナニガオキタ・・・・・」
D「タスケテ><」
モラン「HAHAHAHA!!!惨 殺!!」
E「アフォモララーナンカニヤラレナイ・・・・・フギャ」
F「シィィィ・・・・・・」
シィン&モラン&ギーナ「覇!!!」
グシャという音とともにアフォしぃたちは見ることもできない姿に変わり果てた。
まあ・・・なれていたら別だけど。
モラン達はのこったアフォしぃを3秒ほどで殺して。地下一階に下りた。
モラン達がいた所では
「キンキュウレンラクデス ギャクサツチュウガシンニュウシマシタクリカエシ・・・・・・グギャ」
ギコ?「ふん・・・・・・・」
偉いしぃ「ナニガオキタ? ドウシタノダ?」
ギコ?「ナンデモナイ ゴホウダ」
偉いしぃ「ツギカラキオツケルッヨウニ」
ギコ?「・・・・・し・・・・」
ギコ?「舌噛んだ・・・・・痛い。」
次回に続く・・・・・・

現在状態。
アフォしぃの数。不明
頃したアホォしぃの数。10体
制圧した階。一階まで
モラン
装備武器
やけに長い包丁
装備防具
特殊スーツ
シィン
装備武器
スチールウィップ
装備防具
特殊スーツ
ギーナ
装備武器
改造マグナム
装備防具
特殊スーツ
ギコ族の戦士
装備武器
2本の剣
装備防具
マント

210 名前:U・Z 投稿日:2004/08/18(水) 07:53 [ 6ybh72mE ]
OK3回チェックしたけど題名が間違えたまま投降しました
「モランは北斗神拳の使い手?」でしたよ
なんていうショてきな間違いを・・・・
北斗の拳知ってるひといるかな?
面白いのでこんどビデモでも借りてみてら?
それでは。
さようなら

211 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/18(水) 10:28 [ HxMoRmus ]
もはやU・Z氏専用と化しているアヒャコプです。
今回はこの辺逝きたいと思います。
>ナレーター「少々お待ちを・・・」ドグシュ、ベキ、ドカ、グシャ

ぶっちゃけ酷評ですが、「ドグシュ、ベキ、ドカ、グシャ」この表現技法はどうかと。
前回のヒューぐらいどうかと。あくまで個人的な意見なのですが。
この場所については、こんな表現ではいかがでしょうか。

① 効果音を使う場合は状況を明確に 技術:★★
例 本スレpart2 「復讐のモラ」より

モララーの体が一気にターボをかけしぃに突っ込んだ。
   グァン グキッ
いやな音と同時に、右手に大きな痛みが走った
「モギャァァァァァァァ!!??」
「コノサーボーグシィチャンノカラダニハドンナコウゲキモムイミヨ」

② 効果音を使わず、叫びや台詞だけ(もしくは併用)で表現 技術:★★

例 本スレpart3 「BARオマエモカーの惨劇」3−3編より。
  え?「まて。お前の作品だろ。」っていう強烈なつっこみは却下。

「あ、ども、作者のアヒャコプーンです。」
「ミンナダイスキ!シィチャンデース!!」
「今回は本当なら半角だらけなのですがジエン及び糞虫の台詞を全角訳してお送りします。」
「シィィィィィィ!? ナンデ アヒャコプーンサンモ シィタチノコトヲ クソムシ ッテイウノ!?
シィハ アンタナンカヨリ エラインダヨ!! サテハ アヒャコプサンモ ギャクサ…………シィィィィィィィィィィィィィ!!?」
「それでは本編をどうぞ。……え?これ?ああ、ついさっきキムチ料理をつくってね。後で食べる?」

 もちろん、効果音一本でやっている人もいます。うまく表現できれば効果音だけで十分です。
 あなたの手で小説スレの神になるか、それともカエレの罵声を浴びるか決まります。がんばってちゃぶ台。

 って、また先輩(ry どこかに手頃な木は…………
 だめだ。手頃な木は糞虫が首吊ってら。

212 名前:U・Z氏の作品第2話を勝手に修正 投稿日:2004/08/18(水) 15:28 [ IhkVNPbY ]
シィン「間に合ってーーーーーーー!!!!!」
シィンは死ぬ気で走った。死にたくないからだろう・・・・・
何とかアブ町警察署に着いた。
シィン「おくれて・・・・」
モラン「遅いからストレート〜☆」
ベキャ
明らかに10メートルは飛んでいただろう・・・
アホォしぃだったら痛いどころじゃすまないだろう。
優しぃでも死ぬ位痛いはずだが・・・・・・
シィン「痛いじゃないの!!!この馬鹿モラン!!!」
モラン「遅れた奴が悪いじゃないか。」
シィン「アフォしぃのせいで時間食ったのよ。」
モラン「遅刻は遅刻だ。」
ギーナ「おい、二人とも俺がいる事忘れていないか?」
シィン&モラン「ごめん忘れてた。」
ギーナ「俺って影薄いのかな・・・・・」
シィン「さてそれは置いといて。」
ギーナ「勝手に話進めるなゴルァ!俺にも喋らせろよ!」
シィン「依頼主は?」
ギーナ「(無視かよ(つДT) )
モラン「それがアフォしぃ何だ。」
シィン「はぁ?」
モラン「見れば分かるよ」
シィン達は警察署の奥に進んだ。
「オネガイシマス ギコクンヲ タスケテクダサイ オカネハゼンザイサンアゲマスカラ」
シィン「まじ・・・・・・?」
モラン「珍しいだろ?特定のギコを好きなアフォしぃは滅多にいないんだ」
ギーナ「俺が出てもギコ君じゃないと言ってたぞ」
シィン「それで犯人の目星ついてるの?」
モラン「このしぃが言うには元友達のアフォしぃだそうだ」
シィン「しぃだけじゃかわいそうよ。ねえ貴方の名前は?」
「シィナデス ギコクンヲタスケテクレルノ?」
シィン「当たり前じゃない!依頼は必ず成功させるわ!!」
モラン「それじゃあ。シィナちゃんアホォしぃと一緒だった頃どこで溜ってた?」
シィナ「アブイタ3チョウメノ イマハツカワレテナイ フルイアパートデス」
モラン「分かったよ。必ずギコ君を助けてあげるね。」
シィナ「ハイ!! オネガイシマス」
シィン「それじゃあ。早く行きましょう。」
モラン「善は急げ、と言うしな。」
ギーナ「待ってくれ俺も行くぞ。」
モラン「それじゃあね。警察君しっかり守ってね。」
警察A「は・・・はい・・・・」
アブ町の使われて無いアパート・・・といえばここだけと誰でもわかるはずだ。
しぃちゃんアパート・・・・聞いただけでも吐き気のするアパートだ。
シィン「たく。何時来ても嫌な感じね。」
モラン「まぁ毎回虐殺してるからねー」
ギーナ「寒気がするぞゴラァ。」
モランが気づいた。
モラン「いつもいる見張りが居ないね。」
シィン「私達に怯えて逃げたんじゃない?」
モラン「だといいけど。」
ギーナ「こうなりゃ突撃あるのみだゴラァ!!!」
ギーナは突撃をした。
ドアを破り暗闇に消えた・・・・
シィン「ちょっと、危ないわよギーナ!」
シィンも暗闇に消えた
モラン「さてと、自分もいきますか。」
モランも暗闇に消えた。
そして少し経ったとき・・・・・
A「ハニャーン コレダケカエバ ギコクンモヨロコンデダッコサセテクレルネ」
B「ウンウン コレダケアレバ コウビモダッコモデキルー サッサトツカッテミヨウソレデ(以下略)」
???「それはないぞ?」
A「ハニャ!?ギコクンドウシ」
ギコ?はアホォしぃを首で捕まえた
ギコ?「すまないがここでお前らの人生は終わりだ。」
A「ハニャ・・・ギコクン・・ヤメ・・・・」
しぃは失禁した。体だけじゃなく精神的にも脆い。
ギコ?は失禁したアホォしぃの首をへし折ったよく見れば骨が見える。
B「ハ・・ハニャーーーーーン!!!!」
ギコ?「逃がさん・・・ 必殺!風 乱 斬!!!」
B「バニャーン!!!!!!イダイ゙ヨ~!!」
ギコ?「恨むならアフォしぃに生まれた事を恨むんだな・・・・」
B「ハニャ・・・・・gmvwサpjヴェv、w!!!!????」
ギコ?「時間を食ってしまったな・・・・さっさと行こう。」

ギコ族の戦士が去った後には
首がへし折られてるしぃ族と
細切れにされて何族か分からないしぃ族の氏体が。
墓標の如く風にさらされていた・・・・・

213 名前:U・Z氏の作品第3話を勝手に修正 投稿日:2004/08/18(水) 15:37 [ IhkVNPbY ]

一階第二エリア(第一エリアはアパート入り口前)
シィン「・・・・・・ここは相変わらず臭いわね」
モラン「こればかりは慣れないね」
ギーナ「イカ臭いぞ・・・・ゴラァ」
イカ臭いのは・・・・・まあ分かるでしょう。
「ハニャ?ギコクンダー」
ギーナ「アフォしぃだぞ!!」
シィン「銃で撃てば?」
ギーナ「それもそうだな。試し撃ちといくか。」
ギーナは銃を構える。
ギーナ「これでも食らえゴラァ!!」
ギーナは引き金を引きアフォしぃをの耳を打ち飛ばした
A「ハニャーーーーーン!!!!? ギコクン ギャクサツチュウニ ヤラレタノ???」
B「タイヘンダヨー」
C「ダッコモ コウビモ スルカラ シィダケハ ユルシテー」
ギーナ「俺は・・・・・・」
ジャキンとギーナはマグナムの球を虐殺球に変えた。
(実際は無いよ。)
ギーナ「女だーーーーー!!!!」
耳をつんざく銃声とともに。
3体ものアフォしぃの手や足や耳がもぎ取れた。簡単に言えばダルマになった。
A「!!!!?ヤメテギコク・・・・・・・」
B「コンナノマターリジャナイヨー」
C「ァ・・ァ・・・・・・・」(ショック死)
ギーナ「脆いなゴルァ。」
「ハニャ!!?タスケテギコクン・・・・」
シィン「まだ一匹残ってるじゃない。」
モラン「最後は僕に任してくれないか?」
シィン「別にいいけど。」
モラン「お前はもう死んでいるなんてね・・・・」
シィン「え・・・・・・」
ギーナ「北斗の券か?」
モラン「いくぞ!!」
モランはアホォシィの首を掴み上に放り投げた」
モラン「アータタタタタタタタタタタタ・・・・」
「バニャ!!?イダイヨ!!?」
モラン「ほぁたぁ」
モラン「北斗 百 列 券」
「シイィィィィィィィィ!!!!」
シィン「マジですか?」
ギーナ「・・・・・・できるひといるんだ。」
モラン「さあ次のエリアに行くぞ!!!」
シィン「え・・・・ええ」
ギーナ「(サイン貰おうかなー)」
一階第3エリア
モラン「邪魔するよー」
A「ギコクンダー ダッコシニキテクレタノネ シィハモウカンゲキ ギャクサツチュウナンテホットイテ(以下略)」
B「ギコクンコウビシヨー(略)」
以下5人ほぼ同じこと言ってるので以下略
ギーナ「逝 っ て よ し!!」
ガァン・・・・・ガァン・・・
A「ハニャ?ギコンクンドウシタノ・・・・?」
B「ハニャーン シィノオテテトアンヨト(ry」
シィン「消えなさい・・・・乱 空 舞! !」
C「アレ?ナニガオキタ・・ノ・・・」
D「タスケテ><」
モラン「HAHAHAHA!!!惨 殺!!」
E「カワイイ シイチャンハ アフォモララーナンカニ ヤラレナイモ・・・・・フギャ」
F「シィィィ・・・・・・」
シィン&モラン&ギーナ「覇!!!」
グシャという音とともにアフォしぃたちは見ることもできない姿に変わり果てた。
まあ・・・なれていたら別だけど。
モラン達はのこったアフォしぃを排除して、地下一階に下りた。
モラン達がいた所では
「キンキュウ レンラクデス ギャクサツチュウガ シンニュウシマシタ クリカエシ・・・・・・グギャ」
ギコ?「ふん・・・・・・・」
偉いしぃ「ナニガオキタ? ドウシタノダ?」
ギコ?「ナンデモナイ ゴホウダ」
偉いしぃ「ツギカラキオツケルヨウニ」
ギコ?「・・・・・し・・・・」
ギコ?「舌噛んだ・・・・・痛い。」
ギコ?に半角は辛かったらしい。

214 名前:U・Z 投稿日:2004/08/18(水) 19:13 [ 6ybh72mE ]
なるほどそう言う事ですか。
いつも教えていただきありがとうございます。
ちょい地獄で修行するため。
手近な木で首をつり・・・・だめだ・・・・アフォしぃが首つってる・・
(アフォしぃを妄想界に連れて行って虐殺でもしよう)
リア房じゃないからね。
それでは。
さようなら〜

215 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/18(水) 20:43 [ KimSsVVg ]
>>214
セリフの前に発言者の名前を付けるのは、正直お勧めしない。
それだけで下手っぽい印象が出るから。

U・Z氏は、あまり小説を読まない人だと推測するのだが、どうだろう。
てにをは、句読点の使い方、単語や漢字の選択、
そういったポイントに力を入れていないように感じられる。

マグナムの「弾」でも「玉」でも「球」でも一緒だろうと思うかもしれない。
だが、氏が弾丸を想像させたいと思っている場面で
読者がボールを思い浮かべてしまっては、氏の努力は水の泡だ。

アブ板の小説スレ(2、3は現役。1は過去ログ倉庫)でいいので、
読んでくれないだろうか?

216 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/18(水) 22:19 [ 0h.WvggQ ]
アフォしぃ族は、いくら逃げようとも立ち向かおうと命乞いしようとも必ず殺される
しかしそんなアフォしぃ族が復習のため隠れ家を作り最強の兵器を作っていることをモララーは知った

「大変だ―――!!」
すぐさま隣のギコの部屋のドアを叩きまくる、どうやら兄弟のようだ                  
この家1番のめんどくさがりやのギコは当然のごとく寝ている
「大変だ―――――――!!!!!」
素手でドアをブチ破る、モララーは汗だくだ
「起 き ろ!!!!」
「ん・・ぐたぐたうるせーよ兄貴・・・大体むさくるしいぞ、兄貴」
「起きろとゆーとるだろがああああああああああ!!!!」
「ぐべっ!!!」
ゴスッという音と共にギコは頭から血を流して気絶した



しばらくして、頭に包帯をまいてギコが戻ってきた
「痛ってーな、ふつーハンマー使うか?やりすぎなんだよ兄貴は・・・・・」
「悪い!!つい・・・」
三男のモナーが続いて答える
「ギコ兄さんも寝すぎモナ」
「うるせーよ!」
「で、モラ兄さんその事件って何モナ?」
「(無視かよ(゚Д゚#))」
「実は・・・・・」
モララーは事情を説明した

「えええええええええ!?」
「そんなに驚くなYO」
「一番騒いでたの兄貴じゃねえかゴルァ・・つーかそれで?」
「だーかーらアフォしぃの基地に潜入してその兵器ってのをぶっ壊すんだYO」
ギコの返事は当然
「やだ、めんどい」
しかし、モララーがハンマー(ギコの血付)を振り上げるとあっさり
「O・K」
結局3人で実行することになった

続く・・・と思う

217 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/18(水) 22:19 [ 0h.WvggQ ]
アフォしぃ族は、いくら逃げようとも立ち向かおうと命乞いしようとも必ず殺される
しかしそんなアフォしぃ族が復習のため隠れ家を作り最強の兵器を作っていることをモララーは知った

「大変だ―――!!」
すぐさま隣のギコの部屋のドアを叩きまくる、どうやら兄弟のようだ                  
この家1番のめんどくさがりやのギコは当然のごとく寝ている
「大変だ―――――――!!!!!」
素手でドアをブチ破る、モララーは汗だくだ
「起 き ろ!!!!」
「ん・・ぐたぐたうるせーよ兄貴・・・大体むさくるしいぞ、兄貴」
「起きろとゆーとるだろがああああああああああ!!!!」
「ぐべっ!!!」
ゴスッという音と共にギコは頭から血を流して気絶した



しばらくして、頭に包帯をまいてギコが戻ってきた
「痛ってーな、ふつーハンマー使うか?やりすぎなんだよ兄貴は・・・・・」
「悪い!!つい・・・」
三男のモナーが続いて答える
「ギコ兄さんも寝すぎモナ」
「うるせーよ!」
「で、モラ兄さんその事件って何モナ?」
「(無視かよ(゚Д゚#))」
「実は・・・・・」
モララーは事情を説明した

「えええええええええ!?」
「そんなに驚くなYO」
「一番騒いでたの兄貴じゃねえかゴルァ・・つーかそれで?」
「だーかーらアフォしぃの基地に潜入してその兵器ってのをぶっ壊すんだYO」
ギコの返事は当然
「やだ、めんどい」
しかし、モララーがハンマー(ギコの血付)を振り上げるとあっさり
「O・K」
結局3人で実行することになった

続く・・・と思う

218 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/18(水) 22:22 [ 0h.WvggQ ]
すいません・・・二つ投稿してしまった・・・

219 名前:1/5 投稿日:2004/08/19(木) 19:26 [ PfFXlrNE ]
宜しく御願いします。


うっそうとした夏草が茂る草原の中に、腐ったグラタンの様な奇妙な悪臭を放つ、
薄汚いダンボール箱が放置してある。
ガバと上部が観音開き式に開き、中から白色の獣が頭を覗かせた。
「ハニャーーーン!」
聞く者が誰しも不快感を覚える媚びた鳴き声を発し、箱から出てきたそれは
「しぃ」と呼ばれる動物である。
全国的に生息。農作物や残飯を荒らし、そこら中に糞尿を撒き散らす害獣だ。
「チィチィ!」「ナッコ!」
箱の中から同質の媚び鳴きが聞こえる。しぃの赤ん坊、ベビしぃだ。二匹いる。
「ハニャーン! ベビチャン、オ母サン今カラゴ飯ヲ 持ッテ来ルカラネ!」
「チィ!マンマ!!」「ゴパン、ゴパン!!」
この獣は猫と近似した姿をし、言葉を解し、直立二足歩行を行う。
ふわふわした体毛はぬいぐるみの様だが、常にノミを飼い、臭い。
考えることは、食う、交尾、ダッコの三つだけで、自己中心的な思考しかしない。
「今日モ元気ニ シィシィシィーーーーー!! ダッコ コウビデ ハニャニャンニャン!!」
見よ!突如しぃは、およそ常人では口に出すのもはばかられる様な
下劣な内容の歌を口ずさみながら、基地外の様に走り出した!!
「びゅりぃ、べりべりぶりゅぶりぃ」
しかも糞や小便を垂れ流しながら、である!!

220 名前:2/5 投稿日:2004/08/19(木) 19:27 [ PfFXlrNE ]
やがてしぃは農地にやってきた。
収穫間際のとうもろこしはたわわに実り、黄色いひげが風になびいている。
このご馳走を失敬しにやって来たのだ。
しかし農地は緑の針金で編まれた様なフェンスで囲まれており、
それは2メートル程も高さがある。
彼女はキョロキョロと辺りを伺うと、秘密の抜け穴に頭を突っ込んだ。
地面に接したフェンスの一部が破れており、そこの地面が少し掘られてある。
しぃ一匹程度が通れる穴だ。難なく農地に侵入した。
「ハニャーーーン! マッタクヴァカナ モララーダネ!! コンナ程度ノ壁デ トウモロコシヲ 護ッテイルツモリナンテ!」
農地の持ち主モララーに悪態をつくと、さっそく美味しそうなところを5、6本もぎ取り
小脇に抱えた。
「カワイイシィチャンニ 食ベテモラエルナンテ モララーハ幸セダネ!! モットシィチャンニ 尽クスンデスヨ!!」
そうほざくと、糞をひり出した。
「コレハ オツリデス! カワイイシィチャンノ コリコリウンチサンガ 貰エルダケデモ コノ農場ヒトツ分ノ 価値ガアルノニ。
クソモララーハ 泣イテ感謝シテ 欲シイモノネ!!」
この畜生、勝手なことを散々気の済むまで述べると、口をワの字にして棲家に帰った。
当然あの基地外歌に糞尿のコラボレーションで、である。

221 名前:3/5 投稿日:2004/08/19(木) 19:27 [ PfFXlrNE ]
しかし棲家に近づくにつれ、しぃは妙な事に気付いた。
例の異様な臭い(しぃにとってはマターリナカオリらしいが)の中に、
錆びた鉄の様な臭いを感じたのだ。
さらに近づくと黒い何かが盛んに棲家に飛来し、覆い尽くしている事が分かる。
「ハ…ハニャ!?」
さっきまでのワの字口は何処へやら、急いで近づく。
「シィィィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
奇声と共に目を><にして万歳する様に両手を挙げた。
ボトリととうもろこしを落とす。
ああ、そこにあるものから、さっきまで「チィチィ」「ナッコ」と鳴いていたベビを想像することが、誰が出来るだろうか!
食い破られた腹からくるくるした腸を露出させ、オテテとアンヨを失いダルマになった
ベビ。ついさっきまでエメラルドグリーンのオメメがおさまっていた眼窩は、どす黒い
血を濁流の如く流し、ふわふわしたピンクのほっぺは食われ、舌を失っていた。
「ゴヴェーーーー!! ゲボエーーー!!」

まさに阿鼻叫喚、まさに地獄絵図。思わず嘔吐せずにおれなかった。
これがわが子の姿か?愛くるしいオメメで見つめ、ダッコをせがんだわが子か?
意気揚々と盗んで来たとうもろこしは、小汚いしぃのゲロにまみれた。
遠目に見えた黒いものはカラス達、異様な臭いはベビの血の臭いだったのだ。
そして、哀れ無力なベビは飢えたカラスにかかり、二目と見れぬ無残な屍骸と化したのだ。
そこでしぃはハッと気付く。もう一匹は何処へいったのか。
そこへ考えをめぐらしたとき、ボトリと何かが落ちる音を聞いた。

音のした方を見やると、そこには、もう一匹のベビがいた。
いや。多分ベビなのだろう。もう、原型をそこから想像することは出来なかった。
大きく裂けた腹から肋骨や脊髄が露出し、内蔵は殆ど食われて無くなっていた。
性器も食われ、頭蓋はカチ割れピンクの脳髄がどろりと漏れ出ていた。
空から落ちてきたのは、もう食うところがなくなったのでカラスが棄てたのだろう。
「シィノ ベビチャンガーーーーーーーーーーーー!! ドウシテ コンナコトニーーーーーー!!」
ぺたんと尻を着き、両手を相変わらずバンザイさせ、尿をほとばしらせ、涙を滝の様に流して泣いた。

222 名前:4/5 投稿日:2004/08/19(木) 19:28 [ PfFXlrNE ]
満腹になったカラス達は早々に飛び去り、
「プーン プーン」
さっそく次の掃除人、ハエが飛んできて、せっせと卵をベビに植えつけている。
元々の悪臭に加え、死体の腐敗し始めた臭い、血としぃの糞尿の臭いが混じり、
ここら一帯は言語を絶する猛烈な臭いが立ち込めていた。
この魔界的な領域の中央で絶望を叫んだしぃは、もう泣き疲れて放心していた。
「ベビ…シィノベビ…」
うわ言の様に呟き、ベビとの幸せだった過去を思い出していた。
「オカアタン ナコチテ クダチャイヨー」
くりくりした目でヨチヨチと歩み寄り、小さな尻尾をふりふりして甘えたベビ。
抱き寄せるとふっくらした毛皮の手触りと温もり、ミルクの香りがした。
「マアマトナッコ マターリデチュヨー」ふわふわほっぺを擦り付けて甘えた可愛いしぐさ。
と、さっきのベビに目を向ける。
そこに転がる酸鼻を極める屍骸。どんなに遁れようともがいても、逃げられない
厳粛な現実がそこにはあった。過去は甘さこそあれ、現実を幸せにする力はないのだ。
「シィノベビチャン…カワイイ ベビチャン」
その時だ!しぃが何かに気付いたのは!
大地からの低いうなり?いや、まさかこれは!

223 名前:5/5 投稿日:2004/08/19(木) 19:29 [ PfFXlrNE ]
すっくと立ち上がると仰天する!
なぜならば、見よ!円状に自分を取り囲む野犬の群れを!
「ぐるるるるる……」
さっきのうなりは、野犬の喉から発せられる、獲物を狙う気迫のほとばしりだったのだ。
野犬たちはベビの血の臭いを嗅ぎ付け、やって来たに違いない。
そこで彼らは見つけた。生きのいい格好の獲物、しぃを。
「シ…シヒィイイイ…」
がくがくと膝が振るえ、どれ程小便を溜めてるのか、また失禁した。
じりじりと距離を詰める野犬たち。そしてついに、彼らは襲ってきた。
「シィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!」
飛び掛った群れの一匹は、しぃの喉笛を的確にとらえていた。
そして一気にトドメを刺す。
彼らのコンビネーションは見事で、しぃは正直、苦しむ暇もなく死んだ。
見事狩りに成功した野犬たちは、新鮮な肉を楽しんだだろう。
何ということはない。自然においてはごくありふれた風景だった。
食わねば生きてゆけない、そんな動物の業が因果の流れの中で絡み合って、
今現前した結果の一つに過ぎないのだった。


春の草花が芽吹き蝶が舞う草原に、朽ちたダンボール箱が一つ。
その回りには、白骨と化したしぃ親子が散乱している。
土に返った彼女らの傍には、それを養分としたのだろう、何かの植物が芽を出していた。
それは、ああ、どうやら、とうもろこしの芽の様だ。

                                     <fin>

224 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 20:25 [ vVhMxWPo ]
最近盛んに新人の励まし(酷評?)に力を入れている、
本スレの新人アヒャコプーンです。
>>217
虐待・虐殺表現がないため、その点は次回にゆだねましょう。
モララーの慌てぶりにはこの上ない表現力が現れているようです。
次回作に期待します。

>>219-223
では、単刀直入に言います。
もしも、練習スレと本スレの間に、100mの崖があるならば、
あなたはもう、80m登っています。(つまり、80/100点)
自分としては、しぃ視点のこの小説に何かアツイ物を感じています。
こちらも、次回作が出来るなら、次回作を期待します。

ただ、どちらも、自分なり修正案を書きますので、しばらくお待ち下さい。

225 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 20:39 [ vVhMxWPo ]
まずは、>>217氏の作品。

この地には、加虐生物と被虐生物が居る。
特筆すべきは、被虐生物「アフォしぃ」であろう。
このアフォしぃ、常に、「ダッコ」「コウビ」の2つに脳内回路が占有され、
あえて、物事を考えるのは虐殺厨(アフォしぃ視点の加虐生物だと思われる。)対策の時だけだ。
加虐生物にあたるモララー種のとある1人は、ある日、とんでもない現場を目撃した。

それは、いつもの日常の事である。あえて違うことと言えば、そのモララーが散歩コースを替えてみたのである。

「ん?……マターリノコウジョウ?アフォしぃの基地か?ちょっと血でも浴びてくか。」
モララーは、マターリの工場とやらに、入ろうとした。しかしそれは、中からの声に遮られた。
「……リボルバー カノン トウサイ! デンジ マターリボウ Lv5 トウサイ! シィチャン マグナム パンチ システム オール グリーン!」
「ハニャーン♪コレデ ギャクサツチュウモ アボーンダネ!」
(…………また、ワケワカランポンコツ作ったのか?懲りないな………)
そう、思いながら中の様子を見るモララー。そして、ほぼ同時に失禁するモララー。
そこには、巨大ロボ(あえて例えるなら、ガンダムやパトレイバーと行った類。)がアフォしぃの顔をしていた。
周りを見回すと、他にも危険な武器が大量にある。
一人では無理だと悟ったモララーはそこから撤収、仲間と準備を整えることにした。


「大変だ―――!!」
すぐさま隣のギコの部屋のドアを叩きまくる、どうやら兄弟のようだ。                  
この家1番のめんどくさがりやのギコは当然のごとく寝ている。
「大変だ―――――――!!!!!」
素手でドアをブチ破る、モララーは汗だくだ。
「起 き ろ!!!!」
「ん・・ぐたぐたうるせーよ兄貴・・・大体むさくるしいぞ、兄貴」
「起きろとゆーとるだろがああああああああああ!!!!」
「ぐべっ!!!」
ゴスッという音と共にギコは頭から血を流して気絶した



しばらくして、頭に包帯をまいてギコが戻ってきた
「痛ってーな、ふつーハンマー使うか?やりすぎなんだよ兄貴は・・・・・」
「悪い!!つい・・・」
三男のモナーが続いて答える
「ギコ兄さんも寝すぎモナ」
「うるせーよ!」
「で、モラ兄さんその事件って何モナ?」
「(無視かよゴルァ(゚Д゚#))」
「実は・・・・・」
モララーは事情を説明した

「な!なんだってぇ!?」
「そんなに驚くなYO」
「一番騒いでたの兄貴じゃねえかゴルァ・・つーかそれで?」
「だーかーらアフォしぃの基地に潜入してその巨大ロボっぽい兵器ってのをぶっ壊すんだYO」
ギコの返事は当然
「やだ、めんどい」
しかし、モララーがハンマー(ギコの血付)を振り上げるとあっさり
「OK兄者。正直スマンかった。」
どこかで聞いた台詞である。

とりあえず、基地に潜入することは決まった。
巨大兵器の強さもわからないが、今はぶっ壊すことしか考えないで、寝て、明日出陣に決まった。

明日が楽しみだ。

226 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 20:41 [ vVhMxWPo ]
解説。

追加部分 

 事件のきっかけ。

変更部分
 冒頭部分
 自宅部分の台詞・ナレーション一部。 以上。

227 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 20:57 [ vVhMxWPo ]
続いて、>>219-223氏です。



うっそうとした夏草が茂る草原の中に、腐ったグラタンの様な奇妙な悪臭を放つ、
薄汚いダンボール箱が放置してある。
ガバと上部が観音開き式に開き、中から白色の獣が頭を覗かせた。
「フワァァァァ!ハニャーン キョウモ ゲンキニ シィシィシィ♪」
聞く者が誰しも不快感を覚える媚びた鳴き声を発し、箱から出てきたそれは
「しぃ」と呼ばれる動物である。最近は、アフォしぃと呼ばれる別種がしぃ種の大半を占め、
それまで、しぃと呼ばれていたしぃは現在、優しぃと呼ばれるようになった。
ちなみに、アフォしぃのデータだが、
全国的に生息。農作物や残飯を荒らし、そこら中に糞尿を撒き散らす害獣。故に異臭が耐えない。
別称、糞虫。「ダッコ」という行動で他生物に危険なノミを写し、
ノミにより氏んだ他生物やおにぎりの子ども、おにーに、農作物・残飯などを主に食すが、
食に困ると、自分の排泄物で済ます、とんでもない雑食である。
また、甘味で柔らかく、高級な品を好むが、巡り会えた奴は未だかつて居ない。

「チィチィ!」「ナッコ!」
箱の中から同質の媚び鳴きが聞こえる。しぃの赤ん坊、ベビしぃだ。二匹いる。
「ハニャーン! ベビチャン、オ母サン今カラゴ飯ヲ 持ッテ来ルカラネ!」
「チィ!マンマ!!」「ゴパン、ゴパン!!」
この獣は猫と近似した姿をし、言葉を解し、直立二足歩行を行う。
ふわふわした体毛はぬいぐるみの様だが、前述の通り、ノミと共存し、風呂にも入れないため常に異臭を放つ。
考えることは、食う、交尾、ダッコの三つだけで、自己中心的な思考しかしない。
「今日モ元気ニ シィシィシィーーーーー!! ダッコ コウビデ ハニャニャンニャン!!」
突如しぃは、およそ常人では口に出すのもはばかられる様な
下劣な内容の歌を口ずさみながら、基地外の様に走り出した!!
「びゅりぃ、べりべりぶりゅぶりぃ」
しかも糞や小便を垂れ流しながら、である!!

やがてしぃは農地にやってきた。
収穫間際のとうもろこしはたわわに実り、黄色いひげが風になびいている。
今日は、このトウモロコシを食事にするらしい。。
しかし農地は緑の針金で編まれた様なフェンスで囲まれており、
それは2メートル程も高さがある。
彼女はキョロキョロと辺りを伺うと、秘密の抜け穴に頭を突っ込んだ。
地面に接したフェンスの一部が破れており、そこの地面が少し掘られてある。
しぃ一匹程度が通れる穴だ。難なく農地に侵入した。
「ハニャーーーン! マッタクヴァカナ モララーダネ!! コンナ程度ノ壁デ トウモロコシヲ 護ッテイルツモリナンテ!」
農地の持ち主モララーに悪態をつくと、さっそく美味しそうなところを5、6本もぎ取り
小脇に抱えた。
「カワイイシィチャンニ 食ベテモラエルナンテ モララーハ幸セダネ!! モットシィチャンニ 尽クスンデスヨ!!」
そうほざくと、糞をひねり出した。ああ、異臭がこちらにも……
「コレハ オツリデス! カワイイシィチャンノ コリコリウンチサンガ 貰エルダケデモ コノ農場ヒトツ分ノ 価値ガアルノニ。
クソモララーハ 泣イテ感謝シテ 欲シイモノネ!!」
この畜生、勝手なことを散々気の済むまで述べると、口をワの字にして棲家に帰った。
当然あの基地外歌に糞尿のコラボレーションで、である。

228 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 21:19 [ vVhMxWPo ]
しかし棲家に近づくにつれ、しぃは妙な事に気付いた。
例の異様な臭い(しぃにとってはマターリナカオリらしいが)の中に、
錆びた鉄の様な臭いを感じたのだ。
さらに近づくと黒い何かが盛んに棲家に飛来し、覆い尽くしている事が分かる。
「ハ…ハニャ!?」
さっきまでのワの字口は何処へやら、急いで近づく。
「シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!」
奇声と共に顔を(*>o<)をにして万歳する様に両手を挙げた。
ボトリととうもろこしを落とす。
ああ、そこにあるものから、さっきまで「チィチィ」「ナッコ」と鳴いていた彼女たちの天使は、すでに事切れている。残酷な姿で。
食い破られた腹からくるくるした腸を露出させ、オテテとアンヨを失いダルマになったベビ。
ついさっきまでエメラルドグリーンのオメメがおさまっていた眼窩は、どす黒い
血を濁流の如く流し、ふわふわしたピンクのほっぺは食われ、舌を失っていた。
「ゴヴェーーーー!! ゲボエーーー!!」

まさに阿鼻叫喚、まさに地獄絵図。思わず嘔吐せずにおれなかった。
これがわが子の姿か?愛くるしいオメメで見つめ、ダッコをせがんだわが子か?
意気揚々と盗んで来たとうもろこしは、小汚いしぃのゲロにまみれた。
遠目に見えた黒いものはカラス達、異様な臭いはベビの血の臭いだったのだ。
そして、哀れ無力なベビは飢えたカラスにかかり、二目と見れぬ無残な屍骸と化したのだ。
そこでしぃはハッと気付く。もう一匹は何処へいったのか。
そこへ考えをめぐらしたとき、ボトリと何かが落ちる音を聞いた。

音のした方を見やると、そこには、もう一匹のベビがいた。
いや。多分ベビなのだろう。もう、原型をそこから想像することは出来なかった。
大きく裂けた腹から肋骨や脊髄が露出し、内蔵は殆ど食われて無くなっていた。
性器も食われ、頭蓋はカチ割れピンクの脳髄がどろりと漏れ出ていた。
空から落ちてきたのは、もう食うところがなくなったのでカラスが棄てたのだろう。
「シィノ ベビチャンガーーーーーーーーーーーー!! ドウシテ コンナコトニーーーーーー!!」
ぺたんと尻を着き、両手を相変わらずバンザイさせ、怒濤の勢いで失神、涙をナイアガラにして泣いた。

満腹になったカラス達は早々に飛び去り、
次の掃除人、ハエが、ブーンという威勢のいい音ともに飛んできて、せっせと卵をベビに植えつけている。
元々の悪臭に加え、死体の腐敗し始めた臭い、血としぃの糞尿の臭いが混じり、
ここら一帯は言語を絶する猛烈な臭いが立ち込めていた。いわいる、空前絶後である
この魔界的な領域の中央で絶望を叫んだしぃは、もう泣き疲れて放心していた。
「ベビ…シィノベビ…」
うわ言の様に呟き、ベビとの幸せだった過去を思い出していた。
「オカアタン ナコチテ クダチャイヨー」
くりくりした目でヨチヨチと歩み寄り、小さな尻尾をふりふりして甘えたベビ。
抱き寄せるとふっくらした毛皮の手触りと温もり、ミルクの香りがした。
「マアマトナッコ マターリデチュヨー」ふわふわほっぺを擦り付けて甘えた可愛いしぐさ。
と、さっきのベビに目を向ける。
そこに転がる酸鼻を極める屍骸。どんなに遁れようともがいても、逃げられない
厳粛な現実がそこにはあった。過去は甘さこそあれ、現実を幸せにする力はないのだ。
「シィノベビチャン…カワイイ ベビチャン」

229 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/08/19(木) 21:19 [ vVhMxWPo ]
その時だ!しぃが何かに気付いたのは!
大地からの低いうなり?いや、まさかこれは!


すっくと立ち上がると仰天する!
なぜならば、見よ!円状に自分を取り囲む野犬の群れを!
「ぐるるるるる……」
さっきのうなりは、野犬の喉から発せられる、獲物を狙う気迫のほとばしりだったのだ。
野犬たちはベビの血の臭いを嗅ぎ付け、やって来たに違いない。
そこで彼らは見つけた。生きのいい格好の獲物、しぃを。
「シ…シヒィイイイ…」
がくがくと膝が振るえ、どれ程小便を溜めてるのか、また失禁した。
じりじりと距離を詰める野犬たち。そしてついに、彼らは襲ってきた。
「シィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!」
飛び掛った群れの一匹は、しぃの喉笛を的確にとらえていた。
そして一気にトドメを刺す。
彼らのコンビネーションは見事で、しぃは正直、苦しむ暇もなく死んだ。
見事狩りに成功した野犬たちは、新鮮な肉を楽しんだだろう。
うまいか?その肉?うまければその肉わけて…………くれるわけないか。
何ということはない。自然においてはごくありふれた風景だった。弱肉強食の世界の一つであるから。
食わねば生きてゆけない、そんな動物の業が因果の流れの中で絡み合って、
今現前した結果の一つに過ぎないのだった。


春の草花が芽吹き蝶が舞う草原に、朽ちたダンボール箱が一つ。
その回りには、白骨と化したしぃ親子が散乱している。
土に返った彼女らの傍には、それを養分としたのだろう、何かの植物が芽を出していた。
それは、ああ、どうやら、とうもろこしの芽の様だ。
あんなアフォしぃでも、とうもろこしの糧になったのだろうか。

230 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/20(金) 05:13 [ Wz7eVIMI ]
最近、練習スレを見ていて毎度悩むのは、「立て札小説」のことですね。
例えにしてしまってアレかも知れませんが、>>216氏の作品の冒頭の
『フォしぃ族は、いくら逃げようとも立ち向かおうと命乞いしようとも必ず殺される
 しかしそんなアフォしぃ族が復習のため隠れ家を作り最強の兵器を作っていることをモララーは知った』
がその典型なのですが、これではただただ状況が語られただけであって、リアリティが感じられないんですね。
ニュースで『○○○は冷酷な殺人犯で……』と聞くのと、現場で実際におそわれるのとでは、後者の方が実感できるのと同じことです。

こういう、説明を書いたプラカードを何本も立てておいただけの様な小説は、読んでいて引き込まれるものがありません。
『ここには、いやらしくて汚らしい、しぃがいました』
『しぃは、人様の一生懸命作った畑を、メチャメチャに荒らしました』
『ギコやモナーやモララーは怒りました』
『粛正のため、ギコやモナーやモララーは、しぃを虐待・虐殺しました』
『終わり』
これに、ちょっとばかり虐殺描写を入れたとしても、どうしても物足りないですよね。

そう言った点で、>>219氏は良い例と言えると思います。
要所要所の、単なる立て札に止まらない細かい描写が、作品にリアリティをもたらしているのでしょう。
色々な所で見かける有名な言葉にも『神は細部に宿る』という言葉があります。
現行の執筆作法を守った、無駄に飾らない平易な文で話をつづり、必要な部分はキッチリと書いておく。
マリリン・モンローの、綺麗に磨き込まれた肌にわざとつけた「付けボクロ」の様な魅力が出ているのですね。

だからと言って、「白色の獣」を「体長一メートル五センチ、白色の体毛に異臭を放つ茶色の便をこびりつかせた、異形の生物」などとするのは間違いなのでご注意を。
細かくやれば良いって話ではなくて、キメるところをキメる、という話なんです。
>>216氏も、キメるところをキメて話を作ると、多少は話が転がると思いますよ。
>>219氏に関して言えば、私は本スレデビューをされてもおかしくないレベルと思います。

「私は……」などと言ってはいても、そもそも、名無しの指摘なんで、スルーはご自由にお願いします。

231 名前:219 投稿日:2004/08/20(金) 22:29 [ pQwj0SNQ ]
アヒャコプーンさん、230さん、ご指摘有難うございました。
まだ多々問題があるでしょうが、自信がつきました。
皆さんの評価に耐える次回作を書いて、本スレへ行けるよう頑張ります。

232 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/08/22(日) 20:40 [ mf3qC.Tw ]
う〜ん・・・・・・
本スレで中断してしまった小説があるんですが
こっちにリメイクってのは、できますかね・・・?

233 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/23(月) 01:04 [ XFvXaDI6 ]
>>219-223
いいと思う。

強いて言うなら、表情の表現が顔文字的だと思った。
(口をワの字、><の形の目)
が、他の所はちゃんと描写されているので、分かった上での
選択かと思ってみたりもする。

(作品を諸行無常の悲劇と解釈した上で)
被虐キャラは普通のしぃの方が良かったと思う。
悲劇として成立させるために必要な「ベビしぃは可愛い」描写が、
前半の「不快生物」描写と結びつかない。
爽快系として書いていたのだとしたら的外れなので、
他の人のアドバイスを待ってくれ。

234 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/23(月) 01:05 [ XFvXaDI6 ]
>>アヒャコプーン氏
219-223氏への添削について。
無理に手を入れる必要はないのでは?
添削前後での変化は、概ね個人差程度の些細なものだし。

改変の多い冒頭部分に関しては、オリジナルの方がすっきりしていて
良いと思うのだが。おにーにとか、甘くて高級な物とか、本文には
関係してこないし。

235 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/23(月) 01:05 [ XFvXaDI6 ]
>>232
いいんじゃない?
個人的には、ラストまで書き上げてから本スレ投下がいいと思うけど。
本スレで小分けに書き進めるのはお勧めしない(再中断の危険がある)。

236 名前:ギャクモナ 投稿日:2004/08/24(火) 01:21 [ gEqSTX3Y ]


第二作品投稿させてもらいますね…
「擬古死捜査」
ギコは、いつものように家に帰ってきた。
いつものように、ハンガーに上着をかけ、
いつものように、冷蔵庫からビールを出し、
いつものように、PCに向き合う・・・はずだった。
だが、ギコはその行動をしなかった。
なぜなら、冷蔵庫の前には、見慣れぬしぃが、冷蔵庫をあさっていたからだ。
しぃは、ギコに気づくと、いきなり話しかけてきた。
「ギコクン! アイタカッタヨ! サア、ワタシヲダッコシテ!」
そんなことをいきなり言われても、すぐにはダッコできなかった。
なぜなら、そのしぃは、体毛は白いものの、自分の糞が体にこびりつき、白、というより、茶色に見えた。
しかもギコは「潔癖症」だったのだ。
そんな不潔なしぃを、ギコがダッコするはずが無い。
ギコは、当然だが断った。
「い、いやだぞゴルァ!」
「ソンナコト イワナイデヨォ… ギコクンハ、 ワタシガ キライナノ?」
そんなことを聞かれても、ギコには答えられない。
「っていうか、お、おまえはだれd…」
「ソウ…キライナノネ…ナラ、アボーンスルマデヨ!」
しぃは、ギコの質問を聞き流し、ギコに襲い掛かってきた。
「う、うわぁぁぁ・・・!くるなぁぁぁ!」

?「ふむふむ・・・第一発見者は、この隣の奥さんですか・・・」
隣の奥さんは、刑事にぶしつけに質問した。
奥さん「あらやだ!あんたはだれよ!」
モラ田「あ、申し遅れました。私、刑事のモラ田と申します。そちらは・・」
モナ川「鑑識のモナ川だモナ。よろしくモナ。」
フサ中「雑用一般のフサ中です。よろしくお願いします。」
三人は、丁寧に自己紹介をした。
モラ田「で、奥さんはどのようにして死体を見つけたんですか?」
奥さん「回覧板回しに行ったら、戸が開いてたのよ!そこから覗いたら、人が倒れてるじゃないのよ!」
モラ田「それで?」
奥さん「それで、ちょっと様子を見たら・・・なんと、死んでたのよ!あらやだ!疑っているの?」
モラ田「いえ、そういうわけではないんですが・・・あ、奥さん。もういいですよ。ありがとうございました。」
奥さんは、ドスドスと熊のように帰って行った…
モラ田「フサ中ー!フサ中ー!!」
フサ中「はい。なんですか?」
モラ田「ちょっと、家の中を見せてもらえるか?」
フサ中「はい。」
モラ田は、家の中を隅々までまわり、詳細を手帳に細かく記録した。
1F
┌──┬─────┬─┐  
│便所│ 居間...o......│キ│※@が死体
│ ..─┤  □..     ッ│
│   │ロ@..   ...  チ│
│↓廊下      ...  ..ン│
└──────────┘
2F
┌──┬───────┐
│ 便..│ 寝室     ....│
│ 所..│         ....│
├──┴──────.....┤
│↑    廊下     ....│
└──────────┘
モラ田「そういえば、凶器は見つかったのか?」
フサ中「いえ、まだ・・・」
モラ田「どこら辺を探している?」
フサ中「えっと、キッチンのあたりですね。」
モラ田「ちょっと、冷蔵庫(ロ←これ)のあたりを調べてもらえ。そのへんが匂う。」
フサ中「わかりました。」

30分後・・・
モナ川「モラ田さ〜ん!」
モラ田「どうした?」
モナ川「冷蔵庫の下に、しぃの糞の欠片があったモナ!」
モラ田「やはり、しぃによる犯行の可能性が高いな・・・」
モナ川「どうするモナ?やっぱりこの辺のしぃを片っ端から調べるモナか?」
モラ田「ちょっとまてよ・・・やっぱり・・・」
 糸売 く 
虐殺表現無くてすいません・・・

237 名前:219 投稿日:2004/08/24(火) 01:21 [ 7RtzJ4tI ]
>>233
どうも有難うございます。
反論的な文章になってしまい恐縮ですが、
表情の表現は、あえて顔文字的にしました。
というのも、やはり読者はAAのしぃを想起し、読んでいくのではないかと
思ったからです。口がワとか目が><とかいうのは、リアル系AAでも
そのように表現され、定着していることから、そう書きました。

>悲劇として成立させるために必要な「ベビしぃは可愛い」描写が、
 前半の「不快生物」描写と結びつかない

確かにそうですね。爽快系なのか悲劇系なのか、
どっちかずな文章になってしまったと思います。
もっとテーマというか、コンセプトをしぼって書こうと思います。

238 名前:219  1/4 投稿日:2004/08/24(火) 01:29 [ 7RtzJ4tI ]
二作目投下させて頂きます。
宜しく御願いします。


西の空が茜色に染まる夕方、家路を急ぐ人々が通り過ぎてゆく。
コンクリート壁の汚れた川の水面に、そんな人々の影が揺れる、都市郊外の道端。
仕事や学校が終わり、皆くつろぎの時間が待つ家に向かっているわけだが、
どういうわけか、道を行く人々の表情は冴えない。
「ハニャーン ハニャーン シィヲ拾ってー! ハニャーン ハニャーン!」
これがその原因だ。あのボロボロのダンボール箱から発せられる、このむわっとした
慰安食堂の残飯の様な臭い。そして、聞く度に眉をしかめざるを得ない、耳をつんざく甲高い声。しぃである。
なるべく目を合わせないようにしながら、早足で前を通り過ぎる。中には小走りになる者もいる。
「カワイイ シィチャン アイドル シィチャン!! オナガイ オナガイ シィヲヒロッテー!!」
今度は珍妙な歌まで繰り出して媚を売る始末。
人々は一層不快感をあらわにしながら、このダメージ床にも似た地帯を通過するのであった。
しぃはそんな人々の様子を、この場所でもう二時間も見続けている。
「………」
急に黙り込んだ。口の片端を上げる、あの自信ありげな表情が消えた。
さすがに傲岸不遜の権化の様なしぃも、見ず知らずの人に「拾ってー」等と、
およそこの世の常識から逸脱した唾棄千万な愚考に気付いたのだろうか。
と、その時であった!

239 名前:219  2/4 投稿日:2004/08/24(火) 01:30 [ 7RtzJ4tI ]
「シィイイイイイイイイイイイ!!」
やおら!しぃは奇声を発するや否やダンボールハウスから路上に暴れ出ると、
両手を盛んに上下させ、狂ったように地団太を踏み、大粒の涙を流して絶叫した!
「ドウシテ カワイイシィチャンヲ 拾ワナインデスカ!!」
あらー!!何としぃは誰からも見向きされないことに立腹し、ついに前後を忘れて
駄々をこねだしたのだ!
「シィハ カワイイノニ! シィハ アイドルナノニーーーーーーー! 皆ナ ギャクサツチュウダヨーー!! ビエーーーーーーーーーーン!」
道路の真ん中で、おもちゃ売り場の三歳児よりお粗末に、両手両足をばたつかせ、
自己の不遇を呪うのだった。
一体何事かと、しぃの半径2メートルを空けて取り囲むように、人々が集まってきた。
「カワイイシィチャンガ 拾ワレテヤルッテ イッテルノニ!! サッサト拾イナサイヨ クソヤロウドモ!!」
今度は怒りのままに悪口雑言をぶちまける。
この程度の低さに、スーツ姿のモララー族の男は失笑し、モナー族の学生は閉口するのだった。
そんな野次馬の中心で、しぃは嘲笑と嘆息を浴びながら、しかしそれを全く気にせず、
先ほどの通りに駄々をこね、ついには
「コノクソドモニハ シィノ コリコリウンチサンガ オ似合イヨ!!」
と放屁とともに便を垂れるまでに至った。
激烈な悪臭に直撃した者の中にはさすがに怒りを覚えて、
この糞虫が!ぶっ殺す!と息巻いて、周囲に制止される者もいた。
町中での虐殺は、景観美化のため禁止されているのだ。

240 名前:219  3/4 投稿日:2004/08/24(火) 01:31 [ 7RtzJ4tI ]
そんな中、ようやく警官がやって来た。
「通行の妨げになっているアフォしぃがいるのは、ここですか?」
モナー族の巡査が溜息をつきながら、野次馬の中から出てきた。
その後ろにはギコ族の警官もいて、
「あんたね、こんな所で暴れられちゃ、迷惑なんですよ」
と腰に手をやり言う。
「ハニャ!」
突如、しぃは口をワの字にして、一層媚びた声を出す。
そして次に奴がとった行動に、我々は仰天する!
「ギコクン! コウビ コウビ!! シィト コウビシテーーーーーー!!」
常軌を逸した発言とともに、臀部を突き出すしぃ。
青黒く変色し、尿や下り物の変化した臭いを発する性器を露出させ、
ちぢれた陰毛がのぞく、茶色い便がこびりつく肛門をあらわにし、
しかも、さあここにぶち込んでくれと言わんばかりに、腰をくねらすのだ。
この状況で、これだけの人々を前にして、こんな下劣極まりない行動をとると、
一体誰が想像できるだろうか?
この常人のおもんぱかりを凌駕したしぃの行状に、さすがのギコ巡査も度肝を抜かれて硬直した。
「ハニャ? ドウシタノ ギコクン? アッソウカ! 初メテダカラ 緊張シテルノネ! 大丈夫 オ姉サンガ
手取リ 足取リ 教エテ アゲルワ!!」
勝手なことをぬかすと、ハニャーンの鳴き声一閃、ギコ巡査に飛び掛る。
身の危険を感じた巡査は、腰の警棒を抜き、飛び掛って来たしぃの横っ面に痛烈な打撃を加えた。
「シィイイイイイイイイ!!?」
もんどり打って顔面から地面に激突する。
自慢の顔肛門*も真っ赤に腫れ上がり、口腔から流血しながら、
またビエーーーンと泣き出した。当然ギコを虐殺厨呼ばわりするのも忘れない。
見物人の中から、ざまあ見ろの失笑が漏れた。

241 名前:219  4/4 投稿日:2004/08/24(火) 01:32 [ 7RtzJ4tI ]
「こいつは手の付けられない基地外だぞゴルァ」
心底うんざりした表情のギコ巡査がうめきながら、相方に目配せをする。
モナー巡査はうなずくと、
「『しぃ対策法』第3条により、これより即時強制を執行するモナ!」
そう言い、モナーは両手をギコは両足をつかみ、しぃを仰向けにバンザイさせた姿勢で
移動を開始した。
「シィイイ!! ヤメテヨ! ギコクンヒドイヨ!! ギャクサツチュウノ 仲間ダ ナンテ!!」
体をくねらせ暴れるが、もうどうしようも出来ない。
二人の巡査は川べりのガードレールまでしぃを運ぶと、せーので投げ込んだ。
空中にしぃの体が舞う。かたく閉じられたまぶたから大粒の涙が流れ、
手足を縦横に伸ばし、糞尿を垂れ流しながら放物線を描くしぃの姿は、
見るものの笑いを誘って止まなかった。
ザブーーン!
水しぶきが上がり、しぃがドンブラコと流されてゆく。
見物人からワッと歓声とも安堵とも言える声が上がった。
ようやくウザイ糞虫がいなくなったかと、ホッとしてまた家路につく者もいれば、
しぃを指差してゲラゲラ笑い転げるものもいた。
そんなギャラリーの反応とは裏腹に、2人の警官は溜息をついた。
道路のしぃの糞と糞だらけのダンボールを処理しなければならなかったからだ。
沈鬱な気分に顔を見合わせ、そそくさと掃除道具を取りに交番へ向う2人の背後で、
ちかちかと今街灯が灯った。この街にも夜の帳が下りはじめたようだ。


                                    <fin>

242 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/08/24(火) 13:36 [ ZeV64guE ]
>>219
本スレに行っても、まったく問題はないと思われます。うらやましい限りです。
2作目も、良き文章だと思います。
どうやってこういった文章を書いておられるのでしょうか?

243 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/24(火) 20:06 [ gqRFwytM ]
>>ギャクモナさん
前にどこかで出ていた注意ですが、セリフの前に名前を入れるのは止めた方が良いと思います。
あれでは小説ではなくて台本の様に見えますよ。
この形式も、ストーリーが際立った作品なら成り立ちもするでしょうが、この短さでは物足りなさを感じてしまいます。
この先、ミステリー作家もビックリのストーリーが続くのであれば、あえて使うこともアリだと思いますが、
ただ単に虐殺のための導入だとしたら、やはり物足りなさが強調されてしまうと思います。
会話する人物は二人で、三人目は合いの手ですませるなどすれば、わざわざセリフの頭に名前を入れる必要はなくなると思いますので、
後は筆者の気持ち次第です。
頑張って下さい。

>>219さん
前回・今回の作品を見る限り、本スレに行っても良い、又は行くべき筆力を持たれていると思います。
以降指摘になりますが、一部に個人的な違和感を感じたため、そこを挙げてみるだけです。
作品自体に問題があるわけではないので、ご注意を。

まず、1/4の二行目。
>あらー!!何としぃは誰からも見向きされないことに立腹し(略)
の所です。
個人的に、地の文(セリフでない文章)に落ち着いた語り部を感じていたので、
「あらー!!」というはしゃいだ表現が気になってしまいます。
地の文の表現を統一感云々と理屈か屁理屈かわからない論もありますが、これはあくまで個人的な話です。
他の人がどう取るかわかりません。
ただ、そういう所が気になる人もいる、ということです。

次に3/4の所の
>この常人のおもんぱかりを凌駕したしぃの行状に(略)
の所の「おもんばかり」について。
「おもんぱかる」は、相手に気を遣うという意味が込められています。
文脈から見るに、ここの「おもんばかる」は「考え」や「思考」という意味で使われているようですが、
これでは「常人の思いやりを凌駕した……」という意味になってしまいます。
細かい所ですが、やはり引っかかる所です。

作品作りには関係ない細かい指摘ばかりでしたが、やはり作品自体に問題はないと言うことだと思います。
本スレに行くにしろ、練習スレでねばるにしろ、次にも期待しています。頑張って下さい。

244 名前:修練房 投稿日:2004/08/24(火) 22:04 [ OhdTCdCA ]
【1/2】
光は消えうせ、アブ板地区は二度目の喧騒のピークを迎える。
むしろ夏というこの季節においては一日中最も盛んといえる時。
気温が下がり、比較的動きやすい時間として“奴ら”は動き出すだろう。

故に。

ああ、まただ…。
本当に糞虫と呼ばれるだけあってどこからともなく沸いてくる。
網戸を閉めていてもいつの間にか進入している蚊。
どれだけホウ酸団子を撒いていても住居の片隅にいるゴキブリのように。

駆けつけてみればその場所は既に売却予定地の大きな平原、数多くの鉄線を張り巡らせているにも拘らず…。
ああ、糞虫め!もしその土地を汚せば、例の性悪の地主がどれだけうちに文句を言いにくるか。
                                                           
「何が『アブ板の糞虫殲滅の為の特殊部隊』だ!お前達は本当に役に立たん!」

この科白は何度聞いたことか。


「モララルド隊長、本部からもう少しお待ち願いたいと」


しばらく鬱になっていると呼びかけてくる一人の隊員、俺が最も信頼を置く副官。
俺と違うタイプで常に冷静沈着、ま、この組み合わせは妥当だが。

「ギコール副長、このまま行けば何か問題でもあるのだろうか?」

そう、もうしばらくすれば土地に逃げ延びた何十匹もの糞虫共を殲滅する為に乗り込む。
相手は脆いアフォしぃではあるが、少ない知能で武具を扱い、なかなかそう簡単にはいかなくなったのである。
そのため現在わざわざ01部隊が動いているわけだが、それですら不満があるのか?、本部のお堅い連中共は。

「いえ、何でもテストがあるとかないとかで」
俺の苛立ちを確認したのか説き伏せるような感じで話すギコール。

おせっかいめ。

「テストだと?なんだって急に………」
そのとき上空が騒がしくなった、けたたましい羽音、ヘリだ。

ヘリは数分後にこちらの位置に着陸、中から02部隊、つまり隊長のうちの一人、モナへイトがやってくる。
「ご苦労様、そして無事でなりよりだよ、モララルド」

モナへイトはまあ古くからの戦友で正確は大人しく俺とは別の意味で部下からの信頼も厚い奴だ。

「無駄な会話はいいから説明しろ、テストってなんだ?」

「こいつだよ」

モナへイトが向けた視線の先には先程のヘリ、そして中からやってくるのは………

まじかよ…………ありゃどうみても……
両目はバイザーで隠れている、そして最もこちらが注視したのは右腕を多い尽くす程巨大な鉤爪兵装。
糞虫……しぃ族じゃねえか!!!!!

245 名前:修練房 投稿日:2004/08/24(火) 22:05 [ OhdTCdCA ]
【2/2】
頬の赤み、そしてギコ族に少しばかり酷似した姿がその種族の証拠であった。

もうわけが分からない、事情を知りえぬ俺の部隊全員に動揺が走り、すかさずそのしぃに罵声を浴びせかけるものもいた。

その中で唯一人、モナへイトは静かに01部隊を落ち着かせる。
しばらく見ておいてくれ、と。

一度静まり返った中でモナへイトと例のしぃとの会話だけが流れていく。

「………どこにいる?……」
「あの鉄柵に囲まれた部分だ」
「…始めるよ…」
「かまわない」

モナへイトはにっと笑い、それが合図か、そいつは鉄柵を軽い身のこなしで飛び、進入した。

「チィ!シィ!ギャクサツチュウ ガキタヨ!ミンナ コイツラハ マターリ ノ テキヨ!!」
あの耳障りな雑音が響いてきやがった。
「ナンダ、オナジカワイイカワイイ シィゾク ジャナイ! ソノカッコハ ワタシタチヲ マモルタメニ キテクレタンダネ!」
そう俺も最初は囮にすぎないんじゃねえかと思っていた。

最初は。

ゴミ共が狂喜した会話を聞いたが最後、バチッと閃光が爆ぜた。

同時に紅い液体、即ち血が霧散し、例のあいつの周りにいた糞虫の四肢がぶっ飛び、蒼白く燃え盛り、そこで奴らの命の灯火は点火され、僅か数秒と経たないうちに消えるだろう。
蒼炎は凄まじい焼却力をもって断末魔さえも無へと化した。
俺がすべてを理解したのは、そいつの獲物があと一匹というところであった。

右腕の鉤爪が蒼白く闇の中で映し出されていた。

「シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!ハニャ!!!! ナジェ!?アンタト ワタシハ オナジナ……」
「黙りなさいそして大人しく逝きなさい、ゴミとして生まれてきたことを不運に思って」
殺戮の主は静かなそして落ち着いた物腰で捨て科白を残した。

ハッ…

何故気づかなかった…最初にあいつがモナへイトと喋った時、こいつは既に全角で喋っていた!!
間違いない、もうアブ板地区には存在しないとされた伝説種、優しぃ、それがあいつの正体だったというわけだ。

最後の一匹は蒼の鉤爪に自ら飛び掛り、血の花すら咲かせず、蒸発した。
どれだけ無残に存在を破壊しようが、生きていた証を残してしまう臭い等、それだけは時間を掛けなければどうにもならない困った仕様だ。

俺は漸く我に返り、一般兵士達に後始末を任せると“あれ”の素性を聞かざるを得なかった。

「モナへイト、あれはなんだ?」
やっぱりいつもののんびりした様子で答えてくる。
「本部が特別採用した兵士、いや、兵器といっても過言ではないかな?実は驚くべきことに実戦導入はこれが初めてらしいけど、早速本部への手土産が出来てよかったよ」
モナへイトは意気揚々とヘリに引き返していく、奴の名を呼んで。

“シィヴァ”語呂合わせが少し滅茶苦茶な気もするが、奴は破壊神の名を得ていた。

246 名前:修練房 投稿日:2004/08/24(火) 22:10 [ OhdTCdCA ]
本来はマタ板で不定期にAAを書き始めたものですm(_ _)m

前々からアブでは小説書いてみようかなと思いましたので、今回投函させていただきました。
虐殺表現が終盤しかなく、正直向いていないかもしれません。

今作は長編みたいでまだまだ続くような気を見せておりますが、
なかなか事情で書けないこともあり、当面、続きを書く余裕が出来るまで保留です。
長々と失礼しました。

247 名前:U・Z 投稿日:2004/08/25(水) 17:19 [ 3B4Q9Xbs ]
忘れ去られた頃に書き込む奴ですが何か?
「前回のあらすじは・・・・。」
「コラ アフォサクシャ!!」
「なんだアフォしぃか・・。なんか用?」
「カワイイミンナノシィッチャンヲイジメルナンテ(略)」
「・・・・・(ブチン何かが切れた音)・・・さてと・・・・」
「ハニャ!? ナニスルノ!!? ヤメテ!! シィィィィィィ!!!!!」
「ふー前回は前回見ればわかるよ。ん?この焼肉どうしたかって?君も食べるかい?」
「シィィィ・・・・コンナノマターリジャ ウギャァァ・・・・・・」
「あはははは。まだ生きてたよ材料が。え?食べたくない?まあいいけどね。」
「それじゃあ・・・はじまりはじまり〜。」

ダーク・ザナイト・アフォしぃ撲滅隊
第3話
マターリロボ登場・・・・中○ロボじゃん

「モラン〜。まだつかないの?」
「急かすなシィン。後一階降りればつくよ。」
「前も言ってなかったか?ゴラァ」
「・・・・・(何階か忘れたなんていえないね。)」
「・・・・・もしかして・・・何階か忘れたわけ・・・・・」
「な・なな・何階か忘れたわけないよ!!」
「いや、忘れてるようにしか見えないわよ。」
「う・・・・・・・・」
「どうするんだ?ゴラァ」
「どうもこうも、一回地上に戻りましょう。」
「そうだな。」
「言える立場かしら?」
しかし戻れなかった・・・・・。
なぜなら・・・。
A「ハニャーン ヨクモドウボウタチヲ コロシタワネ!!!」
B「ギャクサツチュウハ シヌベキヨ!!」
C「ア!! キギコクンコッチニヲイデヨ!!ギャクサツチュウナンカヨリ シィトイッショニマターリシヨ ソノホウガ(略)」
以下同じ事を言ってる奴が100匹いるので略します。
「・・・・・まじ?」
「どうやって、このぼろいアパートにこんだけのアフォしぃが?」
「・・・・向こうはやる気だね・・・・・」
「たく・・・、それじゃあ。・・・・逝くわよ!!」
「仕切るなよゴラァ。」
「丁度良い、ストレスたまってたからな!!!」
「・・・・(自行自得だぞゴラァ。)」
「まずお前からだからな!!!」
「シィ!?アフォモララーナンカニ・・・」
「煩い!!!爆 滅 斬!!!」
「ジィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!!?アヅイヨ~~」
「燃え尽きろ!!!」
「コンナノ マターリジャナ・・・イ・・・・・・・」

「ふん・・・、燃え尽きたか・・・・・。」
「・・・・・凄いわね・・・・・・」
「・・・・てっ見とれてる場合じゃないぞゴラァ!!!!」
「そうだわ!!まだこんなにもいる!!!」
偉いしぃ「オマエラ ギャクサツチュウハ コレデヲワリダ!!!!」
「!!何!!?。」
「なんか来るぞ!!」
「ゴラァ!!?」
A「ハニャーン マターリロボケンザン!!」
B「コレデ オマエラナンカ ツブシテヤル」
C「ギコクンモ ギャクサツチュウノ ジュバクカラトイテアゲルネ」
マターリロボ・・・・・明かに中○ロボでしかない。顔がアフォしぃなのが唯一の違いである。
「・・・・・ねえあれって・・・。」
「中○ロボだな・・・・・。」
「なんであんな古いのがあるんだろう。」
(中○ロボは1000年前に作られた兵器である、中○キャノン以外の武器を装備していない。)
A「ハニャーン アイツラアマリノスゴサニ コトバガナイヨウダヨ」
・・・・・飽きれてるだけかと。
B「マターリキャノン ハッシャヨ!!!!」
C「ギコクン コレデショウキニモドッテネ!!」
「・・・・・!!。くるわよ!!」
「あれって中華キャノ・・・・。」
「そこから先言うなだからな!!」
ズガァァァンと聞こえた後に、3人が何とか避けたのは言うまでも無い。
そしてマターリロボとやらを虐殺弾丸で両腕を破壊し、惨殺でコクピットを取り出した。
無論ここまでに3分かからずである。
「どうする〜?こいつら。」
「銃殺だ!!ゴラァ。」
「まてまて、まずは耳引き千切って・・・」
A「シィィィ・・・ マターリノカミサマタスケテ 」
B「ハニャ?ナンカキコエルヨ!!」
C「マターリノ カミサマガ キタノヨキット」
D「ハヤク ギャクサツチュウノ ヤツラヲコロシテーーー」
「残念ながら、マターリの神様とは違うぞ。・・・・」
A「ギコクン!! タスケニキテクレタノ!?」
B「コッチオイデダッコシテアゲルヨ~」
C「ハヤクギャクサツチュウ ナンカコロシチャエー」
D「・・・・・・・・・・」
「ふ・・・・・・・」

さてさて、謎の戦士とシィン達との対決か??
はたまた、新しい隊員なのか?
次回に続く!!!・・・・(と思う)

248 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/25(水) 21:04 [ X77vfsLA ]
>>236
ミステリーとして引っ張っていくには、

・犯人がだれだか分からない。
  (孤島で連続殺人、犯人はこの中に! みたいなの)
・犯人は分かっているが、それを立証できない。
  (犯行推定時刻、犯人らしき人物にはアリバイが みたいな)

など、読み手の興味を引きつける謎が必要。
現在投稿されている部分にはミステリー的な謎がないため、
読み進める牽引力に欠けるように思う。
分断投稿するにしても「犯人は誰?」「トリックは何?」といった
興味を抱く部分までは、一括で書き込んだ方が良い。

現在気になる点は、
・死体の状況が不明。
  刑事が凶器に言及しているので、おおまかな死因くらいは
  説明してほしい(刺殺、絞殺、撲殺など)。
  もしトリックに関係してくるとしたら、死体描写は重要。

249 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/25(水) 21:04 [ X77vfsLA ]
>>237
意図した表現なら、AA小説にはアリだと思う。(ワの字口とか><形目とか)
今回の投下作品に関しては、特に書くことはなし。

250 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/25(水) 21:05 [ X77vfsLA ]
>>244
書き慣れていない印象は受ける(「少しばかり酷似」などの表現に)が、
語彙は豊かなので、たくさん書いてたくさん推敲すれば、
独力で上達しそうな予感。

251 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/25(水) 21:05 [ X77vfsLA ]
>>247

前回の投稿番号にリンクが張ってあるとありがたい。(>>213

セリフ前のキャラ名がなくなって、見栄えは良くなったように思う。
が、副作用として、どれが誰だか分かりにくい。
そのへんは、キャラクターの多さと、地の文の少なさに原因があると思われる。

>>202
の前半は良かったので、一人称の方が向いているのかもしれない。

例(247冒頭部のリライト)

  「モラン〜。まだつかないの?」
  下り続けるのにもいい加減飽きてきて、私は愚痴るようにモランに質問した。
  「急かすなシィン。後一階降りればつくよ。」
  しれっと答えるモラン。……え? それって確か。
  「前も言ってなかったか?ゴラァ」
  ギーナも気付いたらしく、不審そうにモランの後頭部を睨み付けた。
  彼の後ろ頭に、大きな汗のしずくが浮かんだ……ような気がした。
  「・・・・・もしかして・・・何階か忘れたわけ・・・・・」
  思わず立ち止まってつぶやくと、モランは慌てた様子でこちらを向いた。
  「な・なな・何階か忘れたわけないよ!!」
  声をひっくり返らせて主張する彼の姿は、悲しいまでに嘘っぽい。
  「いや、忘れてるようにしか見えないわよ。」
  「う・・・・・・・・」
  私が冷静に指摘すると、彼は言葉を詰まらせて固まった。


(もちろん、私が勝手に付け加えた文章なので、)
(氏の考えていた物とは違う事だろう。)
主人公の目で、発言をしたキャラの表情や動きを描写すると、
状況も分かりやすくなるし主人公への感情移入も容易になって良いと思う。

例文では1行おきにセリフをはさんだが、もっと主人公の語りが多くても
構わないくらいなので、試してみて欲しい。

252 名前:U・Z 投稿日:2004/08/25(水) 21:41 [ 3B4Q9Xbs ]
いい教えをどうもありがとうございます。
キャラの表現が少ないか・・・
生かしてみます!!
それでは。
さようなら。
(リンク先どうやって張ればいいのか分かりません・・・・・)

253 名前:219 投稿日:2004/08/25(水) 21:50 [ a2Eh2FHA ]
>>CMEPTBさん
お答えするのは恐縮なんですが、良い文章を読むことだと聞きました。
美文と言われる古典なども勉強になりました。
>>243さん
確かに、変な表現かもしれないですね…
間違いのご指摘有難うございました。
>>249さん
どうもです。頑張ります。

批評を下さった方々、読んで下さった方々、どうも有難うございました。
次からは本スレへ掲載させて頂きたいと思います。
宜しく御願いします。

254 名前: ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/29(日) 19:11 [ 1MPN3hV2 ]
>>252

↑こんな感じで右向き不等号(?)を二つ置いた後に番号を書けば、
スレ内で自動リンクされます。

255 名前:U・Z 投稿日:2004/08/29(日) 20:20 [ 7PGt1X1w ]
>>247
こうですか?

256 名前:U・Z 投稿日:2004/08/29(日) 23:14 [ 7PGt1X1w ]
前回のあらすじ
A「ワタシタチノ カツヤクガ ミレルヨ!!」
B「ギャクサツボウヲ コロシテルシーン モリダクサン!!」
C「ミテネ!!」
「(こいつら嘘のシーンを(・∀・#))・・・・・・・・・・・さてと・・・・・殺るか。」
作者はマ○ターソードを構えた!!
A「ハニャ!!アフォサクシャ ナニソノブレードハ!!」
アフォAよマ○ターソードはブレードより強いぞ。
B「マサカソレデ シィチャンヲ キルツモリナノ!? ソンナンジャムリヨナ ゼナラ マターリノカミサマ(略)」
アフォBよ・・・・五月蝿い。
「・・・・・・乱鋼激」
A B C「シィィィィィ!!!・・・・・・・・・・・フギャァァァァァ!!!!」
「前回はここだよ>>247
「それじゃ・・・始まり始まり〜」

ダーク・ザナイト・アフォしぃ撲滅機構隊(名前が違うけど気にしないで。)
第4話
激闘!!モランVSギコ族の戦士!!!って仲間になる!!?

「・・・・・ふ・・・・一番強そうなのがモララー族の貴様か。」
と、ギコ族の戦士はモランを指差した。
「光栄だけど、邪魔するなら殺すよ?」
モランは脅した。まあこれでびびる奴ならここにはいないだろう。
余談だがアフォしぃは二人の殺気で50匹くらいショック死した。脈なさすぎだと思う。
「ならば・・・・・・・」
ギコ族の戦士は2本の剣を取り出し構えた。黒と白という非対称さがきれいでもある。
「いくよ。」
モランも一本の大剣を構えた。
一方ほかの二人(シィンとギーナ)は。
「・・・・・・凄い殺気ねアフォしぃなら即死だわ。」
「・・・・もう50匹死んでるぞゴラァ。」
「脈なさすぎね、ほんと。」
「そうだな・・・・・ゴラァ」
戦おうとしてる二人に戻そう。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
二人は動か・・否、動けないのである。なぜなら・・・・・
「(すごいな・・・・さすがアフォしぃ撲滅機構隊の№2と言ったところか。スキが見当たらん。)」
「(すごい。このギコ族隙と言う隙が無い。)」
「「(つまり、動いたら負けだ!!)」」
さらに余談だが。応援していた、アフォしぃはシィン達に殺されていた。
A「ハニャ゙!!ギコクン アフォシィガワタシタチヲコロソウト シテルヨ!!!」
戦い?をしているギコ族の戦士に聞こえるはずが無い。
B「シィィィィ!!!ワタシノチビチャンガーーーーーーーー」
チビは殺されて。あたり前かと。
戦い?をしている二人に戻そう
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
(注)かれこれ30分経過しています。
「・・・(疲れた・・・・・だが動けば切られる。)」
「(ジュース飲みたいし。腹減ってるし。)」
「「(疲れた〜〜〜〜〜)」」
『『『それじゃあ休(め!(くださいよ!!(んでよ!!)』』』

「できたら苦労しないよ!!!アルテマ!!」
「ルシファル、サタン。それは無理かと。」
「ん?」
「へ?」

「まさか貴様、ソウルソード使いか?」
「そうだけど?」
「・・・・・・・・」
「?」
落ちが無いまま次回に続く

257 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/30(月) 17:43 [ Nn5sBh4Y ]
>>256
ちょっとアレな物言いです。
何と言うか、UZさんの作風は現代小説作法の枠から飛び出ていらっしゃる。
よく言われるアレの例でいけば、前衛的、というヤツでして。
これが、なかなか万人には受け入れられないものなのですね。

もし、UZさんが楽しく小説が書きたいなら、このまま前衛的な作品を書き続けるのもグッドです。
しかし、万人受けをする、小説然とした作品を書きたいのなら、厳しい星一徹的世界に飛び込むのもテです。
UZさんは、どちらがお好みなのでしょうか?

258 名前:U・Z 投稿日:2004/08/30(月) 18:44 [ lBGQMt6A ]
どっちがいいといわれてもな・・・・
前衛的って何ですか^^;
自分はファンタジー系(と言うか魔法やらしゃべる剣やら)が好きなので。
そのまま。いろいろ書いてます。
・・・・・・おきにめさないひといるかな、やっぱ。
それでは。
さようなら・・・

259 名前: ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/30(月) 21:48 [ /Ta4hrow ]
>>256
リンクの張り方は、それでグッジョブ。
(過去の投稿分>>195-196 >>202 >>207 >>209 >>212-213


セリフ以外の描写が増えたのは良いと思う。
後半で力つきたのか、はたまたエキサイトしてしまったのか、
再びセリフの連続に戻ってしまっているのが残念。


いろいろと突っこみ所はあるのだが、大半は、小説を書き慣れていない
せいだと思われる。なので、それに関してはひとまずスルー。
氏の希望があれば書き出すが、一つずつ指摘しても、根本的な解決は遠い。


文章以外の点で気になったのは、
 ・組織名の変更。
  前出設定の取り消しはやらない方が良い。
  「後で直すくらいなら、最初から推敲しとけよ」的な反感を買う。
  (といっても、練習スレでやるには問題ないと思う)
 ・マイナーなネタの仕込み。
  ググったのだが、ソウルソードというのはゲームネタで合ってる?
  説明がないので元ネタが分からない読者は取り残されてしまう。
  もちろん、使うのがダメだというわけではない。
  前後でしっかりフォローして、想像させてくれれば良い。
  たとえば、前回投稿分に出てきた「中○ロボ」なら、

    それは、およそロボットという言葉の持つ力強さとは無縁の
   貧弱な姿をしていた。
    辛うじて人のフォルムで直立してはいるものの、手足は棒状で、
   胸部に至っては大まかな枠組みが存在しているだけであり
   スカスカの隙間から向こう側が見えている。
    中古を通り越して骨董の域にまで達しているそれは、危うい
   バランスながら、パイロットを乗せて自立していた。

  のように、詳しく描写していけば元ネタを知らない読み手でも
  へぼいロボットである事が想像できるのではないかと思う。
  正直なとlころ、さっきググってみるまで、朽ちかけたしぃ顔の
  ガンダムを想像していた。


>>前衛的
というか、普通に初心者なだけかと思うが。
現段階で感じられる問題点は「文章力が足りない」事と
「読み手との距離がつかめていない」事の2点。

たとえば「脈がない」と言う表現。交際を申し込んだのにOKが
もらえそうにないとか、商品の売りこみをしたけど買ってくれそうに
ないとか、そういった状況で使われる言葉。
けれど、氏の作中では、精神的頑強さが足りない、というような意味合い
だと推測される(自信はない)。
小説を書く力を上げるには、とにかく小説を読むこと。
今でも十分たくさん読んでるよ! って場合は、熟読が足りないのかも。
(暗記するくらい読み返してくれ)

氏の場合、読み手との距離は近すぎる。
そのせいで「中○ロボ」や「ソウルソード」を説明なしで登場させて
しまうし、全体の描写も少なくなりがちだ。今回投稿分を見ても、
動作描写は増えたが、表情・感情の描写はほとんどない。
冒頭部、ギコ族の戦士がモランを指さした時、彼はどんな様子だったのか?
モランが脅した時、相手はどんな顔をしたのか?
そういった細かな部分が見えてこない。

話す剣といえば、ラグナロクか?
ラノベは読みやすさに特化した文章なので、
参考にするのは良いと思う。

260 名前: ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/08/30(月) 21:58 [ /Ta4hrow ]
追伸。
どんなに上手な小説でも、お気に召さない人は存在する。

>>257氏は、「厳しいアドバイスしてもok?」と聞いているので、
(U・Z氏が気分を害さないか心配して、遠回しになっているけど)
かまわなければ「はい」、嫌なら「いいえ」で答えておけば良いかと。

261 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:37 [ KvPc.8cg ]
一度美味なるモノの味を知ってしまうと、それまでの食生活に戻れない、という話がある。
「ハニャーン トウモロコシ オイシイネ」「コノ ナスモ マターリダヨ!」「アノクソモララーモ オトナシク ワタセバ イイノニネ」
「カベナンテツクッテモ シィチャンニ カカレバ トンネルサンヲ ホッテ イケルモンネ!」
それはしぃ達にとっても同じで、農作物の味を知ってしまった為に
今までの野草やどんぐりを漁って食べると言う生活に満足できなくなり、
畑から作物を盗む行為を繰り返すようになっていた。
しぃはそれで満足かもしれないが、農場主であるモナーにとっては我慢できないことであった。
「まったく…糞虫は糞虫らしく、雑草でも野糞でも食ってりゃいいモナ!」
「どうした、また盗まれたのか?」ぼやきを聞いていたモララーが、いつものことであるように答える。
「今年は特に多いモナ。二十匹以上もいるモナ」「暖冬で連中も生き延びれたらしいからな…、ひどい話だ」
「このままじゃ春野菜の二の舞モナ!どうにかしないとほとんど食われちまうモナ!」
「しかしだ…フェンスをしても奴ら、下に穴を掘ってくるんだからなあ…糞虫にも少しは知恵があるんだな」
「そんな悠長なこと言っている場合かモナ!収穫まであと少しモナ!共同経営者なんだからこういう時ぐらい何か策を考えて欲しいモナ!いつもいつも仕事を押し付けて…」「アーハイハイ」
「だいたい、フェンスをすれば大丈夫って言ったのはどこの誰モナ!穴を掘られちゃ意味ないモナ!」
今月に入ってからだけでも何回交わしたかわからない、代わり映えのしない会話。
しかし、この日はちょっと違っていた。
「穴…穴ねえ」「何か思いついたモナ?」「ああ、少し日数はかかるが多分これで糞虫の被害を減らせるはずだ、ちょっと協力してくれ」
「糞虫を退治できるなら何だってやるモナ!早く作戦を教えるモナ!」
「まあそう焦るな。えーとまず…」

262 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:37 [ KvPc.8cg ]
「ハニャーン! クソモララーガ マタ カベヲ ツクッタヨウ!」
モララーの作戦開始の翌日、畑としぃの住処の間に、もう一個フェンスが作られた。
「デモ ショセン モララーネ! シィチャンタチニカカレバ トンネルサンホルクライ カンタンダヨ」
そう言ってしぃ達はトンネルを掘り始める。
「コンドモ カンタンニ ホレソウダネ! マタ タベテアゲルヨ!」「モララーハ バカダカラ ワカラナイノヨ!」
当然の話だが、作戦がフェンスを一つ作るだけで終わりな訳ではない。
モララーがフェンスを立てたのは、ただ時間が欲しかっただけだというのを
しぃ達が知るわけもなかった。
抜け穴を掘り始めてから二日目の夜、しぃ達はついにフェンスを突破することに成功した。
「サァ! クソモララーノトコロカラ メイッパイ タベモノヲ イタダキマショウ!」「シイチャンタチハ オナカガスイテイルンダカラ!」
「クソモララーハ シィチャンタチガ タベテアゲルトイウコトニ カンシャ シテホシイネ!」
食べ物への期待とモララーへの悪態を口にしながら、しぃ達は畑へと向かっていった。
「行ったモナ」「よし、最後の仕上げにかかるぞ」
それを見ていたモナーとモララーも、行動を開始した。作戦決行の為に。

異変が起きたのは、先頭集団がそろそろ畑に到着しようかと言う時だった。
「シ シィーーーーーーーーーーーーーーーー!」先頭の方を走っていたしぃ達が悲鳴を上げた。
いつもしぃ達が使っていた抜け穴の近くに、ぞぬがいたからだ。
モララーが、友人宅から借りてきたのだ。
ぞぬは捕食動物である。しぃという格好の獲物を見逃すわけもなく、逃げ遅れた一匹のしぃに襲い掛かった。
「ヤメテェー! シィヲタベナイデー! ダッコスルカ」飛び掛られたしぃは必死で命乞いをするが、ぞぬが聞くわけもなく
頭からかじり始めた。他のしぃはその光景に足がすくんで動けなかったが、
「アノコガ タベラレテイルアイダハ ゾヌハ オソッテコナイワネ!」「イマノウチニ モラッテイクワヨ!」
と穴をくぐって畑に出た。

263 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:38 [ KvPc.8cg ]
「ハニャ? コレ ドーユーコト?」しぃ達が驚いたのも無理はない。
穴をくぐってすぐのところに、大量の野菜が置いてあったからだ。
しぃ達は一瞬悩んだが、「ツイニ モララーモ シィノイダイサニ キガツイタノネ!」「コレハ アリガタク モラッテアゲマショウ!」
ともらっていくことに決めた。
この野菜も作戦である。ここにある野菜は、風で落ちて潰れていたり、虫に食われすぎて商品価値のないものばかりである。
使い物にならない野菜をしぃ達に与え、穴の付近で引き返させ、畑の作物は無事という考えである。
案の定、しぃたちは大量の野菜を抱え、長居は無用と畑の作物には目もくれず
穴へ向かって帰っていった。
「ア! ゾヌ ダイジョウブカナ」「ダイジョウブ タベツカレテ ネテルヨ」
しぃ達は寝ているぞぬを遠巻きにしながら、住処へ向かって走っていく。
まだ襲われたしぃは辛うじて生きていたのだが、誰も助けることなく。

畑としぃ達の住処の間は、原っぱになっている。モナーやモララーが通る道はあるのだが、しぃ達はそれを行きにしか使わない。なぜなら遠回りだからだ。
だから、しぃ達は自分達の道というものを勝手に作り、それを利用していた。
それゆえに、今まで逃げることに成功していたのだが、今回はそれが命取りになった。
「キョウハ モララーモ カイシンシテクレタミタイデ マターリダネ!」 「コレカラモ シィチャンノ タメニ・・・ 」「ハニャ? キエタ?」
先頭の方を走っていたしぃの一匹が、突然姿を消した。
後ろを走っていたしぃが止まって見てみると、黒い穴がぽっかりと空いていた。落とし穴だ。
「ダイジョウブ?」「ダイジョウブダヨ、アサイシ イタクナイモン」野菜を抱えたまま、しぃが出てくる。
「ナンデ ホッテアッタンダロウネ」「キット ウメワスレタンダヨ モララーハ バカダカラ」「ソレモソウダネ!」
しぃ達はさっきよりもスピードを上げて、住処へ急いでいった。

「ハニャ? マタ アナガホッテアルヨ!」しぃ達の行く先には、大きな穴が空いていた。
「モララーハ ヤッパリ クソモララーダネ ギャクサツチュウダヨ マタ ホッテアルヨ」「デモ ヨケレバ イイモンネ」「ヨユウダネ」
確かに、その穴はさっきのように隠れてはいなかった。大きいが、左右にはしぃ達が十分通過できるくらいの余地がある。
しぃ達は、ある者は右側、またある者は左側と穴を迂回して通過することにした。
「ヤッパリ モララーハ バカダネ アイテイル オトシアナニ シィチャンガ オチルワケ ナイジャナイノ」「コンド シィタチノイダイサヲ モット オシエナイト ダメダネ」
右側を通過しているしぃ達が、口々に勝手なことを言っていると
「シ、シィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!」「タ、タスケテー!」「ト、トマレナイヨウ!」左側の方から断末魔が聞こえた。

264 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:39 [ KvPc.8cg ]
最初に見えていた穴は、おとりであった。本命は、穴の左側に仕掛けてあったのだ。
今度の穴は浅くもなければ、痛みを感じないわけでもなかった。
2メートルほど掘られた穴の底には、無数の竹槍が植えてあり、落ちてきたしぃ達の体を、遠慮なく貫いていた。
左を走っていたしぃ達は、先頭のしぃは勿論のこと、後方のしぃもスピードを上げていたために避けきれず、全てがこの穴に飲み込まれた。
「ア、ア・・・ ウエカラ タスケテヨウ」「イタイヨウ・・・ ハヤク ヒッパリアゲテヨウ」
落ちたしぃは上にいるであろう仲間に助けを求めるが、無駄だった。
「アレジャ タスカラナイヨネ・・・」「アンナトコロデ ジカンヲ ムダニスルワケニハ イカナイヨ」「オチテル ヤサイヲ ヒロッタヨ!」
右側を走っていたしぃは、穴の周辺に散らばっている野菜は拾ったが、落ちた仲間を助けることはなかったのだ。

「イツマデモ コンナトコロニイタラ シンジャウヨゥ!」「ハヤク ココカラ カエロウ!」
運良く生き延びれたしぃ達は、ますますスピードを上げていく。
「ア! ヤサイガ・・・ヒロワナイト!」
しかし、スピードを上げれば、抱えている野菜もこぼれやすくなる。
ナスやトマトは転がっていくので、それを拾おうと追いかけていくと
「イヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」脇に掘った落とし穴にはまるのだった。
そんなこんなで、一匹減り、二匹減り。フェンスの近くに来る頃には
「ヒドイヨゥ・・・ ミンナ イナクナッチャッタ」
一匹しか残っていなかった。
「デモタシカ イママデノ ミチハ フェンスデ フサガレテイルハズ・・・キヲツケナイト」少しスピードを落としながら進むと
「アレ? フェンス ナクナッテル・・・」何と、フェンスがなくなっているのだ。
正確に言うと、しぃ達の使っていた道を遮っていた一枚だけなくなっているのだが、
そんなことはどうでもいい。この状態は、住処まで一直線ではないか。
「ハニャーン! マターリノ カミサマ アリガトウ ゴザイマス! ベビチャン マッテテネ!」
しぃは一本道を、笑顔で駆け抜けようとした。
そして。

265 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:39 [ KvPc.8cg ]
翌朝。モララーとモナーが畑を回っていた。
「予想通りだったモナ。糞虫ども、ここの生ゴミ同然のだけ持っていったモナ」
「あいつら、食えれば何でもいいんじゃねえのかね」
そんなことをつぶやきながら、フェンスを回って原っぱへ向かった。
「お、ぞぬの所で一匹死んでるぞ」「本当モナ。よくやったモナ。えらいモナ」
ぞぬはしぃをほとんど食い尽くしていたが、食いきれなかったのか頭だけ残っていた。

「さて…ここからは地図の通りに行かないと危険だモナ」「ああ、糞虫用の罠に落ちるなんて洒落にならねえからな」
モナーは作戦を立てるとき使った地図を取り出し、スタスタと先を急いだ。
「確かここに…お、ちゃんと糞虫が落ちているモナ」「おとりを避けたのはいいが、知恵が回らなかったようだな」
そこは最初の、多くのしぃを一気に飲み込んだ穴であった。
「結構落ちているモナ、ここだけで軽く十匹は死んでいるみたいモナ」「もっと多いだろ」
「よくわからないモナ。下の方は潰れて何が何だかわからない状態モナ」
モナーの言うとおりだった。下の方のしぃは自重と、上から落ちてきたしぃのせいで
既にグチャグチャに潰れていた。上の方のしぃも、何本もの竹槍に貫かれた結果、既に出血多量で事切れていた。
しぃ共の表情は一律苦悶の表情を浮かべていた。
それは、何で右側を通った仲間は無事で、自分達はこんな目にあっているのだろうか、という疑問と
その仲間が誰一人助けに来なかったことに対する憎しみが入り混じっているように見えた。
「さ、先を急ぐぞ。ここで時間をとられていると、後の楽しみが無くなる」

266 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:41 [ KvPc.8cg ]
「えーと、ここあたりに掘ったんだけど…、あったあった。おーい、ここのに落ちてるぞ」
しぃが引っ掛からなかった別の落とし穴を見ていたモナーを、モララーが呼んだ。
「そこのに落ちていたモナか!その仕掛けは一個しかなかったから落ちてくれてよかったモナ」
「こんなん、2個も作りたくねえけどな…」
モララーがそう言ったこの落とし穴、中に大量の虫やら何やらが入っているのである。
田舎の夏ゆえ、虫が多い。それに、落とし穴を掘っている時に出てきたミミズなどもいた。
それを見ていて思いついた罠である。
無論、せっせと昆虫採集にいそしんだ訳ではない。穴の中に、大量の砂糖水をまいておいたのである。
あまい匂いに誘われて、虫は穴の中に集結していた。
「で、肝心の獲物はどうなっているモナ?」「自分で見てみるといいぜ、俺はもうあまり見たくないね」
モナーは覗き込んで、その理由を理解した。
ここに落ちたしぃ達は、虫に文字通り食われていたのだ。生き延びるためにはルール無用の過酷な世界を何千万年も生き抜いてきた虫達は、落ちてきたしぃに容赦なく牙を向けた。
最初のうちは手や足で潰せただろうが、そんな非効率的なやりかたで、
人海戦術のように後から後からやってくる虫を全滅させるのは不可能に近い。
既に一匹のしぃは腹部に巨大な穴をあけられ、絶命していた。
もう一匹落ちていたが…なんと、まだ生きていた。手をあげて、脱出しようと懸命にもがいている。
しかし…生き残っているしぃにも虫は遠慮しない。特に、この寡黙で勤勉、砂糖をこよなく愛する、人海戦術の小さなエキスパート…蟻には。
しぃの体中を無数の蟻が這い回り、耳、鼻、口などから体内に侵入しようと試み、そしてその多くが成功していた。
しぃの目は閉じられているが、それが防衛しているのか、既に食われて消滅したのかは、上の二人にはわからなかった。
よく見えないが、恐らく性器や肛門の方も無数の蟻に覆われているに違いない。
まさに、穴と言う穴を…といった感じである。
「こいつら、ノミだの寄生虫の温床って言われているけど、本当は仲が悪いモナね」
「だな。でもまだ生きているってことは、実は仲良くやっているんじゃないか?」
二人は虫の息のしぃを見ないようにしながら、次のところへと向かった。

267 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:42 [ KvPc.8cg ]
「ここは結構掘ったから、落ちていてほしいモナ」「ああ、そうだな」
ここまでに来る間にも、竹槍を敷いた落とし穴に何匹か引っ掛かっていたが、それは見るだけに留めておいた。
既に絶命している可能性が高いのに用はない。
そう、これから二人が向かう先のしぃは、まだ生きている可能性が高いのである。

「おお、やったやった。落ちているぞ」「もう死んでいるモナ。体力が続かなかったモナね」
二人が見ている落とし穴は、ドラム缶を埋め込んだものである。
その中には水が入っていて、落下の衝撃を和らげていた。
だが、この落とし穴の恐怖はここから始まるのである。
水は、しぃの背丈よりも深くなるように入れてあった。
さらに、落とし穴から出られないギリギリの水位に調節してあり、しぃが脱出しようとしても
地面に手をかける事は出来ない。
しぃが両手両足を大の字にしても、なお余りあるスペースのドラム缶は、ドラム缶風呂ならぬ、ドラム缶プールと化していた。
しかし、立つことは不可能。浮かんでいても脱出は不可能。
体力のあるうちは立ち泳ぎも可能だろうが、そうそう何時間も休憩無しで出来るものではない。
浮かんで休憩しようとしても、熟睡しようとすれば鼻や口から水が入ってくる。自然、体力は奪われていく。
結局、待っているのは死だけという、何とも素晴らしい『プール』を
二人はしぃ達に提供したのだ。
しぃがプカプカ浮かんでいる姿を見て、二人は大いに満足した。

268 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:43 [ KvPc.8cg ]
「お、こっちのはまだ生きているぞ」「本当モナ?」「ああ、来てみろ」
モララーの発見報告を受けて、モナーが向かった先の『プール』には、客が来ていた。
どうやら、早々ともがくのを諦め、浮かんでいるだけにすることで体力の温存をしていたらしい。
モララーの姿を見かけた途端、大声で叫び始めた。
「シィイイイイイ! タスケナサイヨ コノ クソモララー!」「暑い夏だから、プールを楽しんでもらおうと思っただけですが、何か?」
「コンナノ ゼンゼン マターリジャナイヨウ! ハヤク ダシナサイヨゥ!」
「んー?何をもめているモナ?」モナーが近づく。
その手には、いつの間に用意したのか、小さなタイヤを片手に持ちながら。
「シィイイイイイイイイイイ! ソコノモナー! アンタノ モッテル タイヤヲ ヨコシナサイ!」
しぃがモナーの方に向かって甲高い半角声で怒鳴りつける。
「サッサト ヨコシナサイヨ! カワイイ シィチャンガ イッテイルンダカラ!」
「わかったモナ。そんなに欲しいならくれてやるモナ!」
モナーはそういうと、しぃの入っている『プール』に向かってタイヤを放り投げた。
「ハニャーン! ヤッパリ モナーハ クソモララート チガッテ シィノ イダイサガ・・・ シィイイイイイイイイイ!」
ざっぱーん!と大きな音を立てて、タイヤはしぃの手元…いや、脳天に直撃した。
それがとどめの一撃になったのか、しぃは少しもがいて、ドラム缶プールの底に沈んでいった。

「なあモナー、あのタイヤで糞虫は何をしようとしたんだ?」
「さあ?糞虫のことだから、浮き輪代わりにしようとしたんじゃねーの?」
「タイヤって結構重いのになあ…浮力はあるけど」
「ああ、あのタイヤに浮力なんてないモナ。あれはこの間まで、野球クラブで使ってた
ロードワークの時に使う奴モナ。中に重りが入っているから、どっちにしろ沈むモナ」
「それをあんな軽々と…」「日頃の農作業のおかげモナ。モララーも、地道にやるモナ。だいたい、モララーはいつもいつも…」
「あー、最後のに行くぞ。引っ掛かってるといいなぁ。あれが一番金がかかってるんだ」
モナーのお説教が始まりそうだったので、モララーは先を急がせた。

269 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:44 [ KvPc.8cg ]
最後の落とし穴である。あの、フェンスの境に作った自信作にして最高の一品である。
もっとも、いくら落とし穴が優れていても、落ちている奴がいなければ努力の意味はないのだが
今回はちゃんと努力が報われたようだ。
「シ、シィイ・・・ マターリノ カミサマ・・・」そう、この穴の住人は、最後まで落ちずに残っていたしぃである。
結局、『道が開けている』ことに喜んでしまい、罠の危険性をどこか遠くに追いやってしまったために、
彼女も落とし穴の住人となってしまったのだ。
この穴には液体が入っているが、溺れるほどの量ではないため、しぃは底に座っていた。
もっとも、脱出は出来ない高さであるから、でもあるが。
「おはよう糞虫。気分はどうかね?」「シィハ クソムシジャナイヨ! アイドルナンダヨ!」
体力が残っているようだ。安心した二人は、しぃを挑発することに決めた。
「まあ、こうやって観客がいると言う点では、糞虫のお前もアイドルと言えるかも知れないモナ」
「シィイイイ! イマスグ テイセイシナサイ! シィハ アイドルダケド クソムシジャナイモン!」
「おいおい、モナー。そんなに言うことないじゃないか。こいつはアイドルだぜ?」
「ハニャーン! モララーハ シィノ イダイサニ キガツイテイルノネ! キョウモ ゲンキニ シィシィシィー」
あの不愉快極まりない歌を歌い始めるしぃ。いつもの二人なら、歌を歌い始めた時点で顔面に石でもぶつけているところだろうが、今日はおとなしく聞いてやることにした。
「ドウ? シィチャンノ ビセイニ ホレボレシタデショ?」「あー、すごいすごい。でも、幕間みたいだから飯にさせてもらうぜ。モナーも一つどうだ?」
「おお、用意周到モナ。ありがたくいただくモナ」
二人はこんがり焼いたトウモロコシを、しぃに見せ付けるように食べ始めた。
「シィイイイイイ! シィニモ ヨコシナサイヨ!」「どうするモララー、アイドルが何か言っているモナ」
「そうだな、さっきの歌の礼だ、くれてやろうぜ」
そう言うと、モララーは落ちていたトウモロコシをしぃのいる落とし穴に投げ込んだ。
「カワイイ シィニハ トウゼンノ ホウシュウネ!」「でも、生のトウモロコシじゃ味気ないモナ。やっぱり焼きトウモロコシが最高モナ」
腐りかけたトウモロコシで喜ぶしぃに、モナーが冷たく言い放つ。
「シィイイイ! ジャア ハヤク ヤキトウモロコシニ シナサイヨ!」「わかったモナ」
そういうと、二人は火のついた新聞紙を投げ込んだ。
既に見当がついている方も多いと思うが、このドラム缶の中にはガソリンが入っている。
そんなところに、火を投げ込んだらどうなるか。
「シィイイイイ! アツイヨウ!」当然のことながら、燃える。
ガソリンまみれのしぃも例外でなく、あっという間に全身が火だるまになっていった。
「焼きトウモロコシだけでなく、焼き糞虫も出来上がったモナ」
「ガソリン焼だからくせー匂いだ。金を払っても欲しくないね」
二人は、ドラム缶の中で燃えているしぃを見ながら、今回の作戦が成功したことの喜びをかみしめていた。

270 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/08/31(火) 01:48 [ KvPc.8cg ]
「ところでモナ」「なんだ?」
興奮冷めやらぬ中、畑に戻る途中にモナーが聞いた。
「今回引っ掛かったのは成体ばっかりモナ。多分全滅だと思うモナが、
ちっこいのがいなかったモナ。ちっこいのはどうするつもりモナ?」
「あー、問題ないだろう。あの糞虫の子が親無しでそうそう生きられると思うか?
数日の間に、餓死か他の動物に捕食されて終わりさ」
「それと今回は糞虫が見事に引っ掛かってくれたからいいものの、もし落ちなかったらどうするつもりだったモナ?」
「ふん、そっちもぬかりない。あのおとりに使った野菜の中に、害虫駆除の薬品を大量に注入してあったんだ。仮にうまく持って帰れても、食って半日もすれば皆死ぬって」
ピタ。モナーの足が止まった。
「ちょっと待つモナ。だったら、最初からそれだけにしておけばよかったんじゃないモナか?」
「…えーと」「あんな苦労して落とし穴掘らなくてもよかった気がするモナ。それに、危ないから埋め戻さなきゃならないし、糞虫の死骸は片付けなきゃならないし…」
「気、気にするな!死骸を見なきゃ駆除できたかわからんだろー!」
「気にするモナ!」

お後がよろしいようで。

271 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/08/31(火) 21:10 [ 5JX43wB6 ]
>>261-270の作者様。
まずは改行をお願いします!

272 名前:261-270 投稿日:2004/08/31(火) 22:03 [ j2VmLkHc ]
>>271
すいません、何行まで書き込めるか不明でしたので
限界まで改行を控えていました…。

273 名前:U・Z 投稿日:2004/09/01(水) 12:46 [ 6MaoVq6E ]
外伝でLV上げ・・・・
(全然今かいてる話とは全然違う)と言うか詩みたいだし・・・・・欝だな・・・

生まれし者、消されし者

人は・・・・・生まれ、いつかは消えるだが・・・
A「ハニャーーーーン!!!」
この者達アウォしぃは必ず何者かに消される・・・・・・・・
「逃げるなよ〜?俺と楽しもうぜ?」
消す者と、消される者。絶対一つになる事は無い。
A「オネガイダッコスルカラユルシテ・・・・・・・」
たとえ消される者が命乞いしてとしても・・・
「いやだに決まってんだろ!!!」
消すものは命乞いなど聞かない。
バキャァ・・・・
何かを殴る音は聞こえる。
A「バニャーーン!!!!ヤメテェーーーー!!!!」
消される者はいつか・・・・・
「うるせぇ!!!もう容赦しねぇ!!!!」
消されてしまう・・・・・・・・グジャ・・・・・・・
今日もまた消される者消えていく・・・・・・

END・・・・・・・

274 名前:貧血? 投稿日:2004/09/01(水) 14:41 [ 5CXoKAjI ]
私は本当は小説志望だったんですよ、あはー
未熟者ながらU・Z氏の修正をしたいと思いますね。
――――――――――――――――――――――――

―――人は生まれ、いつかは消えるだが。

「ハニャーーーーン!!!」
 この者は、アフォしぃという種族だ。
 こいつらは必ず何者かに消される。
「逃げるなよ〜?俺と楽しもうぜ?」
 ――消す者と、消される者。絶対一つになる事は無い。

「オネガイ ダッコスルカラ ユルシテ・・・・・・・」
 たとえ、消される者が命乞い、命乞いと言えるのか甚だ疑問だが。
 そんな事をしたとしても、だ。

「いやだに決まってんだろ!!!」
 消すものは愚かな者達の命乞いなど聞かない。
 ドゴ。
 バギ。
 ゴス。
 "何か"を殴る音が聞こえる。
 恐らく、60kほどの力だろう。
 普通の成人男性よりもやや低い、と言った所か。
 だが、消されるものにとっては凶器となる。

「バニャーーン!!!!ヤメテェーーーー!!!!」
 消される者はいつか――
「うるせぇ!!!もう容赦しねぇ!!!!」
 ――消されてしまう…

 グシャリ。
 "何か"が潰れる音がした。
 脆い。軟弱な命だ。
 なんて、脆いのだろう。
 哀れなものだ。

 今日もまた、消される者は消えていく――

――――――――――――――――――――――――
描写は出来る限り多くした方が良いんです。無駄な描写があった方が良いんです。
少ないと読んでいる方はが余り感情移入が出来ないのです。
薄いと「キングクリムゾンが発動したのかッ!?」となってしまいますよ。

275 名前:257 投稿日:2004/09/01(水) 23:17 [ zoUVbZaM ]
>>UZさん
小説には「パッと見ただけで小説と感じるポイント」なる物があると言われます。
例えば、セリフの前には名前を入れない。
描写はしっかり書く。
盤石(決して揺るがない設定)を用意しておく。
作文作法はキッチリ守る。
etc etc...
これらを押さえた作品は、例え内容が無かったとしても「小説」とは呼ばれます。
内容がお粗末な小説は「つまらない小説」と呼ばれますが。

逆に、これらのポイントを押さえないモノもあるにはあります。
しかし、それらは「小説」とは呼ばれません。
セリフの前に名前を入れるなら「台本」。
描写が全くなければ「プロット」。
盤石が全くなければ「小説のようなもの」。
作文作法がひっちゃかめっちゃかなら「怪文書」です。
(正確には、台本やプロットにも作法がありますから、台本モドキにプロットモドキですね)

UZさんは何か伝えたいことがあって、その発露が小説となるようですが、小説という形式で書き出せていない。
これは誠に勿体ないことで、内容はあるのに小説にならない、「つまらない小説」の逆を行っているということです。
前回はその「現代の小説の書き方の枠を飛び出でた」具合を指して「前衛的」と言ったのですが、遠回し過ぎて誤解されてしまったようで。
UZさんをいたずらにヘコませてしまい、心苦しい限りです。

既に>>259の「 ここは下手な人隔離スレではありません」さん、他何人もの方が色々な部分を指摘されていますが、
「小説っぽく見せる」やり方も平行して考えてみてはいかでしょうか?
特に、「セリフの前の名前」「描写」「盤石」「作文作法」は、キッチリ守れば立派な小説に見えますよ。

これは、私が『テメェんは小説とは言わねぇんだYO! 気にくわねぇZE!』と言っているわけではないことは、明記しておきます。

276 名前:261-270 投稿日:2004/09/01(水) 23:29 [ k8bF.zWU ]
改行以外の問題点って、どこかありますでしょうか?

277 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/09/02(木) 23:12 [ Wy1tGRFE ]
>>276
問題点ですか? それでは少々・・・・・・
まず、虐殺の方法は面白いものが多いのですが、虐殺表現がやや簡素すぎる気がします。
例えば、最初の>>264、265の竹槍の部分では

〜落ちてきたしぃの体を、遠慮なく貫いていた。
「シッ シィィィ!?  ナニヨ コレェ!?」
しぃは自分の体から突き出ているものを、恐怖と不安の混じった目で見つめている。
それもそのはず。自身の体から突き出ているものーー竹槍には
貫通した際に飛び出したと思われる彼女の内臓が、
槍の先端に高々と突き刺さり、からみついていたからだ。
「シッ シジィィィィッ!? ジィィィィィィ!!」
不運にもこのしぃは、自分が置かれている状況が分かっていた。
なぜならば、前にも似たような光景を目撃していたからだ。

友達のしぃがモララーに「こてっちゃん」なる虐待を受けていて
お腹の辺りから長い管のようなものや、赤黒いもの。空豆のような形をしたものを
引きずり出され、そのままうめき声を上げて絶命していった光景を。

そして今自分が、そんな状況にいる。
いくら空洞脳味噌と称されるしぃでも、自分がもう長くないことは分かっていた。
「イヤァァァァッ!! シニタク ナイヨォォォ!!」

何とか竹槍にからみついた内臓 腸が、ロープのようにしぃの体を支えていて
竹槍に深く刺さらないので、しばらくはもつかと思ったら、なんのなんの。
運命はそこまで気長ではなかったようです。

278 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/09/02(木) 23:34 [ Wy1tGRFE ]
>>277続き

こちらのルートを選んでいたのは、1匹だけではない。
なので当然次に起こることは、目に見えている
「ハニャァァァァァァァン!!」
どさっ
「「ギャアァァァァァァッ!?」」
スピードを上げすぎて止まれなかったせいか
後続のしぃが、穴の中に落ちてきたのだ。
落下の衝撃と自重によって、刺さっている竹槍が一番下のしぃにより一層深く刺さる。
槍に辛うじて絡まっている腸からも、「みちみち」と繊維のちぎれる音が。
まさしく命を支えるロープが、切れていく音である。

ここから先は、もうこれの繰り返し。
後ろに続いていたしぃが、次から次へと落ちてくる。
そしてそのたびに、ぶちぶちと繊維の切れる音が鳴り響く。

最後の1匹が 落ちた。
その瞬間に、命のロープは完全に切れた。
もうあとは、ずるずると落ちて行くばかり。
二度とはい上がれぬ、穴の底に。

この他にも、虫のところや、ぞぬのところでも書けると思います。

今回初めてこういうものを書きましたので・・・
私のこの文章に問題があったら、指摘して下さるとありがたいです。

(クーラーつけたらいきなりブレーカー落ちたので
 ちょっと間があいてしまいました。 スイマセン)

279 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/03(金) 17:54 [ YWLFjq5Q ]
ポロロの小説をここに貼った奴です。
AA練習スレの631の文でなぜかぺしゃんこにされてしまいましたので、
方向を変えた作品を。甘ったれるなと言う声がモニター越しに聞こえて来る気が・・・。

          「語り部」


さて、これから私が覚えているお話を、あなた様に聞いて貰おうと思います。
訳が分らなければ申し訳ございません。ただ、あなた様に聞いて貰いたいだけなので御座います─────




申し遅れました、私、「道化」と申します。さて、私の語るお話は、今回ある男の話です。



─────ある所に、ある夫婦が居りました。妻がしぃで夫がモララーでね。ちょっと、「ありきたり」って言いませんでしたか?
まあ、その夫婦はある日、別れたのですよ。ある人から見ればひどい、ある人から見れば当然、のような理由で。
その理由はですね・・・・
ある日、しぃが病で倒れた。不治の病といわれた恐ろしい病気で、普通の魔法じゃ治せなかったんですよ。
名前は──────忘れました。真に申し訳御座いません。ですが、モララーはある治す薬を知っていました。
それは、万病に効き、疲れを癒し、あらゆる傷を治す薬です。そして例え四肢がなくなっても、それを傷口に塗れば生えてきました。
ですが、そのスープを作るには必要なものが5つ。それは、普通の釜の何倍も大きな釜、水、腕に抱えるほど大きな石、それをかけるかまど、


────そして自らの骨で作った棒。




       なぜそんな物が要るかって?聞きたいなら少し時間を・・・・

                  続く


            虐シーン無いや・・・・これが私の悪い癖

280 名前: ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/09/03(金) 20:33 [ LV2ltfos ]
>>273

雰囲気で読ませるポエミィな作品は、ストーリーでの牽引力が弱い分、
読みやすく美しい文章である事が大事。
現在の氏の文章では、文章自体の魅力で引っ張っていくのはきつい。

氏は、ストーリーを作る能力は低くないと思うので、物語をしっかり
組み立てて書いた方が良いと思う。


描写力を上げるには、一度セリフなしで一作書き上げてみるのも
よいだろう。

281 名前: ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/09/03(金) 20:34 [ LV2ltfos ]
>>276
強いて言うなら。
ゾヌの補食場面で「頭からかじり始めた」とあるのに、
「辛うじて生きていたのだが、誰も助けることなく。(>>263)」
「食いきれなかったのか頭だけ残っていた(>>265)」
となるのに違和感。

脳に傷を受けたら、まず助からないだろうから(少なくとも
作中のしぃ達の文化レベルで治療は不可能と思われる)
助けられるはずの仲間を見捨てる、というシチュエーションが弱くなる。
頭を食い残すのも、頭を半分かじって他のパーツを先に食うことにした
と解釈できなくもないが、やはり腹や手足から口を付けたほうが自然。

282 名前:261-270 投稿日:2004/09/03(金) 23:00 [ OTITCmPc ]
>277
さすが、としか言いようのない出来です。
自分も、もう少し精進したいものです。

>>281
確かに、おかしいですね。自分で読み直して妙なところは直したつもりでしたが
こんなところにあったとは。以後、注意します。

283 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/13(月) 13:57 [ GOm9fRv. ]
初めまして。AA苦手なもんで練習させて頂きます。アブネタは初めてなんで
そこらへんはご了承くださいますようお願いしますです。。。



モララーの冷たい拳が私の頬を殴る。
手足はきつく縄で縛られ、身動きもできない。
私はうつらな瞳でモララーを見る。

・・・彼は笑っていた

私を殴って楽しんでいる。
私を殴って・・・私を殴ってどうなるの!
「糞虫ぃちゃん・・・可愛いよ」
モララーは私の顔を殺意のこもった目で見る。
口からは真っ赤な鮮血が溢れ止まらない。
私はやっとのことで声を振り絞り、「シィヲ殴ッテ面白イノ?!」と聞いた。
モララーは私の血が付いた手をぺロリと舐め、怒鳴った。
「楽しいYO!!」
彼は私の腹部に力一杯拳をぶつけてきた。
腹部に激しい痛みが走る。
「シィィィィィィィィ!!!!」
私も驚くほどの叫び声が出る。
そんな私を見て、モララーは、

「漏れの可愛いしぃちゃん・・・」

と言い、私の顔面を再び殴った。



ガスッ!!!

284 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/13(月) 13:58 [ GOm9fRv. ]
『片耳のしぃ子』


私が虐待されてから1年が経ったわ・・・
あの時に、耳を取られてしまい、片耳だけ無くなってしまった。
・・・私は許さない。
あの、虐殺厨を・・・・!
私は殺す。あのモララーを。
殺すために生きる。
殺すために生きた。
だから殺す。
あのに憎いモララーをッ!
私は探した。あの憎い虐殺厨を。しかし、しぃ族相手に話を聞いてくれる人
はいなかった・・・

・・・やがて、春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎた。

それでもモララーは見つからず、ついにクリスマスを迎えた。
しぃ族が集まり、楽しいクリスマス会が始まろうとしていた。
「シィ子チャンハ飲マナイノ?」
私の友人のしぃ美が窓辺に座ってただ雪見ているだけの私を気遣ってくれた。
「今はそんな気分じゃないの」と一言言うと、友人のしぃ美は
「ソウ・・・」と一言言い、私の前から消えた。
今日の雪は綺麗だな・・・
その時、真っ白な雪に混じり、モナーとモララーが私の家に近づいて来た。
あ・・・あのモララーは!!
しぃ子は目を疑った。あのモララーは私の事を散々虐待した虐殺厨だ!
しぃ子は怒りに身を震わせ、自分の家のドアを乱暴に空け、自ら虐殺厨の
元に行った。
「おや・・・君は1年前のしぃ子じゃないか?」
モララーがニタリと笑う。
その隣でモナーが、「こいつ知り合いモナ?」
と怪訝そうな顔で私の顔を見る。
「私は・・・お前を殺すッ!!!」
しぃ子は腰に刺したナイフを取り出し、怒りに身を任せてナイフをモララー
に向かって振り下ろした。
するとモララーはニヤリと笑って私の手を受け止めた。
「糞虫ぃの分際で調子コクんじゃねぇぞ?」
と言い、私の腹部を膝で蹴った。
「ッ・・・・!!!!!!」
口から内臓が出そうなほど痛かったが、ぐっと堪えて、モララーの首を
掴んだ。私はそのまま力を入れた。
しかし、腕に力が入らない。
「おやおや・・・そんなんじゃ漏れは頃せないYO!!」
バキ・・・ィッ!!!
あの時に嫌と言うほど味わった冷たい拳が頬を殴る。
「ジィ・・・ッ!!」
モララーの力は強く、私の歯はすぐに折れた。
口の中が鉄のような味がする。恐らく血が出ているらしい・・・。
モララーはぐったりとする私を、近くにあった壁に押し当て、私のナイフ
を拾った。
「モララー!早くやれモナー!」
虐殺厨の一人が私を殺せと煽った。
「ああ、いま殺るよ」

285 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/13(月) 13:59 [ GOm9fRv. ]
と私のナイフを光らせながら言う。
モララーは私の腹部に研ぎたてのナイフを突き立てた。
冷たい鉄の刃が私の腹部に刺さる。
私は声にならない叫びを上げた。
やがて、白い雪が私の真紅の血で真っ赤に染め上げられた。
彼はそのままナイフを何度も何度も私の腹部に突き立てた。
モララーの手も真っ赤に染まり、綺麗な雪も真っ赤に染まった。
私の命の灯が消えそうになったとき、モララーは私の首に真っ赤なナイフを
当てた。
「漏れに歯向かうなんて生意気なんだYO!」
次の瞬間、首に当てられていたナイフが素早く横に動いた。
ビシャッ!!
おびただしい量の血が噴出し、私の前の前が真っ暗になって来た・・・。



・・・その後、虐殺厨と戦ったしぃ子は、同じしぃ族の人たちから
「片耳のしぃ子」と呼ばれ、勇気のある英雄として後世まで語り継が
られたのでした・・・・。



『オシマイオシマイ・・・』
『ママ、チビたんも勇気のあるAAになるデチ!』
『フフフ・・・タノシミニシテイルワ』


(糸冬)

何か、ご指摘がありましたらなんなりとお願い致します。
尚、まことに勝手ながらコテを名乗らせて頂きました。

286 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/09/14(火) 05:25 [ DYCBu7Hg ]
>>片耳のしぃ氏
見たところ、括弧 せりふのあとに、「〜と言った、〜と聞いた」等の
表現が多いですが、これらはなるべく無くす
もしくは括弧の前にした方がよろしいと思われます。
まず>>283
〜私はやっとの事で声を振り絞り、聞いた。
「シィヲ殴ッテ楽シイノ?!」
次に>>284
「今は・・・そんな気分じゃないの」
「ソウ・・・」
しぃ美は一言だけつぶやくと、私の前から姿を消した。

ついでに言うと、「友人のしぃ美」や「一言言う」
などの表現を連続して使っていますが、なるべく表現は変えた方がいいです。

あと、変なところで改行されていると思われます。

以上ですが、内容はなかなか良いと思います。
文章表現がきちんと出来れば、良き作品ができると思われます。

287 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/14(火) 19:05 [ bXaOM9ZM ]
指摘ありがとうございます。
やっぱり文章表現が乏しいですね・・・改めて見ると。orz
変なところで改行ですか・・・

>虐殺厨の一人が私を殺せと煽った。
「ああ、いま殺るよ」

↑の改行ですかね・・・
他の改行は一応、表現のつもりです。
やっぱり、空けないで連続して書いた方がよろしいのでしょうか。

>見たところ、括弧 せりふのあとに、「〜と言った、〜と聞いた」等の
表現が多いですが、これらはなるべく無くす
もしくは括弧の前にした方がよろしいと思われます。

なるほど・・・最初に書いた方がいいのですか・・・
頑張ってみます。

288 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/09/14(火) 22:43 [ fd2MmuKU ]

>  虐殺厨の一人が私を殺せと煽った。
>  「ああ、いま殺るよ」
>
>285 名前: 片耳のしぃ 投稿日: 2004/09/13(月) 13:59 [ GOm9fRv. ]
>  と私のナイフを光らせながら言う。
>  モララーは私の腹部に研ぎたてのナイフを突き立てた。

レスの切れ目は、もう少し区切りの良い場所の方が良い。

改行に関しては、特に気になった箇所はなし。
「〜と言った」も、多すぎるというほどでもないと思う。

>うつらな目」
 →うつろな目
>私の前の前」
 →私の目の前
などのケアレスミスを発見。


内容の方では。
・1年前にどうして主人公が死ななかったのか、疑問に感じた。

・主人公の行動は「勇気ある英雄」というより、考え無しの無駄死に、
 といった印象を受ける。(この話を聞かされた子供は、多分「虐殺厨に
 立ち向かっては駄目」という教訓を読みとるものと思われる)
 厨一人と差し違えるとか、死ぬまで尾を引く後遺症を与えるとか、
 なんらかの戦果があれば違ったのだが。

289 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 17:22 [ RA98ZV1o ]
>>279から


さて・・・・なぜでしたっけね。何せ古い記憶で・・・・

────悪魔の力と引き換えに様々な苦しみを代償にする。だったと思います。

モララーはためらいもせずに自らの足を切り、棒を作りました。そして釜を火にかけ、水を注ぎ、石を入れ、骨の棒でかき回し始めました。
中に入れた石が、7日以内に水に溶けきれば薬が出来ます。モララーはかき回しました。両足の痛みに耐え、愛する妻、しぃのために・・・
何回も失敗しました。モララーは諦めませんでした。
そして、夫の顔は湯気によりただれていき、誰もモララーだと判りませんでした。
そして10回目・・・・最後の石の欠片が溶けました。モララーは狂喜しました。釜の底に。ビン2本分の薬が。
モララーは傷口に薬を塗りました。傷口から煙が出て、足が元通りになりました。
『これでしぃに薬を飲ませてやれる!また二人で暮らせるんだ!』
モララーはその思いを胸に秘め、薬をコップに一杯汲み、しぃに駆け寄りました。
しかし、その時にはしぃは意識をなくしていました。
モララーは薬をしぃに飲ませ・・・口に注いだと言うほうがいいですかね。
あっという間にしぃの顔には血の気が戻り、細くなった手足は元通りになり、目を覚ましました。
モララーは薬を塗り、元通りになった足で踊りました。
でも・・・しぃはモララーの顔を見たとたん、「貴方・・・誰?」ですよ。

290 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 17:22 [ RA98ZV1o ]
「何を言っているんだい?僕はモララーじゃないか。」
「違う・・・貴方はモララーなんかじゃない!私のモララーはどこに行ったの!」

「だから僕だと言っているじゃないか。何で判らないんだ?」

バシッ

いきなりしぃはモララーにビンタを食らわし、そのままどこかへ行ってしまいました。

────泣き叫びながら。



まあ、モララーの顔は、ホラー映画でも文字通り顔負けの顔でして・・・
モララーは呆然としてその場に立っていました。
助けたい一心で頑張ったのに。愛していたから頑張ったのに。この結果はなんなんだ?と思いながら。
彼の第2の代償は「愛していたものを失う」だったわけです。
モララーはその日から木材をどこからか集めて小屋を作りはじめました。
窓はついてはいましたがね・・・窓と言うより穴。
屋根は丸太を並べただけ・・・端は不ぞろいでした。
モララーは涙も流さずに、中でぶつぶつ呟きながらツギハギの変な服を作り始めました。
食べ物を買ってくる時に出てきた時は仮面をかぶっていました。

291 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 17:23 [ RA98ZV1o ]
6ヶ月は経ちましたかね。、モララーが帽子に鈴のついたツギハギの変な服を着て出てきた時、見た人たちは誰も笑いませんでした。
新しく彫った仮面は不気味に微笑んでいましたからね。
そして、元々しぃと住んでいた家に向かうと、そこには全く別の家が建っていました。

その日からモララーは名前を捨て、「道化」と名前を改め、毎日町の広場で踊っていました。
面白がる観客からお金を貰って。
この町にはアフォしぃが毎週、ガ・・・子供を連れて必ずやって来るんですよ。殺さないと次の週倍でやってくる。
今週も来ました。広場で踊っていたモララー・・・道化にばったり出くわしてね。
色々特有の声で道化に文句を言っていると、あるしぃの言葉で道化の踊りが止まりました。
こう言いましたね。「クダラナイヴァカナオドリヨリワタシタチノオドリノホウガバツグンニタノシメルワヨ!」
道化は適当にこう答えましたよ。「はい それで?」

「キーッ!シィチャンノオドリガワカラナイナンテ(ry」
「僕はこれでお金を稼いでいるんだ。そんな声で客を失いたくないのさ。」
「ナニヨ!クダラナイオドリデオカネヲカセグヨリシィチャンノオドリヲミタホウガズーットカセゲルンダカラ!」
「ダイタイ、オキャクナンテヒトリモイナイジャナイノ!アンタノオドリガヘタクソッテイウショウコデショ!」
「うるさいなぁ。作った踊りを忘れちゃうだろ。全く・・・」

292 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 17:24 [ RA98ZV1o ]
道化はぶつぶつ言いながら踊りをまた始めました。仮面をかぶった顔とは裏腹に、凄く滑稽な踊りでね。
片手に火箸、もう片方にはお菓子を抱えて、近くで炭を焼きながら、あっちへこっちへふらふら踊る。
その時には周りには観客びっしり。子供から旅人まで。
アフォしぃはと言うと、「ヘッタクソナオドリ!」「ムチャクチャネ!」「10ビョウトミテラレナイワ!」などと喚いています。
気にせず道化は片手のお菓子をアフォしぃ達に投げました。
ナイスキャッチ。見事に家族全員でおいしい食事にありつけた訳ですな。


「マアマアノアジネ!」「カワイイシィチャンタチガウエジニシナイヨウニモットナゲナサイ!」
などと色々言っている間に2発目がやってくる。炭は真っ赤に焼けている。
またまたキャッチ。下品にがつがつ食べている。
道化、しばらく何も投げない。ただ踊ってるだけ。見物人、踊りをじっと見つめている。
しばらくしてアフォしぃとそのガ・・・子供達は口々に、自分勝手な理論をまくし立てました。
「ハヤクオカシヲナゲナサイヨ!シィチャンタチガウエジニシタラドウスルツモリ?!」「ソノトオリデス!」「ハヤククダチャイヨゥ!」
などと色々癇に障ることを言っていたため、観客の一人が怒鳴りました。

293 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 17:24 [ RA98ZV1o ]
「うっさい!!お前らの言葉を聞いてたら笑えるものも笑えなくなっちまわぁ!」
後に続いて他の観客も、「黙れ!」「カエレ!」「教育上良くねぇんだよお前らの声は!」
散々罵声を浴びせかけられ、それでも喚いていたアフォしぃたちは、観客達が石を散々投げつけたため、
エンエン泣いた後誰も見ずに道化の踊りを見ていました。散々文句を言いながらね。

             続く


虐シーンなしの挙句に下手ストーリー・・・ホントゴメンナサイ

294 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 18:41 [ elSptJFE ]
>>293
本スレの感想スレの方でも出ていましたが
自分の作品のあとに、自分の作品が「下手」だとか「未熟」みたいな言葉は
つけないほうがいいです。
謙遜のつもりでつけたのかもしれませんが、こういうのをつけると
「自分の作品に自信もないのに書いたのかよ」と見られてしまうことも
ありますので・・・・・・

295 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/17(金) 19:59 [ RA98ZV1o ]
わかりました。勉強になります。

296 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/17(金) 22:24 [ FRDOvGwo ]
>ここは下手な人隔離スレではありません様
レス遅れてすみません。

区切りは、苦手なんです(泣
今見れば確かに変ですね(;´Д`)

言われてみれば、確かにストーリーが滅茶苦茶ですね。orz
1年前に主人公が死ななかったのはストーリー上のためです。
今度はもう少しストーリーを考えてきますです。。。
ご指摘ありがとうございました。

297 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/17(金) 22:59 [ FRDOvGwo ]
更に練習させていただきます。


なんで・・・漏れをイジめるんだ!
漏れは何もしてないんだからな・・・ッ!

漏れの名前はモララー。
世界制服を企む、2ちゃんねるの良心・・・
でも、AAの皆は漏れを嫌う。

『虐殺厨なんて2ちゃんねるに要らないモナ』
『虐殺厨逝ってヨシ!!』
『ギャクサツチュウハマターリノジャマヨ!!』


なーんて言い、漏れを蔑み、殴り、そして殺す・・・
モララー族が何をしたって言うんだ!
今日も、漏れは友達のはずだったモナーに殴られた。
まだ殴られたところが痛む。
彼・・・モナーは漏れを見つけると、『虐殺厨が居たモナ!』
と叫びながら漏れの腹を容赦なく殴る。
仕返ししようとするが、かつての友人を殴るのには心が痛む。
漏れは殴られたところを手で押さえ、必死に痛みを堪える。
口からは少量の血が出ている。
・・・漏れの血はそんなに赤かったのか・・・・。
モナーは容赦なく漏れの顔・腹を殴る。
殴られる度に激痛が体を走る。
彼は笑いながら漏れを見る。
「はははははは。いいザマモナ!」
その時には、すでに漏れの目には沢山の涙が溢れていた。


数時間に渡る拷問の末、漏れは開放された。


腕が動かない・・・片目も見えないし・・・耳を聞こえない。

鏡を見て、漏れは絶望した。
片目が潰れ、自分の血に塗れた顔。
変な方向に曲がった左腕、指が何本か欠けてる右腕。
それに、大事な両耳も無残に千切り取られていた。

298 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/17(金) 23:00 [ FRDOvGwo ]
漏れは泣いた。必死に。
・・・こんな姿じゃ、もう街を歩けないじゃないか・・・!
助けてくれ・・・助けてくれよッ!!!

漏れは、その場にばったりと倒れた。
前までは白かった毛も、今じゃ自分の血に真っ赤に染まっている。
これから、どうやって生きよう?
どうやって遊ぼう?
どうやって・・・どうやって・・・

ははは・・・はははははははは。

あは・・・はははははははッ!

そうだ・・・漏れをこんな目に合わせた奴ら全員を・・・この手で・・・


              殺してやる!!!!


漏れは腹の底から笑った。
笑いが止まらない。
漏れがすっくと起き上がり、自分の家にある机の引き出しを数本指の欠けた手で開ける。
指先に力を入れると、指が痛んだ。
しかし、今の漏れには関係無い。
軽く引き出しの一つを開けた。
中には、昔使っていたサバイバルナイフが妖しげに光っている。
ククク・・・
漏れはそのナイフを力一杯掴むと、そのままドアを開け、外に出た。
精神はイカれ、もう、痛み・苦しみ・悲しみは忘れた。
今は、漏れを傷つけた“糞”を殺すことしか頭に無かった。

しばらく歩くと、一人のしぃが歩いていた。
しぃは漏れを見るなり、「クソモララーハコノマチノゴミヨ!!ハヤクシニナサイ!!」と喚く。
・・・漏れの悪口を言うとは上等じゃないか・・・
漏れはしぃに逃げる隙を与える間もなくサバイバルナイフを握り
そしてしぃの腹の肉を裂いていた。
「シィィィィィィィィ!!!!!!!」
しぃは叫んだ。よっぽど痛いのだろう。ざまぁみろ。
漏れはそのままサバイバルナイフを横、縦と動かした。
鋭いナイフは容赦なくしぃの肉を切り裂く。
切り裂いた所からしぃの鮮血が流れる。
漏れはその血を貪るようにして飲んだ。
口の周りが一気に赤く染まる。
体の中も真っ赤に染まる。
漏れ自体も真っ赤に染まる。

299 名前:片耳のしぃ 投稿日:2004/09/17(金) 23:03 [ FRDOvGwo ]
しぃの血を貪り、腹に刺さったナイフを抜く頃にはすでにしぃは事切れていた。
しかし、漏れの気持ちは収まらない。
そのままナイフを使い、耳を切る。
可愛いお顔にナイフを突き立て、目玉をえぐる。
まだ生暖かい目玉が取れた。
次に、か弱い腕を切り裂いた。
中には色々な筋はあり、どれも血でベトベトしている。
その筋をナイフで切るたびに、ブチッ、ブチッ、というなんとも愉快で
楽しい音が出る。
漏れはその音が気に入り、すべて切った。
これで終わり・・・と言いたいところだが、どうしてもまだやり足らない。
漏れは腹を見た。さっき、思い切り切り裂いたため、中から腸が覗いていた。
よく見ると内臓って面白い。
肺、腸、胃。すべて細かく切ってあげた。
ザクッ!・・・ザクッ!
肉を切るたびに出るこの音。
最高だ。

フフフ・・・もう誰も漏れを止められないからな!!!


・・・血のように真っ赤に染まった夕日を背に、『復讐』という
運命を背負った一人のモララー族が歩く。
彼はこのまま誰かを殺し、そして殺されるだろう。
すべてが真っ赤なモララーは、次の獲物を探しに静かに足を動かした・・・・。

(糸冬)


今回も、何かありましたらご指摘ください。
今回は、モララー虐待→しぃ虐殺という風にしてみました。

300 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:23 [ /GEGYnaI ]
  「ある一つの 発端」

 

    足リなイ

 血が、欲しくなった。
 美しい程赤い、血が。

    足リナイ

 もう、限界。
 赤色の液体が飲みたい。
 もう、化物としか言い様がない。
 
     コろセ。

 渇きを癒す為なら、化物になっても構わない。
 躊躇する――? そんな、必要なんて、無い。
 この渇きを癒す為なら、何だって出来る。

     コロせ

 頭痛がする。とっても痛い。苦しい。
 まるで万力で思いっ切り頭を締め付けられるかのようだ。

 最初の、お願いをしよう。
 誰かを、殺して、血が飲みたい。

 それ以外、何も考えられない。
 考えたくも、無い。

 もう、戻らなくてもいい。
 今まで保ってきた"わたし"は此処で壊れた。

301 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:24 [ /GEGYnaI ]
  「血濡の園」

 アア、喉が渇イた。
 躊躇スる必要ハ無い。
 サぁ、早ク、乾きヲ癒シにイこウ。

 公園ニ行くこトにしタ。
 理由、ソんナモノは無イ。
 クダらなイ生物ヲ、壊すダけ。

 コの街、イや、コの国は「モララー」と言ウ人種以外は殆ドいなイ。
 ソう言ッてモ過言でハない。
 「モララー」以外の人種ハ迫害サれテイる。
 何ノ能力モ無い、「モララー」如きニ。
 潰すノガこンな腐ッてイル国で良かッた。
 ワタシでモ良心アる者ヲ殺スのハ少シ気が引ケる。

 さテ、マズは一匹目ダ。
 相手ハワタシノ殺気ニも気付カない。ナんテ愚かナAAだ。
 一瞬デ間合ヲ詰メる。精々7m程度ダ。
 運動不足ノ私にハ仕方がナい。

 ソシて死角に潜リ込むト
 両手ノ爪デ、喉ヲ裂ク。
 ソノままでモほオッテおケば息絶えエるだロウ。
 ダが、私ハ、コイツの 背中ニ 回リ、
 コイツの背中ヲ抉ル様に斬り裂キ続ケた。

 血ハ不味い。見タだケで判ル。
 ドロドロトしテいル。簡潔に表現すレバ混沌ダ。
 殆ど肉しカ食っッテイないようだ。

  ―コんナの イラなイ。

 さッキまデ神ヲ気取ッていたソいツハ マるで狂ッた様ニ悶絶すル。
 ソイツは声ガ出セナい。当然ダ。ワタシが喉ヲ引き裂イたノダかラ。
 散々狂イモガいタ挙句、絶命しタ。

 フと、ワタしノ顔かラ笑ミが毀レた。

 心ノ底カら笑エたノは生まレテこノ方初めテかモ知れナい、な。

 嗚呼、本当ニ愉快ダ。つイ数秒前マで 勝者気取リでイたコイツがコうなルのハ。
 ワタシは全てニおいテ敗者ダッた。そウ、全てニ置いテ。
 ダかラ、すゴく愉シい―――
 コこにイる全ての生物にコの憤怒ヲ叩きツけル時がドれホど気持ちヨい事か想像もつカナい。
 アあ、愉しイ。コンな事ガ何度もオこなエると思うト狂ッテしマいソウだ。


  ―――…嗚呼、既に、ワたしは、狂っテ、イたか。

302 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:26 [ /GEGYnaI ]
  「 死を運ぶ神 Ⅰ」

 サテ、次ハ二匹目。
 コイツかラハワタシの同属ノ血ノ臭いガスる。
 コンナ奴の血ヲ飲むなんて頼まれタッテごメンダ。
 仇ヲ討ち、尚且ツ、自分ヲ満タす。
 造作モ無い。皆殺シなド、造作モ無イ。

 皆殺シ。
 皆殺シ。
 皆、ミんナ殺ス。
 今更躊躇スル事ハ無い。
 クダらなイ生物なド、死んデシまエ。

 良イ事を考エた。
 一匹目とハ違う方法デ行コう。
 コイツの正面カら挑んデやル。
 コイツノプライドっテ奴ヲ悉ク打チ壊ス。
 ソシて、絶望に歪ム表情ヲ拝んデやロウ。

 ワタシと奴の距離ハ、9m程ダ。
 三歩デ届く。たっタソれダけの距離。
 奴ハワタシの存在ヲやっと確認しタラシい。
 遅スギる、予備動作。無駄ノ在リ過ぎル、予備動作。
 刃物なドハ、こッチにハ一つモ無い。

 アッちハ、サバイバルナイフ。
 恐ラく最高級品ダ。三万ハ下ラナいダろウ。
 何度も何度モ使ワれてイる。少なクトも五十回。
 所々黒ずンダ血ノ痕がこビリ付いテる。
 ダガ、手入れグラいハ、しテ貰いイいタいモノだ。

 アあ、イいハンデじゃナイか。
 とテモ良いハンデ――

 ――否、ハンデなド無カッタ。
 最大ノ鈍器ハ、唯ノ腕ダッタ。
 そノ腕デ、叩キ潰す。砕ク。引キ千切る。
 ソレが出来ル、最大の武器。
 嗚呼、残念ダ。ハンデすル事すラ出来ない、ダなンて。

 一歩。
 大気ガ揺らぐ。
 こコら一帯は既ニ、私の空間ダ。

 一歩。
 空間ヲ多い尽クす、私自身ノ殺気。
「は…ははは…」
 奴も近づイテくる。
 余リの絶望ニ笑いナがら、近づイテくる。
 愚かダ。愚かデ仕方ガナイ程愚か。

 ワたシに対してナイフを投げル。
 ソのナイフは空ヲ切る。
 ソシて、木ニ突き刺サる。

 5m程だガ、ワたしかラ離れテイる。
 恐らクこの間合イを保つノニ全力だ。
 非常ニ良イ判断ダ。悪運が強イラシい。
 後2秒でも遅けレバ、奴ノ頭は砕けテイた。

 サて。
   コの遊戯を、少しバかリ愉しむトシよウ。

303 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:27 [ /GEGYnaI ]
  「 死を運ぶ神 Ⅱ 」

「ロスでもこんなこたぁ、起きなかったぜ…」
 そう呟くと、自分の運の悪さに苦笑する。
 "いつものこと"をやってここで休んでいただけだ。
 取り敢えずは――

 ――逃げよう。
 こいつは生物として、存在してはならない。
 何故こんな化物に、いや、化物の次元では無い。
 化物なんて生易しいものではない。

 例えるならば、死神だ。
 出会ったモノの命を無慈悲に刈り取る、紅色の死神。
 避ける術など存在しない。ただ殺されるのを待つのみだ。

 尤も、殺されるはごめんだ。
 だからこそ、抵抗しているわけで。

 ポケットのチャカを取り出す。
 コルトパイソン。マグナムだ。
「喰らっときなッ!!」
 引き金を引く。
 当たれば、致命傷。
 この角度なら、当たる――!

 ――だが。
 死神は造作なく避けた。
 そうなるのは多分薄々気付いていた。

 当たらない事は判ってた。
 だが、なんてコトだろう。

 時間稼ぎにすらならないなんて。
 単純に、スピードだけで、避けた。
 それだけの、コト。
 技術なんて何も無い。
 だが、無駄の無い行動。

 近づいてきたら、 殺せる。
 きっと、間違いなく殺せる。

 他の何にでもなく、
 他の誰にでもなく。

 ――――――ヤツは、俺を、殺す。

304 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:29 [ /GEGYnaI ]
   「 死を運ぶ神 Ⅲ 」

 逃げることは、出来ないだろう。
 だが、本能が叫ぶ。
 逃げろ、逃げろと。
 「俺では、こいつには勝てない」と。

 もし、背を見せたとする。
 そんなことをしてしまったら、死ぬ。
 俺が瞬きした瞬間に、俺の首は無くなる。

 じりじりと近寄ってくる。
 まずい。やられる。
 バッグに在るのは、消毒液ぐらいか。
 とても、いいことを考えた。

「最後の一服ぐらいさせてくれ。
  それが終われば、潔く死んでやるよ」
 そんな台詞を吐く。
 だが、死ぬつもりなんて毛頭無い。
 相打ちは、恐らく無理だ。
 そんなチャンスを待つ前に殺られる。
 だが、少なくとも奴に手痛いダメージを与えることくらいは出来る筈だ。

 そう言い、煙草をバッグから取り出す。
 消毒液も一緒に、だ。
 そして、煙草に火を付ける。
 動く気配はない。どうやら、死神サマは了承してくださった様だ。

 煙草を吸い終る。
「タイム・アップって奴か。
  さて、まぁさっさとやっちゃってくれや」
 当然ながら、死ぬつもりは毛頭無い。

 死神は、一歩づつ近づいてくる筈だ。
 それが、最大のチャンス。
 俺の間合いに近づいてきた瞬間、奴を仕留める――!

 一歩。
 まだだ。まだ当たらない。
 避けられる。そうしたら終わりだ。

 二歩。
 あと一歩だ。確実に仕留める。
 ポケットから、チャカと、消毒液を取り出す。

 三歩――!
 消毒液の入った瓶を投げる。
 この距離なら、避けれる筈が無い。
 瓶に対して、マグナムを撃つ。

 消毒液の中身は、エチルアルコールだ。
 そう、エチルアルコール爆発させる。
 この爆発で殺すのは、決して不可能じゃない。

 そうだ。
 刺し違えたって、痛手ぐらい負わせてやる。
 むざむざ、犬死になんてするものか―――!

305 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:31 [ /GEGYnaI ]
   「 死を運ぶ神 Ⅳ 」

 爆発音。後方に吹き飛ぶ。
 ガラスの破片は俺には全く当たらなかった。
 計算済み、とは言えないがこうなる事は予想していた。

 ヤツの死亡を、確認しなくてはいけない。
 このまま帰ろうものなら、確実に背後を取られ殺される。
 恐らく生きている。

 だが、怪我は免れないはずだ。
 まずは、確認をしなければいけない。

 生きているなら殺す。殺してください、と言われるまでに。
 死んでいるなら完全に殺す。八つ裂き、何分割にでもしてやろう。
 さぁ、確認だ。

 ―――いない。
 外した?否、ありえない。
 たしかに吹っ飛んだ。
 何故だ?何故?何故いない?

 不意に、後ろの方に気配を感じた。
 振り向く。だが、何もいない。
 いる筈が無い。

 もう一度、確認しよう。
 やはり、いない。
 あんな近距離じゃ、避けれる筈は無い。

 不意に、寒気がした。
 ココニイテハイケナイ。
 本能が、そう叫ぶ。
 理性が、悲鳴をあげる。
 とても、うるさい。

  今は、どっちも邪魔でしかなかった。

306 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:31 [ /GEGYnaI ]
   「 死を運ぶ神 Ⅳ 」

 とっても、居心地が悪い。理由は単純。
 俺の真後ろには、ヤツがいるから。
 無様、としか言い様が無い姿で。
 手は、真っ黒に焼け爛れ。
 足には破片が突き刺さっている。
 ホント、よくやったよな、俺。

 だが、生き死にの問題の結果は、そこで決定していた。
 ――ヤツに、後ろを、取られた、時点で。

 ヤツは、俺の喉を切り裂いた。
 呼吸器官を、取り出したらしい。
 息が、苦しい。

 痛い。
 痛い。
 痛い。
 痛い。
 痛みで頭が狂いそうになる。

 そしてヤツは、俺の腕を握った。
 激痛が走る。そうしたら、これだ。
 まるで野菜か何かのように簡単に、俺の右手が潰れた。

 次は、左手に狙いを定めたらしい。
 尤も、この状況下じゃ抵抗すら出来ないが。
 そして、ヤツは俺の左手に、爪で何度も引っ掻いてきた。

 白いモノが見えている。
 多分、骨だった気がする。
 バキリ、と折れた音がした。
 もう、きっと、使えない。

 真っ赤な、肉と筋が見える。
 多分、つい数分前まで筋肉だったモノ。
 それを、引き裂いた。滅茶苦茶に。
 もう、二度と、使えない。

 次に、俺の左足を蹴った。
 左足は、とても高く飛んでった。
 そして、水風船のように、地面に落ちて破裂した。
 不思議と、痛みもしない。
 さっきの拷問で、俺の神経はおかしくなってしまった様だ。

 次は、右足。
 ヤツは、右足を千切った。
 何度も、何度も。狂ったように。
 見たところ、5cm程の大きさに千切っている様だ。
 何故だろう。全く、痛くない。
 でも、動く箇所が少しずつ減っていく。
 どんどん、使えなくなってくるのは、怖い。

 両手、両足は、動かない。
 狙う箇所は、腹ぐらいか。
 このまま、狂ってしまえば楽なのに。
 このまま、壊れてしまえば楽なのに。

 腹を爪で抉られた。
 ヤツは、俺の腹の中から、赤色の紐を取り出す。
 ああ、確か小腸、とか言っただろうか。
 小腸以外のものも、沢山、取り出した。
 でも、もう、全部使えない。そんなもの、いらない。

 もう、残ったのは頭だけだ。
 ヤツは爪で、脳を取り出した。
 そして、眼球を抉る。ああ、目の前が暗くなった。

 もう、何も無くなった。
 声も、手も、足も、夢も、希望も。
 何も無くなった。そう。何一つ無駄の無い、体。
 中身の無い、空っぽな、体。

 あれ――?
 何で 俺は 何も 無いのに 生きて いるんだ ?
 生きて いたって 意味が 無い。
 あ ア  な ン  て   無   様  だロ  ウ。

   誰 で モ  い イ  か ラ   早  ク  殺 し  テ く レ  な い だロ  う カ。

307 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:32 [ /GEGYnaI ]
  「ある一つの、終焉」

――眼を、開いた。

 一面に広がる、世界。
 そこは、お花畑などでは、なかった。

 一面に広がる、真っ赤な、屍の山。
 そこは、正に、地獄だった。

 望んだのは、自分。
 引き起こしたのも、自分。
 紛れも無い、自分。
 焼け爛れた手は、血に染まり、
 硝子の破片が突き刺さった足は、肉がこびり付いていた。

 私に  生きる意味は  無い。
 他人の分を 奪うなら 死んだ方が いい。
 だから 私の生涯に 意味なんて いらない。

 木に、ナイフが刺さっている。
 黒ずんだ、サバイバルナイフ。

 私はそれを手に取ると 、首に突き刺した。

 不思議と、痛みはしない。
 何故だろう。私は苦しんで死ななければいけない。
 何で、神様は私にこんな安らかな死を与えるのだろう。

 こんなコト、望んでない。
 望んでないから、叶わないで欲しい。

 辺りが、暗くなっていく。
 もう、何も見えない。
 何も、無くなった――?
 
 声も、手も、足も、血も、夢も、希望も。
 何も無くなった、筈。
 全て、奪いとったけど、全て捨てたはず。

 声は、枯れ果てた。
 手は、朽ち果てた。
 足は、腐り果てた。
 血は、消えていった。
 夢は、自分と一緒に捨てた。
 希望は、最初から無かった。

 中身の無い、空っぽな、体の、筈。
 生きていたって、意味が無い筈。

 なのに――
 何で、空じゃない?

 何も感じない。
 何も考えない。
 ただ、あるだけ。

 それが、私。

 なのに、自分が空っぽな気が、しない。
 いつもと同じ。そこにあるだけ。

 ああ、やっとわかった。
 私は、最初から、何も無かった。
 空っぽな、存在だった。

 ただ、あるだけ。
 人の形をしているだけ。
 それだけの、人形。

 そんなモノは、いらない。
 人形なんて、いらない。 
 私なんて、いらない。

 そうだ、最後の願いは、
 空っぽになる事じゃなくて、
 消えるコトに、しよう。

       こうして私は、眼を閉じた――

308 名前:貧血 投稿日:2004/09/18(土) 00:39 [ /GEGYnaI ]
終わりです。

途中から視点が変わってわかり辛くなるのを仕様です。
わかり辛いのを作風です、そうです、作風です。
批評、宜しくお願いします。

309 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/09/19(日) 21:53 [ ESYagrzk ]
>>片耳のしぃ氏
最終的にしぃ虐に持っていくのであれば、
最初にモララーを虐待しているのも
モナーではなくしぃにした方が
自分を虐待した者への復讐 みたいな雰囲気が着くので、いいと思われます。

貧血氏
昔本スレにいた、鍵氏を彷彿とさせる文体です。
特に前半の死神の語りのところが
独特の雰囲気が出ていて良かったです。(つかコワイ・・・・・・)
視点が変わったところで、ここまで口調が違っていると
ほとんど気にならないので、別によいと思います。

310 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/20(月) 11:34 [ EwTwOtxA ]
>>貧血氏
本スレに貼っても問題ないレベルだと俺は思う、
本スレに貼ってる一部の香具師より絶対巧い。
ところで鍵氏の作品が読みたくなったんだけど、
彼の作品張られてたのってなんスレ目ぐらいだっけ?

311 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:10 [ BD917mmI ]
小説を初めて書きます。
なるべくご指摘や評価をお願いします。


始まる前に・・・

この作品は世界観が特殊です。
AAの身長の平均は人間とほぼ同じです。
が、小さい物や大きいものが頻繁に登場します。
それから、他の人の作品のネタが入っている場合があります。


それでは始まります。



害獣(虫)駆除

第零話

 (1) 

秋の夜、鈴虫が鳴いている。
こういう夜はマターリ出来て良いものだ。
早速一句、
「秋夜長、耳や澄まして聞きぬれば・・・・・」

チビシィタン、 モウスグデチ。 ガンバルデチ!!

ウウーン・・・  ウウ・・・ン

アタマガデテキタデチ!!! ウマレタデチ!!! ヤッタデチ!!!

「・・・・デチデチとうるさき、ちびギコの声・・・」
だめだこりゃ。

312 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:10 [ BD917mmI ]
 (2)
 
「あーあ、折角虫の声を聞きながらマターリしたかったのに・・・」
そうつぶやくと俺はベッドに横になり、傍に置いてあった漫画を読み始めた。
俺の名前は新道マサキ。AAではなくれっきとした人間だ。
この世界では人間とAAが共存している。
なぜなのかと言うと・・・

ピ〜ンポ〜ン

その話はまた今度だ。今それよりも玄関に行かないと・・・
「はーい。今行きまーす。」
ドアを開けると・・・誰もいない・・・?
「・・・ったく、ピンポンダッシュかよ、何でこんな時間に・・・ん?」
足元に何かのカタログが落ちている。
「なになに・・・虐待虐殺専門ショップMORA・・・初心者でも安心・・・」
どうやら虐殺用の道具を扱っている店らしい。場所はこの家から意外と近くだ。
「今ならこのカタログを持ってきたお客様には全商品の値段が半額になる会員証を申請します・・・・よし、行ってみるか。」
俺は自転車を走らせ、その店にたどり着いた。
「意外と・・・でかいな。」
規模は小さめのホームセンターぐらいだ。俺はゆっくりとその店に入った。

313 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:11 [ BD917mmI ]
 (3)

「うわっ、凄い品揃え・・・・」
中はものすごい道具で満ち溢れてる。
ただの鉄パイプや包丁、どでかいチューブに入ったカラシ、ワイヤー、ナイフ、ガッハンマー、刀、チェーンソー、挙句の果てには銃火器等が大量にある。
あとはリュックサックや水筒、タオル、懐中電灯、お菓子まである。
奥の方の練習用や飼育用と書かれたゲーシには、アフォしぃ、ちびギコ種、おにーに等の被虐系AAがいる。
一番奥のレジにはモララーがいて、店中をぽろろが忙しそうにあちこち動き回っている。
どうやらモララーは店長で、ぽろろは店員のようだ。
「いらっしゃい。何か用か?」
店長がこちらに気づいたようだ。俺はレジに向かっていった。
「ちびギコがデチデチうるさくてたまらないのですが・・・何か追い払える物は無いのですか?」
言い忘れていたが、人間がAAを虐殺するのは禁止されている。
AAの問題はAAの間で、というのが原則なのだ。
「ああ、それなら・・・」
その時だった。
ガシャーン!!とガラスの割れる音がして、三匹のアフォしぃどもが店に入ってきたのだ。
「ギャクサツチュウニ ブキヲウッテイルミセハ ココネ!!! 」
「ココデ ギャクサツテンチョウヲ アボーンシテ ブキヲウバッテ マターリダネ!!」
「ソウトキマッタラ ウバウワヨ!!!」
「何なんだこいつら、一体何者なんだ?」
「NDRだよ・・・」
店長はそういった。
「NDR?何ですか、それ?」
「Neo Dakko Revolutions・・・ネオ・ダッコ革命党だってさ・・・ぃえあ」
ぽろろが説明してくれた。
なるほど・・・三ヶ月前、ダッコ革命党が五体のAAによって壊滅したとの話は聞いていたが・・・残党が結集したのか?
「ただの残党じゃない・・・ちびギコやおにーに、それにマターリ教の信者のモナー、モララー、ギコ種等のAAなどが加入してより強力になっている・・・が、今日はアフォしぃのみだな。」
しまった、考えをつい口に出してしまった。俺の悪い癖だ。
「そんな事より、みんな盗まれちゃいますよ!!何でそんなに落ち着いてるんですか!!」
「大丈夫だ、ここの武器には特殊なセキュリティロックがかかってる。このレジでロックを解除しなければ使えないんだ。ただし、鉄パイプを除いてな・・・」
見ると確かにその通り、ある者は刀を抜こうとして必死にうなってるいるし、(踏ん張った為か、糞をもらしている。)
銃を撃とうとしているものは、トリガーが引けず泣き叫んでいる。
「カタナサンガ ヌケナイヨゥ!!!」
「ジュウガ カタクテ ウテナイヨゥ!!!」
「ビエーーーーーーーーーン!!! ハコボウトオモッタラ クズレテキタヨゥーーーー!!! オモイヨゥーーーーー!!!」
・・・・呆れて物も言えない。
「そうだ、あんちゃん、これ使いな!!!」

314 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:13 [ BD917mmI ]
 (4)

店長が俺に渡したもの・・・それは鉄の棒に握り手をつけた、一種の警棒のような物だった。
「あの、これで何をしろと・・・・・?」
「決まってるだろ、それであのアフォしいどもを殺せ。それだけだ。」
俺は商品の下敷きになったアフォしいの元へ行った。
「よし・・・死ねぇぇぇぇぇ!!!・・・・って、ちょっと、まずいじゃないですか!!!」
俺はすぐにレジに戻った。
「人間がAAの虐殺をするのは禁止されてるんですよ!!!あんたはそれをわかっているのかと小1時間・・・・」
「まあまあ、あんちゃん、おちついて・・・とにかくこのラジオを聴いてみなよ。」
俺はその放送に耳を傾けた。放送の内容はこうだった。

ここ数ヶ月の間で、アフォしい、ちびギコ、おにーに等の被虐系AAはその恐るべき異常なまでの繁殖力で莫大な数となってしまった。
そのため、流石にAAだけでは対処し切れなくなってしまったのである。
そして、したらば共和国と2ch帝国は共同である条約を結んだ。
それは、マターリ板およびマターリスレ以外での被虐系AAの虐殺を人間にも許可すると言うものだった。
事実上、人間もAA虐殺が出来るようになったのである。

・・・ということは・・・・・・
「あんちゃん、どうする?」
どうする?そんなこと決まっている。
俺はさっきのアフォしいの傍に行き、こう言った。
「あばよ、糞蟲。」
俺は虐殺警棒を糞蟲の脳天に向けて振り下ろした。

315 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:14 [ BD917mmI ]
 (5)

ぐちゃ・・・
そんな音が聞こえた気がした。
目の前には柘榴(ザクロ)のような物体が転がっている。
これがさっきまでアフォしいだったものだと思うと、非常に滑稽だ。
思わず笑いがこみ上げてきた。
「フフフフフ・・・・・ハハハハハハハハハ・・・・・・」
残り二匹の糞蟲どもは・・・・怯えてやがる・・・
無理もねえな・・・てっきり自分達には手出し出来ないと思ってたはずの人間がいきなり同族を殺したんだからな・・・
「おお、あんちゃん、初めてなのにすげえな!!」
店長はそう言っている。
ぽろろの方は・・・相変わらず忙しそうにしている。案外こういうのは慣れているのかも知れない。
さあて・・・残りを始末するか・・・・
「シィィィィィィィィィィ!!! ニンゲンノギャクサツチュウ!? コナイデェェェェ!!!」
「こないで?嫌だね、ここに来た意味が無いじゃないか・・・さあ・・・見せておくれよ・・・・君の綺麗な内側(なか)を・・・・」
やばい、人格変わってる?意識はこの通りあるけど・・・
そんな考えとはお構い無しに俺は糞蟲を警棒で叩きまくる。
叩くたびに糞蟲の体が柔らかくなっていき、丁度いいところで、叩くのをやめた。
そして俺は糞蟲の腹の辺りを掴み一気に引きちぎった!!
奇妙な内臓と真紅の血が周りを彩る。
さて、最後の糞蟲は・・・小便を漏らしているな・・・ダメじゃないか・・・・店が汚れるよ?
「シィィィィィィィ!!! オナガイ!! ダッコスルカラ ユルシテェェェェェ!!!!」
俺・・・いや、俺の中の誰かはお菓子コーナーの中からカラフルなフルーツ味のキャンディを取り、店長に言った。
「これ幾らですか?」
「たしか・・・・250円位だったな。」
俺の中の誰かは250円をレジにおいて、そのキャンディの中身を糞蟲の口の中に一個ずつ詰め込み始めた。
糞蟲は初めのうちは「ハニャーーン!! トッテモ アマクテ オイシイヨ」と言っていたが、段々口に詰め込む数が一杯になっていくにつれ、
「ヴググ モウタベラレナイヨ」と言ってきた。
俺の中の誰かは、それを待っていたかのように糞蟲の口にガムテープ(500円)を貼った。
そしてパニックになっている糞蟲の頭をめがけて警棒を振り下ろした。
どうやら脆しぃだったらしく、あっという間にグチャグチャになる。
・・・足元にある奇妙な肉塊の周りには小さなキャンディの欠片がある。
それがまた美しい・・・奇妙な中にも美しさを感じる・・・
俺の意識はそこで途切れた・

316 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:15 [ BD917mmI ]
 (6)

「あんちゃん、あんちゃん、大丈夫か?」
店長の声で目が覚めた。
「う・・・どうなったんだ?俺は?」
よかった、『俺』に戻ってる。
「さっきのアフォしぃの死骸は片付けておいたそ。それと、はいよ、会員証。カタログを見て来たんだろう?」
「ああ、ありがとう。」
とりあえずこれ以上大事にならないように、俺は店を後にした。あれから30分しかたってないという。
取りあえず貰ってきたのは会員証と虐殺警棒・・・・はて?何か忘れているのは気のせいだろうか?
・・・今日は遅いので眠ることにしておいた。明日のために・・・・




数十分後・・・・
「チビシィタン セクーススルデチ イクデチ」
「ハアハア・・・ チビタン モウイキソウ・・・」
「ボクチンモ ソロソロ イキタイデチ ジャ イクデチ!!!!」
バシャーーーーン!!!
「ピギャァァァァァァ!!!! ツメタイデチ!! ナエタデチ!! ドウシテクレルデチカ!!」
すっかり忘れていた。俺はちびギコ駆除のための道具を買うために店に行ったのだ。
まあ、今回は氷水で我慢してやるが、明日になったら覚えてろ・・・・・





    (糸売)

317 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/23(木) 01:17 [ BD917mmI ]
終わりです。
初めての作品でしたが、こんなに長くなるとは・・・・
しかも虐殺表現少な目・・・・
おまけにsage忘れ多すぎ・・・欝だ・・・・

318 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/28(火) 22:30 [ 5LXDVRBo ]
>長くなる
登場人物数が増えるに比例して、ストーリーは長くなります。
短くまとめたいなら、テーマを設定し、登場人物を絞り、舞台を限定、
さらに、オチをきちんと決めることが重要。

例えばこの話なら(続く、とあるのでオチは不明ですが)舞台を最初から店内のみに絞る、
登場人物を、主人公、店員、被虐者2〜3人程度にする、あたりでしょうか。
虐殺表現を増やすには、被虐者をねちねちいたぶれば、そりゃもう好きなだけ増えますが、
その場合も、少人数の方が、読者を飽きさせないです。
被虐者が多ければ多いほど、虐表現が増える、と思いがちですが、
実際のところは、一人一人に対する虐表現が少なくなる傾向にあります。
かといって、だらだら虐表現が続いても、ストーリー的には面白くない。

ストーリーの基本は、緩急の差をつけること、いわゆる起承転結。
むしろ、虐表現以外のところの表現を、重要視した方が、
虐シーンとの落差ができて、面白いストーリーになると思います。
初めての作品、とのことですが、もし、アブネタを書くことが、ではなく、
ストーリーを書くこと自体が初めて、というなら、
短い、日常的なストーリーを何本か書いて、
文章の組み立て方や、まとめ方を覚えてから、
アブネタに挑戦した方がいいかもしれません。

ストーリーの流れとしては、特に大きな破綻はないように見えますが、
主人公の意識の変化が、少し分かり難いです。


>>315(一部読みやすいように表現修正)より抜粋

さあて…残りを始末するか…
「シィィィィィィィィィィ!!!
 ニンゲンノ ギャクサツチュウ!?
 コナイデェェェェ!!!」
「こないで?
 嫌だね、ここに来た意味が無いじゃないか…
 さあ…見せておくれよ…君の綺麗な内側(なか)を…」
やばい、人格変わってる?意識はこの通りあるけど…

の部分、ここで主人公の人格がブッ千切れているようですが、
人格変わってる?とモノローグでいわれても、読んでるこっちは
「フーン」と反応するしかないわけで、変わった、と納得出来るだけの証拠が欲しい。


改編例:
さあて…残りを始末するか…
俺は、何故かこみ上げてくる笑いを隠しもせず、にまにましながら、
残ったしぃ達の方に、改めて向き直った。
ぺろり、と自分の唇を少し舐める。
そんな俺をみて、恐怖が臨界に達したのか、しぃがとんでもない音階で叫びやがった。
「シィィィィィィィィィィ!!!
 ニンゲンノ ギャクサツチュウ!?
 コナイデェェェェ!!!」
無様に怯えるしぃを見て、俺の中で何かがぷちん、と途切れた音がした。
「こないで?
 嫌だね、ここに来た意味が無いじゃないか…
 さあ…見せておくれよ…君の綺麗な内側(なか)を…」
俺は、顔にサディステックな笑みを張り付かせたまま、ゆっくりと、しぃに向かって歩み寄る。
…って、サディスティック?
やばい、人格変わってる?意識はこの通りあるけど…
違う、そうじゃないな、しぃを殺すことがが楽しくてたまらないサディスティックな俺、
そんな、熱い俺を高みから冷静に見つめる、いつもの俺。
俺が俺の中で同調しつつも乖離してるような、そんな感じだ。

 
こんな感じでしょうか。
隠されていた己の暴力性に目覚めた主人公、というテーマと読み取りまして、
こうしましたけど、違うテーマだったらすいません。
一人称の小説の場合、主人公視点、という書き方の所為か、
うまく状況説明も入れないと、ずっと会話文が続いているような錯覚を起こしてしまいます。
それでなくても、会話文と会話文の間に、地の文が少なめのように見受けられるので、
説明的にならない程度に、状況を説明させるような文章を練りこむことを心掛けてみてください。

319 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/29(水) 16:05 [ RR3jM0OI ]
>>293の続き
さて、この後を短く言えば、私はしぃを殺した、と言うことですね。
なぜそんなに短いのかって?ありきたりなやり方でした。
あなたが聞いてもつまらぬと思いまして・・・
それに、私は一つのところにじっとしているのが
嫌いな性質でしてね・・・それに、こんな血濡れのベッドに座って話せるとお思いですか?
私の相棒である、ドク君に話してもらいましょう・・・
彼はね・・・愛するものに逃げられ、みなから嫌われた・・・信じられるのは私だけって言う
深刻な状態で・・・あなたに心を開くかどうかはわかりませんが、説得してみますよ・・・

             続く

320 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/29(水) 16:06 [ RR3jM0OI ]
うっわぁ短い・・・次は練ってみるので我慢してください・・・

321 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/09/29(水) 23:19 [ UJaYyOv6 ]
>>320
次を練っている、というなら、練った分をまとめて投稿したら如何か?
別に締め切りなどというものはないのだから、
何時までに投稿しなければ、ということはない。
長く書いたものを、少しずつ投稿する、というなら、それは勝手だが、
短い文章を書けたところから単発的に投稿するのは、
いつのまにか全体の流れが歪んできてしまうこともあるので、あまり勧められない。

個人的好みから言えば、続く、とせずに、
完結状態のストーリーを一気に読みたいのだが、
それは個々によって違うだろうから、割愛。

読者にたいして、(悪い意味での)特別な読解力や注意を必要とするような、
「我慢」を強いるストーリーは、仮にどんなに内容が良くても、
ただただストレスがたまるだけだから、注意して欲しいと思う。

322 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/01(金) 23:29 [ 4dU8EFZs ]
>>316
「ナエタデチ!」にはワラタ。
(・∀・)イイ!オチをもってきますね。
ココで、漏れからの案なのですが、最後の、
「明日になったら覚えてろ」という表現について、考えてみたいと思うのです。

もう少し、ひねることが出来ないかと、模索してみて、考えた結果がつあります。

 次回期待度age型1
 次回への期待度をageるために、あえてココで放置プレイし、
 次回ベビが生まれたときに一気に〆る。
(例)

 ・・・(前略)・・・
 「イクデチ!チビシィタン!!」
 どぴゅ!どぴゅ!!
 「ハニャァァァァァ…ァァン!」
 「ハァ…ハァ…モウイッカイ イクデチ!!」
 
 向こうでヤッているちびギコを今すぐ駆除したいのは山々だが、
 買い物を忘れたのも俺だ。
 ここは一つ、放置しておいて、ベビ焼きを堪能するか………
 「ヤメルデチ!!ヒドイデチ!!」という泣き声を聞きながらベビ焼きを食う。
 (゚д゚)ウマーな予感がしてたまらない。明日が楽しみだ。では……寝よう。

 次回期待度age型2
 萎えさせておいて、明日、徹底的に〆頃す。

 ……前略……
 「ピギャァァァァァ!! ツメタイ デチ!! ナエタ デチ!! ドウシテクレル デチカ!! セキニン トレデチ!! セッカク チビタンガ(ry」
 氷水がよっぽど冷たかったのか、害虫がピィピィ叫んでいるが、ココは我慢である。
 明日、道具がそろえば、奴をこの世から消せるのだから。
 
 明日が楽しみだ。


 と言った具合に。

323 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:30 [ dd6UeUBU ]
新作が出来たので、投稿します。
今まで自分の書いてたものと、少し文体など変えてみましたので、
こちらに投稿します
少し長いですが、批評・感想、どんどんお願いします。

324 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:31 [ dd6UeUBU ]
          「ヴェニスの商人 inアブ板」

「だから、何度も言っているでしょう。あなた方に貸す金など、1エソもないって・・・」
「シィィ! オナガイシマス!! オカネヲ カシテクダサイ!! オナガイシマス!!
 オカネガナイト コノコノ ゴハンモ・・・・・・!」

ベビギコをつれた、母しぃと思われるしぃが、
あるビルの一室で、モララーと話している。
話している内容は・・・・・・言うまでもないだろう。

「ナンデ カシテクレナインデスカ!! チラシニハ コウカイテアッタハズデス!!
{ドノシュゾクデモ オカシシマス} ッテ!!」
「確かにそうです。ここ私が営んでいる金融事務所 「社委六駆」は
 どなたであれ−−例え客がしぃ族であれど、ご融資はしております。」
「ジャア ナンデ! オカネヲ・・・」
「それではお尋ねしますが、借りた後
 どうやって返済なさるおつもりなんですか?」
「ハ ハニャ? ソ・・・ソレハ・・・」
「他のしぃ族のお客様は、身体を売って返済なさっていたようですが
 あなたは、ねえ・・・・・・ ちょっと、トウが・・・・・・」
「ウ・・・ウゥ・・・」
「というわけです。ご融資は無理です。
 ・・・・・・ああ、もし何か担保でもおありなら、話は違ってきますが ね。」
「タ・・・タンポ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あなたが返済不可能になったときの保険として、貸した額と
 同じくらいの価値があるもののことです。
 ・・・・・・そんなものが、ありますか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しぃはしばらく考え込んでいたようだが、何かを決心したような顔つきで顔を上げた。
「タンポガアレバ オカネヲカシテクレルンデスネ」
「そうですが・・・、何かおありなのですか?」
「ハイ・・・・・・ タンポハ・・・コノ・・・

 シ ィ ノ ベ ビ チ ャ ン ノ オ ニ ク デ ス !」

                  続く

325 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:32 [ dd6UeUBU ]
>>324続き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モララーはしばし、呆気にとられたような顔をしていた。
「・・・・・・今、何と?」
「シィノベビチャンノオニクヲ タンポニシマスカラ オカネヲカシテクダサイ!!
 キイタコトガアリマス!! ベビチャンノ ソレモ "ヤセイ" ノオニクハ トテモカチガアルッテ!!」

確かに、ベビギコの肉はその柔らかさと味で、珍味とされている。
ことに野生の 天然のベビギコは、養殖特有の臭みもなく
また、すぐにチビギコに成長して肉が固くなるため、幻の食材とされているのだ。
「・・・・・・別にそれはかまいませんが、いいんですか?
 あなたが返済できなければ、私は約束通りお肉をいただきますよ?」
「ココデオカネヲカリレナケレバ ベビチャンモシィモ ウエジニデス!! ダカラ・・・」
「担保にしようとしようまいと、同じことだというわけですか。
 ・・・・・・なるほど、分かりました。
 では、証文を制作いたしますので、しばしお待ち下さい・・・・・・」

「ヤッタワ・・・・・・! オカネヲモラエレバ シバラクハナントカナル・・・
カエスホウホウハ・・・・・・モウチョットアトデ カンガエヨウ・・・」

返済の当てなどまるでないのに、この楽観ぶり
しぃ族というのは、どうしてこうなのだろう・・・・・・    

「お待たせしました。では、こちらを・・・」
証文には、こう書かれていた。

○月○日
私しぃ代は、本日○月○日 10:00に 金融事務所「社委六駆」より
1マンエソ 借り受けました。
つきましては、借金1マンエソ+利息5センエソを、2週間後の10:00までに返済できないときには
お金の代わりにベビギコの肉を1匹分提供します。         
                  続く

326 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:33 [ dd6UeUBU ]
>>325続き 
カリカリ・・・・・・ ペタッ
「ハイ オワリマシタ。」
「御意に・・・・・・。 
 では、ベビギコ君はこちらで預からせていただきますよ。」
モララーは、ベビギコを抱き上げる。
「ア・・・アレ? オカータン?」
「ベ・・・ベビチャン・・・・・・」
「くれぐれもお忘れなく。私はやると言ったことは、必ずいたしますので。
 ・・・・・・では、また2週間後に・・・・・・。」
「オ オカータン・・・? 
 ヤダヨゥ!! イカナイデェ!! ボクヲ オイテカナイデェ!!」
「ゴメンネ ベビチャン チョットマッテテネ・・・・・・。スグ ムカエニクルカラ・・・・・・!」
「オカァーータァーーン!!」
泣き叫ぶベビギコの声を背に、母しぃはゆっくりと扉を閉めた・・・・・・。

「オカァタァァン・・・・・・ オカァタァァン・・・・・・」
相変わらず、ベビギコは泣きじゃくっている。
しかし、そんなベビギコに鞭打つように、魔の手が襲いかかってきた。
ブチブチィッ!!
ベビギコは背中に激しい痛みを感じた。
見ると、背中の毛皮が無くなっている。
モララーが、むしり取ったのだ。
「ふむ、やはり養殖もののような不自然さがない、引き締まったうまそうな肉だ・・・・・・」
モララーは、毛皮をむしり取った下の皮や肉を観察しながらつぶやいた。
「オ オジタン ヤメテェェーー!! イタイヨォ!! オ オカァタァーーン!! タスケテェェーー!!」
「ふふふ、泣けるうちに泣いておきなさい。
 どうせあと、2週間の命なんだから・・・・・・」
「・・・エ・・・?」
「知らないのかい? じゃあ教えてあげよう。
 君のお母さんはね、君のお肉と引き替えに
 1マンエソを私から借りていったんだよ。2週間の期限でね。」
「ソ・・・ソン・・・ナ・・・」
「まぁゆっくり、2週間待とうじゃあないか。
 はたして君のオカァサンは君を助けに来るのか、それとも否か・・・?
 ハハハハハハハハハハ!!」
 モララーの笑い声が、部屋内にこだました・・・・・・。                
                 続く

327 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:34 [ dd6UeUBU ]
>>326続き
「まぁ多分、君のオカァサンは君を助けないだろうねぇ。」
「ナ ナンデ! ボクノオカァサンハ ヤサシイカラ ボクヲミステタリ スルモンカ!!」
「あ〜、違う違う。そう言う意味じゃないんだ。
 ”助けられない”と言った方がいいかな?」
「?」
「しぃ族の唯一のお金を稼ぐ手段を知ってるかい? ・・・・・・売春だよ。
 しぃ族ってのはどこの機関でも嫌われているからね。仕事に就けないんだよ。
 だから残されたお金を稼ぐ手段は、身体を売るしかないんだよ。」
明らかに教育上よろしくないことをベビギコにまくし立て、モララーは続ける。
「でも君のオカァサンはもう若くなさそうだから、誰も相手にしてくれないだろうね。
 ・・・・・・ふふふ、君のオカァサンは、どうやってお金を稼ぐんだろうね。」

一方、母しぃはー
モララーの言っていたとおりになっていた。
日雇い業はおろか、通称3Kの仕事にも蹴られる始末。
夜道で売春を試みるも、若い同業者が近くにいるのに
誰がこんなトウの立ったしぃを相手にするだろうか。・・・誰もいやしない。
挙げ句の果てにはギャンブルにまで手を出すのだが
・・・・・・当然、なけなしの残金を搾り取られて終わった・・・・・・
             
そしてとうとう、期限の日が来てしまった。
金は、利息分はおろか元金分すらない。 というより、0。
てっきり姿をくらますかと思いきや、やはりベビギコのこともあるのだろう
それでも一応、「社委六駆」に向かったのだ。
「マサカホントウニ ベビチャンノオニクヲトロウナンテ カンガエテイナイワヨネ
 ソウダワ! ソウダンシタラ モウチョット カエスノヲマッテクレルハズダワ!」
・・・いまいちアフォなんだか、良しぃなんだか分からない思考回路である・・・。

                  続く

328 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:36 [ dd6UeUBU ]
>>327続き
「おや、ようこそ。どうなさいましたか?」
「アノ・・・スイマセン・・・ チョット・・・・・・・・・・ ソノ・・・オカネノ・・・ホウガ・・・・・・」
「・・・つまり、返済が不可能だと・・・・・・?」
「ソ ソレデ アノ オハナシガ・・・・・・」
しぃ代が返済期限の延長を要求しようとしたその時、モララーがつぶやいた。
「では致し方ありませんな。・・・・・・契約通り、もうお金はいりません。
 その代わりにこれも規定通り、お宅のベビギコ君のお肉をいただきましょうか。」
思いがけない言葉に、しぃ代の顔が硬直する。
「エ!! チョ チョットマッテクダサイ!! ホンキデ ベビチャンノオニクヲ トルツモリナンデスカ!?」
「? 当たり前ですよ。前に申し上げたはずです。私はやると言ったら必ずやる、と。」
「ソンナッ!! オナガイデス!! オカネナラゼッタイニ オシハライイタシマスカラ!! ソレダケハ!!」
「もう無駄です。払えなければ肉を差し出す。契約にはちゃんと従ってもらいましょうか。
 ・・・・・・それに私としても、ベビギコを殺したいんですよ。金をもらうよりも。」
「!! エ・・・エェッ!?」
「いやね、私も大好きなんですよ。・・・・・・虐殺。
 生きながら解体されていくベビギコの・・・・・・悲痛な叫び声、断末魔の痙攣・・・血の噴水・・・
 普段はくだらない「虐殺禁止条例」なんてのがあるから、なかなかやれなくて・・・・・・。
 もう、やりたくて仕方ないんですよ・・・・・・ 虐殺。」
「・・・・・・ナンテコトヲ・・・! オニ! ギャクサツチュウ!! コンナカワイイベビチャンヲ コロスナンテ!!」
「何をおっしゃいますか。元々この契約は、あなたが言い出したもののはずですよ?
 私を責めるのは、お門違いというものです。」
「ウゥゥッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
しぃ代はしばらく顔を真っ赤にして何かを考えていたようだが、やがて諦めたのか こうつぶやいた。
「・・・・・・ジャア セメテ イチニチダケ サイゴノオワカレヲ・・・・・・」
「フム・・・・・・いいでしょう。 ただし・・・
 逃げようなんて考えたら、親子共々どうなるか、おわかりでしょうな・・・・・・?」
「ハ ハイ・・・・・・」
「じゃあ、ベビギコ君をお返ししましょう。」
そう言うと、モララーはベビギコをつれてきた。
「オ・・・オカァタァァーーン!! オカァタァァン・・・・・・!!」
「ベビチャ・・・・・・ ! シィィィィィィ!! ベビチャン ソノカラダハ ドーシタノォォーー!!」
見るとベビギコは、顔以外の全身の毛皮がはがれ、ピンク色の地肌が丸見えになっていた。
「いやぁ、オカァサンと分かれていたのがとても辛かったのか
 ストレスで毛が抜けちゃったみたいなんですよ。」
もちろんモララーがむしり取ったものだということは、言うまでもない・・・・・・。
「じゃ、せいぜい楽しんでください。・・・最後の別れを・・・」
                
               続く

329 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:36 [ dd6UeUBU ]
>>328続き
「オカァタン コワカッタヨゥ・・・」
「ゴメンネベビチャン ツライオモイヲサセテ・・・・・・」
しぃ代は、絶望のまっただ中にいた。
今日中に何とかしないと、明日にはベビが殺されるのだ。
ええもう、叩けば1キロ先まで音が響きそうな頭をフル回転させて考えましたとも。
でもね・・・・・・当たり前だけども、何も思い浮かばなかったようなんだね。
逃げたって、しぃの行動範囲なんてたかが知れてる。
すぐに見つかって、親子共々サヨウナラ。
あんなのに殺されるくらいなら、いっそこの手で・・・・・・とも考えた。
でも、かわいい我が子を殺すなんてことは、出来なかった。
警察に訴えようともした。けれどこれも、無駄である。
この世界では、確かに条例で虐殺は禁止されている
でもこのような、契約行為の一環としてならば、殺害は認められてしまっているのだ。
 
ああ、どうしてこんな契約をしてしまったんだろう。
ベビちゃんのお肉でお金を借りよう、なんて・・・・・・
ちょっと考えれば、どうなるかなんて分かるのはずなのに
ああ・・・・・・、どうして? 誰か教えて! おながい!

いつしか日は暮れ、すっかり夜になっていた。
ゴミが山のように捨てられている土手に、しぃ代とベビギコはいた。
「zzzz・・・・・・オカァタン・・・アッタカァァイ・・・・・・」
「ベビ・・・・・・チャ・・・ン ゴメ・・・ン・・・ネ・・・・・・。」
すっかり憔悴しきり、泣きはらした顔でベビギコに語りかける。
「オカア・・・・・サン・・・モウ・・・・・・ダ・・・メ・・・(ポ)」
絶望に身を任せ、自分もどろどろと眠りにつこうとしたその時
「・・・どうしたのよ、しぃ代。こんなところで・・・・・・。」
何者かが、声をかけてきたのだ。

「ねぇ、しぃ代ったら。起きてよ!」
誰かに揺り動かされて、しぃ代は目を開けた。
「・・・シィル・・・・・・チャン・・・・・・?」
「そうよ!! 思い出した? ったく、何でこんな汚いところで寝てるのよ・・・。」
今、しぃ代に声をかけているのは、しぃ留という名のしぃ。
しぃ代の友達で、オツムもしぃ族にしてはなかなか良いので、全角でしゃべることが出来る。
なので普通のしぃ族よりは、多少は高く見られているようだ。
多少でしか、ないが・・・・・・
「ウ・・・ウェッ・・・ウェェッ・・・ シィル・・・・・・チャァン・・・・・・」
「どうしたのよ、一体。何かあったの?」
「ウッ・・・ウッ・・・ベビ・・・シィヨノ・・・ベビチャンガァ・・・・・・」
「何? そういえばベビギコ君のその身体・・・・・・。何があったか、話して!」

小1時間後・・・・・・
「・・・全く、信じられないことするわね、あんたも。
 いくらお金に困ったからって、自分の子供を・・・・・・。」
「ゴメン・・・ナサイ・・・。デモ ホカニホウホウガ ナカッタノ・・・・・・」
「まぁ、それに関しては今更どうしようもないわ。それよりも
 今は、ベビギコ君をモララーから守らないと!
 ・・・・・・ちょっと、その借用書 持ってる?」
「ウン・・・ヒカエダ・・・ッテ ワタシテクレタノガ・・・」
しぃ代はしぃ留に借用書(控え)を渡す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
しばらく借用書を眺めていたしぃ留は、何かに気づいたように目を見開いた。
「しぃ代!! やったわ・・・!
 これならうまくやれば、ベビギコ君は大丈夫かも知れない!」
「ホ ホントウ!?」
「ええ・・・、見てなさいよ、モララー。
 必ずギャフンと言わせてやるんだから!!」
                     続く

330 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:38 [ dd6UeUBU ]
>>329続き
「フム・・・・・・、来ない。 やはり、逃げましたか・・・・・・。
 まあ、それもよろしいでしょう。 親子共々、挽肉になりたいということで。
 じゃ、探してもらいますか。」
モララーは、業者に電話でもするのだろう 電話を手に取った。
その時であった。モララーがボタンを押していると、扉が勢いよく開かれた。
開かれた向こうに立っていたのは、しぃ代としぃ留と、その腕に抱かれたベビギコだった。
「・・・・・・これはこれは。ベビギコ君とお母上様。約束は守っていただけたようですな。
 では、ベビギコ君をこちらに。 すぐに始めますので。
 おや、もしかしてご覧になりたいのですか? 解体する場面を・・・・・・。」
「そんなんじゃないわ。私はあなたに一言言うために、ここに来たのよ!」
しぃ留が叫ぶ。
「・・・・・・? どなたですかな。こちらの・・・・・・」
「しぃ代の知り合いのしぃ留よ。それよりモララー・・・
 あんた本気で、これに書いてあることをするつもり!?」
借用書(控え)を机に叩き付け、しぃ留が叫ぶ。
「もちろんですとも。それにこの書類は、出るところに出れば有効ですよ。
 ですから私は何の咎めもなく、ベビギコ君のお肉をとれるというわけです。」
「フン・・・・・・確かにね・・・・・・。証文に書いてある以上、認めないわけには行かないわね・・・・・・。
 でもね、この証文には、ある問題があるのよ!」
「・・・・・・ほう?」                
「この証文には、こう書かれているわ
{担保としてベビギコの肉を、1匹分提供します。}と。」
「いかにも。」
「ふふふ・・・・・・この証文。確かに肉のことは書いてあるけど、
 それ以外のものに関しては、何1つふれられていないわね!
「・・・・・・と、申しますと?」
「確かに”肉”は取ってもいい、と書いてあるけれど、
 ”血”に関しては何も書かれていないわ!
 だからこの子のお肉を取るに当たって、1滴の血でも流したら・・・あなたは契約違反をしたことになるのよ! 
 だから、もし私たちがタレ込んだら、あんたは間違いなく条例違反で捕まるわね!」
「・・・何ですと?」
 モララーが眉をひそめると、しぃ留は勝利を確信したかのような顔つきでまくし立てる。
「まぁ、毛皮もあなたがはがしたんでしょうけど。もっとも証拠も何もないから、何とも言えないけどね。」
「・・・・・・何を、おっしゃりたいのですかな?」
「決まってるでしょ? ベビギコ君を解放してもらうのよ。
 あなたにしても、肉を取ろうとしても罰せられるんじゃ、ベビギコ君を確保する意味がないでしょ?
 それとも何? 罰を受けるのを覚悟で、肉を取る? そんなことをしたら、あんたは即、牢獄行きよ!!」 
「!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
モララーは黙り込み、うつむいてしまった。

・・・・・・・・・やった・・・・・・・・・
見た? モララー・・・・・・・・・
正義は絶対に、最後は勝利するのよ!
思い知ったかしら? 巷では虐殺の神だとかプロだとか宣ってるらしいけど
大したこと、ないじゃな・・・・・・・・・・・・・い?
「ふふふ・・・・・・くくくくくくくくく・・・・・・・・・・・・」
モララーが、不敵に笑い出した             
                  
                   続く

331 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:39 [ dd6UeUBU ]
>>330続き
「何ですかな、その勝ち誇ったような顔は?
 まさかあなた、これで終わったなんて考えているんじゃあないでしょうね!?
 まったく、私も甘く見られたものですな。
 しぃ族が喧嘩を売れるほど、私は間抜けではありませんよ?」
「な・・・何を言ってるのよ? ・・・素直に負けを認めなさいよ!」
「くくくく・・・・・・まあまあ、落ち着いて。・・・あなた方の言い分は、よく分かりました。
 要するに、{ベビギコの肉を取るときに、血を出してはダメ} ・・・こうですな?」
「そうだけど、それがどうかして?」
「くくく・・・・・・。と、言うことは、逆に言えば・・・・・・裏を返せば・・・
{血を出さなければ、肉を取ってもよい}・・・・・・こういうことですな?」
「な・・・何が言いたいの!?」
「じゃあ、もしも・・・・・・{血を出さずして、肉を取る}
 こういう方法があるならば、何の問題もないでしょう?」
「な、何をバカな・・・・・・! そんなこと、できるわけがないじゃない!
 ! 言っとくけど、血を全部絞り出して肉を取るなんていうのは、論外だからね!」
「ははははは・・・・・・。 そんなことは分かってますよ。
 ・・・ム。ちょうど業者も来たようですので、始めますか。
 お母様、ベビギコ君をお預かりしますよ。」
「エ・・・ア・・・アノ・・・・・・」
当惑した母しぃの腕の中から、ベビギコを引っ張り出す。
「エ・・・エ・・・ ドウシテ? ボク モウ カエレルンジャナイノ?」
「ところが、そうはいかないんだよ ベビギコ君。
 それではお母様方、準備がございますので、しばしお待ちを・・・・・・
 あ、肉を取るところはお見せしますので、お楽しみに・・・・・・。」
そう言い残して、モララーはベビギコを片手に、業者のAAと一緒に別室に入っていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ダイジョウブ・・・カナァ ベビチャン・・・・・・」
「大丈夫に決まってるじゃない! そもそも
 どうやったって無理でしょ!? 血を出さずに肉を取るなんて!
 ハッタリよ! ぜったいできっこないんだから!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

別室にて、モララーと業者AAが何やら話している・・・・・・。
「ところでこのベビギコ、質はどうです?」
「なかなかいいんじゃねえか? 野生ものだし、わりと肉質もしっかりしてそうだし・・・」
「ヤメロォ!! ハナセェ!! オマエラナンカ・・・コワクナンカ ナイゾォ!!」
「・・・・・・まぁ、査定は後にしましょうか。 とりあえず、この糞虫幼虫を
 バラす準備を始めましょう。 ・・・例のものは持ってきてくれましたか?」
「ああ、ここにあるぜ。じゃあ・・・・・・」
「ヤメロッ! アッチイケ!! ボクニナンカシタラ オカァタンガ・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その、10分後
「いやぁ、長らくお待たせしました。」
モララー達が部屋から出てきた。
しかしなぜかモララーも業者AAも、まるで勝利を確信しきったような
不気味なほどにゆがんだ笑顔で出てきたのだ。
「準備の方が、今終わりましたのでね。」
モララーはなおも不適な笑みで、別の机に
先程別室で「準備」してきたと思われる、ボウルを乗せた。
ボウルの中には既に、ベビギコが入れられていた。

それを見たしぃ代が、平静を保てるはずもない。
まわりなど、まるで眼中に無いという雰囲気だ。
しかしなぜかしぃ留は、平然としていた。

おかしい・・・・・・
何でベビギコ君のお肉を取るのに、まな板を用意しないで、ボウルを用意するの?
それに、包丁はおろか、ナイフすら一本も見当たらない。
刃物なしに、どうやって肉をそぎ取るというの?
・・・・・・それに何か、ベビギコ君の様子も変・・・・・・。
さっきからピクリとも動かないし・・・・・・
・・・まさか、殺されてる?
・・・・・・でも、殺したところで、何になると言うの?
殺したところで血が無くなるわけでもなし
あの様子だと、血を抜いたわけでもなさそうだし・・・・・・

「・・・・・・あんまり待たせるのも野暮ですから、そろそろ始めましょうか。」
                 続く

332 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:41 [ dd6UeUBU ]
>>331続き
「んじゃ、お願いします。」
モララーが業者AAにそう言うと、業者AAは懐からおもむろに、のみと金槌を取り出したのだ。
「・・・・・・・・・。ここだな。」
まず腕の肉から取るのであろう、業者AAはじっくりとベビギコの腕を眺めた後
のみを突き立て、金槌を構えた。

「のみと・・・・・・金槌
 ! ま、まさか・・・・・・」  
「多分あんたの考えてること、当たってると思うよっ!」
業者AAはしぃ留に返事をすると、ほぼ同時に金槌を振り下ろした。
その瞬間

ガ シ ャ ッ ! !

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おおよそ、生物の身体からは発せられるとは思えぬような、固い音が響いた。
そしてその砕いたポイントから、何やら白いもやのようなものが出てくる。
そう、しぃ留の考えは、当たっていたのだ。
                   
モララーがすかさず、砕かれた肉に何かガスのようなものを吹きかけ、つぶやいた。
「・・・・・・そう、これが単純にして、一番効果的な方法・・・・・・
 すなわち、瞬間冷凍ッ・・・・・!
 これならば、血を流すことなく肉を取れる・・・・・・そうでしょう?」
しぃ留もしぃ代も、呆然とした顔になっている。
「いやぁ、お宅のベビギコ君もスヴァラシイ断末魔を、聞かせてくれましたよ!」
モララーは感慨深そうに、目を細める。

〜約10分前〜
「ヤメロッ! アッチイケ!! ボクニナンカシタラ オカァタンガ・・・
「オカァタンが、何なんだい?」
ベビギコが騒ぎ出した瞬間、モララーが業者AAに依頼していたものの中身
液体窒素を、ベビギコにぶっかけた。
噴き出した液体がベビギコの身体に触れた途端、じゅわぁっ という恐ろしげな音が響き渡った。
「ミギャアァァァァァァァァァッッッ!!???」
「いくら叫んでも、防音になってるから無駄だよっ!」
ベビギコは、まるで火がついたように泣き叫び、暴れ回る。
ドライアイスをうっかり触ってしまったことのある人なら分かるだろうが
超低温の物体にふれると、触れた部分が凍傷となって、火傷のような激しい痛みを生むのだ。
加えてベビギコを今襲っているのは、ドライアイスよりも遙かに温度の低い液体窒素である。
それも毛皮を剥がされた、むき出しの皮膚にである。
今のベビギコの状況を例えるなら、バーナーで全身を焙られているようなものなのだ。

「ミュ・・・ミュ・・・ィィ・・・・・・ミュ・・・」
そしてその超低温は、ベビギコの命を早くも消し去ろうとしている。
ついさっきまで大暴れしていたのに、もはや口を開けることすらままならないようだ。
小さい体に防寒の毛皮なしでは、当たり前の結果であるが

そして数分後、完全に超低温がベビギコの命を彼方に持ち去ってからも
モララーと業者AAはベビギコに液体窒素をかけ続けている。
「もっとしっかり、骨の髄まで凍り付かせないと、バラした時血が出てくるぞ!」
「しかしこれだと、バラすときに解凍されて、血が流れるな・・・・・・
 まぁ、あちらにも液体窒素を持っていけばいいか・・・・・・
 要は血が液体にさえならなければ、いいんだから・・・・・・。」

「・・・・・・とまあ、こんな具合で準備をしてきたわけです・・・・・・」
モララーと業者AAの目つきが、一段と怪しく輝いてきている。
                   続く

333 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:42 [ dd6UeUBU ]
>>332続き
しぃ留の顔が、見る見る青ざめていく。
「この契約にしぃ留さん、あなたが言った欠陥があることなんて、とっくに知ってたんですよ。」
「な・・・・・・! じゃ、じゃあ、何で・・・・・・!」
「そう、その表情です。私が待ち望んでいたものは。
 私が見たいのは
 勝利を確信しきった輩が、最後の最後でどんでん返しを食らい、一気に絶望の淵に転落した
 表情・・・・・・ 特にあなたのような、調子に乗ったお馬鹿さんの ね。
 それが見たいがために、わざとこんな見え見えのエサを撒いておいたんですよ。」
「そ・・・・・・そんな! こ、このあたしが・・・・・・
 このしぃ留が、虐殺しか能がないようなモララーに、手玉に取られたって言うの!?
 そんな・・・・・・バカな話・・・・・・信じられないッ!!」
目に見えて狼狽しているしぃ留に、今度はモララーが勝ち誇った表情をして話しかける。
「信じるか否かはあなたの勝手ですが、事実は事実です。
 あなたは最後の最後に、惨めに敗れ去ったんですよ。」
ベビギコの肉が、業者AAの手によって削られていく傍
2匹のしぃの心も同様に、崩れていった・・・・・・。

放心状態(というより既に壊れている)の、2匹のしぃが何やらつぶやいている・・・・・・。
「ベビチャ・・・・・・シィヨノ・・・ベビチャ・・・・・・」
「そん・・・な・・・・・・この・・・・・・あタシ・・・ガ・・・・・・シィル・・・ガ・・・・・・。」
「おやおやしぃ留さん。せっかくの全角が半角に戻ってしまっていますよ?」
「無駄だろもう。何言ったって聞こえちゃいねぇよ。
 それよか、どうすんだこいつら? もう二度と、立ち直るこたぁねぇと思うが・・・・・・。」
「・・・・・・でしたら、こちらも加工していただきましょうか お肉に。
 なぁに、{契約破棄未遂の迷惑料}とでもしておけば、どうにでもなるでしょう。
 いくら条例があるとはいえ、まだまだ世間はしぃ族には冷たいものですから。」
「分かった。こっちにも液体窒素を使うのか?」
「いえ、面倒です。このままいきましょう。
 それに凍らせてしまっては、こいつらに十分に苦痛を与えてやることも出来ませんしね。」
「そうかい。 じゃ、俺は母親の方をやるから、そっちは頼むぜ。」
「・・・・・・お任せを・・・・・・」
モララーと業者AAは、今度はナイフを手にとり、しぃ達の前に立った・・・・・・。
                ・・・・・・・・・・・・・

334 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/02(土) 20:45 [ dd6UeUBU ]
>>333続き

最後に
我が金融事務所「社委六駆」は
たとえお客様がどんな方であろうと、ご融資はお断りしません。
ただしお客様のためを思って、返済の当てがないと判断した場合は、例外ですが・・・・・・
くれぐれも、返済の出来る範囲でご利用下さい。
いくら返すあてがないとはいえ、自分の肉を抵当に入れるなど、もってのほかでございます。
冗談のつもりだったとしても、冗談ではすまされなくなる場合もございますので・・・・・・

では、またお会いしましょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
             
                        終

335 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/03(日) 00:49 [ GJHv/0Pc ]
>>324-334
長文GJです。名作「ヴェニスの商人」をアブネタに持っていくとは。
予想外です。この作品なら、本スレでも十分通用すると思いますが、
あえて言うならば、>>>333最後
モララー達がしぃの前にナイフをもって立つシーンがあります。
最後に、数行開けて「シィィィィィィィィィィィ!!」と叫ばせるだけで結構雰囲気が出たりします。
本スレならば、アヒャコプーン氏の作品によく出てくる表現法ですね。

>>334最後にも、微笑を買える可能性のある、オチを付ける。のもありかもしれません。
たとえば、今回は「金融」ですから、「宣伝」があってもおかしくないですね。
「宣伝」の例として、本スレ MR氏「モナ山牧場」より。

このモナ山牧場では、新鮮なベビ肉のバーベキューを食べさせてくれる他、
牧場見学なども随時受け付けている。
ペンション「モナ山荘」は 一泊8500エソ〜

交通のアクセスは………間越道 ギコ馬インター下車、
国道666号線をギコ馬方面へ 約30分
電話 072-11041

というのもあり。
シマリのあるオチを期待します。

336 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/03(日) 03:09 [ zZhsVGQU ]
>>324-334
>>335さんの言うことにも一理あるにはあるが、私には敢えて数行あけて「シィィィ」なんてのは、蛇足な気がする。
こういう話の転換方法はよく使われるもので、わざわざその形を崩すようなことをすると、逆に素人臭く感じることも多々ある。
無駄に話を引っ張らず、サラッと話を流すのも、格好良い表現だと思いますが。

あと、「微笑を買える」という表現が理解しづらいのでアレだが、あの終わりでは不満だろうか?
「締まりあるオチ」というが、私が見る限りでは、一応は綺麗に締まっている気がする。
そもそも、 CMEPTB氏の落とし方も、宣伝の手法に則ったもののように感じるのは、私の気のせいか?
『MR氏のように、もっとスタイリッシュに締めろ』と言いたいのならわからないでもないが、
この流れで「シマリあるオチを期待します」と締めてしまっては、「今回のオチは根本から悪い」ように取れてしまうと思う。
如何か?


CMEPTB氏の今回の作品は、ズバリ小説であると思う。
そもそも文章になっていないモノ。 これは単なる文字の集合。
カギ括弧と適当な地の文で、「殴った蹴った死んじゃった」と終わってしまうモノ。 これは小説モドキ。
まともな会話と地の文で、話を展開できるモノ。 これは小説。
小説的手法で、面白い話を展開できるモノ。 これは良質の小説。又は傑作小説。
非小説的手法でありながら、小説としてとても面白い話を展開できるモノ。 これはメタ小説。
CMEPTB氏は、まともな会話文と地の文で、ヴェニスの商人の話を展開した。
バッチリ、小説でしょう。
天才というのは、一足飛びに傑作小説やメタ小説を書き上げてしまうものですが、
ありがたいことに、この板には、そのような怪物はいないようで、
CMEPTB氏もこれから更に上達される方と思われます。

>>335さんの伝でいけば、確かに特色は減ったかも知れないが、その分落ち着いた文章が書けているものと思う。
綺麗に磨かれた真っ白な文にこそ、特色は映えるとも言う。
もっと綺麗な文が書けるようになれば、物語も更に映えるものと思う次第です。

337 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/04(月) 00:19 [ 3XsmeKMw ]
>CMEPTB氏
GJ!ヴェニスの商人好きなので、かなり楽しく読ませて頂きました。
500年前と、現代との違いがw

普段と少々違う書き方を目指した、とのことですが、
個人的嗜好から言えば、こちらの書き方の方が好みです。

338 名前:U・Z 投稿日:2004/10/10(日) 06:38 [ Y2zqs7Fo ]
久しぶりに投降です

そういえば、ここいったい何行までOKなんでしょうか?
気になりました・・・・
SS投降させてもらいます


題名
モララー&ギコ&モナー&優しぃVSアホォしぃ×1億!!!
前編

「・・・・なんだこのふざけて内用は!!!」
まぁまぁモララーさんアホォしぃを好きなだけ虐殺できるんですよ?
「・・・・・勝ったら、しぃ(優しぃ)と一緒に温泉につれてってくれるんだよな!!?(しかも混浴・・・・生きてて良かったぞゴラァ)」
ええそうですよ^^
「・・・・・・・(寝てる)」
起きんか!(ギコ&モララー&司会者による殴り)
「・・・痛いモナ〜」
・・・・・・・(何か突っ込むきなし)
「まぁまぁ、皆頑張ろうね^^」
しぃさんが花ですね
「司会者さんたら、もうイヤンw」 バキャ←司会者を加減するの忘れて殴った・・・・
イ・・・イタイ・・・・・・
「あ!?、ごめんなさい!!」
誤ることないですよ・・・・さてルールの説明です
全員「はい!」
ルールは簡単塵虫を殺れ・・・・・・です^^
全員「ルール説明終わるのはや!!」
それでは始め!!!!(司会者撤退)
アホォしぃ1「ハニャ!!ギャクサツチュウガイルヨ!!」
「・・・・こいつらは・・・・・・」
モララーさん早くも虐殺体系キターーーーー(゚∀゚)ーーーーーーー
アホォしぃ2「ギコクンモイルヨ」
「・・・・うざいぞゴラァ」
いや〜ギコさんも切れ気味だーー!!!!!
アホォしぃ3「ブサイクナシィモイルヨ!!」
「ぶさ・・・・あんた覚悟しなさい」
ガクガクブルブル(((゚Д゚)))ガクガクブルブル(司会者おびえています)
・・・とにかくそれではファイーーーー?なんですか手紙?
全員(アホォしぃは含めていない)「なんだ?」
こ・・・・これは!!!
全員「(ドキドキなにがあるんだろうな〜)」
次回に続くそうです。
全員「・・・・・・・・なんじゃそりゃ!!!!!」


アトガキといななのアガキ
ギコルド「・・・?どうしたのだ?」
モナッド「・・・・・管理人、PCが逝っちゃたんだとよ」
ギコルド「なるほどだから、今マンガ喫茶にいるのか」
モッナド「それでは手厚い指摘をおながいシマ〜ス」
ギコルド「まだ虐殺がないのは前編ですからね〜」
作者「・・・・・・PCが・・・・・」
ギコルド「・・・作者あわれだな」

339 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/10(日) 13:36 [ BupiR3AQ ]
>>338
日本語は正しく使いましょうね。
これは、ShortStoryじゃなくて、ネタメモですよ、貴方?(笑顔)

340 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/10(日) 15:16 [ 9aUWFSBU ]
>>339
改善策を掲示しろゃ

341 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/10/11(月) 10:35 [ TlgL7ZKQ ]
アドバイスするとしたら、ひとまず「PCの修理」かな。
読み返しをしていないせいか、誤入力や誤変換がある。


・一般的な用語の利用(「アホォしぃ」ではなく「アフォしぃ」)
・セリフ以外の文章の増量

指摘された直後は出来ていたのに、元に戻っているのが残念。

「アフォ」ではなく「アホォ」を使いたいと思ったり、
セリフだけで繋いでいく形がいいと思ったのなら、
それはそれで構わないのだが、そう宣言しておいて欲しい。

そうでないと、単なる不注意にしか見えないので、何度も
同じ指摘をしなければならなくなる。


行数制限については、私は分からない。

342 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/11(月) 22:02 [ dPnXeWa2 ]
>行数制限
デフォルトのままなら、30行、4096文字までだと思いますが、
管理板の質問スレで聞いてみた方が確実じゃないでしょうか。

もし長すぎた場合は、投稿ははねられるので、
改めて二つに分けて投稿すればいいんじゃないかと。
もっとも、30行って結構長いので、あまり気にしなくても大丈夫ですよ。
気になるようなら、最初から分けて投稿すれば良いのでは。

(´д`:).o0〈といってうっかり油断してると、はねられるんだよな…)

343 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/13(水) 23:12 [ JPla0Xvg ]
>>335-337
亀レスですが・・・・・・
感想、指摘、ありがとうございます。
近々本スレの方に、このシリーズで
投稿したいと思います。

344 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/14(木) 13:14 [ mTg6/qzM ]
>>CMEPTB
本スレへGO

345 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/19(火) 17:19 [ qWkqVhqk ]
短編を一つ

「キョウモゲンキニ シィシィシィ♪」
一匹のアフォしぃが、相変わらずの糞歌を歌って歩いてくる。
見ると、なぜかその手には大金が握られていた。
まあ、アフォしぃがまっとうな手段で大金を稼げるはずもないから
大方、強盗でもして奪い取ったのだろう。

このアフォしぃ・・・久々のカモだ・・・・・・。
モララーは何喰わぬ顔をして、そのアフォしぃに近づいていった。

「やぁしぃちゃん。ごきげんよう。」
「ハニャッ!! ナ ナニヨアンタ!? ギャクサツチュウ!?」
「ひどいなしぃちゃん。会うなりいきなり虐殺厨はないだろ? 
 まあいいや。ところでしぃちゃん。そのお金・・・・・・」
「コ コレハシィノモノダヨ!! アンタナンカニハ アゲナインダカラ!!」
「(どうせ他人から奪った金のくせに・・・・・・)
 ・・・あはは。待ちなよ、しぃちゃん。
 どうせだったらさ、そのお金をもっと増やしたいと思わないかい?」
「エ! ド ドウヤッテ!」
まったく、単純なもんだ。すぐ乗ってくる・・・・・・。

「しぃちゃんは{ロシアンルーレット}って知ってるかな?
 ほら、あのピストルで・・・・・・」
「! シ シッテルケド・・・・・・ デモ・・・・・・
 モシカシタラ シンジャウンデショ?」
「もしかしたらね。」
「ウウ・・・・・・シィ シヌノハイヤ・・・・・・ 
 デモ・・・オカネモ ホシイシ・・・・・・」
普通のアフォしぃなら、この時点で即OKが来るのだが・・・・・・
・・・やれやれ、手こずらせるなよな。糞アフォ君。
「あ〜らら。こりゃ残念。
 せっかく受けてくれたなら、お金と一緒に甘〜いキャンディと、ダッコがついてきたのに・・・。」
そう言いつつ、モララーはキャンディの入った袋と札束をちらりと見せる。
すると途端に
「ハニャーーン!! ヤルヤル! 
 オカネノホカニ ダッコト アマイオカシヲクレルノ!? ヤルヤル!」
まさに麻薬。こやつらは、己が命よりもこんなものを優先させるらしい。
全く持って、信じられぬ思考回路をしている・・・。
                       続く

346 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/19(火) 17:21 [ qWkqVhqk ]
>>345続き
「・・・じゃあ、ルール説明と行こうか。
 まず知っての通り、弾丸を一発銃に込める。これだよ。」
モララーは懐から弾丸を一つ取り出す。
「で、互いに撃ち合うわけなんだけど・・・・・・
 俺のルールは、ここがちょっと違うのさ。」
「ナニ?」
「フツーのロシアンルーレットは、自分の頭に向かって引き金を引くだろ?
 でも俺のルールでは、相手に向けて引き金を引くのさ。」
「ハニャッ? ナンデ?」
「どうしても自分に向かって引き金を引くとなると、引けなくなるやつが多いんだ。
 特に4回目、5回目とか、弾の出る確率が高くなるとね。
 でも相手に向かって撃つんだったら、そんなことはないからね。」
「ワカッタ! ハヤクヤロ!」
「ああ。 あ、そうだ。最後にお願いなんだけど・・・」
「ナニ?」
「先に撃たせてもらっていいかな? ・・・ああ、もちろん
 その分、お金とお菓子は余分にあげるからさ。」
「イイワヨ」
「じゃ、始めるとしようか・・・・・・ 行くよ。」
モララーはポケットに手を入れて、中の銃に弾を込めた。
そして次の瞬間、モララーはポケットから手を抜いた。
ポケットから抜かれたモララーの手に握られていた銃は
通常ロシアンルーレットに使われる、リボルバータイプの銃ではなく

トカレフだった。

「エ」

パ ン ッ ッ

しぃが何かを言いかけた瞬間には、既に頭をぶち抜かれていた。 
                  続く

347 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/19(火) 17:23 [ qWkqVhqk ]
>>346続き
「1,2,3,4・・・と。
 結構持ってやがったな、こいつ。」
モララーがしぃの持っていた金を数える傍らには、頭から鮮血を流しているしぃの姿が。
何とか急所外れていたらしく、まだ意識はあるようだが
もうすぐ天国・・・もとい、地獄からのお迎えが来るだろう。
「あはは、ありがとね。しぃちゃん。君がお馬鹿さんで助かったよ。」
虫の息のしぃに向かって、にこやかに話しかける。
仰向けに倒れているしぃは、ぜいぜいと息をしながらこちらを見ている。
「イ・・・イダイ・・・イダイヨォォ・・・・・・ダズゲデェ・・・・・・」
「うふふ。冥土のみやげに教えてあげようか。
 今回の勝負ね。君が勝てる確率は0%だったんだよ。」
「? ド・・・ドウイウ・・・コト・・・ヨ・・・」
「言ってなかったけど、俺のルールはもう1つあるんだ。
 それはね、{使用する銃はオートマチック銃}っていうルールさ。
 オートマチック銃って分かるかい? 説明すると長いんで省くけど、要するに
 今回みたいに弾丸が一発だけ入ってると、構造上必ず一発目に弾が出るんだよ。不発弾でなけりゃね。」
「ソ・・・ソンナ・・・・・・」
「ははは、でも悪いのはそっちだぜ? だ〜れもリボルバー使うなんて言ってないからな!
 ロシアンルーレットには、必ずリボルバー って決まってるわけじゃないだろーが!
 いや〜、まさに単細胞! 騙しやすいこと、この上なし!」
「グ・・・ググ・・・コノ・・・・・・ヒキョウ・・・モノ・・・」
「ははは、死にかけの糞虫が何をほざいているのやら。
 ・・・・・・じゃ、せいぜい来世では幸せにね。」
虫の息のしぃの頭を思いっきり踏みつぶすと、モララーはそこを後にした。


「いやははは。全くもってボロもうけだな、こりゃ。」
モララーがのぞいているカバンの中には、札束が大量に入っている。
どれもこれも、同じように赤いしぶきが飛んでいたり、黒ずんでいたりしている。
皆、今回のと同様の手口でアフォしぃどもから奪った金なのだ。
「しかしやめられんな。糞虫をハメたときのこの快感!
 以前みたく、ただ後ろから糞虫を撃ち殺して金奪うだけじゃ、もう満足できんからなぁ。
 ・・・・・・さてと、次はどこに行こうかな。
 ま、犯罪やって金貯め込んでるアフォしぃなんて、どこにでもいやがるからな。どこでもいいか。」
モララーはカバンを閉じると、次なるカモのアフォしぃを見つけるべく
意気揚々と鼻歌を歌いながら歩き出した。
彼が奪った金で富豪になる日も、そう遠くはあるまい・・・・・・。
                      終わり

348 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/23(土) 00:09 [ EXGwKeZ6 ]
「まったく・・・折角手に入れたお気に入りの品だったんだがな」
「す・・・すみません! 弁償いたしますので!!」

無残にも砕け散ってしまった壷を、モララーが惜しそうに見て呟く。
その横で、メイドの格好をしたしぃが必死に頭を下げている。
「弁償? 君の一生分の給料を支払ったって無理だね。
 ・・・珍しく全角を喋れる良質のしぃだと思っていたんだがなぁ。
 一ヶ月も経たないうちにこれじゃあな・・・・」
ふぅ、とモララーは息をつき、頭を下げるしぃの事を、軽蔑したように見た。
しぃは、その視線を全身で感じ、ガタガタと体が震えだすのを感じた。
(殺される? いや、そんなものじゃ済まないかもしれない!
 どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・)

「もう、いいよ。顔を上げるんだ」
その言葉を聞いて、しぃは、安堵のあまり身体中から力が抜けるのを感じた。
モララーが見ているのを忘れていたら、その場に崩れ落ちてしまっていたかもしれない。
まだ体に残る震えを抑えながら、しぃは顔を上げた。
しかし。

パァンッ!

「きゃ・・・っ!」
たまらず、衝撃で床に倒れこんだ。
しぃは何が起きたのか一瞬わからなかった。
しかし、直後に訪れた頬の熱と痛みで、何が起きたのかを理解した。
「虐殺の為に、しぃを売ってくれるお店を知っているかい?」
モララーが、ニヤニヤと意地悪く笑いながらしぃに問う。
しぃは恐怖のあまり、涙を流していて、声も出ない。
「私は、『知っているか』と聞いたんだよ。答えてくれないと困るじゃないか」
「ひぅ・・・し、知りま・・・せん・・・」
「そこではね、君のような愚図を買い取ってくれるんだ。
 まぁ、生活の足しにもならないようなはした金で、だけどね」
暗に、そこに売られるという事を言われたしぃは、全身から汗が吹き出るのを感じた。
(・・・・虐殺のために? 私が? そんな!
 ・・・しぃだから、駄目なの? もし、これが他のAAだったら?)

そこに、執事のような格好のギコが、す、と現れて、しぃなど最初からそこに
居なかったように、するりとしぃの横を通り、モララーに近づく。
「モララー様、失礼します。
 お客様がお見えになりました」
「・・・・そうか。すぐに案内するように。すぐ行くと伝えておいてくれないか」
「かしこまりました」
「しぃ。お前は部屋に戻れ。・・・・いや、待て。お前も後で食事の席に来い。
 ギコ、白いドレスを用意して、コイツに着せてやれ」

349 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/23(土) 00:10 [ EXGwKeZ6 ]
「・・・いやぁ、助かったモナ。まったく、モララーには敵わないモナ」
「それはこっちの台詞だからな! モナーには助けてもらいっぱなしだ。
 ところで・・・・モナー。虐殺ってのに興味は無いか?」
「・・・・あるモナ」
それを聞いて、モララーがニ、と笑う。

「・・・やってみる気は?」
「やらせてくれるモナか? でも、モナは初めてだからやり方がちょっと・・・」
わからないモナよ、と言って、照れたようにモナーが笑う。
「それじゃ、今回は見るだけにしとくかい?
 一応、とびっきりのがちょうど今入ったところだからな!」
「・・・それなら大丈夫だモナ! どんなものを見せてくれるモナ?」
「まぁそう焦るなよ。・・・ギコ! しぃをこちらに」

ぎぃ、とギコによって木のドアが開け放たれる。
そこには、先程のメイドのしぃが、ふわりとした白い可愛らしいドレスを着て立っていた。
しかし、頬にはモララーに打たれた傷を隠す大きな湿布が貼ってあるので、あまり
可愛い、とは思えない。
「・・・はじめまして。メイドのしぃと申します」
それでも、しぃはモナーに気に入られて、助かる可能性を伸ばそうと、
今できる精一杯の笑顔を振りまいた。

へぇ、とモナーが感嘆したように声を上げる。
「全角が喋れるモナか。珍しいモナ〜。
 モララーも、これを手放すのは惜しいんじゃないモナ?」
「そんなことはないさ。この程度、少し金を出せば見つかるからな」
ふん、と鼻を鳴らして、モララーがしぃを睨みつけた。
びくりとしぃの体が揺れる。
彼女はこのとき初めて、自分の運命がもう決定されていることに気がついた。
「さぁ始めようか。どうせ安い命なんだ。
 ぱっと散らしてしまえばいい」

350 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/23(土) 00:10 [ EXGwKeZ6 ]
「モナは耳もぎが見てみたいモナ」
「ん〜・・・でも普通のは面白くないからな!
 折角特別なしぃなんだから、普通のしぃにはできないことをやらせようか」
そういって、モララーはおもむろに立ち上がり、顔面蒼白のしぃに
歩み寄った。そして腕を掴み、それをしぃの耳まで誘導した。
「さぁ、自分でもいでごらん。
 大丈夫。難しくはないさ。根元を摘んで、軽く捻りながら引っ張るといい」
「そ・・・そんな! できません!」
しぃは首が千切れそうなほど激しくかぶりを振った。
その衝撃で、モララーの腕が振り解かれる。
「できる、できないじゃないんだよ。
 ・・・・君の家族は、今どこにいるんだっけ?」
ハッとしぃが顔を上げる。
これができなければ、家族を殺すといわれているのだ。

「・・・・わかり、ました・・・自分でやれば・・・いいのですね?」
モララーは、答えずにただニヤニヤと笑っている。
しぃはそれを肯定と受け取って、震える手で自らの耳に手をかける。
けして小さくは無い柔らかな耳朶を、しぃは思い切り引っ張った。
ぶつ、という音がやけに大きく聞こえ、次の瞬間、しぃは絶叫するほどの痛みを頭部に感じた。
「シィィィィッ・・・ギィウゥゥ・・・ッ!」
思わず半角で叫ぶと、しぃは堪らずその場にしゃがみこんだ。
焼けるような痛みがズキズキと絶え間なく続いている。ぬるりとした液体が、頬を伝うのがわかった。
それは顎まで伝って、ぽたりと白いドレスに赤い染みを作る。

351 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/23(土) 00:10 [ EXGwKeZ6 ]
「おやおや。駄目じゃないか。まだ完全に切り離せてはいないよ」
モララーが実に愉快そうに言った。
確かにしぃの耳は、わずかに残る繊維で繋がっている状態で、ぶらぶらと揺れている。
薄ピンクの毛並みから覗く、真っ赤な肉をみて、モナーが思わず息を呑む。
柔らかな頬を伝う深紅の血液は、しぃを美しく見せていた。
先程の愛想を振りまいていた姿とは程遠い。これが本当のあるべき姿なのだとモナーが思うほどに。

「手本を見せてあげよう」
そう言うと、モララーはしぃのもう片方の耳を引っ掴む。痛みにしぃが顔を歪めた。
「今度はきちんと全角で叫ぶんだよ?」
「ひっ・・・痛ッ・・・やぁ・・やめ・・・」
「軽く爪を立てると切れやすくなる。あとは、筋肉の繊維に沿って、引っ張ればいい」
モララーは、わざとゆっくりと、しかし確実に耳を千切り始めた。

「ウッ・・・アァ・・・ッ! シィィィィィィィッ!! ミミ! ミミガァッ!!」
「ほうら取れた。簡単だろう?」
モララーはにっこり笑うと、もぎ取った耳をポイと投げ捨てた。
耳はべちゃりと音を立てて、しぃの足元に落ちた。
「ほら、もう一度やってごらんよ」
「・・・ミ・・ミ・・・シィノ・・・ミミガ・・・」
ぼろぼろと涙をこぼしはじめたしぃに、モララーは舌打ちすると、
「コイツ、もう壊れやがった」
と呟いた。

352 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/23(土) 00:11 [ EXGwKeZ6 ]
「・・・まぁいいか。虐めがいが少しなくなったけど。
 ギコ、鉈か何かをここに」
はい、とギコが返事をし、程なくして大人の片腕分の長さもあろうかという立派な鉈が用意された。
モララーが、まだ椅子に座っているモナーに向き直る。
「さて問題です。これから俺はこのしぃに何をするでしょうか」
「そんなの簡単だモナ! 噂の『ダルマ』ってヤツをするモナね!」
「・・・どこでどう噂なのかは知らないが、一応正解だからな!」
よっ、とモララーが鉈を担ぐ。
しぃは、涙を流しながら蚊の鳴くような声で、さっきから何かをぶつぶつと呟いている。
丁度足が伸ばされていたので、モララーは初めの標的を足に定めた。
「それじゃ、いくからな!」

ひゅん、と勢い良く鉈が振り下ろされて―――

「・・・シィィィッ!! アアアアァァァッゥゥゥウ!! イヤァァァッ!!」
しぃの絶叫が部屋中に響く。
鉈の刃は、しぃの脚の骨に阻まれて、それ以上下に行かないようだった。
モララーは、鉈を退くと、ちっと舌打ちして、しぃの脚を思い切り踏みつけた。
傷口がグシャリと潰れ、血が噴出する。
モララーがもう一度踏みつけると、小枝が折れたときのような軽い音と、ぐちょりという
生肉を踏んづけたときのような感触が起きた。
モララーはまた、鉈を振り下ろした。今度は、骨が砕けている為に、鉈はきちんと下まで行った。
「アゥアァ・・・イタァ・・・ヨゥ・・・シィィ・・・」
「五月蝿い」
ドスゥッ!
顔を蹴り上げると、しぃの身体が軽く浮き、仰向けになって倒れた。
白かったふわふわのドレスは、血をすって重く赤くなってしまっていた。

「こんなもんかな。
 モナー。君もちょっとやってみるかい?」
「・・・いいモナか?
 モララーの虐待を見てるうちに、モナもなんだかやりたくなってきてたとこモナ」
モナーは嬉しそうに立ち上がると、血だまりの中に歩み寄った。

「何にするモナ〜?」
「手術でもやるか? 切って出して縫うってやつ」

しぃの悪夢は、まだ始まったばかりである。


<終劇>

353 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/26(火) 00:34 [ 6P4eiOdw ]
自動車教習所でのお話。
「えー、さっきの時間は交通事故の悲惨さ、というものを学んでもらった」
学科担当のモララー教官が生徒を前にして話をしている。
「で、今度の時間は被虐生物とのトラブルについてだ。試験でも結構ミスが多いところなので
よーく注意するように。ま、まずはビデオだな」
そういうと、教官はビデオを再生した。
『学科第二段階14−1:被虐生物との場合』
タイトルのあと、いきなり衝突シーンから入る。
「大変!轢いてしまったようです」慌てて車から降りるドライバー。
しかし、轢いたのがしぃだったことを確認すると、車に乗り込んで発車させてしまった。
「これはひき逃げにならないのでしょうか? そうです。ならないのです」
ホッとした表情のドライバーを映しながら、ナレーションはどこか嬉しそうに続ける。
「被虐生物を轢いてしまっても、罪には問われません。罰金もありません」
教官はここで一旦ビデオを止めた。
「えー、今見たように、被虐生物を轢いても罪には問われないんだ。ここ注意。
よく学科試験だと「罰金はある」とか引っ掛け問題が出てくるからな」
じゃあ続き、と言ってまた再生を始める。
「では、なぜ被虐生物を轢いても罪に問われないのでしょうか」
ナレーションと同時に画面が変わり、道路を占拠しているしぃとちびギコの群れがうつし出される。
「このように、被虐生物は道路を占領するからです」
しぃを避けようとして転倒するバイク。それを笑うしぃ達。
「そして、迷惑をかけていることを自覚しません。脳みそが空の被虐生物は
言っても聞かないのです。轢かれても文句の言える存在ではありません」
「しかし、あまり被虐生物を轢くことに慣れてしまうと、一般歩行者への配慮も失うケースが多いです」
画面には、のろのろ歩いている老人や子供ににクラクションを鳴らすドライバーがうつっている。
「さらに、被虐生物と子供の背丈は同じくらいです。間違えて轢いてしまって、取り返しのつかないことになる
ケースもあります。罪にならないのは被虐生物だけです。十分注意しましょう」

354 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/26(火) 00:35 [ 6P4eiOdw ]
「えーと、ここ重要な。轢いてもいいのはしぃとかちびギコだけだからな。
一般歩行者を轢いたら、10年は出てこれないからな」
教官はそう言って生徒を見る。結構真面目に見ているようだ。
また画面が変わる。
『14−2:被虐生物を轢いたら』
住宅地を、すいーっと走る車。ドライバーがちょっとガクン!となった。
「車を運転していて、被虐生物を轢いたと思ったら、どうすればよいのでしょうか」
ドライバーは車から降りる。そして車の下を覗き込む。
「まず、車を止めて一旦降り、一般歩行者でないことを確認します。
一般歩行者だった場合は、事故扱いになりますので警察や救急に連絡し、しかるべき行動を取ります」
ビデオの中のドライバーが轢いたのはちびしぃだった。
前輪に下半身が巻き込まれ、血がアスファルトに流れ出している。
「被虐生物の場合は、警察や救急に連絡する必要はありません」
ドライバーは車に乗り込み、一旦バックした。そしてまた降りて、ちびしぃに近づく。
そして、虫の息のちびしぃをステンレストングでつまみあげ、ゴミ袋に放り込んだ。
「轢いてしまった被虐生物は、後から来る車や、近隣住民の迷惑にならないよう、
できるだけ近くのゴミ箱に捨てるようにしましょう」
ドライバーは、公園のゴミ箱にちびしぃを捨てた。
「この時、被虐生物は『キモゴミ』ではなく『燃えるゴミ』扱いになります。
また、不法投棄など、ルール違反をしないようにしましょう」

355 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/26(火) 00:35 [ 6P4eiOdw ]
また画面が変わる。さっきのドライバーがしぃにからまれているようだ。
様子から見ると、ちびしぃの母親らしい。
「このように、被虐生物の仲間が絡んできた時はどうすればよいのでしょうか。
いくつかの方法があります」
ドライバーは車に乗り込むと、そのまま発進した。
しぃは追いかけるが、所詮しぃが車に追いつけるわけもなく
泣きわめきながら、遠ざかる車を見ているだけだった。
「一番早いのは、無視して車を発進させることです。被虐生物が警察に駆け込んでも
何の応対もされないので、一番手ごろな方法といえるでしょう」
ビデオでは、しぃが警察署からたたき出されるシーンが写っている。
「また、仲間も轢いてしまうことも有効な手段です。片づけをしっかり行い、
地域住民の迷惑にならないように心がけてください」
ビデオでは、ちびギコやベビギコを追い回す車が写っていた。
どいつもこいつも必死であるが、一匹、また一匹と
車の下敷きとなり、無残な姿になっていった。

356 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/26(火) 00:36 [ 6P4eiOdw ]
「次に、こういうときはどうすればよいのでしょうか」
車が走っているが、停車した。横断歩道の上を、しぃの親子が歩いている。
「このまま直進してもよいのでしょうか?」
ナレーションは、画面の前の聴衆に問いかけるような口調をしながら、先を続ける。
「いえいえ、こういう時は轢いてはいけません。他の歩行者が横断する可能性があるからです」
しぃを蹴り飛ばしながら、学生やリーマンが横断歩道を渡っていく。
「被虐生物に気を取られていると、守るべき歩行者に注意が向かなくなります。
歩行者は大事にしましょう。被虐生物はマナーを守って潰しましょう」
爽やかな音楽をBGMに、車が歩行者に道を譲っている。
その車の下では、しぃが半分血を流しながら潰れていた。
「はいここまで。まあ、車で轢くと凹んだり、傷がついて修理費がかかるから
あまり轢く機会もないんだがな。ところで何か質問はあるか?」
教官が聞くと、何人か手を挙げた。一人を指し、答えさせる。
「教官、轢いたしぃが大した怪我をしていなかった時はどうすればいいんですか?」
「あー、そういう時はだな、車に乗ってとっとと逃げちまえばいい。
糞虫がこっちを追いかけているうちに、別の車がブチィ!って轢いてくれるからな。ハイ次」
「あのー、車の修理費はしぃの方に請求できませんか?」
「んー、難しい問題だな。確かに現行法ではしぃに全面的な過失を認めることになっているんだが
あいつらが金を貯めていることは少ないし、修理費の足しにならんことも多い。
ちょっと凹んだだけで万札が必要になるからな、修理と言うのは。まあ、車に傷つけたくなければ
轢くのを諦めなさいってことだ」
キーンコーンカーンコーン。どうやら時間が来たようだ。
「よし、じゃあこの時間は終わりだな。路上に出たときに実際にしぃを轢くことも多いと思う。
教官に頼らずに、自分でちゃんとできるようにしとかないと、路上検定は難しいからな!」

終わり。

357 名前:行方 投稿日:2004/10/27(水) 14:36 [ CwPFaGBY ]
「誤解を招く小噺inアブ板」
しいの子供
しいの子供は人間の娯楽に使われます
尻に棒を突き刺した者同士を戦わせたり体に穴をあけられて楽器にされたりします
また焼いて食べられたり生で食べられたりすることもあります
毎年多くのしいの子供が大人になれずに死んでいきます
しかしこの世にしいを愛する人がいるかぎり決して絶滅はしないでしょう

そんなしいの子供達はみんなにどんぐりとよばれています

358 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/28(木) 18:04 [ xAi.gtQk ]
>>357
なんじゃこりゃ
駄作とかなんとか言う前に、作品ですらねーな・・・・・・
(続きがあるなら別だが・・・・・・)

359 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/28(木) 19:54 [ xx5FUNAg ]
え、>>375は普通に面白かったけど。
続きも何も、しっかり落ちまで行ってるし。

まあ、最新100とかが全部このノリだったら
微妙な気分にもなるかもしれんが。

360 名前:すまん 投稿日:2004/10/28(木) 19:55 [ xx5FUNAg ]
>>357の間違い。

361 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/29(金) 00:00 [ l3jmqrgw ]
>>357
もうだめぽ

362 名前:行方 投稿日:2004/10/29(金) 01:06 [ oCSjo8mU ]
「やるきのないニダーの虐殺」
いつかもわからない時どこかも分からない場所で「しぃのおみみー」
ニダーとしぃの虐殺ショウが行われていた「しぃのおみみふたつめー」
しかし二人にはやる気が全くみられない「しぃのすねげー」
なぜならニダーはアイゴーとなきイヌ肉が好物で自己中のくせに寂しがりやであり「しぃのおしりー」
そしてしぃはマターリとなきベビ肉が好物で自己中のくせに寂しがりやであり「しぃのどんぐりー」
つまり二人は「しぃのみぎてー」似たもの同士なので「さらにひだりてー」
別に「あんよー」どちらが「あたまー」死んでも「おくちー」たいして「うんちさーん」
変わらない「はにゃーん!」
そしてニダーは顔面ボコボコの糞まみれになってしんだ  終わり

363 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/30(土) 11:19 [ jzVOFSDM ]
>>362
これは小説モドキか? それともメタか?
恐らく前者だろうけど

364 名前:ナヒャ (yWVxXezQ) 投稿日:2004/10/30(土) 23:29 [ dziunUjU ]
一匹のしぃが、お金欲しさに道ばたで歌っていました。
「電車ノ 窓カラ 見エル 赤イ 屋根ハ♪」
道行く人はたいがい通り過ぎていきましたが、時折優しい人が小銭を投げてくれるのでした。
「これで温かい物でも食べなさい」
中には声をかけてくれる人もいました。
「ア、アリガトウゴザイマス」
しぃは丁寧にお辞儀をしました。貧しいけれど、心までは貧しくなかったのです。
しぃはこの歌を歌って貰ったお金で生活をしていました。

そんなある日のコト、黒いスーツを着たモナーがツカツカと寄ってきて、
しぃに冷たく、機械のように言い放ちました。
「JA$RACの者ですが、著作権使用料をお払い下さい」
「エッ……?」
しぃは一瞬何のコトかわからず、固まってしまいました。
「貴方は著作権を侵害しています。
 著作権を侵害して、著作権使用料を払わないのは非常識だとは思いませんか?」
しぃはぽかーんと口を開けて黙っていました。
黒いスーツのモナーは表情を変えずに、饒舌に話し続けます。
「貴方は当協会の管理楽曲を無許可で歌うコトで収入を得てましたね?
 著作者の権利を踏みにじる行為です。泥棒と同じですよ」
「ソ、ソンナ……」
しぃは黒いスーツのモナーの腕にすがり付きましたが、
モナーはバシンとしぃの腕を振り払い、冷たい笑みを浮かべて言いました。
「20万円払って貰いましょうか」
「ソンナ オ金、払エマセン」
「頭が悪いですね。泥棒と同じですよ? 払えないなら裁判でもして下さい、もっとも……」
モナーはみすぼらしい身なりのしぃを見て、冷笑しました。
「貴方に裁判が起こせるような金があるとは思えませんが」
しぃはうつむき、涙をこらえていました。小さな肩が震えています。
「お金が払えないと言うのなら、ちょっと来て貰えますか」

その日から、道ばたのしぃはいなくなりました。
キレイな澄んだ声で歌うしぃはいなくなりました。
やがて、誰もがしぃがいたコトなんか、忘れていきました。
誰も知りません。かつては生きていたしぃが、角膜を取るために目を奪われ、
内臓をも奪われて、今では命のない肉の塊となってゴミ捨て場の黒いビニール袋の中にあるコトなど。
誰も知りませんでした。
誰一人知りませんでした。

365 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/30(土) 23:39 [ Lt5Jet36 ]
うおおおおお!! ナヒャ氏だ!!
ずいぶんお姿を拝見しませんでしたが
久々の作品、GJです!

と言うより、いままでどうなさってたんです?

366 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/10/30(土) 23:56 [ gosjEzzU ]
現時点では、肯定派は私しかいないようだが……。

>行方氏
否定的なレスの原因は、氏の文章が「小説らしくない」せいだと思われる。
私は今のままでも好きだが、好きな小説家の書き方を参考にして
「小説っぽい」文章にした方が肯定的な反応がもらえると思う。

>>357なら、例えば登場人物Aが「子供の頃にこんな遊びをしていた」という
設定で語り始め、登場人物Bが誤解した内容を細かに描写し、最後にどんぐりの
オチを持ってくる、という流れなら、小説としての体裁も整いやすい。

>>362の方も、オチをばらさない内で出来る限り描写を増やせば違うだろう。
セリフと地の文が混在しているのが「小説らしくない」印象を増幅している。
セリフを独立させれば「小説らしい」感じは出てくるが、
……6〜8行目のリズム感を捨てるのも惜しい気がする。


上手な人が故意に文体を崩しているのかと思ったが、
ぎりぎりで天然さんと判断する。

アイディアの発想が良いと思うし、ニダーとしぃの性格を説明する所で、
同じリズムで同じ文章を繰り返す所など、「似たもの同士」という単語の
イメージを強める効果が出ていると思う。

初めて書いた物がこれなら、正直その感性が羨ましい。

367 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/31(日) 00:18 [ GMUhYbiw ]
>>366
お、こちらもお久しぶりですな
ついでに質問ですが
最近、読んでもよく分からない小説が、ここ練習スレに貼られていましたが
あれらが 「メタ小説」 と呼ばれるシロモノなんでしょうか・・・?

368 名前:アヒャコプーン 投稿日:2004/10/31(日) 02:06 [ YiAYnTm2 ]
神様ナヒャ殿下キタ―(゚∀゚)―!!

流石です。サイン下さい!

369 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/31(日) 08:47 [ fYH7tAgw ]

(*゚д゚)。o0(神の後に投下するのは恥ずかしぃなぁ)



がくがくと、浅ましく腰を振るう。
そのたびに、水音にも似た卑猥な音と、腰骨を打ちつける音とが、夜の公園に響く。
血にまみれた体が、突き上げられて戦慄く。


全てを奪う快感。

まずは、彼女の子供たちを殺した。
吸っていた煙草を、目の中に入れてやれば、「あついあつい」と騒ぎ立てるものだから、
思わずそのまま地面に叩き付けてしまった。
小さな身体が、内臓を撒き散らしながら四散する。
硬直したままの彼女の腕から、もう一匹失敬し、その首筋に歯を立てる。
噛む、なんて生易しいものじゃない。千切り、咀嚼する。
引き千切った肉片を、彼女の顔に吹き付けてやれば、思い出したかのように悲鳴を上げた。

370 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/31(日) 08:47 [ fYH7tAgw ]

彼女は逃げようとしていたが、腰が抜けてしまったらしい。
がくがくと震えながら、いまだピクピクと痙攣を続ける我が子に目を向け、最後の一匹に
なってしまった子供を、守るようにぎゅうと抱く。
逃がせばいいじゃないか、と嘲ると、この子は足が不自由なの、と震える声で言った。
私はどうなってもいいから、この子だけは見逃して。
そう言う彼女を、僕は抱いた。


白目を剥きながらよがる彼女からは見えぬよう、這って逃げようとしていた最後の子を捕まえる。
ぴたりと動きを止めた僕に、彼女は怪訝そうな顔をし、そして、僕の手が、
逃がすといった子を捕まえているのを見て、叫ぼうとした。
しかしソレは叶わなかった。
なぜなら、その開いた口の中に、僕が無理矢理、その小さな子供をねじ込んだからだ。
驚き、吐き出そうとする彼女の顔面を、満身の力を込めて殴る。
彼女の葉が折れ、中途半端に入った子供の頭に突き刺さる。子供の身体は、僕が殴ったとき、
すでにぐしゃぐしゃになっていたけれど。

371 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/31(日) 08:47 [ fYH7tAgw ]

そのまま気を失った彼女相手に、僕は行為を再開した。
やがて、白い精を彼女の胎内に吐き出して、僕はゆっくりと身体を引く。
彼女の柔らかな足を、べとついた精が這って落ちる。
僕はとりあえず、最初に四散した子供の身体をかき集め、彼女の膣に押し込めた。
ぬるぬるとしたソレは、すごく入れにくかったが、それでも全て入れ終える。
白い液体と、血とが混ざり合って、地面に汚らしい染みを作る。

彼女の腹を割いて、その中に、首を噛み千切った子供を入れることにする。
僕には、生憎この小さなナイフしかなかったけれど、何とか腹を開くことができた。
でろりと腸がはみ出してきたとき、彼女が弱弱しく息を吐いた。
そういえば、止めを刺していなかった気がする。
まぁ、どのみちこの傷では助からないだろうな。そう思って、作業を進める。
子供を入れ終えたとき、彼女の目から涙がこぼれたような気もしたが、それは
頬の血にまぎれて、すぐにわからなくなった。



男は、記憶喪失だ。
男は、最愛の妻と子供を手にかけたことを、まだ知らない。

372 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/31(日) 08:51 [ fYH7tAgw ]

終わり って入れるの忘れた オーイェー

疑問点

・エロはどの程度までOKか?
・台詞なしでどの程度まで表現できるか?

批評および意見など宜しくです。

373 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/10/31(日) 15:25 [ YiAYnTm2 ]
俺的には
質問1:やりすぎイクナイ。ただし、精神が壊れた被虐者がアヒャりながらやっているのは(・∀・)イイ!
質問2:http://jbbs.livedoor.jp/computer/5580/storage/1067790306.htmlの59さんとかを参考にしてみたら?

374 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/10/31(日) 20:13 [ 0Rh0gz1I ]
>>367
どうもー。
メタ小説って、実際、どんな物を指すのか良くわからんです。
CMEPTB氏がどの作品の事を言っているのかも、
分かるような分からないような……。

375 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/10/31(日) 20:13 [ 0Rh0gz1I ]
>>372
それは、最終的には管理サイドに聞いてみないと分からない。>エロ度

今回投稿作では、特に気にならなかった。
書き方次第だと思われる。>鍵かっこなしの文体

376 名前:ナヒャ (yWVxXezQ) 投稿日:2004/10/31(日) 21:54 [ hLyShqXo ]
>>365
こんにちは。
>と言うより、いままでどうなさってたんです?
ネット以外でも小説を書いて投稿してみようと思い、いつくかの賞に応募していました。
一つがボツでした。
一つが出版化(短編集で入選者が数十人いる)され、来年の5月に発売されます。
もう一つが佳作を取って、11月に授賞式があります。
まだ結果が出てないのが三つほど。

自分がネット以外でも小説を書くキッカケが、このアブ板の小説スレでした。
他人の目を意識して書くコトの大切さを知りました。
小説スレには感謝しています。

今はアンチJA$RACネタをガイドライン板で書いています。
ttp://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1098864164/
ttp://music4.2ch.net/test/read.cgi/msaloon/1098768302/

377 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/10/31(日) 22:23 [ 0HOaE84k ]
>>372
別にエロがどれだけ入っていようと
虐殺が入っていれば問題ないと思われますが・・・
>>374
あ〜、すんません。
>>357>>362のことです。私がメタと思ったのは。
>>ナヒャ氏
小説ですか・・・・・・
出版されたら、ぜひとも読みたいと思っているのですが
どちらに応募なさったんですか?

378 名前:(sM/gOdog) 投稿日:2004/10/31(日) 22:45 [ 6mhuYkJA ]
>>372
うーん、どの程度のエロがOKか…コレは俺も悩んでるけど
とりあえず頭に入れてるのはココは21禁板でも無ければ
18禁が掛かってるサイトでもないって事です
本当は虐表現を膨らませるためにエロ大目にしたいシーンも
R指定のない板だって事を考え自分は一応自粛をしてるつもりです
まぁ、虐殺AAをリアルとは別物として楽しまれる方々の中だから
多少は平気かなと思って書いてる部分もありますがね

>>376
受賞おめでとうございます
これから本業的に書かれる事になったら忙しくなられるかもしれませんが
たまにはアブ板の小説スレにも書いてくださいね!
一読者として、とても楽しみにしてますから

379 名前:(3RzbsI3Y) 投稿日:2004/10/31(日) 23:29 [ fYH7tAgw ]
エロ主体でなければある程度はOK、
といった感じでしょうかね。
娼婦モノに挑戦したいのですが、そうなると
色々とそこらへんが気になるところです。

>>376
おめでとうございます。
正直ナヒャ氏尊敬してます。愛してます。

出版化される本のタイトル、決定していたら
教えてくださいまし。

380 名前:ナヒャ (yWVxXezQ) 投稿日:2004/11/01(月) 13:28 [ ky9PWQP6 ]
本を出版すると言っても、複数の作者(数十人いる)の短編集ですから、
あまり凄いコトではないんですよ。
いつか一人で本を出版できるようになりたいものです・・・。

「超短編 傑作選 vol 3」 愛知出版
来年の5月頃に発売予定です。
ちなみに、ペンネームで「ナヒャ」、またはそれに似た名前は使っていません。
vol 1,2の情報はこちらでご覧になれます。
ttp://www.hikaripro.co.jp/books.html

小説スレは文章力のトレーニングや、人の目を意識すると言う点で、
優れた練習場だと思っています。
今後は練習とJA$RAC問題広報を兼ねて、JA$RACネタの小説を本スレで書いていこうと思っています。

381 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/11/01(月) 18:29 [ L4Cj33No ]
>>ナヒャ氏
おー! これからも書いてくださるんですか!
楽しみに待ってます!
しかし・・・・・・
何かJA$RACにこだわりでもあるんですか?

382 名前:ナヒャ (yWVxXezQ) 投稿日:2004/11/01(月) 19:09 [ ky9PWQP6 ]
JA$RACが嫌いなのです。
ジャズ喫茶を潰し、ダンス教室から音楽を奪い、
また数々の名作FLASHを潰しておきながら、
FLASH職人さんが正しい手続きでお金を払おうとすると、
「当協会ではまだFLASHに対する著作権使用料を決めていないので
 お金は払わないで下さい。だけど音楽を使ったFLASHも作らないで下さい」ですよ。
挙げ句の果てに音楽を記録できる物に色々保証金をかけようとまでしている。
このままではJA$RACのせいでパソコンやHDDプレーヤーが値上がりしてしまうでしょう。
ttp://yusss.sakura.ne.jp/
ttp://fuckinjasrac.com/
ttp://music4.2ch.net/test/read.cgi/msaloon/1098768302/
ttp://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1098864164/

小説スレに関係ないコトを長々と書き連ねて申し訳ありません。

383 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/11/03(水) 07:45 [ .5R.cYRU ]
>>ナヒャ氏
祝福する。

>>377
そ、そうか。
良く分からないか。

すごくシンプルな叙述トリックと解釈したのだが、どうだろう?

385 名前:行方 投稿日:2004/11/08(月) 22:07 [ NwWgnMQE ]
『しぃでギネス』
「しぃの顔を全力で叩くと首がちぎれて空まで飛んでいく。それはとても爽快なものだ。」
友人の体験談に興味をもった私はさっそく実践してみようと思った。そして、やるのなら
全力を尽くそう、世界記録を塗り替えようと心に誓った。
この日から私の戦いの日々が始まった。会社をやめて山にこもり朝は筋トレ、昼も筋トレ、
夜も筋トレ、そして睡眠時間にイメトレ、そんな一日を千回程繰り返しついに私の体は完成
した。自信満々で山を降りるカッコイイ私。あとはパートナー探しだけとなった。
そして次の瞬間私は虐殺の神に感謝した。一匹のしぃがダッコを求め私の方へ走ってきたのだ。
私は一切の雑念を脇へ追いやり、人生最高のストレートパンチを最高のタイミングで打ちこみ、
それはしぃのダッコをせがむ手をくぐり抜けクロスカウンターの形となった。 
ぼりひょろすぽーん。変な音と共にしぃが吹き飛んだ。しかしそれは1mぐらい転がっただけ
の普通の転倒であり、つまり私の理想としていたものとは程遠いものであった。どこか手順を
間違ったのだろうかと思った次の瞬間!!!
ぼりひょろすぽーん。変な音と共に私の首が胴体と分離してロケットの様に空へと発射された。
何故私の首の方が飛んでいるのだ、何故しぃの手がアゴにぶつかっただけで!!
ぼりひょろすぽーん。下アゴが分離して私の残された部分はさらにスピードを上げた。何故!
何故!何故!何故!何故!何故!何故!ナゼナゼナゼナゼナゼなじぇなんでちゅかーっ!!!
ぼりひょろすぽーん。上アゴ分離、さらに加速。しぬしぬしぬいやだしぬしぬいやだしぬしぬ。
ぼりひょろすぽーん。鼻分離、音速突破。アーーアーーーアーーアーーАアーААっ!!
ぼりひょろすぽーん。両目分離。加速。rururururururuやった世界記録ruu
ぼりひょろすぽーん。頭骨分離、頭皮宇宙、意識消滅、胴体爆発、そしてしぃは今日も元気。


386 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/09(火) 00:38 [ GJHTOLAc ]
その日は、青空の広がるいい天気でした。
こんな気持ちのいい日に部屋にこもるのも勿体ない。
外に出て遊ぼう。そう思った私は仕度をして、出かけることにしました。
家の近くには公園があります。ゲームセンターや漫画喫茶、スポーツジムと違って
お金がない人でも楽しく遊べるいい場所です。
別に遊具で遊ばなくても、木々を眺めているだけで、十分なごむわけです。
「できれば、運動もしたいなぁ…最近運動不足だし」
そう思うと、足取りは軽くなりました。

公園。本来は子供達が楽しく遊ぶための場所です。
「この公園はチビたんたちのものデチ!お前らはさっさと出て行くデチよ!」
しかし、公園に行くと、子供達ではなくちびギコたちが我が物顔で振舞っていました。
チビとフサ、それに数匹のベビがいます。
ご存知の通り、ちびギコは、全国各地に生息する害虫です。
いえ、害虫と言うと虫に失礼な気もしますが、とりあえず害虫と言われています。
なまじ連中がしゃべれる分、むかつき度合いも倍増するわけで、あちこちで嫌われているわけです。
こういうのがいるから、子供が公園で遊べないのです。排除するのが大人の役目です。
「ほーう?この公園はお前達のものなんだな?」
「そうデチ!お前も怪我をしたくなかったらさっさと出て行くデチよ!」
血を流すのは面倒なので、とりあえず話しかけてみましたが、こんな具合です。やってられません。
「もっとも、チビたんも鬼じゃないデチ。一人千円出せば遊ばせてやらないこともないデチよ!」
まったく、何を考えているのでしょう。あまりにむかついたので、そこらをうろうろしていた
ベビギコを蹴っ飛ばしました。こっちを挑発するような態度を取っていたので、当然の報いです。
「ミュー!」しかしまぁ、どうしてこう、うっとうしいのでしょう。
「ベ、ベビタンに何するデチかー!お前、チビたんが怖くないデチか?」
「全然。お前ら怖がっていたら社会生活なんて送れませんが何か?」
とりあえず、リーダーの取り巻きを排除しないと話になりません。
まずは暑苦しいフサを倒すことにしました。
フサの毛皮は売れることもあるのですが、こいつの毛皮を売っても10円でしょう。
10円のために手間をかけるのもアレなので、毛をむしってやることにしました。
「さ、触るなデチ!フサに触ると…ヒギィ!」
ぶちっ、ぶちっ、ぶちぃ。草むしりをするようにフサの毛を抜いていきます。
「痛いデチ!痛いデチ!フサの毛をむしらないでほしいデチ!」
何か言っていますが無視です。鼻歌交じりでむしってやります。
「すっきりできてよかったねぇ。お礼はいらないよ」
「痛いデチ…ヒリヒリするデチ」
うーん、改めて見ると所々毛が残っていたりして見苦しいです。
でもまあ、別にどうにもなりません。だってフサですから。

387 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/09(火) 00:39 [ GJHTOLAc ]
ふと、仲間がこんな目にあっているのに、リーダーは何をやっているのかと見回してみたら、
ベビに任せて逃げようとしていました。
「お前達がフサたんを助けに行くデチよ!リーダーは安全を確保しなければいけないデチからね!」
そんなこと言っても、ろくにしゃべることも出来ず、かけっこと鬼ごっこ以外に能のないベビに
フサが助けられると思いません。自分だけ逃げようとする気がマンマンです。
捕らえて木に縛り付けることにしました。
「やめるデチー!おいベビ、チビたんを助けるデチ!」
身勝手な奴です。こんな奴がリーダーをしていたのですから、
部下のベビの知能もたかが知れています。
案の定、ベビはミューミュー言いながら、こっちに向かってきます。
知能がないから命令を聞かないわけです。そんなこともわからないのでしょうか?
何か、ベビが「遊んで」と言っているような気がしたので、遊んであげることにしました。
踏みつけるのもいいのですが、ベビは耐久力がなく、踏んだ後は微妙にスプラッタです。
それに、靴を洗うのも面倒です。ですからベビをつかんで、放り投げました。
「ミュー♪」何か楽しそうです。数秒後に待ち受ける運命も知らずに。
ギュシャン!「いやっほう!ナイスシュート!」思わずそう叫んでしまいました。
ベビはゴミ箱に綺麗に収まったからです。
ベビの身体は着地の衝撃でボロボロでしょうが、知ったこっちゃありません。
飛んでいる時のベビの表情が、楽しそうだったので他のベビもゴミ箱に投げてあげました。
二匹目。惜しくもはずれてしまいました。まあ、ベビはどっちにしろ死にそうなんですが。
三匹目。入りました。一匹目のベビがクッションになったせいか、ダメージは少ないです。
しかし一匹目はこれで止めをさされました。弱っていたところに自分の体重と同じ重さの物体が
勢いをつけて落ちてきたのですから当然の結果です。

388 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/09(火) 00:40 [ GJHTOLAc ]
「最後のベビは…ってさっき蹴飛ばした奴かお前は」
偶然か皮肉か、最後に残ったのは、最初に蹴飛ばした奴でした。
「ミュ、ミュー…」さっきの勢いはどこへやら。
すっかり脅えきっています。見ていると同情の心が湧いて…きません。
「やっぱりお友達と一緒のところがいいよねー。連れてってあげよう」
逃げられないようにしっかり掴んで、ゴミ箱の前まで連れて行ってあげることにしました。
さっき入れ損ねたベビも拾い、ごみ箱に入れる前にもうちょっと遊んであげることにしました
右手と左手にベビを持ち、頭をゴチンゴチンと当ててみます。
「ミュー!」「ミュー!」楽しそうです。今度は頭を下にして、ペチペチぶつけて遊んであげます。
ん。何かお互い仲間割れをしているようです。
「お前のせいだ!」「何だと、お前のせいだろう!」そんな風に言っている気がします。
そろそろウザくなったので、ゴミ箱に入れることにしました。
「そーれ、ダンクシュート!」「ミュー!」「ミュー!」
ガコン!ゴミ箱が豪快に揺れました。ベビはまだ3匹生きています。
なかなかしぶといので、さっき毛をむしったフサをぶち込んで止めをさしてあげることにしました。
本では、毛をむしられたフサは、体温調節が出来なくてすぐ死ぬとか聞いていたのですが
まだ生きています。「痛いデチ…寒いデチ」さすがキモゴミ。しぶとさは一級品です。
「安心しろ。すぐに痛くも寒くもないところに送ってあげるから」
そう言って安心させ、フサが力を抜いたその瞬間!
「必殺!チビフサ大砲!」さっきのベビと同じように放り投げました。
ガン!ガタン!「ミュ!」「ミュー!」
大きかったからか、ゴミ箱の縁にぶつかりましたが、無事入りました。
ベビが圧死してあったかい血が出ています。ヌルヌルした血が傷口をふさいでいます。
「約束どおり、痛くなくて、寒くもなくしてあげたよ…なーに、お礼はいらないよ」
ベビの身体が冷えたら、ちょっと寒くなるだろうと思ったので、
むしった毛もゴミ箱に入れてあげました。よかったね、チビフサ。

389 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/09(火) 00:42 [ GJHTOLAc ]
「み、みんな死んじゃったデチ…」おっと、チビギコの存在を忘れていました。
目の前で仲間が死んでいく(と言っても見捨てた仲間なんですけどね)のを見て、
かなりまいっているようです。
「あのさー、さっきその『みんな』を見捨てて一人逃げようとしたのは誰だっけ?」
「そんなのお前に関係ないデチ!さっさとほどくデチ!」
相変わらず高慢な態度です。自分が現在置かれている状況を理解しているのでしょうか?
「わかったわかった。でもまあ、その前に…チェストォー!」「グェッ!」
チビギコの腹を数発蹴ってあげました。ベビでは味わえない、この重厚感。
やっぱりチビギコは虐待のホームラン王です。
「お前はもう少し楽しませてもらうかな、キモゴミ君」
やっぱり、ボスは部下より凝った方法で倒すのが格好いいと思ったので、
弱らせてじっくりいたぶることにしました。

まずは定番の耳もぎです。「よっと…」耳もぎは案外難しいのですが
そういう時はねじりを入れてやると「ヒギャー!痛いデチ、やめるデチー!」
チビは泣き叫び、効果があることが判明します。
別にちぎれなくてもいいのです。チビギコが痛がれば。
ぐり、ぐり、ぐり、ぐり、ぐり…ぐるん、ぐるん、ぐるん。
耳をくるくる回します。限界を超えて回しているので、若干血が出ているようですが
そんなの知ったこっちゃありません。
おっと、右耳の方が結構ボロボロです。勿体ないので残そうかなと思ったのですが
見苦しいのは取り除いた方が「可愛いチビたん」にも喜ばしいことだと判断して
ぷちっと取ってしまいました。
「ヒギャー!チビたんのお耳がー!」
何か喜んでいない様子です。何でだろうと見てみたら、左右のバランスが悪いからのようです。
確かに、右だけないのはちょっと格好悪いので、左も取ってあげることにしました。
「何するデチか!」「何って、バランスよくしてあげようと」
「そんなのいらないデチ!」「まあまあ、人気のネコ型ロボットのコスプレをすると思えば」
そう言って左耳を取ろうと思ったのですが、抵抗してきました。
血がダラダラと出るのに、よくこんなに動けるものです。
キモゴミの生命力は半端じゃないという、何よりの証拠です。
仕方ないので顔を地面に叩きつけます。地面とキスをさせてあげるわけです。
もっとも、地面にとってはいい迷惑でしょうが。
がきっ、めきっ、ばしっ。まるで土下座しているかのように見えます。
普段は絶対にそんなことしないチビギコですから、日頃チビギコに悩まされている人が
よくやる攻撃方法が「地面とキス」なわけです。
「さーて次は…って、おい!もうくたばったのかよ!」
何でしょう、力を入れすぎたのでしょうか?チビギコはもう死にかけています。
もう少し楽しませてくれると思ったのですが、どうやら無理っぽいです。
放置していてもいいですが、公園の美化のためにはよろしくないので
他の仲間と一緒のところ、つまりゴミ箱へ入れてあげることにしました。
「ほい、さようなら」
一応、ゴミ箱に放り込む時に、別れの挨拶をしました。
何だかんだ言って、運動させてくれたわけですから。
「さて、予期せぬ形ではあるが運動も出来たし、昼ごはんにでもしようかな」
運動をした結果、当然の結果ですが空腹の度合いも増しました。
昼食はいっぱい食べよう。そう思って公園を後にしました。

終わり。

390 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/11/09(火) 22:33 [ b8Ll2N6I ]
>>385

友人の体験談という紹介から始まって、
同じ行動をとった主人公の死亡で終わっているので、
友人はどうして生きているのかという疑問がわいてくる。

友人がやった場合は、ミスリードに使われた方の意味の通りに
しぃの首の方が飛んでいったとすると、どうして主人公の時には
結果が逆になったのかということが問題になる。

前者なら「友人は噂を聞いただけで実践していなかった」
という設定で手を加えれば良いと思う。
後者なら「この世界では、しぃを殴ると、その力に比例した反動が来る」
とか、無理めでも設定しておけばよいと思う。(その場合、
主人公もそのルールを知っているはずなので、自身の首が
飛ぶことは当然と考えるだろうが)

ともあれ、
>何故私の首の方が飛んでいるのだ、
>何故しぃの手がアゴにぶつかっただけで!!
の疑問は読者も抱くものなので、何らかの解答を入れて欲しい。


擬音(ぼりひょろすぽーん)のセンスが良いと思う。
主人公の戸惑っている心情描写が、
漢字→ひらがな→カタカナ→アルファベット
と変化していくのが、視覚的に壊れて行く感が出ていて良いと思う。

391 名前:DEEP RED 投稿日:2004/11/14(日) 14:42 [ NNphvK/2 ]
>>311の小説を書いたものです。今回からコテを名乗らせていただきます。

>>318氏及び>>322氏のアドヴァイスに従い、より良い小説を作るように精進します。
なので今回は前後編の短編です。

>>316の続きは・・・また今度書きます。
ついでに言っておきますと・・・今回は、>>311-316と同じ世界の話です。


それではお楽しみください・・・





(壱)

「は、腹減った・・・」
夜、一体のモララーが公園に足を運ぶ。
最高のタダ食材を探しに・・・
実はこのモララーはそのケチな性格の為、「必要以上の食材は自給自足、または狩をして手に入れろ」という事を目標に、
数日前からこの公園に足を運んでいるのだ。
「ううっ、やけに冷えるのう・・・」
ポケットから小銭を取り出し、あったかい缶コーヒーを買う。
それを飲みながら餌と罠を仕掛ける。彼が使ういつもの手口だ。
全部で三つの罠を仕掛けた。これで後はしばらく待つだけだ。

392 名前:DEEP RED 投稿日:2004/11/14(日) 14:42 [ NNphvK/2 ]

(弐)

この町の名前はバーミンシティ。通称、アブ板最悪の町。
至る所にアフォしぃ、ちびギコ、おにーに等の被虐AAが溢れる町である。
当然、それらを虐殺するものも多い。
このモララーもその一人であるらしい。
「良し、そろそろええ頃やな」
先ほど罠を仕掛けた場所へ向かう。
一つ目の罠は・・・何もかかってない。
二つ目は・・・収穫0だ・・・
その傍にある三つ目は・・・
「ニータン ハヤク タスケル ワチョーイ」
「オトートヨ オリノ カギガ アカナイ ワチョーイ モウスコシ ガンバレワチョーイ」
おにーにの兄弟が罠にかかってる。しかもオトートの方は・・・妊娠してる!!
「おい、そこの糞握り兄弟、助けてやろか?」
とモララーが呼びかける。
「ソレハ ホントウ ワチョーイ?」
弟の方がそう言った。
「もちろんや。さて、罠を片付けて・・・」
と、その時、

393 名前:DEEP RED 投稿日:2004/11/14(日) 14:43 [ NNphvK/2 ]
参)

「オニクーーーーーーーーーーー!!!!!」
と叫びながら、こっちにアフォしぃが猛スピードで走ってくる。
その後から、ちびしぃ一匹、ベビしぃ三匹が走ってくる。
そして、檻の中のおにーにを見つけるなりこう言った。
「ハニャ? ソノオニク ヨコシナサイヨ。 ダッコシテ アゲルカラ」
そういって近づいてくるが、モララーは、
「いや、ダッコなんてしたくないし、それ以上近づくと危ないぞ・・・」
「ナニヨ!! アンタガ シカケタ ワナ ナンテ ドウセ チャチデ コドモダマシノ・・・」

   ガチッ!!!

「シィィィィィ!!! シィ ノ アンヨ ガーーーーー!!!!!!」
「だから言ったろ、近づくと危ないって・・・見事にトラバサミに引っかかってやがる」
そんな母の様子を見て、ちび一匹、ベビ三匹がアフォしぃの周りに集まってくる。
「オカアサン、ダイジョウブデスカ?」
「ママー、ナッコ」「ナッコ」「チィモ」
そんなアフォしいの家族を見て、モララーは言った。
「・・・俺の家で全員ダッコしてやろうか?」
その時、糞蟲一家の顔が明るくなったのは言うまでもない。
「よっしゃ。じゃ、いきますか」
モララーは大きく息を吸い込み、大声で叫んだ。

「アフォしぃ一家、おにーに兄弟、獲ったどーーーーーーー!!!!!」

394 名前:DEEP RED 投稿日:2004/11/14(日) 14:43 [ NNphvK/2 ]
(四)

モララーが自分のアパートに帰ると、早速ペットのジエンが出迎えてくれた。
「オカエリ!! モラグチ タイリョウカ?」
「もちろん大猟やで、じゃ、やりますか。モラ口マサルの、男の節約料理!!!」
モララー、いやモラ口は張り切って、料理の準備に取り掛かったが、
「そういや、おにーにがいるんやったっけか・・・よし、呼ぶか!!!」
と、いきなりモラ口はアパートのすぐ傍にある、電話ボックスに駆け込んだ。
そして、ある男の電話番号に電話をかけた。
無常な発信音がする・・・そして・・・
「もしもし?」
「おう、モナ野か?今から俺の家に来い!!!」
「ちょっと待て、あんた一体・・・」
「いいからとっとと来い!!!」
「モラぐ・・・」
ガチャ・・・ という音がして電話が切れた。
「よし、後は待つだけやな・・・モナ野、必ず来いよ・・・」


            





(後編に 糸売 く)

395 名前:DEEP RED 投稿日:2004/11/14(日) 14:44 [ NNphvK/2 ]
というわけで、第二作品前編投下です。
今回はある番組のパロディーですが、至らぬ所もあり、虐殺表現ほとんど無しです。
とりあえず次回はモナ野と共に料理作りの予定です。
ご意見、ご感想をお待ちしております。

396 名前:行方 投稿日:2004/11/14(日) 21:12 [ sL91XNQc ]
『しょーとしょーとせりふおんりー』タイトル「タイミング」

「キョウモゲンキニ シーシーシー イタッ!」
「いてーな、なにぶつかってきてんだよ!」
「ブツカッテキタノハ ソッチデショ!」
「なんだと!殺すぞ!」
「シィィィィ! シィノオミミー オテテー アンヨー!」
「死ぬ前に言い残すことは無いか?」
「オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ!」
「謝るのが遅すぎなんだよ!」
「シィィィィィィ!」

「キョウモゲンキニ シーシーシー イタッ!」
「いてーな、なにぶつかってきてんだよ!」
「ブツカッテキタノハ ソッチデショ!」
「なんだと!殺すぞ!」
「シィィィィ! シィノオミミー! オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ!」
「耳もぎだけで満足できるわけねーだろ!」
「シィィィィィィ!」

「キョウモゲンキニ シーシーシー イタッ! オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ!」
「お前みたいな卑屈な奴をみてると虐殺したくなるよ!」
「シィィィィィィ!」

「オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ! オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ! オナガイ! ダッコスルカラ ユルシテ! イタッ!」
「フライングした選手にペナルティを与える!」
「シィィィィィィ!」

「キョウモゲンキニ シーシーシー イタッ! ミンナナカヨク ハニャニャンニャーン ダッコダッコデ シーシーシー シィヲダッコデ
マターリ マターリ ハニャーン ハニャニャーン ハニャンハニャン♪ソロソロ オウチニ カエリマショ」
「俺を無視するな!」
「シィィィィィィ!」

「クソモララーハ イッテヨシー イタッ! コウビ!」
「いてーな、なにぶつかってきてんだよ!」
「オナガイ! ウンチサンスルカラ ユルシテ! コウビ!」
「ゆるーす!」
「ワーイ クソモララーサマ アリガトウゴザイマス コウビ! ヨロコビノ ウンチサンドバー コウビ!」
「やっぱりころーす!」
「ナンデー? カナシミノ ウンチサンドバー コウビィィィィィ!」
「『ナンデー?』とか言うな!」
                                終

397 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2004/11/14(日) 21:14 [ GdcPxuRc ]
>>DEEP RED氏
関西弁のモララーに笑いました。

それと
チビしぃは大体が全角でしゃべるようです・・・
もう一つ
最後の電話のところですが
(「もしもし?」
「おう、モナ野か?今から俺の家に来い!!!」
「ちょっと待て、あんた一体・・・」
「いいからとっとと来い!!!」
「モラぐ・・・」のところです。)
この時、モナ野は「あんた一体・・・」と聞いているところを見ると
この時はまだモナ野は、電話の相手がモラ口だと知らなかったように聞こえます。
それなのにいきなり 「モラぐ・・・」だけだとなんだか不自然に聞こえるので
「あ、お前モラ口か!? 何の用・・・」などとすると良いかと。
あと「モラぐ・・・」とモナ野が言いかけたところで
電話が「切れた」とありますが、これはモナ野が切ったのですか?
それともモラ口が切ったのでしょうか(恐らくモラ口の方だとは思うのですが)

398 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/11/14(日) 22:34 [ zSATp./U ]
>>392
「必要以上の食材」の「必要以上」の解釈に少し悩んだ。
……おやつのこと?
あと、ケチな人は自販機のジュースは買ってはいけないと思う。

>>396
ごめん、今回のはよく分からなかった。
差し支えなかったら、解説して欲しい。

>>397
ネタ元の番組は見ていたが、これは多分、10円きっかりで
電話をかけたため、途中で本当に「切れた」場面。

399 名前:行方 投稿日:2004/11/15(月) 20:13 [ HM9ltdR6 ]
今回の作品『タイミング』には誤解を招く文章はありません。
その事で深読みしてしまったのなら誤解を招いてしまった事をおわびします。
今回の作品は、ドリフの「もしもシリーズ」のようなコメディを意識して作りました。
これからは分かりやすい作品を作れるようにがんばります。

400 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/11/17(水) 19:22 [ 3ySd2Mag ]
>>399
ドリフ……良く知らない。
詳しい方のアドバイスを待って欲しい。

401 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/17(水) 22:10 [ u5rl03ds ]
>>396,399
色々な可能性を考えて、こういう行動をしたなら…ああいう行動をしたならと色んな「if」を追った結果
どんな事をしていたにせよ、しぃはモララーに殺される運命だったという話だろうか?

残念ながら俺もイマイチ、ドリフの「もしもシリーズ」は知らないので
ドリフが醸しだす「もしもシリーズ」の雰囲気を意識しつつ読むという事は出来なかった

色んな可能性を追って、なお、しぃは全てにおいて死ぬ運命という発想は面白いが
セリフのみで見せた効果が全く活かされていない気がする
セリフだけで観せるような少し変化球なやり方は基礎が出来てからでなければ
ただの下手糞な言葉の羅列になりかねない
キチンとした形の文章を今一度、勉強される事をお勧めする

402 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/18(木) 01:40 [ qrIzPJsY ]
>>399
はたまた転じて、貴君の意図を察する者もあり。
「ドリフのコント」なる言葉に重きを置いて愚考しますに、
この作品はショートショートのスプラスティックなのではないかと思い至り候。

一度目の虐殺で当たり前のパターンを踏み。
二度目の虐殺で変化を与え。
三度目で変化にパターンの逸脱した雰囲気を出し。
四度目で逸脱。
五度目で果てを見せて、
六度目で混沌としたオチに持って行く。
ドリフ的コントの構造をセリフで追って見せたのですな。
確かに小説と言うには少々毛色が違うかも知れませんが、
構造弄り・パターン嬲りのショートショートとしてなら良作なのではないかと思われます。

と言いますか、スプラスティックのコメディに独断・偏見の解説なんてのは無粋の極み。
いや、失礼。
総じてまとめて「面白かった」ということで、一つご容赦を。

403 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/23(火) 04:53 [ 6AOM2eF2 ]
               「快楽と地獄」一話
真夜中の2時頃。
一人町をジョギングする男の子がいる。彼の名前は 亜部野 藻羅
藻羅は、中学生だが、まだ歳は7歳で飛び級で中学生になった。
しかし、それを妬む先輩から、毎日嫌がらせを受けていた。
そのせいか、最近すぐ怒るようになっている。
それも、尋常な怒りではなく家の物全てを破壊するかと思うほどの凄さだ。
そして、その怒りは、ある生物に向けられることになる・・・・。

満月の空の下、一組のしぃの親子が泣きながら腹を空かしていた。
「マァマ、ゴハンガタベチャイヨ〜!!」、「チィモデシュ!!」、「ゴメンネ、ゴメンネ、ゴハンハナイノ・・・」
「ヤァー、チィ、ゴハンホシィノー!!」、「ゴハンーゴハンー」べビしぃは、駄々をこねる。
そこへ、彼が通りかかった。
「ん?」
「なんだ、あれ・・・。」
「ハニャ?ヒトガイル・・・。ドウシヨウ・・・。」
しばらく、沈黙が続いた。
すると、しぃが藻羅に近づいてきてこう頼んだ。
「オナガイシマス。ナニカタベモノヲワケテモラエナイデショウカ・・・。」
「あ?飯?いいけど、お礼がだっこだったら殺す・・・・。」
「ダッコシテアゲル」と言おうとしたしぃの顔が凍りついた。
「ふん。ちょっと待ってろ!!」
藻羅は家に帰る途中どうするかを考えていた。
(香具師ら金は持ってないはずだ。やはり体かな。SEXしてからロープで縛ってべビ虐殺)
藻羅の顔に満面の笑みが漏れる。
「ベビチャン、ヤサシイヒトガゴハンヲクレルヨ」
「ホントデチュカ?ジャアチィイーッパイタベマシュ」
「ヨカッタネ。」
                糸売

404 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/23(火) 18:49 [ NfEz/9j. ]
>>403
一観客から言わせてもらいますとある程度の分量を書いてから一気に投稿してほしいです。
それと中学生しかも7歳が深夜の2時にジョギングってあまり普通でないような。
後からの展開でその伏線を生かす考えなら分からなくもありませんが、そうでなければ
読者からツッコミをもらうだけなのではないでしょうか。
中学生ならば普通に反抗期ですし漠然とした苛立ちを感じていてもおかしくない、むしろ普通と言えます。
とっぴな設定を作らなくても面白い作品を書くことは可能だと思ってます。

405 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/24(水) 17:41 [ mt.G8nPM ]
アドバイスありがとうございます<(_ _)>
404さんのアドバイスをバネにもっといいもの書きたいと思います。

406 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/24(水) 19:01 [ mt.G8nPM ]
「爽快一番!!」

「ハニャーン、オナカスイタナァ・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ナンデダレモコノカワイイシィチャンサマニゴハンヲワタサナイノ!?」
「ミンナギャクサツチュウバカリネ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ハニャーン!!ナンデミンナムシスルノ?コウビガシタイノ?ソレトモダッコ?ナンデモスルカラゴハンチョウダイーーーー!!」
「おい!!」
「ハニャ?」
「今、確かに何でもするっていったよな?」
「エエ、イッタワヨ。ワカラナカッタノ?(プッ)」
「あっそ、じゃあいいや。バイバイ」
「ハニャーン!!ウソデス!!ウソデスカラ!!イカナイデー!!シィィィィィィ!!」
「ふぅー、さっさとダンボールから出やがれ糞虫ぃ」
「(ハニャーン!!シィチャンニクソムシィデスッテ!?シンジラレナイ!!)」
「じゃあ、ドーナツ1個でいいね?」
「ハニャーン!?ドーナツイッコデスッテ!?アンタフザケンジャナイワy・・・・」
「ド − ナ ツ 1 個 だ と!?」
「てめぇ、飯の前に言うこと聞きやがれ!!」
「ハニャ!?ゴハンガサキニキマッテルデショ!?」
「うるさい!!」
「ハニャーン!!ヤダーシッポヒッパラナイデー!!」
「ハニャーン!?シィノ、シィノカワイイシッポサンガー!?」
「ま、まさかプチっと行くとは・・・」
「チョットアンタ!!ドーシテクレルノヨ!!コノ ギャクサツチュウ!!」
「(ウザ・・・・)」
「フン!!ギャクサツチュウナンカシンジャエバイイノヨ。バーカバーカ」
「どうして、そう貴様らはわがままなんだ?一度制裁を加えてやる・・・・。」
「ハ
「ははははは!!次は、皮剥ぎだYO!!」
「ハニャーン!!シィノマッシロナケガー!!ヤメテーハガナイオデー!!」
「いいねぇ。もっともっと苦しんでねぇ^^ははは」
「イタイヨー。オミミーオケケー。」
「おっと、痛がってる暇はないよ〜。」
「おりゃ!!おりゃ!!あははは〜。きったない達磨さんだね〜。 ゴ ミ 虫ぃちゃん。」
「シィノオテテー!!アンヨー!!オナガイクッツイテ!!」
「ぷ。手もないのにクッツイテだって。頭おかしいんじゃねえの〜?」
「さあーて、傷口に醤油をつけたらどうなるかなぁ(ニヤニヤ)」
「ハ、ハニャ!?ド・・・ドウナルノ?」
「試して見る?」
「ハニャ!?ヤダ!!ヤダヨォー。」
「嫌だと言われても〜やっちゃう意地悪な漏れ〜♪えいっ」
「ハニャーーーーーーーーーーーーーーーーン!!イタイヨゥ!!シミルヨウ!!シィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
「あはははっはあっははははははははははははっはははは!!」
「じゃあ、目を抉りますか〜。」
「ハギャ!?イダーーーイヨォーーーー!!イダイポグイウhジdhf!!」
「何にも見えなくて怖くないだろう?」
「グスッ、ヒック、イタイヨォォ、ママー・・・・・。」
「きいてんのかYO!!」
「ハニャーン!!ハニャーン!!」
「うわー、しぃちゃん虫歯いっぱいだね。早く抜かないと危ないね。僕が抜いてあげよう。」
「ハヒャーン、ハヒャーン、ハヘヘホゥ、ヒヒャヒヒョー、ヒィィィィィィィィィィィィィィィ!!(ハニャーン、ハニャーン、ヤメテヨゥ、イタイヨゥ、シィィィィィィィィィィィィィィ!!)」
「ハヒィーフヒィー、ハヒャーン・・・・・・」
「うるさいな、ゴミ虫ぃ。舌もちぎってほしいの?任せといてよ!!」
「これか・・・、うわきったね〜。ペンチでちぎってやる。」
「よっと。あれ?結構しぶといな。うぐぐぐぐ・・・・。」
「ハヒャーン、ハヒャーン、ヒィィィィィィィィィ!!」
「やっとちぎれたよ。あれ?気絶しちゃったね。でもこれからだよゴミ虫ぃちゃん。」
「すいません、ちょっとバケツお借りしてもよろしいですか?」
「え?ええ、いいですよ。」
「ありがとうございます。」
「よいしょっと、醤油、醤油と・・・。」
「頭から思いっきりかける!!」
「ハヒャーーーーーーーーーーーーーン!!ヒィィィ!!ヒィィィ!!」
「おはよう、ゴミ虫ぃちゃん。」
「ヒヒャ、ヒヒャヒャヒョゥ・・・・。(イヤ、イヤダヨゥ・・・・。)」
「これから、スケッチをするんだ。もちろん協力してくれるよね!?」
                糸売

407 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/24(水) 19:10 [ mt.G8nPM ]
             「気分爽快」第二話
「ハヒャーンハヒャーン!!ヒヒャヒ!!ヒヒャヒヒョゥー!!」
「うわ・・・グロテスク・・・なんて思うわけねーだろ!!うら!!」
「ヒィィィィィィィィィ!!ヒョンヒョンハー!!(シィィィィィィィ!!ポンポンガー!!)」
「さ、スケッチスケッチと。」
「あー、動くからスケッチがかけないじゃない。ふざけんなよ!!何様のつもり!?」
「もうね、逝ってよし!!」
「グ シャ ! !」
「いやー、思わずやっちゃったけど非常に(・∀・)イイ!!」
「気分爽快、元気復活!!さーて、会社に行くか・・・。ん?」
「12時30分・・・・・」
「・・・・・・・(滝汗;)」
「大遅刻だー!!ゴミ虫ぃの馬鹿やろー!!(T∀T)」
               糸冬

408 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/25(木) 22:57 [ d9JG0g4U ]
>>407
う〜む・・・・・・
まず、地の文を入れてくれ
これじゃあ単なる小説モドキだぞ。

409 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 04:37 [ 2AZabTO. ]
こんな筈じゃなかったんだ、チクショウ…
…なぁ、今日始めて会ったが、今日で永久にサヨナラだ。
ちょっと俺の話を、聞いちゃくれねえか?
大したことねぇ話さ。すぐ終わるよ。すぐな。


あの日はさ、お月様がまん丸で、キラキラ光ってた。
こう…あんまり綺麗なもんでよ、綺麗すぎてツツーッと
月の一番綺麗に見える場所を探しに行ったんだよ。
あのさ、月ってのはよう、魔力があるとか言うじゃねえか。
俺もさ、それに釣られて来ちまったんだな。
それでよ、デッケェ湖に辿りついだんだよ。

あぁ、綺麗だった。
お月様が湖に浮かんでるみたいに、湖に映ってるんだ。
こんなの、探せばよくある風景だけどよ。
不思議と何故か、綺麗に思えたんだ…
綺麗だったなぁ…俺の母ちゃんの若い頃より綺麗だったかもしれない。
写真でだけ知ってるんだ。母ちゃん、美人さんだったんだ。
…会った事ないけどな。

410 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 04:38 [ 2AZabTO. ]
汚ぇ親父に愛想つかして男と逃げたんだ。よくある話さ。
親父は大酒飲みで、酔っ払って暴れるんだ。
俺は、金が無いから、働きもした。盗みもした。
それでも金は、親父に横からぶんだくられる。
俺は、食い物も無いから、ゴミ漁りもした。
逃げたら、親父に殺されそうになった。


あー…だから出て行ったんだな。母ちゃんは。
…俺も母ちゃんも親父の食い物にされたんだ。
本当、ありふれた、ひでぇ話だ。


だからさ、殺した。…ひどすぎる。


これ以上コイツと一緒にいても、良い事なんてないんだ。
俺が、俺自身がコイツをかたづけなきゃ、コイツはいつまでも俺を駄目にする。
殺される前に、殺してやれ。
正当防衛だ。俺は、俺を、守らなければならない。
そう思った。

411 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 04:38 [ 2AZabTO. ]
夜中にさ、猿轡かましてうつ伏せにして、何回も何回も何回もこん棒で叩き潰す事にしたんだ。
こん棒ってのは、最近害虫駆除のためのヤツが、かなり安く売ってるんだな。
結構、頑丈にできてる。これで殺れる。
それで良いはずだった。
でもな、殺人ってのはそう上手く行かないもんで。
決行当日にバレた。

親父、酒で酔ってる顔をさらに赤くして、こう言ったっけな。
「親を殺すとは、コイツはとんでもない親不孝ものだ!世間様に顔向けできねえ!」
そう言うが速いか、酒瓶持って襲ってきた。

誰が、親不孝ものだ。誰が。
お前なんか、お前なんか、母ちゃんや俺を不幸にしたくせに。
骨と皮になるまで、食い尽くしたくせに。


4.
もう、疲れた。俺は、疲れたんだよ。



妻不孝、子不孝の世間に顔向けできない正真正銘のクズ蟲は




死ね。

412 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 04:38 [ 2AZabTO. ]
…顔はさ、もう誰だか解んなかった。
灰色の豆腐がはみ出してて、血だかなんだかよく解らない液がダラダラ出てて、
でっかい赤い湖があって、電灯の光が月みたいに反射してて…

死んだんだ。コイツはもう生きてない。物になったんだ。
人が死ぬってこういう事なんだな。人が…

…ああ、俺は今コイツを人と認めちまった。
さっきまでクズ蟲だと思ってたのに。

人なんだ。人だったんだ。ああ、そうなんだ。
俺は人を殺した。人殺しになった。
人を人を人を殺し殺し殺し
人人殺し
人殺し

…怖くなった。
だから逃げた。空にはキラキラした月が浮かんでた。

キラキラしたまん丸なお月様の夜、俺は人を殺したんだ。

413 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 04:39 [ 2AZabTO. ]
コレで話は終わりだ。ありがとうな。
…じゃあな。


(暗転)





初投稿です。よろしくお願いします。

414 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 06:52 [ kfy.QGoU ]
>>409->>413

深夜にお疲れ様でした!面白かったです!

415 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/26(金) 09:54 [ nrqtT/E6 ]
>>413
リアルで笑えない話です・・・
つか、初めてですね。
ここに投稿される小説で、モララーやしぃとか
AAキャラが入らない小説は。
別にルールで“入れろ!”と決まっているわけではないのですが

416 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/28(日) 10:57 [ hdwflhWU ]
>>413
小説が苦手な自分が言うのも何ですが、とても良いです。

417 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/11/29(月) 18:38 [ 9d7SbN3E ]
題(一応・・・)「雑草」

ここは、とある農家である。

「いやー。菊咲いてるかなー」

「きっと咲いてるべ」
楽しみにしていた農家のモララーと老人のモナー。だが、咲いているのは

「ハニャーン♪キョウモゲンキニシィシィシィー♪」
「イイヒネ ベビチャン」
「ナッコナッコ♪」
雑草だった。

「うわ!何スかこれは!」

「雑草が咲いてるべ!とっととぶっこ抜くべ!他の花に感染する!」

そして、しばらくして雑草をすべて抜いた。

「こんなのは存在価値すら無いべ。とっとと燃やすべ」

「ですね。」
マッチに火を点けた。

「ハニャーン!ダッコスルカラタスケテヨゥ!」
「チ、チィ!?ナコナッコ!」
「ハニャーンハニャーン・・・・・・・・・シニタクナイ・・・」
「ホカノハナサンガマターリソウニナラナインダヨ!ソレデモイイ・・・・」

その時、マッチは放たれた。

「雑草がうるさいべ。つべこべ言わずに燃え尽きるべ」
一瞬にして、炎は雑草から雑草へと燃え移った。

「シィィィィ!!!ダズゲデェ"ェ"ェ"ェ"・・・・・・・・」
「チィィィ!!マンマァ、チィオウチニカエリタイデチュヨウ!!ナ"ゴォ・・・・・・」
「ハニャーン!ホカノハナタチガカワイソウダヨゥ・・・・・・」
「ドウシテ・・・ギャクサツチュウ・・・・・」

そして、完全に雑草は燃え尽きた。

「やっと消えましたね」

「まったくだべ。後ちょっとで他の菊に感染する所だったべ」
そしてAA達はまた種を撒いて、家に帰った。

農家の者達は今も作物を作っている。

オシマイ

所々変かもしれません。そんなに小説は得意ではないので。

418 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/01(水) 06:04 [ ZE7LUjlI ]
>>417
昔、AAに似たような作品があった・・・。
それと
“小説は得意ではない”?
謙遜? それとも単なる自己弁護?
いずれにしても、こんなんつけても見苦しいだけです。
貼るなら貼るで、自信を持って貼るべきです。

419 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/12/01(水) 22:57 [ gU4S2362 ]
>>406-407

408氏が指摘されているように、
まずは地の文を追加するのが良いと思う。

あえてセリフだけの構成で行きたいなら。

・同一キャラの発言は一つの鍵かっこにまとめるか、
間に別キャラの発言を挟んで連続させない。
(同一口調のキャラが複数いるように見えて、読んでいて混乱する)

・地の文で補えない分、セリフの中で十分に説明する。
(例えば、初めのあたりのドーナツのやりとり。
  モラ「ドーナツ1個ね」
  しぃ「ドーナツ1個?」
  モラ「ドーナツ1個だと!」
 という状態になっていて、自分の発言内容に切れているように見える。
 問題になっているのはおそらく分量や質の所なのだろうから。
  モラ「ドーナツ1個ね」
  しぃ「たった1個?」
  モラ「『たった』だと?」
 のように、論点をはっきりさせた方が良い)

・伏線について。
ドーナツの伏線が回収されていない。
(月並みに「死んだ君には必要ないね」でも良かったので
 解消して欲しかった。本人が約束した事を忘れていると
 表現したいなら「何か約束したような……」でも良い)

ラストの遅刻に対して伏線が張られていない。
(これを落ちとして使うなら、モララーが登場した時に、
 通勤中か休憩中を示すような文章が欲しかった)

420 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/12/01(水) 22:58 [ gU4S2362 ]
>>417

「雑草」という語感が、先天的に決まっているような
イメージを喚起するので(カタバミとかオオバコとか)、
今回の用法には適当ではないように思う。
あと、生きてる植物は、普通マッチくらいじゃ引火しない。

「咲く雑草(感染性)」が良く分からなかった。
本体に寄生して花を付ける植物なのか、ウイルス性の
病気の一種なのか、そのあたりは作者氏の中では
どのように定義されているのだろう?
また、マターリソウに感染した場合の害が不明なので、
そのあたりの説明を入れて欲しい。

虐待中のセリフが普通のしぃの場合と変わらないので、
植物属性を付けた効果が感じられなかった。根を切られる
事への絶望とか、葉を傷つけられる感覚とか、燃やされる中
必死に飛ばそうとした綿毛(あるいは胞子)が熱に死んでいく
光景とか、動物では出来ない事に挑戦してみて欲しい。

421 名前:行方 投稿日:2004/12/03(金) 21:38 [ KaiOFuOU ]
『割と普通の虐殺前編』

「ウェーイウェーイ」
深夜公園の方から糞虫特有のウザイ鳴き声が聞こえてきた。
糞虫の鳴き声は「はにゃーん」だった気がするが半角で鳴いていたので
あれは糞虫の鳴き声であると判断。
糞虫殺しは有機生物の義務であり権利でもある。私は世界平和
(割とどうでもいい)と爽快感ゲット(重要)のために武器を手に取り
公園へとむかった。

十分後順調に公園に到着、そして糞虫を順調に発見。
しかし、そいつは少し変わった姿をしていた。
二つある耳は頭頂部で一体化していて接合部がギザギザしている。
真っ白なはずの目は血走って真っ赤になっており、それは顔の半分を
占めるほどの大きさだった。全身は青色をしていて昆虫のような光沢を
発している。この糞虫はおそらく新種なのだろう。

妄想スタート(ホワーンホワーンホワーンホワーン)
新種の糞虫を最初に殺す→皆から英雄と呼ばれる→当然女の子にもモテモテ
→でぃちゃんと毎日セクース→つーちゃん、フサちゃん、わっしいちゃん、
びぃちゃん、みぃちゃん、しぃちゃん、ちびちゃん、ベビちゃん、ぎゃあふさたん、
ニラ茶夫婦、ジャスティスマスターちゃん、八頭身、128頭身達も呼んでハーレム
妄想終了(ホワーンホワーンホワーンホワーン)
こ、こいつはいいいいい急いで殺さないと!!私は糞虫にかけより持ってきた武器を振り上げた!
「うぉぉぉぉぉ!」「ウェェェェェイ!?」

『次回予告』
私の振り下ろしたバットは糞虫に当たらなかった。「アナタナニスルディスカ!」
糞虫の反撃のキックが襲い掛かる!!
次回タイトル『オンドゥルの逆襲』または、

私の振り下ろしたナイフは糞虫の耳に命中した。「ウギャァァ!ナニヲスルディスカ!」
新種といってもそのウザさと弱さは普通の糞虫と変わらなかった。
そのままナイフを横にすべらせて耳を切り取る。「ウギャァァ!オデノミミグワァー!」
次回タイトル『割と普通の虐殺後編』もしくは、

私の振り下ろしたムチは糞虫の頬をかすめた。「アナタナニモノディスカ!」
「そのとうり。私はナニ者だ。」
次回タイトル『奥義 マ  ラ  づ  く  し』のいずれかでお送りします。        
つづく

422 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/04(土) 18:03 [ 1Bs2P08A ]
僕の手は真っ赤だ。
当たり前だ、僕はいわゆる虐殺厨なのだから。

僕の部屋は真っ赤だ。
当たり前だ、僕の部屋では毎日のようにしぃやちびギコの虐殺が行われているのだから。

おとといの獲物はレッサーギコの一家だった。
彼らは最後まで希望を捨てなかった。でも、みんな臓物をブチ撒けて死んだ。

昨日の獲物はたしぃだった。
彼女はあっさりと自分の死を受け止めた。そして、もとのAAが何だったかも判別できない肉塊になった。

罪悪感は無かった。
彼らに対して、僕は何の感情も抱いていなかったから。
快感すら無かった。
彼らに対して、やはり僕は何の感情も抱いていなかったから。

何故、僕は彼らを殺すのだろう?
僕は自問する。
たまたま、そこに彼らが居た。
たまたま、彼らを殺しても良いことになっていた。
だから、僕は彼らを殺すのだ。
それが答えだと自答する。

僕の手は、今日も血で赤く染まる。
僕の耳は、今日も断末魔を聞く。



         [END]

423 名前:422 投稿日:2004/12/04(土) 21:29 [ 1Bs2P08A ]
「ここの文章がおかしい!」などのご指摘まっております。

424 名前:行方 投稿日:2004/12/05(日) 23:22 [ aUxu5Dr6 ]
『割とオンドゥルなマラの虐殺普通づくしの逆襲後編』(411からの続きです)

私は右手に持ったナイフと左手に持ったバットと右足に持ったムチを同時に糞虫の
頭に振り下ろした。『糞虫駆除は耳もぎからじっくりと』が本来のマナーであり、
爽快感ゲットのコツでもあるのだが、新種一番乗り→省略→ハーレムの夢がかかっ
ているため一撃必殺の手段をとることにしたのだ。

「うぉぉぉぉぉ!」ぶん! ひゅ! しゅ! 
「ウェェェェェェェェェェイ?!」 スカッ カッ!  ぺし 「イヤーン!」
私の必殺の連撃は残念ながらナイフが耳をかするだけに終わった。
人権も無いくせに悪運だけはある奴だ。
「ギャッ!クサマイタイナニウォズル?オデニナンノヨーナンディスカ?」
どうやらこの糞虫は自分が地球全体にどのようなマイナス効果を与えているかを理解
できていないらしい。こういう奴にはいつもなら糞虫がこの世に存在すべきではない
理由を語ってから殺すこととしているのだが、今回はこの場所に私以外の虐殺者が来
る前に終わらせたいので殺しながら説明することにした。
嗚呼、こんな奴早く殺してでぃちゃんとセクースがしたい。

「聞け糞虫。私はマラ太郎、住所はこの公園の裏の下水道、30歳独身恋人募集中だ。
お前が死ななければならない理由は三つある。」
そう言いながら武器を構えなおして糞虫との距離を詰めていき頭に狙いをつける。
そして攻撃をしつつ話を続ける。

425 名前:行方 投稿日:2004/12/05(日) 23:29 [ aUxu5Dr6 ]
「一つ目!」 
ぶん! ひゅ! しゅ!       スカッ スカッ ぺし

「お前達糞虫はキモ過ぎる。生きるために自分の糞や他人の糞を食べる
なんて最悪だ。糞食いはセクースの一形態として行うのが常識だ。常識
を持たないゆえにキモ糞虫は悪であり私は正義である。」
「ウゾダドンドコドーン!」
ぶん  ひゅ  しゅ        スカッ スカッ ぺし

「二つ目!」
ぶーん  ひゅー  しゅーん    スカスカぺし

「お前達はアホだ。自分の欲望を満たすためにウザイ長文で相手を説得
しようとするがハァハァ、その内容がハァハァ無茶苦茶なため願い決し
て叶うことはない。また、ハァハァこの説得によってハァハァ相手が不
快感を得ているのにハァハァハァそれに気づこうともしない。ぜーぜー、
他者の気持ちを理解できない奴は死んで当然だゲホゲホッぜはーぜはー。」
へらー へにゃー  すぽーん    ぱしぱしぱしっ

「ぜはーぜはー、そして三つ・・・・あれ?私の武器はいずこ?」
「ウォマエノブギバコゴニアルヂェ」
ビュビュビュン! ヒュッ! シュパッ!

「え?あ、あのぐいおじょぽぢんば!!」
ボコグシャ! ドスッ! ズバーン!

私はわけが分からないうちに死んだ。
死ぬ前に一度でいいからセクースがしたかった。
それにしても私はいったいどこで間違えてしまったのだろうか。
                            完
(424で改行に失敗してしまい見苦しくなってしまいました。
申し訳ありません。)

426 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/07(火) 17:45 [ fAbw2On2 ]
ある日の朝、公園に行くと一匹の親子しぃがいました。
そして、包丁を片手に持って親子しぃのところへそっと行きました。
しかし、親子しぃは全然モララーの気配にきずいていませんでした。
「ハニャ?ナニアレ?」
「モ、モララー?」
「やぁ、ゴミ虫達」
続く

427 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 18:56 [ .Ptdheig ]
 ―――憧れていた正義の味方。

 壊れかけたテレビに映る映像。
 そこに映る正義の味方は、いつでも格好よくて。
 毎日、飽きることなく箱の映像を見ていた。

 ―――ゲンジツは醜かった。

 いつ死んでもおかしくないような街。
 とても、醜くて、死にたくなった。

 自分ひとりだけ、呑気に暮らす事が出来たのだ。
 本もあった。食料も、生きていける分は用意されていた。

 何ひとつ不自由は無く。
 何ひとつ自由も無い。

 勉強に励む環境があり。
 それを生かす環境が無い。

 でも、箱の中の正義の味方は綺麗だった。
 醜いゲンジツを忘れさせてくれた。

 それに憧れて、まだ夢を捨てられない。
 心が腐った貧民街の空気の中でも。

 …まだ、その夢だけは腐っていない。

 持ってるものはナイフしかない。
 飯は、もう底を附いた。

 誰かを殺して金を稼ぐ。
 この貧民街での稼ぐ手段は、それ位しかない。


 だが―――。

 思い出せ、と誰かが言う。
 おまえは正義の味方になるのではなかったか。
 相反する思考が体をズタズタに切り崩していく。

 ―――自分の為だけに、無関係の人間を貪る正義の味方。

 もとから身勝手にすぎない正義の味方。

 憧れていた正義の味方は、壊れた箱の中。
 箱の中の、幻想。それだけを糧に、貧民街で生きてきた。

 今までの時間。
 何年もの間信じ続けてきた思いが、立ち止まる自分の胸を撃つ。

 夢も希望も無いこのゲンジツで。
 唯ひとり夢を見る事を許された自分。
 その夢を、捨て去るのか。

 その糧を、失うのか。

 自分を上手に騙し、誰かに夢を見せる。
 そう考えていた、今までの自分を裏切るのか。

 正義の味方という名の、幻想。
 生きていく上での、糧。
 俺が捨て去るものは、今までの、そして、これからの自分だ。

 今まで信じ、支えてきたモノをなくして、生きていくことが偽りだとしても。

「          …ああ」
 そうだ。
 俺は、生きていたい。
 生きていく意味を失ってでも、生きて、いたい。

 箱の中のちっぽけな夢を、捨て去って。
 生きていく糧を、失っても。

 喩え、この先に。
 …避けえない、孤独な破滅が待っていても。

 ――――それでも。
 俺は、地べたに這い蹲ってでも、生き延びて、いたい。

428 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 18:57 [ .Ptdheig ]
 ―――憧れていた正義の味方。

 壊れかけたテレビに映る映像。
 そこに映る正義の味方は、いつでも格好よくて。
 毎日、飽きることなく箱の映像を見ていた。

 ―――ゲンジツは醜かった。

 いつ死んでもおかしくないような街。
 とても、醜くて、死にたくなった。

 自分ひとりだけ、呑気に暮らす事が出来たのだ。
 本もあった。食料も、生きていける分は用意されていた。

 何ひとつ不自由は無く。
 何ひとつ自由も無い。

 勉強に励む環境があり。
 それを生かす環境が無い。

 でも、箱の中の正義の味方は綺麗だった。
 醜いゲンジツを忘れさせてくれた。

 それに憧れて、まだ夢を捨てられない。
 心が腐った貧民街の空気の中でも。

 …まだ、その夢だけは腐っていない。

 持ってるものはナイフしかない。
 飯は、もう底を附いた。

 誰かを殺して金を稼ぐ。
 この貧民街での稼ぐ手段は、それ位しかない。


 だが―――。

 思い出せ、と誰かが言う。
 おまえは正義の味方になるのではなかったか。
 相反する思考が体をズタズタに切り崩していく。

 ―――自分の為だけに、無関係の人間を貪る正義の味方。

 もとから身勝手にすぎない正義の味方。

 憧れていた正義の味方は、壊れた箱の中。
 箱の中の、幻想。それだけを糧に、貧民街で生きてきた。

 今までの時間。
 何年もの間信じ続けてきた思いが、立ち止まる自分の胸を撃つ。

 夢も希望も無いこのゲンジツで。
 唯ひとり夢を見る事を許された自分。
 その夢を、捨て去るのか。

 その糧を、失うのか。

 自分を上手に騙し、誰かに夢を見せる。
 そう考えていた、今までの自分を裏切るのか。

 正義の味方という名の、幻想。
 生きていく上での、糧。
 俺が捨て去るものは、今までの、そして、これからの自分だ。

 今まで信じ、支えてきたモノをなくして、生きていくことが偽りだとしても。

「          …ああ」
 そうだ。
 俺は、生きていたい。
 生きていく意味を失ってでも、生きて、いたい。

 箱の中のちっぽけな夢を、捨て去って。
 生きていく糧を、失っても。

 喩え、この先に。
 …避けえない、孤独な破滅が待っていても。

 ――――それでも。
 俺は、地べたに這い蹲ってでも、生き延びて、いたい。

429 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 18:59 [ .Ptdheig ]
きゃー連投。
ごめんなさい。

 貧民街の大通りに出る。
 生き延びる為なら、他人はどうでもいい。

 どうでも――…いい。


 ひとり、現れた。
 この街には沢山いる、しぃ、だ。

 出会い頭に抱擁をせがんで来る。
 まぁ、今の俺の脳は、殆ど働いていないのだが。

 何故だろう。耳が、痛い。
 言語の処理が、全くできないからか。

 耳が痛いことしか、わからない。

 …そのお陰、だろうか。
 悲鳴をあげていた心臓が、冷静になってくれた。


 何も考えない。
 ただ、空気を吸うように。

 それ以上のコトは、何ひとつ考えなくていい。

 そう。何ひとつ、考えなくていい。

 殺す。
 それ以外、何も考えなくていい。


 …まずは、右手薬指から肘にかけてを引き裂くとする。
 迷いは、捨てる。
 俺は、生きていたい。

 ――誰かを殺してでも、生きて、いたい。

「オナガイ オナガイダカラァァァァァ!!」
 命乞いなど
、聞ける筈が無い。
 もう、何ひとつ聞こえない。


 もう、何ひとつ、わからない。
 ―――自分が生きているコトさえも。

430 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 18:59 [ .Ptdheig ]

 ざく。
 ざく。
 少しずつ切っていく。
 抵抗されているのだから、慎重に切っていくべきだ。

 ぶしゅり。
 間違えて血管を切ってしまったらしい。
 どくどくと血が出ている。


「ィィィィイイイイヤァァァァアア!!」
 血を見てパニックを起こしたらしい。
 バケツから振り撒かれたかのように出てくる、血。

 実感が、わかない。
 この赤色も。この赤色も。この赤色も。赤色も。
 赤色も。赤色も。赤色も。赤色も赤色も赤色も
 赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も、全て。

 全て、無関係のように見えてしまう。


 ざく。
 ざく。
 腕の肉は少ない。
 切るというよりも、削ぎ落とす、と言う方が近いか。

 ざく。
 ざく。
 真っ白な骨が見えている。
 次は、コレを切るとしよう。


 が、きり。
 ナイフの刃が毀れた。
 まぁ、いい。

 がり。
 ぎ、り。
 切りづらい。
 彼女は必死に抵抗ををしている。

 がり。
 がっ。
 切るところが逸れた。
 やはり、動くと切りづらい。

 がっ――。
「シィノ オテテ ガァァァァァァァ!!」
 雑音がしたが、全く気にならない。

 彼女が抵抗をしたところで、何が変わるわけでもない。
 抵抗をすれば、苦しむだけだ。


「シィィィィィィィイイイイ!!」
 …まだ、気が附かないのか。
 自分が、水槽で溺れているというコトを。
 水槽からは、決して出れなどはしない。

 出ることはできない、濁った水槽。
 囚われてしまった、不運な魚。

 

 生きる意味を失くしてしまった、意味の無い、自己。

 がり。
 がり。
 がり。
 がり。
 がり。
 がり。
 まるで気でも違ったかのように、ナイフを振るい続けた。
 抵抗は無意味。したところでナイフの軌道は変わりはしない。

 がり。
 もう、骨は今にも割れそうだ。
 少し力を入れれば、折れるだろう。

 が、きり。
 ようやく割れた。

431 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 19:00 [ .Ptdheig ]


 次は右足の太腿から踝にかけて。
 

 ざくり。
 ざく。
 肉が多い分、太腿は肘などに比べれば切り易い。

 ずぶり。
 ざく。
 ずぶずぶと刺さっていく。
 その刃物を、踝にスライドさせる。

 ずぶり。
 ざく。
 ずぶり。
 ざく。
 ずぶり。
 ざく。
 刺しては切り。刺しては切りを繰り返す。

 手は、止まらない。
 思考は、止まっている。

 …気が狂いそうだ。

 ざく。
 ざく、り。
 残るは、骨だけとなった。

「アグ…ガ…ア」
 彼女は既に失神しているらしい。

 そのほうが好都合だ。
 さっきより確実に切り易い。

 がり。
 がり。
 がり。
 がり。
 切りづらい。
 やはり、骨は切りづらい。

 がん。
 がん。
 切れなければ、割る。
 それまでのことだ。

 がん。
 がこ、ん。
 割るほうに切り替えた途端、大股の骨は簡単に割れた。
 当然、抵抗は全く無い。そして、脆い。極めて割り易いと言える。

 がん。
 がん。
 がん。
 叩くように。

 がん。
 がこん。
 もう、踝の骨が割れた。
 抵抗さえなければ、簡単なものだ。

432 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 19:00 [ .Ptdheig ]

 さて。
 最後に、右肩から右腹部にかけてだ。

 ざく。
 ざく。
 肩の辺りを引き裂く。

「シィィィィイイイイイイ!!」
 悲鳴。
 鼓膜が破れてしまいそうだ。
 …だが、そんなコトは全く気にならない。

 ぶしゅり。
 胸から腹まで、一度に切り裂いた。

 見えている、胸骨、および胸椎・肋骨。
 全て、体外から放り出した。

 そのお陰か、色々と、見えてしまうようになった。
 主に、胸管・気管・食道・脈。

 …それと、沢山の臓物。
 空に撒いた筈の肋骨の二本ほどは、肺に突き刺さっていた。

 心臓は、既に動いていない。
 動いている、筈もない。

 …死んでいる。

 殺した。
 俺は 彼女を 殺し た。
 コ ロ シ テ シ マ ッ タ。

 未来が、あったのだろう。
 おそらく、哀しむ家族もいたのだろう。

 それを、殺した。

 自分自身の、エゴで。

 彼女を 殺し た。

「っっ…」
 彼女を見ていると、なんだか、酷く、気持ちが悪くなって。


 …そのまま   彼女 を  切り 刻ん  だ。

433 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 19:00 [ .Ptdheig ]

 気が附けば。
 日は傾き、夜になっていた。

 何故、だろう。
 何故 殺して しまったん だろう。

 …わからない。

 切り落とした首を、持つ。
 今日を生き抜くために。

 生き抜く ため に。

 そうだ。
 生き抜くために、他人の命を、犠牲にした。

 自分自身のエゴのために、
 他人の未来を、踏みにじった。

 生きていたいために、
 自分の意味を、失った。

 なら、せめて。
 …せめて。生きる意味が無いとしても。
 ―――精一杯生きることが、その償いだ。

 どうやら。
 どうやら、壊れた箱の中の幻想は、箱と同じ運命を辿ったようだ。
 淡い色の箱の幻想は、砕けてしまった。

 ならば。
 …それを糧に今日までを生きてきた人間は、どんな運命を、辿るだろうか―――。

434 名前:貧血。 投稿日:2004/12/12(日) 19:02 [ .Ptdheig ]
   ミヾノミ
   彡li゚iコ゚ミ    <擬音がいちいち使ったのは主人公の「幼さ」を出す為です。
   i~{.ヾi .}~i      元が戦闘シーンだった事もありますけど。
.  i .il :,li. i      批評、どうかよろしくお願いいたします
   リ'j´ : lリ'
    i,r i,イ

435 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/12/12(日) 22:32 [ Yc2s2Psw ]
>>421 >>424 >>425

「!」や「?」の後に、1マス空白があると読みやすい。
あと、セリフの最後には「。」を付けないのが、現在は一般的。
  ×「こんにちは。」
  ○「こんにちは」

それはともかく、グッジョブ。
面白かった。

436 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/12/12(日) 22:34 [ Yc2s2Psw ]
>>422
文体がポエムっぽいので、もう少し小説っぽくした方が
いいかもしれない。

文章に関しては、強いて言うなら「答えだと自答する」のところ。
「答」で意味が重複しているので、少し気になったくらい。

437 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2004/12/12(日) 22:34 [ Yc2s2Psw ]
>>434

擬音の多さは気にならなかったが、「幼さ」の表現とも感じなかった。
多分、地の文で難しい語句が使われているせいだと思う。

主人公の思想的な部分に重点がおかれているので、
虐待描写のみが続いている箇所で、少しだれたように感じた。
虐待の合間に、少しずつ思考部分を挟んでみるとか、
板違いになるが、虐待描写をほとんど削ったほうが、
作品のまとまりは良くなるように思う。

作品全体に、気怠げで救いのない空気が漂っていて、
そこが氏の魅力だと思う。

438 名前:422 投稿日:2004/12/14(火) 17:07 [ qTUbWmhc ]
ありがとうございます。
早速試してみます。

439 名前:qTUbWmhc 投稿日:2004/12/14(火) 18:24 [ qTUbWmhc ]
IDが気に入ったので、しばらく個人識別のため使います。

ある日の出来事

ザクザクと何かを切り刻むような音がする。
それに混じって荒々しい息と、ひぃひぃとすすり泣くような声も聞こえる。
その、それほど大きくはない音で、俺は目を覚ました。
ここは、ある、古びたアパートの2階。4畳半の狭い部屋。
目覚まし時計のバックライトをつけて、まだ眠たい目を擦りながら、いまの時刻を見た。
AM1:23、ほんとの真夜中だ。
音はもうしない。鈴虫の音だけが、虚空に響いているようだ。
少し怖い気もしたが、怖いもの見たさのせいか、窓ガラスを、4分の1ほどあけて、様子を見てみた。

すぐ下の道路にそれはあった。
まず目に入ったのが、真紅の何か。よくよく目を凝らすと、それがしぃの死骸であることが分かった。
奴らは、有害鳥獣に指定されている、シロアリ以下の生物だ。
現に、俺も「しぃ駆除専門業者」に勤務している位だから、しぃのいろいろな死に様を見てきた。
しかしこれは(奴らに適切な言葉だとは思わないが)酷い。

一言では言い切れない。
まず四肢が無い。見事なダルマさんだ。
水を弾く毛を持った(血もまた然り)はずの体が真っ赤だ。おそらく、皮が剥がされている。毛が無いなら水(血)を弾かない。
胸から、恐らく肛門までパックリと開いた胴体から、あらゆる臓器がはみ出している。特に小腸が。これは内臓フェスティバルといったところか。
この様子だと、目も耳も無いに違いない。
鼻も削ぎ落としてあるかもしれない。

ここまでが限界だった。
俺は、窓を勢いよく閉め。布団にもぐりこんだ。
目をつぶっても、さっきの光景がよみがえってくる。
酷い気分だ。

440 名前:qTUbWmhc 投稿日:2004/12/14(火) 18:25 [ qTUbWmhc ]
何時の間にか、朝になっていた。AM6:30
あれを見てよく寝られたものだ。
もう、気分は悪くない。
死体が気になって、部屋から出た。
鉄製の階段を一気に降り、それがあった場所を見た。

死体は無かった。
あるのは、大量の血痕だけ。
狐につままれたような気分になった。



その後は、いつものように飯を食い、いつものように生活した。

帰宅途中、誰かに頭を殴られ昏倒した。


意識が戻った。

胸の辺りに激しい痛みが襲った。
ナイフが突き刺さっている。
俺は全てを悟った。
再び意識が無くなった。

441 名前:qTUbWmhc 投稿日:2004/12/17(金) 21:56 [ rwUqdyCo ]
本当にすいません。
[終了]し忘れました。

442 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/22(水) 20:45 [ 1Ftv/iOo ]
〜〜〜〜〜〜〜〜ある牧場の夜〜〜〜〜〜〜〜〜
「シィチャンノ トッテモカワイイ ベビチャン ゴハンデチュヨ!」
「アニャ?ハナ〜ン!」
「ハナハナ〜ン!」
「マンマ!マンマ!」
「マンマ〜!」
シィと糞ベビが4匹、この牧場で飼われていた。
「シャベレルヨウニナルマデ モウ チョットネ!」
「ハナ?」
このベビは生後3週間、もうしゃべれていい
所詮はアフォか
しかしベビは少し口に含むとイヤイヤといって
口をそむける
普通はここで「病気かしら?」と思うのが普通である
「エ?イラナイノ?ソッカ!ママノオパーイガホシインダネ!」
思考が㌧㌦
そしてすぐにねっころがって授乳の体勢をとる
「ハイ、ママノオパーイダヨ!」
本来は、ここでベビを中心とした
マターリとした状況になるはずだった しかし・・・
バン!
突然ドアが開き、モララーが入ってきた
「ああ、またこんな一文にもならない物を育てて。」
シィは、唖然として動け無い。
「しょうがないか、糞虫だもんな・・・漏れが処理するか。」
そういうと、ベビを一気に、4匹むんずとつかみ上げた。
「シイィィィ!ナニスルノ?!カワイイベビチャンヲツカマエルヤシハ
アボーンダヨ!?コノギャクサツチュウ!」
やっとシィが反応する
「五月蝿いな、ただここよりもっとマターリできるところに
釣れてってやるだけじゃないか。」(漏れたちのね・・・)
だがシィはそんなことも露知らず、
「ハニャ?ソウナノ?ソレダッタラクソモララーモナカマサンダヨ!シィチャンモツレテキナサイ!
ナイテヨロコビナサイ!」
こんなことを言っている。
(堪えろ、堪えろ漏れ!糞ベビを自分で飼いたいのか!)
「分かったよ、じゃあそこの糞虫もな!」
そう言ってモララーは懐から麻酔銃を取り出した
「ナニ?ソレデコノカワイイシィチャンヲウトオッテノ?
ソンナコトスルヤシハギャクサツチュウダヨ!アボー(以下略」
「五月蝿いな、いちいちわめくな!」
バシュ!
大きい音とともにシィはドサッ!と地に伏せた
「はあ、マンドクセ・・・でもまだ給料高いからな・・・」
・・・・・・・・・・・・数時間後・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい!糞虫!起きろ!」
モララーがシィの腹を思い切り蹴る
「ギシィィィィィィィ!イタイ!イタイヨウ!シィチャンノカワイイポンポンガイタイヨウ!」
「ほら、おまいが今日から育てるベビはこいつらだ!」
そういって5匹のベビを放り投げた
「ピィピィ!」
「ナコー!」
「マァマ!」
落ちた衝撃では泣かなかった
(泣けよヴォケガ!)
「エ?ベビチャン?シィチャンノトッテモカワイイベビチャン?
ヤッター!クソモララーニシテハジョウデキネ!
カワイイベビチャンナガーイオケケガハエテキテヨカッタネ!
アレ?フエテル?イーチ、ニーイ、?コノツギナンダッケ?
マアイッカ!ベビチャンガフサフサニナッテカエッテキタンダモンネ!」
(藻前のベビはもう死んでるよ!)
「よかったな!ベビが帰ってきて。」
「アリガトウゴザマスタ。ソコノクソモララーモベビチャントイッショニ
ダッコデマターリシナサイ!」
感謝したかと思ったら命令している。ついていけない
「・・・いいよ。マターリならすでに君たちからもらってるしね」
皆さんお分かりだろうが虐殺の事である
「ヤパーリ2chノアイドルハシィチャンナノネ!ヤパーリソウヨ!
ミンナダッコシタイヤシハイチレツニナランデ〜!」
誰に言っているのだろうか
「じゃ、せいぜいガンガレよ。・・後で殺されるがな・・・」
そうつぶやいた
「ハニャ?ナニカイッタ?」
「なんでもないよ」
やけに地獄耳だ
(偽者を育ててな!)
こうしてモララーは小屋を去った

モララーに連れ去られたベビの行方は誰も知らない・・・

〜〜〜〜〜〜〜おわありぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

443 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/22(水) 21:03 [ 1Ftv/iOo ]
ギコとバイク

ギコがバイクに乗って走っていた

鬱蒼と茂る森の中、速いとはいえないスピードで走っていた

だんだん視界が開けてくる

美しい山々とそのふもとで栄える花畑

ギコはふもとへ向けて走る

少しずつスピードを上げてゆく

自分の後ろへ向けて走ってゆく風景

ふもとへはすぐにたどり着いた

道が二つに分かれていた

右は開けていて通りやすそうな道

左はまた森が続く通りにくそうな道

ギコが悩んでいると右の道からしぃがやってきた

しぃは何かを摘みに行く途中だったのかバスケットを持っている

しぃはギコにとても驚いた

「××××××!×××?!」

しぃが話す

「××××。×××××××?」

ギコは何かをいった

「×××?××××?×××××?!」

しぃが慌てながら話す

「×××××。×××××。」

ギコが首を振りながら言う

すぐに出発しようとした

「××××××!×××××××!!」

しぃが何かをわめく

ギコが丁寧に断る

するとしぃが泣き出しバイクのフレームにしがみつく

ギコがなだめる

「×××××!××××!×××××××!!」

ギコが泣き出しそうな顔になる

そして懐から何かを取り出した


美しい山々とそのふもとで栄える花畑

そこには三つ物が増えていた

一つはバスケット

もう一つは空の薬莢

最後の一つは頭を打ちぬかれたしぃの体

美しい山々とそのふもとで栄える花畑

そこには三つ物が増えていた


終わり

444 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/22(水) 21:04 [ 1Ftv/iOo ]
連投スマソ
二つに分けるべきでしたね
以後気をつけます

445 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/23(木) 09:13 [ aXP9Ws/o ]
>>444
お疲れ様でした。
小説を書くのは初めてでしょうか?
気になった点をいくつか書きます。
 
>>442
全体的に読みにくいので、適当なところで行間を空けるように。
 
しぃのセリフ(半角カナ)は、読みやすさを考慮して
間を空けるようにしてみてはどうでしょうか。
ex)
「シイィィィ!ナニスルノ?!カワイイベビチャンヲツカマエルヤシハ
アボーンダヨ!?コノギャクサツチュウ!」
 
「シイィィィ!ナニスルノ?! カワイイベビチャンヲ ツカマエルヤシハ
アボーンダヨ!? コノギャクサツチュウ!」
 
あと、!や?が半角と全角が混じっています。
どちらかに統一したほうが良いと思います。
 
話の内容について触れるのは避けます。
(話の内容は個人の好き嫌いがある為)
 
全体的にセリフにたよりがちになっているので
もっと登場人物の表情や動き、場面の描写を盛り込んで、
登場人物それぞれの特徴を読み手に伝わるようにしてみれば、
内容も(文章量も)充実してくるのではないのでしょうか。
 
>>443
詩のような印象をうけました。
 
サイレントを意識して「×××〜〜」という表現をしているのでは、
という前提で話を進めますと、「×××〜〜」は使用せずに
登場人物の動きをもっと細かく描写すれば
「×××〜〜」は使用する必要もないですし、全体的にも
まとまった感じになると思います。
 
●まとめ
全体的にボリューム不足、と言われても次はただ文章を増やすだけではなく
もう一度登場人物、場面の描写に力を入れてみて
それを読み手に伝わるように努力してみてください。
そうすれば自然と内容も充実してくるかと思います。
次もがんばってください。

446 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/23(木) 09:49 [ PiTABzag ]
ありがとうございます
確かに初めてです
やっぱりむずかしいですね
がんばってみます

447 名前:PiTABzag 投稿日:2004/12/23(木) 09:50 [ PiTABzag ]
気に入ったのでこてにします

448 名前:モナラー 投稿日:2004/12/23(木) 15:38 [ cE/.uK5A ]
  「2ちゃんねるの虐殺的生活」

ここは知る人もいない街。
もし、この街を知っている人がいたら
その人はこう呼ぶといいだろう  その人は悦に浸れるから
        
「虐殺厨」

この街は、696年までは「マターリ」と呼ぶに等しい街であった
誰もが、笑い・喜び・悲しみ・怒り・憎しみを平等に分け与えれる
甘く危険な魅惑の街であった。 
  
だが ある一つの種族のAAが来てからは
平等の天秤が崩れ出したのである
そのAAの名は「しぃ」である。
奴らは見た目はフワフワした白い毛で覆われ、目がビーダマサイズの
大きさがあり、口はいつも「ニヤッ」とにやけている。

誰もがこのAAを見た瞬間「嫌悪」「憎悪」「悲壮」「慈悲」と
生物のマイナス部分を曝け出す危険なAAだった。
この「しぃ」の性格は極めて傲慢で欲に目が無く
同種のギコには「ダッコ」「コウビ」と品性の欠片も無い
不純かつ淫乱なAAであった。

もうこの「しぃ」の末路は言わなくてもいいだろう
そこにいたのは「マターリ」を粉砕した愚者の塊だから。
鉄の液体を体につけた「愚か者」と
無知が自らの破滅の道を生んだ「愚か者」。
どちらが「マターリ」に相応しいのだろうか?

神でも分からないかもしれない。

そして現代に至る。
かつて共に暮らしていた住み人達は、光の如く消えて行き
そこに暮らしていくるのは「マターリ」の懺悔が欲しい
哀れな「虐殺厨」である。

骨の砕ける音を音楽として聞き
肉の裂ける音を悲哀の心を癒すために観賞し
叫びの声を体の隅々に響かせる。

彼らの日常はいつ何時でも、それで満たされるだろう。
何故なら「虐殺厨」なのだから。

ある血に飢えたモララーが一つの生命を純粋に奪い
その生命の血を体に浴びながら、こう言った
 「マターリしようよ」
 


449 名前:モナラー 投稿日:2004/12/23(木) 15:42 [ cE/.uK5A ]
初めまして モナラーです。
普通の虐殺小説を書こうと思いましたが 詩になってしまいました。
悪い所いっぱいあると思いますので、批評をお願いします。

450 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:08 [ N72AJjKg ]
僕は、美しい「しぃ」が欲しい。
僕は、完璧な「しぃ」が欲しい。
ちょっと前まで、その「しぃ」は居たのに。
完璧な、美しい、僕の「しぃ」は、遠くへ行ってしまった。
見えない。僕は彼女が見えない。
死んだのか、別の場所へ行ったのか。
ともかく僕は、「しぃ」が欲しい。
だから作ることにした。
材料はたくさんあるのだから、あの「しぃ」そっくりに作る事だってできるさ。
僕は早速、外へでかけ必要な器具を買い揃え、材料を採取することにした。


一つ目は胸、二つ目は両方の二の腕。
お母さんだった胸のパーツ。可愛らしい親子だった。
笑顔と、太陽が良く似合う、素敵な親子。
眠ってもらって、袋へ詰めて、僕の部屋で涙のお別れ。包丁で、胸ともさようなら。
「シィノ オッパイガァアアァ!!!! ベビチャン ベビチャン ゴメンネ ゴメンネ」
ベビを抱いて死んでいった。お母さんの胸はとても綺麗だ。大事に使おう。
そういえば、ベビはどうしたかな?ああ、頭を踏み潰してしまったっけ。

二つ目はダンス教室の帰りだったようだ。
「シィィイイイィィィ イタイヨゥ オテテ オテテドコ? オテテドコォ?」
この子は、腕を切られて暴れ、立ち上がってフラフラと踊りながら走り去ってしまった。
噴水のように吹き出る血は、ヒラヒラしたドレスの袖のようだった。
まだ、どこかで踊っているのかな?


「アラ…アラヤダ…」
振り向くと、ヒソヒソと眉を顰めて近所の奥さん達が僕を見てる。
血まみれで立っている僕は変だろうか?
虐殺している人は、僕だけじゃないのに…

451 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:09 [ N72AJjKg ]
「あらやだ気色悪い。こっち見てニヤニヤしながら何か言ってるわよモナ川さん。真昼間から嫌ねぇ。」
そう言ってギコ児さんがこっそり指差した方には、気持ちの悪い笑みを浮かべた血まみれの不審者がいました。
虐殺者なんて、昔からどこにでも居ますけど、あの人はちょっと…異常でした。
「ええ…。」
あの人、何か言っているようでした。でも、
「えーっと、ギコ児さん、そう言えばお宅のお子さんえーっと…」
聞いてはいけない気がしたので、話をそらして聞かなかった事にしました。
見覚えのある人物の気もするけれど、知ってる人物がキ…こういう行為をしているとは思いたくなかったので。




「ウウゥ オテテイタイヨウ… ポンポイタイヨウ… ハニャ?! アアタマモ…? ヤメテェ!ヤメテェ!!」
三つ目は両腕と頭を除く上半身。
あの子は…どこで見つけたんだったかな
下半身切断は苦労した。内臓が溢れて、ボトボトと机の上から落ちていくから。
皆、切ってもまだ生きてるのには驚いた。
虐殺用具専門店で買った薬を使ったからなのかな。


四つ目は、両腕の肘から下。路上で物乞いをしていた子だった。
「シイイイィ!!! マターリシタイヨウ!! ダレカ ダレカ マターリ…マターリイイィ!」
最期は、二人目の時のようにフラフラ歩いていったけれど、
見えなくなる前に、虐殺好きに捕まって、物言わぬオブジェにされた。
口から股まで串を通して逆さまにしてあった。
近づいてよく見てみたら、目は潰され、足は変な方向に折られていた。
腕からは、まだ血が噴出していた。
ちょっと綺麗かもしれないと思った。

452 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:09 [ N72AJjKg ]
五つ目と、六つ目と、七つ目は顔。
あの子達はいつも一緒で、仲が良かったみたいだった。
本当は五つ目だけを使うつもりだったのに、つい、うっかり潰してしまった。
思いっきり叩いてしまった。グジュッと音がした。僕の手に、暖かい物が溢れた。
とても気持ちが良かったけれど、どうしよう…とも思った。
潰れてしまったら、パーツとして使えないじゃないか。
でも、あの子達とっても似ていたから、一緒に使ってあげることにした。
縫い合わせるのは大変だったけれど。

首から下は、お刺し身にして美味しく頂いた。
ごちそうさま。
最後のパーツは明日にしよう。今日はもう布団に入ろう。
おやすみ。



あああああ…
全部の材料がそろうはずだったのに、僕は作れなくなった。
いつものように誘おうと思ったんだ。材料を。
なのに、言葉が通じない。
何を言っても、言おうとしても、口から出るのは

「アヒャ アヒャヒャ」

どうして、誰が、何を一体なんで?
ぼくは、ぼくは、狂ってしまった?いやそんなはずは。
そう、僕は正常。正常なのに。
いたって正常!正常なのに!

453 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:09 [ N72AJjKg ]
ああ、そうだ。落ち着こう。落ち着かなくては。
まずは、部屋を掃除することだ。
何か、戻るかもしれない。
まずは、あの臭いドロドロを片付けよう。
あれ?なんでドロドロの中に彼女の指輪が。なぜ?


  彼女を殺しました。
  くだらない喧嘩をしたんです。
  灰皿で殴りました。彼女の頭はパックリ割れてしまいました。
  かなり前のことです。脳姦しちゃったのは内緒です。
  彼女は腐りました。、僕は狂いm…


そうだ、掃除はとりやめだ。
気分転換に挽肉と、もも肉その他もろもろを作っていこう。
あの子喜ぶ。そうだ、僕は僕で肉料理を彼女に振舞わなくてはならない。
僕のお腹を裂くと、僕のお腹は彼女が溢れ…


「アヒャヒャヒャh」

454 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:10 [ N72AJjKg ]
「ママァ、お隣なんか臭うモナ!それにさっき変な声もしたモナ。怖いモナァ…」
まだ六歳になったばかりの息子が、左隣を見て言っていたんです。
左のお隣は、モラ沢さん…と言う人でした。そう言えば、あの時のおかしな人は、モラ沢さんによく似ていた気がします。
「そうねぇ、一体何してるのかしら?モナちゃんは向こうに行っててくれる?…ちょっと、モラ沢さん!」
確かに異臭がするので、近所迷惑だと注意したほうが良いと思って…

ドアが開いていたので、おかしいと思ったんです。
前の日まではピッタリ閉まってましたから。
閉め忘れかと思ったんですけど、廊下に血の…血の跡があったんです。
それで中に…あぁ、開けなければ良かったんです!
素直に警察に連絡していれば!
居間にバラバラのしぃの死体と、血だらけのモラ沢さんのお腹の裂けた姿なんて見なくて済んだのに。

あの部屋は異常でした。
細かい字がびっしり書いてある壁や、蛆の集っている半分白骨化している死体とか…
病院にしかなさそうな薬の瓶も。鉈や、ノコギリ、針も落ちていました。正に地獄絵図です。
怖い…怖かった…現実にこんな事があって良い筈ないんです。

見たくなかったけれど、警察と救急車を呼ぼうと電話を探したんです。
モラ沢さんまだ生きてたみたいでしたし、間違ってドアを閉めたら、開かなくなってしまって。
あの部屋に居たのは30分くらいだったのでしょうけれど、何時間にも感じました。
もう、おかしくなってしまいそうで…

455 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2004/12/31(金) 18:11 [ N72AJjKg ]
「ママァ、一体誰とお話してるモナ?どうして、壁にいっぱい文字書いてるモナ?怖いモナァ…」
「うるさいわよモナちゃん。静かにしてて…」
「ママァ、何でこけし持ってるモナ?マm」



ぐしゃ



「アヒャヒャヒャヒャヒャ!」



<糸冬>



二作目です。
ご指導よろしくお願いします。

456 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2005/01/02(日) 00:05 [ zdwZ.TQQ ]
僭越ながら・・・
>>450で一つ 2フレーズ目ですが
笑顔と、太陽が良く似合う、素敵な親子。
ならその笑顔、どうせ最期には歪むことになるんだろうけど
わざわざ今、歪めることもないよね。
ゆっくりと、クロロホルムを噴霧器に注入
気づかれぬようにしぃ親子に吹きかける。

効果覿面。10秒もたたずに親子は睡魔の虜。
そのまま、大きめの袋に親子共々詰め込む。

ねぇしぃちゃん 喜んでいいよ。君は恵まれてる いや、世界で有数の幸せなしぃだとも言っていい。
何せ僕が目指している「しぃ」の一部に、それも一番最初になれるんだから!
こんな名誉な役目を任されるなんて、君は・・・・・・フフフフフ・・・・・・

そこから先は・・・・・・ウフフ。全く、何かのドラマみたいだったねぇ。
何せしぃちゃん、目を覚まして僕を見るなり
「シ シィィィィィッ!! ヤ ヤメテ! コロサナイデ! タスケテェ!!」
たかだか僕が目の前で包丁研いでただけなのに、失禁までして命乞いするんだもんね。
まぁ、その包丁が自分に向けられると、察知してたのかもね。
「ア アァ・・・・・・ ヤメテ・・・タスケテ・・・」

あぁ しまったなぁ
この親子 特に母親は、笑顔がとても素敵だったのに
それが今じゃ、涙や鼻水や何やらでグチャグチャだ。笑顔どころじゃない。
せっかくの、素敵な笑顔が・・・・・・

・・・・・・まぁ、いいか。
よくよく考えたら、このしぃから欲しいのは、「胸」だった。
顔がどうなろうと、僕の目的には関係なかったんだっけ・・・・・

457 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2005/01/02(日) 00:07 [ zdwZ.TQQ ]
>>456続き
「ヤ ヤメテェ! コナイデ!」
「怖がらないで。すぐに済むから。ね?」
効果があったかどうかは知らないけど、一応なだめる。
そこから先は、速かったなぁ。

さくっ

思いの外、簡単に斬れた。
ぼとり、と鈍い音 胸を真っ赤にして、唖然とした顔のしぃ
そして、絶叫。
「シィィィィノ オッパイガァァァ!!!」
胸から滝のように血を流してる。ありゃりゃ、心臓まで斬っちゃったかな?
絶叫する母親に、ベビが心配そうに泣きながら駆け寄る駆け寄る。
そしたらさ、母しぃちゃん 何をどうしたのか、ベビを抱き始めたのね。それで
「ベビチャン ベビチャン ゴメンネェ・・・・・・ゴメン・・・・・・ネェ・・・・・・ ゴボォ」
死んじゃった。ダッコしていた腕がゆるんで、返り血まみれのベビが転がってきた。
案外あっけなかったなぁ。ま、そんなのはどうでもいいか。
それよりも、やっぱり僕の目に狂いはなかった。
このお母さんの胸、僕の理想に違わない とても綺麗な胸だ。
お母さん 喜んでください。あなたの胸は、僕の「しぃ」の一部になれたんですよ!

僕は急いで、その「胸」を回収に向かった。
恐らく、「胸」しか見えてなかったんだと思う。
あの時の僕は、夢中だったから・・・・・・
だから、気づかなかった。
母の側で泣き叫ぶベビを、踏みつぶしていたことに・・・・・・

458 名前:CMEPTB (dlFS2kHA) 投稿日:2005/01/02(日) 00:11 [ zdwZ.TQQ ]
自分なりに、一部改変してみました。

つーか、本スレでも十分なレベルだと思います。
文体よし、オチよし、表現よし。
次回作楽しみです。

459 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/01/02(日) 09:39 [ ie8E6JZ6 ]
>>450-455
なかなか面白かったです。
CMEPTB氏とは違うアドバイスになりますが
十二分に面白いですし特に破綻も無いのでこちらのアドバイスは無視されても構いません。

一つ目二つ目と淡々と内容を詳しく語らずに進む虐待が
後の狂い(思考能力の低下)を予兆させる形で良かったと思います。

別に題名は必須ではないのですが、こういった後に感染していく狂気モノの場合
少し、ひねった題名をつけることで読んでいる人間に、ああ、そういうことだったのかと
後からゾクっとさせたり感心させたり…そういう効果が狙えると思います。

もしくは、感染する狂気だったことが読み終わって分かるように
モラ沢→モナ川だけでなく ○○→モラ沢→モナ川(→△△) を取り入れてもいいかもしれません。

ただ、はっきり言って、俺の言っている事は蛇足であり好みの問題です。
今のままで狂気を軸にした話として完成度も高いですから、どうぞ自信を持って書いていって下さい。
次の作品も読めるのを楽しみにしています。

460 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/01/10(月) 19:43 [ MUEg1GSM ]
>>439-440

物語を要約すると、主に
 ・しぃの死体を見る
 ・主人公が死ぬ
の二つで構成されていると解釈した。

話の進行に変化が少ないので、
長い作品の一部分だけを読んだような印象を受ける。
(その曖昧な読後感が狙いなら、これでいいのだが)

 ・死体が消えた理由を調べる(推理小説風)
 ・主人公の氏の間際、昨日の彼自身と同じように、
 マンションから見下ろしている人影を描写
 (事件の連続を暗示して終える。ホラーSS風)

などの方向に持っていくと、物語がまとまった感じになると思う。
文章はとても読みやすかった。

461 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/01/10(月) 19:43 [ MUEg1GSM ]
>>449
詩の良し悪しは分からないので、解する人が現れるのを待って欲しい。

462 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/01/15(土) 15:01 [ BFwgLKs. ]
http://jbbs.livedoor.jp/computer/1523/storage/1043305597.html

463 名前:小説をかいた名無し 投稿日:2005/01/26(水) 15:49:32 [ w51R37Ss ]
始めましてorz初投稿です、よろしく
(口調がへんとかは気にしないでください(´Д`;)

親と子の悲しい物語

「オカアタン・・・ サムイヨ・・・」
「ゴメンネ・・・ モウスグダカラ、シンボウシテネ?」
母親のしぃは泣きながら
寒がる子供抱いて冷たい風吹く道に
消えていった・・・。

悲劇の始まりは今から一ヶ月前のこと・・・

ある家族が三人でご飯を食べていた時のことだった
「ハイ、キョウノバンゴハンハ ベビィチャンガダイスキナ ビーフシチュー」
母親は丸い机の上にシチューをおいた
フワリと香ばしい煙があたり一面に漂う
「ウワーヤッパリオイチィー」子供は食べながら無邪気に喜んだ
「今日もお前のご飯はうまいぞゴルァ」と父親は母親にむかって言った
母親は「ソウ? オカワリハイッパイアルカラ ドンドンタベテネ」と笑いながら言う
丸い机を中心に家族三人は幸せそうに話し合っていた
笑い声が家中に響く
今日もこのまま一日が過ぎるはずだった

ドンドン!!

玄関のドアを激しく叩く音が家中に響く
「ナニカシラ?」母親は不思議そうに言った
「ちょっと見てくるぞゴルァ」と父親は玄関に行った
「もしもし、誰だゴry・・・」言い終わるもなのなく父親は黙った
「ドウシタノ?」母親も玄関にいこうとしたが
「早く逃げろゴルァ!!」父親は母親や子供に言った
「エッ?」と母親が言った瞬間

464 名前:小説をかいた名無し 投稿日:2005/01/26(水) 15:49:47 [ w51R37Ss ]
バアァーーーン!!

家の中に銃声が響く
玄関にいた父親の方から血が溢れ出る
「なっ!?ぐっ・・・」
自分の肩からでる血を押さえた
「おっと騒ぐんじゃねぞ、騒いだらこいつを殺すからな」
父親に煙が出ている銃を向ける。
「俺の要求は金だ、金を出したら命ぐらいは助けてやる」
不適笑みを浮かべながらそう言った
「アッ・・・アッ・・・オトウチャンガ・・・オトウチャンガ・・・」
子供は声も出なかった、その横から母親の声がする
「・・・カネネ!!! ワカッタカラハヤクハナレナサイ!!」
母親き強気な態度でそう言った
母親は我が家の全財産をかれに渡した
「ほぅ、物分りがいいじゃねぇか・・・じゃなぁ」
と父親に向けてた銃を戻した。
「くっ・・・しぃ・・・」
と言いながらしぃに近づいた
しぃも自分の夫に近づく、その光景を見てた強盗は
「おっと、忘れ物するところだった・・・物わかりがいい妻にな・・・」
とその台詞がいい終わると同時に再び父親に銃が向けられる
「俺からのプレゼントだ・・・」
と引き金を引く
それに気づいたしぃは
「アッ、ギコクンニゲテ!!」
自分の夫にむかってしぃは叫んだが

バアァーーン!!

再び、二度目の銃声がなる
銃声が鳴り終わった後
なにかがしたたり落ちるような音が家のなかに響く
しぃは目の前が真っ暗になった、先まで一緒に
楽しくしゃべりって自分や子供に話していた夫が
今は、肉片の塊となっていた、彼は
何も感じなくなり、何も聞こえなくなった
そんな夫をみながら、強盗に向かってこういった
「ドウ・・・シテ・・・ドウシテ・・・オカネヲワタシタノニ」
その声は震えていた。赤い床に透明な水が零れ落ちる
「はははっ、そんなの決まってるさ、楽しいからだよ」
強盗、いや殺人者は冷酷に笑みを浮かべこういった
「でもまぁ、お前らもすぐにいけるさ・・・夫の元にな・・・」
といい強盗はそう言い家に火をつける

465 名前:小説をかいた名無し 投稿日:2005/01/26(水) 15:50:51 [ w51R37Ss ]
ゴォォォオオオオ

火が燃え盛る。
しぃの手は震えていた、怒りや悲しみなどで震えていた
強盗を睨みしぃはこう言った
「オボエテナサイ・・・カナラズ・・・カナラズ・・・イツカ・・・」
強盗は火の壁の先にいるしぃむかって
「はははっ、遠吠えだね、僕の名前はモララーさぁ
復讐するならしろよ?まぁこの火から生きてればね、はははは」
モララーと名乗る強盗は笑いながら去った
しぃは自分の手を強く握り締め
「アナタ・・・カナラズ!!」
赤い肉の塊にむかってそう言って立ち上がった

「アッ・・・アッ・・・」
子供は震えていた、目の前で父親が死に自分の家を
燃えされ、まるで別世界のことがおきたから子供は意識が
遠くなりかけた、そんな子供に火の熱さとは別のあたたかい
ぬくもりが彼をおおう
「ベビィチャン イコ・・・」
母親のぬくもりだった、母親は子供を抱き上げ
窓ガラスから外に出た。
外は冷え込んでいた、彼女は後ろを振り返った
家は燃えていた、そして中にいる夫ともに燃えていた
外には野次馬が群がり消防士もきた
「下がってください!!下がって!!」
野次馬を掻き分けながら、消防士が言った
消防が持っていたホースから水が出てくる
「モナー隊長、近所の住人が銃声を聞いたと言っている
香具師がいます」
モナーと呼ばれた隊長はホースをもちながら
「なに!?誰かが放火したというモナか?」
と聞く、消防士は
「おそらく・・・」
と言い放つ、モナーは
「早く、警察に電話するモナ!!」
モナーはそう言った
消防士はうなずき電話をかける
そんな中、野次馬を掻き分けて寒い夜の闇に
消えていった被害者の親子がいたことは知らなかった

  親と子の悲しい物語〜第一話終わり〜
虐殺・虐待はまだですが
評価をよろしくおねがいします
(´Д`)というかこんな続きものの小説ってあり?

466 名前:始終 投稿日:2005/01/28(金) 05:04:00 [ bIBiLboY ]
無題

シィィィィィィ!!シィノ オミミ カエシテー!!
今日も路地裏にしぃの悲鳴が響く

ハニャーン!!ナンデ シィヲイジメルノー?
昨日も路地裏にしぃの悲鳴が響いていた

シィノ キレイデ カワイイ オテテー!!
明日も路地裏にしぃの悲鳴が響くのだろうか

コンナ ヒドイコト ヤメテ ダッコシテヨォー!!
いい加減、近所迷惑かもしれない

シィィィィィ!!シィチャンノ カワイイ オテテ カエシテー!!
うるさいのでもう殺すことにする

シギィ゙ィ゙ッ゙!!
新しい玩具を探さなくては…

 終

467 名前:( (PdkCE9AQ) 投稿日:2005/02/04(金) 18:31:16 [ .GbRsxY6 ]
「キョウモゲンキニシィシィシィ〜♪」
馬鹿な糞虫ぃが前から得意げに歌を歌っている。
そして僕の前に来て「ダッコ」っと言って来た。もちろん僕は、
「嫌だ。」っと即答した。すると「ダッコダッコダッコダッコ。シィチャンヲダッコシナイトギャクサツチュウダヨ」
短気な僕は糞虫ぃに鉄拳をとばす。いとも簡単にふっとぶ。すぐに近寄って見ると
「イタイヨーギャクサツチュウガイジメルヨー」さらにムカついたので耳もぎ。
        ブチイィ
といい音がした。「シィィィィィィーオミミ、シィチャンノオミミガァァー」とほざいていた。
こんな低脳的なやつは見たこと無い!ウザいので目を潰す。
「シィノオメメガァァーマックラダヨー」僕は「あっそ。それがとうしたの?」とからかい半分で言った。すると
「オネガイ・・・ダッコスルカラユルシテ・・・」もう時間も無いし持っていたナイフでトドメをさした。
「ジィィィィィィィィィ」声にならない叫び声を叫んで死んだ。
なんかすっきりしたきぶんだった。

468 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/02/05(土) 19:02:01 [ cPDsZ.JM ]
>>463-465

・推敲して欲しい。
 誤字・脱字・表現の重複が見られる。
  >強盗、いや殺人者は冷酷に笑みを浮かべこういった
  >「でもまぁ、お前らもすぐにいけるさ・・・夫の元にな・・・」
  >といい強盗はそう言い家に火をつける
  このあたりなど、1つのセリフに3個の「言う」がかかっている。

・地の文とセリフを、しっかり分けて欲しい。
 (セリフを挟んで文章を続けない。セリフの後には改行する。)
 別に、間違っているというわけではないのだが、氏の文章では、
 1文を区切らず長く書いているせいで、途中で途切れたり
 主語が変わったりしている箇所がある。
 >「ドウシタノ?」母親も玄関にいこうとしたが
 >「早く逃げろゴルァ!!」父親は母親や子供に言った
 >「エッ?」と母親が言った瞬間
 玄関に向かおうとした母親が、結局どうしたのか書かれていない。


どんな物語を書きたいのかが、しっかり決まっているからか、
ストーリーの流れは自然で良かったと思う。

469 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/02/05(土) 19:02:25 [ cPDsZ.JM ]
>>466

詩はスルーされる傾向にあるようなので、
小説を書いた方がアドバイスは貰いやすいかもしれない。

470 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/02/05(土) 19:02:54 [ cPDsZ.JM ]
>>467

・描写を増やして欲しい。
 冒頭からいけば、「糞虫ぃの歌を聞いたときの、僕の心理変化(不快だったとか)」
 「ダッコと言われたときの、僕の感情(苛立ちなど)」「抱擁を断った時の、僕の語調」
 「わめく糞虫ぃの声の高さ、口調の速さなどのニュアンス」「殴ったときの感触」
 ……のような感じで。

 おおむね描写が少ない理由から、一部、理解しにくい流れがあった。

 耳をもがれて「シィチャンノオミミガァァー」と反応するのは、普通の範疇ではないかと
 思われるのだが、僕は「こんな低脳的なやつは見たこと無い!」と感想を抱いている。

 失明後の会話も、
 「シィノオメメガァァーマックラダヨー」
 「あっそ。それがとうしたの?」
 「オネガイ・・・ダッコスルカラユルシテ・・・」
 で、「どうしたの?」という問いかけへの返事をすっ飛ばして、
 (殺すという意志表示もされていないのに)命乞いへ移行している。

 とどめをさす箇所でも「もう時間がない」という理由で行為に及んでいるが、
 「ダッコ」と言われてから目を潰すまで、2〜3分間の行動のように読みとれる。

472 名前:貧血。 投稿日:2005/02/11(金) 23:44:25 [ j/Mfy.fw ]




 いま この部屋には だれもいない。
 ぼくと かわいい お人形が ひとつ。

 ―――きのう 買ってきた。

 ただ 笑っているだけの お人形。
 僕には ひどく きれいに 見えた。

 その 目には 何もうつらない。
 その 口は 意味をわすれた。

 役目は くるったように 笑いつづけること。

  かわいい かわいい お人形。

 ものは 試し。
 お人形の 手を もいでみよう。


 ぐちゃ  ぶち り




 右のうでから あかい水。
 どうやら 骨ごと ちぎってしまった。
 それでも えがおは 崩れない。

  かわいい かわいい お人形。

 右手 だけでは ふぞろい だ。
 だったら 左も もがないと。

 えがおの ままの こわれたお人形。
 えがおに なれた こわれたぼく。


 ぶち っ ぶちっ


 
 左手も まるで 虫のように。
 あたたかい水が 床をぬらす。  
 まっかに 染まる ぼくの部屋。

  この部屋には だれもいない。 

 まったく えがおは 崩れない。
 わらい つづける お人形。

 手はもがれ あかく染まる 床。
 それでも、微笑む、お人形。


 ――――――ぼくの ぼくの お人形。

473 名前:貧血。 投稿日:2005/02/11(金) 23:49:31 [ j/Mfy.fw ]
.________,_,_______.
i三三三三三三三((三三三三三三i 
            ||
            ||
            ||      ,-―――――-―――――――-、___
          ミヾノミ   /ごめんなさい。
          彡li゚iコ゚ミ <今回、全然推敲してないです。
          i~{.ヾi .}~i  丶ですが、個人的には良いデキなので、
.         i .il :,li. i   ヽ感想、批評、よろしくお願いします。
          リ'j´ : lリ'    `ー-――――-―――-――――-'´ ̄ ̄ ̄
           i,r i,イ

474 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2005/02/12(土) 00:34:18 [ 1bGUrQ4o ]
>>貧血氏
怖い人形です。いままでの小説パターンだと
人形=しぃ だったのですが
あなたの場合、人形がしぃでないばかりか
ホントに生物かどうかも分かりかねます………。

しかしあなたの作品は
小説、AA共に、作品の特性故か
なにか薄ら寒いものを感じます……

475 名前:貧血。 投稿日:2005/02/12(土) 00:59:31 [ WL4SlbD2 ]
>> cmeptb 氏
感想、ありがとうございます。
貴方の作品は、科白のテンポが非情にいいですよね。
私が書くと、なんだかグデグデになってしまうんですよね、科白。
色々と、参考になせて頂きます。

>なにか薄ら寒いものを〜
これは私にとっての最高の賛辞です。
こういったオカルティックなもの書いていると、楽しいんですよね、なんか。
勢いに乗って、つい推敲を忘れてしまいました、今回。

もっと精進して、アブ板の"異端"になれる様に、努力していきたいなぁ、と。

476 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2005/02/13(日) 00:13:07 [ YbD8u0HY ]
>>貧血氏
「この赤色も。この赤色も。この赤色も。赤色も。
 赤色も。赤色も。赤色も。赤色も赤色も赤色も
 赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も赤色も」

等の、何度も繰り返す表現法や
カタカナ、アルファベット混じりのセリフ
こういった、狂気系の表現を交えた文章表現が
あなたの場合、素晴らしいと思います。

いやはや、あなたが本スレに書き込んでくれる日を楽しみにしております
では

477 名前:東の「マターリ」 投稿日:2005/02/13(日) 23:42:44 [ MXhFW92E ]

寂れた町の隅に或る一軒の居酒屋。
名を、「東のマターリ」という店だ。
そこは、店名通り「マターリ」としていて、常に笑いが耐えない。
故に、人種差別もない。
みんな、ただ「マターリ」を満喫していた。
あの日までは・・・

事件が起こった日。
その日も、この居酒屋はいつもどおり、営業していた。
「マスター!ウイスキーおかわりニダ!」
「アイヨー。ちょっとまっy=ー( ゚д゚)・∵. ターン。」
「モナもウイスキーおかわりするモナー!」
「アイヨー。」
ニダーとモナーがウイスキーをおかわりする。
店長のターンがウイスキーをグラスに注ぐ。
いつもと変わらぬ風景。
「ワタシモ オカワリ シテ イイカシラ 。」
「分かっ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン。」
しぃ美も、ビールをおかわりする。

そこに、「マターリ」を乱す者が現れた。
「マターリッテ イウカラ ハイッテ ミタケド、 ホントニ コギタナイ ミセネ !」
「ホントネ! カワイイ シィチャント ベビチャンニハ ニアワナイワネ。 マアイイワ、 ソコノ チョウセンジント デブ! 」
「な、何モナ・・・?」
「何の用ニダ!」
「ナニダッテ? キマッテルジャナイ! ハヤク アタシヲ ダッコ シナサイヨ! ハヤク シナイト ギャクサツチュウダヨ! 」
「チィチィ!ダッコ!」
いきなり高圧的な態度で現れたアフォしぃ二人とベビ。
そこに、店主が穏便に話を済ませようと、
「まぁまぁ、お客さん。ココはひとつ穏便に・・・」
「ウルサイワヨ! ギャクサツチュウ! ギャクサツチュウハ シネ!」
その言葉と同時に、店主は・・・
パァン!
という音とともに、床に倒れ、そして・・・

動かなくなった。

「ま、マスター?どうしたモナ?答えるモナ!」
モナーが、倒れた店主に話しかける。
「・・・死んでるニダ・・・」
ニダーが、静かな声でそうモナーに告げた。
「ウソヨ! マスターガ シヌワケ ナイワ! 」
しぃ美が床に泣き崩れる。
「ギャクサツチュウガ ヤット イナクナッタヨ! コレデ ヤット ダッコ デキルワネ! 」
アフォしぃが、店の客を煽るかのようにこんな台詞を吐く。
「待つモナ・・・。」
「ナニヨ。 タヌキデブ!」
「お前らは絶対に許さないモナァ!」
その言葉と同時に、しぃに鉄裁が下る。
「ブベラァ!」
「ニダー。」
モナーが話しかける。
「何ニダ?」
「モナが来るまで、そいつら逃がさないようにして欲しいモナ。」
「了解ニダ。」
そう言って、モナーは一旦どこかに行った。
「さて・・・と。」
ニダーがゆっくりとアフォしぃの方を向き、ニィ、と笑った。

478 名前:東の「マターリ」 投稿日:2005/02/13(日) 23:43:20 [ MXhFW92E ]
小一時間後・・・

「お待たせモナー。」
「やっと戻ってきたニダ!謝罪t」
「まぁ、そう言わないで欲しいモナ。コレを見るモナ。」
モナーはそう言って、買ってきたものをニダーに見せた。
「なるほどニダ・・・。」
モナーが飼ってきたのは、虐殺用具一式。
「さて、まずは・・・」
「基本の耳もぎニダ!」
ニダーが憎しみをこめて、耳を引っ張る。
ブチッ!という音と共に、しぃたちの耳がもげる。
「オミミ! オミミ カエシテェェ! 」
「次はどうするモナ?」
「ニダーサン。」
しぃが話しかけてきた。
「何ニダ?」
「アタシモ・・・サンカシテイイ?」
「どうして参加するニダ?見てるだけで十分だと思うニダ・・・。」
「デモ、ソレダトアタシノキガスマナイノ。」
「そうニダか・・・分かったニダ。」
と言って、虐殺を続行するニダー。
「さて、次は・・・そうだ。」
「どうしたニダ?」
しぃ達に聞こえないようにニダーに耳打ちする。
「なるほど・・・」
ニダーがニヤニヤとした笑みを浮かべつつ、しぃ達のほうを向いた。
「コッチに来るニダ!」
「ナニヨ・・・ 」
そこには、水の入った鍋とフライパン。
「どちらか一人を風呂に入れてやるモナ。どっちにするモナ?」
「ハニャ! アタシト ベビチャンガ サキニ ハイルノヨ! 」
「じゃあ、そっちのベビとしぃ、コレに入るニダ!」
「アニャーン♪」
「チィチィ!」
両方入ったところで、モナーが火をつけた。
「アッタカイワネベビチャン♪」
「チィ!」
「ノコッタ シィハ バツゲーム! フライパンノ ウエニ ノッテ!」
「ナンデアタシガノラナk・・・」
「コレニタエタラショウヒンアゲル♪」
「ハニャ!ヤルヤル!」
「じゃあ、始めるモナ!」
ニダーが、火を強火にしてつけた。
「チョット!アツイワヨ!」
鍋の中に入っていたしぃが文句をつけた。
「虫のいうことは無視無視。」
「それはひょっとしてギャグでいtt」
「あれは偶然になっただけモナ。」
「そうニダか・・・そろそろ蓋をしちゃってもいいニダ?」
「しっかり錘を乗せるモナよ。」
ニダーが、しぃ達の入った鍋に落し蓋をする。
「ハニャ!?チョットダシn・・・アボギャksgds・・・」
「アチュイヨー!ママー!アニ゙ャアナfxdkj・・・」
そう言って、2匹は絶命した。
「さてと、最後に・・・」
「こいつでアイツの頭を・・・」
「まずは、マスターの分ニダ!」
そういって、しぃの頭に棍棒が振り下ろされる。
「アギュジィィィ!?」
「次はモナ達の分モナ!」
「ギジュィゥxyゥxtr!」
「最後に、みんなの分モナ!」
そういって、しぃの四肢と目、歯、しっぽがちぎり取られた。
「ウグジュウfghjsdfdhjkd・・・」
最後に意味不明なことをいい、しぃは、死んだ。


店主は、店の裏に埋められた。
「マスター・・・」

この店は、今も変わらず営業している。
・・・しぃ料理屋として。



どうですか。下手ですが、よろしくお願いします。

479 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/02/14(月) 12:52:17 [ fAOSZ5t6 ]

前半は、アヒャコプーン氏からのパクリですか
BARオマエモカー の

480 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/02/14(月) 17:18:06 [ hj1VaoYo ]
>>479
パクリに見えましたか。
言い訳に聞こえますが、決して真似したわけではありません。

481 名前:行方 投稿日:2005/02/20(日) 00:16:45 [ /rUmF0r2 ]
『ジサクジエンは止まらない・魔女の最後』

三番目に私がいた
私の前にはあの人と彼がいた
私は彼の娘であり私は彼を愛していた
私の隣には坊やがいた
坊やはあの人の息子であり坊やはあの人を愛していた
あの人と彼は兄弟のように仲がよく
私と坊やは年も近いので簡単に友達になれた
つまりみんながみんなのことをすきだった

ある日坊やが私達の今の姿のことを指し
「またーり」
といった
「またーり」
一人じゃないという意味
仲良しという意味
とてもいい言葉

月日が流れ私と坊やは大人になり地の世界へと旅立った
地には彼の様に優しい人もいた
あの人の様に力強い人もいた
昔の坊やの様にかわいい子供もいた
今の坊やの様に面白い人もいた
私は皆に「またーり」を教え
皆は私に「またーり」をくれた

482 名前:行方 投稿日:2005/02/20(日) 00:20:39 [ /rUmF0r2 ]
けれど怖い人もいた
私は怖い人達にも「またーり」といった
怖い人達は「くたばれ」と返した
私は危険を感じ怖い人から逃げた
怖い人は追いかけてきた
ますます怖くなりどこまでも逃げても
やっぱりどこまでも追いかけてきた

ついには世界の端まで追い詰められた私は目を閉じて
「またーり」
と唱えた
なぜならこれだけが私のできることだったから
怖い人がいなくなって欲しいと思いながら
「またーり」
天にいた時のことを思いながら
「またーり」
あの頃に戻りたくて
「またーり」「またーり」


目を開けると戦争が始まっていた
人々は二つに分かれ私を挟んでにらみ合っている
片方の集団は皆私の仮面をつけていた
もう片方の集団は皆坊やの仮面をつけていた
そして両方の集団が私の名を叫びながら武器を振り回していた

483 名前:行方 投稿日:2005/02/20(日) 00:21:56 [ /rUmF0r2 ]

彼が

彼とあの人が天から降りてきて私に言った
「娘よこの戦争はおまえがひきおこしたのだ」
「そうそう」
違う
「私はおまえに罰を与えなければならない」
「そのとうりそのとうり」

彼は私に向かって
「すまぬ」
そう言って剣を振り下ろし

私の体を真二つに
「・・・・・・・・」
「ここは臭い早く帰るぞ」
カレハワタシノハンブンヲモッテテンへカエッテイッタ
彼は私の半分を地へ残していった
ワタシハモウカレニアエナイ
私はもう坊やに会えない


484 名前:行方 投稿日:2005/02/20(日) 08:58:11 [ XA9hpIDQ ]
>>東の「マターリ」氏
話の筋は基本に忠実で読みやすかったです。
ただ、細かい所で気になる部分が一つだけありました。

「待つモナ・・・。」
「ナニヨ。 タヌキデブ!」
「お前らは絶対に許さないモナァ!」
その言葉と同時に、しぃに鉄裁が下る。
「ブベラァ!」

このシーンでモナーが銃をもった敵三人を秒殺出来た事についての理由付け
(不意打ちが運よく三連続できまった、
モナーが酔拳を使った、
アフォしぃはダッコの構えをとると死ぬ運命にあるから等)
があるともっと良かったです。

485 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/02/27(日) 04:56:27 [ mwFiFOOw ]
「鎌と狂人と愚なる者」


彼は探していたのかもしれない

「あはははは・・・ククッ!ひひひ・・」

ある路地裏で笑う御仁アリ
彼鎌持ちて愚かなる者狩りケリ

「シィィィィ ヤメテェ!!ダッコスルカラ コロサナイデェェェ」
彼冷酷ナリ彼狂人ナリ
「私にはそんな物はイリマセンよ しぃさん唯・・・・」

ヒュッと風を切り鎌が走った

・・・・・彼
「グゲッ!?ア・・・アアアアアアア」

無慈悲・・・ナリ・・

グサリとしぃの心臓に投げられた鎌が刺さった
「どうして?・・貴女はそんな人じゃ無かったのに・・・」

「ナンノ・・・コトヨ・・・」

「貴女は優しくて気品ある物静かな人だったのに」

「・・・・・ジャナイ・・・」
「ぇ?」
「ソンナノワタシジャナイ・・ワヨ・・・コノキチガイ」
「うふふふ、な〜んだ貴女 も 違うのかじゃぁイラナイ」
・・・
・ザクッ・・・
・ぅふふ・・・・・・・・・END

486 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/04(金) 17:04:17 [ eUd5CrOk ]
諸君 私はしぃが嫌いだ
諸君 私はしぃが嫌いだ
諸君 私はしぃが大嫌いだ

しぃが嫌いだ ちびしぃが嫌いだ しぃ先生が嫌いだ シィが嫌いだ つーは好きだ
ダッコが嫌いだ ハニャーンが嫌いだ コウビが嫌いだ とにかく嫌いだ

平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 
空中で 泥中で 湿原で

この地上に存在する ありとあらゆるしぃが大嫌いだ

戦列をならべた 砲兵の一斉発射が 轟音と共にしぃを 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたしぃが 効力射でばらばらになった時など 心がおどる

モナーの操る ティーゲルの88mmが しぃ先生を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて ダンボール箱から 飛び出してきたしぃを MGでなぎ倒した時など 胸がすくような気持ちだった

銃剣先をそろえた 歩兵の横隊が しぃの家族を 蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新兵が 既に息絶えたちびしぃを 何度も何度も刺突している様など 感動すら覚える

ダッコ主義の しぃ達を街灯上に 吊るし上げていく様などはもうたまらない
クソやかましく泣き叫ぶしぃ達が 私の振り下ろした手の平とともに 金切り声を上げるシュマイザーに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

哀れな抵抗者達が 稚拙なしぃロボで 健気にも立ち上がってきたのをモララーの機動兵器が 他のしぃごとごと木端微塵に粉砕した
時など 絶頂すら覚える

しぃの機甲師団を 滅茶苦茶にするのが好きだ
必死に守るはずだった村々が蹂躙され 罪もない人々がしぃ共にダッコされるのは とてもとても悲しいものだ

しぃの物量に押し潰されて ダッコされるのは嫌だ
しぃ達に追いまわされ ダッコされてのみを移されるのは 屈辱の極みだ

諸君 私は虐殺を 地獄の様な虐殺を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる虐殺を望むか? 情け容赦のない 糞の様な虐殺を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界のしぃを殺す 嵐の様な虐殺を望むか?

『虐殺!! 虐殺!! 虐殺!!』

よろしい ならば虐殺だ

我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だが この暗い闇の底で 半世紀もの間 堪え続けて来た我々に ただの虐殺ではもはや足りない!!

『大虐殺を!! 一心不乱の大虐殺を!!』

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬAAに過ぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1人の軍集団となる
真のマターリを忘却の彼方へと追いやり 自己陶酔にふけっているしぃ共を叩き起こそう
耳をつかんで 引きちぎり 眼を開けさせ 貫こう

連中に恐怖の味を 思い出させてやる
連中に我々の 軍靴の音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 奴らの哲学・・・いや、連中にそんなもんあるのか知らないけど。
・・・では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人のAA戦闘集団で 世界を燃やし尽くしてやる

487 名前:初心者虐待者 投稿日:2005/03/07(月) 00:11:04 [ hQ74upmM ]
初カキコですのでいろいろ指摘してください。
 
 とあるモララーが人気の少ない道を歩いている
もちろん彼は虐殺が好きそうだ。その証拠に右手に鎌を持っている。
その鎌はランランと光っていてどうやら新品らしい。
「何か獲物はいないかなぁ〜♪」
鼻唄交じりに獲物を探していたら何かが臭ってきた。
「ん?あれは・・・」
どうやらしぃのダンボールだ。どうやら外出している。
更にモララーはある事に気づいた。糞の跡があるが全然糞が無い。
「スカしぃか・・・。こりゃ(・∀・)イイ!獲物だ。」
しばらく近くに身を隠して帰ってくるのを待った。虐殺されて無ければ良いが・・・
「5時か・・・帰るか。」
モララーが諦めかけたときある声がした。
「ハニャーン、ウンチサンガイッパイトレテヨカッタネ!ベビチャン。」
「チィチィ♪」
「ベビつきねぇ・・・面白くなってきたぞ。」
しぃが持っているバケツの中にはウンチサンが山ほど入っている。
「うっ!臭・・・たまらんなこりゃ。」
するとしぃはウンチサンをテニスボールほどに丸めてベビに差し出した。
「イッパイタベテネ、ベビチャン。」
するとモララーは飛び出してポケットから縄を取り出ししぃを縛った。
「ナニスルノ!?ハナシナサイヨギャクサツチュウ!」
どう言おうとかれは虐殺厨だ。そんな言葉意味が無い。
彼は笑いながらベビをつかみ大きな注射器みたいなものを取り出した。
そしてゴム手袋を取り出しウンチサンをとり注射器の中に押し込んだ。
更に注射器の中の入ったウンチサンの中になにかの液体を入れた。
「これが良いんだよな!」
そしてベビの肛門に注射器を突き刺して中身を注入した。
「fjkヒhsヂヒウstgwギウwウgヒウイエtgf87エwトフェ!!!」
ベビしぃは声ともいえない悲鳴をあげた。
しかしこの悲鳴のことだ、さっきの液体には何が入っていたのか?
それはタバスコ、下剤、腐ったバナナ&牛乳、アルミニウムの粉末、ソース、
ガソリン、卵、轢かれた毛虫、etcが入っていたのだ。
しかしここで糞をさせるモララーではない。
肛門に栓をし、口にガムテープを貼った。
「コノギャクサツチュウ!ベビチャンヲカエシナサイ!」
しかしここは無視・・・するかと思いきや意外な言葉を発した。
「返してやるよ。」
しぃはほっとするような表情を見せた。
しかし彼はベビの腹に鎌を振り下ろした。
「ミュギッ!」
ブシャァァァァァァ!!
激しい音と共にベビの腹から糞が勢い良く飛び出した。
「あー面白かった♪あっ、次はおまえね。」
そういうとどんどんしぃに近づいていった。
「オナガイ!シィダケハタスケテ!」
「おやおや、さっきの威勢はどこへやら・・・それにお前一人しかいないだろ?馬鹿か?」
彼はそう言うと鎌をしぃの腹に振り下ろした。
ザシュッッ!!
そしてしぃの腹の中にバケツいっぱいのウンチサンを入れた。
「イ゙ダイ゙ヨ゙ヴ」
そう言ってしぃは絶命した。
「う〜ん。断末魔がいまいちだったけどいいか。」
そういって彼は手袋を捨て帰っていった。
(終)

長くてすいません

488 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2005/03/07(月) 02:15:15 [ ofuPrla2 ]
>>487
地の文(会話以外の文)が少ない というか
非常に短く見えます。

物語で時間が経過したとき
貴方の『5時か…帰るか』の前等には、空白を入れると
経過した感じが良く出ると思います。

ベビの断末魔が寂しいです
普通だともっと「グハァァァ………ナゴォォォォ………」
みたいに、長くした方が迫力というか、感じが出ます
+それに駆け寄る母しぃの描写も入れると尚のこと良いです。

一応、自分なりに改変したものを貼ってみます。
参考などにしていただけると嬉しいです。

489 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2005/03/07(月) 02:16:38 [ ofuPrla2 ]

とあるモララーが、人気の少ない道を歩いている
彼は虐殺が好きそうだ。目つき、歩き方、
全ての彼の振る舞いが、彼が虐殺嗜好を持ち合わせていることを指し示している。
そして決定的な証拠に、右手に鎌を持っている。
その鎌はランランと光っていた。
あまたの被虐生物を切り刻み、その血や脂を吸ったギラギラした光
今まで何匹の肉を、命を切り裂いたか?
持ち主同様、禍々しいオーラがにじみ出ている。
「何か獲物はいないかなぁ〜♪」
鼻唄交じりに獲物を探していたら
「ん? なんだこの匂い………?」
何かが臭ってきた。
どうやらしぃのダンボールだ。しかし、あの池沼声が聞こえない
………外出しているようだ。

更にモララーは、ある事に気づいた。
段ボールハウスの壁などに、糞のこびりついた跡があるが、全然糞その物が無い。
もちろん、廻りに埋めた跡もない。
「スカしぃか・・・。こりゃあ久々に、大物だ………。」
しばらく近くに身を隠して、段ボールの主が帰ってくるのを待った。
その間、モララーは顔の前で手を合わせると、何やらブツブツ言い始めた。

神よ。どうかこのダンボールのしぃが
他の連中に虐殺されていませぬよう  とな

まぁ、全然帰ってくる気配はなかったが………

「5時か・・・帰るか。」
モララーが諦めかけたとき、ある声がした。
モララーが待ちわびた、あの声だ。
手に何やらバケツを持った しぃだ。
「! クク、ケケケ……やっと来たか……。待ちくたびれたぞ!
 ん? ……あれは」
見ると、しぃのバケツの影に、何やら小さなものが動く。
「ハニャーン、ウンチサンガイッパイトレテヨカッタネ!ベビチャン。」
「チィチィ♪」
モララーの顔が、一層の笑みに歪む。
「ベビつきねぇ・・・面白くなってきたぞ。」
しぃが持っているバケツの中には、予想通り! ウンチサンが山ほど入っている。
「うっ!臭・・・ここまで臭ってくるとは………!
 たまらんなこりゃ。」
モララーがクソ臭に顔をしかめる傍、そんな臭いなどどこ吹く風
しぃは、ウンチサンをテニスボールほどに丸めてベビに差し出した。
「イッパイタベテネ、ベビチャン。」
しばらく黙ってその光景を眺めていたモララーだったが
「……基地街の宴には付き合いきれませんよ っと。」

490 名前:cmeptb (dlFS2kHA) 投稿日:2005/03/07(月) 02:24:02 [ ofuPrla2 ]

モララーは突如草村から飛び出し、ポケットから縄を取り出すと
一瞬でしぃを縛った。
「ナニスルノ!?ハナシナサイヨギャクサツチュウ!」
どう言おうとかれは虐殺厨だ。そんな言葉意味が無い。
彼は笑いながらベビをつかみ、大きな注射器みたいなものを取り出した。
そしてゴム手袋を取り出し、バケツからウンチサンをとり注射器の中に押し込んだ。
更に注射器の中の入ったウンチサンの中になにかの液体を入れた。
「これが良いんだよな!」
そしてベビの肛門に注射器を突き刺して中身を注入した。
「fjkヒhsヂヒウstgwギウwウgヒウイエtgf87エwトフェ!!!」
ベビしぃは声ともいえない悲鳴をあげた。
しかしこの悲鳴のことだ、さっきの液体には何が入っていたのか?
それはタバスコ、下剤、腐ったバナナ&牛乳、アルミニウムの粉末、ソース、
ガソリン、卵、轢かれた毛虫、etcが入っていたのだ。
しかしここで糞をさせるモララーではない。
肛門に栓をし、口にガムテープを貼った。
「コノギャクサツチュウ!ベビチャンヲカエシナサイ!」
しかしここは無視・・・するかと思いきや意外な言葉を発した。
「返してやるよ。」
しぃはほっとするような表情を見せた。
しかし彼はベビの腹に鎌を振り下ろした。
「ミュギッ!」
ブシャァァァァァァ!!
激しい音と共にベビの腹から糞やら注射器の内容物やらが
勢い良く飛び出した。
+、ベビの断末魔。
「マ ママァァーーー!! イ イダイィィィィ!! イダイヨォォォォォ!!
 イ……イダイ…………ヨォ ゲボォ。」
「ハギャアァァァァァァ!!?? ベ ベビチャァァアンン!!??」
母しぃは、涙と絶望の表情でベビの元に向かおうとする……が
「あー面白かった♪あっ、次はおまえね。」
絶命したベビの元に駆け寄ろうとする母しぃの前に、
すっかり興奮したモララーが立ちはだかる
そして、どんどんしぃに近づいていった。
「オナガイ!シィダケハタスケテ!」
「おやおや、さっきの威勢はどこへやら・・・
 それにお前一人しかいないだろ? 馬鹿か?」
「オ オナガイ……タス タスケテ………」
「地獄でベビとクソでも食ってろ 目障りだ。」
彼はそう言い捨て、鎌をしぃの腹に振り下ろした。
ザシュッッ!!
そしてしぃの腹の中にバケツいっぱいのウンチサンを入れた。
「破裂しても入れるからな!」
「イ イヤァァァ! ヤメテェェェェ!!」
「ちょっと入る場所が変わっただけだろ? ガタガタ言わずに全部食え!!」


「イ゙ダイ゙ヨ゙ヴ」
数分後、しぃは絶命した。
「う〜ん。断末魔がいまいちだったけどいいか。」
そういって彼は、手袋を捨て帰っていった。

この上なく満足そうな顔をしたモララーが、歩いている。
「今度は、エクスタでもやってみるか………?
 苦痛は快感だとかほざいてやがる、あの変態どもめ
 快感にならねぇほどの強い苦痛を味わわせてやる……
 なぁ、相棒?」
彼は、手にした鎌に話しかける。
今日も血を吸ったせいか? それとも単に太陽光の反射か?
鎌はまるでモララーに呼応するかのように、ぎらりと光った。

「これほど使い心地のいい鎌も、なかなか無いからな………。」
彼はその鎌を懐に大事そうにしまい込むと、家路についた………。

491 名前:初心者虐待者 投稿日:2005/03/07(月) 15:19:04 [ hQ74upmM ]
>「おやおや、さっきの威勢はどこへやら・・・それにお前一人しかいないだろ? 馬鹿か?」
のところで「おやおや、さっきの威勢はどこへやら・・・それにお前をやりに来たんだZE!
ベビはおまけだよ。さて、そろそろ殺るか。」
のほうが良かったような・・・

492 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/08(火) 01:32:32 [ Zv32uq.U ]
>>486はコピペ改悪なのでスルー。


>>491
cmeptb氏が指摘している所を補足、他についていくつか。

>>489-490から学べる所がたくさんあると思います。
とりあえず、>>489-490と初心者虐待者氏の作品を読み比べてみると、
>>489-490に比べ、初心者虐待者氏の作品の方が明らかにの状況説明や、
登場人物の性格付けが足らないことが見えると思います。

一般的にみんながわかっているであろう設定はもちろん、
自分の頭の中でまとめたものを他の人にもしっかりと伝えなければ
どうしても文章量が減ってしまい、所々に説明不足な点が出てきて
読んでいる側は?の連続になってしまいやすくなります。
かといって、必要以上に書き足すと、読む側は疲れてしまうことに
なりかねません。 いずれもバランスが大事です。

説明不足を改善するには、まず身近な小説などを読んでみることです。
小説からストーリーに必要な物(登場人物・設定)、そして文章全体の流れなどを
把握できるようになればさらに一歩上の作品を書くことができるはず。

そして実際に作業を進め、物語がいったん完成したらすぐ掲示板に書き込まずに
一晩置いてから改めて読み直してみましょう。
きっと直したくなる箇所(誤字脱字・上に挙げたボリューム不足など)が出てくるでしょう。
もし可能なら、声に出して読む(音読)をしてみるのも良いと思います。
目で読むだけでは気がつかない不自然な文章の流れや、誤字脱字の発見に
繋がることがあるからです。

誤字脱字の排除(推敲)は、作品を盛り上げるために
必要不可欠、本当に重要な作業です。

たとえば、これからどんどん盛り上がっていくぞ! みたいな流れの時、
読者はその作品の世界に引き込まれていきますよね?
その途中で誤字脱字などがちらほらと落ちていると、それに読者がけつまずいてしまい、
少なからず作品の世界からはなれてしまうことになります。
ですので、完成したときは出来るだけ最初から読み直すことをオススメします。


途中からだんだんと、これから作品を投下してくれるみなさんに向けた
内容にずれていきましたがご容赦を…。

493 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/03/10(木) 20:56:00 [ atbvG7bY ]
>>471

まだ話が進んでいないのでなんとも言えないが、
主人公が悠長に構えているので、緊迫感に欠けるように思う。

494 名前:ここは下手な人隔離スレではありません 投稿日:2005/03/10(木) 20:56:23 [ atbvG7bY ]
>>477-478

目の前で店主が殺され、客が復讐を始める。
……という設定が被っているため、指摘を受けたと推測される。
主人が殺される場所を買い出し先に変更したり、被害者を客の一人に
変更したりすれば、多少は、重複イメージが軽減されただろう。

キャラ達の動きが、具体的にどうなっているのか思い浮かばない。
描写を増やして欲しい。
ただ「虐殺用具一式」と書くのではなく、そのセットに含まれている
道具類の名前を書き出したりすれば、読んでいる方としても想像が膨らむ。

495 名前:初心者虐待者 投稿日:2005/03/13(日) 23:50:23 [ q7ftznzc ]
「アッ!バカディハケーン」
しぃが一休みしているでぃを見つけた。
「ソコノディ!マターリノタメニシニナサイ!」
しぃはでぃのほうに近づいていった。
するとなにやらすごい気配を感じた。
するとすぐそこにあった家の屋根から何かが飛び降りてきた。
「ウヴィヴィヴィ!!ウビビイ!」
しぃは恐怖した。
なんと虐殺厨でも恐れをなしてしまうこともあるびぃが目の前に現れたのである。
「シィィィ!ナンデ!?ナンデビィガイルノ!?」
これはでぃとびぃの狩の方法だった。
まずでぃがそこ等辺に座ってびぃが近くに隠れる。
そしてでぃを虐殺しようとしたしぃを襲い掛かるのである。
「シィィィヤメテ!タスケテ!」
しかしその願いがかなうはずもなかった。
「ハギャァァァァ!ヤメテェェェ!!イタイヨォォォ!!」
しぃはびぃのするどい爪により腹を引き裂かれた。
更にびぃは引き裂いた腹からこてっちゃんやらその他内臓を取り出した。
「シィィィ!シィノコッテチャンガァァァ!?シンジャウヨォ!」
しぃはわめいた。思いっきり泣いた。
「ゲフゥ!」
これが彼女の最後に発した言葉だった。でぃに喉元を噛み切られた。
しかし彼女は後悔しなかった。(でぃを虐殺しようとしなければ良かった。)と。
それより(何があったのか?)としか思わなかった。
びぃとでぃはしぃを食べ終えた。
すると何かが聞こえてきた。「キョウモゲンンキニシィシィシィ・・・」
このまままた繰り返されるのだろうか?この狩が?

       終わり

496 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/14(月) 01:37:35 [ AmJj/dfU ]
>>495
ただおきた事柄を並べているだけなのは前とかわらず。
表現に進歩がみられません、全体的に言葉足らずで味気ないです。
誤字もあるため、推敲も足りていないと感じられます。

「すごい気配」と一口にいっても色々と表現できます。
この場合はびぃの殺気を指していると思いますが、
それがどのようなものか自分なりに考えて表現しましょう。

どこで(どの場所で)物語が進んでいるのかわからないため
「すぐそこにあった家」といきなり書かれてもピンときません。
街中なのか、草原なのか、最低限でもわかるように冒頭に書き加えましょう。

最後の方、しぃが死ぬところ。
>これが彼女の最後に発した言葉だった。でぃに喉元を噛み切られた。
>しかし彼女は後悔しなかった。(でぃを虐殺しようとしなければ良かった。)と。
>それより(何があったのか?)としか思わなかった。

後悔しなかった。で切って括弧で説明をつけるのではなく
括弧の中の文章は本文に入れることが出来ます。
それより以下の「何が〜」は括弧は不要。

あと、ずるずると書かずに、段落ごとにでも空きの行を入れましょう。
これだけで幾分読みやすくなります。

【まとめ】

●いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何をした(What)を明確に。
●ただ出来事を並べるだけではなく、読み手にもわかりやすい表現を。
●かといって、淡白になりすぎないように、全体的にボリュームを出しましょう。

前の作品の時、あなたについたレスを全部読みましたか?
読んだだけではなく、反省材料を元にひとつずつでも改善をしていかなければ
いけません。
少し辛辣になってしまいましたが、これをバネにしてがんばってください。

497 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/17(木) 15:01:27 [ UBGv.SO6 ]
cmeptbです 大陸からです...

「キョウモゲンキニ シィシィシィ♪」
相変わらずの...もう説明もしたくない
能天気な面をしたアフォしぃが、踊るように道を歩いている。
「マータック サイキンモララータチガウットウシクテ イヤニナッチャウワ!
 ドコカニシィチャンノ ストレスカイショウニナッテクレルヨウナ..........
 アッ! バカディハケーン! ヤッタ!!」
しぃは、一休みしているでぃを見つけたようだ。
「『ワタリニフネ』ッテコノコトネ!
ソコノディ! シィチャンノマターリノタメニシニナサイ! イヤトハイワセナイワヨ!」
しぃはでぃのほうに、何の警戒も無くつかつかと近づいていった。
だから、気づかなかった  でぃの眼が、底知れぬ怪しい光を秘めていることに
まるで、アフォしぃを待ち構えていたかのような...

「オトナシイジャナイ イイココロガケ...ネ?」
アフォしぃが、なにやらただならぬ気配に気づいた時にはもう遅かった。
すぐそこにあった家の屋根から 黒い影が一閃。
「ウヴィヴィヴィ!!ウビビイ!」
エイリアンのような咆哮 しぃは恐怖した。
なんと、大の虐殺厨でも恐れをなしてしまうこともある
もはや敵も見方も、...でぃ以外の何者をも、食らい尽くす究極の捕食者
びぃが目の前に現れたのである。

「シィィィ! ナンデ!? ナンデビィガイルノ!?」
突然の敵の襲来。池沼アフォしぃも驚愕せしめんこの状況
しかし、そんなアフォしぃなどどこ吹く風 でぃとびぃは、
じりじりとしぃとの距離を詰めていく。
そう。これはでぃとびぃの狩りなのだ。

498 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/17(木) 15:13:16 [ UBGv.SO6 ]

まずでぃがそこ等辺 どこか目立つ場所に座って、びぃが近くに隠れる。
目立つ場所ゆえ、アフォしぃは絶対にでぃを見つけるであろう。
でぃを見つけたアフォしぃのとる行動など、説明の必要は無いだろう。
一直線に、でぃを虐殺しようと向かってくる。
そして適当な距離で、隠れていたびぃが襲い掛かるのである。


「シィィィ!! ヤメテ! タスケテ! オナガイヨォォォォ!!」
先ほどまでの優越感に満ちた面はどこへやら 涙や鼻水、涎を飛ばしながらの
アフォしぃちゃんの醜い哀願だ。
加虐心を煽るだけ ギコ君に逃げられるだけ なんの効果もないんだよ...

そんな腐り果てた哀願が、かなうはずもなかった。
「ビィィィィッッ!!」
「ハギャァァァァ!ヤメテェェェ!!イタイヨォォォ!!」
しぃはびぃのするどい爪により腹を引き裂かれた。
更にびぃは引き裂いた腹から、こてっちゃんやらその他内臓を取り出した。
「シィィィ!シィノコッテチャンガァァァ!?シンジャウヨォ!」
しぃはわめいた。思いっきり泣いた。
「.........ウル...サイ!!」
「ゲフゥ!」
アフォしぃの醜い絶叫に耐えかねたか 
いきなりでぃがしぃののど笛に噛みついたのだ。
しゅうしゅうと、噴水のように吹き出る血液
もはやしぃの生存確率は......0だ。 
しかし彼女は後悔しなかった。

(でぃを虐殺しようとしなければ良かった。)
後悔の念 罪悪感を抱いていたから自業自得だとあきらめたか? 
...いやいや、それはありえません なにせ、このときしぃが考えていた事は

(何があったのか?)
一瞬の狩り アフォしぃが事を理解するには短すぎたのかもしれませんね。

びぃとでぃはしぃを食べ終えた。
食後の昼休みか? 二匹が原っぱで日向ぼっこをしていると

「キョウモゲンンキニシィシィシィ・・・」

条件反射のごとく、でぃは半身を起こし、びぃは近くの木陰に隠れた。
このまままた繰り返されるのだろうか? この狩りが?

499 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/17(木) 15:22:19 [ UBGv.SO6 ]

また自分なりに、手を加えてみました
まぁ>>496氏が、ほとんどアドバイスのほうはしちゃってくれてるので
私のこれは、参考程度に見ておいてくれると嬉しいです。

500 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/21(月) 11:09:47 [ QzZfD2sk ]
初書きこです間違いがあったら、夜呂死苦w
オープニング

時は2XXX年2ちゃん大陸
人とAAが共存できる大陸、
12のエレメントが大陸を支えていた、
そのためだれかが悪さをすると必ず事故にあうと言われてきた12のエレメント
の力だ
そのため人々は安心して暮らしていた…が
アフォしぃとチビギコが移住しようとしていた
しぃ達は警備に止められた
最初は断ったが ナニヨシィチャンタチヲイレナイヤシワ
ギャクサツチュウヨ
そして大陸会議が始まった
モナー しぃ達だけを入れないと言うのは差別モナー
モララー モナーの言う通り差別だけど住民が虐殺してしまうかも知れない
ギコ 大陸の4分の1くれてやればいいんじゃないか
ふむ、それはいい考えだ
…というわけでアフォしぃとチビギコを入れることにした
モララー …と言うわけで北の方角にいってください
アフォしぃ ナンデギコクントイッショジャダメナノヨコノギャクサツチュウ
モララー それは虐殺されるかもしれないから
アフォしぃ ソレジャアシタガワナイワネ
モララー 隣がギコ族の住んでる場所だし
アフォしぃ ジャアスキナダケダッコデキル
しかし・・・・・それが悲劇の始まりだった
オープニング 終わり
糸売く

501 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/21(月) 16:00:15 [ nHHhjqXY ]
>>500
句読点の付け方について、少し考えた方が良いだろう。
読点のついてる文と、ついてない文に自分なりの違いがあるとは到底思えない。
句点が全く無いという状態も小説として、体裁がなっていない。
句読点の付け方が分からないというのなら、ここの過去ログだけでなく
普通の文章を注意深く読むだけでも随分参考になるだろう。


小説が書きたいのだろうか。それともAA用のプロットを作ってるのだろうか。
名前の後にセリフを書いていくのは小説では無い事は分かっているだろうか。


しぃなどののセリフは半角でも全角でも良いが、カタカナで書くのなら
言葉の区切り区切りにスペースを入れると読みやすくなる。

ナニヨ シィチャンタチヲ イレナイヤシワ ギャクサツチュウヨ

……のように、読みやすさをもう少し考えた作りにするべきだろう。


更に内容だが、どうやら長くなりそうな大作の予感のするオープニングであるが
この内容を今後、書き続けていくことの出来るあらすじは立っているだろうか。
長く書いている者でも、長編の辿りつく先を考えずに作る物語を完結させるのは難しい。
初心者の大作は、筋を立てていても未完で終わりやすい。
それは文章を書き続ける事に飽きてしまいやすいからだ。
飽きない自信のある計画は立っているだろうか。今一度見直して欲しい。


小説の本来の内容や書き方についての詳しい表現など
幾らでも指摘したい点はあるが、まずは今までの指摘点を直して欲しい。


次回は出来るなら短編で虐表現のあるものを練習してみて下さい。
あらすじとして5W1Hに気を配るのも良いと思いますよ。

502 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/21(月) 19:04:23 [ QzZfD2sk ]
>>501さん、色々と有難うございます
でも名前の後にセリフを書いた方が誰が喋ったか分かって(・∀・)イイ!
と思います
とりあえず、続き
1話 悲劇の始まり

北に向かったアフォしぃ建ちは近くの洞窟に暮らそうと、
洞窟の中に入った、しかしそこは12のエレメントがあった洞窟だった
アフォしぃ ハニァーキレイナホウセキ
アフォしぃ建ちは風のエレメントに触ろうとした
その時エレメントが光りだし、2ちゃん大陸のあちこちに散らばってしまった
そして大地震が発生した被害は無かった
その事件から15年後・・・・・
??? ここだよ
??? 本当にここ?
??? 違ったらどうだよタケル
タケル ここにエレメンタルあった場所?本当に、
父さん、母さん
父(擬古) 嘘の場所に来てどうするんだよ
母(すず) 風 火 水 氷 地 光 闇 元素 次元 癒し 時 雷の12だよ
さて、タケルと言う少年があらわれたこの小説の主人公なのか
糸売く

503 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/21(月) 20:55:11 [ QzZfD2sk ]
>>502 タイトル 2ちゃん大陸英雄伝

第二話 絶望の雨
??? おい、タケル
タケル 何だよ
??? さっきおばさんが言ったこと全部言ってみな
タケル んなモン覚えて言えるわけ無いだろメイク
メイク いえるYO 風 火 水 氷 地 光 闇 元素 次元 癒し 時 雷これでどうだ
タケル ショボーン
カンカンカンカンカンカンカ・・・・・
擬古 村が!!!
すず 早く
すず ・・・・・
擬古 ・・・・・
タケル ・・・・・
メイク ・・・・・
擬古 これは・・ひどい
すず !!!タケル メイク君逃げなさい
タケル&メイク 何で?!
すず 女のカンよかれらが来る
擬古 ここは俺が食い止める
擬古は長槍を出しすずはクナイを出した
これはお守りよ
すず タケルはこっち
すず メイク君はこっち
すず 必ず守ってくれる、さぁ逃げて
タケルとメイクは果たしてどうなてしまうのか
糸売く

504 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/21(月) 21:28:14 [ Z5k8.p6g ]
>>502

名前が無ければ誰が喋っているのか分からないというのは自分の書いているものが
小説の体裁をなしていないという事の告白以外の何者でもない。
小説であれば、「  」の中に書かれたキャラのセリフと、その前後のキャラの動き
それで誰が喋ったのか分かるものである。

所で指摘した句読点には全く気を配っていないようだが句読点では言葉が難しすぎただろうか。
句点とは文の後につけるマル。←コレの事だ。句点の無い読み物は普通無い。
読点とは文の途中、読みやすいようにつける、←コレの事だ。
ハッキリ言って、読みやすさに気を配って打たれたとは思えない采配だ。

更に、しぃのセリフに挟むべきスペースはどこに言ったのだろう。
読みづらいままの放置はどうかと思う。


こちらが指摘を並べた事に、そちらが形だけ了承しつつ、結局何一つ直す気がないなら
練習スレに書き込むだけ無駄だと思うが、ちゃんと直す気はあるのだろうか。

一応、小説そのものにも目を配っておくので、少し考えて欲しい。
まず、小説ならばその場所や風景を描写すべきである。
そして、アフォしいという言葉に全てを頼る事なく
どれだけ、そのしぃが愚かなのかをキッチリと描写すべきでもある。

とりあえず、この1話の前半をその点に注意して俺なりに直させて貰う事にする。



 北の大地を与えられたアフォしぃ達がたどり着いた場所、それは荒野であった。
 荒野といっても開墾の余地は幾らでもある、見るものが見れば
将来の可能性を秘めた素晴らしい土地である。
 しかし、愚かなアフォしぃ達は自ら開墾する労苦を嫌い、その土地を口々になじった。

「ハニャ コンナ クサダラケノ トチヲヨコスナンテ シィチャンノ カワイサニ シットシタノネ」
 ある者は目の前に広がる雑草の草原を前に、住む場所を与えてくれたAA達を呪い。

「アマクテ ヤワラカイ キノミハ ドコー? コンナノ マターリジャナイヨー!」
 ある者は自ら農業をする事なく土地の果物を探し求め、空腹に騒ぎ立てた。

 そんなある日、雨風をしのげる場所を求めアフォしぃ達は一つの洞窟にたどり着く。
 そこは、12のエレメントを祀った聖なる洞窟であった。
 しかし、その事を露ほども理解していないしぃ達はズカズカと洞窟の奥へと進み、
聖なる洞窟の中に納められたエレメントに恐れも知らず手を伸ばす。

「ハニャー キレイナホウセキ」
 一人のしぃが風のエレメントに触れた瞬間だった。
 大地が悲鳴と怒声を同時に上げたかのように地鳴りを響かせ
しぃの手から風のエレメントを守ろうとするように、大きくその身を震わせる。

「イヤー! シィノ ホウセキ ドコイクノ!」
 その地震の最中でも風のエレメントに伸ばした手を引く事なく、それどころか
自らのものにしようとしたアフォしぃから逃れるようにエレメント達は強く
全てを拒絶する光を放ち、2ちゃん大陸のあちこちへと散らばっていった。



以上、小説という事を意識して書く事を期待する。

505 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/21(月) 21:41:02 [ QzZfD2sk ]
>>504有難うございます!
その点に注意しながら明日にでも続きを書いて見ます。

506 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/22(火) 08:05:37 [ c0BB4ShA ]
2ちゃんた大陸英雄伝
第3話 逃走

タケル とりあえずここは逃げるしかない
メイク 急げー!
アフォ マチナサイ コノギャクサツチュウ
タケル 誰が待つかYO…うわ!
アフォ ヤットオイツイタワヨ ギャクサツチュウ
メイク !!タケル!!!
アフォ シニナサイ ギャクサツチュウ
タケル うわぁぁぁぁ!!
突然お守りが光りだした
アフォ ナニコノヒk シィィィィィ
タケル ・・・・あれ?
??? ご主人様お怪我は
オーディーン 我が名はオーディーン
タケル エーととりあえずしぃたちを倒してくれ
アフォ ハ、ハニャー
アフォ隊長 545ニンイレバコワクナイ カカr
オーディーン メテオ
アフォ シィィィィィィ!!!!
アフォしぃは降って来た隕石に潰れて跡形も無くなった
そしてタケルたちは何とか森に逃げ込んだ
タケル このお守りエレメントだったんだ元素の
メイク こっちは次元
タケル とりあえず12のエレメントを集めてしぃを同時に封じ込める
タケル&メイク とりあえず隣町まで行こう
次回モララー登場 強いぞモララー 神だぞモララー
本物ナレーター あいつは偽者だー
モララー ウェーハッハー『逃げながら』

507 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/22(火) 08:22:18 [ c0BB4ShA ]
3話番外編 武器を作ろう

タケル とりあえず武器を作ろう
メイク いきなr
タケル お、こんな所に道具セットが
メイク なんつー都合の良さだ
しばらく流石兄弟でお待ちください
タケル 出来たウッドブレード
タケル さっそk
アフォ ソコノニンゲン カワイイシィチャンヲダッコシナサイ
タケル 来た−−−−−−−(・∀・)−−−−−−食らえ
アフォ シィィィィィィ シィノオテテガー
タケル 耳切りw
アフォ シィィィ シィノオミミ−−−!!
タケル そろそろとどめを刺すか
アフォ ダッコスルk
メイク 流石にグロいな
やっと虐殺をした2人つーかメイク武器持ってない……
糸売く

508 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/22(火) 12:06:37 [ c0BB4ShA ]
第4話 記憶喪失のモラ

タケル 俺の武器は二刀流
メイク いきなり何を言うんだ
タケル いや………言い忘れたんだ
メイク とりあえず行こう、隣町
タケル 話をそらすな『小声』
メイク なんか言ったか
タケル い・いや『やけに地獄耳だ』
村人  ようこそトーティスの村へ
メイク あ、この大剣いいな
タケル 買ったろか?
メイク よろしく
タケル とりあえず
メイク LV上げするために
タケル&メイク 森へ行きますか
タケル だいぶ上がったな…………戻るか
ガサガサ
タケル だ、誰だ
??? ばた………
??? ギャクサツチュウガイタワヨ
アフォ ハニャ? アンタダレヨ、マアイイワ、ギャクサツチュウヲヤッテオシマイ
タケル させるか!!
アフォ ナニヨジャマスルキアンタ…シィィィ
タケル 真空波斬
アフォ シィィィィィィィィ
アフォ クラエギャクサツチュウ
タケル 危ないメイク
メイク だいじょーぶ次元壁
アフォ ハニャーンシィノオテテー!!!
メイク 次元剣
アフォ シィィィ!!!!!!
タケル とりあえずこの人…じゃあなくてAAを町まで
医者 うーんこれは?!
タケル どうなんですか
医者 記憶喪失のようで記憶喪失のようじゃない…まあ後はこの人の自由だな
??? うーん…君は?
タケル 俺か?俺はタケル、天野 タケル、お前は?
??? 僕はモララー族で…名前は……思い出せない 
タケル じゃあ俺が決めてやる・・・エーと裳等、 天野 裳等
裳等 裳等か…良いかも知れない…?これは?
タケル&メイク 氷エレメント!!! タケル なるほど、だからしぃが
メイク ちなみに俺の名前は …
裳等 お前は聞いてない
メイク ショボーン
裳等が仲間に加わった エレメント残り9個
さて裳等と言うあやしい仲間がく・
モララー 何で俺が記憶喪失と言う設定なんだ!謝罪t
??? それはウリの台詞ニダ慰謝料と『以下省略』
モララー ぎやー
あやしい仲間が加わった
糸売く

509 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/22(火) 13:11:11 [ zFuv2ESw ]
カタカナ台詞の間にスペースを入れるってのが治ってきたと思ったら逆戻りか
というか、小説じゃなくてシナリオでも書きたいのかこいつは

話を書き込み欄に直接打ち込んでないか?
メモ帳にでも物語を完結させてから全てを貼れよ
推敲不足にも程があるぞ

510 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/22(火) 13:25:25 [ c0BB4ShA ]
だい?話 チビギコの逆襲デチ前編
2ちゃん大陸英雄伝

チビギコ チビです……他の人は忘れて良くても…作者さえまで忘れられているとです
作者 忘れてないからこのネタでだしてやってんだろ
チビギコ ヒギャァァァァァァァ

タケル なぁメイス
メイク なんだよタケル
タケル あのさしぃはいいとしてチビギコは?
メイク チビギコ?何だそれ?
裳等 チビギコの気配がそこにあった
タケル&メイク いきなり何言うか!!!!!!!!!
裳等 何かだめですか?
メイク 『あー確かこいつ記憶喪失だったけ』
タケル で、裳等場所はどこ
裳等 すぐそこ
なんだっての3人 な、なんだって−−
タケル この家火のエレメントでな守られている
メイク 任せろ、次元砲
火のエレメントの効果を打ち消した
チビ1 ZZZZZZZZ
裳等 みはりなのに寝てやがる
裳等はチビ1の口にガムテープを張った
チビ1 ヒヒャァァァ!ヒヒハンホホヘヘハ『通訳 ヒヒギャァァァァ!!ちびたんのオテテガー』
チビ1 ヒヒハヒハハヒフフンヘヒハ『いきなりなにするんでちか』
裳等 黙れ
チビ1 ヒ、ヒャァァァァヒヒハンホホヒヒ『ヒ、ヒギャァァァチビタンのオミミー』
裳等 死ね
チビ1 ヒ、ヒヒャァァァ
裳等 おい、マッッチを貸せ
タケル マッチ何て無いよ
裳等 じゃあこうだ、まず俺が潜入する、そしておまいらがエレメンタルを取る
裳等 行くぞ作戦開始
果たしてタケルとメイクと裳等は成功するのだろうか
糸売く

511 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/22(火) 20:25:04 [ ERksM4qk ]
>>510
・・・・・。
小説が得意じゃない私ですが、はっきり言わせてもらいます。
句読点と。←コレです。(>>504氏と>>501氏も言いました)読点を忘れずに。

これ以上、同じ事を繰り返すのはやめてください。
皆様がこんなに注意してくださってるのだから。

512 名前:モナエオマー 投稿日:2005/03/22(火) 20:44:47 [ c0BB4ShA ]
とりあえず、小説を書くのをやめます。
続きが書きたい人は描いて良いです『いないと思うが』

513 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/24(木) 10:17:04 [ RKiAhKGY ]
>>512
過去ログなどを読んで勉強してきてから続きを書くようにしてくださいね^^

514 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/30(水) 08:59:43 [ Nw55rERU ]
疑問が浮かんだので質問なんですけど
しぃの言葉で「腹」は オナカ と ポンポン ではどちらがいいのか
右手に攻撃されたときに オテテー と ミギテー ではどちらがいいのか

515 名前:初心者 投稿日:2005/03/30(水) 14:36:39 [ ZaffCUcM ]
現在、モラリア&モナガリア連合軍とシィーマニア軍の戦争が
終結が始まる1時間前だ。シィーマニアは被虐種のマターリできる
国といわれるが違う、しぃとちびギコの独裁国家であり、ぃょぅ
おにーに、丸耳族、でぃは奴隷または下級階層に等しいものだ。
戦争の原因はモナガリア国王モナトーが暗殺されたのだ。犯人は
しぃ族と判るがチャウシィエスクはシラを切った、怒ったモナガリアは
モラリアと協力した。戦争はモナガリアの勝ちがわかった。
シィーマニアの首都、シィレストを侵攻中だった。
最前線のモナガリア海兵隊第一小隊のギコ軍曹は言う。
「撃て!撃ちまくれ」
M60をぶっ放す。それに続き、兵士たちがM16をぶっ放す。
激しい銃撃でしぃ兵士が腰を抜かす、または反撃をする奴もいる。
腰を抜かしたしぃに流れ弾が当たり
「シィィィィィィ!! 」
アンヨが打ち抜かれた。そのころ、ギコ軍曹は
「鉄板の箱車でもてこずっていやがる、おいモラスキー
 ドラゴン取ってこい」
「はいここにあります。弾は今入れますサー」
「よしブッ飛ばせ!」
モラスキーがドラゴンを発射させる。
そのころ、しぃ軍前線は
兵士がアンヨを怪我した兵士を撃ち殺した。
「サッキカラ ウルサイヨ!失敗ハ 裏切リノ 証拠!逝ッテヨシ」
背後ではモナガリア軍の弾に当たり2,3匹殺されている。
そのとき、ドラゴンの弾が直撃、2匹ほどふっ飛ばされていた。
耳や手やはらわたが中に飛ぶ。
「よーし、2,3発ぶっ飛ばせゴルァ!」
ドラゴンを次々と発射させる。
弾がしぃ軍の兵士に直撃し、ふっ飛ばされ、死体が次々と
出来てくる。また、はらわたを出したまま生きているしぃも
「シィノ…シィィノォ…アンヨォ…ドコ…ドコォ…」
オマケに敵前逃亡した奴もいた。
「ハニャーーーン!!モー イヤー!」
「マ、マッテーシィモ イクー…ハニャッ!」
逃げたしぃ兵士2匹も後方に向かったが
「ハニャーン!!タスケテー!」
「敵前逃亡ハ銃殺ヨ!撃テ」
AK47の銃声が鳴り響く
「ジィ゙ィ゙ヤ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!」
「ダッコダコダコダ…ゴヴァアアア!!」
あっさり、銃殺刑にされ、死んだ。
ギコ軍曹はソレを見て
「なんてやつらだ、敵前逃亡した兵士を撃ち殺している」
ギコは強く歯軋りをする。

516 名前:初心者 投稿日:2005/03/30(水) 14:43:58 [ ZaffCUcM ]
ギコ軍曹はためらわず
「突撃だ!ゴルァ!」
駆け足でM60をぶっ放しながら走る、ソレに続き部下たちも
それに続く、ぶっ放しながら突撃したのでしぃ軍はビビった
そして撃たれた。
「ハニャーーン!シィノ オミミー」
「ハギャアアア!!シィィィィィィィッ!!」
顔をふっ飛ばされ、目玉がどろりと出ていた。はらわたも飛び出ている
しぃ兵士がいた。ラジオでは「おにーにレジスタンスが空港を占拠と
言うことが出た」
おにーにレジスタンスとはスパルタンをリーダーとするレジスタンスだ。
数分たった、しぃ兵士は全員殺された。

517 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/30(水) 15:18:47 [ Iq2R1t8Y ]
>>514
「オテテー!」のほうがよろしいかと
「ミギテー!」と叫んでいるのは見たこと無いです。
腹は「ポンポン」ですかね

...まぁ、こういうのは自分で勝手にやればいいんですがね

518 名前:初心者 投稿日:2005/03/30(水) 18:48:21 [ ZaffCUcM ]
しぃ軍の捕虜を全員M60で射殺した後、ギコ軍曹は空を見た、軍用ヘリが
空を飛んでいるのだ。それは首都シィレストのほうに向かっていた。
そのヘリは民間人の避難所に向かっていた。ヘリはその地点でホバリングする
とナパーム弾を投下した。
凄い爆発を起こし、炎が広がった。それに気がついたしぃ軍のしぃん衛隊と
国家公務員のしぃが急いで避難所にやって来た、炎の中から火達磨のしぃと
ちびギコが
「ハニャオウオゥゥゥ…ミ…ズ…オミィズ…オミ゙ィ゙ィ゙ジュウゥゥゥゥゥ」
「あじゅいデチ…た…じゅ…げぇぇ…」
しぃん衛隊は火達磨のしぃとちびギコを容赦なく射殺した。
後ろで公務員しぃが喜んで見ている。
「シバラク ココデ避難民ノ 阻止任務ニ 当タッテ。シィタチノ 脱出ガ 終ワッタラ
 後衛部隊ニ ツイテ撤収シナサイ!」
というと公務員しぃはヘリポートに向かった。ヘリポートはパニック状態だ。
俺が乗る、自分が乗るとばかりに争っている。チャウシィエスクや政府高官は
ヘリに乗り込み、ヘリは発車した。乗り損ねたしぃとちびギコはパニックに
なりヘリに乗ろうとしてしぃん衛隊に射殺したしぃを踏み潰しながら、山へ
逃げていった。

519 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/03/30(水) 22:06:35 [ iPjxFxDA ]
>>515-516,518
文章を全て書き終えてから投稿しているだろうか?
イマイチ推敲が足りないと思われるので出来れば書きあがってから一日置いて
その後、声に出して読んで訂正を行ってから投稿する事をお勧めする。


口語と文語が入り混じっているのも気になる。
『ぶっ放す』はセリフ以外のキャラの行動の説明文である地の文に使われていても
ギリギリ受け入れられるかもしれないが『アンヨ』を地の文には用いるのは避けるのが懸命だろう。
もちろん、元々の地の文が文語でなく口語で書かれた1人称などなら問題は無い。
そして、3人称でも地の文の口が悪ければ『ぶっ放す』でも良いし
逆に子供向けのように無駄な丁寧口調ならば『アンヨ』でも構わない。
要は文章に全体を通しての統一性が無いと、その部分で読みつまずくという話である。

例:3人称で書く、銃でチビの足が吹き飛ばされた場合

そのときでした。大きなドーンという音ともにテッポウの先から火花が散ったのです。
チビちゃんは逃げることも出来ずにその場に固まってしまいました。
もちろん、テッポウの弾がチビちゃんを避けてくれるわけはありません。
弾はアンヨに当たり、チビちゃんは大きく後ろに倒れこんでしまいました。
 
そのとき大きな破裂音とともに弾が豪快にぶっ放された。
火を吹いた銃口に狙われたチビは逃げもせず
いや、この短時間では逃げる事すら頭に浮かばないほどアフォなのか
ただガタガタと震えている。
弾はもちろん避けるはずも無く、足にヒットしチビを大きく後方に転がした。


他にも訂正すべき点は多々あるが、目が滑って文章が読めないのでここで断念する。
興奮のままに文章を書くのも良いが、必ず冷静に書いたものを見直して欲しい。
小説として非常に稚拙なので、虐にこだわらなくて良いので何か好きな小説を見つけ
それを隅々まで読み込み、文章の流れを掴む事をお勧めする。

520 名前:初心者 投稿日:2005/03/31(木) 09:10:53 [ 8Y/TbThs ]
ギコ軍曹率いる第一小隊がマターリプリズンに潜入した。
マターリプリズンとはぃょぅ、おにーに、丸耳、でぃ専用刑務所で
一日10時間労働、一日に1食という過酷な労働状況にある刑務所だ。
ギコ軍曹が入ってみると、看守しぃが一匹もいない、多分逃げたんだろう。
ギコ軍曹たちは鍵を壊し、囚人を解放した。でぃだけじゃなくびぃもいた。
モラスキーはべビ保育所に指を刺して
「食料はべビ保育所にあります」
と言った。びぃやでぃたちは急ぎ足でべビ保育所に向かった。
べビ保育所にはしぃたちが全員逃げたのでべビしぃしかいない。
びぃとでぃたちが入ってみると
「チィチィナッコ」
「ミュー」
とほざくべビがいるので、びぃはべビを頭からかぶりついて食い殺した。
でぃたちの中にはべビを地面にたたきつけて殺しやつもいた。
1時間後、連合軍がシィレストに入ったので、ぃょうや丸耳たちが
大喜びした。大統領はぃょぅ族のぃょッキーに任された。属国になっても
シィーマニアの国民は希望にあふれていた。

521 名前:初心者 投稿日:2005/03/31(木) 22:31:38 [ 8Y/TbThs ]
解放から一週間が過ぎた、奴隷解放宣言が出され、丸耳、おにーには
自由のみに、モナガリアから映画、音楽、小説が輸出された。国民は
娯楽を手に入れて、満足していた。
一方、シィンガリーの国境では国境警備隊が亡命者が来ないように
見張っていた。シィンガリーはギコとしぃが多い国だ、だがココだけは
違う、シィンガリーには全角で喋るしぃが多い。
国境こえをしようとする難民のちびギコとしぃが来た。
警備兵しぃ2匹が止める。
「お止まり下さい。」
「なんデチか」
「シィタチヲ国ニ入レテ♪」
「チィチィチィチャンモイレテ」
「残念ですが、あなた達は国には入れません」
「誠に申し訳ないのですがお引き取り願います。」
「何だとコゾウ」
「さっさと入れるデチ」
「シィタチノ国ジャナイノ!!?」
難民のしぃが切れて
「コノ虐殺厨ノ手先 !」
「おまえらなんか死ねデチ」
「ミュー!」
警備兵しぃはAK47を難民に向けて撃った。蜂の巣になり
頭がザクロのようになった。後は肉の塊と硝煙が残る。

522 名前:呪いのしぃ人形 投稿日:2005/04/09(土) 08:59:51 [ lwXMaAbk ]
評価お願いします。


───痛いって、何だ?───

───恐イッテ、何ダ?───

───死ぬッテ、何ダ?───

  血のように赤い満月の夜、暗い路地裏に僕たち2人はいた。
  高笑いしている僕と、何故か知らないが震えているしぃ。
        「ナンナノヨ コノ ギャクサツチュウノ チショウ!」
  顔をぐしゃぐしゃにしてしぃが何か言っている。僕は動じずしぃに話し掛けた。

        「ネぇ、しィチゃン。僕がコレヵら三つ質問をするカラ、
        ソレニ答えテくレナい?どレか一ツデも答えテクれタら
        シぃちャんをマターりさセるヵら。」

  さっきまで顔を崩していたというのに明るい顔をしてしぃはこう答えた。
        「イイワヨ! コノカワイイ シィチャンニ トケナイ モンダイ ナンテ ナインダカラ!!」
  どうやら答えてくれるらしい。

   【第一問。───痛いッて、何ダ?───】

  怪訝な顔をしてしぃはこう言った。
        「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
  解けない問題なんて無いと言ったのに……
  内心がっかりしながら僕は問題を続けた。

   【第二問…。───恐イッテ、何ダ?───】

  今度も怪訝な顔をしてこう言った。
        「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
  ……さっきと同じだ。
  そう思いながら最後の問題を話した。

  【…第三問。───死ぬッテ、何ダ?───】

  答えはこれだった。

        「シィィィィィ! ソンナコトヨリ ハヤク ダッコ シナサイヨ!!」

  さっきのは嘘だったのか……。僕を騙したのか……。

  しぃはびくっと体を震わせると、最初の顔に戻った。
  しぃが何かを言おうとする前に僕はしぃの腹部にアレを突き刺した。

       「シィィィィィィィィッ!!」

  しぃの大きな声が辺りの壁にこだまする。
  僕はアレをグイッと捻った。

        「ウゥウギャアアアアアアッーーーー!!ヒャアアアアギャアア!ビャビヒイィィィィーーーーーグゥギャウアアアアアアアオアァッ!!!!」

  獣じみた壮絶な絶叫をあげ、のた打ち回る。しかし苦しみが無くなるわけでもなく、
  しぃの絶叫は少しずつ音量をあげていった。
  そこで僕はアレを一気に引き抜いた。内臓がまとわりついている。

       「ゥァァァァァァアアアアアアアアオアオアオアオアウィアアア!!!」

  一段と大きな絶叫をあげる。地面の上を転がりまわり、のたうつしぃ。
  笑いながら僕はしぃの腹を踏みつける。
  絶叫して身体をのたうたせるしぃ。少しずつその絶叫が小さくなっていく。
  何でだろう?と僕は考えながらもグリグリと踏みにじる。
  「グ……ガ……ガ!!…………」
  どうやら眠り始めているようだ。しかし僕は尚も踏み続ける。

        「ォーイ、しィチゃん?ドウシたの?」

       「…………」
  僕はしぃに問い掛けるが反応は無い。どうやら眠ってしまったようだ。

        「ぁーア、眠っちャッタ。ツまンナイの。」

  僕は向きを変え、そこから離れた。



  はぁ、僕の質問に答えられる人はいないかなぁ……?

523 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/04/09(土) 16:16:35 [ iXhCgQSg ]
>>522
文章としては悪くないと思う。綺麗にまとまってるとも思う。
でも、何が書きたかったのか…というか
どんなストーリーを一番の見せ場として描きたかったのかが掴めない。
まとまりすぎていて、イマイチ面白みが欠けている気もする。
でも、もう、これは個人的な感想なので、充分、文章として問題ないレベルだと思う。

内容について改変ポイントを探すなら
文章の中の『僕』の不可思議さをより強調させるために
『僕』に地の文を語らせるよりも3人称の方がしっくり来る気がする。
題名と内容が噛みあってない気がするので
そこは見直しておいた方がいいかもしれない。

524 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/04/09(土) 18:13:15 [ lwXMaAbk ]
>>523
三人称系の文は始めてですけどやってみます
あと↑のは題名じゃなくてハンドルのつもりです

紛らわしかったようですね

525 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/04/09(土) 20:22:48 [ eD18S9p6 ]
>>522
貧血氏と同じような狂気系ですか。
文章自体はいいと思うのですが
...「アレ」とは何ですか?
別に次回作等があるのならいいんですが
これで完結だと、最後まで分からずじまいで
何かスッキリしなくなると。

本スレに来られても遜色ないと思います。

526 名前:初の三人称系。 投稿日:2005/04/10(日) 12:37:30 [ JlLvLOFM ]
───痛いとは何だろう?───

───恐イトは何ダロゥ?───

───死ぬトハ何ダろウ?───

  血のように赤い満月の夜、暗い路地裏にその2人はいた。
  高笑いしている少年と、真っ青になって震えているしぃ。
        「ナンナノヨ コノ ギャクサツチュウノ チショウ!」
  顔をぐしゃぐしゃにしてしぃが叫んでいる。少年は動じずしぃに優しく話し掛けた。

        「ネぇ、しィチゃン。僕がコレヵら三つ質問をするカラ、
        ソレニ答えテくレナい?どレか一ツデも答えテクれタら
        シぃちャんをマターりさセるヵら。」

  先程まで顔をグシャグシャにしていたというのに明るい顔をしてしぃはこう答えた。
        「イイワヨ! コノカワイイ シィチャンニ トケナイ モンダイ ナンテ ナインダカラ!!」
  どうやら答えるつもりらしい。
  少年は口を開いた。

   【第一問。───痛いッて、何ダ?───】

  怪訝な顔をしてしぃは喋った。
        「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
  少年は無表情を装っているが、
  内心失望しているようだ。
  少年は続けた。

   【第二問…。───恐イッテ、何ダ?───】

  今度も怪訝な顔をしてこう言った。
        「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
  なのにに少年は無表情だ。
  そして質問を続けた。

  【…第三問。───死ぬッテ、何ダ?───】

  答えはこうだ。

        「シィィィィィ! ソンナコトヨリ ハヤク ダッコ シナサイヨ!!」

  少年が突然震えだした。そして口を歪めた。

  しぃはびくっと体を震わせると、また青い顔に戻った。
  しぃが何かを言おうとする前に少年はしぃの腹部にアレをねじ込んだ。

       「シィィィィィィィィッ!!」

  しぃの大きな声が辺りの壁にこだまする。
  少年はアレをグイッと捻った。

        「ウゥウギャアアアアアアッーーーー!!ヒャアアアアギャアア!ビャビヒイィィィィーーーーーグゥギャウアアアアアアアオアァッ!!!!」

  獣じみた壮絶な絶叫をあげ、のた打ち回る。しかし苦しみが無くなるわけでもなく、
  しぃの絶叫は少しずつボリュームを上げていった。
  何を思ったのだろうか。少年はアレを引き抜いた。ピンク色の内臓がまとわりついている。

       「ゥァァァァァァアアアアアアアアオアオアオアオアウィアアア!!!」

  さらに大きな絶叫をあげる。地面の上を転がりまわり、のたうつしぃ。
  笑いながら少年はしぃの腹を踏みつけている。
  絶叫して転げまわるが、
  少しずつその絶叫が小さくなっていく。
  少しずつその動きが鈍くなっていく。
  少年は動じず尚も腹を踏みにじる。
  「グ……ガ……ガ!!…………」
  どうやら死に掛けているようだ。だが少年は尚も踏みにじる。
  突然沈黙が訪れる。しぃが死んだようだ。

        「ォーイ、しィチゃん?ドウシたの?」

       「…………」

  少年が問い掛けるが返事は無い。
  当たり前だ。しぃは蛋白質の塊になったのだから。

        「ぁーア、眠っちャッタ。ツまンナイの。」

  少年は欠伸をしながら、そこから離れた。

  残っているのは元はしぃだったものだけ。
  この物体は何を思いどう生きてきたのだろうか。
  この質問の方が少年の質問よりよっぽど難しいだろう。

  この質問に答えられる人物は果たしているのだろうか?

527 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/04/10(日) 22:36:35 [ ufugQuag ]
>>526
題名でなく、コテハンだったんですね失礼しました。

では、評価の方を。
>>525で言われてるようにアレと武器をぼかす必要が分からない。
何らかの効果を狙ってるとしても、どちらかというと武器を考えるのが面倒で
ぼかして誤魔化したようにしか思えなくなっている。

3人称は多少慣れていない感じはするが、特に読みづらい所はない。
気になるところとしては、しぃと被虐側が限定されているのに
加虐側が少年という言葉で漠然としているのが引っかかる。


それから文中の表現について

  少年は無表情を装っているが、
  内心失望しているようだ。

3人称であれば、少年の内心に無理に触れるのでなく
少年が内心快く思っていない事を行動や情景で表す方がよい。

 少年は表情こそピクリとも変えなかったが、
 その組まれた腕にあてられた指が忙しなく神経質なリズムを刻んでいた。

 少年は身動き一つせず涼しい表情のまま立っていたが、
 唇だけは犬歯に噛み締められ、小さく、しかし酷く歪んでいる。

 少年は優しい無表情を続けていたが、
 まるで彼の不自然な不気味さを表すかのように路地裏を赤い月がギラギラと照らす。

他にも色々な表現方法はあるが、自分が考えている少年像にあった感情を表す言葉を探して欲しい。


さらに文中の表現についてだが

  今度も怪訝な顔をしてこう言った。
        「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
  なのにに少年は無表情だ。
  そして質問を続けた。

あまり文章を過去形の「た」でしめるのでなく、出来る限り過去形と現在形を交互に使う方が文章としてスッキリする。

 今度も怪訝な顔をして同じ言葉をしぃは答える。
   「ソンナコト シィニハ ワカラナイヨ ソレヨリモ ダッコシテ マターリシヨウヨ」
 しかし少年は変わらず無表情を続け、
 そのまま静かに質問を続けた。

わざと同じ言葉を繰り返して前の状況から何も変化のない事を強調するのは良いが
地の分もセリフも繰り返しを用いすぎると文章がだれてくるので使いすぎには気をつけたほうが良い。


とりあえず、どうしても気になった所だけ挙げたが、充分、文の書き方は本スレで通じると思う。

528 名前:椎茸地獄 投稿日:2005/04/28(木) 16:11:25 [ W0CNmi7o ]
さっき描いた絵を小説にしたかったので書き込んでみる。

 妊 婦 と そ の 夫

「ねぇっ、妊娠したみたい」
「ああ、そう」
「其れだけなの?」
「当たり前」
妻が妊娠した。
どうしようか…腹を切ろう。否、それは未だはやい
じゃあ、先ず達磨にしよう
いきなり鎌じゃ怖がりそうなので…手始めに彫刻刀を出してみた。
(スッ)
「其れ、どうしたの」
「いいからっ」
(サクッ)
「痛っ」
腕に刺した。
「どうしたんだ」
「酷いじゃない」
「何を云ってるんだ」
(ザクッ!)
「アア゛アあっ!」
「吼えるな」
もっと強く刺しこんで見たんだ、ようやく血が花弁のように飛び散った。とても美しい
(タッタッタ)
一まず戻った。
「良かったわ」
=========================================
初めまして。アドバイス下さい

529 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/04/28(木) 17:02:37 [ 6FAREGfE ]
>>528

まずは落ち着け。
投稿前に板やスレのルールくらいは読んで、出来れば今までのログも読もう。
小説スレにも貼ってあったが、向こうを消したいのなら管理スレに要望を出すべきである。

では、内容についてのアドバイス。
まず、背景描写があまりにも薄い。というか、ない。情景が全く浮かばない。
一体、此処が何処なのか、何時の話なのか、そしてこの夫婦が何なのか読み取れない。
そういう物を明かさずとも幾らでも話は語れるが
そういう物があるのと無いのでは物語を読んだ人に与える印象が、まるで違うものとなるのは留意して欲しい。

さらに、読んでいてしっくりこなかったのが、何故、男が妻の腹を割かねばならないのか? という点だ。
男が狂ってるのだとしたら、その描写が無いし
もしや腹を割くのが風習なのか? とも思ったが、この話では分からない。

読者は、その話についての知識が0だと思って書かねばならない。
読者に、自分と共通の認識があると思ってはならない。
思い込みで書かれた文章は小説ではなく、自己満足の作文や日記である。

話を読んで理解できないので絵も見て、アドバイスしてみてはいるが、それでも何も結局分からなかった。


妊婦になった妻を何らかの理由でだるまにした夫という発想テーマは面白いと思います。
でも、その設定を活かしきれていない感がいなめません。
もう少し、文章を練る事をお勧めして、次回作に期待したいと思います。

530 名前:椎茸地獄 投稿日:2005/04/28(木) 20:01:02 [ W0CNmi7o ]
俺は、モララーと言う。暫くアフォしぃの処分施設で働いていた。
今は朝から安物の酒をあおって、虐殺。妻がひとり。
此れで、妻は三人目だと思う―
妊娠する度達磨にして、腹を切る、
…のが趣味だと昔の知己に言ったら「昔っから狂ってたな、お前は」と言われてしまった。。


「ねぇっ、妊娠したみたい」
「ああ、そう」
「其れだけなの?」
「当たり前」
妻が妊娠した。
どうしようか…腹を切ろう。否、それは未だはやい
虐殺を教わってた時、先ず達磨にすることを教わった…ような気がする
いきなり鎌じゃ怖がりそうなので…手始めに彫刻刀を出してみた。
(スッ)
「其れ、どうしたの」
「いいからっ」
(サクッ)
「痛っ」
腕に刺した。
「どうしたんだ」
「酷いじゃない」
「何を言ってるんだ」
(ザクッ!)
「アア゛アあっ!」
「吼えるな」
もっと強く刺しこんで見たんだ、ようやく血が花弁のように飛び散った。とても美しい
(タッタッタ)
一まず戻った。
「良かったわ」
=======================================
すこし修正。設定とか色々と。
アドバイスありがとうございました。
まだまだ薄いと思うので、宜しくお願いします

531 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:46:38 [ wYBYIYxg ]
はじめまして。初投稿なのでこちらに書き込ませていただきます。

1/10

「おい、モララー。こんな企画考えたんだけどどうかな?」
虻脳丸動物園の飼育係のモナーは経営者モララーにちょっとした企画を持ちかけた。
「これで来客者アップ間違いなしだ!」
ふーん、どれ、とモララーは企画書の一行目に目を通した瞬間に、目を輝かせて
「よし!今月はこれで行こう!」
と叫んだ。
企画内容はこうだ。
オオカミなどの肉食動物の檻の中にしぃやチビギコを入れることによって
野生動物の菜食の仕方を見てもらおうという企画である。
もっとも目玉は「獲物のアフォさと痛さ」であったが。

532 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:48:16 [ wYBYIYxg ]

2/10

早速「野生動物の神秘とそれ以下の低脳」というフレーズを掲げTVで大々的に広告を流す。
「当動物園ではお客様に動物の野生本来の姿をみて頂くために、生きたしいや
 チビギコを与えております。かわいらしい動物の反応やそれに抵抗する低脳共の行動
 を観察して日ごろのストレスを癒しましょう!」
企画開始当日、動物園には予想通りの人出があった。
その種族は様々で、モナー族モララー族をはじめとし、ギコ族、しぃ族も集まっていた。
現在この国では虐待虐殺は基本的に禁止されているが、しぃやチビギコなど特定害虫
に指定されているものは許可さえもらえばどんなところでも活用できる。
かわいい動物目当てと食料の断末魔目当てとまあ後者の方が圧倒的に多いが地元の
TV局まで来ていた。モララーは集まったお客を前に「うひょー」と小躍りしている。

533 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:48:55 [ wYBYIYxg ]

3/10

「今日は当動物園にご来園ありがとうございます。ただいまよりお待ちかね、野生動物
 観察ショーを行いたいと思います!」
観客から「いえー」「ひゃっほー」「はやくしろー」と歓声が沸きあがる。
「では飼育係のモナーさんにお話を伺いましょう。」
「あ、どうも。飼育係のモナーです。今回はオオカミの檻の中にしぃやチビギコを投入する
 ことによってその捕食の仕方を見てもらおうという企画です!もっともオオカミなんかよりも
 糞虫さんたちの方が興味おありかと存じますが。」
どっと笑いが漏れた。モナーはよっしゃ、と心の中でガッツポーズをした。
「現在檻の中にはオスが2匹とメスが1匹、その子供が1匹となっております。
 さて、こんな下らない話をしているよりは早めに始めたほうがいいでしょう。それでは、
 ”野生動物の神秘とそれ以下の低脳”ごゆっくりとご堪能ください。」
拍手がすると檻の前はザワザワと騒がしくなった。

534 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:50:06 [ wYBYIYxg ]

4/10

では早速、とモナーはしぃとチビギコをそれぞれ一匹ずつ檻にぶち込んだ。
「シィィィ!チョットナニスンノヨォ!」「いたいデチ!これからちびタンになにするデチ?」とお決まりの
文句を発しながらしぃとチビギコはやたらめったらに歩き始めた。
空気嫁よ、と思いつつもモララーはそれをニヤニヤ観察していた。
しぃはなにやらわめきながらほっつきまわっているのでいち早くオオカミに目をつけられた。
「シィィィ!デッカイワンチャンネ!シイチャンノ ミリョクニ ヒカレチャッタノカシラ?」
などと勝手にいいながらその「デッカイワンチャン」に安易に近づいていった。観客から嘲笑がもれる。
「はい、今最初にしぃに攻撃を仕掛けようとしているのはオスのオオカミでーす。
 ちなみにこのオオカミは現在腹ペコ状態でーす。」
モナーの笑い混じりの解説が入る。やっとしぃも事の重大さに気がついたらしい。
「オ、オオカミデスッテ!ソンナ・・・シイチャンキイテナイヨ・・・!」と叫びながらオオカミに背中を向けた。
次の瞬間、オオカミは飛び上がりしぃの背中を捕らえた。鋭い爪が柔らかい肌に食い込む。
「シィィィィィ!イタイヨウ!ハナシテェェェェ!ギコクゥゥゥゥン!タスケテエェェェェ!」
「ギコ族はうちの動物園では働いておりません。残念でした。」
また笑いが起こった。それと同時に素敵なショータイムが始まった。

535 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:50:30 [ wYBYIYxg ]

5/10

オオカミはしっかりとしぃを押さえつけたまま腕に噛み付いた。歯と皮膚の間から鮮血
がもれる。力任せに肉を引きちぎると血が滝のように流れ出てきた。
「ギャィィィィィィ!オテテェェェェェェ!イダイヨ!オテテガ!オテテガアアア!ウゴカナイヨオオォォォォ!」
叫び声とともに大粒の涙を流しながらしぃは大声で叫びまくっている。
引きちぎられた部分は骨が露出しているが、オオカミは構わず目の前の肉の塊にくらいついていた。
ちぎると体はブチブチと音を立て、その度しぃの叫び声が響く。
やがて腕をカリカリと噛む音が聞こえ、今度は足をいじり始めた。
力を入れなくとももうしぃは暴れない。
しぃの腕は無残にも2本の骨が突き出ているだけの物体となり、ひじから先は背中の上に
のっかり、これも骨と手の部分しかのこっていなかった。時々2本の物体がヒクヒくと動いた。
しばらく太ももを舐めたりにおいをかいだりしていたが、やがて食事を再開した。
さっきよりもより大きな音がく。グチャッブヂッっと言う音とともに肉は骨からひきはがされる。
「イヤァァァァァ!ヤメデ!ヤメテェェェェ!イダイ!イダイイイィィギィィィィィィッ!オガアダーン!」
「豪快な食べっぷりです!さあ対するしぃちゃん!すごい叫びっぷりです!」

536 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:51:41 [ wYBYIYxg ]

6/10

オオカミは太ももの肉の部分を食べ終わると膝から下の部分を引っ張り出した。
「ウギッウギッヒィィィィィィ・・・アンヨギャァァァ・・・チギャレルゥゥゥゥ・・・」
オオカミは力を入れて太い筋を引きちぎると満足したようにどこかへ足を持っていってしまった。
しぃは太い筋を切られた瞬間に泡をふいて動かなくなってしまった。
「あーあ、死体の処理どうすっかな・・・」
とモナーはぶつぶついいながらしぃの死体を檻から引き摺り下ろしながら「生ごみ」の中にでも
放り込もうとそのまま檻を出ようとしたとき、扉の部分にチビギコがしがみ付いているのが
目に留まった。モナーはつかつかとチビギコの前に歩みよると「なにしてんだ?」と吐き捨てた。
「あ、おじちゃん!助けてデチ!ちびタンオオカミに食べられちゃうデチ!
 ちびタンはまだ死ぬには早いんデチ!まだチビしぃちゃんとも交尾をしt…」
すべて言い終わる前にモナーは笑みを浮かべながらぽーんと檻の真ん中に放った。
「でも運命は変えられないさ。」

537 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:52:31 [ wYBYIYxg ]

7/10

どんっと檻の真ん中に墜落すると同時に「ヒギャッ」というなんの捻りもないワンパターンな
反応を見せた。チビギコははっとするとまた扉の方へ戻ろうとした。
しかしそうは簡単にいかなかった。やはりマターリの神様は微笑まなかった。
さっとチビギコの前に立ちはだかったやつがいた。ああ、もうだめデチ…と思った瞬間、
チビギコはあることに気が付いた。「こいつ…あんまり大きくないデチ…」
チビギコの前に立っているのはいたって小さなオオカミだった。自分とほぼ同じくらい。
「おやチビギコさん、運がよかったねぇ。お友達になれるかな?」
モナーがマイクに向かって喋る。子オオカミはチビギコを食べるものと認識していない様だ。
子オオカミはチビギコと遊ぶべくチビギコの上にのしかかった。
「や…やめるデチ!」子オオカミを投げ飛ばすと再びチビギコは扉へ向けて走り出した。
しかしチビギコの目に飛び込んできたのは扉だけでなくその前に立ちはだかるモナー
の姿であった。チビギコは後ずさりした…とまた後ろからの衝撃で前に顔面を思い切り
打ち付けてしまった。「アギィ!」と声をたてた!子オオカミが再びのしかかってきた。
じゃれあっているつもりだろうが、チビギコには爪が食い込むのが痛くそれどころではない。
「放すデチ!おまえなんかと遊んでる暇はないんデチ!この低脳野郎!」
チビギコはまたドンと突き放すと近くにある木の棒を手に取ると今度は自ら迫っていった。
「おまえらは道具を使うことをしらないデチ…バカデチねぇ…」
子オオカミは何かを感じ取ったのか後ずさりした…
と、いきなりチビギコが木の棒で子オオカミを殴りつけた。
「キャン!」と声を上げると子オオカミはひるんだ。
「デチ!デチィ!」チビギコは容赦なく木の棒で殴りつける。
会場からどよめきと歓声が入り混じった声がする。

538 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:52:53 [ wYBYIYxg ]

8/10

とうとう子オオカミは背中を丸めてうずくまってしまった。それでも木の棒で背中を叩く。
「みじめデチね。少しは立場や偉さをわきまえるデチ!この根性なしデチ!」
勝った!と心の中で確信した瞬間、三度背中からドン!と強い衝撃がかった。
顔面を強く打ち付けてしまった。しかも持っていた木の棒が顔に当たり血が出た。
「ひぎゃ!な、なんデチか!」振り返るとそこには自分の身長の4倍はあろうオオカミが
チビギコをすごい形相でにらみつけていた。
「おっとここでお母さんの登場です!子供がいるオオカミは気性が非常に荒いんですよ。」
会場から再び歓声が上がり盛り上がってきた。
「ひっ・・・」と顔を背けた瞬間、再び顔面を地面に叩きつけられた。
「ぐぇ!」チビギコの口から歯が数本落ちた。「ヒギャ…歯が…歯が…」口から血が流れ出る。
「や、やめるデチ!この下等動物がァァギギィィィィィ!」
チビギコは下腹部に頭突きを食らってその場にひっくり返った。
「オ、オエッゲエェェェ…」吐き気に襲われた。チビギコが嘔吐しても母オオカミは攻撃をやめなかった。

539 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:53:17 [ wYBYIYxg ]

9/10

攻撃は激しさを増した。後ろ足をくわえると近くの植木の幹に叩きつけ始めた。
「グエエエ!ギャア!グオェェェェ!ゲバッ!や、やめてデチ・・・チビタン…死んじゃうでヂグベェェェェ!」
さっきとは比にならないほどの吐血、そして呼吸もできない。恐らく肋骨がダメになったのだろう。
母親はこれでもかとばかりに攻撃を加え続ける。チビギコはもう腹の感覚がなくなり、
息苦しさが一層際立った。「ギャァ…ァィィィ…キュ、救急車…アアア…」
「救急車は有料だからお金払ってからそういうことは言ってね。」
とモナーはいやにやさしく答えた。もう笑いをこらえるのが精一杯である。
母オオカミは地面をのた打ち回っているチビギコの耳をくわえると思いっきり降り始めた。
「うぎヒっひぎゃぁッゲホゴボ!や…やべゲボゲホ…」
視界がぐるぐる回り、衝撃がかかり背中に激痛が走る… もう死んだ方がましかもしれない…
会場から関心したようにオー という声が上がった。
「パパ、動物だって耳モギできるんだね」「そうだねぇ。まだまだ捨てたもんじゃないねぇ」
会場の親子がチビギコを指差していった。「かえったらゾヌで実験してみようね。」
もう声を出すこともできない。チビギコは自分の耳が少しずつ千切れていくのを感じた。
しかしもう声を出せなかった。薄れ行く意識の中でさっきのモナーの顔と
「でも運命は変えられないさ」という言葉がよぎっていた。
ちびタンの運命は… もう変えられない… もう終わりなんデチ・・・

540 名前:間7 投稿日:2005/05/22(日) 00:53:35 [ wYBYIYxg ]

10/10

もうチビギコなんていなかった。その場にいるのは子供を必死で抱きながら舐める母オオカミと
うずくまって鳴いている子オオカミだけであった。
チビギコは…その後耳をもがれ再び木の幹に叩きつけられ続け、結局わけの分からない肉塊に
なっていた。チビギコだったんですが…といわれない限りはなんだったのかさっぱり分からない。
お客が帰った後でモナーは母オオカミをなでながら言った。
「どんな道具を使える低脳よりも、子供をひた守ろうとする君に勝てる人はいないよ。」



BSの自然番組みてて突発的に思いついたネタです。
子育てオオカミの母親は子供が危険な目に会うとどうたらこうたら…とのことです。

541 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/22(日) 04:46:58 [ ubx4wV8M ]
はじめまして。今回SS・・・・と呼べるような気がするもの、をご投稿させてもらいます。



10XX年。
しぃ族は二つに分かれた。
まさに野良猫のようにといか野良猫のほうがまだまし。な、アフォシィ。
それに対し、優しさに溢れているそして、美しい、しぃ。

ある男は、しぃと結婚し子供も生みました。
ある男は、子供に何か買っていてやろうと思い、おもちゃを買いました。
ですが自宅に帰ると。子供は居らず、血塗れのしぃがいました。
男は「何があったんだ!?」と言い、しぃは・・・・・「アフォシィがきて子供を・・・・」
そしてすべて言い終えた後、しぃは死にました。
男は泣きました。三日三晩泣きました、そしてふと思いました。
「アフォシィに復讐を・・・・・・。」
男はそう考え、ある部隊に入りました。・・・・・・特殊機甲部隊アフォシィ虐殺隊に。


これは・・・・・その男、ギコル・ハニャンスの物語・・・・・。

ギコル「・・・・・今日はここを制圧か・・・・・・」
黒いマントを羽織っているギコル。ほかのものたちは軍服を着ているのですが。
モラッド「アフォシィだけど、武器とか使うらしいからな!」
彼はギコルといち早く戦友となった。モラッド・ギャールス。虐殺隊のムードメーカーでもある。
ギコル「見張りの数は?」
モラッド「40人ほどだけど。それがどうした?」
ギコル「片付けてくる。」
モラッド「いや危ないから!」
しかしもういなかったりする。
モラッド「・・・・・・はぁ。隊長、虐殺ガン持っていっていいですかね?」
隊長「ok、いってこい!」
モラッド「はぁ・・・・。」
ため息を吐くモラッド、お疲れさん。


一方ギコルはというと・・・・・・。
ギコル「邪魔をする。」
どこから現れたギコル・・・・・どっちから来た?
アフォシィ「ハニャ! ギコクンダ!! ダッコシテ!!」
ギコル「OK・・・・・・この剣と・・・・・」

ズゴシュ・・・・・・
黒い剣が煌めき・・・・・。
アフォシィの腹、アフォシィが言うにはポンポンを黒い剣が貫いた。
これが残劇の始まりだ。
ギコル「ダッコしてな。(笑」

ギコル「はぁ!」
そのまま剣を右横にまわし、アフォシィの腹腸を引きちぎり、そのまま別のアフォシィの顔を切り裂いた。
ギコル「残り・・・・38」

アフォシィ「ハ・・・・ハャニャーン!!!」
一人のアフォシィが逃げた。これに感染して見張りのアフォシィはすべて逃げようとした・・・・が。
ギコル「逃がさん。」
自分のもうひとつの武器黒き銃を構え逃げているアフォシィに向かい乱射した。

ズガガガガガ!!!
無論生かす理由はない。瀕死または即死である。

アフォシィ「バニャ! ヤベテ・・・・ダズゲデ・・・・・・ジィィィィィ!!!!!」
甲高い声を上げて絶命するアフォシィ。
アフォシィ「ダッコスルカラ・・・・・・イヤァァァァァァァ!!!!」
ダッコで物事を解決させようととするアフォシィ。
これにより12匹は死んだ。

ギコル「残り・・・20。」

アフォシィ「ギコクン? バカナ マネハ ヤメテ・・・ネ?」
ギコル「馬鹿だと?」
黒き剣を再度構えアフォシィの足を刺すギコル。怒っているようだ。
アフォシィ「ヒギャァァァァァ!!!シィノ・・・カワイイ・・・オアシガァァァァァァ!!」
その甲高い声にピクリとも動かないギコル・・・次の瞬間。

ギコル「貴様らのほうが馬鹿だ、このまま野良猫になっていたほうがよかったのに・・・・・。」
アフォシィの足を引きちぎり、今度は逆の足を黒き銃で打ち抜いた。
アフォシィ「!?!イタイヨウゥ・・・・・ヤメテ・・・・オネガイ!!」
しかしそれは、余計怒らせるだけだった・・・・。

ギコル「・・・・・・・」
ズガァン!
今度は右腕を
ズバ!
そして左腕を切り捨てた。

アフォシィ「オネガイ ダカラヤメテ!!! コレイジョウハ モウヤメテヨ ギコクン!! ジャナイト ギャクサツチュウ ダヨ!!? シィタチトマターリシヨウヨ!!」

542 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/22(日) 04:48:54 [ ubx4wV8M ]

ギコル「・・・・」
どこからか、手榴弾を六つ取り出すギコルそしてそれを・・・・
かちゃ・・かちゃ
まず口と交尾するために必要な場所のに入れる。

アフォシィ「ネェ・・・ナニスルキ?」
そして残りの手榴弾を・・・。

グチョォ。
まず右腕があった場所に押し込む
アフォシィ「ヒギィ!アガガガ・・・・イダイ。」
グチャ・・・グチャ・・・グチャ・・・・

残りの手榴弾も。右足、左足、左足。の順に手榴弾を押し込んだ。(捻り込める。ともいえる)
予断だがすべてリモコン式(製造社は株式モララー社、アブノーマル課です。)

ギコル「それ・・・・・ほかのみんなと遊んでこい!」
そのまま黒き剣でアフォシィの頭を刺し(死亡確定。)逃げたアフォシィに向かい投げた。

ピ・・・ピ・・・ピ・・・・ピ・・・・
アフォシィ「イヤァァァァァァ!!!」
ピ・・・・・・ピーーーーーーー

ズゴォォォン!

ギコル「威力はc4爆弾クラスだ。」
そんなことは聞こえなかっただろう。なぜならば・・・・・

全員この世から消えていたのだからだ。

ギコル「見張り・・・全滅。」


続く(多分。

543 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/22(日) 13:32:05 [ P/vYJ6jM ]
練習で投下された作品が2作品ありますが短い方の>>541-542からアドバイスを…。

>>541-542
自分の書いたものは書いた後に読み直しただろうか?
今までに小説練習スレに書き込まれたアドバイスなども読んだ事はあるだろうか?
注意すべき点が余りにも多いが、パッと気付いた点だけでも挙げておく事にする。

地の文。すなわち 「 」 で囲まれたセリフ以外の部分で「です・ます」調と
「である・だった」調が混在するという非常に読みづらく小説として
非常識な状態になっている。
また、カギカッコ。 「 」 の終わり、結びであるが 「  。」 のように
句点を入れる必要は無い。
更に人物の名前を書いた後にセリフのカギカッコをつけるシナリオ方式は
小説ならばやめるべきだ。
それからセリフの中に (笑 を入れるのは友達に送るメールでないのだから
自重して欲しい。
そして、練習スレでの続き物も初回は控えるべきだろう。

細かい誤字脱字などの突っ込みは入れ始めるとキリがないのでやめておく。

良かった点は、しぃのセリフが読みやすいよう、ちゃんとスペースがとられていた事。
それから、きちんと虐殺描写も入れてあった事。

時間は掛かりそうですが、練習していけば必ず読みやすいオリジナルが
書けると思いますので、どうぞ再び練習をしに来てください。応援しています。

544 名前:貧血。 投稿日:2005/05/22(日) 14:48:14 [ WxgSaA8Y ]


「今日、どこかに行かないかな?」

 …まいった。
 その提案は、魅力的過ぎる。

 まだ、仕事が沢山残っていると言うのに。
 ギコ様は、ひどい。

 しかし、一つ腑に落ちないところがある。
 彼には、多分。
 ―――私の主人だという自覚が、ないのだ。





 ______________________

  ちょっぴり冷酷かつ残忍なメイドが織り成す、
  心温まらない、アンチ・ハートフルストーリーな喜劇。
 ______________________






「で、どうする?
  時間なら、まだ充分すぎるほどあるし、ね?」

 時計を見る。
 10時17分。まだ、朝と言える時間か。

 …私はギコ様の従者だ。
 命令には忠実に。
 そう、これは「命令」なのだ、おそらく。

 ――何を考えている?冷静になれ、私。

 自分の思考はおかしくなってしまったのか?
 これは命令などではない。
 恐らく、「お願い」というヤツだ。

 どこかで聞いた話によると、
 「お願い」というのは、「命令」とはまた違い、断る事もできるらしい。


 ―――まぁ、断る気など、毛頭無いのではあるが。

 それに、これはチャンスでもある。
 この機会を逃せば、
 ギコ様と街を歩く機会はないかもしれない。

 しかし、洗濯がまだ終わっていない。
 提案に乗れば、夕方までは帰ってこれない。
 洗濯物も、干せないだろう。

 行かないべきか――?



 否。ギコ様と出かけると言うのは素敵な提案である。
 それに、洗濯を他の方に任せる事もできるだろう。

 出かけるべきだ。
 決めるべき、否、決める。

 だが、誰かに任せる、というのもなんとなく気が引ける。
 この家で働く方はいい人ばかりだ。

 だから、せめて自分の仕事ぐらいはやりとげたい。

 なら、どうするんだ、私?どうする。どうする。どうする。どうする。 



 …行くことにしよう。
 私は彼の従者なのだ。
 彼にとって優秀な、従者でありたい。

 彼の残念そうな顔なんて、見たくないのだ。


「…ご一緒させて頂きます、ギコ様」
「ああ、ありがとう、エー。
  じゃあ、公園にでも行こうか」

 ――――――――私は今、しあわせだ。

545 名前:推敲って何すか?おいしい? 投稿日:2005/05/22(日) 14:51:02 [ WxgSaA8Y ]
 ギコ様との散歩。
 日の当たる公園。
 幸か不幸か、人はいない。

 ギコ様と、わたしの、ふたりだけ。
 ギコ様と、わたしの、ふたりだけ。

 ―――わたしにとって、初めてのでーとなのでは、ないだろうか。


 彼の鼓動が傍にある。
 彼の呼吸の音がする。

 かれが、すぐよこに、いる。



 …思考を冷却冷却冷却冷却。
 今の私は何をするかわからない。

 彼にとっては、これはたぶん散歩でしかない。


 目を開けていられない。
 なんだか、途方もなくはずかしい。

 どす、という今の状況に似つかわしくない音と共に。
 あ、という彼の微かな驚きの声と共に。

 ―――…彼の、呼吸の、音が、消え、た。

 目を開ける。
 前方数mのところにいる、返り血に濡れた男を発見した。

 まるで何の関係も無いように歩いていて、■したくなった。


 …そんなコトをしている暇はない。
 彼さえ生きていればそれでいい。
 だから、彼の様態を見るのが最優先課題。

 だから、辺りを見回す。
 








「え―――――――――?」
 …わからない。なにもかもがわからない。

 コレはなんだ?
 コノ 地面ヲ 朱ニ 染メテイル 物体ハ ナンナンダ?


 ――――理解した瞬間、自分の時が止まった。


 理解など、しなければよかった。
 理解しようと思ってはいけないものだった。

 …彼は、冷たくなっていたのだ。
 そして、首から上が、ない。

 酷く残忍かつ冒涜的な行為。
 さぁ、あの標的を排除抹殺排除執行排除排除。


「あは、あはは―――――は」
 スプリンクラーのように、不快な音と共に地面を染め上げていく彼。
 首の取れた人間というのは、その時点で違う機能を備えるようだ。

「はは――――は、あはははははは」
 笑いたくなんてないのに、笑いがこみあげてくる。
 私はどうにか、なってしまったらしい。
 
 見れば、爪は長く鋭く伸び、まるでバケモノのようだ。
 皮膚は異様なまでに厚くなり、感覚が既にない。


 …これから起こす殺戮に、私は胸を躍らせる。
 愉快だ。実に笑わせてくれる喜劇だ。

 自分の先ほどまでの行動すべてが、道化。
 その事実が、何故だか、私には喩えようもなく愉しい。

 見れば、頭上に誇る太陽は黒く輝き。
 視界は異次元より常に来る色彩に染まり狂う。
 思考回路はもはや役立たず。未知なる宇宙の思考回路にすげかわった。
 もはや視点は定まらず。720度すべての方向のものを把握把握排除把握把握。
 蓄えた知識は0と1の羅列へ変異し生物の範囲を超越した方向性へと進化進化進化変異変質進化。
 ああ、そういうことだったか。コレで全て納得がいく。



 ――――――つまり。 ワたしは 壊れたノだ。

546 名前:なんか某ひぐ解の主人公っぽいなぁ、 投稿日:2005/05/22(日) 14:52:09 [ WxgSaA8Y ]



 …再び、舞台が始まる。


 役者が、一匹足りない。
 連れてこなければいけないか。

 全身に血流を行き渡す。
 脳内物質ノ分泌量が跳ネ上がり、既に感覚はない。


 ヤツが去っタ方向へト。
 停止していた秒数はおヨそ530秒。

 あのペースで移動しているならば、
 コの公園を抜けルことは永遠にデキナい。


 ヤツの姿を捕捉。
 自らノ爪を数本折り、投擲用のナイフノ代わりとスる。

 それと同時に、あ奴も私を捉えた。
 逃げるつもりはないラしい。実に愚かな奴だ。


 対象の所持しテいる得物は、刃物のみ。
 私を傷つケる事は叶わナいと断言しよう。

 あのナイフは簡単に首を飛ばスことができた。
 切れ味だけならば、日本刀ヲも軽く凌駕する。
 すなわち、この装甲も意味をナさない。


 距離はそう離れていない。
 10m、といった所カ。
 周りは木がトても多い。
 大木、と呼べそうなものばかりだ。


 現在の状況を整理スる。

 互いに、一撃のみで命を奪える。
 故に、その『一撃』が命運を決める。

 ――――――先に動いたのは、ア奴か。

 脱兎の如き速度にて、距離を詰メ寄ってきた。
 その為、爪を一本投擲。肩に突き刺さるも、勢いを緩める気配ハない。

 後ろに跳躍、同時にナイフを振ってキた。
 掠ったのみニ過ぎないものの、右半身が麻痺。

 …距離を取ラなければ、確実にやられる。

 大木に駆ケ登る。
 あのマま詰め寄られては、あちらのペースに飲まレる事となるからだ。

 枝は音を立て、今にも折れテしまいそうだ。


 爪を投擲。
 不安定な位置ガ故、避けられるノは当然か。
 別にあたらナくてもいい。コレは牽制だ。

 投擲と同時に跳躍。空中にテさらに爪を投擲。
 コレもブラフ。当ったところで致命傷足り得ない。

 投擲した勢いニ任せ大木へと。
 そのまま大木を蹴り穿チ、舞い散る葉にテ目を眩ます。

 勢いを殺さヌうちに次の木へト。
 木々ヲ飛び回り、チャンスを待ツとしよう。

 隙ガ出来た。
 理由は、ほんの一瞬ノ瞬き。
 それガ故、ワタシの位置ノ把握ができなカった。

 …首を掴むことに、成功ス。



「や、やめろ…!」
 命乞イ。実に愚かだ。
 先ほどまでのナイフを振っていたオマエはドコヘ行った?

 つまらない。つまらない。
 右半身に帯びた熱。
 早く殺せと、訴えかけてくる。

 ならば、いっそ。
 …慈悲深く、止めを刺してやろうか。

 否、それも面白くない。
 答えが出ない計算式。

 ―――もう、面倒だ。

 右手に軽く力を入れ、首を捻る。
 ごきり、というこ気味の良い音と共に、生命活動は終了。

 そのまま、引きちぎり、投げ捨てた。
 頭部はコンクリートの壁にぶつかり、周囲に脳漿を撒き散らした。

 このままでは何かが足りない。
 先ほどのナイフで、バラバラにするとしよう。



 …面白い程によく切れる。
 料理が苦手な私だが、このナイフなら使ってもいい。


 棒のように細切れになった肉片は血に彩られ、スパゲティを思い起こさせる。


 ああ、そういえば。
 ―――――――彼は、スパゲティが、好きだった。

547 名前:終わり。 投稿日:2005/05/22(日) 14:54:16 [ WxgSaA8Y ]
「あは、あはは、あはははははははははは!」
 物語の筋書きは幸せに彩られる。
 …しかし、彼らに突然の不幸が襲った!
 そして、狂気に囚われる彼女、復讐を見事はたした!

 ははは、はははははは、はは!
 ひひ、きひひひ、ひひ。 

 面白い喜劇じゃないか。
 実に、面白い。退屈しない、喜劇だ。
 ははは、あは、は、ははは!!


 『自分が狂っている』と理解した狂人が、本当に狂っている。
 かつて、ギコ様の好んでいた小説に、書いてあった気がする。

 ああ、コレは確かだ。
 私は、自分が一秒後、なにをするかが分からない。


 さぁ、笑いたければ笑え。
 最高の喜劇だろう?


 三流の喜劇以外の何者でもない……!
 ふざけるな、カレラを玩んで愉しいのか?ああ、愉しいだろうな!


 物語を幸福に終えることが出来たのならば、せめて二流に格上げしてやる!

 

 

 …ほんとうに私は弱くて。
 ―――――――彼を、コロシテシマッタンダ。




 

 頭上ニ煌ク月ハ紅ク。
 空ハ色ヲ失イ、明カリトナルノハ月バカリ。
 傍ラノ彼ニヌクモリハナク。
 月ガ照ラスハ彼ノ血ノミカ。








 きっと、夜が明ければベッドの上。
 これは、きっと、ワルイユメ。


 意識が白く染まるのは、夢が覚めるから。
 このセカイから消え、元のセカイへ戻るだけ。



 本当に、滑稽だ。
 初めから終わりまで、とても理不尽かつ不愉快な、喜劇だ。





 夢でも、喜劇でもいい。
 ―――――――――…早く、終わってくれ。

548 名前:貧血 投稿日:2005/05/22(日) 14:59:42 [ WxgSaA8Y ]
誤字、脱字、こうすればよかった、文法がおかしいなどの指摘頼みます。

ああ、なんか駆け足に物語を終えてしまった気がs

549 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/22(日) 15:06:38 [ P/vYJ6jM ]
>>531-540
概ね読みやすいのだが、たまに躓いてしまう箇所がある。
原因は、物語の視点、主人公が誰なのか、主題が何なのか
そういったものが、しっかりと定まっていないせいだと思われる。
それが感じ取られる場所を幾つか挙げておく。

5/10にある下の文章では視点のズレが起こっている。

引きちぎられた部分は骨が露出しているが、オオカミは構わず目の前の肉の塊にくらいついていた。
ちぎると体はブチブチと音を立て、その度しぃの叫び声が響く。

引きちぎっているのはオオカミであるのに、ちぎると体は…
…のように、自分がしぃの体をちぎっている視点になっている。

9/10の辺りにも視点のズレが見られる。

母オオカミは地面をのた打ち回っているチビギコの耳をくわえると思いっきり降り始めた。
「うぎヒっひぎゃぁッゲホゴボ!や…やべゲボゲホ…」
視界がぐるぐる回り、衝撃がかかり背中に激痛が走る… もう死んだ方がましかもしれない…

ここではチビギコが酷い目に遭っている描写とチビギコの心情が錯綜している。

他にも見られるが、とりあえずはこの位にして、主人公について述べる。
前半は動物園、中盤はしぃのような動物園側のような、後半は被虐されているチビギコ
結びとしては動物園側のような感じ…であって、主人公が分からない。
視点を決定してしまえば、恐らく主人公の移ろいもなくなると思うので
書きたい物をしっかりと決定した状態を作ることをお勧めする。

動物園側の企画、ショーの進み方、被虐者の無能と悲哀
動物の持つ親と子の情愛…全てを完全に盛り込み
全ての事を中心にするという事は不可能である。
だからこそ、主題をどこに置くか決め、その中で主人公を選び
視点のズレを防ぎ、一番語りたい事を逃さないために
プロットを練る事を考えて欲しい。
現在、物語はいきなり書き始めているだろうか?
それともメモ書きなどを繋ぎ合わせた書き方だろうか?
一度、プロットについて調べてみて欲しい。

他の内容についてだがセリフの結びのカギカッコに
「  。」 のように、たまに句点がついてしまっているので
キチンと統一させた方が良い。ちなみに現在の小説の主流は
カギカッコの結びに句点はつけないものである。 

好みの問題レベルだが、半角のセリフの ! の後にも
スペースが合った方が読みやすい気もする。

内容としては中々書けているので、少し注意すれば問題なく
イイ作品になると思います。今後の一層の発展に期待しております。

550 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/22(日) 16:25:11 [ P/vYJ6jM ]
>>544-548
自分の肝っ玉が凄く小さいなーと思いつつ言わせて貰うけれど>>545の名前欄の
言い訳の書き方がアドバイスする側の神経を逆撫でするので控えて欲しい。
別に本スレに書き込むならそういう名前欄でもイイだろうけれど
練習スレに書き込むってのは不出来かもしれないけど、今、精一杯頑張ったってものを
出してますって姿勢でお願いしたい。
例え推敲を本当はしていたのかもしれなくても、こっちだって時間掛けて読み込んで
内容について色々と考えて、アドバイスを作ってるわけで簡単にやってる事じゃない。
本当に些細な事で申し訳ないけれど、腹が立ってしまった。

じゃ、俺の愚痴みたいな注意じゃなくて、内容についてのアドバイス。
>>544-546までは面白かった。展開もテンポが良くて何で練習スレに落としたのか
全く理解できないくらい凄く良くて中に引き込まれた。
>>546の名前欄にある主人公を知らないので分からないが、イイ作品だと思う。
で、この作品は>>547まである訳だが、何だか 終わり。 の部分のレスだけが
話の雰囲気からどうも浮いている感じがした。
取ってつけたようなというか、無理やり物語を締めようとして締め切れなかったというか……

犯人は狂人メイドの幻想で、本当は主人であるギコを殺したのが彼女なのだろうか?とか
犯人を殺したと思ったのは狂人メイドの妄想で本当は殺せなかったのだろうか?とか
何処までが狂人メイドの意識で、何処からが狂人でないメイドの意識なのか?とか
色々考えたけれど、結びの部分の語り手が全く良く分からない。
但し、分からない事こそが狂人の意識を描いている事に繋がる気もするので
コレこそが作者のねらいなのだとしたら、自分は見事、術中に嵌ったのだろう。

でも、始まりがメイドの心情でありながらも事務的だったのに対して
終わりが恐らく狂人メイドのポエムっぽい締めというのは自分的にはどうにも
腑に落ちない。まぁ、はっきり言って、コレは個人的な好みに相違ない。

色々と引っかかりはありましたが、物語としては大変楽しませていただきました。
今後も頑張ってください。

551 名前:貧血 投稿日:2005/05/22(日) 16:45:51 [ bZ4/9sJ. ]
>546 名前欄について、軽率なことと分かりながらの書き込み、申し訳ない。
徹夜明けで精神的に何かしらの問題があったのではないかとも思う。


>>550
>取ってつけたようなというか、無理やり物語を締めようとして締め切れなかったというか……
結果として、プロットが纏まらなかったんですよね。本来、この後も続く予定でした。

結局、物語は全て夢だった、では、何の面白みもないでしょう?
これが練習スレに投下した理由です。


何通りもの解釈が出来る作品として、貴方がお楽しみいただけたならば、狙いは成功かなぁ、と。

552 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/05/23(月) 14:37:15 [ 7VR.OsV6 ]
cmeptbです。 大陸のパソはマジで性能悪いな...
長編書きたい。プロットは頭の中に渦巻いているのに
パソに長時間かじりつけないから書けない。
なにやら変な法案ができるかもしれんから、早めに書いておきたいのに...

貧血氏到来ですか。相変わらずの狂気系GJです。
ギコ様の読んでいた『小説』は確か 魯迅の『狂人日記』でしたっけか

う〜ん。確かに 『誰がギコを殺したか?』と思ってしまいました。
メイド? それとも他の第三者? 
まぁ、>>550の言うとおり、これが氏の狙いならばいいんですが...

最後に
あなたはどうやって、これだけの小説を書いておられるのですか?
何かしらの本などで勉強なさったんですか?

553 名前:美怜 投稿日:2005/06/24(金) 23:48:42 [ 8/wph456 ]
『モララーのビデオ棚』のアブノーマルコーナーにあったしぃ虐ネタ「カキ氷」の小説化。



 うだるような暑さの中、ふらついた足取りで歩くモナー族とモララー族が、それぞれ1匹。
「今日は暑いなァ・・・」
「・・・全くだモナ」
 疲れきった声で言う2人。すると、二人の前にカキ氷の屋台が姿を現した。例え有料でも、
炎天下による疲れを少しでも癒す手段が欲しかった二人には、まさに神の祝福にも思えた。
「・・・かき氷でも食べるモナw」
「お、賛成w」

「美味い美味いw」
「暑い日にはこれが1番だモナw」
 日陰に座り、至福のときを堪能する2人。その時であった。

「アツイヨゥ・・・」
「シンジャウヨゥ・・・」

 遠くから、2匹のしぃ族が歩いてきた。いわゆる「アフォしぃ」というヤツである。
 と、しぃのうち1匹が、日陰でかき氷を食べるモララーたちを・・・というより、モララーたちが食べている
かき氷を発見した。途端にそのしぃの表情から疲れが消えた。
「アッ!カキゴオリダヨ!!」 
 その声でもう1匹のしぃ族も顔を上げ、満面の表情を浮かべ、
「ハニャーン、シィモタベタイ!」
 その声を合図に2匹はモララーたちに駆け寄った。騒がしい声と足音で、モララーたちも
ようやくしぃの存在に気がついた。
「ソノカキゴオリ、シィニチョウダイ♪」
「ワーイ、チョウダイ、チョウダイ♪」
 普通の人ならまずするべき「御挨拶」をすっ飛ばし、いきなり自己中まっしぐらな本題に入るしぃ達。
しぃ族の本能「ダッコポーズ」を忘れず。
「・・・今日はあっちに氷屋さんが出てたモナ。買って来ると良いモナ」
 いきなり何なんだ、と言いたい気持ちを抑え、モナーはあくまでも親切にしぃ達に教える。
しかし、しぃ族にとっては自分達が損をする事は絶対許されない事であって。
「ソンナノメンドーダヨー! チョウドフタツナンダカラ、ソノコオリヲシィニクレテ、モナーサンガカワリニカッテクレレバイイジャナイ!」
「ソーソー♪ソシタラダイサービスデ、ダッコシテアゲルヨ♪」
「・・・おいおい」
「そんなわがまま言わないモナ・・・」
 しぃ族特有の半角のかん高い声でまくし立てるしぃ達。あきれ返ったモララーが思わず呟いた。
 モナーがなだめるのにも聞く耳持たず、しぃ達は更に声を張り上げた。
「シィチャンニシンセツジャナイヒトハ、マターリノテキナンダヨ!ギャクサツチュウナンダヨ!『ディルナントカ』ダヨ!!」
「シジチャンガアツイッテイッテルンダヨ!アゲツノガトウゼンダヨ!!」
「・・・なに言ってるんだ、こいつら??」
「・・・嫌なのに絡まれたモナ」
 既に聞く気力もないのか、しぃ達の主張を半分聞き流しながら会話するモララーたち。
彼らが話を聞いていないことを察したしぃ達は。
「ハニャーーーン!!チョーダイ!!チョーダイ!!チョーダイ!!チョーダイ!!チョーダイ!!チョーダイ!!」
「ハニャーーーン!!アツイヨー!!アツイヨー!!アツイヨー!!アツイヨー!!アツイヨー!!アツイヨー!!」
 近所迷惑さながらの大音声で泣き出し、わめき始めた。
「「・・・・・・」」
 もはや2人とも我慢の限界のようで。

「・・・そんなに冷たいのが好きなら・・・」

「好きなだけ冷やしてやるからな!!」
「・・・そんなもの何処から出してきたモナ・・・」
 激怒しながら怒鳴るモララーがしぃ目がけて発射したのは、液化窒素。モナーが
やや呆れ気味に独り言を言った。
「ハニャッ!?ハ・・・ハ・・・ニャニャアアアァァァ・・・」
「ハ、ハニャニャニャニャ、ハニャニャ・・・ハニャァアア・・・スズ・・・シィィィ・・・ヨォオ・・・」
 しぃ達の言葉は、快感にも断末魔にも取れた。

 数分後、2匹のしぃ達はものの見事に氷付けになった。
「・・・あーしんど・・・もう1杯食うからな」
「モナもお代わりするモナ」
 液化窒素のボンベを引き、2人がその場を立ち去った、数十秒後。

 ぐらり・・・ガシャーン!!

 1つの「氷像」が傾き、赤い肉片をその場にばら撒きながら、粉々に砕け散った。

554 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/09(土) 09:56:38 [ ubbDo3fE ]
(ココハドコデチカ)
暗闇の中、一人チビギコそう思う。
(タシカコウエンでミンナデアソウデイタラ・・・)
その後記憶が見つからない。
気づけばただただ、深々闇の中
音はしない。
あたりを触ると冷たい壁と何か湿っている塊のみ。
匂いといえば鉄の臭い、生臭い臭い、焦げた臭いのみ。
チビギコ途方にくれる
そしていくらか時経つと、今までしなかった、音がする
それはどうやら歌のよう
「十人の黒人の子供、食事に行った。
ひとりが喉をつまらせて
そして九人になりました。
九人の黒人の子供、どの子も朝寝坊。
ひとりがとうとうねすごした
そして八人になりました。
八人の黒人の子供、いっしょにデボンを旅行した。
ひとりがそこにとどまって
そして七人になりました。
七人の黒人の子供、薪を割る。
ひとりが自分を真っ二つ
そして六人になりました。
六人の黒人の子供、はちの巣で遊ぶ。
ひとりがはちに刺された
そして五人になりました。
五人の黒人の子供、法律を学ぶ。
ひとりが訴訟に巻き込まれ
そして四人になりました。
四人の黒人の子供、海へ行く。
赤いにしんにひとりがのまれ
そして三人になりました。
三人の黒人の子供、動物園へ行く。
ひとりがクマに抱きつかれ
そしてふたりになりました。
ふたりの黒人の子供、日向ぼっこ。
ひとりが焼けて焦げついて
そしてひとりになりました。
ひとりの黒人の子供、ひとりで暮らす。
その子が結婚
そして誰もいなくなった。」
それはどこかで聞いた声。
たしか、あの日の公園の・・・
思い出そうとすると突然暗闇なくなった。一面コンクリートに窓も無く一つ
だけ、ドアがついている
「ヒギャアアアアアアアアア」
チビギコ叫ぶ。
突然暗闇なくなると、かつての友が照らされる。
ひとりは口におもちゃの食べ物詰込まれて白目をむいて倒れてる

ひとりは目をつぶりあたりに空の睡眠薬のビンがある

ひとりはデボン行きとかかれたおもちゃの飛行機の翼についたチェーン吊
るされる。

ひとりは斧で血だらけ真っ二つ

ひとりは手に足に体に頭に目まで針刺されてる

ひとりは頭が割れて脳みそ見えて尻に血みどろ六法全書刺さってる

ひとりは赤く塗られた巨大な魚、飲まれてる

ひとりは体中焦げていていまだ煙が立っている

ひとりはタキシード姿に頭にブーケ刺さってる

とまどうチビギコ

パニック状態の脳で考える

一秒でも早くここから出ることを

そして結論が出る。
それは単純、ドアをあけて逃げることだ。
チビギコドア向かい、一目散に走り出すしかしドアまで後50cmのときに
突然扉が開く。
「ヤア、メガサメタカイ?」
不気味に低い声とともに扉から現れた男、着ている服には所々に血が付いて
いる。手には鉄のナイフが握られている。
「キミモコノウタデコロソウトオモッタケド11ニンダッタカラアマッチャ
ッタ。」

チビギコ、恐怖に声が出ず。

「デモアンシンシテキミニハベツノウタヲヨウイシテアルカラ」男は淡々と
言う
それはまるで機械のようだ

チビギコは死の危険を感じる。

だが、やはり恐怖で足が動かない。

男はナイフを両手持ちにする
そして

ドスッ

チビギコの柔らかい肉に鉄の刃が突き刺さる。
心臓に刃が刺さる

ナイフを引き抜く

ドバッ
傷口から溢れんばかりに血が流れる。


グサッ
そしてもう一突き

ドボ

チビギコは絶命する。

部屋には11人目の死体ができた
そして、「加工」する
加工しながら男は歌うよろこびながらこう歌う
「There was a man, a very untidy man,
Whose fingers could nowhere be found to put in his tomb.
He had rolled his head far underneath the bed;
He had left his legs and arms lying all over the room. 」

11人目の死体に送る歌だ

数時間後、11人目の死体はバラバラになり各部位に散っていた。
そして、死体のある床には11人目の死体の血でこう書かれていた。

『ひとりのおとこがしんだのさ とてもだらしないおとこ
おはかにいれようとしたんだが どこにもゆびがみつからぬ
あたまはごろんとベッドのしたに てあしはばらばらへやじゅうに
ちらかしっぱなしだしっぱなし 』と。


ある日の気持ちい午後の事だった。
数人ほどのグループで遊んでいる子供たちがいた。
そこに何かが話しかける
「ヤア、ボウヤタチ。ボクノイエニコナイカイ」
不気味に低い声だった

555 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/09(土) 09:58:33 [ ubbDo3fE ]
初投稿です
ご指摘お願いします

556 名前:素敵なモララー伯爵様 1/9 投稿日:2005/07/11(月) 06:18:12 [ fmTw.EA2 ]
初めまして。
ここに投稿させていただくのは初めてになります。
少し長くなってしまいましたが、何卒よろしくお願いします。



週末の大通り。
ここは郊外にあるとても綺麗な街です。
人口は多いわけではありません。
しかし、ここに住むAAはみな一様に気品があります。
少し造られてから年月がたった建物も風情があります。
そして、そんな気品に満ちあふれた街で、一際美しい建物がありました。
それが、街の英雄であり、象徴ともいえるモララー伯爵様のお屋敷です。

 モララー伯爵様はとても素晴らしい人でありました。
まず、他のモララーと違い無意味な虐殺は好まず、勿論差別や偏見などは持っておりません。また、貧しい街の人々の為にアスファルトに自分で花を植え、街にでては幼いチビギコやベビしぃ達と遊んであげたりもしておりました。
勿論、モララー伯爵様は政治の面でも活躍し、その無駄のない画期的な政治改革は他の街の政治家達をも唸らせました。
頭もよく、性格もよく、街のために尽くしてくださるモララー伯爵様。
まさしく、この上なく完璧で欠点のないお方でした。
またモララー伯爵様は、普段人前で怒りの感情はお見せにならない方でした。

 モララー伯爵のお屋敷には一匹のしぃがおりました。
しかし、このしぃというのが他のしぃとは全く違うAAのようなものでした。
普段、ダッコを強制し、半角語を喋り、びぃやでぃを差別し、「自分はアイドルだ」などと自尊心に浸り、そして他の虐殺厨に虐殺されるようなしぃではありません。
寧ろ、ダッコは自分からは決してねだらず、他のAAでも聞き惚れてしまうほど上手に全角語を喋り、街の人、そしてびぃやでぃにも敬意と愛情をもって接していました。
また、その姿はあまりにも美しく、街を歩けば男性は勿論、女性でさえもため息をつかせる程でした。

 お二方とも、街のAA達の憧れであり、まるで神様のような存在でした。

今日も街で小さなお店が立ち並ぶ通りをモララー伯爵様としぃが歩いております。
「伯爵様、今日は何をお探しで?」
しぃが少し控えた口調でモララー伯爵様に尋ねました。
「いや、もうすぐ君が我が家に来て10年だからね。何か買ってあげようかと思って」
 そもそも何故モララー伯爵様のお屋敷にしぃが住んでいるのかというと、10年前に親とも離され、いじめられてでぃ化していたしぃをお優しいモララー伯爵様が一心に世話をして、寝る時間を削って教育をしてあげたのが始まりでした。
当然、自分の身を削ってまで育て上げたしぃです。モララー伯爵様はそのしぃのことをいつしか愛しておりました。
深く、しかし誰にも悟られないくらいに感情を隠して愛しておりました。
「まぁ、有難うございます。でも、私に使うお金がありましたら、どうぞ貧しい子供達にパンをお与え下さい。それが私の何よりものお願いでございます」
「しぃは優しいね。…それでは、早速パンを買ってこようか」
「はい。モララー伯爵様、有難うございます」
モララー伯爵様としぃは、パン屋さんに向かいました。
 本当は、モララー伯爵様は既にしぃへの贈り物をご購入されておりました。
それは、しぃによく似合う真っ白なドレスでした。

557 名前:素敵なモララー伯爵様 2/9 投稿日:2005/07/11(月) 06:20:40 [ fmTw.EA2 ]
パン屋さんに入ったモララー伯爵様としぃは、パンをどっさり抱えて街のAA達に配って差し上げました。
 配り終わる頃には、夜になっておりました。
お屋敷に入り、食事を済ませ、お風呂に入り、服を着替え、それぞれ寝室に向かいます。
「それでは、お休み。しぃ」
「はい、お休みなさいませ」
お二方とも、それぞれの寝室へ向かわれました。
ふと、モララー伯爵様が立ち止まり、振り返りました。
「・・・」
見ると、しぃがおりません。
しぃの寝室の方が遠いのです。そんなにすぐに着くわけがありません。
「やっぱり、そういうことか・・・」
モララー伯爵様は、来た道を戻られました。
そして、途中の角を曲がり、そのまま消えていきました。

 ここは、裏庭です。
見ると、ギコ族の青年が箒をはいています。
「ギコ君、ギコ君・・・」
その青年を呼ぶ甘く、美しい声。
しぃの声です。
「しぃ!」
「ふふ、調子はどう?」
「まぁな。・・・それより、伯爵様は?」
「大丈夫、もうお休みになられましたわ」
「・・・しぃ、辛い目にはあってないか?」
「なんで?」
「・・・ならいいんだ」
「ギコ君・・・」
二人は強く、強く抱き合いました。
そう、二人は愛しあっていたのです。
召使と、伯爵様が愛娘のように可愛がっておられる娘が。
しかし、この二人に身分など関係ありませんでした。

 その様子を影からじっと見ている人影がありました。
「・・・やっぱり。君は・・・」
人影は、またお屋敷の中に消えていきました。

558 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/11(月) 10:53:58 [ QV4Otnxg ]
>>SSS級初心者氏

面白いです。
こいつはどこかの童話か歌が元ネタですか?
(オリジナルだとしたら、スイマセン)
で、指摘というか気になった点を
推敲というか、改行、「、」「。」付けを
例えば

ひとりはデボン行きとかかれたおもちゃの飛行機の翼についたチェーン吊
るされる。  だと

ひとりはデボン行きとかかれたおもちゃの
飛行機の翼についたチェーンで吊るされる。

それと、最後の狂人(?)のカタカナ台詞ですが
しぃの半角台詞でも言われることですが、スペース等を開けないと
非常に読みづらいです。
「キミモコノウタデコロソウトオモッタケド11ニンダッタカラアマッチャッタ。」

「キミモコノウタデコロソウトオモッタケド 
 11ニンダッタカラ アマッチャッタ。」

「デモアンシンシテキミニハベツノウタヲヨウイシテアルカラ」

「デモアンシンシテ キミニハトクベツノウタヲ ヨウイシテアルカラ」

また、
君モコノ歌デ殺ソウト思ッタケド
11人ダッタカラ余ッチャッタ。

デモ安心シテ 君ニハ特別ノ歌ヲ 用意シテアルカラ

漢字を入れると、個人的には見やすくなると思います。

559 名前:素敵なモララー伯爵様 3 投稿日:2005/07/11(月) 15:56:18 [ fmTw.EA2 ]
>>556>>557の続きです。
作成していたデータを此方のミスで消してしまい、
変なところで投稿間隔があいてしまった事を深くお詫び申し上げます。



次の日の朝になりました。
モララー伯爵様の朝は早いです。
さっと服を着替え、大広間に向かわれました。
「お早うございます」
そして、しぃの朝はもっと早いです。
「やぁ、お早う。・・・ぐっすり眠れたかい?」
「はい」
「・・・ならいいんだ」
モララー伯爵様は簡単な朝食を済まされると、
「ところで、しぃにお願いがあるんだけど」
「はい、何でしょう?」
「隣町のフサ教授の所まで、お使いに行ってきてくれないか?」
「はい、わかりました」
「うん、頼んだよ」
しぃは、身支度を整えるとモララー伯爵様に「お仕事、頑張ってくださいね」と行ってからお使いに出かけました。
 モララー伯爵様はしぃに微笑みながら見送りました。
「さてと、フサ教授の家までは片道1時間。・・・往復だけでも2時間。・・・時間はたっぷりあるな」
 その後、モララー伯爵様は召使のギコを呼び出しました。
数分後、ギコがやってきました。
「なんの御用でしょうか?モララー伯爵様」
「いや、・・・まずはあっちで話そうか」
「・・・?」
ギコは少し不思議に思いながらも、何せ自分のご主人様。逆らう道理も無く、
「はい」
そのまま、モララー伯爵様とギコは今は使われていない武器倉庫へと行きました。
物事を穏便に進めようと、始めに少し用件とは関係ないことを話すモララー伯爵様にしては珍しく、用件を一言目におっしゃいました。
「・・・君へのお話というのは、しぃの事なんだ」
「・・・薄々そうかな、とは思っておりました」
「なら話は早い」
「・・・それで?」
「君は、しぃをどうするつもりだい?」
「・・・ゆくゆくは、結婚したいなぁと考えております」
その言葉を聴いた途端に、普段怒りの感情を面に出さないモララー伯爵様にしては珍しく両手を硬く握りました。
「・・・ほぅ」
「別に法律で規制された事ではありません。・・・何か、問題でもおありですか?」
「・・・しぃはね、僕が10年もかけて育ててきた、いわば僕の10年の結晶だ」
「はい。それで?」
そして、いつも丁寧な口調なモララー伯爵様がとうとう、
「だから、しぃには僕が相応しい。・・・そこら辺の男にはもっていかれたくないんだよ」
口調が少し荒々しく変わりました。
しかし、そんなモララー伯爵様の異変に気づかないのか否か、ギコは冷静に
「それは、しぃが決めることです。貴方が決めることではありません」
次の瞬間。
「・・・っ!」
ギコの背中に電撃のような熱が走りました。
そして、すぐにズキンズキンと蝕むような痛みに変わりました。
「・・・っな、なにを」
「お前にはわからないだろう?僕がどれだけ10年間苦労して、10年間ずっと胸の奥底にしぃへの想いを蓄積してきたか・・・今日、しぃに真っ白なドレスを渡すつもりだったんだ!」
そして、モララー伯爵様はたちまち形相が変わり、大きな刃物を持った右腕を振り上げました。

560 名前:素敵なモララー伯爵様 4 投稿日:2005/07/11(月) 15:57:17 [ fmTw.EA2 ]
しかし、ギコは怯むこともなく
「ほぅ、ご自身ではしぃを振り向かせることなんてできないから、実力行使ですか。これが街の英雄であるモララー伯爵様の姿だとは・・・」
「黙れ!」
考えてみれば、そうかもしれない。
こいつはいいよな、平凡な身分で。
俺は、いつも街の民からの期待を一身に背負ってきた。
街の民の期待に応えなければならなくて、期待はだんだん重荷になっていった。
やばい、期待に押し潰れそうだ。
そんなとき、俺のどこからかわいてきた慈悲からかでぃ化したしぃを世話してやると言って、隣に付き添わせた。いや、付き添ってくれた。
そして、重荷を一緒に持ってくれた。
助けるという建前、実は俺の方が助けられてた。
でも、そんなこと街の民には気づかれてはいけなかった。
そんなとき、お前がでてきた。
しぃを連れて行っちまうだって?
やめろ!やめてくれ!
頼む、もう支えがないと押しつぶされそうなんだ!
そして、それ以上に・・・

ここで、モララー伯爵様は少しの間だけ理性を失われたのでした。

 ・・・あれ?
この部屋に、虐殺厨でも来たのかな。
駄目だな、ちゃんと門番に言っておかないとなぁ。
・・・違う、違うんだ。
この部屋に虐殺厨なんか来ていない。
全て僕がやった事だ。

 ふと気づくと、目の前には大量の血。そして片目をくり抜かれ、全身に傷がついたギコの姿。そして自分の腕を見ると左手にギコの右耳を握っていました。
「・・・」
「あぁ、どうされました?モララー伯爵様」
そんな傷でもあるのに、ギコは笑っていました。
「フン・・・所詮はモララーだとでも言いたいのか?」
「そんな滅相な。貴方は他のモララーと違い、街の皆の英雄でしょう?」
その言葉が、また僕を一歩窮地に追い込んだような気がした。
そして、いよいよ崖へ転落かな。
「貴方は伯爵様でしょう?ちゃんと街の民の期待にこたえないと」
・・・転落。一瞬そんな感覚が襲った。
「うるさい!」
気づくと、僕はギコの腕にナイフをやや深く滑らせていた。
ナイフは次第に滑る、から走るへと変わっていく。

 あぁ、やはり僕もモララーの中の嫌な血が流れているんだな。
少しだけ、楽しいかもしれない。

 しかし、そんな狂気から生まれた快楽に浸っている時間はモララー伯爵様にはございませんでした。
「・・・今、何時だ?」
腕時計を見ると、しぃを送り出してからもうすぐ2時間がたとうとしています。
やばい、もうすぐしぃが帰ってくる。
するとギコは薄笑いを浮かべて
「どうされました?・・・あぁ、しぃをお使いに出したんでしたっけ。フサ教授の家なら、もうすぐ帰ってくるでしょうね。こんな姿見られたら、お終いですね」
 モララー伯爵様は、何のためらいもなく武器倉庫においてあった大きな刀をギコの顔めがけて振り落としました。

561 名前:素敵なモララー伯爵様 5 投稿日:2005/07/11(月) 15:58:41 [ fmTw.EA2 ]
その後、モララー伯爵様は武器倉庫を全速力で抜けました。顔を洗って、体を洗って、服を着替え終えた頃です。
 キィ・・・
「只今戻りました」
「やぁ、ご苦労様。しぃ」
間一髪、しぃが出かける前と何のかわりもない姿でしぃを出迎える事が出来ました。
「お仕事はどうでした?」
「・・・順調だったよ」
「それはよかったです」
何も知らないしぃが、にこっと微笑む。
「今日は疲れただろう。早めに眠るといいよ」
「はい」

 夜。まだ7時でしたが、疲れたしぃは既に寝室で眠っていました。
そして、モララー伯爵様は先程の武器倉庫へ向かわれました。
しぃにあげる、白いドレスを持って。

 次の日の朝。
「お早うございます」
「やぁ、お早う」
いつもどおりの朝だ。何の変化もない。何のかわりもない、気持ちのいい朝だ。
「ぐっすり眠れたかい?」
「はい」
「それはよかった。・・・そうだ」
「?」
「しぃ、君にこれを」
そうおっしゃると、モララー伯爵様は真っ赤なドレスをしぃに差し出しました。
「まぁ・・・これを私に?」
「君以外に誰がいるの?」
「有難うございます」
「早速着替えてくるといいよ」
「はい」
そう言うと、しぃは部屋を出て、自分の部屋へと向かいました。
暫くすると、真っ赤なドレスに身を包んだしぃがやって来ました。
しぃのその美しい姿と緋色に近い真っ赤なドレス。想像以上に似合っていました。
「とてもよく似合っているよ」
「お褒めに預かり光栄です」
「あと、これもつけるといい」
モララー伯爵様は、しぃの耳に真っ赤な薔薇を刺してあげました。
「まぁ・・・とっても綺麗な薔薇ですわ。それにモララー伯爵様とお揃いなのですね。モララー伯爵様の薔薇は白ですけれど。まるでモララー伯爵様の性格を表しているようですわ」

562 名前:素敵なモララー伯爵様 6 投稿日:2005/07/11(月) 16:05:22 [ fmTw.EA2 ]
その日の午後、しぃは恋愛小説を読んでいました。
「へぇ、恋愛小説か」
「モララー伯爵様」
そして、モララー伯爵様は少し意地悪にこう質問をされました。
「しぃには、誰か好きな人がいるの?」
すると、しぃは真っ赤になってうつむいて
「・・・はい」
「知っているよ。召使の、ギコ君だろう?」
すると、しぃはびっくりした様子で
「え?どうしてそれを?」
「君の事ぐらい、なんだってわかるよ。10年も一緒にいたんだから」
しぃはいよいよ真っ赤になり
「・・・お恥ずかしいかぎりです」
それを聞き、モララー伯爵様は不思議そうに首を傾げられ、
「どうして?恋をするのは素敵なことだよ、何で隠していたんだい?」
すると、しぃはにこっと笑い
「すみません」
「うん。じゃあ、そろそろ隣町の講演に行こうか」
「はい」

 その日の夜。
しぃが寝静まった後、こっそりとモララー伯爵様はしぃの日記を読んでおられました。
といっても、日記を読むことは別に始めてという訳でもなく、しぃも見られているのを知っているのか、今まで「ギコ」という単語を日記の中で使ったことはありませんでした。しかし、今日の日記にはこう書いてありました。

”今日、モララー伯爵様から素敵なドレスを頂きました。
燃えるように真っ赤なドレスで、私の大好きなドット模様のリボンと、赤い薔薇もついています。
ギコ君、伯爵様は私たちのことは、知っていました。
「恋をするのは素敵なことだよ、何で隠していたんだい?」と言ってくださいました。

早くギコ君にこの素敵なドレスを見せたいです。”



----------------------------------------------------
長くなってしまってすみませんorz
そして、こちらのミスの所為で始めに全9pと書いていたのですが、
結局6ページになってしまいました。
以後このようなことがないように気をつけたいと思います。

最後に、ここまで書いておいてなんなのですが、このSSは少し前にアブ絵板さんに投稿した絵を
元に書かせていただいたのですが、絵を元に作成した小説というのは投稿しても大丈夫だったのでしょうか?
過去ログを拝見してもそういうケースは本当にごく少数だったので、少し気になったのですが・・・

563 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/11(月) 16:47:57 [ 0YeKIABg ]
cmeptb氏
ご指摘ありがとうございます。これからもがんばります
それと一応元ネタはマザーグースの歌です。

564 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/12(火) 09:22:13 [ ifMQdWos ]
>>562
絵を元に作成した小説、別に問題はないと思います。
当方も昔の演劇や小説を元にしたパロディを書いております故
ただ、この板の“他の人”が投稿した小説の表現などをパクるのは
絶対にやめた方が。
以前それをやった「躾」という人がおりましたが
ものすごい酷評を受けていました。

小説は長くなっていいんです。長さは気にしない
下手に短くして作品が悪くなるよりは、長い方がずっといいです。

565 名前:モラ伯爵書いたヤシ 投稿日:2005/07/12(火) 17:48:32 [ bvLR3WeI ]
cmeptb氏
解答有難うございました。
これからも絵を元にした小説を投稿させていただくかもしれませんが、
他人様の小説の書き方などはパクらないように、
これからも細々と書かせてもらいたいと思います。

長さについてもアドバイス有難うございます。
短くなってしまい内容不足になってしまうのも駄目ですが、
ぐだぐだと長くなりすぎてしまい無駄なところが多くならないように気をつけたいと思います。

566 名前:美怜 投稿日:2005/07/12(火) 21:42:09 [ 4vsQCEMg ]
 床は勿論、壁や天井にまで新聞紙がまんべんなく敷き詰められた殺風景なとあるアパートの
一室で、モララーは立っていた。彼の目の前には、縄で身体を縛られた1匹のしぃ。
(さぁて、今日はどう料理してやろうか・・・)
 口をへの字にして、自分の顔を睨みつけるしぃを軽く眺めながら、モララーは考えた。やはり手始めは
基本の耳もぎだろうか。いや、それともみぞおち辺りを蹴っ飛ばして、その辺の壁に思いっきりぶち当ててやろうか。
 想像しただけで、モララーの顔が無意識にほころんだ。その時、先ほど拉致してきてから
黙りこくってばかりだったしぃが、ようやく口を開いた。

「チョット! イツマデ ニヤケテンノヨ!? ハヤク シィチャンヲ ダッコシナサイヨ!!」

「・・・は?」
 自分の予想外の第一声に、思わず間の抜けた声で返すモララー。しぃはなおも声を張り上げて怒鳴った。
「ハ?ジャナイワヨ!ダッテ シィチャンヲ コンナトコニ ツレテキタッテコトハ、シィチャンヲ ヒトリジメシテ、オモイッキリ ダッコシテクレルッテ
コトデショ? ソウヤッテ ニヤニヤシテルノダッテ、ハヤク シィチャンヲ ダッコシタクッテ タマラナインダヨネ? ワザワザ イワレナクッテモ ワカッテルヨ!
エンリョナンカ シナクテイインダヨ! サア、ワカッタラ ハヤク ダッコ♪」
 最後はしぃ恒例の「ダッコポーズ」でシメ。流石のモララーも、こればかりは呆れて声も出なかった。
(っつーか、拉致られてふんじばられてるって状況で、何処をどう想像すればそう解釈できるんだと
小一時間問い詰めてぇ・・・やっぱこいつ、破滅級のヴァカだわ。流石はアフォしぃ)
 モララーがこう考えている間にも、しぃはなお一層わめきちらす。
「シィチャンヲ ダッコシナイ ヤシハ、ギャクサツチュウ ッテ ヨバレチャウンダヨ! マターリノ テキニ ナッチャウンダヨ! アナタ、ソウナッチャウノ イヤダヨネ?
ダッタラ ハヤク ダッコシテヨ! チョット、キイテ・・・」
「・・・あほか」
 しぃの言葉をさえぎり、モララーは低い声でそれだけ呟いた。そろそろ彼にも我慢の限界が来たようだ。
「エッ?エッ?ナンデ、ドシテ・・・」
「虐殺厨にならされるんなら・・・むしろ、光栄だね」
 ようやく危機感を悟ったらしいしぃの胸ぐらを掴み、モララーは低い声で言い放つ。
さっそくしぃが、恐怖の余り汚物をもらし始めた。

 ピンポーン♪

「ち、良い時に・・・おい、お前らが言う「マターリの神様」ってのに、少し祈っとけ・・・
どーせ、奇跡なんか起きやしねぇだろーがな」
 舌打ち混じりに、完全に腰を抜かしたらしきしぃにこう言い残し、モララーは出て行った。

567 名前:美怜 投稿日:2005/07/12(火) 22:06:45 [ 4vsQCEMg ]
「いよぅ♪モララー。今、暇モナ?」
 チャイムの主はモナーだった。モララーはことさら不機嫌に、
「暇だぁ?アホ抜かせ、むしろ猛烈に忙しいんだよ。何なら手伝うか?」
 ドスを目いっぱい利かせてこう言った。その言葉を聞いたモナーは笑うと、尋ねた。
「あー、そゆ事モナか・・・じゃ、モナも「お手伝い」して良いモナ?」
「おぉおぉ、大歓迎w」
 満面の笑顔で大きく頷くモララー。2人は意気揚々と部屋の奥に入っていった。

 しぃは部屋の真ん中で必死に、半泣き状態で「マターリノカミサマ・・・シィヲタスケテ・・・」と、何度も
唱えていた。
「・・・うわ、ほんとに祈ってやがる」
「そもそもマターリってのはモララーが元ネタなのに、パクリも良いトコモナね」
 2人の声で、オーバーにびくつきこちらを見るしぃ。
「マ、マ、マサカ フタリデ シィヲ タコナグリニ スルツモリ!? ヒドイヨ! ズルイヨォ!」
「つーか、お前らが束になってかかってこようが、俺1人でも楽勝だと思うけどな」
「そうそう、アフォしぃの貧弱さはもはや神レベルモナからねぇ」
 半角のかん高い声でまくし立てるしぃに向かって、モララーたちはことさらいやみったらしく言い返した。
「さてと、まずモナは何やれば良いモナ?」
「おぅ、とりあえず押さえとけ。縄だけじゃちょいと心もとないから」
「了解モナ」
 モララーの指示に頷いたモナーは素早くしぃの背後に回りこむと、しぃを勢い良く
押さえつけた。
「ハニャッ! イタイヨォ!! ハナシナサイヨ!! ギャクサツチュー!!!」
モナーの腕を振りほどこうと激しく暴れるしぃ。しぃの怒鳴り声を聞き流しながら、モララーは
ゆっくりとしぃに歩み寄るや否や、

 ブチィッ!!

 勢い良くしぃの耳を掴み、思い切り引きちぎった。
「ハギャァアアァッ!!シィノ、シィノ オミミガァァ!!!」
なお一層騒ぐしぃ。モララーはそれをものともせず、再びモナーに命じた。
「お前もそろそろやりなよ」
「言われなくても今するとこ・・・モナッ!」
「ハギャッ!?」
 勢い良く、モナーがしぃの股間を蹴っ飛ばす。無防備なしぃは思い切り宙に飛び、そのまま
天井に頭から激突した。
「シィイィッ!!イタイヨォー!!シィノアタマ、イタイヨー!!!」
 泣き喚きながら床を転げまわるしぃ。その様子を見ながら、モララーは言う。

「おいおい・・・泣くにゃァまだ早いぜ?俺たちは、もっともっとお前で遊びたいんだからさ」

568 名前:美怜 投稿日:2005/07/12(火) 22:18:13 [ 4vsQCEMg ]
「あー、すっとしたーw」
「やっぱりしぃ虐はストレス解消にはもってこいモナねw」
 むせ返るような血の匂いの中、自分たちの目の前で、もはや原型すらとどめない姿になって事切れた
しぃを見ながら、2人はことさら楽しそうに言う。
 両腕、両足、両耳はもぎ取られ、両目はつぶされ、毛皮は引き剥がされ、おまけに腹部辺りからは
しぃの臓物とおぼしき物体が引きずり出されていた。
 モララーは黒いゴミ袋を取り出し、まずしぃの亡骸を無造作に放り込む。それから2人がかりで、
しぃの返り血を浴びて真っ赤に染まった新聞紙を壁や床、天井からはがし取り、適当に丸めて、
やはり無造作に突っ込んだ。
 モナーが、勢い良く窓を開け放った。
「あー、血の臭いすごいモナ・・・当分落ちそうにないモナよ」
「やっぱこれからは屋外だな、うん・・・てな訳で、これ出したら、もういっちょ行くか?」
「当然モナ!日が暮れるまで付き合うモナよ!」
 ゴミ袋を片手に、2人は未だに血の匂いが漂う部屋を後にした。




長くなりましたが、これにて終了。
どなたかアドバイスしてくださる方がいれば、お願いします。

569 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/12(火) 23:10:01 [ cGElsrpo ]
>>568
はい、読ませていただきました。
では
しぃの半角台詞ですが、氏はスペースを適度に空けてくださっているので
読みやすかったです。でも改行をしてください。ちと長いです。

「ハ?ジャナイワヨ!ダッテ シィチャンヲ コンナトコニ ツレテキタッテコトハ、シィチャンヲ ヒトリジメシテ、オモイッキリ ダッコシテクレルッテ
コトデショ? ソウヤッテ ニヤニヤシテルノダッテ、ハヤク シィチャンヲ ダッコシタクッテ タマラナインダヨネ? ワザワザ イワレナクッテモ ワカッテルヨ!
エンリョナンカ シナクテイインダヨ! サア、ワカッタラ ハヤク ダッコ♪」

「ハ?ジャナイワヨ!ダッテ シィチャンヲ コンナトコニ ツレテキタッテコトハ、
 シィチャンヲ ヒトリジメシテ、オモイッキリ ダッコシテクレルッテコトデショ?
 ソウヤッテ ニヤニヤシテルノダッテ、ハヤク シィチャンヲ ダッコシタクッテ タマラナインダヨネ?
 ワザワザ イワレナクッテモ ワカッテルヨ! エンリョナンカ シナクテイインダヨ!
 サア、ワカッタラ ハヤク ダッコ♪」

あと、>>567-568間で、一気にしぃが殺されてしまっていますが
しぃが殺される過程を書くと、小説がもっとリアルに、良くなると思います。
例えば

570 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/12(火) 23:11:34 [ cGElsrpo ]
>>568

「シィィィ!! イタイヨー!!
 ア アンタラナンカ マターリノカミサマニ ヤラレチャエ!!」
震える声で何とか強がるしぃ。だがそんなしぃの心を見透かしたように
二人は笑う。
「マターリの神さんだってよ。怖い怖い。」
「しぃちゃんがお祈りすると、本当に光臨するかもしれないモナ
 そうなったら、モナ達はお終いモナね……」
「「……だったら」」
二人はそこで向き合うと、邪悪に笑う。
「お祈りさせなきゃいいんだからな。モナー、右手持て」
「いっせーのーでで行くモナよ〜」
二人はそれぞれ、しぃの左手、右手を持つ。
そして、それぞれがしぃの体とは反対方向に腕を引っ張る。
「ハ ハニャァァ!! イ イタイ! イタイ! イタイカラ ヤメテェ!」
「うるさいモナね。もうちょっとですむから、おとなしくしてるモナ。」
「よっしゃモナー、行くぜ!」
「「いっせーのーで!!」」

ブチリ

「ハギャアァァァァァ!! シィノ オテテー!!」
「これでもう、マターリの神様にお祈りすることはできないな!」
引きちぎった腕を、二人は床に投げ捨てた。
「いやいや、まだまだモナよ。
 もしかしたらしぃ族は、足を使ってお祈りできるかもしれないモナ。」
「何? それはマズいなぁ……」
二人は今度は、両足を持つ。
「また……」
「いっせーのーでで行くモナよ。」
「ヤ ヤメテェェェェ!!」
「「いっせーのーで!」」

ぶちぃっ

「ア゙ァァァァァァァァーーー!!!」
「はい、ダルマになりました と。」
「これでお祈りは、もう無理モナね〜♪」

571 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/12(火) 23:12:21 [ cGElsrpo ]


「おまけだ。お前があの世で いや、この世でも
 マターリの神様の姿を、見えないようにしないとな!」
「マターリの神様と間違えて、でぃに頭を下げてたら笑えるモナ!」
今度は二人は、焼けた鉄串を一本ずつ持っている。
「じゃ、いつものように……」
「いっせーのーでで……」
「コ コンドハ ナニィィィィ!?」

「「いっせーのーで!!」」

じゅう

二人は見事なまでに同じタイミングで、しぃの両目を貫いていた。
「ハギャアアアアアアア!! シィノ オメメーー!!
 マックラダヨォォォォ!! アツイヨォォォォ!!
 カミサマァァァァァ タスケテェェェェ!!」

「はは。こんな体になっても
 まだ神様とかほざいてやがるぜ。」
「泣かせるモナねぇ……… ここまで厚い信仰心を持った香具師は見たこと無いモナ。」
「くく、じゃあ、その信仰心に免じて……」
「免じて………」
「ハ ハニャッ!? 『免じて』ッテコトハ
 シィヲ ユルシテクレルノ?」
『免ずる』の言葉の意味を理解したか、必死に哀願するしぃ。
だけど、現実はそんなに甘くはありません。
「話を最後まで聞け。いいか? 続けるぞ?
 その信仰心に免じて、しぃちゃんを『マターリノカミサマ』への、生け贄にしてやろう!」
「ハ ハニャアアアアアア!!??」
「生け贄になるってのは、名誉なことモナよー?
 しぃちゃんの信仰心の厚さなら、きっとマターリの神様も喜んでくれるモナよ。」
「ナ ナ ナ………!!」
「じゃあ、まずそのきれいな毛皮を捧げないとな。
 モナー。俺が剥がすから、お前は……」
「その後腹をかっさばくモナ。きれいなはらわただといいモナね〜」
「イ イヤ!! シィハ マダ シニタクナイヨォォォ!!」
「おいおい。仮にも宗教やってる輩の発言とは思えねーなぁ……
『宗教のために死ぬ』 こーいうのを“殉教”っつーんだぜ。覚えときな!!」
「マターリの神様と、一緒になれると言いモナね♪」
「イヤァァァァァァァ!!」


……………………………

572 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/12(火) 23:13:35 [ cGElsrpo ]


以上です(話の方向が変わってるような……)
とにかく強調したい部分には、肉付けをして下さい。

あと、氏の投稿時間を見ると
作りながら投稿しているように見えるのですが………
(そうでないとしたら、無視してください。)
そうだとしたら、それは絶対にやめたほうがいいです。
いったん全部書き上げて、推敲 そして投稿
これが一番です。(推敲は大切ですよ!)
長々と書いてしまいましたが、参考にしてくれると
ありがたいです。

(つーか、したらばにまで連投規制がかかるようになったのかな?)

573 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/16(土) 08:22:49 [ 8A.PDgK6 ]
「コノ ビンアケルベカラズ」
あなた、箱やビンにある説明を守っていますか?


気持ちいい春の季節の事だった。

道を歩いている、二人のしいがいた。
二人は仲良く話ながら歩いていた。
しかし、話に夢中で他の人にぶつかっても話に夢中で謝りもしない。
しばらく道を歩くと人が少なくなった。
「ハニャ?アソコニナニカオチテルヨ?」一人のしいが言う。
10m前位に何かが落ちている。
「モシカシタラタベモノカモシレナイヨ!」もう一人が言う。
二人は落ちているもの向かって走る。
「ヤッター!シイガヒロッタカラアシイモノダネ!」先に拾ったのは、
二回目に喋ったほうだった。
「チェー イイナ〜」
そして拾ったしいは落ちていたものをマジマジと見る。
それはビンのようで形はコカコーラビンと似ているが口が
少し大きくてコルク栓がしてある。
中はビンがの色が黒でよくわからない。
そのビンには白いラベルが張ってあって、ラベルには
『コノ ビンアケルベカラズ』
とだけ書いてある。
「ソノビンナニ?ナンカジガカイテアルミタイダケド?」拾い損ねたしいが尋ねる。
「ウン ナンカアケルナミタイナコトガカイテアルケド デモフルトオトガスルカラナニカタベモノガハイッテルカモ!」
どうやら、拾い損ねた方は字が読めないらしい。
「ジャア、アケチャイナヨ! モシカシタラトテモオイシイモノガハイッテイテタベラレタクナ
イカラコレヲオトシタヒトハソウカイタンジャナイノ?」
「ソウヨネ チョウドオナカヘッテイルシネ!」
「タノシミダナー ドンナモノガハイッテルノカナー」
「ソレジャ アケルヨ!」
キュル・・キュル・・・・
「ナカナカ アカナイヨー アンタモテツダッテヨ〜」
「シカタイナ〜」
そして、二人一緒にビンの栓を抜こうとする。


キュル・・・・キュル・・・キュポン!
「ヤッターアイタ・・・」
ビンの栓が抜けると突然ビンの口から
ヒュルル!
グイッ

黒く筋張った手が出てきてビンを持っていたしいの腕を掴んだのだ。
「ヒイィィィィィ!!ハ、ハナシナサイヨォォォォォォ!」
しかし、手はしいの手にきつく捕まり離そうとしない。
「ヒギッ」
ビンの手から黄色い爪が生え、めりこむ。
「イ・・・グッアヒェ・・・」もう一人は腰が抜けてしまったようだ。
ヒュ・・ヒュ・・ビュルル!
グイッ
ビンから手がもう一つ出た。
黒い手最初の手より大きく、手首が長く伸びしいの顔を掴む。
「ヒ・・・ヒ・・タ・タスケテ・・。」掴まれたしいは顔を掴まれながら
必死で声を出そうとする。
だがやはり、もう一方は腰が抜けて動けない
顔を掴んだ手に力が入る。

ベキベキベキッ
    バキリッ!

顔が頭蓋骨ごと砕かれる。
ショックでつぶれた眼球が神経につながれたままデロリと落ちる。
「イヤアアアアアアアア!」生きているしいが叫ぶ。
砕かれたしいが倒れる。
ドサッ
黒い手はビンが割れないように、砕かれたしいの手を離れビンの
守る様にビンの下に回りこんで地に着いた。
器用に二本の手を使ってビンを立ち上げる。
そして二本の黒い手は顔を砕いたしいを持ち上げ、
グッ   グッグッ
顔を砕いたしいをビンの中に入れようとし始めたのだ。
グッグッグッ・・・ベキベキベキ
顔を砕かれたしいは音を立てながらもスルリスルリと
不思議にビンに入って行く。

 
ベキ・・ゴキン
顔を砕かれたしいがビンに入りきった。
ビンは手を使い『トン・・・トン』と音を立てながら生きているしいに
近づく.


トン・・・トン・・・

「ァ・・・イヤ・・・コナイデ・・イヤアアアア!!!」







気持ちいい春の季節の事だった。

二人のチビギコが道を歩いていた。

「アレ? アソコニナニカオチテルデチヨ」



チビギコたちは無邪気に走る。

数分後に始まる悪夢を知らずに

574 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/16(土) 08:25:44 [ 8A.PDgK6 ]
以上です。
なんか前回と同じ終わり方ですね。
なんか、いまいち被虐キャラしか出てきません。
もっとこう、モララーとか作りたいな。

575 名前:522 投稿日:2005/07/16(土) 12:51:59 [ pEK1P0JE ]
ネタ系で虐殺色が少ないんですが貼ります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

──私は追いかけられている
    あの黄色い化け物に──


──先程までこちらが優勢だったのに
あいつがアレを食べてから事態は一変した──

──もう仲間も食べられた  残るは私だけ──

──行き止まりだ──

──目の前に大きく口を開いたあいつがいる──

──身体を食いちぎられた  痛い──

──もうだめだ  逃げ切れない──

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「よぉモララー。何してんだ?」
「ああ、ギコか。これか?パックマンだよ。」
「こりゃまた……骨董品だな。」
「んー、なんか懐かしくなってね……」
「ハハッ。確かにそういうときってあるよな。」
「単純だから面白いんだよな、これ。」
「そうかー、俺もやってみようかな……」
「ああ、古いのに新鮮に感じるぜ。」
「ありがと。じゃあな!」
「ああ。」

576 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/17(日) 10:46:29 [ ejR87K/c ]
>>SSS級初心者氏
2作目は、怪奇系ですか?
では
しぃの半角台詞
各所で言われていますが、半角カタカナは
集まりすぎると非常に読みにくいので、、適度にスペースを

「ソノビンナニ?ナンカジガカイテアルミタイダケド?」
 拾い損ねたしいが尋ねる。
「ウン ナンカアケルナミタイナコトガカイテアルケド デモフルトオトガスルカラナニカタベモノガハイッテルカモ!」

「ソノビンナニ? ナンカ…ジガカイテアルミタイダケド?」拾い損ねたしいが尋ねる。
「ウン。ナンカ、アケルナミタイナコトガカイテアルケド
 デモ、フルトオトガスルカラ、ナニカタベモノガハイッテルカモ!」

あと
「ハニャ?アソコニナニカオチテルヨ?」一人のしいが言う。
10m前位に何かが落ちている。
「モシカシタラタベモノカモシレナイヨ!」もう一人が言う。

ここに二つ。一つ目は、表現の重複。
一人のしぃが言う、もう一人が言う と
短時間で同じ表現を重複(この場合だと『言う』)、使いまくるのは
文章が単調に見えてしまいます。
次に、「ハニャ?アソコニナニカオチテルヨ?」一人のしいが言う。
カギ括弧の後に、即地の文がきていますが、これもよろしくない。
「ハニャ?アソコニ ナニカオチテルヨ?」
 一人のしいが言う。
ちゃんと改行したほうがよろしいかと。

最後。小説を完結させる際には
特に狙いがない限り、読者に謎を残さない方がいいです。
今回の場合だと、やはり瓶の中身の『手』

なぜ、あの瓶の中にあんなものが入っていたのか?

こういう『分からない』要素は、読者の胸に
何かすっきりしないものを残します。
ですので、例えば

577 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/17(日) 10:47:50 [ ejR87K/c ]

ベキ・・ゴキン
顔を砕かれたしいがビンに入りきった。
ビンは手を使い『トン・・・トン』と音を立てながら生きているしいに
近づく.


トン・・・トン・・・

「ァ・・・イヤ・・・コナイデ・・イヤアアアア!!!」




気持ちいい春の季節の事だった。

二人のチビギコが道を歩いていた。

「ネエチビタン シッテルデチカ?」
「ナンデチカ? テッチタン。」
「コノアイダ オカルトノホンデ アルオハナシヲヨンダンデチ
『コノビンアケルベカラズ』ッテイウオハナシデチ。」
「ナンデチカ ソレ?」
「ナンデモムカシ モノスゴイチカラヲモッタ アクマガイタラシイデチ
 デモアンマリアバレスギタンデ カミサマガソノアクマヲ ハゲシイタタカイノスエニ
 ビンノナカニフウインシタンデチ!」
「スゴイデチネ〜 デ? ソノアトハ?」
「フウインサレタンデチケド ソノアクマハ マタチジョウニデヨウトシタンデチ
 デモ カミサマトノタタカイデエネルギーヲツカイハタシタカラ アクマハジブンノチカラダケデハ
 ビンノフウインヲ トケナインデチ。ダカラ……」
「ダカラ……ナンデチカ?」
「ソノアクマハ ビンニ「コノ ビンアケルベカラズ」ッテカイタンデチ。」
「ハイ? アケテホシイノニ アケルナ……デチカ?」
「ナンデモアクマハ ビンノフタヲアケタダケハ デレナイラシインデチ。
 デルタメニハ エネルギーガヒツヨウラシインデチ。
 ダカラエネルギーヲカセグタメニ イケニエヲタベルタメニ『アケルナ』ッテカイタデチ
 ダッテ『アケルナ』ナンテ カイテアッタラ
 フツウノレンチュウハ アケタクナルデチ。チビタンモソウデチヨネ?
『行くな』ッテイワレタラ イキタクナルシ 『食べるな』ッテイワレタラ タベタクナル……」
「タシカニ ソウデチ……」
「ソウヤッテ ビンヲアケタレンチュウハ アクマニツカマエラレテ
 アクマノエネルギーニ サレチャウンデチ!!」
「コワイデチネ〜 ……アレ? テッチタン?
一匹のチビギコが、何かに気づいたようだ。
「アソコニナニカ……オチテルデチヨ? アレハ……ビン?
 エ〜ト……ナンカカイテアルデチ
『コノ ビン……アケ…ルベ……カラズ』………!?
 テッチタン アレッテ……!」
「ヒョットシタラ イマボクタチガ ハナシテタ“ビン”カモシレナイデチ!
 チビタン! イッテ アケテミルデチヨ!」
「デモ ナカニハアクマガ……」
「コンナオハナシ ショセンツクリバナシデチヨ。サ チビタン イクデチヨ!」


チビギコたちは無邪気に走る。

数分後に始まる悪夢を知らずに


以上です。特に狙いがあって、瓶の中身の正体を隠した場合は
ここは無視してくれてかまいません。

面白い作品でした。

578 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/17(日) 11:06:49 [ 70XNMjYQ ]
cmeptb 氏
本当にご指摘ありがとうございます。
所で「短時間で同じ表現を重複(この場合だと『言う』)、使いまくるのは
文章が単調に見えてしまいます。」
と、言われましたが私は単調なリズムで淡々と書いていくのが好きでして。
でもやはり解かりにくいと言うことならこれから治していこうと思います。
それとやはり、ビンの中身は自己解釈で楽しんで(苦しんで)もらおうと、
思ったので書きました。意地悪いですね
なんか、今度はモララー登場させようかな。

579 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2005/07/18(月) 13:28:35 [ .G2yr8oY ]
あ〜、いやいやいや………私が言いたかったのは
単調なリズムでお書きになりたいというなら、
それはそれでいいんです。
で、その際ただ「言う」と言う表現を使うだけでなく、少し表現を変えると
もっとよろしくなるということなんです。

「ハニャ? アソコニナニカオチテルヨ?」
一人のしいが言う。
見ると、10m前位に何かが落ちている。
「モシカシタラ タベモノカモシレナイヨ!」
もう一人が、思わずはしゃぐ。

…………みたいに。

あと、もひとつ。
よろしければこちらにも来てみてください。

http://jbbs.livedoor.jp/computer/16191/

580 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/22(金) 18:21:46 [ gOakptXg ]
『ダイエット』
ある所にね、とてもかわいい高校生の女の子がいたんだってさ。
その子はね、とても自分の体重を気にしていたんだってさ。
でねその子、体重測定の1週間前に友達にね冗談のつもりで
「ちょっと太ったんじゃない?」
って言われたんだって。
その子その言葉をとても気にして
自分の部屋にこもって何も食べないでいて


体重測定の前の日に自分の手と足を切っちゃたんだってさ

それで、親が見つけて救急車で運ぶ途中ね
その子ね。
「首だけになればもっと軽くなるかな?」
って言って死んじゃったんだって。

11月の事だった
高校の帰り道、
時は夕刻しかし11月になるとやはり暗い。
その暗い道を歩いてる二人の高校生のしいがいた。


「フウ、スッカリクラクナッチャッタ」

「ネエ、ブカツデオソクナッチャッタワネ」

「ソレニシテモ イマゴロブキミザカハモットクラインダロナー」
不気味坂とは通称で街灯もなくて11月頃になるととても暗くなり
足も見えなくなるほど暗いうえに家が近くに無く人通りも
少ない坂のことである


しばらく歩くと十字路に来た。
二人はどうやら左に行くようだ。
話しながら進んでる・・・。

曲がる。
その日もいつも通りのはずだった。
「ヤア、コンニチワ」
その声は異常に高くて不気味だ。
十字路を曲がると黒いフード付きのローブを着た者が立っていた。
全身をローブで包んでいる為、容姿はまったく不明だが身長は
しい達とそれほど変わらない。
声からして女だろう。
二人は突然の出来事に通り魔かと思い驚く。
「アア、ゴメンゴメン 驚カセチャッタ?」
「エ イヤ アチョットオオドロイタケド・・・。」
片方のしいが何とか声を出す。

「トコロデサア、キミタチモットヤセタイトオモワナイ?」

「エ? ソレハヤセタイケド・・・」
驚きで声を出せなかったしいがその言葉に驚いて喋る。
「実ハ、アットイウマニシカモラクニヤセラレル方法ガアルンダケ
ドヤセテミナイ?」
「ソレホント!?」
声を出せなかったしいが物凄い勢いでくいつく。
「アア、ホントダヨ。二人トモ来ナヨ」

「ネエ イコウヨ! ラクニヤセラレルンダヨ!」
くいついたしいがもう一人のしいを誘う。
「エエ ヤメタホウガイイヨオ アヤシイシシュクダイガアルジャンカア」
もう一人は慎重な性格のようでそれを断る。
「エー シュクダイナンテアシタヤレバイイジャナイ」

「アシタハ ホケンノセンセイニヨウジガアッテ ハヤクイカナキャナラナイノヨ」

「シカタナイナア ジャアアンタハサキニカエエッテテヨ」

「モウ シカタナイナア ジャアマタシタネ」
断ったしいは少し怒りながらローブを着た女を横切って進み段々
見えなくなっていく。

「残念ダナア、タクサンイルホウガイインダケドナア」
「ソレヨリハヤク ヤセサシテヨオ!」
一人になってしまったしいは暗闇の中怪しげで人か
どうかすらわからない者と一緒にいるのになんの恐怖も無くただやせたい
と言う欲望に駆られ急かす。

「ハハハ、シカタナイナアソレジャアツイテキテヨ」
そして、しいはローブを着た女に着いていった。

その道は自分の帰りの道と同じだった。
道中、残ったしいは帰ったしまったしいに会えるかと思ったが
もう帰ってしまったようだ。

ローブを着た女はとてもゆっくり歩くのであたりはもっと暗くなって
しまった。

しばらく歩いた。
不気味坂に差し掛かった頃だ
突然、ローブの女が止まった。
「ハニャア? ドウシタノ?」
「ヤセルニハ、ネェ・・・」
女が振り向きながら小さく呟く。

「足ガナクナレバイイノヨ」

女が左腕をあげる、すると左手が光りいきなり巨大な鎌が現れ両手で
鎌を掴む。

「ヘ?」
しいが間の抜けた声をする。
女は鎌を足へ向けて振り下ろす。


ザクリ

しいの両足がしいから離れる。
ドサリ
足を失ったしいは地面に顔面をつける事になる。

痛みに声が出ない。

「コレデ、アットイウ間ニシカモラクニヤセラレタネ」

その時、強い風が吹き女のフードがめくれる。

なんとか顔を持ち上げたしいはフードの下の顔を見て絶句する。

顔はやはり、女だった。
なかなか、魅力的な顔つきだ。
だがその顔の色は土色で頬は怖いまでにやせこけている。

「ソウダ!腕ガナケレバモットカルクナルネ!」
女の口元が笑う

「ヤ ・・・ イヤ・・・ ヤメテエエエ」



ザクッ

ザッ

581 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/22(金) 18:22:17 [ gOakptXg ]



次の日のことだった。

もう一人のしいは寝坊してしまったので急いで通学路を走る。

いつも一緒に学校に行く友達とは今日は行けない。
全速力で走ったために学校へは10分ほどで着いた。

「イソガナキャ アードウシヨウ ハヤクイカナイト・・・」
下駄箱に靴を置き猛ダッシュで職員室向かい保健室の教師が居ないか
確認する。
どうやら、保健室の教師は来ていない様だ。
「ナンダ キテナイジャン ア〜ア ソンシタ」
そう言うとゆっくり歩きながら保健室に歩いていく。

そういえばさあ、こないだの話の続きなんだけどさあ、
その手足切っちゃった子それから幽霊になってやせたいと思ってる自分と
同じ年の女の子を人気の無い場所に連れてっては体を切り裂いて
首だけにして切り裂いた子の首を切り裂いた子の学校の体重計
の上においていくんだってさ。

しいは保健室の扉の前に来た。
「ア〜ア、モウサッキノツカレデホケンシツニイクノニモジカンガカカッチャウ」
そう呟き扉にの取っ手に手をかける。
「ホケンシツノベッドデネヨウカナ〜」
ガラガラガラ


「ッ!」
部屋に入るとまず臭う腐敗臭。
そして、扉をあけてちょうど見えるところに
体重計が置いてあり、変り果てた友の首が乗っていた。
すぐ後に窓があり夜明けの光りが差し細部まで見える。

窓に赤黒いもので何か書いてある。

『あなたもやせてみない?』

「ヤセテミナイ?」
後から、声がする
「キャアアアアアアアア!」



過剰なダイエットにはお気を付けを。

582 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/22(金) 18:22:55 [ gOakptXg ]



次の日のことだった。

もう一人のしいは寝坊してしまったので急いで通学路を走る。

いつも一緒に学校に行く友達とは今日は行けない。
全速力で走ったために学校へは10分ほどで着いた。

「イソガナキャ アードウシヨウ ハヤクイカナイト・・・」
下駄箱に靴を置き猛ダッシュで職員室向かい保健室の教師が居ないか
確認する。
どうやら、保健室の教師は来ていない様だ。
「ナンダ キテナイジャン ア〜ア ソンシタ」
そう言うとゆっくり歩きながら保健室に歩いていく。

そういえばさあ、こないだの話の続きなんだけどさあ、
その手足切っちゃった子それから幽霊になってやせたいと思ってる自分と
同じ年の女の子を人気の無い場所に連れてっては体を切り裂いて
首だけにして切り裂いた子の首を切り裂いた子の学校の体重計
の上においていくんだってさ。

しいは保健室の扉の前に来た。
「ア〜ア、モウサッキノツカレデホケンシツニイクノニモジカンガカカッチャウ」
そう呟き扉にの取っ手に手をかける。
「ホケンシツノベッドデネヨウカナ〜」
ガラガラガラ


「ッ!」
部屋に入るとまず臭う腐敗臭。
そして、扉をあけてちょうど見えるところに
体重計が置いてあり、変り果てた友の首が乗っていた。
すぐ後に窓があり夜明けの光りが差し細部まで見える。

窓に赤黒いもので何か書いてある。

『あなたもやせてみない?』

「ヤセテミナイ?」
後から、声がする
「キャアアアアアアアア!」



過剰なダイエットにはお気を付けを。

583 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/07/22(金) 18:25:22 [ gOakptXg ]
多重書き込みスイマセン。
それにしても、見事に前の書き込みを突っぱねましたね。
早く卒業してえずら〜

584 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/25(月) 01:56:50 [ VqU6gotQ ]
 一人の学生がいた。
 その少年は成績優秀スポーツ万能。態度もマジメ、乱暴を好まず平穏を好む。
 勉学を熱心に学び、将来有望な恵まれた少年。
 その少年の名はモララー。
 不幸な出来事が、彼を虐殺厨へと変えていった。

 適当に歩いた公園、小さな丘に一本の木が植えられている。
 気分転換で丘に登った、そのときに会った一人のしぃ。
 最初はアフォしぃかと思ったモララーだったが、アフォしぃでないその口調に疑問を持った。
 アフォしぃは大体『ハニャーン シィヲダッコシテ ミンナマターリダネ♪』という半角口調だ。しかし彼女は違った。
 全角口調の上ダッコだのハニャーンなど言わない。『こんにちは』と最初にあいさつをした。
 聞いてみると彼女はアフォしぃに虐待されてしまった、でぃであった。
 元でぃの彼女もアフォしぃは、あまり好ましくなかった。彼女もまた、アフォしぃの被害者なのだ。
 モララーの家庭はアフォしぃに襲われていた。
 幼い弟を守り死んだ母、自分をかばい死んだ父、弟はアフォしぃに無理矢理ダッコされ圧死していた。
 同じ被害者同士の馴れ合いと言っても過言ではないだろう。
 しかし、優しいしぃの目がモララーの心をだんだんと安心させていった。
 久しぶりの暖かいぬくもりを思い出した。

 それからモララーと元でぃのしぃかは、丘で会っていた。
 くだらない話をしたり、その辺りをブラついたりと。
 くだらないと以前のモララーなら吐き捨てたが、くだらなくない時間となっているのを自分でも感じていった。

585 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/25(月) 01:57:43 [ VqU6gotQ ]
 幸せな時間は何時も破壊されてしまうのだろうか?
 目の前のモノを見て、モララーは問う。
 神様? 自分? それとも彼女に?

 モララーは、手に持っている箱を落としてしまった。
 今日立ち寄った雑貨店、綺麗な白いリボンが彼女に似合いそうだと思い買ったのだ。
 喜んでくれるかな?
 ドキドキしながらやってきた。
 肉塊が、目に映る。
 ところどころに傷があり、腕もひしゃげている。
 抱きしめた彼女を通報でやってきた警察がとりかこむ。

「仏さんか…」
「ええ
 しぃかさん十七歳、アフォしぃどもによりでぃ化するものもリハビリセンターにて社会復帰したばかりだというのに。
 最近は、リハビリセンターの看護婦になろうとしていたというのに」
 残念そうな声も、モララーには聞こえない。
「君、その人を病院へ運ぶから」
 病院へ運んでどうするだよ、生き返らないだろう。
 無理矢理彼女を引き剥がされ、救急車へ運ばれた。
 残ったモララーを雨が強く打つ。
 体に力が入らない。
 これは夢だろうかと思うモララー。
 そして、どこへといくわけでもなく、公園を出て街を歩く。
 周りの人間は、ひどい顔をしたモララーを見て驚き妙な人間かと思っただろう。
 ふらり、ふらり。
 行く当てもない。
 人の居ないところへモララーは踏み入れていった。
 そこは、アフォしぃが暮らしているゴミ捨て場の近く。
 アフォしぃによる甲高い声、悪臭により近付く人はまずいない。
 近寄れば、悪臭のする体でダッコをねだり、断れば泣き喚く。
 そんなところへ寄る人はまずいなかった。

586 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/25(月) 01:58:13 [ VqU6gotQ ]
「ハニャーン♪ モララーナンカト ナカヨクスルシィガ シンデクレテ マターリダネ!」
「ソウヨ モララーナンカト ナカヨクスルナンテ シィゾクノ カザカミニモオケナイワ。ナカナカシナナカッタケド♪ 」
 二人のしぃと、三匹のちびしぃがハニャーンと鳴いている。
 小さなベビしぃは生まれたばかりだろう、小さな声で母を呼ぶが二人とも会話に夢中だった。
 うるさいと思うよりも、『モララーと仲良くするしぃが死んでくれて』『なかなか死ななかったけど』という言葉が頭に入っていく。
「どういう…ことだ」
 ボソリと呟いたモララーの声に二人のしぃが反応した。
 一本路地の前に居る驚くモララーを見て、しぃたちは何を勘違いしたのだろう。
「ハニャ! モララー、シィチャンタチニ アエテ ソンナニ ウレシイノ! 」
 虐殺厨やまともな人間なら”何をバカな”と言い放っただろう。
 しかし、モララーはそれよりもしぃが死んでという言葉が気になって、反論すらしない。
「モララー仲の良いしぃって…」
「ンートネ コウエンニイル バカナシィヨ ソウイエバアノシィッテ モトディナンダッテ」
「エエー キタナイディノクセニ ナンデシィチャンタチノ マネヲスルノヨ」
 あんな汚いのはマターリの敵だといわんばかりに、しぃたちはモララーを無視し口々に文句を言う。
 すでに死んだ者で、でぃにしたのは自分たちなのに容赦なく身勝手な文句。
「アンナシィ イナクナッテ セイカイヨ!」
「ンだと!この糞虫が!!」
 プツリと数々の文句により、モララーはキレた。
 こいつらは、家族だけでなく愛した者までも奪っていった。そしてバカに、自分たちのためなら手段を選ばない。
 今まで、家族を殺された彼がまともな学生で居たのが不思議なくらいだ。 
 たまりにたまった黒い感情が、一気に爆発した。
 実際彼は、アフォしぃに会ったのは幼い頃で父が自分をかばったとき、自分は頭をぶつけ気絶していた。
 死んだような気絶だったからこそアフォしぃは、気付かずモララーは無事だった。そのためアフォしぃと話したのもこれが初めてだ。
「ここまで、腐った存在だったとは。
 社会のゴミめ! 」
 ぶちぃっと音を立て一匹のしぃの耳がもぎれとれた。
「シィィィ!? オミミガァ」
「何がお耳だ!お前のせいで母さんも、父さんも、弟も!しぃかも!」
「シィィィ! ヨクモシィミヲ! シィチャンパーンチ!!」
 何かのヒーローモノの真似か、もう一匹のしぃがパンチをモララーに当てる。
 しかし、モララーはその手を掴み、力任せに捻じ曲げた。
 同じような悲鳴を上げ、一匹のしぃはうずくまった。
 それを冷ややかに見るモララーと、子供のちびしぃが駆け寄っていく。
「オカーサン!」
「イターイヨゥ イターイヨォ ダッコスルカラ シィチャンダケデモ タスケテェ」
 ギリっとモララーは歯を食いしばる。
「自分さえよけりゃぁ」
 うずくまるしぃに近付き、モララーは足を曲げしぃの頭を掴んだ。
「なんでもいいのかよぉ!?」
 ごすっごすっと、しぃの頭を上げ下げし膝へ叩きつける。
 元々スポーツも出来るモララーは力もあり、またたくまにしぃの顔はつぶれていった。
「シィィィ! シィチャンノ オカオガァ コンナノ マターリジャナイヨォ」
「お前らの身勝手なマターリのせいで、俺はマターリできねぇんだよぉ!」
 力任せに地面へとたたきつけると、駆け寄っていたちびしぃ二匹が巻き込まれた。
 ぐちゃぁという音ともに、ちびしぃはつぶれ肉塊はしぃへとふりそそぐ。
「シィノ シィノ チビチャンガァアアア
アハハハ アハハハハハハ」
「くそ、簡単にしぬなよ!」
 会話からして、コイツはしぃかを殺したしぃじゃない。
 しかし、アフォしぃは全部モララーにとって排除すべき存在になった。
 殺すだけじゃこの怒りは収まらない。痛みを味わってもらわなくては困ると、モララーは思っていた。
 逃げようとしているしぃかを殺した、しぃみというアフォしぃを逃がさぬよう足を折っておく。
 後ろを振り返りつつ、ゴミ捨て場へ行き手ごろな物を数分で見つくろう。
「メインディッシュの前の前座を楽しまなくっちゃね…」
 ゴミ捨て場にあった、取っ手が剥れた穴あき包丁を見つめながらモララーは笑う。
 死んだちびしぃの母親を叩き、正気にもどしてやる。
 あへ、とふざけた声を出しモララーの手にある凶器を見たとたん、泣き喚いた。
 死にたくないという言葉、きっとしぃかも死にたくないと思っただろう。
 モララーは更に憎しみが増していく。その感情に任せ包丁でしぃを切り刻んでいく。
 しぃみは、声にならない悲鳴でソレを見ているしかなかった。

587 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/25(月) 01:58:36 [ VqU6gotQ ]
 その虐殺方法はひどいものだった。
 まず、包丁で爪と肉の間を刺していく。爪と肉の間を針で刺すという拷問が存在するが、あれは地味にみえかなり痛みがある。
 モララーは器用に包丁の先でゆっくりと間をなぞっていった。
 両手両足の爪もが終わると、ペタペタと包丁が埋まるか埋まらないかの強さで体に押し当てていく。
 何時斬れてしまうかわからない恐怖、自分が動けば斬れてしまうかもしれない。しぃは恐怖にガチガチと震える。
 だんだん、反応が少なくなるとしぃはいつもの調子を戻した。
「ハニャーン カワイイシィチャンノ オハダニキズナンカ ツケラレナインデショウ!イマナラ ダッコスルナラ ユルシテカアゲルワ。ア、アト アマクテコウキュウナヤワラカイモノモ ヨコシナサイ!」
「ソウヨ シィチャンノ アシモナオスノヨ!コノギャクサツチュウ!!チビチャンモ ベビチャンモ ダッコサセテアゲルカラ アリガタクオモイナサイ!」
 一瞬、しぃを睨みつけたがすぐにモララーは笑う。
 アフォしぃたちの態度に何も思わなかったわけではない。
「そうだね、甘くてとってもやわらかいよ」
 死んだ姉妹にずっと呪文を唱えるちびしぃを捕まえ、しぃの目の前に差し出す。
 ハニャと鳴くしぃを無視して、ちびしぃを切り刻む。
「シィィィィィィ!!イタイヨォ!!マンマイタイヨォオ」
 ありきたりだが四肢切断し、母親の口にねじ入れてやる。
「ほら、やわらかいだろう?」
「フェビヒャンノォオオ」
 ちびしぃにしたことを怒っているのだろうが、口に入れられたちびの四肢でうまく話せない。
 自分の娘の四肢が口に入っているからか、娘の切断された体を嘆いてか…目には涙が浮かんでいた。
 それを楽しそうに見、笑うモララーは狂っているといって良いだろう。
「ウエェェェエン」
 泣出しのたのはベビしぃ。
 振り向くと、しぃみは腕を使い逃げようとしていた。
「何逃げようとしているんだい?自分の子供を置いて?」
「ア、 アウアア…ダッコスルカラ」
「また、それか…メイディッシュが冷める前にっていうし」
 持っている包丁でちびしぃの心臓を突く。
 四肢を食わせているしぃは顎を動かさせ、四肢をかみ下させた。
 肺があるであろう胸を深く刺す、心臓を刺していないからすぐに死なない。肺が使えなくなり呼吸ができなくなってしまう。
 とっとと、彼女を殺したアフォを殺そう。
 包丁で刺すと思いきや、ゴミ捨て場から持ってきたモノをポケットから出した。
 ペンチだ。
 ベンチで爪をはぎ、その下を包丁で刺してやる。
 普段爪で守られているだけあって、その肉はやわらかい。
 次に、脱臼というものに挑戦をモララーは始める。
 ベンチでぐっと間接を引っ張るが、失敗してしまい指が肉ごとぬけ細い骨が見え隠れした。
「クソっ!」
 ベンチの柄でしぃの頭を殴りつける。
「イタイ……イダァイヨォォ………」
「はぁ?お前な、ボクは家族と彼女をお前らアフォのせいで失ってんだぞ?
 彼女はお前らの勝手で殺されてんだぞ?」
「ソ、ソンナノシィチャンニハ カンケイナイデショウ!オナガ〜イシィチャンヲタスケテヨ ソシタラギャクサツチュウジャナクナ シィィィィィィ!!」
 ぐちょという音を立てペンチで思いっきり皮を曲げる。
「ナニスルノヨ!!シィチャンニハ マターリノカミサマガ」
「周りのマターリを奪うやつに、神さまが助けるとでも?
 第一神さまは偶像説があるだろうが?とくにお前らのいうマターリの神さまはな。
 仮にいたとしても、お前みたいなヤツは神様も愛想つかしてるからな」
 凄みのある声と顔でモララーはまくしたてる。
「ソンナコトナイモン!! マターリノカミサマノゴカゴガアルカラ ナニヲシテモイインダモン!!」
 やっぱり屑だ、塵だ。コイツらそんなことのために、人の幸せを奪っていく。自己中心的なヤツらめ。
 手に取った包丁を、今までと違いにこやわかに笑い冷ややかな瞳で見る。
 すっと写った自分の姿は怯えているだろう。
 モララーはまるで、これから友の幸せを祝福するかのごとく笑い、しぃからするとでぃを見るような瞳。
 ガクガクと体から力が抜けていくのをしぃは感じた。
 ゆっくりと、包丁を突き立て指を切っていく。

これでもう武器を握れない、ああ、足も切断しなくっちゃ、誰にも会わぬよう。
まっててよ、おうちで、楽しく  虐殺 
                遊びしてやるからな。

588 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/25(月) 01:59:51 [ VqU6gotQ ]
 終です。
 初カキコ、処女作となります。
つたない文ですがアドバイスあればよろしくお願いいたします。

589 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/07/25(月) 06:29:36 [ Oe3pMvF2 ]
ゴミ捨て場にすんでいる奴らがヒロインのことを「汚い、種族の恥である」といっていた事に矛盾を感じました。
今回の作品の様に相手を外見で差別する過激派的悪役を書くときは、裕福な家に住んでいる設定にした方が自然だと思います。

590 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/07/27(水) 23:55:57 [ 6JJAVkfA ]
一応プロローグだけ載せてみます。それで指摘等あればそれを参考に
本編を書こうと思っています。

ヘテロクロミア
No.01

「はじめましてだね、其処の貴方。
  私の名前はシィ・ウィペットっていうんだ、よろしくね。」


長い雨の降るのスラム街を、どれだけの時間歩いていただろうか。
ふいに血の匂いを感じ、すぐの角を急に曲がった。
そこには幾つにも折り重なってしぃ達が倒れていた。
皆同じように紅く染まって、ぴくりとも動かずに。

その傍らには一人、倒れている連中より少し幼いしぃが一人。
呆然としている私を見るなり、自己紹介を始めたのだった。
私はシィの顔を見るなり気付いた。―――彼女の左右の瞳の色が違っているのを。

シィはぼんやりと私の顔を見ていたが、私の視線に気付くと、とたんに顔をしかめた。

「…あぁ、この眼?
 そんなに見ないでよ。とっても大切なものなんだから。
 生まれつきじゃないわ。理由は複雑なんだけど。
 
 取り敢えずここに居たら二人とも濡れちゃうわ。
 雨宿りも兼ねて、私の話でも聴いてくれない?」

そういってシィは何の躊躇も無く私の手を取り、駆け出した。慌てて私も歩みを速める。
ぱしゃり、と水音を立てて薄暗いスラム街を二人で駆け抜けて行く。

にしても私も彼女もどうしてこんなに平静を保っていられるのだろうか?

お互いに名の知れた虐殺者だからか?
(彼女は其の名を、私は…自分でいうのもあれだがこの名を世に轟かせはしていた。)

…いや、違うだろう。
きっと彼女もうすうす感じているのだろう、
私達が 『同類』 なのだということを。

走り出してから2〜3分もかかっていないだろう、どうやら目的地に着いたようだ。
スラムの中で見られないような、かなりの高級な屋敷―――
(ただし随分と古び、酷く朽ちてはいるが。)
既に無い扉をくぐり、埃っぽい室内を2階へと登っていく。

「どうぞ」

とシィは手を離し、私に扉を開けた。

591 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/07/27(水) 23:57:58 [ 6JJAVkfA ]
No.02

―――何も無いこの空間は、きっと彼女の部屋なのだろう。
シィがそうするように、私も適当な場所を見つけては床に直接腰を下ろす。


「一体私に何の用だ…?『死神のウィップ』。」


ちら、とシィに目線をやると、其処にはけらりとした微笑があった。

「お互い様じゃない、『隻眼の死神』さん。
 今ね、私探し物をしてるのよ。この街でね。
 それで遂に見つけたかと思ったら大違いって訳で…」

ションボリしたから、少し話でも―――と彼女は言った。
探し物とは私とよく似た人物のことだったみたいだ。

「別に聴いても構わないが」
「その前にやっぱり、貴方の名前だけ訊いていい?」

何を言い出すのか、と思ったが、別に深い意味も無さそうだ…

「モララー・グレネッグ」

名だけ言うと、呆れたような笑いが彼女から漏れた。

「ククッ、奇蹟の成せる業ね…ここまで一緒なんて……」
「…。」

シィはすぐに笑いを噛み殺して、それでもまだ落ちつかない声で、
「オーケイ。少し長くなるけど聴いてて頂戴。」
と言うと、「少し」であった筈の話を始めた―――――

592 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/07/29(金) 08:55:54 [ VP2vORpA ]
>>耳もげ氏
復讐系か。なら
昔cmeptbが本スレに投稿してた
「REVENGE」
でも読んでみるといい。
参考にはなるはずだ。
(本スレ>>304->>313 >>319->>331

593 名前:耳もげ 投稿日:2005/07/31(日) 00:00:34 [ Gz3ylWH2 ]
>>583
言われてみれば…ちゃんとされる側の設定も深く考えていないことがわかりました。
ご指摘ありがとうございます。
>>592
はい、どうもありがとうございます。
もういちど勉強し、ちゃんとした作品を作れるよう努力いたしますので。

そのときは、また意見アドバイスをお願いします。

594 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/08/01(月) 00:43:52 [ 5AAn02nQ ]
>>590->>591の作者です。
まだ始まりなので虐殺はないですが、他の箇所で指摘を頂けると嬉しいです。
それにしても皆さんの作品のクォリティが高いので申し訳無い気分です…

595 名前:594 投稿日:2005/08/02(火) 23:53:13 [ yKgfhdSc ]
何度も何度もすみません。
作品全体の構成を何度も練り直してみたのですが、
虐殺シーンがあまりにも少なくなってしまったので
また新しい作品を(今度は全部)書いて投稿させていただきます。
スレ汚しして申し訳無い…ウツダシノウ

596 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/08/15(月) 12:51:47 [ 9u.CQErU ]
初めてココに書き込みます。
あまり虐待・虐殺表現うまくないかもしれません。

「ホラッ、ソコノ ゴミムシヲ アボーンシナサイ!!」
「……分かりました……」
僕は、このしぃに雇われた名も無いギコ。親がお金が無くて、このしぃに売った。
恨んではない、しょうがないと思ってるから。
僕の仕事は暗殺が主、大体はでぃとモララーなんだけど。

「ア…アウウ…」
「キャハハ!!ゴミムシノクセニ コワガッテルワ!!」
僕は、この仕事は嫌いだ、誰だって、殺すのは嫌だけどさ。でも、お金が無いからしょうがない。
「サァ、ハヤクアボーンヨ!!」

しぃがうるさいから引き金を引いた。まずは手から始める事になっている。
手順が関係あるのやら、でぃは、すごく苦しがっている。そりゃそうだよね。
次は、足。これでろくに歩けないから撃っちゃったらただの的になっちゃう。

「キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!」
「ハハハハ!アナタ ミタイノガ イルカラ マターリ デキナクナルノヨ!」
何が笑えるんだか、さて、ここからが一番悲鳴が聞こえる時。
足の次は、目。ここは誰だって痛い。

「アウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」
この台詞の後にしぃが言う台詞は決まっている。「ゴミムシ ダカラ ドーデモ イイジャン♪」だ。
聞いてて腹が立つんだけど抵抗はできない。
さて、次はラスト。銃を機関銃に持ち替えて全身を蜂の巣にする。惨い。
「ヤッターー!!ゴミムシガシンデ マターリダネ♪」    前半終了

597 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/08/15(月) 12:52:30 [ 9u.CQErU ]
後半スタート
さて、こんな日が続く中、今までと違うAAがターゲットになった。ギコ族らしい。
ダッコしてくれないしツバも吐きかけるやらで腹が立ったらしい。
さて、しぃが買った変な音楽(キョウモゲンキニ(ryって奴。)がかかり排泄物だらけのすばらしい(口だけ)車で
そのギコ族のところに行った。

「ココノイエヨ!!」
はぁ、この甲高い声も聞き飽きた。親のところに行きたい…。
ガタンッという大きな音を立ててドアを開けた。このギコは見覚えがある……。
まさか…
「母…さん…?」

その母ギコと父ギコの顔を見るとそうらしい。喜んでいる。僕も嬉しかった。
今が仕事中だということも忘れて…

「チョット、ナニハナシテルノヨ!ハヤクアボーンシナサイ!」
「嫌です!俺はこのギコたちを殺せません!」
「ナニイッテルノヨ!イウコトキカナキャギャクサツチュウダヨ!」
「絶対に嫌です!この仕事ももうやめます!」

二人で怒鳴りあっていた後、しぃは懐から銃を出した。
「アナタガデキナイナラ ワタシガアボーンヨ!」
パァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン、銃声が響き渡った。僕は、目と耳を疑った。
銃声が聞こえた、そして…目の前で親が死んでいる事も…

「ヤッタ!コレデマターリネ!」
「……」
僕は理性を失った。もう我慢できない。
「サァカエルワy…ナニジュウヲ ムケテルノ?」
「お前を僕が殺すからさ。」

まず最初に、足を撃った、動けなくする。この後は、銃は使わない。すぐ死んじゃ駄目だから。
「シィィィィィ!ナニスルノヨ!」
「頭悪いなぁ、殺すって言ったじゃん。じわじわと殺してやるよ。」
フリーザみたいな台詞を言ってやった後、まずは足を踏み潰した。コレは痛い。
しぃは目が飛び出るんじゃないかというぐらい顔が醜くなった。ざまぁみろ。
次は、腕を引きちぎってやった。しぃは自分の手を一生懸命にくっつけようとする。ヴァカか?
マッチを使って耳を焦がしてやった。しぃは大声を出して泣き始めた。

さらに焦がした耳に、いつも持ち歩くようにといわれている後から効く毒薬を付け、口に押し込んだ。
これで確実に死ぬはず、死なないうちに嬲らなきゃ。
しぃの体を起こし、顔を殴った。原形を留めなくなるまで殴った。顔がもっと醜くなった。
これでラスト。体を倒し思いっきり体重をかけた。
意外と、あっけなく終わった。体重をかけて数分で潰れてしまった。脆い。
「毒薬の意味がなくなったな……」

僕は、しぃを殺した名も無いギコ。これからも僕は生きてゆく……
END

評価どうですか?

598 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/08/16(火) 19:22:25 [ TWx686pE ]
>>596-597
全体的に読みやすく、基本はほぼ守られていると思う。
カギカッコの結び前の句点( 「 。」 の 。 のこと )であるが、最近の小説の傾向として
省略することが多い。が、この辺は、好み的な部分もある気がするのでお任せする。

他に気になった箇所だが、読み進めていると文の結びに視点のぶれや決め付けが見受けられた。
そこを中心にアドバイスさせてもらう。


>僕は、このしぃに雇われた名も無いギコ。親がお金が無くて、このしぃに売った。

と、書かれている部分の最後の結びに目を向けてほしい。
この言葉を発しているのは名も無いギコであって、名も無いギコを売った両親ではない。
よりスムーズに内容を読み取らせる為に出来れば下記のように結んでほしい。

僕は、このしぃに雇われた名も無いギコ。親がお金が無くて、このしぃに売られた。


他にも躓いた部分は幾つかあったので少しあげておく。

>僕は、この仕事は嫌いだ、誰だって、殺すのは嫌だけどさ。でも、お金が無いからしょうがない。

誰だって、殺すのは嫌だけどさ。の部分なのだが、一度目に読んだ時は
それほど気になる部分では無かったのだが、読むほどに、どうも引っかかる場所になった。
理由は、名も無いギコを雇っているしぃが殺す事を不快だと思っていないように思える点だと思う。
上手い表現が浮かばないが、俺だったら下みたいにするかなってのを書いておく。

僕は、この仕事は嫌いだ、誰だって、殺すのは嫌な気分になるもんだろ。
しぃだって直接手を下したくないから僕を雇っているんだろうし。
だけど、幾ら仕事が嫌いでもお金が無いからしょうがない。


>しぃがうるさいから引き金を引いた。まずは手から始める事になっている。
>手順が関係あるのやら、でぃは、すごく苦しがっている。そりゃそうだよね。

上文と下文の繋がりがイマイチ分かり辛い。もう少し言葉で意味を補ってほしい。
またしても自己流なアドバイスで悪いけど、虐表現を足すことも考えて
俺だったら下みたいにすると思う。

しぃがうるさいから引き金を引いた。まずは手から始める事になっている。
そんな手順に何の意味があるんだか分からないけど、とりあえずでぃは、すごく苦しがっている。
そりゃそうだよね。僕なんか指の皮が剥けるだけでも結構な痛みが来るってのに
でぃの手はもげちゃって、肩にあるのは腕の皮の残骸なんだしさ。すごく痛いはずだよ。

他にも気になる点はあるにはあるんだけど、重箱の隅をつつくようなことばかりだしやめておく。


読みやすくて、短い割にちゃんと物語を読んだ気分にもなれました。なかなか良かったと思います。
虐待・虐殺表現はうまくないとかは無いと思います。ただ、欲を言えば、もう少し虐表現を突っ込んで
色々と描写してみてほしいと思いました。
結構、一杯注文をつけてしまいましたが、>>596-597さんの文章力なら簡単に
クリアー出来るんじゃないかと今後に期待しています。
自分の書いた物を声に出して読んだりして推敲を重ねてください。
きっと、もっと良くなると思います。
俺としては練習スレでもう一度練習されるんでも、本スレに行かれるんでも
どちらでも良いレベルだと思いますよ。

599 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/08/17(水) 10:11:57 [ Agk2B1q6 ]
>>596-597です。
>>598ありがとうございます。
ご指摘お礼を言わせていただきたい。
もう少しココのスレで推敲させてもらいます。
とりあえず「アブ板初心者」と名乗らさせてもらいます。
今後ともよろしくお願いします。

600 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:48:00 [ 4AgbHQT2 ]
『力』
あなたはどんな力がほしいですか?

暴力ですか?

権力ですか?

財力ですか?



・・・これは力を持ったばかりにとても不幸になってしまったお話。


確か、4月ぐらいの話だった。

妊婦のしいがいた。

そのしいは町のはずれに家も無くダンボールに住み
ホームレス同然の暮らしをしていた。

ここは都会から離れた田舎町。

都会ほど豊かではないのですが、そこには人の温かみがある
だから、妊婦のしいはいろんな人に
食べ物を分けてもらえた。

妊婦しいも人柄がよくて皆から好かれていた。


やがて、しいの子供が生まれて来た。

4匹いてどれも真っ白のメスのしいだ。



しかし、子供が生まれた日の町にある男がやって来た。
モララー種の男で、片手には血の付いた警官の
警棒を持っている。
恐ろしいことにさっき刑務所を脱獄してきたのだ。
手に持つ警棒は、脱獄するときに警官から奪ったようだ。

そしてさらに恐ろしいことに男は町の外れにいる、
しい達を見つけてしまったのだ。

実はこの男、しいを虐殺するのが大好きで、捕まった理由は
たくさんのしいや他の種の人をバラバラにしたからなのだ。
その男がしいを見つけたのだから、虐殺をしようと思わず
にいられない。

男はしい達に近づいて行く。
突然殺気づいた上に警棒を持つ男が近づくのにしいは
驚きこう話しかけた。
「ア、アラ ドウシタノ ワタシタチニナニカヨウ?」
男は下品に笑いながらこう返した。
「ふーん、子供でも居るんだ。余計殺したく
なっちゃったなぁ。」
「・・・ッ!」
しいは急いで逃げようとしたがまだ目も開いていない
子供達を4匹も抱えて
逃げるのはとても無理な話だ

男は徐々にしい達との間合いを縮めていく。
しいはダンボールから4匹の子供を出し
「アイツノイナイトコロニニゲナサイ」と言いつけた。
3匹は親の言いつけ通りか本能からか逃げ出した。
しかし、末っ子だけがあろうことか男の方に
向かってしまったのだ。
「ふふ、自分から向かってくるなんていい子だねえ。」
そう言い男は末っ目掛けて警棒を振り下ろす。

誰もがこの末っ子の死を疑わなかった。

しかし、末っ子に警棒が当たると思った瞬間だ。

601 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:48:30 [ 4AgbHQT2 ]
        ぼーん

男が突然爆発した。
辺りの地面に内臓やら血液やら眼球やらが飛び散った。
脳みそやらはダイレクトに末っ子にかかっいる。
「エ? イッタイナニ?」何がおきたのかしいには
よく解からないようだ。

しばらくしいは考えてある結論を出した。
「マサカ アナタガ・・・?」
それはつまり、末っ子が男を爆発させたと言うこと。

そう、末っ子は神から
『自分に危害を与えようとするものを爆発させる力』
を授かったのだ。


「目も開いていないベビしいが殺人犯を殺した」、と言う
噂は娯楽の少ない田舎には矢の様に広がって行った。

町の人々のしい達に対する扱いが変わった。
皆、しいを尊敬するようになったのだ。
最初はこの力を恐れていたしいも皆に尊敬される内に
自分の子を誇らしく思うようになった。

しかし、ある日悲劇は起きた。
子供達の目が開いたころだった。
しいが皆のくれたお金でおもちゃを買って
子供達に遊ばせていた時だ。
「ハニャア!キャイキャイ!」
末っ子がおもちゃで遊んでいるたのだが、
「チイ!」
長女が近づいてきた。
「ア、アニャア?」
「チイ!チイ!チニャ!」
どうやら、長女は末っ子のおもちゃを欲しいようだ。
「ニャニャ!」
だが末っ子はそれを断った。
すると・・・
「フニャ!」
長女は痺れを切らし、末っ子を叩こうとしてしまったのだ。
それは絶対にしてはいけない事。
母親もそれに気付き、止めに入ろうとする。

でも、手遅れだ。


ぼっかーん

その小さい体は跡形も残らず吹き飛んだ。
けれどその破片は兄弟や母親やダンボールに付いていて
長女がいた証拠はいたるところに残された。
しいははじめて気付いた、あの子を生んでしまった、

        愚かさを。

幸いこの惨劇を見ていた人は居なかったので、
しいはすぐに血のついた娘達を湖で洗い、
長女のジグソーパズルとダンボールを土に埋め、
この地獄絵図をなるだけ消した。
そして、末っ子に隔離し、別の場所にダンボールを
用意しそこにいるようにさせた。
町の人々には、
「長女は病気で死んでしまった。
末っ子はいじめられているから別の場所に育てている。」
と言ったのだ。
町の人々はとても優しいのでそれを素直に信じてくれた。

しいはとても悩んだ。

この子をこれからどうするか?



この力を無くさせる?

どうやって


誰かに預ける?


その誰かを殺したらどうする

食べ物を与えないようにして餓死させる?

だめだ、町の人たちが食べ物を与えてしまう






殺す?


殺せるはずがない


自分が殺されてしまう


結論が出ました。



コノ子ハ捨テヨウ

602 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:49:31 [ 4AgbHQT2 ]
蒸し暑い夜だった。


皆、寝苦しいながらもぐっすり寝ている。


それは、末っ子も例外ではなかった。


末っ子の寝ているダンボールにしいが近づいてくる。

しいは、いきなりダンボールを掴むと、一気に走り出した。

ダンボールの中で末っ子が激しく揺れているのが手から
伝わる。
驚いた末っ子の泣く声も聞こえる
しいは「ゴメン ゴメン」と呟き続けながらわずかな
食料を入れた。


しいは休まず走り続けた。

町の大通りにやって来た。

田舎とはいえ、ここなら車も来るはずだ。

しいはそこで止まった。

10分ほど経って、材木を積んでいる大きな
トラックが大通りに近づいてくる。

しいはナンバーが近くの物で無いのを確認し
トラックに走って近づいて行き、ダンボールをトラックの
荷台に投げる。


ダンボールは綺麗にトラックの荷台に乗り
どこかに行ってしまった。



それがしいの第二の間違いだった。

トラックはしいの思惑通りかなりはなれたところにある
この国の首都に止まった。


末っ子は野生の勘か止まったトラックから飛び降りた。

末っ子は辺りを見回しいつもと違うのを見てなんとなく
捨てられたことを理解した。

その日から末っ子のサバイバル生活が始まった。





それから5年ほどたった。

しいの子供達は大体チビしいと
呼ばれるほどの大きさに成長した。


末っ子についてはいとこに預けたと言うことにした。



末っ子を捨てた後しいは何とか仕事を見つけ働き
ローン780回払いで家を購入した。


ある日、しいが家のいすに腰かけて新聞を読んでいた。

しいはある記事に目を留めた。


「『擬古竜組 壊滅 組長及び全員変死』

七月四日未明
国内最大といわれる巨大犯罪組織『擬古竜組』の構成員全員
が首都本部基地にて同時刻に突入しようとした警察特殊部隊
『スワェットゥ』により組長ギコル・リュウ含む
全員が全身が内部から破裂したような状態で発見された。
警察の調査によると犯人と思われる指紋と髪の毛が
検出されたのは子供のものとのこと。金庫が
こじ開けられていて組の資金が根こそぎ
もっていかれたとの事。当社は金目当ての犯行と考」

その日を境に同じような殺され方をした人が
たくさん新聞に載るようになった。






すぐに末っ子だと思った、しいは顔面蒼白になった。

すでにあの子は死んだものと考えてからだ。


しいは恐れた、末っ子が自分を捨てたことを憎み仕返しに
来るのではないかと。


しいは末っ子を捨てる決断した時のように悩む。


逃げる?


どこへ



どこかに閉じ込める?


一体どうやって


復讐には来ないと信じる?


そんなことできるはずが無い



そうだ警察に行こう!

何とか警察に話して守ってもらおう。



しいはすぐに二人の子供を抱き
警察へ向かった。


でも警察に「例の殺人鬼はの私の捨てた娘で
攻撃しようとした人を爆発させるのです。
その子が捨てたことを恨んで仕返しに来るかもしれないので
守ってください。」
なんて話通じるはずがない。

しい達は門前払いにされてしまった。

しいはそれでも諦めはしない。

毎日、毎日仕事が終われば警察の元へ向かった。

しかし、警察はしいに
『そんな非科学的なありえない。第一その殺人鬼との
血縁関係が有るかすら解からないじゃないか!」
とだけ言ってあっという間に追い出してしまうのだ。


しいは悩みあることを思いついた。


「オヤコカンケイヲタシカメタイナラバ ギコリュウグミデミツカッタカミノケヲ DNAカンテイシテクダサイ。」
警察は正直もうしい達に呆れてしまっていたが
それで血縁関係が無かったのならばもう来ないのならば
やってもいいという条件ですることにした。

そして数日後。
結果が出た。

「ヤッタワ!」

603 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:50:12 [ 4AgbHQT2 ]
嬉しいやら悲しいやらDNA鑑定で
例の殺人鬼としいとの血縁関係が認められたのだ。

これで警察も殺人鬼の攻撃しようとした人を爆発させる
能力は認めないとは言え、母親が捨てたことを
憎んでいる可能性があるので
否応なしにもしい達を守らねば成らなくなったのだ。

だがそれで助かるとは大間違いだ。

『殺人鬼の母親が田舎で見つかった』
そのニュースは新聞の一面に載った。
おまけに子供を捨てた事や長女のことまで警察に話したのを
記者に知られたからしっかり新聞に載ってしまったので、
しい達は色々な人から嫌われることになった。

家の窓ガラスは割られ、
町の人々からは罵られ、
ついには仕事までクビになった。

それだけでは不幸は収まらない。

爆発して殺される被害者の発見場所が首都からどんどん
田舎の方へ向かっていく。
そう、殺人鬼は新聞から自分を捨てた母の位置を知り其処へ
向かい始めたのだ。

3ヶ月。
三ヶ月経ち、あたりは雪化粧だ。
そう3ヶ月で殺人鬼は自分の町に帰ってきたのだ。

けれど殺人鬼を見ても町の人は声をかけやしない。

でも殺人鬼からなにか普通じゃないオーラが漂っているのは
解かるようだった。


殺人鬼は着いてすぐに警察署に赴いた。


警察署の玄関にいた。
でも玄関の警察官はまったく無視だ。

そして警察署の中に殺人鬼はまんまと入り込んだ。

でもなぜか警察署に入った殺人鬼は立ち止まります。

しばらく立ち止まっていると、
それを見かねた受付の婦警が殺人鬼に近づいて
たずねてくる。

「お嬢ちゃん、何しにきたの?」

殺人鬼はやはり末っ子だった。

それに服装も白い鍔広帽子に末っ子のサイズよりだいぶ
大きめの
青く真ん中にビーグル犬が刺繍された毛糸のセーターに
黄色い
厚手の布のスカートだ。
なるほど、これなら誰も殺人鬼と思うはずが気付くはずが
ない。

「何か物でも落としたの?あ、もしかして迷子かしら?」
婦警は末っ子に身長を合わせるようにしゃがみ、
やさしく聞く。

末っ子の口元だけがニヤリと笑う。

「ウウン、オ母サンヲ殺シタイノ。」

「え?」

末っ子の右手の袖の先から
サイレンサー付きのベレッタ92がスルリと右手の袖の
付け根より少し下辺りから流れるように現れ、
末っ子の右手に握られる。

そのまま、左手で安全装置を引き婦警の額に当て、
引き金を引く。


ピシュン

サイレンサーを使った銃の独特の発射音が鳴り、
婦警は無言で倒れそのまま動かなくなった。

「キャー!」
一人の女が一連の動きを見て絶叫する。
それに反応し末っ子、いや殺人鬼はすばやく
安全装置を引き叫んだ女を射殺する。
だが、その一瞬の内に他の警官たちが殺人鬼に
銃を突きつけた。

だが銃を向けられても殺人鬼は怯みもせず安全装置を
引き銃を向けた警官のうちの一人に向ける。

「ちっ。」

「くそっ!怯みもしねえ、もういい撃ち殺せ!」



ぱーん

604 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:54:29 [ 4AgbHQT2 ]
それより少し前、
「ネエ? ホントニコレデ ダイジョウブナノ?」

「ご安心ください、何しろ、この部屋一帯は特殊部隊
『スワェットゥ』が守っているのですよ」
警察署の署長がしいをなだめる。

しい達は最上階の署長室にいた。

「ナラ アンシンネ♪トコロデ ショチョウサンジュースヲカッテキテモ イイカシラ?」

「は、はあ。わ、解かりました。ジュースの販売機は
1階ですけど・・・。」
署長はなんだてめー守ってやってるのに
ジュース買いにいくだと、ふざけやがってと思いながらも
何とか言葉を出した。

「アリガトウ ゴザイマスネ〜 ホラ チビチャンタチイクワヨ。」

しいはそう言って署長室から出、階段を使って1階へ行った。

三分ほどかかり、しい達親子は二階に差し掛かったときだ。


ピシュン

「ナニカシラ?」
しいが不思議がる。

「ナニカチラネエ?」
しいの子供の次女が三女に聞く。

「モチカチタラ ポンガチヲツクッテルノカモ チレマチエンヨ。」
無知な三女が物知りぶって騒ぐ。

「ハニャア! ソレハスグイカナイト ポンガチナクチャッウカ モチレナイワ!」

「ソレナラ ゼンハオセエ! ハニャクイキマチョウヨ。」

「ア ダメヨ カッテニドコカニイッチャ!」

そのまま、二人は母親の静止も聞かず走り出していってしま
う。

「マッタク アノコタチトキタラ・・・」
そういいながらしいも二人の娘を追って階段を下って行く。


娘達の背が見え始めた時にもう一度さっきの音とにている
音がした。


そしてやっと二人を捕まえた頃にはもう一階だった。

一階にはとても恐ろしい光景が広がっていた。

二つの死体

警官数人が何か柄の長い小さめ銃を握っている少女に
銃を向けている。




直感で少女を末っ子だと思った。



しかしまだ殺人鬼は彼女に気付いていない。


今のうちに逃げようと思ったが、警官たちが
引き金を引こうとしているのを見て、思わず叫んでしまう。


「ダメッ!! コウゲキシチャ!!!」

だが、遅かった。



ぼーん

警官達は肉片、と言うより挽肉になった。

もうこのまま玉葱があればハンバーグができそうだ。

あまりの出来事にそこにいた全員が恐怖に叫ぶ。

そして殺人鬼は他の叫びおののく人々を射殺していく。

605 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:56:04 [ 4AgbHQT2 ]
しいは急いで子供達を抱え階段を上った。

下から大量の銃声が聞こえる。


それでもしいは足を止めない。


数分かかりしいは最上階にまで上りきった。


そして、ドアを蹴って開ける。

「タイヘンデス! サ サツジンキガ キマシタ!」
しいが叫んだ

周りの人々に混乱が訪れる。

「た、大変だ。は、早くスワェットゥや署員に緊急事態
と伝えねば!」
署長が机のボタンを押すとあたりのスピーカーから
「ビービービー緊急事態発生!署内一階に殺人鬼侵入
ビービービー戦闘体勢に入れ」

と言う音がする。

「ダ ダメデスヨ コウゲキナンカシチャバクハツシチャイマス!」
しいが止めようとする。


「あー、ご安心くださいってばここに居さえすれば
平気ですから。」署長はそれを軽く流す。

「ダイジジョブカシラ・・・。」

その頃、

一階の受け付けは挽き肉と射殺死体ばかりだった。

殺人鬼の鍔広帽子は真っ赤に染まっていた。

スカートには赤い水玉模様が付いていた。

殺人鬼は銃をまた袖に隠した
誰も生きていないのを確かめて二階に登った。


だが二階の階段の折り返し場所には椅子などでバリケードが
張られていてバリケードの向こう側には十数人ほどの警官が
銃を彼女に向けていた。
だが、警官たちは彼女を見て銃を降ろしてしまったのだ。

そして一人の警官が、「生存者か?」と聞いたのだ。
確かに彼女は血の付いた服を着ているとは言え
まだ若い少女だ。

疑うほうがおかしい。


それに対し彼女はあの時のように袖から銃を出し質問をして
来た警官に銃を向けた。

警官たちはそれに驚きながらも一瞬で彼女を殺人鬼と思い、
銃を向けた。


  パン
       パン
パン      ピシュン 
    パン
ピシュン    パン
パン

今回の警官達は銃の腕が下手でなかなか当たらない。

その間に彼女はゆっくり警官を射殺していく。


でもしばらく銃を撃つうち警官に一発が殺人鬼に飛んでいったのだ。



ぼーん


少しの間沈黙が流れる。

警官たち全員が何が起こったのか理解ができなかった。

「わあああああああああっ!!。」
警官の一人が絶叫し逃走する。

それを皮切りに警察官全員が叫びながら逃走して行く。
しかし、それを殺人鬼はゆるさない。


ピシュンパシュンプシュンペシュン。

逃げ惑う警官たちを撃ち殺していく。


殺人鬼は正確無比に警官たちを射殺いくが何人かに逃げられたしまった。


「チェ・・・。」
殺人鬼がとても悔しそうに呟く。

そうすると、次は鍔広帽子を取った。

そして帽子の裏側にあるボタンを押す。

ジャキジャキジャキジャキッ

帽子のつばから12本ほどの刃が生えてきた。



バリケードをジャンプして越え、バリケ−ドの張っていた階段の
向こうを駆け抜ける。

階段を走り終わると次の階段のある左側ではなく
二階の部屋のあるほうの右側を向いて、進む。

階段の仕切りから出ると、右と左と直線という道があった。

殺人鬼はまず直線の道を見るそこには二人の警官が肩を並べながら
走っている。

帽子を逃げている一人の警官の背めがけて投げる。


ザクザクザクッ

帽子は当たった警官の首を斬り裂きもう片方の警官の足も切り裂いて、
殺人鬼に帰って来た。

殺人鬼は左腕の服の袖をめくった。

すると腕には大量のナイフが紐を使って巻きつけられていた。

殺人鬼はナイフを腕から一本抜き、足を切り裂いたほうの警官に投げる。

ザッ


足を斬られ動けない警官はなんとか腕で這って逃げようと
していたが頭にナイフが刺さり絶命した。



殺人鬼は大声を上げて笑う。


「アハハハハハハハハハハハ。」
殺人鬼は笑いながら警官たちの殺戮を始める。

606 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:56:31 [ 4AgbHQT2 ]
三十分後

四階、署長室前

「なあ、殺人鬼この四階に来るのか?いくら普通の警官とはいえ
下の階にはうじゃうじゃいるんだぜ。もう殺されちまってるだろ?」
特殊部隊スワェットゥの隊員が警備に飽きたのかつまらなそうに呟く。

「馬鹿言うな、来ないほうがいいに決まってるだろうが。」

スワェットゥの隊長が今の発言を叱る。
「はいはいごめんなさいね・・・ッ」
叱られた隊員が途中で発言をやめる。

それは、2、3メートル横の階段から不思議な音がするからだ。

コツ
ズル・・
    コツ
     ズル・・ズル・・・
コツ・・・・

足音。

何かを引きずる音。

「・・・、構えろ。」
隊長が隊員に命令する。


コツ・・・コツ・・・
   ズル・・・ズリ・・・


「・・・おし、お前見て来い。敵だったら容赦なく撃て。」
隊長は叱った隊員を指差して命令する。

隊員は無言でうなずき階段の方に向かい階段を覗く。


ザッ

ドサッ
階段を見に行った隊員が突然倒れる。

額にには包丁のようなものが生えているどす黒い鍔広帽子
が刺さっている。


「っ・・・、クソッ。佐久間4、手榴弾用意しとけ。」
佐久間、とは隊員一人一人に付けられるコードネームである。
佐久間4は重火器系を扱っている隊員だ

「OK」
階段はデパートの階段のように部屋のようになっているので、
手榴弾を階段へ投げ込んでもこっちに支障は無いだろう。


コツ・・・・
   ズル・・・

コツ・・・


「音が大きくなってきたな、よし佐久間4投げろ。」

「了解」
佐久間4は殺気の隊員の二の舞にならないように
少しだけ階段に近づき手榴弾を投げる。


ピキッ
ピンを抜く。


ヒュッ
投げる

カッ

地面に落ちる。

コ・・・コロコロコロ


転がりながら階段を落ちていく。

ドオオオオオオオン
ばーん

二つの音が同時に鳴り響く。

一つは手榴弾が爆発した音。

もう一つは佐久間4の体が弾けた音。

「な、なにが・・・。」
隊長が戸惑う

「畜生、何だあいつは!訳のわからねえ武器ばっか使いやがる。」
隊員の一人が呻く。

「私語は慎め!何を使って戦うかは知らんが、全力で叩き潰すだけだ。」
隊長は気が立っているのか何時もよりきつく叱る
「解かりました・・・。」

コツコツコツコツコツコツ

「隊長・・・、来ます。」


「よし、弾薬は構うな。撃ちまくれ!」

「サー!」

607 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:56:53 [ 4AgbHQT2 ]
三秒ほどで殺人鬼は現れた。

その姿は全身血まみれで両手には警官の死体が
それぞれ二つずつ首の辺りをうつ伏せに握られている。

そしてそのの顔は笑っている。

「ココニイルンダ、オ母サン。」

パラララララララララッ

隊員たちはその言葉を無視して撃つ。

だが殺人鬼は手に持つ死体で銃弾を防ぐ


五秒ほどどその状況が続いた。


すると突然殺人鬼は突然両手の死体をスワェットゥの隊員たちに投げたのだ。


二つの死体は二人の隊員に被さるように当たった。

「うあっ」

「うぐっ」


死体の当たった二人はバランスを崩し倒れてしまう。

しかし、当たった隊員は有ることを気付いた。

死体の口にピンの抜けた手榴弾がねじ込まれていたのだ。

「皆、逃げ・・・」
当たった隊員の一人が危機を皆に知らせようとする。

でも、もう間に合わない。



どどどどどどどおおおおおおおん


そこに立っているのは殺人鬼だけだった。


辺りには死体ばかり。

皆焼け焦げている。

でも、憎むべき母へと続く扉は閉ったままだった。

殺人鬼は扉に近付き開けようとするが、とても丈夫な鍵
が付いていた。

何か開けるものはないかと思いながらその辺を見回すと
一人だけ生きている隊長がいた。

殺人鬼は一人だけ生きている隊長に尋問を始めた。

「アノ鍵ヲ開ケルニハドウスレバイイノ?」

「・・・知らん。」
隊長は質問を拒否する。

殺人鬼は少し黙っていると突然足を上げ、隊長の腕に振り下ろす。


ぐちゃっ


隊長の腕がつぶれる。

隊長は痛みに声が出ない
「アタシハ、鍵ヲ開ケル方法ヲ聞イテイルノ。知ラナイナンテ
言葉聞キタクナイノ。答エヲ聞イテイルノ。」

殺人鬼はそう言ってつぶした腕を何回も踏む。

「う、くっ。鍵の在り処は死んでも教えん・・・。」

「往生際ガ悪イワネ・・・。」
殺人鬼は口を割らない隊長を見て悩むが隊長の足の辺りに
落ちている写真立てを見つける。

「アララァ、良イ物見ツケタワァ。」
殺人鬼はそれを拾い笑いながら隊長に見せる。

その写真には隊長と綺麗な女性、二人の子供が写っていた。
女性と子供は恐らく隊長の妻と子供であろう。

それを見て隊長の表情が強張る。

「綺麗ナ人ネェ奥サンカシラ・・・ブッ殺シテアゲヨウカ?」


「や・・・止めて・・・くれ。鍵の在り処をおし・・・教えるから。」
隊長は妻達を殺されないために場所を教えようとする。

「鍵は・・・、俺の隣の・・・奴が・・持って・・いるから・・妻を
子供を殺さないでくれ・・・。」
隊長は壁際に居るからその隣には一人しか居なかった。

殺人鬼はその隣の隊員を調べ鍵を発見した。

「アリガトネェ、隊長サン。」
殺人鬼は再び足を大きく上げ、頭に振り下ろす。


「ジャ、バイバイ。」

608 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:57:20 [ 4AgbHQT2 ]
三秒ほどで殺人鬼は現れた。

その姿は全身血まみれで両手には警官の死体が
それぞれ二つずつ首の辺りをうつ伏せに握られている。

そしてそのの顔は笑っている。

「ココニイルンダ、オ母サン。」

パラララララララララッ

隊員たちはその言葉を無視して撃つ。

だが殺人鬼は手に持つ死体で銃弾を防ぐ


五秒ほどどその状況が続いた。


すると突然殺人鬼は突然両手の死体をスワェットゥの隊員たちに投げたのだ。


二つの死体は二人の隊員に被さるように当たった。

「うあっ」

「うぐっ」


死体の当たった二人はバランスを崩し倒れてしまう。

しかし、当たった隊員は有ることを気付いた。

死体の口にピンの抜けた手榴弾がねじ込まれていたのだ。

「皆、逃げ・・・」
当たった隊員の一人が危機を皆に知らせようとする。

でも、もう間に合わない。



どどどどどどどおおおおおおおん


そこに立っているのは殺人鬼だけだった。


辺りには死体ばかり。

皆焼け焦げている。

でも、憎むべき母へと続く扉は閉ったままだった。

殺人鬼は扉に近付き開けようとするが、とても丈夫な鍵
が付いていた。

何か開けるものはないかと思いながらその辺を見回すと
一人だけ生きている隊長がいた。

殺人鬼は一人だけ生きている隊長に尋問を始めた。

「アノ鍵ヲ開ケルニハドウスレバイイノ?」

「・・・知らん。」
隊長は質問を拒否する。

殺人鬼は少し黙っていると突然足を上げ、隊長の腕に振り下ろす。


ぐちゃっ


隊長の腕がつぶれる。

隊長は痛みに声が出ない
「アタシハ、鍵ヲ開ケル方法ヲ聞イテイルノ。知ラナイナンテ
言葉聞キタクナイノ。答エヲ聞イテイルノ。」

殺人鬼はそう言ってつぶした腕を何回も踏む。

「う、くっ。鍵の在り処は死んでも教えん・・・。」

「往生際ガ悪イワネ・・・。」
殺人鬼は口を割らない隊長を見て悩むが隊長の足の辺りに
落ちている写真立てを見つける。

「アララァ、良イ物見ツケタワァ。」
殺人鬼はそれを拾い笑いながら隊長に見せる。

その写真には隊長と綺麗な女性、二人の子供が写っていた。
女性と子供は恐らく隊長の妻と子供であろう。

それを見て隊長の表情が強張る。

「綺麗ナ人ネェ奥サンカシラ・・・ブッ殺シテアゲヨウカ?」


「や・・・止めて・・・くれ。鍵の在り処をおし・・・教えるから。」
隊長は妻達を殺されないために場所を教えようとする。

「鍵は・・・、俺の隣の・・・奴が・・持って・・いるから・・妻を
子供を殺さないでくれ・・・。」
隊長は壁際に居るからその隣には一人しか居なかった。

殺人鬼はその隣の隊員を調べ鍵を発見した。

「アリガトネェ、隊長サン。」
殺人鬼は再び足を大きく上げ、頭に振り下ろす。


「ジャ、バイバイ。」

609 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 06:58:08 [ 4AgbHQT2 ]
時は数分さかのぼり、舞台は所長室に移る。


二つの手榴弾が爆発した音はドアの向こうの署長室にも聞こえていた。

「ハニャッ イッタイナニ?」
しいはこのすさまじい轟音に驚く。
でも、二人の子供は眠ったままだ
「こ、これは何かの爆発音では・・・。」
署長がしいをなだめる意味も含めて言う。

「ネ ネエ ショチョウサン ホントニダイジョウブナンデスヨネエ・・・。」
しいの顔は一気に青くなる。

「も、もちろんですよ。ご安心ください・・・。」
署長はあの特殊部隊どもはどうしたんだよ、ったく給料泥棒めが
とかも思いながら何とかしいを抑えようとする。

「ソウ デスヨネ・・・。」


ぐちゃ

何かを砕くような音がドアの向こうから聞こえてくる。


「ヒッ・・・。」
しいの戻り始めた青い顔は以前より青くなった。

「あ、ああ。」
署長はしいよりも顔を青くして呻くと突然狂ったようになり
「そ、そうだ逃げよう・・・。」
そう言って窓に近づき窓を手で割り飛び降りた。

「エ チョッ ショチョウサン? ドコイッチャウンデスカ・・・。」
署長室にはしいとしいの子供だけになってしまった。

だがそれだけで不幸は収まらない。

ガチャガチャ・・・ドスン

錠前が落ちた。

そして、ドアが開く。

「ヤット、見ツケタワア。オ母サン。」

ドアの向こうには、いつか捨てた娘と血の臭いと大量の死体。

「ア アナタハ・・・。」
しいは、腰を抜かし倒れてしまう。

殺人鬼はゆっくりとしいに近づいていく。

「オ母サンガアタシヲ捨テテカラドレダケアタシガ苦労シタカ。」
殺人鬼は歩きながらしいに話しかける
「ヒッ アッ・・・。」

「親モイナイ、金モ無イ。アルノハボロボロノ服ダケ。」
「ゴ ゴメンナサイ・・・デモアアスルシカ・・・。」
だが殺人鬼はしいの言い訳を認めない。

「何回モ腎臓ヤ心臓ヤ貞操ヲ売ラレソウニナッタコトカ。」
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイッ。」
しいは念仏のようにうつむき唱える。

「オ母サンニハ解カラナイデショウネ。姉達ガ暖炉ノ前デ暖カイ服ヲ着テオイシイ
モノヲ食ベテイルトキニハ過ゴシテイタコロニアタシハ冷タイ
下水道デドブネズミヲカジッテイタノ。
自分ノ家デ娘ト仲良ク遊ンデイタトキニ私ハ自分ト同ジ年ノ捨テ子ガ
死ンデ行クノヲ見タワ。」


「ウ・・・。」
しいは弁解もできず小さく呻く

殺人鬼はしいの目の前まで来ていた。
「・・・覚悟ハデキテルワヨネ? お か あ さ ん。」

610 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 07:01:06 [ 4AgbHQT2 ]
「ハニャッ? ダレデチュカアナタハ。」
だがそこに突然二人の娘が目を覚ました。

「アラ、オヒサシブリネ。オ姉チャンタチ。」
殺人鬼は二人の姉を見て笑いながら右手から銃を出し二人に向ける。

「コ コドモタチダケハコロサナイデ!」
しいは娘たちを殺されまいとしいを止めようとした。

「フーン、アタシハモウ子供ジャナイッテワケ。」

「ア・・・。」
しいは何も言えない。


「ザケンテンジャネエヨ。」
殺人鬼は無表情になり銃を弾切れになるまで乱射した。

「ア・・・アアアアアア・・・。」
しいは今や動かない自分の娘達を見つめて呟く。

殺人鬼はしいのほうを再び向きとても嬉しそうに笑う。

「邪魔ガハイッチャッタネ。オ母サン。」

その笑いはとても冷たかった。


「ジャア、始メヨウカ。」

殺人鬼は左腕からナイフを出した。


まず最初に四肢にナイフを刺し、動けなくする。
そして、腹を何回も、
蹴る

蹴る

蹴る

「ゴホッガフッ。」

しいは血を勢いよく噴出す。

殺人鬼は笑いが止まらない。

右手の袖からもう一丁の銃を出す。
ギリギリ心臓の下辺りに当て安全装置を引き銃を連射する。

パンパンパンパンパンパン
しいはもう声も出せず僅かに体をピクピク震わせていた。
次は左腕からナイフを抜き首の動脈に突き刺す。
しいの首元は噴水のように血が飛び出る。
ナイフを首元から抜き体中に刺す

殺人鬼はさらに攻撃を加えようとしたがそこで止めた。

窓の外からピーポーと言う音がする。

「チェ、モウ他ノガ着チャッタ。」
殺人鬼はつまらなさうに窓の外を見る。

「後ハ家デ楽シモウ。」
そう小さく呟くと殺人鬼はセーターを脱ぐ。
セーターの下は白い袖なしTシャツを着ていて、左手にナイフがたくさん
付いているのがよく解かった。
脱ぐ際、右腕辺りから二丁ほど銃が転がり落ちた。
セーターを脱いだ殺人鬼はセーターを裏返した。
裏返したセーターの背中側にして地面に置く。
背中側には脇差と平べったい箱が付けられていた。
殺人鬼はまずセーターから脇差を取り鞘を抜く。

そしてしいのまだ少し血の吹き出ている首元に刀の刃をあて力を入れて
切断した。

しいは、終に絶命した。
殺人鬼の能力を恐れ、捨てたことを責められ己の娘も助けることもでき
ず、自分を殺そうとしても一切抵抗をせずに愚かに惨めに
虐げられあっけなく死んだ。

殺人鬼は脇差を鞘に入れてセーターに付け直して背中に付いている
平べったいほうの箱の蓋を開けた。
箱には何かとても色々な機械が混ざり合ったような物が
敷き詰められていた。
その機械にはちょうど真ん中より少し上にタイマーがあって、
真ん中に十秒、十分、百分と書かれたつまみと赤いボタンだけだった。
殺人鬼は箱をセーターから取ってつまみを十秒にして裏返したセーターを
前側にした。

セーターの前側には少し血の付いてる折りたたまれたハンググライダーが
付いていた。
殺人鬼はグライダーをセーターから外すとセーターを裏側から表側にした。

殺人鬼は丁寧にセーターの背中側にハンググライダーを付けた。

そうすると、殺人鬼はセーターを着てさっき裏返したセーターから
取った機械の赤いボタンを押した。

殺人鬼は母親の首を抱えて全速力で窓に走って飛び降りた。

バッ

バサバサバサア
飛び降りたとたんにハンググライダーが広がった。

そのまま殺人鬼は飛んでいく。




ずごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん



後ろからとてつもない爆音がする。

殺人鬼はそれを無視して飛び続ける。

殺人鬼の考えはもっと別の事を考えていた。

「オ母サンノ首、早ク防腐処理シナイト遊ベナイヤ。」
嬉しそうに呟いた。





それから何年も経った。

母親を殺してからも殺人鬼は人を殺し続けていた。

何年もも何人も殺していた。

そしてあることに気が付いた。


まったく病にもならないし、老いを感じもしないのだ。

一度、自分にナイフを刺そうとしたことがあったが刺す前に
ナイフが折れてしまった。 

殺人鬼本人ですらどうしても自分に攻撃ができないのだ。


そして殺人鬼は餓死することも自殺することすらできず永遠の時を
生き続けている。



今も

昔も

これからも

母親の首を片手に持ち夜の町を歩き続ける。

いつか、自分が死ねるまで。


           完

611 名前:SSS級初心者 投稿日:2005/08/27(土) 07:06:22 [ 4AgbHQT2 ]
お久しぶりです。
これ書いていたら夏休みが終わってしまいました。
とても時間がかかってしまった分、もう文章がワケワカラン
な所がいくつかあるわけで、あまり自信作ではありません。
おまけに二重投稿してしまいました。
まあそんな、そんな作品ですが、どうぞ指南、指摘お願いします。

612 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/08/28(日) 07:33:47 [ ujXBVtZI ]
>>600-611
まずは基本的な事項からの注意を幾つか挙げる。


です・ます調と、である・だった調を混ぜない。
カギカッコの中などのセリフや1人称であれば、その時のその人物の感情で
語尾の調子が変わるのもありだが、地の文が3人称であるのに、です・ます調と
である・だった調が混じるのは読んでいて躓いてしまう。

>都会ほど豊かではないのですが、そこには人の温かみがある
>だから、妊婦のしいはいろんな人に
>食べ物を分けてもらえた。

都会ほど豊かではないが、そこには人の温かみがある。
だから、妊婦のしいは色んな人に
食べ物を分けてもらえた。

コレはよく読み返してもらえば他の箇所にも幾つかあるので全て挙げたり訂正はしないが
自分でキチンと見つけておいてほしい。
ちなみに↓の部分もそう。

>そして警察署の中に殺人鬼はまんまと入り込んだ。
>でもなぜか警察署に入った殺人鬼は立ち止まります。


後、「しぃ」でなく「しい」なのは何か意味のあることなんだろうか?
もしかしたらと思うので、助言しておくと小さい「ぃ」などの文字の出し方はローマ字変換であれば「xi」「li」

のように「x」や「l」を先に押せば出る。

カギカッコの結び前の句点( 「 。」 の 。 のこと )は、省略することが多いし
カギカッコ前の3点リーダーの後は「?」や「!」で終わる文章と同じようにつけないのが普通だ。
3点リーダーの「…」の変わりに「・・・」を使っているようだがネット媒体である点を考えて
より色味の濃く見える「・・・」を使うこだわりなのだろうか?
そうでないのなら、「。。。」のように句点を三度押して変換してみてほしい。
3点リーダーの「…」が出てくるはずである。


基本事項についてはこれくらいにして、もう少し内容を読みとりやすくするためのアドバイスに移る。

一応3人称で、1人称が混じっている訳では無いのだが読んでいて引っかかる部分が多かった。
色々考えてみたのだが3人称の立場が定まっていない気がする。
どういうことかと言うと語り部である3人称が何処までの情報を掴んでいるのかが毎回曖昧である点だ。
ある時は全ての情報を持っているのに、ある時はただの伝聞でしかない口調になり……
というように妙に情報にふらつきがあるのだ。
伝聞なら伝聞、神なら神と視点を定める事が読みやすい文章になると思う。
3人称だからといって全ての人物の事を知っている必要は無い。
主人公の事しか知らない3人称だって構わないのだ。

そして、一番重要な点だが、この物語の主人公は誰なのだろうか?
母なのか娘なのか、それを書いた本人が決めかねているために、今回は文章の中で
3人称であるはずなのに引っかかってしまう原因がある気がする。
ストーリーは悪くないと思うので、もし暇があって次にどうしても書きたい題材が無ければ
一度、母視点・娘視点の1人称で物語を書き直してほしい。
母の立場、娘の立場、どちらかだけに立ち、その立場で得られる情報だけで物語を作る。
こういう事をしてみると、3人称の時にどこまで書いて不自然じゃないのかの練習にもなると思う。
もちろん、書き直しは色々面倒な事も多いのでやる義務はないし
もしやったとしても母も娘も実践しなくてもいい。どちらか一方だけでも十分、練習になると思う。


とりあえず、注意については今回はこの位にさせてもらいます。

内容については、なかなか面白い話だと思いました。それだけに途中途中で躓いて
その度に物語から現実に引き戻されてしまうのが勿体無いと思ってしまいました。
1人称を書いてみてほしいと言いましたが、自分が1人称でこの物語を追ってみようかな?
と、思ってしまうほど、このストーリーが俺は好きです。
本スレに行く前に出来ればもう少し練習を積んで、色んな良い物語を読みやすく作れるように
頑張ってください。次回も楽しみにしてます。

613 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/09/21(水) 23:58:33 [ okp5o5Wk ]
でぃの処理
 
 ここは茂名市にある市ごみ処理センター。
今日も「ヒガシ」と書かれた看板に誘導されてまんまと捕獲されたでぃ達がトラックに詰められてきた。
職員モナー:「今日もご苦労様モナ。」
トラックを運転してきたしぃ:「ハニャーン、コチラコソバッチイデイヲショブンシテクレテアリガト」
職員モララー:「最近はアフォしぃにも人権が認められているからだいぶ大きな事件もなく平和だからな。」
 と、いつものようにあいさつ+世間話を済まして、トラックはまた罠にかかっているでぃを回収しに去っていった。
 モナー達はでぃがすしずめにされているコンテナを運んでいく。
モナー:「一時期は町中にでぃがはびこって大変だったモナ。」
モララー:「妊婦から胎児を抜きとって食ったり、ちびやべビしぃを襲ったり、蚤もちのまま町中歩き回ったり・・・
まったくあのときでぃを守ろうとか言ってたマトモなしぃのグループ、殺そうかと思ったこともあるな。」
モナー「まあまあ、あの後あのグループ、ちびでぃの肉を殺菌されてないとも知らず食べて全滅したからいいじゃん。」
     そうこう話していく内に処理室に着いた。
モナー:「さて入れるモナ。」
   コンテナからごみ処理室内へでぃがぶち込まれていく。

続きはまた明日書こうと思います、注意があったらどうぞ教えてください。

614 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/09/22(木) 01:35:58 [ vG50HHwA ]
>>613
今までにココに書き込まれた小説について述べられた注意を読んだことがあるだろうか?
基本的な事項に幾つも気になる点があるので、一度、このスレを読まれることを勧めたい。

まず、最近の小説の傾向としてセリフの 「 」 (カギカッコ)の結びに句点を入れないのが一般的である。

また、半角のしぃのセリフは読みづらくなりやすいので適度にスペースを取るべきだ。
「ハニャーン、コチラコソバッチイデイヲショブンシテクレテアリガト」
  ↓
「ハニャーン、コチラコソ バッチイデイヲ ショブンシテクレテ アリガト」

それから、小説にしようと思っているなら台本形式の登場人物の名前の羅列はしない方がいい。
地の文で誰が語り、何をしているかを表現してあるのが小説である。

気になった点をもう一つ、3人称にも関わらずでぃを貶めながら書いているのは
何か意味があっての事だろうか?
単に作者の私情を挟んでしまっているだけなら、もう少し客観的に綴れるよう冷静になるべきだ。

615 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/09/24(土) 15:26:45 [ Jt3Kg2ZI ]
二作目を投稿してみます
評価よろしくお願いします。
前半スタート
僕は名も無いギコ…の筈だったんだけど最近博士業について名前をもらった。
名前は「ギギコ」と言うらしい。
本当はもっと長い感じなんだけど、今まで使うこともなく
生きてこれたし、いらないと思ったからギギコでイイと言った。
ギギコの名前の由来は、昔「PORORO」細胞を発見した「ポポロ」から来ているらしい。

「ギギコ博士ッ!」
この人はフッサール君。凄く元気があっていい人、よくご飯ご馳走になっている。
「一体どうしたんだい?」
「しぃ族の脆さの実験の結果が出ました!」
今までの場合(モララー博士)
            ,___________,
            l     l |  /     l
            |     '/ ̄ヽ       |
            |  --(゚∀゚ ∧∧r――――――――、
            | ∧∧ヽ,(`(゚∀゚,| 脆いから脆いw   |
            |(゚∀゚ )´)l`l   `ー――――y――‐‐′
            |アナタモギャクサツシマセンカ?l
_____、 r―――‐――、 ̄ ̄ ̄´,,..:;)    r‐-、‐-、
| ,___,_,l .|:::.. 「 ̄ ̄ ̄`l.:l     (.,,:;ソ ∧_∧   ヽ,丶
| |[][][][][][][]| |:::.. | ⌒  ⌒ l.::|      ・━(・∀・ )ノ'  ヽ丶
| |[][][][][][][]| l;;::. l ⌒ ⌒ |.::|       ('`,   _ヽ‐-    ヽ、丶、
| |[][][][][][][]| l´⌒'トー--―‐l´^l      ,ノ⌒ヽ、 ハ_,)      /` /
| |[][][][][][][]l ,ヘ`、 ̄// ̄ ̄// ̄ ̄ヾ、(_,,人__,,)、丶     / /
| l[][][][][][][]| ト\  / /   //   / ヽ (,_/         ′  /
l ' ̄ ̄ ̄ ̄' |」_ト、\  //   / /   ヽ l_,jヽ、 `ト‐‐‐rー--‐/
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \\/ //     / // ヽr‐, r‐,ヽ_,、_,_,,/
             ト 「`ー‐―――‐―‐―     l_,j   l_,j
              l,l_|´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
モララー博士の説で今まで通ってたからね…
僕はいましぃ族の研究をしている。
しぃの頬についている*の意味とか、
どうして自己中なのか…とかね。

ラボに行ってみる、ソコにはガラス張りになった部屋がいくつもあった。
「見ててくださいね」
そうすると、フッサール君はケースに「本物しぃ」と汚い字で書いてある所に言った。
僕もついていってみた。するとソコにはありとあらゆる虐殺の仕方が書いてあるスイッチがあった。
「マズは癒死形…と」
フッサール君がボタンを押すと大きい鉄の塊がしぃの上に落ちていった。

「えっ…」
それがしぃの最後の言葉だった。
ぐちゃ
この鈍い音と共にしぃは、目が飛び出て、鼻から脳みそが出て、お腹からは内臓、
指はただの肉の塊、毛は一気に赤色に染まった。

「グロテスクだね」
とりあえずそれだけは言った。
「しぃは、上からの衝撃に弱いらしいんです」
ふーん、そうなんだ。
「じゃあ次はコイツ。」
次は「アフォシィ(暴れる注意)」と書いたケースに行った。
前半終わりです。

616 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/09/24(土) 15:27:15 [ Jt3Kg2ZI ]
後半スタート
「チョット!! サッサトココヲ ダシナサイヨ! マターリノカミガ ユルサナイワヨ!」
てめーの言うマターリの神はいるのかどうか子一時間問い詰めたい、
と心でツッコンどいてフッサール君に続いた。
「えーとコイツの場合は、これだな」
フッサール君は「細菌感染」というボタンを押した。

そしてラボが数秒沈黙した後、アフォは言った。
「ナニヨ! ナニモオコラナイ ジャナイ! ヤッパリ マターリノカミサマハ ミテイルンダワ!」
アフォは踊りながら言った。
しかし、踊っている間にドンドンしぃの体にぶつぶつができていることにしぃは気付いていなかった。
そして、しぃが決めポーズらしいものを取った時、事は起こった。

ボトン
落ちた。しぃの片腕が落ちた。
よく見てみるとしぃの腕は腐って黒くなっていて、肉はスカスカになっていた。
「ナ…ナンナノヨコレー!!ハニャーーーン!!シィノオテテー!!カエシテヨー!!」
しぃは座って腕を一生懸命くっつけようとする…けどくっつく筈も無く。
悲しい事に座ったときに脚も腐って…落ちた。ボトリと。

そうするとフッサール君はビンに入ったハエをガラスケースの中に入れた。
するとハエは一直線にしぃに向かった。
「シィィィィィ!!バッチィ ハエサンナンテ コナイデヨーーー!!」
ハエはしぃの頭に止まろうとしたのかしぃの頭に触れたその瞬間…
ア フ ォ の 頭 が 落 ち た 。
いやぁこんな簡単に落ちるなんて、脆い脆い。

するとフッサール君は言った
「しぃは細菌への抵抗力も低いんです」
へぇ。すごいなぁ。
「じゃあ次ですよ」
次で最後らしい。「ちびしぃ」と書いている

「早く出してください。出さないとあぼーんしますよ」
あぁ本当生意気、キモイ、ムカつく。2年前のアイツの子供に似ていると思うのは僕だけ?
「じゃあ最後ですしぱっぱと行きますか」
最後のボタンは…「熱放射」だ。

フッサール君がボタンを押した。
すると一気にガラスから熱気が来た。
「なんですかこれは!?」
ちびしぃはどんどん汗だくになっていった。
そして数分後、ちびしぃの状態はどんどん悪くなっていた。

「ハニャ… オミズ… コオリ… 」
僕は楽しそうなので言ってみた。
「お前に水をやろうか?」
そういった瞬間、ちびしぃの顔が変わった。
「ハニャーーー!!オミズーー!!ハヤクダシナサイ!!」
…もうアフォになってやんの。
「じゃあ…86×4600÷37−25+500は?」
今思いついた問題文を言ってみた。

そういって、少したった。いつまでたっても変化が無いので見てみたら、
顔の裏側が骨むき出しになっていた。
「少し遅かったみたいですね、ギギコ博士」
「うん本当」
「ところでさっきの答えは何なんですか?スグイッタケド」
「1万1166.89189」
「即答ですね」

そしてこの研究結果を発表するともう大絶賛。
フッサール君はもっと大きな所に行くらしい。
チョット悲しいけど出世するためだもんね。とか思ってるとフッサール君が来た。
「博士!俺、博士の所にいたいですよ!」
「…だめだよ。僕にはそんな趣味は無い」
軽いジョークのつもり。ホモな趣味が無いのは事実だしね。
「でも、俺…」
「出世するためだ。こんな所じゃ駄目だよ」

「分かりました、さようなら」
フッサール君も行った
さて、今日からまた1人だ。大変だ。         END
評価どうですか?

617 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/09/24(土) 21:06:16 [ bvBcn/BM ]
では、僭越ながら…

とりあえず、AAの挿入は…
いえ、挿絵と言う意味ならば画期的なんでしょうが
とりあえず面食らいました。

確かに文にすると
「脆いから脆いんだよ」(by モララー博士)
等と貧相な事になりますが、AAと前後の文から想像するに
このような文も書けるのではないのでしょうか?

”そもそもしぃについては不可解な部分があり過ぎ、
何から手をつけていいのかさえ判らない状況なんだ。
何故あそこまで自己中でいられるのか。頬についている*は
何の役割をするのか。驚異的な繁殖能力と成長速度…。
そんな訳だから、権威者の一人であるモララー博士の
「脆いから脆いんだよw」
と言う適当な説が一般化してたんだ…。”

いや、語尾とか物凄く微妙になってますが…。
この文は、後の文と混ぜて多少膨らませた物ですが、
それでも、モララー博士の偉業を混ぜれば発言力の強さが
判りますし、その定説を覆そうとしたフッサール君の凄さも
感じさせれるかと…。

何が言いたいのかを背景にして重要な文を修飾するようにすれば、
数枚の挿絵よりも読者に想像を膨らませる事が出来るはずです。
…はずです。

後、全体的に細部が甘いような…
冒頭の名前を与えられる=特別と言う表現と
ちびしぃに対して出した問題をギギコ博士が一瞬で暗算するシーン
それに、最後のフッサールが別れを惜しむシーン。
これはギギコ博士の才能の凄さを表したいと思うのですが、
この小説でスポットライトを浴びるのは虐殺者であるフッサール
ではないでしょうか?
それを考えると、ちびしぃに対する嫌悪感も気になってしまいます。
多分、>>596-597の作品の続きなんでしょうが、それでも違和感が。

で、今回私が一番気になった所なんですが…。
…非常に失礼なのですが、推敲はされましたか?
いや、違うんです。矛盾が多いとかじゃなくて、物凄く惜しいんです。

例えば、実験シーンでも
「この癒死形は、○○○を27秒で押しつぶす代物です」
等、対比を入れないとどれだけしぃが脆いかがわかりません。
後の細菌・熱放射でも、具体的な例を入れた方が判りやすいですし、
何よりジャンルが微妙になってます…。

実験結果を細かく描写すれば、虐殺・虐待主体でいけますし
例) ボタンが押され大きい鉄の塊がしぃの上に落ちていった。
  しぃが「えっ…」と呟くと同時に鈍い音が響き渡る。

   きっかり三十秒経ってから鉄の塊を引き上げると、そこには
  すり潰された肉、引きちぎられた皮、そして夥しい量の血
  しぃの残骸だと知らなければ、誰しもが顔をしかめ吐き気を
  催すような情景が広がっていた。

実験装置に対し、どれだけしぃが脆いか、と言うのを書けば
読者をほくそえませる事も可能かもしれません。
例)「この癒死形は、ジエン種でも27秒は持ちこたえる物です」
  「この細菌兵器は過去、殺虫剤として考案されたものですが
   効果が無く、廃棄された物です。」
  「これを使えば、生魚も三時間で生暖かく!」
まぁ入れすぎるのも文が重たくなって問題ですが。
実験結果だけ述べましたが、先のギギコ博士の背景等、膨らませば
それだけでかなりの分量になりそうな文が眠っています。

>>598さんの仰るとおり、文章の読みやすさは保障します。
課題でもあった虐殺表現の拡張も前回よりは進歩されておられます。
淡々と癒死形に押し潰される場面は、私は好きですし、ハエで頭が落ちる
場面も好きです。

だけど、もうちょっと欲張って見ませんか?
人物関係をしっかりする。方向性をきちんと見分ける。細かい描写で
読者に想像させる。
全部やろうと言う必要は無いと思います。今、貴方はさなぎの状態なんです。
つまり、色々な道が貴方の前に開けています。
一度、一つだけの方向に集中した物を書かれては如何でしょうか?
物語、虐殺表現、人間関係。方向は幾らでもあります。
それに貴方の持ち前である読みやすさが加わればかなりのレベルに
達するでしょう。
貴方の作品を楽しみにしております。

618 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/09/25(日) 09:33:08 [ z0s1sBnM ]
>>615-616
まず、どうしてもお願いしておきたい事、読みにくいので物語の文章と
自分のコメントの文章の間には空白行を入れて欲しい。

内容について言いたい事が結構あるので、ちょっと並べさせてもらう。

ハッキリいって前回より面白くないと俺は思った。
文章の繋がりを見るに前回以上に推敲を重ねた形跡を認められないので、
もう少し自分の作った文章に愛着を持って接して欲しい。
前回のギコと同じギコを主人公に据えたらしいが、それに必然性を感じない。
そして名も無いギコが何故、助手を持てるような博士になったのか分からない。

自分の頭の中で展開する物語を書くのに一生懸命で、>>615の頭の中を何も知らない
読者が読んだ時に、一体何を思い浮かべるのかを全く考えていない物語作りだと思う。

前回と同じ主人公で、今回の物語の舞台を研究所にしたのは何故だろう?
書き込み方の乱雑さから察するに、身近な場所なので選んだという事ではないと思う。
AAで書く分には研究所の風景を織り込ませれば十二分に研究所である事を語れるけれど
文章で研究所などを扱うのは少し難しい。
もちろん、ギャグなどであれば間違った研究所や研究であった方が面白い事もある。
だけど、目指しているのがギャグでないのなら、自分が書く物語の舞台を考え、
キチンとした丁寧な描写を心がける事が必要だろう。
せっかく文章を書く事について悪くない力があるのだから、宝の持ち腐れにならないよう
自分の文章を磨く術を身につけて欲しい。


さて、厳しい事を並べてしまいましたが、俺も>>617さんと同じく
アナタに期待をしている側の1人です。
虐表現を増やそうとしていた所とかも頑張ったんだろうなーとも思いました。
だけど、俺がアナタが面白いものを書いてくれるに違いないと期待する気持ちを上回る、
アナタの側にどうせ自分に書けるのはこの程度という諦めがあるんじゃないかと思いました。
この諦めは俺も常々感じてしまい、推敲を乱雑にさせる悪影響を出しています。
もっと自分に自信を持って、推敲すれば必ず良くなると信じて
ゆっくりと丁寧に文字を綴ってみて下さい。
俺としては、次回作をココでお待ちしています。

619 名前:613 投稿日:2005/09/25(日) 23:34:37 [ mRV5IXS. ]
>>614

ご指摘ありがとう御座います、僕としてはアフォしぃの立場にでぃをおいたつもりなんですがやっぱり酷すぎでしたか? 
これから小説に本格的にチャレンジしたいと思ってるのでダメな点があったら
ドンドン指摘してください。宜しくお願いします。
あと、作品はアフォしぃ=一般市民でぃ、びぃ=駆除対象、フサ、マラ、おにぎりしぃ=家畜
と言う位置づけで書いていきたいと思います。

620 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/09/26(月) 07:55:01 [ aB7YgdbQ ]
>>619
でぃの扱いが酷いかといえば、ここは虐待・虐殺を書く場所なので、
どんな扱いを受けていようと、そんなものはどうでもイイ。
酷いと思ったのは、三人称の約束や何度もスレで指摘されている
当たり前のことがが守れていない点だ。

>>619だけでなく、他の初めて投稿する人にも言うが、出来るだけ今までのレスを読んで
自分も同じ過ちを犯していないか少しは確認してから投稿してほしい。
それだけで、初作品でもかなり完成度が上がるはずだ。

それから、作品の中のキャラの位置づけを決めるのはイイが、
それは物語の中で話に織り込ませて読者に納得させるものであって
わざわざ別記するようなものじゃないと思う。
アフォしぃが虐殺や虐待の対象じゃなきゃ認めないなんて
誰も言っていないのに>>619の中で勝手に被虐はアフォしぃ以外
認められないに違いないという思い込みがある気がする。

621 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/09/27(火) 15:40:18 [ 6lMvNJlM ]
>>617-618ありがとうございます。
まだまだ未熟のようです。
なんとか推敲を重ねてがんばります。

622 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/22(土) 18:06:57 [ BdNKxo1g ]
ご指摘、ご指南お願いします。

DMG

(1/3)
この古城に閉じ込められて、どれ位経つのだろうか?
時間感覚が麻痺してきたのか、それがあまり気にならない。
何よりも、これだけの狂ったしぃを相手にしているのだ。
そうそう他の事に気を回せる訳が無い。
「ギコクーン ダッコー!」
「コウビシテー!!」
「ハニャーン!」
こういった台詞も、好い加減聞き飽きた。
何よりも癪に障るし、俺にそんな気は毛頭無い。

視界を埋め尽くさんばかりのしぃの大群。
否、有象無象と言った方が良いか。
そのどれもが、原色剥き出しの趣味の悪い青や緑、
中には赤い塗料で自らの体毛を染めていた。
ただのしぃを見るだけでも吐き気がするのに、これでは拷問だ。
しかも、そいつらが俺に向かって突撃してくる。
「「「「マターリシヨォォォオォォォ!!!!!」」」」
自らのエゴ丸出しで、何がマターリだ。
俺は一番最初に飛び掛ってきた緑に身体を染めたしぃを、
背中に携えていた大剣で真上から両断する。
バッチュン!!
「ジブュィィィィィ!!?」
何処ぞの世紀末救世主にやられた様な断末魔を上げるが、それを無視する。
紫電を放つ剣の勢いを殺さず、次のしぃを横から薙いだ。
「!?!?!?」
何が起こったのか理解出来ずに吹き飛ぶしぃを尻目に、
後ろから迫っていた青いしぃ2匹を、最初とは逆に下から上へ叩き上げるようにして纏めて斬る。
ズパン!
「ブベェェェェ!」
まだまだ逝くぞ、ゴルァ!!
締めは目にも止まらぬ突きの嵐だ!
狙いをつけるのも面倒臭ぇ、手当たり次第に死にやがれ!
ガズン!
「シィィィィ!!」
頭を貫かれる者。
ベキャ!
「イダァァァァ!」
腕を付け根から抉られる者。
チィン、ギャリン!
「ヤメテー! ギコクゥゥン!」
最初は掠っただけだが、次の一撃で心臓を潰される者。
キィン!
「ギャアアアアアア!!」
中には他のしぃと比べて比較的軽傷な者もいたが、それは単にまだ死んでいないだけだった。
まぁ、俺には関係無いがな。
自画自賛で悪いが、ワインレッドのコートを翻しながら剣を振るう俺は、スタイリッシュに見えただろう?

623 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/22(土) 18:08:51 [ BdNKxo1g ]
DMG

(2/3)
ふと気付いて視線を巡らせると、
何時の間にやらしぃは遠巻きに俺を囲んでいるだけで襲ってこようとしない。
あれだけ仲間が殺られたんだから当然だろうけど、
そうあって尚『退く』ことを選ばないコイツらは、矢張り糞虫だ。
何やらヒソヒソと話し合っているが、大体想像がつく。
恐らく…

(※『』がギコの予想。「」が実際のしぃの会話)
『ギコ君が抱っこしてくれないよ…どうする?』
「……シィ……ギコクンガ ダッコシテクレナイヨォ…ドウスル……」
『何言ってるのよ、ギコ君はしぃの味方だよ?抱っこしてくれるんだよ?』
「…ナニイッテルノヨ ギコクンハ シィノミカタナンダヨ? ダッコシテクレルンダヨ?…」
『でも、ギコ君はしぃの仲間を殺しちゃったよ?』
「…デモ ギコクンハ シィノナカマヲ コロシチャッタヨ?…」
『馬鹿ね。それは香具師らにマターリの資格が無かったから、ギコ君がシィに代わってアボーンしてくれたんだよ!』
「…バカネ ソレハキット ヤシラニマターリノシカクガナイカラ ギコクンガシィニカワッテ アボーンシテクレタンダヨ!…」

…って所か。
んじゃ、次は……。
「ギコ君、マターリの資格が無い、愚かなしぃをアボーンしてくれて有り難う。これで思いっきり抱っこ出来るね」
「ギコクン マターリノシカクガナイ オロカナシィヲ アボーンシテクレテアリガトウ! コレデオモイッキリ ダッコガデキルn…ハニャ?!」
おうおう、面食らった顔しやがって。
手前らの考えてる事何ざ簡単に予想が付くっつーの。
「ワ・ワカッテルナラ ハナシハハヤイネ!! ギコクン ダッコ♪」
勿論、却下だ。
俺は大剣を元通り背中に背負うと、今度は胸のホルスターから拳銃を取り出した。
白銀に煌く右手の銃。
漆黒に輝く左手の銃。
拳銃というには些か無骨すぎるそれらを、無造作に狙いをつけたしぃのドタマに向かってぶっ放す。
バンッ!バンッ!
「ギコクン ハヤクダッコシテ! ダッコダッコダッコダッコダッコダッコダッコダッ……ゴォォォォォォォォ!!?!!」
お?流石に適当な照準じゃあ、狙いが逸れて一撃必殺とは行かないか。
両方の耳だけ吹き飛ばしちまった。
あ〜あー血だらけの頭で暴れやがって、血が飛び散って汚いだろうが。
「ギャァァァァァァ! シィノオミミー!」
………こいつは放って置いても良いか。
よし、残りは…。
「シィィ…」
「イヤァ…」
「シニタクナイヨォ」
戦意喪失してやがる。
何だ、結局このパターンか。
え〜と、何て言ったっけか、ほら、アレだ。アレ。
あ?あぁ。それだ、それ。

一 心 不 乱 の 大 虐 殺 !

624 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/22(土) 18:09:40 [ BdNKxo1g ]
DMG

(3/3)
「小便(失禁)は済せてるみてぇだし、(マターリの)神様へのお祈りも出来てるだろう?
あとはガタガタ震えて命乞いする準備だけしやがれ、ゴルァ!!」
先程しぃに飛び掛られた仕返しと言わんばかりに、それこそ襲い掛かるのではなく踊りかかる。
バンバンッ!バババババババババババンッ!!!!
わざとしぃが密集してる場所へと飛び込んで滅茶苦茶にトリガーを引きまくるのは、下手な鉄砲何とやらってヤツだ。
一応断って置くが、別に俺の拳銃の腕前が下手って訳じゃあないぞ。……本当だって。
どうせこれだけ居るんだし、わざわざ狙いを付けるのも馬鹿馬鹿しいだろう?
引き金を引く毎に何匹かのしぃが一気に吹き飛ぶのは、一匹程度では銃弾の威力が死に切らず、貫通して別のしぃにも当たっているからだ。
マシンガンにも引けをとらない銃の連射が、俺の一寸した自慢だ。
お陰でこの銃以外の物を使うと、用が済む頃には完全にお釈迦になっちまう。これは俺の一寸した悩みだ。
中にはここに至ってようやく逃げ出そうとするしぃ共も居たが、
放たれた弾丸が後頭部へと突き刺さり、頭蓋の破片や脳漿の一部を血と一緒に吐き出して死んでいった。
「ハ・ハ・…ハニャーン! ギコクン カクゴー!!」
また、とても珍しい例として反撃を試みる稀有なしぃも居るには居たが、それは寧ろ愚かな行為としか言い様が無かった。
何せ、考え無しにこちらに向かって突進してくるだけなのだ。それでは銃の的にしてくれと言わんばかりではないか。
そう言う馬鹿は例外無くワザと急所を外して、トドメを差す事無く放って置く。そうしておけば後は勝手に死んでいくだろう。
「シィィィ シィィィィ! ゴフ! ブフゥッ!! オ・オナガイ…ラクニシテェ……」
たまに殊勝な台詞が聞こえてきたが、その全てを完全無視。
手前らは今までにそう言ってきた奴らに何て言葉を返してきた?自業自得さ。

カートリッジを2回交換して、3本目のカートリッジも中身が半分になったところでアレだけ溢れていたしぃの殆どは息絶えていた。
中にはしぶとく息をしている奴も居たが、それも直ぐ命の炎を消す事になるはずだ。放って置いて構わないだろう。
「分際も弁えずに、調子に乗るからこうなるんだゴルァ」
しぃ達の骸の山に背を向けて歩き出す。
さて、改めてここから脱出する方法をとっとと探さねば。
どんなしぃが出てこようとも負ける気は微塵もないが、幾らの俺でもそろそろ飽きてきた。
何よりもデリバリーのピザと、安くて不味い酒が恋しい。
好物のイチゴサンデーを最後に喰ったのは、何時だったか?
そんな事を考えながら歩みを進める俺の前に、またしても半角の泣き声が響いてくる。
どうやら、もう一ダンス踊る必要がありそうだ………。

糸冬

625 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/23(日) 22:18:34 [ GC3PifoU ]
>>622-624

概ねイイと思う。
だが、たまに目に付くミスのせいで、内容の読み取りに戸惑ってしまう事がある。

>…って所か。
>んじゃ、次は……。
>「ギコ君、マターリの資格が無い、愚かなしぃをアボーンしてくれて有り難う。これで思いっきり抱っこ出来るね」
>「ギコクン マターリノシカクガナイ オロカナシィヲ アボーンシテクレテアリガトウ! コレデオモイッキリ ダッコガデキルn…ハニャ?!」
>おうおう、面食らった顔しやがって。
>手前らの考えてる事何ざ簡単に予想が付くっつーの。
>「ワ・ワカッテルナラ ハナシハハヤイネ!! ギコクン ダッコ♪」
>勿論、却下だ。


自分で作った→(※『』がギコの予想。「」が実際のしぃの会話)のルールが
抜き出した部分の最初のカギカッコに活かされておらず、混乱した。
また、抜き出した下から3行目の文は前後の文脈から考えて、カギカッコで括って
セリフとして扱わないと、しぃのセリフの「ワカッテルナラ」が、ギコの心の中を
読んだように見えてしまう。

せっかく筆力がある程度あるのだから、ギコの予想としぃの実際の会話ような
超法規的な書き方をせず、何らかの工夫で、あの辺りのシーンは乗り切って欲しい所だ。
恐らく、しぃの実際の会話を入れなくても、最後のセリフがピッタリと一致すれば
ギコの読みが当たっていた事を十二分に裏付ける気もするので、
そういう風な乗り切り方もあるだろう。

「?」や「!」の後の文章は一文字空けて続けるのが現在使われている基本であるが
この辺は作者の好みで変えても読めるので、まあ、問題はないと思う。


文章を読んでいて、ギコの一人称中の無駄なまでの漢字使いから
ギコの格好つけたがたりな性格が透けて見えて芸が細かいなと思いました。
前後が色々と想像したくなる物語展開で良かったです。
本スレに行かれても、何の遜色もないと俺は思います。

626 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/30(日) 00:20:35 [ gK20//ik ]
『暗黙の了解:モララー>>アフォしぃ>>仕事仲間>弟、妹≧婚約者≧両親』
この世界にはこんな法則がある。
①アフォしぃは低脳で気違いでとても脆い。
②アフォしぃの殺される理由の八割は主人公の家族等を殺した事である。
だからモララーのまわりはいつもこんな感じだ。

「オニーちゃん、オニーちゃん!ポクとってもおもしろいダジャレ考えたよーン。このカレーはカレー!うヒャヒャはヤハハ」
「あーそう」
モララーが弟のこのダジャレを聞くのは今日で3回目であるが、いつものことなので軽く流して「いただきます」と言ってから朝食のカレーに口をつけた。
モララーがカレーを口にしたとたん魂が天へと昇りかけた。つまり糞まずいのだ。
「まずー!!このカレーを作ったのは誰だー!」
「私です」
犯人は婚約者だった。手を上げて自分がカレーを作った事をアピールしていてその手はプルプル震えていた。たぶん後一分もこのままでいれば自重に耐え切れず腕が根元からポッキリいくだろう。モララーは1%ぐらいの力で婚約者の腕をつかみ、そ〜っと元の位置に戻してやった。
「オニーちゃん、オニーちゃん!今のオネーちゃんがプルプルしてるのみてポクとってもおもしろいダジャレ考えたよーン。このカレーはカレー!うヒャヒャはヤハハ」
「あーそう」
本日4回目だった。

まずいカレーで腹を膨らませたモララーは会社へと向かう事にした。
「いってきまーす」
元気に玄関を出るモララー。
「いってらしゃい」
上げた手をプルプル震わせて見送る婚約者。
モララーはちゃんと手を元の位置に戻してあげてから出かけた。
「オニーちゃん、オニーちゃん!今のオネーちゃんがプルプ
5回目は無視した。さあ会社に向かって電車でゴーだ。

627 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/10/30(日) 00:21:23 [ gK20//ik ]
モララーは会社では一番のやり手だと言われている。
今日も大きな契約を一件取ってきたので脳死寸前で寝たきりの社長から賞状をもらったぐらいだ。
「いい・部下・を・もった・もんだ」
首から上が麻痺している部長は手話で鼻高々。
「おめでとうモララー。またお前にいい所をもっていかれてしまったな。でも俺も負けずに頑張るぜ。ズゴゴゴゴー」
ライバルで夢遊病のギコも寝言で賞賛してくれた。
幽体離脱気味でいつも白目な会社のマドンナにいたってはモララーに婚約者がいるのを知ってるのに擦り寄ってくる始末である。触れてくる手足が死体のように冷たい。というか死臭がするので婚約者の事がなくても余り近づかないで欲しいと心の中で願うモララーであった。
モララーが会社一有能なのは社内で唯一意識がはっきりしているからかもしれない。

家に帰ると地獄絵図が待っていた。
玄関では婚約者が太陽の暑さでドロドロに溶けてゲル状になっていて、さらに体が全体の気化して三分の一が消滅していた。
「またか」
そういい婚約者をスルーしてキッチンへ向かうモララー。
そう、一般人にとっては信じられないこのシュールな光景はモララーにとっては割りとよくある事なのだった。
婚約者をスルーしてキッチンへ向かうと――、
「オネーちゃんがご飯つくってくれないデス!だからこれテペルデス!うヒャはヤハやハハ」
発狂した弟がテーブルの上で人間並みの大きさの何かをしゃぶっていた。
「あー。やっぱりこっちもか」
モララーが死に掛けの婚約者を無視した理由がこれである。こういうパニック状態ではより危険な方から解決するのが定石である。モララーは弟の歯型だらけになったそれをひったくるとこんな時のために常備している包帯をまいてやり、強心剤を腕に打つ。この超死に掛けの歯型人こそが婚約者より大切なモララーの父だから必死だ。
「大丈夫か?まだ生きてるか親父」
「も、モララー、ぐっもーにん」
モララーの父の生存を確認するとモララーは水の入ったコップをを持って玄関へと戻っていった。

こんな平和な日常を壊すのがアフォしぃなのである。許せんよなー。


628 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/01(火) 15:31:19 [ B90E64mI ]
>>626-627
どの辺がAA関係のアブ小説なのかは最後まで読んでも
一向に理解できませんでしたが勢いに押されて笑わせてもらいました。

では、内容の気になった所について書かせてもらいます。


>『暗黙の了解:モララー>>アフォしぃ>>仕事仲間>弟、妹≧婚約者≧両親』
まず、この暗黙の了解が何なのかが分からなかった。
最初は、小説内で扱われるキャラ達の偉さ(社会的評価や身分など)かと思ったが
読み進めていく内に、もしかしてキャラ達の強さなのだろうかと見解が変わった。
実際の所は何を現したものだったのかが、とても気になる。
暗黙のルールを作るのも結構だが、そのルールが相手に理解されなければ意味は無い。

>この世界にはこんな法則がある。
>①アフォしぃは低脳で気違いでとても脆い。
>②アフォしぃの殺される理由の八割は主人公の家族等を殺した事である。
>だからモララーのまわりはいつもこんな感じだ。

アフォしぃによる害があるのは分かったが、作中にアフォしぃによる害が
一切出てきていないのはどういう事だろう?
まぁ、その部分さえ読者に突っ込みさせて笑わせたいのなら仕方ないとは思うが……
やっぱりどうしても、何故にココへ投稿したのかと思ってしまう小説である。


シュールな笑いを目指した小説ならイイ線いっていると思います。
だけど、本スレも練習スレも、この路線で突っ走るなら
俺としては全くお勧めできません。
出来れば、もう少しちゃんとAAキャラの出てきたアナタの話を読ませてください。

629 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/03(木) 00:13:30 [ DV6USZIs ]
俺はモララー、ごみ処理センターで働いている毒男だ。
今日も何の「社会的貢献」とやらをまったくしない汚物どもがトラックで運ばれてくる。
「ハニャーン オハヨーゴザイマツ。」
トラックから降りてきたのはこの間まで生存権すら与えられてなかったアフォしぃ種だった。

数年前どっかの生物化学センターの発表で、学習さえすれば知能の発達が望めると発表された途端、
労働力が不足気味の国は手のひらを返したように保護に走った。
この結果三年前「アフォ救済特別令」が成立しアフォしぃにも人権が認められるようになった。
そして労働力は増え、教育を全アフォしぃが受けるようになり奇抜な行動をとるものはいなくなった
(喋り方はまだアフォ口調)
だが、同時にいくつかの問題が露呈した。

アフォしぃより優遇されてきた自称「本物の」しぃ達が、自分達の優位が奪われると思い
各地で迫害事件を引き起こした。
また、アフォしぃに変わる被虐生物の問題もあったが、これはおにぎりしぃ、ギコ
マラしぃ、ギコから人権を改めて剥奪し「家畜」としてその代わりにした
(前からおにぎり種は騒音問題、マラ種はところかまわず○精する問題を起こしていた)

そして最大の問題がでぃ(びぃ)の処遇である。
でぃは近年まで過剰なまでに保護されてきたが、
「アフォ救済特別令」に始まる構造改革の中でその存在が経済に与える
悪影響が無視できなくなってきた。
・ 町の美観を損ねる、不潔
・ 労働も社会復帰もしようとせず保護生活
・ 街中を「ヒガシー ヒガシー」と歩き回り通行の邪魔になる
・ リハビリセンターへの巨額の投資
・ 子供に襲い掛かる
このような悪影響を無視できなくなった政府は、ひそかにでぃ、びぃの数を減らすように決定した
リハビリセンターを定員制にし、そこに残るのはそれなりに社会復帰が望めそうなものか、
哀れみを引くように選別(もしくはそのような状態にした)した達磨状態や瀕死のものだけだった
それ以外のでぃは収容センターに送られる。
そこで30%は虐殺訓練所に的として送られ、残りは俺の勤めているごみ処理センターへ送られてくる。

え、なんでごみ処理センターへ送られてくるって?
それはいつものようにごみ(生ごみや産業廃棄物だが)を強制的に食ってもらうんだよ。

導入部のみです、続きはまた貼ります。

630 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/08(火) 20:07:40 [ fsE/GYq6 ]
主人公=モララ− 刑事=モナ− しぃ=アフォしぃ
<いつまで>

サアアアアアアアアア。。。
雨は、いつまで降るのだろう・・・
サアアアアアアア。。。

「しぃ連続虐殺事件の犯人は君かね?」
刑事が聞いてくる。
「はい、全部・・・僕がやりました。」
「いいか?普通のしぃ虐殺なら何も言わんよ。きりが無いからね。」
「・・・・・」
「君はあまりにも異常だ。なんせ・・・レイプ、皮剥ぎ、ダルマ(両手両足切断)
耳を切り落とす、目をくり抜き、舌を千切る、そして棍棒で殴打で止めを刺している。
しかも痛み増幅のために輸血して出血多量で死なないようにしている。」
「・・・」
僕は何も言わない。
「このままだとお前はしぃだけでは飽き足らず、民間人にも手を出し、警察でも手に負えないことに
なる。そうすると今度は国が動く。国でも止められんかも知れん・・・」
「解らない・・・んです。」
「は?」
「僕も・・・自分で何をやっているか。でも・・・気持ち良いんです。
なにか・・・湧き上がってくるんです。」
「・・・良し。三時間後に死刑実行だ。裁判するほどの物でもあるまい。」
「ねえ、刑事さん・・・。」
「何だね?こっちも忙しいんだよ。」
「雨、晴れますかね・・・。」

三日後、ある事件を追っていた刑事が警察署で見たものは、三百人余りいる警察官、刑事の
残虐な死体だった。
そしてそこには、居るべき筈のモララ−が消え、ただ手錠だけが残されていた・・・

サアアアアアアアアア。。。
雨はいつまで降るのだろう・・・
サアアアアアアアアア。。。

<終劇>

631 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/13(日) 18:17:35 [ W4FsfJUA ]
似たもの

「おや、モナーさんこんにちは。どちらへ行くのですか?」
「私はこれから北にある公園へしぃを殺しにいくのです。モララーさんはどちらへ?」
「私はこれから南にある公園へしぃを殺しにいくのです。モナーさん」
「なんですか?」
「私達って似てますよね」
「ええ、私もそう思いますよ。ではごきげんよう」
「ごきげんよう」

632 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/13(日) 18:18:05 [ W4FsfJUA ]
「キタワネ コノギャクサツチュウ!」
「虐殺は2ちゃんで認められた文化の一つだろ。俺がいつどこでしぃを殺そうがかまわんだろ」
「うるさい!今まででぃちゃんを殺してきたお前に俺を虐殺厨呼ばわりする資格はない!!」

「シィィィィィィィィィィィィ!!シィノオミミガー」
「基本の耳もぎキター!でも最近ちょっと飽きてきたなこのパターン」
「痛いか。でも俺の親父が死んだ時に受けた俺の痛みはこんなもんじゃなかった!」

「オナガイ! コノクソベビアゲルカラ カワイイシィチャンダケハミノガシテヨ!!」
「ほー、べビもいたのか。喜べ糞虫。二人ともいつもの倍の時間をかけていたぶってやるよ」
「こんな・・・こんな最低な奴等に家族が・・・でいちゃんが・・・許さん、親子共々絶対に許さんぞ!!」

「シィィィィ・・・ダッコモコウビモ モウイワナイカラユルシテヨォ・・・」
「だめだね。俺は虐殺厨だからお前が苦しむたびに興奮するんだ。だから最後まで絶対にやめない」
「いまさら命乞いしてももう遅い。ダッコやコウビが悪いと思うなら最初からするんじゃねえ!」

「アウウウウ・きー!東へいって楽園なの!生ゴミ好き!ギコ君よりもタカラギコ君とコウビしたいのー!」
「げー、こいつでぃになりやがった。つまんねーの!帰るか」
「でぃ化したのか・・かわいくて頑張り屋のでぃちゃんに罪は無いしな。帰るか」

633 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/13(日) 18:18:25 [ W4FsfJUA ]
「やあ、モナーさんこんばんわ。虐殺はいかがでしたか?」
「殺す寸前ででぃ化したので見逃しましたよ。モララーさんは?」
「私もです。モナーさん」
「何ですか?」
「私達って本当に似てますよね」
「ええ、驚くほど似てますよね。ではごきげんよう」
「ごきげんよう」

634 名前:631 投稿日:2005/11/13(日) 22:37:19 [ sIhBZ3h6 ]
すみません「おわり」入れ忘れました

635 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/13(日) 22:50:07 [ 1hrAs7Rs ]
>>631-633

でぃ化したら虐殺しないというのはちょっと・・・

しかもセリフがあんまりアフォのころと変わってない。
となると最初のでぃ虐はだめでアフォ虐はいいという概念が矛盾していることになる
ほかにも変なところが多い
(なぜ虐殺が認められているのにアフォしぃが虐殺するのが許されないのか
 唐突に会話に出てくる親父、アフォと同じ考えなのに何故でぃはかわいくて
 頑張り屋なのか←について他力本願なのは変わってないっぽいし・・・)

矛盾点をなくすには
①別にでぃだろうが性格のよいしぃだろうが虐殺する流れに持っていく
②最後のでぃのセリフは「アウウ・・・ヒガシーヒガシー」など廃人のようなセリフにする

の2つの内どっちかにすればいいと思う。(個人的には①の方が見たい)

636 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/15(火) 19:26:56 [ T8jep6D6 ]
>>631-633
アイディアは面白いが、最後のところは>>635さんと同じ意見。
廃人になって毒が抜けたのならまだしも、アフォしぃがアフォでぃに変わっただけなのだからそのまんま殺す。
どうせ見逃すならば廃人にしたほうがいい。でないと見逃す理由が無い。
>こいつでぃになりやがった。つまんねーの!→しぃの性質が残っているのならまだ虐殺のしようがある。
>かわいくて頑張り屋のでぃちゃんに罪は無いしな。→台詞を見る限り可愛くて頑張り屋には見えない。
でないと、上記の台詞と矛盾している。あれならばそのまま虐殺した方がいい。

637 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/15(火) 23:38:45 [ 8KHjxNhY ]
空気を読まないアフォしぃちゃん

「いやー、なんともいい天気だな、会社の部下で私の不倫相手でもあるレモナ君」
「本当ですね、絶好の不倫日和ですね。今日の二つ隣の町の公園を使った不倫デートはきっと良いものになるでしょう。そう思いませんか、妻や仕事よりも私を優先してくれたモララー係長?」
説明しよう。モララー係長とレモナはたまっていた有給を使って二つ隣の町の公園に不倫デートをしにきたのだ。公園についた二人はアフォしぃが住んでいそうなダンボールを見つけるとそのそばにゴザを広げて食事を始めた。

「係長はいドーゾ♡」
「うん♡」
モララー係長はダンボールを横目で見ながらレモナから愛人弁当を受け取ってふたを開けた。
「うへー!すっげー!」
年甲斐も無くモララー係長は絶叫した。愛人弁当はそれほどまでに豪華だったのだ。
「フォアグラに豆大福にいちご大福に栗きんとんにショートケーキ、とどめに虎屋の羊羹が一本まるごと入ってるじゃないか!おいしいよ!あまくて柔らかくて高級だよ!」
公園中にひびきわたるほどの絶叫だった。しかしダンボールからは反応はなかった。
「んー?」
不思議に思った二人はダンボールの蓋を開き中を覗き込んだ。

箱の中でしぃが瀕死ってた。

手足は関節が三倍に増えており、口は縦にさけて鼻の穴と繋がっていた。
子宮のあった場所には心臓が代わりに埋められていて、それはもうほとんど動いていなかった。これ以上なく瀕死ってる。

「他のモララーにさき越されたー!うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
ショックで泣き崩れるモララー係長。そんな係長を立ち直らせるのが愛人であるレモナの仕事だ。
「係長あきらめないでください。瀕死とはいえまだ死亡には到っていません。もう一度頑張りましょう」
「うん係長がんばる」
モララー係長は失意から立ち直った。

638 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/15(火) 23:40:05 [ 8KHjxNhY ]
これより再チャレンジ。
「ほーら甘くて柔らかくて高級な愛人弁当だよーん。ほーらほーら」
そういってモララー係長は愛人弁当をしぃの口元に押し付けた。しかししぃは既に味覚も嗅覚も視覚も失っているらしく、何の反応も示さない。
「レモナ君、やっぱりもうだめぽ」
「そのようですね。もう私達だけで勝手にやっちゃいますか?」
「そーだね」
二人は少しだけ妥協することにした。まずは虎屋の羊羹をしぃの鼻の穴にねじ込み既成事実を作ってからモララー係長がしぃの首をつかみ締め付けながらドスの利いた声で脅しにかかる。
「おいテメー、その虎屋の羊羹はここにいるレモナ君が私のために用意したものなんだよ。どうやって落とし前つけてくれるんじゃワレー」
「はにゃーん、この世の甘いものはみーんな宇宙一かわいいしぃちゃんのものなんだよ(声:レモナ)」
「なんだと!もう許さんからな。くらえモララーパンチ!」
モララー係長の怒りの鉄拳がしぃの股間の心臓を叩き潰した。
「しぃぃぃぃぃ、しぃちゃんのかわいい心臓さんがー(声:レモナ)」
心臓を失ったしぃの体は数秒だけ痙攣すると全ての生命活動を停止した。もう瀕死ではなく完全に死亡である。

かくして愛人弁当を狙う悪のしぃは滅びさった。だが油断するなモララー係長&レモナよ。
人々に欲望があるかぎりしぃ達は不滅なのだから。



639 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/19(土) 15:23:07 [ 8HlJoLl2 ]
>>629
設定とかプロットを読まされている感じだ。
でぃの処遇とかしぃの扱いとか書くのは書くのは構わないが
主人公と思われるモララーの動きが、しぃと交わした挨拶だけでは評価は難しい。
導入部のみで続きはまたとの事だが、出来れば話が何らかの展開を見せる所まで
書いてから投稿してもらわないとアドバイスもし辛い。


文章についてはある程度書けていると思うが、おかしい所もややある。
そこの所を指摘しておく。

>今日も何の「社会的貢献」とやらをまったくしない汚物どもがトラックで運ばれてくる。

この文章は表現的に繋がりが悪い感じなので下のどちらかにした方がスッキリするかもしれない。
――今日も何の「社会的貢献」をまったくしない―‐
――今日も「社会的貢献」とやらをまったくしない――

>また、アフォしぃに変わる被虐生物の問題もあったが、これはおにぎりしぃ、ギコ
>マラしぃ、ギコから人権を改めて剥奪し「家畜」としてその代わりにした
>(前からおにぎり種は騒音問題、マラ種はところかまわず○精する問題を起こしていた)

新たな被虐生物となったのは『おにぎりしぃ』『ギコマラしぃ』『ギコ』だろうか?
おにぎり種やマラ種の問題は分かったが、何故、『ギコ』が被虐扱いになったのかが
この文章からは読み取れない。書き間違いか、設定の書き忘れだろうか?

書きあがった文章を推敲していけば、もう少し抑えていける問題だと思うので
今一度、時間をかけて推敲する事について考えてみて欲しい。


今、この文章から俺が言える事はこれくらいですが、この設定の物語は
きっと面白いものになるんじゃないかと思っています。
実際この設定を読んでいて、でぃやびぃによる問題で起る物語や
新たな被虐生物となった「家畜」の物語などを読んでみたいと思いました。
続きが出来上がるのを楽しみにしています。
できれば、今度は虐部分を含んだ所まで読ませてください。

640 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/19(土) 15:23:41 [ 8HlJoLl2 ]
>>630
非常にスッキリとした物語だと思う。
綺麗にまとまっているがまとまり過ぎていてもっと肉付けされていてもイイ部分が
色々と部分が省かれすぎている気がする。

このモララーが何故、しぃを残忍に虐待し虐殺していったのか?
そして、何故、警官達を殺してまで極刑から逃げなければならなかったのか?
背景が書き込まれていなければ物語に入り込んでいく事が出来ない。
出来れば、こういった静かで淡々と進む物語には虐殺や虐待に
何らかの理由や、逆に何の理由も無い理不尽さなどを出して欲しい。

ちなみにここまで書いた事はハッキリいってアドバイスではなく
俺の個人的意見である。

書き方の問題は、「 」のセリフの最後の句点や三点リーダーなどがあるが
この辺りは個人の趣味でもあるので、好きにすればイイと思う。

短いながら、楽しんで読ませてもらいました。
もっと、雨に絡んだ物語展開になるのかと思って肩透かしくらっちゃいましたが
こういう感じの話は好きです。
本スレでも練習スレでも構わないので
今度はもっと背景や虐表現の盛り込まれた630さんの物語が読みたいです。

641 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/19(土) 15:24:10 [ 8HlJoLl2 ]
>>633-634
ずーっとセリフ書きで物語の背景が分からない。
2つ並んだ全角で書かれたセリフはモララーが二人いるのだろうか?
それとも、違う場所で虐殺をしているモナーとモララーのセリフを並べているのだろうか?

自分の頭の中ではきちんとした物語として完結しているのかもしれないが
読んでいる方としては背景の無いセリフだけではどうにも読み取りが難しい。
シナリオにだって舞台の状態を表すト書きがあるのに、これにはそれすらない。
もちろん、シナリオ書きを勧めている訳ではないのは分かってほしい。

とにかく俺は、635や636のいう、しぃがでぃに変わったからって…という内容よりも
文章の内容を読み取るのに苦労する文体の方が気になった。

今後は、もう少し情景がこちらに伝わってくるような文章を期待します。
似た者が似たように何かをするという、2つの繋がりにスポットを当てようとしたのは
着眼点として悪くないと思います。
しぃの半角も多少スペースが入れてあり、読みやすかったとも思いました。
また、練習スレで頑張ってください。

642 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/11/19(土) 15:25:08 [ 8HlJoLl2 ]
>>637-638
お馬鹿なテンションとテンポの流れがマッチしててイイ感じだと思いました。
こういうのは、文章の流れに色々と難癖つけても勢いを殺してしまうので
このままのが味があって良いんじゃないかと思います。

でも、やっぱり気になってしまう所がありますので、その辺を指摘させてもらいます。


>「いやー、なんともいい天気だな、会社の部下で私の不倫相手でもあるレモナ君」
>「本当ですね、絶好の不倫日和ですね。今日の二つ隣の町の公園を使った不倫デートはきっと良いものになるでしょう。そう思いませんか、妻や仕事

よりも私を優先してくれたモララー係長?」
>説明しよう。モララー係長とレモナはたまっていた有給を使って二つ隣の町の公園に不倫デートをしにきたのだ。公園についた二人はアフォしぃが住

んでいそうなダンボールを見つけるとそのそばにゴザを広げて食事を始めた。

セリフで2人の事情をわざわざ説明しているのに、地の文というよりも
ナレーションといった感じの文章で同じ事を二重に説明しているのは流れが悪いと思う。


>これより再チャレンジ。

ここ以降の地の文が、前半と比べて妙に堅くなってしまっている気がする。
せっかくお馬鹿なノリが楽しい文なのだから最後まで突っ走って欲しい。


それから出来れば一文の長さをそのまま書き込むよりも、ある程度の所で区切った方が
したらばの環境的にイイと思う。


今後の投下の本スレ、練習スレの選択は637にお任せしたいと思います。
次回作もイイノリで突っ走ってくれる事に期待しています。

643 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/09(金) 19:19:11 [ QIWcwkt. ]
「〜〜、〜〜〜♪ 」
 あるギコが鼻歌交じりに街を歩いている。最近人気の可愛い女の子が率いるとあるバンドの曲だった。
 このギコはギコには少し珍しい、俗に言う“雌ギコ”だった。これからギコと同じく、少し珍しい“雄しぃ”とのデートだった。
 ギコはふと思い出したように腕時計で時刻を確認する。
(一時十分か。いくらなんでも早く来すぎたかな?待ち合わせ場所に着くのは多分五分後ぐらいだから…、十五分も待つのか)
 ため息を吐きながら、ギコはしぃとのこの前の約束の事を考える。
 一週間前、同じ時刻にギコとしぃは出会う約束をしていたのだが、忘れてしまってしぃをほったらかして友人と遊びまわっていた。夕方、偶然待ち合わせの場所を友人と通ると、「あ、ギコ君」しぃが居た。話によるとしぃはギコをずっと待っていたらしい。もちろんギコは嬉しかった。しぃがこんなにも自分を思っていてくれているとは思っていなかったからだ。が、「阿呆か。普通帰るだろ。しぃもある意味アフォしぃだなw 」思っていた事と全然関係無い言葉が口から漏れた。しぃはその後「ハハハ、そうかも」と言っていたし、別に気にしている様子も無いが、やはりギコは思う。
(今日、謝らなきゃなあ…)

 しばらく歩いていると、半角の耳障りな声が聞こえてきた。
「……」
 関わらないように静かに歩くように勤めたが無駄だった。
「ギコクゥーーーン ダッコ♪ 」
 本物の“アフォしぃ”が何処からかギコの前に飛び込んできた。
「…、一応確認するけど、俺、め―――」
「ダッコ!! コウビデモイイヨ。 ハヤク シィト マターリシヨ♪ 」
 これで確認する必要は無くなった。このアフォしぃもギコを雄だと思い込んでいるのだ。
 元々雌ギコは少ないし、アフォしぃがそんな事を理解するのは到底無理だ。
「ハヤク シナサイヨ! シィヲ ダッコシナイノハ ギャクサツチュウナンダヨ! 」
「虐殺厨でも何でも良いし、俺雌だし」
「ハニャ!? 」
 アフォしぃはギコを舐めるように見る。そしてしばらく考えて、結論を出した。
「メスノ ギコクン ナンテ ギコクン ジャナイワ! ギャクサツチュウヨ! 」
「だから、虐殺厨でも何でも良いって。俺急いでるからさっさと行かせて」
「ギャクサツチュウノ クセニ シィチャンニ イケン スルキ? コノ マナイタガ! 」
「まな板? 」
 今度はギコが考える番だった。元々ギコはその言葉の意味を知っていたのかもしれない。考えるというよりもそれを認めるのにかなり時間を要した。
「ま、まさかまな板って…」
「マナイタ! コノ マナイタ! ムネナシ! マギラワシイノヨ! マァ ショセン ギコクンノニセモノダシ シカタナイカナ? カワイソウニ。 シィチャンミタイニ カワイクウマレレバ ヨカッタノニネ。 ホラ ダッコ! アンタデ ガマンシテ アゲル」

644 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/09(金) 19:22:41 [ QIWcwkt. ]
「あんた、人が気にしている事を、よくも―――!」
「ドウデモイイカラ サッサト ダッ、 シィィィィィィィィィィ!? 」
 しぃが悲鳴をあげるのとほぼ同時にギコの体が返り血で汚れた。彼女の手には血塗れの耳があった。
「シィノ カワイイ ミミガ! ミミガアァァ!」 
「喧しい! 」
「シィィィィィィィィィィィィィ!! 」
 今度は左腕に手をかけた。しかし彼女は普段から虐殺をしている訳では無い。捥ぐのに時間が掛かり、余計しぃを苦しめた。
「イヤアァァァ! シィノオテテガ! 」
「だから喧しいって言ってるでしょ! 」
 捥いだ腕を勢い良く口に突っ込んだ。
「ンー! ンーンーンー!」
 しぃが何かを必死に伝えようとしているが、ギコには伝わらなかった。
 一息ついてギコは時計を見る。
「!? もうこんな時間! 」
 針は二時を指していた。約束の時間を三十分も過ぎていた。
「しぃ…、悪い…」
「ん? 」
 後から返事が聞こえた。ギコは物凄い勢いで後を向く。
「しぃ…! 何で此処に? 」
「さあ。」
 しぃは笑いながら首を傾げた。
「で、どうするの? アレ」
 しぃは未だにンー、ンー、騒いでるアフォしぃを指差す。
「え…と、許せないけど、しぃをこれ以上待たせる訳には…」
「じゃあ僕が殺せば良いね」
 しぃは楽しそうに笑いながら、アフォしぃの傍まで行って視線を合わせる為にしゃがんだ。
「ンー、ンー! 」
「はいはい。何? 」
 しぃは丁寧にアフォしぃの口から腕を取り出す。アフォしぃはそれを待っていたかのように、
「キイテヨ! アノニセギコクンガ シィヲイジメルノ! カタキヲ ウッテキテ! ギャクサツチュウヲ アボーンシテ マターリヨ! サア ハヤク!! 」
「言い残す事はそれだけかい? 」
「ハニャ? 」
 しぃはアフォしぃの頭に手を乗せる。そのまま力を入れて、しぃを簡単に潰してしまった。
「成功、成功。 半角の叫び声はどうも苦手で…」
 返り血だらけの手を振りながら、しぃはギコに笑いかける。
「お前…、本当にアフォだな」
「わあ、また言われちゃった」
「でも」
「でも? 」
「こういうアフォしぃは結構いいかもな」
「ハハハ」
 しぃは調子に乗ってギコを抱きしめようとする。ギコはそれをなんとか制した。
「抱っこ」
「やだ」
「じゃあ交尾」
「一回死んで来い」
 ぎゃあぎゃあ騒ぎながら二人は仲良く歩いてゆく。
 二人がやったアフォしぃの虐殺した後を見たとあるモララーが「なんだかもったいないな」と呟いた事を二人が知る事は無いだろう。



645 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/10(土) 18:46:01 [ ZXxxCTRA ]
>>643-644
おおむね読みやすくサクサクいける感じなのだが、所々気になる箇所や物足りない部分があった。


変換ミスなのか、それとも漢字の誤用なのかは分からないが、そういった間違いが気付いただけで2点あった。

> 関わらないように静かに歩くように勤めたが無駄だった。
この部分にある『勤めた』は努力したの意味だと思うので漢字は『努めた』が正しいはずである。

> 二人がやったアフォしぃの虐殺した後を見たとあるモララーが
虐殺のアトは『後』よりも『跡』の方が適切だろう。

変換ミスであれば、ゆっくり間を空けて推敲すれば直るだろうし、誤用であれば読書量などを増やす事などで補えると思う。


三人称の文章は書き慣れているだろうか? ギコを中心に据えた三人称として一応書けているので
一読しただけであれば読み流せるのだが、じっくり読み込んでみると気になる場所が出てきてしまう。

> しばらく歩いていると、半角の耳障りな声が聞こえてきた。
>「……」
> 関わらないように静かに歩くように勤めたが無駄だった。

この辺りは、ギコを中心とした三人称というよりも、ギコの一人称のように感じられる。
だからと言って、三人称らしく

 しばらく歩いていると、ギコの耳に半角の耳障りな声が聞こえてきた。
「……」
 ギコはその声に関わらないように静かに歩くよう努めたが無駄だった。

とするのも、ギコを何度も連呼しすぎてウルサイ気もしないでもない。
残念ながら、俺はあまり三人称は得意ではないので、他の方の指導を待つのが無難かもしれない。

それから、もう一つ三人称以外に気になった部分が上に挙げた文章にはある。

> 関わらないように静かに歩くように勤めたが無駄だった。

気になった場所というのは『関わらないように』と『歩くように』なのだが
『ように』が重なって一文の中にある事がテンポを悪くしている気がする。
俺だったら多分、下のような文章にすると思う。

 ギコは耳障りな声に関わらないよう静かに歩こうと努めたが無駄だった。


推敲不足なのか勘違いなのか、基本的にカギカッコの締めの前は
句点をつけないスタイルのようなのに一文だけついているものがあった。

>「さあ。」
> しぃは笑いながら首を傾げた。
>「で、どうするの? アレ」

問題の部分は上の「さあ。」である。何らかの効果を狙ってワザと句点を使ったのかとも考えたが
効果を狙っていたのだとしてもミスにしか見えないので、句点はいらないだろう。


> 二人がやったアフォしぃの虐殺した後を見たとあるモララーが「なんだかもったいないな」と呟いた事を二人が知る事は無いだろう。
この文なのだが、モララーが何を思ったのかが分からない。

二人をもったいないと思ったのか、虐殺の仕方をもったいないと評したのか……
それとももっと深読みをして「なんだかもったいないな」の後に
モララーの心の中で『せっかく二人は仲良くなったって言うのに、僕に殺されるんだからな』とか
続いてしまうのか。
通りすがりのモララーだとしても、登場の仕方が突然すぎて説明不足である。
この部分については一読目の段階でつまづき、しばらく悩んでしまった。


全体的に説明不足というか物足りない感じはしましたが
サラッと読めるという点では良かったと思います。
ただ、虐待・虐殺の箇所が物足りないと感じてしまったのが残念で仕方ありません。
しかし、どうにもマズイという感じではなく、あと、もう一捻りがあると嬉しいという
読者としての期待です。
アフォみたいな雄しぃと、ツンデレ系の雌ギコのカップルという組み合わせも
なかなか面白いと思いました。

レベルとしては、本スレにあっても問題は無いと思います。
次回作も楽しみにしています。また、どうぞ、新しい話を読ませてください。

647 名前:議長 投稿日:2005/12/22(木) 22:26:32 [ kKFVTEAw ]
書き込みさせてください小説練習します!
【タイトル】お願い
僕は今日こんな出来事がありました。僕にはこんな夢ですがたった10時間でしたが
凄く長い夢でした。こんな夢ってありますか?「お願い」・・
夢の中です・・久しぶりだな。なんか涙が出てきっちゃった。なんでだろう一人
なんだか誰かを見て泣いている俺・・情けなかったこんな俺は初めてだなんで知らない人を見て
泣いているんだ?僕は頭や腹がヅキヅキ妄想してきた・・これが現実だったら僕は逃げ出すかも知れない
なのに泣いてる意味も無く泣いてる。。ただ涙がでて仕方がない・・・母さんや父さんよりも凄い優しい
瞳だった。なんでこんな目で俺を見てるの?俺絶対怖いよぉ・・。これはいつまで続くのか分からない面倒
だけど優しい気持ちに・・・・凄い嬉しくて涙がでるのかそれとも・・・・・・・
なんだか切なくて久しぶりで俺を抱きしめる女の子何か違うけど俺を久しぶりの様な目で見る・・コッチもそうだ。
二人で遊んでいる俺と知らない女の子。。なんでこんなに楽しく遊べるのか・・出来ればこのまま夢で居たい!なのに体が優しくならない生きていても
何にもならないし・・。出来ればこのママで居たい。温盛の中で遊びたいスポーツをしたい
なのに世界は許してくれない・・。天国でこのこと遊ぶのに・・そしたら女の子が気持ちは分かるけどあなたは
まだ生きる力があるの・・残念だけどこれで終わり・・ゴメンね大地・・なんだか本名を言った凄い怖かったなんだか体が寒くなり
目が覚めた・・【現実】僕はこんな夢を見て結して夢落ちとわ思ってない本当の話なんだ!
と自分に言い今日の自分を過ごしいつもの様に幸せに暮らす毎日が続いたこの話がでても絶対大人になっても忘れない・・。この誘惑感面倒感が広がり・・自分のマイペースの自分でいつもの自分
を暮らし生き過ごした。

648 名前:議長 投稿日:2005/12/22(木) 23:33:55 [ kKFVTEAw ]
キリスト教の形跡
俺は一つの恋をする僕のチャット友が居ます。その人は恋または一方的に好かれている人
です。でも僕はその恋は間違ってると言いました。なぜならチャット友の好きな人には一人好きな人が居ます
そのチャット友はその人の事をカッっと来ると言いましたそんな事で恋は出来ないとわかりました。なぜなら
人を愛して無く好きになっていると言うからです。ただ顔や性格で決めています
そんなのキリスト教に迷惑だと思いましたキリスト教は自分の身を死にし・・皆を幸せにした人です。
キリスト教に定義をシテイル様なものだと分かりました。僕は非常にその一言で悔しかったですなんでこの人の恋に
付き合ってきたんだろうと・・ただ愛せばいい幸せを祈ってあげるそれだけでいいからやって欲しかった俺は愛して居るのかと思っていた
だがただの一方的だった。誤りだと思ってその人に言いました幸せを祈る事ただそれだけで恋はつかめる
意地で取る必要は無い・・ただ思えばいい好きな人がいればしょうがなく幸せを祈りる事しかもう手段は無い
変な恋をすると将来つかれる・・あんまり良い大人にはなれないと言う事を自覚せねばならないどんなに欲求不満でもどんなに嫌な日でもいい
自分の好きな人を祈ってあげようその心が無ければ報われず後悔し困る・・。だからいつもその心心を守んなくてはならないんです。


好きになるのは良いだが思ってあげるのも良いことだよ分かるカイ?
君なら僕の言う事分かるだろう絶対後悔しない大人になれと言っているんだ
完璧じゃなくても良いズボシで頑張る人なんてダメな奴だ・・。本音の気持ち
をつたえなきゃ・・。

649 名前:讃岐 投稿日:2005/12/23(金) 09:06:02 [ 1dnxsI6g ]
暇ですか〜

650 名前:議長 投稿日:2005/12/23(金) 09:20:06 [ NwCP5itE ]
肥満女とガリガリ男
僕は今日こんなカップルを見た超デブと超やせやせの成人さんが歩いています。学校卒業してデート中だと思う僕はその肥満男とガリガリ女が二人でラブ②で歩いていました
しかもそのカップルが入り込んだ店は18禁のラブホです・・。僕はその二人を諦め想像で描いた。【自分の中】多分俺は今ラブホの店長をやっています。二人のカップルがやって来ましたまず
きいたのわ年と免許書です。これを聞き2005号室に入れました僕は多分まだ18言ってないと分かりAVの有る室町につれて行ったその二人は、性やAVの予定ではなかった・・。
ただ休むだけ休み・・。明日を向かえ家に帰っていった。なんでやってきた?普通はこんな所にはこなくても違うもっと子供に優しいところのホテルを使えばよかったずあないかと思い
料金は0円だった。そして僕が夜になりかえろうとしたらまたあの肥満ガリガリカップルがやってきた俺はもううんざり
になりちょっと怒りました!!
続く

651 名前:ぽすか 投稿日:2005/12/23(金) 09:21:38 [ 1dnxsI6g ]
今、僕がこの小説を書いてるのは喜びの感情で書いてます。
僕はある人にたいして二つの感情を抱いています。
本人と面と向かっているときは喜び、友と話しているときは不安
僕てきにはその人のことが気になる。けれど友と居るときは
その人をけなしている・・・・こんな事で善いのだろうか?
僕はその人のことをけなしたくない。だけどもけなさなければ友に馬鹿にされる
僕は馬鹿にするより、その人のことをめいっぱい愛した方が良いと思ってる
しかし・・・馬鹿にされるのが怖い・・・・本人にけなしてることをばれたら
どうなるか。俺が愛してる人は、俺のことも愛してくれている。
なのに自分の好きな人が、自分のことを好きなのに友の前では、けなしている
俺が愛する人がそのことを考えていると思うとすごく不安になる。
これが不安と喜びだ・・・・
僕のことを馬鹿にするのは俺が愛する人とを同じ部の女子だ
女子が居ないときは男子はその人の事をけなさない。これが現実だ・・・・


僕時々ここに書き込みます

652 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/23(金) 11:01:11 [ C1WVjTHU ]
どう考えても虐殺じゃないよな

653 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/23(金) 11:41:18 [ W5DX.38I ]
>>647-651
まず、ここがアブノーマルモナー板の虐待・虐殺小説練習スレッドだと理解しているだろうか?
アブノーマルモナー板という事で、出てくるキャラは基本的に2ちゃんのAAとなっているし
そして、虐待・虐殺小説でなければ練習されてもアドバイスのしようがない。

本当は、せっかくの書き込みなので仕方なく添削でもしてみようかとも思ったのだが
このまま放っておくといつまでたってもスレ違いの小説が投稿されそうなので
一言、先に確認しておく事にした。

また、後で気が向いたら添削はするかもしれないが
2ちゃんのAAキャラの虐待・虐殺小説を書く気がないなら読む人もいないので
創作文芸板の該当スレでも探して幾らでも練習してくれ。
ちなみに下のような場所もある。

あなたの文章真面目に酷評しますPart31
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1128599145/

654 名前:629 投稿日:2005/12/24(土) 18:35:27 [ ywcum1WE ]
遅れましたが続き投下します。

「さて・・・と」
俺のいる場所は処理コントロールルーム、強化ガラスを通した目の前には広い空間が広がっている。
別々のコンテナに詰まれたでぃ達がまとめて「待機室」にぶち込まれたのを確認してから
「投下、開始」と言いコンピュータを操作した。
天井が開いて「待機室」にぶち込まれていたでぃ達が落ちてきた。
その様子を見て「よっしゃ、大人1匹、ちびが3匹、べビ5匹、俺がニアミスだ!」
昼飯の賭けで落ちてきたでぃの内何匹が即死するかの賭けで自分の予想が一番当たってた。
はやる気持ちを抑えつつでぃ達の様子を見る、
即死したちびでぃは首が後ろに90度以上折れ曲がっていた
べビは落ちた瞬間に「ウギュ゙ギュエヴェ!」ともはや言葉になってない泣き声を発してつぶれた(まあそれを聞くのも楽しみの内だが)
即死しないまでも全身の骨という骨が折れ、血管という血管が破裂したらしく
のた打ち回っているものも結構いた。
大体様子を見終わったら「回収班、頼む」とマイクに向かって指示を出した。
回収班が分厚い扉を開いて死体とごみを食えなさそうなでぃをカーゴに乗せていく。
当然「ウギー!」「アウウ・・・ベビ・・チャン」とか言ってでぃが処理班に襲い掛かるが、
回収班はびぃでも噛み切れない特殊な防護服を着ているのであっさりと払いのけられた。
「アウー!」「キーキー!」カーゴに乗せられたでぃ達に向けて残されたでぃ達が叫んだが届くはずもない。
回収班に回収された死体とごみを食えなさそうなでぃは、
別の施設で巨大ミキサーにかけられ、リハビリセンターと収容センターのでぃの餌や
肥料に加工される。 まあ俺にはあまり関係のないことだが。
この後は処理室内のが腹をすかせるまでしばらく待たなければならない。
室内にストレス解消用に置かれている四肢を切断されたマラしぃの内の一匹の頭の部分をへし折り
「マラシィィィィィィィィィィィィィ!!」という叫び声を聞きながら食堂に飯を食いに行った。

>>639 ご指摘ありがとう御座います。
「ギコ」の部分は「マラしぃとマラギコ」「おにぎりしぃとおにぎりギコ」
の略の仕方を間違えてそう見えるようになってしまいました。

続きは遅くなりそうです、課題やらなきゃOTL

655 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2005/12/30(金) 17:45:39 [ rlEqt2hY ]
>>654
639の指摘は、俺の読解力不足の方が多いと思うので気にしないで欲しい。
だが出来るなら、繋がりのある区切りを行う時には
文中に普通に使用される読点「、」よりも中黒「・」などを利用する方が分かりやすいと思う。

続きが遅くなるのは構わないが、あまり短く区切って投稿を繰り返すと
文章の練り直しが出来ず物語に矛盾が発生しないだろうか?
プロットをしっかり立てたものでも矛盾なく物語を滞りなく進めるのは難しい。
そして、文章を書くことに慣れていないものは矛盾を物語に作り出さない事以上に
物語を完結させる事が難しい。
矛盾しても時間が掛かっても構わないので、まずは物語を完成させてみて欲しい。

今回の物語を読む限り、焦ったせいか説明不足の所が多々ある。
課題などの心配事があると余り創作が進まないタイプなのではないだろうか?
流れや勢いで文章を書くのが得意な者もいれば、時間を書ける方がイイ物を作り出せる者もいる。
どちらのタイプなのかは分からないが
まずは無理せず、楽しく、大切に、文章をしっかりと練っていく事をお勧めする。


内容についても少しだけ述べておこう。

>その様子を見て「よっしゃ、大人1匹、ちびが3匹、べビ5匹、俺がニアミスだ!」
>昼飯の賭けで落ちてきたでぃの内何匹が即死するかの賭けで自分の予想が一番当たってた。

いつの間にモララーは賭けを行っていたのだろうか?
もちろん、主人公の行動の全てを細かく書く必要は無い。もちろん無いのだが、書き込みが少なすぎると
何が起こっているのかが全く読者には伝わらない。
この物語を読んでいる人達は、654の頭の中を覗ける訳ではないのだから、もう少し色々と情報が欲しい。

他にも言いたい事が沢山あるのだが、あり過ぎて混乱してしまうかもしれないので今回はやめておく。


俺個人的には、前回よりも丁寧さが失われているように思いました。
虐表現を頑張ろうとしている意気込みは感じられましたが、
書きたいものは書けているでしょうか? 何をこちらに伝えたいのかが分かりませんでした。
処理場のモララーが今後どうなっていくのか、ただの日常を終えていくのか…
今後の展開をお待ちしています。
遅くなっても一向に構いませんから、また続きを読ませてくださいね。

656 名前: 投稿日:2006/01/06(金) 13:05:25 [ BjE9RXyw ]
早くあっちのスレ行きたい・・・
書きます。
       〜一つや二つ〜

ある所にアフォしぃがいた。
そのしぃは盗みばかり働く泥棒猫だ。
そのしぃにはベビが二人いる。無論アフォベビだが・・・・
しかししぃそのベビを大層可愛がっていた。
ある日しぃはモララーの店に泥棒に入った。もちろん盗み目的で。
モララー「こらー!また盗みやがったな!この馬鹿猫」
糞(しぃ)「イイジャナイ。ショウヒンノヒトツヤフタツ。ガンコネェ・・・ソンジャ、バイバーイ」
モララー「ったくあいつはぁ・・・!」
そこにモナーがやってきた
モナー「うわ・・・またやられたモナ?」
モララー「困ったもんだよ・・」
モナー「とても2児の母とは思えんモナ。」
モララー「そういえばベビがいたのか・・・・」
モナー「ああ。母親に似てアフォベビだがw」
モララー「(こいつは使えるな)」

657 名前: 投稿日:2006/01/06(金) 13:12:30 [ BjE9RXyw ]
数日後しぃが盗みに来た。
モララー「(きやがったな、ここはわざと盗ませて・・・)あ!糞蟲!」
しぃ「マタモライニキテヤッタワ。」
モララー「あっ!もう取りやがった!」
しぃ「ダ・カ・ラ、ショウヒンノヒトツヤフタツ(ry   バイバーイ」
モララー「くくく・・・馬鹿め・・・」
モララーはモナーに電話をかけた
trrrrrrr・・・・・trrrrrrrrr・・・・trrガチャ
モナー「もしもし」
モララー「あ、モナー?悪いけど店番頼む・・・お願いだよ。」
モナー「えぇ・・・どうするかモナ・・・」
モララー「・・・・1万・・・・」
モナー「やる!やる!やるモナ!!」
〜5分後〜
モララー「じゃ、よろしく。」
モナー「おう。」
そして糞いっかの家にモララーは向かった。

658 名前: 投稿日:2006/01/06(金) 13:24:13 [ BjE9RXyw ]

モララー「お・・・あそこか。」
草むらに隠れてみていた。
糞「ハーイ、ベビチャン、ゴハンヨー」
糞ベビ1「チイチィマァマ、ナッコ。」
糞ベビ2「チィガサキデチュヨ・・・」
糞「ケンカシナイデ、サ、ゴハンタベマショウ。」
糞ベビ達「ハァイ。」
〜数分後〜
糞「ネタミタイネ・・・」
そういうと糞は町のほうへ行った。・・・・また盗みか。
モララーはモナーに頼んでよかったとつくづく思った。
モララー「さぁて・・・」
そういうと草むらから出て糞ベビ2のほうほ一気に踏んだ。
糞ベビ2「ギチィ!!!?!??」
即死だった。
その音に糞ベビ1が目を覚ました。
糞ベビ1「ナンデチュカ・・・コノキタナイノ。」
モララー「チッ。目ぇ覚ましたか。糞が・・・」
糞ベビ1「ア、ナッコ。」
モララー「ナッコかい。分かった分かった。」
そういって糞ベビを救い上げると一気に地面に叩きつけた。
ドスッ!
鈍い音のあと糞ベビから奇声が出た。
糞ベビ1「ギヂュゥア!!?」
モララー「エグ・・・しかもまだ生きてる。早いとこ潰そ・・・」
糞ベビ1「ギ・・・チ・・・・」
ぐしゃっ!
ベビがつぶれた。

659 名前: 投稿日:2006/01/06(金) 13:38:10 [ BjE9RXyw ]
モララー「ふー爽快爽快。」
そこに糞蟲が帰ってきた。
糞「ナニコレ・・・・モシカシテ・・ワタシノベビチャン!?マサカアナタガヤッタノ?ワタシノベビチャン・・・
  ビエェェェェェーーーン!!!」
モララー「ん?そうだけど何か?」
糞「ソウダケドジャナイワヨ!!アタシノダイジナベビチャンガシンジャッタジャナイ!!」
モララー「うっせぇな交尾蟲、またつくりゃあいいだろ?
     それにいいじゃねえか、糞ベビの一匹や二匹w」
糞「ウ・・・ウ・・ナンデコンナコトスルノヨォ・・・」
モララー「お前がやってる盗みと同じ事だよ!!少しは考えろ!馬鹿!」
糞「モウシナイカラワタシダケハ・・・」
モララー「無理。」
そういいモララーのかかと落としのあとしぃの声が消えた。命でもあるが。
モララー「さらに爽快・・・」
そういうとモララーは自分の店に帰っていった。
糞蟲親子の死体をバックに・・・・



          〜終わり〜

どうでしょう(´・ω・`)

660 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/06(金) 21:04:51 [ lTTJyROY ]
>>656-659
このスレで散々、言われていることだがセリフの前に名前をつけるシナリオ形式は
およそ小説とは認められないので、やめるべきだろう。

それから、カギカッコの締めの前の句点は有なのか無なのか統一すべきだ。
現在の小説手法ではつけないでおくのが主流だが、キチンと統一されているなら
どちらでも構わない。

さらに、半角のカナ文字は読みづらいので必ず適度にスペースを挟むこと。
>>10に、スペースの挟み方は書いたので改めてやり方は指示しないが
とりあえず該当箇所だけでも目を通して勉強してみてほしい。

漢字の変換忘れや一文の結びに句点を忘れているものも幾つか見受けられるので
もう少し丁寧に推敲を重ねることをお勧めする。

他にも指摘しておくべき点は多いが、やり過ぎると混乱の元なので
今回はここまでにしておく。


良かったなと思った所についても少しだけ書かせてもらいます。

題名が物語を読んでいくとイイ感じのまとめになっている所や
目には目を歯に歯を…的な物語の展開は悪くないと思いました。
キチンと文法を守り、小説の形式になっていれば
もっと面白く読めるのにと思うと残念でもありました。
恐らく、まだまだ小説を書くことに慣れていないのだと思いますが
慣れてくれば、きっと、もっとイイ物を書けるようになると思います。
ちょっと道のりは長いかもしれませんが、頑張って練習を積んでみて下さい。

661 名前:300マイル 投稿日:2006/01/12(木) 17:18:09 [ /jGSkQLA ]
       謎の男

雨が降っていた。
傘を忘れたモララーは神社で雨宿りをしていた。
「あーあ、降ってしまったか。」
そして、一人、誰かが走ってきた。
「おーい!モララー!大丈夫ー?」
二本傘を持っていた。
「あっ、モナー、何?」
「何って・・・見れば分かるだろ、傘忘れたんだろ?」
「冗談だよ・・・ありがとう。」
モナーは困った顔で、
「これじゃろくに虐殺できないモナ・・・。」
すぐそこの公園でベンチに座って、濡れている男がいた。
「あの人に傘を分けてあげるモナ、風邪ひいてしまうよ。」
モナーは座っている男に走っていった。
「おじさん、風邪ひくよ。傘あげる。」
「・・・ありがとう、助かったよ。」
謎の男は背を向け、
「そうだ・・・、明日またここに来てくれ。」
そう言うと男は去っていった。
「・・・?」
「なんだって?」
「また明日ここに来いだって。」
「僕は別にいいけど・・・。」
「決まりモナ。明日ギコも連れて行くモナ。」

662 名前:300マイル 投稿日:2006/01/12(木) 17:47:44 [ /jGSkQLA ]
          ジャック

翌日、とても晴れた天気だった。まさにあの男が命令した様に・・・。
ギコは問う、
「そのじいさんの名前はなんだ?」
モナーは、
「う〜ん・・・、聞いてなかったモナ・・・。でも、行けば分かるモナ。」


「やあやあ、いらっしゃい、中でゆっくりしてって!」
「お邪魔します。」
中は狭いが綺麗な部屋。ところどころ拳銃やマシンガンやら。
「そういや自己紹介が遅れたね、俺はジャック。」
モナーは、
「あ、僕の名前は。」
「いーや、いい、モナー君にモララー君、ギコ君でしょ?君達の虐殺は有名だよ。」
「へぇ、あ、そういや何でジャックさんは僕達を?」
ジャックは頷き、
「これからしぃを狩りに行く。君らに虐殺を手伝って欲しいんだ。」
「いいよ。ちょっと質問なんだけど。」
モララーが問う。
「なんだい?」
「なんで、ジャックさんの右目隠されてるの?」
黒い眼帯の様な物で覆われていた。
「これは・・・、拳銃でやられたよ。」
「!?」
みんなが驚いた。
モララーは困った顔をして、
「ご、ごめんなさい、分かんなかったんだ。」
ジャックは首を振って、
「ううん、大丈夫、これもいい思い出さ。よし、ではそろそろ行こうか。」
                            つづく

663 名前:aegis 投稿日:2006/01/17(火) 20:21:53 [ 4EPkuxfc ]
      The history of a fight

 第1話
 〔An opening of a bloody battle〕


 「敬礼!」
夏の蒸し暑い空気が充満したドックの中
その声にあわせて皆が敬礼する。
北モナリカ帝国イージス駆逐艦[殺戮]進水式。

 大将の話が長い進水式を終え、船員たちが解散する中。
「長かったもな・・・。」
「ああ・・・。」
殺戮の艦長、モララーと副艦長、モナーも部屋に戻るため基地の廊下を歩いている。
「しかし、しぃ大帝国がこの艦のイージスシステムを上回るものをつけた
重巡洋艦を作ってるって本当もな?」
「それはまだ未確認だが、エージェントの持ってきた資料では
この級の一番艦、[虐殺]と同等の性能を持つシステムの設計図が有ったらしい。」
「じゃあこの艦とほとんど同じ性能を持つ艦の存在が考えられるもなね。」
「ああ、それに向こうは圧倒的多数の人口と無尽蔵の資源がある。数で圧倒される。」
「それに新兵器が出てくるとなると・・・。」
「考えるな。」
モララーの一言にモナーは黙る。
やがて各々の部屋の前につき、そこで別れた。


 【あとがき】
 はじめまして、作者のaegisです。今回はじめての投稿でなかなかうまくいきませんでした。
虐殺表現もなかったですし。第2話から虐殺表現が入ってきます。
下手ですがどうぞよろしくお願いします。
 戦争ものなんですが、あらすじを言いますと、
北モナリカ帝国は、技術力があり、人口も周りの国より多く、技術大国です。
しぃ大帝国は技術力に乏しいですが、作中でも出てきたように北モナリカの三倍の人口と
世界一広い国土で、それをまかなえる資源があり、数の上で他の国を圧倒します。
 北モナリカとしぃ帝の戦いの発端は、3年前、937年の7月に、しぃ帝が急速に軍拡し
東の国、でぃ共和国を攻撃、そこにいるすべてのでぃ、その他を殺し、これを占領しました。
その後しぃ帝以外の国々は世界の危機を感じ、対しぃ帝連合を組みました。
これにより、進行は遅れましたが、2ヶ月前に極東の国、ニダー人民共和国の首都が占領され
残った人々は北モナリカの助けで救出されました。
そして、今に至ります。


 【兵器紹介】
北モナリカ帝国海軍[殺戮]
北モナリカ海軍の駆逐艦で最高速度33ノット
[虐殺]級駆逐艦の二番艦で、この艦は、船体・ミサイルこそ最新式ではあるが、
費用の問題からイージスシステムは旧式の[虐待]級駆逐艦の物と同じ物を取り付けている。
このことから、[改虐待]ともいわれている。ちなみに一番艦の[虐殺]は最新式のものを装備している。

【武装】
(艦首×1の意味は、基の数。なので艦首×1=艦首に1基ということ)
モナナ社 72mm速射砲×2 艦首×1艦尾×1 装弾数2000発
モナナ社 モコーリSSM発射機(艦対艦ミサイル)×6 左舷×3右舷×3 装弾数36発
ジサクジエーン社 自演SAM発射機(艦対空ミサイル)×9 艦首×1艦尾×4左舷×2右舷×2 装弾数72発
ヌケド社  バーガー発射機(艦対潜ロケット)×4 艦首×1艦尾×3 装弾数16発
ヘリコプター モーイング社 SH-2シーバーガー(対潜ヘリ)×2 艦尾飛行甲板×2

664 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/22(日) 00:38:15 [ 4KUgF/u2 ]
>>663

あとがきに書いてあるあらすじと、兵器紹介を作品の中に盛り込めば、完成度は飛躍的に上がります。

せっかく、ここまで設定を決めているのに、本来は本文に含まれない「あとがき」にそれを書いてしまうのは、非常に勿体ないです

665 名前: 投稿日:2006/01/22(日) 16:43:41 [ Nc6nsAyE ]
書きます。
       〜俺は虐殺厨じゃない〜

あるところに一人のモナーがいた。
「ハァ〜。今日はパチンコでも大勝ちしたから
 なんか久しぶりに清清しいなぁ・・・」
そこに・・・・
「ハニャーン!モナーサンダ!! ダッコシテモラオウ」
反対側からしぃが駆けてきた。
「げ・・・こんなときに糞虫かよ せっかくいい日だってのに」
「ハニャ!モナーサン!ダッコシテ ダッコシナイヤシハ虐殺厨ダカラネ」
「嫌d・・・(ん?待てよ?ダッコすればいいんだよな なら・・・)
 いいよ。しぃちゃん。ダッコしてあげよう」
「ハニャーン」
そういってしぃはモナーにダッコしてもらった。
3秒後
スゥ・・・ビタァァン!!
「シィィィィィィィィィィィ!!?」
「プッ(´,_ゝ`)」
思わず顔が変わるほど可笑しかった。
「ナニスルノヨ!虐殺厨!」
「ハァ?ダッコすれば虐殺厨じゃないんじゃないの?」
「ウルサイワネ! コノカワイイシィチャンノ オカオニキズガツイタジャナイ ダイタイシィチャンハ(ry」

666 名前: 投稿日:2006/01/22(日) 19:35:38 [ Nc6nsAyE ]
続き

「さっきから黙って聞いてりゃ・・・」
「トニカク! オマエノヨウナヤシハセイマターリホウイハンデチョウエk」
ドゴッ
しぃの頭に鉄拳の制裁が下された。
「さっきから黙って聞いてりゃうぜぇことをベラベラベラベラ・・・
 うっとおしいんだぉ!!!」
ドスゥ!
二発目。腹にクリーンヒットした。
「シィィィィィィィィ・・・ ダッコスルカラ ユルシテ・・・」
そしてそこから回し蹴り。
「ラァ!」
ガッ!
ドサッと音を立てると血を流して動かなくなった。
「決まった・・・いつかやりたかったんだ・・・これ。」
そういって爽快感をGETした後、何事も無かったかのように
清清しい時間に戻っていった・・・

          終わり

ちょっと出かけてしまいまして続きがかけなくなってすいません。
指摘お願いします。

667 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/23(月) 00:17:09 [ YFe8.Kos ]
>>661-662
地の文が余りに少なく、登場人物の行動に脈略が感じられない。
何故、雨が降っていると虐殺できないのか?
どうしてジャックという男の不合理とも思える申し出に応じる気になったのか、
この理不尽な流れの中で、どんな心理状態になってギコまで連れて行く気になれたのか?
余りに物語の内容が読者を置いてけぼりにしている。

恐らく脳内では、雨が降っていると虐殺できない理由も
ジャックの申し出に応じる気になったのかも
モナーとモララーがギコを連れて行こうとした事も
全て何らかの事柄が出来上がっているのだろう。
だが、全くと言ってもイイほど情報が無いために、物語の世界に入り込めない。

また、文章の書き方であるが、セリフ以外の部分が本当にお粗末だ。
文はほぼ過去形か、読点のままで句点も付けずに尻切れトンボで
テンポも悪く、こんなに短い文章にも関わらず最後まで辿りつくのが大変だった。

そして一番困った点なのだが、虐殺も虐待も含まない文章では評価のしようがない。
これから虐殺に入るし、セリフの中に虐殺という言葉が出てきているのだから
構わないと思うのかもしれないが、練習スレで虐殺部分も無しに投稿するのは
本当に何を練習したいのか理解に苦しむ。


情報の少ない文章の中で、とりあえず物語の可能性を幾つか考えてみた。

・注文の多い料理店風
余りに虐殺しすぎて対象を見つけるのも困難になった3人組が、
不思議な縁を感じた老人に導かれて、とある特殊なハントに誘われる。
最初は意気揚々と臨んでいたのだが、気付くと狩るつもりが狩られる立場となり…。

・老人が加虐者な話
虐殺を楽しんでいた3人組が、ある日、片目の老人に誘われある狩場へ赴く。
そこでも虐殺をいつも通り楽しんでいたが、それは罠で、老人は自らの片目と
家族の命を奪った3人を相手に復讐劇を始めだす。

・ウロボロスの尾、またはメビウスの帯のようなエンド
虐殺を嗜む3人が、老人に誘われてある虐殺に臨むが
思ったよりも愉しくない結果に不満を持ち老人を殺してしまう。
その場はそれで終わったのだが、次の日も次の日も同じ老人が現れ…。

3人が老人と共に虐殺に臨んで、何らかのハッピーエンドは
俺的に面白くないので考えなかったが、もしかしたら面白いのもあるかもしれない。


話の筋は、ここまでの部分ではありきたりな気もしますが、進め方次第で
幾らでも良くなる話だと思います。
文章も、色々とケチはつけましたが、セリフの箇条書きやシナリオ形式でもなく
小説の形を取っています。
とにかく、改善の為には慣れが必要不可欠だと思いますので、頑張って創作を続けて、
より良い話を書けるように練習していって下さい。
次回は出来れば、虐殺をちゃんと含んだモノが読みたいです。

668 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/23(月) 00:18:52 [ YFe8.Kos ]
>>663
虐殺が出てくる所まで書いていない事を自覚しているなら、
2話目も一気に投下したらどうだろう?
1話目の分量からいって、別に5、6話目まで投下されても文句は出ないと思う。
俺としては、時間が掛かるかもしれないし、目も滑るかもしれないが、
10レス位までは暇があれば面倒は見るつもりだ。

本文である1話目より、あとがきの方が字数が多いってのはちょっと酷いと思う。
664も指摘の通り、書いてある内容は幾らでも本文に盛り込める内容なので、頑張ってほしい。
もちろん、ツラツラと説明書きを並べるのでなく、何らかのエピソードとして入れてくれ。


本文の1話目は本当に何の変哲も無い話でしたが、あとがきの戦争の設定は面白いと思いました。
ただ、戦争の話はとても大きくなりがちで構成力が無いと往々にして頓挫しがちです。
戦争を描くための筆力ではなく、戦争を終結させるまでを見通すプロットが何よりも大切です。
ここまで細かな設定が作れたのですから、きっと最後まで見せてくれる事を期待しています。
文章の書き方の細部については、虐殺などが入ってから見ていきたいと思いますので
次回、また、ここに投下されるのを待ってケチみたいな事を書き込みたいと考えてます。
まずはノビノビと、多少の文章の矛盾は気にせずに色々な事をぶつけてみて下さい。

669 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/23(月) 00:20:01 [ YFe8.Kos ]
>>665-666
>>656-669と同一人物でイイんだろうか?
半角セリフや、セリフ形式など、随分と指摘点が直り、頑張ったと思う。
でも、まだ、色々とあるので、面倒だとは思うが頑張ってほしい。

まず、書きながらの投稿はやめろ。
練習スレとて、割り込まないよう書き込みのタイミングを待ってる奴もいるかもしれない。
投下は書き上げてから一気が基本だ。
そうしないと人の邪魔にはなるし、推敲だってマトモに出来ない。
ちなみに推敲とは、『文章を十分に吟味して練りなおすこと』
俺もあんまり推敲は得意な方じゃないし、書きあがったりネタが出来ると嬉しくて
大して寝かせもせずに投稿してしまう性質だが、大抵、後悔の原因になる。
練習スレにいるうちに自分の文章を見直す癖を付けておくべきだ。

それから、2ちゃんのAA派生の文章だからと言って、文中に顔文字は良くない。
小説である以上、文で語るのが基本だ。


ストーリー的な部分とかはありがちな展開ですが、題名の所がイイと思いました。
『虐殺しても、ダッコしてるのだから虐殺厨ではない』…単純明快にして内容も語っているのが
題名付けに悩みがちな俺としては羨ましいくらいです。

まだまだ、稚拙な所は多いですが、前回よりも格段に良くなりました。
一度自分で推敲をして何処まで高められるのかを見せてください。
その上で、文法的な技法などの、もうちょい難しい理屈もこねたいと思います。
それでは、また、次回、練習スレに新しい話が来るのを待っています。

670 名前:aegis 投稿日:2006/01/23(月) 23:07:39 [ jFfk/ovE ]
>>664殿、>>668殿、ご指摘ありがとうございます。参考にして続きを作りました。

 第2話
 〔A microwave oven〕


 薄暗いドックの中、しぃたちがあわただしく動いている。
理由は、新しい駆逐艦をテストで動かすからだ。
[ダッコ]と書かれたその船が今動き出そうとしていた。

 「ハヤクウゴカシナサイヨー!」
艦長らしきしぃが急かす。
「ハイ イマヨウイガデキマシタ!」
「マッタク オソイニモホドガアルワ!」
艦の周りにいるしぃたちが見守る中、艦のガスタービンが動き出す。
「ヨシ ウゴキダシタワ。」
機械は命令に忠実だ、命令されたことしかしない。
「レーダーノスイッチハ・・・ コレダッケ?」
「チョット ヘンナトコオサナイデクダサイヨ?」
「ソンナコトクライワカッテルワヨ アタマノイイシィチャンダカラワカルモンネ。」
命令に従い、大出力の[フェイズド・アレイ・レーダー]が動き出す。
機械は命令に忠実だ、命令されたことしかしない。
ぶちぶちと、繊維質の切れる音がした。
「ハニャ?シィーーーーーーーーーーー!?」
「グシャ」
周りで見ていたしぃたちが悲鳴をあげて砕け散る。
詳しい人ならわかるだろうが、《大出力》の《フェイズド・アレイ・レーダー》を、
すぐ近くで動かされたら、《電子レンジ》加熱状態になる。
ようするに猫を電子レンジに入れて加熱するのと同じこと、
それをこの艦長はやってしまったのだ。
本当ならば、この艦についている
[マターリ社製のダッコSSM]などの管制をするものなのだがな。
せっかく2年半かけてコピーしまくったものを・・・
しかし、艦の中に影響はない。
いや、あった、艦内がパニック状態に陥ってた。
「シィーーーー ナンデ!!」
「タスケテーー!! ダレカトメテーー!!」
「チョ チョットアンタ ドウニカシナサイヨー!」
「シラナイワヨ アンタノセイデショー!」
言い争ってるうちに何か押したみたいで、レーダーは止まっていた。
「チョットマッテ トマッテルミタイダヨー!!」
「ホント? アタシタチタスカッタノー?」
「ヤッパリ シイチャンタチノコトヲマターリノカミサマハミテクレテルノネ!!」
そこにドックの外にいた仲間たちが駆けつけた。
「ハニャ?チョットナニコレ?ダレガシタノ?」
「ミンナキテー!」
外に助けを呼ぶ。すぐに助けはきた。
そして即事情聴取となった。
「ナンデコウナッタノ?」
「ココノボタンヲオシタラ ミンナガハレツシテ ソレデ・・・」
「ホントニ?ホントニソウナノネ?」
疑ってはいるが、一応仲間だ。
それに、上に報告するとき、そう言っていたと言えば済む事だからだ。
「ナンデソンナコトニナッタノ!」
「スイマセン ナゼナッタノカハイマチョウサチュウデス。」
「サッサトチョウサシナサイヨー!」
「リョウカイシマシタ!」
ちなみに北モナリカではもうわかっていることである。
このおかげで新兵器開発が遅れたが、大きな作戦の[ダッコ革命]は
予定通り、開始することとなった。940年7月8日に発動されるこの作戦の
主力ともいえる艦がこの[ダッコ]だったのだが、あとから増援で行くこととなった。

671 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/24(火) 15:50:18 [ Wbysr5GY ]
>>670
まずは悪い所の話から。

段落前のスペースは付けるなら付ける。付けないなら付けないで統一すべき。
もしかしてセクションごとに先頭にスペースを付けるモノと勘違いしてないだろうか?
段落スペースを入れるなら、一文の終わった後の改行後の新しい文の全てに
スペースを入れていくべきだ。
ちなみに前回はただのミスかもと思って指摘しなかったのだが
幾ら段落だからと言ってカギカッコの前にスペースを入れるのはおかしい。
カギカッコの前にスペースは設けないのが基本だ。


所で、人称は三人称? それとも一人称のつもりだろうか?
三人称形式で書き進められている気もするし
まだ、この場には出てきていない謎の存在が一人称形式で、
この場所の説明をしているようにも思える。
ちなみに何処でそう思ったかは下に挙げた部分である。

>本当ならば、この艦についている
>[マターリ社製のダッコSSM]などの管制をするものなのだがな。
>せっかく2年半かけてコピーしまくったものを・・・

誰が誰に語りかけているのだろう? このせいで今までの流れでは
三人称っぽい文章だったのに急に調子がおかしくなっている。


それから、説明不足で分かり辛い点もあった。
武器の事は、まあ調べれば分かるのでイイのだが
調べようの無い点は困る。何処かというと下に挙げた所辺りだ。

>ちなみに北モナリカではもうわかっていることである。
>このおかげで新兵器開発が遅れたが、大きな作戦の[ダッコ革命]は
>予定通り、開始することとなった。940年7月8日に発動されるこの作戦の
>主力ともいえる艦がこの[ダッコ]だったのだが、あとから増援で行くこととなった。

何が北モナリカで分かっているのかが、俺には分からない。
この武器の誤操作による欠陥点だろうか?
それとも、しぃ達がこのようなミスをしたという事実を既に知っているのだろうか?
何にしても、この部分は書いている本人の脳内だけで物語が進んでいる気がする。


虐殺方法が電子レンジ状態で……というのはイイと思う。
でも、描写がイマイチだと思ってしまう。

猫をレンジに入れろとは絶対に言わないし、言いたくも無い。
もちろん、他の生物で試せとも言わない。
だけど、食い物を加熱する事くらいはあるだろう。
なので、想像して欲しいのだが、生肉をラップ無しで加熱した時に
果たして繊維質がぶちぶちと音を立てるだろうか?

虐殺や虐待は実際にやるものじゃないしやってはいけないが
自分の身近な例に置き換えて、こうなるのではないかと想像が出来るはずだ。
その辺から考えて、出来ればもっとリアリティのある描写を願いたい。


否定的な話は、まあ、この辺でとりあえず切り上げておきましょう。

しぃが出てきて半角のセリフが多くありますが、スペースのお陰で
何とか意味を読み取りやすく出来ていると思います。

前回の1話目の統率され落ち着いた北モナリカのドックの雰囲気と
今回の慌しく騒がしいしぃ達のドックの雰囲気も対照的に感じられ
最初の掴みとしては悪くない始まり方だと思いました。

ここから先、どのような虐殺劇が繰り広げられていくのか
軍備などに疎く、あまり軍的な物語に興味の無い俺には想像もつきませんが
次回に何が起こるのか気になってしまっているので、
もう少し磨いていけば、戦争モノや軍事的な事に知識の無い人でも
面白く読める作品になっていくんじゃないかと思います。

本当は、もうちょい指摘したい文法的な事もあるんですが、
勢いを削いでしまうと勿体無いので、とりあえず今回はこんな感じで…。

3話目も練習スレでお待ちしています。

672 名前:untitled 投稿日:2006/01/25(水) 23:25:44 [ TdBY4QLI ]
雨の中…"白い生き物"が狭い通りに転がっている。

「あぁ…もうすぐ死ぬんだ…」
そんな言葉を吐き、ゆっくりと瞼を閉じる。

数分前の記憶がフラッシュバックする…

殴られ、蹴られ、腕をもがれ、足も引き裂かれ、耳も千切り取られ…
今も腕が"あった"部分、足が"あった"部分からは真紅の血が流れている。

でも…あいつらには感謝している。

やっと逝けるんだ…




「死んだらどうなると思う?」

誰の声だったか… 頭の中にか細い声が響き渡った。

「分からない…」と少し力の入った声…

「そっかぁ…でも…」

「でも…?」

「メシくらいはまともに食えそうだなw」

「のんきだなぁ…w」

「ははっ…」

『なぜこの二人は笑い泣きしているんだ?』





ふと瞼を開けると、降り続けていた雨が突然と止んでいた。


"白い生き物"は空を見上げる。


建物の間を通して見える空は…狭く、遠い。

だが、雲から漏れた光は眩しすぎて、どんな場所からでも十分に見えた。

狭く小さな通りからすらも…

死を目前にしているものにすらも…



「…やっと俺も…そっちに逝けそうだよ…」

"白い生き物"…"達磨"…となったモナーは笑顔を作りゆっくりと瞼を閉じた。


同時に再び強い雨が降り始めた。


…強い…強い雨が真紅の血を少しずつ洗い流していった。





初めて書かせていただきました。
気分しだいでまた続きになる話を書かせていただきたいと思っています。

673 名前:untitled 投稿日:2006/01/25(水) 23:49:51 [ TdBY4QLI ]
行をあけすぎてますよね…
初めて書くので具合がよくわかりませんでした。

次回書くあたり是非参考にしたいので、採点お願いします。

674 名前:untitled 投稿日:2006/01/26(木) 20:22:54 [ udSsPi7s ]
続き書きます。

「ハァ…ハァ…」
「フゥ…もう巻いただろ」
「うん…」
小さな家の中、二人のモナーは肩で息をしていた。
片方のモナーには片耳がなく、もう片方は少し削れたような形をしている。
もう一人のモナーは普通だが、右腕に大きな傷跡が残っていた。
落ち着いた二人は自分のカバンから水の入ったボトルを出し、少しだけ口をつけた。
「疲れたな…少しねるか?」
心配そうに、傷のモナーは話し掛けた。
「うん…」
短い会話の後、二人は瞼を閉じた。

675 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 00:23:28 [ ey6K3/5c ]


なんかスレ違いっぽいので短編を書きます。

今日はモナー町のクリーン作戦の日。
小学生の子供たちが先生の周りに集まっている。
「それじゃあみんな!!担当の場所に移動しましょうね!!」
「はぁ〜い!!」
「あ、ダンボールはチョット思いから気をつけて運んでくるようにね」
それから先生の注意の後、グループごとに散らばっていった。

生徒たちは担当の場所を回ってみたが、ダンボールは見つからなかった。
「ダンボールないねぇ」
「うん…」
「チョット臭いけど、裏通りも探してみよっか」
「そうだね」
早速、グループで裏通りに行ったみた。
するとそこにはダンボールが6個もあった。
「あ!!ダンボールだ!!」
「たくさんあるね、他のみんなも呼んでこようよ」
そして、3人が他のグループの人を呼びに行った。

みんなが来る間モナーたちはダンボールを開いてみた…
すると中にはしぃが一匹べビしぃ数匹入っていた。
いきなりダンボールが開いたことにびっくりしたようだったがすぐに
「チョット シィチャンノオウチ カッテニ ノゾカナイデヨ!」
などと金切り声を張り上げた。
そんなしぃたちを見てモナーたちはキョトンとしている。
モナーたちは"しぃ"を見るなんて初めてでみんな興味津々だった。
「小さいね」
「うん…でもなんか臭いね」
「チョット触ってみよっと」
一人のモナーが触ろうとすると
「ナニスルノヨ ワタシノ ベビチャンニ サワンナイデヨ!」
と叫びながらモナーの腕に爪を立てようとしてきた。
が、とっさに腕を引っ込めたためモナーに傷はつかなかった。
「危ないなぁ!!」
「開けない方がいいよ!!早く先生のところに持っていこ」
一人のモナーがそう言った直後、他のグループのメンバーが集まった。
そして、4人がかりで1つのダンボールを持ち集合場所へと運んで行った。

676 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 00:25:41 [ ey6K3/5c ]
広場では生徒たちが自分たちの見つけたダンボールを囲んではしゃいでいた。
「僕たちのグループは3個もダンボール見つけたんだよ!!」
「こっちは6個も見つけたんだぞ!!」
などと拾ってきたダンボールの数を言い争っていたり、
「ダンボール…何にも入ってなかったよ…」
と、落ち込む生徒たちもいた。

数分後、生徒全員が広場に集合した。
先生たちはダンボールを生徒から受け取り中に入っているしぃたちをべビと2つに分けてカゴに入れていった。

作業が終了後、先生がしぃの入ったカゴを持ってみんなの前に来た。
「みんなのおかげでしぃが十五匹、べビが三十匹も集まりました!」
「それじゃあ今からみんなに初めての"虐殺"をやってもらいます」
虐殺という言葉を聞いた瞬間、モナーたちが一気に騒がしくなりました。
「服が汚れるからお母さんがダメって言ってたよ!」
「僕のお母さんも言ってた…」
先生がぎゃあぎゃあと騒いでいる生徒をなだめ
「大丈夫だよ。お母さんたちにはいいよって許可をもらってるんだから」
「そうだよ。だから今日は思いっきり楽しんでみようね!」
先生がそう言うとみんが手を思いっきり挙げて
「はぁ〜い!」
と言った。

677 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 00:45:56 [ ey6K3/5c ]

「それじゃあ二人に一匹ずつべビしぃを配りますねぇ」
先生はべビの首の後ろ…たわんだ部分を掴み生徒たちの前に置いていった。

いきなり親から引き離されたせいか
「チィチィ!」
「ナコ ナコォ!」
とモナーの足元に寄ってきた。

「みんなのところにちゃんとべビがいきましたね。それじゃあしぃを使ってお手本を見せます」
そう言うと先生はカゴからしぃを鷲づかみにして取り出した。
「チョット イタイジャナイ! イマスグハナシナサイ!」
しぃは甲高い声を張り上げるが先生は全く気にせず
「まずは虐殺の基本中の基本。耳もぎをやります!ちゃんと見てないとだめですよ」
先生はそう言った直後、しぃの片耳を軽くつまんだ。
「チョット カワイイ シィチャンノオミミ サワンナイデヨ!」
と甲高い声を上げたが、お構いなしといった表情で先生は一気に耳を引っ張った。

ミチィッ!!

という音とともにしぃの右耳がった部分からは真っ赤な血が流れていた。
「ハニャァァァァ!! シィチャンノ オミミサンガ!!」
という声が広場に響きわたった。
それを見た生徒たちが
「すご〜い!」
「おもしろそう!」
と感想を述べて言った。

しぃの耳をゴミ袋に入れた先生は次にしぃの足を掴み
「次は足を引っ張ってみるよ。ちゃんと見てるんだよ」
と言うと何の躊躇いもなく一気に左足を引き千切った。
「ハギャァァァァ!!」
という声が響くが、その声すらも生徒たちを興奮させていった。
「先生!!僕たちも早くやりたいです!!」
「僕も!」
「私も!」
という声が先生に向かって一気に発せられた。
先生はまぁまぁ、と生徒たちを落ち着かせ
「しぃの体は物凄く脆いです。私たちモナーみたいに力が強いと引っ張るだけで千切れちゃうんで
 あんまり力を入れなくてもみんな簡単にできるからね。もちろんべビはもっと脆いんだから丁寧
 に扱ってあげてね!」
というとみんな
「はぁ〜い!」
という声と同時に足元にいるべビしぃをおもむろに掴み、初めての"虐殺"を始めていった。

678 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 11:58:28 [ ey6K3/5c ]
掴み上げられたべビたちは
「ナコ ナコォ!」
と騒ぎ始めた。
モナーたちはその様子すら楽しむように
「じゃあ基本の"耳もぎ"をやってみようっと♪」
「じゃあ僕は足!」
とべビの足…耳…手を掴み、一気に引っこ抜いていった。
「チィィィィィ!!」
という声が幾重にも重なり広場中に響き渡った。

先生たちはその様子をビデオに撮りながら
「お母さんたちにも初めての"虐殺"を見せてあげようね」
と言い、楽しそうに"虐殺"を行う生徒たちをビデオを向けた。

数分後…広場に響いていた泣き声が小さくなってきた。
ほとんどの生徒たちの手には両足のないべビ、耳のないべビ…
中には足、耳、腕全てが引き千切られ達磨になってしまったべビまでいた。
べビたちは必死に
「ナコォ…ナコォ…」
「チィ…」
と力なく声を絞り出し、助けを求めていた。

虐殺が終盤に近づいたころ先生が
「それじゃあべビにトドメを刺しましょう!最後は自分の好きなようにイジってもいいですよ」
と言われると、生徒たちはすぐにべビにトドメをさしていった。

679 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 12:29:02 [ ey6K3/5c ]

べビを地面に置き一気に顔を踏み潰す生徒…

持っているべビを思い切り蹴り上げる生徒…

べビを思いきりひっぱり胴体を半分に引き千切る生徒…

目を抉りだす生徒…

先生たちはその様子を笑顔で見ながら
「やっぱり子供は発想が自由ですね」
「そうですね…あ、あれなんか今度やって見たいですね」
と言い、一人の生徒を指差した。
生徒はべビの脳天あたりに自分の鉛筆を刺し、傷口をグチグチを広げていた。
「チィィィイ!!」
と叫び、暴れるべビを押さえながら、広まった傷口に今度は指を突っ込んだ。
そして指を使い一気に傷を広げる。
べビの頭には縦長の大きな穴が出来上がった。
そこへモナーは手を一気に突っ込み、脳を鷲づかみにした。
その瞬間、べビがカッっと目を見開き
「ギャチィィィィィイ!!!」
とべビが叫び…事切れた。
モナーはそれに気づかず、べビのスポンジのような脳みそを取り出し、先生のもとへ走っていった。
「先生!僕すごいよ!べビの脳みそ取ったんだよ!」
「すごいねぇ!きっとお母さんも喜んでくれるよ!」
と言われると、モナーは満面の笑みを浮かべみんなのところへと走っていった。
「あの子…すごいですね…将来大物になりますよ」
「そうですよね…本当に…今から楽しみですよ…」
と笑いながら生徒たちを見ていた。

その横でしぃたちが自分の子供を殺されていく様を見ていた…
「ナンデ! ナンデ シィチャンノアカチャンガ コロサレナイトイケナイノヨ!!」
「ソウヨ! ベビチャンハ コレカラ オオキクナッテ ミンナノ アイドルニナルンダカラ!」
とぎゃあぎゃあと喚いていた。
その様子を見て先生たちが
「そんなに一緒にいたいんですか?」
と聞くと
「アタリマエジャナイ! ギャクサツチュウノ アンタタチナンカト イッショニイタラ タイヘンナコトニナッチャウモン」
とそろって叫びだした。
すると先生が
「わかりました。それじゃあ後で遭わせてあげますよ…でも物凄くキツイ事をしないとだめですよ」
「そうですよ、本当にキツイですよ。それでも頑張れますか?」
「ナニヨ ベビチャンノタメナラ ナンダッテガマンデキルワヨ!!」
「ソウヨ! ソウヨ!」
と十五匹のしぃたちが言った。

「わかりました。それじゃあ…」
「あ…僕が持っていきますよ」
と新任の先生がしぃの入ったカゴを持って小学校に向かって行った。
「ホントニ ベビチャンニ アエルンデショウネ!!」
「アエナカッタラ アンタタチ タイヘンナメニアウンダカラネ!!」
と喚くが、先生が
「大丈夫です。絶対に会えますよ…」
と言い不気味に笑って見せた。

680 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 13:21:53 [ ey6K3/5c ]

広場は文字通り"地獄絵図"になっていた。
緑の草が生えているはずの地面は真っ赤に染まり
そこらじゅうに原型が分からない程めちゃくちゃになったベビの肉片が転がっていた。
そんな中生徒たちは初めての"虐殺"を十分に満喫しみな笑顔を浮かべていた。

虐殺の終了後、先生の集合の合図がかかった。
「初めての虐殺は楽しかったですか?」
「うん!ものすごく楽しかったよ!」
「僕、また今度もやりたいです!」
と生徒たちは笑顔で感想を述べていった。
「はいはい、それじゃあ今日のクリーン作戦は終了です!」
「最後にジュースを配るからならんでね!あと今日した事は絶対にお母さんに話してあげましようね。
 きっとお母さんもよろこんでくれるよ」
と言うと生徒たちはぴょんぴょんと跳ね上がった。

数分後…生徒たちはみな自分の家へと帰り、先生たちは小学校に向かっていた。
「今回は結構いいものが撮れましたね」
「そうですね。来年はみんなのお手本用に放送しましょうよ」
「いいですね。特にあの子、鉛筆を使ってた子は学年を代表してもらっていいんじゃないですか?」
「そんなにすごかったんですか? 私…その子の虐殺見てなかったんで…」
と雑談を楽しみながら、十五匹のしぃたちが待っている小学校へと向かって行った。

681 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 17:09:43 [ ey6K3/5c ]

先生たちが帰ってくるとあの甲高い声が教室から聞こえてきた。
最後の断末魔が聞こえた後、新任の先生が体についた返り血をタオルで拭きつつ出てきた。
「すいません…あまりにもうるさかったんで」
「いいですよ。でも…残りは楽しみましょうね」
と校長が笑顔で言った。

今ここには四人のモナーがいる。
この小学校の校長と教頭。
今日のクリーン作戦に参加した生徒の担任。
そして先週入ってきた新任の先生。

教室ではカゴの中に十四匹のしぃと床に何か分からない肉片が転がっていた。
「ナンデ! ベビチャンニアワセテクレルンデヨ?」
「そうですよ。何なら今すぐにでも会えるんですけど…」
「ダッタラ サッサトアワセナサイ! コノギャクサ…」
としぃが喋り終わる前に教頭はしぃを掴んでいた。
そして両足を片手でまとめて握り一気に引き千切った。
「ハニャァァァア!!」
と声が聞こえるがお構いなしに耳も手ももいでいった。
あっという間に達磨になったしぃが
「ナンデ サッサト アワセテクンナイノヨ…」
「何言ってるんですか?今から天国に行くんでしょ?」
「そうですよ。だから言ったじゃないですか…結構キツイですよって…
 それに自分たちの子供は目の前で殺されてるじゃないですか…
 本当にこの世で会えるとでも思ってたんですか?」
と先生が言うと
「アイツラナンカ ワタシノ ベビチャンジャナイワヨ!! タブン ドコカニニゲタニチガイナイワ!!」
と必死に講義を始めた。
先生はだるそうに
「はいはい…会わせてあげますから…」
と言いしぃの首を掴んだ。
そしてゆっくりと雑巾を絞るように首を捻っていった。
「ガッ…ギギギ…」
としぃが必死に声を絞り出していたが…

ミチミチミチ…ブチッ!!

という音とともに頭と胴体が分かれ、首からは鮮血が飛び散った。
その光景を見たしぃたちの顔は一気に青ざめ
「ヤダ…ヤダヨゥ…」
「マターリシヨウヨ」
など必死になってモナーに自分が助かるようにと懇願していた。

682 名前:untitled 投稿日:2006/01/28(土) 17:37:54 [ ey6K3/5c ]

「じゃあ取りかかりますか?」
と校長が言うと
「はい…それじゃあ始めましょう」
と教頭が言うとと同時に一人三匹づつ掴み校長は四匹を掴んで職員室へと向かって行った。

職員室に入ると自分の机の中にあるスイッチを押した。
ピーッと電子音が聞こえた後、校長の机が動き地下へと続く階段が現れた。
「それじゃあ"私物"を持って降りてくださいね」
と言い、皆地下へと降りていった。
地下は丁度教室と同じくらいの広さだが、壁も床も全てが灰色のコンクリートでできていた。
先生たちはしぃたちを床に置くと、自分のカバンから使い慣れた道具を取り出した。
そして自分の担当のしぃを掴み、虐殺を始めていった。

新任の先生はまず定番の耳もぎをしぃにくらわせた。
「ハギャァァァァ!! シィノオミミガァ!」
と叫ぶが、叫んだところで先生の手が止まるわけがなかった。
次に体に片足を乗せ、取り出した棍棒でしぃの足を何度も叩きつけた。
脆いしぃの足は2、3度叩かれただけで原型をとどめておらず、
先生が手を止めた時には足が無くなっていた。
しぃは叫ばずに目を見開き…失禁していた。
見るからに汚くなったしぃを先生は棍棒で一気に叩きつぶした。
三人の中で一番派手な音を立て泣き声が聞こえなくなるまで叩いた。

原型をとどめていないしぃを見て
「ふぅ…次はどうしよっかなぁ…」
と考え、教頭の虐待を観察してみた。

教頭はしぃの体を押さえつけると尻から何かを入れている。
そのチューブをよく見ると…練りからしが入っていた。
からしが尻から入ったとたん
「シ、シィィィィィィイ!!」
としぃが声を張り上げた。
と同時に教頭はしぃの尻に大きな栓を差し込んだ。
しぃは
「ウンチサンガ… オナカガイタイヨォ!!」
と叫びながら力んでいるが、栓がささっているいるため糞はできない。
そして動くに動けなくなったしぃを教頭は蹴りつづけた。
主に腹を中心に蹴りまくり、わざと腸を刺激するように踏みつけたりもした。
蹴りつづけていくうちに、しぃは口から血を吐き出し前のめりに倒れこんだ。
そのまま動かないので教頭は背中に全体重をかけ…乗った。
ボキボキボキッという音とともに尻にささっていた栓が抜け、糞が一気に噴出した。
しぃは叫ぶこともできずに事切れた。

683 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/28(土) 20:43:29 [ T2JP8R6E ]
終わりか?

684 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/28(土) 21:06:15 [ T2JP8R6E ]
取りあえず採点

悪い点(&追加すればいいかなぁ・・・的点

×=生徒○=児童
それと小学生ではまだアフォしぃのことを知らないやつが多いんじゃないか?
で、そこに
「少し抵抗をもって・・・・・etc」
で、そこで先生(公
が、「どうした?早くやるんだ?そのくらい・・・etc」
 「でも・・・」
 「いいか?アフォしぃってのは・・・etc」

こんな感じの会話も入れてもいいんじゃないかい?
それと
>広場は文字通り"地獄絵図"になっていた。
直しましょうか。
広場は(文字通りは×)地獄絵図になっていた。
文字通り?何がでしょうか・・・^^;
少し言語の使い方、書き方をはっきりさせればあなたは結構・・・w
あぁ、あとストーリー的に大虐殺はあまりよくはありませんね。
まず基本はストーリー性を固定することですかね。
大虐殺自体はまぁいいのですがストーリ性に欠ける・・・
大虐殺をやる場合モララーを使えばいいかもしれません(ありきたりですが^^;
なぜか?
児童ではやれる範囲に制限がありますよね?
その点もろもろふまえてモララーを使うといいかもしれません。
またサブにモナーやギコ、本物しぃを入れるとなおかつイイですね
あ、もちろんモララーに限りませんけど。
子供を使う場合大人AA(モラ、モナ、ギコ、本しぃ等
をいれなきゃまずいですね・・・

いい点

しぃ虐はあなた得意でしょう?
バリエーションがありますね。
私も鉛筆には先生と同じく驚きましたw
そこは学生ならではの攻撃でとってもその点を生かしてると思います。

追加。
あなた結構筋がいいですね。
そんなあなたにお題で書いてもらいます。(一回だけですが
お題「アフォしぃ&本物(に将来なる利口な)ベビしぃ」
です。
書いてみてください

685 名前:untitled 投稿日:2006/01/29(日) 00:30:14 [ VbEEo8mI ]
>684様 採点ありがとございます。
厨房の作品ですが… 指摘してもらえて本当に嬉しいです。

やはりちゃんと勉強した方がいいですね。
勉強になりました…
次作まではAAの種類や性格なんかもしっかり掴んでから挑んでみたいと思います。

それとお題の「アフォしぃ&本物(に将来なる利口な)ベビしぃ」
というのはアフォしぃとベビしぃ(アフォでない)二匹を使った作品を作ればいいのでしょうか?

686 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/01/29(日) 07:33:16 [ 1/A/QV/6 ]
その二匹を使えばなんでもいいです。
あ、でもベビばちゃんと生かしてくださいね^^;

687 名前:untitledさんじゃないけどやってみた 投稿日:2006/01/29(日) 23:07:33 [ BChDOrlc ]
アフォしぃと本物ベビ

ある町に持ち主の管理の行き届いていない廃ビルがあり、
そこにアフォしぃと呼ばれる女性達が5人で住んでいた。
アフォしぃとは代々ホームレスとして女性のみで集団で過ごし
定職を持たず男性との性交やゴミのリサイクルで生活の糧を得ている
しぃに対して使われる差別語である。

ある日、1人のアフォしぃがベビしぃを産んだ。母親となったアフォしぃは
その娘を溺愛し、娘のいない他のアフォしぃも自分の子の様にその子を可愛がった。
しかし、この集団にとって不幸な事が一つだけあった。
母親達は気づいていなかったが、生まれたベビしぃは本物しぃとして
この世に生を受けたのである。

生まれてすぐに言葉を覚え世の中を理解したそのベビしぃは、
自分はこのままここにいても好きな人と結婚もできず社会に
貢献する事もできない事に絶望し夜中にビルから逃げ出した。

話は変わるがアフォしぃは男子を出産しないとされている。
男子が生まれた場合すぐに殺して埋めているとも女性だけで生活し
世代を重ねてきた結果男子が生まれなくなったともいわれているが
真相は知られていない。

 閑話休題。逃げ出したベビしぃは朝の十時になると同時に町役場
に駆け込んで自分の衣食住の保障を受けに行った。
「私はアフォしぃから生まれたベビしぃですが普通のしぃとして
生きていきたいので逃げ出してきました。住むところを紹介してください」
「分かりました。しかしそれはあなたが本物のベビしぃである事を
証明してからです。あなたには簡単なテストを受けてもらいます」

688 名前:untitledさんじゃないけどやってみた 投稿日:2006/01/29(日) 23:08:29 [ BChDOrlc ]
「テスト?」
「テストの内容は以下の通りです。これから以前住んでいた場所に向かい、
産みの親とその仲間達を残酷な方法で殺害する。これができなかった場合は
社会不適合者としてのたれ死ぬか実家に帰るかを選んでもらいます」
ベビしいの答えは最初から決まっていた。あんな所で自分の才能を枯らすのは
ご免だし、のたれ死ぬのは論外だった。
「やります」

 その日の午後ベビしぃは試験官のモララーと共に自分の生まれた廃ビルに
戻ってきていた。
「ベビしぃさん、私はここで待っていますので頑張ってください。なーに、
アフォしぃの5人や6人あなたが本物なら楽勝ですよ」
「はい」
町役場で受け取った武器袋を左手に持ちベビしぃはビルに入った。

 ベビしぃがただいまと言ってビルの門を明け中に入るとビル内に5人いる
アフォしぃ全員が出迎えた。
「「「「「「ベビチャンオカエリー」」」」」
「イママデドコニイッテタノ?オカアサンシンパイシタンダカラネ」
そう言ってから母親のアフォしぃは抱きついてきた。
「お母さん、脇が臭いです。さようなら」
ベビしぃは武器袋から包丁を取り出して母親アフォしぃの腹に突き刺して離れた。
他のアフォしぃからは見えない位置で刺したのでまだ誰も気づいていなかった。
「ウッウッ ベビチャンカエッテキタヨーハニャーンハニャーン!!」
母親の妹のアフォしぃは大声で泣きながら喜んでいる。
「叔母さん、うるさいです。さようなら」
ベビしぃは叔母アフォしぃの開いた口に爆弾を放り込んだ。

689 名前:untitledさんじゃないけどやってみた 投稿日:2006/01/29(日) 23:09:07 [ BChDOrlc ]
「シィィィィ・・・シィノ・・オナカ・・・」
「バニャャャン!!」
母親アフォしぃが内臓をばら撒いて倒れ、叔母アフォしぃが爆発したのを見て、
アフォしぃ達はようやく目の前のベビしぃが自分達にとって危険である事に
気づいた。
しかし残った3人の中の1人は愚かにもベビしぃを説得しようと前に出た。
そのアフォしぃは5人の中でリーダー的存在のアフォしぃだった。
「ベビチャン モウヤメナサイ! ソトデナニヲフキコマレタカシラナイケド アナタハモットモヤッテハイケナイコトヲ
シテシマッタノヨ デモ ワタシタチハアナタヲユルシマス ダカラダレガアナタニコンナコトヲメイレイシタカ―」
「・・・リーダーさん」

ベビしぃは下を向きもじもじし始めた。
それを見たアフォしぃ達は説得に成功したかと思ったが実は違った。
ベビしぃは己の行動を反省していたのではなく、武器袋を覗き込んで
いただけだった。
やがて武器袋の奥から目当ての武器マシンガンを見つけ、
両手で袋から取り出してアフォしぃ達に向けて構える。
「半角長文がうざすぎます。面倒なので3人まとめて死んでください。
さようならリーダーと他2名」
「シ」
「ィ」
「ィ」
「「「シィノゼンシンガハチノスミタイニアナダラケニナッテイイクヨォ!!!」」」
3人は悲鳴をきれいにハモらせて前のめりに同時に倒れた。

その後ベビしぃは廃ビルの中にモララーを呼び寄せ殺し方を評価してもらった。
「殺し方がちょっとあっさりし過ぎているけど初めてでこんだけできれば多分合格だね」
「本当ですか!?」
この時ベビしぃは生まれて初めて笑った。彼女の人生はこれからだ。



690 名前:686 投稿日:2006/01/30(月) 16:38:08 [ /Le4E25Y ]
やってみたかw
う〜ん。惜しい。後五点。95点だね。
悲鳴の「「「シィノゼンシンガハチノスミタイニアナダラケニナッテイイクヨォ!!!」」」
これをこう直したら・・・・
「「「シ・・・ノゼンシ・・・ハチノ スミタイニ・・・アナダラ・・ケニナッ・・・テイグヨ゙ォ゙・・」」」
こんな感じにしてれば・・・・・
残念。
untitledさん待ってます。

691 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 20:00:24 [ ql/a4nLw ]

またダメだった…

俺はモララー ここらへんじゃ結構名が知れてる。
有名なのは俺の親父の方なんだが…

俺の親父はこの街で掃除屋という仕事をしていたらしい…
掃除屋とは街に住んでいるアフォしぃたちを駆除する仕事だ。
当初、親父は住民からの苦情を受け付け金と引き換えにしぃを殺していた。
だが、掃除屋を始めて数年後…親父はモナーの子供を殺してしまったらしい…
現場にはしぃの死体とモナーの子供の死体が転がっていたそうだが、
なぜ親父が子供を殺したのかは分からなかった。

親父はもちろん終身刑。
何の罪もない子供を殺したのだから当然の報いだとは思うが…
そのせいで俺は職にすら就けなかった。

今日もコンビニを3件程回ったがどこも俺を雇ってくれなかった…
このままじゃアフォしぃ以下の生活をしていかなきゃならなくなる…
何か考えないとなぁ…
でも…その前にメシでも買って帰るか…

その後、スーパーで弁当を買って帰る途中だった…
路地から何か聞こえる。
この声は…
「…シィィィィ!!…」
紛れも無い、しぃの声だな。
丁度いい…むしゃくしゃしてたとこだ。

俺は声が聞こえた路地へと歩いていった。
しぃに見つからないよ壁際から路地を覗いて見ると…

しぃとベビ…そして真っ赤な肉片が転がっていた。

692 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 20:30:01 [ ql/a4nLw ]

そこにはしぃたちだけで加虐者AAはいなかった…
正直、虐殺に混ぜてもらおうと思っていたんだが…
まぁいい…

俺はゆっくりとしぃたちに忍び寄ろうとした。
その時だった。
ベビが口を開いた。
「あ〜あ…お友達死んじゃいましたね…」
なんだ?あのベビ…全角が喋れるのか?それじゃあそこのしぃは…
「ナニイッテルノヨ! アンタガアンナコトイワナキャ…オトモダチ シナナカッタノヨ!!」
ん?親が全角じゃない…どういう事だ? それにこの状況はよく分からんな…
何があったか聞いてみるか。
「おい…何かあったのか?」
「モララー!? アンタミタイナヤツガ ナンデココニインノヨ!! サッサトドッカニイッテチョウダイ!!」
「あ…モララーさん、こんにちわ」
まるで態度が真逆だな…とても親子に見えねぇな。
まぁ少し興味があるからベビの方に聞いてみるか。
「ベビちゃん、何かあったの?」
「はい…実は…」
「チョット!! ドッカイッテッテイッテルデショ!! キコエテナイノ!?」
ったく…話に割り込んできやがって。
「殺していいですよ…」
「は?…」
「そのしぃ…殺してもいいですよ…」
俺は耳を疑った。
小さな声だったが…確実に…
自分の親を殺していいと言っている。
一応確認のためにもう一度聞いてみる。
「んじゃあ、本当に殺すぞ?いいんだな」
「はい…」

…よく分からないが本当に殺してもいいらしいな…

「それじゃあやらせてもらうけど…後悔しないでね」
「はい…」
「それと…」
「はい?」
「終わったらさっきの話の続き聞かせてくれないか?少し興味があるんでな」
「いいですよ…」

693 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 20:50:22 [ ql/a4nLw ]

「それじゃあ遠慮なく」
ベビとのやりとりを不思議そうに見ていたしぃに言ってやった。
「ベビちゃんがお前を殺していいんだってさ。もちろん普通に殺したりはしないよ…
 ちゃんと"虐殺"してあげるからね…」
「ナニイッテンノ?? ベビチャンガソンナコト…」
「言ったぞ?聞こえてなかったのか?」
「ウソヨ!! ソンナコト ベビチャンガ イウワケナイデショ!!」
あくまでも言ってないと信じたいようだが…まぁいい。
親族の了解も得てる事だしな…

俺は弁当に付いていた箸を掴み、しぃを持ち上げた。
そしてその箸を耳の中に突き刺した。
「ハニャァァァァア!! オミミガァ!!」
やっぱり定番ばかりだと飽きるからな。
こんくらいの捻りがあるといつでも楽しめる…やっぱ虐殺はいいな…

耳の中からドロッした血が流れ出てきたが、気にせず穿り回した。
だが穿るたびに
「ハニャァァァァ!! ヤメテェ!!」
という劈く声が響く。
うっとうしいな… この口が邪魔なんだな…
俺は耳から箸を抜き、しぃの顎を押さえた。
そして下顎あたりから一気に箸を、突き刺した。
しぃが一瞬声を上げようとしたが、箸が下顎から上顎まで貫通していたため口が開かなかい。
必死になって手足を振る様が最高にいい。
だが、さっきから暴れるのが激しくなってきてるな…
一応折っとくか。
俺は暴れるしぃを押さえつけ右上を持った。
右足を右腕の上に乗せ、曲がる方向とは真逆に腕を折り曲げた。
だが力を入れすぎたせいか…折れた関節の部分から骨が覗いていた。
その後、全ての四肢を折り曲げた。

こんだけやれば十分だな…
自己満足した俺は、しぃの体を持ち上げコンクリートの壁に叩きつけた。
顔面から当たったせいで最後の表情が見れなかったが、十分楽しめたな。

…と思いながらしぃの死体を見ていると、ベビが足元によってきた。

694 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 21:03:50 [ ql/a4nLw ]

「お母さん…死んじゃったぞ…いいのか?」
「お母さんじゃないですよ」
は…?何言ってるんだコイツ…
「だって一緒にいただろ?」
「たしかに一緒でした…でも義母ですよ…それにとても母と呼べるような人じゃなかった」
義母…だったのか…って…
「おい…何で泣いてるんだ?義母だからよかったんじゃないのか?」
「はい…いや…そうではなくて…」
「ん?」
「実はこの人…私の本当の母を殺した人なんです。それも私の目の前で…」
「なっ…」
「何でも、自分の子供が死んでしまったらしく子供欲しさに私の母を殺し、私を連れて帰ったんです」
「………」
「最初は恐ろしくて逃げたかったんですが…その気持ちが次第に殺意へと変わっていったんです」
「それで一緒に暮らしてたのか?」
「はい…本当は自分が強くなって殺すつもりだったんですが…
 モララーさんのおかげで敵をとれました…本当にありがとう…」
それだけを言うとベビは疲れたのか、その場で瞼を閉じた。

その後、見捨てればよかったものの俺はベビを家につれて帰ってしまった…
同情という気持ちもあったが、話を聞くのを忘れてたしな…
目が覚めたら聞けばいい… それから逃がしても悪くないだろ…

695 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 21:32:07 [ ql/a4nLw ]

数年後…

今俺の前にしぃが二匹いる。
周りにはしぃの死体が4体…生きているのはこの二匹だけだ。
毛並みの良いしぃは片手にサプレッサーのついた銃を握り、薄汚れたしぃに狙いを定めている。
薄汚れたしぃが口をパクパクを動かしながら
「ナ…ンデ? ナカマデショ? ナンデシィチャンヲ…」

パシュン! パシュン! パシュン!

サプレッサーを装着した銃特有の乾いた音が路地に響き渡った。
その後、俺としぃは"アフォしぃ"の死体を真っ黒なゴミ袋に詰め、路地に座った。
「ここなんだな…」
「そうです…」
「ちゃんとお母さんにお別れしの挨拶しろよ」
「はい…」


あの後、俺はベビにお礼になんでもするから居させてくれと言われた。
もちろん俺にはベビを養う程、金がなかったので断ったのだが、
それを聞くとベビは俺の代わりに働いてくれた。
ベビがチビになる頃には食っていく事に困る事がなくなる程余裕ができていた。

だが、俺も男だ。
誰も俺を雇ってくれないなら、俺が仕事を始めればいい…
そう…親父が始めた仕事を…

その後二人で掃除屋を始めた。
始めた当初、かなり不安だったがしぃのおかげもありぐんぐんと評判が良くなってきた。
そして今日 この仕事が、この街での最後の仕事だった。


「終わったか?」
「はいw」
「それじゃあ…次の街に行くか」
「そうですね…あ、でも…」
「ん?」
「その前にお腹が…何か食べに行きませんか?」
「ハハwそうだな」

俺たちはこれから他の街へ行く。
この仕事もかなり名が知れたらしくついに他の街からも取引がきた。

このままいけば親父よりも有名になれるだろうが、俺は親父なんかと一緒にはなりたくない。
俺は…しぃと一緒に居れてメシがちゃんと食えればそれでいいんだから…


俺は死体の入ったゴミ袋をゴミ箱に詰め込むと、しぃを女子席に乗せ車を走らせた。

696 名前:untitled 投稿日:2006/01/31(火) 21:41:24 [ ql/a4nLw ]
すいせません… 出すのがだいぶ遅れてしまいました。

今回は初の一人称視点(?で話を書いてみました。

あと内容なんですが…お題は一応ちゃんと守れました(多分…
が、虐殺シーンが少ない上、どちらかと言うとストーリー重視になってしまいました…

まだまだ勉強不足ですな…採点&ご指摘お願いします…

697 名前:686こと電(ry 投稿日:2006/02/01(水) 21:21:48 [ /pXEOd/I ]
電(ry をコテとします
いやいや。あなたとってもよかったですよ?
ストーリー重視・・・かつ虐殺表現がうまい・・・
ですが、あなたの言うとおり、虐殺シーンが少ないと思います。
もう少しつけると文句なしですね。
少し で変わるのですから。
ん、今気がついたこと、×=女子席○=助手席
ですね。
あと親しぃ(本しぃのほう を殺してるシーンも・・・ほしかったなぁ。
こんな感じに(・・・部分はアレンジしてください と
「キョウモゲンキニ(ry」
「ベビちゃん。あのしぃを・・・etc」
「わかってる。・・・・etc」
「ハニャ! ソノベビチャンカワイイ! ワタシニチョウダイ!・・・」
「え?・・・」
そっから戦闘シーン。でも本しぃは勝てるに決まってる。
銃でもアフォしぃに持たせればいいですかね・・・
その後は・・・考えてください。
 だいぶよくなったけど・・・もう一がんばりですね。
これからもがんばってください。

698 名前:untitled 投稿日:2006/02/01(水) 23:33:17 [ bLNgppus ]
ご指摘ありがとうございます。

やはり虐殺シーンが少なすぎましたね。
次回は虐殺表現を多めにしてみようと思います。
それと誤字にも気をつけます…

また短編を書かせてもらうと思いますが、
その時は採点・ご指摘お願いします。

699 名前: 投稿日:2006/02/03(金) 17:25:13 [ ovkWMGSA ]
          Genuine article shi's PASS(本物のしぃ証明書

・・・・私はしぃ乃。・・・そうね。しぃ族と聞くとアフォなイメージがあるわ。
だけど だけど私は違う。なぜならこの「Genuine article shi's PASS」(通称GASP
を持つ資格を持つ。この町ではアフォしぃ対策としてこんなものが配られているわ。
もちろん テストなどもあるけど。私はそれを娘、夫と一緒に受けに行くの。
あ、でも夫はモララー族。受ける必要なんて無い。

ここはアフォしぃ対策センター

「では。こちらにお名前とご住所、電話番号をご記入の上、サインを。」
「はい。あ、こっちの娘に方にも。」
この子はしぃ香
「娘さんもですか?」
「ええ。まぁ、早めに取っておこうかと。」

1分後
「・・・じゃあOKです。こちらへ。あちらの係員の人の指示に従ってください」
「はい。」

そこには10人くらいのしぃ族がいた。
「それではもう少ししたら試験を開始しますので。」
係員が言った。
「・・・となり、いいですか?」
「ええ。いいですよ。あなたも受けにきたんですか?」
「そうですよ。あの娘と一緒に。」
しぃ香はペコリとおじぎをした。
「この子はしぃ香といいます。」
「いい名前ですね。私はしぃ美。この子はしぃ理といいます。」
ひょこりと後ろから出てくるとあせったようにおじぎをした。
ニッコリと挨拶を交わした後、試験官のような人が出てきて、
「そろそろ始めます。」
そういった。
「しぃ香、がんばろ。」
「ぅん・・・」
自信なさげにいった。
「大丈夫よ。ね?」
「そうだよね・・・」
「はーい!今からはじめますので親の方はこちら。オチビちゃん達はこっちに並んでください。」
・・・・なぜかハイテンションな試験官。
             これから試験が始まる

700 名前: 投稿日:2006/02/03(金) 19:47:23 [ ovkWMGSA ]
こちらは親しぃ達。
「これからあなた達にはこの・・・虐殺をやってもらいます。」
周りがざわつき始めた。
「おっと・・・勘違いしないでください。これは生きていくための鍛錬です。」
その言葉が耳に入ると、皆、なるほど という顔をした。
早速始まった。
支給された銃や包丁で次々とアフォしぃを殺していく。
ドンッ!
「ハニャァァァァァァ!!シィノオミミサンガァァァ!!」
バスッ!バン!
「ハニャ・・・マダ・・・・シ・・・タクナイ・・・・・ヨ。」
ブシャア!
「シ・・・・?」
スパッ
「シィィィィィィィィィ!シィノアンヨガァァァァ!!」
中には殺されるとわかっていても、
「シィハマターリノカミサマガ マモッテクレルモン」
「アンタタチナンカヨリモ アタシタチホンモノノシィノホウガ ツヨイモンネ!」
などとほざく馬鹿もいた。
抵抗しながらも銃をとり、殺していく物、笑いながら殺していくもの。
しぃ族もいろいろな奴がいるものだ。
さて。最後はしぃ乃だ。
(所詮偽よ。しぃ族の恥さらしを殺してあげるのよ。そう。私は間違ってはいない)
ズダン!ズダン!ズダン!
凄い勢いで殺していく。見事といえようか。
悲鳴を上げる暇もなく首を切られる偽しぃもいた。
(ほぉ・・・やるな。)


そんなこんなで試験が終了した。後は結果を待つのみだ。

701 名前: 投稿日:2006/02/03(金) 20:09:34 [ ovkWMGSA ]
一方チビ達はというと・・・・
「いいですか?ダッコはねだりすぎると虐殺されてしまいます。
 嫌といわれたらすぐにあきらめましょう。」
こんな感じの授業をやっていた。
一通り授業が終わった後、簡単なテストがあった。
「はじめ!」

40分くらいがたった。
「やめ!」
先生(試験官)がテストを回収し始める。

これでチビ達は終わりだ。

702 名前: 投稿日:2006/02/03(金) 20:58:11 [ ovkWMGSA ]
そして・・・・
ピンポーン!
「結果が出ました。受付のほうで報告書をもらってください。」
ピンポーン!
「試験番号1番の方〜!」
「2番の方〜!」 
そして
「試験番号9番の方〜!」
しぃ乃の試験番号は9番だ。
しぃ香も通知をもらった。



どちらも合格したようだ。
「やったね。しぃ香!」
「うん!」

受付でGASPを貰い受けた。
これで本物のしぃとしてみなされる。
そうそう。このカードは映画館や本屋、公園にいたるまですべての建物、公共の場に入るときに、必要とされる

そして一年がたった

ボコッ!ドカッ!
しぃ乃が偽しぃを蹴り飛ばしている。
「いい?あなたは偽者なのよ?わかる?」
「シィィィィィィィィィィィィ! シィチャンガ ホンモノナンダカラ!」
「あら?じゃああなた、GASP 持ってるぅ?クスクス。」
「シィイィィィィィィ! ナニヨ! ソンナモノモッテナクテモ シィチャンハホンモノダカラネ!」
「糞蟲が偉そうにしないでねぇ。ねぇ。 偽 者 さ ん ?」
その次の瞬間にグシャ!という音を立ててしぃの頭がなくなった。
そう、しぃ乃はしぃ族の中でも名が高い虐殺のエキスパートとなっていた。

こちらでも   ドスッ!    かわいたナイフの音がした。
「シィィィィ・・・ クソガキノクセニ・・・」
「誰が糞ガキよ。」
スパッ!
・・・・そう。この声はあのしぃ香だった。
期待の新星と呼ばれる身になっていた。その後そのしぃ親子は幸せに暮らしたとさ

                終わり

703 名前: 投稿日:2006/02/04(土) 12:36:40 [ pcJAjewA ]
           お  ま  け

その一〜アフォしぃ〜
「ヒマダナァ・・・ハニャ! ソウダ! コウエンニイコウ!」
そして
ピー・・・ピー・・・「シィゾクノカタデスネ GASPハ?」
門に立つロボが言った。
「ハニャ・・・ナニソレ・・・?」
「オモチデナイノデスネ?オモチニナラナイトハイレマセン。」
「ナニヨ!カワイイシィチャンヲ イレナイッテイウノ!?」
「ソレイジョウイウトチカラズクデモハイジョシマス。」
「イイワヨ! カカッテキナs」
BIBIBIBIBIBIBIBI!!!
「ギャシィィィィィィィ!!?」
「アフォシィ・・・・ハイジョカンリョウ」
GASPを持ってないとアフォしぃはこんな目にあいます

おまけその2〜回収〜
ここはアフォしぃ対策センター GASPを取得できる場所だ。
そこに一匹のアフォしぃがやってきた。
「ハニャ! GASP トカイウノヲトリニキタヨ サッサトカワイイシィチャンニ ヨコシナサイ!!」
「・・・・じゃあこちらにお名前とご住s(ry」
3分後
(うわぁ・・・ひでぇ字。)
「では、コースを選んでもらいます。普通コースとダッココースどちらにしますか?」
「ダ・・・ダッコ!?ハニャ! ソッチニスル!」
「ではあちらに・・・」
「カワイイシィチャンダモンネ トウゼンヨ♪」

で。

「ではダッココースをはじめます。」
シュルシュル・・・ギュッ!
「ハニャ? ナンデシバルノ?」
「あはははは!だまされた!つーかお前らアフォしぃが試験を受ける資格なんてねーよ!ww」
「キィィィィィィィィィ!ダマシタワネ! スグホドキナサイ! サモナイトヒドイワヨ!」
「バーカ誰が解くかよ。お前は試験用に使われるんだ!・・・おー腹痛て・・・・w」
「クソ! ハナシナサイ! コノギャクサツチュウ! シィチャンハ2チャンネルノアイドルナンダカラネ!!!」
「はいはい・・・おーい。一匹連れて行ってくれ!」
「はいよー。ご苦労さん。」
「シィィィィィ!ハナシナサイヨ! バカドモ!」

このような感じで対策センターのアフォしぃは補充されていく・・・・

704 名前: 投稿日:2006/02/04(土) 12:39:04 [ pcJAjewA ]
どうでしょうか・・・採点お願いします。
あと夫モララーが名前だけなのは気になさらないでください

705 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/02/09(木) 22:00:10 [ ec/K.jK6 ]
しぃが造ったしぃ虐マシン
「ハニャーン ツイニデキタヨ 」
ここは使い古された倉庫。今はもう使われていない。
ただ、数匹のしぃが隠れ住んでいた。
「ハニャーン ヤットデキタノネ 」
「コレデマイニチダッコデキルネ 」
「ギャクサツチュウモ モウコワクナイネ 」
しぃ達が歓喜の声をあげているのは、しぃ達が最高のマターリロボを造り上げたかららしい。
しぃの半角言語は聞き取りずらかったが、このロボットには多数の機能が付いているらしく
見た目はしぃそっくりで、自動で移動し、抱っこを求め、驚くことに抱っこしなかった者を虐殺厨と判断し、自動あぼーん。
しかも逃げられても追いかけ続けるという糞虫ならありえない技術の結晶だった。
しかし自分たちで造ったこのロボがしぃ族を地獄に叩き落とすことになる。
「ツイニギャクサツチュウドモニ フクシュウデキルノネ 」
「ハヤク アボーンシテホシイヨウ 」
しぃたちからは笑顔が絶えない。
「ジャァ スイッチヲイレルヨ 」
このしぃがしぃ族を絶滅に追いやる引き金となった。
ガコンッ!
スイッチが入った。 しぃたちの期待は頂点に達していた。
「ウィィィン ガガガ… 」
「ハニャッ ! ウゴイタヨッ ! 」
「ツイニシィチャンガ マターリデキルジダイガ ヤッテクルノネ 」
しかしあろうことかロボットは
「ガガガ…  ダッコ… 」
としぃたちに抱っこを要求してきたのである。
「ハニャッ ? ナンデシィチャンガ ダッコシナクチャイケナイノヨッ !? 」
しかしロボットは
「ガガ・・ダッコ・・ガガ・・」
 と、要求をやめない。
そしてしぃに向かって抱っこをしてもらおうと、飛びついたのだ。
「シギィッ !? オモイヨウッ ! タスケテェッ !」
ロボはしぃの上にのしかかり、抱っこしてもらっているつもりになっている。
「シギィィィィィィィィ---- !!! 」
しぃの脆い体はロボの重みに耐えきれず、崩れていった。
「ア・・アァァ・・」
その他のしぃは恐怖のあまり硬直し、ある者は失禁していた。
ロボットはまだ抱っこを要求している。
「シィィィィーッ !! コンナオモイノ ダッコデキナイヨー 」
ロボは先ほどのしぃに行ったことをそっくりそのまま繰り返した。
逃げ遅れたものは下敷きに、逃げた者も標準装備のレーザーで焼き殺した。
倉庫内には断末魔が響きわたり、あたりは血で染まった。
倉庫に残ったものはしぃの肉片と、あのロボットだけだった。
「ガガガ・・ギャクサツチュウ トウトロカンリョウ・・ネーム「シィ」・・・・」
そのロボットは今日もしぃを殺し続けている。
                             完

706 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/02/16(木) 14:45:09 [ tfEBDujw ]
すっ飛べモララー係長

「異次元というか並行世界というかそんな場所があるはずだ」
「は?」
株式会社だすきそ営業開発部のモララー係長はお茶を持ってきた
部下のレモナに向け突然結論から話しはじめた。

「虐殺者は手強いが嫌われ者で直情的だ。これは知ってるね?」
「は、はい」
「ではそんな虐殺者はどうして逮捕もされずにノーダメージかつフル装備で
いつも我々の元に現れるのか?そう考えると答えは一つしかないのだよ」

レモナはモララー係長のいわんとしている事を理解した。
しかし、同時にその説では説明がつかない現象に気づいたのでその事を
聞いてみることにした。

「たしかに虐殺者が我々のすんでいる場所とは別の世界からやってきた
可能性はあります。しかしそうだとすると彼らはどうやってこちらにきている
というのですか?」
この質問に対してモララー係長は自信満々かつ適当に答えた。
「えーと、ゲートみたいなのがパーッと開いて吸い込まれてこっちに
くるんだよ。そんで、その時にワープの影響で能力アップしてさらに
凶暴化するみたいなゲロゲロ?」
「ゲロゲロってなんですか。もう少し真面目に答えてくださいよ」

レモナに真面目な答えが返ってくることはなかった。
モララー係長のデスクの上に本当にゲートみたいなのが現れ、モララー係長が
スッポーンと吸い込まれてしまったからである。

ちなみにゲートみたいなものはこんな形をしている。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/5580/1092139155/l50

707 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/02/16(木) 14:45:29 [ tfEBDujw ]
「モララー係長―!大丈夫ですかー?」
自分も吸い込まれてしまわないように距離をとってゲート(仮)に呼びかけるレモナ。
すると、
「ただいまー」
と声がしてあっという間にモララー係長がスッポーンと戻ってきて、
それと同時にゲート(仮)は徐々に小さくなっていき消え去った。

「モララー係長無事だったんですね!」
「ハハハ、俺様の美技に酔いな!」
「むこうには何があったんですか?どうやって戻ってきたんですか?」
「そんなことよりこのチェーンソーを見てくれ。
これで雑魚どもを皆殺しだぜ!ぐへへへへ」

何か様子がおかしい。モララー係長がいつも以上にアホだ。
ひょっとしたらこのモララー係長は別世界からやってきた偽者ではないかと
レモナは考え、確かめてみることにした。
腰にぶら下げていた光線銃をモララー係長に向けて引き金を引く。
「あぼーんビィィィム!!」

光線をモロにくらってしまったモララー係長は
「ほ、ほぎー」
と言い残してドロドロに溶けてしまった。
あぼーんビームは『復活してくださいエネルギー』を使っているので、
本物のモララー係長には効かないはずである。
ということはやはりあれは偽者だったのだ。

こうして偽モララー係長は倒されたのだが結局本物は帰ってこなかったので
レモナが一ヵ月後係長になったのである。

終わり

708 名前:ケンパチ 投稿日:2006/03/08(水) 17:43:30 [ ekgf2WFE ]
>>208
ギコ 最近いいことねぇぜゴルァ〜
しぃ ハニャア〜ギコく〜ん!
ギコ おぉ〜しぃどうしたんだぁ?
しぃ はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
ギコ どうした・・・?しぃ・・・?
しぃ うっぅっぅっぅ・・・
ギコ ゴルァゴルァ?どうした?
しぃ 。・゚・(つд∩)・゚・。 ウエーンウエーン
ギコ ・・・?
しぃ チビギコにレイプされたよーう・・・ううぅ・・・
ギコ いきなりこの展開かよ・・・ゴラァ・・・
しぃ えっと説明するね・・・うぅ・・・
しぃがここにくるまで・・・3時間前・・・
チビギコ ハァハァセクースしたいデチー
しぃ フンフフ〜ン
としぃはご機嫌のように歩いてきたのであった・・・
しぃ なんかいいことないかしら〜♪
チビギコ あるデチ!
しぃ あら?チビギコちゃん♡可愛いわね
チビギコ この薬をのむデチ!
しぃ あら甘い匂いがするわね〜じゃぁいただきます♡ゴクゴク
しぃ なんだか・・・眠くなって・・・き・・・
バタ!っとしぃは倒れた・・・そして目覚めたときには・・・
しぃ あれ・・・ココハどこ・・・?私何してたたのかしら・・・
チビギコ ハァハァはやくセクースするデチ
そこにはチビギコが何匹もいた・・・
しぃはなんと地べたにつけられていた・・・
しぃ ハニャ〜ン!?ちょっとはずしてよぅ!
チビギコ はぁはぁイッチャウデチー
しぃ いやあああああああああああ!
ズンズン!パコパコパコズッチュズッチュ!
しぃ ッァッァッァッァ・・・
ズンズン!パコパコ!
チビギコ イクでちー!中だしオッケー?
チビギコ いいでちよー
ブチュウウウチュルルルルル!!!!!
しぃ ああああああああああああああああ!
チビギコ チビタンにもやらせるデチー
ズンズンズンズン!プチュクチュズッチャ
しぃ ああああああああああああああ!いっちゃういっちゃう!
チビギコ イクデチイクデチー!
そしてしぃはやっと開放されここにきたわけで・・・
ギコ ゆるせねえ・・・
しぃ ハニャ〜ン!ゆるせないわよね
一分後・・・ギコは猛烈のダッシュでチビギコ家に向かって・・・
ギコ ゴルアァアアァァァアアァ!
ばたん!
チビギコ !!?こらなんでちか?
ギコ 死ねええええええええええ!
バキゴカドスベキガスガスガスドカ!ビシバスグチャ!
チビギコ や・・やめるデチ!いややめてくだddklhんvhvhrh
ギコ 死ねえぇえええぇええぇぇぇ!
ゴスガスベキガンガンガンゴガンダンゴガバッキィ!!!!
チビギコ 話しあえばわかぎゃdふぁふぁおゆいあせsふじこぁあえふぃr
ギコ キムジョイルの500000000000000000000000000000000000倍死ねぇぇ!
チビギコ やめるデfjhgせrgjせghせういひゅいせhysh!
ド壁シガスガガサウスドゴンバキガスガス!
ギコ はぁはぁ・・・死ね!っぺ!
しぃ はぁはぁギコくーんやっと摘出したよー赤ちゃん
ギコ よかったなぁギコハハハハハ^д^
                         完

709 名前:貧血 投稿日:2006/03/28(火) 02:58:50 [ Sjn.8Nto ]

「た、たすけてください!おねがいします!!」
 …やれやれ、また患者か。 難儀な商売だぜ、ったく。

「はいはい、なんの御用で?」
 俺の前に現れたのは、いかにもクレバーではなさそうなガキ。
 親同伴じゃない。 …つまらねぇな、最近人妻食ってねぇし。
 ……この歳で親がついてきてないってことは、もう親が死んでるか、このガキがいらない子かのどっちかだ。
 金がなさそうなので本来は嫌なんだけど、俺はハイパー優しいので診察してやることにした。

「たすけて! たすけて!!」
「まぁ、まず座ろうね。 ガk…じゃなかった。 お坊ちゃん」
 とりあえず、なだめて椅子に座らせる。

 まず、初めは観さ……検診と行こう。
 …お世辞には頭がいいとは言えそうにない顔。 さっきも思ったけど。 つーかアホ面だ、殴りてぇ。
 右腕がぶらぶらしてる。 …あれか、キャラ作りのために、怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
 「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言うような感じか。

 ――――――やべぇ、超関わりたくねぇ。 キチガイの相手すると、してるヤツまで病んでくるって話だしな。
 引きこもりの弟もってるお姉ちゃんとかなんかはアレだ、注意するこったね。
 …実際、知らず知らずのうちにノイローゼ、ってのはよくある。 つーかなりたくてなるヤツいねぇけど。
 図太いヤツなら大丈夫でも、俺の心は強化ガラスのように脆いから、すげぇ心配。

「うでが、いたくて、うごかないんです!! ぼく、どうなってるんですか!?」
「ああ、折れてるんじゃね? たぶんアブドゥルさんみたいに粉みじん」
 …あれ、粉みじんはヴの方だっけ? 最近ド忘れ多いな、俺。

「じゃあ、ぼくは、どうすればいいんですか!!?」
 なんか息の区切り方が変だ。 一回の区切りで上げ調子にするとこがうぜぇ。
「お前の今感じてる感情は一種の肉体的疾患だ。 しかし治し方は俺が知っている。 俺に任せろ」
 ……いやぁ、それにしても誰彼はひどかったなぁ、うん。 そういや超先生、今何してんのかなぁ。
 ま、それはいいとして、手術の準備に入ろう。
 俺は平成のブラックジャックと呼ばれた男。 医療免許は持ってないし取る金も莫大だ。
「……と、とれなかったわけじゃないんだからねっ! ほ、ほんとだもんっ!」
 呟いてみる。 …今はやりのツンデレってやつだ。 その意味は推して知るべし。

710 名前:貧血 2/2 投稿日:2006/03/28(火) 03:01:05 [ Sjn.8Nto ]

「俺は天才だ俺に不可能はない!」
 とりあえず北斗の拳を参考に、秘孔を突いてみようか。
「いたッ!!」
「んー間違ったかなぁ?」
 …まずい、これは教科書を読み直さなければ。
 とりあえず、なんとなしに選んだDVD、その72話を見てみる。
 絵的に『泣いてる子をほっといて北斗の拳見てるダメ人間』に見えるな。 まぁいいけどさ。

 ―――――――これだ。 この子の腕を再び元に戻すには、これしかない。
 トキ兄さんが強くなれたんだ。 よし、これしかないぜ。

「とりゃあッ!!」
 両股の内側を三本の指で突く。
 バキバキいって、オーラがでてて。 …いつの間にかDCS並になっちまった。
「す、すごいや、力がみなぎってくる!!」
「はっはっは、そうだろうそうだろう」
 流石にここまでは想定の範囲外だったぜ…… ま、いいけどさ。

「ありがとう、先生!!」
「はっはっは、どういたしまして」
 ガキがドアに手をかけた、まさに、その瞬間―――――――

「ちにゃッ!!」
 ―――――おもいっきり、爆散してしまった。
 目の前ではじける脳髄と、辺りに飛び散る血。 まるで噴水みたいだな、といつも思う。
 一つだけ違うのは、その水が赤く濁ってたり、ぐっちゃぐちゃで、どろどろだったりしてるとこぐらいか。
 ま、糞尿だとかも飛び散ってる分、キレイっつうより臭い、の方が強ぇんだけどさ。

「……ッ」
 人間の血ってのは割と多い。 だけど、その内の数10%失っただけで死んじまうんだな。
 あーあ、まだ噴き出してるよ。 スプリンクラーみたいで見てると面白いから、見ていようかな。 掃除とかがすげぇ鬱だけど。

 ……見てたら、血が目に入った。 なかなか取れないんだよなぁ、これ。 ま、後で洗えばいいか。
 辺りにこびりついてる脳漿とかの始末の方が、よっぽど大変だぜ。 …あーあ、白い壁とはミスマッチだ。

 ……うーん、もうちょっと持つと思ったんだがなぁ。 やはり、ガキは耐えられる時間が短いらしい。
 これで三回目だっけ、中での爆散は。 …ったく、クソガキどもめ。 もうちょっと持ってくれよな。
 これじゃいっそのこと、壁紙を赤くしちまうのもいいかも。 ……いや、ダメだダメだ。 患者さんが暴れないとも限んない。

 ………ま、この診療所のド真ん前で弾けられても困るしな。
 その点では、ラッキーだぜ。 神様ありがと愛してるよ。
 クリスチャンになってもいいってくらい愛してる。 だからこんどは俺の手を煩わせないでほしい。


 表にある看板をクローズにして、っと。
 ――――――――掃除に、壁の塗装、か。 あーあ、めんどくせぇな。

711 名前:ヴォルキン 投稿日:2006/04/01(土) 21:02:16 [ P2anTwkw ]
採点する。10点満点な。

>>699-704
9点
本スレ逝け。 ただしベビがもうちょっとほしかったな。

>>

>>705
5点 いまいち。 しぃだけってのはちょとまずいな。
その後にもう少し追加&人物も加入するといい。
そのときのストーリーは自由。何せロボットですから・・・
例えばその後は虐厨の手に渡るとか 殺しまわるとか
そんな感じ

>>706-707
8点 オチが適当。もう少し要素を追加したほうがいいね。
それまではよかったのにもったいないね。
まぁ、君ならできるはず。オチは自分で考えな

>>708
3点
他の人の小説でも読んで見なさい。
それからだね
まずはせりふの「」をつけなきゃ
話はそれからだね・・・

>>709>>710
本スレ一名さまご案内

712 名前:ワード ◆sKXh.iY7IY 投稿日:2006/04/03(月) 15:04:50 [ 3M3b7Woo ]
日常の虐殺



私はしぃ モナーを夫にもっているふつうの主婦

日がカンカンにさしている暑い日だった。
私はスーパーで牛肉と卵を買い急ぎ足で自宅を目指した。
少し近道をしようとし、国道から1本はずれたジャリ道を通ることにした。
ジャリ道にさしかかったその時、1匹のモララーが私の行く手をふさいだ。
「じゃまだゴミ虫、殺されたくなかったらさっさとそこをどきなさいな」
と私は少しイライラしながら言った。
しかしモララーは「もら〜ん もら〜ご」
と癇に障る鳴き声をあげて私の持っているスーパーの袋をながめている。おそらく中の牛肉が目当てだろう。
私は愛用の拳銃をとりだした。
ネコを撃つ気はなかった。
銃声でイカクしてやろうと思っていただけだった。その時は。
私が銃の安全装置を解除するとモララーは「もら〜ん!」と鳴き声をあげ私に・・・正確に言うと私の持っている袋に向かって飛び掛ってきた。
私は反射的に銃の引き金を引いた。
「パーン」という銃声とともに「モラァァァァァァァァァ!!」というネコの悲鳴が聞こえた。
モララーはジャリ道に横たわった。弾が命中した所から血が流れ出てジャリを赤く染めている。
「も・・・もぉぉう・・・・」と苦しそうな鳴き声をあげながら。
もう死ぬのは時間の問題だろう。
「も・・・もおぅ・・・・・」
「ちっ癇に障る鳴き声だ・・・」
私は止めを刺そうと銃口をモララーに向けた。

と、その時そのモララーの子供だろうか べビモラやチビモラが集まってきた。10数匹いるだろうか。
べビモラ、チビモラ達は「も、もらぁぁ・・・」となきながら親モララーの体をペロペロなめている。
しかしもう駄目だとわかったのかべビ、チビ達は親モララーのことを食べ始めた。
大きい者が皮膚を引きちぎり小さい者が内臓や心臓など柔らかそうなものにむしゃぶりついた。
その食べっぷりから見てべビ、チビ達はもう何日も何も食べていないようだった。
私はこの時銃口をモララー方に向けたままだったがもうモララーを撃とうなどとは考えていなかった。
私は銃口を空に向けかえ1発撃った。
「パーン」という乾いた音とともに今まで食事に夢中だったべビ、チビ達が一斉に散り散りになった。
私はもう原型を止めていないモララーの横を通り家を目指した。




713 名前:THE・トンファー 投稿日:2006/04/04(火) 19:44:49 [ vH2XKSQo ]
路地裏にはしぃが十四匹、トンファーをもったモララーが一匹。
「ハニャァン!クソモララーガ ココニナンノヨウヨ!」
なにやら危険な雰囲気。

「いや、只通販で買った全自動カミソリ付きトンファーを試したくて…。」
モララーは悪びれる様子もなくトンファーを構えた。
「キィィ!クタバリナサイ コノギャクサツチュウガ!」
しぃの一匹がタンカを切りモララーに飛び掛る。
「なにぉぉ!トンファーキックゥゥゥゥ!」
モララーも応戦してジャンプすると渾身の蹴りを入れる。

ドゴォォォ

激しい音共に蹴ったのは頭にもかかわらずしぃは腹を抑えて吹き飛んだ。


「ナ ナンナノイマノハ!」
しぃ達が口々に叫ぶ。

「説明しよう!トンファーキックとはトンファーをもって行うキックである。」
モララーは説明にならない説明をすると目の前にいたしぃに向けてトンファーを向ける。

「ヒッ!」
しぃは逃げようとするがもう遅い。
「トンファースルー!」
目にも止まらぬ速さでモララーがしぃの横を通り抜ける。

ドゴォォォ

逃げようとしたしぃは再びさっきのしぃと同じく腹を抑えて吹き飛ばされる。
「ウグゥゥゥゥ」
殴られたしぃは白目をむいてビクビク震えながら倒れている。
一匹のしぃが最初に殴られたしぃの元へ向かい傷を確認しようとしたが
下半身と上半身が分解して息を引き取っていた。

「ヒ ヒェェ」
「ドウシヨウ コンナノカテナイヨォ!」
しぃ達は、トンファーの威力に驚き恐怖する。
「ソ ソウダ ゼ ゼンインデ トビカカレバ!」
「ソ ソウヨネ ソレナラ…」
死体の元にいるしぃを除いて全員しぃがヤケクソ気味に飛び掛る。
「は、しまった。」
モララーは素早くトンファーを上に投げ腕を組み壁などに寄りかかるポーズをとる。
「思い出のトンファー!!」
そうモララーは勢いよく叫ぶ。

ドゴドゴドゴドゴドゴォォォォォォ
飛び掛った全員のしぃ達は見事にポーンと吹き飛んだ。

ボトボトボトボト
下半身や上半身が分かれたり明らかに腹が以上にへこんで骨がむき出しになっている、
しぃたちが小腸や大腸をぶちまけながら地面に落下した。

「イヒャアァァ!」
死体の元にいたしぃは半狂乱で逃げ出した。
「そうは…。」
モララーは落ちているトンファーを拾い上げると持ち手のところの柄の先に触る
ジャッ
とたんにカミソリの刃が生える。

「いかんざきィィィィ!」
ブーメランのようにトンファーが放たれた。

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ブゴッ

トンファーは逃げたしぃのうなじに突き刺さると鮮血で真っ赤に染まった。

「うんうん、さすが二十万円しただけある。」
モララーは満足げに笑った。
だがすぐにその顔情は沈む。

「普通に虐殺すればよかった…。」



714 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/06(木) 14:30:33 [ /1qYdO6c ]
>>712
>>713
本スレ行けるんじゃね?

715 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/07(金) 16:36:13 [ Tq2fOhOg ]
>>712 >>713
ここのログ読んでから本スレ逝け

716 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 04:13:43 [ SnGtlIp. ]
初投稿です、よろしくお願いします。



(もうこんな時間か)
モララーは何度も腕時計を眺めながら、何度も思った。
人のミスを補うために残業し挙げ句には当然のように手当は無し、ここのところ毎日だった。
いつもの時間なら多くの本数が出ているおり、待つ必要もなく乗り込むことが出来るはずの電車も、
この残業で待ち時間の調整が必要な状態になっていた。
次の電車の時間まで30分ほどもある、金を持っているなら暇の潰しようもあるだろうが、
給料日前の週にそんな余裕があるはずもなかった。
仕方なく駅前のゲームセンターに入る。立地のわりにはガラの悪い連中がたむろしている様子もなく、
とりあえずお気に入りのゲームをして過ごすことにした。


4つほど並んだ同じゲームの筐体の一番右に座りコインを入れる。
”ティキーン”というゲーム中で聞こえるSEが鳴り、クレジットが加算されたことを知らせた。
ゲームの内容は、機体により各種の武装を施したロボットを操る対戦アクションゲームで、
その人気から家庭用にも移植されて売り出されてもいる。
残念ながら金欠病のこのモララーは、そのハード本体すら持っていなかった。
それだけにたまに寄るゲームセンターでプレイするこのゲームを面白く感じていた。

モララーが最初の設定をしているとき既に左隣にちびギコが座りプレイしていた。
その様子を見て一瞬迷った、このゲームは対戦も協力も可能だからだ。
しかし最終的には単独プレイを選択した。その方がちょうど良い時間で終わることが分かっていた。
設定を終えていざ出撃と言うところで、急に隣のちびギコが話しかけてきた。
「おっ、また随分とコストの高い機体を選んだデチね。そこはチビたんなら───」
「ははっ、まあ爽快感を味わいたいからね」
ちびギコのうんちくに、モララーはあえてちびギコの方には向かず、画面を注視した状態で答える。
正直なれなれしい口調や態度が気になったが、子供相手のことだし適当に相づちを打ってやろう、
そんな考えだった。しかしちびギコの方は更に尊大そうな言を重ねている、
「こっちはもう3面が終わったデチ、それに引き替えモララーはまだ1面デチね?クックック、
 そんな様子じゃこのチビたんには追いつけないデチよ?」
(こっちはまだ始めたばかりだYO!そっちは何分やってそこまで進んでるんだYO!)
内心は余り穏やかではなかったが、『子供相手のことだし』と自分を納得させて適当に、
「まあ始まったばかりだからね」
「せいぜい頑張るデチ、どうせここまで進めずアボーンてとこデチけどwww」
またしても癪に障る発言が返ってきたが、もうゲームが始まっていたためスルーしていた。

717 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 04:15:48 [ SnGtlIp. ]
気を乱されたわりには、しかしいつもより調子よく進む。あっと言う間に1面2面とクリアーし、
3面が開始されたところで隣から悲鳴が聞こえてきた。
「ヒギャア!やられたデチ!!!なんデチかこの糞ゲームは!11!!!」
かなりの大声で叫ばれたため、隣にいたモララーはその拍子に敵の攻撃を喰らう始末だった。
体勢を立て直したモララーがチラリと横を見てみると、ちびギコがプレイしていたのはまだ4面、
しかも制限時間ギリギリまで使っての完敗だった。
周囲の者は思わず嘲笑の笑みを漏らし、その実に恥ずかしい空気の中にもかかわらず、
笑われ足りないのか、ちびギコはゲームオーバー画面になっても未練がましく椅子からどかずにいた。

「今度こそやっつけてやるデチ、でもお金無いデチ…」
やや寂しそうな声で呟きつつ、今度はモララーのプレイを近すぎるぐらいに近づき凝視してきた。
(金がないんならもう退けYO!)
と言いたかったが、ギャラリーは居ても並んでいるわけではなかったので口には出さずにいた。
その代わりに「もう4面か」と呟く。時間つぶしのはずがワンコインで遙かに早い時間にクリアー、
そんな状況になってきていた。が、そうはいかなかった。

4面の開始前の設定が始まったところで、モララーに対して急にちびギコがしゃべり始めた、
「それじゃないデチ!一番右デチ右!!なんでそれを選ぶデチかぁっ!!!1!」
蚤に覆われていそうな鬱陶しい体を寄せつつ、耳元でぎゃあぎゃあと喚くものをスルーし、
自分のスタイル通りにプレイを続行する。ついさっきちびギコがゲームオーバーになった面だった。
ここも難なくクリアーしていく。
モララーは調子の良さとちびギコの煽りのためため、当初の時間つぶしという目的は頭から消え失せ、
いかに良いスコアでクリアするかということにシフトしていた。
しかしちびギコがそれに歯止めをかけるようなことをし始める。
「チビたんが代わりにやってあげるデチ、下手くそなモララーはチビたんのプレイで勉強するデチ」
ふざけたことをのたまい始めるが、もうモララーにはその言葉は耳に入っていなかった。
するとちびギコはとうとう実力行使に出始める。

「ここはこれを押すといいデチ」無関係なボタンを押す。
「こっちに避けるデチ」レバーをモララーの手の上から、その思考と逆方向に入れる。
「もう見てられないデチ、下手くそデチ、そこをどくデチ!!!」とモララーと筐体の間に入ろうと、
割り込むように体をねじ込もうとしたところで、モララーが口を開く、
「邪魔をしない」
本来ならちびギコはボコボコにされていてもおかしくない状況だったが、モララーは諭すように、
穏やかに言った。彼にとってちびギコの妨害などは最早たいした問題ではなかった。
しかし逆に穏やかに言われたその言葉が効いたのか、はたまた気分を害したのか、ちびギコは、
「虐殺厨!糞モララー、イッテヨチデチ!」
と捨て台詞を残してちびギコはようやく椅子からどき、その場を去った。

718 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 04:17:51 [ SnGtlIp. ]
モララーは順調に次々と面をクリアーしていき最終面に到達していた。
さすがにここまで来ると敵も格段に強くなっており、今までのようにはいかなかった。
ギリギリの攻防の末、あと一撃で勝敗が決するというときにそれは起きた。
”ドン…”
背中を強く押され、モララーは前のめりになる。次の瞬間、ゲーム内の自機は「アボーン」という、
激しい爆発音とともに四散していた、敵の攻撃を喰らったのだった。
何が起こったか理解できずに、衝撃の元を探そうと後ろを振り返る、そこには、
「やっぱり下手くそデチたね、所詮糞モララーはこんなもんデチ」
とニヤニヤと自分以外の全てを見下したようなちびギコが、椅子に座ったモララーを見上げていた。
言葉を失い、フラリと椅子から立ったモララーにさらに言葉が投げつけられる、
「さっさとチビたんにお金をよこすデチ、今度こそクリアーして手本を見せるデチ」
『相手は子供だ、相手は子供だ、相手は……』自分に言い聞かせるのも、もう、限界に、近かった。

「なあ、どのぐらい欲しいんだい?」
モララーは、ゲーム筐体の前で諭す様にしたのと変わらない、穏やかな口調と表情で話しかける。
自分で沸点を超えるのを押さえ込むのに必死なのが自覚できる。ここではまだ理性を保っており、
ちびギコは謝罪や反省をすれば許してもらえただろう、しかしちびギコはちびギコだった、
「ようやく偉大なチビ様にお金を渡す気になったデチね糞モララー、そうデチねとりあえず──」
指を1本出して見せつける。この時点で限界は突破していたが、モララーは穏やかなまま、
「100円でいいの?謙虚だね」
地獄のように煮えくりかえるはらわたとは裏腹に、菩薩のような顔で確認のために問いかける。が、
「馬鹿が何を勘違いしてるデチか!さっき代わらなかった分、慰謝料込みで1万円デチ!!」
この上なく勝手な事を言い放つが、それでもモララーは穏やかな表情を保ち財布に手を伸ばす。
給料日前に無駄な金など一銭もあるはずがない、しかしモララーは財布にあった小銭を確認した上で、
「今はそんな金持ってないな、近くのATMで下ろすからついてきてくれ」
と返答する。
さっきまでは虐待の始まりを待ちわびるギャラリーがチラホラ居たが、モララーの様子を見て、
がっかりした様にそれぞれ自分の好きなゲームに散ったり、仲間との歓談に戻ったりしていた。

719 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 04:20:36 [ SnGtlIp. ]
ゲームセンターを出てすぐにある路地にモララーは入った、ちびギコもそれに続く。
2人ともこの先に銀行のATMコーナーがあることを知っていた。ちびギコは当然そこで金を下ろし、
自分にひれ伏したモララーが金を献上するものと勝手に思っていた。
しかし、先行していたモララーは急に歩を止めくるりと後ろに向き直りちびギコの手を取って言った、
「悪いな、今はこれだけしかないんだよ」
1円玉も5円玉も混じった小銭がジャラジャラと音を立て、ちびギコの手の平の上に広がる。
当然そんなものでちびギコが納得するはずもなく、誰も居ない路地裏で喚き散らす、
「ふざけるなデチ!さっさと金を下ろしてチビ様に貢ぐデチ!!この下等生物!!!」
モララーはそれに対し怒鳴るでもなく、殴るでもなくちびギコの左手を握って、
「これは俺の気持ちだからな、とっておいてくれYO!」
さっきはただ握っていただけの手に異常な力が込められる。小銭を握りしめた形のちびギコの手を、
その上から握りつぶすような形になった。
「ヒッ…ヒギャァァッァ!!イタイデチ!イタイデチ!チビタンノ チビタンノオテテガァァァ!!ハナスデチ、コノ クソモララー!!!!1」
ミシミシという聞いたことはないが、何が起こっているのかは想像できそうなそんな音が、
ちびギコの精神を一気に追いつめる。
「だぁれが糞だってぇ?このゴミがざけてんじゃねぇYO!」
モララーの手に更に力が込められる。握力には自信があったし何よりちびギコの手は自分に比べ、
半分程度の大きさで握り込むにも丁度良かった。
握力に比例するように表情も菩薩から徐々に仁王のような憤怒の表情に移り変わる。
ちびギコはそれを見て手の痛みと同時に、心臓まで握られているかのような恐怖感にも襲われ始めた。

(ちびタンは悪くないのにこの虐殺厨は、、、仕方ないデチ、、、)
「ち…ちびタンが悪かったデチ、お願いだから許し………ヒギャァァァァ!!!」
心からではないもののようやく謝罪を始めたちびギコだったが、その心根を見透かすかのように、
モララーは限界まで力を込めた。
”ゴキリ……ボキン…ボグン”骨に明らかに異常が起きた音が聞こえ更に、”ミチミチ”という、
まったく聞いたことのない音まで、ちびギコの耳に聞こえてくる。
モララーはトゲでも刺さったかのような痛みを感じたところでようやく止めた。
「オテテが、ちびタンのオテテがぁ………」
ちびギコはボロボロと涙を流しながら、右手で左手首を握って痛みを訴える。
しかし左手の様子はよく見えていない、ただただ痛みが襲っていた。
「オテテオテテうるせぇYO!このゴミが!」
モララーの表情も口調も恐ろしいままだったが、その心中はさっきとは逆には爽快そのものだった。
その手に残った感触を確かめる、『決まった!』何かをやり遂げた様な感情がモララーを包んでいた。
モララーがその手を開くとかなり血にまみれていた。しかし握っているとき痛みを感じた部分には、
針で突いたような傷しか残っておらず、出血もそれ相応のほんの僅かなものだった。
その手の平にべっとりと付いた血、それは他ならないちびギコのものだった。
ちびギコの手は、モララーの負った針の様な一点だけの傷とは比べものにならないほど酷い物だった。

720 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 04:23:14 [ SnGtlIp. ]
血まみれになっているのは当然だが、指は1本残らずグシャグシャいやグニャグニャになり、
更には複雑骨折をして骨が飛び出ている指もあった。
被害は指だけではない、手の甲もすさまじい状態になっていた。
万力に挟まれたような力がかかり、特に応力の加わった中指骨などは全てが複雑骨折を起こし、
毛皮から飛び出して血にまみれた白を晒していた。モララーの手に付いた傷の原因はこれだった。
手の甲だけではなく手の平のダメージも深刻だった。
それはモララーの財布から落とされた小銭がその原因であり、モララーの意図した通りになっていた。
モララー自身は小銭を握りつぶす芸当も出来たが、ちびギコの貧弱な手はとてもそうはいかない、
にもかかわらずその力が加わったのだ。一部ひしゃげた物もあったが大半はそのままの形を保ちながら、
ちびギコの手の骨の無い部分に突きささる様にめり込んでいた。
手の平の上でゴチャゴチャとしていた小銭が、手の中で様々な姿勢になった結果だった。
手全体で見れば、骨は全て折れ、手の平の肉は千切れ、指の筋肉は骨によって神経もろともグズグズ、
手そのものがまるで新しい関節が出来たように途中で折れ曲がり、左手だけが交通事故に遭った、
そんな悲惨な状態を呈していた。

「オテテガ、オテオテオテテ……」
ちびギコはその手を見たとたん、先ほどよりも遙かに強い痛みに襲われたような気がして倒れた。
ちびギコが卒倒したのを確認すると、モララーはいつも通りの表情に戻り、
「その小銭はくれてやるよ爽快感ゲットしたからな、もっとももうゲームは出来ないだろうがwww」
と言いながら、卒倒したちびギコのその毛皮に自身の左手についた返り血を擦り付けて拭い、
腕時計を見やり、その場をあとにした。


その後、なけなしの小銭を虐待に使ったことで、2食昼飯抜きになったのは自業自得と言うところか。




以上、終わりです
指摘事項、改善法等、ご指導よろしくお願いいたします。

721 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 11:19:58 [ VQNri55c ]
>>720
えーと。cmeptbという者です。
本来ならコテハンで投稿したいところだったのですが
今使っているパソが串規制に引っかかっているもので
赤名前でやらせてもらってます。

まず、気になった点から。
文章表現はほとんど問題ないと思われます。しかし
所々、句読点がないのが目に付きました。たとえば

>人のミスを補うために残業し挙げ句には当然のように手当は無し、ここのところ毎日だった。
>それだけにたまに寄るゲームセンターでプレイするこのゲームを面白く感じていた。
>モララーが最初の設定をしているとき既に左隣にちびギコが座りプレイしていた。

ここら辺は

人のミスを補うために残業し、挙げ句には当然のように手当は無し、ここのところ毎日だった。
それだけに、たまに寄るゲームセンターでプレイするこのゲームを面白く感じていた。
モララーが最初の設定をしているとき、既に左隣にちびギコが座りプレイしていた。

この「、」を入れるだけで、文章はとても見やすくなります。

それと、これは個人的な手法なのですが

>ギリギリの攻防の末、あと一撃で勝敗が決するというときにそれは起きた。
>”ドン…”
>背中を強く押され、モララーは前のめりになる。次の瞬間、ゲーム内の自機は「アボーン」という、
>激しい爆発音とともに四散していた、敵の攻撃を喰らったのだった。

ここはモララーがブチ切れるスイッチが入った場面、つまりはある意味での見せ場でしょう。
(小説本来の書き方としては邪道なのですが)ここを強調してみると
より文章がよくなるかと。

ギリギリの攻防の末、あと一撃で勝敗が決するというときにそれは起きた。

   ド ン

「!!??」
背中を強く押され、モララーは前のめりになる。
この一瞬、ギリギリの攻防をしているまさにこのとき、モララーの意識はゲームから離れた。

   ア ボ ー ー ン ! !

次の瞬間、ゲーム内の自機は激しい爆発音とともに四散していた
敵の攻撃を喰らったのだった。

すいません。長くなりそうなので分割します。

722 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/10(月) 11:38:37 [ VQNri55c ]
続き

あと、同じ強調で
>モララーは限界まで力を込めた。
>”ゴキリ……ボキン…ボグン”骨に明らかに異常が起きた音が聞こえ更に、”ミチミチ”という、
>まったく聞いたことのない音まで、ちびギコの耳に聞こえてくる。

ここも

モララーは、限界まで力を込めた。
「口だけの謝罪なんざ、誰が受け付けるかぁ!!」

 ゴキリ ボキン ボグン

骨に明らかに異常が起きた音が聞こえ、更に

 ミチミチ ブジュッ 

まったく聞いたことのない音まで、ちびギコの耳に聞こえてくる。

擬音表現を使う場合は、改行したほうがより強調できるかと。
(私はひらがなでやってます。個人的に、そっちの方が痛そうに見えるので)

あと、「…」でつなぐ必要はないと思います。

指摘というか、これはとりあえずここまでで。

内容はいいですなぁ。リーマン(?)のモララーの
何か寂しげな雰囲気が漂ってきますし
自己中のチビギコが酷い目にあう話はやはりスカッとします。
しかも今回は、手を潰しただけで完全には殺害していないので
この後チビギコちゃんがどうなったか、想像して楽しむこともできそうな…

しかしこれがお初ですか? 初でこれならかなり良き腕だと思います。
本スレに投稿しても、まったく問題はないでしょう。

次回作期待です

723 名前:716 投稿日:2006/04/10(月) 20:44:12 [ OQmC9kY. ]
>>722
cmeptb様、早速のご指導ありがとうございます。


自分でも読み直してみましたが、指摘していただきましたとおり、
読点を入れずに長く流れた行が、読みづらく感じました。
また、モララーの感情や動きを逐一描写したつもりでいたのですが、写実表現をすることに終始し、
流れの盛り上がりや、感情のシフトなどに考えが回っていなかったようです。

自身で読み直しながら思ったのですが、虐待に至る前段階に分を割きすぎ、
キモである虐待の割合が少なすぎたようでした。
下手をすれば板違いになりかねなかったところで、、、


ご指摘とともに手法の紹介や、わかりやすい例を作成していただき、大変参考になりました。
今後は、ご指導いただいた点を踏まえ、>>720の続きの話や新規の話を作成してみます。
本スレへ行くにはまだまだ精進が必要と感じますので、しばらくこちらで投稿したいと思います。
ありがとうございました。



追.
いつも楽しく拝読させていただいております。
ベビ・ちびの続きや新しいお話を、いち読者として心待ちにしています。
ちなみにSSとも小説とも言わず、このように物語を書いたのはこれが初めてです。

724 名前:Defult ◆0EE6v7kR6A 投稿日:2006/04/15(土) 11:59:11 [ NeEqWjgk ]
<「ナツメさーん」のパロディ>
このサイト(ttp://morara.sakura.ne.jp/)に収録されている
「ナツメさーん」(ttp://morara.sakura.ne.jp/Number1000-/3950-3999/3961.htm)
が元ネタです。
ではドゾー
2匹のちびギコが歩いていた。
片方は短毛種で、もう片方は長毛種のようである
すれ違いに大人のミケの女性が歩いているのをみて、
「あっフサたん、大人のミケデチよ」
フサのほうが答える
「本当デチね。そう言えば初めて見るデチね」
「よーしフサたん、レイプするデチ」
そして、
「ミケた〜〜〜ん♪レイプさせるデチ♪」
といいながら走りよった。
「あらっ?」ミケの女性は言った。
そして、「ナツメさ――ん…」と叫んだ。
そしたら、ズドドドド…と言う音が聞こえてきた。
足が車輪になっていて、一言でいえばメカギコみたいなものが
こちらに向かって走ってきた。
「あらっ。ナツメさん。」とミケの女性は言った。
そしてナツメは、「コノヤロウ!ミケチャンヲレイプシヨウトハフテェヤロウダ!!」
といい、ちびギコたちのほうへ向かっていった。
そしてミケは、ナツメに向かって、
「ナツメさん、がんばって変態ちびギコをやっつけてね。」
といった。
ーーーーーここからは音声のみでお楽しみくださいーーーーー
「イッペンシネ!」
「ぎゃああああ!!!フサタンのチソチソが!毛皮が!耳が!目が!オテテが!アンヨが!」
「ヒギャアア!!!ちびタンのチソチソが!毛が!耳が!アンヨが!オテテが!こてっちゃんが!」
2匹のちびギコは同じような叫び声を残し、こときれた。
「ナツメさん、いつみてもカッコイイわ・・・」と、ミケはいった
そして、「勝ったわ!さすがナツメさん!」といった
そしてナツメは、こういった。
「ヘンタイハヤッツケタヨ。コレカライマトッタフサノケガワヲツカッテナンカツクラナイ?」
ミケは、「いいわよ。いきましょう。」といった。
「コレカラモ ヘンタイヤバカガガアラワレタラ、ボクノ ナマエヲ ヨンデネ」
「ありがとう。いつも頼りになるわね。」
「トウゼンデスヨ。ハハハハハ…」
そういいながらその場所を離れた。
ちびギコの死体を残して。
end
ナツメさんすいませんでした。m(__)m
はじめて小説を書いたのでアドバイスお願いします。

725 名前:Defult ◆0EE6v7kR6A 投稿日:2006/04/15(土) 12:02:35 [ NeEqWjgk ]
>>724に追伸
はじめまして。この掲示板ははじめてなのでよろしくお願いします。

726 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/22(土) 01:32:12 [ NS5hM9a6 ]
>>724
既出の作品で練習みたいな感じでいいのかな?
とりあえず、パッと見では区切りがなく、延々と続いているので
少々眼にやさしくない。
例としては


そしてミケは、ナツメに向かって、
「ナツメさん、がんばって変態ちびギコをやっつけてね。」
といった。

ーーーーーここからは音声のみでお楽しみくださいーーーーー

「イッペンシネ!」

「ぎゃああああ!!!フサタンのチソチソが!毛皮が!耳が!目が!オテテが!アンヨが!」
「ヒギャアア!!!ちびタンのチソチソが!毛が!耳が!アンヨが!オテテが!こてっちゃんが!」


ってな感じで、場面場面で区切りを入れたほうが見やすい。

次に作者挨拶と作品の文がくっ付いているのもマイナス。
先の見辛い点と同じだし、何よりそれは後書き挨拶でまとめてもいいかと。

後は表現とか文章の練り方かな。
如何に既出作品の小説化とはいえ、表現や文章構成が不味かったら意味が無い。
見ると「〜はいった」とか「そして〜」とかが目立ちすぎる。
後AAではないので「-----ここからは音声のみでお楽しみくださいーーーーー」
っていうのはある意味蛇足かもしれない。

過去の作品などを見て、もう少し表現方法とか学ぶ必要があるな。
後次回はオリジナルでチャレンジしてみるといい。

727 名前:Defult ◆0EE6v7kR6A 投稿日:2006/04/22(土) 10:57:11 [ UeHwhLi2 ]
>>726
ありがとうございました。
次はオリジナルで挑戦してみます。

728 名前: ◆t8a6oBJT5k 投稿日:2006/04/23(日) 04:42:23 [ 8eUriyR6 ]
タイトル 『蜂蜜の代償』
ーーーーーーーーーーーー

どうしてこんなことになってしまったんだろう。
あたしはただ、蜂蜜を食べただけなのに。

狭い部屋の片隅に据えられた檻の中で、あたしは考える。
親友のシイネに蜂蜜泥棒をするように言われたからやっただけ。
蜂蜜の所有者はボーッとした感じの男が1人きりだったから簡単に盗めた。

ああ、おいしかったな、あの蜂蜜。
罠にかけられて捕まりさえなければ、ずっと味わえたのに。

何度も同じ場所で盗み続けたのが悪かったのかな。
ううん、あの男に捕まったのは愚図なシイネのせい。
なのにどうしてあたしが、こんな酷い目に遭わなきゃいけないの?
全部、ぜーんぶシイネが悪いのに。シイネのせいなのに。

お耳をホッチキス針で挟まれて、お手手を熱油で揚げられた。
と、言っても。実際に針を刺したのはシイネだったけど。
あの男が、あたしとシイネ、どちらかは助けるって言ったから。
だから命令に従い傷つけあった。
あたしたちが争う姿を見て笑っていた、嫌な男。
けどシイネは、もっと嫌な奴。
本当はあたしが勝つはずだったのに。シイネの裏切り者!

負けたあたしは、あの男に縛られて片腕を油に浸けられた。
じゅわあっと音がして、凄まじい熱があたしの腕を包み込んだ。
咽喉が潰れるかと思うほどの悲鳴を上げても誰も助けてくれなかった。
毛皮は縮み引き攣れ、肉の上で油が弾ける激痛。
火傷のあとを、こじ開けるみたいにして金ブラシで擦り上げられたときは
自分の声が自分で認識できないほどに叫び続け悶絶した。

あの激痛と恐怖。苦しみ。悲しみ。明日も続くのかな。
あたしはもういや。責めるならシイネにして。

「アツイヨゥ、オミズノミターイ」
シイネが苛立った声を上げている。
たしかに暑い。室内の気温は40℃を超えていそうな感じだ。
そのせいで、あたしの焼け爛れた腕からは腐臭が漂い始めていた。

「シイヌナンカ、モウトモダチジャナイ。クサイ、サイテー」
暑さと悪臭に耐えかねたのか、シイネが鼻筋に皺を寄せて睨んでいる。
罵倒されても、反論するだけの気力が残ってない。
悔しい。悪いのはシイネなのに。
それに気安くシイヌだなんて、あたしの名前を呼ばないでよ。
あんたにはもう、あたしの美しい名を呼ぶ権利なんかないのよ!

唐突にチクリッと腕の付け根付近に痛みを感じて
あたしは考え事をやめると、自分の腕に視線をはしらせた。
ゴマ粒みたいな小さい黒い虫が無数に、あたしの腕の上を這い回っている。
小さくても何千、何万という虫の大群が蠢いているのは
かなりグロテスクで衝撃的な光景だった。

名前は知らないが、この虫は見たことがあった。
ゴミ箱の周辺に生息しているのをよく見かける、獰猛で貪欲な性質の虫だ。
餌を見つけると仲間を呼び寄せる。蟻のようなものだろうか。
どこに潜んでいたのかと思うほど迅速に増えて、喰らい尽くしていく。

あたしのお手手は餌じゃないのに。
どうしよう、いつのまに忍び寄っていたんだろう。
こんなに増えてるなんて。どうしよう、どうしよう。
ちっとも気がつかなかった。気ばかり焦って、声が出ない。
いけない、落ち着かなくては。パニックに陥ってる場合じゃない。
虫がたかっていることに気がつかなかった原因は
揚げられた腕の細胞は壊滅しているせいで感覚がないからだ。
でもそんなこと今、分かっても意味はない。

どうしよう、どうしたらいい?
爛れた腐肉を喰らい、まだ神経が残っている肉の部分に到達した虫。
このままでは、生きたまま貪り食われる。

729 名前: ◆t8a6oBJT5k 投稿日:2006/04/23(日) 04:43:48 [ 8eUriyR6 ]
「シィィィ!! ダスゲデ、ダスゲデェ」
やっと声が出せた。でも、囁きみたいな声量しか出ない。
しかも叫ぶために開いた口の中へも虫が侵入してくる。
弱りきった身体は思うように動いてくれなくて、それがもどかしい。

「シィネ、オナガイ、ダズゲデェェェ」
涙を振り散らかしながら濁った声音で必死に呼びかけると

「ヤダァ、コッチコナイデ」
シイネは自分の周辺に近づいてきた虫だけを踏み殺した。
この虫は仲間の死臭に敏感で、その方向には行かない。
必然的に、あたしの身体だけに、たかってくる。
痛覚が残っている肌を裂き、肉を喰らうために。

「ヒィッヒイィィィ」
もぞもぞと、あたしの皮膚が動いている。
自慢の白い毛先が皮膚の動きで揺れている。
その皮膚の下に潜り込んでいるのは虫だ。虫が蠢いている。

「シイィィィィィ!! ダスゲデェェェェ!!」
筋肉の一筋一筋を噛み砕きながら這い進んでくる虫の大群。
腐臭と、むせ返るような血の匂い。

視界の隅で頬の皮膚が揺れるのが見えた。
ああ、もうこんなところまで喰い進んできているんだ。

「シイィィィィ」
泣きじゃくりながら、弱った身体で懸命にもがき暴れる。
爪の先が頬を掠めると少し血が流れた。
血と一緒に、小さな点々が…虫たちが這い出てくる。

「ギャアア、アタシノカラダカラムシガアァ」
頬の内側で血肉を喰らいながら蠢く虫。
頬の外側に這い出て顔の上を這い回る虫。
気持ち悪い。怖い。痛い。食べられちゃう。誰か助けて!

「シイィィィィ!?」
顔の上を這い進んできた虫の頭が、あたしの目に大きく映った。
や、やめて。目はダメ。目の中に入らないで。

願いもむなしく、どんどん虫の姿が大きく迫ってきて
ついに目尻から眼球へと足を忍ばせた。

「シィィィ、シイィィィ」
反射的に目を閉じても、もう遅かった。
意外と眼球は硬く丈夫なようで簡単には食い破られない。
でも、そんなの何の慰めにもならない。苦しみが長引くだけなのだから。
生きたまま、じわじわと虫に食われていくなんて嫌。
これなら虐殺厨に一気に殺されたほうがマシだった。

あぁ、マターリの神様。あたしを助けて。

しぃ族が唯一信仰している神に祈りを捧げても虫は止まらない。
視神経を食い荒らされ、組織を解体されて目玉が転げ落ちた。
痛い、痛い、痛い。苦しい、苦しい、苦しい。

咽喉の器官も食い破られたのか、悲鳴をあげられなくなってきた。
ヒューヒュー呼気だけが血混じりに吐き出される。
自分の意思とは関係なく、ビクビクと四肢が痙攣した。
虫はこのまま脳や心臓にも侵入して食い荒らしていくと思う。

そしたらあたし、どうなっちゃうの?

しばらくすると痛みが和らいできた。なんだか、ふわふわする。
現実離れした浮遊感に身をあずけて思ったことは。

あたし、もう死ぬんだ。

それだけ、だった。やっと、楽になれるってことだけ。
でも死ぬ前に、もう一度だけマターリを味わいたかったな。

………ダッコ

満足に動かすことさえできなくなった唇で、最期の言葉を紡ごうとしたが
実際に出たのは声ではなく、血反吐だけだった。

ー終ー

730 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/23(日) 21:59:37 [ 4DF3nF5I ]
>>蜂蜜の代償
虐待後のしぃの末路の陰惨さが胸を一杯にする良作。というかお腹一杯。
AA作品で端折られる部分に焦点を当てた、着眼の特異さがまたGJ!
本スレで書いても良かったんでは?間違い無く名作。

731 名前:若葉 ◆t8a6oBJT5k 投稿日:2006/04/23(日) 23:58:56 [ cfXJbd66 ]
>>730
感想を頂けて感動してます。ありがとうございます。
投稿するのは初体験の若葉マークなので緊張しまくりです。

本スレは敷居が高い気がするのですが私も参加していいものなのでしょうか…
でも、また挑戦してみたいと思っています。

732 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/24(月) 12:52:16 [ HmP8V8Bw ]
本スレいってもいいんじゃね?
ただ虐待シーンが少ないのとせっかく二人いるのに一人残ってるのがもったいない。
リメイクできそうだったらやってみて下さい。
今度はシイネか虐殺者の視点で書いてみると面白いんじゃないかと。

733 名前:若葉 ◆t8a6oBJT5k 投稿日:2006/04/26(水) 01:11:08 [ z78zBBvU ]
>>732
リメイクですか。視点を変えるのは今の私のレベルでは厳しいです。
物語的にも自分の中で完成しているので、いじりにくい…未熟者です。
精進したいとは思っています。

加筆する、という形でなら何とかなりそうな気もするのですが
蛇足になってしまいそうな予感もするので難しいところです。
構想を練り直してみますが、やっぱり無理だったらごめんなさい。

734 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/27(木) 21:57:22 [ 85NOtj3c ]
>若葉 ◆t8a6oBJT5k
迷っているなら本スレへ
貴方みたいな人に本スレで書いてもらいたい

735 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/29(土) 18:06:46 [ POP8lFqc ]
初の小説を書いてみる。

私の名前はモララー。
最近虐殺厨になった。
私は「虐殺厨」と呼ばれているが、私も鬼ではない
私が虐殺するのは、糞虫ぃのみだ。
ギコ族なら、たとえべビでも、虐殺・虐待はしない。
今日のターゲットは・・・最近庭に住み着いたアフォしぃだ。

「チョットソコノアナタ!」
私が近寄ると、糞虫はいきなり話しかけてきた
「ワタシトチビチャンハオナカガスイテルノ!ハヤク、アマクテヤワラカイコウキュウナモノヲチビチャンタチニササゲナサイ!」
ほう・・・。いわゆる、「アフォしぃ」というのは始めて見たが、ここまでムカつくのは、余りない経験だ。
この、糞虫には3匹のチビが居るらしい。
「いいでしょう。かわいいチビサンに、甘くて柔らかい、高級な物を与えましょう」
まずは、どんな反応を示すか、実験だな。
「ギャクサツチュウニシテハ、マシナホウネ!」
・・・やはりムカつく。とわいえ、チビが苦しんでいる時はどういう風になるのか・・・。

私は、キッチンに着くと支度をした。
まず、少しもったいないがシュークリームを使おうか。
シュークリームの中身をぬき、接着剤でもいれておこうか。
コレを食べると、口が固まってムカつく「ナッコナッコ」いえなくなるのだ。
さて、後は助っ人を待つだけだな。
ピンポ〜ン
来た来た。今日のために呼んでおいた、俺の先輩「ウララー先輩」だ。
ドアを開けると、物凄い大きなバッグをしょっている。
「フフフ。結構持ってきてやったぞ!虐殺グッズ!俺の使いかけの道具もあるけどな」
ウララー先輩は、俺の虐殺の手本だった人だ。
今日は頼み込んで、虐殺を手伝ってもらう事にしていた。
庭に行くと、糞虫に私は言った。
「貴方のために貴方のお口に合う、食べ物を持ってきましたよ」
「サスガニチャンネルノアイドルシィチャンネ♪」
チビ達に、接着剤入りシュークリームと、小型爆弾入りシュークリームを渡すと、糞虫は直にチビ達に食わせる。
あの中の、2つは爆弾。食いついた瞬間爆発して、そのチビだけが死ぬ。
接着剤は、食った瞬間口に張り付くだろう。
「ヨクデキルジャナイ!ギャクサツチュウニシテハジョウデキネ!ツギハワタシヲダッコシナサイ!」
しょうがないから、ダッコしてやった。
・・・臭い。直に手放したいが、せめて爆弾が爆発するまで。
ボンッ!
爆発音が、2回響く。
2匹のチビは、頭のみが吹き飛び、体は座った姿勢のまま動かない。
それとほぼ同時に、もう1匹のチビも声にならない悲鳴を上げた。
口が動かないのと、爆発のショックで失神寸前だ。
糞虫に至っては、いきなりもらし始めた。
爆発した瞬間に、離しておいて成功だった。
さ、これからは先輩が来るのを待つだけか。

長くなりそうなりそうなので、前半という事で。
今から書くから、後半長くなりそう

736 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/29(土) 18:50:26 [ POP8lFqc ]
ハハハ!いい光景だ。
今まで、家の庭を荒らしまくってくれた罰だな。
爆発した、チビたちをなめまくる糞虫。
死んでいることすら、理解できないのか?やるなら、まだ生きている接着剤のチビの方だろ。
・・・先輩少し遅いな。
そうだ、先輩の計画を少し楽しむための下ごしらえをするか。
俺は、生きているチビの方へ向かう。
「ハニャ!ナニスルノ!ワタシノチビチャンヲカエシナサイ!コノギャクサツチュウ!」
「しゃべれるようにするだけです・・・よ!」
ベリ!チビの接着剤を引き剥がす。
血が噴出した。
「イチャーヨ!イチャーヨ!マンマァ!ナッコォォォォォォォォォ」
すかさず、糞虫が駆け寄る。
それとほぼ同時に、ギコの仮面を付けた先輩が来る。
「よぉしぃ!」
「ハニャ?ギコクン♪ダッコダッコ!」
糞虫は、泣き喚くチビを放り投げ先輩に駆け寄る。
「ん?まぁいいけどあいつお前の子か?それなら、ちゃんと世話してやらないと・・・」
「マンマァ・・・イチャーヨー・・・。ナッコチテヨォ」
駆け寄るチビを見て、糞虫は言った
「コ、コレハシィノコドモジャナイヨ!ホラミテ!」
そのとたん、チビを殴り始めた
「そうなのか?なら、耳もいでも文句はないよ・・・な!!」
そういうと、先輩はチビの耳を引き抜いた。
チビが、泣き喚く隣で、糞虫は声にならない悲鳴を上げる。理性と感情が、戦っているようだ。
「?どうした?関係ない奴なんだからいいだろ?」
そうゆうと、足をもいだ。
「イチャーヨー!!!チィノアンヨォォォォォ!!!!!カエチテェェェェェェェェェェェェェ!!」
「おい。お前も手伝え」
いきなり俺に話しかけられる。
ゆめのような光景に見とれていた俺は、我に返る。
俺が、右手をつかむと先輩は、左手をつかんだ。
「セーノ!!!」
ブチッ!
チビの両手が切れる。
それと同時に、チビはぐったりし始めた。
なるほど。出血で、体力が奪われて、死んだらしい。
「・・・・ネ?シ・ィノコド・モ・ジャナ・イッテワ・・カッテクレ・・タ?」
気絶寸前だ。後は、こいつを処理して、区役所の人を呼べば完了だな。
「よし。ダッコしてやるよ」
糞虫が、近寄っていく。それと同時に仮面をとる
「ワーイ!ダッコダッコ♪ダk」
糞虫は、目の前の光景を見つめて、呆然としている。
本当に、だまされていたのか。後は、耳もいでっと
「イタッ!イタイヨォォォォォシィノカワイイオミミカエシテヨォォォ」
ブチッブチッブチッブチッ!
足・腕・耳引きちぎっていく
「こんなもんですかね?先輩」
「いやいや♪コテッチャンがまだあるだ・・ろ!」
先輩は、腹の中に手を突っ込んだ。
ズリュリュ!ズル!
内臓が、出てくる。
それと同時に、死んだようだ。
「終わった終わった。後は、区役所の人に、片付けてもらおうぜ」
「先輩!アリガトウゴザイマス!何か、ご馳走しますよ!!」
〜糸冬〜

あんま、上手く行かなかったな・・・。

737 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/04/30(日) 17:45:54 [ Xo4JWH9A ]
>>736の、続きという事で。
今日は、バイトの日だ。
朝起きると、朝食を済ませ駅に向かう。
そんなコンナで、1時間。電車を乗り継ぐと、同僚のモナーに会う。
「モナー君、ギコ君は?もう直で遅刻だけど」
「多分遅刻モナよ」
その時!土煙を上げながらスライディングしながら入ってきたのは、ギコだ。
「ぎりぎりセーフモナね」
「おう。もうチョットで遅刻だったな。早く、作業服に着替えようぜ」
私が働いているのは、糞虫の生肉工場。高時給の割りに、飯つきで、寮に泊まる事もできる上、ストレス発散にもなる。
作業服に着替えると、早速妊娠糞虫1匹、糞べビ1匹、糞チビ2匹、虐殺の許可を得る。
虐殺室に付くと、こいつらが全部親子である事に気が付いた。
「まず、べビ2匹は一発で殺した後瞬間冷凍モナ」
「ハニャァァァ ベビチャンヲイジメナイデェ!!! コノギャクサツチュウ!! シィタチニハマターリノカミサマガツイテルンダヨ!!」 
妊娠糞虫は、ギャーギャーと俺達に罵声を浴びせる。
ギヂッ!!
「ヤベ、骨に当っちまった」
「イジャァァァヨォォォォ!!!!マンマァァ!!!ナッコチテヨォォ!!!」
首の、神経まで切れなかったらしい。出血多量で死ぬと、肉が固まりやすくなるため、一気に息の根を止めておきたかったが。
「よし、うるさいけどこのまま液体窒素にど〜んモナ」
糞べビは、この世のものとは思えない声を上げている
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!アッオ゙ォォォォォ!!」
なるほど。液体窒素を飲みこんだらしい。咽頭が火傷の様な状態になっているんだろう。
妊娠糞虫は、目を飛び出そうなほど見開き口をパクパクさせている。
「もう一匹も、入れちゃうモナ」
モナーは、氷付けの糞虫を取り出し淡々と作業をこなす。
こちらの糞べビは、意外に早く凍りついた。息が出来なかったせいもあり、口を力なく開けたり閉めたりしていたため、中も早く凍ったのだろう。
まるで、剥製のようになったチビを見て、流石にグロいと思ってしまう
「次は、チビを腕、足、尻尾、頭、耳、腹に解体するモナ。目は、潰しておけとの事モナ」
「よし、モララー左半分持ってくれ」
ムササビのように、手足を広げられているチビは、恐怖に目を見開いている。
「セーノ」
ギコの合図と共に、持っているところを引っ張る。
ブチチッ!!ブチブチッ!!
音と共に、糞べビはダルマになって、宙を舞う。
「イギャァァァァァァヨォォォォォォォ!!!!!」
宙を舞うチビを追うように、妊娠糞虫は走り回るがむなしく地に落ちる。
「よ〜し!パパヤッチャウモナよ!!」
モナーは、糞チビの尻尾をつかむとジャイアントスイングを始めた。
「イチャァァァヨォォォォォ!!!! シッポイチャァァヨォォォ!!! ナッコチュルカラユルチテェェェェェェェェ!!!」
ブチッ!尻尾がちぎれると、糞べビは、壁に激突する。鉄製の壁に当った音が、薄暗く少し寒い部屋にこだまする。
「こっからは、漏れがやるからな!!」
我慢できず、私は糞チビに駆け寄る
「コ  ナイ  デェェ  」
ズッ!嫌な音共に、釘を突き刺す。糞チビの両目から、血が噴出す。
「オメメ  ガァァ ァァ ッァ ァァァア」
おそらく、もう泣き叫ぶ体力が無くなってきているのだろう。
ブチブチ!!!
耳を取るが、体が冷たくなってきている。まずいな。
「チ    ィノ カワイ  オミミ  」
やっとの事で我に返ったのか、妊娠した糞虫が私に突撃し、糞チビを奪う。
「ダイジョウブ? コワカッタデショ? イマダッコスルカラネ」
そういって、傷口を舐めているが、糞チビはもう虫の息だ。ひょいと、糞チビを奪うと、親の目の前で首もぎをとる。
すると、糞虫は涙をボロボロ流している。
恐怖と、悲しみが同時に襲っているのだろう。それに加え漏らし始めた。
「妊娠しぃは、腹の中のべビを引っ張り出して、内臓類を引きずり出せばokモナ」
「なら、俺がやるぞ」
ギコは、妊娠糞虫に近づき、ナイフで小さな穴を開けると、手を中に突っ込む。
「ア   ギ アアアアア  シ  ノ    ポ ポン」
ズチュッ!ズチャァ!音と同時に、べビが生まれる。
「もう死んでいるけど、まだ死後硬直はしてないから、冷凍すればダイジョブだろ」
「シ   ィノ   アガヂャ  ン  カエジ   デェェ」
同じ言葉を繰り返す、糞虫の腹に手をつっ込み、内臓を引きずり出す。
最初の内は、ぴくぴく痙攣をしていたが、数分もすると糞虫は白目をむいて無様に死んでいった。
「午前中は、コレで終わりモナ。ご飯食べに行くモナよ」
〜〜糸冬〜〜
余談:前回よりは上手く行きましたかね。何かイマイチコツ的なものをつかめないorz

738 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/01(月) 08:21:57 [ KxfPiI2I ]
>>若葉氏
漏れも本スレに行っても良いとは思うけど、自身で納得しなければ
更にここで推敲を重ねるのもいいと思うよ。

>>735-737
大まかなものは>>721-722 >>726を参照。
漏れとしては、見せ場の展開が単調だなぁと感じたので
もう少しストーリーの方を練ってみてはどうだろう?
とりあえず、過去のものを見て学んで練習あるのみかd。

739 名前:若葉 ◆t8a6oBJT5k 投稿日:2006/05/01(月) 21:24:47 [ Uvp7LHTE ]
>>734 >>738
温かいお言葉を頂き、嬉しくて泣きそうです。
リメイク頑張ってみたので、思い切って本スレに投稿しようかと思います。

3部構成に分けたので長くなってしまったのが心苦しいですが
どれか1話だけを読んでも意味が通じるようにしたつもりです。

2部のシイヌ編は、このスレに投稿した内容の転載になります。
1から3に飛ぶと練習スレを読んでいない方が混乱するかと思ったのです。
読み飛ばして下さっても構いません。

>>735-737
評価できるほど知識が無いので迷ったのですが、ひとことだけ感想を。
愛する者に我が子を責められる母しぃの葛藤するシーンが好きです。

740 名前:ginjyo 投稿日:2006/05/02(火) 23:30:00 [ 2wSGtPCs ]
本スレにはまだまだ遠いですね。ここで練習します。。

「べびしぃビリヤード」

ここは、ある県のある都市。
ここを通る人は誰でも気付くだろう。
あんなに大きな看板なのですから。
「べびしぃビリヤード」

「あ〜あ、また部長に怒られたモナ。今日もあそこ行くモナ?」
「もちろんだろ?あんなにストレスが発散できるところは他に無いぜ」
そういってる間に二人、モララーとモナーは例の建物の扉を開けていた。
「いらっしゃいませ、あ、いつもの方々ですね。じゃあいつものですか?」
「もちろんモナ。あれが一番いいモナ」
「じゃあ、八番テーブルにどうぞ」
そういわれ、2人は八番テーブルに向かった。
「これが今日のベビしぃです。」
「ナッコナッコ」
「チィヲドウスルンデチュカ?」
「ウホッいいベビしぃモナ」

後編に続きます。

741 名前:ginjyo 投稿日:2006/05/03(水) 09:26:49 [ Xbmy7eEI ]
すみません、昨日は睡魔に負けてしまいました。OTL
>>740
「白球は何にしますか?」
「じゃあ鉄球でお願いしますモナ」
それを聞き、店員は白い鉄球を持ってきた。

ここで、このビリヤード台の説明をしよう。
このビリヤード台はラシャの部分(緑の布みたいなの)がガラスになっている。
さらに、本来ビリヤードのボールが落ちるところはそのまま焼却炉に落ちる。
つまり、ベビしぃを穴に落とすと、そのベビしぃは焼却炉に落ち、
上からガラス越しで、ベビしぃが苦しむザマをみれるのだ。
さらに、ベビしぃが逃げないように周りに人は感じないほどの弱電装置が引いてある。
また、今回この二人がやるコース、スキーリコースは、ベビしぃが2匹である。

「じゃあまずはブレイクショットモナ」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
鉄球が一匹のベビしぃの顔にクリティカルヒットし、穴の近くまで吹っ飛んだ。
「今度は俺の番だな」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
ベビしぃが穴に落ちた。そして、焼却炉のところへ・・・
「アニャアアアアアア、ナゴーナッゴー、ウhfhdhshfsjs・・・」
ベビしぃは燃え尽きたのか、そのまま姿は見えなくなってしまった。
「いいのもみれたし、じゃあ続けていくぞ」
スカッ グサッ
「ヂィィィィィィィィィ」
「やべっ、はずした。と、思ったら、ベビしぃに刺さってるじゃん」
そう、キューはべびしぃの腹に刺さってしまっているのだ。
「てめ、この、はなれろ!!」
そういい、机に何回もたたきつけた。
バン、バン、バン、
「ヂィィィィィィ、ナゴーナッゴオオオオオオオ」
グシャ
「あーあ潰れたモナ、内臓が出ているモナ、もったいないモナ」
もう八番テーブルにはぐちゃぐちゃになった死骸と鉄球しかない。
「もうかえろうか?」
「そうするモナ、今日はモララーがおごる日モナ」
「やべっそうだったな、今月給料前だから厳しいんだよなあ」
そういい、受付のところに払いに行った。
「八番テーブルの方々ですね?全部で156000円になります。」
「ここは高いのが欠点なんだよなあ・・・」

おわり

742 名前:ginjyo 投稿日:2006/05/03(水) 12:35:12 [ cW2fxNyQ ]
すみません、昨日は睡魔に負けてしまいました。OTL
>>740
「白球は何にしますか?」
「じゃあ鉄球でお願いしますモナ」
それを聞き、店員は白い鉄球を持ってきた。

ここで、このビリヤード台の説明をしよう。
このビリヤード台はラシャの部分(緑の布みたいなの)がガラスになっている。
さらに、本来ビリヤードのボールが落ちるところはそのまま焼却炉に落ちる。
つまり、ベビしぃを穴に落とすと、そのベビしぃは焼却炉に落ち、
上からガラス越しで、ベビしぃが苦しむザマをみれるのだ。
さらに、ベビしぃが逃げないように周りに人は感じないほどの弱電装置が引いてある。
また、今回この二人がやるコース、スキーリコースは、ベビしぃが2匹である。

「じゃあまずはブレイクショットモナ」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
鉄球が一匹のベビしぃの顔にクリティカルヒットし、穴の近くまで吹っ飛んだ。
「今度は俺の番だな」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
ベビしぃが穴に落ちた。そして、焼却炉のところへ・・・
「アニャアアアアアア、ナゴーナッゴー、ウhfhdhshfsjs・・・」
ベビしぃは燃え尽きたのか、そのまま姿は見えなくなってしまった。
「いいのもみれたし、じゃあ続けていくぞ」
スカッ グサッ
「ヂィィィィィィィィィ」
「やべっ、はずした。と、思ったら、ベビしぃに刺さってるじゃん」
そう、キューはべびしぃの腹に刺さってしまっているのだ。
「てめ、この、はなれろ!!」
そういい、机に何回もたたきつけた。
バン、バン、バン、
「ヂィィィィィィ、ナゴーナッゴオオオオオオオ」
グシャ
「あーあ潰れたモナ、内臓が出ているモナ、もったいないモナ」
もう八番テーブルにはぐちゃぐちゃになった死骸と鉄球しかない。
「もうかえろうか?」
「そうするモナ、今日はモララーがおごる日モナ」
「やべっそうだったな、今月給料前だから厳しいんだよなあ」
そういい、受付のところに払いに行った。
「八番テーブルの方々ですね?全部で156000円になります。」
「ここは高いのが欠点なんだよなあ・・・」

おわり

743 名前:ginjyo 投稿日:2006/05/03(水) 12:39:47 [ cW2fxNyQ ]
すみません、昨日は睡魔に負けてしまいました。OTL
>>740
「白球は何にしますか?」
「じゃあ鉄球でお願いしますモナ」
それを聞き、店員は白い鉄球を持ってきた。

ここで、このビリヤード台の説明をしよう。
このビリヤード台はラシャの部分(緑の布みたいなの)がガラスになっている。
さらに、本来ビリヤードのボールが落ちるところはそのまま焼却炉に落ちる。
つまり、ベビしぃを穴に落とすと、そのベビしぃは焼却炉に落ち、
上からガラス越しで、ベビしぃが苦しむザマをみれるのだ。
さらに、ベビしぃが逃げないように周りに人は感じないほどの弱電装置が引いてある。
また、今回この二人がやるコース、スキーリコースは、ベビしぃが2匹である。

「じゃあまずはブレイクショットモナ」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
鉄球が一匹のベビしぃの顔にクリティカルヒットし、穴の近くまで吹っ飛んだ。
「今度は俺の番だな」
ガキン
「ヂィィィィィィィィィィィィ」
ベビしぃが穴に落ちた。そして、焼却炉のところへ・・・
「アニャアアアアアア、ナゴーナッゴー、ウhfhdhshfsjs・・・」
ベビしぃは燃え尽きたのか、そのまま姿は見えなくなってしまった。
「いいのもみれたし、じゃあ続けていくぞ」
スカッ グサッ
「ヂィィィィィィィィィ」
「やべっ、はずした。と、思ったら、ベビしぃに刺さってるじゃん」
そう、キューはべびしぃの腹に刺さってしまっているのだ。
「てめ、この、はなれろ!!」
そういい、机に何回もたたきつけた。
バン、バン、バン、
「ヂィィィィィィ、ナゴーナッゴオオオオオオオ」
グシャ
「あーあ潰れたモナ、内臓が出ているモナ、もったいないモナ」
もう八番テーブルにはぐちゃぐちゃになった死骸と鉄球しかない。
「もうかえろうか?」
「そうするモナ、今日はモララーがおごる日モナ」
「やべっそうだったな、今月給料前だから厳しいんだよなあ」
そういい、受付のところに払いに行った。
「八番テーブルの方々ですね?全部で156000円になります。」
「ここは高いのが欠点なんだよなあ・・・」

おわり

744 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/03(水) 15:16:51 [ D4OSoUZo ]
作りながら貼るのはやめよう

745 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/05(金) 02:00:17 [ UHX2WGfc ]
>>ginjyo氏
地の文を以前より上手く使って、適切に情景表現が出来ている。
とても読みやすくなっていて、その点は良いです。
内容も、AA作品を貼られる作家諸氏がすぐにAA化できるほどシンプルで小気味良いです。
ネタもcmeptb氏を彷彿とさせるもので、ハードコース(お考えになるとすれば)などを描写する
続編が期待されます。間違いなく良作の範疇に入ると僕は思います。

ただし、上の方のレスにもある通り、作りながら貼るのはよくありません。
お楽しみを取っておけるとお思いになっているかもしれませんが、低評価のものを
書いてしまったときは荒らしと見なされる諸刃の剣となるし、もし他の作家諸氏も
作品を投下したいときには、各々の作品の内容が途切れ途切れになって見にくくなる
ことが考えられるので、”後半・後編”は出来る限りしていただきたくありません。
”どの作品”も、「まとまった状態」で読みたい一読者のわがままに、応えていただけませんか?

その事と誤爆以外は、本当に本スレレベルですので、どうか僕の感想と意見を留意して
いただいて、次作を是非書いて下さい。期待しています。GJ!

あと老婆心ながら、コテハン付けて次回は投稿したほうがよいですよ。
どうもご兄弟で書いていらっしゃるようですが、騙りが荒らしのために”あなた方”の
名前を使うかもしれませんので。
”読者の期待”というものを望むなら、あなた方ほどのレベルの方たちなら、コテハンが
出た時点で「おっ、ginjyoが来たぞ!また奴らがやってくれるぞ」といずれ期待される
ようになると思います。ですから作品は一気に投下をお願いします。

746 名前:ginjyo 投稿日:2006/05/05(金) 10:57:32 [ u9aeAEvo ]
>>745 ありがたきお言葉有難うございました。。
あと、弟がたまたま誤爆させただけで、一緒に書いているわけでは有りません。
ネタはしばらく思いつかないのでできるだけ早く考えたいと思います。
後は、質問があるのですが、どうやったら「これは作りながら投稿している」
とわかるのですか?できれば教えてください。

本当に有難うございました。

747 名前:745 投稿日:2006/05/05(金) 13:53:01 [ UHX2WGfc ]
>>ginjyo氏
僕の場合は時間で判断しています。
10分以内の”間”ですね。一気に投稿していると認めるのは。
確かに「作り置きしてあるものを徐々に投下したい」と言う気持ちが貴方には
あるのかもしれませんが、他の作品が混交しているとやはり読みにくいし、
空いた”間”を、他の作家さん達が遠慮して書かないということも考えられます。

もしかすると貴方は「30〜40分以内で作品の続きなんて書けるわけないじゃない」
とお思いになっているのかもしれませんが、問題はそういう事や、あるいはいくら間が
空いたとしても内容に”隙間”ができることなんてない、などということではないんです。
我々読者にとっては、”作り置き”も実際に”作りながら投稿”でも、同じ事です。
作品が一部でも投下されたら、出来る限り早く全て出してほしいのです。
レス間の隙間を、時単位、日単位にして貰いたくないだけです。

もし、あくまで貴方が「作品を書きようがない時間」について一言言いたいのだと
するのなら、たしかに30〜40分間なら次は「出し惜しみはやめて」と書き込みます。
でもそれ以降は「書けるもの」とみなします。つまり「書きながら〜」と書き込みます。
また、「投稿してみた後で、別のアイディアが浮かんじゃったら?」という質問も却下です。
それははっきり言って、推敲不足ということですから。話を一端完結まで導いてから、
後で分岐として投下するなりして下さい。僕は少なくとも「完成作品」が見たいわけで、
レス間の”長い空き”に、作家の苦闘を読みとろうとは思いません。
そういう苦労は、評価出来ません。準荒らしとしか見れませんから。

あくまでこれは僕の判断で、しかも問題は「作りながら貼るな」と言われる基準についてで
あり、貴方が実際どうしているかではないので、そう言われないための考え方は貴方に
お任せします。ただし僕も一読者で、貴方の”間”の長さは、荒い言い方をすれば
「勿体ぶってんじゃねーよ」と感じるわけで、貴方が思うところがあるとすればこちらにも
思うところがある、ということは留意していただきたいのです。
喧嘩腰のような表現になりましたが。

質問には十分お応えできなかったかもしれませんが、それに関してのことに代えさせて
いただきました。重ねて、これからの作品に期待しています。頑張って下さい。

749 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/21(日) 17:50:09 [ 6gQv3ehQ ]
未熟なのは、お見逃しを。

「モラしぃ合戦」
昔々、アフォしぃと、モララーがおりました。
ある日、しぃがおにぎりを拾い、食べようとすると通りがかったモララーは、こういいました。
「おにぎりは、一度食べれば終わりだけど、この柿の種を植えて、育てれば、毎年食べられますよ」
「ナルホド イチリアルワネ ソノタネオ、コウカンシナサイ!」
と言うと、モララーにおにぎりを押し付け、柿の種をもぎ取っていきました。
そして、数日後
「ハニャーンイッパイミガナッタヨ! イマゴロアノアフォモララーハ、クヤシガッテルデショウネ!」
と、木に上ろうとしますが、しぃの運動能力では、足が1cmはなれたぐらいが限界です。
「ハニャーン! ナンナノヨコノキハ!! ギャクサツチュウノキダヨ!」
と、言っていると、モララーが通りがかり木に登って、柿を食べ始めました。
「チョット! コノシィチャンニモヨコシナサイ!」
と言われ、モララーは無言で、青い柿を手に取り、スピンをかけて、投げつけ始めました。
柿は、大気中の風を呼び集め、真空波を生み出ししぃに、襲い掛かります。
ズパァァァァァァ
しぃの右腕が、血の尾を引き空中に弧を描きます。
「ハニャァァァ!? シィノオテテガァ! ヤメナサイ! コノギャクサツチュウ!!」
そして、止めた頃には、しぃの左耳は、切り裂かれ、血が吹き出してる頃でした
モララーが去った後、しぃがたたずんでいると、それぞれ同族をまとめるスズメバチ、イガグリ、石臼がやってきました。
「どうした?しぃ」
スズメバチが聞くと、しぃは、説明し始めました。
「う〜んやりすぎでごわす。こらしめてやるでごわす」
「決まりだね。作戦を説明するよ」
まず、モララーが帰ってくると、囲炉裏の火に温まろうとします。
すると、イガグリ部隊が飛び出し、体当たりを仕掛けます。
そして、熱さと痛さで、パニックのモララーが、水がめに近づくと、スズメバチたちが、一斉攻撃を仕掛けます。
そして逃げようとするモララーを、九州男児の石臼たちが叩き潰す。
この作戦を実行するため、モララーの留守中に家に入りましたが、この作戦に、ミスがありました。
しぃの、頭を計算に入れてなかったのです。
しぃは、スタンバイ後、家の中で、モララーを見るはずでした。
その後、しぃより早く戻ってきたモララーが、家を見ると、テーブルの下に、しぃがいます。
モララーは、しぃを捕まえ、火あぶりにしようと、囲炉裏に近づいていきます。
「ヤメナサイ! ギャクサツチュウ! ヤメナサイ! マターリノカミサマガユルサナイヨ!」
と、罵っていましたが、囲炉裏まで後、50cmと迫った所で、いがぐりが飛び出します。
「ハニャァァァァ!? ナニヤッテルノ! シィチャンダヨ! アナタモギャクサツチュウダッタノネ!」
と、しぃは言いますが、トゲが、両目に刺さり、苦しみまが、しぃを盾にした、モララーは無傷です。
手を離すと、フラフラと、歩き出しますが、水瓶に向かっていきます。
当然蜂たちがやってきます。
ブスゥ!
何本も何本も、針を刺していき、相手がしぃだと、気づいた時には、しぃは、アレルギーを起し、出口に歩いていきます。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ グルシ ヨ   タスケ」
と言って、家から出た瞬間
ドスゥゥゥン
轟音と共に、しぃの左腕に臼が当り、倒れます。
そして、両足を砕かれると言いました。
「コ ギャクサ チュウ アナタ タチノセイデ  サクセンガ ダ イナシ ヨ!」
暫くの沈黙。この言葉に、この場に居た者タチは、怒り、モララー側に寝返りました。
そして、臼たちで、骨ですら粉末になるくらい、叩きのめしました。
その後、モララーたちは、幸せに暮らしました。、めでたしめでたし。
終わり

750 名前:サトル・シアトル・トンデール 投稿日:2006/05/21(日) 18:43:51 [ TyxtY8tw ]
病院

ここはある病院。ここはいろいろなAAが入院しています。
そんなある日アフォしぃが入院してきました。
「ハニャーン♪ニュウインハタノシイナ♪ソコニカンジャタチ!シィチャンタチニヤサシクシナサイ!!」
そんな時にある事件が・・・・・・
「先生!929号室のモララーさんが血を吐きました!」
「何!!いそいで緊急治療だ!!」
そのモララーは亡くなった・・・・
「ちくしょう・・・・・俺のせいで・・・・ん?」
「イイキミネ♪アンタクソモララーガシンダナンテトッテモスッキリスルワネ!」
「なんじゃありゃ・・・・・・」
そこにはたくさんのアフォしぃ(患者)が話している。どうやら料理に毒を入れたらしい
「あのやろ〜覚えてろよ〜」
そのギコは医者・他の患者・看護師達に知らせた
「それは本当か!?」
「そうです。あいつらがモララーさんの料理に毒を入れたのです」
「それは酷すぎるわ!あ!こんな案があります!」
「なに?・・・・・・・・・なるほど・・・・そうか・・・・では明日実行だ」
「はい!」
その作戦はそのアフォしぃ達を殺す作戦。どうなるのか・・・

751 名前:おーあーるぜっと ◆YM8kSfjf3c 投稿日:2006/05/24(水) 16:40:23 [ wmaeimYk ]
初投稿です。どきどき。

目覚め


ふと、俺は気が付いた。少しの間、気を失っていた様だ。
瞼を開ける。
「え……?」
そこには、思いも寄らない光景があった。
目の前に、見知らぬAAがぐったりと倒れていた。思わず駆け寄る。
しぃだ。顔を見ると、気絶している様だった。
「ダッコ、ダッコォ……」と小さくうわごとを呟いている所から見ると、アフォしぃと見て間違いなさそうだ。
アフォしぃはそのまま放っておいて――元々この連中に人権など存在しない――、俺は改めて周りを確認した。
ここは、見覚えのない、薄暗い小さな部屋だった。四畳半くらいか、あるいはもうちょっと狭い程度の、薄汚れた灰色の部屋。
しかし、四面の壁のどれにも、扉が着いていない。
訳がわからない。一体何が起こっているんだ?
俺が頭を抱え込んだ、その時だった。
『よう。目、覚めたな』
声が聞こえた。どこからともなく聞こえた。
「なっ……、誰だ!」
思わず叫んだ。
『どうでもいいだろ、そんな事。なあお前、確かモララーって言うんだよな?』
俺はたじろいだ。どうして俺の名前を知っているのだ?
「そ、そんな事より、ここはどこなんだ? 出口はどこだ?」
『ああ、出口ね。教えてやってもいいけど、その前にちょっとお願いできるかな?』
「お願い? 何だ?」
『そこにアフォしぃが倒れているだろ?』
「あ、ああ……。で、それで?」
『そいつ、今は意識がないけど、もうすぐ起きるはずだから、そしたらお前に『助けて』だの『出して』だの言ってくるはずだ』
「そいつを、どうしろってんだ?」
『なあに、難しい事じゃない』
声はそこで一呼吸置いて、続きを言った。
『殺せばいい』
「なっ……!」
俺は狼狽えた。
別にアフォしぃが可哀想だとか、そういう事じゃない。アフォしぃなんぞにくれてやる情なんて存在し得ない。
ただ俺は、生まれてこの方虐殺などした事がないのだ。
やった事もない事をいきなりしろと言われて狼狽えるのは、誰にでも経験はあると思うが。
『おいおい、まさかアフォしぃが可哀想だとか言うんじゃないだろうな?』
「い、いや。ただ、今まで虐殺なんてやった事が無くて……」
『大丈夫だって。アフォしぃ一匹殺すのなんて、お前が手にしている武器を使えば簡単だよ』
言われてから、俺は自分の右手に持っている物にようやく気付いた。
それは、長い剣だった。
いつの間に、こんな物を?
唖然とする俺に向かって、声は続く。
『適当に腹なり頭なり切りつけりゃあ死ぬって。案ずるより産むが易しってな。やってみな』
「で、でも……」
俺が躊躇していると、視界の隅でもぞもぞ動くものがあった。
アフォしぃだった。俺がそっちを向くと、奴は口を開いた。
「チョットソコノアンタ! ボォットミテナイデ カワイイシィチャンヲ ココカラダシナサイヨォ!」
ぐったりしていたアフォしぃが元気になって、俺に注文を付けてきたのだ。声の言った通りだった。
頭の中で、奴の声がキンキン響いた。こいつ、自分が世界で一番偉いとでも思っているのか。思わず腹が立った。
「うるさい! お前、人にものを頼む態度ってものを」
言い終わる前に、アフォしぃは大声で怒鳴った。
「ナニヨ! カワイイシィチャンガ ガシシチャッテモイイノ? ホントサイテイネ、ギャクサツチュウッテ!」
何て身勝手な発言であろうか。
これほど憤ったのは、生涯でこれが初めてかもしれない。
俺の中で、真っ黒な何かが動くのを感じていた。
先程殺す事に躊躇していた自分が、今になって心底恥ずかしくなった。
そうだ。こんなむかつくカスは、殺してしまえばいいんだ。
心の中で、俺は俺自身に命令する。

――ヤツヲコロセ!

その瞬間、俺の迷いは吹っ切れた。

752 名前:おーあーるぜっと ◆YM8kSfjf3c 投稿日:2006/05/24(水) 16:41:29 [ wmaeimYk ]
俺は右手の長剣を、高々と奴に向けた。
「ハニャ! チョ、チョットナニヲスルキナノヨ! ランボウハユルサナイワヨ!」
何か喚いている様だが、俺の耳にはそんな言葉は入らなかった。
カッと目を見開き、俺は刃を獲物の腹に突き刺した。
「シィィィィィィ!」
湧き上がる悲鳴。同時に、赤い血が飛び散り、俺の体や顔に当たる。
俺は悶えるアフォしぃの体を余った左手で押さえながら、右手に力を込め、剣をグリグリ回した。
「シィィィィィィィ! ヤメテェ! イタイヨォ!」
ご命令通りに手首の運動を止めてやった。奴はホッとしたろうが、それも束の間。今度は丸く広がった傷口から左の脇腹目掛けて、剣で思いっきり体を切り裂いた。
バシュッという音と共に剣先が空を舞い、それと同時に血液が傷口から大量に吹き出る。
「ジィィィィィィィ! イタイヨォォ! ヒドイヨォ! ナンデシィチャンガ コンナメニアワナキャ ナラナイノヨォォ!」
腹を抱えて転げ回るアフォしぃ。
暴れれば暴れる程死に近づくだろうが、こう動き回られてはトドメを刺しにくい。
足で胴体を踏んで仰向けのまま動けない様にしてから、俺は右手の剣を逆手に持ち替えて、対象の額に狙いを付けた。
「ハニャァァ! ダッコスルカラ、モウヤメテェェェェ!」
雑音に耳を貸さずに、躊躇無く真っ直ぐに振り下ろす。
ザクッという音と、確かな手応え。
真っ赤な噴水が、びくんびくんと痙攣する肉塊から吹き出る。

……終わったのか?
何だ、あっけない。
激情のまま体を動かしたが、それだけで終わってしまった。
声の言った通りだ。案ずるより産むが易しとは正にこの事。
物言わぬ死体から剣を抜くと、待っていたかの様に声が聞こえてきた。
『な、簡単だろう?』
「ああ……」
少し呆然としながら俺は答えた。
『さてと、コツもつかんだみたいだし、次の注文、いいかな?』
その声を聞いて俺は慌てた。
「お、おい! あれを殺れば出してくれるって言ったじゃないか!」
『ゴメンゴメン。次のを終わらせれば、本当に出してやるよ』
「本当か?」
『疑り深いなあ』
「まあいいや。で、次は何を殺せばいい?」
『ああ。今からそっちに獲物をよこすから、そいつらを狩ってくれ。今度は、もうちょい楽しんでみな』
言うが早いか、背後でドサドサという音が二、三度続けて起きた。
振り返ると、そこに三匹のチビギコがのびていた。
なるほど、こいつらを殺せばいいのか。
今度は、迷いなどしない。
どうせこいつらも、先程のアフォしぃと同じ様に、自分達の事しか考えない畜生だろう。
俺の体内で再び、暗黒が渦を巻き始めた。

――ヤツラヲコロセ、コロセ、コロセ!

753 名前:おーあーるぜっと ◆YM8kSfjf3c 投稿日:2006/05/24(水) 16:42:28 [ wmaeimYk ]
足音を忍ばせ三つの獲物に近づく。
別に起きて逃げようとされても、ここには出口など無いのだが、なんとなく、こうしなければいけない様な気がした。
足下に寝転がる、小さな攻撃対象。
そいつらに、まずは一匹ずつ蹴りを加え、起こしてやった。
「ヒギャア! イタイデチ!」
最初に蹴った一匹が、神経を逆なでする様な悲鳴を発した。他の二匹も、似たり寄ったりだった。
やがて周囲を見渡し、こちらに気付くと、そいつ――最初に蹴った奴――は俺に向かってわめきだした。
「オマエデチネ、チビタンヲケッタノハ! ナニスルデチカ! イタカッタデチヨ! バツトシテ、イマスグゴヒャクマンエンヲ」
「ここがどんな所か、お前にはわかるか?」
わめき声を無視して、俺は獲物達に囁いた。剣を持った右手を、背後に回して隠しながら。
「ハァ? チビタンノイッテイルコトガ キコエナカッタデチカ? ジャアトクベツニ モウイッカイ」
「ここはなぁ」
言いながら、俺は一番手近にいた、やたら毛の多い奴に目を付けた。
「お前らの墓場さ」
言い終わったその時には、俺の剣はそいつの右目を貫いていた。
「ビギェェ!」
訳のわからぬ悲鳴を上げているが、突然の出来事に、残りの二匹は脳が正常に働いていない様だ。
呆然とするそいつらの前で、俺は両目、両足、両腕、腹、そして心臓の順にそいつに切っ先を突き立てた。
場所によって切った時の手応えと音が違ってくるのが、なかなか面白い。
数々の悲鳴が、俺のやる気を沸き立てた。
やがて穴だらけになったそいつは崩れ落ち、残りの二匹を見やると、ようやく自分達の立場がわかったのだろう、恐怖を顔に表し、後ずさりし始めた。
「ナ、フ、フ、フサタン、フサタンガアァ……」
「ナ、ナンデ、ナンデコンナ……」
わなわなと震えているそいつらに向かって、俺は走り寄った。
「キャアァ!」
二手に分かれて逃げ出した。逃がすか!
直感で左に逃げた奴に狙いを定め、剣を一降り。
ズパァッという景気のいい音に続いて、ゴロンと鈍い音がした。
見ると、二匹目の首が、綺麗な切断面を見せて胴体から離脱していた。
床には、真新しい赤いシミが広がっていた。
右の方を振り向くと、残りの一匹が、壁にへばり付いている。何やら失禁しかけている。
「ミ、ミケタンマデ……。タ、タタタタタ……、タスケテデチィ……」
首を横に振りながら、絶望に浸った生け贄の元へ、俺は進み出た。

血と肉で彩られた絵画。苦痛のダンス。
かつて無い芸術に、俺は出会った気がした。
緋色の喜びが、今、花開く。

『お〜、なかなか上手いじゃない』
剣に付いた血糊を肉塊で拭き取ると、再び待っていたかの様に声が聞こえた。
「何だ、見ていたのか?」
俺は笑いながら、声に尋ねた。
『まあね。面白かったか?』
「ああ」
『……またやりたいだろう?』
「ああ……、っておい、まさかまた……」
俺はまた焦った。
『いやいや大丈夫。出してやるよ、ほら』
いきなり目の前に、縄ばしごが降りてきた。上を見ると、天井にちょっと大きめの穴が開いていた。
何だ、もしかしてあそこから入れられたのかな?
微笑しながら、俺は縄ばしごに足をかけ、外の世界へと……、新たな世界へと、踏み出した。

『はい、新入虐殺者一名様ご案な〜い……』


終わり

754 名前:カンタベリー物語 投稿日:2006/05/26(金) 18:20:19 [ hdBzOqzI ]
殺戮職人電車男

あきれちまぜ、ウリってやつは
最後の最後の最後まで虐殺するぜ
心配するなよ、しぃを見つけたら
たちまちウリの血が萌える
行くぜ行くぜ虐殺、まかせろまかせろ虐殺
ウリの怒りは爆発寸前!
秋葉を軽やかに飛ぶニコラス刑事だ!
俺は電車男!

ここ、秋葉原で一人のニダーが猟奇エロパロの同人誌を読みながら歩いていた。
彼の名は電車男、年は20歳だ、無職である。
よだれを垂らしながら猟奇エロパロの同人誌を読みながら歩いている。
突然、肩が歩いていたОLしぃに当たった。
「何するニダ!」
相手のしぃも怒って、
「ナニヨ、ホンヨンデアルイテイタアンタモワルイジャナイ!」
電車男は切れた。顔はAAでは書けないほどの顔だ。
「なんだと糞虫!ウリはベトナム戦争のとき、べトコンを15人殺した男ニダ!」
電車男はポケットからカラーボールを取り出す。カラーボールとは強盗よけのボールある。
当たると中から唐辛子や催涙液が入っておりとても眼が痛くなる護身用の道具である。
電車男はカラーボールをしぃに投げつけた。
「シィィィィィィィィィィィィィ!シィノオメメ!」
見事にしぃにクリティカルヒットを与えた。しぃはコンクリートをのた打ち回っていた。
するとその悲鳴を聞いて秋葉原の電気店の店員、客、オタクたちが現場を見始める。
電車男は手にメリケンサックをつけて、しぃの顔を殴る。
「おらぁぁぁ!」
しぃの鼻がへし折れた。鼻から血が出る。
「シィノオハナ!シィチャンガナニシタッテイウノヨ!」
「とぼけるんじゃねニダ!ジョン・レノン射殺事件ニダ!お前はウリの弟を殺した
 卑劣な奴ニダ!許せんニダ!」
電車男はゴミ捨て場に捨てられたあった釘バットでしぃを数十回分殴った。

755 名前:カンタベリー物語 投稿日:2006/05/26(金) 18:20:37 [ hdBzOqzI ]
ーしかし、罪を憎んで人を憎まず、あとは警察にまかせるニダー
しぃの頭と顔はグチャグチャになっていた、頭がぱっくり割れて脳みそが飛び出ている。
口が裂けて、眼球が飛び出ていた。
すると電気店の店員モナーがガクガク震えながら、電車男に向かって
「な、何てことするモナ!釘バットで殴るなんて、それでも人間モナか?」
電車男はニヤニヤ笑いながら
「大丈夫ニダ、死んでいないニダ・・・ん?やべーニダ。痙攣しているニダ」
「えええええ!」
モナーは叫びながらしぃのところへかけよった。モナーの顔は真っ青になっていた。
「ひぃぃぃぃ!この人、息をしてないモナ!」
多くの人達がしぃの死体のところにやって来る。
「おぃ!目を開けるんだょぅ!」
「ひどすぎるアヒャ!うわぁぁ!」
多くの人たちが嘆き悲しんでいた。そんな状況なのに電車男はニヤニヤ笑って
「おいお前ら!せっかくだから糞虫が死んだ記念にウリが写真を撮ってやるニダ。
 さ。みんな笑って!」
電車男はニコンのカメラを持って、写真を撮ろうとしていた。この電車男の態度に
より、モナーと電気店の客ぃょぅが切れた。
「ふっふざけんなモナ!この人、まだ死んでねーモナ!」
実際は死んでいるのに生きているモナーはどうやら錯乱しているようだ。
「なに?死んでないニダ?んじゃ、さっさととどめをさすニダ!」
電車男はニヤニヤ笑いながら言った、その態度に激怒したかのようにモナーは
「て、てめーなんかに殺させないモナ!」
それに続きぃょぅは
「そ、そぅだょぅ!病院に連れて行けば助かるんだょぅ!」
電車男はニヤニヤした笑いを止め、真剣な顔で
「は?おまえら糞虫助けたいニダか?なら先に言えニダ!」
と言った。モナーとぃょぅはポカーンとした。
「何をするつもりモナ?」
「手術ニダ!」
電車男はリュックサックからカッターと針とミシン糸を取り出した。これで手術する
つもりらしい。電車男はジャーニーのセパレートウェイズを口笛で吹きながら準備していた。
「おい!まさかカッターで手術モナか!?」
モナーは汗を流し狼狽しながら言った。
「そうだ!」
電車男は笑顔で言った。
「て、てめー!狂ってるのかょぅ!」
電車男はリュックサックからウージーを取り出し、ウージーでぃょぅとモナーを撃ち殺す。
二人の身体は真っ赤な花が咲いたようだった。口から血が出てき始め、痙攣をしている。

数分後、電車男は警察に逮捕された。

終劇

756 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/28(日) 02:14:58 [ PY4wp87I ]
>>おーあーるぜっと氏
最高です!! このまま本スレに投稿してもなんら問題なかったでしょう。
次は本スレデビューしてみてください。期待してます!!

757 名前:TAKAどさんこ 投稿日:2006/05/28(日) 15:46:00 [ FKSoLkSA ]
プロローグ

 2010年・春
 今は町のあちこちで一般市民として暮らしている、
しぃ族の姿をよく見かける。
彼女たちのほぼ全てが、ベビしぃのころからまともな教育を受けて育ち、
国から「保護指定」を受けたしぃである。
 あの忌まわしい自己中心的で、最低限のモラルも守れず、
特に「ダッコ」や「コウビ」などを強要するなどして、
一般市民や社会に害をもたらす嫌われ者のしぃ、
いわゆる「アフォしぃ」はほとんど見かけることはない。
 今でこそ保護を受けたしぃ族は、
平和かつ一般市民として平等に暮らしていけるようになったが、
かつてはそんな今とは全くかけ離れた地獄のような「暗黒時代」がしぃ族にはあったのだ。

758 名前:TAKAどさんこ 投稿日:2006/05/28(日) 15:52:02 [ FKSoLkSA ]
練習のためにカキコしました。
>>756と続きはしぃ虐殺版【2ch2】にカキコする予定です。
http://bbs.2ch2.net/gyakusatu/

759 名前:TAKAどさんこ 投稿日:2006/05/28(日) 15:52:59 [ FKSoLkSA ]
>>756の間違いだった、スマソ。

760 名前:TAKAどさんこ 投稿日:2006/05/28(日) 15:54:19 [ FKSoLkSA ]
>>757の間違いだった、スマソ。
ははははは・・・・・・(汗)

761 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/05/28(日) 19:10:42 [ OZ3lA1nQ ]
続きはほかのところに書くならはじめから一箇所だけに書かないとたたかれると思う。
とりあえず最後までここに書いたほうがいいと思う。

772 名前:716改めThat'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:25:25 [ /2kdbNG6 ]
1/10
オニーニの有効活用

「だから・・・なのじゃ」「うんうん」
玄関先で、満面の笑みの妹者とその友人、高校のクラスメイトのガナーが、なにやら話をしている。
話題の中心は、ついさっき届いたばかりのノートパソコンのことで、ほとんど休み無しにバイトをし、
4ヶ月かけて貯めたお金で、やっとの思いで買った物だった。
ガナーも、妹者が嬉しそうな顔をしているのを見ると、自分のことの様に嬉しい気分になった。
「じゃあ帰りに見せてよ」
「分かったのじゃ、ガナーも頑張るのじゃ」
「じゃーねー」
お互いもう少し落ち着いて話をしていたかったが、ガナーは塾があり、妹者は妹者で、さっき設定を終えたばかりの、
自分だけのパソコンを、一刻も早く使いたかった。
一家のうち、兄者と弟者は2階の6畳間に押し込められており、2階のもう一つの部屋は父者の書斎、
1階には母者と父者の寝室、そして妹者も1人部屋を確保していた。
今までパソコンは、兄・弟者と父者が居る2階にしかなかったため、インターネットを使うには、
2階まで上がる必要があった。
(無線LANが使えるし、これからは部屋でネットがし放題なのじゃ)
いそいそと部屋に向かっていくその顔は、4ヶ月分の笑みが浮かんでいる。

しかし浮かべていた喜びの表情は、部屋に着いた途端、怒りと、憎しみと、悲しみに変わることになった。

773 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:27:29 [ /2kdbNG6 ]
2/10
時間は、妹者がガナーを出迎えた直後まで遡る。

「ワチョ! ニータン アソコニ イイ ステージガ アルワチョ!」
「ホントワチョ! マルデ ボクタチノ タメニ ツクラレタ ミタイワチョ」
「ワッチィ、ワッチィ♪」
庭を通り抜けようとしていたオニーニの一家が、妹者の部屋を見て言ったが、舞台となる物など見あたらない。
しかし彼らには確かに”ステージ”は見えており、その小さな目をキラキラと輝かせて、妹者の机を見つめている。
いや、正しくは机に置かれた、真新しいノートパソコンを、だ。

「アレハ カミサマガ ボクタチニ アタエテクレタ ステージニ チガイナイワチョ」
ニータンがしみじみと言うと、オトートとワッチィも同意するように頷いたが、ぐるりと辺りを観察したオトートが、
残念そうな声を上げる。
「デモ ニータン ココニハ アミガ ハッテアッテ ハイレナイワチョ」
妹者の部屋には冷房が無いため、ガラス戸を開け、網戸にして涼を得ていた。
ただいつもと違い、カーテンが閉じられていなかったので、オニーニ達に中を覗かれることになったのだった。
「ワッチィィー、、、」
ワッチィも、ステージを目の前にして、そこまで辿り着くことが出来ないのを知ると、残念そうに鳴いた。
しかしニータンは諦めた様子など無く、誰に向けたものなのか、勝ち誇ったような表情を見せる。
「アキラメルノハ ハヤイワチョ ニータンガ コレノ アケカタヲ シッテルワチョ アンシンスルワチョ」
「ワチョ!」「ワッチィ!」
ニータンの言葉を聞いたオトートとワッチィは、歓喜の声を上げた。
「デハ イクワチョ」
”カラカラカラ”と音を立てて、立て付けのよい網戸はスライドして開いた、ただスライドさせただけだ。
「サスガハ ニータンワチョ」「ワッチィ ワッチィ」
足や体に付いた汚れなど払わず喜び勇んで、3匹は妹者の部屋に上がり込み、協力し合いながら机に登頂した。
「フゥ ヤット タドリツケタワチョ」
ワッチィの足場となるため、最後に引き上げられたオトートは、特に何もしていないにもかかわらず、
達成感で胸をいっぱいにして言った。
パソコンの電源は既に入っており、初期設定を終えたデスクトップには、デフォルト設定の華やかな背景が映っている。
オニーニ達以外の者にとっては、なんの変哲もないデスクトップ画面だった。
しかしパソコンを真正面から見たニータンは、感嘆の声を漏らす。
「ウーン サイコーワチョ!!」

774 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:32:36 [ /2kdbNG6 ]
3/11
「オトート ワッチィ ミルワチョ ハイケイト ショウメイガ アルワチョ スバラシイワチョイ」
「デモ ニータン ナニカ ユカガ ヘンワチョ」
ご満悦といった表情のニータンに、オトートがキーボードをベタベタと汚しながら言った。
「ホントワチョ ボロイ ユカワチョ デモ コレグライ キニシナイワチョ」
妹者すら、まだほとんど触れていないキーボードを、ニータンが土足で走り回る。
そして、ほとんど全てのキーに泥や砂の汚れを付けた後、ニータンはワッチィに向かって言った。
「ジャア マズ ワッチィカラ オドルワチョ」
「ワチ?」
ワッチィが意外そうな顔をして首をかしげると、更にニータンは続けた。
「セッカクノ ステージワチョ コウセイニ スバラシイ オドリヲ ノコセルヨウ ワッチィハ ココデ オドリゾメワチョ」
「ワッチィ♪ワッチィ♪」
意味不明な理由に、理解不能な喜びよう、オニーニ族以外は混乱するしかないようなやりとりだ。
早速1匹で、ステージに上がったワッチィは、今までオニーニに習った成果を見せるように、一生懸命に踊る。
「ワッチ ワッチィ ワッチッチッ♪ ワッチ ワッチィ ワチッワチッワチィィィ♪」
「ワッチィモ コンナニ ジョウズニ ナッテタワチョ ボクモ ウカウカ チテラレナイワチョ」
ワッチィの踊りが一段落すると、オトートは嬉しそうに感想をもらす、しかし、
”パキッ・・・”
短く、何かが割れるような音がし、オニーニ達がワッチィの背後を見ると”背景と照明”にヒビが入っている。
ワッチィがパソコンの上で踊ったため、衝撃が伝わり続け、液晶やバックライトを破壊したのだった。
すでにキーボードは汚れただけでは済んでおらず、割れたり外れたりで、ガタガタになってしまっていた。
「ワチィィィ…」
『せっかくのステージだったのに』、ニータン達が踊る前に、壊してしまったのを悔いるように、
ワッチィはその場で踊りを止め、うつむいていた。
そんなワッチィを見たオトートは、
「ワッチィノ セイジャ ナイワチョ コノステージガ ボロカッタノガ イケナカッタワチョ」
とワッチィをフォローする意図でか、勝手なことを言った。
「ソウワチョ ブタイソウチ ナンカ ナクテモ オドレルワチョ サア ツヅキヲ?」
何かに気づいたように、3匹の動きが一斉に止まった。


「!?!?き、きゃあぁぁーーーーー!!兄者ーーー!!キモゴミが居るのじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」
妹者がドアを開け、目に飛び込んできたもの、それは変わり果てたパソコンの姿と、動きを止めたオニーニ達だった。
「なんだなんだ?どうした妹者?!」
たまたま仕事が早く上がって帰宅し、自室で寝っ転がっていた兄者は、妹者の悲鳴に驚き、飛び起きて、
一目散に妹者の部屋に駆けつけた。
普段ならば立ち入ることはおろか、見ることすらも拒まれるのであるが、このような事態にあっては例外であった。
部屋に着くと、妹者は無言でオニーニ達を指をさす、兄者はそちらへ目を向けた。
(なんで家の中に糞ニギリが居るんだ?)
兄者はオニーニ達を見て冷静に考え、ちらり外へ目を向ける。
カーテンも施錠もせず、半ばまで開いた網戸を見て、侵入された見当はある程度ついた。
「せめてカーテンだけでも閉めなければイカンぞ、妹者よ、不注意で、、、ん?」
兄者はそう言って妹者を叱責したが、改めてオニーニ達がいる机の上、特にワッシィが、
べったりと腰を下ろしているノートパソコンを見て、言葉を失う。
「せっかくのパソコンが、、、兄者達とお揃いのパソコンが、、、」
兄者が沈黙するのと入れ替わるように、悲鳴を上げた後、ほとんど言葉を発していなかった妹者が、
ぽつりぽつりと呟き始めた。

775 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:34:42 [ /2kdbNG6 ]
4/11
キモゴミが部屋に勝手に上がり込んだ。
新品のパソコンが、まだ使ってもいないパソコンが、汚いキモゴミに壊された。
もう電源も入らない、さっきまで動いていたパソコン。
まだネットにもつないでいない、まだメールもチャットもしていないパソコンが。
キモゴミに壊された。

誰にも聞き取れないぐらいの声で呟いていたが、そんな雰囲気に嫌気がさしたのか、
ワッチィが意味もなく、ただ小さく声を上げる。
「ワッチィィィ…」
「なにが『ワッチィー』なのじゃ、、、」
パソコンを壊した張本人と思われるワッチィの、悪びれた様子のない態度に、妹者は静かに怒り、
机の前まで行くと、有名なホラー映画のクライマックスシーンの様に、眼だけをギョロリと下へ向ける。
「こんの、、、キモゴミ!!!」
瞬時に、感情が沸騰する。
そして、いつもなら決して触ることのない、汚物の塊と見ている物体に手をあげた。
”バッチィーーーーーン!!!”
腰を下ろしたワッチィを、真っ正面からひっぱたくと、ワッチィは既に割れている液晶に叩きつけられた。
「ワ、ワジィィィィ」
液晶からズリ落ち、キーボードの上に、顔から倒れ込んだワッチィを見て、オトートが抗議の声を上げる。
「アーン ワッチィガー ナニスルワチョ ヒドイワチョ ワッチィガ ナニヲ チタワチョ」
自分達が何をしたのか理解してないらしく、完全に被害者の立場でものを語る。
しかし妹者の怒りは、それを遙かに上回っており、ワッチィにとどめを刺す。
「私のパソコン・・・さらばなのじゃ!えいやぁ!!」
ついさっきまで快調に動いていたノートパソコンに、短く別れを告げると、目一杯力を入れてそれを閉じた。
”バッターーーーーン!” ”グ チ ャ ァ ッ”
とてもパソコンから発せられるとも思えない、激しく叩きつける音が、ノートパソコンから響いた。
ワッチィが潰れたとおぼしき音も、同時に。

776 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:35:45 [ /2kdbNG6 ]
5/11
「ワッチィガー オナガイワチョ オヘンジ シテワチョー」
「アーン アーン ワッチィガー ダレカ タチケテワチョー」
ニータンは慌てて駆け寄ると、閉じられたノートパソコンを開けるべく、腕に力を入れる。
傍らのオトートも一緒に駆けつけるが、腕も脚もまだ生えていないため、ただ泣くことしかできなかった。
閉じた拍子にヒンジが破損したらしく、ノートパソコンはなかなか開かない、それでもニータンは、
必死の形相で僅かに隙間を作り、何とか中を覗けるまで開く。
「ワ、ワヂィィ ワヂワヂ」
奥にいるのが僅かに見えるが、顔ははんごろしになっており、体に至っては米粒ひとつひとつが潰されていた。
「ニータン! ボクガ イッテ ヒッパリダス ワチョイ」
さっきまで泣いていたオトートは勇敢にもこう言って見せたが、オトートがアクションを起こす前に、
”バ ッ チ ン ! !”
と、開きかけたノートパソコンが、妹者の手により、再度閉じられた。
「ワヂィギュウゥウウ… ギ・ギギギ・ギヂィィ」
パソコンからはワッチィの呻き声がするが、妹者はまだ手をゆるめない。
”キイッ バッタン!” 「ワギュゥゥ」 ”ギギィ ギッタン” 「ワッギュイィィイィ…」 ”ギ・ギギ ガッギギ・・・ガチッ” 「ギュワギヂィィ」
何度も開閉を続けるうち、パソコンは破壊されてゆく、比例するようにワッチィの体も、そして、
”ギッギギギギギ ギィッ・・・ガッギイィ バチン!!!”
「ヷヷギュグヂヂィィィ、、、ギグギギヂィ…ギヂッ!」
パソコンとワッチィの断末魔の声が、その場にいた者の耳に届き、ワッチィは完全に息絶えた。
「ア アア ワッチィガ ワッチィガ ノシワッヂィニ ナッタワチョーイ!!!」
ニータンとオトートは2匹揃って嘆き、パソコンの前で何度もワッチィのことを呼んでいるが、無論返答は無い。
その代わりに、感情にまかせて行動していた妹者が、ふと我に返って叫ぶ。
「!!しまった、やってしまったのじゃ!」
そして、くるりと後ろを向くと、見守るように立っていた兄者に、救いを求めるような視線を投げかけ言った。
「兄者ぁ〜、やってしまったのじゃ〜」
妹者は顔をくしゃくしゃにしているが、泣き出すというよりは、苦々しいといった表情をしている。
何を考えているのか察した兄者は、
「大丈夫だ、妹者よ」
とだけ答えた。

オニーニワッチョイはその騒音と衛生上の問題から、法律で害獣として指定され、駆除が推奨されているが、
一般人はあまり積極的に駆除しようとはしない。
なぜなのか?
理由は2つあり、ひとつは屠った際に発する、炊きたての米の数十倍はあると言われる硫黄臭、もうひとつは、
そのにおいを抑えるために、適切な処分が求められ、義務づけられていることだ。
不用意に殺せば、凄まじい臭気を発し、自分の家はもとよりご近所迷惑になり、かといって適当な場所に捨てれば、
不法投棄として処罰される。
専用のボックスを用意し、死体をその中に納め、指定された日にゴミ収集所に出す必要がある。
ボックスは高価であり、自治体で貸し出しはしているものの、数には限りがあった。
ストレス発散代わりに虐殺し放置する者が、周りから厨房扱いされるのは、こういった理由も絡んできている。
しかしワッチィや、這ってしか動けない程度のベビは、この匂いを発しないため、管理された農場で食用として、
養殖されたりもしており、かろうじて利となる部分が、あるにはある。
ただしそれも、野生の物に関しては、匂いを発しないだけで、食中毒の可能性も否めないわけであるが。

777 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:39:55 [ /2kdbNG6 ]
6/11
「───らしいので、ワッチィはすぐには臭くならないそうだ」
大丈夫という答えを聞いただけでは、怪訝そうな顔をしていた妹者も、説明を聞いて安心した様子で、
ほっと、息を吐き出した。
しかし、その説明に対して、今度はオニーニ達が激昂して反論する。
「ガイジュウッテ ナンワチョ!! オトートモ ボクモ カワイクテ キタナク ナイワチョ!!」
「ソウワチョ コンナニ カワイイ ボクタチガ クサイナンテ ギャクサツチュウノ イウコトワチョイ」(ガイジュウッテ ナンワチョ?)
根拠も客観的な判断も無いが、とにかく汚くて臭いと言うことを、認める気は無いようであった。
が、実際には生きている状態でも、普通の動物から発する『獣臭い』というのとは全く別種の、
人間を非常に不快にさせる匂いを放っているのだが。
当然、そんな信用度−100%の抗議は兄者も無視して、妹者をたしなめる。
「妹者よ、気は済まないとは思うが、これ以上はまずいので、任せてくれないか?」
妹者も、無闇なことをやって、家族に迷惑がかかってはいけないと気付き、頷く。
もともと、そのために兄者を呼んだのだから、当然の帰結ではあるが。

「じゃあ、ガムテープと、そうだな、、、前に野良ゾヌを捕まえるのに使った籠があったろう?あれを持って来てくれ」
兄者は妹者に指示を出すと、素早い動きで、オニーニ達の首根っこを掴む。
兄者に捕まえられたオニーニ達は、喚き散らしながらじたばたと抵抗するが、兄者の手は弛まない。
そうこうしている内に、妹者が戻ってくる。
「うえぇ、兄者、よくもキモゴミなんぞににさわれるのじゃ」
オニーニ達を、素手で持っている兄者を見て、妹者は顔をしかめるが、兄者は平然として答える。
「このぐらい出来ないことには、俺の仕事は勤まらないからな」
騒音を起こさないように、”ワチョワチョ”とうるさい口をガムテープで塞ぎ、手足のあるニータンに関しては、
その手足を縛って、ドタバタ踊ったりしないように拘束した。
「モガー! モガガー!!」
塞がれた口で何かを必死に訴えるが、何を言っているのか分からず、声もほとんど漏れていない。
ワチョワチョ言っているのには違いないだろう、ともかく処置はうまくいったようだった。
そして、そのまま部屋の外に出ると、廊下に置いてある鉄製のケージに、2匹を押し込めた。
「で、兄者、次のキモゴミの回収日は3日後な訳なのだが、どうするのだ?」
捕まえたはいいが、いい加減な処分をすれば、結局ご近所迷惑になる、妹者はそれを心配した。
実のところ、兄者もこれからどうすべきかは、考えていなかった。
「・・・とりあえず部屋に持って行く」

中型ゾヌが入るほどの、結構な大きさのケージ持って兄者が2階に上がっていくのを、妹者は見送ると、
パソコンのことを思い出して、うつむきながら部屋に戻った。
「はあ、私のノートパソコン、あぁ忘れてたのだ」
ノートパソコンが壊れただけではない、もう一つ厄介なことがあったのを忘れていた。
”ギギギ”と嫌な音を立てて、パソコンが開くと、そこにはキーボードと液晶全面に広がったワッチィが、
無惨な骸(?)を晒していた。
確かに育ったオニーニに比べれば、匂いは皆無だが、元から汚いという先入観があるだけに、
生理的な嫌悪感が背筋を上っていく。
「う、うぅぅぅ、兄者ぁ〜、こっちの潰れたのもお願いするのじゃ〜」

778 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:41:03 [ /2kdbNG6 ]
7/11
「た〜だいまっと、、、兄者?なんだその糞ニギリは?」
弟者が帰宅し、いつも通りに部屋に入ると、開け放たれたベランダには、ケージに入ったオニーニ達。
見ていて気持ちのいいものではなく、つい後ずさる。
「ああ、ちょっとな」
兄者は別段何でもない、という風に答えるが、弟者は別の異変にも気づいて言った。
「兄者、ノートはどうした」
いつもならば兄者の机の上に、デスクトップパソコンの様に固定されている、兄者の愛機のノートパソコンが無くなっていた。
兄者はこれにも短く答える。
「妹者が買ったノートがこいつらに壊されてな、代わりを買うまで貸した」
「それは、災難だったな」
妹者が一生懸命バイトをしていたのを知っている弟者は、気の毒そうに言った。
それならばと、すかさず兄者は言う。
「と、言うわけなので、カンパしてくれ」
「俺の給料日は3週間後だぞ?兄者」
「安心しろ、俺も変わらん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やりとりの後、しばしの沈黙が訪れたが、オトートが踊り出したことで、それは破られた。
「それにしてもどうするんだ?あれは」
ケージのオニーニ達と、2重3重に縛ったポリ袋に入れられた、平べったく潰れた米の塊を見やって、
弟者も、妹者と同じように不安になって言った。
「家に置いておいたら、どのみちご近所迷惑だ、明日職場に持って行く」
「それが賢明だな」
一応の処置は決まったが、まだゴミの日まで3日ある、それまでに死んだら面倒だった。
(ポリ袋に入れたぐらいで凌げない匂いって、、、どういうつくりをしてるんだ?こいつらは)

779 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:41:59 [ /2kdbNG6 ]
8/11
翌日、兄者は弟者に宣言したとおり、勤め先の陸軍の駐屯地まで、ケージを持って来ていた。
「と言うわけで、持って来ました、これ」
「・・・持って来てどうすんだゴルァ」
簡単な説明をして、上官のギコ中尉に見せる。
愛車のRV車のルーフキャリーに、ケージを裸のままくくりつけていたため、オニーニ達は風圧による疲労で、
大人しく、いや、痛めつけられて静かになっている。
しかし、駐屯地のゲートを通るときには、さすがに立哨や警衛所からの、奇異な物を見る視線が痛かった。
「処理ボックスって無かったでしたっけ?」
以前使った記憶があったので言ってみたが、ギコ大尉は答えられない、そもそもこの駐屯地には、
ギコのほうが後に赴任してきている。
「それは隣の中隊が持ってるわっしょい、うちにはないわっしょい」
助け船を出すように、話を聞いていたオニギリ上等兵曹が言った。
「しかし、フーン軍曹の妹さんも災難だったわっしょい」
「オニギリ上曹、どうもありがとうございます、なら出来ればカンパを───」
「今日はあっちから、人が来るはずわっしょい、持ってくるよう調整するわっしょい」
オニギリの言葉に間髪入れず、カンパを求めようとしたが、そこはオニギリがかわした。
「ああ、そういえば1人上等兵を参加させてくれって言ってましたね、オニギリさん、調整お願いできます?」
ギコがオニギリに言うと、
「了解です、フーン軍曹、潰れたのも含めて、とりあえず3匹入れられればいいわっしょい?」
オニギリは承諾して答えつつ、兄者に向き直って尋ねた。
「ええ、お願いします」
カンパは諦め、兄者は素直に短く答えた。

ここ1週間辺りは、定数弾薬の残弾処理を兼ねた、射撃訓練が計画されており、兄者もそれに参加している。
トラックに必要資材を積み込んで、そろそろ出発という段になって、件のボックスを持った上等兵が、いや、
大きなボックスが、ひとりでにユラユラと動いているように見える。
近くまで来ると、ようやく担いでいた上等兵の姿が見えた、オニーニよりやや上背のある、スパルタンだった。
オニギリ同様、オニーニに近い姿をしているが、両者ともオニギリ類というだけで、オニーニ族とはかけ離れたものだった。
「コチラデ ヨロシイデスカ?」
スパルタン上等兵が言うと、兄者が答えた、
「ありがとう、あっちの隊舎の階段の下に頼む」
4階建ての隊舎を指さしながら言う兄者の指示を聞きつつ、チラリとケージを見たスパルタンの表情が曇る。
「やはり、気分のいいものではないかな?」
あえて、兄者はスパルタンに尋ねるが、返ってきた答えは意外なものだった。
「アチョ オニギリルイノ ツラヨゴシデス デキレバ コノテデ コロシタイデス」
「・・・オニギリ上曹は?」
兄者は少し驚きながら、オニギリにも聞くと、オニギリは、
「そこまで憎いわけじゃないわっしょい、でもゴミを見ていていい気はしないわっしょい」
ニコニコとした表情を崩さず、答えた。
3人の会話を聞いていたギコが、そこに割り込み、兄者が予想だにしなかったことを言う。
「じゃあ、射場に持って行くか?」

780 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:44:14 [ /2kdbNG6 ]
9/11
訓練参加者全員の総意で、オニーニ達はケージごと、射場に運ばれることになった。
無論、専用ボックスも忘れてはいない。
ケージに入れられ、トラックの荷台で他の面子と一緒に揺られているニータンは、オトートを見ながら、
考えを巡らせていた。
(オトートノ テガ ハエレバ ココカラ ニゲダセルカモ シレナイワチョ)
そんなにタイミングよく、手足が生えるわけがないのだが、ニータンの希望的観測や、楽観の度合いは、
常識では考えられないものがある。
(ソウスレバ マタ イッショニ オドレルワチョ コドモモ フヤシテ ソレカラ ソレカラ…)
幸せな未来を、勝手に想像しながら、目をキョロキョロさせていたが、ふとスパルタンと目が合う。
スパルタンが、眼に力を込めて睨むと、オニーニはとっさに目を背けた。
(ニータン ドーチタワチョ、、、ギャ ギャクサツチュウ ワチョイ)
踊ろうとモゾモゾしていたオトートも、スパルタンの視線に射竦められ、大人しくなった。
「スパルタンジョウトウヘイ ドウシタ?」
スパルタンの横に座っていたジエン上等兵が、何か妙な雰囲気を感じ、スパルタンに言ったが、
「ダイジョブアチョ トクニ イジョウハ ナイアチョ」
スパルタンは、そう答えただけだった。


今回の訓練に参加するのは、総員で10名、
指揮官兼射場士官のギコ中尉、安全下士官の八頭身伍長、監的手のジエン上等兵、警戒員のぃょぅ伍長、
射手に基幹隊員のオニギリ上等兵曹、モナー軍曹、モララー軍曹、フーン軍曹(兄者)、アヒャ伍長、
そして特別参加のスパルタン上等兵、以上のような内訳になっていた。

「道中臭くてたまらなかったモナ」、「まったくだからな」、「檻のぅぇにぃたら、ιりが臭くなったぃょぅ」
室内射場の中に入り、同乗者が口々に不満を言うのを見て、兄者も申し訳なさそうに頭をかく。
「まぁまぁ、俺が決定して指示を出したんだ、悪かったぞゴルァ」
しかし文句を言っていた者も、結局賛成して連れてきていたので、本気で言っていたわけではなく、
むしろ滅多に無い機会を、楽しみにしていた。
「じゃあルールは、200mに置いて、1的(てき)から一発ずつ撃っていくって事でFAわっしょい?」
オニギリの提案に、異議無しの意味で全員がうなずき、それを見たオニギリは続けて、
「当てるだけじゃなくて、仕留めた者勝ち、勝ったら今日の飲み代タダで、どうわしょい?」
最後の飲み代の部分に、何人かが一瞬ピクリと反応したが、最終的には満場一致で、そのまま決定した。
「よし、じゃあ係は係で誰が勝つか賭けるぞゴルァ」
射手だけ楽しんでいるのはつまらないとばかりに、ギコも言うと、その他の者は小さく歓声を上げた。

781 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:45:58 [ /2kdbNG6 ]
10/11
ぃょぅが四周を警戒するために外に出ると、遮音仕様の分厚い扉が完全に閉められた。
(ニータン ココハ ドコワチョ? ボクタチ コレカラ ドウナルワチョ?)
オトートが不安げにニータンを見るが、ニータンは逃げ場のない場所に来たことで、パニックになっており、
オトートの送っている視線に気づく様子もない。
さすがの希望的観測も、ここに至ってはもうどうしようもなく、更に彼らが用意しているのが何であるかを、
中途半端に知っていたことが、それにとどめを刺した。
(アレハ エアガンテ イウワチョ アレデ ウタレタラ トテモ イタイオモイヲ スルワチョ イタイノハ イヤワチョイ!!!)
実際は痛いどころでは済まない、形は似ているが、今目の前にあるのは本物の自動小銃だ。
オリーブ色のシートの上に、等間隔に6丁の銃が置かれており、どれも安全装置が掛かり、
スライドが後方一杯まで引かれて開き、薬室が見える形になっていた。
(オトートヨ キヅクワチョ ニータンノ テープヲ キルワチョ)
ニータンは、後ろ手に巻かれたテープをオトートに見せると、切るのを促すように突き出す。
今までそうしなかったのが不思議なぐらいだが、オトートはニータンの意図を汲み取ることが出来たようで、
ガムテープを貼られたままの口で、必死にニータンを拘束するテープを千切ろうと足掻いた。
本来ならば、そのぐらいで切れるはずはなかったが、2匹が必死であったこと、一昼夜おいていたことが、
彼らに奇跡をもたらし、ついにテープは切れた。
(コレデ コッチノ モンワチョイ コノ オリヲ アケタラ アレヲ ウバッテ ヤレバ ニゲラレルワチョ)

782 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 20:49:15 [ /2kdbNG6 ]
11/11
兄者達は、射撃前の準備を行っていたため、閉じこめてあるはずのオニーニ達が、ケージを開けて、
逃げ出したことに、全く気付いていなかった。
完全に虚をついたオニーニ達は、ついに銃の所まで辿り着き、それを構えて兄者達に向け、言った。
「ウゴクナワチョ! テヲ アゲルワチョ! ウゴイタラ ウツワチョ!」(キマッタワチョ)
「ハヤク ニータント ボクヲ ココカラ ダスワチョ!」(ニータン サイコーワチョ)
2匹の声に皆が一瞬手を止め、何人かが身構えたが、兄者以外はすぐに作業に戻った。
兄者は立ち上がると、平然とオニーニ達に向かっていく、それを見たニータンは迷わず引き金を、、、引き金を、、、
何度も試みるが、引き金はびくともせず、銃が火を噴くことはなかった。
「フーン、、、銃は人に向けちゃいけないって、教わらなかったか?」
かなり矛盾した話ではあるが、他の多くの軍隊でもそう教えている、兄者達もそう教わっていた。
(薬室は空だし、弾倉も外れて、安全装置もかかってる、遊ぶか)
「それにな、そいつはちゃんと操作しないと撃てない」
言いながら、傍らにある銃を拾い、射場の奥に向けたまま、操作して更に続ける、
「まず、安全装置をこういう感じで解除して」安全装置を、セミオートに切り換える仕草を見せ、
「ここに指を入れるてから」開いたスライドに指を置く、
「で引き金を行く、と」安全装置をかけたままの、動かない引き金を引く真似を見せて、終わりにした。
全てをじっくりと見ていたニータンは、モタモタとした手つきで、兄者のしたように操作すると、
引き金に手をかけながら、兄者を見据えて叫んだ。
「バカナ フーンワチョ オマエハ ココデ シヌノワチョーイ!!」
引き金が動いた、”カチャン”とスライドと内部の撃鉄が落ちる、が響いたのは銃声ではなく、ニータンの悲鳴だった。
「イ イイイ イダイワヂョー!!! ボクノ ユビガ ハサマレタワヂョー!!! ナンデワジョー!!!」
「アーン ニータン ドーチタワチョー チッカリ スルワチョ」
同時に、皆が笑い声を上げる、騙されたニータンの指は、固定を解除されて閉じたスライドに挟まれていた。
ひとしきり笑ったところで、真顔に戻った兄者は、再び2匹を捕まえた、銃は既に元の位置に置かれている。
「こいつら放っておくと、何するか分からないんで、先に繋いできます」
そう言って、肩にロープを巻き、奥へ2匹を持って行こうとした、制止する者が居た、
「フーン軍曹! ちょっと待つわっしょい! こいつらは俺が繋いでくるわっしょい」
オニギリはそう言うと、兄者からロープとオニーニ達を預かり、射場の奥へ向かった。
壁際を歩き、半分まで来たところで、オニギリはニータンに小声で話しかけた。
「安心するわっしょい、俺の言うとおりにしたら助かるわっしょい」

【続く】


なんと言いましょうか、無駄な部分を絞ることが出来ず、長くなってしまいます。
ご指導、お叱りをお願いします。
この後の展開は大筋出来ていますが、他の方の作品を再度拝見しつつ、虐待度を増やしていく予定です。

注:亡国の軍隊もどきでは、万が一、射場に猫や狸が迷い込んだら、射撃を止めています。
  止める根拠は忘れましたが、少なくとも私の知る限りではそのようにしています。
  誤って狸を殺傷してしまい、お叱りを受けた人ならば見たことはあります。
  他の国については分からないので、何とも言えませんが、亡国については誤解の無きよう。

783 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/07(水) 21:14:49 [ N0d78bi6 ]
>>オニーニの有効活用
ストーリーや世界観は大好きです。

文章は問題なく読めるレベルではありますが、一文が長い部分があるように思います。

>話題の中心は、ついさっき届いたばかりのノートパソコンのことで、ほとんど休み無しにバイトをし、
4ヶ月かけて貯めたお金で、やっとの思いで買った物だった。

ここは、例えばこんな感じにするとどうでしょうか。

・話題の中心は、ついさっき届いたばかりのノートパソコンだ。4ヶ月もの間、ほとんど休み無しにバイトをし、
やっとの思いで買った物だった。

作者さんの好みの問題でもあり、余り気にすると窮屈な文章になってしまうかもしれません。
推敲時の一つの観点として参考までに。

続き、楽しみにしています。

784 名前:That'Z 投稿日:2006/06/07(水) 21:25:53 [ /2kdbNG6 ]
>>783
ご指導ありがとう御座います。

今まで変な書き方に、こだわっていたようでした。
次回からは、適時改行を調整して書きます。

785 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/08(木) 20:13:26 [ lDmVdZNw ]
>> That'Z 氏
GJ!! 良作、乙です。
ただ、
「処理ボックスって無かったでしたっけ?」

のような、誤った(というか文法的におかしな日本語が)いくつかあったので、そこに気をつけてみてください。続き、楽しみにしてます

786 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/10(土) 22:21:06 [ afACQvac ]
文法的におかしくても台詞ならおけー

787 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/11(日) 00:19:32 [ xlB0ok1E ]
>>786
いやいやいや。台詞だろうが地の文だろうが小説である以上、文法は重要だ。
ところで、文法の使い方は言わずもがなだが、小説を書いている上で特に注意したいものの一つが
【"ら"抜き言葉】。
普通に喋っているときにはあまり気にならないけれど、文章で使うと非常に不自然なので、気をつけていただきたい。

と、言うわけでThat'Z 氏GJでした。続きも期待してます

788 名前:That'Z 投稿日:2006/06/11(日) 00:30:20 [ Zv86cvXI ]
>>785
ご指摘ありがとうございます。
どうにも、小説の云々といった以前の問題で、お恥ずかしい限りです。

一応、その台詞の部分については、>>786氏に弁護していただいたとおりなのですが、
他にも怪しいところがありましたので、気を付けます。

台詞であっても、文法が守られるべき所は、守るよう心がけます。

789 名前:That'Z 投稿日:2006/06/11(日) 00:36:04 [ Zv86cvXI ]
>>787
ご感想、ご指摘ありがとうございます。
以後注意します。

790 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/11(日) 00:52:15 [ sCvXoqYE ]
演出上、文法的におかしな日本語を喋るキャラにしたいのなら、その限りではないですけどね。

791 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/12(月) 06:11:43 [ 2wZMfA3k ]
>>That'Z 氏
練習スレに投稿するにはもったいないと思わせる良作です! GJ!!
ただ、「、」が必要以上に多かったり、「。」があるべきところに無かったりしているので、そこに気をつけてみてください。

例.1)
「原文」 以前使った記憶があったので言ってみたが、ギコ大尉は答えられない、そもそもこの駐屯地には、
      ギコのほうが後に赴任してきている。

「改変」 以前使った記憶があったので言ってみたが、ギコ大尉は答えられない。そもそもこの駐屯地には、
      ギコのほうが後に赴任してきている。

例.2)
「原文」  兄者達は、射撃前の準備を行っていたため、閉じこめてあるはずのオニーニ達が、ケージを開けて、
      逃げ出したことに、全く気付いていなかった。

「改変」 兄者達は射撃前の準備を行っていたため、閉じ込めてあるはずのおにーに達がケージを開けて
      逃げ出した事に全く気付いていなかった。


続き楽しみにしてますので、是非々々頑張ってください!!

792 名前:とよ 投稿日:2006/06/13(火) 23:24:46 [ vK65DGJk ]
題「臆病な虐殺」


ごうごうと音を立てて黄色い光が通り過ぎる。
僕は、最終列車が通り過ぎてしまったことを確認して草むらから這い出した。
線路脇の電灯に照らされた空き地には雨の音だけが響いている

僕の足元に転がっている薄桃色の生き物、こいつは‘しぃ’と言う。
ふわふわした毛並みは雨にぬれて縺れ、血と泥で汚れている。
いたるところに切り傷があり、背中からナイフの柄が突き出している。

傷口のひとつに指を這わすと、小さな体がビクリと動いた。
誰かに見られていやしないかと後ろを振り返るが、誰もいるはずはない。
周りは田畑、街からも遠い。 こんな時間だから車すらも通らない。 
いや、それ以前に人目を気にする必要さえないのだ。

この町では日常的にしぃが虐殺されている。
繁華街のゴミ捨て場、シャッター街の電信柱の蔭、空き店舗 いたるところにしぃの死体が転がっていて、それらはいつのまにか片付けられていたりする。
余談だが、しぃの死体を処分するバイトは結構いいお金になるらしい。…ウワサだから当てにはならないが、片付ける係りがいるのは事実だろう。
とにかく、しぃ虐殺なら人目など気にせずに堂々とできるのだ。
しかし、僕は決まって人目を避けている。

見られたってどうなるわけでもないのだけれど、とにかく見られたくない。


果物ナイフを勢い良く引き抜き、その手を肩の高さまで振り上げる
「チィィィィィィ…!!!!!」。
うなじを掴むと、しぃは肩をすくめて小さく震えた。
僕はそのまま三回ほどナイフを振り下ろし、柔らかなわき腹をえぐった。
「チィイ!」
そしてふらふらと立ち上がると、線路脇の仄明かりにしぃの体をかざす。
「…チィ」

血と云うものはこんなにも鮮やかなのだろう。本当に自分の中にもこういうものが流れているのか。それにしてもこれが月夜だったらどんなに美しいだろうか……
そんなことを考えながらしばらく立ち尽くしていた。ナイフもいつの間にか地面に落としていた。
相変わらず雨は降りしきっていて、しぃの体を伝った雨水は赤く染まって地面に滴る。
そろそろ腕がつらくなってきたので、僕は掴んでいたものを地面に仰向けに下ろした。
そしてはじめて、それが口から血を吐いていることに気が付いた
僕はかがみこみ、シャツのすそで しぃの口元に付いた血をぬぐった。

「アガ…ァァァ!!」
再びナイフを手に取ると、反対の手で頭を掴んで左目を抉り出した。
赤黒い血が穴の奥からあふれ出た。僕は再びそれをシャツでぬぐった。
僕が手を離すと、しぃは左目があったはずの場所を両手で覆い、地面に崩れ落ちるように倒れた。
弱々しくすすり泣く声が聞こえる。
雨音にかき消されてしまうはずのその声は、耳の奥に染み付いた。

それほどまでに、ここは静かなのだ。

793 名前:とよ 投稿日:2006/06/13(火) 23:25:41 [ vK65DGJk ]
街でしぃをなぶっていると、自然と人が群がってくる。
楽しそうに眺める人、もっと過激にと野次を飛ばす人…
ぼくは、人がいっぱいいるのがあまり好きではない。たくさんの人の声を聞いていると頭が痛くなってしまう。
特に彼らの声は頭にがんがん響く。しぃの声はカンに障るとよくいうけれど、そっちのほうがマシな気がした。
誰が何匹殺したとか、どんな殺しかたが一番楽しいとか、そんな自慢話にはついていけない。

ひとりにしてほしい。


地面に突っ伏しているしぃを抱え上げ、そっと膝の上に乗せた。
僕は目をつぶって、しぃを抱きしめた。湿った吐息があたたかい。かすかな心音も感じられる。
こうしていると、しぃとひとつになっているような感覚に襲われる。
ゆっくりと目を開けると、とても眩しかった。まつげに付いた雨粒が光を反射させていたのだ。

突然、背中にぞくぞくするものを感じた。何かがこみ上げてきた。
いつものアレだ。

僕は震える手でナイフを取り上げると、目の前の生き物にただ闇雲に切りつけた。
「チィィ チィ チィ  チィ…」
さけび声は、先ほどに比べて明らかに弱々しくなっている。
腹、背中、顔…なんども、なんども、  ひたすら刺し続けた。
かすかな叫び声さえも聞こえなくなった。

くるしい。息をするのを忘れていたようだ。地面に手を付いて、しばらく呼吸を整えた。
目を上げるとそこには、赤黒い塊があった。
体中の力が抜けてしまって、僕は地面に倒れこんだ。
頬に感じるぬるりとした感触。雨で跳ね返った血と泥が顔を汚してゆく。
それは冷たかった。

寝そべったまま手を伸ばし、そっとしぃの背中をなでる。
反応はない。
「死んだんだな…」
口に出して言ったかどうかは覚えていない。
もしかすると心の中で呟いていただけなのかもしれない。

僕はゆっくりと体を起こした。
頭がふらふらする。虐殺をしたときは、いつもこうなる。

そういえば
ぼくがいつもやっているようにして、誰かに殺される夢をよく見る。
誰に殺されるのかは毎回思い出せない。
身体の奥から沸いてくるようなかすかな痛み、どこからともなく押しつぶされているような苦しさ どくどくと血があふれ、暖かくて柔らかかった身体が、どんどん冷たくなってゆく。
だが、不思議といやな夢ではない。

目の前には相変わらず血の海が広がっていた。その中心に硬く冷たい肉の塊が横たわっていた。
自分の身体の中にも同じものが流れている。そして自分も死ねばこうなるのだろう…

でも今は生きている。



ぼくは、こんなことでしか自分が生きていると言う実感をもてないのかもしれない。




はじめまして。初投稿です。
あれま…台詞すくないョ…orz
台詞少なすぎて判りませんが加虐者はモララーのつもりで描きました。

794 名前:とよ 投稿日:2006/06/13(火) 23:36:24 [ vK65DGJk ]
うわっ 誤字発見。
描きました ではなく 書きました です。

795 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/14(水) 02:06:18 [ prp5bAwQ ]
>>とよ氏
次からは本スレに行って下さい。それぐらい完成度の高い、超良作です。
特に
>>地面に突っ伏しているしぃを抱え上げ、そっと膝の上に乗せた。
>>僕は目をつぶって、しぃを抱きしめた。湿った吐息があたたかい。かすかな心音も感じられる。
>>こうしていると、しぃとひとつになっているような感覚に襲われる。
>>ゆっくりと目を開けると、とても眩しかった。まつげに付いた雨粒が光を反射させていたのだ
個人的には、この部分が凄く好きです。
死に逝くしぃの儚さと、それを抱きしめているモララーの心情が良く表現されていて美しいと感じました。

最後に一言。素晴らしい作品をありがとうございました!!

796 名前:とよ 投稿日:2006/06/14(水) 23:06:14 [ rvtDO1dk ]
>>795
さま
コメントありがとうございます。
気に入っていただけて、すごくうれしいです。がんばって新しいネタを考えようと思います
それと、次からは台詞を工夫しようと思います。

797 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:12:30 [ t1nxXfJ. ]
0/9
ご指導、ご感想等レスしてくださった方、ありがとうございます。
ちょっと時間が空きましたが、続きを投下します。

>>772-782からの続き

798 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:13:27 [ t1nxXfJ. ]
1/9
「しかし、遠いぞゴルァ」
「遠いって言うか、小さすぎますアヒャ・・・」
遙か彼方にポツンと置き去りにされて、何かじたばたしている物体を、双眼鏡と肉眼で交互に見ながら、
アヒャとギコが呟く。通常用意されている的が全体で2m四方有るのに対し、オニーニの体格はいつも使っている的に重ねると、
中心の人型をした黒点の更に中央、点数の付く圏内で最も高い点数の5点圏よりも更に小さかった。
ギコが指を使って照準する真似をしてみたが、うまく見出し(みだし)を行うことすら出来きない。
(こいつら、動くんだろ? 弾全部使い切っても当たるのかゴルァ)
腕っこきの射手が2人居るが、これは・・・とつい思ったが、よくよく考えれば訓練には丁度良い標的だった。


スクリーンの様に垂れた、布団などに敷くシーツよりやや大きめの布の前に、オニーニ達は長めのロープで繋がれていた。
布には直径1cm弱ほどの無数の穴が穿たれ、特に中央部分はそれが集中して大きな穴を形成している。全体が黄ばんでおり、
四隅にヒモが括られているが、引っ張られておらずにたるんだ状態だ。それが等間隔に6枚並んでいる。
オトートは右に左に、ロープの長さいっぱいまで動き回っていたが、今はその動きを止め、泣き出しそうな顔をしている。
「ニータン ボクタチ ドーナルワチョ? コンナトコロニ オキザリニチテ アイツラ ナニヲ スルキワチョ?」
不安げな表情で見上げるオトートに、ニータンは先ほどまでとは、うって変わった明るい表情で、
「ダイジョウブワチョ! ボクタチノ カワイサガ ミヲ スクッタワチョ オトートハ ボクノ イウトオリニ コウドウスルワチョ」
いつもは根拠のないことばかりを言っているが、今回だけは別だった。ニータンはそれを信じて、ただ時を待っていた。

オニーニ達の後方にある布が、四隅を引っ張られ、ピンと張った状態になると、今度はそこに的が現れる。
中央に、人の肩口から上の姿を模した影があり、3本の同心円が描かれている。
実際には影があるわけではなく、プロジェクターのように光が投影されて、そのように見えているのだが。


射手は銃の手前に伏せて脚を開き、肘をついて上体を持ち上げた状態で待機している。
『射手、安全装置確かめ、弾を込め』
全員が耳栓をしているため、射線の後方わずか5mに居るにもかかわらず、ギコは拡声器を使って指揮を執っていた。
射手は復唱し、定まった手順を飛ばすことなく、慎重に銃を操作する。
マガジンを込め、スライドの固定を解除し、薬室に弾を送る操作をし、終わった者から「ヨシ」の応答が返る。
『零点(ゼロてん)規正5発、射撃用意』
射手は、安全装置のスイッチをセミオートの位置に切換え、挙銃する。
全員から「ヨシ」の声が聞こえたのを確認したギコは、更に周囲を確認し、気迫のこもった声で、
『撃て!!!』
と号令を放った。

799 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:14:24 [ t1nxXfJ. ]
2/9
”チュ・・・ン”
何かが頭上を飛んでいった様な気がし、上を向こうとしたニータンは、刹那の間をおいて聞こえた音に、身をすくめる。
”ボ ォ ォ ォ ォ ン ! ! ! !”
雷鳴の様な大きな音が、射場の中に響き、それは連鎖的に増えていく。
”チュイィィン”、”キュゥン”と目に見えない何かが飛んでいっては、布の更に奥にある土盛りに、土煙が立つ。
「ニ・ニータン ナニガ オコッテルワチョ ワケガ ワカラナイワチョ…」
オトートが音に、上を飛来していく何かに怯えて震えているが、ニータンはそれでも先ほどの表情を崩さない。
「ダイジョーブワチョ カナラズ タスカ!?!?」
”ビシュッ!”
「!?!!イイイ!! イタイワチョ!! イタイワチョ!! ナニカ アタッタワチョーーーーー!!!!!」
それまでマターリとした様子だったニータンは、その身に痛みを感じ、転げ回った。
「ワチョヒャーーーーン!! ニーターン オナガイワチョー チッカリチテワチョーイ!!」
転げ回るニータンに、オトートは踊りながら言う、
「イタイノ トンデケワチョ ニータン ハヤク ナオルワチョ!! ワッチョイ ワッチョイ オニギリワッチョイ! イタイノ イタイノ トンデクワッチョイ!」
本当に命中したのならば、痛いどころでは済まないはずだが、しばらくするとニータンは立ち上がり、
「ダンダン イタクナクナッテ キタワチョ! スゴイワチョ! オトートハ オドリノ テンサイワチョ! オドリハ イダイナノワチョイ!」
今度は一緒になって、ワッチョイワッチョイと踊り出した。

(フ・ン? 誰だ、前にこの銃を使った奴は)
据銃したまま、的から目を離さずにいた兄者は、怪訝な表情をしていた。
モナーやモララー、そしてアヒャが、適当に狙って3発4発と撃った後、ようやく初弾を放ったのだが、
それがニータンの手前に着弾したのが見えたからだ。ジタバタと転げるニータンを見て、『当たった』と思ったが、
実際は跳弾がかすめただけだった。
まだ賭けは始まっていなかったため、別にオニーニに当たろうが当たるまいが、大した問題ではなかった。それより今は、
銃の調整が最も重要だ。今度は的の上ギリギリを狙って撃つと、手元のモニターの中央に、命中を示す×印が現れた。
(サイトが1回転以上してるじゃないか・・・)
同じ点を狙い次々に撃つと、それらも見事に中央に命中していった。右脇のモニターに4つの×印が現れたのを確認した兄者は、
安全装置をかけ直して据銃を解き、後方の八頭身に体をひねりつつ「撃ち終わり」と叫び、左腕を突き上げる。
八頭身が指さし確認をし、靴を軽く”トン”と蹴ると、そこでようやく銃を置く、しかし銃には手を添えたままだ。

ほぼ同様の動作で、照準を調整し直した銃の『修正射』5発が終わると、ようやく本番を迎える。
オニギリの眼はいつもと同じタレ目のままだが、瞳の奥には、禍々しいギラギラとした光をたたえている。
(この勝負はもらったわっしょい)

800 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:15:17 [ t1nxXfJ. ]
3/9
「じゃあ、ここから賭けの開始だぞゴルァ」
ギコはいらぬ気合いを入れ直す。
いつもとは違い、的を『オニーニ』としたため、少しばかり、応用した号令と、動作が必要になる。
しかし、そこは手慣れた一団だけに、特に問題なく進んでいく、ギコだけが言葉を選ぶのに苦労していた。
『緩射、目標の氏、基へ、え〜、目標破壊まで! 射撃用意』 『え〜〜1的から順に、1発ずつ、撃て!』
ギコの『撃て』を聞いた瞬間、的として繋がれていたオニーニ達は、近くのドアに向かって走り出した。
しかし、ニータンの全力疾走に付いていこうとしたオトートが、前のめりに倒れ込み、悲鳴を上げた。
(あいつらなにをやってるんだ?)
兄者はオニーニ達の不穏な動きを見て、眉間にシワを寄せる。
「アーン ニーターン オイテッチャ イヤワチョイ オナガイダカラ タチケテワチョーイ」
泣いているオトートを尻目に、一番近くにあるドアに、ニータンは走って行く。
「オトートヨ アトスコシデ タスカルワチョイ ハヤク クルノワチョイ」
ドアまで辿り着いたところで、それを開けようと、自分の頭の位置にあるレバーを下げようとしたが、それはビクともせず、
ドアが開くこともなかった。
「ナ・ナンデワチョイ コノママj ”ビシッ” アsdfghjkウジョk%!!?」 ”バァァァァァン”
レバーを動かそうとするニータンの頭、それも海苔の中央に、オニギリの放った弾丸が突きささり、貫通した。
具の豚カルビを後頭部から飛び散らせて、ふらふらと歩き、いや惰性に任せてさまよった後、オトートの傍らに倒れ込む。
顔面から倒れ込み、”びくんびくん!”と激しく体を痙攣させるニータンを、オトートはもろに見てしまった。


「オニギリさん、何か仕込んだモナ?」 「不自然過ぎだったからな」 「卑怯アヒャ」
今まで逃げる素振りを見せなかったオニーニが、急に逃げ出して、タイミングよくドアの前で立ち往生し、
オニギリの一撃の下に仕留められる。余りにも出来すぎた一連の動きから、モナ・モラ・アヒャのトリオがイカサマを見破り、
オニギリに向かって一斉に非難の声が飛ばす。耳栓をしていても声は十分に通った。
「ななな、なんの事わっしょい! 言い掛かりは許さんわっしょい」
言葉では反論を続けるものの、顔からは汗がダラダラと流れており、誰の目にも、何らかの工作していたことは明らかだった。
『オニギリさん、しっか〜く』
拡声器を通してギコが言う。イカサマ禁止とは言ってはいなかったが、他の者が納得しないであろうという判断からだった。
ギコの判定により失格になったオニギリは、さすがに諦めた様子でうなだれた。
(始めから堂々とやればよかったわっしょい)


(動いてさえいなければ当たるわっしょい)
オニーニをロープで引っ張りながら、腕に覚えのあるオニギリはそう考えていた。
「安心するわっしょい、俺の言うとおりにしたら助かるわっしょい」
「あのギコ猫が『カンシャ』って言ったあと、『ウテ』って言うから、それと同時に近くのドアに行くわっしょい」
引っ張られて歩くニータンに向かって、オニギリが前方を直視したまま小声で言う。
ニータンは最初、それが自分に向かって言ったのだとは思わなかったが、オニギリが言葉を続け、
「その後ならドアが開くわっしょい、レバーを下げて開けるわっしょい、ドアの向こうでロープが切れるわっしょい」
と言うと、さすがに自分に向けたものだと分かった。オトートはかなり後方に居て、2人の様子に気付いていない。
「ボクタチヲ タスケテ クレルノワチョ? ギャクサツチュウノ ナカマジャ ナカッタワチョ?」
不思議そうな顔をして尋ねるニータンに、オニギリは依然として、前を向いたまま返答する。
「同じおにぎり類だから当然わっしょい、それ以外に理由は無いわっしょい」
腹黒さを見事に隠し、如何にも”いい人”らしい言葉をニータンに返すと、ニータンの表情がにわかに明るくなる。
「ヤッパリ オニギリモ ボクノ コトガ カワイイワチョネ? コレモ イダイナル オドリノ セイカワチョイ」
ニータンをこの場で殴り倒したい衝動を抑え、オニギリは最後に念を押すように言った。
「いいわっしょい? 間違えずに今言った手順でやれば逃げ出せるわっしょい」

801 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:16:33 [ t1nxXfJ. ]
4/9
(よく見れば動きもとろかったし、十分当てられたのに、惜しいことをしたわっしょい)
「わかったわっしょい、負けを認めるわっしょい」
(ホッとしたモナ) (勝たれたら堪らないからな) (ザルにおごらずに済んだアヒャ)
素直に負けを認めたオニギリを見て、モナ・モラ・アヒャは安堵していた。今まで普通の的で勝負を挑んでは、
ウワバミの如きオニギリに、恐ろしい量の酒をおごらされて来たからだ。
動く的ならばもしかしたらと今回の賭けを受けたが、危うくいつもと同じ結果になるところだった。
『次行くぞゴルア』
ギコの言葉に2的のモナーが反応し、サイトの向こうにオトートに狙いを定める。当のオトートはニータンの側で、
その断末魔の様子に怯え、ガクガクブルブルと震えながら喚いていた。
「ニータン! オキテワチョ! コンナケガ タイチタコト ナイワチョ! サッサト ギャクサツチュウタチカラ ニゲルワヂョーーー!!!」
ケチくさい量しかない具を全て、射場の乾燥した土の上に散らしたニータンが、オトートの呼びかけに答えることは無かった。
(今は動いていないモナ、けれどもオニギリ上曹よく当てたモナね)
モナーはイカサマがあったとはいえ、オニギリの卓越した射撃技術に感心していた。実際撃とうとしてみて、
改めてその困難さを実感した。静止していても、オニーニという標的は肉眼で狙うには小さすぎた。
”ボ ォ ン”
かろうじて目標をサイトに捕らえたモナーは、左手でギュッと銃を保持して撃ったが、その弾はオトートの左方を抜け、
壁をこするように、浅い角度で弾着した。遮音材が弾け飛び、壁に走った銃痕を見てギコが言う、
『モナー軍曹、射場は破壊するなゴルァ』
外したことに追い打ちをかけられたモナーは、気を沈ませた。そうこうしている内に、オニーニはまたしても踊り始める。
最早動くはずもないニータンに「フッカツシテワチョ」などと言いながら。
再び踊り始めたオトートに、次射のモララーそしてアヒャは、かすらせることさえ出来ずに、虚空にモナー同様の弾道を描いた。
『次、フーン軍曹、賭けさせてもらったから、頼むぞゴルァ』
はじめからモナ・モラ・アヒャの射撃には期待していなかったギコは、うって変わって兄者の番になって檄を飛ばす。
兄者は慎重に狙いを定める。いつもの訓練通り、時間をかけずにスッと目標を捕らえてから、やるべきことは決まっていた。
脇を軽く締め、ストックを肩と頬に密着させ、左腕は肘を銃の下に入れて支え、左手は握らず軽く添え、上体を安定させて息を止め、
引き金の遊びを殺し、、、撃つ!!!

常に冷静沈着な態度が弾道にそのまま現れ、見事に狙った場所に銃弾は命中した。オトートの脚に。
「イダッ」 ”ボォォォン”
「ナンデ ボクノ アチガ イタイワチョ ア・アチカラ オコメガ アフレテルワチョ!!!」
ニータンと同じ運命を辿ることを悟ったオトートは逃げようと足掻くが、脚を撃ち抜かれたため満足に立つことも出来なかった。
(フーン軍曹 今ノハ 当テラレタハズアチョ)
賭けていたギコは、兄者が外したことに愕然としていたが、それ以上に最終6的のスパルタンは驚いていた。
目を見開き自分を見るスパルタンに、兄者は変わらぬ表情で1回だけ頷くような仕草を見せる。
それに答えるように、スパルタンも礼を述べるように頷いた。
兄者は敢えて外したのだった。それはスパルタンの『出来レバ コノ手デ 殺シタイ』という言を汲み取ったものだった。
スパルタンは兄者同様、基本に忠実な射撃姿勢を取る。ニータンよりもやや小さい、オトートの海苔の中央に狙いを定めた。
「ナンデ オナジ オニギリナノニ ボクヲ コロソウト スルワチョ---!!! コンナノ マターリジャ ナイワチョーーーイ!!!!」
脚を引きずってオトートは訴え続けるが、返ってきた答えは、銃弾だった。

”ビシュッ” ”ボ ォ ォ ォ ン”
オトートは自分の頭を弾丸が貫いた音と、その弾丸が発射された音を聞きながら、その場に崩れ落ちた。
(イタイワチョ… ナンデ ボクタチガ コンナメニ… ボクタチハ マターリ オドッテイタ ダケワチョイ… ニータン、、、 ナンデ、、、 ボクタt…)
スパルタンは、兄者に譲ってもらったチャンスを活かせたことに安堵し、止めていた息をホッと吐き出した。
その顔にはやるべきことをやり終えた、満足げな表情を浮かべていた。

802 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:18:06 [ t1nxXfJ. ]
5/9
「ぐはぁぁぁ、どこが『炊きたての米の数十倍』わっしょい! これじゃあ糞の方がまだマシわっしょい!」
処理専用ボックスを持ったオニギリがオニーニの側に近づくと、それは既に危険な匂いを放つ汚物と化していた。
「ガスわっしょいガス! マスクが要るわっしょい!」
オニギリが必死で訴えるが、200mの彼方にいる兄者達は、応用射撃の後に行われる最後の項目である連射のための弾薬を、
マガジンに込める作業を行っていた。兄者達の代わりに、ギコがニヤニヤとしているのが確認できる。
(クソ〜我ながら、アフォなことをしたわっしょい)
オニーニの死体回収は、緩射の総合点数が1番低い者で行う予定だった。いつもならモナ・モラ・アヒャのいずれかなのだが、
今回はイカサマをしたオニギリが、勝ちを取り消された上に、このようなことまでやらされることになった。
(息をするだけで危険わっしょい、ここは、、、?!)
射場入り口から向き直り、水中を歩行するかのように息を止めながら歩いていたオニギリの目に、恐ろしい光景が映った。
死んだはずの、自らの手で仕留めたはずのニータンがフラリと立ち上がって、こちらに向かって歩いてきたからだ。
眼球は弾着の衝撃で飛び出して垂れ下がり、後頭部は大きな射出口が開いている。本来なら生きているはずがない。
「オギギギワッヂョイ オォォォォォォォォォギギギギギギギキィィィィィィィィィワッヂョooooooooo」
「・・・・・・・!!!」
余りの光景にオニギリは言葉を失い、腰を抜かしてその場にへたれ込んだ。

「なんだあれは・・・」
ギコも異変に気付いて、ニヤニヤとしていた表情を一変させ、顔色を蒼くした。ギコの言葉に何事かと振り向いた兄者達も、
同様の反応を示す。まるで出来の悪いB級映画のような、不気味な光景に誰もが凍り付いた。
しかし、それでも思考は停止させておらず、各人が日頃の訓練の成果を発揮するように身構える。射手はそれぞれの銃を持ち、
弾薬を込め終えたマガジンを受領し各自の射線に就く。ジエンがまだ弾を込め終えていないマガジンに弾を込めながら、
八頭身がオニギリの銃を代わりに持ち、ジエンのマガジンを待つように待機する。
「各自、射撃用意! 連射、目標オニーニ!」
拡声器を使わずに肉声でギコが下令するが、明らかに焦った、うわずった声になっている。オニギリの存在を忘れ、
連射の指示を出したことに、逆に射手から指摘が返る。
「無茶です」 「オニギリ上曹が危険モナ」 「当てない自信が無いYO!」 「アヒャヒャ撃つアヒャ鬱アヒャ」 「ギコ中尉、冷静に」
自分では冷静に指揮をしたつもりだったギコだが、射手が一斉に訴えたことで自身の間違えに気付き、「射撃待て」と短く言った。
(しかしこのままじゃまずいぞゴルァ、、、? スパルタン上等兵は何処に?)
ふと気付くと、6的に居るはずのスパルタンの姿が無かった。

「オギギギワッヂョォォ ワッッッヂョォォォイィィィ」
「こ・・・こっち見るなわっしょいーーーー!!!」
垂れ下がった眼からの僅かな視覚、そして聴覚を頼りにオニーニゾンビがオニギリに迫る。オニギリは腰を抜かし後ずさりしつつ、
なんとかオニーニゾンビから逃げようと必死になっていた。
(さっきより匂いがやばいことになってるわっしょい、カビの匂いが混じってるわっしょい)
カビはオニギリ類にとって、癌にも勝る危険な病気を引き起こす。胞子が軽く付着する程度ならば問題はないが、
ニータンからの腐臭に混じって漂う臭気は、明らかに許容量を超えるものだった。接触、最悪抱きつかたりしたらどうなるかは、
想像に易い。その結果が間違いなく死であることも。
(もう、、、だめわっしょい)
間近にまで近づいたオニーニゾンビから目をそらし、オニギリは覚悟を決めた。オニギリを包む臭気は更に強さを増していく。
しかしそれを吹き飛ばすように、一陣の風が辺りを走った。
「ホォォォォォ ホァッチョォ!」
走り抜けた風の正体は、スパルタンだった。

803 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:19:33 [ t1nxXfJ. ]
6/9
走り込んで得た速度を下半身の力を使って殺し、余った力を腰と下半身の回転に乗せ、右の拳を縦にしたまま突きだした。
高速の拳がオニーニゾンビの喉元を捉え、1回のインパクトで壁際から射場の中央へ吹き飛ばした。
”グチャグチョッ”と音を鳴らし、喉の辺りが千切れんばかりにひしゃげたオニーニゾンビは、立ち上がることも出来ずに、
仰向けのままジタバタと、手足をばたつかせて暴れ続けている。
(凄いぞゴルァ)
スパルタンの動きに見とれるように立ちつくしていたギコは、ハッと我に返り慌てて指揮を執る。まだ慌ててはいるが、
先ほどに比べればだいぶ冷静になっていた。スパルタンのおかげで余裕が生まれたからだ。
「目標オニーニ、連射、射撃用意」
下令しする間も、徐々に気持ちが落ち着くのが分かる。射手も、標的がオニギリ達から離れたので、
今度は安心して射撃準備にかかっていた。6的にジエンが入り、全員が安全装置をフルオートにし、据銃して待つ。
「撃て!!」
1マガジンに20発、射手6名、計120発の猛射が、腐臭を発するオニーニゾンビに突きささった。
空気を破る音が幾重にも重なって連なり、凄まじい轟音となって響き渡る。その音は射場から離れたぃょぅにも聞こえるほどだった。
「ワギョッ ワヂョゴ ワッヂョオ ウゲッ ヂョッヂョッヂョッヂョー ワジョゴゲ ジョッ…」
弾幕に押されるように躯を弾けさせ、オニーニゾンビは徐々に砕けていった。
土を敷いた床と天井の、上下に据えられた排煙装置も、一斉射撃の硝煙を排気しきれず、辺り一面硝煙と土埃に包まれた。
それは射手にも襲いかかり、銃を持っていた者は皆、目に僅かに涙を浮かべている。当然視界もふさがれていた。
ようやく煙が晴れると、射場の中央には激しい弾着の跡、そしてニータンの体の組織が、ミンチのように散らばっていた。
「射手! 撃ち終わったら、安全装置!弾抜け!」
ギコが射手に銃の点検を指示し、射手は全ての弾薬を消費したのを確認すると、それぞれその場に突っ伏した。
「心臓に悪かったぞゴルァ」


「ふ・・・フ〜〜ン、これは臭いかな」
兄者はオニギリ類にとって危険が伴う作業を、オニギリに代わって買って出た。
周囲からは平然としているように見えていたが、当人は匂いのために今にも失神しそうだった。
(どこが『炊きたての米の数十倍』なんだ?)
自ら妹者に語った言葉だった。それは自治体資料の受け売りだったが、実際は『インターネットで見た』レベルの、
不確かな情報なんじゃないかと、その資料を疑いたくなった。ニータンの肉体を構成していた、砕け散った米粒それぞれから、
言語に尽くしがたい、凄まじい匂いが漂っていたからだ。オニギリが回収していたときよりも強くなっていた。
それでも淡々と回収を行い、ボックスに既に詰めてあったワッチィとごちゃ混ぜにし、オトートの回収に移る。
(オトートからの匂いはそんなに酷くないか、、、あの資料、信用しないほうがいいかも知れんな)
オトートは体に損傷も無いため、ただボックスに放り込むだけで、後はきちんと密閉できるように詰め込むだけだった。
僅かにはみ出た頭をグイグイと押し込み、力任せに蓋を閉めようとしたところで、ふと思い出す。具の回収を忘れていた。
しかし辺りを探してもそれらしき物は落ちておらず、結局諦めて蓋を完全に閉じた。
(少しぐらいの妥協は、許してもらうとするか)

804 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:20:47 [ t1nxXfJ. ]
7/9
ギコの拳銃射撃が終了し、その日の訓練が終わった。
「今日はなかなかイイ訓練だったなゴルァ」
「おっかなかったモナ」 「ちびりそうだったYOoo」 「アヒャ アヒャヒャヒャ・・・」
射場の中にいた者は、片付けを進めながら口々に今日の感想を述べる。訓練自体は有意義なものであったかも知れないが、
オニーニゾンビというイレギュラーの発生は、トラウマものの恐ろしさだったようだ。事態を収めてから時間は経ってはいたが、
兄者とスパルタン以外は皆顔を引きつらせ、オニギリに至っては、海苔を白くせんばかりの表情を浮かべていた。
「賭けはどうなったんだぃょぅ、、、ぃぎょっ?なにがぁったんだょぅ」
訓練終了の連絡を受けて、射場に戻ってきたぃょぅは、異様な雰囲気に気付き、身構えた。
「まぁ、話は追々してもらってくれや、それより片付けだゴルァ」
ぃょぅは釈然としないという風にギコの言葉を受けたが、それ以上は聞かず片付けに加わる。
「それよりも賭けのほぅが気になるょぅ、ジエン、誰が当てたんだょぅ」
ぃょぅはジエンを手伝いつつ尋ねた。ジエンは端的に結果だけを答えた。
「オニギリ上等兵曹ハ 当テタケレド イカサマデ失格 スパルタンガ 当テタ」
その結果に少し驚いたように、ぃょぅは声をうわずらせ、更にジエンに問いかけた。
「イカサマ? フーンさんは当てられなかったのかょぅ」
「フーンサンモ 当テルコトニハ当テタゾ デモ 仕留メタノハ スパルタンダッタ」
詳細を聞いて、ぃょぅの表情が明るくなる。ジャンケンで負け、兄者やオニギリを取られ、僅かに上手いアヒャを取られた時点で、
”賭けは負けだ”と思いこんでいたのが、逆転勝利になったからだ。
「ぅれιぃょぅ、今日はぉもぃっきり飲むょぅ」
ぃょぅが幸せそうな顔をしていると、そこへ対照的に辟易した様子の兄者が回収を終えて戻ってきた。
「フーンさん、ぉっかれ様でιたょぅ」
ぃょぅの言葉に兄者は短く「オース」と応えると、ボックスを射場の後方壁際に置き、伸びをした。中身よりも箱そのものの方が重く、
運ぶだけで相当な労力だったからだ。兄者がリラックスしていると、ぃょぅが急に声を上げる。
「ぃっ、ぃょぉぉ? 今ボックスが動ぃたょぅに見ぇたょぅ」
兄者はハッとボックスを見やるが、別段何の異常も見受けられず元の体勢に戻る。よしんばオニーニが生きていたとしても、
これだけの重量の箱を動かせるわけがない。何かの見間違いだろう、そう判断し自分を納得させた。
そうこうしている内に周囲は綺麗に片付き、資材の積み込みにかかっていた。兄者もぃょぅやジエンの助けを借りて、
幌付きトラックの荷台にボックスを放り込み、他の資材積載を手伝い終えると、他の面々と共に荷台に乗り込んだ。
「じゃあ出発だぞゴルァ」
ギコが発車するジープの窓から顔を出し叫ぶと、トラックも続いて発車した。

805 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:23:24 [ t1nxXfJ. ]
8/9
「ウ ウゥゥゥ アタマガ イタイワチョ」
荷台で揺られるボックスの中で、オトートは目を覚ました。ゾンビ化は、、、していない。
なぜオトートは死ななかったのか?理由は簡単なことである。オトートの具、オニーニ族の脳にあたる具が余りにも小さすぎて、
頭を撃ち抜かれても、具にはかすりもしなかったからだ。
オトートの頭にはニータンを更に下回る、文字通り梅干し大しか具が詰まっていなかったのだ。
「ワチョ マックラデ コワイノワチョ セマイシ ナニカ ベタベタチテ キモチワルイワチョイ」
完全に密閉された空間に当然光源などはなく、目が慣れるのを待つしかなかった。
「コノ ベタベタ ナニワチョイ? チョレニチテモ オナカガ スイタワチョ」
そのベタベタとしている物が、かつての自分の家族であるニータンやワッチィであることに、オトートは微塵も気付かなかった。
それよりも昨日から何も食べていないため、どうやって腹を満たすかということで、頭がいっぱいだった。
「コノ ベタベタ モチカチテ タベラレルカモ チレナイワチョ」
狭いボックスの中で体勢を入れ替え、底の方にある物にかぶりついた。潰れたワッチィに、である。
「ウン オイチイワチョ マターリトチテイテ ノドゴチモヨク…」
料理番組を真似ただけの出鱈目な感想を、ワッチィを食しながら独り呟いたオトートは、咀嚼を終えてもう一口と、
今度は上の方に敷き詰められた物、砕けたニータンをもぐもぐと食べ始め、そして叫んだ。
「ウマーーー( ・∀・)ーーーワチョーーーーーーー!!!!!!」

「フーン、たまにはこういうのも??、、、何か聞こえたかな?」
荷台で雑談をしていた兄者は、微かにボックスから漏れた声を聞いたが、気のせいだろうと聞き流した。

「コンナ オイチイモノ ウマレテ ハジメテ タベタワチョイ!!!! ワッチィモ ニータンモ イッチョニ タベルノワチョイ!!!!」
オトートは暗闇に目が慣れたのか、目の前にある物が見えるようになっていた。
まず自分が狭い場所に居るのは分かった、一緒にニータンやワッチィが居ることも。
(デモ オカチイワチョネ ニータンヤ ワッチィハ チンデ チマッタ ハズダッタワチョ デモ イキテタンナラ ドウデモイイワチョ)
ニータンやワッチィが生きていたことを祝うように、オトートは踊り始めた。こんな時、いつもならニータンも一緒に踊るのだが、
今は何故か踊ろうとしない。闇に半分だけ浮かぶ相貌は蒼く、ジッとオトートを見つめていた。
「ニータン ナンデ オドラナイワチョ? オドリハ トッテモ ダイジワチョ! オニーニ ワッチョイ ワッチョイ…」
オトートはなおも踊り続けるが、そこに喋れないはずのワッチィが語りかける。
「チッチャイニータン ナンデ ワッチィノ コト タベダワヂィ? ドッデモ ドッ゙デモ゙ォ゙ イ゙ダイ゙ワジィ゙ィ゙ィ゙ィ゙」
ワッチィは話しながらドロドロと崩れてゆき、緑や青、紫といった不気味な彩りのゲル状の物体と化し、オトートの足下から、
ウゾウゾと這い上がる。顔面はと言えば、始めから半分しか無い様だった。
「ア・ア・ア・ワッチィガ ワッチィガァ ニータン ニータン タスケテワ?チョアsdfgフwヂョ」
オトートはニータンに助けを求めたが、しかしニータンもワッチィ同様の有様になっていた。
「オ オギギギギ オ゙ドード イダイワヂョ ナンデ ボクノゴド ダベダワヂョォォォォ」
オトートは恐怖の余り言葉を失った。左からはワッチィ、右からはニータンが、それぞれ形状を変えながら、
這い上がってきている。逃れようにも、金縛りにあったかのように体は動かず、ただただその不気味な物体に、
体表を蹂躙されて行くのみだった。それがやがて首から下を全て包むと、ついには顔にまで上がって来た。
「ッーーーーー!!!!! ッーーーーー!!!!」(クルチイワチョ モウイヤワチョ ギャクサツチュウニ ヒドイメニ アワサレタウエニ ニータンヤ ワッチィニマデ………)
自分の肉体が、内部からドロドロと崩壊していくのがわかる。
オトートの意識は、恐怖と苦痛の中で徐々に薄らいでゆき、ついには暗闇に放り出された。

806 名前:That'Z 投稿日:2006/06/18(日) 22:24:16 [ t1nxXfJ. ]
9/9
(兄者の所からのキモゴミ回収、増えたな)
数ヶ月後、廃棄物処理会社に勤める弟者は、極端に増えた駐屯地からの処理専用ボックスの回収に、四苦八苦していた。
今までは駐屯地全体でも月に2〜3個の回収だったが、今は最も大きい、10匹分が収まる容積のボックスが、
月10個以上は出ている。多い時は20個ほどもあった。
(詰めるとき相当臭いだろうな、兄者達は大変だ)
弟者は同僚を待たせないよう、手早くボックスや他のゴミを積み込み、回収を続行した。

(俺があの時、糞ニギリなんて持ってこなければな〜)
隊舎側面の外階段から、ボックスが回収されていくの眺めた兄者は、頭を掻き溜め息をついていた。
あの日以来、何故か射撃訓練にオニーニが使われる様になったからだ。
誰かがエライ人に進言したのか、『応用射撃の練成目標に組み込むこと』などと、ちゃんとした命令文書にまでなっていた。
聞いた話では、近傍の家々で捕まえたものを集めたり、積極的に捕獲したりすることで、地域住民に貢献することになり一石二鳥、
という意図も含まれているとのことであった。
(あんな光景を見たギコ中尉が中隊長に『イイですよ〜』なんて報告した筈は無いし、一体誰が?)
しかし誰が言い出したにしろ、火元が自分であることだけは間違いなかった。

            ・
            ・
            ・
            ・

「本日ノ訓練ノ成果ハ イジョウノ トオリデシタ」
「うむ、なかなか面白い話だったな」
「アチョ」
スパルタンは訓練終了後、自分が所属する中隊の中隊長であるフサ大尉に、訓練の成果と共に射場で起こったことも話した。
フサは宙を仰ぎ見て少し考えた後、スパルタンに問いかける。
「どうだ?君たちの任務上、アレを標的にするのは大変都合がいいと思うが、、、君は賛成か?」
「ハイ アチョ」

【終わり】



最後はいずれ書こうかな〜、と思っているお話の伏線程度に、永久にお蔵入りかも知れませんが。
今回も表現や手法以前の、日本語の間違えが発生していると思います。ご指摘頂けたら幸です。

807 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/18(日) 23:02:04 [ 5GwOIZ3Y ]
>>とよ氏
特にアドバイスする必要はないと判断しました。次は本スレに作品を投下してみて下さい。
次も期待してます!!

>>That'Z
続編、ご苦労様でした。GJ! おにぎり…腹黒いよw
いずれ書こうと思ってらっしゃる作品、是非々々オナガイします!! その時は、本スレにどうぞ。

808 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/06/19(月) 04:53:50 [ xzUIjOJU ]
>>That'Z氏
後編、待ちわびてましたよ。前編の虐殺といいおにーにに対する設定といい、非常に
満足するものばかりだったので、ホント心待ちにしてました。次作は本スレで是非!

ところで、ここでだけで作品投下なさってたとは思えませんね。
おにーにの死骸に対する設定に、何か今回の話では語られていない隠された事柄が
かなり隠されていて、しかもかなり「臭わせて」くれてますよね?w
これはもう、必ず今回の話に関連した何らかの話がもう用意されてる、なんてことまで
推察させてくれますね?まるで本当の小説家のような用意周到さだ。
馬鹿なおにーにから普通のAAにまで何も語らせないにもかかわらず、ある設定が隠れてる、
あるいはそう思わせようとしている。
貴方、本当は何者ですか?

809 名前:That'Z 投稿日:2006/06/21(水) 22:14:05 [ jY1r6h1g ]
>>807
>>808
ご感想ありがとうございます。
シリーズになるかは分かりませんが、レスを励みにして頑張ります。

あと、、、何モノでもありませんw

810 名前:ピエール 投稿日:2006/06/23(金) 10:25:53 [ qEXSxjvc ]
1/4
様々な小説やAAを作り出し人々を楽しませるエンターテイナー。
人々は彼らに尊敬の意思を込め「職人」と呼んだ。

そして、未来の職人を目指す者の必携バイブルとも言える本があった。
月刊AACR・・・。
内容の殆どが投稿作品でできているこの本からは、優秀な職人達が
次々とデビューしており、職人を目指す者にとっては正に登竜門であった。


したらば出版社・月刊AACR編集部。
編集長の山崎渉は山積みにされた投稿作品の一つ一つに丹念に目を通していた。
「ははは・・・今回もレベルの高い作品ばかりで甲乙付け難いですね。」
山崎はそう言っていつも通りの微笑みを浮かべた。
「あらら、また彼ですか・・・」
山崎が顔を顰めた。
「いしだ君、名前変えたってバレバレですよ。あんな落書き以下のAAを自慢げに書かれてもねー。」
そう言いながらゴミ箱に原稿を捨てた。
「またですKA? 編集長。」
作品選考を手伝っていたぼるじょあが、ため息交じりに言った。
「ええ、またです。全く勘違いもいい加減にして欲しいですね。」
「連中は自分の作った物に酔っているんですYO。だからちゃんと考えて作品を作れないんですYO。」
「っていうかあれじゃ、只のオナニーですよ・・・。」
優秀な作品が沢山送られて来る一方で、基地外じみた駄作が毎回送りつけられていて
それが編集部全体の悩みの種になっていた。

811 名前:ピエール 投稿日:2006/06/23(金) 10:26:49 [ qEXSxjvc ]
2/4
しばらくすると、アサピーが慌てて部屋に入ってきた。
「編集長!また奴が来ました!!」
「やれやれ、彼も懲りない人ですね。」
部屋を出てみると、男が何やら騒いでいる。
「くそー!!離せー!!編集長を出せー!!僕は神に選ばれた小説家なんだぞー!!」
「いい加減にやめないかゴルァ!」
手足をばたつかせ暴れる男をギコが必死に押さえつけていた。
「やっぱり館田縁君でしたか。」
山崎は呆れ顔で言った。

男の名は館田縁・圭(かんたべり・けい)
自称・神に選ばれた史上最高の小説家らしい・・・。実際は只の電波である。
毎回編集部に小説とは程遠い滅茶苦茶な内容の駄文を持ち込んでは、叩き出されていた。

館田縁は山崎に気付くと急にヘコヘコし始めた。
「あっ、編集長、やっと出来たんです。」
「何がですか?」
「嫌だなぁ、新作ですよ!今度こそ茂名木賞まちがいなしですよ!」
山崎は差し出された原稿を渋々受け取ると、その場で読み始めた。

812 名前:ピエール 投稿日:2006/06/23(金) 10:27:21 [ qEXSxjvc ]
3/4
     虐殺野朗電話男〜ネギ畑で抱きしめて〜

昼の12時に俺は目覚めた。早速マリファナをキメる。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やっぱり本場ジャマイカ産のマリファナは最高だぜ。
ハイになってきたところで自己紹介だ。
俺は電話男。略して電話って呼んでくれ。
さて音楽鑑賞といこうか。
早速、オガメドライブのCDを音量全開でかけたんだ。
せっかく俺がノリノリになってるのに近所のババァが
「抗議しまぁーす!!」
とか言って布団叩きながら騒いでやがる。何がmichikoだ。何が天才ラッパーだ。
CDデビューしたからって調子に乗りやがって。
俺は押入れからRPG-7を出して奴にぶち込んでやったよ。
派手な爆発の後、奴の家、炎上してたよ。もう笑いを堪えるのに必死だったね。
奴の死体を確認する為に後で焼け跡を調べたんだ。そしたら見つけたよ。
黒焦げのでっかい贅肉の塊をねw。足でひっくり返してみたら白目剥いてやがる。
そこでまた爆笑(ry
そうしてたら奴が急に立ち上がってさ、っていうかまだ生きてたのかよ。
「嫌がらせのつもりか!!あんたがこの喧嘩の主犯格よ!!」
とか言ってるし。
いい加減面倒なんで後頭部に肘を食らわせて失神させた後、布団でぐるぐる巻きにして川に捨てたよ。
お荷物まとめてお引越し!!なんちゃってー。

813 名前:ピエール 投稿日:2006/06/23(金) 10:28:46 [ qEXSxjvc ]
4/4
その後、近所の書店で小藪冬彦のハードボイルド小説を立ち読みしていると、
糞虫が一匹、店の中に入ってきやがった。
「ハニャーン クダラナイホンバカリネ モットマターリトシタノハナイノォ?」
うぜぇ、さっさと失せろ。
そう思ってたら、奴が俺の隣に来てこう言いやがったんだ。
「イマサラオオヤブナンテヨンデルノー? ダサイワネー セカイノチュウシンデダッコヲサケブヲヨミナサイ!」
俺の中でアドレナリンが溢れ出すのが解った。俺を怒らせたな、糞虫!!
「小藪冬彦を侮辱する奴は死刑だっ!!」
俺は懐からコルトパイソンを取り出すと奴のニヤケ面目掛けてダムダム弾を叩きこんでやった。
「グェシィィィィィィィィィ!!」
糞虫は脳味噌と血をぶちまけながら大の字になって倒れた。
ん?何か臭いな?うわっ、こいつ糞と小便まで漏らしてやがる!
店を汚してしまった俺は後で店長に散々説教される羽目になっちまった。

「どうですか編集長!!とりあえずこれが前編です。後編も読んでみたくなったでしょ?
今度こそ採用してくれますよね?いやーこの作品ができるまでホント(ry」

山崎は館田縁の妄言を無視して無言で離れていった・・・・・・・・・・。


後編に続く

814 名前:ピエール 投稿日:2006/06/23(金) 10:38:52 [ qEXSxjvc ]
アドバイスお願いします。
補足ですが、茂名木賞→直木賞 AA→漫画 という事でお願いします。

815 名前:おーあーるぜっと ◆YM8kSfjf3c 投稿日:2006/06/25(日) 20:27:17 [ G.YLD47s ]
二作目です……。

僕にとっての芸術


イスに深く腰掛け、先程食べ終わった料理の皿を台所へ片付けながら、僕は眼下に広がった、完成したばかりの作品に目をやった。
これを、ただの腐乱し始めた三つの死体と言ってしまっては失礼だ。
確かに端から見れば、それらは腐った挽き肉と言うべきかもしれない。それ程までに、元々は命と言う力が宿っていたそれら肉塊は、滅茶苦茶になっていた。
腕や足とおぼしきやや大きめの数本の棒状の物は、体と呼ばれていた肉塊から離脱し、黄ばんだ白い骨を覗かせながら、方々に散りばめられている。
それらの元々の持ち主も、今や頭と言う名の肉団子を根元から奪われ、生々しい色の内臓を所々はみ出させている。
肉団子の一つはこちらを向いて、両の眼球を失い、脳天をパックリと割られ、苦悶に満ちた、いい表情を見せつけている。
そして、その床一面に広がった、どす黒くなりつつある赤いシミと、方々に散った白い歯や潰れた眼球、骨片のアクセント。
しかし、僕に言わせれば、これは芸術であった。芸術以外の、何物でもなかった。
そう、芸術。彼らの死を持って描かれた、美しい絵画。その美しさをどう形容すればいいのか、自分でもわからない。
ただ何度見ても、その素晴らしさに感嘆してしまう事だけは確かだ。
彼らチビギコ達が、……いや、チビギコと呼ばれていた物達が、その芸術と呼べる情景を作ったのだ。
否、僕が作らせたのか、彼らに。
この素晴らしい光景が出来上がるまでの経緯を、目を閉じて、思い浮かべてみよう。

まず、僕は彼らをここに、僕の自宅に招待した。美味しいご飯を食わせてやると言って。それが今日の創作の始まりだった。
僕が虐殺厨には見えないから――そんな簡単な理由で、彼らは安心しきっていた。彼らはこれからくれるであろうメシの事しか頭に無かっただろう。
案の定、家に着くなり彼らはメシよこせメシよこせと僕に命令した。
ご飯はちゃんと作ってはやった。無論、毒も入れていない、ちゃんとした料理を。
しかし、かじりつこうとする彼らを制し、僕はこんな事を伝えた。
この料理は一人しか食べられない。だから三人いっぺんには少ない、と。
文句を垂れている彼らに向かって、僕は更にこう付け加えた。
三人だと駄目だが、三人が一人になればいい。
思惑通り、その一言で彼らは争いを始めた。自分だけがあれを食べたい、そんな欲望に突き立てられて。
そう、チビギコとはそう言う生き物なのだ。自分の事を第一に考え、他人など二の次三の次……。
もっとも、そんな生き物だからこそ、その特性を生かした芸術を生み出せるのだが。

816 名前:おーあーるぜっと ◆YM8kSfjf3c 投稿日:2006/06/25(日) 20:28:24 [ G.YLD47s ]
期待に胸を膨らませている僕の目の前で、争いはどんどんエスカレートしていった。
口論だった争いがいつの間にか罵り合い、殴り合いとなり、終いには殺し合いへと展開した。
噛みつき、首を絞めるだけでは飽きたらず、そばにあったナイフやハンマー――僕が事前に置いておいた物だ――を手にし、仲間を切り裂き、打ち砕く。
あの時の音、声、動きが、鮮明に蘇ってくる。
悲鳴と一緒に血しぶきが飛ぶ。くぐもった声と共に肉片がずり落ちる。
だからそう、あの光景を作ったのは、彼ら自身なのだ。
自分から動くのは、僕はあまり好きじゃない。どうしても疲れてしまい、完成直後に作品を鑑賞する余裕が無くなってしまうのだ。
凶器という名の絵筆を操り、血肉と言う名の絵の具をキャンバスに塗るのは、だから絵の具達自身と決めてある。
とは言え、僕は全く手を下してはいない、という訳でも無い。何せ、最後の仕上げをしたのが、他ならぬ僕自身だからだ。
やがて争いは終わり、生き残った一匹はこちらに向かってきた。
仲間の反撃に遭い、彼の耳は片方もげ、あちこちひどい切り傷だらけだった。左眼も潰れかけていた。
息を荒げているそいつに向かって、僕はニッコリと微笑みながら、僕は注文を加えた。
どうせなら、もうちょっと派手に散らしてくれないか、と。
当然の如く彼は抗議の声を上げたが、言う事を聞けばもっと食わせてやると言うと、今度は喜んで、元々は仲間達であった物を、更に攻撃し始めた。
首を千切り、腕をもぎ取り、内蔵を掻き出し、眼を抉り、頭をかち割り……。
思わず含み笑いをしてしまった。自らの欲の為、ただただ美味しいご飯の為に、彼はこの作業をこなしてくれたのだ。
流石は欲の塊。いい素材を手に入れる事が出来て、僕は幸せだった。
僕がもういいだろうと思った時には、彼の首は、僕が手にしていた大きな包丁で宙に飛んでいた。
当たり前だろう。僕だってお腹は空いていたんだから。彼にご飯を食わせるなんて、毛頭思っていなかった。
血や肉片を辺りに飛び散らかせて、頭は着地した。体も血の海へと崩れ落ちる。
既に仲間の反撃でぼろぼろであったそいつの体は、そのキャンバスの上では充分マッチしていた。それ以上手を加える必要も無い程に。
床に描かれた真っ赤なその絵を、僕は写真に納め、満足して頷いた。
僕は制作過程なんてそんなに気にしてはいない。重要なのは、完成作品だけ……。
その後僕は暫しぼんやりと、その赤い絵を眺めていたのだ。残された料理を食べながら。

回想から返り、僕はフッと笑みを浮かべた。
欲という物は、時にこんな芸術を生み出してくれるのか。これ程までに生き生きとした、赤く輝いた絵を。
今更になって、そんな事を思う。
自分の手を汚さずに、芸術品を世に生み出す。
欲という力を操れば、それは簡単な事だった。誰にでも出来る、本当に簡単な事。
だが簡単だからこそ、こうやって何度も、美の感動に出会う事が出来るのではないか。
そんな僕を友達は異常者と蔑むが、この美が理解できない彼らの方が異常者だと常々思う。
今度はどんな絵を描いて貰えるのかと思いながら、僕は渋くて美味い食後のお茶を、口に運んだ。




817 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/04(火) 01:49:25 [ BZweB.lU ]
>ピエール氏
とりあえず後編がないことには批評も指摘も出来ないと思います。


>おーあーるぜっと氏
ちびギコたちに殺し合いをさせて、勝利者に報酬としてトドメを刺す。
素晴らしい作品だと思います。
出来れば殺し合いのときの様子を、セリフなど入れて詳しく書いていただけると
もっと盛り上がったかな、と感じました。

818 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/05(水) 23:39:24 [ PdGPt/GY ]
初作品です。

ギコ虐殺
 
 
 
…気持ちのいい朝。雲ひとつ無い青空。
そういう日には、外出するのがお決まりだろう。
 
普段はあまり外に出ない私も、滅多にない
こんな気持ちの良い日には外出をする。
 
私は、普通にどこでも居る、しぃ。
でも、少し普通のしぃと違うところがある。
それは、「虐殺」をすることだ。
友人のモララーさんが、
虐殺を楽しそうにしていた為、
自分もやってみたら、楽しかったから、虐殺をしている。
 
でも、今日だけは、虐殺はしないことにした。
昨日、自転車を買って気分が良いうえに、
せっかく良い天気なのだから、
爽やかに過ごそうということだ。
 
早速、昨日買った新品の自転車に乗り、
川原の方に散歩に行く。
高かっただけあって、乗り心地は最高だ。
 
しばらく走っていると、モララーさんと出会った。
とりあえず、自転車を止め、モララーさんと話をする。
しばらく話していると、モララーさんが、
 
「塩がまだあるのに、新しいの買ってきちゃったんだよね、
 できれば貰っていってくれないかな?」
 
と言うので、受け取って御礼を言ってから、
家に塩が無くなっていた為、
丁度良かった。
 
塩も貰って気分が良くなる
塩を自転車のカゴに入れてから、
散歩を再開する。
気持ち良い風が吹いていて、
この風もまた、気分を良くする。
 
 
グチャ!!
 
 
何かを轢いたような音がした。
何だろうと思いながら、下を見ると、
どうやらギコ族のベビのようだ。
 
 
「あ!!俺のベビちゃんが!!!!」
 
急に、気持ち悪い、大声が後ろから
聞こえる。
後ろを振り向くと、
顔を真っ赤に染め、頭から湯気を出している。
ギコが居た。ギコは訳の分からない奇声を上げながら、
こっちに向かってくる。
 
嫌な奴に会ってしまった…
今日は良い気分で一日を終わらせようと思ったのに、
このギコとギコのベビのせいで台無しだ。
 
…と、ここで、ある不安が頭をよぎる。
 
…恐る恐る自転車を見てみると、
 
やっぱり…ベビの血が、べったりと
自転車についていた。
 
私は、折角の気持ち良い一日を台無しにされたのと、
大事な新品の自転車を汚された怒りで、
向かってくるギコに、フルパワーのパンチをお見舞いしてやる。

819 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/05(水) 23:40:30 [ PdGPt/GY ]

 
ギコは、情けない声を上げながら、約5m先まで
吹っ飛んでいく。しかし、私の怒りはこれでけではおさまらない。
私は、自転車から降り、ゆっくりと、ギコに近づいていく。
すると、ギコが急に喚きだした。
 
「俺のベビちゃんを殺すなんて、虐殺厨だ!!
 そんな虐殺厨は、逝って良しだ!!」
 
人の自転車を汚しておいて、
虐殺厨呼ばわりするギコに、
私は完全に切れた。
 
しかし、ただ殺すのでは、
このギコを許せない。
ここで、私はひらめいた。
 
私は自転車の方に戻ると、
モララーさんから貰った、
塩を自転車のカゴから出した。
 
私は、塩を左手に持ち、
ギコの方に駆け寄る。
私は、ギコの背中に思いっきり
自分の爪を突き刺す。
 
「ぎゃああぁぁぁ!!!」
 
ギコが騒ぎ始めるが、
そんな物は無視して、
私は爪を刺した所から、強引に
ギコ背中の皮を剥ぐ。
 
「ぐぎゃあああががぁあ!!」
 
まったく、うるさいギコだ。
私は、皮を剥いだところに、
貰った塩を振り掛ける。
 
「いだいよぉぎょぉぉ!!」
 
少しかけすぎたのか、
ギコは辺りを激しく
転げ回る。
 
どうやら、痛みが治まってきたらしく、
上を向いた状態で、転げまわるのをやめた。
しかし、まだ何かぶつぶつ言っているようだ。
 
私は寝転がっているギコを思いっきり右足で踏みつけた。
ギコは騒いでいるが、そんな事は気にせず、
右足を上げ、もう一度ギコを踏みつけた。
 
「う…臭い…」
 
私は思わず鼻をつまんだ。
ギコを見てみると、
血ではない、透明に近い液体が
ギコとその周りにある。
 
どうやら私は、ギコの膀胱を踏んでしまったようだ。
どうせ、このギコは放っておいてもいつか死ぬだろう。
 
私は臭いに負け、自転車に乗り、素早く家に
帰っていった…
 
end

820 名前:820 投稿日:2006/07/06(木) 19:31:17 [ F65kGEIQ ]
初めてですが、よろしくお願いします。

オレはモララー。
しがない会社員だ。
最近、仕事でいろいろとストレスが溜まって仕方がない。

そこでストレス解消ってことで出かけることにした。
出かける先は「しぃちゃんハウス」、まぁしぃのテーマパークみたいもんだ。
反吐が出るような名前だが、実際は虐殺専門の大人の社交場さ。

とあるビルの地下にそれはある。
およそテーマパークとは程遠い面持ちの薄暗い階段を降りてドアを開ける。

「いらっしゃいませ、しぃちゃんハウスへようこそ。
今日のコースはどうなされますか?」
「しぃちゃん姉妹虐殺コースはこないだやったからなぁ・・・。
そうだな〜・・・、じゃあしぃちゃん家族マターリ虐殺コースで」
「かしこまりました。ではこちらにお着替えになっていただきましたら3番のお部屋へ」
「ああ」

はやる気持ちを抑えつつ、ロッカーで素早く着替えを済ませると、
虐殺道具を持って3番の部屋のドアを開けた。

いるわいるわ。
しぃが1匹にベビが2匹か・・・。
たまんねぇな・・・。

するとオレに気づいたしぃがこうぬかした。
「ハニャッ! モララー! シィチャントマターリシタインデショ!!」
「・・・そうだよ。いっしょにマターリしようと思ってね・・・」
「ソレナラ カワイイ シイチャント カワイイ ベビチャンニ チャント ツクシナサイ!!」
「アニャァ! ナコチナチャイ!」
「チィチィ! ナコデチュヨウ!!」
「全くしぃちゃんにはかなわないなぁ・・・。
じゃあそっちのベビちゃんからダッコしてあげるよ」

オレは一気にブチ殺したい衝動を抑えつつベビを抱きかかえた。
「アニャァ〜 ナッコでマターリデチュヨウ」

続きます。

821 名前:820 投稿日:2006/07/06(木) 19:32:33 [ F65kGEIQ ]
820の続きです。

今すぐにでも虐殺フルコースといきたいが、ここは我慢だ。
ベビはというとすっかりご機嫌で、楽しそうに手足をパタパタ振っている。

「ベビチャン ダッコデ マターリダネ!! モララーモ タマニハ ヤクニタツノネ!」
「チィモ ナコ チテクダチャイヨウ!! チィチィ!!」
「ベビチャン モウスコシノ シンボウダカラネ!」

しぃともう1匹のベビがほざいてやがる。

「ナコ キモチイイデチュヨウ!!」

・・・。そろそろ地獄に落としてやろうかな。
「ベビちゃん、そろそろ交代してあげないとね」
「アニャッ? モットナッコチテクダチャイヨウ!」
「ダメだよ〜。そんなんじゃ、ママに怒られちゃうよ〜」
「チィ! モララーハ ベビチャンヲ ナッコスレバ イインデチュヨウ!」

ったくどういう躾してんだよ。
おっとあんな下等動物に躾なんてねぇかw

「チィモ ナコシテクダチャイヨウ!」
「ソウヨ! マッタク モララーハ アフォナンダカラ!! キヲ キカセナサイヨ!!!」

きたきた・・・。
まったくこいつらと来たら、我慢ってもんがねーのかよ・・・。
まぁそろそろ地獄を見せてやるか・・・。

「じゃあ、もう1匹のベビちゃんと交代しようか」
「アニャ〜! ナコォ! ナコチテクダサイヨウ!! ナッコ!ナッコ!ナッコ!ナッコ!ナッコ!ナッコオォォォ!!!」

オレはその言葉を無視してそっと床にベビを下ろす・・・訳もなく、
そのまま叩きつけた。


続きます。

822 名前:820 投稿日:2006/07/06(木) 19:33:40 [ F65kGEIQ ]
821の続きです。


「ハニャアアアア!!! イチャアヨゥ! マァマ!! マァマ!! イチャアヨゥ!!」
「ナニスルノヨゥ! コノ クソモララー!! ギャクサツチュウ!」
「ナコ シナイト ギャクサツチュウ デチュヨウ!」

「ったく・・・オレがお前らのマターリに協力するとでも思ったか?」
「シィチャンハ アイドル ナンダヨ! マターリノ ショウチョウナンダカラネ!!」
「・・・ああそうなんだ?でもそんなの知ったこっちゃねぇな!」

オレはそう言うと足元のベビの片耳に手を掛けた。

「ナニ チュルデチュカァ! ナコチナチャイ! コノギャクサツチュウ!」
「ベビチャンニ ナニスルノォ!」

そのままオレは耳を引っ張る手に力を入れた。
メリメリと心地いい感触が伝わってくる。

「イチャーヨウ! マァマ! チィノオミミ イチャーデチュヨウ!」
「ヤメナサイ! コノ クソモララー!!」

ブチッ

ベビの頭から耳が捥げた。

「アニャアァァァァ-! チィノオミミィィィィーーーーーーーッ!!」
「ベビチャアアアアアアアアン!!」
「ヤメナチャイ! コノ ギャクサツチュウ!」
「オミミイチャーヨォォォォォォ!!! チイノオミミイチャアヨゥーーーーーー!!!」

「あーあ。ベビちゃんのお耳取れちゃったねぇw」
「チィノオミミ カエチテクダチャイヨウ! アニャアーーーーーー!!」
「返してあげてもいいけどさぁ、もうくっつかないよwww」
「ソンナコト ナイデチュヨゥ! チィノ オミミ クッツイテ クダチャイヨゥ・・・ チィノ オミミ・・・」

必死にお耳をくっつけようとするが、そのたびにポロリと床に落ちてしまう。
「・・・チィノ オミミサン クッツイテ クダチャイヨウ・・・ オナガイ・・・ オミミサン クッチュイテヨゥ・・・」
「だからムダだっつーの・・・。ホントにヴァカだな〜」
「チョット! ベビチャンハ ヴァカジャ ナインダカラ!!」
「ソウデチュヨゥ! ギャクサツチュウ!! チィチィ!」

ったく外野がうるせーな・・・。
そろそろ現実を思い知らせてやんねーとなw

「じゃあもう片方のお耳も取ってあげるね」
オレはそう言うともう片方の耳に手を掛けた。

続きます。

823 名前:820 投稿日:2006/07/06(木) 19:34:35 [ F65kGEIQ ]
822の続きです。

「ヤメテクダチャイヨゥ! ナコ チテ クダチャイヨウ!! ナッコ!! ナコォォォォォ!!!」

その叫びもむなしくもう片方の耳も捥げた。
「アニャァァァァァーーーー! オミミ ゼンブ トレチャッタヨォォォォォ!! アニャアアアアアアアアーーーー!!!」
「ベビチャンノ オミミィィィィーーーーーー!!!! ハニャアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!」

この叫び声がたまらない。
それにしても見事なスキンヘッドだなw

「ベビちゃん、もっと楽しいことしてあげるからね」

オレはベビの腕をつかんだ。
「アニャァ? ナコ?」

んなわけねーだろwww
そのままベビを持ち上げて振り回した。

「アァニャアアアアアア!! ハニャアアアアァァァァァァ・・・・・」
目が廻ったのか、そのまま叫び声がなくなっていく。
これじゃあつまらない。
いったん手を止めるとすかさず往復ビンタだ。

「ヴァニャァ!? イチャアヨウ! モウ ヤメテクダチャイヨウ!」
「モララー! モウ ヤメナサイ! ベビチャンヲ イジメナイデ! ソンナコト シタラ マターリノカミサマノ テンバツガ クダルンダカラネ!!」

まだ自分達の立場が分かってないのか・・・。
「おい、よく聞けよ。オレはお前達を虐殺しに来たんだよ! だからマターリなんて最初からねぇんだよ!!」

「ハニャァァァァ・・・・・ ソンナァァァ・・・」
「マァマ・・・ コワイデチュヨウ・・・」
「分かったらよーーーーーく見ておくんだな。一歩でも動いたら承知しねぇぞ・・・」

「アニャァァァァァ マァマ・・・マァマアァァァァァァ!!」
オレの手の中のベビはガタガタ震えている。
しぃともう1匹のベビもその場にへたり込んでいる。
すっかりビビって、ベビをただ見守っているだけだ。

「じゃあベビちゃん、オテテとさよならしようか」
「・・・チャヨナラ? オテテ??」
「そうだよ。こういうことさ!!」

オレは力任せにオテテを引きちぎった。
「イチャァァァァァァァ!! チィノ オテテーーーーーーー!!! ハニャァァァァァァァァ!!!! イチャァァァァァァァァーーーーーーヨォォォォォォーーーーーーー!!!!!」
「オテテェェェェェェ! チィノオテテーーーーーーー!!! オテテ カエチテェェェェェ!!!!!」

おおー、今までの比じゃないくらいわめきやがる。
まぁストックもあることだし、このまま一気にいっちゃおうかなwww

オレはベビをダルマ状態にしてやることにした。

まだ続きます。

824 名前:820 投稿日:2006/07/06(木) 19:38:05 [ F65kGEIQ ]
824の続きです。

「オテテェェェェェェ・・・! オテテ クッツイテェェェェェェ!!」
「お次はアンヨだ!!」
「チィノアンヨカエチテェェェェェェェェェ!!! ハニャァァァァ!! チィノ アンヨォォォォォォ!!!!!」

「ほぉら! そのオメメでよーくママのお顔を見ておくんだよ〜!」

グチュッ・・・
「オメメェ!!!! オメメイチャーヨ! チィノ オメメ ミエナイデチュヨーーーーーー!!!!! ママァァァァァァァ!!!!!」
「オナガイ! モララー モウヤメテェェェェェ イヤァァァァァ!!!!! ベビチャァァァァァン・・・・・」

「マァマァァァ・・・!! タチュケテェェェェ・・・! マァマ・・・マァマァ・・・ ナコォ! ナコナコォ!! マァマ!! ナコォォォォォ・・・・!!!!」

「ベビチャァァァァァン・・・! コンナノ マターリジャナイヨウ!! マターリノ カミサマ シィノ ベビチャンヲ オタスケクダサイ・・・」
「アニャァァァァ・・・・ マァマ・・・ ギャクサツチュウ コワイデチュヨウ!! マァマ・・・ ナコォ・・・」
「マターリの神様ぁ?そんなもんいるわけねーだろ!?」

おーおー、もう一匹のベビはこの期に及んでダッコかよ。
この親にしてこの子ありってやつだな。
まぁそれが最後のダッコだがなwwwwww

そしてこっちには見事なダルマ状態になったベビ。
「モゥ ユルチテ クダチャイヨゥ・・・ マックラ コワイデチュヨゥ・・・・・・ ナコ チテ クダチャイヨゥ・・・」

こっちもまだダッコかよ・・・。
ホントにクソ以下だな・・・。

「じゃあそろそろマターリの神様のところに行こうか・・・」
「イヤァ・・・ ナコ シテクダチャイ・・・ マァマァァァァァ・・・・ ナッコォ・・・ マァマ・・・! ナコォ・・・!! ナッゴォォォォォ・・・・ ギヂィィィィィ・・・!!!!!」
「ベビチャアアアアアァァァァァァァン!!!!!」

その言葉を最後にベビの首は胴体からすっ飛んでいった。


続きがあるんですが、一旦はここまでとさせていただきたいと思います。
よろしければアドバイス等お願いいたします。

825 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/11(火) 23:12:24 [ /oJoF2Sg ]
>>820-824

セリフの中にwを使うな。鬱陶しい

826 名前:綿飴缶詰 投稿日:2006/07/26(水) 20:42:37 [ rG5XAf8c ]


『開放』


使い終えたカミソリを傍らに置くと
彼は缶切りを取り出した。
「ふぅ、美味しいのはいいけど、開けるまでが面倒モナ…」

左手に‘捕まれた’缶詰は小さく震える。

   「                  」

彼には何も聞こえない。
その嘆きが、声として届かない。
彼の目の前にあるのは、あくまで缶詰である。


缶切りを持つ手に力が加えられた。
切り進むための「一撃」が、缶の上部に静かに叩き込まれた。

   「                  」

   「                  」

缶詰は激しく揺れ、必死に動こうとする。
しかし、きつく巻き付いた荒縄がそれを許さない。
何も言わず、彼は慣れた手つきで缶切りを進めてゆく。
飛び散るシロップが部屋を汚してゆくが、彼は気にも留めない。
やがて缶詰の動きは弱くなり、代わりに震えが強くなっていった。

「  」 「   」 「  」

呟く様な喘ぎ。彼は満足そうな表情を浮かべる。
「やっと開いたモナ…。全く、手間がかかるったらないモナね。」
飛び散ったシロップが少し付着したスプーンを手に取る。

外気に晒された果実へ、スプーンを持つ手が伸びてゆく。
鏡に映った自分の体とスプーンとの距離が縮み行く様に、缶詰は恐怖する。


「      」  「      …チ!!」 「…ヤデチ!! オネガイデチ!!」


「・・・変モナね、缶詰が喋ったモナ?」
彼にとってあり得ない現実。

「…疲れてるモナかね?さっさと食べて寝るモナ。」
当然のように、そう結論づけられる。
スプーンは、既に刺し込まれていた。


「ウガゥ、ア、ガ、アガガ…ヤメ…デチ…アゥ、ア…」

缶詰は、もうまともに喋る事もできなくなった。
たとえ喋れたとしても、缶詰が会話の相手として選べるのは
こちらの言葉を言葉として認識してくれない彼だけなのだから、無意味な事ではあるが。

果実は次々に口へと運ばれる。
恍惚の表情で果肉を噛み締める彼。


「・・・・・・・・・」


缶詰は、動かなくなった。もちろん二度と動く事はない。
彼は真っ赤に塗れた口元を拭い、定番の言葉を放つ。

「ご馳走様でしたモナ。」


空っぽになった缶詰。

彼は空き缶に巻き付いた荒縄を解き
その缶を「燃えないゴミ」と張り紙のされた箱へと押し込んだ。


翌日になれば清掃局の職員が現れ、いつものように
ひとつの「生ゴミ」が詰まった袋に戸惑うのであろう。


                                 終

829 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/26(水) 21:10:53 [ iKlPa8uA ]
>>826
失礼しました、改めて感想などを。

短いながら、チビギコがどんな様子で死んでいくのか、何度か読んでいるうち想像できて恐くなりました。
「開ける」という部位ですから、おそらくあそこを開けられ、アレを食べられたのだろうなと。
何故このモナーが、チビギコの言葉を介せず、缶詰として見ているかの説明が無いのですが、
それは、ご想像にお任せします、ということなんでしょうか?
それとも単純に、彼にはそれが当たり前、ということでしょうか?

ともあれGJ!

830 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/26(水) 21:29:27 [ s/XWX/eo ]
>>826
ブラックなショートショートという感じで、読みやすくおもしろいです。
文章力にも全く文句はないので、ぜひ本スレへ!

831 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/27(木) 10:44:08 [ oQgDkwS. ]
ご感想ありがとうございました。
普段から文は書かないので、本スレの方に投稿する時が
来るかどうかは分かりませんし、仮に投稿する際には
おそらくコテが変わっていると思われますが、宜しくお願いします。

声が届かない理由としては
「それが当たり前」というのは1つの理由として考えてました。
あとは、「狂人である」という事が根底になって
いくつかの理由がそれを固めていく、というような感じです。

832 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/27(木) 23:04:55 [ SF.dVPYU ]
>>綿飴缶詰氏
う〜ん、ショートな割には深い。イマジネーションが刺激されます。
どこぞの本スレの、変に気合いの入ったアフォとはエライ違いでGJ!

833 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/07/28(金) 15:03:56 [ n1L31uMk ]
缶切りを持つ手に力が加えられた。
切り進むための「一撃」が、缶の上部に静かに叩き込まれた。

   「                  」

   「                  」←ごめん、これ何?

834 名前:That'Z ◆a1IJk6/hJk 投稿日:2006/07/28(金) 18:45:55 [ EF8s2JAw ]
>>833
作者ご本人の意図とは違うかも知れませんが。

>彼には何も聞こえない。
>その嘆きが、声として届かない。
>彼の目の前にあるのは、あくまで缶詰である。

『缶詰』 = ちびギコ が何か言っているけれど、彼には聞こえていない。
ということを表現するものではないでしょうか。

835 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/01(火) 17:26:42 [ MPewXWB. ]
「ハニャーン コート アイテルヨ」 「カワイイ シィチャンタチノ カシキリダネ」
バドミントンのラケットを持ったしぃが2匹、体育館へ入って行く。片方は、フワフワとしたベビしぃを抱いている。
体育館にはまだ誰もおらず、文字通り貸し切り状態だった。
「ネットヲ ハルワヨ キョウハ マケナインダカラ」
「ベビチャン ココデ オトナシク マッテテネ」 「アニャァ ナッコ…」
母しぃはベビをコートの隅に座らせると、ネットとポールを取りに用具倉庫へ向かう。
ベビは夢うつつの様子で、母しぃの腕の代わりに、シャトルの入った筒を抱きかかえた。

「ハニャ ジュンビ オーケーネ」 「ソレジャア ハジメマショウ」
準備が終わったベビ連れのしぃはそう言うと、コートの隅に置いたシャトルを、手探りで拾い上げた。少し重い気もしたが、
手触りもとてもフカフカとしており、シャトルであろうと思っていた。
「チィ ナッコデシュ…」
いわゆるおねむの状態なのか、ムニャムニャと寝言を言うベビ。母しぃはそれを聞き、コートの隅に居るはずのベビに叫ぶ。
「ベビチャーン オトナシク マッテイタラ アトデ マターリナ ダッコヲ シテアゲルカラネ」 「チィ ワカッタデシュ チィ オトナシク シテルデシュ」
ベビの声がやけに近く聞こえる、そう思った母しぃだったが、勝負への熱がそれを忘れさせた。
「イクワヨォ ソーレ」
ポーンとラケットでサーブを打つ。ピンク色のシャトルは、綺麗な弧を描いて相手コートに入った。
「チィ? チィ オソラヲ トンデルデシュ キモチイイデ… ギヂィィィ!!?」
最初は落差も無く放り上げられたが、次はそうはいかなかった。数メートルの高さから落下し、再度打ち上げられる『シャトル』。
「イヂャッ! チィノ オミミ イチャーヨゥゥゥ」
ベビの耳は取れこそしなかったが、潰れてグチャグチャになっている。
ベビの泣き声を聞いた母しぃだったが、彼女は「オトナシク デキナイ ヤシハ ギャクサツチュウダヨ」と言っただけだった。
今度は母しぃが、すぐ近くに落とそうと軽く擦るようにラケットを振った。”ザリザリッ”と音を鳴らして、シャトルは飛んでいく。
「オミミィー!! イヂャーヨー!!」
今度はもう片方の耳がグシャグシャに削れた。当然血飛沫も飛んでいたが、汗でもかいているものと、2匹は思っていた。
それからは、素人ながらも懸命なラリーが続く。ラケットが振るわれる度にベビの手は折れ、足は潰れ、肉は削げていった。

「イチャ…ヨ モウ イヤデチュ コンナノ マターリジャ、、、」
ズタズタになったベビは、宙に浮きながら必死で訴えた。しかし2匹ともまったく気付かない。そして遂に―――
”スパァアアン”といい音が鳴り響いた、母しぃのスマッシュだった。
「オベベェ ヂィノ オメベェェ オガァダン ナッゴ ナッ…」
スマッシュの瞬間に、ベビの目は飛び出し顔がガットによって縦横に裂かれる。悲鳴を上げたが、それもすぐに止まった。
(ハニャ! コレヲ マッテ イタノヨ!!)
相手のしぃはスマッシュを打ち返そうと、ラケットを目一杯の力で振った。
「…ッゴ!!!!!」”ビチャアッ”
辺りに大量の血が飛び散り、今まで打っていたはずのシャトルが消えた。しかし、当のスマッシュを打ち返そうとしたしぃは、
それどころではなかった。
「オテテェ シィチャンノ オテテガ!!! ナンデー!?」
右腕が肩の辺りからもげてしまったのだ。ただでさえ重い物を打っていたのに、勢いの付いたそれを打ち返そうとしたのだから、
脆い腕がもげてしまっても不思議はなかった。
「ハニャー!! タイヘンダヨ イソイデ オイシャサンヲ ヨンデクルヨ。 ベビチャン ドコニイッタノー ベビチャーン」
ベビも連れて行こうとした母しぃだったが、当然ベビの姿は無い。ラケットにこびり付いた無数の肉片、赤い液体がそれだった。
「お前ら何やってんだYO!勝手に入り込んでこんなに汚しやがって!」
突然体育館の入り口から怒鳴り声が響く、管理人のモララーだった。物騒なことに鉄パイプを携えている。
「ハニャ カワイイ シィチャンガ ツカッテアゲテルノヨ チョット ヨゴシタグライデ、、、ハギャアァ?!」
首に太い鉄パイプを刺され、母しぃは一瞬にして絶命した。モララーは、母しぃが刺さったままの鉄パイプを持ってコートに入る。
丁度モップで拭く様に血や肉を拭くモララー、それを見ていたしぃは言葉も出なくなっていた。
「あーあーこんなに汚して、拭ききらねぇじゃなぇか、、、」 「”ドスッ” ハギッ!!…」
モララーは血でベトベトになったモップを放ると、新たなモップでコートを拭き続けた。                            終わり

836 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/04(金) 20:34:48 [ oqJ87Q1I ]

広い草原が広がる僕のお気に入りの散歩コース。

僕はここを散歩していた。

ふと、後ろを見ると、5メートルぐらい先に、

しぃが突っ立っている。何時の間に現れたのだろう。

自分より30センチ程度身長の長い、しぃ。

子供の自分にとっては、多少威圧感がある。

僕はこのしぃを、無性に虐殺したくなった。

僕は無防備に突っ立っているこのしぃに、左足で腹に回し蹴りを喰らわした。

しぃは口から盛大に血を噴出し、奇声を上げた後、腹を抱えてうずくまった。

血は僕に付いたが、僕はそんなことには構わずに、

しぃの後頭部を右手で思いっきり殴る。

先程とは比べ物にならない声を出し、

しぃは大量の鼻血を勢いよく出したうえ、

口からは血と涎を地に水溜りを作るぐらい噴出した。

しかも、完全に地面に倒れこんだ。

どうやらしぃは強烈な二連撃を喰らって気絶したようだ。

気絶していてはつまらないので、僕は一旦家に帰ることにした。

しかし、虐殺をやめたのではない。

僕は家まで走りながらどうやってしぃを虐殺しようか

考えていた。

やっと家までついた。僕は玄関の扉をあけた。

「ただいま。」

僕はそう言うと、マジックテープ式の

黒い靴を脱ぎ、家にあがった。

「おかえり。今日は早いわね。」

台所で昼飯の準備をしている母が言う。

「いや、ちょっと必要になった物があるんだよ。」

僕はそう答え、台所に行った。

「何?必要な物って?」

「やかん。」

「何に使うか分からないけど、まあいいわ。今は使わないし。」

母はそういうと僕にやかんを手渡した。

「ありがと。すぐ行かなきゃ行けないからさ。じゃあね。」

僕はそう言うと玄関に走っていった。

「夜になる前に、帰るんだよ。」

「分かってるって。」

僕はそう答えながら靴を履いた。

「じゃあ、行ってきます。」

「行ってらっしゃい。」

僕は、母の返事を聞いた後、外に出た。

しばらくして、僕は虐殺中のしぃの所についた。

まだ、このしぃは気絶している。

ここで、僕はあることに気がついた。

やかんに水を入れるのを忘れてしまった。

837 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/04(金) 20:38:27 [ oqJ87Q1I ]
近くに川はないだろうか。
僕は北の方に歩き始めた。

しばらく歩いていると、森が見えた。
森の中に川があるかもしれない。
そう思った僕は、駆け足で森の方に走っていった。

森の入り口にまで来た。
微かに水の音が聞こえる。

僕は森の中に入っていった。
分かれ道もなく、ただ一直線に道があるだけのようだ。

5分程度歩いていくと、大き目の流れの遅い川があった。
水は多少濁っていたが、そんなことは関係ない。
僕はやかんのふたを開け、川に突っ込んだ。
やかんに水が入る音が止まった。
僕はやかんに水が入るだけ入ったのを確認すると、
ふたを閉め、やかんを両手で持ち、走り出した。

一本道をひたすら走る。こんな一本道で
襲われたら逃げれないだろうな。次の虐殺に使おうか。
そう考えていたときだった。

ガクッ

僕は木の根に足を引っ掛けてしまった。
あまり走るのは速い方ではないので、
なんとか踏ん張って転ぶのは避けれた。
何か考えながら走るのはやめたほうがいいな。

僕は反省し、今度は歩き始めた。

しばらくし、僕は森を出た。
ここからは走っても大丈夫だろう。
僕は草原を走り出した。
走っていると水が多少こぼれるが、
早く殺りたいので、気にはしなかった。

僕は気絶しているしぃの所についた。
結構時間が経っているのに、いつまで気絶しているのだろう。
そう考えて、僕は笑みを浮かべた。
そして、僕はやかんの水をしぃの顔にぶちまけた。
しぃは水をかけられ、急にビクッとした。

そして、再び奇声をあげる。今回は水が冷たかったのか、
食事中に見たら一瞬でゲロをぶちまけるほどのくねくねダンス付き。

「オミズサンツメタイヨー!!」「オカオビショヌレダヨー」

大人になっても、「オミズサン」・「オカオ」、

僕は思いっきり笑ってしまった。
しかも、今回はくねくねダンスが付いている。

寝転がってくねくねしながら大人なのに「オミズサン」。

もう笑いが止まらない。もう腹が痛いくらいだ。

しばらくして、水ももう乾いたのか、しぃのくねくねダンスも終わり、

僕は虐殺を再開しようとした。

すると、寝転がっていたしぃが、急に起き上がった。

「シィヲイキナリケッタリオミズサンヲカケタリスルナンテギャクサツチュウダヨ!!」

しぃ族特有のお決まりの題詞を言ったと思ったら、

しぃがいきなり殴ろうとしてきた。

しかし、僕は低速低威力のパンチを左手で

受け止めると、しぃの顔面に右ストレートをお見舞いした。

その一撃でしぃは血を口から噴出し、

吹っ飛んだ。しぃの紅い血が、空を舞い、

地に落ち、地面を紅く染める。

僕はしぃの次の行動を待った。しかし、いくら待ってもしぃは動かない。

死んだふりだろうか。僕はしぃにそっと近寄った。

呼吸をしているのか確かめる。

僕はしぃの右腕側にしゃがみ、呼吸しているのかどうか確かめた。

しぃは呼吸をしていなかった。顔面に一発だけで死ぬなんて、

本当に大丈夫なのだろうか。

空がオレンジ色に染まった。

そろそろ夜になるようだ。

僕はゆっくりと、空を見ながら帰っていった・・・

終わり 評価願います。

838 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/05(土) 14:35:09 [ DfE.mu2o ]
出来ればやかんの水を起こすだけじゃなくほかの事にも使ってほしかったかも。

839 名前:SPデラックスモナー 投稿日:2006/08/05(土) 21:44:27 [ 2Pib2ozc ]

「ネーヨのしぃ虐」



「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
しぃは言った
「やめネーヨ馬鹿」
ネーヨは言った
ネーヨはしぃを虐殺した
「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
しぃは言った
「氏ネーヨ」
ネーヨは言った
しぃはすでに死んでいた


おわり

840 名前:管理団 投稿日:2006/08/05(土) 21:44:59 [ 2Pib2ozc ]
今回は移動で対応しますが、小説はAAと違い、見た目による効果がありませんので、
SPデラックスモナーさんは”起承転結”をつけてから投稿してください。

また、台本形式の作品は、これから削除対象になる場合があります。
投稿する人は注意して下さい。

※台本形式

「モナー」殺すぞしぃめ!
「しぃ」  イヤァァァ!

こんな形式です。

841 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/06(日) 08:36:45 [ joLJI6Zc ]
>>839
台本書き=しぃ「〜〜〜〜〜」
等、キャラクターのセリフの前にキャラクターの名前を書くなってこった
だからといって
「〜〜〜〜〜」
「〜〜〜〜〜」
「〜〜〜〜〜」
等、キャラのセリフだけではダメです
それに、しぃのセリフは半角です
しぃぃぃぃぃ
じゃなくて
シィィィィィィ
です、後
「!」マークを付けすぎ、迫力なら説明文でしましょう

…アドバイス…ですよね

842 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/06(日) 08:51:12 [ onLYPrgI ]
>>841
>それに、しぃのセリフは半角です
全角半角は作者次第かと思います。
>>839は聞いてもいないでしょうが、他の方が誤解されないよう書かせていただきました。

>>839
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6889/1153975557/135-140
荒らし以前?

843 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/08/12(土) 23:14:30 [ WnGd5gPo ]
満月の下の貧民街、暗い道をしぃが一人歩いてる。

コツコツ音を出し歩きながら、今夜の相手を探してる。

後ろから男が一人、右手に短剣、左手に縄を持ち、

忍び寄り縄で首を締め付ける。

声を出す暇も無く、短剣でしぃの胸を突き刺す。

紅い鮮血を噴出し、しぃは崩れ落ちる。

男は懐からノコギリを取り出し、動かないしぃの上にまたがり、

首の上でノコギリが蠢く、しばらくして男はしぃの首と体を別つ。

血まみれの手でしぃの顔を持ち上げる。

「誰にも汚すことのできない物は何よりも美しい・・・」

男は呟きその場をあとにする。

満月の下の貧民街は、今夜も売春婦であふれてる。


                 終

844 名前:猫肌 投稿日:2006/08/15(火) 20:23:04 [ NNwI9mQ. ]
「…何で?神様。何であのような、親の子供にしたの?」
私は陽が落ちきるまで泣いていた。

   殺そう。

私はいつしか、あの気違い共を殺そうと考え、町を練り歩いていた。
「あーすれば、こーなるから…。」
(ダメだ…素手じゃ"グロテスクな虐殺"はムリだ。)
どう考えても、グロテスクな虐殺は思いつかなかった。
「別の日にしよう。もう少し耐えよう。」
そう決めた…はずだった。

  バシュッ

私ははっとした。これだ。この音だ。私は一目散に音源を探した。

「ヒヒヒ〜、待てよ〜。」
「シィィィ!助ケテー!」
1人の酔っぱらいと、しぃがおいかけっこをしていた。

  ザクッ

酔っぱらいの投げたナイフがしぃの後頭部に刺さる。即死だろう。
「うい〜」
酔っぱらいは、死体に小便をかけ、千鳥足で去っていった。
それを確認した私は、ナイフを抜いた。

「これがあればあいつらを…」

頭の中で"殺せる"の3文字がぐるぐる回っていた。
「…ふふふっ」

  ザクッ…ザックザックザックザック…

私はしぃの死体を、憎い親に見立てミンチにしていた。
正気に戻ったときにはしぃの死体はなく、赤い水溜まりが出来ていた。
「え?私が殺した…?いや、酔っぱらいが先に…」
私は考えるのを止めた。どうせ殺すんだ。1匹ぐらい、いいじゃないか。

私は帰ってきた。産まれ、虐げられてきた、いい思いでのないあの野原…。
「遅イ!ドコ行ッテイタノ!」
ウザイウザイウザイウザイウザイ!この後、親が何を言ったのかは覚えてない。
「チビチャーン!」
「はーい!」
ダンボールから出てきた、私の姉。
(最初はコイツにするか…。)
「こんな奇形が、高貴なしぃの妹なんて…恥ずかしいわ。謝罪位したらどう?

      産まれてきてゴメンなさい。って」

私はキレた。しかし顔には出さなかった。とりあえず返事をするか。
「いやだ。」
キレているにも関わらず、ニヤニヤしている。馬鹿にされていると思ったか、
「この…奇形が!」
感情にまかせて飛び掛かってきた。すかさず避け、隠していたナイフで右耳を削ぐ。
「しぃぃぃぃぃ!しぃのお耳がぁーーーー!」
右耳のあったところから、血が噴き出す。
「痛いよーーー!お母ーーーさーーん!」
(ケッ。こんな痛みで泣きつくのか。所詮雑魚か。)
私は姉の左耳を掴むと、引き寄せた勢いでパンチを食らわせた。
「ぶぎぃ!」
キモッ!演技でも、そんなキモい声出さなかったよ。
「やべで…」
歯や鼻が折れた醜い顔で命乞い…。腹の底から笑いたかったよ。
「ふふふっ、アハハハッ!あれぇ〜?あんたさぁ、私以上にキモい顔見たこと無い
って言ったよね?あんた今、すっごいキモいよ。そうだ、整形をしようね。」

   バギッバギッバギッ…

私は殴った。何度も。もっとキモく、醜く"整形"をするために。
殴られる度に姉は醜くなった。
「もういいや。飽きた。」
私は顔面を殴るのを止めた。改めて見たら吐きそうになった。
鼻の骨、歯茎は露出し、顔は赤くグッチャグッチャになっていた。
「あんたは逃げていいよ。」
その言葉を聞いた瞬間、親のもとへ一目散。
「チョ、寄ルンジャナイワヨ、糞虫!」
それが我が子に対する言葉?普通はそう思うが、私はそう思わなかった。

    ザマァミロ

姉の返り血を浮かべるかのように、月が私を照らしていた。

続く

845 名前:猫肌 投稿日:2006/08/17(木) 13:52:24 [ myLgcLFg ]
「ウルチャイデシュ!」
昼寝から目覚めた糞ベビが不機嫌そうに言う。
「ゴメンネ、ベビチャン。コノ糞虫ガ、シィチャンニ近寄ッテキタカラ…」
糞虫とは私の(元)姉である。
「チョンナニ、キモインデシュカ?」
好奇心で変わり果てた姉に近寄る糞ベビ。お前等、私が眼中にないようだな。
「キモシュギデシュ!!!今マデヨク生キテコラレマチタネ。チィナラ、トックニ自殺チテマシュ。」
(実の姉にそこまで言うか?てか、その顔になったら本当に自殺するんだな?)
私はちょっとした遊びを思いついた。
「そんな醜い顔になったら、本当に自殺する?」
やっと私に気が付いた糞ベビは、嫌な物を見る目で、
「ウルチャイデシュネ…。ン?オマエ、コノキモイ糞虫トオ同ジ顔デシュネ。チャッチャト、死ンダラドウデシュカ?」
私の体が震えているのが分かった。怒りを抑えきれなくなるのも、時間の問題だ。
「オネーターン!オネーターン!コノキモイ糞虫ト、丸耳ノ奇形ガベェ!」
私はそれ以上の発言を許さなかった。そのために(自称)アイドルの顔を殴った。
「アニャーン!ヴニャーン!オネーターン!コノ丸耳ノ奇形ガチィヲ殴ッタヨゥ!」
普段は威張ってるくせに…。ウザイ、うるさい…。
「あれ〜?あんた前にさぁ{チィハ奇形ノ丸耳ヨリ強インデシュ!}なんて言ってたよね?」
さて、どんな愚答が返ってくるか…楽しみだな。

続く

846 名前:猫肌 投稿日:2006/08/18(金) 09:53:30 [ 5EdK8DpI ]
「ソウデシュ!チィハ奇形ヨリ強インデシュ!」
「ふ〜ん。じゃあ、私を殴ってごらん。死ぬ前くらい、力の差を教えてあげよう。」
糞ベビの力なんて、雀の糞の微生物くらいの力だ。勝てるはずがない。
「イキマチュヨ…マチャーリパンチ!」
…しばらくの静寂。それほど威力がないパンチだということ。
「パンチってのは…こうやるんだよ!」
"ブギィ"という鈍い音と共に軽い糞ベビが吹っ飛ぶ。
「チベッ!アニャッ!ヂッ!」
少しバウンドしてから止まった。
「分かった?本当のパンチの威力。」
私を見ている糞ベビの顔は、鼻血と涙で更にキモくなっていた。
「アニャーン!オネーダーン!ヂィヲ助ゲデグダジャイヨウ!」
"ドサッ"という音に気が付いた糞ベビは、
「チィ!コンナキモイノヲ、チィニ近付ケナイデクダチャイ!」
「おねーたんにそんなこと言っていいのかなぁ?」
「ハァ?ソンナキモクテ、醜イノガオネータンナワケナイデシュ!」
「ア…ウ…。ベビチャン?ドコ?」
死んだはずの姉が生き返った。コレには驚いたが、"気絶から立ち直った"と考えれば
恐怖など無い。しかし、ゴキブリ並にしぶとい。
「ヨ…ヨルンジャナインデシュ!オカーターン!」
そうそう、オカーターンはダンボール箱の中でガタガタ震えているから。

"ドシュッ"

姉は倒れた。いや、絶命した。頭に刺したんだ。間違いなく死んだ。
「…奇形モ役ニ立ツンデシュネ。オ腹チュイタカラ、ゴバン!」
今度は腹を蹴ってやった。私はお前等の召使いじゃないんだぞ?
「ああ?調子に乗るんじゃないよ!」
ガンガンガンガンガンガンガンガンガン…
私は何度も何度も地面に糞ベビを叩き付けた。その度に顔が姉の醜い顔に近付く。
「…飽きた」
飽きは突然やって来た。おかしい。あんなに楽しかったのに…。

"ブシュウ"

私は持っていたナイフを糞ベビの胸に刺した。
「アガ…ケホッ…息ガ…デキナ………イ」
…肺に刺さったと思われる。今まで威張っていたツケが返ってきたと思って諦めろ。
「オガア…ダン…」
(さっさと死ねよ!)
ドカッバキッメキッ…
「ああ醜い!死ね!死ねや!死ね死ね死ね!」
歯を剥き出しにして、糞ベビを殴る丸耳。
「ハァ…ハァ…ハ…ハハハ…」
後は私を産みながら、虐待を繰り返した親。私は(元)妹の胸に刺さっていた
ナイフを抜き、まだガタガタ震えている親の元へゆっくり近寄る。

847 名前:猫肌 投稿日:2006/08/18(金) 09:54:26 [ 5EdK8DpI ]
「マターリノ神様…コノ世界一カワイクテ、賢イシィチャンヲオ助ケクダサイ…」
…呆れて物も言えない。かわいい?どこが?賢い?ヴァカのくせに?
「オカーターン!チィ、奇形ヲ殺チマチタヨ!」
半角は疲れる。しかし…よくこんなにキモい言い方出来たな。
「ハニャ?本当!?ヨクヤッタワ!」
ダンボール箱の蓋を開ける親。目に映ったのは奇形と2つの死体。
「シィィィ!近寄ルンジャナイワヨ!」
ダンボール箱に隠れられたが、問題ない。

"ボスッ"

ダンボール箱にナイフを刺す。
「シィィィィ!痛イヨーー!」
何が{痛いよー}だ。何年もお前等に虐待された私の痛みに比べれば…
「オラァ!」
私は何度も刺した。その度に{痛イヨー}や{マターリノ神様ー}等のキモい声がする。
しかし、死にはしない。中途半端に肉体に刺さり、心臓、脳などの重要な
部位に届かないから。もっと苦しめ。もっと…もっと!
「シィィィ!モウ痛イノ嫌ダヨー!」
いきなり飛び出した親はダンボール箱の縁に足を引っかけ転倒。
「ふふふ…もっと苦しんでね。おかあさん。」
「シィィィ!死ニタクナイヨー!ハニャ?」
親は何かに気付き、一目散に何かに向かって走る。
「ギコクン、助ケテ!奇形ガ、カワイイシィチャンヲ殺ソウトシテルノ!」
なんてやつだ。何の事情も知らない他人を巻き込もうとしているよ。
「ハァ?嫌だね。お前を助けたら、何かくれるか?」
「ダッコシテアゲルカラ…ネ?」
こいつは…。何でもかんでもダッコで片づけようとする。馬鹿だ。
ああ、だから虐殺対象なのか。
「分かった。目を瞑ってくれ。」
「ハニャ!アリガトウ、ギコクン!」
(しかし変だ。ギコさんはもう握り拳を作っている。そのまま突っ込んで来るのか?)

"ボギャッ"

ギコさんは親の顔を殴った。
「ヂィィィィ!オバナガ…ヂィノカワイイオバナガァ…。ドウヒテ?ギコフン…」
「ダッコしてあげる?そんなんいらんから殴った。」
当然の理由を述べるギコさん。
「ごめんなさい。親が迷惑かけて…」
「そいつを殺してくれ。そうしたら許す。」
「はい!」
私は大きな声で返事した。
「ウウ…酷イヨ、ギコクン…。」

"ザクッ"

音と共に鮮血が飛び散る。
「シィィィ!」
「ごめんね〜。あんたを殺さないと私、殺されちゃうんだ〜。」
頭に刺したナイフをグリグリ回す。
「今まで虐めてくれてありがとね。」
「シィ…死ニタク…」

"ズバァッ"

私は親の首を切り落とした。
「見事。んじゃ帰るわ。」

…終わった。復讐が終わった。そうだ。全国の虐められている私みたいな
"奇形"と呼ばれる子を助ける旅をしよう。

こうして私は、あてのない旅に出た。何時終わるとも分からない旅へ…

終わり

848 名前:DQN厨房 投稿日:2006/09/03(日) 21:38:33 [ jDfD6gf. ]

        自業自得

親子連れのアフォシィ3匹が、電車の優先席を占領していた。

「ベビチャン♪ドウ?デンシャノノリゴコチハ?」
「タノチィデチュー」
周りの大人たちは、それを冷たい眼で睨みつけていた。
当り前だ。優先席とは元々、老人や体の不自由な人のための席だ。
それを健康な大人(アフォシィ)が、しかも親がそんなことをしているのだ、無理は無い。

そこへ2人の孫とお婆さんが来た。
子供はモララーで、大体12,3歳と言った所だろうか。中学の制服を身にまとっていた。
祖母と思われる老婆は年齢は60代前後に見えた。
その2人が乗ってきた。
「おいこら糞虫!!」
中学生のモララーが言う。
「ナ、ナニヨギャクサツチュウ!!!!」
アフォシィの親が即お決まりともいえるセリフを言う。
モララーは続ける。
「優先席は僕のお婆ちゃんみたいな人に譲るものだろ!!」
アフォシィは、次に禁句とも言える発言を言う。

「ナニヨ!!!コノオイボレ!!!クズゴミ!!!」
そしてアフォシィは、モララーの祖母を蹴る。

「い・・・・いたたた・・・・」
「お、御婆ちゃん!!」
モララーが駆け寄る。
「フン!!ギャクサツチュウのブンザイデコノシィサマニサカラウナンテ100マンネンハヤイノヨ!!ユウセンセキハカワイイシィチャ(以下省略」
「イイキミデチー!!」「ヤーイヤーイ!!」

「御婆ちゃん、隣の席に行こう。」
「ありがとや・・・・茂羅助。」
モララーのこの少年は茂羅助と言う名前らしい。
茂羅助は怒りに怒った。
(こんの糞虫ぃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!)

「ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!!」

発車のベルが鳴った。
ベビシィの片方は、席の背もたれの部分にいる。バッグに入っていたピアノ線をベビしぃの首に巻きつけ、それを
線路脇の柱に取り付ける。ベビしぃ座席の後の窓は親しぃが空けていた為、好都合だった。
列車が走り出した。
同時に、
「シュルシュル・・・・・」
という、ピアノ線の音が聞こえ始める。

そして、電車が結構なスピードを出した時だった。
「ピーーーーーーーン!!!!」
線を限界まで引っ張った時出る音がした。

次の駅。
「ベビチャン、オリルヨ♪・・・・・ッテ、アレ?」
数えてみると、ベビシィが一匹足りない。
そう、ピアノ線に引っ張られ、あの時、列車から放り出されたのだ。

引っ張られたベビしぃはと言うと・・・・
「ジィ・・・・レッシャサンカラダサレチャイマチタヨウ・・・・・」
「・・・・・ファーーーーーン」
「ジィ?」
知らないうちに、ベビしぃは、反対の線路にいた。
気がついたときは、既に遅かった。

キキキィーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!


・・・・・グシャァァァッ!!!!!!!




その日の夜

家にて、茂羅助はバッグの中の「虐殺道具入れ」のピアノ線の残りを調べる。
「くくく・・・・今日のしぃはどんな死に方したのかな・・・ぐふふふふふふ・・・・まあ、自業自得って奴だろうけどw」


終わり

849 名前:DQN厨房 投稿日:2006/09/03(日) 21:39:14 [ jDfD6gf. ]
アドバイスお願いします。
虐殺表現無しですみません・・・・・・・

850 名前:TAKAどさんこ 投稿日:2006/09/05(火) 06:29:48 [ Q6Hp1t9c ]
>>848
GJ!!
アフォしぃには当然の末路だね。

851 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/05(火) 22:23:25 [ sHOSc7eI ]
>>848
まずストーリー構成
乗車マナーの悪い香具師を懲らしめるという発想自体は悪くないのですが
この展開ではモララーが勝手に因縁をつけているように受け取れてしまいます。
”むかついたから殺しました”ではその辺の殺傷事件と同じで、正当性に欠けます。
”凝らしめる”という内容にした以上、”懲らしめる”側の正当性は明確で無くてはなりません。
アフォしぃだからNGというのであれば、わざわざ優先席でのマナーを取り上げる必要は無いだろう。
せっかく身近で現実的なテーマにしたのだからもう少し工夫してみよう。

具体的な問題点を挙げます。

まず、親子連れが優先席に座る事自体が悪いように書かれている点。
常識的に考えて、赤子連れ(しかも二人も)なら優先席に座ってもまったく問題ありません。
それほど騒いでいる風でもなく、見ず知らずの少年にぶっ殺されるほどの迷惑行為にはいたっていませんよね。

>「おいこら糞虫!!」
このいい方はまずいて。これじゃあ誰だって逆切れしますよ。
はじめは丁寧な言い方にしといたほうが無難。
”丁寧な言い方をしても、攻撃的な言葉で返してくる。これだからアフォしぃってやつは…”
そういう展開にしたほうがしっくり来るでしょう?

>「優先席は僕のお婆ちゃんみたいな人に譲るものだろ!!」
これだと少々自己中心的な人物だととられかねない。
”僕の”は無いほうが良い。”僕の”に限らずどの高齢者にでも優しくするべきですからね。

では、どうしたらいいか。

考えられる事としては、彼女たちの”マナーの悪さ”をもっと強調するという方法があります。
たとえば
・子供が土足で座席に上がって飛び跳ねているのに注意しない
・菓子くずを撒き散らしている
これでもまだ足りません(この程度で殺していいなら電車の中は死体だらけ)
・他人の持ち物に手を出す(買い物袋当を勝手に空けて中身を食べてしまうとか…)
・他人に危害を加える(つばをかける、つねる等)
これなら殺したくもなるかもしれない…でもだからって殺しますか?それはちょっとまずいでしょう。
彼女たちには、もっともっと腹の立つ”迷惑行為”をしてもらわねばなりません。
そうはいっても、あまりとっぴな行動をとらせると現実味が無くなってしまいますよね?

方法はもうひとつあります。
しぃたちのほうがあとから乗ってきた事にしてしまうのです。
-------------------------------------------------------------------------
優先席はお年寄りや障害をもった人たちで埋まっている。そこにしぃの親子がやってくる。
まともな神経を持った親子ならあきらめて立っているか、どうしてもつらい場合には丁寧に「座らせてください」とお願いするだろう。
だが彼女たちはいきなり暴言をたたきつける。
自分たちの重いどうりにならないことに腹を立てわめき散らす。
そして事もあろうか座っている人を無理やり立たせようとする。
挙句の果てには唾をかけたり、殴ったり・・・
-----------------------------------------------------
こんな感じでどうでしょう。


で、表現についてなのですが…

>親子連れのアフォシィ3匹
あー、コレちょっと判りにくいですね…子を連れた親が3人いるようにもとれます。
その後の文章で”親一人子二人”だと判りはするのですが、謎解きや伏線ではないので、読む人に思いやりを…。
「2匹のベビをつれたアフォしい」これなら親子連れである事、全部で3匹である事も自然と伝わります。

と こ ろ で …
台詞と台詞をつなぐ地の文がほとんどありませんよね。
これじゃ台本書きとあまり変わりません。キツイようですけど事実です。
たまには紙に印刷された小説も読みましょう。
ライトノベルでもかまいません。すごく参考になりますよ。
ただし内容はパクらんように。”文章の書きかたのコツ”だけを盗んでくださいね。
以上。
がんばってください。

852 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/05(火) 22:27:34 [ sHOSc7eI ]
>>848
あ、そうそう
これからもがんばって書くつもりならそのコテはやめたほうがいい。
悪い事言わんからそのコテはぜったいやめたほうが良い。

853 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/05(火) 23:24:04 [ 50NOh7yk ]
>>848
ピアノ線で猛スピードの電車から落とされたベビが「レッシャサンカラ・・」はないのでは?
普通はこの時点で死ぬか大怪我かと。(しかも首だし)

ラストの「今日のしぃはどんな死に方したのかな・・」もちょっと意味がわかりにくい。
あの後、親しぃも殺したのか? 
ベビの事を言っているのなら、電車に轢かれる死に方は予想できるはず・・。

コテハンに関しては>>852と同意。それはっきり言って悪口の重ねがけだし。

854 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/06(水) 19:10:46 [ mrkyU0V2 ]
>>851-853
アドバイス有り難うございました。
これから作る小説に存分に生かします。
これからも練習のを張ったときにはアドバイスをお願いいたします。

855 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/09(土) 01:02:43 [ kOWzTcEg ]
虐殺や虐待というのはこの街では当然の如く行われている。
毎日がバーベキューパーティーだったりもした。焼いた肉は食べなかったが。
こんな街にも治安維持部隊という名目のものはある。
ただ、市民が重火器で武装しているような街ではそんなもの無意味だ。
ましてやその大部分、否、全体が被虐対象のアフォシィでは尚更だ。

「キョウモゲンキニシィシィシィ〜♪」
阿呆面で音痴な顔以外緑一色で染まったしぃ族。
これこそがこの街の治安維持部隊である。背には立派なライフルを背負っている。
「でさ、昨日な。帰り道にさ・・・」
二人組の男達が談笑しながら歩いている。
内容はもちろん、虐殺の事だ。
「お?あそこにいるのでくの棒のサツじゃね?」
「え?マジで?おーホントだ。いっちょ前にライフルまで背負ってるぜ。」
二人組の男が前から歩いてくるアフォシィに気付いた。
「ハニャ!アソコニミエルハギャクサツチュウ!」
アフォシィも二人組に気付く。
せっかちなアフォシィは銃を構えて、そして撃った。
一発とかではなく、弾が無くなるまで撃ちつづけた。一人の男に向かって。
「ハニャ♪ギャクサツチュウハシンデトウゼンダネ♪」
二人組の内の一人は物言わぬ肉の塊になっていた。もう一人も流れ弾が当たったのか腹を抑えている。
「…見たぞ。」
後ろから声がした。そしてなにか重いものが振り下ろされる音も。
ゴキャッ
緑一色のアフォシィが肩を抑えながらのたうち回る。
「シィィィィ!!イタイ!イタイヨウ!!」
ライフルなんてそっちのけでのたうち回っている。弾倉が盗まれたとも知らずに。
「あいつ等の痛みはお前なんかの比じゃねーんだよゴミ虫が!」
ライフルから弾が吐き出される。それはアフォシィの脚を捕らえた。
「ハギャァァァァ!イタイイタイイタイィィィ!!」
一発、また一発と撃たれるたびに脚や腕に穴が開いた。
「余興は終わりだな。死にな。」
眉間に銃口が向けられる。
銃口の先には四肢に穴が開き、耳も撃ち落された哀れなアフォシィが震えていた。
「シ・・・シニタクナイ・・・シニタクナ」
パァンという甲高い音にアフォシィの発言は遮られた。
「あいつらだって死にたくなかったのさ。お前みたいなゴミ虫に殺されたくは無かっただろうさ。」

アフォシィが二人組にあの世で虐待されたのは言うまでもない。
三人とも地獄送りとなったが、この虐待が死神や悪魔が気に入り、地獄でも虐殺が流行り出した。

856 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 15:08:59 [ AQwJ0jOQ ]
初作品です。



僕の快楽は、虐殺することによって得られる。
だから、その辺の糞虫に素晴らしいプレゼントをいつも考えている。
「キョウモゲンキニシィシィシィ〜♪」
相変わらず糞みたいな歌を歌っているものだ。聞いているだけで腹立たしい。
「ソコノクソモララー!カワイイシイチャンノタメニシニナサイ!!」
いきなり棍棒を振り下ろしてきた。しかし僕はすでに糞虫の背後に回っていた。
「ハニャ!?ギャクサツチュウガキエタ!マターリノカミガケシテクレタンダネ!」
「消えたじゃなくて、背後に回ったんだけどな〜」
僕は糞虫に足払いをかけた。糞虫は転んでもがいている。
「シィィィィィィ!イタイヨ!コノクソモララ!シィチャンヲビョウインニツレテイキナサイ!」
「その必要はないよ。なぜなら・・・・」
僕は糞虫の足を踏み潰した。
「シィィィィ!シィノアンヨガ!!!!!!!」
「僕がすばらしい方法で殺してあげるからね。」
僕は糞虫の手をもぎ取った。
「シィイイイイイ!!!シィノオテテ!!!」
「次はどこをちぎって欲しい?」
「コノギャクサツチュウ!!イマスグカワイイシィチャンニアヤマッテダッコシテイママデノコトヲアヤマリナサイ!!ソシテシイチャンノタメニイッショウツクシナサイ!!!」
立場がまだわかっていないみたいだ。わからせてあげよう。
「そう、じゃあ・・・」
僕は糞虫の目に思いっきり指を押し込んで潰した。
「シィィィィィ!!!シィノオメメ!!マックラデナニモミエナイヨ!!!!」
「僕だって素晴らしい虐殺を君に与えているんだから、僕に感謝して欲しいぐらいだね。」
「マターリノカミサマ!!ドウカ、カワイイシィチャンノアンヨトオテテトオメメヲクダサイ!ソシテギャクサツチュウヲアボーンシテクダサイ!!」
糞虫がわけのわからない妄想をしていた。まあ妄想内では何やってもいいからね。
「妄想は現実には通用しないよ。」
僕は糞虫の腹を何回も踏んづけた。
「ジィィィィ!グベェ!!」
「マターリの神様は君の願いなんて聞いてくれなかったね。」
僕は糞虫を踏み台にした。
「オナガイ!!ダッコスルカラ・・・・・」
いまさら命乞いするの?でも僕はこう言った。
「許してあげようか?」
「ハニャ!!ナラコノカワイイシィチャンニアマクテコウキュウナモノヲ100コモッテキナサイ。」
やっぱり馬鹿は死なないと直らないんだな(死んでも直らないけど)
「やっぱりやめた。」
僕は糞虫の腹をのこぎりで刻んでいった。
「ハギャァァァァァァ!!!イタイイタイイタイ!!!!!」
内臓みたいなものが見えたので、僕は無理矢理抜き取って踏み潰した。
「ギヂィィィィィィィ!!マターリノカミ・・サ・・・マ・・・・・」
「素晴らしいプレゼントをありがたく受け取ってね。」
僕はその場を去った。
「今日も素晴らしい一日だなぁ。明日はもっとすごいことをしたいな〜」
こうして僕の日常は終わる。
       <終わり>

857 名前:1/3 投稿日:2006/09/10(日) 17:29:26 [ X4JCNTxA ]
ある日、モランス国軍本部に3匹のしぃが連れてこられた。
敵国、ロシィアの捕虜である。このしぃはスパイとして送り込まれたのだが捕まってしまったのだ。
『さて、君は捕まった以上洗いざらい情報、すなわちロシィア国の軍隊の勢力、基地の位置等だ。
答えないのなら・・・分かっているな』
拷問員が問う。別に普通に楽に制圧できるのだが我々の保持することになる国土が傷つかないようにと極力外傷を避ける為、
情報を集め、一気に本部を占領する作戦の為、嫌々拷問をするのである。
『フン!アンタナンカニシャベルジョウホウナンテナイワ!ドウセゴウモントカイウクダラナイオドシヲスルトモリナンデショウケドシィチャンハアンタタチミタイニテイノウジャナイカラ
ヤスヤストシャベッタリハシナイワ!』
『ソウヨ!アンタタチノヘボイゴウモンデサイキョウノワタシタチガクチヲワルハズナイデショ!』
『モシカシタラワタシタチノクニヲセイフクシテシィチャンタチヲレイープスルツモリナノ?キモーイ!』

相変わらずのアフォぶりである。私達の目的がロシィアの広大な国土であり、それを所持しているアフォしぃなんかには興味は無いのだ。

『さて、君の答えではいかなることでも口を開かない。拷問など平気。ということだな』
『モチロンヨ!ゴウモンナンテヘッチャラダヨッテタイチョウガイッテタモン!』
まるで子供に歯医者に行くように説得しているようである。
一体何を考えているのかは分からないが、とにかく洗いざらい吐かせる為、拷問を行なうようだ。
『さて、君達はこれが何かわかるかね?』
拷問員が革の鞭を取り出した。
『ナニヨソレ!タダノヒモジャナイ!ソンナモノデワタシタチニヒミツヲハカセヨウトデモイウノ?』
『・・・・・』
拷問員も脅しのつもりだったらしいが鞭も知らない捕虜をみて無言で困り果てている
『フン!ワタシタチノツヨサガヤットワカッタミタイネ!』
『ソンナヤシラノヤルコトナンカワカリキッテルワ!ホラホラ!ハヤクゴウモンシテミナサイヨ!』
『ああ、そうか。拷問をそんなに君は望むのか』
とりあえず態度を立て直し、拷問員が1匹のしぃを拷問部屋に連れて行った。
残りのしぃはいまだにわけの分からない事を言っている。
『で、これから君をこの鞭で拷問するわけだが、最後のチャンスだ。ロシィアの国の軍事力、本部の位置を教えてくれないか?』
『ダカラワタシタチハシャベラナイッテイッテルデショ!ホントニバカダネwモララータチハコレダカラコマルwww』
挑発するしぃ。まあ、拷問自体を知らないから仕方が無いか・・・

858 名前:2/3 投稿日:2006/09/10(日) 17:30:09 [ X4JCNTxA ]
『それでは、先ず十字架に貼り付け!』
拷問員が3人出てきてしぃを十字架に縛り付けた。
『ナニヲスルノヨ!ハヤクハナシナサイヨ!シィチャンガオコッタラアンタタチナンカヒトヒネリナンダカラネ!
『拷問、開始』』
ピシィ!ベシィ!
冷たい開始宣言と共に拷問員が鞭をしぃに命中させた。
『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!イタイヨ・・・』
ビシッ!ビシッ!ベシッ!パシッ!
しぃが発言するまもなく派手な音とともに鞭が次々と唸る。
『シィィ!イタイヨオウ!イタイヨウ!』
『どうだ?白状する気になったか?白状すればやめてやろう。』
『シィィ・・イタイヨウ・・・イタイヨウ・・・』
『さあ、白状するのか?しないのか?』
『シィィ・・・・・・』
『白状する気がないんだな。やはり外傷の少ない革鞭では駄目か・・・』
革鞭は殺傷力が低く、単に痛みだけを与える拷問道具で傷、血等という視覚による精神的な効果はほぼ、無いのである。
『仕方が無い。白状させるにはコレを使うか。おい!クヌートだ!』
今度は2人の拷問員がものすごく大きい鞭を持ってきた。
長さは2メートルはあろうかという巨大な鞭である。持ち手の木の棒からは約30以上の革鞭が付いてあり、その先端は針金と革、鉛で溶接
されてある。
『さあ、今度はこの巨大な鞭でだ。さあ、チャンスをやろう。白状したまえ。君は拷問員の前に居るのだ。』
『シィィ・・・イタイヨウ・・・マターリノカミサ・・・』
ドスッ!
『フギャァァァァァ!イタイィィィィィィィィィィィ!ウジィィィィィィィィィィ!!!』
鈍い音と共にしぃの皮が吹き飛んだ。
『フフフ・・・さあ、白状したまえ。もう痛かろう?拷問はこんなものだと思いもしなかったんだろう?白状すれば楽にしてやろう。』
『イタイィィィ!イタイヨォォォォォウ!タスケテェェェェェェ!』
『白状すれば楽にしてやるんだ!』
ドスッ!バスッ!ズバッ!
もはや鞭ではない音が拷問部屋に鳴り響いた。
『シ・シィィィィィ・・・・・』
拷問は約30分だった。
しぃだった肉塊は見るも無残な姿になっていた。体には顔以外ほとんど皮が残っておらず、筋肉は露わになり、血が滴り落ちていた。
しかし、生きている。
『さて、どうしたものか。如何にして白状させようか・・・』
『タ・・・・・ス・・・ケ・』
しぃは即急治療室に運ばれた。治療をすれば再び拷問をしても死ぬ確率が低くなるからである。
このしぃは皮膚移植手術及び神経手術を受け、2ヶ月という短い医療期間で再び拷問を執行される・・・

859 名前:3/3 投稿日:2006/09/10(日) 17:30:37 [ X4JCNTxA ]
次は2匹目である。
拷問部屋は完全に外に出る音がない無音室であるため、先ほどのしぃのことはまったく知らない。
床に落ちた血、肉片、皮も総て掃除されていたからだ。
『さて、君はどんな拷問がいいかね?』
『フン!ドンナゴウモンデモヘイキッテイッテルデショ!』
先刻のしぃの惨状を見ればどれだけ悲惨なのかがわかるのだが敢えて見せずに言いたいだけ言わせておくことにしたようだ。
『本当に君の希望どおりの拷問にしてあげるんだ。たとえば君はお肉は好きかね?』
『ハニャ?オニク?』
先ほどとはまったく違う反応である。なんとも現金な奴だ。
(そうか、あの拷問が試せるかもしれないな。このしぃは使い捨てになるが、どのようなことになるのか、拷問兼実験台になってもらおう)
『そうか、お肉が好きか。なら、死ぬほど沢山のお肉を食べさせてあげようね。』
『ヤッター!クソモララーニシテハキガキクジャナイ。ハジメカラソウスレバイイノヨ!』
さて、2匹目のしぃは給仕室に行き、約10キロもの肉をチョイスした。

そして、再び拷問部屋に戻った拷問員はいきなりこう叫んだ
『では、今から飢饉の拷問に処す!』
『エ?キキンッテナニ?ネェ?ネェ?オニクハ?オニクハドウナッタノ?』
そうこういうまもなく、2匹目のしぃは独房に置かれた。
飢饉の拷問とは、飲まず食わずで約2週間をすごさせる拷問である。
『シィィ!ハヤクダシナサイヨ!シィチャンヲオコラセタラトンデモナイコトニナルンダカラネ!』
ガチャガチャ檻を揺らすしぃに対して拷問員はこういった。
『君が白状すれば今にもここから出してあげよう。そうして君のチョイスしたお肉をたっぷり食べさせてあげるよ。』
『ナニヨ!イクラオニクガアルカラッテハクジョウスルワケナイジャナイ!』
『そうか。今から君はここで飲まず食わずですごしてもらう。いつ出れるかは分からない。大方君が餓死したときだろう。』
『エ?チョtt』
ガチャン!
扉は閉められた。
しぃは状況が把握できなかった。
1日、2日と日にちがたち、とても腹が空いたしぃも漸く状況を把握できた。
まず、食事、飲料を取ることは出来ないこと。
つぎに、ここからいつ出れるかは分からない事。もしかしたら死ぬかもしれない。
最後に、拷問とはこういうことなんだ。と・・・
1週間後、拷問員が再び独房を訪れた。
『どうだね?君、白状する気になったかね?』
『シ・・・シィ・・・ハ、ハクジョウナ・・ンカスルモンデ・・ス・・カ』
1週間放置と謂うだけあって骨と皮ばかりにやせこけていた。
しかししぃの生命力を拷問員は知っていた。
『そうか、なら君に再び希望を与えよう。あと2週間。あと2週間このまま生きていられたら、あの10キロのお肉は君のものだ。』
『シ・・・ィ・・・・』
しぃの意思にはそんなことは関係なかった。とにかく出たいのだ。
『そうか、じゃあ、後2週間、頑張ってね。』
ガチャン!
扉は再び閉められた。・・・・

860 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 17:31:51 [ X4JCNTxA ]
今回はここまででのアドバイスをお願いします。
そのアドバイスを参考にこの続きを書かせていただきたいと思っています

861 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2006/09/11(月) 15:07:43 [ jFuxnd.s ]
>>857-860
オイラは拷問系は大好きです。

では、アドバイス?を。

まず、句読点を入れてください。これがあるのとないのとでは
文章の読みやすさが格段に違ってきます。

>拷問員が問う。別に普通に楽に制圧できるのだが我々の保持することになる国土が傷つかないようにと極力外傷を避ける為、

 拷問員が問う。別に普通に楽に制圧できるのだが、我々の保持することになる
 国土が傷つかないようにと、極力外傷を避ける為、

>先刻のしぃの惨状を見ればどれだけ悲惨なのかがわかるのだが敢えて見せずに言いたいだけ言わせておくことにしたようだ。

先刻のしぃの惨状を見れば、どれだけ悲惨なのかがわかるのだが
敢えて見せずに、言いたいだけ言わせておくことにしたようだ。

あと、しぃの半角台詞は極力漢字を挟むなり、スペースを適度に空けた方がいいです。
半角カタカナが長く続くと、非常に読みづらくなってしまいます。
>『モチロンヨ!ゴウモンナンテヘッチャラダヨッテタイチョウガイッテタモン!』

『モチロンヨ! ゴウモンナンテヘッチャラダヨッテ タイチョウガイッテタモン!』
『モチロンヨ! 拷問ナンテヘッチャラダヨッテ 隊長ガ言ッテタモン!』

862 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2006/09/11(月) 15:08:17 [ jFuxnd.s ]


次に、表現をふくらませてみてください。たとえば

>拷問員が革の鞭を取り出した。
>『ナニヨソレ!タダノヒモジャナイ!ソンナモノデワタシタチニヒミツヲハカセヨウトデモイウノ?』
>『・・・・・』
>拷問員も脅しのつもりだったらしいが鞭も知らない捕虜をみて無言で困り果てている

この文章の要は、鞭の恐ろしさをしぃに知らしめようとしているようですので
このあたりの描写をもっと詳しくしてみると、一層リアルさが出ます。

……拷問員が、革の鞭を取り出した。
彼が軽くそれを曲げただけで、きぃきぃと嫌な音を立てる。
……とても、昨日今日に使われ始めましたというような代物ではない。
過去に、この目の前で強がっているアフォしぃのような
愚かな哀れな捕虜やスパイを、それこそ数知れず打ちのめしてきたに違いない。
その何回目かで吸ったものだろうか。……所々に、黒ずんだシミが点在している。
もしかしたらこの鞭は血だけではなく、命すらも吸ったかも知れないが。

……しかし、普通ならこれだけ年季が入った革鞭を見せつけられようものなら
大概のAAは表情を硬くして、息を飲み込みそうなものなのだが

『ナニヨソレ! タダノヒモジャナイ! ソンナモノデワタシタチニ、ヒミツヲハカセヨウトデモイウノ?』
『……、何だと……?』
拷問員も脅しのつもりだったらしいが、鞭も知らない捕虜をみて無言で呆れ果てている。
これが一般人だったら分からなくもないが、今回ここに引っ捕らえられているのは
スパイ。……非合法の工作員なのだ。
……スパイともなればその教育課程で、万が一敵に捕まったときに何をされるか
またはその拷問の対処法などを、教え込まれようものだが……

“ナニヨソレ! タダノヒモジャナイ! ソンナモノデワタシタチニ、ヒミツヲハカセヨウトデモイウノ?”

…わざとでないとすれば、いや、おそらくこいつは本気で言っている。
実に信じがたい、返答。
……こいつらの国の情報活動の規模が、これ一目で知れてくる……。

拷問員は思わず、蔑みを込めた苦笑を浮かべた。

863 名前:cmeptb ◆KSdlFS2kHA 投稿日:2006/09/11(月) 15:08:47 [ jFuxnd.s ]
>『拷問、開始』』
>ピシィ!ベシィ!
>冷たい開始宣言と共に拷問員が鞭をしぃに命中させた。
>『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!イタイヨ・・・』
>ビシッ!ビシッ!ベシッ!パシッ!

ここですと

『拷問、開始っ!! 生かさず殺さず打ちのめせ!!』
冷たい開始宣言と共に、拷問員が鞭を振り上げ

びしぃっ!!

「シグギャ!!??」

べしぃ!

『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!イ イダッ イタイヨ!!』
わずか二発目にして派手な悲鳴を上げ始めた捕虜しぃに、拷問員は舌打ちをする。
「馬鹿か貴様は。痛いから拷問なんだよ!!」

びしっ!

 べしっ! 

ぱしっ!

……この拷問の目的は、捕虜のアフォしぃに自白を強いるためのものであったはずが

一打目で毛皮がはらはらと宙に舞い
二打目で皮膚に、赤黒い筋が走り
三打目・四打目・五打目では、鞭で打ち据える音にしぃの悲鳴が加わった。

……しぃが発言するまもなく、派手な音とともに鞭が次々と唸る。
訓練されたスパイならば、この程度のものは序の口でしかないのだが
なにぶんこの捕虜しぃは拷問のごの字も知らなかった、ごっこ遊び程度のスパイ。
革鞭だけでもはや、涙はおろか鼻水やよだれまでも垂れ流し始めている。


……と。とりあえずこのへんですかね。
拷問小説はオイラも大好きですが、しかしこれはややもすると
ただ拷問道具を出して、蹴った殴った死んじゃった、調になりかねません。
その拷問がどれほど恐ろしいのか、しぃの悲鳴や拷問員の描写などを
じっくり書き込んでみると、良いものになると思われます。

864 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/12(火) 07:39:35 [ TFiL8idw ]
>>861
>>862
>>863
分かりました。
貴方のくれたアドバイスを参考に続きを作ってみます。
ありがとうございました

865 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/09/14(木) 17:23:27 [ NyqdE95g ]
初めての小説練習です。
題名・・・学級崩壊

 今年度から虐殺小学校に転勤してきたモラ村は、出勤を前にしてため息を
ついていた。なぜなら虐殺小学校はアフォしぃ、ちびギコの数がモナ山市の
小学校の中でもダントツに多いからだ。
 始業式が始まり、しばらくしてから担任発表が始まる。
「一年一組、モナ岡先生」 「一年二組、モラ山先生」という風に、
次々と担任の名前が読み上げられていく。そして、
「六年三組、モラ村 モラ男」 
すると、六年三組の方が、ざわめいた。
「ハニャーン、コンドノセンコーハギャクサツチュウミタイダヨ」 「ソンナノイヤデチ」
これだから奴らの相手は嫌なのである。

始業式が終わり、皆が教室に帰っていく・・・
モラ村は教室へ行くと、なんとも酷い有様であった。
そこらじゅうに糞はしてあるわ、わいわい喚いているし、
おまけにキモいことまで・・・
モラ村は、教室に入って一喝した。
「この蛆虫どもが!さっさと席に着け!糞をした奴はさっさと掃除しろ!」
おっと、いけないいけない、いくら蛆虫であっても、学校では禁句だ。
すると数匹のちびギコどもが、モラ村に襲い掛かってきた。
「ギャクサツチュウハシヌデチ!!!」
まあこんな奴らの力なんてたいしたことはない。
適当に受身をして、耳をもいでやった。
「ヒギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「チビタンノ、オミミガアアアアアアア!!!!!!」
モラ村は言った、「お前らが俺に反抗したら、体の一部をもいでやる!」

こんなんでいいですかね。 批評のほう、よろしく御願い致します。

866 名前:1 投稿日:2006/09/15(金) 22:10:00 [ ilum3V0A ]
スプラッターじゃないけどある意味「虐」かな、と。
もいだり、千切ったり、煮たり焼いたりしてません。
ただ──
辱めてます。虐げてます。精神的に。
それではどぞ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

大破した車が二台ある。

その前で口論している二人のAAがいた。
一方はモナー族の男性。もう一方はシィ族の女性であった。
どうやらここは追突事故の現場のようだ。
どちらに落ち度があるか否かで揉めているのである。
平たく言えば責任のなすりつけ合いなのだが。
言い争いはどんどんエスカレートしていった。
そしてついには──

「この同人虫猫が!」

個人攻撃。低レベルな次元にまで話が行ってしまった。
もはや双方とも理性的且つまともな話し合いは無理だった。

この時、彼は己が取り返しの付かない発言をしてしまったことにまだ気付いていなかった。

867 名前:2 投稿日:2006/09/15(金) 22:10:56 [ ilum3V0A ]
「───なんでわかったの?」

とシィ族の女は腹を立てる風でもなく目前の相手に尋ねた。
なぜか彼女は怒るどころか妙に落ち着いてるように見えた。

「?」

対してモナー族の男の方はまだ頭に血が上ってる様子だった。
時間にしてほんの数瞬のことだったであろう。
彼女の質問の意味を把握できていないようであった。
そして不幸なことにその熱くなった頭のせいで、場の空気の変化に彼は気付けなかったのである。

「なんであたしの趣味が分かったかって聞いてるの。」

低いトーンでもう一度問う女。

「はッ!ほんとにドジン趣味があったとはな!これだから糞虫はry」

男はまだ気付かない。女が妙なオーラを纏い始めたことに。

「餌食になってもらおうかしらねぇ……。」

女はおもむろに近寄り男の頭に手を伸ばした。
手にしていたのはニラ茶猫のモヒカン頭を象った付け毛「w」。
女はそれを男の頭にかぶせた。

「!?」

ようやく・・・、ここにきてようやく男は気付いたようだ。
場の雰囲気のハンパ無いヤヴァさに。で、気付いた時には既にもう遅かった。
男の不運は確定した。もう彼はおのが運命より逃るることは叶わない。
彼はこれから酷い目に遭う。

女は精神を集中する。
朗々として力強く低い声で韻を踏み言霊を発する。
詠唱と共に描いたイメージに”魔”を通す。
召還術式を、発動させる。
女の周囲に魔法陣がボウッ…と浮かび上がる。

『汝、愛しきミーヤ。夜伽油(ローション)携え厠裏(かわやうら)へ来たれ。』
『案ずるな。』
『痛きはその身に一番槍を突き立てる時のみぞ。』
『うほ!いい男。屋良内科』

異界より招かれしはコテ神族が一柱・AKIRA。
しかもどういう訳かツナギ姿。
魔神は「ニラ茶猫風なモヒカン毛(w)を生やしたモナー族の男」の姿を視認するや否や

「Oh──, ミーヤ my sweet!」

と絶叫しながら突然彼を追い回し始めた。
必死の形相で逃げ回る男。だが悪あがきも虚しくすぐに捕獲されてしまった。

868 名前:3 投稿日:2006/09/15(金) 22:11:39 [ ilum3V0A ]
「うあぁぁぁ─────ッ!!!」

魔神の腕が憐れな贄を捕らえる。
抗う。暴れる。でも逃れることは能わなかった。
魔手が躰のそこかしこを這い回る。
咽喉、うなじ、乳首、太股、尻、睾丸、陰茎・・・。
撫で回される度に肌が粟立ち反吐が喉まで込み上げた。
微弱なものでしかなかった不安は急速に膨張・成長し、絶望へと変わりつつあった。
鼓動が早鐘を打っている。過呼吸を起こしそうなくらいに。激しく。暴力的に。

「トイレは済ませたか?ローション用意したか?

往来でビービー泣き喚きながら汚される心の準備はOK?」
生温かい吐息が頬にかかり、切なく蠱惑的な声は耳から脳髄を侵した。
その声のみでも男の魂をじわりと侵し蝕むには十分な威力があった。

「頼む!こいつを止めてくれ!」

たまらず叫ぶ男。それは最早哀願であり悲鳴であった。

「修理代その他諸々払ってくれる?」

「払う!だからこいつをなんとかしてくれ!」

ここで女は一時悩む。
(どうしようかな。修理代全額キチッと払ってくれればいいけど、
裁判に持ち込んで限界まで減額してくるパターンも有り得るし……。
そうなりゃ、あたしのやられ損。ここはやはり……)
そう。そんなことされたら修理代以下の代金しか手に入らないのである。
考えあぐねた末に女が下した裁可は男の全身の血が凍りつくほど残忍且つ冷酷なものであった。

「───やっちゃって、AKIRAさん。」

男にとって最も酷い命令が魔神に下った。

869 名前:4 おしまい 投稿日:2006/09/15(金) 22:12:51 [ ilum3V0A ]
AKIRAの両掌が男の臀部にあてがわれる。
みしりと鷲掴みにされ剛力を以て左右に分かたれる肉の双山。
魔神の親指がその谷間の崖に食い込む。青黒い痣が残るほどに。
準備済みの肉の槍を携えた劣情が双子山の谷間にある神域を暴力を以て侵略した。
ぶちり……と肉を強引に引き裂く音が聞こえる。

「!!!─────ッ!!!」

メリ、メリ、メリ・・・と音を上げ肉が槍にまとわりついては力ずくで押し退けられていく。
男が烈しい苦痛にビクッと身を反らし肉体をよじる。
痛がる男の拒絶の声を無視し、ヌ、ヌ、ヌ・・・と狭い場所に物体を無理矢理捻り込む。
それは野蛮で凄惨な城攻めであり阿鼻叫喚の地獄絵図であった。
軋み悲鳴を上げているのは城塞たる肉体だけではないことは傍目にも容易に察しがつくであろう。
その塞に宿り棲む住人であり城の主たる魂も──である。

数刻前から甲高い悲鳴が鳴り止まない。
ビデオを回しニヤニヤと薄ら笑いを浮かべる女がいる。
女はこの場は強請ってでも全額確実に回収すべき──と判断したようだった。

「映像ばらまかれたくなけりゃ何するべきかわかるわよねぇ?」

凌虐している女がいる。
陵辱されている男がいる。
まこと恐るべきは魔神か、女か。

The End

870 名前:アホ房 投稿日:2006/09/16(土) 14:57:24 [ rzOM9qa. ]
初投稿です。
粗い箇所が多いかもしれませんがよろしくお願いします。

「正当理由」

「ヂィィィィィィィィィィ!ナッコォ!ナッコォォォォォォォォ!」
「ベビチャァァァン!イヤァァァァァヤメテェェェェ!」
陽が落ちあたりが薄暗くなってきた頃、
川原でシィ族の親子が、虐待されていた。
シィとベビシィの寝床であるダンボールはすでに灰になり、
彼女たちがとってきた魚や残飯には大量の尿がかけられている。

「アハハハ今頃命乞いしてるモナ!やっぱりシィはアフォモナ!」

モナーが涙で顔が崩れアイドルとは程遠い表情を浮かべたシィと
モララーによって左腕を潰されたべビシィを見比べ爆笑する。

「オナガィィ!オナガイダカラベビチャンダケハタスケ・・・・・」

「ふ〜ん・・・で?」

シィの必死な懇願を聞き流したモララーは、
左腕が潰され、激痛で転げまわるべビシィを
乱暴につかむと抱きかかえた。

「チィ?ナッコ?」

ベビチィはモララーが自分をダッコしてくれると思い、
一転安堵の笑顔を浮かべた。が、次の瞬間、

「ヂィィィィィィィ!イダイヨォーーーーー!」

モララーは抱きかかえたべびシィの左腕に向けて、
薬品の硫酸をドボドボと無表情でかけた。
硫酸をかけられたベビシィの左腕は、完全に溶けており
骨さえも残さない。シィは失意の表情で
わが子の左腕を消滅させた硫酸の煙を見ていた。

モララーは泣き叫ぶべビシィを叩き落とすと
べビシィの顔面に足を落とした。
完全に潰さずあくまで脅しのようである。

「モラー、そこのアフォを起こしてくれ。」

モラーはシィを起こそうと強く腕をつかんだ。
だかシィは目の前の現実を受けきれず腰を抜かして
遠くを見ていた。

「起きろモナ!」

モナーがシィの腹に向けて蹴りを放った。
モナーが履いている靴には隠し刃が仕込まれており、
シィの下腹部にブスブスと入った。

「ジィ!?ヴァ・・・ガ・・」

シィの下腹部から、鮮血と大量の尿があふれ出た。
どうやら恐怖のために普段の倍の尿が出てきたらしい。
だがあくまでシィの意識は途切れない。

「モナーうまくなったな。今まで刺したらそのまま殺しちゃうのに。」

モララーが褒めるとモラーは嬉しそうに微笑む。

「さて・・仕上げだ。」

871 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/10/02(月) 17:59:03 [ unNilOI. ]
TEST

872 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/10/02(月) 19:54:10 [ unNilOI. ]
初投稿します。何処か粗雑な所があればご指摘ください。

「笑う殺人鬼」

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ・・・!?」
ある学校で断末魔が鳴り響いた。
その断末魔が原因で授業は中断された。しぃ教授が教室を出た後、
教授は二度と教室へは戻ってくることは無かった。代わりに入ってきたのは、
散弾銃を右手に、教授の首を左手にもち、顔が血にまみれたアヒャ種の男だった。学生達が悲鳴をあげた瞬間、
男の散弾銃から鉛玉が放出された。眼鏡をかけていたモララー種の学生の腹から腸が飛び出した。
「ぎぇ・・・」学生が腹を庇うように倒れると、教室が一瞬にして静まり返った。そして男は何を言うまでも無く、
ウージーを取り出した後、学生達に鉛玉を配達した。殆どの学生は自分たちの血溜まりの中に沈んだが、
まだ息をしている学生も居た。男は、腸が飛び出した学生に機関銃を突きつけると、
学生から汽笛が鳴り響いた様な悲鳴をあげたと同時に、学生の腹部はグチャグチャのミンチになった。
学生は男を睨んだ後、天を仰いでそのまま動かなくなった。
右腕が消し飛んだモナー種の学生が絶叫をあげた後、そのまま気絶した。男は次に耳を持ってかれたしぃ種の学生に
狙いをつけ、散弾銃を学生の額に当てた、恐怖でしぃ種の学生の顔が引き攣ったと同時に、男は散弾銃の引き金を引いた。それと同時に学生の顔の上の部分は吹き飛んだ。
とばっちりに後ろに居たギコ種学生の顔に血と脳漿が引っ付いた。上半分の顔が吹き飛んだ学生の
体は痙攣していたが、やがて血溜まりの中に沈んだ。ギコ種の学生は悲鳴をあげ、わけのわからないことを言い始めた。
男は発狂した学生を無視し、気絶している学生の喉仏にナイフを当てると、ナイフで首をゆっくりと切り始めた。
「んごっ!?んごっ!!!んんごっ!!!!!!」学生は断末魔をあげたが、やがてそれも聞こえなくなった。切り落とされた学生の生首を捨てると、
発狂した学生に目をやった。学生はまだ訳のわからない事を言っていたが、
男が目の前に来た途端、学生は絶叫をあげて教室から飛び出したが、男は学生の左足を機関銃で撃った。
学生はそのまま倒れ、男に命乞いをし始めた。だが男は、学生の足に機関銃を撃ちまくった。
足は見る間に挽肉になり、学生の顔から血の気が引き始める、男は彼の頭に銃を突きつけると、
そのまま引き金を引いた。学生の顔はメロンのように弾け飛び、そのまま倒れた。
死の匂いが教室にたちこめた。男は微笑んだ後、己の頭に散弾銃を突き付け、
引き金を引いた_

873 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/10/03(火) 17:34:07 [ FuHwgrUg ]
私的なアドバイスで良いのであれば、いくつか。

改行をするならば読点を付ける必要はないかと思います。
それと散弾銃であれば、モララー種の学生だけが直撃を受けるのは皆無に等しいかと思います。

「散弾銃の銃口が、モララー種の学生の腹に向けられた。その距離はゼロに近かった。」
などの、流れ弾が飛ばない理由などを書き加えるのはどうでしょうか。
それか、教室全体に向けて散弾銃を放った、ということにして
教室全体が悲鳴に包まれた。など表現方法はいろいろあります。

こういうお話を書く際には「バトルロワイアル」が何より参考になります。
まんまパクリ、はいけませんが。

最後の方にある「メロンの様に弾け飛び」という表現がありますが
メロンよりは「熟れすぎたトマト」や「スイカ」など
果肉が赤いものの方が分かり易くて良いかと思います。

お話は私好みのお話です。今後も良い作品を期待しています。

駄文、長文失礼いたしました。

874 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/10/03(火) 22:53:44 [ hPj.peFY ]
>>870 僭越ながら、アドバイスさせていただきます。
文章の終わり方ですが、「まだ続きがある」と感じました。
これで終わりでしたら、きちんとした結末を用意するか、(終)など、
簡潔でもよいので、終了を示す方がよいと思います。
また、題が「正当理由」とありますが、文面からは、「モナーとモララーが
理不尽にしぃ親子を虐待している」としか読み取れませんでした。
しぃを虐待する理由を文に書き込むことが必要でしょう。
最後に。「モナー」が所々で「モラー」になっています。
私のアドバイスは以上です。がんばって下さい。

875 名前:讃州 投稿日:2006/10/14(土) 22:12:51 [ Ou5rr7xQ ]
「ちりも積もれば・・・」

「た、助け、ひっ」
喉仏を抉られた老人の口から最後の声が漏れた。
そのあと、老人は緩やかな死にのまれていった。痛みと絶望の中で。
「いよーし、大漁大漁♪」
歓喜の声をあげた男が先ほど死に絶えた老人の首を袋に詰めながら続ける
「うーん・・・今日はこの辺にしとくかな。袋ももうパンパンだし。」
男が言ったとおり、袋はやたらぼこぼこした外見で袋の口を縛るのもやっとというような状態だった。
「おっと、そうだ。さっきの人の冥福を祈らなきゃ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…」
首がない肉の塊に手をすり合わせながら男が目を閉じる。
「さて、帰ろ帰ろ。」
男が鼻歌を歌いながら帰路に着く。
「ええーい、あんにゃろう。のんきに鼻歌なんか歌いやがってー」
袋を持った男の後ろに若い男が立っている、が、足がない。
「まったくだわ!呪い殺してやりたいくらい!」
今度は若い女の声がする。これまた足がない。さらに右腕もなかった。
「ふむ…ここは我々の力をひとつ、見せ付けてやるべきですかな?」
かなり年老いた声がした。顔に白いひげを生やした老人。下半身がない。
次々と耳がなかったり、腕がなかったり、足がない者達が男の後ろに集まって雑談を交わす。
だが男はそんなこと、一切わかっていなかった。
男が家に入った。続いて後ろに居た者達もぞろぞろと入ってきた。
男が家の床を開けて、地下室へと向かった。後ろからついてきた者達も一緒に行く。
その部屋は土臭くはなかった。その代わり血の臭いがした。おまけと言わんばかりに腐臭もした。
部屋の片隅に、男が持っている袋に似たものがどっさりと積まれていた。
積み忘れたのか、落ちてきたのかは知らないが、床に転がっている袋の口からは白骨化した"何か"が見えていた。
「よーし、新鮮な内に獲れたての食材を調理するかな。」
男はそう言うと、袋を持って地下室に備え付けられてる台所へと向かった。
鼻歌交じりにぐちゅぐちという不快感が一気に襲い掛かってくるような音がした。
「うげ!俺の目玉抉られてる・・・」
男の調理風景を見ていた一人の若い男が渋い顔をした。
「ひっ!私の歯を一本一本抜いてる!なんか歯が痛くなってきたわ・・・」
男は若い男の目を抉ったあと、ペンチで若い女の歯を丁寧に、丁寧に、抜いていた。
男は上機嫌で調理を終えたあと、二つの生首を鍋に入れた。
さらにその上から刳り抜いた目玉を入れて、鮮血を入れ蓋をして、火をつけた。火力は強。
「・・・あんなので煮えるのかよ?」
若い男が初老の男に問う。
「さぁ・・・分かりませんな。」
返事はそっけないものだった。

876 名前:讃州 投稿日:2006/10/14(土) 22:13:27 [ Ou5rr7xQ ]
鍋がゴトゴトと音を立てている間、男は上へ行ってしまった。
地下に残された足がない者たちは
どうやってあいつに『仕返し』するか。
ということを話し合っていた。
「私達は幽霊。だから数々のお話にあるとおり、呪い殺してやりましょうよ。」
妙齢の女性がそう提案した。皆それに賛成した。
足がない者たちは、いつしか部屋が一杯になるほど集まっていた。
そのどれもが男に恨みを持つ者たちであった。
理不尽に殺されたことに対して。
ぎぃぃぃぃ
と、木のきしむ音がした。男が帰ってきたのだ。
「もういい頃合かな?いつもべビばっかだから今回はちょっと冒険。」
男が生首が二つ入った鍋の蓋を開ける。
いい匂い、は当然の事ながらしなかった。
だが男はそれでも包丁で切り分け、刺し、口に運ぶ。
「やっぱべビほど柔らかくもないし味もそんな大差ないなぁ。今回の冒険は失敗だな。」
そういうと男は地下室のゴミ箱へと鍋をひっくり返した。
ボドボドという音を立てながら暗い土の中へ食べかけの首が落ちていく。
『ナゼ、コロシタ』
良く、テレビで聞くようなこもった感じの声がした。
「へ?誰だ?」
『イタカッタ。アレハ、ホントウニイタカッタ。』
「幽霊か?は…はは…まさかね。」
『キサマニモ、オナジイタミ、アジアワセテヤル…』
「おいおい・・・冗談だろ?悪ふざけはよして出てきなよ・・・」
『アハハハハハ。アハハハハハ・・・』
やけに高い女の子の声が部屋中に響く。
「やめろ!やめろやめろやめろ!!」
『ハッハハハハハハ・・・ハッハハハハハハハ・・・』
好青年という感じの笑い声も響きだす。
まるでソプラノとテノールの合唱のように。
「畜生!でてきやがれ!ぶっ殺してやる!」
『コロス?ソレハ・・・』
『ワタシタチノ』
『セリフダ!』
若い男、若い女、初老の男性特有のしわがれた声。
その三つの声が男に浴びせられる。
「ッ!いてえ!何処に居やがる!でてこい!」
男の腕に浅く、横に伸びた傷がついた。
『イタイカ?イタイカ?オレノイタミハソノヒジャナイゾ・・・』
若い男の声が楽しそうに男に語りかけた。
「ちっ!なんだってんだよ!この家はよお!」
男が懐から銃を出し、引き金に指をかけた。
ブチッ
地下室全体にその音が行き渡った。引き金にかかっていた指が床に落ちた。
「っ!いてえ!いてえぞちくしょう!!」
『イイコエネ・・・モットキカセテチョウダイ!』
若い女の声と共に男の耳が宙を舞った。
「うぎゃああああ!」
『サテ・・・ワシハドコヲトルカナ・・・』
男はいま、今日殺した初老の男性を思い出していた。あいつの声に似ていると。
『フム・・・ココニシヨウ。』
男の左手首から先が無くなった。男の足元の血だまりが少し、大きくなった。
次々と男の体のパーツはもがれ、ついには虐待の象徴ともいえる「ダルマ」の状態になっていた。
男の目にはもう何も映らなかった。男は動けもしなかった。
ただただ、霊の声が聞こえてくるだけだった。
「あ、あぁ・・・死にたく・・・な・い…」
なんとか出せる、といった感じの声で見えないものに訴えかけていた。
『アァ・・・ワタシタチハコレデジョウブツデキル。アナタヲコロシテネ。』
「な・・・んで・・・おれが・・・」
『ジゴウジトク、ヨ。バイバイ。』
男に唯一残された首が、飛んだ。
ゴトンという音が部屋に響いたきり、もう音はしなかった。

877 名前:讃州 投稿日:2006/10/14(土) 22:14:52 [ Ou5rr7xQ ]
恨みを買うようなまねを決してしてはいけない。
自分は覚えてなくとも相手は鮮明に覚えているものだ。
さもなくば、この男のように・・・



以上です。
粗雑な点などがあれば指摘をよろしくお願いします。
話は変わりますが初投稿って緊張しますね。

878 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/10/17(火) 23:14:14 [ VCy0I0FE ]
では、僭越ながら。読みやすいよう、段落ごとに行間を空けた方がよいかと。
私の見た限りでは以上です。
ストーリー、表現等は非の打ち所が見当たりません。
本スレに移動しても大丈夫でしょう。GJです。

879 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:35:07 [ a/aj9eVE ]
初投稿です。どうかよろしくお願いします。
少々長くなるかもしれませんが、どうかご容赦を・・・。


「思い一つで」





春の日差しが暖かい5月のある日。
一人のでぃが、川原の傍の道を歩いていた。
彼女は特に行く当ても無く、各地を放浪しながら毎日を過ごしていた。
食べ物には、困らない。
お金も、少しだがある。
悩みも、ほとんど無い。
ただ、一つだけ・・・。

「アッ!キタナラシィディガイルヨ!」

「ホントダ!アボーンシナキャ!」

・・・ほら、来た。
でぃが持つ唯一の悩みの種が。
前方から近づいてくるのは、二匹のしぃ族。
ただ、その2匹には本来のしぃ族に感じられるような聡明さや気品などは一切感じられない。
あるのは、ただ己が欲を満たさんとする穢れた雰囲気。
・・・そう、所謂「アフォしぃ」というやつだ。

――また、苛められる・・・。

でぃは内心で苦い顔をする。
でぃ族は元がしぃ族であるにも関わらず、アフォしぃから苛烈な苛めを受け続けてきた。
・・・というよりは、最早「虐殺」と称しても何ら差異は無いだろう。
もしこっちに向かってくるしぃ達が普通のしぃ族だったら・・・。
でぃが傍を通っただけで、激励の言葉の一つでもかけてくれるだろう。
もしかしたら、食べ物の一つでもくれるかもしれない。
しぃ族は優しい。・・・普通のしぃ族なら。
しかし、今こちらに向かってくる2匹が運んでくるものは、決して彼女にとってプラスにはならないだろう。
肉体的虐待と、精神的虐待。
しかし、でぃはもう慣れっこだった。やるならやれ、と思っていた。
彼女はとりわけ生命力が強く、今までにも何度かアフォしぃからの虐待を受けてきたにも関わらず、こうして生きている。
だから、暫く痛いのを我慢すれば何とかなるはずだった。
彼女にはもう、逃げるとか、反撃するなんて概念は無かった。
弱い自分が出来るのは耐える事だけ、と諦めていた。
そうこうしてる内に、2匹はもう目の前だった。

「チョット!カワイイ シィチャンノ イメージガワルクナルンダカラ、コンナトコロヲ ウロツカナイデヨネ!ジャマヨ!」

「マ、イマカラ アヤマッタッテ オソイケドネ(プゲラ」

そんな暴言を、でぃは黙って受け止める。そんなのはいいから、さっさと殴って、さっさと解放して欲しい。
その時、でぃの右頬を痛みと熱、そして衝撃が襲った。視界がぐらり、と揺れ、硬い地面の感触が伝わる。
殴られた、というのはすぐにわかった。だって、もう何度も経験してきたから。

「アタッタヨ!ヤッパリ シィチャンハ ツヨイネ!」

「ハヤクワタシニモ、ゴミムシヲ ナグラセテヨゥ!」

そんな会話を聞きながらでぃは、痛む右頬を擦ろうともせず、内心でアフォしぃ達を急かすのだった。

――早く、終わらせて・・・。

880 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:35:45 [ a/aj9eVE ]
痛い。全身が痛い。けど、我慢する。
あれからでぃは全身を殴られ、蹴られ、されるがままに苛められ続けた。

「ハニャーン!モウチョットデ アボーンデキルヨ!」

「ソロソロ コノ ゴミニハ キエテモラオウカナ!」

「ソウシヨウ!」

でぃは内心で胸を撫で下ろした。やっと、終わる・・・。
・・・だが。

「サイゴハ コレデ トドメヨ!」

「オモイッキリ ヤッチャッテ!」

アフォしぃ達が棍棒を取り出したのを見て、でぃは体を強張らせた。
今までは素手で苛められてたから、命は助かった。
しかし、武器を使われたら、多分・・・助からない。
でぃは目を閉じる。ここで死ぬんだ・・・そんな思いが頭を過ぎった。
そして、弱い自分を責めた。私がもっと強ければ。私が戦えれば。
もっと、マトモな人生だったかもしれないのに・・・。
でも、しょうがない。弱いものは強いものに淘汰される。それが、摂理。
でぃは半ば、というか殆ど諦めた。

――来世は、もっと楽しい人生になったらいいな・・・。

でぃは早くも来世に思いを馳せた。
アフォしぃが棍棒を振り上げる。でぃは動かない。何も言わない。
そして・・・

ドゴォッ!

鈍い音がした。やられた、とでぃは思った。
しかし、痛くない。痛すぎると、逆に何も感じないとよく言われるがそれだろうか?
・・・違った。

「ハギャアアアア!イタイヨゥ!」

直後に響いた悲鳴が、それを雄弁に物語っていた。
でぃは目を開ける。
そこには、倒れたアフォしぃと立ち尽くすアフォしぃ、そして、若いギコ族の青年が立っていた。
でぃは恐らく自分を助けてくれたのであろう、若きギコの顔をまじまじと見た。
歳は17,8くらいだろうか。自分と変わらない。

「てめぇら、弱いものいじめしやがって!許さねぇぞゴルァ!」

ギコが声を張った。とてもよく響く声だった。

「ド、ドウシテ!ワタシタチハ マターリ シテタダケナノn」

「黙れぇっ!!!!」

ドガッ!

アフォしぃの言葉を遮って、ギコが吼えた。
そして、右の拳を繰り出す。でぃにはそれが、目にも留まらない速さに映った。
ギコの拳は、正確にアフォしぃの顔を捉えていた。
渾身のパンチがクリーンヒットしたアフォしぃ(こちらを仮に、しぃAとする)は、後方数メートル吹っ飛び、地面に墜ちた。

「弱いもの苛めのどこがマターリなんだ!?あぁっ!!?」

ギコの瞳は怒りに燃え、声色はこの上ない憎悪と憤怒を孕んでいた。

「てめぇらのせいで、一体どれだけ多くの人が苦しみ、涙を流したと思っていやがる!?」

しかし、アフォしぃ2匹は彼の言葉など聞こえていないようだった。
しぃAは醜く腫れ上がった顔を押さえて

「イヒャイヨゥ!ナグラレタヨゥ!」

と叫んでるだけだし、最初に攻撃を喰らったアフォしぃ(こちらはしぃBとする)は

「ヒドイヨゥ!コンナノ マターリジャ ナイヨー!」

とか言ってる。
ギコはでぃに歩み寄った。でぃは彼の顔を見つめたまま。

「痛かっただろ・・・もう大丈夫だ、心配しなくていい」

そう言ったギコの顔には先程まで見せていた怒りは微塵も無く、深い慈愛に満ちていた。

「ダイジョウブ・・・デス。アノ・・・」

「礼なんていらないさ。照れるじゃねぇか。お前が無事なら、それでいいよ」

でぃの言葉を遮って 、ギコは手をぶんぶんと振った。

881 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:36:18 [ a/aj9eVE ]
ひとしきりそうしてから、ギコはアフォしぃ達に向き直った。

「さて・・・覚悟はいいか?」

しかし、しぃAもしぃBもまるで聞いちゃいない。未だに「イタイ、イタイ」を連発するだけである。
ギコはため息一つついて、言った。

「・・・さっさと終わらすか」

刹那、ギコはすでにそこに居なくて、でぃは目を瞬いた。
そしてその時・・・

「ハギャッ!」

短い悲鳴が上がり、でぃが声の方向を向いてみると、そこには頭を一撃で潰されたしぃBと、返り血を浴びたギコが立っていた。
足に多量の血が付着しているのを見ると、跳び蹴りか何かを見舞ったらしい。
一瞬で間合いを詰め、頭を砕くほどの強力な一撃を叩き込んだというのか。

――強い・・・。

でぃはその強さに、強い羨望を抱いた。
私がもし、彼みたいに強かったら・・・。
でぃが考えてる間に、もうギコはしぃAを追い詰めていた。

「ヤメテヨ・・・ネ?コンナノ マターリジャ ナイヨ。ダッコスルカラ・・・」

「・・・生憎、俺はアフォしぃのダッコを好むような物好きじゃ無いんでな」

言い終えない内にギコは、鋭い爪を立てた右手を縦向きにして、しぃAの鳩尾辺りに突き込んだ。
爪を皮切りにして、ズブリ、と右手が刺さる。

「ハ・・・ギャ・・・ジ、ゥ・・・」

しぃAは最早物も言えないようだった。
傷口から溢れる鮮血が大地を紅く染め上げる。

「おらよっ!」

ギコの掛け声と共に、ギコは右手を捻って地面と平行にして、右方向に払った。
手が刃のように肉を裂き、ギコの手はしぃAの右胸を破って外に出た。
裂けた口から鮮血が吹き出し、色鮮やかな臓物がいくつかこぼれ出る。

「ヴァッ・・・」

そのまましぃAも息絶えた。
ギコは軽く右手の血をぴっぴっと払いながら、でぃに向き直った。
待ってましたと言わんばかりに、でぃは言葉を発した。

「アノ・・・」

「ん。どうした?」

ギコはでぃの言葉を待った。
でぃはさっきからずっと考えてた事を、おずおずと口にした。

「ワタシヲ・・・キタエテ クレマセンカ?」

882 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:36:44 [ a/aj9eVE ]
ギコは拍子抜けした様子だった。

「へ?鍛えるって・・・お前をか?」

ギコは何かの冗談だろうと思って、半笑いで答えた。
だが、でぃの表情はあくまで真摯で、それが本気であることを物語っていた。

「ハイ。ワタシハ ツヨク ナリタインデス。ツヨク ナッテ ジブンノミハ ジブンデマモル・・・ソンナフウニ ナリタインデス。
ソレニ、アナタハ ミズカラノ キケンモ カエリミズニ、ワタシヲ タスケテ クレマシタ。
ワタシハ ツヨクテ ヤサシイ アナタノヨウナ ヒトニ ナリタイト オモッタンデス。ダカラ・・・」

でぃは四つんばいになり、深々と頭を下げた。所謂土下座だ。

「オネガイシマス」

ギコは少し困った表情をした。

「しかしなぁ・・・」

俺じゃなくても、もっと強い人はいるぞ・・・と言いかけて、ギコは口を閉じた。
でぃの表情は、「貴方でなくては駄目」と言っていた。
ギコはふぅ、と息をつき、でぃに言葉を向けた。

「・・・わかったよ。俺の家に来な」

883 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:37:09 [ a/aj9eVE ]
それから数ヶ月、でぃは彼の家に住み込みながら、稽古をつけてもらった。
基本的な体術。武器の使い方。戦闘時の立ち回り方。万が一の逃げ方。
厳しくも優しいギコの特訓と、彼との共同生活は、でぃを確実に変えていった。
でぃは様々なことを教わった。それは何も戦い方だけではなかった。
ギコが時折見せる優しさも、でぃは感じ取っていた。そして、自分もこういう人であろう、と決心するのだった。
ギコが持っていた、強さと、優しさと、正義感。それらを全て受け取って、でぃは確実に変わった。
そして・・・別れの時が来た。



「ホントウニ・・・アリガトウゴザイマシタ。ナント オレイヲ イッタラ イイノカ・・・」

「よせって。そんなのいいよ。それより、忘れ物は無いか?」

ギコの家の前で、2人は別れを惜しんでいた。
季節はもう、秋の足音が聞こえる9月の始めだった。
でぃはギコにお金といくつかのお手製の武器を持たせた。お金は、当初渡すつもりだった金額の半分だ。
でぃが、拒んだからだった。それでも強く勧めるので、彼女は半分だけ受け取ったのだ。

「イママデ、オセワニナリマシ・・・ウッ・・・」

「お、おいおい、泣くなって。別に一生会えなくなるわけじゃないんだから、な?」

突然でぃが見せた涙に、ギコはおろおろした。
でぃは涙を右手の甲で拭うと、ギコにもう一度深々と頭を下げた。

「ソレデハ・・・イッテキマス。ホントウニ、アリガトウゴザイマシタ・・・」

そして、でぃは最後にギコの手を強く握り、振り返って、歩き始めた。
その背中に確かな自信が満ち溢れているのを感じて、ギコはほっとした。
だが、たまらなくなって声を張り上げる。

「おい!忘れるなよ、ここはお前の家だからな!
お前の部屋とか、椅子とか、食器とか、全部とっておくからな!
辛かったら、いつでも帰って来いよ!・・・辛くなくても来いよなぁっ!!」

でぃは振り返らず、片手を掲げて大きく振り、そのまま雑踏の中に消えていった。
ギコは最後まで見送ると、でぃが消えた方向に向かって歩き出した。

「街を出る辺りまで・・・な」

884 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:37:32 [ a/aj9eVE ]
でぃは溢れそうになる涙を必死に堪えながら、歩いた。
最後のギコの言葉が、とても嬉しかったから。
いつも苛められて、ぼろぼろだった私・・・。
元同族(アフォではあるが)にも邪魔者扱いされ、行くあての無かった私・・・。
此の世には私の味方なんていない。そう思っていたのに・・・。
そんな私に、「帰って来い」なんて言ってくれる人がいるなんて。
でぃは早くもギコが恋しくなっているのに気づいた。
だが、でぃはしっかり前を見据え、歩いた。
だからこそ、彼の思いに応え、無事に旅を終えなければならない。
でぃの目には、もう迷いは無かった。
街の大通りを歩くでぃは、狭い路地裏の脇を通ろうとした。
その時・・・

ガシャーン!

突然の破壊音と共に、

「な・・・何なんですか、貴方達は!」

そんな声が風に乗って流れてきたのを聞きつけ、でぃは路地裏を覗き込んだ。
――ここからじゃ、見えない。
彼女は迷わず、路地裏に踏み込んで行った。

885 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:44:28 [ a/aj9eVE ]
路地裏を進んだでぃは、少し開けた場所に出た。
そこには4匹のアフォしぃと2匹のベビ、そしてそれらに囲まれるタカラギコ族の青年がいた。
タカラギコ族は、見た目は非常にギコ族と似通っているが、最大の違いはその表情にある。
タカラギコ族は、常に笑みを湛えているのだ。その外見に似合って性格は総じて温和で、争いをあまり好まない傾向にある。

「一体何なんですか!?僕をどうするつもりなんですか!?」

「コノ、ギコクンノ ニセモノメ!ニセモノノ ブンザイデ ギコクンニ ソックリナ カッコヲ スルナンテ ナマイキヨ!」

「ソウヨ ソウヨ!ソウヤッテ ワタシタチニ ダッコヲ シテモラウツモリ ナンデショウケド ソウハ イカナイワヨ!」

「アボーン シテヤルワ!カクゴシナサイ!」

「ニセモノハ サッサト シンダホウガ ヨノナカノ タメデチュ!」

「チィ!」

「そ、そんな・・・そんな理不尽な・・・」
タカラギコはすでに壁際に追い詰められ、じりじりと間合いを詰められていた。
でぃはそれを見て、自分とギコが初めて出会った日の事を思い出していた。
あの時、彼は死にそうな私を助けてくれたっけ・・・。
そして、でぃの心に強い思いが渦巻いた。

―――今度は、私が―――!

でぃは片足を少し上げると、地面を踏み鳴らした。

トン!

乾いた音が響き渡り、音に気づいたアフォしぃ達が一斉に振り向いた。
タカラギコも、こっちを見た。
「ハニャ!ゴミクズディガ イルヨ!」

「チョウドイイワ!アノ ニセモノト イッショニ アボーン シテ アゲルワ!」

「オマエミタイナ ゴミハ サッサト チニナチャイ!」

「チィチィ!」

アフォしぃ達から浴びせられる罵倒の声にも、でぃは少しも動じなかった。
そんな自分に、でぃは内心驚いていた。
前は、またかと思って、うんざりしていたのに・・・。

「コンナヤツ、チィダケデ ジュウブンスギル デチュヨ!」

そんな事を喚きつつ、ベビしぃ――言葉を喋れるから恐らくは姉だと思われる――が近づいて来た。

「ベビチャン、ガンバレ!」

「サッサト アボーン シチャイナサイ!」

ギャラリーの声が五月蝿いが、でぃはとりあえず目の前の相手に集中する事にした。
以前、でぃは親子連れのアフォしぃに襲われた事もあったが、その時は怪我もあってか、ベビにさえされるがままにやられていた。
だが、今なら・・・。

「ヤイヤイ、コノゴミクジュ!オマエナンカ サッサト シンデ カワイイ チィチャンノ マチャーリノ イシズエニ ナリナチャイ!」

ベビがまた喚いてるが、でぃはやはり動じなかった。
それどころか、罵り返してやろうと口を開けている自分に驚いた。
以前ならとても、そんな大それた事は出来なかった。・・・でも、今なら言える。

「・・・ザレゴトハ イイカラ サッサト カカッテキナサイ」

・・・言えた。言い返せた。
でぃの胸に勇気と自信が満ちた。・・・勝てる!

「キィー!ディノクセニ ナマイキヨ!ベビチャン ヤッチャイナサイ!」

「アボーン デチュ!」

「駄目です!逃げて下さい!」

タカラギコの声に、でぃは彼を安心させるように頷いた。――大丈夫、とでも言うように。
そしてでぃは黙って、突っ込んで来るベビを待った。

「カクゴデチュ!」

ベビが目の前に来る。でぃはそれを掴んで、ひょい、と持ち上げた。
頭を摑まれたベビが手足をばたつかせるが、勿論脱出など出来ない。

「チィィ!ハナシナチャイ!」

でぃは何も言わず、ベビを両手の平で挟んだ。
そしてそのまま腕を軽く上げ、右足も軽く上げ、膝を曲げる。
でぃはそのまま、両手で掴んだベビを、自分の膝目掛けて――振り下ろした!

グチャァッ!

「ジチィィイイイ!?」

悲鳴が上がり、見れば、ベビの顔は醜く変形して潰れ、既に原型をほとんど留めていなかった。
自分自身、特に膝が血まみれだが、でぃは気にも留めなかった。
彼女はそのままそのベビを黙って壁に投げつける。

グチュ!

「ジピッ・・・」

煉瓦作りの壁に当たって、ベビは無残に潰れ、唯の肉塊と化した。

886 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:44:53 [ a/aj9eVE ]
「ベビチャァァァァァァン!!」

母しぃの叫びが響いた。

「チィー!チチィー!!ナッコー!」

妹と思われるベビも叫んでいた。
そしてすぐさま、アフォしぃ達が突っ込んで来る。

「モウユルサナイワ!シンジャイナサイッ!」

先頭のアフォしぃが突っ込んで来るのを見て、でぃは素早く、ギコから貰ったナイフを取り出した。
そして走ってくるしぃの胸部目掛けて、思いっきり突き出した!

ドシュ!

刃が肉を裂く音と共に、血が溢れ出した。

「ジィィィィ・・・ナ、ナンデ・・・」

答えず、でぃは刃をその場で抉った。

「ジギィィィィィイ!」

アフォしぃの悲鳴。かなりの音量だが、でぃは眉一つ動かさない。
出血がさらに激しくなった。
そのままナイフを抜き、思いっきり蹴り飛ばす。
吹っ飛んだしぃは、さっきからナッコナッコ言ってたもう一匹のベビの上に降ってきた。

「ナッコー!ナッブジュゥゥギィ!?」

「シィィィィィィ!ベビチャンガー!」

どうやらいとも簡単に潰れてしまったらしい。
でぃはというと油断なくナイフを再び構えている。

「ダラシナイワネ!ゴミナンカニ マケルノハ ギャクサツチュウノ ショウコ!シンデトウゼンヨ!コノ シィチャンガ ヤッツケテ アゲルワ!」

別のアフォしぃがやはり突っ込んで来るが、これにもでぃは動じず、ナイフを首筋に突き刺した。
返り血ででぃは既に体中真っ赤で、ナイフを駆るその姿はつー族顔負けと言える程の様だった。

「ハギャッ・・・ジィィィ・・・」

そのままナイフを首周りで一周させてから抜く。そして首を軽く引っ張ると・・・

ボキッ!ブシュゥウ!

・・・これまた簡単に、首は取れた。
既に真っ赤な体に、さらに真紅の血が降り注ぐ。

「す、すごい・・・」

タカラギコは思わず唸るように言った。
こんなに強いでぃ族は、彼も見たことが無かった。
その時、3匹目のしぃがタカラギコの方を向いた。

「シィィィィ!コウナッタラ サキニ ニセモノヲ コロスワヨ!」

「う、うわあぁぁ!」

それに気づいたでぃは、素早くナイフを投げた。
でぃの手を離れたナイフは風を切り裂き、見事にしぃの後頭部に突き刺さった。

「アギャァァァァ!」

でぃはナイフの刺さったしぃに歩み寄り、ナイフの柄を掴むと、さらに力を込めてナイフをねじ込んだ。

「ギィィィィィ!ジギィィィィ!」

断末魔の悲鳴を上げるしぃからナイフを抜くと、でぃは最後の一匹に向き直った。

887 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:45:16 [ a/aj9eVE ]
「ヤ、ヤメテ・・・オナガイ、コロサナイデェ・・・」

でぃに気づいたしぃは、命乞いをし始める。
最早先刻潰された2匹のベビなど頭にないようだ。

「モウ、コンナコト シナイ?」

でぃの問いかけにしぃは、

「シ、シナイワヨ!ゼッタイニシナイ!」

でぃはその哀れなしぃをしばらく見つめていたが、くるりと振り返り、タカラギコの手を取る。

「サァ、イキマショウ」

「え、あいつはいいんですか?」

「イイノ」

でぃとタカラギコは歩き出した。
でぃは強くなった自分に、若干の戸惑いを覚えていた。
ついこの間まで自分を苛めてた相手をこんなに簡単に・・・。
でぃは改めて、ギコに感謝を捧げるのだった。
・・・しかし、その背後でしぃが動き出していた。

「オバカナ ディネ。コノ シィチャンガ コノママ ヒキサガルトデモ オモッタ?」

しぃは棍棒を手に取ると、こっそりとでぃに近づいていった。
そして間合いに入るなり、

「ゴミクズハ シニナサイッ!」

棍棒を振り上げようとして・・・出来なかった。
その瞬間にはもう、でぃのナイフがしぃの胸部を貫いていたのだ。
でぃは前を向いたまま、後方に逆手に持ったナイフを突き出していた。

「ジィィィ・・・ナンデ・・・ダッ、コ・・・」

まともに喋ることもままならないまま、しぃは自らが作った血溜まりの中に倒れた。
でぃはすでに、しぃの行動を見通していた。
・・・もっとも、しぃがこのまま何もして来なければ、見逃すつもりではいたのだが。

888 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:45:48 [ a/aj9eVE ]
「本当に、本当に、ありがとうございました!」

「イイエ、イインデスヨ、ソンナノ」

路地裏を出た所でタカラギコは早速お礼を言いまくり、それに対してでぃはひたすら手を振った。
体の汚れは、この後銭湯にでも行って落とすつもりらしい。

「何でもいいから、御礼させて下さい!」

そのタカラギコの言葉に、でぃがぴくり、と反応した。

「・・・ナンデモ、イインデスカ・・・?」

その問にタカラギコは、

「もちろんですよ!貴方は命の恩人なんですから!」

笑顔3割増しで答えた。

「ジャア・・・」

でぃはタカラギコをまじまじと見つめた後、口を開いた。

「ワタシノ タビノ オトモヲ シテクレマセンカ?」

「へ?」

旅のお供。それが、でぃからの要求だった。
しばし見つめあう2人。沈黙の時。
ややあって、でぃが口を開く。

「・・・ダメ、デスカ?」

その言葉に悲しげな感情を感じ取り、タカラギコは慌てて言った。

「と、とんでもない!僕なんかで良ければ、喜んで!」

でぃは安堵したようにため息をついた。

「で、でも・・・僕はすごく弱いんですよ?でぃさんのお供が勤まるかどうか・・・」

「ダイジョウブ、デスヨ」

「え?」

でぃはタカラギコを安心させるように言った。

「ワタシモ、イゼンハ トテモ ヨワカッタンデス。ケド、ツヨクナリタイト オモッテ イッショウケンメイ トックンシタラ ナントカ ツヨクナレタンデス。
タカラサンモ ツヨクナリタイトイウ オモイサエアレバ キット ツヨクナレマスヨ」

そこででぃは言葉を切り、タカラギコに向き直って微笑んだ。

「ネ?」

タカラギコはでぃをしばらく見つめていたが、ふいに言葉を紡いだ。

「そうか・・・そうですよね!」

「ソウデスヨ。タトエ イマ ヨワクテモ ダンダン ツヨクナレバ イインデス。
・・・ジャア、イキマショウカ」

でぃの言葉にタカラギコは、

「・・・はいっ!!」

元気よく答えた。
そして2人は、仲良く連れ立って歩き出した。

889 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:46:29 [ a/aj9eVE ]
一部始終を見ていたギコは、

「でぃの奴・・・本当に強くなりやがって・・・」

彼はもう、溢れる涙を堪えようとはしなかった。
それにしても、とギコは呟いた。

「あいつが人を好きになるっていう感情に気づくのは・・・まだ時間がかかりそうだな・・・」

去っていくでぃとタカラギコを交互に見ながら、ギコは2人の姿が見えなくなるまで、ずっとそこに佇んでいるのだった。

890 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:46:46 [ a/aj9eVE ]
弱いからといって、諦めていいのか?

困難にぶつかった時、「自分は弱いから」なんて言い訳をして、逃げていていいのだろうか?

・・・それは違う。

「強くなりたい」

・・・その思い一つだけで、人は変わることが出来るはずだ。

さあ、立ち上がって、手を伸ばそう。

貴方は決して、弱くなんか無い・・・。






<完>

891 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/11/28(火) 22:47:17 [ a/aj9eVE ]
お付き合い頂き、ありがとうございました。
練習スレであるにも関わらず、異常に長くなってしまいました。申し訳ありません。
初投稿だから、というのは言い訳に過ぎませんが、お見苦しい点もあったかもしれません。何卒ご容赦の程を。
そういった点も含めましてどうか、ご批評をよろしくお願い致します。

892 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/13(水) 21:27:05 [ 95Qa08kk ]
僭越ながら。私が見たところでは、おかしな点はありません。
良作です。本スレへ、どうぞいらして下さい。

893 名前:へびぃ 投稿日:2006/12/15(金) 21:30:09 [ Ep0xjmnM ]
>>892さん
どうも、「思い一つで」作者です。
何とありがたいお言葉、もう感無量でございます・・・。
近々本スレに投稿させて頂きますが、それならコテがあった方が便利かな・・・と思ったので、
厚かましいとは思いましたがコテハン「へびぃ」を名乗らせて頂きます。
もし本スレに投稿して、「まだ自分には早い」と感じたら、コテを外して再びこちらで修行します。
その際はどうかまた、ご批評をよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。それでは・・・。

894 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/16(土) 23:29:20 [ hhQGjXEA ]
アブファイブ

モララー「今日のナイトエックス楽しみだな」
僕が道を歩いていると
「ハニャーン」
モララー「猫だかわいい」
僕はその猫を家につれて帰った
そして
「生き物飼うのは難しいけど」
「こういうのはいい経験になるんじゃないか」
こうして猫は家族の一員になった
モララー「今日から君はしぃだ」
しぃ「ニャーン」
僕はこの猫と一緒に暮らすことができた
しつけも僕がやり砂箱を作ったりした。
でも僕の学校では
「アブレッド」
「アブグリーン」
「アブパープルー」
「アブブラック」
「アブピンク」
「アブファイブ登場」
僕の学校ではアブファイブが流行っている
そして授業が終わると皆野良猫を相手に虐待をしている
僕はぜんぜん好きではなかった。
「ようアブファイブごっこしよう」
「やりたくない」
「お前はいつもそうだな」
僕はこの遊びを断り続けている
僕は隠れて毎日しぃを散歩に連れてった
「ナイトエックスのレアカードが手に入ったよ」
友達と公園で遊んでいると
「おいおいそれ超レアカードじゃないか」
僕は「鋼鉄騎士ナイトエックス」がとても好きだった
そんなある日
「クロスファンタジーのラスボスが」
僕は友達にクロスレジェンドの事を話していると
「ニャーン」
しぃが迎えに来てくれた
「おいダッコ怪人じゃねえか」
「お前戦隊系が嫌いだと思ったら」
「こんなの飼ってやがたのか」
「おい最近怪人がいないからちょうどいいんじゃないか」
「やめてくれ」
僕は友達にしぃを近づけるのを止めた
「しぃ逃げろ」
「ニャーン」
「マッドキック」
「ニャーン」
友達はしぃを虐待し始め最後にナイフで切りかかった
「しぃ」
しぃは返事をしなかった
そして
「父さんしぃが階段から落ちて」
「そうかそれは残念だったな」
僕は本当のことをいえなかった
友達に裏切られるのが怖かったから
そして数週間後
アブファイブは打ち切られ代わりに消防戦隊レスキューレンジャーが放送した
当然僕はこの遊びの中にも入らなかった。あの日本当のことを言っていたらいじめられて
僕は学校に行けなかったかもしれない。僕は命を守れなかったことに後悔した。

895 名前:モララー 投稿日:2006/12/17(日) 21:07:23 [ 0GpTdCd. ]
「しぃ」


俺はモララー虐殺者だ。だが俺は虐殺の対象になる奴は一種類を除いて可愛がっている。
が一種類だけを除く・・・。そう、しぃだ。雑巾虫のあのしぃだ。



今日は寒い朝だった。
「おやおや・・・可愛そうに・・・。」
俺は一匹のべビフサを拾い上げながらながら言った。早速、家に帰ると温かいミルクの飲ませ寝せてやった。




次の日・・・




俺はホームセンターの「ニ○リ」の帰りに親子のしぃを見つけた。「雑巾虫めが・・・。」おれは思った。

「ソコノモララーワタシニソノニモツヲチョウダイ!クレナイトアナタハギャクサツチュウヨ!。」
俺は不意にしぃ親子を蹴飛ばした。
「シィィィィィ!!!ナンテコトスルノヨ!。コノギャクサツチュウ!!!。」
「雑巾のくせにうぜぇーんだよ!。」
またしぃ親子を蹴っ飛ばした。
その時、俺は酷いことを考えた。
−べビを殺る。−
俺は素早くべビを掴んだ。「チィ!ナッコ!」と喚いている雑巾を踏み潰した。
「ヂヂィ?」と喚くか喚かないうちに鮮やかな血が飛ぶ!
「シィィィィィ?????シィノアカチャンg・・・・」ぶちゃ!バキッ!ぐちゃ!
10分後彼は正気に戻っていた。
そこにはしぃ親子の死体が残っていた。
「あーあっ!ストレス解消!」
早く帰らないと・・・。大事な子達が待っているから・・・・・。
−終−
いまいち!

896 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/20(水) 22:48:41 [ rE5hExsk ]
>>895
文が変です。
>俺はモララー虐殺者だ。

モララーを虐殺しているんですか?

>俺は不意にしぃ親子を蹴飛ばした。

「不意に」は「いきなり」にしたり
「俺はしぃの親子を蹴りで不意打ちした。」
などにするといいです。

>俺は素早くべビを掴んだ。「チィ!ナッコ!」と喚いている雑巾を踏み潰した。

ベビを掴んだって両手?片手?
それとベビを掴んだんですよね?
雑巾踏み潰してどうするんですか?
それから、掴んだ状態で踏み潰したんですか?
それに雑巾が喚いてるんですか?
踏み潰すなら掴む必要無いですよね?

もっと詳しく書いてください。
>「シィィィィィ?????シィノアカチャンg・・・・」ぶちゃ!バキッ!ぐちゃ!

どうなってるんですか?
ぶちゃ!とか何したか分かりません。
見方によっては激怒したしぃがモララーに
反撃したようにも見えますが。

>そこにはしぃ親子の死体が残っていた。

何時親を殺したんですか?
虐殺がメインなのですから、ちゃんと書きましょう。



最初にベビフサを拾ったのも入れる必要
無いですよね?物語に絡んでくるわけでもないので
入れる必要ないです。
もしかしてモララーを帰らせるために
後から入れたとかじゃないですよね?
それか
>一種類を除いて可愛がっている。
と言う設定のため?

次の日の前の部分を取り除いても不審な点は
ありませんよね?

余分な設定は捨てた方がいいですよ。

897 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/23(土) 16:55:28 [ e/Ouu3go ]
「うわぁぁぁ!」
モナーはそう叫ぶと、手にもっていたナイフでモララーを殺してしまった。
「やってしまった。この先どうすれば・・・・・・」


この話をするにはすこし時間をさかのぼらなければならないだろう。

モナーとモララーは古くからの友人だった。
近所の人は皆口をそろえて、仲のいい友人だったとこたえるであろうほどに。
彼らはよく互いの家に遊びに行っていた。

今日はモララーが私を家に誘ってくれた。
だが、その日モララーの様子がおかしかったような気がしたと私は思ったが、
大して気にしていなかった。そのとき気づいていれば。
いや、気づいていても遅かっただろうが・・・・・・
彼の家に入り、すぐ彼は家のカギを閉めた。
そのとき私は恐怖で足がすくんだ。
いつもの彼の家であるはずなのに、そこにあったのは無数の死体であった。
原形はとどめていない。だが、ギコ、しぃ、チビギコ、おにぎりあたりだろう。
私は怖くなって、近くに無造作に置いてあったナイフを隠し持った。
そして、彼は私にいった。
「次は、君の番だよ」
彼のこの一言で全てを察知した。
「な、なにいってんだよ。俺たち友達だろ?」
動揺する私。
「友達だから、俺が殺してやるんだ」
彼の目は本気だった。
私は怖くなり、隠し持っていたナイフで攻撃した。
急所に当ったらしく、
「そ、そんな 馬鹿な。」
と、言い彼は死んだ。

898 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/24(日) 14:36:37 [ zBX8gdaw ]
>>896
参考にはならないかもしれませんが、一応自分なりの改訂版を。
「しぃ」


俺はモララー虐殺者。虐殺は、まあガス抜きみたいなもんかな。でも、俺は虐殺の対象になる奴は一種類を除いて可愛がっている。
そう、一種類だけを除いて・・・。しぃ、考えるだけで身の毛がよだつ、自己中な雑巾虫だ。


今日は寒い朝だった。
「おやおや・・・可哀想に・・・。」
行きつけのホームセンターの前で、俺は一匹のべビフサを拾い上げながらながら言った。
ベビフサは俺の手の中でがくがくと震えている。この寒さでは当然だろう。
早速家に帰り、温かいミルクを飲ませ、俺のベッドに寝かせてやった。
最初はなんだか警戒していた様子だったが、数十分もすると泥のように眠ってしまった。
思わず顔を覗き込む。ベビフサはくぅくぅと小さな息を立てて寝ていた。
「オカアサン、マッテ、オカアサン・・・」
・・・可哀想に、この子は親に捨てられたのか。
ベビフサの頭を優しくなでてやり、俺は寝床に入った。




次の日・・・




俺はホームセンターの帰りに親子のしぃを見つけた。
(雑巾虫め・・・)
軽くその親子を睨んでいると、ちびしぃが俺に向かってこんな事を言ってきた。
「ソコノ モララー!ワタシニ ソノ ニモツヲ ヨコシナサイ!ヨコサナイト アナタハ ギャクサツチュウヨ!」
見る見るうちに憎悪の念が俺を支配する。
思い切り振りかぶり、親しぃを蹴り飛ばす。ちびしぃがそれに気を取られている間にもう一度振りかぶり、丁度顔が正面に来るあたりにちびしぃも蹴り飛ばした。
「シィィィィィ!!! ナンテコトスルノヨ! コノ ギャクサツチュウ!!!」
腹のあたりを抑え、耳障りな鳴き声で喚くしぃ。それは俺の精神を更に逆撫でした。
「雑巾のくせに偉そうに歩きやがって・・・うぜぇーんだよ!」
もう一度親子を蹴り飛ばす。
その時、しぃの胸の中に大事そうに抱えられているベビが、ちらりと見えた。
−べビを殺る。−
つかつかとしぃに歩み寄り、胸元に手を突っ込んでベビしぃを引きずり出した。
「チィ!ナッコ!」なんて喚いている雑巾を地面に叩きつけ、踏み潰す。
鮮血が鮮やかに宙を舞い、残ったのはベビであった肉塊だけ。
「シィィィィィ?????シィノアカチャンg・・・・」
そう言い終わる前に俺の膝が親しぃの顔にめり込む。
「皆死んじまえ。しぃ族はこの世にはいらねえんだよ・・・」
10分後、俺は漸く正気に戻ったようだ。
そこにはしぃ親子の死体が転がっていた。
「あーあっ!ストレス解消!」
早く帰らねば。家には、俺の大事な子達が待っている。
−終−

こんな感じでしょうか・・・
取り敢えずアドバイスとしては、「視点を固定する」と言う事が大事だと思います。
例えばこのお話では、
「彼はモララー。」
と言う書き出しで始めれば第3者視点になりますし、
「俺はモララー。」
と言うふうにすれば自分視点になります。
それがごちゃごちゃになると非常に読みにくくなるので、気をつけたほうがいいですよ。
長文失礼。

899 名前:>>898 投稿日:2006/12/24(日) 14:51:07 [ zBX8gdaw ]
失礼、>>896ではなく>>895でした。

900 名前:モララー 投稿日:2006/12/25(月) 11:49:49 [ aCbPDREg ]
俺、初心者だから・・・
アドバイスありが㌧御座います。

901 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/26(火) 14:34:48 [ BXauF5ps ]
>>900
いえいえ。氏は素質ありそうですから、今後も頑張って下さい。
なんか皆様の(・∀・)イイ作品を見ていたら自分も書きたくなってきました。
それでは、以前から温めていたアイディアを一つ。

「血みどろバスケット」

授業が終わり、教師が教室を出て行くのを睨みながら、ぼやくギコ族の青年が一人。
「ったく、あの先公訳分かんねえ・・・何が『虐殺はするな』だし・・・」
「荒れてんな、ギコ。」
歩み寄ってきたのはフサギコ族の青年だ。
「お、フサ。ったく、マジで訳分かんねえよな。何で虐殺をすんなだの何だのを先公に言われなきゃなんねえんだ?」
「全くだ。その当たりは学校の守備範囲外だと思うんだがな。」
会話に入ってきたのは、シャープな眼鏡を掛けたモララー族の青年。如何にも『インテリ』と言った感じだ。
「お前もそう思うか。だよなぁ!ったく、学校はどこまで生徒の私生活に踏み込んでくんだよ・・・」
「ソウダヨナァ。ウゼェヨナ、先公ッテ。」
ここにもう一人、会話に加わる青年がいた。つー族の快活な女子である。
「みんな考えてることは一緒か・・・もう1回やりてえなあ・・・血みどろバスケ。」
ギコが嘆息する。それにつられるように、その場は溜息の大合唱。
「取り敢えず帰ろう。ここで愚痴愚痴言っててもしょうがないからな。どうしても言いたいなら家に来い。」
3人の目が輝く。と言うのも、モララーの家はこの当たりでも類を見ない大富豪。行って損をしたと思ったことは1度もない。
「本当か?なぁ〜、血みどろバスケやろうぜ〜?」
ギコが嘆願の目でモララーを見る。
相変わらずモララーは無表情のままだ。
「まあいいが、ここでは誰が告げ口しようと目を光らせているかも分からん。取り敢えずは外に出よう。」
その場の全員がこくりと頷き、荷物を纏める為其々の席へ戻った。

902 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/26(火) 16:31:21 [ BXauF5ps ]
>>901の続きです。

学校の正門前で待ちぼうけを食らっている3人。1番最初に口を開いたのは、何よりも『待つ』ことが嫌いなフサギコだった。
「ったく、ギコのやつ何やってんだ?『ちょっとやることがある』なんてぬかしやがって・・・」
「まあそうカリカリするな。短気は損気だぞ。」
「チッ・・・大体あいつは昔から時間にルーズなんだよ。ガキの頃、待ち合わせで何回待たされたことか・・・」
「ソレガ アイツ ラシイトモ 言エル ケドナ。」
校舎の方から駆ける足音が聞こえてくる。ギコだ。
「悪ぃ、悪ぃ、思ったより時間掛かっちまった。」
「遅えよ!ったく、何してやがったんだ?」
「人数集めだよ。この後何時出来るかも分からないだろ?だから今日は盛大にフルメンバーでやろうと思ってな。」
見ると、ギコの後ろから数人が駆けてくる。
「ほぉ、モナーにネーノにガナーにのーに、流石兄弟か。随分集めたな。」
モララーが駆けてきたメンバーの顔を見ながら言う。
「宜しく頼むモナ。」
「兄弟共々、宜しく頼むぞ。」
「ああ、今からワクワクするんじゃネーノ。」
「今日は宜しくね。」
「よろしゅう。」
各々がモララーに挨拶をする。
「よし、じゃあ挨拶も終わったことだし、みんなでモララーの家へ直行だ!」
生徒達の声が、夕焼けの空に響き渡った。

「ただいま、母さん。今日は友達を連れてきたよ。」
モララーがそう言うと、奥のほうから品の良さそうな女性が静々とやってきた。
「お帰り。あら、こんにちは。」
「こんにちは。」
一同が頭を下げる。
「母さん、これから暫く、地下のバスケットコートを使いたいんだけど・・・」
「またあれをやるのね。そんな気がして、今日はベビギコとかを沢山用意しておいたわよ。下に持って行っておくから、皆さんも楽しんでいってね。」
「はい。」
モララーの母はにっこりと笑うと、奥へ入っていってしまった。
「それじゃ、やるとしようか。取り敢えず付いてこい。」

長い階段を下り、開けた先にあったのは、学校の体育館ほどもある広大なバスケットコートだった。
「相変わらずでけえなあ、お前んちはよ。」
モララーの肩に手を掛けながら、呆れたようにフサギコが言う。
「大きいは大きいなりで大変なもんさ。セキュリティの問題とかね。まあそれはいいとして、各自準備をしてくれ。こっちも準備するから。」
そう言うと、モララーは部屋の隅のほうへ行ってしまった。
「さて、着替えるとするかな。」
フサギコの言葉に釣られ、一行は入り口近くにある更衣室に歩を進めた。

903 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/26(火) 16:33:03 [ BXauF5ps ]
更に続きです。

十数分後、一行は上下バスケのユニフォームにバッシュという『完全武装』で更衣室を出た。
「全く、バスケのセット一式丸ごと貸すなんて、ここんちにはいくら金があるんだよ・・・」
「ギコ、そりゃ貧乏人の僻みにしか聞こえんぞ。」
そんな会話をしながらコートに入ると、そこには既に着替え終わったモララーが、幾つかの大きな段ボール箱とともに佇んでいた。
「お、来たか。それじゃ、『あれ』を入れるぞ。誰か手伝ってくれ。」
一行が、モララーのそばに駆け寄る。
勢いよく段ボールのガムテープを剥がすギコ。
それを見て心配したのか、モララーが声を掛ける。
「乱暴に扱うなよ。試合が始まる前に死んでたんじゃ話にならん。」
「わーってるよ!」
既に段ボールの中からは、『チィチィ』や『ミュー』という泣き声がしている。
その中から一つずつベビを取り出すと、コートの中に入れていった。
数分後・・・
コートの中はベビで埋め尽くされている。しかもベビたちは生まれて間もない、人間で言えばまだ胎児の状態だ。
当然、歩くことも、這うことすら出来ない。
「やっぱりこれだけ人数がいると早いな。よし、じゃあやるか!」
「ちょっと待った!何か忘れてない?」
ここまでの流れに水を注すようなモララーの言葉に、首を傾げる一行。
「ア、チーム決メ シテナイジャン。」
「そうだ、すっかり忘れてた。」
「ソウイヤ イツモハ 適当ニ 決メテタカラナァ・・・」
「どうする、モララー?」
ギコにそう言われ、考え込む表情をするモララー。
「そうだ、ちょっと待ってろ。」
そう言って、空のダンボールを持ってそろそろとコートの中に入るモララー。
うっかりベビを踏み潰してしまわないよう必死だ。
彼はダンボールの中にベビギコとベビしぃを幾らか入れると、またそろそろと戻ってきた。
「この中にはベビギコとベビしぃが5匹ずつ入ってる。後ろ向きで一人ずつ中に手を入れて、どちらを掴んだかで分けよう。」
なるほど、といった表情で、一行は1列に並ぶ。
「それじゃあ、一人ずつ取っていってくれ。手触りで選ぶのはなしだぞ。」

最後のベビギコを取りながら、モララーが言った。
「これで最後だな。よし、チームを確認するから、一旦集まってくれ。」
一行がモララーの周りに集まり、自分の取ったベビしぃやベビギコを突き出す。
「なるほど、ギコ、流石兄、つー、ガナー、漏れがベビギコ組、フサギコ、流石弟、ネーノ、モナー、のーがベビしぃ組だな。」
各々の突き出しているベビたちを見ながら、モララーが言う。
「よし、チームも決まったし、始めっぞ!」
フサギコのこの声で、一行は一斉にコートの中に入っていった。

続きます。

904 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/26(火) 19:28:53 [ YwVoAZNc ]
虐殺や虐待描写まで書いてから書き込まないのは何で?

練習スレに書き込まれた時点で評価を欲してる訳なんだろうから
それなら、それで、相手に評価してもらいやすい状況を作るべきだろ

905 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2006/12/27(水) 00:41:07 [ 8FmjIEvc ]
>>904
すみません、先にWordなどで編集してから投稿するべきでした。
短く終わらせるつもりだったのですが、予想より長くなってしまいそうです。
なので、もう少しだけお待ちください。すみません。

906 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/04(木) 22:06:07 [ NVspGgLI ]
>>905
未完成とはいえ、文章力自体は全く問題なさそうだから
もう少し書き上げてから本スレに貼ってもよかったかもね。

907 名前:モララー 投稿日:2007/01/08(月) 15:02:04 [ SKMwhjLQ ]
よし第2作目!
「虐殺入門テレビ」


今日は快晴、雲ひとつ無い。
そんな日にある団地でボーっとテレビを見ているAAが居た。
彼は学生のモナー。休日なので家で過ごしている。
「ふぅ・・・。見る番組が無いモナ。」
と言いながら新聞を開き、眺めていると、
「虐殺入門」
という番組が目に入った。
「おかしな番組モナね。まぁとりあえず見てみるモナ。」
そしてその虐殺入門とか言う番組にしてみるとちょうど始まったらしい。
「さぁ!今回も始まりました!虐殺入門テレビです!」
と司会の声。
「今回のゲストは、虐殺ならお任せ!モララーさんです!。」
と司会の声。
「虐殺なら得意なんだからな!。」
とゲスト。
「それでは早速モララーさんにやって頂きましょう!さぁモララーさん舞台へ!」
と司会。
舞台に上がったモララーの目の前にあるのが、2匹のチビフサだった。
「神戸牛が食べたいデチ!」
「マターリするデチ!」
とチビたち。
「では早速殺るんだからな♪」
とゲスト。
「ではまずは虐殺の原点耳もぎ!」
1匹のチビフサを片手で掴むともう一つの手でチビの右の耳を引っ張った!
「イタイデチ!何するデチか!」
とチビ。
そして・・・ぶちん!。
「ギャャャャャャ!!!!!チビタンのオミミがーーーーー!。」
チビの悲鳴とともに、チビの右耳がもげた!
「ギャァァァ!・・・ギャァ・ァァ・・・ァ。」
と言ってチビは逝った。

「助けてデチ!!!。」
と残りのチビ。
チビの声を無視してゲストは
「では次行ってみるかYO!。」
今にも笑いそうな顔だった。
「助けてデチ!!!!」
とチビ。
「無駄だYO!君には此処で逝ってもらうんだな!。」
と面白がってるゲスト。そしてついに!
ゲストはナイフを取り出して、器用にチビの皮を剥ぎ始めていった。
「君は毛がありすぎなんだな!伸ばしているのかYO?。」
とゲスト。そしてすべて皮が剥げてしまった!
「寒いデチィィィ・・・」
とチビ。
「それじゃあ温かくしてやるからな!。」
とゲスト。
そしてゲストは熱湯を用意するとその中に・・・
ドボン!
熱湯の中にチビを落としたのだ!
「火ギャァァァァアジュイィィィィィ!!!。」
とチビ。
「よーく温まれYO!。」
とゲスト。
「さぁお時間がやってきました・・・。皆さん!また来週〜!」
と司会。

「・・・なんか凄い番組だったモナね。」
とモナー。
「もっとイイ!休日を過ごしたかったモナにはぴったりモナね。」
と言いながら、モナーは家を出た。




モナーがこれから何をするのか・・・それは、言うまでも無い。






908 名前:スツーカ 投稿日:2007/01/09(火) 14:31:25 [ vx9SdxNE ]
ある部屋でモナーとその友人モララーがいた。
彼らは同じ趣味を持っていた。
それは虐殺である。
「久々にやらないか。」
そういったのはモララーであった。
「そうだ。いいものが手に入ったモナ。」
そういってモナーは部屋から小型のバーナーとふたが閉まった空き缶を取り出した。
「ブロートーチか。だがその空き缶はなんだ?」
「これは手製の手榴弾だモナ。」
「あとナイフな。これだけあればいいか。さぁいこうか。」

そして彼らはある平原へいった。ここは狩場として人気の高い場所だ。
「見つけたぞ。音を立てないように気をつけろ。」
「了解だモナ。」
前方にはチビ共がいる。こちらには気づいていない。
「手榴弾をつかうぞ。」
モララーはピンを抜き手榴弾を投げた。
激しい爆風と轟音とともに悲鳴が聞こえる。
「ヒギャャャャャャ!!!!!」
「助けてデチ!!!。」
まだ生き残りがいるらしい。流石にしぶといな。
「ブロートーチを貸してくれ。」
「ちぇっ じゃあナイフを使うモナ。」
モナーとモララーはそういうと重症のチビ共のところに向かった。
だがチビ共は必死に逃げようとしたが、足が動かず足をバタバタさせることしかできなかった。
「助けてデチ!!!。」
「チビタンだけは見逃してぇーー!」
だがこんなことで止められるわけが無かった。
「俺はこのちびフサをもらおう 火がよくつきそうだからな。」
「それじゃあモナはこのチビをもらうモナ。
ブロートーチを持ったモララーはちびフサのもとへ進んでいった。
「助けてデチ!!!。」
「すぐラクにしてやるよ」
そういうと手にもっているブロートーチから炎がでた。
「来るなデチ!!!。」
「楽にしてやるっていってんだろ!」
そういうとブロートーチを近づけた。
「ヒギャャャャャャ!!!!!」
そういうとチビフサは炎につつまれた。
モナーはもう終わったのかこっちに近づいてきた。
「いいなこれ。今度また貸してくれよ。」
「ヒドイモナ! モナが先に使おうと思ってたのに!」
「まぁそういうなよ なんかおごってやるから。」
「それならいいモナ。」
そういって彼らは帰っていった。
だが明日になれば彼らは普通の社会人。
誰が彼らを虐殺者だと思うだろうか。



909 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/10(水) 09:18:57 [ 1zFmRk12 ]
お待たせしてすみませんでした。
>>903の続きです。
>>903の最後とこれの最初が矛盾してますが、スルーしてください。

勢いよくコートの中に入っていこうとする一行を手で制止するモララー。
「ちょっと待った!」
「ぁんだよモララー。」
フサギコが不満そうな声を漏らす。
「試合が始まるまでは1匹たりとも殺すなよ。コートに入るときも細心の注意を払え。」
一行からため息が漏れる。それは、度を越えた完璧主義のモララーに対する無言の抗議であった。
「わーった、わーった。始まってからな。」
これ以上抗議しても無駄なことは全員が分かっていた。モララーの言葉通り、一行はそろそろとコートに入った。

コートの真ん中に立ち、指の上でボールをくるくると回すフサギコ。
「さて、ルールは分かってるな?今回は人数が偶数だから、審判は兼選手として俺がやる。」
全員がこくりと頷く。
「よし、それじゃあポジションに就け。くれぐれも『殺すなよ』」
明らかに嫌味を込められてモララーへ放たれたそれは、モララーの冷徹な視線とともに一行へと跳ね返った。
「ジャンプボールは?」
「俺だ。」「俺だ。」
そっくりな声が重なり、流石兄弟がそろそろと前へ出る。
「お、兄弟対決か。面白くなりそうだな。」
流石兄弟は答えない。兄弟たるもの、互いの気持ちは目で語るべし、と言うことだろうか。
「よし、じゃあ始めるぞ!」
フサギコがボールを思い切り高く投げ上げる。
それは空中で一度ふわりと止まった後、一直線に落ちてきた。

910 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/10(水) 09:19:34 [ 1zFmRk12 ]
続きです。
二人がジャンプし、ボールへと手を伸ばす。
触ったのは、二人ともほぼ同時だ。ボールはやや兄者側に軌道を変えて落ちる。
二人が着地すると同時に、全員が動き出す。
「グチャヴ」というような、ベビたちの肉が、骨が、臓器が一行によって踏み潰される嫌な音と、ベビギコ、ベビしぃの断末魔が、その場に響き渡り続ける。
一行の声はそれに混じって微かに聞こえる、そんな感じだ。
「フサ、パス!」
ネーノの甲高い、独特の声が響く。
「っしゃあ、ほれ!」
ボールは既に血で染められている。回転によって撒き散らされるそれは、まさに血の雨と例えるにふさわしいだろう。
ネーノの腕にがっちりと捕らえられた血塗られたボールは、ネーノの浅緑の腕を紅く染めていく。
そんなことも気に留めず、ネーノはドリブルで独走態勢に入った。
「へっへ、余裕じゃネーノ?」
そんなことを呟きながら、あっと言う間にゴールに迫っていくネーノ。
誰もがネーノのシュートを予測した、そのとき!
「よっしゃー、ダンク・・・ぬわっ!」
まるでギャグ漫画でバナナの皮で滑るように、前のめりになるネーノ。
ネーノが転倒する派手な音が響く。
何故彼は転倒したのか?理由は簡単である。踏み切りのときにネーノが胴体だけ踏み潰していたベビしぃの肉と皮が、ネーノを滑らせたのである。
そう、まるでバナナの皮のように。
ネーノはダンクシュートを決めるために深く踏み切った。それが仇となったのだ。
「あっはっは、情けねぇなぁ!」
コートに一行の笑い声が響く。
顔から、手から、足から血を滴らせてゆっくりと立ち上がるネーノ。その顔に年相応の「やっちまった」と言うような笑みはない。
笑い声は一瞬で消え去り、見る間に一行の顔が凍りつく。
無理もない、一行の視線の先にあったネーノは目に怒りの炎をともして、こちらを睨みつけていた。

911 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/10(水) 09:20:05 [ 1zFmRk12 ]
ネーノはノリがよく、明るい反面、高いプライドの持ち主であった。
彼はいつも目を細めてニコニコと笑っているが、そのネーノが今「開眼」した。それが彼の逆鱗に触れた合図であると言うことは、全員の暗黙の了解となっていた。
ネーノがその視線を足元のベビしぃに向ける。
「チィィ・・・ナッ・・コ・・・」
どうやらこのベビしぃは他のそれよりもやや成長しているようである。
胴体を潰されてもまだ生きているとは・・・これがしぃ族異常繁殖の所以だろうか。
ネーノの視線を感じ、弱弱しく上を見上げるベビしぃ。
「ナッコ・・・」
「まだ言ってんのかよ。」
その声は、ネーノ独特の声ではなかった。低く、暗く、色に譬えると「どす黒い」と言った表現が合うような、そんな声だった。
最早語尾の「〜ネーノ」などあったものではない。
突如、「ベキャヴ」と言ったような音がコートに響き渡った。
ネーノの踵落しの音だった。
それはベビしぃの頭部をピンポイントで粉々に砕いていた。
「てめぇの、所為で、ダンク、失敗したじゃねえか!」
文章を文節で区切り、その合間に既に肉塊と化しているベビしぃを踏み潰し続けるネーノ。
誰も彼を止めることなど出来なかった。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
まだ荒い息を落ち着かせ、こちらに向き直ったネーノは、目を細めて笑う、いつものネーノであった
「続きやろうじゃネーノ!」

「よし、そろそろ試合終了!」
フサギコの声が響く。それに連れられ、一行が中央に集まってくる。
床のベビたちは血みどろの絨毯と化していた。歩くたびに「ニチャッ、ヌチャッ」と言うような音が響く。
「いつも思うんだけどよ、これって終わりめちゃくちゃ適当だよな。」
ギコの尤もな意見に一行の笑い声が響く。
「結果発表。ベビギコ組、53点。ベビしぃ組、58点。ベビしぃ組の勝利!」
ベビしぃ組から歓声が沸く。
「おいおい、ずるしてねえだろうな?」
「失礼なことを申すな!我輩はちゃんと数えておったぞ!」
また一行の笑い声が響いた。
「よし、そんじゃそろそろ帰るか。ユニフォームとかはこのままでいいんだよな?」
「ああ、その辺に置いておいてくれ。」
こうして一行は着替え、モララー邸を後にした。
こんな残虐な彼らも、学校に通えば普通の青年。
人は見かけでは、判断が付かないものである・・・


912 名前:凌兎 投稿日:2007/01/10(水) 09:21:43 [ 1zFmRk12 ]
お付き合い有難うございました。
時間がなくて最後のほう適当になっちゃってますが、そこはスルーでw
>>906
有難うございます。次からは本スレで書き込むと共に、コテ「凌兎」を名乗らせていただきます。

913 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/15(月) 21:45:34 [ 7IPpX3Ko ]
>>凌兎氏
表現力はかなり高めだと思います。本スレ行っても問題ないでしょう。
ただし「適当だけどスルーでw」とかは絶対やめましょう。

>>スツーカ&モララー
セリフだけの台本小説レベルです。 もう少し地の文章で表現する事を
覚えて下さい。
特にモララーはセリフの後に「と司会」「とゲスト」「とチビ」みたいに
誰のセリフかいちいち説明を入れないように。

914 名前:凌兎 投稿日:2007/01/16(火) 16:55:34 [ z1n5MpTc ]
>>913
すみませんでした。以後気をつけます。
それで、言い返すわけじゃないんですが、貴方様も文章力のあるないに関わらず、評価対象者にさん、氏付けはしたほうがいいと思いますよ。
見ず知らずの人物に呼び捨てにされるのは、あまり気持ちのいいものではありませんからね。

915 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/17(水) 19:12:04 [ CnxICTDc ]
>>914
いや、まともに評価しているだけ親切だと考えるべき。
わざと片言みたいな小説を投下する、2ch2辺りから
来てる荒らしに、この2者は酷似してるから。
この手の愉快犯は、sageなかったり、カタカナコテを
使う傾向がある。
荒らしの特徴を満たしている書き込みに対して、
相応の対応をしている、つまりは荒らしに対して、
また荒らしでない純粋な投稿者に対しての2通り
いずれにも対応した書き込みである、ところを
みれば、むしろこの上なくきちんと評価をしている
とさえ言える。

ああ。
その辺の見落としも、適当にスルーしとけばよかったか。

916 名前:モララー 投稿日:2007/01/17(水) 20:57:38 [ HKcKPwT2 ]
アドバイスありが㌧ございます。

917 名前:凌兎 投稿日:2007/01/18(木) 07:49:32 [ TkSnknQo ]
>>915
そうなんですか、すみませんでした。私が未熟だったようです。
適当にスルーは本当にすみませんでした。反省しています。

918 名前:スツーカ 投稿日:2007/01/18(木) 19:07:44 [ EmD1CNMI ]
アドバイスありがとうございます。

919 名前:orz 投稿日:2007/01/29(月) 23:19:48 [ BxUhBeaA ]
見にくいので平仮名にしてあります。


「起きた?この糞虫。」

一匹のでぃがポツリと呟く。
何故だか知らないけれど、私の手足がイスに固定されている。
何十も何十も縄が巻かれていて、無理に動くたびに肉に食い込む。
私、どうなったんだっけ。
確か、このでぃを虐めてて、そしたら記憶がなくなって・・・?

「まだ気付かないの?さっすが低脳ね。
いいわ、教えてあげる。彼方はね、私に殺されるの。」
「・・・は?ふざけるのもいい加減にしなさいよ!
なんでしぃちゃんがアンタみたいなマターリの敵に殺されなくっちゃいけないのよ!」

でぃの耳が、ピクッと動く。
ヤバイ、言っちゃいけないことだったかな。

「ふう、ん。私がマターリの敵?
自分の過去を振り返ってから言ったら?」

それでも、怒りを隠しているように、
グッとこらえているように・・・冷静に喋る姿が、私の背筋を冷たくさせた。

「しぃちゃんは、マターリの為にダッコもやってるのよ。
バッチイでぃ、アンタこそ生きてる時点でマターリの敵よ!」

でぃはそれを聞くと、何かを決心したように向こうにあったドアへ手をかけた。
そして、ゆっくりドアノブを回し、隣の部屋へと去っていった。

所詮はでぃ。でぃがしぃに抵抗できるわけがない。
それに・・・あのでぃは弱そうだし。口ばっかりだったりして。
もしかしたら・・・何かくれるのかもしれない。
「すいませんでした、私はばっちいでぃです。この世のゴミです。」
とか言って、お礼の品と謝罪金もくれるかもしれない・・・。

「糞虫。お前は完全なアフォだ。アフォしぃだ。
アフォしぃなら・・・殺しても犯罪にはならない。
しかも、私がでぃだから、「虐められて」って言ったら、私の株も上がるでしょ。
だとしたら、私も都合がいいの。一匹でも多く、アフォしぃを殺すのも私の望みだから。」

ニコッ・・・と悪魔の笑みで微笑む。
どうしよう、このでぃ、普通のでぃじゃない。
私を殺す気だ。殺す気だ・・・っ!

「でっ、でもね、ほら、他にもいっぱ〜いしぃはいるじゃない!
虐殺厨のモララーとか、意地悪なギコ君、いい子ぶってるモナーも!」

「駄目なの。私は、でぃが一位の世の中にしたい。
いずれはやるわよ、モララーも、モナーも。
でもね、今一番邪魔なのが・・・しぃなのよ。
私の株を最も下げる、ウザイアフォしぃなのよ!!」

ちょっとここまで。

こういうのはOkなのでしょうか・・・。

920 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/01/31(水) 22:53:04 [ MaeT7j0w ]
>>919
半角カナを読みやすいように平仮名に直すのはOKです。
ただ、セリフ回しがしぃやでぃのイメージとかけ離れすぎてる気が・・。
(設定厨くさい言い方ですが)

あと始めの方に、二匹の状況をもう少し詳しく書いておくべき。
この部屋は、しぃがでぃを虐めてた場所? それとも全然見覚えのない場所?
なんで虐めてる最中に突然記憶がなくなるの? 
しぃを縛り上げられるほど強いでぃが、なんで虐められてたの?

もう少し細かい部分に不自然さがないか、推敲を重ねた方がいいでしょう。
それに途中でも、ぶん殴って鼻血を出させる程度の虐シーンくらいなら入れられるはずですよ。

921 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/01(木) 23:38:46 [ /1f.t1pc ]
文章の中に日本語としておかしい表現もかなりありますね。
どうも今まで読んだ本から、気に入った部分を流用してつなぎ合わせただけみたいな
印象があります。 自分で文を組み立てられるように頑張ってください。


>>何十も何十も縄が巻かれていて
  →何重にも縄が巻かれていて

>>確か、このでぃを虐めてて、そしたら記憶がなくなって
  →確かこのでぃを虐めていたはず。どういうわけかそこから先の記憶が・・

>>それでも、怒りを隠しているように、
>>グッとこらえているように・・・冷静に喋る姿が、私の背筋を冷たくさせた。
  →怒りをこらえて冷静に喋る姿が、かえって私の背筋を・・

>>しかも、私がでぃだから、「虐められて」って言ったら、私の株も上がるでしょ。
  →それに私はでぃだから「虐められて」って言ったら同情をひく事もできるでしょ。

>>そして、ゆっくりドアノブを回し、隣の部屋へと去っていった。
  (部屋に戻った記述がないまま、次の展開へ移っている。)

922 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/03(土) 22:54:35 [ wWSKO90E ]
男の目の前には赤い肉塊が転がっていた

幅60cm、高さ2〜30cm程の生暖かい液体を垂れ流しながら僅かに動いている

「・・・・・・・ファ・・・・・・・・ファヒィ・・・・・・・・ヒャ・・・」

赤い裂け目からかすれた糸のような音と最後の僅かな空気を吹き出してその赤い肉塊は動かなくなった

「チ・・・・チビタァン!ウワァァァァァァ!」

奇妙な音を発しながら走り寄る糸の付いた肉塊をすえと見つめ、「それ」

                ボグィ

「ヒギャァッ・・・・・・」

寒天質の肌色の物体が赤い鉄臭い液体と共に肉塊から流失していった
まるでそれが肉塊を突き動かしていたかのように赤い液体が出なくなると共にその肉塊も
2、3回振動し、動かなくなった

男は自分の頭を撫で、にこやかに微笑を浮かべながら

923 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/03(土) 22:54:59 [ wWSKO90E ]






             ドッ

924 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/03(土) 22:55:14 [ wWSKO90E ]



真っ赤な真っ赤な部屋の中

沢山の生暖かい液体と冷たい肉塊に囲まれて

男は笑って逝きました


             ドッ

925 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/03(土) 22:56:31 [ wWSKO90E ]
・・・・・・おい・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・おー・・・・・・・い・・ 
    ・・お・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

926 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/04(日) 14:43:01 [ uPR7XGm. ]
>>922-925
話の内容が全然わからないのですが。
「肉塊」の表現もまわりくどすぎます。

927 名前:orz 投稿日:2007/02/04(日) 16:08:29 [ 0kEi44EY ]
>>920さん、>>921さん、アドバイス有り難うございます。
指摘された所を修正してみました。


「起きた?この糞虫。」

一匹のでぃがポツリと呟く。
何故だか知らないけれど、私の手足がイスに固定されている。
何重にも縄が巻かれていて、無理に動くたびに肉に食い込む。
私、どうなったんだっけ。
確か・・・

このでぃがモララーにご飯を貰ってて、
悔しくなって私がそのでぃを虐めて・・・
モララーがその場所から見えなくなったときに、
それからは・・・何だろう。記憶が無い・・・。
でも、確かにでぃを虐めてたはず。ただ、どういうわけか、そこからの記憶が・・・。

「まだ気付かないの?さっすが低脳ね。
いいわ、教えてあげる。彼方はね、私に殺されるの。」
「・・・は?ふざけるのもいい加減にしなさいよ!
なんでしぃちゃんがアンタみたいなマターリの敵に殺されなくっちゃいけないのよ!」

でぃの耳が、ピクッと動く。
ヤバイ、言っちゃいけないことだったかな。

「ふう、ん。私がマターリの敵?
自分の過去を振り返ってから言ったら?」

怒りをこらえて冷静に喋る姿が・・・かえって私を身震いさせた。

「しぃちゃんは、マターリの為にダッコもやってるのよ。
バッチイでぃ、アンタこそ生きてる時点でマターリの敵よ!」

でぃはそれを聞くと、何かを決心したように向こうにあったドアへ手をかけた。
そして、ゆっくりドアノブを回し、隣の部屋へと去っていった。

所詮はでぃ。でぃがしぃに抵抗できるわけがない。
それに・・・あのでぃは弱そうだし。口ばっかりだったりして。
もしかしたら・・・何かくれるのかもしれない。
「すいませんでした、私はばっちいでぃです。この世のゴミです。」
とか言って、お礼の品と謝罪金もくれるかもしれない・・・。

そのとき、ゆっくりとドアの開く音がした。
でぃは、ドアを閉めたことを確認すると、内側から鍵をかけた。

「糞虫。お前は完全なアフォだ。アフォしぃだ。
アフォしぃなら・・・殺しても犯罪にはならない。
それに、私がでぃだから「虐められて」って言ったら、同情をひく事もできるでしょ。
そしたら、私も都合がいいの。一匹でも多く、アフォしぃを殺すのも私の望みだから。」

ニコッ・・・と悪魔の笑みで微笑む。
どうしよう、このでぃ、普通のでぃじゃない。
私を殺す気だ。殺す気だ・・・っ!

「でっ、でもね、ほら、他にもいっぱ〜いしぃはいるじゃない!
虐殺厨のモララーとか、意地悪なギコ君、いい子ぶってるモナーも!」

「駄目なの。私は、でぃが一位の世の中にしたい。
いずれはやるわよ、モララーも、モナーも。
でもね、今一番邪魔なのが・・・しぃなのよ。
私の株を最も下げる、ウザイアフォしぃなのよ!!」

パァン・・・と高い音が周りに響く。
右頬が痛い。

「ちょっ・・・しぃちゃんを虐めると、マターリの神様が怒っちゃうんだからね!」

パァン。
もう一発。

「私に口答えするな!!」

「でも、しぃちゃんをいじめると・・・」

パァン。

「言ってる事もわかんないの!低脳!口答えすんなって言ってんだよ!!」

だんだんでぃの口調が荒くなる。

928 名前:orz 投稿日:2007/02/04(日) 16:24:30 [ 0kEi44EY ]
私は、どうなるの。
このまま流れにノってでぃに殺されてしまうの?

でぃは、少し目をつぶり、そして目を開き・・・
私の顔を舐めるようにジッと見ながら言った。

「お前、どっちの手が好き?」

「・・・手ぇ?」

「そう、手。どっちが大事な手だ?」

なにこれ。クイズ?
私の右手は食べるのに必要だし、左手は食べ物を支えるのに必要だし、
両手がないとダッコできないし!

「しぃちゃんのおてては両方大事!」

クス とでぃが少し笑う。

「じゃあ、両方捥ぎとってやるよ。」
「え?」

ギュッと、右手に力がかかる。

「右手からにするか。」
「まっ、まってよ!しぃちゃんは両方大」

ブチッ・・・

鈍い音が響く。
ダラリっと断面から瀧のように流れる赤い液体。
ジンジンと後から増してくる、我慢できない痛み!

「シィィッ!!あ、あ・・・しぃの、大事な、おて、て・・・。」

「まだまだ。左手もあるんだよ?」
「やめて!ダッコができなくなっちゃう!
しぃちゃんはダッコがないと死んじゃうの!」

左手にも、同じ力がかかる。

929 名前:orz 投稿日:2007/02/04(日) 16:33:34 [ 0kEi44EY ]
「いやっ!しぃちゃんのおてて、もう取っちゃいや!」

どうにか手を離させようと必死に抵抗するが、
でぃの手は離れそうに無い。

「ああ、もう。そんなに暴れると首まで裂けるわよ。」
「ひっ・・・」

ピタ・・・と抵抗が止む。
手だけじゃない。首まで・・・。

「どの道、首も捥ぐんだけどね!」

ブチッ・・・
また、右手と同じ音。
両手から流れる、大量の血。
左手からも、だんだんと痛みが増してくる。

「あああああ!!しぃちゃんの、手が!ダッコが!」

「本当にダッコしか目がないのね。
さて、手ときたら・・・足よね?」

足まで?私は、でぃを少しだけ虐めただけなのに。

930 名前:orz 投稿日:2007/02/04(日) 16:47:14 [ 0kEi44EY ]
「あっ、足・・・も・・・」

「そうよ、手ときたら足じゃない。王道パターンよ。」

これもまた、必死に抵抗する。
出来る限り、足を揺すって・・・。

「邪魔な、足!」

ブチブチィッ!!

一気に両足を捥がれた。
右足は、でぃのミスで繋がっているが、繋がっているのは皮だけ。
左足は・・・見るも無残に無くなっている。
両足から来る、引きつるような痛み。

「どうして、ここまで・・・」

目に涙があふれてくる。どうしてここまでされなければいけない?

「あーらら、右足はちょっとミスっちゃったね。まあいっか。
さて、次は・・・耳、かな。」

えっ、まだ・・・まだ続くの?

「さあ、音の聞こえない世界にようこそ。」

「いやっ、いやぁ・・・なん、でしぃちゃん、がぁ・・・」

両耳に手をかけ、一気に引っ張られる。

プチ、プチ。

手や足よりは痛くなかったが・・・。
何も聞こえない。

でぃが何か言っている。
しかし、その声はもう何を言っているのか分からない。

すると、目の前に手が覆いかぶされる。

「次は、目!?」

聞こえないが、そう言う。
上手く言えたのかわからないが、叫ぶ。

左手で目を押さえつけられ、右手で目玉をほじくられる。

931 名前:orz 投稿日:2007/02/04(日) 16:59:08 [ 0kEi44EY ]
痛い。
これまでの倍痛い。
それに、耳は聞こえないが・・・
闇の中でグチュ、グチャリと音をたてているような気がする。

「ひぃ・・・」

目玉が、取り外された感覚がある。

同じように、左目も・・・。

見えるのは闇だけの世界。何も聞こえない、真っ暗な世界。

首に、ゆっくりと手がかけられる。
そして、どんどん力が加えられる。

抵抗しようにも、手が無い。
でぃを蹴ろうとも、足が無い。

苦しくなる。唾が飲み込めなくなり、口から出てくる。
息だって苦しくなる。
そして・・・息が出来なくなる。

意識は薄っすらと遠のき、闇の世界に溶け込んでゆく。




もし、生まれ変われるなら・・・

しぃになんか、なりたくない・・・・




「やったデチ!チビタンの子供デチよ!」

一匹のちびギコが微笑む。
妊娠したちびしぃから産まれてきたのは、ベビしぃじゃなく、ベビギコだった。


   終

932 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/05(月) 21:45:54 [ wtBRv9WQ ]
>>orz氏
>921はあくまでも即興で書いた一例だから、そっくりそのままは使わないで欲しかったけど・・。
文章は大分良くなってきたけど、まだ話の中に中途半端な部分が多く見られますよ。
せめて一晩でも推敲に時間をとってみて下さい。


しぃの記憶が突然なくなった理由は?

でぃは何のために一度部屋から出たの?

なぜこのでぃはアフォしぃを殺しまくるのが夢なの? アフォしぃはでぃの株を下げるというのは?
モララーにご飯をもらっておいて、「いずれモララーも殺す」というのは?

「ダラリ」と「瀧のように」って矛盾してない?

しぃ嫌いのでぃに殺されたからといって、「しぃになんかなりたくない」とは
普通思わないのでは? 

しぃになりたくない・・ → チビギコに生まれ変わる というのは
どちらかと言えばギャグっぽい結末だから、全体の雰囲気には合わないかと。

934 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 17:40:18 [ mqpkLQPQ ]
反省を含め 新しいのをいてみようかと

ある部屋に一人の銃を持ったギコがいた。
部屋には、
「カチッ カチャッ」
という無機質な金属音が鳴り響いていた。
「やべぇ、もう時間だ。」
そういうとギコは急いで部屋を出ていき近くの空き地へ行った。

「おそいぞ、ギコ。少しは遅れずに来い。」
「また遅刻か、全く相変わらずモナ。」
「たまには遅れずに来なさいよね。」

と、モナー、モララー、しぃはいった。
まぁ、ギコが遅刻するのはいつものことだが・・・

935 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 18:11:13 [ mqpkLQPQ ]
「スマンスマン 新しくできたっていう射撃場へいくっていうと興奮してな。」
「まぁいい それより愛銃はもってきたよな。」
4人は話をしながら射撃場へ向かった。

「お一人様1000ペリカ 射撃ならここ」
と書かれた看板を見つけたので、早速中に入った。
「そういえば オマエラ銃は何を持ってきたんだ?俺はライフルだ。」
モララーはそういうとライフルを目の前に出した。
「そういえば、ここって銃によって場所変わるんだよな。」
というわけで早速銃の確認が始まった。
モナーとモララーはライフル、ギコとしぃはサブマシンガンのようだ。
「モナー お前いまだにボルトアクションかよ。セミオートのにすればどうだ?」
「五月蝿いモナ。 モナはこれがイイモナ。」
「じゃあな、ライフルがやりたけりゃ貸してやるよ。」
「サンキュー じゃあな。」

936 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 19:08:47 [ mqpkLQPQ ]
「早速始めるモナ。今日のターゲットは何モナ?」
「チョット見てくるよ。・・・・ライフルはちびギコ、サブマシンガンはアフォしぃか」
「始めよう。」

彼らはライフルにスコープをつけ、弾薬を装填して構えた。
「オジチャン達 何をしてるんデチか?」
「今教えてやるよ」
そういうとモララーは引き金を引いた
「バーン」 という激しい銃声と同時に血が激しくほとばしり弾は耳をもいだが、
大量の返り血を浴びてしまった。耳を狙ってやったというのに五月蝿い奴だ。
「ちきしょう。やっぱり近距離で撃つと駄目か。ったく 汚い血を浴びちまった。てめぇ覚悟はできてるんだろうな?」
「そんなの知らないデチ。チビタンのオミミかえせ。」
「五月蝿い。お前はまだ殺さない。もっと苦しんでもらうぞ。」
そういうとモララーは新しい弾薬ケースから弾を取りさした。
「これは軟弾だ。」そういうとモララーはまた銃を撃った。
血こそ出ないものの、銃を撃つとチビは痛みに襲われて嘔吐する。
モララーが銃を撃つたびに通常とは違う悲鳴が聞こえる。
そう、それは極限の恐怖に襲われるものの叫び。
それを見ていたモナーは、
「またやってるモナ。たくさんいるのに、あいつは一匹に時間かけるからなぁ。」
「お前もいえた口じゃないだろ そんなに返り血を浴びて。」
「まぁ 人のことは言えないか。さぁて お次はドコがいいモナ?」
「や、やめるデチ!」
「そういうわけにはいかないんだ 大人をなめるなよ。」
引き金を引くたびに大量の血がほとばしり、身体の部位を奪い、
臓器が剥き出しになっていく。
悲鳴というBGMもこの雰囲気にはもってこいだ。

937 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 19:18:17 [ mqpkLQPQ ]
所変わってサブマシンガン組のギコとしぃも射撃の準備に取り掛かっていた。
「狩の始まりだぞ ゴルァ。今日のターゲットはなんだ?」
「チョット見てくる。・・・・ライフルはちびギコ、サブマシンガンはアフォしぃだって。」
「そうか じゃあ狩を始めるぞ ゴルァ!」
そういうと2人はサブマシンガンにスコープとグレネードランチャーをセットして銃を構えた。

938 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 19:49:47 [ mqpkLQPQ ]
「キョウモゲンキニ シィー シィー シィー」
下劣な歌を歌いながら踊っているアフォしぃが、ギコの存在に気が付いたようだ。
「ハニャ! ギコクンダ。」
「ギコクン ダッコ♪」
「抱っこしてやるぞ ゴルァ」
笑みを浮かべたギコがそういうとアフォしぃはすぐに近づいてきた。
「ただし・・・・・」
「ハニャ? ナニ?ギコクン」
バーンという銃声と共にアフォしぃは撃たれた衝撃で後ろへ吹っ飛んだ。
大量の血と共に、臓器が剥き出しの身体でまだ近づいてきた。
「銃弾とな」
そういうとまた短いバーストで撃った。
ほかのアフォしぃはこの光景を見てにげるが、すでにグレネードランチャーが放たれていた。
着弾と同時に大量の破片により大量の血が噴出し、身体の部位がなくなったりしていた。
死傷させることに成功したのだ。
一方、しぃのほうもすでに射撃体勢に入っていた。
「ハニャ!アンタナニヤッテンノヨ コンナコトスルナンテギャクサツチュウヨ!」
「それで結構ですが何か?」
そうしぃが笑みを浮かべそういうと、アフォしぃは急に青ざめて
「ウ ウタナイヨネ ドウゾクダモンネ ドウゾクハコロサナイヨネ」
「同族?私はあなたが同族だとおもったことはないわよ。」
そういうと 短いバーストで手に向けて銃を撃った。
血と共にその銃弾は手を奪った。
「ナ ナニスルノヨ ヤメテ モウウタナイデ!」
「それはできないわ」
そう笑みを浮かべて銃の引き金を引いた。

939 名前:スツーカ 投稿日:2007/02/14(水) 19:58:31 [ mqpkLQPQ ]
それと同時に、背後から聞き慣れた声がきこえてきた。
「おーい ソロソロ帰らないか。」
「ソロソロイイ時間だモナ。 いっぱいやっていかない?」
どうやらモナーとモララーは終わって飲みに行こうとしているらしい。
「そうだな いっぱいやるぞ ゴルァ しぃもいくか?」
「うん もちろんいく。」
「楽しかったな ここ また行こうぜ。」
「そうだな。また4人で行こう 今度は銃の交換もしようぜ。」

 この店は後に雑誌にも乗る有名店になったそうだ。

940 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/14(水) 19:59:06 [ ApxfaXNo ]
>>スツーカ
作りながら貼るな。 全然推敲してないから文章が滅茶苦茶だ。

この「射撃場」はどういう場所なのかが全然書いてない。
広い場所にチビギコが沢山放し飼いになっているとか何とか書いてくれ。

それに突然「オジチャン達 何をしてるんデチか?」なんてセリフを出されても困る。
セリフの前に、チビギコが近づいてきた場面とかを書かないと
一体何のセリフか全くわからない。
 

セリフの後に「そういうとモララーは」が多すぎ。 
これじゃセリフに名前をつけてる台本小説と変わらない。

941 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/14(水) 20:22:46 [ ApxfaXNo ]
>「バーン」 という激しい銃声と同時に血が激しくほとばしり弾は耳をもいだが、
>大量の返り血を浴びてしまった。耳を狙ってやったというのに五月蝿い奴だ。

 文の組み立てがバラバラだし、返り血を浴びて五月蝿い奴なんて思うか?
 この時点では悲鳴も上がってないのに。


>引き金を引くたびに大量の血がほとばしり、身体の部位を奪い、
>臓器が剥き出しになっていく。
 
  血が出ない弾を使ってるんじゃなかったか?


>着弾と同時に大量の破片により大量の血が噴出し、身体の部位がなくなったりしていた。
>死傷させることに成功したのだ。

  もうどこからつっこんでいいのか・・。 
  とりあえず全く前回の反省をしていない事だけはわかりました。

942 名前:Li 投稿日:2007/02/18(日) 20:53:17 [ euoLIAoc ]
指摘等、よろしくお願いします。

----------------------------------------

街が寝静まる深夜。
普通なら誰も通らない路地裏に、彼らは、いた。

「ねえ、怖い?」
囁くような声を彼女は下に落とした。
小柄な少年の腹を、彼女は軽く踏み付けている。

「ねえ、答えて?」
彼女はぎゅ、と足に力を入れた。
彼はやはり答えない。いや、答えられない。

さぁ、と雲が切れ月が覗いた。
彼らの姿が光に照らされる。
彼女の毛並みが白く輝く。
少年の体は至る所にガムテープが貼付けられていた。
顔も例外ではない。
見えるのは、頬と額の一部だけだ。

「ああ、答えられないわよね。 私が悪かったわ」
彼女は笑顔でしゃがみ込み、腹に付いたガムテープに手をかけた。
そして、一気に引き剥がす。
少年の体が跳ねた。口が塞がれているため、悲鳴は聞こえない。

「綺麗に取れたね」
彼女はガムテープを掲げて言った。

「ちゃんと、取ってあげるからね」
不気味なほどの笑顔で彼女は彼に馬乗りになり、
次々に体のテープを引きはがしていく。
手。腕。足。脚。腹。胸。
その度に彼の体は跳ねた。

「うふふ。取れたね」
少年の体は、黄色の毛が抜け、斑に禿げていた。
所々血が滲んでいる。
彼女はそれに舌を這わせ、舐めとった。
少年はもがく。

「ああ、お顔を忘れていたわ。ごめんね」
とうとう、顔のガムテープに手をかける。
音を立てて口のテープが取れた。
やっと彼の悲鳴が漏れる。
彼女は彼の叫びを気にも留めず、
目に貼られた最後のテープの端を摘んだ。

びちゃっ。
異様な音を立て、ガムテープは血を飛ばしながら剥がれた。
右の瞼がちぎれたのだ。
彼の、喉が引き攣れたような悲鳴が響き渡る。

彼女はまた、血の溢れる目に口をつけた。
眼球を舐められるという異常な感覚に、
彼は呻き、手足をばたつかせる。
しかし、彼女が馬乗りになっているため、その動きには意味が無い。

「うふふ。美味しい」
この非日常な状況に、彼は恐怖し、更に暴れる。

彼の拳が偶然彼女に当たった。
「痛いわ。こんな手はお仕置きよ?」
彼女は肩に掛けていた袋から、木槌を取りだした。
少年は必死にもがくがやはり無駄だ。

木槌は振りかぶられ、振り下ろされた。
結果、彼の指が砕かれる。
一際大きい悲鳴が上がった。

その一撃の後も、木槌は休むことを知らず、振り下ろされる。
槌を奮いながらも、笑顔のまま彼女は再び彼に問う。
「ねえ、怖い?」

少年の右腕が皮袋に変化し終えたところで、
彼女は木槌を横に置き、今度はナイフを取り出した。

「うふふ。答えてよ」
刄先が彼の頬に触れ、すっ、と赤い線が描かれる。

「うふふ」
ナイフを移動させ、右腕を裂いた。
彼女は再度木槌を手にとり、叩き始める。
ぶちゃっ、ぐちゃっと濡れた音を立てて、
傷口から破壊された肉や骨の欠片や血が飛び出した。

943 名前:Li 投稿日:2007/02/18(日) 20:53:41 [ euoLIAoc ]
「ねえ、怖いでしょう?」
今度は左手の人差し指を切り落とす。
彼の声は枯れ、もはや潰れたような声しか出てこない。

中指。薬指。小指。
親指を彼の口に突っ込んで、手首。

「うふふふふふ」
彼の左目は、力を込めて閉じられていたが、
閉じる瞼の無い右目は、赤い涙を流し続けていた。

「ねえ、これがいつも私達がやられていることなのよ」
手首を無くし、ずたずたになった左腕には
興味を失ったかのように、彼女は次の行動に移った。
今度は大ぶりの料理鋏を少年の耳に当てる。

「ねえ、わかる?」
しゃき、と鋏が滑り、閉じられ彼の耳に食い込む。
少年は痛みなのか、恐怖なのか、小刻みに震え出した。

「ねえ、わかってよ」
耳に切れ込みが入る。
そのまま彼女は力を込め続け、ゆっくりと、確実に切り続けた。

「わかった? 私達の痛みが」
左耳は切り落とされ、彼女は右に取り掛かる。
彼女の非力さ故か、動作が完了するまでに時間を要し、
少年の苦痛は長引くことになった。

「うふふ。痛いかな?」
彼女は体の向きを変え、少年の下腹部に手を伸ばす。
彼は目を見開くが、もう遅い。
毛皮に手を入れ、探り当てた少年の未成熟なそれを、
彼女は鋏で切り落とした。
彼は今までで最大級の絶叫をする。
彼は喉が潰れようとも、叫び続けた。

「どう? 痛さを、よく味わってね」
満面の笑みをたたえて、彼女は小鬢に入った液体を
白目を向いた少年の脚にかける。
立ち上がってマッチを擦り、
一歩下がってから脚に向かって投げた。

ぼう、と両足が燃え上がる。

「綺麗よ」
明るさに目をしばたたかせ、彼女は幸福そうに笑んだ。
彼は無意識のまま身悶えするが、
火は簡単には消えない。
寧ろ、動いたせいで火が広がり、彼は更に苦しんだ。

「もう消えちゃったわ」
火が燃え尽きた頃には、少年は腹の方まで焼け焦げ、虫の息だった。

「うふふ」
彼女は包丁を引っ張り出し、彼の腹に突き立てる。
傷口に指を突っ込んで掻き回し、
一度抜いてそれもまた舐めた。

「あなたも食べる?」
彼女はまた指を入れ腸を引きずり出し、
痙攣する少年の口に詰め込んだ。
彼女の爪で腸が破れ、彼の口には汚物が溢れる。

「とっても、美味しいわよ」
彼女は傷口を広げ、弱々しく最後の脈を打っていた彼の心臓に、
かじりつき、歯を立てた。
血が飛び散り、彼も、彼の心臓も一度痙攣して動きを止める。



「ねえ、わかったかな?」
彼女は最後まで笑顔のままだった。



944 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/18(日) 22:04:23 [ V155upo6 ]
>>942-943
本スレへGO!

945 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/02/23(金) 17:07:41 [ 1RRMN3/U ]
>>Li氏
非常にレベルの高い作品だと思います。本スレでも何ら問題は無いと思われます。

946 名前:Licht 投稿日:2007/02/25(日) 14:15:36 [ Qji6lEhU ]
>>944-945
有り難うございます。
いくつかネタがありますので、
次は本スレにお邪魔します。

947 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/18(日) 20:16:50 [ uDB2CDNc ]
初めてです。
僕の名はモララー。薬品会社に勤めているんだ。
今日はスプレー型の薬品をプレゼンしに行ったのさ。
いつもは車で行くんだけど、車がパンクしちゃって、別の道から行くことにしたんだ。
だけどその道中・・・
三匹のアフォしぃがつっかかってきた。そのうち一匹が。
「あ、糞モララーじゃない。ちょうど良いからこのかわいいしぃ様をだっこさせてあげるわ!感謝しなさい!」
こういってきた。
イラっとするけど僕は喧嘩はあんまりしたくない。ここは冷静に回避しようと思い、こういってかわそうとした。
「あ、僕はこれからプレゼンだから無理だよ。じゃね。」
「ちょっと、ふざけあいでよ糞モララー!だまらしてやりなさい!」
「え?なにをすr
ガツンッ!
「うっ……」
突然僕の頭に鈍痛が走った。どうやら鈍器で殴られたらしい。いつの間に後ろに回ったのだろう……
薄れ行く意識の中、しぃたちの笑い顔が浮かんだ。そして視界が暗くなった。
次に目を覚ますと、そこは薄汚いひんやりとした部屋……
そして僕は椅子のうえに足を縛られた状態で置かれていた。
そしてあのしぃたちがいた。
しぃたちわ嫌らしくこういい捨てた。
「今から、あんたの死刑をこのかわいいしぃちゃんがしてあげるわ。せいぜい感謝してねwww」
ああむかつく。手で足を解けばいいと思うだろうけどしぃは銃を持っている。縄を解こうとしたら撃ち殺されるだろう。ああ、どうしたらいいのだろう……
「死刑の方法は水攻めよ!」
そういってしぃが指を鳴らすと、三匹のしぃが台車に乗ったドラム缶に水を入れて押してきた。
「じゃあ、こいつをこんなかに入れちゃって。」
そういうと僕を三匹のしぃが担いだ。そして、僕をドラム缶の中に入れた。
ザパァンという水しぶきの音。その後に何かが乗った。鉄板のようだ。
もう死ぬのかと思った。だけどここであるものを思い出した。
それは一本のスプレー。だがこのスプレーは水を弾くほどの防水力を誇るスプレーなんだ。
あいつらどうせ鉄板で上にいけないと思ったのだろう。僕はスプレーを顔にかけた。水が弾かれ、息ができる。これを作った人にGJの言葉を送りたい。そしてスプレーを手にかけて、足を解いた。そして全身にかけて、底に立てるようになった。そして鉄板を押し上げようとしたけど……
「お、重い!」
鉄板はズシリと重く、僕の力では到底あがらない。
「一体どうすれば……そうだ!」
僕は早速行動に移した。
まず底にスプレーをまく。すると驚いたことに水が浮いたんだ。本当にこれ作った人GJだよ。次にどんどんと水が上に行くようにスプレーをまく。すると水が圧縮されて……
プシャァア!
水が鉄板を押し上げて鉄板が落ちた。幸いそのときにはしぃたちがいなかったので、撃たれたりはしなかった。
「はぁ。良かった。」
僕は一言つぶやくと、机の上にある銃に目をやった。
「また来るかもしれないし、護身用に持っとこう。」
 僕は銃を手にとって、ポケットに入れた。
すると足音がした。僕は焦った後、近くにあった穴に飛び込んだ。いちかばちかだった。
穴は低く、道があった。どうやら非常口のようだ。
するとガチャリというドアの開いた音がして、しぃたちがきた。
「シィィィ!何で逃げられてるのー?」
「銃がないよー!」
「え、ど、どうしよう……」
「そうだ、電話で仲間を呼びましょう。」
「げっ、そんなことになったら殺される!そうだ、この銃で……」
僕はポケットから銃を取り出して、片目を瞑って標準をあわせた。狙うは電話機だ。
そしてしぃが電話に手を近ずけたそのとき引き金を引いた。
パキュゥン!
「シィィィィィ!電話がぁぁぁ!」
「落ち着いて!」
しぃたちは慌てている。だけど電話を潰しても、声を出されちゃ元も子もない。ということで、僕は引き続き引き金を引いた。
ビチィイ!
「ジィ……ィィ」
バチュッ!
「ジィイィィ!」
ビャッ!
「ギィィィ……」
銃弾はそれぞれ脳天、眉間、こめかみに当たった。あたりに血が飛び、僕にも返り血がかかるほど激しく散った。もしかしたら僕には射撃の腕があるかもしれない。
「よし。……だけど流石にグロイな。 」
僕はガッツポーズをして穴からでた。そして見られないためにドアを閉めたんだ。そして穴に入り、適当な方向へ歩きだしたんだ。。

948 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/18(日) 20:18:12 [ uDB2CDNc ]
アドバイスお願いします。虐殺少ないかも

949 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/19(月) 00:38:29 [ L9mimnKM ]
>>947
えーと。お初にお目にかかります。cmeptbというもので……
作品を読ませていただきまして、まず一つ。

「そ し て」「す る と」を使いすぎ!!

この「そして」「すると」 文章の中に一回や二回使う程度ならいいのですが
乱発すると文章のレベルを著しく損ないます。……見た感じ、氏の場合はまさに
この乱発レベルだと思われます。

それと、文章は簡潔であるに越したことはないのですが、氏の場合は短く切りすぎです。
短く切りまくってしまうので、「すると」や「そして」を乱発する羽目になると思いますので…

>あいつらどうせ鉄板で上にいけないと思ったのだろう。僕はスプレーを顔にかけた。水が弾かれ、息ができる。これを作った人にGJの言葉を送りたい。そしてスプレーを手にかけて、足を解いた。そして全身にかけて、底に立てるようになった。そして鉄板を押し上げようとしたけど……

あいつらどうせ鉄板で上にいけないと思ったのだろう。僕はスプレーを顔にかけた。
水が弾かれ、息ができる。これを作った人にGJの言葉を送りたい。スプレーを手にかけ、足を解き
全身にかけると、底に立てるようになった。そして鉄板を押し上げようとしたけど……

>まず底にスプレーをまく。すると驚いたことに水が浮いたんだ。本当にこれ作った人GJだよ。次にどんどんと水が上に行くようにスプレーをまく。すると水が圧縮されて……

まず底にスプレーをまく。…するとなんと、驚いたことに水が浮いたんだ。本当にこれ作った人GJだよ。
どんどんと水が上に行くようにスプレーをまくと、水が圧縮されて……

……お分かりかと思われますが、大概文章というものは、「そして」や「すると」が
なくても意味は通じる、むしろない方がきれいに見えるものです。あと、改行もお忘れずに!!

アドバイスとしては、文章をあまり短く切りすぎずに繋げてみること。それと
そして、するとと同じく、主語「僕は〜」を入れすぎ! これも省略可能!
あと、まだ文章が状況説明というか、固い感じがしますので過去ログの作品を読んでみては如何かと。

内容は、モララーの薬品に目新しさを感じました。大概道具というと、虐殺に使う
代物が殆どなのですが、こういう補助系のものはなかなかお目にかかったことがないので…
次スレ。自分なりの修正。ま、参考になりましたら…

950 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/19(月) 00:39:39 [ L9mimnKM ]
ちーと書き直してみました。参考になりましたら……

僕の名はモララー。薬品会社に勤めているんだ。
今日はスプレー型の薬品を、某組織にプレゼンしに行ったのさ。……どこかって?
……あのね。世の中には知らないほうがいいことも、たくさんあるんだよ?

ま、そんなわけでいつもは車で行くんだけど、車がパンクしちゃって、別の道から行くことにしたんだ。
だけどその道中・・・

三匹のアフォしぃがつっかかってきた。そのうち一匹が。
「あ、糞モララーじゃない。ちょうど良いからこのかわいいしぃ様をだっこさせてあげるわ!感謝しなさい!」
……イラっとするけど、僕は喧嘩はあんまりしたくない。ここは冷静に回避しようと思い
「あ、僕はこれからプレゼンだから無理だよ。じゃね。」
「ちょっと、ふざけあいでよ糞モララー!だまらしてやりなさい!」
「え?なにをすr
ガツンッ!
「うっ……」
突然頭に鈍痛が走った。どうやら鈍器で殴られたらしい。いつの間に後ろに回ったのだろう……
薄れ行く意識の中、しぃたちの笑い顔が浮かび……、視界が暗くなった。

…………………………

「ん、んん……、ここは……?」
目を覚ますと、そこは薄汚いひんやりとした部屋……
「……な、なんだこりゃ……?」
だんだん意識がはっきりしてくると、椅子の上に足を縛られた状態で置かれていたことに気づいた。
「はにゃーん! 気がついたようね!!」
聞き覚えのある金切り声。顔を上げると、あのしぃたちがいた。
「今から、あんたの死刑をこのかわいいしぃちゃんがしてあげるわ。せいぜい感謝してねwww」
「なんだと!?」
……突然人に突っかかってきたかと思ったら、今度は死刑だと!?
ああむかつく。手で足を解けばいいと思うだろうけど、しぃは銃を持っている。縄を解こうとしたら
撃ち殺されるだろう。ああ、どうしたらいいのだろう……

951 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/19(月) 00:39:56 [ L9mimnKM ]
「死刑の方法は水攻めよ!」
……しぃが指を鳴らすと、三匹のしぃが台車に乗ったドラム缶に水を入れて押してきた。
「じゃあ、こいつをこんなかに入れちゃって。」
リーダーらしいしぃが命令すると、僕を三匹のしぃが担ぎ、ドラム缶の中に入れた。
ザパァンという水しぶきの音。その後に何かが乗った。鉄板のようだ。

……これが木の板ならともかく、鉄板だって?
もう死ぬのかと思った。お父さんお母さん先立つ不幸を……
なんてアホなことを考えるわけがない。ここであるものを思い出した。
それは一本のスプレー。見た目は単なるスプレーだけど、このスプレー。
その実大量の水でも弾くほどの防水力を誇るスプレーなんだ。
あいつらどうせ、鉄板で浮き上がれないと思ったのだろう。僕はスプレーを顔にかけた。
水が弾かれ、息ができる。これを作った人にGJの言葉を送りたい。次にスプレーを手にかけて
足を解き、全身にかけて、底に立てるようになった。

体の自由が利けば、こっちのもの。鉄板を押し上げようとしたけど……

「お、重い!」
鉄板はズシリと重く、僕の力では到底あがらない。
「一体どうすれば……そうだ!」

まずドラム缶の底にスプレーをまく。…するとなんと!! 驚いたことに水が浮いたんだ。
本当に、これ作った人GJだよ。いやマジで。
どんどんと水が上に行くようにスプレーをまくと、水が圧縮されて……
プシャァア!
水が鉄板を押し上げて鉄板が落ちた。幸いしぃたちはいなかったので撃たれたりはしなかった。
「はぁ。良かった。」
馬鹿どもに殺されずに済んだと安堵すると、机の上にある銃が目に入った。。
「また来るかもしれないし、護身用に持っとこう。」
銃を手にとって、ポケットに入れると
「おや? 誰かが来る……」
足音がした。もしかしたらやつらか。…少し焦った後、いちかばちか。近くにあった穴に飛び込んだ。
穴は低く、道があった。どうやら非常口のようだ。

僕が穴に入ってすぐ、ガチャリというドアの開いた音がしてしぃたちが入ってきた。
「シィィィ! 何で逃げられてるのー?」
「銃がないよー!」
「え、ど、どうしよう……」
「そうだ、電話で仲間を呼びましょう。」
「げっ、そんなことになったら殺される!そうだ、この銃で……」
ポケットから銃を取り出して、片目を瞑って標準をあわせた。狙うは電話機だ。
「できる! 俺は出来る! 俺はゴ○ゴなんだッ……!!」
……しぃが電話に手を近づけたそのとき、引き金を引いた。
パキュゥン!
「シィィィィィ!電話がぁぁぁ!」
「落ち着いて!」
しぃたちは慌てている。だけど電話を潰しても、声を出されちゃ元も子もない。
ということで、口封じ決定♪ 引き続き引き金を引いた。
ビチィイ!
「ジィ……ィィ」
バチュッ!
「ジィイィィ!」
ビャッ!
「ギィィィ……」
銃弾はそれぞれ脳天、眉間、こめかみに当たった。あたりに血が飛び
返り血がかかるほど激しく散った。もしかしたら射撃の腕があるかもしれない。
「よし。……だけど流石にグロイな。 」
思わずの、ガッツポーズ。……いや、こんなことやってる場合じゃないな。
他にもしぃ共がいるかもしれないし、いるとしたらさっきの銃声を聞きつけてやってくるだろう。
そうなったら、また厄介。とりあえず見つけられないためにドアを閉め、再び穴 非常口に入り
適当な方向へ歩きだした……

952 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/19(月) 18:14:18 [ wNMUbXz2 ]
949-951
ありがとうございます!続きをこれから書くのでこのアドバイスを活用したいと思います。

953 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/21(水) 12:47:25 [ nVxqyMBc ]
どれくらい歩いただろうか、もう疲れてヘトヘトになってもう喉がからからだ。
「み、水……」
かすれたこえでそう言うと、救いとばかりに水が!
「あれは……水か?」
最後の希望を託して、最後の体力を振り絞って走り出した。そして着いた。
「み………水だぁぁぁ!」
僕は素直に喜んだ。だけどすぐに飲み始めたので、騒がしくはなかった。ここは用水路のようだ。
ガブガブガブガブ……
「ああ……旨え、旨えよ!」
そのときは水がこんなに美味しいものだったとはと思った。
だけどその至福の時はすぐに崩れた。

遠くからしぃたちの声がしてきたのだ。
「やべえ、残りの弾も無い!……これが使えるかなあ……」
取り出したるはこのスプレー。このスプレーは……なんだったっけ?ラベルもないし……
とりあえずこれを使うことにした。不安だけど……
そろそろあいつらが来る。隠れてそこからスプレーを吹くことにした。
「なんでしぃたちが……」
しめた。しぃたちは気付いてないようだ。

(今だ!)プシュウウウウウ…………
「あれ、何も無い。」
「プ、
「プアハハハハハハ!なにもないわよ。」
しぃたちは安堵の表情、僕は絶望の表情になった。
「まずいな。とにかくにげるっ!」
僕は隙を見て逃げ出した。
「あ、あいつ逃げたわ。撃ち殺すわよ!」
「うおおおおおお!」
一心不乱に逃げ出した。後ろから銃弾が飛んでくるが、掠りもしない。あいつら下手だな(w
「まてまてー!……シィィィィ!?」
突然しぃたちが叫びだした。一体何があったというのだ。
「しぃの、しぃのお顔がぁぁぁ!」
「なにこれ!糞モララー何したの!」
まったく持ってわけがわからない。と、ここであることに気づいた。
「ん、良くみたら剥がせる用になってるな」
缶についているラベルをはがすと、「石膏スプレー得濃」と書かれている。
ははっ、石膏で固まっちゃったのね。
さて、二度目の口封じの始まりだ!

「シィィィ!これとってえっぇぇぇ!」
「とっとととりなさいよ糞モララー!」
「人に頼むときにその態度かい。まあいいや。」
僕はしぃの顔に付いている石膏に手を掛けると、一気に引き抜いた。
ブチブチブチィ!
勢い良く引張り過ぎたのか、しぃの顔ごと取れてしまった。
顔の筋肉はグチャグチャになり、片目玉が飛び出てしまっている。床にビチャビチャと血がおちる。僕はこういってしまった。
「ウプ……グロい……」
「じぃぃぃ!戻してぇぇぇ!」
「うるせえなぁ。」
イラっとしたので顔を殴る。血が噴出して、すごい叫び声がする。うるせえ。
返り血が僕の腕に降りかかる。僕はそれを見てなぜかニヤリとしてしまう。これが虐殺の楽しさというやつなのかな。僕はまだわからない。
そうこうしてるうちにもう死にそうだ。
せっかくだし顔を足で踏みにじる。グギャァァァという叫びを最後に息絶えた。
踏みにじった顔はもはや原形をとどめていない。目玉は磨り潰され、筋肉はかき混ぜ荒れてしまっている。自分でやってなんだけど、流石にグロイ。

「さて、次は君の番だね。」
と笑顔で近寄ると、
「い、いやああああ!」
しぃが悲鳴を上げて逃げようとしている。
僕はしぃの腕を掴むと、
「じゃあとんなくていいね。」
こういった。するとしぃは
「いいわよ。自分でとるわよ!」
と、強気で言いかかってくる。
「ふーん。じゃあ……」
ジャッパッァァァン!
僕はしぃを脇にもある用水路に落とす。あまり良く前が見えないようなので、泳げない。
「たふけてぇっぇ……」
しぃがなんかいってるのでこう返してあげた。
「やだよ。水でずっと擦ってたら取れると思うよ。」
「そ、そんな……」
「じゃね。あ、そうだ。銃の弾だけ貰うよ。」
こういってさっき顔がグチャグチャになったしぃの服から弾をとった。だけどこの弾は血の匂いが染み付いちゃってる。まあ背に腹は変えられないか。
そして僕はしぃをそのままにして弾だけもらって先に進んだ。
なに?ひどいって?あいつが自分で取るっていったからじゃあないか。それに、水を使わせるために落としたんだ。嗚呼僕は優しいなぁ。
[糸売]

スプレー第二弾です。アドバイスお願いします。

954 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/03/21(水) 12:48:32 [ nVxqyMBc ]
↑は947の
続きです。

955 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/04/03(火) 16:01:45 [ MKsX3BgE ]
953の続きです。

さらに少し、5分ほど歩くと、光が差し込めてきた。
「やった!帰れる!」
と、喜びつつも、走り出した。
だが、すぐに走るのをやめてしまった。
なぜかって?それは、三つの影と足音がしてきたからさ。三匹のうち一匹はベビだ。
「まずい!隠れるものも無い!」
仕方が無いので弾込めを済ました銃を構え、待ち受けることにした。
だんだんと足音が大きくなる。緊張が高まる。そしていよいよしぃたちがやってきた!
「ハニャニャ……シィィィッィ!」
「キャァァァ!」
「チィィィィ!」
慌てている。まあみんなに「捕らえたモララーは死んだ!」といってるだろうしね。当たり前だろうね。
すると一人が
「ふふふ……私たちには秘密兵器があるのよ!」
といってきたんだ。
「なにっ!」
焦った。いや本当焦った。
だけどあいつらが出してきたのは……
一緒にいたベビだった。二人はニヤニヤしている。
僕はハァ?と思った。
つまりあいつらが考えてるのは
「はにゃーん、ベビチャンの可愛さでイチコロよ!」
こんなかんじか。まあそんな気もちこれっぽっちも無いけど。
三度目の口封じ決定♪
まずはとりあえずベビにスプレーを吹きかけた。そう、石膏スプレーをね。
ベビは
「チュメタイ!」
とかいってやがる。
しぃたちは、
「何もないじゃない。アフォねwwww」
とかほざいている。
まあその余裕は後ちょっとで崩れるわけだが。
「じゃあベビチャン、あっちいってごらん。」
と、優しく話しかけてやる。ベビは
「マンマー!ナッコ……アレ?」
ベビは微動だにしない。いや、できないのだ。
石膏スプレーの色はしろ。だからベビが固まっても違和感無いってわけさ。
「どうしたのベビチャン。」
しぃはまだ気づかない。アフォはお前らだよwwww
「カラダガウゴケナイデチュオゥ。」
ベビが不安げに言うと、しぃは驚愕した。
「エエエー!まさかさっきモララーが掛けた……」
「ご名答。」
そういって後ろからしいの手足にスプレーを掛ける。
「ちょっとどういうことよ!」
「うるさい。お前も黙れ。」
と、後一匹の口と手足にスプレーを掛ける。
こっちはもう固まったはずだ。
「シイィィッィ!オテテとアンヨがうごかないぃぃ!」
こっちも固まったようだ。
「フガフガガガgァ!」(早くはずしなさい!)
固めてもうるさい。ということでしぃの口の横を殴る。横は固まってないからね。
ガツッ!
「フガァーーー?!」

出た血を出すにも口がつかえないので、どんどん溜まっていくのだ。溜まった血を出すには自分で血を飲まなければならないってことさ。
おっ、ベビが少しづつ進もうと必死だ。だけど無駄だよ。
「ベビチャンがんばれー。」
と、棒読みで言って、ベビの上に乗った。ベビは苦しそうに
「ヂィ、ヂx、ヂィィィ!」
と呻る。流石にアレなので降りる。
そして口から血をボタボタとたらすベビの顔を死なない程度に殴る。

956 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/04/03(火) 16:02:50 [ MKsX3BgE ]
「ギヂィィッィ!」
ベビは叫びまくっている。
「シィィィ!やめなさイヤォォォウ」
しぃは叫びつつも這ってこっちに来る。僕は思わず
「キメエな。」
と漏らしてしまった。そしてしぃのほうに行き、
「あのベビはもう助かりません。」
と助言してやった。しぃは
「シィィィィ!そんなわけないもん!ベビチャンは平気だモン!」
とつっかかっって来た。
「じゃあ……こんなことしてもいいんだね!」
そういってベビの胴体を踏みつける。いくら石膏といったって、スプレーは少ししか掛けてない。だから石膏の層は薄い。だから踏んだりしてもベビの場合重症になるだろう。
ガスッ!
「ギジッヂィッィ!」
とベビは苦しそうだ。ああかわいそう。馬鹿親のせいで。
「ベビチャン!何するのよ!」
しぃがわめいたので、
「え、だってあなたが平気だって言ったからやっただけですが何か?」
と事実を教えてやったんだ。
「そんな……」
と呆然としているしぃに
「ベビチャンが死にそうなのはあなたのせいです。あの時死にそうだって言ったら助けたのに……」
と、追い討ちを掛ける。
「このベビはもうしにそうだから殺してあげよう。」
と、いうと、
「やめてぇぇぇ!」
としぃが必死そうに叫ぶ。
だがもう遅い。しぃが言葉を言い切ったときにはベビの顔は僕の拳でグチャグチャだったんだから。
もう死んでいるとわかってもまだまだ殴りつける。しぃに絶望に落ちてもらうために。
「ベビチャーン!」
しぃがうるさく喚く。すかさず
「うるせえ!」
しぃを殴りつけてそういった。
最後に、
「そのまま死んでってね。じゃあ僕は外に出るから。」
とはき捨て、しぃの口に石膏スプレーを口の中まで流し込んだ。そしてそとにでて、目的地に急いだ。おっと、その前にこの血を洗い流さなくちゃね。
[糸冬]

これでひとまず終わりです。アドバイスお願いします。

957 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/04/04(水) 00:49:31 [ BjoMoeVo ]
>>947-956
ん〜・・・。 一言で言うとですね、セリフ以外の地の文章のほとんどが

「〜した」  (喚いた、固まった、言った、走った)か
「〜している」 (慌てている、ほざいている、殴る)みたいにただ状況を書いてるだけなのと
モララーの説明ナレーションばかりなので、モロに2ch2式台本小説になってます。


あと、今さらですけど水中で「スプレー」って無理なんじゃ・・?
それに「防水スプレー」をかけても空気がなければ、息したり水を持ち上げたりは・・。

958 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/04/04(水) 10:15:22 [ inQCpaD6 ]
>>957
あー、確かに言われてみればそうですね。
こんどはちゃんと考えて書きます。そのときはよろしくお願いします。

959 名前:cmeptb 投稿日:2007/04/05(木) 19:50:54 [ kHGe//7k ]
>>958
手前味噌で恐縮ですが、こういうものを作ってみたので
よろしかったらどーぞ(まぁ看板スレに実物があるんですが……)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/5580/1058188250/437-439

960 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/05/10(木) 21:59:42 [ ArjYtwPI ]
>cmeptb氏
かなり遅くなりましたがありgとうございます。
学生生活に泣かされつつも新作を誠意製作中で御座います。
そのときはまたよろしくお願いします。

961 名前:モララー 投稿日:2007/05/11(金) 22:49:51 [ 7/obx6gM ]
第3作目。  「ある家族の悲劇」
    
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ギコの悲鳴が草原に響く。耳をつんざくような声だ。
ここはアブ板のとある草原。
俺は言った。
「劣等種族の癖に家族なんか連れてんじゃねーよ。」
そう。1メートル先には、しぃが倒れていた。
何故こんなことになってしまったのか。
それは、つい1時間前のこと・・・。




 「ふぅ・・・。」
俺はため息をついた。
此処最近、学習塾の宿題がたまってストレスもたまっている。
やる気無ぁ〜く数学のテキストを開き方程式を解きまくった。
何問解いただろうか・・・。間違いまくってるだろうな・・。
「あぁ〜やる気おこらね−から気分転換しに「モナ草原」行こ。」
そして5分も歩くと着いた。風が気持ち良い。
そしてしばらく風に当たっていると3つの人影が見えた。
「今、肉とっ・・・来・・か・・な・・。」
風で所々良く聞こえない。
もう少し近くに行ったか否やギコと正面衝突してしまった。
「痛って!」
俺は叫ぶ。何だこの痛さは?母にぶたれた時よりも痛かった。
「何すんだ!ゴラァ!。」
と人がどれだけ痛かったかも知らずいきなり何かが怒鳴り散らして来た。
よく見ると野良ギコだ。
「そこのアンタ!此処になにか、荷物を置いてけ!。」
俺はカッとなり、すぐに言い返した!
「なんだと!いきなり人にぶつかりやがって!!」
そしてそいつの脇腹に蹴りをくらわせた。
「ぐふっ!!」と言って3メートルくらいぶっ飛んだ!
俺、運動そんな出来ないのにやれば出来るじゃん俺♪
と変な妄想をしていると、俺に考えがよぎった。
虐殺・・・虐待・・・駄目だ!そんなこと出来ない!
だが結局、考えに負けてしまった。
俺は気絶しているギコを近くのボロ小屋に連れてった。バン!と戸を開けた。
すると・・・なんとこのギコの家族らしきしぃ、ベビフサが驚いた表情でこちらを見ている。
「アナタ!アナタ!」
「ミュー!。」
とほざいている。
「ヨクモヤッタワネ!コノギャクサツチュウ!」
とこちらにいかく体勢をとっている。
力でこちらに敵うはず無いのに・・・無謀だ。
次の瞬間、こちらにしぃが飛び掛って来た!
俺は素早く回り込み後頭部にチョップをくらわせた!
しぃは気絶した。
「ミュー・・・。」
と弱々しく泣いた。
しょうがない。可哀想だから生かしておこう・・・。
と言ってポケットにしまった。
「俺の子ど・・も・・に・・・手を出すな・・・。」
あ・・。こいつの存在忘れてた。結構大口たたくけどこいつ影薄いのか?
おおっと。またくだらない妄想をしてしまった。

続く  ちなみに主人公は自分の好きなAAにして読んで下さい。

962 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/05/13(日) 18:09:40 [ CL9l1fUs ]
>>961
一番の注意点は>>957に書かれている事と全く同じです。 それに矛盾した部分が多すぎ。


>>そしてしばらく風に当たっていると3つの人影が見えた。
しぃとベビフサは小屋の中にいるんじゃないの?

>>虐殺・・・虐待・・・駄目だ!そんなこと出来ない!
野良ギコを蹴って喜んでるのに?

>>しぃは気絶した。 「ミュー・・・。」と弱々しく泣いた。
しぃが「ミュー」と泣いたの?

>>しょうがない。可哀想だから生かしておこう・・・。と言ってポケットにしまった。
なんでポケットにしまう必要が? そのまま置いとけばいいのに。

>>こいつ影薄いのか? おおっと。またくだらない妄想をしてしまった。
それって普通妄想とは言わないだろ。

963 名前:モララー 投稿日:2007/05/17(木) 21:53:21 [ fa0pUgDo ]
なんか注意点多いな。
とにかく注意ありがとうございます。

964 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/05/18(金) 22:45:38 [ UGEV.14A ]
>>962に補足(辛口)

>>ギコの悲鳴が草原に響く。ここはアブ板のとある草原。
草原は一回でいいから。

>>もう少し近くに行ったか否やギコと正面衝突してしまった。
こんな日本語ありません。普通は「行くや否や」です。
大体何で人影と声に注意がいってる時にわざわざ衝突するのか。

>>いきなり何かが怒鳴り散らして来た。よく見ると野良ギコだ。
直前に「ギコと」正面衝突したって書いてあるんだが。

>>変な妄想をしていると、俺に考えがよぎった。
妄想の最中に考えがよぎるとは器用ですね。

>>だが結局、考えに負けてしまった。
誘惑に負ける人はよくいるけど考えに負けてどうする。

>>驚いた表情でこちらを見ている。
>>「アナタ!アナタ!」とほざいている。
>>こちらにいかく体勢をとっている。
やけに忙しい奴だな。 これ位の行動、一度にすませてほしいんだが。



貼る前にもう少し推敲をしてください。
全体的に日本語としておかしい部分が多いのは小説として致命的です。
冒頭部分のように、とりあえずカッコイイ表現にしたかった、というのが
見え見えの上っ面だけの技法も控えた方がいいでしょう。

965 名前:(1/3) 投稿日:2007/06/04(月) 14:21:34 [ x9bevm3w ]
アブネタ初めてなのでこちらに投稿します。
アドバイス等あればいただけると嬉しいです。
長いですがすみません。

-----------------------------

被虐者の憂鬱 (「ぼくは虐待されるために生まれてきた」)


「今でもあの日のことを夢に見ることがあるんだよ」
 フサギコ博士は呟いた。しゃがみこんだその足元には、ちょうど彼が両手で抱えられるくらいの大

きさの生き物がうずくまり、もそもそと動きながら時折「ぃぇぁ」と鳴き声をあげている。
 フサギコの助手を務めるギコ青年は、すべすべした肌とつぶらな瞳をもち、背中に短い触角のよう

なものを一列に生やしたその生き物を、ただ黙って見つめていた。博士が考えていることが、彼には

よくわかっていたので。
 「あの日」。今更説明されるまでも無い。あの日博士は、心無い虐殺者の手によって愛する妻子を

――それは博士にとってすべてだった――失ったのだった。


 当事者で無いはずのギコでさえも、胸糞の悪くなる事件だった。
 生まれたばかりだった博士の息子は、耳を、手足を、尾を、そして眼球をたっぷり時間をかけて素

手でねじ切られ、抉り取られた挙句、まだ一言も言葉を発したことの無い口から舌を引き抜かれて殺

されたらしい。
 博士の妻は、そんな虐殺者を必死に止めようとしたのだろう、ひどく殴られた痕が体中に残ってい

て、そればかりでなく、強姦された形跡すらあったという。最終的な死因は窒息死。彼女の喉の奥に

は、やはりちぎり取られた彼女自身の両耳と、息子の眼球と舌が詰め込まれていたらしい。
 らしいらしいと伝聞形なのは、それがすべて検死の結果やっとわかったことだからである。なにし

ろ、ことを終えた虐殺者は家に火を放ってから逃亡したので、博士の妻と息子も、顔すらわからない

ほどに焼け焦げてしまっていたのだ。


「あの日からもう、随分になるのにな。女々しいな」
「そんなこと」
 ありません、と続けようとして、ギコは言葉を切った。フサギコ博士の右手がゆっくりと生き物の

頭に伸びて、いちばん前側にある触角の辺りを、優しく撫でた。
「私がなぜこれをつくったか、君にはわかるかね。このいたいけな生き物、『ぽろろ』を」
 「ぽろろ」という言葉――生き物の名前――を、博士はゆっくりと噛み締めるように発音した。呼

ばれたことがわかるくらいの知能はあるのだろう、答えるようにぽろろは小さく鳴いた。
 ギコはほんのちょっと考える素振りを見せたあと、マニュアル通りの模範解答を導き出した。


「……虐待専用生物『ぽろろ』。いわれなく殺されるばかりの被虐者たちを守るために、人工的に生

み出された生物です。

 正当な理由なしに弱者を虐げることを規制することは出来る。しかしそれだけでは駄目だ。加虐者

と呼ばれるものたちのストレスは、被虐者を惨たらしく痛めつけることでしか発散されません。虐殺

が全面的に禁止でもされたら、行き場を失った加虐者たちの欲求は、これまでの『虐殺』が生ぬるく

思えるほどの行為となって爆発してしまうことが明らかです。

 そこで、被虐者の代替物として生み出されたのがこのぽろろです。
 いかにも嗜虐心をそそる愛玩動物的な外見に、驚異的な回復能力を兼ね備えています。体を細切れ

にされても、頭を叩き潰されても、一片の肉片からすら個体を再生できると聞いています。
 どんな虐殺行為にも対応できるため、加虐者たちは十分に欲求不満を満たすことができる。いわば

、加虐者の虐殺行為をその一身に集中させることによって、ほかの被虐者たちを守るのです。
 そうでしたね、博士」


 よどみなく答えたギコに、博士はうっすらと満足げな微笑を浮かべた。
「そう、そうだよギコ。さすがだな、完璧な優等生の答えだ。実に君らしい」
 その口ぶりに何か引っ掛かるものを覚えて、ギコは戸惑った。博士はこんなに皮肉めいた口調で話

す人だったろうか? 生物工学の権威・フサギコ博士は、いっそ不器用なくらいに、朴訥とした誠実

な人柄であったのに。


 愛する妻と息子をいっぺんに失ってから、博士はその現実から目をそむけるように研究に没頭した

。そうして生まれたのがこの「ぽろろ」だった。
 妻や息子と同じ目に遭う人を、これから少しでも減らすために。自分と同じ境遇に涙し、やりきれ

ない憤りに胸を焼かれる人を、これ以上増やさないために。
 フサギコ博士はその一念で、ぽろろを作り出したとギコは思っていた。実際のところ、それ以上の

理由などあるだろうか?

966 名前:(2/3) 投稿日:2007/06/04(月) 14:35:25 [ x9bevm3w ]
改行おかしくなってすみません。

-------------------------------

「だがね」
 そう言った博士が次にとった行為に、ギコは思わず短く声をあげた。
 ぽろろを撫でていた博士の右手が、すばやくひらめいた。ほぼ同時に、耳を覆いたくなる
絶叫と、ギコやフサギコと同じように真っ赤な色をした血が吹き上がった。
 振り抜かれて博士の頭上近くに掲げられた右手には、さっきまでぽろろの一部
だったもの――いちばん前の触角が、握り締められていた。
「な、なっ、何をするんですか!」
 動転するあまりにどもってしまいながら、ギコはぽろろに駆け寄った。頭部を
血まみれにしてのたうち、悲鳴をあげるぽろろは、あまりに哀れで弱弱しく見えた。
ちびギコを思わせる愛らしい顔も、苦痛にゆがんで痛々しい。

「何を? 見ての通りだよ、触角を引きちぎったんだ。随分簡単に取れるだろう? ちょうど
ちびギコやしぃの耳をちぎるのと同じような感じだ。――ほうっておきたまえ、すぐに再生する」
 博士が投げやりに言うとおり、ぽろろの悲鳴はすぐに小さなうめき声に変わり、ちぎられて
ぐしゃぐしゃになった触角の断面は、視認できるほどのスピードで肉を盛り上がらせ、
あっという間にちぎられる前と同じ形に再生する。まだ血の汚れは残っているが、それを
ふき取りさえすれば、ぽろろはすっかりもとの姿に戻ったことになる。
 だからといって、フサギコ博士がいきなりこんな非道な行いをしていい理由にはなるまい。
ギコの胸には当然の感情として義憤が生まれる。
「ふむ、もう少し調整が必要かな。悲鳴をあげる時間が短すぎるかもしれない」
「あっ、あ、あなたは……!」
 まだ動揺している口調で抗議しようとするギコを手を上げて押し止め、フサギコ博士は
嘆息と共に「話の続きをさせてくれ」と呟いた。


「君は、私が『被虐者を守るためにぽろろをつくり出した』と思っているのだね。なるほど、
正しい答えだ。あの日私は理不尽に妻子を奪われた。その悲劇を繰り返さないために
ぽろろを生み出そうと決心した。
 だがね、君の答えは正解ではあるけれど、いつの間にかそれだけでは不十分になって
しまったのだよ。

 ぽろろは虐待専用生物だ。君が答えてくれた通りね。どんな虐待にも対応し、加虐者を
満足させなければならない。
 だが、ぽろろのベースとなった細胞は、もともとは被虐者たちのものだ。とんでもなく
脆弱で、ちょっとした刺激にもすぐに駄目になってしまう。私は実験を繰り返したよ。
想像できるかね? 私にとっても、もちろんぽろろにとっても、それは苦痛に満ちたものだった」

 博士はまくし立てるように続ける。これほど多弁になった博士は初めて見る、と、ギコは
ぼんやり思う。とうとうと流れ出る言葉はひどく自嘲的で、悲哀に満ちていて、同時になぜか、
どこか楽しそうで、無邪気な子どもをすら思わせる。


「ぽろろのプロトタイプ――初めて試験管から生まれ出たぽろろは、通常の虐待にすら
耐えられなかった。私の力で殴っただけで、「核」を破裂させて死んでしまったよ。体の
真ん中からはじけ飛んでしまってね。その次の個体は、どうにも痛みに敏感すぎた。
少し切りつけただけで大声を出して引き付けを起こし、そのまま生命活動をすら停止させた。
こっちも一生懸命やっているんだがね、なかなかうまくいかないんだ。

 筋肉の抵抗が弱すぎて、体をちぎる感覚が物足りない個体もいた。出血に再生能力が
追いつかないで、血の海でのたうち回って死んでいったのもいた。水に濡れると動けなく
なってそのまま大した抵抗もなく溺れてしまったのもいた。逆に火に弱すぎるのも。
電流に晒すと一瞬であっけなく逝ってしまうのもいたな。そうだ、電流はひとつの課題だった……」


「博士、もう十分です! もう十分ですから! お願いです、もうやめてください!」
 まるで壊れたレコーダーか何かのようにぽろろ――になれなかったものたち――の
死に様を垂れ流し始めた博士を、ギコはやっとの思いでさえぎった。首筋や腕に、いや、
体中にびっしりと鳥肌がたっているのがわかる。貧血を起こしたように、頭がくらくらした。
気を抜くと嘔吐してしまいそうだ。
 それほどに、博士の様子は異様だったのだ。まさに、鬼気迫るという言葉がしっくり来るくらいに。

967 名前:(3/3) 投稿日:2007/06/04(月) 14:39:46 [ x9bevm3w ]
 ギコが落ち着くのにたっぷり数分の間を取ってから、博士もまた、やや落ち着いた声音で続けた。
「……そう、実験はおぞましいものだった。今の君のように震え、ふらつき、何度も嘔吐し、
何度も失神した。それでも、私は実験をやめなかった。やめられなかったのだ。私はぽろろへの
実験を――いや、もうありていに言ってしまおうか。私はぽろろへの加虐行為を繰り返す
うちに、いつの間にか虐待することそれ自体に取りつかれてしまった。

 私の言っている意味がわかるかね、ギコ。初めのうちは本当に、純粋に被虐者を
救うためにぽろろをつくろうとしていた。だがね、私は気付いてしまったのだよ、自分の
中にあるどす黒い、加虐者の心に。 私はいつしか、加虐者たちが妻と息子にしていたのと
同じことを、ぽろろにしていたのだよ。そして私の心は怖気づくどころか、暗い喜びをひしひしと
噛み締めていたのだ。信じられるかい? 私は心の底ではもしかしたら、自分の妻や子をすら、
こんなふうに扱いたいと思っていたのかもしれないよ。惨たらしく虐げて、その挙句に
命を奪ってしまいたいと。
 ……ふ、ふふ、おぞましいな。私は、ぽろろを『被虐者のためではなく加虐者のために』完成
させようと思うようになってしまったのだよ。
 ふふ、ふ、私は何と、おぞましいものになり下がってしまったのだろう」

 博士は静かに笑っていた。それはギコの知るフサギコ博士の優しい微笑ではなかった。
 何よりも醜い感情を他でも無い自分自身の中に見出してしまい、狂ってしまった男の笑顔だった。


 フサギコ博士は、ポケットからメスを取り出した。
「ほら、見ていたまえ、ギコ。ちょっとわかりにくいけれど、ここが頭部と胸部の境目なんだ。
ここからメスを入れると面白い」
 言いながら、博士はぽろろの滑らかな肌に、無造作ともいえる手つきでメスを入れる。ぽろろが
叫んだが、気にした様子も無い。
「……ほら、この切開したところ、わかるかね? ここの腱で背中の触角を支えているのさ。
そうそう、触角にはちゃんとひとつひとつ神経が通っている。で、このいちばん太い腱を」
 言いながら、メスの先で指し示した腱を切断する。ぽろろが鋭く叫んだ。ギコは思わず
目をそむける。
「ほら、こうすると、触角が簡単に抜けるんだ。ご覧」
 博士は前から二番目の触角を引っつかむと、ずぼ、というような音をたててそれを
派手に抜き去った。ギコの頬にも血のしずくが飛ぶ。生温かく、鉄くさい。
「血はほうっておいても止まるが、こうしても大丈夫だ。しばらくすれば火傷の跡ごと
跡形もなくなる」
 博士のポケットから、今度は小型の電熱器が出てくる。スイッチを入れた途端見る間に
赤熱したそれを、メスで無残に切り開かれたぽろろの傷口に押し当てた。小さな身体が
勢いよく跳ねる。それを押さえつけるように、続けて触角を抜き去られて穴のようになった
傷口にも電熱器が押し付けられた。
「反応もなかなかのものだろう? 皮膚や筋肉だけじゃない、どこだって再生できる」
 言い終わらないうちに、博士のメスは信じられないほどの切れ味でぽろろの顔面を
真一文字に切り裂いた。ふたつ並んだ眼球の真上に、赤い筋が走る。今まででいちばん
大きな叫び声をあげて、ぽろろは体をくねらせた。


 ギコは、今度は抗議の口を開くことさえ出来なかった。博士の狂気にあてられたかのように、
ただその場に立ち尽くす。
 目の前で繰り広げられる血なまぐさい光景に対する感覚は、とうに麻痺してしまっていた。
妻と子を奪われ、その悲しみを埋めるために実験に明け暮れ、狂ってしまった男。その末に
生まれた哀れな生き物、ぽろろ。彼らの姿を見つめながら、頭のどこかで妙に冷静に考える。

 被虐者たちに真の安息が訪れることはきっと無いのだろう。フサギコ博士にも、博士の
妻と息子にも、ギコ自身にも、そして、そこで切り刻まれているぽろろにも。安息を求めて、
それこそ狂おしいほどに、あがくことくらいはできるかもしれないが。


 博士の思い――狂気、悲しみ、憤り、愉しみ、嘲り――を知っているのかいないのか、
ぽろろは焼かれ、切り刻まれた組織をしぶとく再生させ続けていた。荒い呼気と一緒に、
「ぃぇぁ、ぃぇぁ」と小さな鳴き声を吐き出す。流れた血で真っ赤に染まったその顔は、
どこまでも無垢で愛らしかった。


(終)

968 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/06/16(土) 00:27:28 [ ZwRDD57. ]
>>965-967
とてもじゃないけど初めてには見えません。
言うまでもなく本スレレベルです。れっつごー!

969 名前:初心者です・・・ 投稿日:2007/07/06(金) 22:54:32 [ RO2Jllrc ]
 
 初投稿です。


「どういうことですか、モナー大統領!」
先ほどまで静かだった会議室が、一瞬にして騒がしくなる。
「先ほど言ったとうりだモナ・・・シィ虐殺や虐待は、今日限りで禁止されたモナ・・・」
その言葉にギコが激しく反乱した。
「なんでですか?!あんなアフォしぃなんか・・・いや、糞虫は、いなくなったほうがいいんですよ?!」
「ギコ君の言うとうりモナ・・・でも、これは決められたことモナよ・・・これをみるモナ」
そういうとモナーは一枚の紙を取り出し、ギコに見せた。
「?」
    モナー氏へ
  最近、しぃが虐殺などの理由で急激に減っている。そこで我々ウララー国は、全員覚悟を決めて、
しぃを絶滅危惧種にする事にした。理由は最初も書いたが、もう一度書こう
     1・ギコ種がしぃとの交尾を嫌がり、ベビが生まれなくなっている。
     2・モララーによるシィ虐待・虐殺
     3・しぃ虐殺ブーム到来
 これらを理由に、しぃを絶滅危惧種に、認定する。君の気持ちはよく分かるが・・・
 こればかりは仕方がないのだよ。ある程度数が復帰したら、折り返し連絡する。
          ウララーより
「!!!!!そっ・・・そんな!」
「分かったモナか?」
「しかし、これではアフォしぃが好き勝手やる時代がやって来るって事ですよ!?
そんなことになったら・・・」
モナーがしずかにギコの肩を押さえた。
「ギコ君・・・永遠じゃないモナ・・・我慢してほしいモナ」
「くそ!」
このニュースが国民にいきわたったとき、しぃはまるで、自分が神になったように調子に乗り出した。
「ワーイ!イヨイヨワタシタチノジダイガキタノネ!」
「コレカラハマイニチコウビニダッコシホウダイサレホウダ〜イ」
「マイニチマタ〜リハニャ〜ンダネ♪」
この知らせにモララーは気に食わなかった。
「なんで・・こんな糞虫のじだいがきたんだ!」
モララーはいざとなれば法律などどうでもよかった。ただしぃを虐殺できれば・・・それだけだった。
モララーはいつも耳に、イヤホンを入れるようになった。こうすれば糞虫の声は聞こえないし、
いつでもしぃを虐殺してもいいという知らせが聞けるからだ。
そんなモララーの目の前に、1匹のアフォしぃが現れた。腹がでかい。妊娠しているらしい。
モララーの顔に殺意交じりの笑顔が戻ってきた。
     
   たぶん続きは明日になります。

970 名前:初心者です・・・ 投稿日:2007/07/07(土) 10:27:29 [ bueH3oV6 ]
(注意)この小説ではしぃは、半角では喋りません。


969の続き

今の世の中は腐りきっている。・・・
今の時代は、ギコは「コウビシヨ♪」とシィに言われると「おう・・・」
と言うしかなくなった。つまり、しぃの言うことは絶対になってしまった。
昔ならギコはそんなこと言われたら「オラァァァァァ!」
とかいって吹っ飛ばしていたのに・・・
モララーは今、その糞虫を殺ろうとしている。
目の前の妊娠中の糞虫に、モララーはどんどん近ずいていく。
「キョウモゲンキニシィシィシィ〜シィタチノジダイデ、ハニャンハニャンハニャン」
相変わらずキモイ歌だ。そこでシィにきずかれた。
「アラ?モララーサンマエノジダイハ、ヨクモナカマヲコロシテクレマシタヨネ?
テユウカ、バツトシテシィに、アマクテコウキュウデ、フワフワシタモノヲモッテキナサイ!
モッテコナイト、アナタガワタシヲギャクタイシタコトニシテ、ウッタエルワヨ!
ハヤクモッテキナサイ!シィハ、キョウコノベビチャンタチヲウムンダカラネ!
べビチャンノタメニモハヤクモッテキナサイ!ソウスレバダイダイダイサービスデ、
ダッコサセテアゲルワヨ?ダッコダケデモイイカラサッハヤクダッコダッコオカシオカシ」
キモイ声でそんなにうじうじ喋られてもなぁ・・・あ〜ウザイウザイ
いや・・・まてよこのくそシィいま今日が出産日みたいなこと言ってなかったか?
これは・・・好都合だ。べビも殺れるかも・・・
「はいはい、ダッコだけね」
「ワ〜イ!ジャッハヤク!」
するとしぃは、ダッコポーズをした。
「あっ!でもここじゃ落ち着いてダッコできないから、とりあえずこっちにこ・・・いや、きて」
「ハニャ〜ンドコイクノ?」
それだけ言って、モララーはわざと遠回りをして自分の家に連れてった。
遠回りをしたのは、ベビを生ませるための時間稼ぎである。
「アニャ?ココモララーサンチ?モシカシテオカシモクレルノ?」
「え?あっうんそうだよ」
きずかれなくてよかった・・・やっぱアフォだ。
「さっここに入って」
「アニャ?ソウコ?ナンデ?」
モララーはかぎをしめるといきなり
シィの顔面を今までの恨みを込めて思いっきり殴ろうとした。
しかしいきなりシィが叫びだした。
「アッ!!!ベビチャンガウマレチャウ!キュウキュウシャヨンデェェェ!オナガイ!」
しかしここで救急車をよんだらおもしもくもなんともない!
モララーはわざと遅く歩いたり「え?なに?」などして時間稼ぎをした。

      続く

971 名前:初心者です・・・ 投稿日:2007/07/07(土) 17:13:56 [ bueH3oV6 ]

半角にしてみました
続き

「ヨンデッテイッテルデショ!キコエナイノ?」
「はいはい分かりましたよ」
モララーは、仕方がなく外へ出た。しかしただ外に出ただけで何もしなかった。
3〜40分立つと倉庫から
「チィチィ」
「ナッコ!」
と聞こえてきた。
(やった!)
モララーが倉庫へ入ると
「チョット!アンタガオソイカラベビチャンウマレチャッタジャナイ!どうすんのよ!コンナキタナイ倉庫で生まれて病気になったら!」
あれ?全角まじってね?まぁいいや
「いや〜ごめんごめんそれにしてもかわいいベビだね〜ちょっとみせてよ・・・」
「イヤヨ!アンタナンカニワタシノカワイイカワイイベビニユビイッポンモフレサセナインダカラネ!ワカッタラハヤクダッコトオカシモッテキテヨ!
シィハゼツメツキグシュナンダカラネ!ネェ〜ベビチャン♪」
「チィチィ!ソウデチヨ」
「ママノイウコトハゼッタイデチ!ハヤクベビトママノタメニモッテクルデチィ!」
「・・・・・」
モララーは黙って倉庫から出て行った。てゆうかもう喋れんのかよベビは!
「ママ〜タノシミデチネェ〜」
「ソウダネ!ベビチャンタチママノモチョットアゲルカラネ」
「ワ〜イデチィ」
このしぃ親子は二度とこの倉庫から出れないことを・・・そしてここが
自分の墓になるなんて、考えても見なかった。シィ達の頭の中には
「オカシ」と「ダッコ」しかなかった。
「おまたせ〜」
モララ〜は手にオカシと・・・虐待道具一式を、持っていた。しぃたちにはお菓子しか見えていなかった。
「アニャ!オカシ!ハヤクチョウダイ」
「ナッコモネ!チィチィ!」
モララーは微笑して
「お菓子ならあげるよ・・・おらよ!」
「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ?!」
モララーが持っていたオカシ・・・それは最近話題の「キム〜チョ」だ
「触ったら痛い!食べたら辛い」がキャッチフレーズだ。確かに触ると痛いしかしモララーは、
注意書きのとうりすででは触っていなかったので大丈夫だった。しかしそれを顔面で受け止たてシィは
「カライ!イタイ!ナニヲナゲタノヨコノクソモララーメ!」
しか言わなくなった。
「ママニナニシタデチカ!コノギャクサツチュウ!」
「あれ〜?そんな言葉どこで覚えたんだろうね〜まぁいいや・・・君たちはダッコだねあれは刺激が強いからね」
「エ?ナッコシテクレルノ?ワ〜イハヤクナッコナッコ♪」
もはやママのことは頭にないのかよ!と、ひそかに突っ込みを入れるモララーだった。

972 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/07/07(土) 21:53:50 [ Rb.vzXe6 ]
971のかたへ。
しぃの台詞はスペースを入れないと読みづらいです。
「チョット!アンタ ガオソイカラ ベビチャン ウマレチャッタ ジャナイ」
こんな感じにしてみては。

973 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/07/07(土) 22:21:37 [ lUaJRgtk ]
>>969-971
とりあえず

1.作りながら貼るな。
思いつきだけで書いてるのが丸分かりな程の稚拙な文章に、行き当たりばったりの展開。

2.誤字脱字、漢字変換忘れが多すぎ。
「きずく」「とうり」なんて小学生レベルの間違いです。

3.言葉の使い方がメチャクチャ。 少しは意味を辞書で調べましょう。
ギコが激しく反乱した・・いきなり反乱してどうすんですか。
先に反抗とか反対とか反論して下さい。

4.セリフが読みずらすぎ。全角やら半角やら平仮名やらゴチャゴチャの上
スペースも句読点も・・

5.ウララー国がしぃ虐殺を禁止した理由が全く理由になっていません。
なんでわざわざ「いなくなった方がいい糞虫」の絶滅を防がなくちゃならないのですか?

974 名前:初心者です・・・ 投稿日:2007/07/08(日) 20:59:29 [ tsPnjMp6 ]
972と973さん本当にそのとうりですね。もうちょっとアイディアまとめてから出直してきます。あと
小学生レベルの間違いの方も・・・

975 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/07/09(月) 00:07:41 [ cOZgQoo6 ]
>>974
× そのとうり
○ そのとおり 

直ってないよ・・・。

976 名前:耳もぎ名無しさん 投稿日:2007/07/17(火) 04:06:03 [ .BXiW2So ]
atokだと誤字指摘してくれるね

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■