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「From Far East Laboratory」 への質問スレッド

12極東博士:2007/07/15(日) 11:10:28 ID:G6iz/z3k0
虚数に関してはメフメトさんが言われるように、その歴史は古いが、一般に浸透するまで、
およそ300年ほどかかっているというのが定説だね。
16世紀にイタリアのカルダーノやボンベリが負の平方根√-15のような数を議論したのが虚数、
複素数の萌芽であるとされている。
それ以前にも x^2+1=0 → x^2=-1 のような方程式の解に意味があるのかは散々議論されたようだな。
実際には1777年にレオンハルト・オイラーが√-1の代わりに「i」を用いた表記法を使用し、
ガウスもこれに倣ったことから虚数iが確立されたのだね。
複素数の使用により、n次方程式の解は複素数の範囲で必ずn個の解を持つ、という数学における
最も重要な定理のひとつ「代数の基本定理」が証明できる。
さらに複素数の応用は実数が直線上の点で表すことができるように、デンマークのヴェッセルと
スイスのアルガンにより、複素平面、あるいはヴェッセル=アルガン平面と呼ぶ二次元平面上に
表すことができるようになった。
ひとつの複素数はふたつの実数に対応するからだね。これが1800年頃とされる。
数を二次元に拡張できると、それはベクトルで表すことが可能になる。
複素数 z=a+ib は方向と大きさをもつことになるからだ。
このことから、もしセフィロトとクリフォートが複素数の関係で表すことができるならば、
それはベクトルを持つものと考えていいと思う。
つまり、各セフィーラは力による「場」を、パスはそのベクトルを表していると密かに考えて
いるのだが、いかがだろうか。


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