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バサラ日記（その１９）
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１１０番通報して１０分程度して来られた制服警官陣に、この若者を引き渡し、保護を依頼したところ、
警察は、寝ている若者からブツを探す強制捜査を現場で始められたが、ブツは出てこなかった。
その時、以下のような会話が警官と私との間で交わされた。
制服警官： 「この人。いつから寝ているのですか？」
私： 「二時間前からです。目を開けて寝ている事と、呼吸の状態から普通の泥酔者には見えず、
薬物中毒の可能性もあるとして保護を依頼させてもらいました」
制服警官： 「貴方には いつも通報していただき有難う御座います。
確かにこの状態。薬物中毒かも知れませんね。それを見抜くとは
さすが 科学者です。」
私： （苦笑しながら） 「はあ。。。。。。。この人大丈夫でしょうか？」
制服警官： 「呼吸の状態から危険な状態なので、救急車を手配しました」
どうやら、駆けつけた警官は、私が誰か知っているようだ。私が１１０番通報の常習者
である事を知った上の会話内容だった。こりゃ、悪い事は出来ないぞ。
と私は思った。
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