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哲学的・雑談的 3
258
:
千手
:2010/01/17(日) 00:15:25
とりあえず控えておこう。
川勝平太、鶴見和子『「内発的発展」とは何か』pp.168-169
鶴見 私、今日は非常に多くを学んだ。まずこの「解説」を読んで、どうしようと思ったのは「類推」。アナロジーが方法になる? こんなこと、いままでの学問の中で聞いたことがないの。これが科学方法論になる? 私、びっくりしたの。アメリカの大学で科学方法論という講義をちゃんと聞いておりますのよ。この中に一度も出てきたことがない。びっくりした。
川勝 今西錦司ですね。
鶴見 今西錦司の前に外国にはない? キリスト教の中に。
川勝 ないと思いますね。やはり今西錦司。
鶴見 アナロジーというのは、心理学では出てくるけれど……。ロジック、つまりロジカル。メソッドというのには出てこない。サイエンティフィック・メソッドの中にも出てこない。だから私、びっくりしたのよ。
アナロギア・エンティスは? と、ふと思う。難しい。また『差異と反復』の中のノマド的配分と対比されるアナロジー的配分の問題。
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