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【丑】牡牛の表象とその周辺【Taurus】
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:
名無し牛
:2011/12/27(火) 22:34:52 ID:ptL0G/nc
988 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/27(火) 01:30:40.35 0
ゴータマ・シッダルタが出家する前は食っていた。ちなみにゴータマの意味は「牛」。
ただし、この時代こそまさしくヒンズー文明総体が衰亡へ突き進んでいた大転換期。
人口増加と急速な耕地拡張、それによる国土の荒廃と戦乱。
新興大宗教が登場したゆえん。
同時代に生まれたジャイナ教と仏教ほか当時の新興宗教はこの危機回避手段として
いずれも同じ回答を為す。殺生の禁止だ。
いずれの宗教も、バラモン制を打ち崩すことは出来ず、衰退・包摂されていくことになるが、
その回答自体は、バラモン教義の改変(神聖な牛を殺して神に捧げるバラモン→神聖な牛は
殺してはならない。牛の守護者としてのバラモン)によって受容され、牛殺しが主要な業務だった
バラモン階層、政治軍事権力の担い手であるクシャトリア階層など食肉の主要需要層が
菜食主義者に転換してゆく。
これにより当時の主要税であった牛の納入がなくなり、耕地拡張圧力が減り、社会的緊張が緩和される。
つまり「殺生禁止」とは(牛など高くて食えない)貧乏人の重税反対闘争だったということ。
989 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/27(火) 08:18:47.59 0
>>988
インドの殺生戒や牛の神聖化が牛肉の資源問題、経済問題から来ていたというのは
はじめて知ったわ。
牛肉の食料としての環境、エネルギー、資源効率の悪さって、
今のアメリカが抱えてる問題の根本と全く同じで、凄く興味深い話だな。
逆に究極の効率と環境保全性を持つ米を食ってるところはその点は強い。
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