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化学物質過敏症についての掲示板(その2)
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NATROM
:2014/04/13(日) 00:24:36 ID:ss7FMU4U
steroid & "chemical sensitivity"で医学論文を検索してみたのですが、臨床研究はもちろんのこと、症例報告についても、化学物質過敏症にステロイドが効いたという報告は見つかりません。その代り、興味深い報告がありました。
[An auto-iatrogenic disease].
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15651166
「自己医原病」という症例報告です。残念ながら本文は入手できませんでしたし、どうせドイツ語だから読めません。情報は要約からのみです。
患者は55歳の開業医です。環境中のさまざまなアレルゲンに対して感受性の増加を感じ、自身に対してステロイドの治療を行いました。しかし精神状態の悪化によって入院し、致命的な多臓器不全、緑膿菌感染、壊死性敗血症性静脈炎で死亡しました。
この症例もおそらくは何らかのアレルギーもしくは自己免疫疾患があったのだろうと推測しますが、不適切なステロイドの使用によって最終的には死に至りました。精神症状も易感染性もステロイドの副作用として説明可能です。
全身性エリテマトーデスのような自己免疫疾患が化学物質過敏症だと誤診されていた事例は複数の報告があります。この場合、ステロイドによって症状は改善します。しかしながら、原疾患の病勢をきちんとモニターしながら必要な量のステロイドが投与されるわけではありませんので、コントロールは不良になります。結果として不適切なステロイドの使用となり、きわめて危険です。
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