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はやしさんとの議論専用スレ

5NAN:2006/08/22(火) 18:39:51 ID:Kjsf6b36
それでは以下に、これまでの経緯というか、論点らしきものを挙げておきます。

 1:斉一論について

 1-a:一般的に云う斉一論とは、科学法則の斉一性を指すものです。はやしさんが否定的見解でいる斉一論とは、どのような意味においてのものでしょうか。もしも「地層がいつでもどこでも一定のスピードで形成された」と考えるのがはやしさんの斉一論であるなら、そもそも進化学者や生物学者、地質学者たちは少しもそんなことを主張していません。

 1-b:シベリアの凍土にマンモスが「大量に埋もれている」というのは、かなり信憑性の低い話です。しかし、信憑性はともかく、シベリアの凍土にマンモスが埋もれていることから、どのように斉一性(地層が形成される斉一性?)が破綻するとお考えなのでしょう。
なお、「実際に何頭のマンモスがシベリアの凍土の下にあるのかは誰にも分からないでしょう」などという、曖昧で証明不可能な論拠をベースになにを主張しても「絵空事」で終わってしまいます。

 1-c:グランドキャニオンがかつて海の底であったことや広大であることが、はやしさんの云う「地層形成の斉一性」に対する反証であるというならその通りです。実際に、まともな科学者はおろか素人の私でさえそんな主張はしていません。時に大きな地殻変動もあったでしょうし、大規模な洪水や異常気象もあったことでしょう。化石はそれら「変動の激しい時期」に形成された、と考えられます。

 2:パラダイムについて

 2-a:1項に示したように、現代科学は「地層が常に一定の速度で形成された」だとか「生物の進化は一定の速度で進んだ」と主張していません。これはたとえば、リチャード・ドーキンス著「盲目の時計職人(ブラインドウォッチメイカー):早川書房」などで詳細に説明されています。

 2-b:「斉一論のおかしさ」投稿者:はやし 投稿日: 8月19日(土)02時14分27秒  の発言において述べられている「如何にして生物が進化したのかという説明においては、ネオダーウィニズムではまったく不十分であり、間違っていると思ってきました。」については、具体的な論拠がどこにも述べられていません。前記してきたように「進化の斉一性」自体が、はやしさんの脳内に存在する誤認なのですが、それを知ってなお、ネオダーウィニズムが述べる進化のメカニズムは「まったく不十分」とお考えなのでしょうか。

 2-c:はやしさんのイメージしている「ネオダーウィニズムによる進化の説明」についてお教えください。おそらく、この部分で相当な誤認や見当違いの理解をされている、と思います。

他にも多々ありますが、順を追ってこの辺からはじめてみましょう。


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