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進化生物学の誤用を考える
50
:
ゆー
:2005/11/10(木) 03:41:34 ID:NTCxkxTA
>>47
私は紫藤さんが『利己的な遺伝子』を理解していないというより、読んでいないのではないかと何度か言いましたが、その証拠となる文章を引用しておきます。
■静岡女子高生・母親毒殺未遂:戦後教育の歪み
> 話は変わりますが、動物は特別の場合を除いて基本的に同種の間では殺し合いは
> しません!残念ながら、平気でやるのは人間だけです。
リチャード・ドーキンス著『利己的な遺伝子』
「8 世代間の争い(p215)」
| 兄弟殺しをうながす遺伝子は、兄弟殺しをする当の個体の体の中には一〇〇%の確率で
| 存在するが、彼の犠牲となる個体の体の中には五〇%の確率でしか存在しない。兄弟
| 殺しをうながす遺伝子が遺伝子プールの中に拡がりうる理由は、ここにあるのである。
「9 雄と雌の争い(p235)」
| 実際自然淘汰は、新しい妻をめとった直後、継子の可能性のある子どもをすべて殺して
| しまうような手を打つ雄に有利に働きうるのである。
(中略)
| 群れに雄ライオンが新たに加わると、彼はそこにいる子どもをすべて殺してしまうこと
| があるという。
明らかに読んでないのが丸わかりですね。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20051107
でもNATROMさんが、紫藤さんは自分の推薦している『社会生物学の勝利』を読んでいないのではないかと言われていますが、彼は自分の推薦書も引用文献も絶対まともに読んでいないはずです。
『利己的な遺伝子』もせいぜい、竹内久美子を読んでいて気になったからとりあえず買ってきたけど全部読むのがめんどくさいので、目次と序文と後書きだけ読んだだけってくらいのものでしょう。
私はIP制限されていてあそこに書き込めないので、どなたかこのソースを提示してきてもらえませんか?
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