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10代“バカッター”のその後…就職や進学が困難に「行く先々で“炎上したヤツ”と言われ続けた」
日刊SPA! 2018年01月09日(火曜)カトウ伊香保
SNSで炎上する若者たちが絶えない。昨年、女子高生が渋谷駅前の路上で自身の胸を揉ませる“フリーおっぱい”を行う動画をYouTubeにアップし、大炎上したことも記憶に新しい。
おもしろいと思って発信してしまった場合はもちろん、10代の若者であれば、自身の行動が常識やモラル、法律からはみ出していることに気付かず、なにげなくSNSに投稿してしまうことも多いのではないか。Twitterは別名、バカ発見器とも揶揄される。いきすぎた行動をツイートしてしまい炎上したひと=バカッターになってしまった若者は枚挙にいとまがない。
では、彼らはその後、どのような道を歩むことになるのか。今回は、たった一度のつぶやきで人生設計まで狂ってしまった例を紹介したい。
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10代“バカッター”のその後…就職や進学が困難に「行く先々で“炎上したヤツ”と言われ続けた」
日刊SPA! 2018年01月09日(火曜)カトウ伊香保
▼バカッターのその後「炎上したヤツと言われ続けた」
深夜、尿意を覚えて目が覚めると、マナーモードに設定したスマホがブンブンなっていることに気がついた。こんな夜中に誰だろう……。そう思ってスマホを覗き込むと、そこには数百というツイッターアプリからの通知が表示されていた。「退学おめでとう」「死ね」「バーカ」「通報しておいた」といった、どこの誰ともわからないユーザーから送られたダイレクトメールも数十通。その中に、友人からのメッセージを見つけた。
「頼むから、早く消してくれ、電話に出ろ」
今から数年前、関東地方に住むフリーターの男性・山脇さん(仮名)は、当時通っていた高校の体育祭の準備に明け暮れる日々を送っていた。そしてほぼ毎日、放課後は友人宅に集い、菓子を食ったりジュースを飲んだりして他愛もないことを語り合った。当時高校三年生。山脇さんは「青春の思い出に」とみんなで写真を撮り、ツイッター上にアップしたのだった。
「写真には僕と友人、友人の彼女が写っていました。僕は真っ赤な顔で缶チューハイを持っていて、友人はタバコを持っていた……そして彼女も缶ビールを……」
上げた瞬間、友人からの「いいね」やコメントがいくつかついた。
「楽しそうだな」「体育祭頑張ろうぜ」
それらに「おう!」「頑張ろうな!」と返信してからおよそ三時間後。それが冒頭部分、山脇さんが眠りから覚めたタイミングだった。ツイートを慌てて消し、非公開設定にした。プロフにあった「××住み●●高2年」という記述も変えた。しかし、どこの誰ともわからないツイッターユーザーらが、山脇さんの書き込みや写真、プロフィール情報などを保存しており、どんどん拡散されていった。「消しやがった」「消しても無駄」「消したら増えるのに」と、山脇さんがアカウントを非公開にしてから、拡散スピードに拍車がかかったようにも見えた。
問題の写真に写っていた友人は、ツイッターのアカウントだけでなく部活や大体の住所、家族構成までネットユーザーによってまとめられ、彼女の写真を使った悪質なコラージュ写真まで拡散され恐怖で眠れなくなった山脇さん。友人とも電話で相談し、とにかく親と警察、学校に相談しようということになった。
「翌日、学校に行く前に親にはこっぴどく叱られ、学校では担任や教頭、校長からも叱られました」
警察や学校にも、ネットユーザーから複数の「通報」が寄せられており、すでに大問題になっていたが、警察からは「もうこういうことはやらないように」と言われただけ。補導される事はない、と安堵していたが、逆に警察がネット上の炎上被害に対して、まったく何もやってくれないのだということも痛感した。
「僕らが悪いのはわかる。でも、ネットはやりすぎ、あんまりだと……。これで被害届けを出せないのかと聞いても、黙って沈静化するのを待つしかない、詳しい弁護士さんを雇って相談してみれば、といった感じ。誰も助けてくれないんだなと」
就職を控えていた山脇さんだったが、この件が響いて、大手自動車メーカーへの学校推薦枠から外された。友人も、スポーツ推薦で行くはずだった大学の進学を諦めざるを得ず、彼女とも別れてしまった。山脇さんはその後、地元から遠く離れた都市にある専門学校を卒業し、地元の近隣市にある法律事務所でアルバイトしながら、行政書士資格を取るべく勉強中だ。友人も、一浪後に一般入試で大学に進学。現在は大学院に向けて勉強中だ。
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10代“バカッター”のその後…就職や進学が困難に「行く先々で“炎上したヤツ”と言われ続けた」
日刊SPA! 2018年01月09日(火曜)カトウ伊香保
▼誰かが常に「炎上ネタ」を探している
「僕も友人も、行く先々で“炎上してたヤツ”と陰でコソコソ言われ続けました。今でこそ笑い話かもしれませんが、当時は本当に死にたいと思うほどだったし、友人と二人で、どこか遠い国にでも行こうと真剣に話していました。僕らが間違っているのはわかっていますが、それでも、寄ってたかってあそこまでするのがネットの中の人たちかと。僕らと同じように、バカをやって炎上する人が絶えませんが、ネットの恐ろしさを、もっとみんなが知るべきです」
たった一度のつぶやきで、人生設計が狂ってしまうこともある。ネット、SNSは友人・知人だけで繋がっているものではない。その繋がりは世界中の人々から監視可能な状態にあり、悪意を持った誰かが常に、次の「炎上ネタ」を探している。一度炎上してしまえば、拡散され、まとめサイトで勝手に記事にされ、一生消えない。山脇さんは語気を強めていう。
「ネットとリアルの感覚の違い、これを若い頃から学校でも教えるべきです」<取材・文/カトウ伊香保>
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