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神戸学院大学生協
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他の大学には当たり前のようにある生協。神戸学院大学にはありません。やはり発展途上の大学なのでしょうか?
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米国、大麻で盛り上がる観光産業
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) 2014年10月22日(水)16:03
今年1月1日、コロラド州で嗜好用大麻が合法化され、テキサスからニューヨークまで、全米の愛好家たちは大麻に火をつけて喜びを分かち合った。
そして現在、コロラド州ともう一つの大麻合法州であるワシントン州へ押し寄せる観光客の数が急増しており、新たな観光産業を盛り上げている。旅行者も楽しめて、州政府にも豊かな税収入をもたらす大麻観光だ。
いまや大麻のメッカとなりつつあるデンバーやシアトルでは、古き良きスタイルの試煙会から高級志向の料理教室まで、大麻関連の様々なツアーが人気を博している。料理教室では、THC(テトラヒドロカンナビノール:大麻の主な有効成分)入りピーマンのリコッタチーズ詰めなど、グルメな料理を習うことができる。
全米には約2200万人の大麻使用者がいるが、嗜好目的の使用が合法化されているのは現在この2州のみ。そこへ押し寄せようとしているのが、新たな大麻業者の波である。
コロラドでは、大麻ツアーやプライベートクラブがいたるところに現れ、遠くオーストラリアやシンガポールからも旅行者がやって来ている。
『マイ420ツアー』社の最高経営責任者J・J・ワーカー(JJ Walker)氏は、「ツアー参加者の客層を見ると非常に興味深い。当初は、ハイになりたい20代の若者ばかりがやって来るのだろうと予想していたが、蓋を開けてみるとほとんどの客は40歳以上だった。中には、妻と一緒にツアーに参加した末期患者の客もいた」と話す。
ホテル業界もこの好機に便乗し、大麻使用者への部屋の貸し出しを始める所も現れた。合法化したとはいえ、2州とも公共の場での使用は依然として禁じられているため、ホテルは室内で大麻吸引、喫煙、摂取できることを売りにしているのだ。コロラド州では、大麻使用を許可している施設を検索できる「TravelTHC」なるサイトまで存在する。
今のところ、州当局も新たな観光産業の盛り上がりを歓迎している。その狙いは明らかだ。大麻販売には約10%の税金がかけられており、コロラド州では既に、嗜好品としての大麻販売による税収入が2970万ドルを超え、医療用大麻による税収入を上回っている。ワシントン州では、2015〜2017年の間に5120万ドルの税収が見込まれている。
しかし、他州で違法な大麻で観光客を呼び込むという戦略に将来性はあるのだろうか。アメリカの賭博観光の経験から学ぶものがあるとしたら、持続的に利益を生み出すのはそう簡単ではないということだろう。他州からの訪問客を見込んだ多くの州は我先にと規制を緩和させ、本格なカジノ建設が相次いだ。ところが今度は、供給過多で市場が飽和状態となり、客数は落ち込み、多くのカジノが閉店に追い込まれた。大麻も、他の州で合法化が進めば同じような道をたどりかねない。
コロラド州は既に、合法化第2の州となったワシントンと市場を分け合うという経験をした。ワシントンはコロラドよりも少し遅く、今年6月に販売が認められたのだが、少数の地元業者たちのおかげで売り上げは順調に伸びている。
また、地元の若い世代による消費の増加や、食用大麻の過剰摂取による問題も指摘されている。最近、ワイオミング州からデンバーへ遊びに来ていた19歳の学生が、大麻入りクッキーを食べた後でホテルのバルコニーから飛び降りて死亡したという事件があったばかりだ。ワシントン州では、大麻に関連した自動車事故の増加も問題となっている。ただその一方で、コロラドでは大麻合法化以来自動車の死亡事故が減少したというデータもあるのだが。
合法化の反対者は、大麻観光が町のイメージを傷つけると指摘するが、シアトル当局はそれほど気にはしていないようだ。「シアトルでは、コロラドほど盛り上がることはないだろう。ここでは2004年から規制が緩和され、大麻の所持に限っては認められていたので、それほど新鮮味があるわけではない」と、シアトル市議会のニック・リカタ(Nick Licata)議員は説明する。
この次に大麻観光へ参入する可能性があるのは、オレゴン州、アラスカ州、ワシントンDCである。いずれも今年11月の中間選挙に大麻の娯楽使用合法化の是非を問う住民投票を控えており、コロラドとワシントンの成り行きを注意深く見守っている。
Laura Secorun Palet for OZY
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米国、大麻で盛り上がる観光産業
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) 2014年10月22日(水)16:03
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