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安倍晋三政権による歴史的犯罪

76凡人:2020/04/21(火) 11:10:35 ID:mldCjOSY0
憲法学について 二〇一三年三月二九日 安倍晋三の国会答弁
「私は憲法学の権威でもございませんし、(成蹊大学の憲法学の)学生だったこともございませんので、存じ上げておりません。」

 二〇一三年三月二九日、民主党の小西洋之が「安倍総理、芦部信喜さんという憲法学者をご存じですか」と質問すると、安倍は「存じ上げておりません」と答えた。

 もちろん芦部(一九二三〜九九年)は、有名な憲法学者である。

 憲法学の第一人者・宮沢俊義(一八九九〜一九七六年)の弟子で、東京大学教授、日本公法学会理事長を務めた。一九九三年には文化功労者に選ばれている。

 安倍の発言は、母校である成蹊大学法学部政治学科の学生をもバカにしているが、そもそも憲法を「前文から全てを含めて変えたい」(二〇一六年七月一〇日)という安倍が、「学校で習わなかった」と弁解するところに、腰が抜ける。

 安倍が在学中、成蹊大学で政治思想史を教えていた加藤節教授は言う(『フライデー』二〇一六年五月二七日号)。

「安倍さんを表現するとき、私は、二つの『ムチ』に集約できると思うのです。一つはignorant の『無知』、もう一つはshameless の『無恥』です。『無知』についていうと、彼はまず歴史を知らない。戦後の日本が築いてきた歴史を踏まえていないんです。歴史はよく知らないから、そんなものは無視しても良いと考えているのではないでしょうか?」

「立憲主義とは、最高規範が権力を縛る、というのが基本的な考え方です。いまでいう最高規範は憲法ですよね。憲法が政策決定に影響を与えるのは当然のことなのです。しかし、安倍首相は自分の考えに同意する人物を登用し、反対する人はクビにしてしまう。つまり、安倍政権のやり方というのは、『法による支配』ではなく『人』による支配なんです」

「法による支配」は「法治主義」とは違う。「法治主義」は議会が制定した法律により統治が行われるべきという原理だが、「法の支配」は統治する側にも及ぶ。

 安倍が理解していないのはそこの部分だろう。

 二〇一四年一〇月一九日、安倍は国際法曹協会の年次大会で「法の支配」についてスピーチ。

 聖徳太子(五七四〜六二二年)の「十七条憲法」を持ち出し、「人類愛によって結ばれ、助け合う人間が、合意によって作っていく社会の道徳や規範。それが法です」などと話し、参加した弁護士らの失笑を買った。

 成蹊大学の学生は、就職活動で母校の名前を出すと、「ああ、安倍晋三のね」と冷笑されるという。

母校成蹊大学の名前を汚した安倍に、後輩たちが抗議の声を上げた。
 二〇一五年九月一三日には、成蹊大学の現役生、卒業生が抗議声明を出している。

「私たち成蹊大学後輩一同は、あなたの安全保障関連法案における、学問を愚弄し、民主主義を否定する態度に怒りを覚え、また政治学を学んだとはにわかに信じがたい無知さに同窓生として恥ずかしさを禁じえません」

 どう考えても安倍は政治家に向いていないのではないか。

(※話題の新刊『安倍でもわかる政治思想入門』本文一部抜粋)

著者略歴
適菜 収(てきな・おさむ)
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』(KKベストセラーズ)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)など著書多数。安倍晋三の正体を暴いた渾身の最新刊『安倍でもわかる政治思想入門』(KKベストセラーズ)が発売即重版。全国書店、Amazonにて好評発売中。
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