したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5511チバQ:2017/11/16(木) 21:19:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171109/ddm/005/010/045000c
小池劇場の役者たち
落選を語る/上 「なんで希望に行くんや」 「排除」後、馬淵氏に逆風

毎日新聞2017年11月9日 東京朝刊
 衆院解散から間もない9月30日、奈良市内に開設されたばかりの馬淵澄夫元国土交通相(57)の事務所では、抗議の電話が鳴りやまなかった。「なんで希望の党に行くんや」「馬淵さんは無所属やないんか」

 その前日、希望の党の小池百合子代表は記者会見で、民進党からの合流問題について「排除いたします。というか取捨……絞らせていただくということであります」と笑みを浮かべながら表明。「排除」発言は瞬く間に広まった。衆院奈良1区で5期14年、議席を守り続けた馬淵氏は、このときを境にかつてない逆風にさらされる。

 公示を翌日に控えた10月9日、馬淵氏は、2000年に衆院選に初挑戦(落選)したとき以来の後援者、綿谷稔さん(81)の自宅を訪ね、希望の党を選んだ理由を「民進党として決めたことに従います」と弁明した。綿谷さんには「分かった」と理解してもらったが、同様に支援者を説得して回るには時間が少なすぎた。

 抗議は電話だけではない。馬淵氏を応援した民進党奈良県連幹事長(現代表)の藤野良次県議(54)は選挙中、街頭で女性支持者から「なんで馬淵さん、小池さんの希望の党やねん」と詰め寄られた。馬淵氏の選対事務局長を務めた藤澤唯史さん(56)は「前半戦は釈明ばかりだった」と悔やむ。

 落選後、馬淵氏は「希望の党から出たからだ」という声を何度も聞いた。無所属での立候補を促す意見は陣営内にもあったのに、「政権交代を果たすには塊で勝負するしかない」とこだわったのはほかならぬ馬淵氏だった。綿谷さんは「選挙区内で広く理解してもらうのは難しかっただろう」と振り返る。

 それでも馬淵氏は、当選した自民党の小林茂樹衆院議員に2476票差まで迫る8万8082票を得た。惜敗率97・2%は落選した希望の党候補の中で最も高い。ところが、もう一つ壁があった。

 希望の党は比例代表近畿ブロックで、小池氏に近い樽床伸二元総務相を比例単独で名簿順位の1位に据えた。第1次安倍内閣時代、首相補佐官だった小池氏に仕えた元防衛官僚の井上一徳氏(京都5区)が2位。井上氏以外の小選挙区との重複立候補者22人は全員3位で競わされた。希望の党は近畿で振るわず、比例はわずか3議席。馬淵氏は次点で涙をのんだ。

 比例復活した井上氏の惜敗率は32・4%。「身内優遇」と小池氏に不満が出るのは当然だった。同氏側近の若狭勝元衆院議員は選挙後、フジテレビの番組で「(小池氏が)総合的に考えて井上氏を2位にしたのではないか」と述べつつ、「(惜敗率が)そんなに伸びないのは分かっているので、そういう意味では優遇だとは思う」と認めた。

 馬淵氏の陣営幹部は「ふに落ちない」と今も憤る。一方、馬淵氏は選挙後、取材に一切応じていないが、支援者に宛てた10月30日のメールで思いの一端を吐露した。「真に国政に必要とされているのかを改めて自問してまいります」【松倉佑輔】

     ◇

 一時は衆院選で政権交代を目指した希望の党だが、結果は50議席の第3党にとどまった。同党の選挙とは何だったのか。落選者の視点で考える。

惜敗率が高かった希望の党の落選者(敬称略)
(1)馬淵澄夫(奈良1区)  97.2%

(2)野間健(鹿児島3区)  88.0%

(3)村岡敏英(秋田3区)  87.2%

(4)緒方林太郎(福岡9区) 86.3%

(5)近藤洋介(山形2区)  83.7%


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板