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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1422チバQ:2017/04/09(日) 22:13:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704040002.html
【落日の「保守王国」-自民党“脆弱県”を行く】「角栄世代が偉大すぎた」 新潟は今、崩壊の危機に直面している
04月04日 09:44産経新聞

【落日の「保守王国」-自民党“脆弱県”を行く】「角栄世代が偉大すぎた」 新潟は今、崩壊の危機に直面している
上越新幹線浦佐駅東口に立つ田中角栄元首相の銅像=新潟県南魚沼市(小沢慶太撮影)
(産経新聞)
 降り続いた雪がやみ、久々の快晴に包まれた2月末の新潟市中心部。20人も入ればいっぱいになる小さな洋食店で、運ばれたローストビーフを前に作業着姿の若い男性が箸を置いて冷めた言葉をつぶやいた。

 「看板はよく見るけど、何をやっているのか全然知らない。発言力はあるのか?」

 困惑した表情で耳を傾けたのは自民党の石崎徹衆院議員(33)=新潟1区。男性は石崎氏の支援組織「サポーターズクラブ」の結成式に出席していたのだ。若者ら17人の参加者を前に「若い政治家だから頼りないと思うかもしれないが、長い目で見ていただきたい」と語っていた石崎氏。食事をしながら親睦を図るはずの和やかな雰囲気は、この一言で一変した。

 財務官僚出身の石崎氏は自民党の候補者公募に28歳で応じた。政権に復帰した平成24年衆院選で旧民主党の前職を破り、2年後の衆院選にも勝利した。しかし、地元に浸透したかといえば疑問符がつく。2回目は得票数を初陣から約4千票減らした上、旧民主党の元職に6千票上積みされて比例代表で復活当選を許した。

 サポーターズクラブは、石崎氏が「自民党の看板だけでは勝てない」として一般有権者も対象に細かく作ってきた組織。別の後援会組織も合わせて約40団体を設立した。石崎氏には、かつての自民党議員のように支持団体の支援だけで選挙戦を突破する自信がなかった。

                   ◇

 絶大な影響力があった田中角栄元首相らが築いた「保守王国」の新潟は今、崩壊の危機に直面している。24年衆院選こそ自民党は県内全6選挙区を制したものの、26年は3区で旧民主党候補に勝利を許し、比例復活も含めた自民党議員6人のうち5人が得票数を減らした。全員が当選4回以下で、党県連会長の長島忠美衆院議員(5区)は「次の衆院選も全区で厳しい戦いになる」と危機感を抱く。

 凋落(ちょうらく)の背景には何があるのか。そのヒントが上越新幹線浦佐駅(南魚沼市)の東口にある。左手をポケットに入れて右手を上げ、越後三山を見上げる角栄氏の巨大な銅像だ。

 浦佐駅の27年度の1日平均乗車人数は688人で、上越新幹線の全駅で最少だ。関係者によると、当初は越後湯沢と長岡間を直線で結ぶ案が検討されたが、大和町(現南魚沼市)を地盤とする角栄氏の影響力で「くの字形」に曲がり、両駅間に浦佐駅の設置が決まったとの説がもっぱらだ。

 角栄氏は地元の声を丁寧に聞き、特に新幹線や高速道路などのインフラ整備に力を入れた。利益誘導との批判も意に介さず、絶大な支持を得た。これを確実に票に結びつけたのが、鉄の結束を誇った角栄氏の後援会「越山会」だ。

 会員は最大9万人を超え、選挙区内の支部は300以上。元越山会青年部長の星野伊佐夫県議は強さの理由を「嫌々でなく、みんな『越山会に参加させてほしい』との気持ちで入ってきた」と振り返る。

 選挙では実動部隊となって絨毯(じゅうたん)爆撃のように選挙区を回った。「雪国の生活を良くしてほしい」との熱意が田中王国の動力源だった。


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