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自民党政権綜合スレ

417チバQ:2013/02/25(月) 21:32:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130225-00000047-reut-bus_all
アングル:日銀総裁人事、黒田氏への期待とそびえるハードル
ロイター 2月25日(月)12時47分配信
2月25日、政府が次期日銀総裁への起用を固めた黒田東彦・アジア開発銀行総裁(ADB)は、元財務官でその後も国際機関のトップとして現役の国際金融サークルで活躍、市場関係者や専門家からは世界への情報発信力が期待されている。写真は11日、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 25日 ロイター] 政府が次期日銀総裁への起用を固めた黒田東彦・アジア開発銀行総裁(ADB)は、元財務官でその後も国際機関のトップとして現役の国際金融サークルで活躍、市場関係者や専門家からは世界への情報発信力が期待されている。

日銀総裁に黒田ADB総裁、政府が起用固める:識者はこうみる

また、日銀の資産買い入れ規模の拡大や多様化など、緩和の踏み込み不足を指摘するなど「アベノミクス」に沿った条件も備えている。しかし、従来の白川路線の手直しはできても、それ以上の「次元の異なる緩和策」を展開することには限界があるとの声も聞かれる。2人の副総裁とともに、従来の日銀に欠けていた多様な意見による活発な政策策議論が必要で、かつ日銀内から政策アイデアを引き出すことが課題とみられている。

<金融緩和と為替への対外説明力に期待>

市場が黒田氏に最も期待するのは、日本の金融政策の「対外的な顔」としての情報発信力。白川方明総裁が中央銀行の国際サークルで高い評価を得ていたのに対し、黒田氏は財務官時代からG7サークルに参加し、さらにアジア開発銀行(ADB)総裁としての人脈も持つ。

野村総合研究所金融ITイノベーション部長の井上哲也氏は、アベノミクスで日本経済がデフレから脱却するために必要な政策を海外に納得してもらうためには適任だと評価。「その過程で為替問題はこの先もついて回ることが予想される。国際会議の場でいかに日本のこうした政策が世界経済にも貢献するかを主要国、そして新興国に対して説明することが、黒田氏に期待される役割だ」と話す。

その一方、日銀内部からは、黒田氏の国際性と、従来の日銀総裁の国際性のずれを指摘する声もある。「中央銀行に求められるち密な議論や、学者がほとんどを占める現在の主要中央銀行総裁サークルの議論に、どの程度適応していけるのか」(日銀関係者)という懸念だ。もっとも、この点について財務官時代を知る関係者からは、現場感覚のセンスや堅実な仕事ぶりからみて、適応性が高いと期待する声も出ている。

<現実と期待とのギャップに苦しむとき>

黒田氏はかねてより、日銀の資産買い入れ拡大の余地が大きいことを指摘してきた。今年1月の討論会で同氏は「(日銀は)物価上昇率2%の明確な物価目標を掲げ、あらゆる手段で限界を設けず(金融緩和を)やるべき」と強調。また、昨年10月のIMF(国際通貨基金)総会で報道陣に対し「国債からインデックス債、株式など山のようにある」と述べ、多様な資産の買い入れを提唱している。

こうした発言を踏まえると、日銀が買い入れる資産の規模と種類の拡大をめぐる議論に拍車がかかりそうだ。ただ、従来からの政策手法からいきなり「異次元の緩和」に切り替えることはハードルが高い。日本のリスク資産の市場規模は小さく、大規模な緩和にはどうしても国債市場を活用せざるをない。また、「4月公表の日銀短観は大幅に改善が期待され、今後の景気改善の局面で緩和拡大は説明がつかない。しかも、審議委員6人が新たなに就任する3人の総裁・副総裁と必ずしも同じ考え方には見えない」(SMBC日興証券・債券ストラテジストの岩下真理氏)との声もある。

第一生命経済研究所・主席エコノミストの熊野英生氏は「白川総裁時代に見遅られてきた付利撤廃や買入国債の年限長期化などの手直しくらいはできるだろうが、それ以上の新たな緩和策をできるかというと限界がある。現実と期待とのギャップに苦しむことになるだろう」と指摘。その上で「いかに日銀内から新たなアイデアを引き出せるかが課題になる」と話す。


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