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自民党政権綜合スレ

136チバQ:2012/12/18(火) 22:49:34
 今年9月の自民党総裁選以降、安倍、石破両氏は二人三脚で「政権奪還」を目指してきた。当初は連絡も密に取っていた。だが、安倍氏が先月初め、赤字国債発行に必要な特例公債法案について「北風路線」から「太陽路線」にかじを切った際、石破氏への伝達が遅れた。石破氏がテレビ番組で「北風路線」の継続を強調するチグハグさも見られた。

 2人の微妙な関係について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「同じ保守政治家でも、石破氏は角栄元首相の木曜クラブからつながる経世会系で、安倍氏は福田元首相の清和会系の流れをくむ。いわゆるハト派とタカ派など、政治手法や感覚などで違いがある。いわば、次々世代による『角福戦争』のようなものだ」と分析・解説する。

 「角福戦争」とは、1972年の自民党総裁選をきっかけに勃発した、角栄、福田両陣営による権力闘争のこと。角栄氏が脳梗塞で倒れる85年まで続き、日本政治史に残る激しさで知られる。

 石破氏は慶応大学卒業後、都市銀行に勤めていたが、24歳のときに参院議員だった父、二朗氏が他界。二朗氏の友人だった角栄氏に「キミがお父さんの遺志を継ぐんだ」と説得され、角栄氏のそばで政治のイロハを学んだ。石破氏の選挙戦術は角栄氏仕込みといえる。

 一方の安倍氏は、祖父が「日米安保改定」を成し遂げた岸信介元首相で、父は安倍晋太郎元外相。晋太郎氏は、清和会を立ち上げた福田氏から同派を受け継いだプリンスで、安倍氏には清和会直系という強烈な自負がある。

 露骨な「権力闘争」を感じさせない安倍氏と石破氏だが、側近や本人たちの潜在意識には、40年前の熾烈な政争の記憶が潜んでいるのか。だとすれば、この対立のミゾは極めて深い。

 幹事長留任が決まった後、石破氏はTBS系番組で、安倍氏との関係について、「適度な距離感は必要だ。『それは違う』という人がいることは大事だ」と語り、安倍氏への直言もいとわない姿勢を示した。

 今後、2人の確執はどうなりそうか。

 前出の鈴木氏は「安倍氏周辺は『ポスト安倍』に石破氏を推す気はないはず。女性首相あたりをワンポイントにして、その後は(清和会の流れをくむ)小泉進次郎青年局長を考えているのでは。一方、石破氏としては、(安倍氏の3歳年下でもあり)幹事長としての役割を淡々とこなしていくはずだ。そうしたなかで、地方などから『石破待望論』がわき上がるのを待つのではないか」と語っている。


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