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非自民非民主系保守

655名無しさん:2009/08/24(月) 17:42:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082402100010.html

新井陣営 世代交代アピール ■11区■  小泉対小泉の戦い 保守分裂再び
2009年8月24日

 因縁の男が姿を現すと、会場は一段と大きな拍手とどよめきに包まれた。

 「いやあ、自民党にとってこんな逆風はない。前回の逆ですよ。小選挙区ってのは怖いねえ」。元首相、小泉純一郎が壇上で飄々(ひょうひょう)と語った。二十三日、自民党前職の新井悦二の応援のため、本庄市入りした。

 会場には定員千二百人を大きく超える人々が押しかけ、人気は別格。軽妙な語り口に爆笑の渦が起こり、元首相が新井と握手を交わすと大きな拍手が。陣営幹部は「前回は元首相で勝負を決めた。今回も元首相で流れを変えたい」と祈るように漏らした。

 前回衆院選で、郵政選挙の象徴となった11区。元首相が推し進める郵政民営化に反対して自民を追われ、無所属となった元職小泉龍司と、その“刺客”として県議から転身した新井−。保守を二分する激戦の中、元首相が、投開票日前日にJR深谷駅前に現れ「改革、是か非か」とぶち上げた。「あれで票が動いた」と両陣営は振り返る。

 四年後の今、様相は一変した。元首相から応援を受けた新井だが、小泉改革への批判が強まる中、これまで「自分を小泉チルドレンだと考えたことはない」と距離を置く言い方をしてきた。

 街宣で、立てるのはイメージカラーのオレンジ一色ののぼり旗。党名はない。「国の無駄遣いが問題」とし「直せるのはしがらみのない政治家」。与党批判とも受け取られかねない主張で世代交代を訴える。

 さらに、出身地で大票田の深谷市では「深谷から四十年ぶりに誕生した代議士」と繰り返し訴える。ともに走り回る実兄で同市長の新井家光は、街宣で「どちらが深谷市に利益をもたらすのか。地元(出身候補)を選ぶのか、選ばないのか」と二者択一を聴衆に迫っている。

 一方、小泉龍司の下には地域の顔が続々と結集する。十八日の公示日に四カ所で行った出陣式。選挙区の深谷市長以外のほとんどの首長や、自民党の四人を含む六人の県議が出席した。

 与党候補陣営と見まごうばかりの空気の中で、小泉は宣言した。「11区から自民党の国会議員を出しても、民主党が政権取ったら予算もらえませんよ。自民党を出さなくても(自分が参加する)平沼グループがいます」

 自民県議の一人は「(造反を)県連本部から注意されたが気にしてない」。公明党も、深谷支部こそ新井に推薦を出したが、秩父や本庄児玉地域は態度を明らかにしない。民主党も、独自候補擁立を見送り、連合埼玉は小泉を推薦する。

 小泉が党派を超えた支援を取り付ける背景に、深谷市と周辺自治体との合併の経緯で生まれたしこりを指摘する声もある。同市との合併協議が破綻(はたん)した寄居町の四十代の自営業男性は「大きくて効率がいいことや便利なことだけが正しいのか、と疑問に感じてきた。深谷の姿が、小泉改革と重なって見える」とつぶやく。

 元首相の来援に望みをかける新井陣営。小泉陣営は「影響ない。過去の人」と無関心を装うが、出陣式で小泉本人から元首相への感情があふれ出た。「元首相が四年前に持っていった議員バッジを返しに来てくれるそうです。歓迎しましょう、迎え撃とうではありませんか」 =敬称略

 (村田秀雄、柏崎智子)


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