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芸能裏ねたジャーナル

1755とはずがたり:2018/06/18(月) 09:47:51
>>1754
 3番組で共通していたのは、80年代から90年代のノリさんを思い出す若々しい姿。予定調和をことごとく崩す自由さ、先頭に立って体を張る破天荒さを見せていたのです。ここ数年間は「若手芸人にオイシイところを与えよう」と引いている姿が目立ちましたが、ひさびさに見た本来のノリさんに、設楽統さん、さまぁ?ず、ヒロミさんは誰よりも喜んでいました。

 これは18歳のころ、フリやオチなどの構成のないネタを見たタモリさんから、「そのままでいい」「意味なんていらない」と言われて以来貫いているノリさんの芸風。現在は、芸人同士の“お約束”がベースの型にハマった笑いが多いだけに、その自由で破天荒な芸風が戻ってきたのなら、往年のとんねるずファンに加え、若い年齢層のファンも開拓も期待できるのではないでしょうか。

◆俳優業活性化なら、まさかの『相棒』出演も

 まったく変わらない自由で破天荒なノリさんを見てひと安心。アーティストへの転身などが噂されていましたが、一連の番組出演を見る限り、今後も変わらずに芸人としての活動もしてくれるのではないでしょうか。

 ただ、ひさびさの映画主演で、俳優としての活動が活性化する可能性もあるでしょう。これまで単独の出演では、1998年の『甘い結婚』(フジテレビ系)で、妻から捨てられる夫。1999年の『小市民ケーン』(フジテレビ系)で、悪妻に悩まされる小心者の高校教師。2004年のスペシャルドラマ『にんげんだもの -相田みつを物語-』(テレビ朝日系)で、相田みつを役。それぞれで主演を務めるなど、実績十分なのです。

 コミカルだけでなくシリアスな役柄も演じられることから、密かに待望されているのは、親交の深い水谷豊さんとの『相棒』(テレビ朝日系)共演。公私ともに自由を求める木梨さんが、杉下右京の相棒としてフル出演することは考えにくいものの、スペシャルゲストとしての出演ならいつ実現してもおかしくないでしょう。

 その他にも、『ファインディング・ニモ』でマーリン、『ウォーキングwithダイナソー』でパッチと主人公の日本語吹替版を担当した声優、56歳にしてなお抜群の運動神経を見せる元祖・体育会系芸人としての顔、個展の全国ツアーを行うほどの動員力を持つアーティストなど、「どのスキルでもメディア出演できる」、タレントとしての幅がノリさんの強みです。

◆所ジョージと重なる脱力感と生き様

 不定期で開催される「トークあり、コントあり、歌あり」の単独ライブ、「絵は売らずに表現するだけ。楽しい絵だけを描く」というアーティストとしてのあり方、「21時前には寝てしまう。早朝4?5時には起きる」などの芸能人らしくない過ごし方、妻の安田成美さんから「(実子3人に次ぐ)4人目の子どもみたい」と公言されてしまうところも含め、すべてが脱力感であふれています。 

 そのスタンスは、親交の深い所ジョージさんの姿にも重なりますし、この先もずっと何かの活動に集中するのではなく、気ままな姿を見せてくれるのではないでしょうか。

大きな区切りの年だけに、とんねるずとしてよりも、個人活動を活性化させそうなムードがあり、相方の石橋貴明さんも負けじと精力的な姿を見せてくれるはず。2人とも『みなさん』終了の寂しさを感じさせないほどの元気な姿を見せてくれるでしょう。

【木村隆志】
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。


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