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大中華世界的話題

7322チバQ:2015/05/06(水) 09:29:11
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150504/cpd1505040500004-n1.htm
マレーシア、不寛容な国に イスラム支持獲得へ宗教保守化政策 (1/2ページ)
2015.5.4 05:00
さまざまな文化が融合した多民族・多宗教国家のマレーシアでイスラム色が強まりつつある。人口3000万人の60%余りをイスラム教徒が占め、イスラム教を国教とする同国は、憲法で信教の自由が認められており、長年、「寛容な」国家を自任してきた。だがナジブ首相率いる与党・統一マレー国民組織(UMNO)が2013年の総選挙で大幅に議席を減らして以来、イスラム勢力の支持を取り込もうと宗教保守化の政策を講じ、これが民族間の火種となっている。

 宗教的な不寛容さは随所に現れている。今年1月にマレーシアの連邦裁判所(最高裁)は、カトリック教会紙で神の名を「アラー」と呼ぶのを禁じる判決に対する上告を退けた。3月にはイスラム原理主義政党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)が政権を握る北東部のクランタン州で姦通を死刑、窃盗を手足切断の刑とするイスラム刑法(ハッド刑)導入案に与党議員も支持を表明した。

 シンガポールのナンヤン工科大学S・ラジャラトナム国際研究院(RSIS)の上級研究員、胡逸山氏は「人種と宗教は昔から使われてきた便利な駆け引きの道具だ」と指摘する。

 首相府傘下のイスラム開発局(Jakim)は、このほどコンサートの主催者に対する指針を定めた。報告書では、国内でパフォーマンスを行うアーティストに犯罪歴がないと主催者側が保証することや、アーティストは性別が紛らわしくない髪形、服装をすることなどを挙げている。歌手は挑発的なダンスを封印し、コメディアンはまじめな話題をちゃかさないことが求められる。

 マレーシアでは06年に米ポップグループ、プッシーキャット・ドールズのコンサートが品位法に違反するとして主催者が罰金を科せられた。英BBCによると、13年10月には米ポップ歌手、ケシャの公演が中止された。

 女性・家庭・地域開発省副大臣でマレーシア華人協会(MCA)副総裁(副党首)のチュー・メイフン氏は「マレーシアは多民族、多文化、複数の宗教からなる国家だ。行為を規制したり、非イスラム教徒の通常のライフスタイルを変えるような公共政策はこの国では実現不可能だ」と反発している。(ブルームバーグ Shamim Adam)


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