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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

1875とはずがたり:2017/04/17(月) 08:40:36
2016.6.2
「わさビーフ」社長が語る、普通の味のポテチを作らない理由
http://diamond.jp/articles/-/92305
曲沼美恵:ライター

1876とはずがたり:2017/04/17(月) 08:42:46
>>1875-1876一部転載

わさビーフ誕生のきっかけは
アメリカで食べた「ローストビーフ」

――会社の創立は1953年、二代目でいらっしゃいますね。

「山芳製菓はもともと父が立ち上げた会社です。私は大学を卒業して不二家さんに勤めさせていただいた後、1982年に専務という立場で入社しました。何もわかんないのに偉そうにいろいろと口出しをしていましたから、最初の頃は誰も付いてこなかったですよ。眠れない夜が続きました。



――パッケージにも書いてありますが、開発のきっかけは、山崎会長ご自身がアメリカのレストランで食べたローストビーフにホースラディッシュが添えてあったことだったとか。

「そう言うとかっこいいんだけど、そんときは暗中模索ですよ。あれを試したり、これを試したりしている時に、たまたまコンソメとわさび、2つの味を掛け合わせたらおいしいぞ、となった。そういえば、あの時食べた味に似ているなあとは思ったかもしれないけど、そんなに理路整然とした話じゃありません。まずは、とにかく作ってみただけのことです」

もともとの商品名はなんと「アメリカンテイスト」

――作ったら、すぐにこれはイケるぞとなったわけですか?

「最初はまったく売れなかった」と振り返る山崎社長。同じ商品をヒット商品に変えるカギは、ネーミングにあった
Photo by T.U.
「そんなにスムーズじゃなかったですね。最初は『アメリカンテイスト』という名前で出したんですよ」

――アメリカンテイスト…。

「それがまったく売れなくて。それで、生協さんに持って行ったんです。当時は売上の80%から90%が生協さんのOEMでしたから。

?そこそこ反応はありましたが、爆発的には売れませんでした。だけど、そのまま終わらせちゃったんじゃもったいないし、もう一度、自社商品として売り出してみようと思いまして。『うちの商品では、これが一番おいしいですよ』って言ってくれる社員さんもいたから、その声にはすごく支えられました。

?その頃、小売はスーパーが中心でしたけれど、うちの商品なんてスーパーにほとんど並ばないんです。ましてや、コンビニなんて1店も取引させてもらえなかった。それを担当者が地道に開拓して、ネーミングもデザインも見直して、と少しずつやってきた結果がヒットにつながっています。結果的には、『コンソメ』を『ビーフ』と言い換えたのが良かった。そういえば、当時考えたネーミングの候補に『わさべこ』っていうのもあったんですよ」

――わ、わさべこ!??

?たかがネーミング、されどネーミングだ。たとえ中身が同じでも、名前が「アメリカンテイスト」と「わさビーフ」では天と地ほどの差が出てしまう。山芳製菓では以前、商品開発部隊のネーミングセンスを磨くためによく、「句会」を開いたそうである。

塩、コンソメ、のり塩…人気の味は作らない




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