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農業総合スレ
132
:
とはずがたり@大豆キャンペーン
:2004/08/16(月) 15:22
http://www.toyoshinpo.co.jp/daizu/0306_d/d_1.html
国産大豆と助成金(03年5月30日)
home > 大豆おばさんの知恵 > 国産大豆と助成金(03年5月30日)
国産大豆の収穫量は、1999年の187,200トンから2000年の235,000トン、2001年の271,400トンと高い伸び率を記録した。2002年度は270,200トンと前年並みにとどまったが、この伸び率の背景にあるものは何か。
国産大豆の生産量は、コメの減反政策に大きく影響を受ける。コメが余りはじめると米作を休み、大豆作を行うことでコメの生産量を調整する、いわゆる「水田利用再編対策」の代替作物として大豆は生産されてきた。そのため、1994年度に98,800トンまで落ち込んだ大豆生産量が、1996年以降のコメ減反再強化から徐々に上昇し、わずか7年で約2.7倍になったわけである。
しかし、コメ減反だからといって農家がすぐに大豆生産に転換できるわけではない。そこには国からの交付金がからむ。
2000年度から大豆の交付金制度が、これまでの不足払方式から、市場評価が生産者収益に反映されるよう、全銘柄一律の交付金単価を数量に応じて交付する制度に改められた。加えて、大豆の販売価格の低下が生産者の経営に影響するのを緩和するために、銘柄ごとの補てん基準価格からの低下額の8割を補てんする大豆作経営安定対策も盛り込まれた。2003年度の交付金単価は60kgあたり8,220円。
しかし、コメ次第で政策が変化し、生産量が上下する国産大豆には、農家や流通、加工業者は疑問を持っているのも事実。ある豆腐業者は「今は増産されているけど、来年以降はどうか。食品加工業者は一定の品質を保つ必要があるので、生産量が上下したり、米作の田で収穫した品質の安定しない大豆を使うのはリスクが高い」。
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