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農業総合スレ

115とはずがたり:2004/06/22(火) 15:33
輸出できないのか?>欧米では牛の3倍の値が付くシカ肉

「ヘルシー」エゾシカ肉ハンバーガー試験販売 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/food_service.html?d=21yomiuri20040621i516&cat=35&typ=t

 観光客には人気者だが、増えすぎて農林業被害を与える厄介者でもあるエゾシカの肉を使ったハンバーガーを北海道阿寒町の商工会が開発し、8月から9月にかけて町内のレストランなどで試験販売する。

 「エゾシカの飼育が産業として成り立つ」とする民間の研究も報告された。一部で珍味として食べ継がれているエゾシカ肉を手軽に食べてもらえるきっかけになるのか。関係者の期待は大きい。

 エゾシカ肉は牛肉よりも脂身が少なく、淡泊と言われるが、バーガーの開発は、子どもの好みを意識した。使うのは肩やスネ肉。昨年11月に行われた試食会では、家族連れなどが多く詰めかけ、うち約300人がアンケートに答えてくれた。「普通のハンバーガーと変わらない」「あっさりしてくせがない」との声が多く、7割が「満足だ」「売れる」との感想を寄せた。

 試売されるのはテリヤキ、チーズバーガー、エスニックの3種類で1個200円前後。売りは、牛肉よりもカロリーが低い「ヘルシーさ」。マリモで知られる阿寒湖の観光シーズンに合わせ、数か所で販売する。

 エゾシカは乱獲などで一時は絶滅寸前になったが、現在は北海道東部だけで推定13万―23万頭生息する。農林業被害は年間約30億円に上る。これに伴い、道内では年間約6万頭が駆除されたり、狩猟で捕獲されたりしている。

 こうしたエゾシカの肉は、ハンターと料理店との直接取引など、ごく限られたルートで流通しているのが実態だ。西興部(にしおこっぺ)村でエゾシカ料理パーティーを開く主催団体のメンバー、田尾忠夫さん(60)は年間40―50頭の卸、小売り、宅配を手がける。そのおかげで村の名物になりつつあるが、阿寒町の取り組みはエゾシカ肉をより身近なものにしてくれそうだ。

 道技術士センター(札幌市)の地域研究会は、アカシカ養鹿(ようろく)業の先進地ニュージーランドを視察し〈エゾシカの家畜化は有望〉とする報告書をまとめた。同国でも、急増―食害―駆除と、北海道と同じ境遇をたどった末、世界のシカ肉貿易の8割を占める養鹿大国になった。

 エゾシカの家畜化には、病気に関する研究など、課題は多い。食用への心理的な抵抗もありそうだ。しかし、商工会の中心メンバー、五十嵐敏彦さん(47)は「欧米では牛の3倍の値が付くシカ肉を利用しない手はない」と研究を続けている。


[ 2004年6月21日23時46分 ]


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