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★★★ またり文庫@文芸研究板 ★★★

1名無し物書き@推敲中?:2002/09/23(月) 20:10
移設しますた。
投稿サイト「またり文庫」
http://ime.nu/bun.abk.nu/

2ちゃんでの現行スレは>>2

2名無し物書き@推敲中?:2002/09/23(月) 20:11
★★★★またり文庫、その9★★★★
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032107948/l50

随分な荒れようですが…

3管理人</b><font color=#FF0000>(ai5Y6kNk)</font><b>:2002/09/24(火) 19:34
>>2
荒れていると、僕も思います。
新規投稿について、落ち着いた議論ができればいいと、
思います。

4名無し物書き@推敲中?:2002/09/24(火) 22:18
おこられたので来た。
「おつかいレボリューション」の#3読んだ人居る?
漏れは作者じゃないけど。

5名無し物書き@推敲中?:2002/09/24(火) 22:58
読んだ。
文荒れてる。
以上。

6電波師匠</b><font color=#FF0000>(cmOmcGj6)</font><b>:2002/09/25(水) 21:05
今、「秋風」読み直してきました。
(簡素書き目的を外して一つの小説として読みかえすような作品は、
虎時代も含めて数えるほどしかないです。理由は好みで左右されるから…)
作者さんが表板のなんかのスレでおっしゃっていた通り、
良いものを見極める眼力は、やはり感じました。
というのも、最近ガルシアを少し読んでいて(勧められた作品では
ありませんが)上手い具合に自分の個性にラテンの色を使っているなあと
納得したからで。
ラテン文学超初心者の私があれやこれや言える立場ではありませんが、
少なくとも、あの世界では圧倒的な描写でこれでもかこれでもかと強烈に
異国情緒を読み手に迫り、その迫力で有無を言わさずに物語を進めていく
ようなところがあります。
この手は読み手が置き去りにされポカーンとしてしまう危険もはらんでいるものの、
すんなり馴染めた人にはたまらない味になるのでしょう。
で、「秋風」は作者さんの描き方がそんなに強引でないせいか、上手い具合に
スパイスを日本人好みの味に調節したような印象を受けます。その前作の
「拳闘家」ではラテンの色がまだ濃かったせいもありますが、「秋風」では
より作者の本来持つ個性に近付いた感じです。
もう少し、いろんな作品を読んでみたいと思う部分がありますです。
纏まっていませんが、追加の簡素ということで。

7名無し物書き@推敲中?:2002/09/25(水) 22:31
>>6
有り難くいただきますです。
ただ、秋風は思った以上に力が出たですよ。
あの手の語り、はおそらく私の使う文体の中でいちばん得意みたいだし。
そこへきて、たまたま思い浮かんだあの手のストーリーには
あの手の語りしかないと考えまして、偶然それがぴったりと合ったというか。
本気具合なら拳闘家の方が上でしたし、自分にとっての新しい試みとしてなら
因果な仕事の方が強かったと思います。パワーダウンとか書き捨てとか
言われておりますが。

8名無し物書き@推敲中?:2002/09/25(水) 22:39
>>6
それでですねえ、まあ作者の本来持つ「個性」の話ですが、
以前、誰だかが降りてきて秋風作者は借りてきた物語云々、
というのがありましたよね、たしかしっぽさんもいらっしゃった。
私も最後の最後に参加したんですが──あれがすごくひっかかってましてね。
まあ自分の中に拡げた世界を捨てるつもりはないんですが、
常日頃から抱いていた不安(のようなもの)について
指摘されたのでちょっと考えさせられました。

9名無し物書き@推敲中?:2002/09/26(木) 00:52
秋風、正直、そんなにすごいとは思わなかったなあ。
文章力はある人だと思ったけど、それが生きてない。
のどかな春の公園の風景も、メイドの死体も、全て同じ濃さで描写されていて、
すごく読んでて疲れた。
会話表現もぎこちないところがちらほらあるし、
肝心のストーリーの肝である、主人公がなぜ桜しか描けないようになったのかの描写が足りなくて、ハァ?って感じだし。
半分くらいの量に圧縮すれば傑作になったかもと思う。

10しっぽ</b><font color=#FF0000>(cmOmcGj6)</font><b>:2002/09/26(木) 01:19
>>9
失礼ながら、それは「絵桜」という作品では…。
いや、「絵桜」も勿論いいと思いましたけど。

11:2002/09/26(木) 01:26
失礼しました。絵桜です。

12名無し物書き@推敲中?:2002/09/26(木) 19:06
>>4
「おつかい」は文章が弱く、中身は面白いという意見をよく見るが
俺は逆だと思う。特に第三回で設定の種明かしをやっている辺りは
特に笑えもしないし主人公のキャラは崩れるしで酷い。
委員長の祖父の設定なんか、頭で考えて上辺の辻褄あわせただけじゃないかと。
第一話ではネタの馬鹿らしさがあったから良いようなものの、
第二話からはネタに個性が無い。つまり退屈だ。
とりあえず、もっとマラーのキャラを引き立てるべきだったと思われ。

13名無し物書き@推敲中?:2002/09/26(木) 21:43
絵桜はひとつ抜けてる(他とは)と感じる漏れは、情報操作に弱いのかな?w
どっかのスレで騒がれてから読んで、おお!とか思ったから。w
9さんのお薦めは何?

14しっぽたん</b><font color=#FF0000>(cmOmcGj6)</font><b>:2002/09/27(金) 01:15
>>9
絵桜に関して言えば、あれは小説としての体裁がちゃんと整っていたから
評価が高くなったのだと思います。
修行場であるまたりには、その体裁すら整っていないものが9割以上を占めるので、
普通の小説として読んだ人が、絵桜の場合存外に多かった気がするのですけど。
また、あれは作者氏も述べているけれど、ホラーというエンタメジャンルで
書いた作品であって、あれを文芸作品として完璧にしようとすると、かなりの
疑問点が出てきて当然と思います。
ただあれが平積みされてると、買っちゃう人って結構いそうな気がしますよ。
エンタメとしては安心して読める範疇にあるんではと、電波意見抜きにして
考えてみました。

15名無し物書き@推敲中?:2002/09/27(金) 14:43
ホラーかなぁ? ぜんぜん怖くないし。
ホラーって読んでて、巻き込まれるかも、とか逃げ出せない、とか
そういうリアリティが必要だと思う。

どっちかっつーと、グロとかスプラッタでは?
にしては前半がたるい。

仕掛けのプロットはアリだし、細かい文章は書けてるけど
理屈だけ、って感じがしたな。

16:2002/10/01(火) 01:16
>13
あんまり読んでないけど、翼をくださいとか、素直に面白かったな。
途中で猫の名前が変ってたりで、推敲不足の感は否めないけど。

絵桜は、ホラーとしては、大いに問題があると思う。
例えば、後半。主人公がメイドを殺して、
妊婦を殺して、胎児を殺して、自分を傷つけという展開だけど、
あまりにも順序だって書きすぎてインパクトが無くなってる。
過去の回想シーンが終わったら、
いきなり妊婦の腹さばいているくらいの展開がホラーだと思う。

17しっぽ</b><font color=#FF0000>(cmOmcGj6)</font><b>:2002/10/01(火) 22:42
>>15.>>16
んぬう、「ホラー」に対して斯様な突込みが。
擁護するわけじゃないけど、あれは90年代に起こったいわゆるロマンホラー
の流れを汲んでるんですよ。ロマンホラーって、そんなにぞっとするシーンは
ないでしょう。
確かに、「絵桜」あんまり怖いと思わない。残酷なシーンは気分ワルくなるほど
描いてるけど。まあそれがあの作品流なのかもしれない、ということで。

18名無し物書き@推敲中?:2002/10/03(木) 21:56
ぼくは、常々ぽっぽ氏の文章に興味を持っているのです。
またり文庫に投稿された、ぽっぽ作品を見ると、
文章に対する反応は「心地よい」というものと
「とても読めない」という、両極端に分かれているではありませんか。
ぼく自身も、やや読みにくく、分かりにくい文章だと思う事が多いのです。
いつか、誰かがぽっぽ文体の謎を解いて、感想欄で解説してくれるだろうと
思っていたのに、なかなか文体の批評が見られません。「ですます調」が引っかかるという指摘もあるにはありますが、単に語尾が
です、ますであることが、それほどまでに不快感を呼び起こす物でしょうか。

19みつを:2002/10/05(土) 03:27
>>18
そんなもんです。
人間は自分が思っている以上に単純なものです。
単純故に、それに気付かないものです。
しかし、それがまた、人間の味なのです。

20名無し物書き@推敲中?:2002/10/05(土) 07:07
ぽっぽさんの最大の特徴は、作者が語りかけるというやり方で、全てを表現しようとしている事。
細やかなキャラの動きもなければ、会話文もない。
紙芝居みたいなものか。

このやり方で他人の好評価を得ようと思えば、よほど上手くかけてないと無理だと思う。
評価も分かれるだろう。だが、ぽっぽ文章の行き着く先には私自身とても興味がある。

21名無し物書き@推敲中?:2002/10/06(日) 00:44
あ〜、確かにぽっぽ氏はあまり登場人物に近づかない、冷たい三人称タイプだね。
古典童話を意識したとも言っていたし。その割には描写が老人向けだけど。
一度ぽっぽ一人称を見てみたいな。

あと、「柔らかな」って、噂通りの問題作でしたね…
リアリティを感じさせないファンタジーのテイストなのに落ちはあれでちぐはぐだし、
全体的にも「抜きん出ているお金持ち」「本達にはまる」「裏山で取ってきた木の実」
とかの甘い表現が雰囲気を壊してる。最悪なのは「近親カン」。
もう、ほんと恥ずかしいからやめてくれよ〜。(これが言いたかった)

22名無し物書き@推敲中?:2002/10/13(日) 14:57
工藤氏は世界観がいい加減すぎるというか、リアリティを感じられない。
あのままSFかファンタジーにしても通ってしまいそう。
「ドライヴ」は安心して読める世界観がある代わりに物語が古くさいとオモタ。
リアリティとオリジナリティの指向性は反対向きなのかしら。
強いて言えば「おつかい」も工藤氏に近い方向性?
そして小野先生も「時をかける少女」とか言われていたなあ、と無理矢理つなげてみる。

23クラム</b><font color=#FF0000>(Cx62prg6)</font><b>:2002/11/22(金) 10:20
批評スレ、なんとか軌道に乗りかかり――か。
あれで不毛な罵倒が批評的エネルギーに還元されていけば、板全体の空気が引きしまる。
これで、ステを名乗る香具師がどんどん出てくるとよい。

24名無し物書き@推敲中?:2002/11/23(土) 21:23
でも67=クラムだよね。


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