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【7月3日 2限 意見・感想】
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授業に出席された方はこちらに意見・感想を書き込んでください。
なお、こちらに書き込むことで出席とみなします。〆切は3日(木曜日)23:59 までとします。
これを過ぎると出席点に加算されませんので、〆切厳守でお願いいたします。
3回生の報告に入りましたので、以下の条件での書き込みをお願いいたします。
*報告者2人分(1コマ分)で1投稿 ・報告順に従い、
①―さんへ
②〜さんへ と宛名を明示してから本文を書き込む。
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報告お疲れ様です。3回生の小林です。
神田さん
元々三人しかいなかったため、戦時期に三人とも軽井沢に送られたためにやる人がいなくなったという背景が興味深いと感じました。
評論分析から見るマーラー受容の要因として個人の回想ではあるが柴田氏が挙げていた
「西洋的教養」を超えたマーラー独自に対する評論が見つかればマーラー受容がより見え、マーラーがどういう位置を占めるのかも見えてくるのかなと思いました。
深津さん
まず、大衆向けのオペラがあったことに驚きました。一方で宝塚歌劇団などと比べた特徴について疑問が残りました。
地方を巡業しており、大衆文化であるならば、なにかしらの潮流があれば共通の評論があり、潮流がなければ地域性の反映された評論があり、どちらに転んでも面白い研究になりそうだなと思いながら聞かせて頂きました。
浅草オペラの中で人だけ変わらず、劇団がコロコロ変わっていく中で巡業中の講演内容は変わっていたのかが気になりました。
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報告お疲れ様です。四回生の山際です。
①神田さんへ
研究テーマについて新聞史料も用いてよく調べられていると感じました。戦前期の日本の音楽界において、マーラー以外のユダヤ系音楽家はどのように評価されていたのか(他の人物の音楽とマーラーの差異)が気になりました。
今後、戦前期の日本における受容について考察するうえで、国際情勢や戦況の変化も踏まえて分析する必要があると思いました。
②深津さんへ
浅草オペラが全国各地に巡業していたとのことですが、どの地方・都道府県でどの程度公演を行ったのか(地域によって公演の回数・オペラの需要に偏りがあったのか)気になりました。また、地域性に言及するのであれば、複数の史料を用いて検証する必要があると感じました(京都の浅草に対する批判的な意識の裏付け等)。
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報告お疲れ様です。4回生の三木詩織です。
①神田さん
音楽の研究分野にはほとんど詳しくないのですが、だからこそ単語の意味が怪しい部分があったりしたので、下の注釈に一般的でない語句の意味をつけていただけるとスムーズに理解できてありがたいです。
また、長い史料が沢山あったので、沢山読み込まれたんだなと思います。次の報告も頑張ってください。
②深津さん
浅草オペラの受容を研究するとのことですが、そうなると恐らく観劇の感想をどの程度集めて分析できるかということが重要になってくるのかなと思いました。もちろん新聞もそうですが、専門家の意見や、雑誌なども、今後史料として読み込んでいかなければいけないと思います。
民間の意見を集めるのは大変だと思いますが、頑張ってください。
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神田さんへ
報告お疲れさまです。3回生の深津です。史料がないと嘆いていたが、報告に多くの史料を用いていて凄いなと思いました。全然マーラーを知らないのですけど、やっぱりマーラーが戦時下に演奏されない理由にはドイツと仲良かったことからユダヤ人であることは関係しているのではと思いました。
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発表お疲れ様でした。4回生の鈴木です。
神田さん
専門性が高い用語が多く、難しそうな内容でありながらも、テーマを丁寧に定め、分析しており良い発表だと思いました。マーラー作品の立ち位置が少しわかりにくかったですが、解説で捕捉されており、イメージが付くようになりました。
深津さん
細かな部分には差が表れていながら、出し物に対する着眼点や、批判のおおまかな部分は全体的に共通しているのが興味深かったです。また、記事に関しても批判内容から記録者の立ち位置を考察しており、丁寧な印象を受けました。今後さらに扱う記事が増えるとさらに良くなると思います。
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報告おつかれさまです。3回の神田です。
深津さんへ
浅草オペラの受容とのことで、先行研究にやり尽くされているなど聞いていましたが、丁寧に史料を分析されていて、興味深かったです。
また、浅草オペラの公演に対して新聞などで批判されていましたが、観客からは好意的な意見が多くあったのかどうか気になりました。
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報告お疲れさまでした。4回生の愛葉です。
神田さん
勉強不足でマーラーという人物を初めて知りましたが、彼の音楽がどうやって受容されていったのある程度理解することができました。新聞記事と音楽の専門誌で、評論・評価がまた変わってくるのではと感じました。
深津さん
浅草オペラという興行が新聞上で評論されている点が非常に興味深いと感じました。先行研究で小田さんが京都の浅草オペラに関して記しているので、「関西」をテーマにした時に、京都も関西なのでどこで差別化を図るか気になりました。
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神田さんへ
「戦前の日本におけるマーラー受容」を聴いて、ワーグナーやベートーヴェンは知っていたけれど、戦前日本で国家主義傾向に走っていく中で、ユダヤ人系統のマーラーに着目して、演奏曲や演奏形態からマーラー受容について考察しているのがとても面白いなと思いました。史料用いての考察で演奏曲や演奏形態など多角的な視点から考察している点は自分の今後の発表に活かしていきたいなと思いました。
深津さんへ
関東大震災が起こるまでの10年間東京で隆盛を極めた民衆向けのオペラに着目しているのがとても面白いなと思いました。また、地方巡業をしていたという事で、都市の新聞記事から浅草オペラの実態に迫っていて、本日取り上げた都市以外にも浅草オペラについて書かれている記事があるのか今後、気になりました。
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報告お疲れ様です。3回生の坂井です。
①神田さん
私自身音楽の知識がないため理解するのが大変でしたが、マーラー作品演奏の変遷や当時のオーケストラへの評価が分かって非常におもしろかったです。長い史料から必要な部分を抜き出して報告されていて、しっかりと史料を読み込んで考察されていたのだなと思いました。
マーラーの作品が音楽関係者以外の人々にどのような印象を与えて受け入れられていったのかが気になりました。
②深津さん
浅草オペラというものがあることを知らなかったので、聞いていて面白かったです。また、浅草オペラは現在想像するオペラとは違うものだったことも興味深かったです。神戸や京都での浅草オペラに対する民衆の反応や、歌唱と踊りへの評価の違いを史料から読み取られていたので、当時の浅草オペラの認識がよくわかりました。
質疑応答でもあったと思いますが、どの地域でどの程度浅草オペラが地方巡業をしたのかが気になりました。また、行く場所によって行う演目を変えることがあったのかが気になりました。
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報告お疲れ様です。4回生の上殿です。
①神田さんへ
史料を丁寧に分析されており、興味深く聞かせていただきました。
さらに、マーラーに関する史料を探し、マーラーならではの特異性が見えてくれば、より良い研究になると思いました。
②深津さん
私は、浅草オペラというものを知らなかったのですが、報告を聞く中で、面白い研究テーマと感じました。
これからは、大阪、京都以外にも、各地の新聞を探すということで、大変だと思いますが、頑張ってください。
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報告お疲れ様です。3回生の吉田です。
①神田さんへ
今まで見聞きした西洋音楽史というと、複数の作曲家についての、概説的なものが多く、加えて自分自身もクラシック音楽に明るいくないのですが、今回の様なマーラーやその作品に特化した研究はとても面白く感じました。また、その作品が同じ音楽家だけでなく、文学といった他の分野にも影響を与えている点も興味深かったです。
今後の研究対象が日本の文学や思想など多岐にわたっていき、大変だとは思いますが、「音楽が他の分野に与えた影響」自体はとても面白いテーマだと思うので、今後も頑張ってください。
②深津さんへ
自分は浅草オペラについてはほとんど知らなかったので、今回の報告を聞いて、自分が興味を持つのとは少し違う分野での芸能の需要について知ることができ、興味深い報告だと感じました。史料については、今回の様な地方の新聞や授業中少し言及されていた浅草オペラの関連雑誌のほかにも、もしあるのであればその当時舞台に立っていた、あるいは演出等を務めた人物の回想録の様なものも手がかりの一つになり得ると感じました。今後もお互い頑張りましょう。
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報告お疲れ様でした。4回生の八木です。
①神田くん
マーラー楽曲という独創的な観点から研究の視座を示せており、興味深い内容でした。
質疑応答時にも申し上げた通り、「マーラー」「近衛秀麿」という2点を起点にさまざまな広げ方ができる研究だと思います。史料の制約などもあるとは思いますが、音楽史上の時代背景を踏まえた視点を取り入れられたらなお意義のある研究になると思います。
これからも頑張ってください。
②深津くん
浅草オペラについて、大衆文化としてオペラが存在していたことがまず衝撃でした。その分野に明るくないため深いコメントは差し上げられませんが、浅草という街は多くの大衆文化の拠点ともなっている場所です。関西の巡業について研究するにしても、そのオリジンに着目すればヒントは得られるのではないかとも思いました。
これからも頑張ってください。
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報告お疲れ様でした。4回生の三谷です。
神田さん
専門的知識が豊富であり、尚且つご自身の活動や経験が活きた研究内容で、非常に面白かったです。気になった点として、マーラー音楽への批判=ブルジョワにあたる出自である近衛秀麿への批判という点についてです。大正期の大衆文化およびメディアの発達で、そうしたブルジョワやインテリゲンチャへの批判的視点が形成されたのではないかと思いました。またそうした視点以外にも、今回報告で取り扱われた、マーラー音楽が日本の交響楽団に与えた影響などについて、当時の音楽界の間での受け止め方や議論などが、より明確になると良いのではないでしょうか。今後もあらゆる史料から検討しつつ、マーラー音楽の受容を深化させて欲しいと思います。お疲れ様でした!
深津さん
大正前期に一世を風靡した浅草オペラについて知識が無かった分、質疑での深津さんの説明もあり、高い関心を持って知ることができました。深津さんの目指す方向性は、民衆史研究に近いと思われる為、研究上の課題もかなり孕んでくるのではないかと思います。一地域の民衆の浅草オペラの受容を検討する上で、扱う史料についてもその確実性などを念頭に十分な検討が必要になってくるのではないかと思いました。その上で、先行研究との位置付けも比較的明確であり、理解しやすい報告でした。引き続き、今後の史料調査も頑張ってください!
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報告お疲れ様です。3回生の仲澤です。
①神田さんへ
あまり詳しくない分野だったので、聞いていて面白い報告でした。はじめにの部分で述べられているように、マーラーの曲が流行したのが1970〜80年代と、マーラーが亡くなってから、かなり時間が経っていますが、戦前の時点で演奏され批評まで行われているのは面白いなと思いました。これからも頑張ってください!
②深津さんへ
質疑応答でもあったように、オペラと聞くと格式高いイメージがあったので、敷居の低い?オペラもあるんだなと初めて知りました。歌全国巡業の中で、主に関西で行われたのは、やはり京阪神の大都市が近くにまとまっているからなのだろうかと思いながら聞いていました。関西だけでなく、他の都市でも行われていたということなので、引き続き史料調査など頑張ってください!
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報告お疲れ様です。三回生の大西です。
神田さん
三回生前期ながらオリジナリティを見出そうとする姿勢に感心しながら聞いておりました。個人的に重要だと思ったことなのですが、やはりベートーヴェンやワーグナーらとマーラーが日本においてどのように違う受容のされ方をしたのかだと思います。そこがどう違うかによって、研究の位置づけもやりやすくなるのではないかと思いました。
深津さん
浅草オペラの地方興行について研究されるということで、新聞をよく見られているという印象でした。史料提供になってしまうのですが、奈良県では当時、現在の『奈良新聞』はなく、当時の奈良新聞と、中和新聞、大和日報などがあったようです。
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報告お疲れ様でした。3回生の鈴木すみれです。
神田さん
とても史料が多くそこからの読み取りも丁寧になされていて、とても聞き応えがありました。戦前時に作曲家の出身が言及されていたことにとても驚きを感じました。マーラーが日本の作曲家にどのような影響を与え日本の音楽業界が興隆したかについて興味が湧きました。
深津さん
関西での浅草オペラの受容というテーマで私自身大衆文化に興味があるので聞いていてとても面白かったです。大正期にはムーランルージュなどのレビューも盛んであったと聞いたことがあるので、浅草オペラとレビューの関係性について気になりました。他の方が言及されていたように、どこで公演が行われていたか詳しく知りたかったです。
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報告お疲れさまでした。4回生の橋本です。
・神田さん
今後の課題でもあった通り、ユダヤ人の弾圧やナショナリズムがマーラーの音楽、そして受容にどのような影響を与えたのか、どう関連していたのかを考察できるとおもしろいと思いました。先行研究の柴田氏との差異が課題としてついてまわると思いますが、史料もたくさんあるとのことなので今後もがんばってください。
深津さん
ローシーオペラと浅草オペラの違いを報告後の質疑応答を聞くまであまり理解できなかったので、史料を取り上げて扱うのであればもう少しローシーオペラについても補足があってよいのではないかなと思いました。居留地もあり宝塚も近かった神戸では音楽を嗜む素養がありオペラへの反応も良かったという点がおもしろいと思いました。関西をどこまで扱うのか、どこの地域に絞って地域性を見出すのか、ご自身で定義づけできると良いと思いました。
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報告お疲れ様です。4回生の片岡です。
①神田さん
マーラーについてはほとんど知らないので興味深く聞いていました。やはりオリジナリティを見出す点として、ベートーベンであったり、ワーグナーであったり、他の音楽家との比較は外せなさそうですね。近衛秀麿からの視点ではない、先行研究からうまく範囲を外せるような研究になることを期待しています。
②深津さん
浅草オペラは先行研究が多くてなかなか大変そうですね。直接的な研究ではないにしろ、「近代日本の<ダンス-モダンダンス>」の研究がKAKENで見つかっていたので、研究補助を貰っている分野でやるよりは少し外したところの方がいいかという印象を受けました。公演記録のまとめがあるということなので、発展した研究になるといいですね。頑張ってください。
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報告お疲れ様です。4回生の渡邉です。
①神田さんへ
私も大学の部活で吹奏楽をやっている関係で聞いたことがある名前がでてきて、とても興味深く聞かせていただきました。現代の感覚でも、作曲者やその弟子の方から直接指導をいただけるのは光栄なことなので、演奏技術はなくてもとても価値のある出来事だと感じました。また、そういった方々が日本に来日し指導することになったきっかけが気になりました。
②深津さんへ
丁寧に先行研究を見た上で、オリジナリティを確立させ、研究の方向性が定まっているのが、すごいなと思いました。また、大正5年に始まり、約10年という短い間で、民衆に広まり人気になった浅草オペラの魅力はどんなところにあったのか気になりました。民衆に浸透している他の演劇との比較もできたら、より興味深い研究になると思いました。
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