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2017/5/28「放談!現代哲学 2 ウィトゲンシュタイン以降」

23はじ銀:2017/05/30(火) 23:35:01
5/28の例会で「アインシュタイン」「ハイデガー」「W.ライヒ」という三人を出して言いかけて、言いかけすぎて意味不明だった発言の主旨をこちらで纏めさせていただきたいと。これは哲学史として問う物では無いと思いますが。
アインシュタインは物理学の世界で金字塔を打ち立てた物理学者ですが、後に原爆の開発を後押しして本人曰くの「生涯最大の間違い」を犯しました。
ハイデガーは20世紀最大の哲学者の一人として数えられるオールラウンダーで且つ最も重要な書物に数えられる書を著しました。しかし、最近ナチへの積極的な加担が明るみに出ました。
W.ライヒはフロイト後初めて精神分析の手法を体系化しまし、フロイトの後の恐るべき子どもの一人として数えられた有能な弟子であります(でも確かにフロイトへ教育分析を依頼して断られていたような…)。しかし、後にオルゴン療法を提唱し、薬事法違反で捕まり獄死してしまいます。現在の定説としてはオルゴン療法を提唱していた時はパラノイアに罹患していたとされています。
この三人は大きな業績を残しましたが、その後に大きな失敗や挫折があることが特徴です。
W.ライヒについては例会でも少しお話ししたように、その技法や思想の中に将来発症するであろう病に繋がる病前性格から出てきたものはないかなど、精査されたようです。
ハイデガーについてはナチへの加担が確定したことが最近のことなので、これからどのようになっていくかは不透明です。しかし、学問的業績を人類史上最悪の出来事の一つに加担したからといって無くすのはナンセンスです。かといって、そのままというのも何か違う気がする。ここは人種差別という観点からでも、国粋主義的な観点からデモ、某かの読み直しは必要なのかと思います。
ではアインシュタインの場合はどうか。

科学者が間違えたからいって、他の分野とは異なり、全く業績に影響しないというのは何か腑に落ちないなぁと思ったのですが…
同じ学問でも正しさが依って立つところ、または正しさが成り立っているフィールドがその人の「思想」なり「精神状態」なりに影響されるものとされないものがあるいうことで、この話は解決なのですかね。
確かに正しさ、とは「何を以て正しいか」「どの範囲において正しいか」というように考えなくては成らず、その「何を以て」「どの範囲」が上記のような所謂問題とされる物と無縁であれば、結果、業績とは無関係である。と、結論づけて良さそうに思えました。
覚え書きのような物になり失礼しましたm(__)m


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