許し/赦しについて。
In to the Wild という映画で、キリスト教徒であろう人物が「誰かのことを心からゆるせた時 そこに愛が生まれ 神の光が差す 」というようなセリフを言っていたのを思い出しました。汝の敵を愛せという教えのように、何かしらの憎い対象と そこに至る背景全てを受け入れ愛すことで 両者共に救われる、悲しみや苦しみから解放されることの『赦し』というような宗教的な含みを持った意味合いかなというのが私の意見です。(作中の訳で、どちらの漢字が使われていたかは定かではありません。)
解説いただいたアウグスティヌスとの繋がりを感じます。
『許し』は、その場的で諦めのようなものが含まれているかなと。