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【Laneld】総合スレット

1FAFS:2013/01/21(月) 20:50:31
未熟なFAFSの作っているLaneldについてのスレットです

https://sites.google.com/site/rengongyanyulaneld/

2FAFS:2013/01/21(月) 20:52:40
「まず多くの人工言語に訳す時なんてあるのか」とか言うのは勘弁を…

3名無しさん:2013/01/22(火) 09:55:36
minecraftでも、普通に言語オプションでサポートされる『指輪物語』のクウェンヤ語とか、
ミスリルと言う単語がない西洋風RPGはほぼないと言うぐらい有名なシンダール語とか、
一部の層で受けているロジバンとか、
『超漢字』で人工文字アースのフォントがサポートされている星雲賞受賞作品である
SF作品『星界の紋章』のアーヴ語とか、
そこそこ有名な『アルトネリコ』の中央純正律、クラスタ律、アルシエルとか、
アカデミー賞受賞作品『アバター』のナヴィ語とか、
世界的知名度が高いものがいくつか抜けているね。

ええと、多言語参照アポステリオリ言語の問題点だけど、

①言語の種類が1万近くと膨大であるため、基本語彙3000の中に収まらないものがでて、結果として不平等
②自然言語ならば、印欧語族に属する言語の割合が多いため、語族レベルでの不均衡が生じる。
人工言語ならば、ユーロクローン派閥が多いため、
「50%以上のユーロクローン語彙+若干の非印欧単語とアプリオリ単語」という構成に。
③各言語の音象徴やオノマトペがバラバラであるため、語形からの大まかな意味の把握が困難。
④合成語が由来の単語の場合も付属する接辞の意味と語形が統一感がなく理解困難。
⑤日常的に使用テストされた語彙セットではないため、語形の類似・バッティングが生じやすい。
⑥以上のことから、あらかじめ多種多様な言語に関する知識と教養を持った人物以外は、通じにくい。
1994年当時のメルさん(5)のように擬音語は覚えてもそれ以外はさっぱり分からない事態が生じる。

ええと、アルカ史では、日本語・フィンランド語・英語・リーザさんの人工言語の混合言語、
いわゆる多言語参照アポステリオリ言語の時代は、あらかじめ色んな言語の教養を持っていない人物、
例えば幼児には通じないという人体実験データが出た結果、
1995年以後、オノマトペベースのアプリオリ言語へ段階的な以降をとげたのです。
2001年段階でも、「あの女、アディーって名前っぽい」ということで、成人女性をadiと読んでいたり、
2004年段階でも、メルさんの犬の名前でxiloがドラゴンの意味で使われていたり、
今も、「親切な」は、日本語の「大丈夫」由来のdajだったりするけど、
段階的に、多言語参照な部分は排除されてゆく傾向で推移しているよ。

そういうことで、多くの人工言語を人工言語で訳す場合、となるとデファクトスタンダードで知名度が高い、
基本語に関しては単一語族参照アポステリオリ言語のエスペラントを使うと言うのが、
現状の妥協点なのです。
そして、人工言語の仕様説明は英語で行うと言うのが現状だね。
各国では、各々の国の言葉を使うと言うのが分かりやすいのです。

中間言語として実用する場合は問題点が多いため、
多言語参照アポステリオリ言語には価値がないのかと言うとそうではなく、別の価値があるよ。
ある特定の時代・国のある特定の思想傾向を持った個人が認識する世界観を表現する
貴重な歴史学・哲学史の史料価値があるのです。博物館的な価値だね。
例えば、ノシロの場合、20世紀末の日本のある種の人にとっては、
英語・エスペラントをはじめとした欧米への反発があり、
多様な言語を内包した独自の方向性を指向する意思があると言うのが分かる一方で、
それらの語彙や文法・語法を転用し活用しなければ、システムが維持できないということが分かるよ。
まるであの当時の日本文明、アメリカに反発しながらもアメリカがもたらした利器や制度・在日米軍を
活用しなければ、国自体が成り立たないというもどかしさが見て取れるのです。
飾りの部分は和風・異国風にできても根幹システムはアメリカ的でないと壊れてしまうのです。
そして、多言語参照をうたいながらも半分以上英語からの借用語と言うところが、
どれだけ深く浸食しているのか、アメリカ成分を取り除いたら皮しか残らないぐらいの日本文化の衰退を如実に表しているよ。
あとは、どの言語の語彙をどれだけ採用しているかで、その言語作者個人が、
どれだけどの国との繋がり・親和性が高いかというのがわかって、当時の国際情勢なども読み取れたりするね。
アフリカとはあまり繋がっていないけど、隣国の韓国や中国は繋がりが深いとか、そういった当時の国際情勢も把握できるのです。

4luni ◆CcpqMQdg0A:2013/01/22(火) 10:07:06
あとは、表面上国際的な雰囲気が出るラテン文字だけど、
実際には仮名文字の五十音発音に基づいて構成されたアブギダ文字であるノシロ文字で、
表面的には異文化に合わせようとしているけど、実際には異文化を知らない無知なところ、
無自覚に周りを自分の流儀に合わせようとする自文化中心主義に捕らわれているという
当時の日本人の無意識の精神性も如実に表しているのです。
歴史学的、哲学的には、当時の民衆の意識調査史料として、多言語参照アポステリオリ言語は、
勉強になるものだよ。
人工言語は、多様な文化の概念をその作者の見方で作り上げるわけだから、
まさに精神世界そのものなのです。

5FAFS:2013/01/22(火) 19:49:30
大丈夫でしょと言いたいがやはりそうなりますな
シンダール語とか何処に辞書があるかわからないし←泣言
ヒュムノスは大丈夫として ナヴィ語資料は何処や…
優先度としては

極小言語群>ミリ語・ユーロクローン群(ミリ語>ユーロクローン群)>アルカ・エスペラント(エスペラント>アルカ)
ってなってます

6luni ◆CcpqMQdg0A:2013/01/23(水) 09:25:51
ええと、ここのAlphabetical sindarin-English dictionaryとか、英語圏なら資料があるね。
架空言語なのにやたらと知名度の高いミスリルで有名な言語だよ。
http://www.jrrvf.com/hisweloke/sindar/online/english.html

クウェンヤも英語圏ならあるよ。
http://www.jrrvf.com/hisweloke/sindar/online/english.html

文法解説つきのナヴィ語辞書だね。
音とか屈折とか、難度高めなのです。
http://eanaeltu.learnnavi.org/dicts/NaviDictionary.pdf

多言語参照アポステリオリ言語というのは使用者だけでなく、
作者にも相当程度の広範な語学の知識を要求して、
簡単なようでそこそこ作成難度が高いのです。
歴史的に言えば、アプリオリ言語のほうが先に成立したというのも、
アポステリオリ言語はアプリオリ言語以上に自然言語に対する前提知識を多く要求して、
作る場合、敷居が高いということなのです。

エスペラントやユーロクローン系でうまく行ったのは、語族が同じで、日本語族からみれば
互いに方言レベルだった、と言うことだね。
東北方言や九州方言でも、かろうじて意思疎通は可能だから、全く知らない未知の語形
というのにヒットする確率が低いのです。
音では分からなくても、スペリングを見れば、欧州はだいたいラテン語の影響範囲下だから、
分かると言う感じだね。一種の漢字文化圏と類似した状態にできるのです。
仮にザメンホフが語族違いの中国語や日本語の辞書にまで手を出したとしたら、
実用できる段階まで最後まで作りきることはできなかったと言われているよ。


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